勇者「魔王倒したけど仲間とイチャイチャしたいから旅しよう」 (1000)

仲間集めといえば酒場だよな



~酒場~
勇者「マスター、女を3人ばかり連れていきたいんだがいいのいるかい?」

マスター「そうだなこんなのはどうだい」


>>3 年齢と職業

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416709574

21歳 騎士

マスター「まずはこいつとかどうだい?」

女騎士「はじめまして勇者さま。お目にかかれて光栄です。私は女騎士と申します。」

なんだこいつ胸でかいぞ…
鎧の上からでも分かる豊満な胸、小麦のような艶めかなロングの髪、そしてなによりかなりの美人だ

勇者「よろしく女騎士。世界の状態を見てまわる旅に同行してもらいたいんだがいいかい?」

女騎士「もちろんでございます勇者様と旅に出られるとは栄光の極み。あなたの刃となりましょう。」


マスター「さて次はこいつだな」

>>5年齢(10代)と職業

11 魔物使い

>>5
マスター「あそこで魔物に餌やってるあの子はどうだい」


きた幼女!
ブロンズのショートヘアが童顔を引き立たせている! そしてなにより貧乳がいい味出してるぜ


勇者「こんちにはお姉さん。その魔物はお姉さんのお友達なのかい?」

魔物使い「ん? お兄ちゃんだれー?この子はピィっていって私が小さい頃から一緒にいるの!」

勇者「いきなり声をかけてごめんね俺は勇者。世界を見て回る旅をしようと思ってるんだ」

魔物使い「お、お兄さん勇者様だったの!? うちもいっていいの!?」

勇者「うん! 是非来て欲しいな!」

魔物使い「わーいやっと街の外に出られるー! やったねピィ!」

ピィ「ピギー!!」

マスター「さて最後はやっぱりこいつだな」

>>年齢職業

18 僧侶

ミス>>8

僧侶「よろしくおねがいいたします勇者様」

きたぞ!
真っ直ぐに伸び、目を奪う長い髪の毛
胸は少し残念だが細身で幼さを残した顔立ちながら気品と美しさを兼ね備えている

完璧だ……


勇者「君が僧侶だね。まだ若いようだけど年はいくつかな?」

僧侶「>>12です」

19

僧侶「>>19歳です」

魔物使い「あー勇者さま女の人に年齢を聞いちゃいけないんだよ!」

「ピギー」


人間に言われるのはなんとも思わねえけど畜生に怒られんのはムカつくな…
焼いて食うぞ。

勇者「ははは、ごめんごめん」

勇者「さてみんなパーティが揃ったし改めて旅の目的を話しておきたいと思う」

勇者「魔王は倒した。でも今でも魔物はかなりの数が残っていて被害とかは深刻な状況は変わってない」

勇者「だから世界を回って世界の状況を見て回りたいと思ってる。そのために一緒に来て欲しいんだいいかい?」


ま、嘘なんだけどな!
お前たちは後でたっぷりと楽しませてやるぜ

女騎士「もちろんです!」

魔物使い「いいよー! 楽しそー!」

僧侶「微力ながらご一緒させていただきます」

その畜生ちゃんの容姿をkwsk

勇者「ま、かたくるしいのはここまでだ」

勇者「改めて俺は勇者、様とかつけずに勇者って呼んでくれ。みんなわりと歳近いしな」

女騎士「わかりました勇者」

魔物使い「いいよー! 早く旅に出ようよー!」

僧侶「魔物使いちゃんは気が早いね。準備は済んでるんですか勇者?」

勇者「おう、馬車から食べ物洋服まで完璧だぜ」


大人のおもちゃもな!

個人的には幼女にはモッフモフなデカイ狼が最高。知能は犬そのもので

ケモナー好きは良いけど嫌な人もいるんだからな

勇者「よしじゃあ出発するぞー」

魔物使い「おー!!」

僧侶「ふふ、かわいいですね」

勇者「まずは俺が馬車の手綱を握るからな。みんなも覚えてくれよー」

女騎士「私も出来るぞ。騎兵戦もできるしな。」

魔物使い「ピィの手綱なら握れるよー!」

勇者「そりゃ手綱じゃなくてリードだな」

魔物使い「ちがうよー! ピィは変身するんだよー」

勇者「へーインコがカラスにでもなんのかよ」

魔物使い「ちがうよー! おっきい狼になるんだよ! ねぇピィ」

ピィ「ピギー」

勇者「はいはいいいからいくぞー」

魔物使い「もー信じてないでしょぜったい」

魔物使い「勇者ーつまんなーい」

勇者「はぁ!? お前さっきあんだけ外出たいって騒いでたじゃねえか」

魔物使い「だって馬車に乗ってるだけじゃつまんないよー」

僧侶「じゃあ魔物使いちゃんは私と一緒にお勉強しよっか」

魔物使い「え? どうして?」

女騎士「だって魔物使いちゃんはまだ初等教育終わってないですもんね」

魔物使い「やだー! うち勉強きらいー! 助けて勇者ー!」

勇者「知るかーガキはとっとと勉強しやがれ」

魔物使い「勇者のバカー!!」

勇者「ピギー」

ピィ「ピギャー!!!」

女騎士「子供と張り合わないでください勇者……」

女騎士「まだ次の村にはつかないんですかね…そろそろ陽が沈んでしまいますよ」

勇者「そうだなー…しばらく着かないしここで野宿にするか」

魔物使い「わーい野宿ー! 」

ピィ「ピギー」

勇者「なにが楽しみなんだよ」

僧侶「みんなで夜も一緒だからちょっと楽しみなんだよね」


きたか! 待ちに待った夜だぜ
だが焦るな…ここですぐに手を出してはいけない!! 嫌われて村に戻られちゃ意味がない

勇者「そろそろテントと火を起こすか」

女騎士「火の番を決めなきゃいけませんね」

勇者「まずはご飯できるまでの火の番を決めるか…じゃんけんでいくぞ」

魔物使い「せーの 、じゃーんけーん」

ピィ「ピギャー」

勇者「なんで俺になる」

魔物使い「日頃の行いが悪いんだよー」

ピィ「ピギー」

僧侶「こら! 世界を救った勇者さまですよ」

勇者「そうだぞ敬え糞ガキ」

女騎士「かの英雄も歳相応の子供ですね」

僧侶「では何か食べられそうな薬草とか探してきますね」

勇者「まぁ次の街までの食料はあるし見つかったらでいいからな」

女騎士「ではちょっと待っててください勇者」

魔物使い「いってくるよゆうしゃー!」

ピィ「ピギー」

勇者「おーう頼んだぜー」

旅の初夜だ

一緒に旅をする仲間には美女に美少女にうるせー鳥付きの美幼女ときた

これは手を出さなければ男じゃねえ

だけどまだ焦るべきではない

ここでこれからの楽しみを無駄にしてはいけない

まずは焦らずゆっくりと関係を作っていくべきだな…よし


「ピギャー」

うるせえなぁこの鳥は本当に

「ピギャー」
「ギャオオオオオオオス」


勇者「は?」

勇者「おいおい……なんでこんなところにドラゴンがいんだよ?」

勇者「しかも子供連れときた…」

勇者「子育て中のドラゴンは凶暴化してるときた……あーめんどくせえ」

「ピギャー」
「ピギャー」
「ギャオオオオオオオ」

ゴウッ


ドラゴンが焼け付く火炎を吐き出してきた

ふんっ

鞘から抜刀、居合い一閃

火炎を切り裂く


勇者「あのよー…逃げてくんねえかな俺だって無駄に殺したくねえんだよ」

「ギャオオオオオオオオオオオオオ」

勇者「俺に喧嘩ふっかけたのが悪かったな」

右手に魔翌力を集中させる

魔翌力を使うときの体を中心に引き込まれる独特の感覚に襲われる


まぁもう慣れたけどな


右手に掲げた剣が膨大な魔翌力を含み七色に光る

いくぞ


勇者「ギガスラッシュ」

うーん今日はここまでにします

今までSSなんか書いたことないのに突発的に書きたくなった……駄文しか書けず後悔中

改善すべきところとか感想とかレスくれるとすごく嬉しいです

>>15
自分は幼い龍を想像してました
あとは>>18見ていいなこれって思ったので勝手に採用させてもらいました

今後はバトルとか真面目な話は極力少なく、イチャイチャとかエロとか書いていきたいと思います

女騎士「勇者! 大丈夫ですか!!」

魔物使い「うわ、なにこれ!?」

僧侶「ど、ドラゴンですかこれ…?」

ピィ「ピギー!?」

勇者「おーおかえりドラゴン倒しといたぞ」

魔物使い「ドラゴン…すごいねー! 食べられるかなぁ!?」

僧侶「た、食べられるんですかこんなの!?」

女騎士「超高級食材ですよ。ドラゴン自体が希少ですし討伐するにも国の一兵士団が必要ですし。」

勇者「ま、俺は一撃だったけどなわっはっは!」

僧侶「ほ、本当に勇者様なんですね…」

ピィ「ピギー…」

勇者「よし少し食ってあとは売っちまうか」

魔物使い「わーいこれ食べていいの!?」

勇者「当たり前だろ俺だって食いたいしな」

僧侶「こんな贅沢をしていいのでしょうか」

魔物使い「いいんだよーみんなで食べよーよ!」

勇者「おっしゃーバラして食うぜー」

勇者「ふぅー食った食った」

女騎士「絶品でしたねまさかお肉だけでここまで美味しく食べられるとは」

僧侶「こんなに食べたら太っちゃいます~…」



ふむ…確かに胸に肉が付けばいいのにな


魔物使い「あ、そうだゆうしゃ。さっきあっちに温泉があったよ!」

勇者「なに!? 温泉だと!?」


これはやるしかないだろう…アレを!!


女騎士「ちょうどいい温度でしたしあれなら入れますね」

僧侶「私も髪が長いので出来るだけお風呂に入りたいです」

勇者「よし決まりだみんなで入るぞ!」

女騎士「な、なにを言ってるんですか勇者はここで待機に決まってるでしょう!」

勇者「なぜだ! 俺だけ除け者にするなよ」

僧侶「さ、さすがに私も男の方と一緒にお風呂というのは……」

勇者「く、くそー!!」

結果俺一人で火の番をすることになってしまった


なんてここで、俺が引き下がると思ったか馬鹿め!!


勇者「いざ参らん!! 聖なる楽園へ!!」

女騎士「はぁ……いいお湯ですね」

僧侶「えぇ本当に…」

魔物使い「むー……女騎士おっぱい大きい」

女騎士「こんなもの、邪魔なだけですよ」

僧侶「いやいや本当に…うらやましいですよ」

魔物使い「僧侶だって細いじゃーん!」

僧侶「魔物使いちゃんだってこれからきっと綺麗になりますよ」

魔物使い「やだー! うちも僧侶とか女騎士みたいにおっきくなりたーい!」

僧侶「私は別に大きくないですよ…」じー

女騎士「焦らなくていいんですよゆっくり大人になればいいんですから」

女騎士「僧侶もまだまだ若いんですから無理して気を張らなくていいんですよ」

魔物使い「うーん…うちも大人になったら女騎士みたいに綺麗になれるかなー!?」

女騎士「もちろんですよ」なでなで

魔物使い「えへへー」

僧侶「ところで勇者ってもっと堅いイメージかと思ってました」

魔物使い「僧侶とか女騎士と違って子供だよねー!」

女騎士「ふふ、本当にそうですね。でもあのドラゴンを一撃で倒す実力は本物ですね」

僧侶「本当にびっくりですよ。魔物使いちゃんと張り合ってる勇者と同一人物とは思えないくらい。」

魔物使い「でもさー勇者って時々変じゃない?」

僧侶「あー確かにちょっと怖い目をしますよね」

女騎士「なんというか…邪念に満ちた目をしてますよね」

僧侶「ま、まぁきっと根はいい人ですよ」

女騎士「2人ともガード固くなさそうだから気をつけるんですよ」

魔物使い「防御力は低いからピィに守ってもらうよ!」

女騎士「そっちの意味じゃないんですけどね……」

僧侶「ふふ。でも女騎士さんもちょっと私たちにガード硬すぎですよ 。これからは長いんですしもっとフランクに仲良くしましょうよ!」

女騎士「そう? じゃあ僧侶って呼ぶね」

僧侶「はい♪ 私も女騎士って呼びますね」

魔物使い「うちも僧侶と女騎士って呼ぶー!」

女騎士「魔物使いは前からそうでしょ」

あははは


これが世に言う楽園なのか


木々から見える水辺には二人の美女とチビと畜生がいる


女騎士は濡れた髪がプロポーションの良さをさらに引き立たせている、であろう


僧侶は普段たな引かせている黒髪をバックにもっていき、その童顔を溢れんばかりの笑顔で歪ませている、のだろう



……そう、ひとつ問題がある


湯気で見えづらい挙句温泉の色で肝心なところが見えないのだ



くそが……



気配を消してもう少し近づいてみるか?


いやしかし女騎士もなかなかの技量がある

つまり気配を感づかれやすい!


勇者「ちっ…ここが限界か」


歯?みする思いでここから覗きを続ける



魔物使い「うちのぼせそうだから先に上がるね」




ちくしょおおおおお!!!


なんでお前が先に出てくんだよ!

お前の裸なんて見えてもなんとも思わねえし、戻らなきゃ火の番をサボってたことがバレちまう!!


勇者「ちっくしょぉ……」


俺は泣く泣くテントに戻ることにした。

勇者「はぁ……」

魔物使い「ただいまエロゆうしゃー」

勇者「だれがエロ勇者だクソガキ!!」

魔物使い「ガキっていうほうがガキなんだよガキゆうしゃ!」

勇者「はぁもう疲れた…さっさと温泉に浸かって寝たいぜ」

魔物使い「あーもうそろそろ行っていいと思うよ。女騎士と僧侶出る頃だと思うし」



ほう?

つまりまだ、出ていないという可能性もあるわけだな?

これは急げばチャンスはまだあるということ!!

勇者「よっしゃ急いで行ってくる!!」

魔物使い「? 変なゆうしゃー」



急げ俺!!


風よりも雷よりも早く!!



楽園へと突き進むのだ勇者よ!!



足へと魔翌力を集中させる



勇者「ピオリム!」


僧侶「あ、勇者~お風呂いただきましたー」





ちくしょおおおおおお!!!



女騎士「どうしました勇者? スピード増加させる魔法なんか使って」

勇者「いや、ちょっと早くお風呂入りたくてさ……」

僧侶「そんな寒い季節じゃないですけど、やっぱりお疲れでしたか?」

勇者「ははは……まぁね……」

僧侶「いいお湯だったね女騎士~♪」

女騎士「そうだなー天然の露天風呂とは乙なものだった」

勇者「なんか仲良くなってるし……」



これが裸の付き合い効果かくそおおおお



僧侶「勇者がよければタメ口にしましょうよ~」

勇者「あー…もうなんでもいいっすよ…」

女騎士「そうか、じゃあ遠慮なくタメ口にさせてもらうぞ勇者」

僧侶「わーい勇者とも仲良しになれたね」


これが女のノリってやつなのか

そんな感じで一人で風呂だよくそぅ……


なんか虚しくって普段風呂で処理する俺も今日はやる気が起きねえ



勇者「はぁ……」



ま、しょうがねえさ

むしろイベントはこれからだぜ?


So! 熱い夜はこれからだ!



待ってろよ女騎士ー!
待ってろよ僧侶ー!!

寝てろよクソガキー!!

勇者「いいお湯だったー(棒)」

僧侶「あ、おかえりなさい勇者」


あーこのほのかに濡れた髪が色っぽいなー



魔物使い「おかえりー勇者」

「グルルルルル…」



!?

なにこいつ!?

白いでけえ犬のような生き物に羽が生えてやがる!!


そしてそれによっかかってる魔物使い何者!?


勇者「おい、それって…」

女騎士「それピィなんですよ」



はぁぁぁ!?



僧侶「モフモフで気持ちいいんですーキャー♪」

魔物使い「実はこっちが普段のピィなんだよー」

勇者「さっきまでの羽生えたトカゲなんなんだよ…」

魔物使い「ピィって牙龍の中でもすごいやつなんだよ!」



はぁ?



魔物使い「ピィはねードラゴラムができるんだよ!!」

え、えぇぇ……


あのドラゴンに変身するやつだよな?
まじかよコイツ怒らせるとやべえんじゃん



魔物使い「でも、普段はおっきくて人目に付くと大変だから小さくへんげしてもらってるの」

「ガウッ」

勇者「ほー……なぁ触っていいか?」



がぶっ




勇者「いってええええええなにすんだよこの犬っころ!!」

「ガウッガウッ!!」

魔物使い「普段からうちに意地悪するからだぞヘーン」



本当にこのクソガキ……

僧侶「だ、大丈夫ですか勇者! いま回復しますからね」

勇者「あ、あぁありがとう」

女騎士「ピィ? 勇者は魔物使いをいじめてるわけじゃないんですよ。だから勇者に噛み付いちゃいけません。分かった?」

「ガウッ」

魔物使い「ごめんねゆうしゃー」

勇者「ん? あぁいいぞこれくらい痛くも痒くもねえよ」

僧侶「ふふ、そのわりに半泣きでしたよ勇者」

魔物使い「え!そうなのー? 男の子なのに泣いちゃいけないんだー!」

勇者「うるせえ泣いてねえクソガキ!!」

勇者「ふぁ……そろそろ眠くなってきたなぁ」

魔物使い「うち全然眠くないよー!」

勇者「子供はさっさと寝ないと女騎士みたいなボンキュッボーンになれねえぞ?」

僧侶「女騎士さんやっぱりよく寝てたんですか」

女騎士「あー確かによく食べてよく寝てたなぁ」

魔物使い「ほんとー!? じゃあうちも早く寝るー!」


単純なガキめ

勇者「じゃあ火の番どうするか。魔物使い抜いた3人で交代でいいか?」

女騎士「はい、それがいいでしょう」

僧侶「私も賛成です。魔物が現れたら叫ぶので起きてくださいね…」

女騎士「大丈夫だから泣くな」ヨシヨシ

僧侶「ぐすっ」



かわえぇー!!




女騎士「勇者は今日一日馬車を引いてたのでお疲れでしょう。先に休んでてください。」

勇者「すまんなー先にじゃあ休ませてもらうわ」

魔物使い「ねぇゆうしゃー。寝袋ひとつしかないよ?」



にやり



僧侶「え? じゃあ一人が火の番をして…もう一人が寝袋で……」

女騎士「もう二人が馬車の中か」




ふはははは!!

これを待っていたぜ!!


完璧な計画!!

夜どんな時であろうと2人っきりで寝るチャンスを作る!!

完璧だァ…我ながらあっぱれだ……



勇者「わりぃけど俺疲れたから馬車で休ませてもらうわー。あと一人適当に馬車に入ってきてくれ」

僧侶「ゆ、勇者!?」

魔物使い「えーどうする? ゆうしゃのことだから何もないと思うけど…」

女騎士「な、なにかされたら叫べばいいしな…」

僧侶「そ、そうですよね大丈夫ですよね」

魔物使い「じゃあ誰が勇者と寝るか決めようか」

僧侶「う、うぅ……じゃーんけーん」


>>56誰か

行き当たりばったりで話を書いてるんですが読み直してみるとひどいですね……
キャラも定まってなくて読み苦しいとは思いますが、応援アドバイス何卒宜しくお願いします
安価なら↓

女騎士

女騎士「ぐっ……私か」

魔物使い「大丈夫女騎士? うちが行こうか?」

女騎士「いえ、大丈夫。 何かあったら力ずくで止めるしね」

僧侶「じゃあ先に火の番をしてますね。後でまた起こしますね」

女騎士「あぁ…お願いするよ」

女騎士「じゃあ2人ともおやすみ」

魔物使い「おやすみ女騎士ー」

僧侶「おやすみなさい女騎士。なにかあったら起きてくださいねー!!」

魔物使い「泣かないでよ僧侶ー」



ふぅ…少し怖いけどなんとかなるだろう。

別に勇者といえど抵抗して声を出すくらいは出来るだろうし。



……なにをドキドキしているんだ私は!

寝るだけじゃないか!



女騎士「入るよ勇者」

と、ごめんなさい少しみなさんに聞きたいことが何点かあります


1.魔物使いって、長いから「魔使い」に名前を略してもいいか

2.これから18禁な展開はありにするか、なしののほほんとした感じにするか

3.勇者視点で話を書いていくか、それぞれ個別の視点になる時もありにするか


どれがいいでしょう?

ほかにも、希望とかあれば聞いていきたいと思います

勇者「ん? おぉ、女騎士か」

女騎士「う、うん私が次の火の番までここで寝ることになった」

勇者「毛布も1枚しかないからよー悪いけどくっついて寝てくれ」


毛布が一枚!?

く、かなり近付いて寝なくてはいけないじゃないか……


女騎士「じゃ、じゃあ失礼する」

勇者「わりと狭いな…」

女騎士「う、うん……」



ち、近い!

手を伸ばせば触れるどころが抱き寄せられる距離だぞ

うー……初めて男性と一緒に寝室を一緒にする状況でこれは少し緊張するな……



勇者「大丈夫か女騎士?」

女騎士「は、はぃ!」

勇者「ぷっ……なんだよそれ」



やばい!!
緊張しすぎて声が裏返ってしまった!!

うわー恥ずかしい……


女騎士「うぅっ……こっち見ないでくれ勇者……」

な、ナンダコレワ!!

なにこの可愛い生き物!!

普段は凛としてて気が強そうな女騎士がこんな可愛いことになっている!!

くっこれは試練だ……

どう返すか!!


①「わ、わるい……」謝って寝る

②「かわいいよ女騎士」エロは我慢するぞ!

③「もうダメ、我慢できない」どうなっても知らん

ミス

>>二個↓

勇者「かわいいよ女騎士」

女騎士「え、な、なにを!?」


そういって勇者はわたしを抱き寄せた

びっくりして声が出ない


勇者「いきなりごめん。驚かせちゃったな」

女騎士「う、うん……えと……」

勇者「女騎士すごいいい匂いする」

女騎士「な、なにしてるの勇者!?」

勇者「女騎士は俺のこと嫌い?」

女騎士「そ、そんなことはありませんけど……ちょっと驚いてるだけで…」

勇者「ごめん、ちょっとこのままでいさせて」




そういって勇者は私に抱きつく

さっきまで何かされたら叫ぼうとか思ってたのに、声なんて全く出ないや

というか不思議と嫌じゃない



よしよし




そういって勇者をなでてあげることにした

女騎士「前の旅は大変だったんだよね勇者」


勇者がビクッと体を震わせる


女騎士「あなたの他には誰も帰ってこなかった……それでもあなたは帰ってきた。きっと私たちの想像もできない大変な事があったんでしょう」



勇者は3年前に魔王討伐の旅に4人のパーティで出発していた

そして一年前に勇者一人で魔王討伐の知らせを国で行った


では残る3人は?



誰もがその点が気になっただろう

しかし誰も聞くことができなかった


勇者の防具や剣、衣服は血に染まり、呪いの防具を身につけてまで魔王を討伐したのだ


何が起きたのか想像するのは難しくない



勇者「聞きたい? 女騎士」

女騎士「勇者の重荷を少しでも私が軽くしてあげられるのなら」

勇者が自嘲気味に笑った

勇者「女騎士、嫌な思いさせちゃうよ」

女騎士「大丈夫ですよ。お姉さんに話してみなさい」

そういって勇者を私は抱きしめた


勇者「ぐっ……」




思い出しただけで泣いてしまうほど辛く苦しい旅だったのでしょう

抱きしめながら勇者の頭を撫でて言葉をそっと待ちます



勇者「さいしょに死んだのは戦士だった」

戦士は誰よりも正義感に厚く、俺よりも勇者らしい男だった


困ってる人がいれば手を貸して、人助けのためならば魔物狩りにも恐ることはなかった


だがその正義感が仇となった


魔物は魔王城が近づくにつれて強力に、知能が強く、人型に近づくという特性があることを俺たちは知った



旅の終盤で出会う魔物はみな人のそれと同じだった



家族で暮らす魔物も多くいた
人となんら変わらない姿なのである


しかしそれを俺たちは殺した


魔物があげる悲鳴は最早魔物ではなく人と同じ悲鳴


俺らの心はすぐに麻痺していった


そして旅で困るものは食料と水だった


水がなければ魔物を殺して奪い、腹が減れば魔物を殺してそれを食らった


俺らは生きるために人を殺していたのとなんらかわりはなかった

そんなある時に戦士はこういったんだ



戦士「俺らは魔王を倒さなくてはいけないのか?」


みなうんざりしてた

常に魔物を殺して奪い肉を喰らう日々

だが俺たちは進んだ


今まで殺した魔物に申し訳が立たないから
もはや人間なんてどうでもよかった

ただ使命感だけが俺たちをつき動かしたんだ



そしたらな


戦士がよぉ




自殺したんだ

きっと人一倍真面目なあいつには耐えらんなかったんだろう


だが俺たちは突き進んだ


ある時俺らはひとつの村に立ち寄った


そこでは魔物に子供が攫われるという被害がある村だった

被害を止めるよう魔物の討伐依頼を受けた俺たち3人は魔物の集まる村に向かった


そこで俺たちは異様な光景を見たんだ


連れ去られた子供と魔物が一緒に生活しているんだ


魔物は子供を誘拐して人間がいかに間違った生活をしてるかを教えたんだろう

そんな異質な村だった


だから俺たちはその魔物の村を滅ぼすことはなく、元の人間の村に顛末を話した

そしたらその村の奴らはなんて言ったと思う?

そんな風になった子供は魔物といっしょだってな


あの人間たちは怒って夜に魔物の村に火を放ったよ


魔物も子どももひとり残らず皆殺しにされた



魔法使いはそれが許せなくてな


その人間の村を魔法で一瞬で消滅させた

しかしそれは決して勇者のパーティが、やってはいけないことだった

神の御加護を受けた俺らは故意に悪意のない人間を殺してはいけないことになってるんだ


それを魔法使いはわかってて人間を殺したんだ


そしたらどうなったと思う?



魔法使いはその瞬間に体の内側から破裂したよ


肉が血が骨が皮膚が脳が目玉が吹き出した



俺と残った僧侶はそれを食ったんだ


魔翌力が蓄えられているそれらはうまかった

なんで食ったんだって思うだろ?


俺らはもう人を食うのに慣れすぎていた


飢えてる俺らの前にうまいとわかってる肉があれば食うに決まってる

かつての仲間? 知るかそんなの
目の前にあるのは人間だった物だろう?


そう思ってたよ
というかなんの感想もなかった


今ではありえないなと思えるけどね、当時はさ、ほら

残った僧侶、いやそういえば旅の途中で賢者になってたか。


まぁとりあえず賢者だったか僧侶だったかと俺は魔王城にたどり着いた


だけどな、魔王の側近に為すすべもなく俺は蹴散らされた


そっからはよく覚えてねえんだよ


ってか死んだからな


こっからは俺の推測なんだけど

木っ端微塵になった俺を賢者はきっと無理やり蘇生させたんだ


蘇生魔法ってのは人の形を保っていればいるほど簡単に組成ができる

が、逆に人体が半分以下しかない場合はほぼ蘇生は絶望的なんだ


だけど賢者はやってのけた


木っ端微塵になった俺を生き返らせるには膨大な魔翌力が必要だった


女騎士は知ってるよな


魔翌力を使うと自分の体が中心に向かって引きずり込まれる感覚を


賢者は自分の全魔翌力を限界を超えるまで使ったんだ
限界を超えても使い続けたんだろう


そんな風に魔翌力を使い続けたらどうなると思う?



あいつは小さな肉塊になった

女騎士も伝説の中で出てくる賢者の石って聞いたことあるでしょう?


あれだよ



賢者は賢者の石になった



石っていうか肉だけど



まぁいいや



その石っていうか肉は永遠と回復魔法を唱え続けていた
その肉を食ったんだ俺は



魔翌力底なし常時回復状態の俺が負けるわけが無いだろ?



だから魔王も難なく殺せた


あとはまぁ王国に報告して、ボーッと一年過ごして今に至る

勇者「そんな旅をしてきたよ。今はもうなんていうか、過去のことって無理やり押さえつけてるけどね。って女騎士!?」



私は胸が張り裂ける想いだった

人間の想像を遥かに超える出来事を勇者は経験していたんだって気づいた


そしたら涙が止まらないよ……



女騎士「勇者、ごめんね」

勇者「な、なんで女騎士が謝るの?」

女騎士「私たちのために、人間のために戦ってくれてありがとう……」



胸の中で勇者が嗚咽しながら泣いているのを聞きながら私は勇者を抱きしめることしかできなかった

私はなんて無力なのか

やってしまった


ついつい旅のことを話してしまった


あまりにヘビーな話をしてしまった


それでも女騎士は俺のことを避けるどころか抱きしめてくれている

ましてありがとうと声をかけてくれて一緒に泣いてくれている


すごくありがたかった


こんな話は嫌われると思って誰かに話をしたことはない


でもこうして受け入れられるのはすごくうれしかった



あー…眠くなってきた……


勇者「ありがとう女騎士…」

勇者「はっ!!」

しまったいつの間にか眠ってしまっていた

ていうか外が明るい!!


俺は女騎士から這い出て馬車から出る


僧侶「あー勇者ー! ばかー!!」

勇者「ごめん僧侶! 起こしてよー」

僧侶「勇者も女騎士も起きなかったんですよ~! えーん寂しかった……」

魔物使い「うーんどうしたのー?」

勇者「あーわるい魔物使い、起こしちゃったな」

僧侶「勇者も女騎士も火の番を代わってくれなかったんです~……」

女騎士「おはよーごめん僧侶! すっかり寝ちゃってた!!」

僧侶「んもー次やったら承知しないですよ~じゃあ私少し休むので女騎士と勇者はご飯作ってください!」

女騎士「はいよー。じゃあ作ろっか勇者」

勇者「そうすっかー女騎士、馬車に干し肉あるからとってきて」

女騎士「はーい♪」

魔物使い「むむむ? なにやら仲良しになっている気がしませんかーピィさんや?」

「ガウッ」



そうして俺たちは次の街へ再び出発した

とりあえず勢いで書いちゃいました

魔物使いちゃんは今後も魔物使いでいって、視点もそれぞれのキャラにうつっていかせることにします

キャラ同士の会話が少ないですね……今後はなるべく多くしていきたいと思います

ありがとうございました

女騎士「村につくよー」

僧侶「やっとですかーあーお尻痛かったー」

魔物使い「やっと僧侶のお勉強から解放されるー」

「ガウッ」

僧侶「こら! 素敵な大人になるためのお勉強ですよ~」

魔物使い「お勉強きらーい!」

「ガウガウッ」

僧侶「こらーまだまとめの復習が終わってないですよ!」

魔物使い「ゆうしゃー助けてー」

勇者「だー! もううるせー! 黙ってここに座ってろ!!」

魔物使い「うわーゆうしゃ力持ちだー!」

女騎士「いいなぁ……」

僧侶「ん? 女騎士なにか言いました? 」

女騎士「え? いやいやなんでもないよ」

魔物使い「あ、そうだピィ、また小さくなってね」

「ガウッ」

魔物使い「モシャス!」

ポン

「ピギャー」

僧侶「あーモフモフなくなっちゃいました…」

女騎士「こっちの方が偽物の姿だったんですね」

勇者「鳥とかダサくなってやがる」

「ピギャー--!!!」

勇者「いてぇ! なにすんだこのクソ鳥!!」

魔物使い「んもーゆうしゃはピィをすぐ怒らせないでよー」

勇者「飼い主の責任だろ! なんとかしやがれ!」

僧侶「本当にどっちが子供か分かりませんね」

女騎士「全くだね」ニコニコ

僧侶「……。(女騎士がメスの顔してます!)」

勇者「はいとうちゃーく」

魔物使い「わーい」

僧侶「うぅ……ねむいです…」

女騎士「昨日ずっと起きててくれたもんね」

魔物使い「うちのお勉強も教えてたしね。いらないことに」

僧侶「んもー本当に勉強嫌いなんだからー魔物使いちゃんは!」

魔物使い「だってつまんないもーん! ねぇねぇ、女騎士はお勉強好きだったの?」

女騎士「わたしか? うーん好きではなかったが一通り高等学部まではやったぞ」

魔物使い「えーっ! じゃあ馬鹿ゆうしゃは?」

勇者「よーしじゃあまずは宿屋を探すぞー」

魔物使い「ゆうしゃも馬鹿なんだーやーいばーかばーか」

勇者「うるせー!!」

女騎士「あ、」

僧侶「うわーこのお洋服かわいいですねー!」

女騎士「あ、いや別に私はそんなつもりで見てたわけじゃないぞ!」

僧侶「えーでもこれ絶対に女騎士に似合いますよ! ねぇ勇者」

勇者「おー確かにかわいいな。女騎士に似合うな」

女騎士「~~~!」

僧侶「だ、大丈夫ですか顔が真っ赤ですよ女騎士!?」

女騎士「だ、大丈夫だ! いいからいくぞ!」



やべー……なんていうか女騎士の美しさにこの可愛いギャップたまんねー……今日はこれでイケるな……


魔物使い「ねー! ゆうしゃー! このバナナ饅頭おいしそー!」


台無しだよクソガキ……

勇者「魔王倒したし帰るか」
http://elephant.2chblog.jp/archives/51758627.html

これに似てる

>>95
あーこれです少しというかだいぶこのお話をパクらせていただきました申し訳ないです

私の糞文章では表現できませんでしたが、こちらのSSめちゃくちゃおもしろかったです。

今後は暗い雰囲気はもうなしの予定です

魔物使い「ゆうしゃー買って」

勇者「お金ないのー」

魔物使い「魔王倒したんでしょー買ってー」

勇者「そんなもん旅の用意で消えたわー!! とにかく買わねえっての!」

魔物使い「甲斐性なし…」

勇者「ガキがなんでそんな言葉知ってんだよおい…」

僧侶「最近の子はすごいんですね…」

女騎士「ほら、買ってあげるから魔物使いおいで?」

魔物使い「わーい女騎士だいすきー! 」ギュー

女騎士「よしよし」

魔物使い「むふふー」

僧侶「かわいいですねーキャー」



俺も昨日女騎士に抱きしめられてなでなでされたんだよな…
おっと収まれ俺のエクスカリバー

勇者「すいませーんこの町の宿屋ってどこですか?」

「おー旅の人かい? この道をまっすぐいったところが宿屋だよ」

勇者「ありがとうございます」

「いやいや、なんもない町だけど勇者様が魔王を倒して平和になったしゆっくり楽しんでいってくれよ」

勇者「はい、ありがとうございますこう見えても腕が立つと思いますので、なにか困ったこととかあったら宿屋にいますので言ってください」

「ははは、ありがとうよ兄ちゃん。町の人にも伝えておくよ」

勇者「はい、宜しくお願いします」


魔物使い「ゆうしゃが勇者やってる…」

「ピギー…」

僧侶「普段は子供相手に張り合うような人なのに… 不思議な感覚ですね」

女騎士「……。」

勇者「ほらー宿屋あそこだから早いとこ宿とっちまうぞー」

「お部屋はダブルの2部屋しか空いておりません…」

勇者「ほー」

女騎士「ということは…」

僧侶「誰かが勇者と一緒のベッドということですね…」

魔物使い「えーまたー?」

勇者「なんだガキ、俺とは一緒じゃいやってか?」

魔物使い「ゆうしゃ寝相悪そうだもん」

勇者「ま、それはとりあえずあとで決めるか」

勇者「とりあえずその2部屋で」

「かしこまりました」

魔物使い「とりあえずこれからどうすんのー?」

勇者「夕食まで少し時間あるな。なにかしたいこととかあるか?」

僧侶「す、すいません少し寝かせてもらってもいいでしょうか」

勇者「おう、そうだな昨日はごめんな僧侶ちゃん。あとで起こすよ」

僧侶「は、はいおやすみなさい」

魔物使い「おやすみ僧侶ー」

勇者「女騎士はなにかしたいことはあるか?」

女騎士「特にはないのですが……よろしければ勇者と手合わせをお願いしたいなと」

勇者「ほーいいよ別に」


これは! 女騎士からまさかのお誘い!!

胸揺れが見られるではないかフヘヘヘヘ


魔物使い「おもしろそー! 私も見るー!」

「ピギー」

勇者「じゃあ練習用の木刀でいいよな、そこの広場でやるか」

女騎士「ではよろしくおねがいいたします勇者」

勇者「おーういつでもかかってこい」

女騎士「いきます」


言い終わるやいなや女騎士が一瞬で間合いを詰めて一閃


勇者「ふっ」

それを難なく払いその反動を利用し回転斬りにかかる

女騎士もそれを読んでおりバク転、間合いを取る


女騎士「なっ!」


勇者が目の前で既に牙突の構えをとっている


女騎士「くっ!」

間一髪のところで木刀の腹で防ぐも、勇者の連激は止まらない

袈裟斬り、それをいなすも左下からの重たい逆袈裟に女騎士が吹き飛ぶ


勇者が大きく踏み出し間合いを詰めてくる

対抗し女騎士も間合いを詰め水平に一振り

しかし勇者は前進をやめ、バックジャンプ

あまりの常識外れな動きに女騎士はほうけた顔をしているのを勇者は見ていた

きたぁ……!!


勇者は女騎士から仕掛けてくるのを待っていた


(これをまずは躱す!!)

(カウンターのこれだぁ!)

勇者「ここぉ!!」


勇者が上段から全体重を乗せた一撃を振るう


女騎士「ぐぅっ……」


女騎士が剣で受け止めるが体へ衝撃は重くのしかかる




うひょーーーー待ってたよこの胸揺れええええ
戦いながら揺れる胸もいいけど
この衝撃でブランブラン揺れるおっぱいさいこおおおおお



勇者「はいっおしまい」



勇者は衝撃で足が止まった女騎士の木刀を下から切り上げ弾き飛ばす

勇者( ふぅ…ナイスおっぱい……)

魔物使い「うわーゆうしゃすごー!」

勇者「まぁなー俺のすごさがわかったかちんちくりん。」

魔物使い「ゆうしゃもたまにはかっこいいねー」

勇者「素直に褒めろよおら」

魔物使い「あうー……頭グリグリしないでぇ……」


女騎士「さすがです勇者」

勇者「いやー女騎士もよかったぞ」


特におっぱいが


女騎士「いや、まだまだ私は未熟だと知ったよ手合わせありがとう」

勇者「かたいかたい、いい運動できたからよしとしようぜ」

魔物使い「そろそろご飯だから戻ろうよー」

女騎士「そうですね、夕食の前に汗を流したいですし戻りましょうか」

勇者「一緒に入るか?」

魔物使い「調子に乗るな」バコッ

勇者「いてえなクソガキー!」

魔物使い「うるさい変態ゆうしゃー!」


ギャーギャーギャー



女騎士(すごいなぁ…勇者……)ドキドキ

魔物使い「たっだいまーそうりょー! ってあり? まだ寝てる」

勇者「ほーう…これはどうやって起こしてやろうか」

女騎士「あんまりいじめちゃかわいそうですよ」

勇者「さっきそこの店でさこんな仮面買ったんだよ」

魔物使い「うわ、こわい!!」

女騎士「なんでそんなもの買ったんですか……」

勇者「似合うだろ?」

魔物使い「ゆうしゃの悪人面にその怖い仮面よく似合うよー」

勇者「あぁん? このやろー」

魔物使い「いたいいたい! グリグリしちゃいやー!!」

女騎士「シャワー入りますね私…」

勇者「よし、じゃあ僧侶起こすぞ」

魔物使い「僧侶が可愛そうだよー…」


勇者は僧侶を起こした


僧侶「んー……まだ眠いです………んぅ…?」


勇者(仮面)


僧侶(゚д゚)


きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僧侶「ごめんなさいごめんなさい!!」


そこにはメイスで幾度も顔面を殴られ腫れ上がって別人の勇者がいた


魔物使い「あははは!! おもしろい! 死んじゃうよー!! あはははは」

勇者「笑い事じゃねえよいってぇ……仮面が粉々になったぞ……」

僧侶「本当にごめんね勇者……私勇者とか全然分からなくてびっくりして……ごめんなさい」

勇者「いや、いいよいいよ俺がいたずらしたからだしね……こっちこそごめんな僧侶」

魔物使い「そうだよこんなやつに謝る必要なんかないよ僧侶ーうち止めたもんねー」

勇者「おめえはいちいちうるさいんだよー!!」

僧侶「本当にごめんね。今回復魔法かけるからここに座って」ポンポン


お、おうなんか近いぞどさくさに紛れて抱きついちまうか?
いやー…それにしてもいい匂いだなー……


魔物使い「ゆうしゃが変な顔してるー」


おっといかんいかんシャキッとせねば!
でも僧侶可愛いなー…唇がピンクで柔らかそうだ……キスしてぇ……



僧侶「ホイミ」


メチメチと音を立てて顔の腫れが引いていくのが良く分かる
回復魔法は急速に細胞分裂を促すものだがこの感覚は一度味わうとなかなか癖になる

僧侶「はい、元のかっこいい勇者の顔に戻りましたよ」

勇者「お、僧侶は俺のことかっこいいと思う?」

僧侶「はい、勇者はかっこいいですよ?」





うおおおおおおおおああああああああ!!!
僧侶の笑顔と率直な意見がまぶしいいいいいいいいい

付き合おう僧侶!
はぁもう死んでもいい………



魔物使い「ゆうしゃー顔がだらしないよー」

僧侶「この顔はかっこよくはないですね~ふふ」

女騎士「シャワー上がりました。って勇者はどうかしたんですか?」

魔物使い「僧侶が勇者のことかっこいいって、いったらこうなった」

僧侶「大袈裟ですね~勇者は」ニコニコ

女騎士「……。」

勇者「さーて飯だー! 食堂にいくぞー」

魔物使い「おー!」

僧侶「なにが食べられるのかなー楽しみだな~♪」

女騎士「さすがにお腹すきましたね」







「本日は山の幸をふんだんに使用した当町の名物料理をお持ちしましたー」


勇者「うぉーうまそう!」

魔物使い「うわーすごーい!!」

女騎士「うわぁ…おいしそうです」

僧侶「おぉ神よ。このようなひと時を与えてくださったことに感謝致します」

魔物使い「早く食べよー!」

勇者「って、いただきます言ってから食え」

女騎士「……いただきます」

僧侶「今女騎士いただきますいう前にお箸伸ばしてたねあはは」

女騎士「もう、言わないでください僧侶!」

女騎士「あ、これおいしいですよ勇者」

勇者「あ、それまだ食ってねえんだよ食べてみるか」

魔物使い「うちもそれちょうだい!」

勇者「うわっきたねえ! 食べながら話すな米粒飛んだだろうが」

僧侶「ほら、取りますから勇者こっち向いてください」

勇者「わ、わるいな僧侶…」

魔物使い「もーらい」

勇者「あー! お前俺の残しておいた肉食いやがったな!!」

魔物使い「へへーん残しておく方が悪いんだよー」

勇者「こんのクソガキー!!」

僧侶「勇者! 食事中です暴れないでください」

勇者「えー…俺だけなのー……」

女騎士「魔物使い、勇者にごめんなさいしなさい」

魔物使い「えーどうもすいませんでしたぁー」

勇者「てめぇごら表でろぉ!!」

僧侶「勇者!!」




なんでだよおおおおおおおお

魔物使い「ふぅー…お腹いっぱいだよー」

勇者「そりゃ俺のあんだけ食えばな」

僧侶「もういい加減にしてください2人とも。勇者も私があげたじゃないですか」

勇者「そりゃ……そうだけどさ………ありがとな僧侶?」

僧侶「はいっ!」ニッコリ

女騎士「………。」


勇者「よし、飲むか」

魔物使い「お酒ー!?」

勇者「そうだぞーさっきそこで売ってたから買ってきた」

僧侶「勇者~? あなたまだ私と同じで19歳ですよね~? ダメですよ!」

勇者「なーに堅いこと言ってんだよ。王国出ちまえば法律なんかあってないようなもんだぜ?」

女騎士「確かにこの村では18歳から飲んでいいことになっているみたいですしね」

勇者「そういうこと。さすが女騎士は話がわかるねー」

女騎士「ふふ、お酒はいけないものではないですよ。僧侶も一緒に飲みましょう?」

僧侶「う~……私はやめておきます!」

魔物使い「ねー! うちも飲みたいー!」

勇者「ガキにはまだはえーよ。あと10年待てや」

魔物使い「むー! ゆうしゃきらーい!!」

勇者「はっ、なんとでもいえクソガキ。 じゃあ乾杯しようぜ女騎士」

女騎士「はい、あとは大人の時間ですね。」


「かんぱーい」

勇者「あーうめぇ! 一日の終わりにはやっぱエールだな!」

女騎士「ふふ、勇者もエールのおいしさが分かるとは大人なんですね」

魔物使い「うちも大人だよー! だから飲ませてよー」

勇者「あーもううるせえなぁ。じゃあ一口飲んでみろよほら」

僧侶「ちょ、ちょっと勇者? やめておきなさい魔物使い」

魔物使い「わーいいただきまーす」ゴクッ

魔物使い「うっわーまずーい!! なにこれ苦いよおえー」

勇者「あっはっははは! ガキにはまだはえーよあははは」

魔物使い「うー……2度とお酒なんて飲まないまずいよおえー」

勇者「ほら、そこにジュースあるからお前はそれで一緒に飲め」

僧侶「あ、私もじゃあなにか飲みたいです」

女騎士「じゃあさっき買ったお茶がありますからそれで乾杯しましょうか」


せーの


「「「「かんぱーい」」」」

勇者「なぁ女剣士、これ飲んだことあるか?」

女騎士「それは北の大陸のお酒ですね! よく見つけましたね勇者」

勇者「この前行商人助けたら譲ってくれてよ、一人で飲むのも勿体ねえから一緒に飲もうぜ」

女騎士「是非いただきます。スッキリしてて美味しいですよねこれ」

僧侶「あの…飲みやすいなら私も頂いていいですか?」

勇者「お、僧侶も飲む? いけいけー」

女騎士「無理しないでいいんですよ?」

僧侶「大丈夫です。 いきます!」

女騎士「あー! ダメ!」

僧侶「~~くっ! あぁーからい! 喉が焼けるようです!」

勇者「そりゃ一気に飲むもんじゃねえからな。割ったりして飲むもんをロックで一気にいったらそりゃキツいわ」

僧侶「うー……顔が熱いです……」



そういう僧侶の顔は赤く上気している


うわー…かわいいな…
髪をかきあげてぱたぱた手で仰いでいるその仕草が最高にキュートだ


くそ、かわいいな僧侶!

僧侶「あ、もうこんな時間なんですね」

女騎士「魔物使いも寝ちゃいましたしそろそろお開きにしますか?」

勇者「そうだなーちょっと飲み足りないけどまぁしょうがねえか」

僧侶「部屋割りどうしましょっか」

勇者「うーんそうだなー」

勇者「>>117よかったら一緒に寝ようぜ」

僧侶

僧侶「わ、私ですか!?」

勇者「いやだったらいいんだけどよ。もう少しチビチビ飲みながら話さない?」

僧侶「わ、分かりましたお酒飲みたいなら仕方ないですね!」


本当は僧侶ちゃんちょっと飲みたいんだなー…


勇者「よし、じゃあそうするか」

僧侶「はい勇者」

勇者「じゃあお休み女騎士」

僧侶「おやすみなさい女騎士」

女騎士「おやすみなさい2人とも」


女騎士「ばーか」

勇者「じゃあちょっとだけ飲むか」

僧侶「はい♪」

勇者「それじゃ、改めて」

「かんぱーい」



僧侶「ふふ、勇者と2人でゆっくりお話するの初めてですね~」

勇者「そうだなーいつもガキがいるしな」

僧侶「魔物使いちゃんはきっと勇者が思ってるより大人ですよ」

勇者「はー? あいつが? まだまだガキじゃねえか」

僧侶「わからないってことは勇者もまだまだ子供ってことですね~」

勇者「なんだそれ」


やばいやばい
僧侶が思ってる以上にやばい

なにがやばいかって?

お酒で真っ赤になった顔で覗きこまれるように話をしてるんだぞ!?

