エレン「今日はおでんだろ」ミカサ「いいえ焼き鳥」 (35)





※現パロです



エレン「はあ?今日寒いし、おでん食いに行こうぜ」


ミカサ「焼き鳥がいい」


エレン「お前焼き鳥って・・・23歳の乙女が食べたいもんじゃねえぞ」


ミカサ「焼き鳥がいい」


エレン「でもおでん屋だったら焼き鳥もあるだろ」


ミカサ「焼き鳥がいい」


エレン「・・・分かったよしゃーねえな」





~焼き鳥店~




エレン「よっしゃ、んじゃなんにするかな」


ミカサ「ねぎまがいい」


エレン「は・・・・・・?」


エレン「ちょっと待て、焼き鳥と言ったらレバーだろうが」


ミカサ「焼き鳥はねぎまが一番」


エレン「それはお前の中でだろ。レバーだけは譲れん」


ミカサ「ねぎまがいい」


エレン「・・・・・・わかったよ、じゃあ最初ねぎまな」


ミカサ「ありがとうエレン」


エレン「すいませーーん、ねぎま4本くださーーい、タレで」



ミカサ「塩がいい」


エレン「おい」




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ミカサ「なに?」


エレン「いや、なにってお前・・・焼き鳥はタレって相場が決まってんだろ」


ミカサ「タレはカロリー高いし、肉そのものの味をごまかしている気がする。それに太る」


エレン「オレは別に太ってもいいよ」


ミカサ「私は太りたくない、ので」


エレン「そこでお前ののでを言われてもな」


ミカサ「とにかく、塩がいい」


エレン「いーや、ここはオレも引かないぞ、オレはタレがいいんだ」


ミカサ「エレン、怒ってる?」


エレン「いや、怒ってはいないけど・・・」


ミカサ「ごめんなさい」


エレン「いやだから怒ってねえって。謝るなよ」


ミカサ「うん、じゃあ塩で」


エレン「・・・分かったよ。塩でいいよ塩で」




エレン「じゃあ飲みもんどうするかな。生にするか」



ミカサ「ハイボールがいい」


エレン「・・・・・・」


ミカサ「なに?」


エレン「いや・・・お前・・・焼き鳥にハイボールて」


ミカサ「美味しいよ?」


エレン「いや美味しいかもだけど、焼き鳥はやっぱビールだろ」


ミカサ「うーん、でもハイボールがいい」


エレン「まあお前の飲み物の好みまで何か文句つける訳じゃねえけど」


ミカサ「すいません、生とハイボールください」


ミカサ「あ、後皮4本追加、塩で」


エレン「いや、だから」


ミカサ「なに?」


エレン「なんかさっきからお前の好きなもんしか頼んでねえよな?」


ミカサ「そうかな」


エレン「オレの意見オール無視じゃねえか」


ミカサ「・・・そんなことないよ」


ミカサ「エレン聞いて、伝えたいことがある」


エレン「そこで前世の壁の世界の名シーン持ってくんな」



ミカサ「ばれた?」


エレン「ばれるわ。ていうかお前、あそこだけは異常なくらいのとびきり笑顔見せやがって」


ミカサ「かわいかった?」


エレン「あー、聞こえん聞こえん」


ミカサ「私のこと好きになった?」


エレン「知らん知らん」


ミカサ「濡れた?」


エレン「やかましい」


ミカサ「聞こえてるのに聞こえないフリする方が悪い」


エレン「知らねえよ」


ミカサ「あ、焼き鳥来たよ、エレン」


エレン「おお、食うか。」






ミカサ「うん、やっぱりねぎまとハイボールは至高」


エレン「良かったな」




ミカサ「エレン、美味しい?」


エレン「ああ、うまいうまい」


ミカサ「私とどっちが美味しい?」


エレン「ちょっと待てお前さっきから下ネタ増えてねえか」


ミカサ「エレンにかわいいって言ってほしかったから」


エレン「あーはいはい、かわいいよ、かわいい」


ミカサ「・・・・・・適当」


エレン「恥ずかしいんだよ、今更になって」


ミカサ「はい、じゃあエレン、あーーん」


エレン「なんでだよ」


ミカサ「ダメ?」


エレン「いや・・・ダメじゃねえけど・・・」




ミカサ「じゃあほら、あーん」


エレン「あ、あーん」


ミカサ「やっぱりあげない」


エレン「おい」


ミカサ「今のエレンのあーん顔が可愛すぎたのでTwitterに載せる」


エレン「待て待て待て」


ミカサ「なに?」


エレン「いや、なにちゃう。お前さっきから何やってんの?」


ミカサ「エレンと戯れ」


エレン「なんで今更お前と戯れにゃあかんのじゃ」


ミカサ「あー、ハイボール美味しい。」


エレン「シカトすんな」


ミカサ「エレン、生おかわりする?」


エレン「え?あ、おう、そうだな。」


