Mystic Ruin  (22)

【はじめに】

このSSは『タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ』に投稿したレスを元にしました。

タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411994536/)

既に本人証明はできませんが、タイトルを投稿して下さった方にはこの場を借りて御礼申し上げます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416660858

●Mystic
 秘密の
 神秘的な
 秘教の  ←※これで書く
 秘伝の
 不可解な

●Ruin
1:〔建物などの〕廃虚、遺跡
2:〔建物などの〕荒廃、破壊、崩壊
3:〔精神的な〕荒廃、〔社会的な〕堕落、〔経済的な〕破産
4:荒廃[破壊・破滅]の原因[元]
5:破産者、身を持ち崩した人、落ちぶれた人
6:〈古〉貞操の喪失  ←※これで書く


よってタイトル『Mystic Ruin』改め

【R18】『秘教の貞操の喪失』

何処かの山奥に存在するという、人口百人にも満たない小さな村。

その村はある秘教に支配されていた。

「純血から生まれる子を重んじる」という開祖の教えに従い、

村の女性は16歳の誕生日に教主の種を宿す。

全ては神の血筋を受け継ぐために。

従って、女性はその歳まで貞操を守り抜く義務がある。

尤も村の男達もその教えは知っているのだから、手を出そうという者は現れない。

破れば両者共に死刑だ。

かと言って焦る必要は無い。恋愛が許されない訳でもなければ、二人目以降の子が許されない訳でもない。

操は捧げるものとして守る必要があるだけであり、健全な付き合いであれば許される。

また二人目以降の子も、重要な役職に就けないという制約があるに過ぎないのだ。

そもそも二人の男女に対して子が一人では、村の人口は減少の一途を辿ってしまう。

村の外れの小さな家で、少女の出生祝いは慎ましく執り行われた。

夕食を簡素な精進料理で済ませた後、少女は浴槽で水を被って身を清めた。

水と言ってもただの水ではなく、予め教会から渡された聖水を多分に含んだ水である。

一度、二度、三度。

三度身を清めた後で祈りの言葉を唱え、再び三度身を清めて祈りの言葉を唱える。

それを計五度繰り返した後、少女は桶を置いてホウと息をついた。

胸を押さえる。少し、息苦しい。上気しているように思われた。

実際、少女の体は被った水の温度に反し、赤く火照ったように染め上がっていた。

浴槽を後にすると、脱衣所ではバスタオルを持った母が待っていた。

少女が母の傍らに目をやると、壁には黒いローブの掛かったハンガーが下げられている。

今宵、少女が身に纏うものは、このローブ一枚である。

「さあ、儀式の時間は迫っていますよ」

言いながら、母が少女の頭にタオルを被せた。腰まである銀糸を丁寧に拭いてゆく。

頭頂から首筋へ、背筋へ、腰へ。ゆっくり、丁寧に。

髪は母に任せ、少女も自分の体に付いた水滴を拭き取り始めた。

白くきめ細かい肌は十分に水を弾き、少女がさっと撫でるだけで水滴は瞬く間に姿を消してゆく。

肩、肘、手首。

首、胸、おへそ。

そしてお尻から太股へ━━━━

「きゃっ」

誰かの手が少女のお尻を撫で、太股までゆっくりと撫で下ろしていった。

ぞくりとした感覚が脊髄まで駆け上がる。反射的に腰が跳ねた。

「こら、じっとしてなさい」

櫛をあてながら母が叱る。

少女は咄嗟に左右を見回した。しかし脱衣所には自分と母の二人しかいない。

そして母は櫛をあてているため両手は塞がっている。犯人ではない。

「ごめんなさい」

少女は母に謝ると、恐る恐る自分のお尻に手を回した。

だが別段変わった様子はなく、自分の指の確かな感触がある。

少女は胸を撫で下ろした。

恐らくは儀式に臨む不安がそのような幻覚を起こさせたのだろう。

手早く足に付いた水滴を拭き取ると、少女は壁に掛かったハンガーから黒いローブを取り、袖を通した。

「では、行って参ります」

「しっかりとお勤めを果たすんだよ」

少女は母と玄関先でひしと抱き合った。

母は同行しない。これから先は、少女一人で教会まで行かなければならない。

少女は口を固く結んだままフードを起こすと、踵を返して歩き出した。

コツ、コツ。コツ、コツ。

今宵は足音がやけに響く。それもそのはず。今の時間、外を出歩いているのは少女一人だけであった。

儀式の夜は、それに臨む者を除いて外出を禁じられているのである。

窓から漏れる光も無く、村は死んだように息をひそめていた。

道のりは月明かりだけが頼りであり、

少女が天を仰ぐと、煌々とした満月が威圧するように見下ろしていた。

不意に獣の遠吠えが聞こえた。

ローブの布目から風が通り、少し肌寒い。


━━━━ これから私はどうなるのだろう?