かわいすぎるわー……あかん……これはgoサインですよね神様

僧侶「お酒ってこんなに気持ちよくなれるんですね~ちょっと大人になれた気がしますあはは」

勇者「なぁ、僧侶?」

僧侶「はい♪」



そうして俺は僧侶を抱き寄せた


え? と小さくか細い声がした


見ると真っ赤な顔の僧侶が俺のことを見つめている


僧侶がお酒の入ったグラスをそっと置いた


僧侶「そういうのはふざけてやっちゃいけないんですよ勇者?」



①「ごめん」元の関係のまま

②「ふざけてねえよ。俺は本気だよ」関係進行

③「今日、大人になるのはお酒だけのせいじゃないよ」関係悪化? 18禁なことになる可能性大


勇者「>>123

勇者「ふざけてねえよ俺は本気だよ」


そうして俺は僧侶の唇を塞ぐ


僧侶「どうして…?」


僧侶が涙を流しながら俺を見つめてくる


勇者「僧侶、俺は一目見た時からお前に惚れてた」

僧侶「……」

勇者「最初は一目ぼれだった。でも昨日と今日過ごして確信した。」

僧侶「……?」


ふぅ…とひと息吐く

畜生緊張するなぁもう!


勇者「好きだ僧侶俺と付き合ってくれ!」

僧侶「本気なんですか…?」

勇者「冗談でこんなことは言わない」

僧侶「……。」



僧侶「少し、風に当たってきます」


そういって僧侶はベランダに出ていってしまった

すごくびっくりしました!


このうるさいくらいの胸の鼓動はお酒のせいではないのでしょうね


ここまで若い男の人と関わったのは私の人生で初めてなくらい、男性と、というか恋愛と縁遠い生活でした

ですから男性にこんなことを言われたのはもちろん初めててビックリした反面、とても嬉しいのです


でもこの気持ちが本当に勇者のことを好きな気持ちなのか、それとも初めての愛の告白に胸が高鳴っているのか、どっちが真実か分からないのです



すっかり酔いも覚めてしまいました
勇者にお返事をしなくては


あぁ神よ
私はどうすれば良いのでしょう
この19年間人生をあなたに捧げて参りました
これからももちろん御父であるあなたに生を捧げるつもりです
しかし、あなたともう一つ私を捧げるかもしれない決断を迫られています
あなたの良きと思われる道をお示しください


勇者「僧侶」


神よ、私に本当のことを言える力をお与えください!!


①「ごめんなさい勇者」関係悪化?

②「私もあなたのことが好きです」関係進行


僧侶「>>128

2

そろそろいいだろうか……

僧侶がベランダに出ていってからどれだけの時間がたったか分からない

数瞬しか待ってないかもしれないし永遠のような時を待ったのかもしれない


ええーい男は根性だ砕けちったら巨乳金髪お姉さまに慰めてもらえばいい!


勇者「僧侶」


声をかけられた本人は緊張した面持ちでこちらに振り返る


見蕩れてしまった

その振り返る仕草はあまりにも品があり、酒によって赤みをおびた顔ははにかみ、そのたなびく黒髪は月夜に照らされただ息を呑むほどに美しかった



僧侶「私もあなたのことが好きです」


俺は自分の言われたことが信じられずただ呆然としていた

なにか言わなくては

あれ、俺は今なんて言われたんだ?

ダメだ頭が回んねえ!!

言った! 言いました!! 言ってしまいました!!


胸が痛いです

少しは落ち着いてください私の心臓…


あぁ…変な顔してないかな、うまく息が出来ないです


勇者も驚いてる


うー……沈黙が痛いです


何かいって勇者!

緊張するよー何かいって間を持たせた方がいいのかな



僧侶「お酒、覚めちゃいましたね」


ちがーーーーーーう!
何を言ってるの私! んもー私のばかばか!!

なんてことを言ってしまったのでしょう


おそるおそる勇者の顔をみます




勇者「酒の力なんか借りず、夢見させてやるよ」

僧侶「え?」




そういって私は勇者に抱きしめられました




勇者「まだ俺も僧侶もお互いのこと、全然知らないと思う。だからこれから色んなこと話して色んなとこ一緒にいって色んな夢を見させてやる」

勇者「だから、これからよろしく頼むわ、僧侶」

僧侶「ふふ、しょうがないですね。いい夢をこれから一緒にみましょうね勇者」

勇者「好きだよ僧侶」

僧侶「私は大好きですよ勇者?」




ふふ、顔がほころぶのを止められないです!

今日はなんて素敵な夜なんでしょう

勇者「とりあえず、飲み直すか!」

僧侶「そうしましょう」

「「かんぱーい」」




それからその晩は俺と僧侶のこれまでの話をたくさんした

俺の旅の話を聞いて僧侶は泣きながら頑張ったねと抱きしめてくれた

僧侶は赤ちゃんの頃教会の前に捨てられ、そこを神父に拾われて以来ずっと教会で暮らしていたという。僧侶は僧侶で苦労していたそうだ




僧侶「勇者…私もう眠いです」

勇者「あぁ…もう夜が明けそうだな、あんまりよく眠れてなかったから少し寝ておくか?」

僧侶「はい…ごめんなさい勇者、ちょっと眠らせてください」

勇者「僧侶ーおいで」

僧侶「…っ! わーい!」



僧侶が満面の笑みで俺の胸に飛び込んでくる

まさか俺にこんな可愛い彼女が出来るとは思わなかった

ふぁぁ……でもさすがに俺も眠いわ

今日はもう寝よう



勇者「おやすみ僧侶、大好きだよ」



そう言うと僧侶がギュッっと強く抱きしめてくる



僧侶「大好きな勇者、おやすみなさい」

とりあえず今日はここまでにします


色んな人が気付かれてますが、このスレは>>1の妄想5割、色んなSSやゲームアニメの話やセリフが混じっています


少し上の方で関係悪化についてレスがありましたが、これも某肉便器勇者のSSで見たのを真似させてもらってます

ただそのSSと同じように関係悪化がフラグではなくガチで関係悪化させようとは考えていましたがwwww


ここまで読んで下さった皆様ありがとうございました

明日から金曜日まで少しペースが落ちると思いますが細々と続けて行くつもりなので応援の方よろしくお願い致します

魔物使い「おはよーそうりょー! ゲテモノー!」

魔物使い「って、あり?」

魔物使い「むむむ? なぜか抱き合って寝てる………」

魔物使い「んー? これは一体……」

魔物使い「まぁもうちょっと寝かせてあげよっか」

魔物使い「女騎士~2人とも起きないから朝ごはん食べに行こー!」

勇者「おはよう僧侶」

僧侶「んぅ……? おはようございます勇者……ふぁ……」

勇者「あれから抱き合ったまま寝てたんだね」

僧侶「ふふ、暖かかったです」

勇者「なぁ僧侶」

僧侶「はい、勇者?」

俺は僧侶にキスをした

僧侶「~~っ! も、もう一回してください!」


俺がもう一度僧侶にキスをすると、僧侶が腕を絡めて離すまいとしてくる


僧侶「ふふ、恥ずかしいですね」

僧侶「でも大好きです」

僧侶「これからいっぱい甘えてもいいですか?」

勇者「もちろん。甘えたくなったら飛び込んでおいで」

僧侶「そうしますね」



そういって恥ずかしそうにはにかむ僧侶が最高に可愛かった

勇者「おはよー」

僧侶「おはようございますお二人とも」

魔物使い「おっそーい!」

女騎士「おはようございます」

勇者「さーて今日はなにするか」

魔物使い「私は特には何もー」

勇者「食ってすぐに横になると豚になるぞ」

魔物使い「ならないよ失礼な!」

勇者「いっぱい食べて寝りゃ縦にも横にもデカくなるぞー」

魔物使い「横にはおっきくなりたくなーい……」

「ピギー……」

女騎士「あの、私ちょっと買い物に行きたいのですが」

僧侶「あー、私も行きたいです~。旅に必要なものに色々気が付きましたので」

勇者「確かにいろいろ買い足したいな。じゃあそうするか」

魔物使い「ゆうしゃー寝袋買ってよー?」

女騎士「ーーっ!」

勇者「あー売ってたらな。」

僧侶「女騎士大丈夫? 真っ赤だよ~?」

女騎士「だ、大丈夫です! 」



さて買い物に行くなら
①全員で一緒に行く

②2人一組みで行く
②なら勇者と誰か

>>143

2女騎士

女騎士「わ、私勇者と行きたいのですが!!」

勇者「ほ? 俺と? まぁいいけど」

魔物使い「じゃあうちと僧侶でいこっかー」

僧侶「昨日お勉強した範囲復習しながら行きましょうか」

魔物使い「え゛! やだー今日は宿からでないー!!」

僧侶「いいから行きますよほら」


………………
…………
……


勇者「いこっか…」

女騎士「はい」

勇者「女騎士は何買うの?」

女騎士「防具とあとは日常生活で使うものがほとんどですね」

女騎士「わりとすぐに集まっちゃうと思います」

勇者「ま、時間余ったらブラブラしてればいいか」

女騎士「はい」

勇者「よし、じゃあ出発するか」

女剣士「この防具なんかはどうでしょう!!」

女剣士「あ、この防具も軽くていいですね。うーでも防御力が心許ないか…」


女騎士楽しそうだなー
年頃の女の子が防具選びに夢中ってのも変な話ですけど


女騎士「勇者はどれがいいと思いますか」

勇者「ん? これとかどう?」

女騎士「それ魔法のビキニじゃないですか真面目に考えてください」

勇者「す、すいません」

女騎士「ま、まぁ魔法で攻撃してくるモンスターが多いダンジョンではなしではないですし……それに勇者が着てほしいって言うなら……」

勇者「え? なに?」

女騎士「なんでもないです。防具はこのままでいいですね」

勇者「この踊り子の衣装なんてどうよ!」

女騎士「もう! 勇者のばか!」

勇者「女の子ってこんなに日用品多いのかよ」

女騎士「それはそうですよ。お肌も髪の毛も大切ですしほかにも色々必要ですから」

勇者「ふーん。女騎士みたいに綺麗になるのは大変なんだなー」

女騎士「~~っ!?」

女騎士「ゆ、勇者…?」

勇者「ん? どうした」

女騎士「な、なんでもないです!!」

勇者「あーてか喉乾いたな~どっかで休んでこうぜ」

女騎士「!」

勇者「ここでいいか?」

女騎士「は、はい! いきましょう」



……………
………
……


女騎士「このパンケーキおいしそう……でもこっちのショートケーキもいいなぁ……」



やべぇ、かわいい

ちょっと撫でるくらいいいよな




女騎士「な、なにをしてるんですか勇者!?」

勇者「いやーかわいくってつい」

女騎士「か、かかかかわいい!?」

勇者「普段お姉さんって感じの女騎士がかわいいとギャップがよぉ」

女騎士「あ、あぅ……」



メニューで顔を隠してしまった

かわいい

「ご注文をお伺い致します」

女騎士「ホットティーとモンブラン」

勇者「結局ショートケーキでもパンケーキでもねえのかよ」

女騎士「だって……期間限定って書いてありますし……」

勇者「そういうとこ女の子だなぁ… 俺はコカユーラとチョコケーキ」

「かしこまりました少々お待ちくださいませ」



女騎士「勇者子供ですね」

勇者「はぁ!?」

いただきます


女騎士「あーこのモンブランおいしいです」

勇者「えーマジで? ちょっとくれよ」

女騎士「いいです? どうぞ?」

勇者「あーん」

女騎士「っ!?」

勇者「あーん」

女騎士「は、はい……あーん…///」

勇者「あむ……もぐもぐ……」

女騎士「! 勇者ー! スプーン離してくださいー!」

勇者「んー」

女騎士「んもー…はい、離してください」ヨシヨシ

勇者「んー」

女騎士「だから離しなさーい!」

女騎士「そういえばこれからどこへ向かう予定何ですか?」

勇者「え、決めてないけど… 適当にブラブラ?」

女騎士「決まってないならひとつお願いがあるんですけど、いいでしょうか?」

勇者「お、なになに」

女騎士「町にいるときは、私服で歩きたいんです」

勇者「そんな切羽詰まった旅じゃねえしいいんじゃねえの?」

女騎士「ほ、本当ですか!?」

勇者「いいじゃねえか、俺も女騎士の私服姿見てみたいし」

女騎士「じゃ、じゃあ勇者が服を選んでください! 勇者が私に着てほしい服にしますから」

勇者「俺が決めんの? いいけどよ……」

女騎士「じゃあ早速行きましょう!」

勇者「お、おう積極的だな今日は」

女騎士「勇者がどんな服を選ぶのか楽しみです」

勇者「言っておくけど俺は始まりの街のドン小東って言われた男だぞ」

女騎士「なんかちょっと残念ですね……」

勇者「あ、これなんかいいんじゃないか?」


>>153

ゴスロリ

勇者「これなんかいいんじゃないか?」

女騎士「こ、これですか!?」

それは胸元がだいたんに開き、スカートの丈が短くも、白のレースがスカートの裾を彩り、胸元を紐がクロスすることで色気を除き、小さなハットつきでどこか幼さを演出するものだった


女騎士「さ、さすがにこれはちょっと……」

勇者「えーそうか? これ絶対に女騎士に似合うと思うぞ?」

勇者「女騎士の凛とした大人っぽさの中にこのゴスロリが融合させることで銀河をも生み出すビッグバンを起こし、その艶やかな金髪にこのハットが、美しく伸びた白い足にニーハイが、少しあいた胸元から見える女騎士のおっぱいが、これら全て組み合わさった時、女騎士はさらなる進化を遂げるのだ!!」

勇者「これはゴスロリという可愛さ求めたものを超越し女騎士の美しさをはね上げるもの、そう!!  これは!! 美そのものだー!!!」

女騎士「い、意味がわかりません……」

女騎士「ま、まぁそこまでいうなら…」

勇者「着てくれるんすか!?」

女騎士「>>158


①「着るわけ無いでしょバカ勇者…他の私に似合うものを選んでくださいよ」

②「き、着るだけですよ?」

2

俺は夢でも見ているのだろうか



女騎士「ど、どうですか…?」




こいつぁ……やべぇ……

ふざけて美そのものだとか言ったけど




マジで美しい



俺はいままでゴスロリを着たらかわいいっていうイメージだと思っていた


違うんだな



勇者「綺麗だ……」

女騎士「こ、これ恥ずかしいですよ」

勇者「冗談抜きで綺麗だ女騎士。それ買って帰ろう!」

女騎士「でもこんな姿を僧侶とか魔物使いに見せられないですよ!」

勇者「大丈夫だよ! 服は確かに恥ずかしいかもしれないけどそれを女騎士が着ると全然平気! むしろ最高! これを見て綺麗って思わない奴はいないって!!」

女騎士「うーん……しかし……」

これは恥ずかしいですね…

こんなかわいらしい服を人生の中で着たことがないです

スカートなんて滅多に履かない私にはこれは荷が重すぎましたね……

でも勇者がとても喜んでくれてる

私も勇者の想いに応えたいけど、さすがに恥ずかしいですよ



勇者「俺、女騎士がそれ着て隣にいてくれたらうれしいなー」


また勇者はそうやって!!

いつも私の心を乱すんです!!

あー…会ってまだ3日と経っていないのに……こんなにドキドキさせられちゃうんです

うー……恥ずかしいけど買っちゃおうかな…!
でもさすがにこれを着てみんなの前には……



①女騎士「しょうがないですね思い切って買っちゃいます」関係進行?

②魔物使い「あーゆうしゃなにしてんのー?」関係悪化

③女騎士「やっぱり買うのはダメです。他のにしてくれないと私勇者のこと嫌いになっちゃいますよ?」

ミス、>>164

1

女騎士「しょうがないですね思い切って買っちゃいます」

勇者「ほぉ!?!?」

女騎士「でも……ちょっと高いですよこれ」

勇者「いいのいいの! 俺から俺へのプレゼントってことで!」

女騎士「どういうことですか…」

勇者「いやー女騎士がのってくるとは意外だったよ」

女騎士「確かにこの服可愛いですしね…もう恥は捨てました」

勇者「よし、じゃあそろそろ帰るか」

女騎士「はい、そうしましょう」

勇者「ただいま帰ったぞお前らー」

魔物使い「おかえりー」

僧侶「おかえりなさい勇者、女騎士」

女騎士「ただいまかえりました」

魔物使い「ねぇ聞いてー! 私がお好み焼き食べようって言ったら僧侶が絶対ダメですっていって食べさせてくれなかったのひどくない!」

僧侶「その前にあばれうしどりの丸焼きにスライムつむりの貝殻焼きにだいおうイカリング食べたんですよ!?」

魔物使い「まだ入るじゃんブーブー」

僧侶「もう私お腹いっぱいで気持ちが悪いです…」

勇者「おいおい……僧侶をあんまり連れ回すんじゃねえよ」

魔物使い「僧侶体力なさすぎー!」

僧侶「聖職者に体力求めないでくださぁい……」

魔物使い「で、勇者と女騎士はなにしたの!?」

勇者「俺らか? 買い物してお茶して買い物だな」

女騎士「いっぱい歩いたから少し疲れましたね」

勇者「で、よぉ。女騎士がいい服買ったんだぜ?」

女騎士「うぅ……恥ずかしいですやっぱり」

魔物使い「え、どんなの! 見たい見たい!」

僧侶「私も服ほしいですーいいなぁ女騎士」

女騎士「き、着なきゃダメですか?」

勇者「なに言ってんだよ! 見てもらうために買ったんだろうが!」

女騎士「ふぅ…。じゃあ着替えてくるので待ってて下さい。期待はしないでくださいね?」

勇者「いやぁすっげえよ? 期待しとけって」

女騎士「勇者!」

勇者「へいへい」

魔物使い「えーどんなんだろう! 楽しみだね」

勇者「なんていうかな、ボンキュッボンでサラーっとしてフワーってしててキラキラしてるぞ」

僧侶「ふふ、全然分かりませんよそれ」

女騎士「き、着替えましたー!」

勇者「よーし! 出てこいよ女騎士」

魔物使い「わくわくー!」




僧侶「うわー!」

魔物使い「すごーい!」

勇者「やべぇ…そんなエロくないのに勃ってきた」

女騎士「ど、どうですか…?」

魔物使い「かわいいね女騎士! すごーいいいなーうちも着たい!!」

僧侶「本当……綺麗ですね……スタイルいいから似合っちゃうんですねすごいなぁ」

女騎士「恥ずかしいです…」

勇者「いいだろこれ? 俺が選んだんだぜ」

魔物使い「勇者が選んだの? センスあるよー!」

僧侶「うーんこれを着ろって最初に言うってのもどうなんですかね…でも似合ってます女騎士!」

女騎士「あ、ありがとう…」

勇者「せっかくだから町にいる間はそれ着てろよ」

魔物使い「いいなー! うちもほしい!」

女騎士「魔物使いがきたらきっとかわいいでしょうね」

勇者「ちんちくりんはガキっぽさが増すだけだな」

魔物使い「カッチーン……! いけっピィ!」

「ピギー!!」

勇者「あっぶね! おいこら! 建物の中で火吐くんじゃねえ!!」

勇者「さーて飯どうすっかな」

魔物使い「うちらもう食べちゃったよ」

僧侶「お腹いっぱいで苦しいです。ダイエットしなくちゃ~…」

勇者「じゃあちょっと私服で出歩くついでに飯食いに行くか」

女騎士「そうしましょうか」

魔物使い「いってらっしゃーい」

僧侶「私たち先にお風呂頂いてますね~」

勇者「うーい、いってきまーす」

女騎士「ま、待ってください勇者、歩きづらいんですこの服」


………………
…………
……


僧侶「私も行きたかったなぁ……」

ミス

僧侶「私も買ってほしいなぁ……」

でした

まぁどうでもいいんですけど

支援 安価なら下

途中で元にしたSSってのも読んだけど、ここまでシリアスにはならないんだよな!スパイス程度ならいいけどほのぼのイチャイチャ期待していいんだよな!

勇者「どこいく?」

女騎士「色んなところ食べ歩きたい気分です」

勇者「あーそれもいいな。俺は飲みたいな」

女騎士「昨日も飲んだじゃないですか、でも付き合いますよ」

勇者「あ、焼きドラキー1本50Gだってよ買ってこうぜ」

女騎士「ここなんかテクィーラ祭りなんてやってますよ、飲んでいきますか?」

勇者「どっちが先に潰れるか競争するか?」

女騎士「年下の男の子に負けるわけにはいきませんね」

勇者「よーしじゃあ入ろうぜ」

勇者「大したことねぇなぁ女騎士さん?」

女騎士「うぅ……勇者強すぎですよ……ショットで何杯飲んだと思ってるんですか…」

勇者「はっはっは罰ゲームでもするか」

女騎士「聞いてないですよ……ひどいことはしないでくださ、きゃっ!」

勇者「!?」



女騎士が脚をひねって倒れかけたところをそっと抱きとめて支える

俺ってかっけぇ……



勇者「大丈夫か女騎士?」

女騎士「ちょっと足を捻挫しちゃったみたいです……」

勇者「歩けるか?」

女騎士「平気です」



女騎士が俺から離れて歩こうとする



女騎士「っ!!」

勇者「あーやめとけおぶってやるからほら」

女騎士「そ、そんな大丈夫ですようわっ」




俺は半ば無理やり女騎士をおんぶする

うーん……背中に柔らかい感触が……うへへへへ

女騎士「お、重いでしょ勇者、下ろしてください」

勇者「全然重くねえって。ていうかここで重いって言って下ろしたら男じゃねえだろ」

女騎士「本当に無理しないでくださいね? 重くなったら下ろしてください、支えてもらえれば自分で歩けますから」

勇者「はいはい、分かった分かった。ただちょっと歩きづらいからもっとくっついてくれると嬉しいんだけどな」

女騎士「はい」



うひょーおっぱいさいこー

生きててよかったー



勇者「でも宿まで結構あるしなー早いとこ氷で冷やさないと長引いちまうしな」

女騎士「そうですね……旅に出なければいけないですしなにより宿代がかさんでしまうのはさすがに……」



うーんどうするかー


①「しょうがねえ、そこに見えるホテルいって氷もらうか」関係進行?

②「ダッシュで宿まで戻って冷やすか」関係進行?

③「適当な店で氷もらってとりあえずアイシングだけするか」


勇者「>>178

今日はここまでにします

看護実習始ってるのになにをしてるんだ俺は……

>>171
イチャラブっていうか適当に話をすすめながらイチャイチャというかラブラブというかパコパコというかしていくかもしれないです

ベタアマな話をひたすら書いていくのもいいんですけど、それには登場人物が多すぎて難しくなっちゃいましたごめんなさい

1

勇者「しょうがねえ、そこに見えるホテルいって氷もらうか」

女騎士「ゆ、勇者!? なぜそんなところに!?」

勇者「しょうがねえだろ、早く冷やさなきゃいけないしそれに冷やした後もじっとしてなきゃいけないんだから。ほら、いくぞ」

女騎士「……。」




………………

…………

……




勇者「ほら、氷貰ってきたからこれで冷やしとけ?」

女騎士「ありがとうございます勇者」

勇者「……。」

女騎士「………。」

勇者「なぁ」
女騎士「あのっ」

女騎士「すいません、どうぞ」

勇者「いやいや、何か言いたいことあるならお先にどうぞ?」

女騎士「じゃ、じゃあ……」

女騎士「今日はありがとうございました。とても楽しかったです」

勇者「ははは、そりゃなによりだな。最後にこんなことになっちゃったけど」

女騎士「いえ、可愛いお洋服も買ってもらえましたし私はすごく楽しい1日でした」

勇者「俺もだよ女騎士」



そういって俺は座って俺を見上げる女騎士の頭を撫でた


女騎士「あぅっ…」

勇者「お姉さんがお姉さんらしくないぞー今日は」

女騎士「お姉さんにもちょっと甘えたくなったりするときがあるんですよ」

勇者「へー俺に甘えたくなったんだ?」

女騎士「ん~~!!」


女騎士が顔を真っ赤にして叩いてくる

お姉さんキャラどうしたんだよかわいいなこの21歳

女騎士「あ、そうだ私も勇者にプレゼントがあるんですよ」

勇者「へ? 俺に?」

女騎士「今日1日楽しい日にしてくれた思い出です。はい、どうぞ」

勇者「可愛い箱だね、開けていい?」

女騎士「ええ」



綺麗に包まれた箱を開けるとそこにはロザリオをかたどったピアスが入っていた




勇者「これ俺にくれるの?」

女騎士「はい、可愛かったので買っちゃいました。勇者に似合うかなーって」

勇者「ありがとう。どう? 似合う?」

女騎士「あー! いいですね似合いますよ」

勇者「はは、ありがとう大事にするよ」



ちょっと小っ恥ずかしいけど素直にうれしい

いったいいつの間に用意したんだよこんなの



女騎士「これからもよろしくおねがいしますってことで」

勇者「さんきゅー」



そういって女騎士の頭をさっきよりも優しく撫でる

真っ赤になってうつむいてる

ていうか上から見下ろすと胸元が大胆に見えてなかなか……うっ

今日は勇者がよく撫でてくれますね


本当は…もっと触れてほしい

でも言えませんよそんなこと



勇者「さてそろそろもうその氷取っていいんじゃないか」

女騎士「そうですねだいぶ冷やしましたしあとは動かさないようにすればよくなりますかね」

勇者「じゃ、この氷流しに捨ててくるな」



勇者の背中が見えます

さっきまで私をおんぶしてくれたおおきな背中

またしてほしいなぁ

なんて見つめてたら振りかえった勇者と目が合っちゃいました

ちょっと…今はこっち見ないでください勇者

勇者が私の横に座りました……なんで横に座るんですか!


勇者「女騎士?」

女騎士「は、はい?」

勇者「どうかしたの? なんかあったんなら話、聞くよ?」



いえ、なにもないんですよ……
あるのはあなたと過ごした楽しい1日が終わっちゃうっていうこと




女騎士「いえ、なにもないですよ。ただ、今日は楽しかったなーって。それが終わっちゃうのがなんかちょっと寂しいです」



本当に寂しい。
こんな時間がずっと続けばいいのに。

なーんて…いつから私はこんなに弱くなってしまったんでしょう

なんか女騎士がセンチメンタルになってる

確かに今日は楽しかったけどそんなに寂しいか?

まだ旅は始まったばっかりだしこれからいくらでも一緒にいられるんだけどな


って、こういう言葉が聞きたいんじゃねえんだよなー多分


あーもうなんていえばいいのかわっかんねー! 乙女心なんて知るか!!




勇者「>>192

①「なぁ、さっきのテクィーラ祭りの罰ゲームを考えたんだけどさ」関係進行

②「俺も寂しいよ。でも今こうして女騎士と2人っきりでいられるのがうれしい」関係進行

③「なーにいってんだよ。寂しいならほらおいで。抱きしめて寝てやるから」

2

勇者「俺もさみしいよ。でも今こうして女騎士と2人っきりでいられるのがうれしい」

女騎士「え?」



俺は女騎士を抱きしめキスをした


女騎士「ゆ、勇者……」


もう一度キスをする
今度は長く、お互いの熱を伝え合うように


女騎士は目を閉じてされるがままになっている


女騎士「あ……」


唇を離すと女騎士の名残惜しむような顔が見えた

女騎士「も、もっと」

勇者「ん?」

女騎士「もっと……もっとちゅー、してください……」


女騎士が消え入りそうな声で言葉を紡ぐ

やべえ…そんな女の顔見せられちゃセーブできねえよ

次は深く、まさぐるように舌を這わす

女騎士の唇をついばみ、犬歯を舌で撫で、お互いの舌と舌を絡ませる


始めは驚き肩を震わせた女騎士だったが今では必死に舌をくねらせている



勇者「もっと力抜いてごらん」


すると女騎士との舌を押し合うようなキスが途端に柔らかく撫であうよなものへと変わる

お互いが離れると口と口から一筋の糸が弧を描く

女騎士が真っ赤になり俯くもすぐに唇を押し付けキスを迫る


勇者「女騎士、目開けて」


それまで固く目を閉じていた女騎士にそう呼びかける


女騎士「んっ…」


目をあけた女騎士の目には涙が浮かんでいた


女騎士「ゆうしゃ、わたし、うれしくてしんじゃいそうです…」


顔を真っ赤にしながら俺の目をじっと見つめ、とろけそうになりながら唇を貪ってくる


ったく……


俺は女騎士の服に手を掛ける

その時、俺の頭に僧侶の顔が浮かんだ

そうだ俺には僧侶がもういるんだ

なんて最低なことをしてるんだ俺は

いや思い出せ俺の旅の目的はなんだった?

僧侶と付き合うためだったか?

違うだろう。女とイチャイチャしたいからだ

目の前にこんな可愛く美しく俺を求めてくれる女がいるのに俺は何を迷ってるんだ



勇者(>>203)


①(いや俺は! それでも僧侶が好きなんだ! あいつの泣き顔は見たくねえ!!)そうして俺は女騎士から手を離した

②(女騎士、俺はお前も好きなんだ。今更お前を手放したいとは思えない)俺は女騎士の服を脱がした

③(僧侶は裏切れねえよな)俺は女騎士に本当のことを言うことにした

2

女騎士、俺はお前も好きなんだ。今更お前を手放したいとは思えない


そして俺は女騎士の服を脱がした


中に着ていたのは淡いピンクの下着


なるほど、女騎士はこんなものを履いてるのか


でも今はそれより……



そうして俺はブラジャーのフックに手をかける



勇者「………」



なかなかうまく取れない


女騎士「無理に取ろうとするんじゃなくて、つまんでから指をこするように外してください」


おぉ、うまく取れた


フックが外れる時の一気に解放される感じが病みつきになりそうだ



女騎士「上手ですね。よしよし」


なぜか撫でられるが悪い気はしない

そして女騎士の豊満な胸があらわになる

かなりの巨乳ながら乳頭はピンク色で既にツンと小さくも確かに主張をしている


俺はそっと乳首に舌を這わせた


女騎士「んっ!!」


女騎士がビクッと跳ね、乳首を舐めている俺の頭を強く抱きしめる


女騎士「あっ!……あぁっ……」


艶やかな甘い声が耳に響く


そのまま俺は女騎士をベッドへ寝かせる

乳首を舐める

弾く

唇で挟む

吸いつく


それらをするたびに女騎士の声が響いた


女騎士「ゆ、ゆうしゃぁ……すきぃっ……もっとして…」


俺は右手でもう片方の胸を揉みし抱く


とても片手では収まりきらないその乳房が指の食いこみで自在に形を変える


女騎士「きもちいい……んっ…」


美しい顔が快感によって歪み、開いた口から甘い吐息が漏れる

女騎士「ゆうしゃぁ……イっちゃう……」

勇者「俺の顔見てイきな?」


乳首から離れ、両手でそれぞれの乳房と乳首を刺激する


女騎士「あっ……うぅ…あっあっ! イク! イっちゃう!!」


女騎士「い、くっ……あぁっ!!」



体中に力が入り緊張していたものが絶頂を迎え一気に弛緩する


女騎士の顔はとろけ、だらしなく口を開き息を荒くしている



俺は続けてパンツに手をかける

女騎士もそれに気が付き腰を上げ、するりとパンツを脱がす


薄い陰毛と、ピンクの女性器が顔を出した


女騎士「は、はずかしいですゆうしゃ……あんまりじろじろ見ないでください」

勇者「なんで? 女騎士の裸初めてみたんだぜ。ちゃんと見せろ」

女騎士「私だけ裸なのは嫌です…勇者も脱いでください」



ふむ、しょうがねえ
一気に俺は服を脱ぎ捨てる

既に俺のは女騎士のイク瞬間をばっちり肌で感じ取っていたせいでギンギンだ


女騎士「おっきいね…」

勇者「女騎士だっておっぱいでけえだろ」

女騎士「ゆ、ゆうしゃ……わたしもうがまんできない……」


女騎士の息が荒くなってくる

もちろん俺ももう我慢なんてしてられなくなっている

先端からは早く挿れろと我慢汁が出ている



勇者「>>210


①「俺ももう我慢できねえ」

②「まだだーめ。いつも1人でやるとこ俺に見せて」

③「じゃ、触りあいっこするか」

3

勇者「じゃあ触りあいっこするか」

女騎士「う、うん」


まず女騎士がそっと手で撫でるように触る
そして温かい手が優しく包み込みしごきだす

俺も女騎士の濡れた恥部に指をなぞらせる
既にぐっしょりと熱く濡れた筋に指をなぞっただけで女騎士が声をあげる



女騎士「んあっ! んーっ…」

お互いがお互いを触り、感じあいながら口づけを再び交わす

女騎士「ゆうしゃのすっごいかたいよ……いつもこんなにかたくなるの?」

勇者「まぁそうだけど今日は女騎士のせいで興奮してるしな」

女騎士「いっぱい、気持ちよくなれるよう頑張る、からぁっ!!」


女騎士がしゃべっている間に少し強く触り、強烈な性感が走った女騎士が喘いだ


女騎士「あっあっあっ! んっ! まってゆうしゃ、わたしばっかりきもちよくなっちゃいや」

勇者「手休めんなよ」

女騎士「だ、って……あんっ!」


感じながらも俺のことを気持ちよくしなければいけないという気持ちもあるのだろう
性感に耐えるように息を止めながらも手の動きをやめない

最初は優しくしごいていた女騎士も今では力強く手を上下させている

女騎士「ゆうしゃ……イキそう……んっんーーっ」

勇者「俺ももう少しでイク……一緒にいこっか」

女騎士「い、しょがい、いぃ……ちゅー! ちゅーしてぇっ」

勇者「っ……くっ…!」

女騎士「あ、あぁ! あ、あ、あ!! イクイク!! んっ…………はぁっ……」


女騎士が絶頂に達したのを確認してから俺も我慢していた射精感を解放する

女騎士の手とお腹にかかってしまった


女騎士「はあっ はぁっ んっ………はぁ……はぁ……」


肩で息をしながら女騎士がキスをしてくる

女騎士「すごい熱いんだね……いっぱい出た」


手についた精子をいやらしく舐め取る

女騎士「変な味……でもこれくせになっちゃうかも……」

女騎士「勇者、見て?」


女騎士が脚を開き、陰部を俺に見せつける
そして腹に飛んだ精子を指でなぞり取り、陰部にこすりつけた

勇者「ーーっ!」


勇者かわいい……

ドキドキしてくれたかな?

私もドキドキしてる……勇者の精子……もっとほしいなぁ

いっぱいいっぱいかけてほしいなぁ

とか言ったら変態な子って思われちゃいますよね



勇者「もう、いいよな女騎士」


私も、もう我慢出来ないです……


女騎士「来て、勇者……」


勇者が優しく私を寝かせてからキスをしてくれます


女騎士「私、初めてだから……優しく、してくれますよね?」

勇者「女騎士があんまりにも可愛いから…理性ぶっ飛んじゃったらごめん」

女騎士「それはそれで…うれしい」


あー幸せです…もっとこれから勇者を感じれるなんて考えただけで……あぁどんどん濡れてきちゃいます

勇者がまず先端を私の割れ目にこすりつけます


それだけで感じてしまって変な声が出ちゃいました……はずかしい……


勇者「いくよ」

女騎士「はい」


私は脚を大きく開いて挿入されるのを待ちます


女騎士「んっ……」

勇者「大丈夫か?」

女騎士「ちょっと痛いですけど大丈夫です」


勇者はきっと早く動いてしまいたいのに私のために優しくしてくれてるんでしょう

優しく、ゆっくりと焦らずに少しずつ挿入してきます


確かに少し痛いです

でも、そんなことより


女騎士「しあわせ…」

さっきから結構入ってきた気がします

お腹の奥に異物感があるんですけどこれがまた…その……気持ちいいんです


女騎士「あぁ……」

勇者「ごめん痛い? もう全部入りきるよ」

女騎士「いえ、思ってたより痛くは無かったです……ゆっくり…動いてください勇者」


勇者がゆっくりと腰を動かします


女騎士「あっ……あぁ……」


痛い反面、体の中に入っては出て行き、入っては出てを繰り返すのがすごく気持ちいい

こんなにきもちいいなんて思わなかったです

早く、私をめちゃくちゃにしてください勇者

女騎士の硬い処女膜をぶち抜いてからはわりとスムーズに動くようになった

最初は処女膜の硬さであんまりなんも感じてなかったが……

やばい

トロトロと熱い、締め付けてくる、女騎士の感じてる顔がエロい


セックスってこんなに気持ちいいもんだったんだな……
こりゃ依存症になるわ



女騎士「ゆうしゃ……もっと……もっとはげしくしてください」

勇者「いいんだな?」

女騎士「はい、もっとゆうしゃを感じさせて……」



俺はさっきまでの遠慮は捨て己の欲望を満たすために強く早く打ち付ける


女騎士「ぁ…ぁ……ぁ……ぁ、ぁ、あ、あっ」

勇者「なんで声出すの我慢してんだよ。俺にもっと女騎士の可愛い声聞かせてくれよ」

女騎士「わた、しも……ゆ、んっ! ゆうしゃの、こえをそばでききたい!」

俺は腰を振りながら密着し、女騎士の耳元に口を持ってくる

吐息がかかるのだろう女騎士はくすぐったそうにしている


勇者「女騎士」


そう呼んだだけでびくんと体が跳ねる


女騎士「もっと……もっとわたしのなまえをよんで」

勇者「女騎士! 好きだ」

女騎士「もっとぉ! もっとわたしを求めてっ!! いっぱい! いっぱいわたしでかんじてゆうしゃぁ…」


女騎士が喘ぎながら言葉を紡いでいく

そこまで彼女が俺のことを思ってくれてるっていうことが純粋にすごくうれしかった

だから彼女の言うとおり女騎士で感じて、その分いっぱい感じさせてやろう

女騎士「あっあっあっあっ」


今では打ち付けるリズムにあわせて女騎士が喘ぐようになった

突かれた衝撃で声が出やすいのだろう


女騎士「ゆうしゃ…きもちいぃよぉ…ゆう、ひゃあっ!!」


耳を舐めると今日1番の頓狂な声を女騎士があげた


女騎士「ああああっ!! らめっ! それは、や、あぁぁ……んっ ん~~!」

女騎士「ああっ! だめ、イっちゃう!!」

勇者「いいよ、イッちゃえ」

女騎士「や、やだ……ひとりは、やあ……いっしょに、ゆうしゃもいっしょにイってよぉ……」

勇者「あぁ、イクよ! 俺もイク!!」

女騎士「おくちに、おくちにだして! ゆうしゃのせいしっ!! いっぱいちょうだい」

女騎士「んっんん~~~!! はっ………あ、はぁ! はぁ!!」


女騎士がイってから中から引き抜き、女騎士への口へとあてがい、我慢していた射精を口の中で解放する


女騎士「んっ! んん!!」


全部出し切って口の中から引き抜く


女騎士「ふっ、はぁ……すごい……いっぱいいっぱいでた……」

女騎士「おいしい……喉に絡まるけど、おいしい」


そんなことを笑顔で言われたら……また勃っちまうだろうが……


でもさすがにそろそろ疲れた……
あんまり女騎士を無理させるのもアレだろうしな


どうするか


>>224

①今日はもう寝る

②まだやりたりねえな…

③風呂入るか

>>224

3

勇者「じゃ、風呂入ろうぜ」

女騎士「一緒でも……いいですか?」

勇者「当たり前だろ」

勇者「じゃ、いくぞ」

女騎士「きゃっ!」



女騎士をお姫様抱っこして脱衣所で下ろす


脱衣所の鏡で女騎士と目が合った


女騎士「……勇者」

勇者「ん?」

女騎士「なんでもないです、早く入りましょ!」

お風呂にきたはいいですけど……


正直まだ物足りません


勇者はもう頭洗い始めちゃってるし……

どうしよう……


①(そうだ、前に本で見たように…おっぱいで体を洗ってあげれば!)おっぱいスポンジで勇者を洗う

②(勇者の精子がほしい……もっと飲みたい…出して…)手コキフェラ抜き

③(まだ…足りない……一緒に気持ちよくなりたい…)再びセックヌ再開

>>229

1

俺が頭を洗い流し終わると女騎士が抱きついてきた

勇者「どした?」

女騎士「体洗ってあげますね」

勇者「お、おい」


女騎士が石鹸をこれでもかと泡だて、それをつけたおっぱいを押し付けてくる


や、柔らかい……

溢れんばかりの胸が潰れるほど押し付けてくる


最初は腕を丁寧に洗ってくる

上腕から前腕、手背へ丁寧に押し付ける


女騎士が俺の手を取り、自分の胸へ押し付ける


女騎士「ゆうしゃ……きもち、いいですか…」

勇者「きもちいいよ」


本当に気持ちいいのはお前だろうと思いながらも、確かに気持ちいいのでそう答える


女騎士「よかった。でもこれ難しいです……」


そう言いながらもゆっくり、丁寧に腕を終えもう片腕、全胸部、腹部を順に終える

そしていよいよ陰部へと胸を押し付けてくる!


そう期待した時に、女騎士が口を開いた


女騎士「勇者、おっきくなったここ、やってほしいですか?」

勇者「>>235


①「あぁ、頼む」

②「いや別にいい。それより……」アレを口元へ近づける

③「いいから湯船入ろうぜ。」
③の後 ④手でしごかせる
    ⑤挿れる

単純におっぱいスポンジとか書きたくないとかそんなわけ無い


うまくエチシーンを表現できません
自分の語彙力、表現力のなさに泣けます

描写説明よりセリフでアンアンな方がいいですかね?

2

勇者「いや、別にいい。それより…」


そういって俺はアレを女騎士の口元へ近づける

女騎士もその意味を理解したのだろう

まずは亀頭の先端を舌で優しく舐めてくる


女騎士「上手じゃないと思いますけど…がんばります」

勇者「無理しなくていいからな、疲れたらやめていから」


女騎士からの言葉の返事はないもののペニスを舐め、しゃぶりだす


亀頭を包み込むように口に含み、カリに舌を絡める


女騎士「ゆうひゃ……ひもひいいへふか?」

勇者「気持ちいよ女騎士」


そういって頭を撫でてやると女騎士はうれしそうに鼻をならし、さっきよりも強くしゃぶりだす


亀頭から陰茎の寝元近くまで歯を立てないように気をつけながら前後に動く



女騎士「んっ、んっんっんっ」

しゃぶっている舌とペニスが前後するためにいやらしい音がなる

初めてのフェラは予想以上に難しいです

歯を立てないように口を大きく開けたまましゃぶり続けるというのはなかなか至難の業ですね……

決してうまくはない私のフェラでも勇者が気持ちいいと言ってくれたことがうれしくて、
お、おちんちん……の匂いがたまらなくて…だんだんと頭がボーっとしてきました



女騎士「ゆうひゃぁ……きもちよくなってぇ……私のお口でいっぱいおちんちん気持ちよくなって……」


そう言うと勇者のおちんちんがビクッっと跳ねました…

いっぱい気持ちよくしてあげますからね


奥まで思いっきり咥えてみることにしました

ちょっと…苦しい……


女騎士「おぇ……げっほげほ……」

嘔吐反射が誘発されてえずいてしまいました

再度チャレンジします


女騎士「んっ……んん~…………ぶはぁ…」

口からおちんちんを離すとさっきまでの1本の糸とは違い、たくさんの糸が私の口と勇者のおちんちんとの間に橋となっていました


勇者「うわ……マジでエロいな」

女騎士「私まで興奮しちゃいます……」

女騎士「じゅるる……じゅぶ、じゅるるるう……」

次はわざと音をたてるようにし強く、長く、一定のリズムでしゃぶっていくことにしました

勇者「うっ…ぐぁっ……女騎士、イキそうだ」


あぁ…やっと……勇者の精子が飲める

早く……早くほしいよぉ…


勇者「うっ、あっ……ぐぅ…いくぞ女騎士!!」


勇者が私の頭を掴んでおもいっきりおちんちんを喉の奥まで突きたててきました

反射的にえずき異物であるおちんちんを吐きだそうとしますがグッっとこらえます

瞬間、喉の奥に熱いものがビュッ、ビュッ、ビュッと3度吐きだされました

咽頭に直接精子をそそぎこまれちゃいました……


ですが勇者がおちんちんを引き抜こうとした時、嘔吐こそしなかったものの強い吐き気によって思わず強くえずいてしまいます


女騎士「おえっ……ぐっ……はぁっ! はぁはぁ……」

勇者「わ、わるい女騎士! 大丈夫か…?」

女騎士「だ、大丈夫です……気持ちよかったですか勇者…?」

勇者「めっちゃ気持ちよかったけど調子に乗りすぎたなごめん」

女騎士「いいんです! 私も勇者が気持ちよくなってくれて、口にいっぱい射精してくれて……すごくうれしいんですよ?」

私と勇者はお風呂を出ました……もう眠くて眠くて堪りません……


女騎士「ゆうしゃ……私もうすごくねむくて」

勇者「あぁ、俺もねむいわ……」

女騎士「手を繋いで寝てたいです」

勇者「あぁ、いいよ。朝まで手繋いで寝るか」

女騎士「はいっ!」



今日はとっても素敵な日……
勇者とデートをして、エッチをしていっぱいいっぱい気持ちよくなれました…

勇者は私のことどう思ってるんでしょうか…

怖くて聞けないですけど、でもきっと、嫌ってはくれてないですよね!


女騎士「大好きですよ! 勇者!!」

なんか下半身が気持ちいい……

目を開けるとそこには俺の上にまたがってる女騎士がいた


女騎士「あっ…おはよ、んっ! おはようございますゆ、うしゃぁ! あんっ!!」

勇者「なにやってんだお前朝っぱらから……」

女騎士「だって……勃ってる勇者のおちんちんみてたら我慢できなく……んああっ! あっ」



こいつの性欲は底なしか…

とりあえずホテルを俺たちはあとにして僧侶と魔物使いが待つ宿屋に戻ることにした


勇者「起きたらびっくりしたぜ。女騎士が俺にまたがって腰振ってんだもんよ」

女騎士「だ、だってぇ…勇者の見てたら昨日のこと思い出しちゃってそれで……」

勇者「もうお前のマン汁で太ももとかぐっしょりだったぞ…どんだけやってたんだよ」

女騎士「た、たぶん5回はイキました……あとはもう数えてないです……」


ありえねぇだろこいつ

勇者「ただいまー……あーつかれた」

僧侶「勇者! おかえりなさい昨晩はなにしてたんですか! 結局帰ってこないですし!!」

勇者「あー……えーっとな……飲み歩いてたら朝になってたわ…」

僧侶「え、えぇ…そんなに呑んで大丈夫なんですか」

勇者「ほとんど寝てないから眠いわ……もう次の街出発するけど、馬車で寝るわ…おやすみなふぁあぁぁぁ~~~……」

僧侶「まったくもう! 女騎士は大丈夫なんですか?」

女騎士「え、えぇ…私途中で寝ちゃったみたいで……勇者はほかのお客さんとずっとしゃべってたり、私をおんぶしてお店移動してたりしたみたいですよ(ごめんね僧侶……嘘なんだけど)」

魔物使い「すんすん、なんか勇者と女騎士が同じ匂いする……なんでだろう」

女騎士(え!? さっきもシャワー浴びなおしたのに…… この子どんだけ鼻がいいの!」

魔物使い「うーん気のせいかなぁ?」

女騎士「さぁ…どうでしょう。ずっと一緒にいたからじゃないですかね」

魔物使い「ま、いいや早く次の街へれっつごー!」




………………
…………
……


女騎士「馬車を引く時は、こう、止まる時は手綱をこう引けば馬がとまりますよ」

僧侶「や、やってみます!」

魔物使い「僧侶は馬に乗ったこととかないんだねー。ま聖職者なら当然なのかな」

僧侶「そ、そうだね。初めてで緊張します~」

女騎士「大丈夫ですよ、この馬はすごく大人しいですしなにもないと思います」

魔物使い「ていうか勇者アレいいわけ? 中でさっさと寝てるし」

女騎士「まぁ、魔物が出てきてもここらへんの敵ならなんとかなるでしょう」

僧侶「私攻撃とか出来ないので魔物が出てきたら2人ともお願いしますよ~」

魔物使い「あーーー……いい天気だなぁ……」

僧侶「本当に…あったかくていい気持ち」

女騎士「こんな日の昼間には魔物も活動を潜めてますしひとまずは安全ですね」

魔物使い「そうだねぇ……ふぁぁ……なんだか眠くなってきたなぁ」

僧侶「ふふ、寝る子は育つ、ですよ」

魔物使い「僧侶はあんまり育ってないみたいだけどね」

僧侶「なんて失礼な!! もう魔物使いちゃんの勉強の宿題今度から増やしますからね!」

魔物使い「嘘だよひどいよ僧侶ー!!」

女騎士「今日も平和ですね」

「ピギー」

魔物使い「本当に眠くなっちゃったからうちも中でちょっと寝てくる……」


あったかくていい気持ちだから眠くなっちゃった……

勇者けっ飛ばしてからちょっと寝よう



勇者「…ZZZ………ZZZ…」

魔物使い「うっわぁ…ひどいアホ面だなぁククク」

魔物使い「でもちょっと勇者スペース取りすぎ! ちょっとあっちいって」


勇者を手で押そうとしたら勇者に捕まえられた!