ミカサ「すいません、生追加で。」


ミカサ「それと、ぼんじり2本ください」


エレン「あ、オレやっこほしい」


ミカサ「あ、やっこも追加で」




店員「醤油とポン酢、どちらになさいますか?」


ミカサ「ポン酢で」


エレン「醤油で」


ミカサ「ポン酢で」


エレン「おい」


ミカサ「ポン酢で」


エレン「醤油だろ!やっこは醤油とネギと生姜で決まりだろうが!」


ミカサ「醤油は塩分が多い。ので。」


エレン「だからさっきからお前のので推しはなんなんだよ」


ミカサ「ポン酢がいい」


エレン「あーわかったわかった、分かったよ」


ミカサ「エレン、こんな私じゃ嫌?」


エレン「嫌じゃないって、いいよ別に」


ミカサ「うふふ」


エレン「なに笑ってんだ」


ミカサ「いや、本当に家族みたい」


エレン「家族だったろ、前世では」



ミカサ「あ、ぼんじり来たよ」


エレン「おう」


ミカサ「あー、幸せー」


エレン「前世のお前からは想像できん言葉だな」


ミカサ「だって今は戦うことはないし、ギャルメイクもできるし」


エレン「あれは二度とすんな」


ミカサ「かわいくなかった?」


エレン「いや、まあ・・・かわいいけど似合ってねえよ」


ミカサ「いい人生だった・・・」


エレン「お前傷ついた時その言葉出すのやめろ」


ミカサ「せっかくなので、この現代をいっぱい楽しみたい。ので」


エレン「あー、もうー、うん」





店員「はい、やっこお待ちでーす」


エレン「お、きたきた」


ミカサ「ポン酢で正解でしょう?」


エレン「ああ、ポン酢もたまにはいい」


ミカサ「ヤンデレでも正解でしょう?」


エレン「いや、なんでここでヤンデレがでてくるんだ」


ミカサ「なんかこの世界で、私の前世ってヤンデレっぽいと言われていたから」


エレン「お前はヤンデレじゃねえよ、家族想いなだけだ」


ミカサ「やべえ濡れる」


エレン「下ネタやめろ」



ミカサ「すいません、熱燗ください」


エレン「お前よく飲むな」


ミカサ「美味しいから」


エレン「サシャみたいだぞ」


ミカサ「ポテトガールと一緒にしないでほしい」


エレン「なんでここで欧米風なんだよ」


ミカサ「エレンも日本酒にする?」


エレン「あー、うん、いいよそれで」


ミカサ「すいません、おちょこ2つください」






アルミン「あれ?」


アニ「・・・」


エレン「お、アルミン」


ミカサ「アニ」




アルミン「なんだ、奇遇だね」


エレン「お前らも仕事帰りか?」


アルミン「うん、金曜日だしたまには飲みに行こうかと思って」


ミカサ「アニ、お疲れ様」


アニ「ん」


アルミン「んじゃ、お邪魔しまーす」


エレン「え、お前ら座るの?」


アルミン「え、ダメ?」


エレン「いや・・・いいけど」


ミカサ「アニ私の隣でいい?」


アニ「ああ」




アルミン「まあまあ、いいじゃない久しぶりなんだし」


エレン「お、おう」


アニ「お邪魔だったかい?」


ミカサ「いいえ、そんなことはない」


エレン「・・・なんか頼むか?」


アルミン「そうだね、んじゃビールにしようか、アニ」


アニ「うん」


アルミン「すいませーーーーん、生2つと焼き鳥盛り合わせ、タレで!」


アニ「あ、七味もらって」


アルミン「それと七味くださーい」



エレン「・・・・・」


ミカサ「どうしたの?エレン」


エレン「あ、いや別に」


アルミン「そういえば、さっきTwitterにすごい顔アップされてたよエレン」


エレン「え?」


アニ「バカップルも大概にしてよ」



ミカサ「あの顔はマジ永久保存」


エレン「お前本当に載せたのか!」


ミカサ「みんなにもエレンの魅力を分かってほしくて」


アルミン「一瞬でかなりお気に入りされてたね、リプも」


アニ「載せて15秒で、ライナーからメッセージ入ってたよ。今晩のおかず、こんばんはってさ」


エレン「うわあ、マジあいつ[ピーーー]ばいいのに」




ミカサ「・・・アニとアルミンは気が合うのね」


アルミン「え?」


ミカサ「私とエレンは食い違いばかり」


エレン「いや、そんなことねえだろ」


ミカサ「私がエレンに合わせてばかり」


エレン「おいコラ」


アニ「いいんじゃない?別に。いつも辛い目を見るのは女って相場が決まってんのさ」


アルミン「あれ、本当?ごめんねアニ」


アニ「アンタは別」


ミカサ「羨ましい」


エレン「ちょっと待てアッカーマン」


ミカサ「旧姓で呼ぶとかひどい」


アルミン「なんなのこれ」