不意にそんな不安が脳裏をよぎった。

少女は自分が神の子を宿す事は知っていても、その具体的な方法までは教えられていない。

かつて目上の人に尋ねてみたが、「教主様に全てを委ねなさい」と返されるだけであった。

少女は一歩、また一歩と進むたびに募る不安を、日々の教えを思い出す事で払拭しようとした。

教主様にこの身を捧げる事は素晴らしい事である。

この身に神の子を宿せる事は、この村の女性として誉れである。

母も、そのまた母も、そのまた母のずっとずっと前の母も、今の少女のように立派に勤めを果たしてきたのだ。

だから怖がる事はない。不安になる事もない。

少女はいつの間にか、祈りの言葉を口ずさんでいた。

祈りの言葉が三章と六節まで終えた時、人口の光が目に映った。

教会だ。

少女は足早に門まで駆け寄ると、その陰にはシスターと思わしき人影が立っていた。

「お待ちしておりました。さあ、こちらへ」

澄んだ声に導かれ、少女は門をくぐって礼拝堂へ足を踏み入れた。

礼拝堂の奥にある扉を抜けると、シスターがそのすぐ脇の扉を開けて入室を促す。

中に入ると、そこはいささか殺風景な部屋であった。

部屋の隅には簡素なベッドが置かれ、その周りには申し訳程度の家具が二、三置いてあるだけである。

飾り気など微塵もない。

「教主様にお会いする前に、お香で体を清めてもらいます。そこに寝て下さい」

部屋を案内したシスターが、香立てに数本を差しながらベッドを示す。

少女は靴を脱いで横になると、石造りの天井に目を移した。

シスターが部屋を去ってすぐ、甘い香りが少女の鼻孔をくすぐり始めた。

次第に脳が軽くなった気がして、視界がだんだんと白ずんでくる。

ベッドに横たわっているはずの体は宙に浮いたように現実感がない。

鼓動がやけに響き渡る。高鳴りは早まるばかりだ。

下腹部が熱を持ち始め、少女は腰をよじらせた。

と、

股間にローブが張り付いた。じっとりと濡れた感触。

さらに腰をよじると、秘部が優しく撫でられた。

「━━!」

息が詰まった。

熱は下腹部から体全体に行き渡り、大粒の汗が至る所に浮き出し始めた。

全身に張り付いたローブは抱擁となり、少女の意識が恍惚の高みへと誘われてゆく。

乳房にローブが張り付いた。
両手が乳房を優しく包む。

浮き立った乳首がローブを押し上げ、胸の上下に合わせて頭部がこすれる。
浮き立った乳首を指が押さえ、胸の上下に合わせて優しくこねだす。

少女の胸が反り返り、更なる刺激が誘発される。

太ももに汗が浮かび、つうっと低い方へ流れ落ちた。
太ももに舌が触れ、つうっと低い方へ這い進んだ。

腰が浮く。

ローブが肉の割れ目をこすり上げ、浮き出した秘芯に電撃が走る。
舌が肉の割れ目を一気に舐め上げ、浮き出した秘芯に電撃が走る。

「ぁぁっ━━!」

抑え切れずに声が漏れる。

内に秘めたる未知なるエクスタシー。少女の体は支配された。

「清めの時間は終わりです。さあ、こちらへ」

誰かの呼び声に誘われ、少女の体は動き出した。素足のまま床に降り立ち、憑かれたように足が動く。

衣擦れが体をまさぐり続ける。少女は短く痙攣し、その度に何度も歩調を乱した。

「この地下階段を降りた先に大きな扉があります。教主様はそこでお待ちです」

少女は石壁に手を添えながら、一歩、また一歩と石階段を降りてゆく。

目の前に両開きの扉が現れ、少女の両手が取っ手に触れる。

扉はゆっくり音無く開き、儀式の間へと迎え入れた。

  ∧,,∧  ようこそID腹筋スレへ!
 ( `・ω・)  ここはsageずに書き込み、
 / ∽ |  出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、硬派なトレーニングスレです。

 しー-J  さあ、存分に腹筋するがよい!


━━ おわり ━━

  ∧,,∧
 ( `・ω・)   n
⌒`γ´⌒`ヽ( E) ようこそ
( .人 .人 γ / エクストリームID腹筋スレへ!
=(こ/こ/ `^´
)に/こ(

ここはsageずに書き込み、出たIDの0以外の数字の累乗した数だけ腹筋をするという
超硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:2h3G10Ms0 の場合は 2×2×2の10乗なので1073741824回頑張りましょう。

例2 ID:bicycl0 の場合0以外の数字がないので今日は一休み。

さあ、存分に腹筋するがよい。


━━ 終焉 ━━

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