魔物使い「なにすんだよはなせー!!」

勇者「なんかちょうどいいところに抱き枕があるぞー」

魔物使い「なんだよ起きてんなら最初っから起きろばかー!」

勇者「ちげぇよなんか触られたから起きたんだよ」

魔物使い「無駄にレベル高いやつはムカつくなー!! はーなーせー!」



>>253

①逃げようと力ずくで拘束を解こうとする

②金的

③諦める

④ピィ助けて!!

3

魔物使い「うー……」

勇者「なんだ? 暴れんのは諦めたのか」

魔物使い「だってゆうしゃに力で勝てないし。それにあったかいからこのまま寝てもいいかなーって」

勇者「そうしろそうしろ。あーでも寝ぼけて本気で締めて小さな命がひとつ消えちまうなんて事故が起きるかもしれないけどな」

魔物使い「やっぱり離せくそゆうしゃー!!」

魔物使いが大人しくなってうんともすんとも言わねえ


勇者「おい」

魔物使い「なんだよー…今寝かけてたのにさぁ!」

勇者「お前の髪の毛いい匂いすんな」


すんすん、うん、やっぱりいい匂いだ


魔物使い「うわぁ! くすぐったい! あはははは! やめて!!」


魔物使いが俺から逃げようとするがやはり俺のホールド力の前では無力だ


ふむ? なかなかおもしろいがこれくらいにしておいてやるか

ガキに嫌われるとめんどくさいしな



>>258

①よし、くすぐるか

②股をまさぐる

③自由安価

1

魔物使い「はぁ……はぁ……なにすんだよー変態ゆうしゃ……」

勇者「は? お前そう言う事いうのか」

魔物使い「へ?」


こちょこちょこちょこちょこちょこちょ


魔物使い「あは!あははは!! やめて!! やめろばかぁ!!」

勇者「ばかだぁ? へー」

魔物使い「あひゃひゃひゃ!! 離せ! あほ! 許さない! 絶対に許さないからなぁ!! ぐはははは」


魔物使いがからだをよじるが力の差が歴然

逃げられるわけが無い


勇者「えー許してくれないの? じゃあ許してくれるまでくすぐるしかないな」

魔物使い「うそ! うそです! 死んじゃうから!! 許す許します あははは」

勇者「許す? なんでお前が上から目線な訳? 自分の立場わきまえろよ」

魔物使い「ご、ごめんなさい! 許させて! 許させてください! うちが悪かったですごめんなさい」

魔物使い「はぁ……はぁ……なんでこんなことに……」

勇者「お前が調子乗ったこというからだ」

魔物使い「絶対おかしい。はぁ……許さな……許させてください」


俺の腕に力が入るのを察知して慌てて言い直す魔物使い


なかなかかわいいじゃねえか


勇者「まぁ、その、なんだ? 悪かったよ。お前が」

魔物使い「い、意味わからない納得できない……」



ふぁ……眠くなってきたな…
どうするか……


>>263

①寝る

②股をまさぐる

③自分のをまさぐる 

1

ふぁ……ねみぃ寝るか


魔物使い「はぁ……くそゆうしゃ……」

勇者「おやすみ魔物使い」

魔物使い「くそーばかばかー!!」


………………………
…………………
…………

魔物使い「おきろー!」

魔物使い「おーきーてー!!」

魔物使い「離してよぉ……」


起きてるんだがこいつがおもしろいからしばらく寝たふりをすることにする


魔物使い「起きてー……」


僧侶「さっきからどうしたの魔物使い、大丈夫?」

魔物使い「あ! 僧侶! あのね、ゆうしゃが離してくれないの…」

僧侶「あらあら、そうだったの。勇者、起きてるんでしょ? 離してあげてください?」

勇者「なんだよバレてんのか。しょうがねえなぁ」

魔物使い「な!? 起きてたの? ひどいよゆうしゃ!!」



ギャーギャーうるせえなぁ本当に……

僧侶「あんまり魔物使いちゃんいじめちゃダメですよ? さっきは魔物使いちゃんの悲鳴まで聞こえてきましたよ?」

勇者「俺が笑える話をしてやったからな」

僧侶「そんなにおもしろかったんですか! 私にも聞かせてくださいね」

勇者「ん? おう、いいぞ?」


そんなにくすぐられたいのか僧侶は

僧侶「じゃあ勇者、起きたなら女騎士と手綱引くの代わっあげてください」

勇者「あいよ」

僧侶「魔物使いちゃんはどうしますか?」

魔物使い「勇者の歯ぎしりすごくて眠れなかったから寝かせて……」

僧侶「はい、じゃあおやすみなさい」

勇者「女騎士、代わるぞ」

女騎士「あぁ、勇者ですか助かります」

勇者「疲れてるだろお前も」

女騎士「はい、かなり眠くて……わたしも馬車でやすんでますね」

勇者「おう」

俺が御者台に座り、手綱を取る


僧侶「となり、いいですか?」

勇者「おう」

僧侶「勇者…昨日寂しかったんですよ」

勇者「……ごめんな」ナデナデ

僧侶「ふふ、許してあげます」


僧侶が俺にもたれかかってくる


僧侶「ねぇ勇者……好きなんですよ」

勇者「ありがと」

僧侶「勇者は私のことどう思ってるんですか」

勇者「好きだぞ。っていうか俺から好きって言ったんだしな」

僧侶「あの時はいきなりキスされてびっくりしちゃいました」


あはは、と僧侶が笑う

勇者「なぁ僧侶」

僧侶「はい」

と振り返った僧侶にキスをする


僧侶「ん! もう……ドキドキしちゃいます」

勇者「いやか?」

僧侶「いいえ、もっともっとしたいです」


そうして僧侶が唇を強く押しつけてくる



僧侶「んーーちゅ」


なんだこのくそかわいい生き物……

僧侶「いっぱいちゅー出来て幸せです……」

勇者「俺も幸せだ」

俺は僧侶の腰に手をまわす


僧侶「ん~! 勇者~! すきすき! いっぱいすきなんです! もっとずっと一緒にくっついてたいんです!」

僧侶「むぎゅ~」


うーん抱きついてくるのはいいんだが……その…可愛すぎてだんだんとあそこがな

僧侶「勇者、抱っこしてください」

勇者「ん!?!?」


それはあそこの事情的にまずいぞ!!


僧侶が座ってる俺にまたがるようにしてくる

いわゆる挿入してない対面座位みたいな感じだ


僧侶「ちゅーもぎゅーもいっぱいできますね…」

勇者「キス魔だな僧侶は」

僧侶「勇者といっぱいちゅー出来るの幸せだから……」


好きにさせておくと僧侶がついに舌をねじ込んできた

くちゅくちゅと音をたてて大人のキスを楽しんでいる



僧侶「はぁ……はぁ…んくっ……はぁ…はぁ…」



だんだんと僧侶の息が荒くなってきた

俺も…もうギンギンだ

と、とまりません……

キスってこんなにドキドキするんですね

あーすきすきすき!

勇者大好きですよぉ~!

もっと伝えたい! 勇者にもっと私が好きってこと伝えたいんです

う~でも勇者からの好きも伝えてほしい……

どうしたらいいでしょう……


>>275

①勇者の手を自分の股へ

②勇者の股間を撫でる

③自由安価

抱きついて勇者の耳を甘噛む

僧侶「勇者……ぎゅ~!」


私は勇者に思いっきり抱きつきます

ちょっと苦しいかな……でもそれくらい私は勇者のこと好きなんですよ?
分かってくれてますよね?


僧侶「すき……」

私は勇者の耳元でそう囁きます


僧侶「すき……すき……すきぃ…」

だんだんと私の好きって気持ちが抑えられなくなってきちゃいました……


僧侶「すき……はむっ」

私は勇者の耳を甘噛みします

僧侶「ガブガブ」

優しくガブガブしながら勇者の耳たぶ、耳の裏、中まで舌をいれて舐めまわします


僧侶「すき。」

僧侶が俺の耳を舐めてくる

耳元でクチュクチュという音がするし、僧侶の柔らかい舌の感触がくすぐったくもあるし気持ちよくもある


でもな


勇者「僧侶、俺耳効かねえんだよ」

僧侶「ん~~! もうなんでですかぁー!!」



仕返ししてやるか


>>279

①耳を舐め返す

②僧侶のをパンツ越しに触る

③そういえばさっきの魔物使いとのおもしろい話ってやつ教えてやるか

④自由安価

金的してくれ

仕返ししてやるか…

優しい僧侶にはこんなこと出来まい


勇者「僧侶…金的してくれ」

僧侶「金的……ってなんですか?」

勇者「それはな、男のチンコを強打することだ」

僧侶「い、痛いんじゃないですかそんなことしたら…?」

勇者「あぁ…痛いぞ……死ぬほど痛い」

僧侶「それなら……それなら聖職者として、勇者を想う1人の女としてそんなことは出来ません」

僧侶「痛くて辛い思いなんて、好きな人にさせられるわけないじゃないですか」



そういって僧侶は>>283をしてくる

①手でアレを撫でてくる

②優しく頭を撫でる

③自由安価

1!

僧侶「だから気持ちよくしてあげますね」


僧侶がズボンの上から俺の股間をさする


僧侶「硬い……今鎮めてあげますからね」


僧侶がベルトを外しズボンを脱がせる

俺はされるがままにすることにした


僧侶「勇者のおっきい…… こんなに腫れて…痛くないんですか?」

勇者「痛くはないけどむらむらして早く治めたい」

僧侶「頑張りますね……どうすればいいですか」

勇者「手で上下にしごいてくれればうれしいな」

僧侶「分かりました」


シュッシュッシュ……


僧侶が俺のチンコを上下にしごく


僧侶「うーん…むずかしいですね……」

勇者「根元をもう片方の手で押さえてみて」

僧侶「あ、やりやすくなりました」


自分のやりやすい方法を見つけたのか僧侶の手が勢いづく


僧侶「なにか出てきました……ねちょねちょですね」


どうすればいいか分からないらしく、指示を仰ぐように手が止まる


勇者「気にせず続けて。僧侶の唾を手にとってそれでしごいてくれるともっと気持ちいいかな」

僧侶が自分の手に唾液を吐きだしそのままチンコをしごきだす


クチャクチャクチャと音を立てながらしごかれる

唾が潤滑剤の働きをして快感がじんわりを広がっていく


僧侶「これでいいですか…?」

とおそるおそる聞いてくる僧侶の姿がいとおしかった

俺がうん、とうなずくとほっとしたような表情を見せてほほ笑む

僧侶「よかった……」


うーん俺も手持無沙汰で暇だ

そのままキスをしながら手コキを続ける僧侶だったが、なにか悪戯をしたくなった


なにをするか >>287

①おっぱいをいじりながら手コキを続けさせる

②頭を押さえて顔をチンコへ近づけさせる

③僧侶の身体を求める

1

とりあえず僧侶の胸を揉む


僧侶「ひゃぁっ!! なにするんですか!」

勇者「手持無沙汰になっちゃってさ」


僧侶の胸をはだけさせる

決して大きくはないが真っ白なおっぱいが姿を現す

俺は小さくも柔らかいおっぱいの感触を楽しむことにする


僧侶「んっ! あっ! ああっ!!」

乳首の先を指ではじくと僧侶が大きい声をあげた


僧侶「あんっ…きもちいい… んくっ、あっ…」

勇者「ほら頑張って続けて?」

乳首をいじる度に僧侶が感じて、一瞬手の動きが止まるのがかわいくてたまらなかった

そんな僧侶の姿が楽しくて愛しくて俺は何度もそれを繰り返した


勇者「ほら、もっとしごいてよ」

僧侶「だってぇ……ゆうしゃがじゃまするんじゃないですか~…」


そのピンクの乳首を弾くだけではあきたらず俺は舌を這わせた

僧侶「ひっ! あぁぁ!! うぐ… あぁ! いやぁ……」

勇者「いや?」

僧侶「いや、じゃないです……おなかがキュンってしちゃって……」


そんな僧侶の可愛い言葉のせいでもっといじめたくなってしまった

俺は音をわざと立てながら乳首をしゃぶる


僧侶「やぁぁぁ……恥ずかしいですゆうしゃぁ……」


完全に僧侶の手が止まる


勇者「僧侶、手が止まっちゃってるよ。もうやめる?」

僧侶「やめないです…勇者の……鎮めてあげるまでは」

勇者「俺のなに?」

僧侶「ゆうしゃの……おちんちんを鎮めてあげるまでは…」


顔を真っ赤にしながら言う僧侶がたまらなく愛しくて俺はなんどもキスをした

僧侶「なかなか……鎮まらないですね……」


そりゃまぁ拙い手つきだし俺が僧侶の乳首をいじって遊んでるせいで手が止まってるしな


勇者「むしろ変にされて余計にひどくなったね」

僧侶「む~……ごめんなさい私じゃ力になれないでしょうか…?」


僧侶が目に涙をためている

なんでそんなことで泣くんだって驚く反面、そこまで俺のことを思ってくれてるということに感動した


勇者「>>293

①「な、泣くなよ。十分すごい気持ちよかったぜ」

②「僧侶も乳首触られて気持ちよくなっただろ」

③自由安価(次にやること書いてくれればおk)

3一度ストップしてやめる

勇者「そんなことねえよ。めっちゃ気持ちよかったぜ」

僧侶「で、でも……」

勇者「んなもん放っときゃじきに鎮まるんだからよ」

僧侶「勇者がそういうなら…ごめんなさい」

勇者「わかったからもう謝んなよ」


そういって僧侶と口づけを交わす

決して情熱的なものではなく、優しく長く温かいキスをした

僧侶「勇者……好きです」

勇者「分かってる」

僧侶「大好きです」

勇者「知ってるよ」

僧侶「寂しいんです……」

勇者「……そうか」



>>297

①再開
  ②なにをするか

③優しく抱きしめる

馬車を運転しながらこんなことするなんて器用だなあ

kskst

勇者の手で[田島「チ○コ破裂するっ!」]させる

>>298
僧侶が勇者の手を使って田島させるってことでおk?

>>296
魔王を倒した勇者ならこれくらい出来て当然でしょう

僧侶「寂しいんです……」

勇者「……そうか」


そうじゃないんです勇者…

もっとしてほしいんです勇者……

あなたがもっとほしいんです勇者………


私はパンツを脱いで勇者の手を取ります


僧侶「あっ……んぅ……あっいい……」

勇者「そ、僧侶!?」

僧侶「ごめんなさい勇者……私、自分が思ってたより変態な子みたいです」


勇者の前で、勇者の手で、私は感じてしまっています


僧侶「あっ、あっ、気持ちいい……気持ちいいです勇者の手です勇者の手でするの!」

僧侶「勇者はなにもしなくていいんです! 私が勝手にやってるんです! 私が、勝手に一人でしてるんです!」

僧侶「勇者が私に気を使ってやめてくれたのはうれしかったけど悲しかったです! 私はあなたをもっと感じたかったのに!」

僧侶「ほっときゃ鎮まるなんて言わないでください……私はとっくに覚悟ができています……」

僧侶「私の手であなたをいっぱい感じさせてあげたかった……私の手が下手っぴで勇者が沈まれなかったのなら私の体を使ってでも沈ませてあげたかった」

僧侶「寂しいよぉ勇者ぁ……」

僧侶「うぅっ……うっ……ひっく…」

僧侶の頬に涙がつたう


俺はそっと僧侶を抱きしめてキスをした


勇者「ごめん僧侶、俺が中途半端に優しくしたから」


俺はここまで想ってくれてた僧侶に申し訳ない気持ちで胸が押しつぶされそうだった

僧侶「ううん、私が勝手に暴走しただけですから……」


勇者「>>308


①「俺もう我慢しねえから。どうなっても知らねえぞ」パコ

②「もっかい、気持ちよくしてくれるか?」手を俺のペニスへ

③自由安価

1

勇者「俺もう我慢しねえから。どうなっても知らねえぞ」

僧侶「勇者……」


僧侶が俺に抱きついてくる


俺も覚悟を決めた


アレを僧侶の恥部へと宛てがう

ぬるりとした暖かい感触に触れる


僧侶「んっ…」

勇者「僧侶……」

僧侶「おねがいします勇者」


俺は僧侶の穴へとアレをすすめた

濡れて柔らかくはなっているものの強い抵抗を感じる

少しずつ中へと進めるがその度に強く抵抗され苦痛のために僧侶の顔が歪む


勇者「僧侶」

僧侶「勇者……大丈夫ですよ」


強く歯を噛みしめることで痛みを耐えて、俺に笑顔を向けてくる僧侶に俺はどうしようもない愛情を感じた


勇者「頑張れ」

強く、優しく、愛をこめて僧侶を抱きしめる

僧侶「はい……」


僧侶は一言頷きを返し、抱きしめ返してくる

勇者「全部入ったよ。よく頑張ったな」

優しく撫でると僧侶はふぅと一息をつき幸せそうな笑顔を向けてくる


僧侶「ありがとう勇者。ちょっと痛いですけど幸せです」

勇者「俺も幸せだよ。よしよし」


僧侶の長い黒髪を撫で、汗で張り付いた前髪を払う


僧侶「動いて…勇者…」

僧侶「私のことなんか気にしないで……あなたのしたいように私を犯してください……」

勇者「無理すんなよ、今までだって痛かっただろうが」

僧侶「本当に優しいですね勇者は…… でも何回も言わせないで? 私が寂しいの満足したいのあなたが満足することが私の幸せなの!」

勇者「わかった…」

僧侶の背が強張り、手が震えている

今この子は恐怖と必死に戦っているのだろう

だがもう先程のように涙は流していなかった


俺はゆっくりと腰を動かし始めた

僧侶「はぁ…はぁ……んっ」

勇者「大丈夫か僧侶?」

僧侶「ちょっと、痛いけどでもそんなのより、全然きもちいいです」

勇者「そうか、じゃあ……」


俺は僧侶の中を強く突き上げる
膣内で僧侶のヒダが絡まり強く締めてくる


僧侶「あぁぁぁっ! い、はっぁぁぁ」

僧侶「は、はげしい……うっ、あああああぁぁっ!!」

僧侶の愛液が溢れだしグチュグチュと音を立て、僧侶は甘い声を奏でる

僧侶「ゆうしゃ、どうしようきもちいい……しんじゃうっ」

勇者「死ぬほど感じとけ!」


俺はさらに僧侶へと腰を打ち付ける


僧侶「う、ぁぁ…ひっいっあっ……」

腰をビクビクと痙攣させ目は虚ろとなり中がぐいぐいと締め付けと弛緩を繰り返しイったことがわかる


僧侶「はぁ……はぁ……んっ……あぁ……」

肩で息をする僧侶を引き起こし騎乗位の姿勢にする

僧侶「うわぁっ…びっくりしました……」

僧侶が姿勢を整えたのを見計らい俺は僧侶の中を打ち上げた


僧侶「やっああああっあっんっ、ひゃぁぁん」

僧侶「おく! おくにあたって!! ああんやっ、うぅあああぁぁ」


僧侶の乳房が踊るように弾む


僧侶「ら、らめぇ……ちょっととまってください……」

勇者「俺の好きにしていいんだろ? だからダメだ」

僧侶「い、いじわるぅ……ん、あぁぁ……死んじゃうよぉぐっああぁぁ」

僧侶「い、イク……いっ………ひゃっああぁぁ…………………はぁっはぁっ」


僧侶が挿入してから2度目の絶頂を迎える

俺は構うことなく再度押し倒した

正常位となりさっきよりも強く、殺してしまう勢いで押し入れる


僧侶「まって! まっておねがい! 死んじゃうよぉ! らめっあっあぁっ!!」


俺は構うことなく突き上げ続けた

僧侶の吹き出した汗と俺の汗が混じりあう

陰部からはこれでもかと愛液がたれ流れ、チンコを白く染める


僧侶「もう、ちからはいらない……あぁぁっ……はっぁぁ」


舌を噛み切らないよう示指と中指を僧侶の口の中にねじ込み歯と歯の間に指を置く


勇者「噛んでいいからな」

僧侶「ふぁい……」

僧侶の声は既にもう絶叫となっていた


僧侶もここまでされるとは思っていなかっただろう

本当はいつでもいけるのだが、僧侶をいじめたいという邪心から俺はセックスを続けていた


僧侶「ま、まふぁいかないの!?」

勇者「もっといじめたいんだもんやめるなんてもったいねえ」

僧侶「ひ、ひほいよぉ……」


俺は僧侶の口から指を抜くと唾液が糸を引き放物線を描く


僧侶「ゆうしゃ、きらいになっちゃいますよっ うっああぁっ!?」

勇者「へーきらいになっちゃうんだ。じゃあ好きになるまでいっぱいエッチしてようか」

僧侶「う、うそですよぉっ! もう! 好きで! 大好きで! 愛してりゅ!! あなたのことしか考えられないんです!!」

僧侶「身も心もあなたのもの……幸せをいっぱいありがとうゆうしゃ……」

涙と涎と汗でぐしゃぐしゃとなった顔で僧侶が笑顔をみせる

俺はもう幸せと愛しい気持ちで限界だった 


勇者「イクぞ僧侶」

僧侶「イって! 私の中でイってください!」


打ち付けるペースを極限まで早め射精を導く


僧侶「うぁぁぁぁぁ! あっ! いっひゃ」

僧侶「しゅきっ! しゅきぃぃ! あっあああ!」


何度目か数えるのを忘れたが僧侶が再び絶頂する
俺も絶頂し中にこれでもかとぶちまけた

ヒダが精液を逃がすまいとうねり収縮する

アソコから引き抜くと精液が溢れ出してくる

勇者「僧侶?」

僧侶「も、もう、ダメです」

僧侶「はぁっ……はぁっ…はぁ」


引き抜いてもまだ痙攣し、よだれをだらしている


僧侶「だ、出しすぎですよ……こんなになるまで溜めてたんですね……大変でしたね」

肩で息しながらにっこりと満開の笑顔で見つめてくる僧侶に俺はもう一度キスをした

僧侶の髪を撫でながらありがとうと伝えるとふるふると首を横に振った


僧侶「わたしが、やってほしかったんです……こんなにされちゃうなんて思いもしませんでしたけど……」

勇者「わ、わるい調子に乗りすぎた」

僧侶「いいんです」

僧侶「ねぇ勇者?」

勇者「ん?」

僧侶「愛してます」

勇者「おう」

僧侶「勇者は…?」

勇者「俺も愛してるよ僧侶」

僧侶「ふふ」



そして俺たちはその後しばらく抱き合いながらキスを貪り続けた

看護実習終わったので書いてみました

でもすっかり書き方とか忘れちゃってました

これから女騎士の立場をどうするかなー……

僧侶が俺にもたれかかって眠っている

スースーと寝息を立てて眠っているが俺の左手をしっかりと握っている


幸せだわ……

僧侶と旅ができるのはうれしい

だが僧侶や女騎士、魔物使いは女神の加護を受けていない

つまり死んだら生き返らせることができないのだ

だからもし敵が現れたら俺が守らなきゃいけない

たとえそれが人間だとしてもだ



賊「金を置いていけ」


見たところレベルはそう高くないのだろう


勇者「断る」
 
賊「ならば死ね」

勇者「それも断る!」


賊たちは5人

僧侶をよけさせ、俺一人が敵の前に立ちはだかる

賊の二人が俺に飛びかかってくる


勇者「はは、俺に喧嘩うったのが間違いだぜ」


敵の動きを注視し腕に魔力を集中させる


勇者「はやぶさ斬りっ!」


2人に一太刀ずつ浴びせ無効化させる

残る3人も飛びかかってくるが俺には亀よりも遅く見える


勇者「ばくれつけん」


3人を神速の拳で打ち抜き、リーダーっぽいやつについでにもう一発入れておく


勇者「余裕っすね」

僧侶「きゃぁっ!」

「動くな!」

勇者「!?」

「動くな! 動けば殺s」

勇者「ライデイン」


秒速150kmを超える雷が僧侶を人質にとった賊を撃ち抜く
賊には目視どころか呪文すら聞こえることなく絶命したのであろう

勇者「お前が触れていい人じゃねえんだよ」

僧侶「勇者~…ありがとうございます……」

僧侶「びっくりしました……」

勇者「怖いと思う前に倒してやったぜんなっはっはっは」

女騎士「何事ですか!?」


女騎士と魔物使いが血相を変えて外に出てくる


勇者「なんでもねえよ。山賊が襲ってきたからしばき倒したところだ」

女騎士「なっ…!?」

魔物使い「すっこい音したよー! バリバリー! って」

僧侶「勇者の魔法です……すごかったですよ」

勇者「ま、それほどでもあるなー」

勇者「とりあえずこいつら縛って街まで連れていく」

勇者「次の街はあそこだ」

魔物使い「すっごい人だねー!」

僧侶「こんなに人が多いところ初めてです~……」

女騎士「海辺の町ですからね。各大陸からたくさんの商人たちが集まっているんです」

勇者「海だからな! 明日にでも行こうぜ」

魔物使い「うみー! いぇーい」

女騎士「その前にこの族たちを兵団に引き渡しましょう」

勇者「よっしゃーいくぜー」

……………………
……………
………


勇者「さて無事に引き渡したし、旅の醍醐味宿探しだな」

魔物使い「めんどくさー……」

女騎士「まぁそういわずに。ふかふかのベッドはいいですよ?」

魔物使い「安いとこじゃいやだよ!」

勇者「ドラゴンの素材をここで売るつもりだったからな。金ががっぽり入るぞー!」

僧侶「ふふ、ちょっとだけ贅沢しちゃいましょうか」

勇者「お、あの海辺の宿なんかいいんじゃねえのー!」

魔物使い「善は急げだよ! いこー僧侶!」

僧侶「わっ、ちょっと待って走らないで!」

魔物使い「うおー! 部屋ひろーい!!」

僧侶「本当にいいお部屋ですね!」

勇者「飯の時間までに素材売りに行くぞー」

女騎士「そうですね」

魔物使い「ね! 露店とか見ていってもいい!?」

勇者「別に見るのはいいけど買わねえからな」

魔物使い「ケチゆうしゃー! 甲斐性なし!」

勇者「悔しかったら自分で稼げクソガキー!」

僧侶「私にも服かって欲しいなぁ」

勇者「外出します。夕食までには戻るつもりです」

「畏まりした。お気を付けていってらっしゃいませ」

勇者「………」


なんだ? 微かに殺意を感じる


魔物使い「はやくいこうよー」

僧侶「魔物使いちゃん、はぐれないように手つないでましょ」

魔物使い「じゃあ女騎士も」

女騎士「私もですか、はい」

勇者「………」


「しね」

背後から強烈な殺意をもったナイフが突き進んでくる

延髄、つまり即死を狙った無慈悲な一撃


しかし俺は間一髪のところでそのナイフの軌道上に左腕を振ることで、死の一撃を防ぐ


勇者「いってぇ…」


魔王なき今、女神の加護が続いているか不明だ
女神の加護がなければ生き返ることはない。つまり賢者の石をもってしても死ぬかもしれなかった


???「くそっ!」


僧侶「勇者!!」

女騎士「止まれ! 止まらなければ殺す」

???「ぐっ……」


軽やかな動きで逃げ出そうとする襲撃者

女騎士が逃がすまいと距離を詰めようとするが襲撃者が呪文を唱える


???「マヌーサ!」

俺以外の3人は幻を見て動けなくなる

勇者「わりぃな俺には効かねえんだよ」

???「ちぃっ!」

勇者「おせぇ!!」

勇者「マヒ攻撃」


襲撃者の額に掌を打つ

神経を麻痺させる効果を持つ攻撃を受け襲撃者が倒れ込む


被っていたフードがとれ、素顔が現れる


ふむ、茶髪のショートだが毛先にメッシュがはいっている
ツンとした顔立ちの美人だ


???「ぐっ……あっ………」

勇者「さーてこいつどうすっかなー………」



>>337

①拷問

②レイプ

③兵団に引き渡す

④自由安価

3

魔物使い「で、どうするのこの人」

勇者「兵団に突き出すのが一番楽だろ」

???「くそ! くそ! 離せー!」

勇者「うるせぇよ少し黙ってろ」

女騎士「でもいいんですか? この街では金が全て」

女騎士「兵団に引き渡され捕まると、保釈金が払えなければここでは奴隷として扱われることになります」

勇者「へーよく知ってんね女騎士」

女騎士「伊達に歳はとっていませんからね」

僧侶「つ、つまり兵団に引き渡すとお金を払って保釈されるか、奴隷として扱われるか、ということですか…?」

女騎士「そういうことです」

勇者「金で動く街だからこその闇だな。金さえありゃ犯罪人も悠々と歩ける街ってことだ」

勇者「で、お前は金あんの?」

???「貴様らが!! 貴様のせいで!!」

勇者「あ?」

???「貴様が私の仲間を兵団に突き出したんだ! おかげで私は一人だ!」

女騎士「さきほどの賊の仲間ですか」

盗賊「私はこのまま1人ではどっちにしても生きていくことなんてできない」

盗賊「ならいっそ!!」

盗賊「メガン………んっ!?」


盗賊の口を手で塞ぐことで詠唱を防ぐ

盗賊の頬に涙が伝った

勇者「そんな簡単に死のうとすんなよバカ野郎」

女騎士「はぁ……私達も死ぬかと思いました」

魔物使い「ゆうしゃ……許してあげようよ……」

僧侶「そうですよ! 神だって悔い改めれば許してくれます」

女騎士「私は兵団に渡すべきかと思います。そのうえで自分が行ったことを悔いるべきでしょう」

魔物使い「かわいそうだよ!」

女騎士「罪とはそういうものです。私は勇者の決定に従います」


俺は盗賊を見た

歳も俺たちとほぼ変わらないだろう娘がただ涙を流している

寝食を共にし、養ってもらっていた仲間が捕まって生きる術を失ったのだ



そりゃまぁ泣きたくなるよなぁ…
こんなに美人なのに奴隷にされて、死ぬよりも辛い人生が待ってるかもしれねえんだ
ここで、殺してやるのも優しさなのかもしれねえな


勇者「>>343

①「それでも悔い改めるのが今のお前にできることだ」兵団に引き渡す

②「お前に殺されるわけにはいかねえ。でもお前を殺して楽にしてやることならできる」

③「なら、俺たちと来るか」

3

勇者「なら俺たちとくるか?」

盗賊「なっ…」

勇者「どうせ金もねえんだ。この街で野垂れ死にするか、奴隷としていきるかならよ」

勇者「一緒にくりゃいいんじゃねえの」

盗賊「何を言ってるんだお前…? 私はお前を殺そうとしたんだぞ」

勇者「確かにな。正直そりゃ襲いたくなるお前の気持ちもわかる」

勇者「仲間を売られたんだ。さぞ腹が立つだろう俺が憎いだろう」

勇者「昔の仲間なんか忘れちまえよ。俺のことを殺したくなったらその時は殺そうとしてみろよ」

勇者「俺はお前なんかに負けねえ」

勇者「そして、お前の前の仲間にも負けねえ」

勇者「お前のことも大事にしてやる。守ってやる。生かしてやる。」

勇者「だからついてこい」

盗賊「うっ………ぐっ……ひっく……」

勇者「一晩、ゆっくり考えろ。明日に返事を聞かせろ」

盗賊「うっ………うぅっ………」

勇者「女騎士、コイツのために一つ部屋借りておいてくれ」

女騎士「わかりました」

勇者「じゃ俺らは素材売りいく。女騎士、一応見張っててくれ」

女騎士「はい」

……………………
……………
………

くっそ……

私をここまで育ててくれた賊たちを捉えたあいつが
憎くてしょうがないんだ……

あいつのせいで私たちは滅茶苦茶にされてしまった

………でも普通に考えて正しいことしたのはあいつらだ、そんなのとは分かってる

でも頭がそんなことはなんだ! って叫んでるんだ
あいつを殺せとガンガンしてるんだ



ちっきしょう……


ぶっ殺してやりたい


でもやっとこんな生活を終えられるチャンスなんだ

新しい私に生まれ変われるかもしれないんだ



勇者「決まったか?」


盗賊「>>353


①「あんたに………ついていくことにするよ」

②「お前は許さない………!」

③「自由安価」

1

盗賊「あんたに……ついていくことにするよ」

勇者「そうか」

勇者「ようこそ勇者パーティへ」

盗賊「は!? あんたあの勇者だったのか!?」

勇者「おう」

盗賊「はは、そりゃ私らが束になっても勝てねえわけだな」

盗賊「なんていうか……私だけ場違いだなじゃあ」

勇者「そうか? みんな新しく旅を始めたビギナーばっかだぞ?」

勇者「こいつは僧侶だ」

僧侶「よろしくおねがいします盗賊さん」

盗賊「あ、あぁよろしく」

僧侶「仲間になるって決意してくれてうれしいです! あなたに神の御加護があらんことを」

盗賊「やめろよ……神様なんていたとしてもろくなやつじゃねえよ」

僧侶「そうでしょうか? この出会いを導いてくださった素敵な神だと思いますよ」

盗賊「そうだな……これからよろしく僧侶」

僧侶「はい!」

勇者「こっちは女騎士」

女騎士「よろしくおねがいします」

盗賊「あぁよろしく」

女騎士「これからはそんな固くならずに楽しめばいいんですよ」

勇者「女騎士がそれをいうか?」

女騎士「え、な、なんでですか!」

勇者「だって、なぁ?」

僧侶「ふふ、そうですね~」

女騎士「ごほん これからは勇者の仲間なんですから! しっかりしてくださいね」

魔物使い「実際しっかりしてないよねこのパーティ」

勇者「だいぶ適当だよな」

僧侶「そ、そうだったんですか!?」

盗賊「大丈夫なのか…?」

勇者「最後にこのチビはぶへぇぁ!?」

魔物使い「だれがチビじゃゴルァ!」

僧侶「ま、魔物使いちゃん!」

盗賊「な!?」

勇者「いてぇなごらー!」

魔物使い「チビいうなー! 成長中だよばかー!!」

女騎士「魔物使い、自己紹介しなさい」

魔物使い「あ、そうだ。えーっとうちは魔物使い11歳だよ!」

盗賊「よろしく」

魔物使い「ねえねえ魔物使いは動物好き?」

盗賊「普通だな」

魔物使い「そっかー残念」

魔物使い「こっちはピィだよ!」

「ピィー」

盗賊「幼龍!?」

魔物使い「ううん、本当は違うの。今は魔法で小さくしてあるんだけどね」

盗賊「そ、そうなのかすごいな」

魔物使い「これからよろしくね盗賊!!」

「ピギー!!」

勇者「じゃ、次はお前だ」

盗賊「わ!わたしもするのか」

勇者「当たり前だろ自己紹介は大事だ」

盗賊「私は盗賊、16歳だ」

盗賊「まずは昨日のことを詫びたい」

盗賊「みんなを怖がらせて勇者には怪我をさせた」

盗賊「本当にごめんなさい……」

盗賊「えっと自己紹介だな」

盗賊「私は物心ついたときからあの仲間たちと一緒だった」

盗賊「両親は魔物に殺されたらしい」

盗賊「私が子供の頃だったからな、覚えてないんだ」

盗賊「それから前の仲間たちに拾われて学校にも教会にも通わず窃盗、強盗、襲撃、殺人なんでもやったよ…」

盗賊「そんな汚れきった人間だ……」

盗賊「正直私には……このパーティが眩しすぎる…」

盗賊「ぐっ……うっ……」


僧侶「盗賊さん……」

盗賊「すまない、取り乱した…ぐすっ」

盗賊「だが仲間にいれてもらった以上、やばいことはもうしない」

盗賊「それは誓うよ。これからよろしくおねがいします」

目と鼻を真っ赤にしながら盗賊が自己紹介を終えた


泣き顔っていいよなうん

もっといじめて泣かしたくなるっていうかなんていうか

そんなこといえねえけどな!


勇者「じゃ最後に俺だな」

魔物使い「ゆうしゃもよんのー? いらなーい」

勇者「はぁ!?逆に俺が一番重要だろ!?」

勇者「俺は勇者。かつて魔王を倒した男だわっはっはっ」

勇者「身長178cm、体重76キロ」

勇者「スリーサイズは………」

魔物使い「言わなくていいよー!」

女騎士「というかなんで知ってるんですかね…」

勇者「非童貞だ」

僧侶「ゲッホゲッホ」

女騎士「……っ///」

魔物使い「なにいってんの本当に……」

勇者「そんなところだな」

勇者「で、盗賊のスリーサイズは?」


絶望的にまな板のようだがなハッハッハ


盗賊「い、いうわけないだろ!」

女騎士「最低です」

僧侶「勇者ちょっとそれは…」

魔物使い「さいってー」

盗賊「………」

勇者「ちなみに俺は多分お前の100倍は殺してるから安心しろ」

盗賊「なっ…」

勇者「伝説の英雄は魔物も人も腐るほど殺したよ」

勇者「そんなお前のちんけな悪事なんてかわいいもんだ」

盗賊「………」

勇者「今までのこと気にするなとは言わねえけどよ、そんなに自分を責める必要ないんじゃねえの」

僧侶「そうですよ。 しっかり反省してこれからを頑張りましょ? ね?」

盗賊「……あぁ」

勇者「さて! じゃあせっかくの街だし各自で色々必要なもの買おうぜ」

女騎士「そうですね、盗賊は旅に必要なものもたくさんあるでしょう」

魔物使い「じゃあ自由行動だね!」

盗賊「す、すまないが今本当に無一文なんだ…… 金を貸してくれないか」

勇者「んー? 聞こえないなー」

盗賊「ぐっ…!! お金を……貸してください……」

勇者「しょうがねえなぁ貸してやるよはっはっはっ! ありがたく思うんだなぁ」

盗賊「…このやろー……」

僧侶「勇者!」

女騎士「こんな人のいうこと真面目に聞かない方がいいですよ」

勇者「みんなの好感度だだ下がりだなーははは……」

魔物使い「ねーゆうしゃー。うちにもお金ちょうだい」

勇者「あぁ、言われなくてもみんなに渡すつもりだったぞ。みんな必要なもん多いだろ」

盗賊「なっ! じゃあなんで私にはあんなことさせたんだ!」

勇者「楽しいじゃん?」

盗賊「………もういい」

僧侶「ひどいですよ勇者」

女騎士「あんまり年下の女の子をいじめるもんじゃありませんよ」

勇者「だーもううるせー!!」

勇者「金やるから各自で必要なもん揃えてこい!」


勇者「夕食の時間にまたここに集合な」

女の子「わかりました」

魔物使い「おっけー」

僧侶「はい」

盗賊「………」コクッ

勇者「んじゃ解散」


>>367
誰が一緒にいこうと声をかけてくるか

①盗賊

②僧侶

③女騎士

④魔物使い

⑤自由安価

3

女騎士「一緒に行きませんか勇者」

勇者「ん? おぅいいぞ」

女騎士「やった……」

勇者「ん? なんかいったか」

女騎士「い、いえ! なんでもないです」

勇者「なんだよー気になるだろー教えろよー」

女騎士「乙女の秘密です」

勇者「乙女の秘密ならしょうがないな」

女騎士「そうなんですよ、ふふふ」

女騎士「勇者は何を買いに行くんですか」

勇者「盗賊が新しく増えたからなー。馬車もう少し大きいのにしないとダメかなーってさ」

女騎士「確かに今でもキツキツですしね」

勇者「そゆこと。女騎士は?」

女騎士「生活品が少し足せればいいかな、と」

女騎士「あ、あと出来れば可愛い服も買えたらいいなって」

勇者「そういうことなら急がなきゃな!」

女騎士「そうですね、行きましょうか」

…………………
……………
………

勇者「これとかどうよ?」

女騎士「ちょっと大きすぎませんか?」

女騎士「あ、これなんかかわいいですよ」

勇者「横幅ありすぎかなー…… 横幅が大きいといろいろ不便だったりするんだよ」

女騎士「うーん……」

勇者「お、これいいんじゃね!?」

女騎士「あ、いいですね! シンプルですけど必要な機能はありますし」

勇者「よしこれにするか」

…………………
……………
………

勇者「はい俺の買い物終了」

女騎士「勇者の、というかみんなに必要なものですね」

勇者「広くなったぶん俺が大の字で寝られるしな」

女騎士「魔物使いに蹴られちゃいますよ?」

勇者「あいつなー……そろそろしめるか」

女騎士「ダメですよ。子供相手に本気で怒らないでください」

勇者「なんだよ! 俺が悪いのかよ!」

女騎士「大人なんだから少しは我慢してください」

勇者「だってムカつくんだよ」

女騎士「こーら。我慢できたらナデナデしてあげますから」


ほぅ?
お姉さまが撫でてくださるのですか!!


勇者「じゃあ我慢するから撫でて抱きしめてくれ」

女騎士「それは分かりませんねーふふふ」

勇者「そういえばさー」

女騎士「はいー?」

勇者「なんかこの前デートした時は女騎士もだいぶフランクになってくれた気がするんだけど」

勇者「夜の一件以来また堅くなっちゃったぞー? うりうりー」


女騎士の頬をつつくとうつむいてしまった

ていうかほっぺむにむにで気持ちいいな


女騎士「な、なんか恥ずかしくなっちゃって……敬語やっぱり変ですよね」

勇者「別にいいんだけどな。長い付き合いになるんだしもっとリラックスしていいのによぉ。ウリウリー」

女騎士「が、頑張ります………がんばるね………」

勇者「ぶはっ! リラックスしろって言ったじゃねえか」

勇者「で、ゴスロリはどうしたの」

女騎士「あ、あれは……」

勇者「なんだよー気に入らなかったのか?」

女騎士「い、いえ! 気に入ってはいるんですけど………」

勇者「だけど、だろ」

女騎士「うっ……気に入ってはいるんだけどやっぱり恥ずかしくて……」

勇者「なんだよーよかったのに」

女騎士「だから新しい服を買いたいんです。次はもう少し地味めなもので」

勇者「任せろ、はじまりの街のドン小西が見繕ってやる」

女騎士「それ本当に言われてたんですね……」

女騎士「あ、これかわいい!」

勇者「セーターか確かにかわいいな」


女騎士の巨乳が際立って最高だぜ!!