アニ「夫婦喧嘩でしょ」






エレン「大体オレがお前に合わせてるだろーがよ、デタラメ言うな」


ミカサ「ひどい、これがドメスティックバイオレンスね」


エレン「お前ほんと配置に戻らすぞ」


ミカサ「ミカーチカおウチに帰る!」


エレン「帰んな。そんでラブライブのセリフパクんな」


アルミン「ミカサエリチ推しだっけ?」


アニ「いや確か希推しだったと思う。カルラさんに似てるからとかで」


アルミン「母性しかかぶってないじゃないか」


エレン「とにかく、お前のわがままに付き合ってんだぞオレは。もうちょっとオレのことを


ミカサ「駆逐?」


エレン「なんでやねん」




アニ「エレン関西出身だっけ?」


アルミン「うん、大阪岸和田だけど、ミカサと再会してからなんとか標準語を目指しているみたい」


アニ「健気だねえ」



エレン「大体お前がんなこというからオレがツッコミ入れないといけないんだろうが」


ミカサ「そんな、私にツッコむだなんて、本当エレンは下ネタが好きね」


エレン「あかんやろ」


アルミン「仲いいなあ」


アニ「うちも関西弁使う?」


アルミン「いや、なんか微妙なのでやめてください」


ミカサ「でもツッコんでくれるエレンも野蛮で好き」


エレン「ああ!もう!収集つかねえ!」




アルミン「はいはい、仲が良いことはいいことですね」


アニ「楽しそうでなにより」


ミカサ「アルミン達は来年だったかしら?」


アルミン「うん。ハワイだよー。また招待状送るね」


ミカサ「ほらエレン、やっぱり外国挙式がいいんだって」


エレン「はいはい」


ミカサ「私あそこがいい。モルディブ」


エレン「あそこ島以外何もねえぞ」


ミカサ「エレンがいるならそれでいい」


エレン「いや結婚式だろ。他の人のこと考えろよ」



アルミン「あー、でも確かに、家族だけの挙式でもいいかもねえ。せっかくまた巡り会えたんだし」


アニ「幸せになりなよ、アンタ」


ミカサ「ありがとう、アニ」




エレン「でもオレもいつまでもお前のわがままには付き合ってやらんぞ」


ミカサ「ひどい。わがままなんて言ったことないのに」


エレン「また初めからこのくだりやり直すつもりか」


アルミン「まあまあ。」


アニ「せめてこの世界でくらい幸せにしてやんなよ。」


エレン「・・・・・・」


ミカサ「エレン、チューして」


エレン「キャラの原則全く無視だよてめえは」


ミカサ「もう、ケチ」


エレン「来週には籍入れるんだからいいだろうが」


ミカサ「あー、今日酔っちゃった」


エレン「頼むからツッコミくらいちゃんと聞いてくれ」




アルミン「あ、どうする?帰るかい?」


エレン「ああ。すまんな、結構ハイペースで飲んでたからこいつ」


アニ「アルミン、焼き鳥来たよ」


アルミン「お、いいねー、美味しそう」


ミカサ「私も食べる」


エレン「はいはい、帰ったらなんか作ってやるから。今日は帰るぞ」


ミカサ「ええー!」


エレン「ダダこねんな、ほら行くぞ」






アルミン「ミカサ、今日もめいいっぱいエレンに甘えなね」


アニ「ほら、タクシー呼んだから。早くあんたらの愛の巣に帰りな」


ミカサ「うー・・・・・・」


エレン「・・・ほら、行くぞミカサ。」




エレン「今度は絶対、オレがお前を守るから」



ミカサ「・・・マフラーは?」



エレン「ああ。何回でも巻いてやるよ。血で染まってないやつな」



ミカサ「うん」




エレン「お前の望むこと、可能な限り全部叶えてやるから」



ミカサ「・・・・・・うん」





エレン「だから・・・・・・」



エレン「もう二度と、オレの前で死ぬな」



ミカサ「・・・・・・うん」











アルミン「・・・・・・幸せそうで、なによりだね」


アニ「ああ」


アルミン「アニ」


アニ「ん?」




アルミン「僕も、君を二度と離さない」


アニ「・・・」


アルミン「ずっと、側にいてね」


アニ「・・・・・・うん」


アルミン「勝手に水晶化したら許さないよ」


アニ「はいはい、大丈夫だって」

















皆さんご意見ありがとうございます。
初めてだったので分からないことだらけなんですけど、板ってなんでしょうか?
それと、何か不手際があったら教えてほしいです。申し訳ありません。

皆さんコメントありがとうございます!嬉しいです!
なので、次スレ立てます。

アルミン「今日はもつ鍋でしょ」アニ「餃子以外ありえない」

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