勇者「それもいいけどこれなんかどうだ!」

女騎士「なんですかそれ… セーターなのに胸元開いてるとか意味がわからない…」

勇者「チッ… あ、これとかいいんじゃねえの!?」

女騎士「え、こ、これですか?」

勇者「そうそう! 頼む! 着てみてくれるだけでいいんだ! 俺にこれを着た女騎士を見せてくれ!」

女騎士「う、うーん……しょうがないですね」


何を着せるか>>378
①メイド服

②チャイナ服

③自由安価

2

女騎士「ど、どうですか…?」

勇者「こ、これは…!!」

勇者「決して露出が多いわけではないものの、女騎士の胸の大きさと、細さが分かるこのライン!
そして綺麗に伸びた長い足が露わになるっているー!!」

勇者「感無量です!!」

女騎士「な、なにいってるんですか…」


あー……パンツが見えそうで見えないこの感じがめっちゃムラムラするわー……
無理やり犯したい
今すぐにでも


勇者「それ買ってやるよ」

女騎士「いりません!」

勇者「なんだよー女騎士綺麗だからすっごく似合ってたぜ?」

女騎士「もう! その手にはもう乗らないんです」

勇者「あちゃーもうダメか」

女騎士「ダメです」

勇者「うりうりー」

女騎士「なにするんですかぁ…」

勇者「このほっぺの感触くせになりそう」

女騎士「もちもちです」

勇者「そしてこの足も……」

女騎士「さ、触らないで!」

女騎士「んもう……すけべ勇者」

勇者「そういうこと言われると……ウッ」

女騎士「もう脱ぎますからねこれ」

勇者「しょうがねえなぁ…」


そして試着室に戻っていく女騎士

シュルシュルと布がこすれる音がなんというか……こう……
想像力をかきたてられ思わず前傾姿勢になってしまう


女騎士「お待たせしました勇者」

勇者「おう」

女騎士「ん? どうかしたんですか?」

勇者「いや、女騎士って罪な女だなって思ってただけだ」

女騎士「んん?」

勇者「結局普通の服ばっかりだな……」

女騎士「なんでそんなガッカリしてるんですか!」

女騎士「みんなかわいいのに…」

勇者「確かにみんなかわいいんだよ? でもほら、こう女騎士だからこそ似合う服ってのもあるわけだよ!」

勇者「それにしてもさっきのチャイナ服は惜しかった…」

女騎士「買うのはなしです。どうしてもっていうなら着てあげるくらいならしてあげますから……ね?」

勇者「おぅ…」



じゃあ次はもっと過激なものに挑戦させるべきか

勇者「ん? なんだあの人だかりは」

女騎士「行ってみましょう」


…………………
……………
………

勇者「おーすげぇ人だかりだなー。どうしたんですか?」

「あぁ兄ちゃん旅の人か」

勇者「えぇそうです」

「ははは、ようこそ海辺の街へ。この街には半年に1回闘技大会が開かれるんだ」

「で、その闘技大会が明日あるってんでみんな応募してんのさ」

勇者「闘技大会か、おもしろそうだな」

「おうよ! そりゃ毎回大盛り上がりだぜがははは」

「しかもな! 毎回優勝者には景品がでるんだがよ! それが今回はすげーんだよ!」

「なんとあの暗黒騎士の装備だっていうんだぜ!」

女騎士「暗黒騎士の!?」

「そうそう! あの勇者様と互角に戦い合ったっていう魔王軍の暗黒騎士のさ!」

「そうその暗黒騎士が実際に使ってたっていう装備が優勝賞品だっていうんでみんな大盛り上がりさ!」

「呪いとかは全部解呪されてるみたいだから安心して使えるらしいしな」

勇者「そいつぁすげえなあの暗黒騎士の装備か」

女騎士「………」

女騎士「その闘技大会に申し込むにはいつまでが期限なのですか?」

「お嬢ちゃんもでるのかい? 無理はしないほうがいいよ?」

「世界中から腕のたつ奴らが集まるからね危ないよ?」

女騎士「いえ、大丈夫ですありがとうございます。で、いつまでに?」

「あー…えっと締め切りは今日の日付が変わるまでだね」

女騎士「そうですか、ありがとうございます」

勇者「………」

女騎士「………」

勇者「出るのか? 女騎士」

女騎士「はい……出たいと思っています」

勇者「暗黒騎士の装備のために?」

女騎士「はい」

勇者「ふーん」

女騎士「…?」

勇者「なんでとかは聞いていいの?」

女騎士「はい……またあとで説明します」

女騎士「4人まで戦闘に参加出来るみたいなので…宿に戻ってみんながいるところで説明したいと思います」

勇者「そうか……じゃあ戻るか」

…………………
……………
………


勇者「っていうことがあった」

魔物使い「へー暗黒騎士の装備ねー」

僧侶「名前は聞いたことがあります… あの魔王の直属の部下だったんですよね?」

勇者「そうそう。めっちゃくちゃ強い奴だった」

盗賊「暗黒騎士の噂はもうひとつある……」

勇者「よく知ってるな盗賊。暗黒騎士の正体は人間だってやつだろ?」

僧侶「え、人間が魔物側にいるんですか!?」

魔物使い「なんで!? 人間が魔物と一緒にいるの?」

盗賊「あくまで噂だよう・わ・さ」

勇者「ところがその噂はあながち間違っちゃいない」

勇者「暗黒騎士の中身は人間だったよ」

勇者「それどころか、先代勇者だった」

魔物使い「先代勇者…?」

勇者「そう、先代勇者。勇者ってのはそもそも人間の名前じゃない。神から選ばれて加護を授かった人間のことを勇者っていうんだ」

勇者「そしてその勇者に選ばれた人間は魔王討伐へと行くことがきめられるんだ」

勇者「俺もその一人」

勇者「暗黒騎士もその一人だった」

僧侶「で、でもなぜその勇者だった人が魔王軍に…? 魔王を倒す人が人間と戦ってたのではおかしくないでしょうか…?」

勇者「さぁ~その理由ばっかりは俺には分からん」

勇者「多分旅の途中で知った現実があまりにもひどかったんじゃない?」

勇者「人間はみんなが思ってるよりも残虐な生き物だ。その現実を知ってしまった先代勇者は暗黒騎士の鎧を被って人間と敵体したんじゃないの?」

僧侶「そんなことって……」

魔物使い「なんか無責任じゃないそれって?」

勇者「先代勇者が無責任かって?」

勇者「そいつは違うさ」

勇者「きっと彼は自分の運命を全うすべく戦い続けたんだよ」

勇者「世界の冷たく汚い部分を知りながらも世界の平和のために頑張ったんだと思うよ」

勇者「それを無責任って言っちまうのはそれはちょっと違うと思うぞ」

勇者「むしろ無責任なのは勇者という存在にすべてを任せる人間たちの方じゃね?」

魔物使い「………」

僧侶「そ、それは……」

勇者「って別に俺はこんなこと話したかったんじゃねえよ!」

勇者「その闘技大会に女騎士が出たいっていってるんだ」

女騎士「はい…… この闘技大会は4人パーティでの参加が受けつけられています」

女騎士「パーティが順当に勝ち進めば、そこからは団体の中で1:1での戦いとなります」

女騎士「みんなの力をかしてほしいんです」

魔物使い「別にそれはいいんだけどさー」

盗賊「どうしてそこまでして出たいんだ?」

女騎士「そ、それは……どこから話していいのか…」

私は……元々東のとある国で暮らしていました

特になんの不自由もなく、武道一家だったうちは日々鍛錬を積み重ねていました

私には兄がいて、いつも一緒に父に稽古をつけてもらっていました

大変だったけど、とても楽しかったんです

ある日に兄がいったんです

「女神と会ってきた」って

兄はなにを言ってるんだろうって思いました

でも左目に女神の加護を授かったとされる紋章が浮かび上がっていました

私も両親も兄は女神に選ばれた勇者になったんだと分かってとても喜んだんです

でも私は兄に危険な旅になんかいってほしくなかった…

まだ誰も魔王を討伐したことがない旅に兄を送り出したくなかった…

それでも兄は世界のために魔王を倒してくるって笑いながら出て行ったんです

しばらく月日がたってからとある知らせが届きました


勇者のパーティは全滅したと

勇者は、兄は、魔物に捕えられたと

おそらく殺されただろう、って


すごくつらかった……

いつも笑って私に剣術を教えてくれた兄が死んでしまったなんて考えられませんでした

考えたくなかった……

でも世界は非情でした


兄は出来損ないだって蔑まれました
町の誇りだってみんな言ってたのに、掌を返したかのように兄はダメなやつだ、世界の恥だ

みんなが口ぐちにそう言いました


信じられなかった……
私たちの家族をそんな風に言う人たちが同じ人間だなんて信じたくなかった

ある夜に私は父親に稽古場に呼びだされたんです

普段は真剣で稽古なんかしないのに、その日は木刀ではなく真剣でした

でもそれは稽古なんかじゃなかった


母親が私を後ろから押さえ、父親が私の喉を絞めこう言ったんです

私たちはもう駄目だ ここで一緒に死のうって


私にはその意味が分かりませんでした
ただ殺されるっていうのだけは分かってすごく怖くって

ただ夢中でお兄ちゃんの名前を叫んでました


お父さんが剣を構えていよいよ死んじゃうんだって思ったらお父さんが真っ二つになったんです

意味が分かりませんでした
母親も口をあんぐり開けたまま頭を吹き飛ばされて死んでしまいました


目の前には真っ黒な鎧と兜を着た騎士が立っていたんです

その人が兄だって全く分かりませんでした

ただ怖くて、両親をあっという間に肉塊に変えたその力が圧倒的でただ恐怖でいっぱいでした

でもその人が女騎士って優しく呼んでくれたときに、あぁ…お兄ちゃんが帰ってきたんだってすぐに思いました

前の…旅立つ前の優しいお兄ちゃんの声でした

すごくうれしかった…

生きてたんだって、死んでなんかいなかったって

その時は思ったんです


でもその次に兄は言ったんです

俺はもう勇者なんかやめた。俺は人間を滅ぼすって。

私には信じられなかった

あんなに優しかったお兄ちゃんがそんなこと言うなんて……

女騎士、お前は逃げろ
こんな町にいるんじゃない
愛してる
さようなら


何か色々話したはずなんですがショックのせいか全然覚えてないんです
不思議ですね

それから町の人からの迫害がひどくなって

私は兄がいった通り町から逃げてきました

そしてはじまりの町へいってそこで暮らしてました


それから暗黒騎士の噂がたつようになりました
人間が魔王軍の中にいて人間の村や町を滅ぼして周ってるって

私は兄だってすぐに分かりました

なんとかして止めたかった
どうしてそんなことになったのか話を聞きたかった


勇者が兄を止めてくれたので話を聞くことは出来なくなってしまいましたけど

女騎士「だから…なんていうか暗黒騎士の、兄の手掛かりがそこにあるんです」

女騎士「みんなにも協力……してほしいんです……」

女騎士「すいません全然うまくいえなくて」

僧侶「……」

魔物使い「……」

勇者「暗黒騎士は、お前の兄ちゃんは」

勇者「息絶える最後に」

勇者「世界と妹を頼むっていって逝ったよ」

勇者「暗黒騎士は、世界を誰よりも愛していて、誰よりも女騎士を愛していたよ」

女騎士「うっ………ぐっ……」

勇者「こんなところであいつの頼みの妹が見つかるとは思わなかった」

勇者「よく頑張った」

女騎士「うっ……ひっく…… うわぁぁぁん………」

…………………
……………
………

女騎士「ぐすっ……」

盗賊「私は別に力を貸すくらいならしてやる」

女騎士「え…?」

盗賊「元々戦闘はそんな出来るわけじゃないけど…それでもあんたのためになら今は力を貸してやってもいいかなって思ったよ」

魔物使い「うちもー! それなら頑張って優勝しなきゃね!!」

女騎士「はい! ありがとうございます!」

勇者「じゃ、出場で決まりだな」

僧侶「あ、あのー…私は…?」

勇者「正直僧侶は戦闘タイプじゃないからな。4人までだし大人しく待っててくれ」

魔物使い「応援頼んだよー僧侶!」

僧侶「はい! いっぱい応援しますね!」

勇者「じゃ、明日に向けてもう休むか」

魔物使い「うん、そうしよ!」

勇者「俺はエントリーしてくるから」

女騎士「私も一緒にいきますね」

盗賊「じゃ、おやすみ」

僧侶「おやすみなさい」

魔物使い「おやすみー」

…………………
……………
………

勇者「さてエントリー終わり」

女騎士「えっと……ありがとうございます勇者」

勇者「ん? なにがだ?」

女騎士「色々ですけど……なにより兄を止めてくれて」

勇者「あぁ…お互いに想うところがあったからな」

勇者「よしよし」

女騎士「うっ……お兄ちゃん……うぅっ……」

勇者「一杯、飲んでくか」

女騎士「ぐすっ……ふふ、付き合います…うっ」

女騎士「ねぇ勇者」

勇者「うん?」

女騎士「今日は一緒に寝てほしいです」

勇者「……あぁ、いいぞ」



>>400
①描写あり

②描写なし

1

勇者「飲みすぎだ女騎士」

女騎士「でも気持ちよくなれないんですよ……不思議」

勇者「嫌なこと思い出させちまったもんな」

女騎士「いいえ、全然そんなことないですよ」

勇者「明日、頑張ろうな」

女騎士「はいっ」


俺は女騎士を抱きしめた

はうっ、と小さい声をあげてから女騎士も腕を回してくる


女騎士「勇者……」

勇者「行くか」

女騎士「はい…」

…………………
……………
………

風呂からあがり互いに裸のままベッドになだれ込んだ

女騎士に覆い被さるように乗り、唇を貪る

舌と舌が絡まりクチュクチュと唾液が混ざる音が鳴り響く
段々と女騎士の顔が赤く上気し息遣いが荒くなってくる

恐らくもう女騎士の気分は完全にそっちに向いてるのだろう
だが敢えて俺は女騎士にキス以上の手を出さないでいた

女騎士からのキスは段々と荒く強いものとなり舌が俺の中を蹂躙する

それでも俺は何もせず焦らした

女騎士「勇者…焦らさないで……」

勇者「ん? なんのこと?」

女騎士「意地悪……」

勇者「俺馬鹿だからさ、女騎士のしてほしいこと分からないんだ」

勇者「何をしてほしいのか言ってごらん」

女騎士の耳元で息を多めに囁くと女騎士の体がビクンと跳ねた

女騎士「あぅ………もう我慢できないの……いれてほしい…です」

勇者「いい子いい子よく言えたね」


女騎士の頭を撫でながら優しく口づけをする


勇者「>>407

①「いい子に出来たから挿れてあげるな」

「でもダメ。もっと恥ずかしいことしてもらうよ」
  ②オナニーをさせる
  ③おしっこをさせる

④自由安価

2

勇者「でもダメ。もっと恥ずかしいことしてもらうよ」

女騎士「え?」

勇者「一人でやるところ見せてよ」

女騎士「え……やだぁ……恥ずかしい……」

勇者「じゃあもう寝よっか」

女騎士「や、やだよ! エッチしたい……」

勇者「じゃあ、見せてくれるよね?」

女騎士「ぅぅ………」

俺は女騎士の上から退き、女騎士の足を開かせた

ピンクの綺麗な性器がよく見える
既にヒクヒクと痙攣し、愛液が溢れて尻穴まで垂流れている

覚悟を決めた女騎士が自分の性器を指で刺激し始める

陰唇にそって指が上下し、愛液を塗りたくる

次第に割れ目を刺激していた指が陰核を貪り始める

指が陰核に触れる度女騎士の身体がビクンと跳ね上がる。さらに空いたもう片方の手で乳房を掴み揉みしだき始める

女騎士「あっ……あっ……うっ…………はぁっ」

女騎士が俺の裸を見つめながら指の動きをはやめる


女騎士「ゆうしゃ……ゆうしゃ……」

女騎士「うっ、うぁぁっ………あっ………」

女騎士「見て……私のオナニー見て!」

女騎士「ひっ………あぁ……」

顔を真っ赤にしながら指を動かすその姿が果てしなく艷めかしくて興奮を誘った

女騎士「あっ! あぁっ!! い、やぁっ! あうっ………」

女騎士「ゆうしゃぁ……イキそう……イっていい…?」


俺が頷くと女騎士が指の動きをさらに強く早める

女騎士「あぁぁぅ……ゆうしゃみて! 私がイクところみて!」

女騎士「あっ! あぁ! イクっ! いくよ!?」

女騎士「あぁぁぁぁぁ……………ぐっ……はっ…………はぁぁっ!!」

絶頂し体を2、3強く痙攣させる

果ててぐったりと力が抜け、肩で荒い息を繰り返している

女騎士「はぁはぁ………」

女騎士「もう、いいですか……」


勇者「>>412

①「もういいぞ」挿入

②「まーだ」
   ③なにをさせるか

2

なにをさせるか↓
①放尿

②フェラ抜き

③イラマチオ

④自由

勇者「まーだ」

俺は陰茎を女騎士の口元に近づける

女騎士がこちらを見上げ嬉しそうにはにかむと、舌を出して先端をペロッと舐める

チロチロと舌で先端をただ舐める
それがくすぐったくもあるが、なにより舌を可愛らしく出して舐める姿が可愛かった

チロチロ舐めるだけのものだったが、女騎士が優しく口の中に含んだ

口の中は熱く、舌で尿道口をくりくりと刺激してくる


女騎士「きもひいい?」

勇者「あぁ、気持ちいいよ…」


頭を撫でてやると嬉しそうに目尻を下げる


大きく口に含み、裏筋を舌が這い回る
口を前後に運動させさらにしごき出す

その前後運動によってだんだんと性感が高まってくるのを感じた

顎が疲れるのか、時々動きを休めて奥まで咥えるのが気持ちいいのだが物足りなかった

もっと続けて欲しい、早く喉の奥に射性したいと感じる

女騎士が奥まで咥えた時、むせこまないギリギリのところで止めているのだろう
俺は奥まで咥えられたタイミングでさらに奥に突いた

突然のことで女騎士が嘔吐しかけたがぐっと堪える
涙目になって見上げてくる姿が俺の内なる欲望を駆り立てる


安価下
①頭を掴み、自分で腰を動かす(関係悪化)

②堪える

自分の欲望をぐっと堪え女騎士の前髪をはらう

女騎士が前後運動を再開させ
るとジュボジュボと唾液と陰茎が含まれる音がし、聴覚からも興奮をする

勇者「女騎士、出すぞ」

女騎士「ん!」

女騎士がさらに動きを早め射精を導く

口に出してと目で訴える女騎士の目を見て俺は射精した

射精をしても更に女騎士は搾り取ろうと前後運動を続け、舌を絡ませて来る

勇者「やめろ、くすぐったくて死んじまう」

女騎士「だってもっと飲みたい……おいしいのに……」

勇者「痴女か?」

女騎士「ひどいです…… 勇者のだから飲みたいのに……」


そういうこと言われたら我慢できねえだろ?

俺は女騎士を押し倒す

待ちわびていたようで自分で足を開き、挿入を促す

女騎士「はやく! はやくいれて!」

女騎士「もうおなかが疼いて気持ち悪いの! 早くぐしゃぐしゃにして!」

我慢や優しさなど忘れてペニスを膣に一気に押し込み、腰を振る


女騎士「あぁっ! あっ! すごい!」

女騎士「気持ちいい! もっと! もっともっと! もっと犯して!」

女騎士が快感に絶叫しながら求めてくる

俺もそれに応えようとさらに強く深くペニスを突き立てる

女騎士「や、ぁぁ…… イっちゃう……」

勇者「早いなー」

女騎士「だって! 気持ちよすぎちゃうからっ!」

女騎士「あぁっ! いく! いくー!」

女騎士「ぐっ………あっ……………はぁ…!」


絶頂した女騎士は腰をくねらせ痙攣する
ぐいぐいと中が収縮し精子を絞り出そうとする

女騎士「あ……だめ……はっ……あぁ……はぁ……」

少し女騎士が落ち着くのを待ってから俺は再び腰を打ち付ける

女騎士「や! あっ! あぁ!」

女騎士「待ってぇ! イったばかりで! そんな激しくされたら! あっ あぁっ」

女騎士「ぐっ……うぅっ……あぁまたイっちゃう……」

女騎士「もう……らめ………」

またもビクビクと痙攣し絶頂する

次はもう休むことなどしてやらない

勇者「俺はまだイってないぞ?」

女騎士「いっ! あっ……やぁ……」

勇者「聞こえてないか?」

もう女騎士のことなど構わずひたすら奥に奥にとペニスを進める

女騎士はもうよだれを垂れ流し、快感に溺れていた

勇者「ほら、気を失うなよ」

顔を叩き気付けをする

女騎士「うっはっあっ………もう……しんじゃう……」

女騎士はもう気を失っては意識を戻し、また快感によって意識を失うということを繰り返していた

これ以上やると本格的に命に関わると思い、俺もイクことにした

勇者「いくぞ女騎士。口開けろ」

女騎士「あ……?」

意識がはっきりしない女騎士の口をねじ開け、ペニスを喉奥に突き立て射精する

女騎士「!! ゲッホゲホ! うぅ……ゴホゴホ……」


意識のはっきりしない状態で喉奥にペニスを突き立てられ射精されたのだ。むせ込んでも仕方が無いだろう。
そう頭で冷静に考える自分に嫌気がさした


女騎士「はぁ……はぁ……きもちよかった?」

勇者「あ、あぁ気持ちよかったぞ」

女騎士「私の身体で満足させてあげられたかな?」

勇者「あぁ、滅茶苦茶気持ちよかった……ありがとな女騎士」


そういって2人とも抱き合い、そのまま眠りについた

………………
…………
……

うっ! やばい!
夢精する!!


眠りの状態から一瞬で覚醒し全てを頭の中で理解する

やべぇ!


そう思ってももう射精は止まらなかった


勇者「なにやってんだお前……」

女騎士「だって前に自分でやってたら怒られちゃったので……」

勇者「だからって寝てるやつのチンコしゃぶるとかおもしろいのかよ」

女騎士「勇者寝ながら感じててかわいかったですよ?」

勇者「………はぁ……おはよ」

女騎士「おはようございますっ」

満面の笑みを見せてくれる女騎士が愛おしくてたまらなくなる 

女騎士「目覚めのエッチしたいな…?」

勇者「底なし性欲オバケめ」

女騎士「毎日自己処理で我慢してたんですから……おねがい?」

勇者「しょうがねえなぁ」

………………
…………
……

俺らは僧侶たちと合流し闘技大会へと足をすすめた


俺、女騎士、魔物使い、盗賊の4人は今これから行われる試合へと精神を集中させる

緊張した顔をしていた女騎士と目が合うと彼女はニコッと優しく微笑んだ


がんばろうな

はい


目でそう会話する



「一回戦第3試合! 選手入場です!!」


目の前の大きな門が開き、大きな円形のなにもないバトルフィールドが姿を現す

勇者「いくぞ」

女騎士「はい!」

魔物使い「おー!」

「ピギー!」

盗賊「………」コクッ

勇者「相手は斧に大剣に二刀流使いに槍使いか」

魔物使い「うー……緊張するー……」

女騎士「大丈夫ですよ、私がカバーします」

盗賊「はぁ……真正面から戦うのなんか専門外だからな? 期待しないでくれよ」

勇者「まぁいざとなったら俺が本気出すから安心しろって」

魔物使い「最初から本気出してよぉーもう!」

斧使い「初戦はガキと女の集まりじゃねえか」

槍使い「なんだよ楽勝だなぁがはははは」

大剣「おいおいなんでこんなところにガキがいんだよ迷子か?」

斧使い「ここはおめぇらが来るようなところじゃねえんだよぉ!! 死にたくなけりゃさっさと棄権しやがれ!」

魔物使い「ひぃ………!」

女騎士「ぐっ」

盗賊「なめやがって……」

勇者「あっはっは こんなところになんで脳筋ダルマがいるんだろうなぁ?」

魔物使い「ちょ、勇者!?」

斧使い「ほぉ? ガキ? てめぇ舐めた口効くじゃねえか」

大剣「まずはてめぇを真っ二つにしてやろう」

勇者「かかってこいよ三流ダルマ」

盗賊「なんで無意味に挑発してんだよ……」

女騎士「私達はあなたみたいに強くないんですよ……もう」

「それでは! 改めてルールの確認です! 勝利条件は敵を全てを無力化すること! ただこれだけだぁ!!」

うおおおおおおおおお

勇者「単純でいいじゃねえか」

魔物使い「私ここで死にたくない……」

女騎士「死ななければ大会側でヒーラーが用意されてますから大丈夫ですよ」

盗賊「死ななければな?」

魔物使い「もうやめてぇ…」


「それでは! 第一回戦! 第3試合!! ファイッ!!」


うわあああああああ

歓声があがるよりも早く女騎士が約5mの距離をまばたきの間に一瞬で詰める

しかし相手の二刀流の剣士もこちらに向かい、女騎士を左手の獲物で迎撃する
もう片手にある刃ががら空きの女騎士の首を狙いに襲うが女騎士もしゃがんで回避する

しかし次には既にもう片方の刃が女騎士を殺さんと振り下ろされていた
しかし女騎士は はっ! っと一息を吐き、サイドステップし一撃をお見舞いする
生憎と弾かれるもその間に女騎士が後退して体勢を立て直した

ここまであまりにも一瞬の出来事で常人にはほぼ目に負えなかっただろう


魔物使い「うぇ!? 女騎士はや!」

盗賊「雰囲気から察してはいたが女騎士レベル高いんだな」

勇者「お前らも戦えよ?」

相手も時が、やっと動き出したかのようにこちらに向かってくる

槍使いが魔物使いに向けて一突きしてくる
が、盗賊が短剣でそれをいなす

魔物使い「うっ! ありがとう盗賊!」

盗賊「バカ野郎! ぼさっとしてんなかばいきれねえぞ!」

魔物使い「ごめん! いくよピィ! ドラゴラム解除!」

「ピギー!!」

幼竜が一瞬光に包まれる

光が散り、姿を見せたのは背中に純白の大きな翼を携えた真っ白な狼が姿を現した

「グオオオオオオオオ!!!」

勇者「うぉー初めてこいつのマジの姿見たわ」

相手も驚きのあまり目を見開いて足が止まっている

盗賊「もしかしてこのパーティで一番弱いの私か……」

勇者「僧侶忘れんなよ?」

呑気に話をしている間に相手の大剣が迫る

大剣の横から切り払い、体勢を崩したところで回転斬りをかける

斧使い「ふんっ!」

ガキィン! と大きな音を立て斧使いが俺の剣を防ぐ

大剣使い「助かったぞ」

勇者「なるほどこいつらは重い武器使いながらツーマンセルで動くことでお互いをカバーしあってるわけか」

盗賊「やりづらいな」

斧使い「話をしてる場合、か!!」

当たれば確実に体を引き裂かれる一撃が振るわれる

が、盗賊も俺もバックステップでよける

盗賊が去り際にナイフを一本投擲する
まっすぐ飛んだそれは斧使いの肩に直撃する

斧使い「ぐっ! そんなものでは俺の足は止められんぞ!」 

盗賊「くっそ…」

槍使い「魔物を使役するとはやるじゃねえか」

魔物使い「友達だからね!」

「グォォオーー!!」

槍使い「ふん! 汚らわしい魔物め!」

槍がまっすぐにピィを狙う

魔物使い「バック!」

魔物使いの声に応じピィが後ろに飛び退き回避する
しかし槍使いも、刺突の構えを取りながら接近する

魔物使い「ゴー!」

「グオオオオオオオオ」

槍使いが槍を前に突き出すが巨大な前足でそれを地面に押さえつけ、ギラリと光らせた犬歯を覗かせ噛み付く
槍使いが横に転がりなんとか回避する

魔物使い「遅い!!」

強靭な巨体が驚くべき速さで体当たりをする
10数m吹き飛ばされ、なんとか体制を立て直すがしかし目の前にはもう狼とそれにまたがっている少女が槍使いを見下ろしていた

魔物使い「汚らわしいっていったこと謝ってよね」

槍使い「なっ………」

狼の左前足による横殴りが決まった
猫パンチのようなものだが何しろ巨体でしかも魔物使いの魔力により強化された魔物の一撃だ
ただの人間がそれで無事で済むはずもなかった

魔物使い「やったねーピィ!」

「ガウッ!」

女騎士は二刀流のトリッキーな動きに苦戦していた
左刀を受け流せばすぐに右から剣が飛んでくる
それをなんとか受け流すも3発目には間に合わず回避行動をするしかない
しかし回避するにもすぐに距離を詰められ、フットワークが早い女騎士でも苦戦を強いられていた

女騎士「くっ!」

またも後退を強いられ二歩下がるが相手はそれを一歩の踏み込みで詰めてくる
またも双剣のリーチに持ち込まれ、逃げられない

女騎士も応戦し二刀に食らいつくが相手の体に刃が届く気配はなかった

それどころか長引けば長引くほど女騎士の剣の振り方、足の運び、間の取り方などの癖を相手は掴んでいくことになり状況はさらに不利となっていく


二刀流「降参しろ」

初めて二刀流の使い手が声を発した

二刀流「お前のように力がなく、ただスピードだけの相手は俺の得意な相手だ」

二刀流「力の差が明らかだ。ここで怪我する必要もないだろう? 降参しろ」

女騎士「断るッ!」

二刀流「残念だ」


二刀流が足に魔力を集中させ先ほどとは比にならないスピードで間合いを詰めてくる
なんとか女騎士も反応するも捌ききれない
恐ろしい早さのラッシュに女騎士は後ろに飛ぶ暇さえ与えられず防戦に徹することでなんとか耐え凌いでいた

早いっ!!

恐ろしく早い斬撃の連続についに女騎士の剣が追いつかなくなる


まずい……

そう感じるも体制は崩れ、剣は弾かれ防ぐ体制を取れないでいた

これは避けられない!

そう悟った女騎士はせめて刃により一撃で切り落とされないよう体を捻る

二刀流の右で腕が振り下ろされ女騎士の左肩を切り裂く

血を吹き出しながらもなんとか距離を取る

女騎士「ぐうっ…!」

痛みに顔をゆがめ、冷や汗が首を伝う

二刀流「最後通告だ。降参しろ」

女騎士「冗談はやめてください」

二刀流「ならば死ね」


二刀流がまたも足に魔力を込め踏み込む
双剣をクロスさせ、こちらの剣を弾き飛ばしてトドメを刺そうとしてくるのが女騎士には分かった

ニッ

女騎士が口角を上げ笑ったのを二刀流は見逃さなかった


気に入らん!!


そう強く思った二刀流はここで確実に決めるべく、クロスした剣を両袈裟に斬った

女騎士「はぁっ!!」

女騎士も真正面からそれに応じる

ただしこちらは魔力を込め火炎を纏った一閃

炎の力を得た刃は二刀を押し返した

万歳するように弾かれ体勢を崩したところを見逃す女騎士ではない

体目掛けての火炎水平斬り

しかし先程まで女騎士に打ち込んでいた二刀流は女騎士の出方を読んでいた

右刀を伸ばし致命傷を防がんとする

女騎士はさらにそれを読んでいた


なんのためにここまで打ち込ませたと思っている!!


左の水平斬りの構えから手首を返すフェイント、右からの袈裟斬りを見舞う


二刀流「なっ!!」


なんとか二刀流が左腕の剣を振るうも火炎を纏った女騎士の斬撃がその剣を弾き飛ばした

女騎士の左から苦し紛れの斬撃がくるが身を屈め回避する

二刀流「ちぃっ!」

女騎士「お終いです」

左下からの逆袈裟斬り

斬撃と炎が合わさったその斬撃は傷口を焼き、絶大なダメージとなり、勝負が決まった

女騎士「ふぅ……」

女騎士「強かった……」

女騎士「でも負けるわけにはいかないんです」

勇者は敵の攻撃をよけながら魔物使い、女騎士の戦いを見ていた


やるじゃねえか2人とも


勇者「魔物使いと女騎士が勝ったぞ」

盗賊「そんなこと言ってる場合か!」

大剣と斧の交互に迫る死の一撃から必死に逃げ続ける盗賊

斧使い「ちょこまかと! ふんっ!」

大剣使い「さっさと死ねぇ!! っらぁ!」

盗賊「ふっ!」

それぞれの攻撃をしゃがみ、ステップし、バク転し、飛び退き、転がり、避け続ける

斧使いが踏み込んできたところで、それまで後退を続けていた盗賊が前に出る

斧の斬撃を屈んで躱し、懐に入り込んだ

盗賊「はっ!」

短剣を斧使いの腹に突き立てようとする

斧使い「あめぇ!」

懐に潜り込んだ盗賊に膝蹴りを見舞う

盗賊も両腕でガードするが衝撃で足が宙に浮く

そのまま打ち上げられ無防備となったところに大剣使いが一閃

盗賊「!!」

目の前に明確な殺意を持った大剣が迫る

すかさず勇者がその大剣を切り払う

盗賊の足が地に着き目の前の斧使いの首をめがけて短剣を振るう
斧使いはスウェーしそれを避ける
が、勇者が後ろから斬りかかるが大剣使いに阻止される

斧使いが勇者に斬りかかるが勇者は難なくバックステップで避ける。後ろによけるもすぐに前に詰めてきた斧使いによる上段からの一撃が迫る
それを右に飛ぶことで回避するが大剣使いが追撃する
勇者は難なくそれを切り払い、大剣使いの後ろから盗賊が斬りかかるが斧が横から迫ってきたために回避行動を取り、敵から離れ距離をとった

めまぐるしく変わる攻防と飛び交う一撃必殺に盗賊は疲労していた

勇者「大丈夫か?」

盗賊「全然大丈夫じゃない。私だけレベルが低い」

勇者「そうか? 相手のコンビネーションによく対応してるぞお前」

盗賊「そりゃどうも…」

勇者「俺が大剣使いを足止めしてやるから斧使いを倒せ」

盗賊「死んだらお前のせいだからな」

勇者と盗賊がそれぞれ敵に向かってすすむ

盗賊が投げナイフを投擲し牽制、斧使いはそれらをよけるため足が止まる

一気に加速し間合いを詰め短剣で切りつける


斧使い「ぐぅ! だがそんなものでは倒れんぞ!!」

盗賊「ちっ!」

振るわれた斧を回避しナイフを投擲するも圧倒的な筋肉をもつ腕で防がれ、致命傷には程遠い

斧使い「一撃が貧弱なお前に負けるものか」

盗賊「そうかい?」

再び懐に潜り込み大腿を切りつける

自分の体よりも太い足の蹴りが飛んでくるが身をかがめていた盗賊がバネのように跳ね斧使いの顔面を蹴りあげる

さすがの巨躯も仰け反り大きな隙を作る

私の力じゃ喉や顔面を突き刺して殺さない限りこいつを無力化できない!

なら!


盗賊は短剣を腹部に突き刺し、そのまま短剣から手を離して距離を取る


斧使い「ぐぅ…!」

斧使い「だがその程度のダメージなど!!」


頼む!


祈る想いで盗賊は斧使いの動きを伺う

斧使い「まだまだぁ!!」

斧使いが一歩を大きく踏み出すと、そのまま膝から崩れ落ちた

斧使い「な、なんだ…?」

盗賊「ふぅ…」

盗賊「あんたの腹に突き刺さってるのはただの短剣じゃない」

盗賊「それはアサシンダガー。切りつけたもんを麻痺させる短剣だ」

盗賊「それを突き刺したんだ。あんたはもう動けない」

斧使い「ぐぅっ………」

盗賊「わたしの勝ちだ」

ふと見上げると既に大剣使いを倒した勇者と女騎士、魔物使いがこちらを見ていた

私でも敵を殺さずに勝てたぜ

勇者からやるじゃんって言われた気がした



「ウィナー!! 旅の一味イイイイイイイ!!」

うおおおおおおおおおおお

……………………
……………
………

魔物使い「やったね盗賊!!」

女騎士「お見事です!」

盗賊「すげー疲れた……」

勇者「みんなお疲れ」

勇者「女騎士もいい一撃だった」

女騎士「ぁ、ありがとう……///」

盗賊「次の試合まで寝かせてくれ……」

魔物使い「女騎士はヒーラーに治療してもらいなよ?」

女騎士「はい、少しいってきますね」

勇者「大丈夫か?」

女騎士「うん、大丈夫。ありがとう」

魔物使い「あれ? 女騎士って勇者にタメ語だったっけ?」

女騎士「~~! なんでもないです!」

勇者「~♪」

魔物使い「なんで勇者口笛吹いてんの?」

勇者「大人の事情だクソガキ」

魔物使い「うるさいばーか!」




その後なんとか優勝まで駒を勧めた勇者一行であった

×優勝
〇決勝戦

てへぺろ


とりあえず休憩

本当にうまく表現できなくて嫌になるね
自己満で書いてるだけでみんな面白いんですか…?

「みなさま!! おまたせいたしましたーー!!!!」

「これより決勝戦の開始だァァァァァ!!」


うおおおおおあおあおおお


「決勝戦はみなさんご存知団体の中から1:1の戦いだ!」

「その戦いで勝った方のチームに1ポイント、3ポイント先取したほうの勝ち」

「ただし、チームリーダーの勝ちは2ポイントだ」

「つまり! 勝利条件はリーダー以外の3人が全員勝利するか、誰か1人以上とリーダーが勝つこと」

「アーユーレディ?」

「用は! 勝てばいいのさぁ!!」

うおおおおおおお



勇者「適当だなぁ」

盗賊「………」

「まずは南門、旅の一味から選手の入場だァァァァァ」

「これまでトリッキーで素早い攻撃で敵を翻弄してきたあいつ!!」

「盗賊ゥゥゥゥゥゥ!!」

うおおおおおおおお

僧侶「盗賊………頑張って……!」



「続いて北門から、黒装束チーム! これまでリーダーの圧倒的な剣技のみで勝利をもたらしてきたこの不気味だが圧倒的な強さを誇るチームから選手が入場」

「さっきまで突っ立ってただけなため実力は未知数!」

「武闘家ァァァァァァァ!!!」

ガヤガヤガヤガヤガヤ


「両選手が並びました!」

「それでは!! 決勝戦第一試合!!」

「盗賊vs武闘家!!」

「レディー!!」

「ファイッ!!」

武闘家「降参しろ」

盗賊「そいつは出来ないな……」

盗賊「リーダーに一番槍を任されたんだ」

武闘家「死ぬぞ?」

盗賊「あんたんとこのリーダーみたいな圧倒的な強さなら勝てるわけが無いが……」

盗賊「一度死んだ命だ、足掻かせてもらう!」

武闘家「そうか……その心意気、天晴れ。せめて一撃で終わらせてやろう」


武闘家が腰を落とし構えを取る

しかしこちらに接近するでもなくその場で後ろを向いた


(なんだこいつやばい)

(やばいのが来る!!)


後ろを向いた武闘家はそこから回し蹴りをした


武闘家「真空波」


決して届くことはない距離だが盗賊は横に飛び退いた
すると先程まで盗賊がいた地面が大きく抉れた


盗賊「なっ……」

武闘家「避けたか。」

盗賊「どうせ距離を開いても攻撃がくるならこっちから行くしかねえじゃねえか」


覚悟を決めた盗賊が前に出る


武闘家「天晴れ! せめてもの手向けだ俺も本気をだそう」


盗賊は武闘家の動きを目で見ることができなかった
ただ本能的に体の前で両腕をクロスした
その瞬間に衝撃が体中に響きわたった

目の前には右腕を突き出した武闘家

目にも止まらぬ早さで前に出て正拳突きを打ち込んだのだろう

そう盗賊が認識している間に体は木の葉のように宙を舞いたっぷり15mほど吹き飛んだ

(あぁダメだこいつには勝て)


「爆裂拳」


無慈悲な拳が盗賊を襲い、思考を、意識を刈り取った




盗賊は起き上がることはなかった



「ウィナァァァァァァ武闘家ぁぁ!!」

大会のヒーラーが複数人慌てて駆けつけ治癒魔法をかける

粉々に粉砕した骨もすべて再生されたのだろう

見るも無惨に上肢があちこちに曲がりきっていた姿が今ではしっかりと関節を形成し本来の姿になっている

しかしそれでも盗賊は眼を覚まさず、救護室へと運ばれていった

魔物使い「な、なにあれ………」

女騎士「ぐっ……!」

勇者「こいつはやべえな」

勇者(俺の出番までに全員負ける可能性がある……)

魔物使い「うちも次あんなになっちゃうのかな……」

女騎士「やばいと思ったら降参しなさい」

魔物使い「ぐ……負けないよ! 盗賊が頑張って戦おうとしたのにうちが逃げるわけにはいかないよ!」

勇者「魔物使い」

勇者「おいで」

魔物使い「うっ………」

魔物使いが勇者に抱きつく

魔物使い「いやだよ! 戦いたくないよぉ!! 盗賊みたいにやられたくないよぉ!!」

女騎士「っ!!」

魔物使い「怖いよぉ……あんな化物に勝てないよ……」

しばらくそのまま勇者の胸で泣いていた



魔物使い「ふふ、もう大丈夫だよ!」

女騎士「………」

魔物使い「うちにはピィがいるしねー!」

魔物使い「ピィ強いもん! うちは、うちらの絆信じてるから! 絶対負けない!」

勇者「おう。 お前らさっきまで無双してたもんな」

魔物使い「でしょでしょー! だから次も勝つよー!」


「みなみもーん…… 魔物使いぃぃ……」


魔物使い「よーし! いってくるね!」

魔物使い「いこ! ピィ!」

「グオオン」

女騎士「私の……私のせいです」

勇者「あん?」

女騎士「私のわがままで……魔物使いにあんな無理をさせて………」

女騎士「うぅっ………んくっ……」

勇者「お前のせいじゃねえよ」

勇者「それでもお前が自分のせいだと思うんなら」

勇者「あいつが勝てるように応援してやれ」

女騎士「ぐすっ………はい……」

「続いて北門!! 魔法使いいいいい!!!」

魔物使いの目の前に、黒装束を纏った長い黒髪の女性がテレポートしてくる


うおおおお…………テレポートしてきたぞ………
あの魔法使いも相当の手練れなのか………


(ぐ……やっぱり強い人なんだ!)


魔法使い「よろしくね魔物使いちゃん」

魔物使い「よ、よろしく……」

魔法使い「わたしね、さっきの試合みたいなことにはしたくないの」

魔法使い「出来るだけ手加減はするつもりだけどどうなるかわからないもの。降参してくれないかな」

魔物使い「ありがとうお姉さん。優しいんだね。でもうちは精一杯戦うよ!」

魔法使い「強い子ね……じゃあお互いに頑張りましょう」

「それではぁ! 決勝戦第二試合!」

「レディーファイッ!!」


うおおおおおおおお

魔法使い「イオナズン!」

魔物使い「ドラゴラァァァム!!」

会場が大爆発を起こす

あまりの爆発規模に会場中が勝負は決まったかと息を呑む


魔物使い「お姉さんひどいよ……全然手加減なんかする気ないじゃん」


爆発の煙の中から白銀の龍が姿を現す


「ギャァァァァァァァァオオオ!!!!」

今日はここまでー

魔法使い「うっそ……ドラゴンになったの!? ていうか無傷なんて・・・」

魔法使い「これは・・・私じゃどうにもならないかもしれないわね…」


「ギャオオオオオオオオオ!!!!」


魔法使い「~~っ!!」


会場中に響き渡るその咆哮はもはや音の息を超えた攻撃であった
圧倒的な音圧で空気は振動し、体内の内部に響き渡るその振動は動きを止めるのに十二分であった


魔法使い「メラゾーマ!!」


強大な熱量を誇る火球が魔法使いの頭上に出現する
ただそこに出現しただけで熱波を感じるそれは直撃しては消し炭になることは会場中の人間が感じ取る


魔法使い「食らいなさい!!!」


火球が飛来し白銀の龍の胴体に直撃。
火炎が渦を巻きながら柱を1本昇らせる。


圧倒的な質量と熱量を持つその超魔法を無詠唱で出現させた魔法使いの技量は計り知れない

しかしその超魔法を持ってしても、白銀に煌めく龍鱗にわずかな焦げ目を生じさせるに留まった

「ギャオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


魔物使い(次はこっちの番だねピィ)


ギラリと光る牙を覗かせ開口し口腔内に火球を生じさせる


魔法使い(まずいまずいまずいまずい!!)

魔法使い「精霊よ契約に従い我に力を与えよ。来たれすべてを燃やす浄化の獄炎。灰燼と化せ灼熱の王! メラゾーマ!!!」


龍の火球と魔法使いの詠唱付きの火球が交差する

光り輝く閃光となり大爆発を起こし互いの炎が消失する


魔法使い(なんてこと…詠唱してやっと互角の威力だなんて)

魔法使い「ちぃっ! マヒャド!!」


キラキラと美しい粉塵が発生し白龍を包み込む
そしてその粉塵は氷牙を多数出現させ四方八方から貫き通さんと牙を剥く


「ギャオォォォォォォォ」


さすがの白龍もこの一撃には絶叫する


魔法使い「効いてる! 火属性以外の攻撃で勝機はまだある!」


魔法使いは龍に向かって強く手を掲げる


「迸れ氷牙! マヒャド!」

今度は粉塵を出現させるタイムロスを詠唱し魔翌力を込めることで省略させ、生じた1つの大きな氷の剣が龍に向かって伸びる

魔物使い(ピィ!)

「グルル……」


最早魔物使いとピィの間に言葉は不要だった

お互いがお互いを信頼し愛し合っているからこそ、ピィはマスターの指示を受けることなくそれを感じ取ることが出来、次の行動を行う


迫りくる氷剣に龍が反転、尻尾を側面から叩きつける

その衝撃はすさまじく、魔翌力によって密度が強化された氷を粉々に打ち砕く


自分の強大な魔翌力を込めた呪文を圧倒的な物理攻撃のみで破られた魔法使いは顔を歪める

魔法使い「本当に埒外ねこれは・・・」




魔法使い「なら、飼い主を殺せばいいのよね」



ちとだけ休憩

にたぁ……と嫌な笑いを見せるのを魔物使いは見逃さなかった


魔物使い(うちを狙ってくる気だねあれ)

「グオオオオオオオオオオン」


魔法使い「バギクロス!!」

龍もろとも魔物使いを狙いにかけるため広範囲呪文を使う魔法使い

高速で周回する魔力が込められた巨大な竜巻が出現し、龍もろとも魔法使いを狙う



魔法使い「さーてバラバラになったかしら?」

魔物使い「勝手に殺すなー!」

魔法使い「あら残念」


龍の両翼が魔物使いを包み込み殺人の疾風を防いでいた


魔法使い「じゃあ次はこうするわよ!」

魔法使い「翼の中で蒸し焼きになりなさい」



魔法使い「ベギラゴン!!」

炎が床を駆け抜け、空間をも炎が包み込むように流れ魔物使いたちを襲う

龍が翼を大きく羽ばたかせ、力技で突風を引き起こし火炎を消し去る


魔法使い「そんなことだろうと思ったわ」

魔法使い「これはどうかしら」

魔法使い「~~~~!!」


それはもはや言葉と呼ぶにはあまりにもかけ離れた技だった
1つの単語を、1つの口から、"何個"も同時に発声していた


その単語は「メラミ」



魔物使いたちの前には数十、数百、数えきれない数の火球がグルリと囲むように出現していた

魔物使い「なんて滅茶苦茶な人なの…!!」

その人間離れした詠唱を目撃した魔物使いは内心でその実力を尊敬しつつも、最早魔法使いが人間としてどれほど埒外な存在であるかを測り知れず引いていた


迫りくる数百を超える火球に対してやはり龍が魔物使いを翼で覆い隠すことで防御する

しかしひとつひとつの威力は龍に対して硬化は薄くてもそれは山となって確実なダメージとなっていた


魔物使い「ピィ! 大丈夫!?」

「ギャォォォォォォォォ!!!」


翼で火球から耐えつつも、ピィは自身の口から格の違う火球を魔法使いに向けて発射


魔法使いは横に大きく飛び、それを回避する


魔法使い「まだまだ私の本気を出させてもらうよ」




魔法使い「~ー~ー~ー~ー」


次の詠唱は1つの口から2つの単語を同時に発生させる


それは「メラゾーマとマヒャド」

頭の中で2つの呪文の詠唱と意味を理解しながらそれを言葉として同時に発生させ、魔翌力を左右の手にそれぞれ集中させる
言葉として考えるのは簡単だがそれを頭と口、全身の魔翌力脈絡で同時に2つのことを行うのはもはや人間の業ではなかった


魔法使い「私はこれをメヒャドって呼んでるんだよ!!」


燃え盛る氷の刃が相反せずに作用しあい、強大な魔翌力の集合体として顕現する
それは魔物使いを射線に置くことで龍に防御させ攻撃を受けさせることを目的としていた


魔法使い「これは龍とはいえ痛いよー?」

メドローアじゃないのか

魔物使いも龍も魔法使いの狙いは分かっていたが、メラミの包囲網が激しく、メヒャドの刃を迎撃することは出来なかった


メヒャドの刃が龍の厚い鱗を引き裂き、爆炎を起こす

たまらなく龍が絶叫しその威力のすさまじさを会場中に知らしめる


しかしそれだけでは龍は止まることはない


魔法使い「あちゃー……今のが私の中での最高ランクの魔法だけど仕留め切れないのかー」

魔法使い「それどころかむしろ怒らせちゃった感じかなこりゃ」


白銀の龍の中で目が深紅の輝きを見せ、体中が白く帯電している


魔法使い「体内からそれだけ魔力が溢れるってのはどういうことなのよさ… 魔族や魔物ってはつくづく格が違う存在だと思うよ」

龍は火球ではなく業火を吐きだす

それは先ほどの魔法使いのベギラゴンとは比にならない熱量と密度だった


魔法使い「無詠唱でそれは反則だってば」


魔法使い「~ー~ー~ー~」

またも魔法使いは複数の魔法を同時に詠唱する


1つはフバーハ
2つ目はマヒャド


龍のブレスをフバーハで防ぐと共にマヒャドでのカウンターを放った

対する龍は火炎を防がれたと感じるや否や、氷の刃を甘んじて受け入れ火球を連続で吐きだした

その火球は先ほどとは違い弱体化しているものの、それでも人を塵一つ残らず消し去るには十分な熱量だった


魔法使い「次は複数で撃ってくるのか! 全く怖いよ!!」

魔法使い「ニフラム」


対象を次元の狭間に閉じ込め消滅させる呪文を火球に対して放つことで応戦する魔法使い


しかし目の前には龍が飛来し、轢き殺さんと体当たりをしてきていた
その速度はすさまじく、その運動エネルギーと質量が合わさった体当たりなど食らっては全身が人の形を保たないだろう


魔法使い「くっ! アタックカンタ!」


物理攻撃を防ぐ防御魔法を展開する
が、その圧倒的な攻撃力を前に敢無く防御魔法は突破される

魔法使い(でも一瞬の時間は稼げたよ!!)

そのコンマ1秒ほどの時間稼ぎではあったがギリギリで魔法使いは回避し、龍の後ろに抜ける


魔法使い(チャンスだ! 龍が魔物使いから離れたなら直接魔物使いが狙える!)

そう先ほどまで魔物使いがいたところに向かって攻撃魔法を撃とうと視線を向ける



魔法使い「いない…?」

魔法使いは勝利を急ぎ過ぎていた

確かにチャンスとなると考えるのは正しいが、その意識を何もない空間に向けた一瞬はあまりにも無防備となった永遠のような時間だった


魔法使い(やばい!)


そう悟り慌てて意識を集中させ直すが目の前には龍のクローが飛んで来ていた


魔法使いがメヒャドを高速で2回唱え、その龍の拳を氷の剣で受け止める


しかし既に樽のような太さの尻尾がうねりをあげて魔法使いをたたきつけようと迫っていた


魔法使い「イオナズン!」

強烈な爆発魔法により尻尾を弾き飛ばすことに成功するが、体勢は大きく崩れて倒れ込んでしまった



魔法使い「やばっ・・・」


爆発の衝撃により龍が上空に飛びあがる
そして龍の背にしがみついていた魔物使いが叫ぶ


魔物使い「お姉さん、終わりだよ!」




魔物使い「ジゴスパーク!!!」

「ギャオオオオオオオオオオオオオ」



龍の体内からあふれ出していた魔力によっての帯電が大きく膨らむ

ふくらんだそれは爆発

会場を真っ黒な落雷が轟音を轟かせながら埋めつくす




魔法使い「~~~~~~~!!!!!!」


マホカンタを十数個同時に展開させ雷を防ごうとするがそれらは一瞬にして粉砕され、黒い光が魔法使いを貫く




雷の豪雨が鎮まると、そこにはピクリとも動かない魔法使いが倒れていた





「ウィナアアアアアアアアアアアアアアア魔物使いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」


うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおああ

とりあえずここまで

やっぱり表現能力ksですね~……
頭の中では激しい魔法線が繰り広げられているのにwwwwww

>>484
既にドラクエの中で存在していたんですね……知りませんでした……
完璧オリジナルで勝手に作ってました

魔物使い「やったねピィ!」

白銀の龍からいつもの幼龍の姿に戻り魔物使いの肩に止まる

「ピギャー!!」

魔物使い「あはは、本当だねー死ぬかと思ったよー。守ってくれてありがとうねピィ」

「ピギー」


魔物使い「控え室に戻ろー」

魔物使い「おー」
「ピギー」

女騎士「おかえり魔物使い!」

魔物使い「う、うぇぇ!?」


迎えた女騎士に抱きしめられる魔物使い

魔物使い「どしたのー? よしよし」

女騎士「心配しました… 本当に良かった」

魔物使い「頑張ってくれたのはピィだよー」

「ピギャー」


勇者「おつかれ、二人とも良く頑張ったな」

魔物使い「へっへーんどうだー? うちだって強いんだぞー」

勇者「びっくりしたぜー。無事でなによりだ」


盗賊「おつかれ魔物使い」

魔物使い「あ、盗賊! 目覚ましたんだ!」

盗賊「あぁ心配かけたな」

魔物使い「もう大丈夫なの? すごい技くらってたよ?」

盗賊「全然覚えてないんだよね。 それよりすごかったなドラゴラム」

魔物使い「うん! ピィ強いでしょー」

勇者「ドラゴラムすると自我を失って暴れ回るのが普通なのにな。よく制御してたな」

魔物使い「昔はそうだったんだけどね。 いっぱい練習したからピィも大丈夫になったの」

「ピギー」

女騎士「あの魔法使いもたいがいでしたけど魔物使いも相当なモノですね……」

魔物使い「そんなことより!」

盗賊「次、頑張れよ」

女騎士「はい! 二人がいい戦いをしたのに負けていられませんから」

盗賊「私なんかやられただけだぞ…」

勇者「あの神速の真空刃よけて正拳突き防いだだけでナイスファイトだぜお前」

女騎士「えぇ、本当に。 だから私も頑張ってきますね」


女騎士「………。」

勇者「…………。」
女騎士と勇者が見つめあう


勇者(無理、すんなよ)

女騎士(はい。)

魔物使い「んー? なにしてんのー?」

女騎士「ふふ、なんでもないですよ。」



アナウンスが入り女騎士をコールする音がし、大きな歓声があがる
そしてフィールドへ続く門が開門


女騎士「行ってきます」


女騎士の対戦相手は大きな盾を左に持った剣士
今まで黒装束を纏った相手チームだったが、この盾剣士はその黒装束を脱いでいた

その装備は鎧を捨て去り、小さな胸当てをしているのみで左腕の大きな盾と小さな胸当てという組み合わせは大きな違和感を放っていた

獲物は青い刀身に煌びやかな飾りがついた兵団特有の聖騎士の剣、これを右手に持つ

これは兵団の上層グループである聖騎士団の装備であった



聖騎士「よろしく頼む女騎士殿」

女騎士「よろしくお願いいたします」

聖騎士「貴方の戦いぶりは見させて頂きました。基礎をしっかりと固めたとてもいい剣筋でした」

女騎士「いえ、それほどでもございません」

聖騎士「しかし気になったことがあります。」



聖騎士「あれが貴方の本当の戦い方なのですか?」

聖騎士「そして今確信しました。 あなたのその腰にさした獲物こそが本当の武器なのでしょう?」

女騎士の腰にさした獲物は先程までの剣とは違う。
そして抜刀

女騎士「そこまで見抜かれているとは。 改めて対面してその溢れる力量に感嘆致します」

女騎士「今までも手を抜いていたわけではありません。 しかしこの武器は最初使う気はありませんでした。」

女騎士「しかし相手があなたたちほどの実力者ならばそんな温いことを言っていられません」

女騎士「剣は私の幼い頃からの努力の形であり家族との絆」


女騎士「このレイピアは私の才を引き出し、騎士として歩み始めてからの生き様」


女騎士「家族のことを忘れたくない一心で剣を振るっておりました。 しかしそれと決別するため! 今ここであなたをレイピアで倒す!!」

聖騎士「なるほど、どちらの武器にも思い入れがあるのですね」


聖騎士「ならば私も手加減をするわけにはいきません。 正々堂々尽力致しましょう」

女騎士「はい」


「それでは! 決勝戦第三試合!! レディーファイッ!!」

ゴングがなると同時に残像を生じさせるほどの早さで踏み込む女騎士

その早さは得物である疾風のレイピア、右腕につけられた星降る腕輪、そして足に魔力を集中させていることによるものであった


神速のスピードから繰り出される数十の連撃
しかし聖騎士は至って冷静に盾と剣を用いて防ぎきり、女騎士の刃が聖騎士に届くことはない
それどころかその連撃の最中にもカウンターとなる斬撃を繰り出してくる

女騎士もそれを体を捻ることで回避し打ち込み続ける
が、やはりそれは盾に阻まれる

ガードをする聖騎士が盾を構えながら踏み込んでくる
そのためにレイピアが押し返され一瞬体制を崩し隙が生じたことで、すかさず聖騎士が剣を振るうが空を切るのみとなる

あまりの早さに聖騎士も息を巻く
しかし負ける気は欠片も生じていなかった

彼のスタンスは鉄壁の防御から繰り出される堅実な攻撃
対する女騎士は防御を最小限にスピードと手数に特化した戦法

言わば聖騎士の防御が全て女騎士のスピードを上回れば勝利は確実なものとなる


聖騎士「私は、負けない」

女騎士が再び正面から神速で迫るが既に聖騎士にとってその動きを目で追うことは容易なものであった

カウンターの一閃

タイミングは完璧だったはず。しかし剣はまたもや空を切る
真後ろに回り込んだ女騎士の力を込めた一閃突き

しかし慌てることなく聖騎士が左腕の盾でガードし、すぐさま右腕の剣を振るうがやはりこれも女騎士に届くことはない

女騎士の凄まじい攻撃とそれに喰いかかる聖騎士のカウンター


圧倒的な早さで回避する女と絶対的な防御で身を固める男

両者の特筆した能力と能力がぶつかり合い、牙を剥き合った



女騎士「五月雨突き」

秒間二桁に届く早さで力の篭った突きを上に下に右に左に前から後ろから放つ

しかしどれほどの神速をもってしても聖騎士の絶対防御を貫くにはいたらなかった

女騎士「はぁっ!」

一歩距離を開いたと思わせ、その瞬間またも距離を詰め手の一撃

だがそのようなフェイントは通じず剣に弾かれる
がすぐに横に退く女騎士
そしてその後ろから迫り来る火球

女騎士がメラミを唱えそれの前に先行することでブラインドと成していた

メラミを盾でガードさせられる聖騎士と、その横に回り込み女騎士の一閃


決まったと思われたが盾の横殴りで女騎士を吹き飛ばす聖騎士
攻撃としては強くはないものの、速度を重視させ軽装備となっていた女騎士には大きなダメージを与えた

吹き飛んだ女騎士を追撃する聖騎士

体制を立て直すが痛みにより足が悲鳴を上げる

女騎士(こんなもので負けていられない!!)


足の激痛に歯を食いしばりながらも再び地を蹴り駆け抜ける女騎士

一撃をギリギリで回避し攻撃するも、またもや盾に阻まれる

大きくバックジャンプし距離をとった

距離をたっぷりと取り互いに様子を見合う
ダメージは確かにあるものの無視出来る範囲だ

簡単に刃が通るとは思っていなかったが、レイピアが盾に押し返される感覚が永遠と続いていることが女騎士の心理的な負担となっていた
しかしここで焦って体力も魔力使い果たしては勝機はなくなる。 しかし長引けば体力を使っているこっちが不利となるのは明白

女騎士は咆哮しながら跳んだ

風の魔法を唱え聖騎士に飛来

風魔法は物理的に防ぐことは非常に困難で、防ごうとも風の刃が全身を切り裂くだろう。 そう考え女騎士が魔法を唱えたがその考えは甘いことを痛感させられる

盾にバギマが当たった瞬間に霧散したのだ


聖騎士の盾はただの盾ではなかった

魔法を防ぐ加工がされた特殊な盾なのだろう、風魔法が直撃した瞬間に盾自体に魔力が流れていた


女騎士「万事休すとはこのことでしょうか」

聖騎士「貴方のスピードには本当に驚いた。 これほどの神速を誇る人間が世界にどれほどいるか」

聖騎士「だがそれだけでは私には届かない!」


聖騎士の、雄叫びのような声に女騎士が一瞬怯む

絶対防御を早さで貫けない自分に勝ち目は薄いことを自覚していた。 そしてそこを改めて言及され気圧されていた

聖騎士「マヒャド切り」

剣から繰り出される冷気を纏った剣閃は扇形に飛ぶ。 かなりの早さの、衝撃と氷の融合技は大気を凍らせながら飛翔する


女騎士はそれに応戦せずに高く飛び上がることで回避する

しかし空中で身動きが取れないところに第二波、第三波が続く


女騎士は壁を蹴って地面に降り、それらを避けるが、下は先ほどの一撃で凍った地面、足を取られたたらを踏む

体勢を崩した一瞬に聖騎士が距離を詰め、斬撃
それをなんとかレイピアで受け流すも魔力を込められたシールドバッシュを食らいはじき飛ばされる女騎士


苦痛に顔をゆがめるが倒れ込むまいと体制を立て直し聖騎士に視線を戻す


目に飛び込んできたのは剣を上に掲げ、前に構える聖騎士の姿


その構えは聖騎士団に伝わる最強奥義


聖騎士「グランドクロス」

純白に輝く十字の魔法が会場に出現し女騎士を貫こうと接近する

対する女騎士はダメージから避けきれないと判断

風魔法を唱え続け圧縮する
そしてそれを自分の足元に使い魔法を運動エネルギーに変換する

自分の足、そして風による相乗効果で雷にも迫る速さでグランドクロスに突撃する



女騎士「雷光一閃突き!!」



一筋の弾丸と貸した女騎士がグランドクロスを突き抜ける
その勢いは続き聖騎士に切迫する



聖騎士が腰を落とし防御の体制を整え盾を構える


女騎士「おおおおおおおおお!!!」


雷光一閃突きは盾を貫通する

しかしレイピアの刃が聖騎士を貫くことはなかった

あまりの速度から繰り出される技と、そしてそれを防ぐべく魔力強化された盾を貫いたことによるレイピアの刀身へのダメージは限界に達していた


盾を貫通したレイピアは先端など木っ端微塵になりただの鉄棒と化していた


魔力と体力を使い果たした女騎士はその場で倒れ込み立ち上がることはない

聖騎士「…………」



「ウィナあぁぁぁぁぁぁぁ聖騎士イイイイイイイイ」

とりあえずここまで

俺は一人、選手控え室で精神を研ぎ澄ませていた
敵はここまで一人で複数の相手を一撃でなぎ払ってきた猛者

そしてそれはそいつの本気ではなかったということは感じていた

ここまでこの相手チームの人並み外れた強さからもこのリーダーの黒装束の男はかなりの手練なのだろうと予測できる
手加減して勝てる相手ではないだろう



しかしそんなことはどうでもよかった


ただ己の全てを以て倒す


遠く離れた相手の控え室から感じる敵の殺気を感じながら俺は目を開き、まだ見えぬ敵を見据える

……………………
……………
……


???「初めまして勇者様」

勇者「ほう? 俺を知ってるとは。 あんた俺と会ったことあったのか?」

???「いいえ直接話をさせていただいたのは初めてです」

???「ですが俺はあなたをよーーーく知っている」

???「俺は魔物の村の出身だ! お前らが滅ぼした魔物の村の生き残りだ!!」

???「貴様だけは………貴様だけは許さない!! なんの罪もない村の人を皆殺しにたお前を殺す!!」

勇者「そうか…… あの村の生き残りがいたか……」

???「貴様がこの大会に出場していると知っでラッキーだった。 ここで貴様をようやく殺せると思うと嬉しくて胸が高鳴る!!」

勇者「お前には悪いがな、負ける気はない。 そしてお前は強いからな手加減をして勝てるとは思えない」

勇者「殺す気でいくぞ」

???「笑わせるな死ぬのは貴様だ!!」



???のジョブ>>522

①刀使い

②魔法剣士

③武闘家

④自由安価

④賢者

勝手で申し訳ないのですが賢者は神聖な修行を経た者のみですので最安価
>>525

3

gdgdになってしまって申し訳ない
安価下

①盗賊とバトルした感じの拳のみの真性の武闘家

②魔法と武闘家を組み合わせた魔闘家

③剣と武闘家を組み合わせた剣闘家

④自由安価

了解しましたとりあえずここまで
夜にまた更新すると思います

バトルも少し安価入れた方がいいですか?
それともさくっと終わらせるか、こってり拙い文章で書いた方がいいか希望あれば書いてもらえると参考になります

ゴングが鳴ると既に会場が知覚した刹那には既に一瞬の戦闘が繰り広げられた後だった


???の長身の刀が勇者を引き裂かんと急加速
縦横無尽の剣戟が降り注ぐが勇者は落ち着いてすべてを切り払い、???の当たれば確殺の一撃を一太刀で払い退け、後退する


ここまで終えて一般人はようやく目で追えた。これまでとは比べ物にならないレベルの殺し合いは会場すべてを置き去りにした

瞬間移動ともいえる加速


一閃。


無駄のない動きで放たれた刃を???はたやすく袈裟斬りで応戦する
しかしそれはあくまで速さというレベルでの話

切れ味というレベルが違った


勇者の持つ剣は伝説の一振り
対する???の持つ剣は名は知らぬが所詮は名刀止まり


伝説のロトの剣を持った人類最強の勇者の一閃は???の刀を一刀両断
真っ二つになった刀身が大きく宙を舞った

そのまま勇者の猛攻

右から左へ一文字斬り、左上から右下へ袈裟斬り、突き、突き、斬り上げ

しかし???はステップだけでそれを避け、斬り上げを横に回避した後、左拳を勇者の顔面を砕かんと迫らせる
首を傾けることで回避するがすでに回し蹴りが腹に向けて放たれている
剣を持つ右手でそれをガード、そのまま右腕を振り上げ斬り下がってお互いに距離を取った



勇者「驚いたぜ刀へし折ったから勝ったと思ったんだが」

???「悪いな、俺は刀使いじゃあない」

勇者「知りたくない情報だったぞそれ……」

???「言っておくが俺は、素手の方が強い。武闘家だからな」


ちっ
そう舌打ちした瞬間には既に武闘家が目の前に迫っている


拳が目の前に迫るが回避し、斜め下から斬り上げるが武闘家のもう片方の拳が刀身を横から打ち、大きく弾かれる
ガラ空きとなった体に神速の蹴り
横に飛びのき無理やり回避するがそんなもので逃がしてくれる相手ではない

一瞬にして距離を詰められまたも拳が唸る
構わず腕ごと斬り落とす勢いで迎え斬りかかるが、武闘家の一撃は完璧なフェイント
剣閃を掻い潜り懐に入り込む

剣の間合いを切り抜けた先は完璧な格闘での間合い

勇者が膝蹴りをするがたやすくガードされそのまま左、右とワンツー
ギリギリのところで一発目を回避し、二発目を横から弾きそのまま後退

逃がすまいと武闘家が食らいついてくる


勇者「ライデイン」

詠唱なしでの速攻での魔法
迅雷は武闘家に命中するが両腕をクロスさせ防いだ武闘家の歩みは止まらない


勇者「やられてばっかじゃ負けるのは当然だな!」


勇者がすかさず前に出て一撃

しゃがんで回避されるも、間合いに入らせないようすぐに次の斬撃
回避、斬撃、カウンター、回避しながら斬撃

流れるように回避行動と攻撃が入り乱れ膠着状態となる

勇者がこれまでとは比べ物にならない速さで一撃の後にもう一度剣を振るう


はやぶさ斬り。


攻撃のペースを乱された武闘家は剣を頬に掠める
しかし怯むことなく、腰を入れた重い正拳突きが勇者を捕えた

地面とほぼ水平に勇者が飛んでいく


武闘家が追撃しようと一歩を踏み出そうとするが、たっぷり一秒時間をかけて武闘家は自分の右腕が存在していないことに気がつく


そしてその横にボトンという音を立てて宙を舞っていた右腕が落ちてきた

驚きのあまり硬直した一瞬を剣圧が襲う

我に返った武闘家が左腕と蹴りで剣圧を弾き飛ばすがその間に目の前に勇者が躍り出る

斜めからの斬をなんとか回避し左腕でカウンターの一撃をするが所詮苦し紛れの拳
勇者がそれを掴み、大きく腕を振るうことで武闘家の体勢が崩れる

そしてそのまま勇者が剣が武闘家の身体を大きく斬り裂いた
剣圧で骨が砕け、血と肉のまじりあった赤黒い液体と肉が地面にまき散らされる

武闘家「……っ!! まだまだァ!!!」


武闘家と落ちた腕、そして骨と肉が魔翌力の細い線で繋がる
そしてその線が元の組織と無理やり結合させ神経として働く


勇者「なんだそれ…そんなのありかよ」


上から下へと振り下ろされる剣を武闘家は斬り落とされたはずの右手の手刀で受け流しそのままラッシュ
左フック、右ストレート、右ハイキック、左回し蹴り

勇者がそれぞれ回避したり受け流すことで一撃から身を守るが左からの重い一撃が目に入る

回避出来ないと判断した勇者が雷魔法でその左腕を撃ち抜き真っ黒に焦がす


驚愕したのは武闘家ではなく勇者の方だった

武闘家が雷で使いものにならなくなった腕をそのまま叩きつけてくる

ぎりぎりで腕をクロスしガード
と同時に武闘家のその左腕が衝撃で千切れ、肉と皮膚の破片をまき散らせる


そこまでさせるほどの殺意を武闘家は持っていた
決して戦略的ではなく力のみで命の削り合いをする


吹き飛んだ左腕はすぐに魔力の線で縫合される


勇者「厄介だ……」

いよいよ本気で殺すしかないと悟った
戦闘不能でこの勝負を終わらせることは不可能だ

ただ本気で相手を死の世界に放り込むことこそが勝利


そのためには腕や足を斬り落とすだけではだめだろう
魔力、生命の中枢である脳、脊髄を斬り落とすしかない


勇者は剣を持つ右手に力を込めた

今日はここまでーおやすみなさい

刹那武闘家が距離が開いたまま正拳突きをする

単純にして明快な魔力を込めた拳圧の打撃

左に飛び退くことで回避するが目にも止まらぬ早さで拳圧が飛んでくる

目には見えないそれを切り裂き武闘家へと前進
武闘家も大きく前へ踏み込み拳と剣が交差する


………いくら魔力を拳を集中させているとはいえ伝説の剣を素手で殴りかかるとかアホか


と、心の中で毒付く間もなく零距離で拳と蹴りのラッシュ
それらを最低限の動きで躱し、防ぎ、カウンターの斬撃と魔法を打つ

しかし両者とも手を伸ばせばすぐに届く距離でありながらも一度もお互いの攻撃が有効打とはならない


武闘家「ばくれつけん!」
勇者「はやぶさぎり!!」

まばたきの間に拳と剣が入り乱れる

しかし一本の剣と二つの拳
いくら勇者といえどそのハンデは大きかった

武闘家の拳に剣が追いつかなくなる前に雷撃呪文を放つ
回避されるがその攻撃が止んだ一瞬の間に後ろに飛び退き距離を取る

後ろに飛び退くが前には回し蹴りをする武闘家


真空波か!!


そう気づきこちらも剣閃

不可視の刃を切り裂くも既に拳圧の乱打が飛来する


ちぃっ!!

舌打ち一度の間に十の見えない拳


武闘家の優位な超近距離の間合いを避ければ勝機はこちらに充分にあると踏んでいたが認識を改めた方が良さそうだ
爆裂する拳から間合いを開いて逃げれば次は爆発的な見えない拳が飛んでくる

腕を切り落とせば瞬く間に元に戻る

勇者「本当に厄介だなお前は!!」

拳圧を全て捌ききるが眼前には魔人のような表情の武闘家


勇者「ふんっ!」


剣を振るい顔面を真っ二つにせんと迎え撃つ
対する武闘家が迫る剣の刀身を下から殴りつけ弾き飛ばす

あまりの威力に勇者まで吹き飛ばされかけ、足が宙浮く

武闘家「破ァッ!!」


武闘家の渾身の掌底

勇者の臓がグチャグチャになり骨という骨を粉砕する

そのまま衝撃に従って勇者の体が水平飛行する

その先に回り込んだ武闘家が足を空高く振り上げ、おもいきり振り下ろす

勇者の顔面にかかと落とし

その衝撃で地面が砕ける
衝撃は観客の方にまで伝わりぶわっと風が一撫でする
あまりにも埒外なそれに誰もが息を呑んだ


足と地面に挟まれた勇者の顔面は最早見る影もなくグチャグチャになりピンクの肉片を撒き散らした

しかしその死体のような腕が剣を振るい油断していた武闘家の右足を切り落とす


武闘家「なっ………」


そこには顔面も元通り、ニンマリと笑った勇者が立っていた


勇者「わりぃ、俺やっぱ死ねないらしいわ」

確実に即死したはずの勇者が目の前に立っている
その事実を武闘家は受け入れられないのだろう

しかしさすがの猛者 
普通ではありえない事象すら受け入れ構えをとり既に臨戦体制をとっている


武闘家「なんなんだお前は…!」

勇者「俺か? 魔王を一人で倒した勇者様だぞ?」


勇者「てめぇごときに負けるか馬鹿野郎」

魔物使い「うっわー……あの嫌な笑顔」

盗賊「ゲッスい顔してんなー」

僧侶「よかった……本当に良かった……勇者が死んでなくて……」

女騎士「大丈夫ですよ僧侶。 あの人が負けるとは思えません」

魔物使い「そうそう。 あんな化物みたいな強さの癖に死なないとか反則にもほどがあるでしょ」

盗賊「だからもう泣くなよ。」

僧侶「う~……」

女騎士「よしよし大丈夫だいじょうぶ」

僧侶「ぐすっ…… 頑張って応援しばす……」

僧侶が泣いてら……

勇者が観客席の僧侶の涙に気がついた


あー……ゾクゾクする……
力がみなぎるぜぇ!!


大きく踏み出し一閃
それに反応した武闘家が拳で剣を止めようとするが、勇者が反転

フェイントからの回転切りを見舞うが武闘家も落ち着いて対処
拳と剣がぶつかり合って歪な音を放つ

大きく飛び退いた勇者にすかさず武闘家の拳圧の連打と同時に距離を詰めあっという間に懐に入る


勇者「動きが単純で直線的すぎるぜ?」


貯めていた魔力を解放


勇者「ギガデイン」


雷撃が爆裂、爆裂、爆裂

両腕で雷を防いだ武闘家だったが全身が焼け爛れ湯気が立ちのぼっている


勇者「おいおいこれ食らって立ってんのかよ」

武闘家「はぁ~~~………」


大きく息を整える武闘家

生身の人間なら一撃で消し炭になるそれを受けても武闘家の足を止めるまでには至らない

しかし勇者は止まらない

武闘家を切り裂かんと縦横無尽に剣閃を放つ
それに対して武闘家は先程のダメージも相まってなんとか捌く事しか出来ない

白刃が煌めき弧を描いて踊り狂う
研ぎ澄まされた無限とも思える刃が武闘家を切り刻む

と同時に武闘家も爆裂する拳の応酬

お互いに防御回避を捨てた攻撃


先に音を上げたのは武闘家だった

いくら術で刻まれた体がくっつこうとも痛覚が無くなることはない
勇者の尋常ではない威力と切れ味に飛び退いた

武闘家の意識は刈り取られそうだった

血という血は出尽くし体躯を真っ赤に染めている
地面に足がついているのが曖昧で上半身が揺らぐ
口からは血が伝い、息をする度に口から血が湧き出す

しかし目の前の勇者は傷が治っていき、ほぼ見た目は無傷

このままではこちらの意識がなくなるか殺されるか、時間の問題だった


武闘家「ガァッ!!」


吐血しながら咆哮し気合を入れる


ここで決めなければ負けるならば!
殺しきるッッ!!

全身の魔力を総動員し、力を滾らせる


一歩で勇者へと切迫
勇者が剣を返すが武闘家の拳は神速

左拳を脇腹に打ち込む

勇者が次の打撃を防ごうとカウンターの一撃を放つが武闘家は拳を戻し上段へ蹴りあげる
そのまま拳を溜め、すべての魔力を右拳に集中させての必殺の一撃

龍の体すら衝撃で吹き飛ぶであろう一撃を勇者が真に受け、フェンスまで一直線に吹き飛びぶち当たる



武闘家の全てを打ち込んだ一撃だった
これが最後の一打であり、ここで勇者が倒れなかった場合は即ち自分の負け

しかし勇者は立ち上がる

体に大穴を開けながらも立ち上がりその穴が再生する

武闘家は全てを悟った
自分ではコイツに勝てないと
すべてを出し切ってまでも自動再生が始まる前に立ち上がられ、殺しきれなかったと

次は自分が全力の一撃を受ける版
恐らく、いや絶対に耐えられないだろう
防御に回す魔力すら使い切った

己の肉体だけで勇者の全力を受けることはできないだろう


全てを悟り覚悟し、両腕を広げた


勇者が頷き剣を水平に掲げる
剣からは禍々しい魔力が溢れ、光すら吸収する暗黒の光が輝く


勇者「これが俺の本気の一撃だ。 魔王を切り裂くために先代勇者から学んだ技だ」



勇者「ギガブレイク」

暗黒の剣が武闘家を切り裂き、焼き尽くす

暗黒の光が収まったときには武闘家が倒れ込んでいた

勇者「ま、死なねえ程度に手加減はしたからよ」

勇者「わりぃけどまだ死ねねえんだわ」




「ウィナァアアアアアアアアア旅の一味ィィィィィ」

僧侶「勇者ぁー!」

勇者「うぉぉっ」

僧侶が俺に抱きついてくる
そして唇を塞がれた

魔物使い「うわーぉ」

盗賊「あぁ……そういうこと?」

勇者「お、おい僧侶」

僧侶「心配しました…… あんなボコボコにされて……」

勇者「俺が勝ったじゃねえか」

僧侶「もう……あんなの見たくないです…… 勇者があんなにボロボロなところなんて……」

勇者「もう終わったから安心しろよ」


そう言って俺は僧侶を抱きしめてやる

うぅっと僧侶が涙を流してそのまま胸にうずくまる

魔物使い「なんか見てるこっちが恥ずかしくなるね」

盗賊「おーい表彰式ー」

勇者「ほら、僧侶」

僧侶「はい!」

目に涙を浮かべながらも満面の笑みで頷く僧侶

そして手を繋ぎ、表彰式が行われるステージへと向かう


女騎士「どうして…………」

ここまでー_:(´ω`」 ∠):_

どうして?

どうして……?

どうして………!?


なんで僧侶とキスをしてるの勇者

なんで僧侶を抱きしめてるの勇者

なんで僧侶と手を繋いでるの勇者


私のこと好きじゃなかったの?

私に好きって言ってくれたのは嘘だったんですか?

エッチもしたのに

私がいっぱい好きって言っても受け止めてくれたのに


どうして僧侶とそんなに幸せそうに歩いてるの!

確かめなきゃいけないのに

でも言葉が出てこない

あぁ私は言葉を忘れてしまったのでしょうか

喉がカラカラで目頭が熱くて胸がバクバクしてて体が熱い



「優勝した旅の一味には! この暗黒騎士の剣をプレゼントぉ!!」

勇者「あー……懐かしいわこの剣だった。 本物だなこりゃ」

盗賊「すごい魔力が込められた剣だな」

僧侶「でも解呪されてあるみたいですね。 呪いの類は感じられません」

勇者「女騎士。 ほらお前の兄貴の形見だ」


勇者が女騎士にその漆黒の剣を手渡す

剣なんてもうどうでもいいんです

兄はわたしの心の支えでした

でも今は違うの

勇者が私の心の支えなの

なのにどうして

どうして貴方が勇者の隣にいるの?

分からない

分からない!

分からないよ!!

私はどうすればいいのお兄ちゃん

「奪え」

え?

「その女が勇者を奪ったのだろう?」

「ならばそいつの命を奪えば簡単ではないか」


な、なにこれ……?


「奪え殺せ斬れ嬲れ屠れ犯せ剥げ折れ?げ消せ」

「そのために俺が力を貸してやろう」


お兄ちゃん……なの……?

女騎士「うっ、うっ、ううぅううぅううううっ」

女騎士「こ、ころ、こ!」

女騎士「殺す!!」

僧侶「え……」

小さく僧侶が呟くのが聞こえた

そう分かる前にはもう女騎士が僧侶に斬りかかっていた

俺がなんとか女騎士の剣を受け止める

すると女きしが大きく後退


そこで初めて皆が女騎士の姿を目視する

膨大な暗黒の魔力が体から溢れ、黄金の煌めくような毛髪は漆黒に染まり、皮膚は青く眼は燃え盛るような怒りの紅蓮に光っていた

勇者「お前は誰だ?」

女騎士「お、おっ、わだし、はっ………があああっあっあぁぁああ!!!」


口から真っ黒な炎弾を吐き出す
その魔力の密度たるや先ほどの魔法使いも真っ青になるレベルの密度だった

迫るそれを一刀両断
霧散させるが溢れだしたのは魔力だけではない

恐ろしいまでの負の感情
殺意、嫉妬、羨望、妬み、嫉み

そのようなものが俺と後ろにいた僧侶に襲いかかる

僧侶「ぐっ…… おええぇぇ……」

あまりの精神的な攻撃に僧侶が嘔吐する

見れば直接触れたわけでもない盗賊や魔物使いも足元が覚束無い


女騎士「じゃ、邪魔をォっ! するなぁぁっ」

勇者「僧侶に手を出すなァッ!!」

女騎士「ぐぎゃぁぁぁ!!」

女騎士が剣を振るうと、剣圧と魔力を組み合わせたものが飛んでくる

それらを切り裂くと目の前にすっと女騎士が現れ鍔迫り合いとなる


女騎士「邪魔をずるなっ僧侶を殺せ、ない」

勇者「やめろ!」

女騎士「な、ぜ」

女騎士「どうして勇者を奪うの僧侶」

僧侶「え……?」

女騎士「どうして私の…… 勇者を取っていってしまうの……」

女騎士「ゆ、ゆるっざないぃ!」

女騎士が俺の剣を力で払い除け、僧侶へと斬りかかろうとする
当然見過ごすわけもなく、前に回り込み腹を蹴り女騎士を吹き飛ばす

魔物使い「ちょ、ちょっとどうしちゃったの女騎士!?」

勇者「暗黒騎士の剣にわずかに残った呪いが近しい存在である女騎士を取り込んだんだろう」

盗賊「そんなことがあるのか!」

勇者「さぁな。 でもそうとしか考えられねえだろ」

勇者「魔物使い! あいつの狙いは僧侶だ! 守っててくれ!」

魔物使い「わかった!」

「グルルルルルル………」

勇者「どうやって止めるかだなぁおい」

女騎士の持つ剣が黒い魔力を垂れ流す
その剣を振るう度に黒い剣閃が飛んでくる
これは紛うことなき暗黒騎士が使った技

勇者「厄介すぎるっ!!」

すべてを切り払わず最低限の動きで躱すと目の前にはやはり女騎士が迫っている
上段からの振り下ろしを横から剣を当て払いそのまま横腹に蹴りを入れる
所詮女の重さだ、対して重くないため吹き飛ぶが、吹き飛びながら女騎士が雷撃呪文を使ってくる

それを剣で斬り捌くと体勢を立て直した女騎士が突っ込んできて一閃
こちらも剣を振るうが女騎士の太刀筋がピタッと止まる


フェイントか!


そう気づいた時には遅く、女騎士がバク転の要領で俺の剣を持つ腕を蹴り上げ、そのまま下段から切り上げる
体を翻すも避けきれず左肩が大きく切り裂かれる

血が吹き出すがどうせすぐ治る、そう考え袈裟斬り
しかし女騎士の動きの方が早い

しゃがんで避けられ、そのまま足を切ろうとしてくる

ジャンプしなんとかそれを避けるが、そこへ蹴りが入り、吹き飛んだところに置き土産にと言わんばかりに雷撃呪文を撃ち込まれる


勇者「ぐっ……」

蹴りは女騎士の元々の筋力がたかが知れてるためそこまでのダメージとはならないが、斬撃と魔法はかなりのダメージだ


ダメージ?

おかしい

回復する俺にダメージなんて、あってないようなもんだぞ?


ふと左肩を見る

そこにはパックリと切り裂かれた傷口が骨を覗かせていた


回復してねえ…!

魔物使い「ゆうしゃ!」

勇者「畜生! 傷が治らねえ!」

僧侶「そんな… 回復魔法をかけます!」

勇者「頼む」



僧侶が回復魔法を唱える
傷を暖かい風が包み込み、だんだんと傷が癒えていく


しかしその間にも女騎士が迫り来る

攻撃をいなし、避け続けるがやがて追い込まれる
そうなる前に大きな一撃を打ち込み怯んだところで距離を開いてリズムをリセットする


こうしていればやられることはないだろう

盗賊「で、どうすんの?」


そう、このままでいかない

いつ女騎士が僧侶に牙を向けるのか
それともなにかの拍子に俺が斬り殺されるか

もちろん女騎士を[ピーーー]なんて以ての外だ


なら……


勇者「女騎士を止めるしかねえだろ」

僧侶「出来るんですか!?」

勇者「さあな? でも呪いの根源のあの剣を叩き折れば解放される可能性はあるだろ」

魔物使い「それに賭けるしかないね!」

盗賊「でも簡単じゃないぞ」


そう、簡単なことではない

盗賊も僧侶も魔物使いも戦力にはならない
ピィをドラゴラムさせれば戦えるだろうが女騎士を殺しかねない

そしてなにより俺も先の戦いでかなり魔翌力を使ってしまっていて枯渇気味だ

なるようになれ!


ある程度のダメージを負わせる覚悟をして跳ぶ

女騎士が一瞬で距離を詰めて一閃
剣を当て防ぐが、魔翌力が垂れ流されてるその一撃で吹き飛ばされる

空中で体制を立て直すが眼前に女騎士


セオリー通りの動きだが俺のほうがはええよ!!

女騎士の追撃を見越して神速の斬撃を女騎士の剣に叩き込む


キーンと甲高い音を立てるが折れる気配はない


内心で舌打ちしつつも予想通りの結果だ

そのまま女騎士に雷撃呪文を打つと同時に剣を払い、雷撃を直撃させる

さすがに効いたのだろう

吹き飛んだ先で一瞬だが動きが止まる

だがやはりゆらりと立ち上がってきた



女騎士「どうして…… 勇者……」


女騎士と暗黒騎士の意識が行ったり来たりしているのだろう
強烈な殺意を発しつつもそれを抑え込もうとしながらこちらに、語りかけてくる女騎士がそこにはいる


女騎士「勇者っ、は!! わだっ、私のことを、嫌いなの……」

女騎士「だからぁっ、お、おれのじャまをぉぉ!! するのぐぁぁぁ!!!!」


一歩踏み込もうとした女騎士の足が止まる


女騎士「きか、せて」


女騎士「勇者は…… 私と僧侶、どっちが好きなの」

僧侶がごくりと息を呑んだのを後ろから感じる


目の前の女騎士が猛烈に体を蝕む呪いと戦って俺の言葉を待っているのも分かる


俺はどうしてやればいいのか


僧侶への一途な愛を貫けばいいのか
それともこの場凌ぎであろうが構わず女騎士を選べばいいのか

分からない


だがここで答えを出さなければ

誰も救われないのは確かだ



勇者「俺は………>>589が好きだ」

①僧侶

②女騎士

③盗賊

④魔物使い

⑤僧侶も女騎士も2人とも

⑥みんな

6

今日はここまでー

勇者「俺は……みんなが好きだ」

勇者「お前も! 僧侶も! 魔物使いも! 盗賊も! みんな大好きだ!」

勇者「みんな同じくらい大切に思ってる! てか、抱きてえ!」

盗賊「は?」

魔物使い「うぇー!?」

僧侶「ぷっ……!」

女騎士「………」


勇者「女騎士、お前だけを選んでやることはできねえ」

勇者「そしてなにより……」



勇者「僧侶……悪いな」

僧侶「ふふ、しょうがないですね~本当に」

僧侶「私だけ勇者を独り占めなんてダメですよね」

僧侶「みんな勇者のことが好きなのに……抜け駆けみたいなことして本当にごめんなさい」

女騎士「おっ……うぉぉおァァオオオオオッッ!!」

僧侶「あぁ神よ。 私はあなたに背きました。 この罪をどうかお許しください。」

僧侶「そして女騎士と勇者もどうかお許しください。」

僧侶「戻ってきて!! 女騎士ー!!」


僧侶から真っ白な光が放散され女騎士を包み込む

女騎士「グオオオオッッ」

女騎士「あっあっ!! うぁぁァァァ!!」

女騎士「殺す! 殺す!! 殺す!!」

女騎士「い、いやぁぁ! いやだよぉぉっ うっ、アァアァァ」

女騎士「助けてェっ 勇者ぁ!」


勇者「戻ってこい女騎士!」

勇者「ギガスラッシュ!!」

七色の光を撒き散らす黄金の剣が暗黒の剣を真っ二つに切り落とす


女騎士「かはっ!!」

女騎士を取り巻いていた強力な呪いと魔力が一瞬で放出され、元の女騎士の姿に戻る

そのまま力なく倒れ込もうとする女騎士を抱き止める


女騎士「ありがとう……勇者……」

勇者「おかえり、女騎士」

皆が駆け寄ってくる

女騎士「ごめんなさい僧侶……」

僧侶「いいえ、私の方こそごめんなさい」

僧侶「あなたが勇者のこと好きだって気づいてたのに……抜け駆けしちゃったのごめんなさい」

女騎士「うっ……うぅっ……」

僧侶「勇者がみんなを幸せにするつもりらしいですよ?」

僧侶「ね、勇者?」

勇者「お、おぉう……」

僧侶「だから、女騎士も勇者にちゃんと、愛されてください」

僧侶「私だけ愛されるのはやっぱり不公平ですから」

そのまましばらく女騎士が泣き続け、落ち着くまで宿で過ごした

俺と女騎士だけが部屋に残り皆は部屋を出ていった


僧侶が女騎士にちゃんと、愛されてくださいと一言いって……


そこまで、言われちゃしょうがないだろ?


俺と女騎士は体だけの付き合いじゃないと、何度も何度も体を重ね合って愛を確かめ合った

魔物使い「よかったの僧侶? ずっと勇者と付き合ってたんでしょ?」

僧侶「はい。 でもしょうがないじゃないですか」

僧侶「私だけが幸せになってほかの人が辛くなるなら私は甘んじてその権利は捨て去ります」

魔物使い「……そっか。 強いね僧侶は」

僧侶「強くなんかないですよ……」

魔物使い「………」


盗賊がぎゅっと抱きしめてくれます


盗賊「泣きたい時は、泣いていいんだぞ」

僧侶「ひっ……うぐっ…… うぅっ……」

僧侶「本当は! 女騎士のこと見ないで欲しかった! 私のことだけを見て欲しかった!」

僧侶「私とだけ愛し合って欲しかった……」

僧侶「勇者がの……ばーか……」

今日はここまでー

ちょくちょく誤字ってますすみませぬ

勇者「やっとハーレムの準備は整ったぜ」

>勇者「みんな同じくらい大切に思ってる! てか、抱きてえ!」
某漫画のせいでピィ(女体化)は含まれるのかと考えてしまう

盗賊「とりあえずこれからとうすんだ?」

勇者「まずはギルドに俺らを登録するぞ」

魔物使い「ギルドってなんですか先生」

勇者「旅人の集まりみたいなもんなんだ」

僧侶「雑すぎませんかその説明」

女騎士「ギルドには街の人から依頼とかが届くんです。 その内容は探し物や魔物の討伐、護衛など多岐にわたります」

勇者「用は便利屋傭兵集団がギルドだ」

女騎士「そして旅人がお金を手っ取り早く稼ぐ方法でもあります」

勇者「分かったか糞がき!」

魔物使い「女騎士の説明すごくわかりやすかったよー!」

僧侶「勇者のはよく分かりませんでしたねふふ」

勇者「そんな訳で、ギルドに到着」

受付嬢「ギルドに登録されるんですね」

受付嬢「ここに名前を記入お願いします……… はい、確かに承りました」

勇者「よし、後は掲示板を見てどんな依頼があるかを見てみるぞ」

僧侶「これからはこのギルドの依頼をこなしていくんですか?」

勇者「そうだな、手っ取り早く街の概要を知れるし情報も集まるからな」

勇者「何よりお金ガッポガッポやでー」

盗賊「そいつぁいいな」

僧侶「しばらくはお金に困らないじゃないですか……」

女騎士「まぁでも旅をするには依頼をこなしていくのは金銭的にも信用的にもとても大事ですよ」

魔物使い「難しいことはみんなに決めてもらえばいいやー」

勇者「ま、そういうことだ。 さてさてどんな、依頼があるかなー」


勇者「へー>>608なんてまずはいいんじゃないか?」


①料理屋の手伝い

②魔物の討伐

③素材集め

④自由安価

1

勇者「この料理屋の手伝いとかいいんじゃないか?」

盗賊「全然旅と関係なくないかその依頼!?」

女騎士「軍や、兵団には出せない依頼もこうしてギルドには集まるんですよ」

魔物使い「楽しそうじゃん! 話を聞いてみようよー!」

勇者「よし、じゃあまずは依頼主に会いにいくぞー」

僧侶「おー!」

僧侶「ってなんで私しか言わないんですか!!」

勇者「こんにちは。 ギルドの依頼を見て伺いました」

依頼主(以下マスター)「おーよく来てくれたな!」

マスター「以来に出させてもらった通り主に店のウェイターをしてもらいたいんだ」

マスター「明日オープンするのはいいんだけどね。 肝心のウェイターを雇うのを忘れていてねガハハ」

マスター「是非引き受けてくれないかい?」

勇者「ふむ、どうするか」

盗賊「絶対にいやだ!」

魔物使い「えーなんでー!?」

盗賊「私がウェイターだと!? 客に媚びるなんて御免被る」

僧侶「楽しそうじゃないですか! やりましょうよ」

盗賊「いやだ!」

勇者「ははーんさてはビビったな?」

盗賊「なに…?」

勇者「こんな簡単なことも出来ないってことがバレるのが怖いんだろ?」

盗賊「はっ、なにいってんだか」

勇者「へー魔物使いみたいな子供でも出来るのになぁ? もう大人の盗賊ちゃんが出来ないんだぁウケるなー」

盗賊「おまぇ…… 分かったそこまでいうならやってやる!」

勇者「よーしマスター! その仕事引き受けるぜ!!」

マスター「おぅ! ありがとう!」

マスター「うちはアメリキャンスタイルの店だ」

魔物使い「アメリキャンスタイル……?」

僧侶「ってなんですか?」

マスター「ははは、そりゃわからねえよな」

マスター「まず普通のレストランとは違ってお客さんにそれぞれ専属のウェイターがつく」

マスター「そしてお客さんにオーダーを頼まれるのも飲み物や料理を提供するのも全て自分がやるんだ」

女騎士「結構大変そうですね」

マスター「確かに大変だけどお客さんと密に関われて楽しいぜ」

マスター「ほんじゃま、まずは練習だな」

魔物使い「どういう風にやるのかいまいちイメージつかないよー」

勇者「じゃあ俺がやろう」

盗賊「あんな大口叩いたんだ。 さぞかし完璧な接客を見せてくれるんだろうな」

勇者「当たり前だろ? 俺様を誰だと思ってる」

僧侶「その自信はどこから来るんでしょうか……」

魔物使い「頭のネジ何本かぶっ飛んでるからねーしょうがないよ」

マスター「よーしじゃあまずは俺を客だと思ってやってもらおうか」

勇者「いらっしゃいませ。 お客様は一名様でよろしかったでしょうか」

マスター「いや、連れがいる。 ほら女騎士ちょっと来い」

女騎士「は、はい」

勇者「失礼致しました。 2名様ですねお席まで御案内いたします」



勇者「こちらの窓側のお席とソファーのお席はどちらがよろしいでしょうか」

マスター「じゃあこっちのソファー席にしてもらおうかな」

勇者「畏まりました。 こちらのお席へどうぞ。 お荷物はこちらの籠へよろしければお入れください」

マスター「おう、ありがとよ」

勇者「改めまして本日はご来店ありがとうございます。 お客様の担当をさせていただきます勇者と申します。 宜しくお願いいたします」

マスター「おう、よろしく」

勇者「こちらがお飲み物のメニューになります。 アルコールが最初のページ、つぎにノンアルコールのものとなっております。」

マスター「なにかおすすめはあるかい?」

勇者「お酒を飲まれるご予定ですか? ご希望のイメージを仰っていただければお作りいたします」

マスター「カクテルであんたのおすすめをくれ」

勇者「ではマティーニはいかがでしょうか。 アルコールはかなりキツいものですがこのカクテルを作るバーテンダーの度量が試されるものですが、格別なものでございます」

マスター「じゃあそれを一つ」

勇者「お連れ様はどんなものがよろしいですか?」

女騎士「じゃ、じゃあ甘くて爽やかなものとかありますか?」

勇者「ではエレクトリックレモネードはいかがでしょうか。 ウォッカとブルーのお酒が入っているのですがイメージにぴったりなお酒だと思います」

女騎士「お願いします」

勇者「畏まりました。 ではお作りしているあいだに宜しければこちらのお食事のメニューをご覧になってお待ちください。 失礼致します」

マスター「ストーップ!」

マスター「完璧じゃねえか!! なんだあんたすごいな!」

勇者「だろー? ちなみにバーテンダーとバリスタの資格も持ってるぜ」

魔物使い「か、完璧超人だぁ……」

僧侶「私あんなの、できません……」

勇者「で、盗賊様から見てどうでございましたか?」

盗賊「堅苦しくて嫌だなあんなの」

マスター「まぁ確かにちょいとお堅いな。 もっとフランクに自由にやっていいぜ」

僧侶「私たちに出来るでしょうか……」

勇者「ま、自由にやりゃーいいだろ」

マスター「そうそう! とにかく楽しみゃいいのさ!」

マスター「さて、あとは制服だな」

マスター「男にゃこの黒いシャツを着てもらう」

勇者「へー、なかなかイカしてるじゃねえか」

マスター「へへ、だろ?」

マスター「女にはこの、メイド服を着てもらう」

盗賊「はぁ!?」

魔物使い「メイドさんだぁー!」

僧侶「わぁ! 可愛いですね」

女騎士「かわいい……」

盗賊「いやいやおかしいだろ!? これ着て仕事しろっていうのか!」

マスター「ミニスカタイプとロングスカートタイプがあるぞ」

勇者「グッジョブマスター!」

盗賊「ガシって握手してんじゃねえ!」

僧侶「えーどっちにしましょう…」

女騎士「うーん悩みますねこれは」

魔物使い「うちにあうサイズもあるよー!」

盗賊「お、おい」

勇者「諦めろ」

盗賊「な、なんでこんな格好を……」

僧侶「かわいい! 見て見て勇者!」

ふむ僧侶はロングスカートタイプか
ピンクと白を基調にしたデザインが僧侶の可愛さとよくマッチングしている

くるりと回ってみせる僧侶
スカートの裾がふわりと広がってこう……グッとくるものがある!


勇者「可愛いぞ僧侶」

僧侶「えへへ~」



女騎士「ど、どうでしょうか」

ほー女騎士はミニスカタイプか
スラリと長い脚がスカートから覗いており、服の上からでもわかる胸の大きさがスタイルの良さを際立たせどこか美しさとエロさを醸し出している
また金髪ロングがたまんねぇなー……
抱きてえ

勇者「本当に女騎士は何着ても似合うよな…… 最高だ」

女騎士「そ、そんな……照れます……」

魔物使い「じゃーん!」

あ~はいはいこいつはミニスカなんだろうけど膝丈くらいになってる
あーかわいいねうん
ちっこくて

勇者「かわいいぞー」

魔物使い「思ってんのかこのやろー!!」


前の二人と比べるとガキ過ぎてな


勇者「で、盗賊は?」

魔物使い「無視すんなー!」

女騎士「出てきませんね」

盗賊「こ、こんな格好で出られるか!」

勇者「なーにいってんだよさっさと出てこいよー」

僧侶「そうですよ~盗賊もすごいかわいかったですよ?」

盗賊「くそー……なんでこんなことになったんだ……」

ほーミニスカメイド服が意外と……茶髪ショートのツンとした顔立ちと合っている
胸元のボタンをあけているが体全体が細すぎるため谷間は覗かせないが、決して不健全そうな印象を与えることはなく、むしろフランクなイメージでいい


勇者「意外と似合うなお前」

盗賊「あ、あんまり見るなぁ……」

勇者「普段からパンツばっかりじゃなくてスカート履いてみたら?」

盗賊「足がスースーするんだぞ!」

勇者「知ってる。 履いたことある」

盗賊「はあ!? 変態なのか!?」

魔物使い「ドン引きですわぁ……」

勇者「女騎士の私服」

女騎士「え!?」

勇者「うそだよ」

盗賊「ウザすぎんだろこいつ……」



盗賊を辱めないように俺が悪者になってやったのになんだろうこの納得行かない感

マスター「おーみんなかわいいじゃねえか」

マスター「オープンは明日だ。 今日はうちの料理を食っていってくれ」

魔物使い「やったー!」

女騎士「ご馳走になります」

勇者「じゃあ俺がうめぇ酒を作ってやるよ」

マスター「明日に向けてたんと食えよー!」


そしてオープン当日を迎える

今日はここまでー

一同「いらっしゃいませー!」


オープン当日、店はかなりのにぎわいを見せ繁盛している


みなそれぞれが精いっぱい接客をしているのがよく見える

うむうむ、さすがうちのパーティだメイド服が似合っている
俺もご奉仕されたい


勇者「さて、みんなはどんな感じかな…っと」

女騎士「いらっしゃいませ。 本日はご来店いただきましてありがとうございます」

「お姉さん綺麗だねー! メイド服似合ってるよー!」

女騎士「ありがとうございます。 ご注文お決まりになりましたらお呼びくださいませ」

「女騎士さん! こっちにも来てくれよー!」

「ちょっと写真撮らせてもらってもいいかなぁ?」

「踏んでくださいブヒィ」



勇者「さすが女騎士だなそつなくこなしてるしなにより美しい……」

勇者「客の中に変なのもいるみたいだが……」

魔物使い「いらっしゃーい! 担当の魔物使いだよよろしくねおじさん!」

「はっはっは元気のいい子が働いてるねぇ!」

「今何歳なんだい?」

魔物使い「あー! 乙女に年齢聞くのはダメなんだよ」

「わっはっはそいつはすまねえな譲ちゃん」

魔物使い「まったくしょうがないなぁー。 楽しんでってねー」


魔物使い「はい、生エール2つお待ちどうさまー!」

「おーありがとうね~」

「よく働くねぇ」

魔物使い「えへへ~楽しいよぉー!」



勇者「チビはチビでよく働いてるな」

勇者「ちょこまかと」

盗賊「いらっしゃいませ」

盗賊「注文決まったら呼べ」

盗賊「じゃ、ごゆっくり」

「………」

「ね、ねえちゃんこっち注文いいかい…?」

盗賊「チッ……お伺いします…はぁ」



盗賊「はい、コーヒーです」

「お、おぅ……」

盗賊「失礼する」


「あの姉ちゃん怖くねえか…?」

「いやいやあのクールさがいい!」

「あのツリ目が最高だろ!」

「蔑んだ目をしてくださいって言ったらやってくれるかな?」


勇者「うーわ……やる気ねえなぁあいつ」

勇者「でもなんか変なファンがついてる…… マゾに大人気盗賊姐さん」

勇者「

僧侶「はーいただいまおうかがいしますね~」

「僧侶ちゃん! こっちにも来てくれ!」

僧侶「少々お待ちを~~」

「僧侶ちゃん!」

「注文いいかい姉ちゃん?」

僧侶「ごめんなさいちょっと待ってて下さいね~!」


僧侶「はい、こちらユロナでーす。 ごゆっくりどうぞ~」

「笑顔がまぶしい~ 天使だ~!」

「惚れちまうぜぇ」

僧侶「ふふ、こんなのに惚れちゃうなんて勿体ないですよお兄さん♪」


勇者「ふむ、僧侶は僧侶でうまくやってるな」

勇者「見た目も可愛いし愛想もいいし客にも好かれてるなよくやってる」

みんなそれなりにうまくやってるようだ

かわいいスタッフがいると評判なのか人が絶えることはなく忙しい時間が続き瞬く間に時間は過ぎて行った


さすがに俺も疲れたぜ……


マスター「よう勇者、お疲れ」

勇者「お疲れっす」

マスター「おめぇ、休憩いってこい?」

勇者「まじっすか? 助かりますわー」



そうして店の裏にある休憩室へと向かいドアを開ける

そこには慣れない仕事で疲れたのだろう、盗賊が椅子にもたれかかって寝ていた


そっとドアを閉めると密室に二人っきりになる


勇者「お楽しみの時間だ」



勇者「ここは……>>634をしよう」

①耳をフーッ

②おっぱい鷲掴み

③頭を撫でる

④ソファーまで運び膝枕

⑤自由安価

勇者「こんなところで寝てたら風邪引くぞ」

起きねえよなぁそりゃ

しょうがねえ、ソファーまで運んでやるか


よっこらしょ…… 軽いなこいつ

すぅすぅ気持ちよさそうに寝息立てやがって


俺はブランケットをかけ、頭を撫でてやる

髪がツヤツヤで撫でていて気持ちいい


盗賊「ん…… すぅ………すぅ………」

勇者「ゆっくり休めよー」


俺はしばらくそうして盗賊の頭を撫でていた

盗賊「ん……… んぅ~ん……」

勇者「お、起きたか?」


声をかけられた盗賊の動きは早かった

寝転がった体勢から俺を押し飛ばして飛び退く

そのままどこから取り出したか分からないが短剣を構え、顔を真っ赤にして叫ぶ


盗賊「な、何やってんだ、お前は!」

勇者「失礼な。 なんもしてねえよ」

盗賊「じゃあなんで私は! あんたに! 膝枕させられてたんだ!」

勇者「いやーだってあんなとこで寝てたら風邪引くぜ? それに疲れてそうだったからよ」

盗賊「余計疲れた……はぁ」

勇者「もう少し寝てけよ。 ほら、膝貸してやるから」

盗賊「いい」

勇者「いいから」

盗賊「いい!」

勇者「なーんでー」

盗賊「いいっていえばいいのー!」

勇者「遠慮すんなよー」


そういって俺は盗賊の後ろに目も追いつかぬ早さで回り込む


盗賊「なっ……」


なにするか>>640


①お姫様だっこして、もっかい無理やり寝かせる

②抱きしめる

③気絶させてでも無理やり寝かせる

④膝かっくん

⑤自由安価

いま盗賊は右足に体重がかかっている
狙うはその右膝裏

かっくん


盗賊「おわぁっ」

倒れそうになる盗賊の肩を支えてやる


勇者「おっと、大丈夫か?」

盗賊「びっくりさせんなよ何かと思ったじゃないか」

盗賊「いててて……」

勇者「ん? どうした?」

盗賊「ちょっと足ひねったみたいだ。 でもこれくらいなら大丈夫ちょっと休めば良くなる」

勇者「へぇ……」

勇者「ちょっと我慢しろよ」

盗賊「え、なに、うわっ!?」


盗賊をお姫様だっこする


盗賊「ちょ、何すんだ離せ!」

勇者「暴れんなよそこのソファーまで運んでやるから」

盗賊「いいから! ん~~!!」

勇者「痛い痛い顔叩くな」

勇者「ほら」


盗賊を下ろしてやると大人しくなった

親切心で抱っこしたのになんかムカついてきた


どうしてやろう……>>643


①薬草を足に塗りつける

②キスする

③口を抑えて胸を揉む

④自由安価

1

まぁ怪我人だからな、ここは大人としてグッと堪えよう

勇者「ほら、足だせ薬草ぬってやる」

盗賊「いいよそこまでしなくて」

勇者「いいからほら、ちょっと冷たいぞ」

盗賊「うぅ~……つめたぁ……」

勇者「我慢しろーこれでよくなるから」

盗賊「あ、ありがとう……」

勇者「お礼なら身体で払ってもいいんだぜ?」


そういい盗賊の目をじっと見る

盗賊「……何言ってんの」


そのまま足で軽く蹴られる 


盗賊「だいたいお前のせいで足ひねったんだからなー。 お礼もクソもあるか」

そのままぷいっとそっぽを向く盗賊

勇者「だから悪かったって」

勇者「仕事終わったらあとで一杯作ってやるからよ」


そう言いながら頭を撫でてやるとふんと鼻を鳴らすが横目でこちらを見てくる


盗賊「甘いカクテルが飲みたい……」

今日はここまでー

言葉ではツンツンしてるけどちょっと甘えようとしてる盗賊とそれを分かってる勇者の雰囲気をうまく表せない困った

「「「お疲れ様でしたー」」」


長い一日が終わった
みな疲れきってクタクタなのだろう
着替えもせずに店の椅子に倒れ込んでいる


マスター「よぉお疲れさん」

勇者「お疲れっす」

魔物使い「もう一歩も動けなーい」

僧侶「本当ですねー。足がパンパンですよ」

マスター「俺は明日の食材買いに行くぞ」

マスター「誰か手伝ってくれるか?」

僧侶「あ、じゃあ私行きますよ」

女騎士「では私も」

マスター「おう、ありがとよ」

勇者「マスター、ちょっとカクテル作らせてもらってもいいっすか?」

マスター「おーう好きに使えや」

マスター「今日はみんな飯食っていくか?」

魔物使い「いいのー!?」

マスター「おーういいぞ」

魔物使い「わーい!」

僧侶「ふふ、ご馳走になります」

マスター「ま、その前に買い物行ってくるからな、ちょっと待ってろや」

盗賊「いってらっしゃい」

マスターと女騎士と僧侶が買い物に出かける


勇者「さてご要望の甘いカクテルをつくるか」

盗賊「ん? 覚えてたのか別にいいのに」

勇者「またまたー遠慮すんなよー作るのは簡単なんだから」

盗賊「……ありがと」

魔物使い「え、なになに!? 盗賊お酒飲むの?」

盗賊「うん、勇者が作ってくれるって」

魔物使い「まだ盗賊って16歳でしょ? いけないんだよー!」

勇者「かてぇこと言うなよー酒はいいもんだぜ?」

魔物使い「この前飲んだけど苦くて不味かったよ!?」

盗賊「魔物使いもあまーいの作ってもらえば飲めるでしょ」

勇者「そだな、甘いの作ってやるぞ魔物使いにも」

魔物使い「うーんじゃあ飲んでみる」

魔物使い「グガー………グガー…………」

勇者「寝るのはぇー」

盗賊「疲れてたんでしょ」


元々の疲れと慣れないアルコールが入ったんだまぁ寝ちまってもしょうがないだろう


盗賊「勇者、もう一杯」

勇者「まだ飲むのか? 甘いとはいえ弱いカクテルじゃねえぞ?」

盗賊「これで最後にするからぁー……」

勇者「しょうがねえなぁ……… ほらよ」

盗賊「ありがと」


ゴクゴクと喉を鳴らしながら一気に飲み干す盗賊


盗賊「あー……ふわふわして気持ちいい」

勇者「一気に飲みすぎ、飯の前に潰れちまうぞ」

盗賊「んー……久しぶりだからちょっとハメ外しちゃった」

盗賊「ありがとね勇者」


普段のツンツンな態度の盗賊からは想像がつかないトロンとした目でお礼を言ってくる
ドキリと心臓が強く鼓動した

盗賊「ちょっとトイレ……」

盗賊「うわぁ、」


立ち上がったはいいがお酒が一気に回ったのだろう
足がふらつき倒れそうになったところを抱きしめるような形で受け止める


盗賊「んー? なんだよ、抱きしめてきてぇ」

盗賊「私は可愛くなんか、ないぞぉー……」

勇者「そんなことねえよ?」

盗賊「いいよそんな風に慰められたくないっ。いつも冷たくしか出来なくて、こんなのが可愛い訳なんかないじゃーん」

勇者「そんなことないって」


そう言いながら抱きしめている腕の力を少し強め、頭を撫でてやる


盗賊「んふふ」


盗賊もうれしそうに笑いながら腕を回してきて頬を俺の胸にすりすりさせてくる

盗賊「んー……トイレいく」

俺から離れ、フラフラとした足取りで歩く
だがそれがやはり怖くて俺は支えてやる


盗賊「ねー、トイレまで来るのぉー?」


勇者「>>656

①「怖いから俺も行くよ」目の前でおしっこさせる

②「トイレまでとりあえず運んでやるから」待ってる

③「いや、もう耐えらんねえ」ソファーに寝かせて襲う

2

勇者「トイレまでとりあえず運んでやるから」

盗賊「分かった」


なんとかトイレまで運び、ドアの前までくる


勇者「ここでもういいか?」

盗賊「ばかぁ! 転んだらどうすんのー!」

勇者「えぇ……どうしろと」

盗賊「そこにいてね」


フラフラとドアの中に入っていく盗賊
シュルシュルと衣服がすれる音が想像を掻き立てる


ジョボジョボジョボ……


尿が水を叩く音が鳴り響き、盗賊のふぅという息遣いが聞こえる

俺の息子はもうギンギンだ

盗賊「お待たせ」

勇者「お、おう」

手洗い場まで支えてやり手を洗わせる


盗賊「ピッピッピ」


五指を弾いて水気を飛ばす盗賊


盗賊「あ」

勇者「ん?」

盗賊「おりゃ」

そのまま俺の顔目がけて水を飛ばしてくる

勇者「やめろばか!」

盗賊「あははいつも意地悪してくる罰だ」

勇者「意地悪されて嬉しいのか?」

盗賊「あんな意地悪はいやだよ。あーご飯まで少し寝ようかな」

どうする>>659

①膝枕してやる

②襲う

③自由安価

1

勇者「また膝枕してやるよ」

盗賊「ん」


嬉しそうにニコニコする盗賊
なかなかこいつの笑顔を見ることがなかったので今日はすごく新鮮だ
しかもメイド服

眼福、眼福。



勇者「ほらおいで」

盗賊「んふふー」

ごろーんと一気に転がってくる盗賊

そのまま俺のうえに頭を置いて俺を見上げてくる


盗賊「つんつん」

勇者「くすぐってえよ」

盗賊「動かないでよ寝心地悪いなー!」

勇者「じゃあやめろや!」


足をつんつんしてきた盗賊に仕返しをせんと耳を触る


盗賊「うわっくすぐったいやめてあはは」

勇者「ほらじゃあお前ももうやめろ?」

盗賊「んー? やだ」

勇者「へーそういうこというんだ」

次は耳に指を入れてさわさわ

あははとくずぐったそうにしながら身をよじる盗賊


可愛くて勃ちそうだ…

盗賊「もう寝るっ」

勇者「おやすみ」

人暴れした盗賊は満足したのか目をつむる

だが先暴れたせいで胸元がはだけて下着は見え、スカートは捲れてブルーのパンツが見える

先までのアルコールで赤くなった頬できゅーっと、わらう盗賊の笑顔を思い出してしまう

もうこれらで俺の息子はギンギンだった


呪いのように性欲が、掻き立てられる

収まれ相手は寝てるんだぞ

勇者の膝はあったかくて気持ちよかった

先までの自分の行動を思い出して何をやってるんだ私は、と思う一方ででももっと勇者と触れ合いたいと思う自分がいる

きっとこんな風にツンケンしないのは、お酒のせいなんだろうそうに違いない

でも楽しくてふわふわして素直になれてるのが気持ちよくてとても清々しい
そしてなにより、勇者と一緒にいられて嬉しいと思う

そう思う自分に、ちょっとびっくりもしている


私本当は勇者のこと好きだったんだなー


いつからなんだろう


仲間に入れてもらったとき?

私も好きになっていいんだって思えた女騎士の件の時?

足をひねって支えられた時?

わかんないや

あーねむい


もう寝よう、そう思い勇者を、見上げていた形からごろんと横向きになる




硬い

これってアレ、だよね

勇者、興奮してんの?

どうして?


戸惑う私
だって、なにもエッチなことなんてしてない
でも私のことで興奮してるのかなって思うと少し嬉しい


どうしよう……


>>663

①構わず寝る

②ズボンの上からさする

③くわえてみる

1

僧侶「ただいまー」

女騎士「戻りましたー」

勇者「お、おかえり」

僧侶「あら!」

女騎士「まぁまぁ」

勇者「あっはは……」

盗賊「んっ……んんぅ~……」

勇者「おはよ盗賊」

盗賊「んー……… はっ!」


俺を突き飛ばして飛び退く盗賊

デジャヴだ


盗賊「ち、ちが! これは、その!」

僧侶「いつの間にそんなに仲良くなってたんですね」

盗賊「そ、そんなわけない!」

勇者「あーこいつ酔っ払ってかわいかったぞーベタベタに甘えてきて」

女騎士「それはちょっと見たかったですね」

盗賊「なっ! あぁぁ……」

僧侶「いいじゃないですか仲良しで」

盗賊「よくないっ!」

顔を真っ赤にしながらチラッと横目で俺を見てくる盗賊

それを満面の笑みで返してやる


盗賊「ムカつく!」

ベシッっと俺の胸を叩いてくる

頭を撫でてやると手で払われた


盗賊「ムカつく……」

今日はここまでー

デレデレな盗賊ちゃんを書いてみたかった
でもツンツンしないとただでさえ個性がないキャラばっかだからねうん

たらふく食べた俺たちは宿屋に戻り、各自それぞれ眠りについた

みな疲れているのだそりゃ当然だろう


でも俺はなぜか落ち着かなかった


体が鈍ってんだよなぁ…
久々に鍛錬するか


そう想い街の外れにある公園に向かう


ふむ、なかなか広いし静かだし集中出来そうだ
いくら最強の俺とはいえお荷物が4人もいるからな
自分の身は守れても仲間まで守るのはかなり難しい

皆それぞれが大きな戦力となればいいが、やはりまだ強力な魔物とかには勝てないだろう
なら勝てない分俺が守るしかない

そのためには俺が刃を研ぎ澄ませておかねばならない
なまくらな刃で守れるものなど何一つありはしない


そんなことを考えながら素振りや戦闘のイメージをして体を動かす

勇者「2654……2655……2656……」

戦闘の動きを取り入れながらの素振りももうこんな回数になった


……さすがに疲れたな、2700いったらやめるか

そう考えさらにピッチをあげる


勇者「ふっ! はっ! ふんっ!!」

???「勇者?」

勇者「ん?」


誰が声をかけてきたか>>673

魔物使い

魔物使い「ゆうしゃ?」

勇者「ん?」

魔物使い「こんな時間になにやってんの? ふぁ~……」


眠たそうな目をこすりながら聞いてくる魔物使い


勇者「なんか落ち着かなくて体が動かしたくなってな~」

魔物使い「明日もお仕事なのに疲れちゃうよ?」

勇者「体力には自信あるから大丈夫だよ。それよりお前こんな時間にどうした」

魔物使い「さっき寝ちゃったからなんだか寝付けなくて…… 散歩しにきたの」

勇者「ガキがこんな時間に歩き回ってんじゃねえよあぶねえぞ?」

魔物使い「あはは本当、ちょっと後悔してるよー。周りはカップルばーっかり」

勇者「ガキには刺激がつえーよな」

魔物使い「ガキっていうなー。いつまでも子供じゃないよっ!」

勇者「って言ってるうちはまだまだガキだな。胸がデカくなりゃ認めてやるよ」

魔物使い「ふーんだ今にみてろー! 女騎士みたいなボンキュッボーンになるんだから!」

勇者「ほー? ところでお前のお母さんは?」

魔物使い「えーなんの話?」

勇者「母ちゃんが女騎士みたいなボンキュッボンならそうなるかもしれないな。でも盗賊みたいにペッタンコだと……」

魔物使い「ぶー知らないよー」

魔物使い「ていうか……覚えてないんだ…」

勇者「そうなのか?」

魔物使い「うん…… うちはママとパパに捨てられたの」

小さい頃にね捨てられたのうち

物心もついてない時だよーひどくない?

まぁ…そっちの方が良かったのかな? 分かんないや

うちね

小さい頃のことあんまり覚えてないけど一つだけすごく鮮明に覚えてることがあるの

それはね嫉妬に狂ったママ

当時のうちはよくわからなかったんだけどね、今なら分かるの。憶測だけどね?

ママとパパはすごくラブラブだったんだろうね
きっと幸せで2人とも愛し合ってたんだよ

そこにねうちが生まれたんだ

きっと最初は幸せな家族だったんだろうね

でもうちがちょっと大きくなってくると言葉を話すじゃん?
それがママパパだけじゃなかったんだ

動物とも話ができたの

なんて言ってるか、なんとなくだけど分かるんだ

そうやってね鳥さんとか猫さんとかとお話してたらね

パパはすごいって言ってくれたんだ
なんとなくだけど頭撫でられて嬉しかったの覚えてる

それからパパはすーっごいうちのこと可愛がったんだろうね

ママはきっとそれが気に食わなかったんだよ

ママが私に怒鳴ったりしてね、怖かったなぁ……

それでママは病んじゃった

ある夜ね

ママがうちの首を絞めるの

目を真っ赤にしてすっこい怖い顔しながら
お前さえいなければー! って叫んで首をグーって
息ができなくてさ
ママーって叫ぼうとしても声でなくてもう死んじゃうのかなって思ったの
これすごく鮮明に覚えてる

でもそっからはなんにも覚えてないんだ

気がついたら裸で首は鎖につながれて檻に入れられてたの

他にも同じようなことされてる男女年齢様々な人がいっぱいいたの

怖かったなぁ

みんなうーうー唸って泣いてるの

お姉さんにどうしたのって聞いたらね

私達売られちゃうのよって泣きながら教えてくれたの

奴隷になるんだって

女はエッチなことさせられたり男は魔物の餌にさせられたりするんだよってお兄さんが教えてくれた

でもね逃げられないの首輪のせいで

どうしようどうしよう、怖いよ怖いよって叫んでたらね

綺麗な服を着たおじさんが入ってきたの

うるせえ黙れって脅されて顔を一杯叩かれちゃった

やめてあげてってお姉さんが止めてくれたの
そしたらね

お姉さんがそのおじさんに犯されちゃったんだ

みんなの目の前で
泣き叫ぶお姉さんの顔と声が頭から離れないの……

怖いね

それから何日かたったあとね

あのおじさんの叫び声が聞こえたの

でもすぐに静かになったの

どうしたんだろうって考えてたら、いきなり向かいのお姉さんの上になにか大きな物が落ちてきたの

それなんか巨人みたいな魔物だったんだけどね

その振り下ろされた腕が上がったらね

さっきまでお姉さんだったものがべちゃーってしてた
真っ赤な血が散らばってて真っ黒な髪の毛がべっとり張り付いてた

あっけに取られてたら他の奴隷になる人もみんな潰されたり食べられちゃったりしたんだ

次に死ぬのはうちなんだって思ったら
5匹くらいの白いオオカミたちがその巨人に飛びかかったの

巨人はあっという間に死んだ

そしたらギラリとした赤い目で狼がうちに話しかけてきたの

大丈夫かって言われちゃった
ビックリした

オオカミに心配されるなんて思わなかったよーあはは

助けてって言ったら

オオカミさんが顔をペロペロ舐めてくれたの

それから口でくわえられておうちまで運んでくれたの

それからしばらくオオカミさんと暮らしたんだ

オオカミさんに乗って狩りをしたり一緒にお肉食べたりして育ててもらったの

そこでピィと会ったんだ

ピィはまだ子供だったの
うちもまだまだ子供だったからねすぐに仲良くなったよ

そうやってみんなで暮らしてたらね

ドラゴンが現れたの

お母さんとお父さんオオカミが向かっていったんだけどね
あっという間に殺されちゃった

ほかの子供たちもみんな殺されちゃってうちとピィだけになって……

あぁ死ぬなー
もう何回死にそうな目にあってるんだろー
とか考えてたらね

もう一体ドラゴンが現れた
ほのドラゴンは泣きながら戦ったの
怒りと悲しみを吐き出しながらうちらを襲ってきたドラゴンを倒したんだ

そしたらしゅわしゅわしゅわ~ってドラゴンが小さくなってね

そしたらピィだったのそのドラゴン

今までドラゴンとかになったことないんだよ?
そこでいきなり出来るようになったんだね怒りパワー!

……ぐすっ…そっからピィと2人で大泣きしながら森をずーーーっと歩いてたらね

狩人さんと遭遇して助けてもらったんだ

あとは街の修道院に引き取られてピィと一緒に育ててもらったの

魔物使い「ってなんの話してんだろうねうち」

魔物使い「お母さんの話だったのにねあはは」

魔物使い「つまんない話してごめん」

勇者「………」

魔物使い「うぇっ!?」


俺はたまらなくなり魔物使いを抱きしめてやる


勇者「お前も大変だったんだな」

魔物使い「……勇者ほどじゃないよ」

勇者「生きててくれてよかった」

魔物使い「ぐすっ…… うん……」

勇者「抱きしめてやることしかできなくてごめんな。これからは俺らが一緒にいてやる」

魔物使い「うっ……ひっく………うん……」


魔物使いがボロボロと涙をこぼしながら嗚咽する
俺はそれを何も言わずに抱きしめていた

休憩ー

なんとなく考えてた魔物使いちゃんの過去設定を書いてみた

ピィさんとの詳しい話はまたいつか書くかなー?

女騎士ってイメージすると敬語なんだけど女戦士ってイメージすると画册なイメージ……

女騎士として書いてるからなんか僧侶とキャラ頭するのが悩みどころ

魔物使い「えへへ…もう大丈夫だよー! いつもの元気な魔物使いちゃんだよ」

勇者「軽々しくこういうこと言うもんじゃねえと思うんだけどさ」

勇者「無理すんなよ。甘えたい時は俺とか誰かに甘えりゃいいんだからな」

魔物使い「じゃあ甘えたくなったら思いっきり体当たりするよあははは」

勇者「ったくよぉ……」

魔物使い「あぁ……でも疲れちゃった」


そういって公園にあったベンチに腰掛ける魔物使い

俺も魔物使いの隣に座る


魔物使い「なんで隣に来るんだよー鍛錬してろよー」

勇者「俺だって人恋しくなる時があんだよ」

魔物使い「うそくっさー」


そういってケラケラと笑う魔物使いがちょっとかわいかった

魔物使い「でもありがと。なんか話したら気が楽になっちゃった」

勇者「お前が勝手に話し始めたんだろ?」

魔物使い「あはは。そうだねごめん」

勇者「いいんだけどな。うちのパーティはみんないやーな過去持ってる奴らばっかだ」

魔物使い「しょうがないよ…みんなそういう時代に生まれてきたんだもん」

魔物使い「でも! ゆうしゃが魔王倒してくれたからきっと平和になっていくんでしょ?」

魔物使い「ありがとねゆうしゃ!」

勇者「………」

そう明るい笑顔で言ってくれた魔物使いにすごく救われた気持ちになった

自分の旅で失ったものは多く人間という生き物に憎悪に近い感情すら覚えた俺だったが、今の魔物使いの笑顔のおかげでそれも報われたような気がした


勇者「ありがとう…魔物使い……」

魔物使い「うえぇ…!? なんでゆうしゃが泣いてんの!?」


魔物使いが小さい手で俺の頭を撫でてくれる


魔物使い「よしよーし泣かないのー」


そんなこいつが可愛くて愛おしかった

>>696


①無理やりキスをする ※関係進行

②抱きしめる

③「お前汗臭いぞ」 ※関係悪化

④自由安価

2

俺はたまらなく魔物使いを抱きしめた

魔物使いも何も言わずにそのまま頭を撫でてくれる

腕に少し力を入れると んっ と小さく吐息が漏れた

さらに深く強く抱きしめる


魔物使い「苦しいよっ…」

勇者「あぁ…わるい」

魔物使い「あはは、くすぐったいっ」


腕の力を弱めてやると首に息がかかることに気がついた魔物使いはくすぐったそうに身をよじる


……ちょっと楽しい

苦しくない程度にまわす腕の力を強め逃げられないようにする

魔物使い「息がっ! くすぐったいの離してっ! あははは」

勇者「そのわりに楽しそうじゃん」

魔物使い「ひぃぃぃぃーー」

魔物使い「声! だめっ!」


くすぐったくてしょうがないのだろう奇声をあげて止めるよう訴えてくる


………そんなこと言われたらもっとやりたくなるよな

俺は魔物使いの耳に息がフーっと吹きかける


魔物使い「んあああぁぁぁ………」

体がビクンと硬直して声が力なく抜けていく

魔物使い「ゾワァーってするー…」


ヤバい楽しい

リアクションが大きいから楽しすぎてヤバい


どうするか


>>700

①耳を舐める ※関係悪化

②首を舐める 続行

③やめてやる

④自由安価

3

まぁかわいそうだしやめてやろう


俺は無理やり抱きしめるように捕まえていた腕を離してやる


魔物使い「ばーかばーか!」

顔を真っ赤にした魔物使いが俺の胸をべしべし叩いてくる


かわいい


魔物使い「もーなんだよなんだよ。人がせっかく優しくしてあげたのにさー」

勇者「別に望んでないし」

魔物使い「うっわーひどー! このろくでなしー! 人でなしー! ゆうしゃなしー!」


意味分からん


魔物使い「はぁ……もう疲れたよかえろ」

勇者「ん? おう帰るか」

魔物使い「ゆうしゃおんぶー!!」

勇者「へいへい……」


俺は魔物使いをおんぶしてやる

背中からきゃーだのぎゃーだの五月蠅いのを乗っけて俺は宿屋へ向かう


……足くすぐってやろうかな

とりあえずここまでー

あと言ってなかったんですが次から安価は基本的に1人1回まででお願いします


あー幼女ぺろぺろ

あーつかれた……
とりあえず風呂に入って汗を流そう……


そっと服の首元を広げて匂いを嗅いでみる


勇者「汗くさっ!」


こんな汗臭い男の匂いを魔物使いには嗅がせてしまったのか
なぜか申し訳なくなる


勇者「風呂に入っていい匂いをさせてからお詫びにもう一度抱きしめてあげよう」

勇者「いい抱き枕になるなんて思ってないぞ」

なんていうかちょうどいい大きさでいい感じにフィットしそうなんだよな
ふむ、今日は魔物使いのベッドに忍び込むのもありかもしれん

問題はあの糞鳥だが


まぁ、最悪気絶させとけばいいか

この宿屋は男湯と女湯で別れていない
2時間ごとに男女が交代する形になるわけだ

ちょっと不便ではあるが長時間滞在することを考えたため、安い宿屋を選んだためだここは目をつむるしかない


宿屋「おかえりなさいませ。夜遅くまで御苦労さまです」

勇者「戻りました。 お風呂は使わせてもらってもいいですかね?」

宿屋「ただいまの時間は女湯の時間でございます……」

勇者「ほぅ?」



やることはひとつだな


宿屋「ですが今日は勇者様ご一行しか泊まられておりませんので、お連れ様が入っておられなければ男の方も入っていただけます」」

勇者「そうなんですか、ありがとうございます」

あいつらはもう寝てただろう

魔物使いもなんだか眠そうだったし明日入るだろうな

どうせ風呂場に浴衣とかあるだろうし

よしこのまま行こう

あーまじで汗臭い

男くさい

爽やかイケメンのはずの俺がこんな匂いを漂わせているなんて許せるわけがない


俺は風呂の入口の暖簾をくぐり、服を脱ぎ捨て風呂場のドアをあける


勇者「風呂だー!」

僧侶「え?」

女騎士「ん?」

魔物使い「ほぇ?」

盗賊「なっ……」

勇者「わぉ」


湯船に入っていた皆の視線が釘つけになる

みんなそんなに俺の身体が見たいのか?

お前らの身体もこれからじっくりとねっとりと見てやるうへへへ


僧侶「ゆ、ゆゆゆゆ勇者!?」

女騎士「今は女湯の時間ですよ!?」

盗賊「出てけー!!」

勇者「お邪魔しまーす」

盗賊「おい!」


俺は構うことなく洗い場に直行する

なんだか後ろが騒がしい


魔物使い「なんで勇者入ってくんのーおかしくなーい!?」

僧侶「うー……タオルタオル……」

女騎士「どうせ何言っても勇者は聞かないですよ…はぁ」


さすが女騎士分かってらっしゃる

ご褒美にあとでエッチしてやろうそうしよう

なにやら殺気を感じる

かなり抑えているのだろうが隠し切れていない

そうこれは暗殺者特有の気配

シャワーを右に向かってかける


盗賊「ぐっ……」

俺に向かって蹴りをしていた盗賊だがシャワー攻撃に怯み蹴りが外れる

その隙に俺は後ろへ回り込み右腕を首に回し、さらに左腕で体を拘束
加えて足払いをして完全に無抵抗な状態を実現させる

一瞬の出来事で盗賊はポカンとしていた

それに気付いた時には既に遅く、顔を真っ赤にしてなんとか抵抗をしようとするが、俺が腕の力を強めると大人しくなった


勇者「うんうんいい子だ」

盗賊「離せ! 出てけ! 変態!」


罵倒が気持ちいい……

勇者「まったく仲間に向かってなんてことをするんだお前は」

盗賊「仲間に向かっていつでも首をへし折れる体勢で拘束して風呂を覗きにくるとかお前こそ基地外だ」

勇者「ほー……そういう口を聞くのか」


盗賊はタオルを体に巻いていた
そのタオルの胸元に指をかけ、ずり下ろしていく


盗賊「や、やめ……」

さっきまでの威勢はその声音にはなく、今にも泣き出しそうな声だ

うーん素晴らしい……

ばしーんと後頭部を叩かれた


僧侶「いい加減にしてください勇者」

勇者「えー」

僧侶「盗賊を離しなさいっ!」


俺は仕方がなく盗賊を解放してやる

盗賊は今にも泣き出しそうな顔だ

それがイイ……


僧侶が盗賊をぎゅっと抱きしめる

僧侶「よしよし怖かったね盗賊~」

盗賊「……あいついつか[ピーーー]」

勇者「はっはっはお前には無理だ雑魚め」

僧侶「勇者!!」


うーん僧侶には怒られるわ盗賊は歯ぎしりをしながら睨みつけられるわでいいことがないな

勇者「まぁ、本当に悪かったよ盗賊。だからそんなに怒らないでくれ」

盗賊「ふんっもう知らん」

勇者「なぁ、悪かったってそんな睨むなよ」

盗賊「うっさい! 死ね!」

僧侶「こーら盗賊。勇者も反省してるんだから許してあげてください」

僧侶「ねっ?」

僧侶の優しそうにほほ笑む顔で覗きこまれたら毒気を抜かれないわけがない

盗賊もしぶしぶといった感じで頷いた


はっはっは女ってやつはちょろいぜ!

そう思ってると盗賊に睨まれた

あいつ心が読めるのだろうか

女騎士「で、勇者は出て行ってくれないんですか…?」

勇者「なんでだよいいじゃん一緒にいてもさ」

女騎士「あの……私たちまだ体を洗ってないんですよ」

勇者「んなもん俺が見てないうちにみんな洗えよ」

盗賊「はぁ? ふざけてんのかお前」

僧侶「私はまぁ…勇者がこっちを本当に見なければそれでいいですけど」

勇者「見ない見ない。信じろって」

盗賊「こいつ絶対信じちゃダメだろ!」

女騎士「うーんまぁ何言ってもどうせ聞かないか力でねじ伏せられますし」

勇者「さすが女騎士分かってるぅ」


ギリギリと盗賊が歯ぎしりをしている


おーこわ

魔物使い「まぁいいじゃん? うちらはいつもお風呂に一緒で入れるけど、勇者はいっつもひとりぼっちなんだよ?」

魔物使い「たまにはみんなで入ろうよ!」


あー天使がこんなところに……
普段糞ガキって馬鹿にしてごめんよ
今度からはじゃりんこって呼ぶことにするわ…


勇者「はい、じゃあ決定!」

女騎士「仕方ないですね」

僧侶「勇者、本当にこっち見ないでくださいね?」

盗賊「はぁ……もう嫌だこいつ」

魔物使い「わーいみんなでお風呂だー」



………………
…………
……



さすがにキレられると思い体を洗ってるところは見ないでやった

ちょっと気の迷いで後ろを見たら僧侶の真っ白の肌が見えてそれが黒髪と合ってるのなんの……
で、このままでは息子が暴走すると思い、見るのをやめた

………俺は何も見てないです

僧侶「はぁ~…あったかいですね~♪」

皆が戻って来て湯船に女4人と男1人で浸かる

それだけでイケるわ~……あー極楽極楽


女騎士「それにしても今日はお店すごく混みましたね」

僧侶「大変だったね~」

魔物使い「めっちゃ疲れたよー…」

勇者「お前ずっと走り回ってたもんな」

魔物使い「でもお客さんにかわいいって言ってもらえたよ!」

勇者「ちっこくて可愛いってことだなそりゃ」

僧侶「でも制服可愛いですしいいですよね~」

女騎士「僧侶も魔物使いもとても可愛かったですよ」

僧侶「女騎士もだよ~♪」


むぎゅーっと僧侶が女騎士に抱きつく

百合最高だ…ふぅ

僧侶「露天風呂いきませんか?」

魔物使い「あー! いくー!」

女騎士「いいですね、いきましょうか」


女子3人が立ちあがる


僧侶「盗賊はどうします?」

盗賊「あたしか? パス。 顔寒いし」

僧侶「そうですか? じゃあちょっといってきますね」

魔物使い「あとでよかったらおいでよー!」



盗賊はどうしたんだ?

気になる



①女子3人と一緒に露天風呂行くか

②盗賊と一緒にここにいる

>>721

2

勇者「………」

盗賊「お前も行かないのか?」

勇者「だってあいつらは3人で楽しめるけどお前は1人じゃ楽しめないだろ?」

盗賊「いいよ別に気遣わなくて」

勇者「いいんだよ~…俺は元々風呂はのんびりと入って色々と妄想するところだと思ってるからな。静かな方がいい」

盗賊「ふーん……」

勇者「で、どうした?」

盗賊「なにが?」

勇者「ずーっと静かにしててまったく話に入ってこなかったじゃねえか」

盗賊「そうか?」

勇者「そうだ」

盗賊「うーん……」

盗賊「なんていうかさみんな仲いいなーって」

勇者「いいことじゃん?」

盗賊「そうなんだけどさ、そうじゃなくって」

盗賊「あたしがいなくてもみんな仲いいっていうか… 元々仲がいいところに1人で入っていったわけじゃん?」

盗賊「だからなんかその… 元々あった仲の良さについていけないっていうか」

盗賊「置いてけぼりになることがある」

勇者「あー……なるほどな」

盗賊「わかる?」

勇者「なんとなくわかるぞ。 仲よくはできるけどあいつらみたいな仲の良さにはまだなれてないってことだろ?」

盗賊「うん、だいたいそんな感じ」

勇者「わかるなーそれ」

勇者「俺も男1人だからよ。それ思うことあるわ」

盗賊「……大変だね勇者も」

勇者「お互い様だな」

盗賊「だな」


盗賊「うーん…!」

盗賊がぐーっと伸びをする


盗賊「はぁ…… でもね楽しくないわけじゃないんだよ。 このパーティに入れてもらえたことは本当に感謝してるしね」

盗賊「でも昔の仲間を思いだしたりもするよ。 そうするとすごい寂しくなったり辛くなったりしてみんなの輪の中に入れないことがある」

勇者「そっか…」

勇者「まぁそうなったらとことこ俺の横に来いよ」

勇者「はみ出しもん同士一緒にいようや」

盗賊「うん……そうする」

盗賊「ありがと、勇者」

勇者「お礼は目を見て言うもんだ」

盗賊「は、恥ずかしいんだよ…分かればか」

勇者「いいからー。 はい練習」

盗賊「うー………」


盗賊がこちらの目をじっと見てくる


盗賊「ありがと」

かわいいな

どうしてやろう


①キス

②抱きしめる

③頭を撫でる

④自由安価

安価↓

勇者「よく言えましたー」


俺は盗賊の頭を撫でてやる


盗賊「ふん…」


ぷいっとそっぽを向かれる


勇者「頑張ったね」

盗賊「……うるさい」


手でぐいぐいと押される

これがこいつなりの照れ隠しなのだろう

俺は盗賊の右手と自分の左手を繋いだ

盗賊がこっちをちらっと見てくる

俺も逃げずに視線を交える


盗賊「もう…なんなんだよお前は……」

盗賊「調子狂うなぁ……」


そっぽを向き目をつむる盗賊


俺らはそれから一言も声を発さずただ湯船と手の暖かさと感じていた

とりあえずここまでー

それから俺らは風呂を出た
みなそれぞれの部屋に戻り休みを取っている


寝るか? それとも誰かの部屋に侵入するか?


>>735

女騎士の部屋へ

なんとなく女騎士の部屋に行くことにする

あのおっぱいに包まれて寝たい


勇者「確かこの部屋だよな…?」


ガチャガチャ

ドアノブを回すが鍵がかかっているようだ


勇者「困った部屋に入れない」

勇者「おや? こんなところに針金があるぞ?」

勇者「そうかー針金があるのかーじゃあ鍵開けられちゃうなー」

勇者「しょうがない、針金が全部悪い」


針金を少し折り、鍵穴に差し込み


勇者「ちょちょいのちょーい」


ガチャ


勇者「ニヤァ」

女騎士は既に寝ていた

布団を被り、すぅすぅと寝息を立てている


勇者「寝顔でエクスタシーを迎えることが出来そうだぜ…」


さてどうするか


>>738

① 気付かれないように布団にもぐりこむ

② おっぱいを揉んでみる

③ 寝ている女騎士に顔射

④ 耳元で「わー!!」と叫ぶ

⑤ 自由安価

1

女騎士も疲れてるしな… 俺も眠いし


女騎士の布団をめくり上げそーっと潜り込む
すぅすぅと寝息を立てており、気付かれていない様子


本当にこいつは顔立ち整ってんなぁ……
美女+巨乳とかもうね、反則ですよね


ひとつに束ねられた金髪を撫で、女騎士の寝顔を堪能する


あーまじ美女。最高。しかも巨乳
……別にキスくらい許されるよな?


女騎士の薄いピンク色の唇にキスをする
すぅすぅとたっていた寝息が唇が塞がれることで聞こえなくなる


うーんでもせっかく潜り込んでこれで終わるのもなんか勿体ない気がしてきた


どうするか…
>>741

① ……おやすみなさい

② おっぱい揉んどく

③ 浴衣を脱がせる

④ 自由安価

抱きついてから2

その際に女騎士は……

>>744

① 起きる

② 起きない

③ 寝た振りをしている

④ 自由安価

感じながらも3

女騎士を抱きしめると温もりが全身を包み込む


あったけぇ……しかもめっちゃいい匂い


しばらくそのまま頬ずりしたり温もりを感じていたりした


そこでおやすみなさいをする俺ではない


そのまま右手でおっぱいを撫でる

寝るときはブラジャーをつけていないのだろう
服の上からでも胸の柔らかさが伝わってくる。揉んでみれば胸がたわみ手にすいついてきて形を変える

そのまま少し揉み続けていると、それまで女騎士がすぅすぅとたてていた寝息がぴたりと止んだ

勇者「女騎士、好きだぞ」

寝ている女騎士にそう語りかけつつ、手を休めない

指で乳房を揉み、乳首を刺激するように手のひらで押す
その運動を繰り返していると、それまで規則正しく呼吸していた女騎士が時々息を止め、また息をするようになる

それが楽しくて俺はさらに激しく揉みしだく


女騎士「んっ………んぅ……はっ…」


なんでか目を開けないなー寝てるんだろうなーおこさないようにしよー

目をギュッっと瞑っている女騎士を起こさないように、しかし強く早く激しく胸を揉み続ける


女騎士「んぅ……ぁ……はっ……」

女騎士「…ぁっ………ぐっ……ん…っ」


必死に声を押し殺している女騎士がたまらなく可愛かった

そんな様子を見せられちゃもっと意地悪したくなるよなぁ?


俺は女騎士の浴衣の中に手を突っ込み直接揉む


女騎士「いっ……はっ………あぁっ……」


女騎士「あっ……………」


小さく息を漏らした後、息がしばらく止まる

そのまま体を強張らせ、その間も揉み続けていると息を大きく吐きだしたのちに体が弛緩し絶頂に達したことが分かる


肩で息をしながら俺に手をまわしてきて抱きしめてくる女騎士

俺の腹に女騎士の豊満な胸がぎゅーっと押しあてられる

やべー……これ理性飛びそうだわ


>>748

① 挿入

② おやすみなさい

③ 部屋から出て行く

④ 自由安価

1

抱きしめていた腕を離し、浴衣を開かせる

すると女騎士が目を開けようやく起きる


勇者「おはよ」

女騎士「…エッチ勇者……」

勇者「股こんな濡らしてる女騎士さんがなんかいってるー」

パンツを脱がせると既にもう糸が引くほどびしょびしょに濡れている

指でわざとぐちゅぐちゅと音を立て女騎士に聞かせる


女騎士「んあっ…… だって勇者が……」

勇者「俺がどうした?」

女騎士「勇者がぎゅーってしてくれてうれしかった……」

勇者「一緒にぎゅーして寝るか」

女騎士「うん!」


嬉しそうな笑顔に俺の息子はもう我慢が出来なかった

優しく挿れる、なんてことはなくずぶっと一思いに挿入した

予想外の出来事に女騎士が大きく喘ぐ

俺はもう獣のごとく腰を大きく振った


女騎士「あっ、あっ、あっ…!」

女騎士「ひっ…あう……きもちい、いぃ…」


女騎士が前髪を自分でかきあげ、溢れるように迫ってくる快感に耐える


女騎士「ぎゅー、してっ……」

両手を広げ俺を迎え入れる女騎士
お互いにぴったりとくっつき、脚も絡め合って全身が密着していた


女騎士「んっ! んっ! あぁぁっ! は、んぐっ……」

女騎士「ひとつに慣れてるよゆうしゃ…

快感に耐えるために眉間にしわを寄せていた女騎士が、パッと笑顔になる


勇者「っ……!」


俺はさらに腰を早く強く打ち付ける


女騎士「ゆうしゃも…うれしっ、い?」

勇者「あぁ…女騎士……愛してるぞ」

女騎士「んっ……だいすきぃ…すきぃ…っ!」

女騎士「あぁぁぁ……イっ……イクぅ……」

女騎士「イっちゃうよぉ………」

女騎士「……………はっ………はぁっ!! んっ!」

絶頂に達したのだろう一気に愛液が噴き出してきて膣内でぐいぐいと締め上げてくる

俺も思わず射精しそうになるが、動きを止めてキスをする


女騎士「んちゅ……むちゅ……」

女騎士「んっ……ゆうしゃのビクビクしてる…」

女騎士「んんっ!?」


キスをしたまま、また腰を打ちつけられびっくりしたのだろう
唇をふさがれたまま喘ごうとするので声にならない息が漏れてくる


女騎士「あぁぁぅ……やっ……あぁぁっ! ちょっと止めてゆうしゃ! おかしくなっちゃう!」

女騎士「イったばっかりなの…! 待っておねがいしんじゃうっ」


回された背中に爪を突きたてられしょうがなく動きを止めてやる

女騎士「はっ……はぁ……はぁ……はぁ……」

肩で息をしながら見つめてくる女騎士

女騎士「ごめんねっ…はぁ…」

女騎士「もういいよ……挿れて…?」


四つん這いになり尻をこちらに向けてくる女騎士

そのまま挿入し腰を振る


女騎士「あっ! あぁっ! すごいっ! やっ! ああぁぁ…!」

腰を打ちつけるたびに尻肉があたりパンパンと音を立て、愛液はぐちゅぐちゅと鳴り響く


女騎士「気持ちよすぎっ! いぃっ! あぁぁん!」


垂れ下がる2つの胸が大きく揺れる

女騎士「も、もうダメ……イっちゃいそうなのぉ…!」

勇者「もうイクの? とんでもない淫乱女だな」

女騎士「だ、だってきもちい、からぁ…… あぁイク……」


今日三度目の絶頂を迎える女騎士


女騎士「はぁ……はぁ……淫乱なのかな、私」

勇者「さぁ? でも」

勇者「お前は俺だけのもんだ」

女騎士「うぅ……」


恥ずかしそうに目をそらす女騎士

再び女騎士を寝かせ正常位で挿入し腰を振る


女騎士「ゆうしゃ、すき…」

女騎士「どうしようもないんです……大好きで、困る、んっ」

勇者「綺麗で、可愛くてヤバいんだけど」

女騎士「ゆうしゃも… イこ?」

勇者「いいんだな?」

女騎士「いっ、…いよ」


俺は絶頂を迎えるべき腰を早める

腰を打ちつけるたびにあっあっと女騎士が喘ぐが既にもう満身創痍で歯を食いしばる元気もないようだ

指を3本女騎士の口にねじ込み、舌をかまないようにさせる


女騎士「はぁっ……はぁっ…… はっ……あぁぁ…!」


必死に息をしながら俺の指をペロペロと舐めてくる
熱がこもった柔らかい舌が俺の指を唾液まみれにする


女騎士「あぁぁっ……いふっ……いっ……」


またも女騎士が絶頂するが構うことはない
俺もそろそろイキたい


女騎士「ああぁぁああぁ!! やらぁ! おかしくなっひゃう!」

勇者「お前がイこうって言ったんだろ?」

女騎士の腰がガクガクと震え、そののちこちらにすりつけるようにうねらせる

女騎士「いっぱい、いっぱい出して!」

女騎士「愛してるって分からせてぇ!」


俺ももう限界が近い
陰部に神経を集中させ、我慢の限界の当たりで引き抜き、女騎士の後頭部を支えて口の中に陰茎をねじ込む


口腔内は熱く、7,8度脈を打って射精した


女騎士「んぐっ…… んっ!!」

涙目になりながらも女騎士はすべて飲みこむ


女騎士「はぁ……はぁ……おいしい……」

女騎士「でも…死んじゃう……もう……だめ…」


ぐったりと倒れ込む女騎士


女騎士「はぁ……はぁ……勇者…すきぃ」

勇者「俺も好きだ。 めっちゃ気持ちよかった」

女騎士「よかった…… 私も気持ちよかったよ」

女騎士「もう寝よ勇者?」

勇者「そうだな」



お互い裸のまま抱きしめあい密着する

女騎士が俺の頭を撫でてくる

女騎士「おやすみなさい勇者」

勇者「おやすみ女騎士」


ちゅっと唇を重ね合わせ、俺らは眠りについた

俺も眠りにつきます

勇者「んん………」


息苦しくて目が覚めた

目を開けると女騎士が幸せそうな顔でこちらを見ている


女騎士「おはようございます、勇者」

勇者「……おはよ…。 おっぱいに埋もれて朝を迎えられるなんて幸せだよ」

女騎士「ふふ、なでなでサービスつきですよ」

勇者「……おやすみ」

女騎士「あら、また寝ちゃうんですか」


女騎士に抱きしめられ、おっぱいに顔が沈む
頭を撫でられながら女騎士の体温を感じふたたび眠りに落ち………ない


女騎士「んっ……くすぐったいですよすりすりしたら」

女騎士「あんっ!」


乳首を舐めると色気ムンムンの声が響く


女騎士「次は、私の番ですよ?」

勇者「お?」


女騎士が俺に跨り、陰茎を割れ目にあてがい、そのまま一気に腰を落とした



……まぁあとはご想像の通りだ

たっぷりと絞り取られましたよえぇ

女騎士の性欲は底なしらしい……… 体が重い…

店がオープンして3日目、皆が慣れてきた頃に問題が起こった


………………
…………
……


僧侶「いらっしゃいませ~ 今日はお越しいただきありがとうございます」

チャラ男「お姉ちゃんかわいいねー! 名前なんていうの?」

僧侶「はい! 私僧侶といいます! 本日はどうぞよろしくお願い致します!」

チャラ男「へー僧侶ちゃんっていうんだ、いい名前だね。 今、いくつなの?」

僧侶「私ですか? 今19歳ですよ?」

チャラ男「あーそうなんだ! じゃあ俺の1個下だね、よろしく!」

僧侶「はい、よろしくお願いします。 ご注文お決まりになりましたらお呼びください」

チャラ男「あ、じゃあこのホットコーヒーひとつ」

僧侶「はい、かしこまりました。 失礼します」



チャラ男「いいねぇあの子……」

僧侶「お待たせしましたホットコーヒーで…、きゃっ!」

僧侶(なにか足が引っ掛かって…!)

ガシャーン

チャラ男「あっつ!! ぐぅ……!」

僧侶「も、申し訳ございませんお客様! 火傷が!」

チャラ男「あちちち…… いいよ大丈夫だから気にしないで」

僧侶「そういうわけにもいきません! 失礼します」

僧侶「ホイミ」

チャラ男「おぉ…」

女騎士「大丈夫ですか? タオルお持ちいたしました、お使いください」

僧侶「本当にすいません……」

チャラ男「いいっていいって気にしないでよ」

僧侶「で、でも…」

チャラ男「じゃあ仕事終わったらちょっとお茶しようよ、それでチャラ」

僧侶「はい…わかりました……」

チャラ男「よっしゃ! 僧侶ちゃんは何時に終わるの?」

僧侶「今日は10時に終わる予定です」

チャラ男「おっけーじゃあ迎えに来るね」

僧侶「はい……」


勇者「………」

僧侶「っていうことがあって……」

魔物使い「僧侶ドジっ子だー」

女騎士「相手の人がいい人そうでよかったですよ本当に」

勇者「そうかぁ? なんか裏がありそうだけどなー」

魔物使い「ゆうしゃは考えすぎでしょ」

勇者「俺だったら僧侶みたいな子とお茶したら次にやることは決まってるけどな」

魔物使い「ん?」

盗賊「おい、節操がないぞ」

僧侶「だ、大丈夫ですよ! 連れて行かれそうになっても全力でお断りしますし! 自分の身は自分で守れますっ」

勇者「だといいけどよぉ」

女騎士「まぁお茶だけならね」

僧侶「そういうわけでマスター、閉店作業出来なくてすいません先にあがらせてもらいますね」

マスター「おーうお疲れさん」

チャラ男「あ、僧侶ちゃんお疲れ様」

僧侶「お待たせしました」

チャラ男「こんばんわだねはは」

僧侶「本当に今日はすいませんでした……」

チャラ男「もう、気にしないでよー。 楽しも、ね?」

僧侶「はい……」

チャラ男「あっちに俺の行きつけのバーがあるからさ、いこ?」

僧侶「ば、バーいくんですか? カフェとかじゃなくて?」

チャラ男「だってこの時間だよ? 普通のお店閉まっちゃうよ」

チャラ男「大丈夫だって遅くまで連れ回さないからさ、ね?」

僧侶「は、はい……」

………………
…………
……

チャラ男「なに飲もうか?」

僧侶「えっと……じゃあオレンジジュースで」

チャラ男「えー? だめだめそんなの。 せっかくだから飲まなきゃ損だよ」

僧侶「で、でも私お酒とか強くなくって……」

チャラ男「だいじょーぶだいじょーぶ。 一緒に飲めば楽しいじゃんさ」

僧侶「で、でも~……」

チャラ男「も~~… 今日のお詫びだと思ってさーほらほら」

僧侶「わ、わかりました…… えっとなにがいいのかな…」

チャラ男「あーお酒とかあんまり分からないよね? 僧侶ちゃんは紅茶とか好き?」

僧侶「はい、大好きです!」

チャラ男「お、じゃあこのロングアイランドアイスティーってのいいかも! 紅茶とかまったく使ってないんだけど紅茶の味がする不思議なカクテルなんだ」

僧侶「へー……おもしろそうですね」

チャラ男「よーしじゃあこれにしよっか。 すいませーん!」

チャラ男(まんまと引っ掛かったな僧侶ちゃん。 ロンアイはアルコール度数がなかなか高めなカクテルだぜ?)

僧侶「うー……酔っ払っちゃいました…」

チャラ男「えーまだまだ飲めるよー。 すいませんもう一杯」

僧侶「も、もういいですよ~」

チャラ男「じゃあこれ最後! 付き合って?」

僧侶「んも~……帰れなくなっちゃいますよぉ…」

チャラ男「あっはは。 じゃあ送ってあげるから安心して?」

僧侶「ご迷惑ばっかりおかけして……本当になんといえばいいのか…」

チャラ男「真面目だなぁ僧侶ちゃん。 でもそんなところもかわいいよ?」

僧侶「そんなことないですよ~だ。 べー」

チャラ男「あっははは本当にかわいいね! 食べちゃいたくなるよ」

僧侶「食べちゃうんですかぁ? おいしくないれすよ?」

チャラ男「どんな味がするのかなー 楽しみだよ」

僧侶「ん~~?」

「ありがとうございましたー」


僧侶「うー……もうフラフラです……」

チャラ男「大丈夫? 家はどこなの?」

僧侶「家じゃないですよぉ~…… 宿屋でーす…」

チャラ男「あ、そっかさっき店で旅してるって言ってたもんね」

チャラ男「じゃあそこまで送り届けてあげるから」

僧侶「なにからなにまですいません本当…」

チャラ男「気にしなーい気にしなーい」

チャラ男「こっちおいで」

僧侶「そんな細い道いくんですか? 暗くて怖いですよ~…」

チャラ男「ここ近道なんだよ~ 俺バリバリ地元だからねまっかせなさーい」

僧侶「う~……分かりましたぁ…」



僧侶「くらーい……」

チャラ男「はは、ちょっと怖いよね、ついてきて」

僧侶「うーん……」


僧侶「むぐっ!?」

僧侶「ん~~!! んん~~!!」

チャラ男「ははは君は本当に馬鹿だなぁ」

チャラ男「動かないでね? これなにか分かるよね? ナイフ。 よーく切れるんだぁこれ」

チャラ男「ぜーんぶ君が悪いんだよ?」

チャラ男「あんまりにも君が可愛いから」

チャラ男「ちょっといじめたくなっちゃったじゃないか」

チャラ男「服を剥いで、いっぱい体を堪能して、皮をはいで肉を剥いでくっ……っくっくくくく」

チャラ男「あははははははははははははははははははははは」

チャラ男「最高の気分だよ! ねぇ僧侶ちゃん!!」


ビリッ


僧侶「んん~~!!!!!!」

チャラ男「意外とセクシーな下着なんだね、でもこれも邪魔だよ!」

僧侶「んー! ん~~~~!!!」

チャラ男「騒ぐなよ。 今すぐ死にたいの? 騒がなければ命だけは助けてあげるからさぁ……ね? しーっ」

僧侶「…………」

僧侶「助けて……」

チャラ男「あははははは!」

チャラ男「助けて! だって!?」

チャラ男「この道はね、だぁ~れも通らない道なんだよ?」

チャラ男「君に出来ることは頑張って僕を楽しませて命を助けてもらえるように祈ってるだけさぁ…」

チャラ男「それ、さっき君の口を塞いだハンカチもね、麻痺効果のあるエキスを染み込ませたものだからね……」

チャラ男「もう抵抗も出来ないし、痺れてるところに触ると、ほら」

僧侶「~~~!!!」

チャラ男「あーっはっはっは!! いいリアクションだね僧侶ちゃん!」

チャラ男「まずは君のおっぱいを堪能させてよ……」

僧侶「いやっ……やぁっ……舐めないで……お願いします…」

チャラ男「泣きながら懇願してるその姿、最高だよぉ……でも全く感じてくれないのはおもしろくないなぁ」

チャラ男「麻痺毒のおかげでもっといいリアクションがあるかと思ったのにざーんねん」

チャラ男「もういいや、じゃあ下のお口を頂いちゃおうかなんぐっはっははははは!!」

僧侶「いやっ……やだぁ……おねがいしますなんでもしますから……! それだけは……おねがいします……」

チャラ男「いいよぉ……もっと……もっと泣いてお願いしないよ…そうしたらやめてあげるかもよ?」

僧侶「あぁ……神よ……お助け下さい……」

ちょっと休憩

???「神様じゃないけど、助けに来たよ」

だれか>>776

①勇者

②女騎士

③盗賊

④魔物使い

⑤新キャラ

2と1
複数ダメなら4

魔物使い「神様じゃないけど、助けに来たよ僧侶!」

チャラ男「なんだ譲ちゃん? 一緒に混ざってヤられてえのかぁ?」

魔物使い「あんた……僧侶によくもっ…!」

魔物使い「無理やり犯すなんて最低だよ…!!」

魔物使い「目の前で女の子が犯されるところなんてもう見るのはこりごりなんだよっ!!」

魔物使い「Go!!」

「グオォォォォォォォォォ!!」

チャラ男「おぉ! デッケェ犬だな!」


ピィの前足がチャラ男めがけて振り下ろされる


チャラ男「まぁ……でも……遅いわ」


チャラ男がステップで回避し、ピィの肩部にナイフを突き立てる


チャラ男「あははは! 魔物ごときが俺に歯向かうなんてさ!!」

チャラ男「ちゃんと教育してなよおチビちゃん」


「グオオオアアアアアアアアアアア!!!!」

チャラ男「まったく元気だねぇ君」

チャラ男「殺しちゃうよぉ?」

牙と爪が襲いかかるもそれらを最小限の動きで回避し、ナイフを突き立てて行く


魔物使い「ピィ!!」

「グオオオオオオ!!!!」

チャラ男「あはははレベルが違うって」

チャラ男「めんどくさいなぁもー」


チャラ男が懐から注射器を取りだす

チャラ男「ほい」


ピィの胸に目掛けて注射器を一突きしシリンジを押す


「グルルルル………」


バタンと大きな音を立ててピィが倒れる

魔物使い「ピィ!!!」

チャラ男「君のペットも大したことないねぇ」


チャラ男が一気に距離を詰め、注射器を魔物使いの足に突き立てる


魔物使い「っ!?」

チャラ男「さっきなんかおもしろいこと言ってたよねぇ?」

チャラ男「えっとなんだっけ?」

チャラ男「もう目の前で女の子が犯されるところを見たくない、だっけ?」

チャラ男「じゃあさ」

チャラ男「目の前で女の子犯されてるところを何も出来ずにただ見てなよあっはっはっは!!」

魔物使い「このっ……!」

チャラ男「その後で君もたーっぷり可愛がってあげるからさぁ?」

僧侶「やめて! 魔物使いはなにもわるくない!! その子には手を出さないで!!」

チャラ男「うんうん、そんな僧侶ちゃんの声が俺には私をグチャグチャに犯してくださいって聞こえるよー」


チャラ男「まったく! 楽しいねぇ!!!」

ザクッ!!


大きな音が壁から発せられた
否、壁から音が発せられたのではない

チャラ男が目を向けると壁には、ナイフを持った自分の腕が突き刺さっていた


チャラ男「なっ……?」

チャラ男「ああああああああああああ!!!!!!!!!!」

チャラ男「あっ!! ぐっ…あああああああああ!!!!」

チャラ男「いたい!!! いたいいいいい!!!!!!」

チャラ男「くそおおお!! くそくそくそくそくそくそくそおお!!!!!!」

チャラ男「なんなんだよこれは!!!!」


勇者「よー兄ちゃんさっきは店の中ではうちの僧侶がコーヒーぶちまけちまってごめんな」

勇者「んで、お前の腕を俺の剣がぶった切っちまってごめんな」

チャラ男「なんだ…… なんなんだよお前はァ!!!!」

勇者「俺? そこの僧侶と魔物使いのご主人様だけど」

チャラ男「はぁっ…はぁっ……はぁっ……!」

勇者「お前さぁ……よくもまぁここまでやってくれたなぁ……」

勇者「僧侶はなぁ……俺らの……俺の大切な女なんだよ…」

勇者「いつも優しくて明るくて天使みたいな女の子なんだよ」

勇者「魔物使いはなぁ…いつも明るくて俺と一緒に馬鹿やってみんなを和ませてくれてよぉ」

勇者「自分も過去に辛い体験たっくさんしたのにそれでも今こうして誰よりも笑ってくれてんだよ…」

勇者「それをてめぇ……」

勇者「僧侶、大丈夫か…」

僧侶「勇者ぁ……勇者ぁ……」

勇者「安心しろ、あとは全部俺に任せろ」

僧侶「私、私汚れちゃった……ううっ……ひっく……」

勇者「馬鹿言うなよ、お前は汚くなんかねえよ…いつまでも綺麗で、可愛くて俺にとっての大切な大切な女だ」

僧侶「勇者ぁ……」

勇者「これ、着てろ」

チャラ男「ああああああああああ!!!!」

勇者「うるせぇっ!!!!」


勇者の右腕のパンチがチャラ男にめり込み吹き飛ばす
吹き飛ぶだけではおさまらず壁がクレーターを作る


チャラ男「がはぁっ…」

勇者「よぉ、まだ生きてんだろ?」

勇者「この街での悪行は金を払えば見てみないフリをされるんだよな?」

勇者「なら、俺がここでお前をボコボコにしても見てみないフリをされるってわけだ」

チャラ男「ひっ……」


勇者の足底がチャラ男の右手掌を踏み抜く

バリィと嫌な音が響き渡る


チャラ男「ああああああああああああああ!!!!!」

勇者「破ッ!!」

勇者の正拳突きがチャラ男の左肩を粉砕する


チャラ男「ああああああっ!!! ぐうううあああああああああああ………」

勇者「いいかてめぇ?」

勇者「どうせお前を兵団に突き出してもどうせ金を払って釈放されんだ、どうせ無駄なんだ今回は見逃してやる」

勇者「だけどよぉ、お前次うちの女に手出してみろ?」

勇者「目ん玉ほじくり返して関節にナイフ突き刺して金玉粉々にすんぞ?」

勇者「あとよ、ギルドにてめぇの指名手配をしておく」

勇者「意味は分かるな?」

勇者「もうお前に逃げ場はねえ」

勇者「せいぜいこそこそ隠れて小便垂らしながら生きやがれ」

勇者「じゃあな」


とどめと言わんばかりに勇者の蹴りがチャラ男の顎を粉々に砕く


勇者「帰るぞ……」

それから女騎士と盗賊がそれぞれこっちに来て魔物使いとピィを宿に連れて帰る

俺は僧侶に服を着せ、お姫様抱っこで宿まで戻った


正直、今回のは俺の責任だ

帰りが遅いことにもっと早く警戒して行動しておくべきだった……

僧侶には申し訳が立たない

もちろん、魔物使いにもピィにも



勇者「はぁ……」

勇者「どっちかと、一緒に夜を過ごそうか」


>>787

①僧侶

②魔物使い

1

気がつくと俺は僧侶の部屋の前に立っていた

勇者「ふぅ……」

コンコン

勇者「僧侶、入るぞ」

僧侶「ひっ……うっ………」

女騎士「あ、勇者……」

勇者「悪いな女騎士、魔物使いのとこ、いってやってくれ」

女騎士「……はい」


女騎士が部屋から出て行く


僧侶「うっ……うぅっ……ひっ……」

勇者「……」

僧侶「勇者ぁ……」


僧侶が大泣きしながら俺に抱きついてくる


僧侶「勇者ぁ……こわかった……こわかったよぉ……」

勇者「そうだな……ごめんな助けるのが遅くなっちまって」

僧侶「そんなことないですけどっ……うっ……うぅぅ……」

勇者「よしよし……いっぱい、泣いていいぞ」

僧侶「うっ……うわあぁぁぁぁ………!」



僧侶「私、わたし汚れちゃったよぉ……」

勇者「だからそんなことねえって」

僧侶「わたし……どうすればいいんでしょう……」

勇者「どうもしなくていいんだよ。 俺のそばにいてくれればいいの」

勇者「今は俺に抱きしめられてりゃいいんだよ」

僧侶「うっ……うぅっ……ありがと、勇者ぁ…」

僧侶「ここ、汚れちゃったの……」

僧侶が胸に手を置く

僧侶「触りたくもないの…… 勇者に……綺麗にしてほしい……」

勇者「分かった」


僧侶の両の胸を優しく撫で、そして揉む

涙を流しながらうれしいとポツリと言った


僧侶「うっ……あぅっ……んっ……」


涙と性感により2つの意味をもった吐息が漏れる

俺はさらに左胸を揉みながら、右胸に舌を這わせる

僧侶「あっ………あぁんっ……きもちいぃ……」

勇者「綺麗にしてやるからな」

僧侶「ぁんん…… いっぱい……いっぱい勇者の痕つけて…?」


俺は乳房を少し強めにチューチューと吸う
口を離すとそこには真っ赤な痣が出来ていた


僧侶「もっと……もっとつけてください……」


俺は言われた通り左右の胸と腹に二桁近いキスマークをつける


僧侶「きもちよく、してください……」

勇者「……分かった」

乳首をコリコリと舐め周し、パンツの中に手を突っ込み、クリトリスを刺激する


僧侶「あっ……あふっ……ひゃぁ……」

僧侶「きもちい……いっ……」

勇者「俺だけ感じてればいいんだよ」

勇者「何も思い出さなくていいんだ。俺だけを見てろ」

僧侶「ゆ、ゆうしゃぁ……きもちいいよぉ……」

僧侶「はうぅ……あぁ……もう……イっちゃいそう……」

僧侶「イっても……い、いですかゆうしゃ…?」

勇者「あぁ、いっぱい気持ちよくなってからイクんだぞ?」

僧侶「んっ……んんっ…!」

僧侶「あぁ……イクッ……イクよ勇者ぁ……」

僧侶「私のイクとこ見てぇっ! あぁんっ!!」


目が一瞬虚ろになり、体が大きくビクンと跳ねる

イったと分かるが俺はそこで止めない

僧侶「待って…! 待ってゆうしゃ!」

僧侶「死んじゃう! 死んじゃいますからぁ! 止めて……」

僧侶「あぁっ!! や、ああぁぁ!!」


俺は僧侶を抱き抱えるようにし抵抗をさせずにクリトリスを指で貪る


僧侶「らめぇっ……もう…やめてください…」

勇者「ご主人様って呼んだらやめてあげる」

僧侶「ご主人様ぁ……もう駄目です……」

勇者「人にものを頼む時はなんていうんだっけ?」

僧侶「ご主人様…止めてくださいお願いします…っ!」

勇者「ごめん、可愛いからやっぱ無理」

僧侶「な、なんで、ぇっ!」

僧侶「あぁっ! あぁあぁぁ!!」

僧侶「なんか、出ちゃう!」

僧侶「お願いしますなんか出ちゃうの! 離してぇ!」

僧侶「あ、あぁぁぁ!!」


ピシャ ピシャと女性器から透明の液体を吹き出す


僧侶があっと喘ぐ度にそれは3度、4度と吹き出した


僧侶「はぁ…はぁっ……」

勇者「僧侶潮吹きしたぞ」

僧侶「あぁ……はぁ……初めてしました……」

僧侶「もう……ダメです……」

僧侶「頭が…ボーっとして……」

僧侶「はぁ……はぁ……」

僧侶「いれてください……」

勇者「いいのか…? 頭ボーっとしてるくらいにはきついんだろ?」

僧侶「だって……勇者が気持ちよくなってないから…」

僧侶「私の身体を使って…気持ちよくなってくださいご主人様」


俺は僧侶の中へアレを挿入する

中はグチュグチュにほぐれており、動かすたびに水音がビチャビチャと音を立て白い泡を吹く

俺は一切の遠慮をせず、腰を激しく打ち付ける


僧侶「あっ! あっ! あっ!!」

僧侶「激しいっ! あぁん! いい! きもちいいよぉ!!」

僧侶「奥に! 奥に当たってるの! お腹がジンジンするんですっ」

僧侶「もうダメ、イっちゃう!」

僧侶「ああぁぁあぁあぁあぁぁ!!」


僧侶がイキ、膣内がうねる
生憎を俺はこの程度では満足していない


僧侶「きゃあっ!」


僧侶を抱き抱え、抱っこする
そしてそのまま腰を打ち付ける

僧侶「ひゃ! あっ! あぁっ! あっ!」

僧侶「これ、だめ! 奥が! 奥がらめなのぉ!」

僧侶「気持ちよすぎて死んじゃう!!」

僧侶「はぁぁ……あぁっ…!」

僧侶「子宮壊れちゃうよぉ……」

勇者「じゃあやめてほしい?」

僧侶「や、やだ…! やめないだください… ご主人様でいっぱいに…」

僧侶「いっぱいにいっぱいにしてほしいの……」


愛液がだらりと足に垂れてくる


勇者「僧侶のマン汁が垂れてきたぞー どんだけ感じてんだ」

僧侶「だ、だって…勇者のおちんちんが…すっごいきもちよくて……」

僧侶「もっと…ほしいです……」

僧侶を抱きかかえたまま運び、全身鏡の前で下ろす


僧侶「え…?」


僧侶を後ろから抱き、両手を掴んで腰を打ち付ける


僧侶「ひっ! ひゃあぁぁ!!」

僧侶「あぁぁん!? あぁぁぁ!!」

勇者「僧侶はバックが好きなのか」

僧侶「ら、らめぇ!! これは、本当にらめ!!」

僧侶「立ってられないよぉ!!」

勇者「俺を気持ちよくさせてくれんだろ? ほらしっかり」

僧侶「だって! だってぇ!! これはだめなのぉ!!」

勇者「ほら、鏡見て御覧? すっごい顔で感じてる僧侶が見えるよ」

僧侶「や、やだぁ! 恥ずかしっ……あぁぁ!! んんっ!! ひゃあぁぁ…!」

勇者「でもそれでもっと興奮しちゃったんでしょ? ほら、愛液がドンドン流れ落ちてくるよ」


僧侶も鏡で見ることで初めてそれを見たのだろう


僧侶「恥ずかしくて死んじゃう……ゆうしゃぁ……」

勇者「ご主人様、だろ? ちゃんと言えない子にはお仕置き」


さっきまでとは違い、本気で腰を打ち付ける


僧侶「きゃああぁぁ!! ああああ!! んんあああ!!」

僧侶「おねがいします!! これはもうやめてください!!」

勇者「あ、そう?」

勇者「じゃあもうやめよっか」

僧侶「え…?」


いきなり引っこ抜かれて俺がベッドに戻ったことに僧侶がびっくりしたのだろう
泣きだしそうな顔でこちらを見つめてくる

僧侶「勇者…?」

勇者「んー?」

僧侶「やめちゃうんですか…?」

勇者「だって僧侶がやめろって言ったんじゃん」

僧侶「それはそうですけど……」

僧侶「……ぐすっ……嫌いに…なっちゃったんですか…?」


今にも大粒の涙がこぼれおちそうな僧侶を見て俺も意地悪をするのをやめた


勇者「うーそ」

勇者「意地悪してごめんな?」

僧侶「ぐすっ……ばかゆうしゃ…」

勇者「ふーんそういうこと言うの」

僧侶「ふぇ…んぐっ!!」

一気に挿入し僧侶の腰を持ち上げ怒涛の勢いで打ち付ける

腰を持ち上げ、挿入口を上にすることで膣道が水平になり、奥まですんなりと打ち付けることが出来る


僧侶「ぐあぁぁ!! ああああああああ!」

僧侶「ば、ばかぁ!! 死んじゃいます本当に!! ダメですよぉ!!」

僧侶「優しく、してください…… ああぁっ!」


構うことなく前後運動を続ける


僧侶「ひ、はぁ……あぁっ! もう…だめ……」

勇者「僧侶、いくぞ」

僧侶「へ、…?」


俺は貯めていた射精感を一気に解放
膣内に精子が溢れだす


僧侶「ふわぁ……熱い……」

僧侶「お腹が熱いですよぉ…!!」

僧侶「はぁ……はぁ……んぐっ……はぁ……」

僧侶「出しすぎです……勇者も気持ちよくなれましたか…?」

勇者「いや、まだ」

僧侶「へ…?」

俺は再びペニスを挿入する

僧侶「なんで、ぇ!!  今イったじゃないですかぁ!」

勇者「足りねえんだよ」

僧侶「底なし! 悪魔! 変態!」

勇者「そういうこと言う子には! お仕置き!」

僧侶「きゃあぁぁぁああ!!」


しばらく僧侶の悲鳴にも似た喘ぎ声が響き渡る
しかし腰を一際強く打ち付けた時から声がしなくなった


勇者「あれ?」

勇者「僧侶……?」

勇者「やっべー……やりすぎたか」

勇者「失神しちまった…」

僧侶の体勢を整えてやり、横向きに寝かせる

俺はその僧侶を抱きしめ布団をかける


勇者「少しは俺のことでいっぱいにしてやれたか?」

勇者「まぁ失神するくらいだしなははは」

勇者「……おやすみ僧侶」

おーわり

ちょっとNTRとか大嫌いだったんですけど狂ったようなキャラをノリで書いてるのって結構楽しいんですね……

勇者くんが最後には助けに来るって決めてたので書いてる方は反吐が出るような気分ではなかったのでついやりすぎた感が……


それではおやすみなさい

明日は成人式なので更新はないと思います

僧侶「うーん……」

僧侶「ゆうしゃ……むにゃむにゃ………」

勇者「ん……?」


僧侶が寝言で俺の名前を呼んだせいで目が覚めてしまった


僧侶「ゆうしゃ………」

勇者「………?」

僧侶「ゆうしゃ………助けて………」

勇者「………」


僧侶が涙を流しながら俺の名を呼ぶ
夢でうなされるほど昨日の出来事はショックだったということだろう

俺にできることは今この子を抱きしめてることしかできない

この街は貿易で栄えた街、表向きはそうだろう

魔物が多く生息し世界を牛耳っている中で長距離の旅をして商業をするのは困難な技だ
そんなものが最初から盛んになるわけが無い
ではそのように他国からの商人と金のやりとりをしなければどこから金が生まれ、栄えたのか


理由は明快

金がすべての街を作れば良いのだ

金がなければ食べることはできない、飲むことができない、住むことはできない、生きることはできない
そのような社会を作れば良い

そして金がないものは、税が収められないなど適当に金がないということを犯罪とし捕まえるなり[ピーーー]なり捨てるなりすれば良い
そしてその人を亡きものとしてからあるだけの金銭を街が奪い取る

そうして金が無い者は生きられない世界に、逆に金があるものはどんどんと金を手に入れる街を作り上げたのだ

そして金のあるものが商業を始め、栄え大きくなる

そうしてだんだんとできたものがこの街だ


いわばこの街は醜い人間の、自分の事だけを考える利己的なものを具現化してできた街

しかしそれもまた魔物が蔓延る中で生き残る術であったのもまた事実

だが俺はそれが許せなかった

今は世界は段々と平和になりつつある。そしてこの街もそれは例外ではない

商業は盛え、人の行き来は多く、金の流れもとても大きく重要な場所だ

しかしその一方で何をしても金さえあれば許される
そんな金を持つものが絶対強者であるこの街の基本構造は未だに変わらない

盗みも強姦も殺人さえ金さえあれば黙殺されるこの街の構造は今のこれからの世界にあってはならない


と俺は思う

だから変えるべきことを声高らかに権力と立場のあるものが声を上げるべきだ

世界を旅して改革すべきところを声を大にし、世界を変える
俺がそれをする

それが俺のこの旅の目的

勇者「あとはお前らと仲良くやりてえしな」


俺はめんどくさいことを考えるのをやめて僧侶をギュッと抱きしめた

マスター「今までお疲れさん」

僧侶「お疲れ様でした~!」


マスターとギルドとの契約は一週間
今日その契約期間が終わった

つまり俺たちのウェイトレス期間は終了だ


マスター「色々あったけど助かったよありがとう」

女騎士「いえいえそんな…」

マスター「それでな、君たちがよければ是非これからもうちで働いてくれないか?」

魔物使い「ウェイトレスさんかー!」

勇者「はは、ありがたい話ですが、俺らは旅を続けたいので遠慮させてもらいます」

マスター「がはははは! そうだったな、お前ら頑張れよ」


少し談笑し報酬を貰う


勇者「それでは」

女騎士「失礼します」

僧侶「マスターさん頑張ってください!」

魔物使い「ばいばーい!」

マスター「おーうありがとよー! またこの街に来たら寄って行ってくれやーがははは」

…………………
……………
………

勇者「おーしじゃあ出発すんぞー」

魔物使い「おーっ!」

僧侶「おー!」

女騎士「ふふ」

盗賊「ふぁ~……」

魔物使い「ってどこに?」

僧侶「どこに?」

女騎士「どこです?」

盗賊「……なにやってんのみんな」

勇者「船に乗って隣の大陸にいくぞー」

魔物使い「ふね!」

僧侶「ふね~!」

女騎士「ふねですか」

盗賊「あたしもこの流れに乗らなきゃいけないのか」

勇者「いくぞー!」

魔物使い「おー!!」

僧侶「お~!」

女騎士「おー」

盗賊「お、おー……」

今日はここまでーぃ

魔物使い「うわー! 動いた―! 動いたよ!」

僧侶「ふふ、動きましたね~ 風がきもちいい~♪」

魔物使い「でも結構ゆっくり動くんだねぇ船って」

勇者「何言ってんだお前知らねえのか? 実はまだまだ船さんは本気を出してないんだぜ」

魔物使い「ど、どういうこと…!」

勇者「船さんが本気を出すとな…… その速さはピンクパンサーの足よりも早い!」

魔物使い「えぇー!! それすっごい速いよ!!」

勇者「それどころか俺が本気を出してなんとか勝てる程度の速さにまでなるからな」

魔物使い「すごい……こんなに大きいのにそんなにスピード出せるんだ……船ってすごいんだね」

女騎士「私もまだ見たことはないんですけどね、昔の同僚が相当に速かったって言ってましたよ」

魔物使い「うひゃ……振り落とされないようにしなきゃね!」


カーンカーンカーンカーン


魔物使い「なにこの音?」

勇者「ヤバいぞ! 船さんが本気を出すらしい!」

女騎士「なにかに捕まりましょう!!」

勇者「急げっ!!」

魔物使い「わ、わわどうしよう! これでいいやえいっ!!」

ぷるぷると震えながら柱に捕まる魔物使い


魔物使い「………ん? あれ?」

勇者「ん?」

魔物使い「船さん本気出すんじゃないの…?」

勇者「なにいってんのお前」

魔物使い「え? え??」

盗賊「魔物使い、騙されてんぞ」

魔物使い「へ…? へ!?」

僧侶「ぷっ…!! くくく……あはははもう駄目ですお腹痛い!!」

魔物使い「なっ……なあぁああぁぁぁぁ!?!?」

魔物使い「ゆーしゃああああああ!!!!!」

勇者「騙される方が悪い」

魔物使い「騙すほうが悪いよばか!!」

と元気があったのは最初だけ
そう本当に最初だけ


出港してからしばらくして異変が起きた


あいつが船酔いをしたのだ

楽しいおしゃべりが一変、お葬式のような雰囲気になる


船室にそいつを寝かせ、俺らは甲板で陽に当たりながら気持ちのいい風を感じていた
しかし仲間が気持ち悪くなり寝込んでいる中、自分たちだけ楽しくなる、といったことにはならない

皆がそいつのことを心配して、暗い顔をしていた


しょうがねえ俺が様子を見に行くか


俺は甲板から船内へど入り、細い廊下を進む

俺らに与えられたのは4つのベッド以外何もない一室。そこにそいつは寝ている

入口のドアを2回、ノックする


勇者「入るぞ、>>820


①女騎士

②僧侶

③盗賊

④魔物使い

4

魔物使い「うーん……」


弱々しい声が聞こえ、一応起きていることが分かりドアをあける


勇者「調子はどうだチビ」

魔物使い「気持ち悪いー頭いたいーグラグラするー」

魔物使い「……さいあく。」

勇者「ご愁傷様」



魔物使いはベッドで横になり、髪もぼさぼさにしてこちらを見てくる


勇者「でも吐いてはいないんだろ?」

魔物使い「そこまでじゃないけどねさー…… 気持ち悪いよ…おぇっぷ…」

勇者「横、いいか」

魔物使い「うん」

勇者「僧侶がお茶入れてくれたぞ」

勇者「これ飲んでゆっくりしてて、ってさ」

魔物使い「わぁ…ありがとー僧侶」


お茶に口をつけ、あちっ! と呟く魔物使い
ふーふーと息を吹きかけ冷ましている


魔物使い「ごくっ……はぁ……あったかい」

勇者「薬草の一種?を煎じて作ったお茶らしいぞ」

魔物使い「へぇー……すっごいあったまるよこれ」

勇者「これ飲んでゆっくり休んでればよくなるってさ」

魔物使い「そうなんだ……あとでお礼言わなきゃね」

勇者「俺にも言えよ」

魔物使い「ゆうしゃなんもしてないじゃん」

勇者「じゃ、俺行くぞ」

魔物使い「えーなんでー」

魔物使い「一緒にいてよー……」


ふむ、ガキが一丁前に色気を覚えたか


勇者「しょうがねぇなぁ」

魔物使い「やた……」

勇者「ん? なんか言ったか?」

魔物使い「なんでもないよーぅ」

魔物使い「ねぇねぇ!」

勇者「ん?」


もぞもぞと這い寄って来て俺の膝の上に収まる魔物使い


魔物使い「足開いて―」


言われた通り足を開き、その空間に魔物使いがすっぽりと収まる


魔物使い「極楽ですじゃー……」

別に膝の上に来るのはいいが手のやり場に困るな
しょうがなく魔物使いを抱きしめるような形で腕をまわす


魔物使い「ん?」


後ろを振り返り、大きな目で俺を覗きこんでくる
まつ毛なげぇな


魔物使い「ふふん♪」

勇者「気持ち悪いのはどうなのよ」

魔物使い「まだ気持ち悪いけど僧侶のお茶のおかげでよくなったよー」

魔物使い「あとゆうしゃの……」


だから聞こえねえんだよ喋るならハッキリ喋れ

勇者「あ、そういやこんなこと聞いたことあるぞ」

勇者「乗り物酔いで気持ち悪くなった時は飴とかを舐めたりして唾液を出すといいんだってよ」

魔物使い「んぇー? でも飴とかないよー?」

勇者「そうだなぁー……」

勇者「でも舐めるのならなんでもいいんだろ?」

勇者「ほら」


俺は>>830を魔物使いの口にあてがい、舐めさせる


①ペニス

②指

③舌

④自由安価

3

勇者「ほら」

魔物使い「え?」


俺は魔物使いの口を自分の口で覆い隠し舌をねじ込む

ほのかにお茶の味がする温かい口の中を俺の舌が、魔物使いの舌を歯を歯茎を蹂躙する


魔物使い「んー! んんー!!」


手でぐいぐいと逃げようと押してくるが抱きしめて離しはしない

俺は小さな口を目いっぱい堪能した

やがて魔物使いも抵抗を諦めたのか、暴れることはなく、なされるがまま自分も舌を拙く動かし舌を絡めようとしてくる


魔物使い「んふ……んん…………ちゅぱ……」


キスをやめると魔物使いが小さくあっ…と呟く
舌と舌を繋ぐように糸が弧を引き、やがて舌に垂れ落ちる


勇者「お前力入りすぎ、もっと力抜けって」

魔物使い「ん~~! 何すんだよばかぁ……」

魔物使い「キスってもっとなんか……優しいものだと思ってた……」

勇者「淡い幻想だったな」

魔物使い「今のが大人のキスってやつだよね」

勇者「なんだ知ってんのか」

魔物使い「うん……本で読んだ」


こいつどんな本読んでんだ?

勇者「目、閉じろ」

魔物使い「ん……」


俺は再び舌を絡める
今度は魔物使いも力を抜いたのか、さっきまでの硬い舌の感触ではなく、柔らかく暖かいものへと変わっていた
余分な力が抜け気持ちよくなったのか魔物使いから艶めかしい声が漏れてくる


魔物使い「ん……んっ……んん……はぁ……」

魔物使い「なんか……お腹がむずむずする……」


そういって腰を前後にこすりつけるように振りだす
俺は魔物使いを左足にのせて腕いっぱいに覆うように抱きしめ、さっきよりも音を出すようにキスをした


ちゅぱっ……むちゅ……じゅる……


音がする度に魔物使いの腰が前後に触れておもしろい

口を離すと名残惜しそうに舌をべーっと出したまま、魔物使いが目を開ける


魔物使い「あぅ……」

勇者「キスー結構気持ちいいだろ?」

魔物使い「んー……恥ずかしいよ……」


後頭部を撫でながら顔を近づけ再度キスをしようとするが、近づけるだけでキスはしない
慌てて目をつむった魔物使いも何事かと思ったのか目をあけてくる

目が合いキスをせがまれているのが分かるがあえて何もしない
意地悪だなぁ俺も

目がとろんとした魔物使いは舌を出し、んーとおねだりをしている


俺は思いっきりキスをし魔物使いを貪る
小さな声で唸っているが気にせず、俺の唾液を魔物使いの口の中へ流し込む

びくっとするがごくりと喉が鳴り、飲みこんだのだろう。お返しと言わんばかり唾を舌に乗せ俺の舌に流そうとしてくるが、舌をつけるだけで飲みこもうとせず、口を離す
すると魔物使いの唾液でだらりと垂れ落ちた

勇者「そんなにキスが気に入ったのかよ」

魔物使い「うん……」

魔物使い「ゆうしゃとだからかな?」

勇者「俺様はうめえからな」

勇者「なぁ」

魔物使い「ん…?」

勇者「もっといいことしようぜ」


>>836

①手マン

②クンニ

③挿入

④自由安価

ミス、安価>>838

2

俺は魔物使いを膝の上からどかせ、優しく押し倒すようにして寝っ転がらせ、スカートとパンツを脱がせる


魔物使い「ゆ、ゆうしゃ!?」

魔物使い「な、なにすんの…?」


その言葉は今にも叫びだしそうな恐怖に満ちた声音だった


魔物使い「やだ……こわいよ……」

魔物使い「やめて……? おねがい……」

魔物使い「奴隷だったころの女の人の悲鳴が聞こえるの……いやだよぉ……」


ボロボロと涙をこぼし始める魔物使いを、俺はそっと抱きしめる


勇者「安心しろ魔物使い。俺はお前を決して無理やり犯したりはしない」

勇者「大丈夫だぞー、よしよし」

しばらくそのまま抱きしめながら頭を撫でる

勇者「怖かったよな悪い」

魔物使い「ぐすっ………うん…」

勇者「落ち着いたか?」

魔物使い「ちょっとね……ゆうしゃはうちらにひどいことしないって分かってるし…」

勇者「そうだぞー? 俺を信じろ」

魔物使い「……うん」

魔物使い「で、なにすんの?」

勇者「こうすんだよ!」

魔物使い「ひゃあっ!!」


まだ毛も生えていない恥部を舐められた魔物使いが頓狂な声をあげる

俺は膣口、陰唇をゆっくりと大きく舐める


魔物使い「ふぁあぁぁ……」

魔物使い「だめだよゆうしゃ! ばっちぃよ」

魔物使い「んぅ! そこ…おしっこでるとこだよ…?」


小さい手がやめるようにと俺の額をグイグイと押してくる


魔物使い「やめなよー…」


俺はその手を掴んでパクッと咥えて一舐めする


魔物使い「ひゃ!」

勇者「お前にはエッチが怖いものじゃなくて気持ちよくて幸せなもんだって今から教えてやんだよ」

勇者「邪魔すんなぁ!」

魔物使い「うぅー…なんで怒るの……」

少ししょげながらも魔物使いが大人しくなる


俺は割れ目の上、陰核を舌でそーっと舐めるとビクンと魔物使いの身体が跳ねる

クリトリスを執拗に、皮をめくるようにしチロチロと舐める


魔物使い「っ!!」

魔物使い「うっ……あっ……やぁ……」

勇者「気持ちいいか?」

魔物使い「わかんない……ビリビリする…」


魔物使いの膣はヒクヒクと収縮と弛緩を繰り返していた

大きく早く陰核を舐め、こねくりまわす

そのたびに魔物使いの腰がガクガクと震え、喘ぎ声がこだます


魔物使い「あぁぁぁ……」

魔物使い「ビリビリ、するよぉ」

魔物使い「うっうぅぅうう……」

勇者「気持ちいいだろ?」

魔物使い「わかんない、よ!」

魔物使い「あっ……うっ……」

魔物使い「なんか……くる……!」


体中に大きく力が入り小刻みに震え、息をとめながら腰を浮かせる


魔物使い「んっ~~~~!!」

魔物使い「ぐっ……はあっ!!」


全身が一気に弛緩する

魔物使い「はぁ……はぁ……」

勇者「どうだった?」

魔物使い「頭が真っ白になっちゃった……」

魔物使い「なんも……考えらんない…」

勇者「それがエッチのすごいところだよな」


俺はあぐらをかき、魔物使いを抱っこしてその上に座らせる


垂れ流れるほどに愛液で濡れた膣口を中指を優しく挿入する

中は狭く、中指一本でも既にキツく感じる


勇者「いたくないか?」

魔物使い「だ、大丈夫……」


言葉では大丈夫といいつつも俺の腕をギュっと強く握ってくる
俺も左腕で魔物使いを優しく抱きしめた

指を軽く曲げ、腹側の膣壁にぎゅーっと押しあてる

魔物使い「ふわぁ……はぁ……」

魔物使い「きもちいい……」

勇者「だろ? ゆっくりやってやるからな」


指を曲げたところにあるザラザラとした部分を目安に指を動かす
魔物使いがビクッと反応したところを執拗に、しかし決して急がず責め立てる


魔物使い「あっ……んっ……」

魔物使い「はっ…あぁ……」

魔物使い「気持ちいいよぉ……ゆうしゃぁ……」


俺に全身を預け、刺激されてるところに意識を集中させる魔物使い


勇者「エッチって怖いもんじゃないだろ?」

魔物使い「うん……きもちいい……」

勇者「そう分かっただけでも儲け物だな」

俺は次に指を伸ばし、奥まで進み入れる

するとコリコリとした子宮の入り口があり、そこをぎゅーっと押しながら優しく指を動かす


魔物使い「あっ! そこ!」

勇者「ここが? どうした?」

魔物使い「気持ちいいの…… 変な声でて恥ずかしい……」

魔物使い「ひっ……あぁん……」

勇者「かわいいぞ魔物使い」

魔物使い「うぅー……恥ずかしいんだってば……顔見ないで……」

魔物使い「んあぁぁ……」


蕩けそうな声を出しながら腰をガクガクと振るわせる魔物使いがとてもかわいい


魔物使い「ちゅ、ちゅー……」

勇者「んー? いつも俺に生意気な口を聞く子にはちゅーはお預けだな」

魔物使い「や、やだ! ちゅー、んっ!! あぁっ…! ちゅーをして、くださいっ!」

魔物使い「いつも生意気なこといってごめんなさい…」

魔物使い「ひゃぁぁ……早く動かしたらおかしくなっちゃう…!」

勇者「よし、謝れるいい子だからちゅーしてやるか」

そう言うと魔物使いは我慢していたのだろう、小さな口で貪るように俺にキスをしてくる

魔物使い「んふぅ……んっ……んんっ…」

魔物使い「はぁぁ…はあぅ……ぅんっ…」

魔物使い「きもちいい……お腹ジンジンする……」

魔物使い「んっ…はあぁぁ……もっと…」

魔物使い「んぅ!」

勇者「エッチ好きになっちゃいそうだなお前」

魔物使い「だ、だめ…?」

勇者「いいぞー。 気持ちよくなりたくなったら俺に言えよ」

魔物使い「うんっ… わかった!」

勇者「その代わり俺と二人っきりの時だけだぞ?」

魔物使い「…? わかった」

魔物使い「あぁっ……さっきのきそう……」

魔物使い「頭が真っ白になるやつ…」

魔物使い「んん……はぁっ……」

勇者「それをイクっていうんだぞ? イキそうか?」

魔物使い「あぁっ……はっ……イク…」

勇者「いいぞ、イっちゃえ」

魔物使い「ゆうしゃぁ……イクぅ…!!」

魔物使い「あぁ……イクっ! イっ……」


愛液がジワリと溢れだし、膣内がぎゅっぎゅと収縮する
それが収まると膣が呼吸のように収縮と弛緩を繰り返し体がイったと叫んでいる

魔物使い「はぁ…きもちよかった……」

魔物使い「でも…すっごくつかれる…」

勇者「体中力入りすぎなんだよ。今度はもっと力抜いてやろうな」

魔物使い「ん……」

魔物使い「ねぇ…またやって…?」

勇者「さっきもいったけど二人っきりの時になったらな」

魔物使い「2人っきりになれなくてエッチしたくなったらどうしよう…」

勇者「あー…そしたら、いいかこうやって」

勇者「自分の指でここほら、触ってみ?」

魔物使い「っ!!」

魔物使い「ふわぁ……」

勇者「な、気持ちいだろ? 一人の時はこうやって自分で触るんだぞ? これを[田島「チ○コ破裂するっ!」]っていうんだ覚えとけ?」

魔物使い「[田島「チ○コ破裂するっ!」]…? いっぱいしちゃいそう…」

勇者「おう、いっぱいしていいんだからな」

魔物使い「ん~~~!」


なぜか俺の顔をベシッと叩いてくる魔物使い


魔物使い「なんか恥ずかしくなってきた!」

勇者「かわいいなお前」

魔物使い「んん~~~!!」

勇者「いてぇいてぇ」

魔物使い「ばーかばーか」

勇者「わかったわかった」


俺は魔物使いを両腕で抱きしめる


魔物使い「あったかい…」

勇者「だなぁ」

魔物使い「うちも……ゆうしゃのこと好きなのかも」

勇者「はは、そいつは嬉しいな」

魔物使い「ほんと?」

勇者「おう、お前可愛いしな」

魔物使い「うちも…うれし…」


ちゅ


先までのむさぼるようなキスとは違い唇を重ねるだけの優しいキス

魔物使い「本当に…エッチtって幸せなんだね」

勇者「だろ」

魔物使い「うん……」

魔物使い「でもさ…」


魔物使い「パンツ履きたい」

今日はおわーり

途中saga入れわすれすいませんでした

童貞のために童貞のお兄さんが教えてあげると処女膜あっても指くらいは入るからぁ!!

肉便器もおもしろかったですねー確かにあれの影響大きいですねあれでSSのエロに目覚めました

自分的には某ハーレムの方が影響受けてます最近更新なくて残念ですが

スレチなので他のSSの話はここまで!
これから他のSSの話題はなるべくなしの方向でお願いします

sagaをデフォにしようとちょっといじってみました

コンコン

ノックの音が2回、響き渡る

勇者「どうぞ」

僧侶「失礼しまーす」

僧侶「あ、魔物使い寝てるんですね」

勇者「ちょっと前からな。 もうだいぶ落ち着いてるから上に連れていこうかと思ってたところだ」

勇者「僧侶のお茶のおかげでよくなった、ありがとーって言ってたぞ」

僧侶「ふふ、それはよかったです~」

勇者「本当、ありがとな」

僧侶「いえいえ、大したことしてないですよ。 こんなリラックスした顔で寝てるんですもの、これが見られただけでも作った甲斐があるといモノです」

勇者「そう言ってもらえると助かる」

僧侶「でも勇者の膝で寝てるなんてちょっと羨ましい。 妬いちゃいますね」

勇者「………」

僧侶「ねぇ、勇者?」

僧侶「たまには私も構ってくださいよ?」


そういって僧侶が膝をついて迫り、キスをしてくる

僧侶「んっ……んむ……ちゅむ……」

僧侶「寂しいんですからねっ!」

僧侶「なーんて……ふふ」


困ったようにはにかむ僧侶が愛おしくて今すぐにでもその寂しさを埋めてやりたかったが膝の上のチビが俺の足に爪を立てた


僧侶「えっと……困らせちゃってごめんなさい、魔物使い起きたらよかったら上に来てくださいね~」

僧侶「カモメさんたちがいっぱい遊びに来てくれてるんですよ~!」

勇者「あぁ、わかったまた後でな」

僧侶「はいっ!」

魔物使い「………」

僧侶が部屋を出ていっても動かない魔物使いにしょうがなく声をかける


勇者「爪たてんなよいてぇだろ」

魔物使い「だってなんかムカつくんだもん……」

勇者「なんでだよ」

魔物使い「だって今普通に僧侶とキスしてた」

魔物使い「僧侶と……そういうことし慣れてるんでしょ」

勇者「嫉妬してんの?」

魔物使い「んー!! わかんないっ!」

魔物使い「んっ!?」


有無をいわさず口を口で塞ぎ舌を捩じ込み、幼女の小さい口の中を蹂躙する


魔物使い「ぷはっ…… うー……そんなんじゃ誤魔化されないよ!」

勇者「顔、ニヤけてんぞ」

魔物使い「うぅー! もういいもん外行く!」


バタバタと走って魔物使いが船内から出ていく

勇者「エロのおかげですっかり元気だなうんうん」

魔物使い「わぁ! 綺麗!!」


船から見えた夜の街は明かりが幻想的に煌めき、街全体を優しい光が包み込んでいた
異質なのはその光が宙にふわふわと浮いていることだ。しかしその光は決して気味が悪いものではなく柔らかくホッとするようなそんな不思議な光であった


僧侶「すごーい! なんですかあれ?」

勇者「ここは魔法の街なんだよ。 魔法使いが多く住んでて、世界で一番魔法が盛んな街なんだわ」

盗賊「すごいな…明らかに別次元の街だ……」

女騎士「盗賊も思わずうっとりですね」

魔物使い「そういう女騎士もだよっ」

僧侶「これは誰でも見蕩れてしまいますよ~……本当に綺麗…」

勇者「感動してるところ悪いが下船の準備だ。 宿を取って今日はゆっくり休むぞ」

魔物使い「えー街の探索にいこうよー!」

勇者「それは明日ー!!」

僧侶「しょうがないですよ魔物使い。 街は逃げないんですからまた明日ゆっくりと周りましょう」

盗賊「よし飲むぞ女騎士」

女騎士「あらあら、少しだけですよ?」

勇者「俺も飲むかな」

魔物使い「休むんじゃないのかこらー!」

僧侶「街の中もすごいですねぇ……」

盗賊「なんだあれ」


盗賊が指さす方向を皆が見る
そこには噴水があり水が湧きでている。しかしただの噴水のように水が噴き出しているだけではなく、水が踊るように湧き出る方向を変え七色に水色を変え見る者を楽しませている


魔物使い「なにあれー! 水が生きてるみたい!」

僧侶「すごーい……綺麗ですねぇ」

女騎士「あれも魔法なんでしょうか」

盗賊「なんでもありだなおい」

勇者「普通の戦いの中の魔法だけじゃなくて生活の中にまで魔法が浸透してるんだな」

魔物使い「すごいねぇ……魔法って強くて綺麗で楽しいんだね!」

僧侶「私も魔法使いたいな~♪」

女騎士「僧侶の回復魔法も綺麗ですよ」

僧侶「女騎士の戦ってる姿もかっこよくて綺麗だよ~!」

盗賊「そういうことじゃないよな」

勇者「宿屋ついたー」

魔物使い「建物普通でおもしろくないぞー」

僧侶「ないぞ~」

勇者「我慢しなさいっ」

魔物使い「つまんないぞー」

僧侶「つまんないぞー」

女騎士「つまんないぞー」

盗賊「……」

勇者「お前は言わないの?」

盗賊「ちょっと……これは言えない」

勇者「Oh……」

「5名様ですね、お部屋は何部屋ご用意いたしますか?」

勇者「何部屋がいい?」

魔物使い「いちー!」

盗賊「にー」

僧侶「さん…?」

女騎士「よん」

勇者「ごー」

魔物使い「ろくー」

盗賊「オークションじゃねえんだよ……」

勇者「3部屋で」

「かしこまりました」

魔物使い「なんで3部屋なのー?」

勇者「てきとー」

盗賊「おい」

勇者「まぁ男1人1部屋だろ? あとは女で適当に振り分けたまえ」

僧侶「適当ですね」

女騎士「まぁいいんじゃないですか?」

「お部屋は2階になります。そちらの昇降機をお使いください」

魔物使い「しょーこーき?」

女騎士「あれじゃないですか?」

盗賊「ただの円盤だぞ?」

勇者「でもあそこに昇降機って書いてあるぞ」

魔物使い「えぇ……」

勇者「いいから乗れ!」

魔物使い「んぎゃっ!」


俺は魔物使いを抱っこして放り投げ、円盤の上に乗せる

すると円盤がキラリと光り宙に浮き上昇する


一同「おおおおおお……」

魔物使い「すごい! 浮いてる! わはー!!」

僧侶「なんかなんでもありですねこの街」

女騎士「楽しいですね」

勇者「てかわはーってなんやねん……」

結局魔物使い以外の4人で飲みまくり、各々が適当な部屋に戻って今に至る


勇者「あー……ねみぃ」

勇者「てか僧侶相変わらず酒よえぇ」

勇者「酔っぱらって服がはだけてるのに気付かず、見えてたおっぱいがエロかった……」

勇者「女騎士は顔真っ赤になりながらも俺に最後まで付き合ってくれて……トロンとした目がたまらなかったぜ……」

勇者「盗賊は……なんかベロベロになって女騎士と俺に甘えてたな」

勇者「あいつ意外といい匂いするんだよなぁ…」

勇者「やっべ……なんかムラムラしてきた一発抜いとくか」

勇者「さて……」


>>901
①女騎士がドアガチャ

②僧侶がドアガチャ

③盗賊がドアガチャ

④魔物使いがドアガチャ

⑤誰もドアガチャせず物語進行

1

俺は竿を持つ手に力をいれ上下に運動させる
快感に浸り、周囲の気配になんぞ気を配っていなかったのがまずかった


ドアがいきなり開けた女騎士と目が合った


女騎士「>>903

①「失礼しました」

②「そんなことしないで呼んでくれればいいのに」

③「自由安価」

1

女騎士「失礼しました…」


女騎士がそっとドアを閉める


勇者「Oh……これは……」

勇者「やってしまいましたな自慰を女騎士に見られてしまった……」

勇者「だがこのままではまずいだろう」


俺はズボンを履き、ドアを開け女騎士の肩を掴み、声をかける


勇者「お、女騎士!」

女騎士「ひっ…触らないでください!」

勇者「す、すまん」

女騎士「い、いえ……私の方こそすいません」

勇者「あ、あのさ」

女騎士「何も言わなくていいです、私もう休みますねおやすみなさい」

勇者「お、おう……おやすみ…」

嫌われたかこれは?

あのエロエロ大魔神のような女騎士なら食いついてくると思ったのだがそうではなかった
なぜだ?
たかだか自慰を見せてしまっただけではないか

勇者「なにそんな怒ってんだよ……」

勇者「でもあの怯えたような蔑むような目が……イイ……」

勇者「やっぱり抜いとくか……」

翌日、魔物使いのボディブレスで目を覚まし女騎士とも何事もなく会話をし宿屋を出発した
昨晩とは打って変わって人の往来は多く、みなが楽しそうに飛んでいる

飛んでいる?


魔物使い「ねぇ、なんで人が飛んでるの?」

僧侶「男性も女性もヒュンヒュン飛んでますね……」

女騎士「魔法って空も飛べるのですね」

女性「あははは、旅のお方たちはこの街は初めてかい?」


若い25歳前後の黒い大きなとんがり帽子をした女性が声をかけてくる

……なかなか美しい


女性「この街ではね、魔法を使える人ならわりと簡単に空を飛べるように仕掛けがされてるんだよ」

僧侶「仕掛け、ですか?」

女性「そう、この街には魔導路っていってね、普通の道の上空に魔力を濃縮した魔法の道を作っているんだ」

女性「その高濃度の魔法の道の上に魔力磁場を形成してみんな飛んでるってわけさ」

女騎士「そんなことが出来るんですね…」

女性「この街はみんな魔法の心得があるからね、結構誰でも出来たりするんだよ」

盗賊「すごいな…」

僧侶「魔法って便利です…」

「賢者様だ!」

「おぉ賢者様! おはようございます」

女性「あぁ、みなさんおはようございます。今日も良いお天気ですね」

僧侶「賢者…様?」

女性「はい、私賢者と申します、この街の長をやっております。どうぞよろしく」


仰々しくお辞儀をする賢者を見て僧侶が口をパクパクさせる


僧侶「け、賢者ってあの賢者ですか!?」

賢者「はい、賢者ですよー」

僧侶「す、すごいです! 賢者といえばあの厳しい修行を耐え抜き魔法に精通し世界に数人としかいないあの賢者様なのですか!」

僧侶「信じられません……その若さで賢者の称号を得るとは……」

賢者「あはは大したことではございませんよ、ただちょっと他の人よりも魔法に詳しいだけです」

街人「なにを仰いますか賢者様。あなたのおかげでこの街は魔法技術が一気に進んだのではありませんか」

賢者「いえいえ私はみなさんに少し手を貸しただけですよ。この街の素晴らしさは皆さんの賜物ですよ」

魔物使い「すごい人なんだね賢者って」

勇者「あぁ世界に数人しかいないくらいの大魔法使いだからな。なんでも女神と話すことも可能だとかなんとか」

盗賊「うわ……女神に私の今までの悪事バラされたらどうしよ」

女騎士「女神はそんな酷いことしないですよ、多分」

盗賊「あんまり近づきたくないわ…」


街人たちとの話を終えた賢者がこちらに近づいてくる


賢者「お待たせしました。勇者様ご一行ですよね?」

勇者「へぇ…知ってるのか」

賢者「はい。夢で今日勇者が来ると女神様から伝えていただきました」

僧侶「女神様から直々に!?」

勇者「スケールがちげぇなもはや」

盗賊「うわー……私やばいか」

賢者「あの魔王を倒した勇者様に是非一度お会いしたいなと思いまして」

勇者「いやー俺もこんな若くて美人なお強い賢者様とお知り合いになれてうれしいっすよ!」

賢者「ふふ、お上手ですね」

賢者「ですがすいません公務の方があるのでこれで失礼します」


そういうと賢者は両手をパンと合わせる
その両手を離すと大きな杖が姿を現す


僧侶「なっ……!」

賢者「それではみなさん、是非この街を楽しんでいってくださいね」


その杖に跨ると賢者は宙へと浮かびあがりそのまま空を飛んで消えて行った

魔物使い「すごすぎじゃない? あれ」

女騎士「なんというか……さり気ないところで魔法の練熟度を感じましたね」

盗賊「というか魔法でどうにかなるレベルの魔法じゃなかった気がするんだが」

勇者「だって賢者だもん、なんでもありっしょ」

魔物使い「勇者より強そう」

勇者「ぶちのめすぞチビ!」

盗賊「それより、さ……」


皆が呆けている僧侶を見る


僧侶「すごいですね……私もいつかあんな賢者になりたいです!」

魔物使い「僧侶じゃ……」

盗賊「無理そうだな」

僧侶「なんでですか! ひどいです!」

女騎士「確かに賢者よりも修道院でシスターやってる方が似合いますね」

僧侶「そんな……女騎士まで……」

賢者の話で盛り上がる中俺たちはギルドへと向かい情報収集となにか依頼がないかを確認しにいった


「別に依頼ってほどのものはないんだが……」

勇者「だが…?」

「ここのところ子供が"消える"んだ」

勇者「消えるってのは…どういうことだ? 失踪するってことか?」

「いや……そうじゃなくてな、いきなり消えるんだ」

「一昨日もあったんだが母親と女の子が歩いていたら、目の前を歩いていた女の子がいきなり消えたらしい」

勇者「なんだそりゃ? 寝ぼけてたんじゃなくてか?」

「いや本当にだ、まばたきをしたらもう子供は跡形もなく消えていたそうだ」

勇者「………」

「そこでギルドと兵団で現在見回りを行っているんだが……それでも被害は収まらなくてな。 今までに11人の子供が"消えている"」

「情報収集も行っているが何しろ手掛かりがなくてな、あんたらもよかったら手伝ってくれねえか?」

女騎士「そんなことってあるんですかね」

魔物使い「消えるんでしょ? いきなり? パッと?」

盗賊「ありえねえだろ常識的に考えて」

勇者「常識的に考えてありえないことが起こってるからヤバいんだわな」

僧侶「こ、怖いですね……」

勇者「とりあえず情報収集だな」

勇者「まずは……一昨日その目の前で女の子が消えたっていう母親のところにいってみるぞ」

母親「はい……突然です、本当に突然消えたんです」

勇者「手を繋いでたわけではないんですね?」

母親「えぇ……目の前を娘が歩いていて、"ママー"って呼んできた瞬間に目の前から消えたんです」

母親「もう……なにがなんだか……うぅっ……」

僧侶「お母さん……」


僧侶が泣きじゃくる母親の背中をさする


勇者「お母さん、きっと俺たちが娘さんを連れ戻してみせます」

母親「はい……お願いします……」

盗賊「悪いんだけど、娘の特徴と名前を教えてくれないか?」

母親「金色の髪色で、お下げをしています。名前は……消娘と…いいます」

勇者「んあー! わっけわかんねえな!」

僧侶「本当に……いきなり目の前から消えてしまうんですね」

女騎士「これといった手掛かりもありませんでしたね」

勇者「とりあえずは……見回りしつつ色んな人に声をかけてみて情報がないかだな」

魔物使い「うへぇ……大変そー…」

盗賊「めんどくせぇ……」

女騎士「まぁまぁそう言わずにみんなでがんばりましょう?」

僧侶「あ、賢者様から話を聞いてみるのはどうでしょうか~」

勇者「なるほど、あの姉ちゃんならなにか知ってそうだな」

盗賊「女神から教えてもらえばいいんだよ」

女騎士「女神が味方なら敵無しですね」

魔物使い「よーしじゃあ賢者様に会いに行くぞー」



みんながオーと言おうとしたその瞬間


魔物使いの姿が消えていた

今日はここまでー

ちょっとバトルを妄想したかったのでバトル展開になるかと
安価あまり出せずに申し訳ないです

勇者「っ!!」

僧侶「なっ…?」

女騎士「魔物使い!」


なんてことだまさか本当に目の前で起きるとは


僧侶「あぁ……どうしましょう……」

僧侶「魔物使い……」


ボロボロと泣きだす僧侶
だが俺たちには今泣いてる暇などない
手掛かりもなにもない今、俺たちは少しでも突き進むしかない


勇者「いくぞ」

僧侶「は、はい…!」

盗賊「とりあえずは…賢者のところだな」

賢者は街の一番大きく、高い街に住んでるという情報をあらかじめ得たため、そこに向かった

盗賊「デカい家だな…」

女騎士「家というより行政を担っている事務局みたいなところみたいです」

勇者「なんでもいい、さっさと会いに行くぞ」


みながこくりと頷く
そこにはいつものような笑顔はなく、ピリピリと張りつめた緊張感が漂っていた


僧侶「賢者様ならなにかご存知でしょうか」

盗賊「女神と話が出来るんだろ? だったら分からないことなんかねえだろ」

僧侶「そうですよね…! きっと魔物使いのことも!」

女騎士「他に当てもないんです、いきましょう」

呼び鈴を鳴らし、出てきた従者が出てくる


「はい、ご用件をお伺いいたします」

勇者「失礼します、私たちギルドの者ですが」

勇者「緊急の用件で賢者様にお話がありまして御面会をおねがいしたいのですが」

「左様でございますか。ですが申し訳ございません。賢者様は現在公務にてこちらにはおられないのです」

「私もいつ御戻りになられるか分かりませんので…」

勇者「今すぐ取り次いでもらうことは出来ないんですか?」

「申し訳ございません、出来かねます」

勇者「では、待たせてもらうことは?」

「それでしたら大丈夫です」

勇者「よし…」

勇者「俺は一人でここに残って賢者と話をしようと思う」

勇者「お前らは街で情報収集をお願いしたい」

僧侶「わかりました!」

女騎士「了解です」

勇者「なにか情報を掴んだら誰かが魔力を放出してくれ、それで辿っていく」

僧侶「はいっ!」

勇者「うっし! じゃあいってくる」

「ではこちらへどうぞご案内いたします」


従者に屋敷の中へと案内される

玄関を通ると大きな広間が広がり、レッドカーペットと煌びやかな照明が照らし出す
螺旋状の階段を昇ると無数の部屋のドアが連なりその一室の客間に通される


「ここでお待ちください、ただいまお茶をお持ちいたします」

勇者「あぁ、ありがとうございます」

「失礼いたします」



勇者「おっそろしいくらい無表情な人だな……」

勇者「そのくせ……殺気がムンムンだぜ? 怪しいったらありゃしねぇ」


そして屋敷内に入ってから強く感じるのは魔物の気配
その独特の魔物の気配は長らく魔王討伐の旅をしてきた勇者にとっては懐かしくも忘れることのできない、鼻につく匂いだった


勇者「真っ黒すぎるぜこの屋敷……」

勇者「どうすっかなぁ……」

勇者「ここは…>>929だな」


①大人しく待つ

②部屋から脱出し、屋敷内を捜索

③従者が来るのを待ち、拘束し尋問する

④自由安価

2

勇者「厄介事が起きる前に密室から脱出するのが吉だな」


俺は部屋のドアを少し開け様子を伺う。部屋から出て廊下を進む


(もしヤバいところがあるとしたら客間からは遠ざけようとするし、自分たちの目に付きやすいにするよな、多分
ってなわけでまずは下に降りるぞ)


数えきれないほどの部屋を素通りし、音を立てないよう階段を下りる
大きな広間に出るが、気になるようなものも何もなく、脇の小さな廊下へと入り込む


(それにしても全く人気がないな……ここまで誰にも会わない)


なんてことを考えていると前から従者がお茶とクッキーを持って前から歩み来る


どうするか
>>933

①陰でやり過ごす

②拘束し尋問

③問答無用で気絶させる

1

ここでバレてはかなり動きにくくなる、そう考え柱の陰に身を潜める

横を従者が通ると紅茶の良い香りがふわっとするがお茶に釣られる俺ではない


従者を無事にやり過ごし再び屋敷内の探索をする



適当な部屋のドアを開け、中を確認、侵入する

しかし部屋には家具もなにもない物置のようで工具やら掃除道具やらが置かれている


(何もねえ……次だ)

そのようにここからは適当な部屋を調べては次へ、調べては次へと繰り返していた
しかしやはりなにもなくただの物置だったり食糧庫だったり書庫だったりと特にこれといったものはなにもなかった


(なんもねえな……つまんねぇけど次はこの部屋ーっと)
(おっじゃましまーす)


ドアを開けるとそこはキッチンであるようでコンロに冷蔵庫に流し台……
なんの変哲もないキッチンだがここは先ほどまで従者がいた場所なのであろう
ここを拠点に少し念入りに調べてみるが、やはり取り立てて変なものはなかった


キッチンの奥のドアを開けるとそこには10畳間ほどの間取りにベッドに机、暖炉にタンス


(ここはあれですかね、従者さんの寝室でしょうかね)
(そういえば従者さんも結構かわいい系のいい感じの子でしたね)
(あーちょっと眠くなってきたなぁ)


ベッドに倒れ込み枕で思いっきり深呼吸をするとほのかな甘い香りが鼻孔をくすぐる


(イイですわぁ……)

次にタンスを開けてみる

(なにか異常なものがないかチェックしないとね)

(Wow!)

1番上の引き出しをあけるとそこには色とりどりのブラジャーが、パンツが、楽園がそこにはあった

淡いピンクのパンツ、水色のブラジャー、生地が薄めの黒いショーツエトセトラ,エトセトラ


極楽の光景を彩る白いパンツをひとつ手に取り匂いを嗅いでみる


スーハー……

(あんまりいい匂い、しないんだな)


スーハー……
スーハー…………


(無味無臭……)


スーハースーハー……



従者「なっ……」

勇者「ん?」

そこにはマグカップを持った従者が!

ここには従者のパンツの匂いを嗅いでる勇者が!


たっぷりと3呼吸間分の時間が止まる


従者「………」

勇者「Oh…」

従者「きゃああああ!?」


従者さんがパタパタと部屋から出て逃げて行く


俺は手に持ったパンツを一舐めしてからタンスへ戻し、一礼する


勇者「ごちそうさまでした……」

休憩~

どうなるかは考えてるんだけどこまでの過程全く考えてないのでグッダグダですんません

従者の下着をたっぷりと堪能した勇者が部屋を出ようとドアノブをまわす


ドアをあけると目の前には氷結の槍
その全貌を目視し何なのかと判断するよりも早く勇者の体躯は走る

その氷の槍を手刀で砕き続けて飛んでくる火球をかわし、前へと走る


前には氷で生成した刀を持つ従者が顔を真っ赤にしながらこちらを睨んでいる


従者「一体なんなのですかあなたは!」

勇者「だから言ってんだろ、賢者に会いたいだけなんだって」

従者「なら部屋で待っていれば会えますから!」

勇者「本当にかぁ? この屋敷に満ちてる魔の気配はじゃあなんなのか教えてくれよ」

従者「魔の気配? 一体なんのことを言っているんでしょうか?」

勇者「とぼけるなって。 俺があのままあの部屋にいたら魔物でも放って殺そうとしたんだろ?」

従者「なにを根拠にそんなことを言っているのですかあなた」

勇者「別に根拠っていうほどのものがあって部屋から逃げ出したわけじゃねえんだよ。 でもあんたがさっき持っていたクッキー、ありゃ麻痺毒の匂いがしたぜ?」

勇者「匂いの強い紅茶を一緒に持っていれば誤魔化せるとでも思ったのか? 俺様を誰だと思ってんだ?」

従者「………言いがかりです。 本当に失礼なお客様ですね…」

勇者「あぁ……もういいからよぉ、こんな怪しさ満点の屋敷の主とか真っ黒なんだよ、分かるだろ?」

従者が口をわずかに動かしている


(魔法の詠唱か…!)


従者「……!?」

勇者「それだけ小声で魔法の詠唱が出来るとは…なかなかやるじゃん?」

勇者「でもさーそれだけじゃ勇者様には勝てないわけですよ?」

勇者「こうして目にも止まらぬ速さで捕まえられちゃうわけですし?」

従者「い、いつの間に…」

勇者「なぁ従者ちゃん? 賢者に会いたいなー」

従者「なりません……賢者様はお忙しいのです」

勇者「何をして忙しいの?」

従者「研究です」

勇者「なんのー?」

従者「魔法ですッ!」

勇者「本当にぃ?」

従者「………」

勇者「君に選ばせてあげるよ」

勇者「大人しく賢者のところに案内するか」

勇者「俺に身ぐるみ剥がされてあんなことやこんなことをされた挙句に裸で街に吊るされるか」

勇者「どっちがいい?」

耳をそっと舐めるとはうっ…と従者が声を漏らす
胸を鷲掴みにすると んっ と吐息が漏れる
俺の股間を尻に押しあてると従者は黙る


勇者「選べ」


女騎士「情報収集するにはまずどこへ行きましょうか?」

僧侶「人が多いところ…ですかね?」

盗賊「酒場でいいんじゃないか」

僧侶「そうですね! 人がたくさんいますし、話もしやすいですもんね~」

盗賊「そして飲めるからな」

女騎士「飲んでる場合じゃないですよ、盗賊」

盗賊「冗談だよ」

僧侶「お酒はほどほどにしないとダメですからね」

女騎士「盗賊は少し飲んだ方が可愛げもありますけどね」

盗賊「………」

女騎士「というわけで」

僧侶「びば! 酒場~♪」

盗賊「飲むぜー!」

女騎士「だから飲んじゃダメですよ?」


マスター「へい、らっしゃい」

僧侶「こんにちは!」

女騎士「少しお伺いしたいのですが、子供が消えるあの現象について何かご存知ありませんか?」

マスター「あーあれか……もう10人以上消えてるあれだろ? でもすまないなー何も知らないんだ」

客「すまないなー俺も何も知らないよ」

僧侶「そうですか……」

盗賊「じゃあ、この街で最近何か変わったことはないですか? なんでもいいんです」

マスター「変わったことねぇ…… そうだなぁ…」

客「あぁーそれならほら、魔研が一時閉鎖してるじゃねえか」

女騎士「魔研とは…?」

客「あぁ旅の人たちか、そりゃ知らなくて当然だな」

マスター「魔研っていうのは魔法化学研究所といって、賢者様が創設なさった機関なのです」

客「魔法を生活に取り入れる研究をしたり、発明をしたり、なんか色々やってるらしいぜ。そこが出来たおかげで、俺ら一般人にも魔法がすっごい身近なものになったよ」

マスター「魔法の素質がなくてもほら」


マスターが水に氷を1つカランと入れる
するとたちまち無色透明だった水が小麦色の液体、そして白い泡が立つエールに変わる

マスター「このようにね」

僧侶「すごい……」

客「だろー? 魔研のおかげで色々仕事は増えたし生活は便利になったしなにより楽しくなったからな!」

マスター「賢者様には感謝をしてもしきれないよ」

女騎士「賢者様は本当にすごい方なんですね…」

盗賊「でも、その魔研がなんで一時閉鎖なんてことに?」

客「さぁなーそれは聞いたことがねえんだよ」

マスター「魔研で働いていた人たちも少し困惑気味だったよ。 いきなり仕事が無くなったからそりゃ無理もないけど」

僧侶「ふ~む…… なるほど~これはなにかありますねぇ~!」

盗賊「どうしてそう思う?」

僧侶「だって怪しいじゃないですか! 行ってみましょうよ!」

客「あーダメだよそりゃぁ。 入口は閉鎖されちゃってて入れないみたいだよ?」

僧侶「え~~……」

女騎士「でも少し様子を見に行ってみてもいいかもしれませんね」

盗賊「そうだな、関係あるかは分からないけど、情報が生まれたわけだし」

僧侶「ありがとうございました!」

マスター「はいよ」

客「いいってことよ! べっぴんさんたちと話せて楽しかったしなははは」

盗賊「というわけで」

僧侶「魔研入口に到着~♪」

女騎士「ばっちり鍵と鎖で入口が施錠されちゃってますね」

僧侶「盗賊でもあけられないですか?」

盗賊「これはちょっと無理…… しかもなんか魔法で細工してあるっぽいし」

女騎士「他にどこか入口がないか周りを見てみましょうか」

僧侶「うーん……なんにもないねぇ」

女騎士「周りは柵に囲まれてて入れないですね」

盗賊「よじ登っちゃえば入れるだろ」

僧侶「え~!? 誰かに見られたらどうするんですか~!」

盗賊「こんだけ人が通らない街外れにあるんだ、大丈夫だろ」

女騎士「っ!! 静かに! 身を潜めてください!」

盗賊「なんだ? どうした?」

女騎士「魔物の気配がします。 それもかなり早いスピードで移動しているようです」

僧侶「あっ…! あれですね!」



そこには黒い大きな体躯と片翼の翼を持つ、双頭の狼が走っていた


女騎士「こっちは気付かれていないようです」

盗賊「なんだありゃ……あんなの見たことが無いぞ」

僧侶「あっ…! 魔研の中へ入って行きましたよ?」

盗賊「おいおい……閉鎖に魔物ってなにがあったんだよ」

女騎士「それを確かめるのは後です、行ってみましょう」

盗賊「柵を登るしかないか」

女騎士「そうですね、行きましょう」

僧侶「え~… この服じゃ無理ですよぉ~…」

女騎士「ほら、頑張りましょう僧侶。 手伝ってあげますから」

盗賊「先いくぞ」

僧侶「あぁ待ってください盗賊!」

女騎士「はい、僧侶。 手を貸して」

僧侶「はい! ありがとう女騎士! うわっわっわぁ!」

僧侶「いったーい………」

盗賊「大丈夫か僧侶?」

僧侶「うぅ…大丈夫です…」

女騎士「行きましょうか」

盗賊「おう」

僧侶「痛いです……ホイミ…」

………………
…………
……


魔法使い「退院、おめでとう」

魔法使い「武闘家」

武闘家「………ありがとう」


先の勇者との戦いで敗れた武闘家もようやく退院となった
魔法使いも魔物使いとの戦いで重傷を負い、入院をしていたがこちらは武闘家よりも早く退院し生活をしていた


武闘家「なにしに来たんだ、魔法使い」

魔法使い「あら、つれないわね。 少しの間だけとはいえ共に戦った仲の子に挨拶しに来たのよ」

武闘家「そっか…」

武闘家「魔法使い、本当にありがとう。 君をこの旅にスカウトして本当によかった」

武闘家「勇者を倒すってだけの旅なのに……残念ながら勇者は殺せなかったよ」

魔法使い「しょうがないわよ、あいつらはとても強かった。 旅は続けてみてもいいんじゃない? 他の2人はもうどっかに行っちゃったけど」

魔法使い「私は、あんたとまだ一緒にいてもいいかなーって思ってる」

武闘家「………」

魔法使い「ま、とりあえず病院から出ましょうよ! それからゆっくり考えましょ」

武闘家「俺は……なにをしたらいいだろうか。 今までは勇者を殺すためだけに強くなったし旅もした……でも今は…なにもないんだ」

魔法使い「さぁね、そんなに深刻に考えなくてもいいんじゃない? 旅の目的だとか生きる理由だとか、そんなものはそのうち見つかるわよ」

武闘家「………」



街人「お、あんた武闘家じゃねえか!」

武闘家「……?」

「みたぜー闘技大会! すごかったぜぇあんたと勇者様の戦い!!」

「あんなすげーの見たことねえよ! 俺ァ…感動したぜ!」

「お互い全力を出し切っての一撃、そして倒せないと分かって素直に勇者の攻撃を受けたあんたは……最高にかっこよかった!」

武闘家「負けたのに…ですか?」

「おおともよ! 男と男の戦いってやつをよ、この目と心と魂で感じさせてくれたんだぁ……負けてみっともないなんて思った奴はいねえだろうよ」

武闘家「………ありがとうございます」

「やめろやぃ、礼をいってんのはこっちなんだからよぉ」

「あんた、これからも頑張ってくれよ? 応援してるからさ」

武闘家「はい……」

魔法使い「よかったじゃない」

魔法使い「少なくとも、あんたの姿を見て感動してくれた人はいるみたいよ?」

武闘家「俺には……よく分かんないよ」

魔法使い「考えすぎよ、あんた」

武闘家「魔法使いと旅をしてれば、見つかるかな」

魔法使い「生きる理由ってやつ? 分からないけどね、なにもしないよりはマシでしょ?」

武闘家「そうか」

魔法使い「そうなのよー。 旅の用意、しちゃいましょうよ」

それから2人は街をあとにし、街道を進んでいた


魔法使い「あんた有名人になったわね」

武闘家「本当だな… すごい数の人に声をかけられた」

魔法使い「ま、私も声をかけられまくったけどね」

武闘家「魔法使いは、俺らまで殺されそうだったーって言われてたけどね」

魔法使い「しょ、しょうがないじゃないあのチビっ子強かったんだから」

武闘家「魔法使いもすごい強いよ」

魔法使い「当たり前じゃない、半端じゃない修行をしてきたわ」

魔法使い「負けちゃったけどね」

武闘家「俺らも、まだまだだな」

魔法使い「もうそろそろ修行はいいかなーとか思ってたんだけどね私」

魔法使い「ねぇ…! あれ!」

武闘家「…! いくぞ!!」



武闘家「どうした!」


そこには身ぐるみを剥がされ、全身に傷を負った男が倒れていた


男「うぅ……あんたたちは…?」

武闘家「俺たちは旅の者だ、どうしたんだ一体」

男「あぁ……俺は旅の行商人だ」

男「嫁と娘と旅をしていたら……盗賊団に襲われちまってな…がっ……」

男「はぁ……それで……商品と娘と嫁を連れてかれちまったんだ……はぁ……はぁ……」

男「危険を承知で頼む……どうか……」

男「娘と嫁を……助けてくれ!」

武闘家「分かった、任せろ」

男「恩に着る……旅の方……」

魔法使い「ゆっくり休んでなさい、あとは私たちに任せて」


魔法使い「レミラーマ!」


魔法使いが探索魔法をかける
普通その範囲はダンジョンや洞窟などの比較的狭い場所で使うものだが、強大な魔力を持つ魔法使いだからこそ出来る芸当だった


魔法使い「あっちよ!」

武闘家「おう!」

盗賊団長「へっへっへ……こりゃいいもんを拾っちまったなぁ?」

「へへ、全くですぜ兄貴」

「行商人の物に女とガキ付きだ!」

「こりゃぁ高く売れますぜ兄貴!」

団長「ガーハハハハハ! ガキは奴隷に、女はどうするか?」

団長「売るのもいいが……1回くらいヤっておかねえとなぁ?」

「ギャハハハハ!!」

女「やめて……やめてください……私はどうなってもいいです……でも……娘だけは助けてください……」

「兄貴! なんか行ってますぜこの女!」

団長「おぉー泣かせるじゃねえかあんた。そうだなぁ……大人しく俺に抱かれたら考えてやってもいいぜ?」

女「ぐっ……うっ……あなた……」

団長「そうだぁ、こいつを売るのはやめてここで慰み者にするのもいいんじゃねえかぁ?」

「おぉっ! 俺たちもハメまくりっすね!」

「おめえと穴兄弟になるのかよわははははは」

女「うっ……うぅっ……どうしてこんなことに……あなたぁ……」

団長「じゃあまずはそのいらねえ服を脱いでもらおうか?」

女「うぅ……うっ……」

団長「なんだよ脱げねえってのか? 娘がどうなってもいいのかよ?」

団長「あぁ、そうか俺に脱がしてほしいのか、気付かなくて悪かったなぁ」


団長が女の服の胸元に手をかけ、引き裂く
あらわになった乳房と下着姿に野郎たちの汚いピンクの歓声があがる


「ひゅーー!」
「黒い下着してんぞ! 淫乱かよぎゃははは」

団長「おっとわるいわるい、大事なお洋服を引き裂いちまった」

女「いや……助けて……あなたぁ……誰かぁ……」

バァン!!

ドアが大きく吹き飛び、団員の1人を吹き飛ばす

誰もがその光景に呆気にとられ、動けない



武闘家「大丈夫か?」

魔法使い「助けに来たわよ、奥さん、お譲ちゃん」

団長「なんだぁ? お前ら?」

武闘家「通りすがりの旅の者だ。 とある男性に頼まれて奥さんを助けてくれと頼まれた」

団長「あぁ…さっきの行商人か」

団長「で、お前らは2人で何をする気なんだ?」

魔法使い「私らは女性の味方、助け出すに決まってんでしょ」

団長「ガーッハッハッハ!! ほざいてくれる! おめぇらやっちまえ!」

「兄ちゃん、そこのべっぴんな姉ちゃんを置いていってくれりゃ、命だけは見逃してやるぜ?」

魔法使い「あら、べっぴんだなんてお上手ね」


団員のこん棒が武闘家に振り払われる
武闘家はそれを横に身を逸らすことであっさりと回避し、みぞおちに拳を叩きこんで無力化させる


団長「……ほぉ…?」


武闘家「お前らに告ぐ。 女性と子供を解放しろ。 そうすれば命だけは助けてやる」

「あぁ?」

「なんだこいつ」

団長「よぉ兄ちゃん、舐めてくれんじゃねえか!? えぇ!!」

魔法使い「暴力はよくないわ、任せたわよ武闘家」

武闘家「おい! お前も戦え!」


よそ見をする武闘家に剣が襲いかかる

視線を向けることすらせず、刀身を人差し指と中指の二本で挟みこみ、受け止める


「なっ……?」


武闘家の目にも見えぬ速さの蹴りが剣をもつ団員の顎を木端微塵に砕き、吹き飛ばす


武闘家「ほら、こいよド三流ども」


剣をヌンチャクのようにまわし、軽やかなステップで舞うように襲いかかる団員たちを斬りつけて行く


1人は振り抜いた棒をあっさりと避けられ、喉元を掻き切られ

1人は呆気に取られ自分が斬られたことすら気付かず斬り裂かれ絶命

1人は槍を構えることすら叶わず槍の柄ごと身体を真っ二つにされ

1人は魔法を放つも剣ですべて斬り払われ、投げつけられた剣が眼球と脳を貫かれ

1人は斧を振るうもジャンプしかわされ絶望的に目で追うことしかできず、顔面に10発を超える殴打を受け顔面が原型をとどめなかった



残る団員は恐れ慄き、脚が止まっているところを武闘家の無音不可視の拳圧が薙ぎ払った

残るは団長のみ

当の団長はあまりの出来事に口をパクパクさせることしかできずただうろたえている


武闘家「その女性を離せ」


慌てて手を離す団長に武闘家が殴りかかる

反射的に目をつむる団長だが、いつまでたってもその死の拳は跳んでこない


おそるおそる目をあけると


拳を思いっきり振りかぶった武闘家がいる


武闘家「しね」

男「女!! 娘!!」

女「あなた!! よかった!」

娘「ぱぱー!!」


親子3人で抱き合い無事の生還を喜び合っている


魔法使い「うーんよかったよかった」

武闘家「……そうだな」


男「ありがとうございます! 本当にありがとうざいます!!」

女「ありがとうございます」

娘「あーりーがーとー!」

武闘家「どういたしまして」

男「行商の商品まで……本当になにからなにまで……ありがとうございます…ありがとうございます………」

魔法使い「もう、無事に全部戻ってきたんだから泣かないでください」

娘「ぱぱー、なかないでー?」

男「あぁ…そうだな……パパだもんなしっかりしなくちゃだよな」

武闘家「俺たちは失礼します」

魔法使い「旅は危険ですからね、お気をつけて」

男「はい」

女「ありがとうございました」

………………
…………
……


魔法使い「よかったねあの3人」

魔法使い「特になにもされなくってさ」

魔法使い「目の前で武闘家が殺戮ショーしてたけど」

武闘家「…………」

魔法使い「冗談だってば」

武闘家「あの人たち……泣いてたな」

魔法使い「あれは嬉し泣きだよ、あんたが助けてあげたからあの人たちは泣いてたんだよ」

武闘家「嬉しくても泣けるもんなんだな」

武闘家「あの時、本当にうれしそうだった」

武闘家「俺も、すごくうれしかった」

武闘家「心地よかった」

魔法使い「よかったじゃない。 これも生きてるからこその醍醐味なんじゃないの?」

武闘家「これが……? 人を助けて助けられた方も俺も泣けることが…?」

魔法使い「そうよ、とっても素敵なことじゃない」

武闘家「そうか……これが……私の……生きる理由なのかもしれないな……うぅ……」

魔法使い「なんであんたも泣くのよ… ほらおいで」

魔法使い「あとさ…あんた」

武闘家「ん…?」

魔法使い「"俺"より"私"の方が似合ってるわよ」

武闘家「…っ!」

魔法使い「いっぱい…頑張ったんだね」

武闘家「ひっ……ぐすっ……うんっ……」

魔法使い「よしよし……もういいんだよそんなに頑張らなくても」

魔法使い「一人の女の子に、戻ろう」

武闘家「うんっ……うぅっ……」

魔法使い「ねぇ、武闘家?」

武闘家「なぁに……魔法使い」

魔法使い「キス、しよっか」

武闘家「……うん」



         完

今日はここまでーん

つまらん話しか書けなくて申し訳ない……
唐突にバトルと百合を少し書きたくなったんだ

次スレ立てようかと思ってます
それまで適当に埋め埋め

びっくりしました

ドアをあけたら勇者が自慰を……オナニーをしていたんです……


本当にびっくりしました……


びっくりしすぎて出て行ったところまではまぁしょうがないです…


でも動揺しすぎて勇者が追ってきたのに思わずあんなことを……


あぁぁぁぁああぁぁ……

勇者に謝らなければいけませんよね

謝りましょう…

あーでもなんていって謝ればいいんでしょうか


勝手に部屋をあけてすいませんでした?

自慰を見てすいませんでした?

ひどい態度をとってすいませんでした?


うーん……わかりません……


あぁそんなことを考えてたら勇者の部屋の前に着いちゃいました


ふぅ~……深呼吸をして心を落ち着かせます

大丈夫、謝ればいいだけです

ドアを少しあけます


女騎士「……!」


な、なななな!?

勇者が……まだ自慰をしている…?

さっきあんなことがあったのにですか…?

信じられません……

さっきよりもびっくりです


でも私はまじまじと見てしまいます


勇者の大きいペニスが上下にしごかれ、勇者のあの気持ちよさそうな顔……


だんだん…お腹の奥が…熱くなってきました

でもあんまり見ちゃかわいそうですよね


私はドアを閉め、自分の部屋に戻ります


ベッドに横になるも、先ほどの勇者の自慰姿が瞼に焼きついて頭から離れません


考えれば考えるほど、お腹が、子宮が疼きます


私って……こんなにエッチな子だったんでしょうか

浴衣の紐をほどき、脱ぎ捨てます


パンツ越しに恥部を触ろうとするとすでにパンツはぐっしょりと濡れ、指をつけると愛液が指に染みつきます

構うことなくパンツの上から陰部を撫で、こすります


パンツの生地がこすれて……気持ちがいい……


「あぁっ……んっ……」


声を出すのを我慢しますが…ダメですどうしても声が漏れちゃうんです

勇者に……触られたい…
私のぐちょぐちょのココをいっぱい……いっぱい触ってほしい……

愛液が染みついたこのパンツの匂いを嗅いでオナニーをしてほしい……

パンツを脱ぐと愛液がだらりと垂れ落ちます

……そんなに濡れていたのでしょうか


直に指で陰核を触ると身体に電流が走りました

止まらない……指が止まらない……

ビチャビチャと音を立てながらクリトリスを刺激するともう……理性なんか飛んでいました


私はただの性の快楽に狂った獣


声を押さえようと左手で口をふさぎながらも、思いっきり絶叫したい衝動に駆られます
勇者と叫びたい
犯してと叫びたい
グチャグチャにしてと叫びたい

あぁ……だめ……イク………


「んっ……んんっ!!……」

「あぁぁあ!!!」


抑えきれず声が漏れだします
下の口からは愛液が溢れだしてシーツまでぐっしょり濡らしています

はぁ……気持ちよかった……

でも……まだ足りないんです

勇者は私を何回も何回もイカせてくれて……精子を飲ませてくれるんです

あの生臭くて粘りついて濃厚なあの勇者の精子が…ほしくてたまらない

あぁ…だめ……やっぱり止まりません


声を押さえるのも忘れ私は左手で胸を揉みし抱き、右手で性器を貪ります

「あぁっ……ふっあ、あぁぁ……あああ!」


自分の声が自分じゃないような感覚

聞こえているはずもない勇者の吐息が聞こえます

私の名前を呼ぶ勇者の顔が目に見えます

もうダメだ……私は勇者のことが好きすぎです

思わず僧侶のことを殺しかけてしまうくらい

でもそんなことは知りません、もう忘れました

私はただ勇者がほしい

勇者のペニスで私の中を掻き回してほしい

私を女にしてほしい


今はただそれだけが、スケベな獣である私の望み

でもさすがに絶叫しすぎてはほかの人に気付かれてしまいます

枕に顔を押しつけながら絶叫します

これならだいぶ聞こえなくなるはず…私も心おきなく喘ぐことが出来ます


声を抑える必要がなくなった私はもうまさに獣にふさわしい醜態でした

うつぶせの姿勢で尻を高く突き上げ、ただ陰部を刺激する


その押し寄せる快感が私を満たしてくれる
溢れた快感は喘ぎ声として部屋に響きわたります


あぁっ……もう、イク……でも…我慢します、限界まで我慢します
勇者がイっちゃダメって言うんです、私はそれに大人しく従います…

これは…すごい……

耐えきれずに私は思わず枕から顔を離します

「あああぁぁぁああぁぁあ!!」

「ゆうしゃあぁああっっ!」

「あっ……ぐぁ! はっ あぁぁぁあ!!!」


まさに絶頂
これぞ絶頂

我慢に我慢を重ねて限界を迎えてのイキ方はとてつもないものでした

もう頭が真っ白……なにも考えられません

私は今息をちゃんと出来ているのでしょうか
心臓はうるさいほど鼓動し、頭ががんがんします


「はぁ……はぁ……はぁ……」

あぁ、どうしましょうシーツが愛液で水たまりが出来てます…

恥ずかしい……

人ってこんなに濡れるんでしょうか

もうダメです……疲れ果てました

私はもう眠気に身を任せ眠りに落ちて行きます


「明日…勇者になんて顔をすればいいんでしょう……」

「スー……スー……」

僧侶「おはようございます女騎士」

女騎士「おはようございます僧侶」

魔物使い「なんか疲れてない女騎士?」

女騎士「ちょっと夜更かししすぎました…」

僧侶「でもその割にお肌つやつや、髪もつるつるだよね~うらやましいなぁ」

盗賊「そんなに長いのになんでそんな綺麗なんだ?」

女騎士「さぁなぜでしょうかね」



きっと日々の慰みのおあkげなんでしょうかね……
そんなことは口が裂けても言えません

勇者を起こしに行ってくれた魔物使いが勇者を連れて戻って来てくれます


勇者「おはよう」

僧侶「おはようございます」

盗賊「おそいな」

勇者「お前らが早いんだよ…」

勇者「おはよ、女騎士」

女騎士「お、おはようございます勇者…」

勇者「どした?」

女騎士「いえ、なんでもありません。 ご飯、食べましょ?」

勇者「だな、ああー…今日も一日始まるなぁ!」



勇者のことを考えると、ダメなんです私

勇者も…私のことを考えてくれてたんでしょうか?

だったら……いいなぁ

オワーリ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さんは   2015年08月07日 (金) 22:19:47   ID: NloSUET6

盗賊は蒼天のソウラに出てくるトーラで想像してる

2 :  SS好きの774さん   2015年11月29日 (日) 23:54:28   ID: oYq9QboK

あれ?最初の勇者の昔の話 勇者 「魔王倒したし帰るか」ってやつと同じだけどぱくったの?それともそれの続き?

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom