ガイモン「カミカミの実を食っちまったぜ」 (62)

ガイモン「全知全能の能力を得ちまった」

ガイモン「ワンピースも見つけた」

ガイモン「だがおれはワンピースよりも島の珍獣と遊んでる方が楽しいんだ」

ガイモン「そうだ。ワンピースなんて誰かにやっちまおう」

ガイモン「しかし新世界の終点、ラフテルになんてまだまだ誰もたどり着けそうにねぇ」

ガイモン「よし、全部の海を繋げちまおう」

ガイモン「東の海、西の海、南の海、北の海、偉大なる航路、新世界のすべての島を繋げてその中央にワンピースを置く」

ガイモン「これならどの海にいても公平にワンピースを狙えるぜ」

ガイモン「全海賊のワンピース争奪戦ってわけだ。こりゃ楽しくなるな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416486353

新世界

ルフィ「野郎共!!次の島へ出航だァー!!」

ガイモン「おっす、お前ら」

ウソップ「うおぉっ!?変なおっさんがいきなり現れやがった!?」

ルフィ「ん?たわしのおっさんじゃねーか」

ナミ「ガイモンさん!?どうして新世界に……」

ガイモン「よう、小僧ども」

サンジ「なんだ?知り合いか」

ルフィ「たわしのおっさんだ」

フランキー「オイオイオイ…宝箱にはまっちまってんじゃねーか。ファンキーなおっさんだな」

ブルック「ヨホホホ!同じアフロとして親近感湧きますねぇ」

チョッパー「大丈夫かお前?治療してやろうか?」

ガイモン「それには及ばねぇ。今日お前らのところに来たのは、ちょっと話があってよ」

ゾロ「話……?」

ロビン「いきなり現れたことといい、少し興味深いわね」

ガイモン「おい小僧。お前まだワンピース目指してんのか?」

ルフィ「当たり前だ!」

ガイモン「へへっ。相変わらずだなおめーは」

ゴゴゴゴゴゴ

ゾロ「!?」

サンジ「なんだ!?船が揺れてるぞ!?」

チョッパー「海獣かー!?」

ウソップ「嵐じゃねぇだろーな!?」

ナミ「いや、違う……これは……」

ロビン「……海全体が揺れている……!?」

ガイモン「あァ落ち着け。ほんの10分程度で済むからよ」

フランキー「おっさん!!なにしやがった!?」

ガイモン「なに、世界を作り替えてるのさ」

ブルック「……何言ってるんでしょうこの人。ボケてるんでしょうか?」

ガイモン「おめーみたいなジジイに言われたかねぇ!!」

ブルック「オヤオヤ。私の年齢を知ってるんですね?」

ガイモン「あァ。全部知ってる。なんせ神だからな」

ロビン「神……?」

ガイモン「おれはカミカミの実を食った神人間だ」

ルフィ「おっさん神になったのか!?すげぇな!!」

期待

滑舌が悪くなるのかと

ナミ「神って……じゃあこの海もガイモンさんがやったっての!?」

ガイモン「おう」

チョッパー「なんでもできんのか!?」

ガイモン「思いつくことは全部できたな。それでも海に入りゃ溺れ死んじちまうが」

フランキー「なんだよ。神になってもカナズチはカナズチか」

ガイモン「まぁ身体の周りを空気で囲めば水中の中でも動けるがな」

ウソップ「じゃあいきなり現れたのもその能力のおかげか!?」

ガイモン「まぁな。東の海からワープで飛んできたんだ」

ルフィ「スッゲー!!なぁおっさん!おれも飛ばせたりするのか!?」

ガイモン「あァ。可能だ」

チョッパー「なぁなぁ!おれ、一度故郷の島へ戻りてぇ!!」

ナミ「……そうね。私も島のみんなにまた会いたいわ」

フランキー「おれも子分達がどうしてるか確認しにいきてぇな」

ガイモン「そう急かすな。どのみち今からお前らを飛ばすんだからよ」

ゾロ「……なんだと?」

ガイモン「小僧!!海賊王になるってんならよ!すべての海賊の頂点に立ってみろ!!」

ルフィ「ん?」

ガイモン「おれは島の中央で、ワンピースと共に待つ!!」

ゾロ「……っ!!おい、おっさ……」

ガイモン「いってこいお前らァ!!!」ドン!!




クークー

ルフィ「………………」

ルフィ「……んん~……」

ルフィ「ん?どこだここ?」

ルフィ「んん??船はどこいった?あいつらは?」

ルフィ「おーい!ゾロー!ナミー!ウソップ~!サンジー!チョッパー!ロビーン!フランキー!ブルック~!!」

ルフィ「……ダメだ。このあたりにゃいねぇ」

ルフィ「しっかし…なんだここは?船の上にいたのにいつのまにか島に上陸してるじゃねぇか」

ルフィ「まさか……」

ルフィ「不思議島だな?」

ルフィ「しょうがねぇなぁ。あいつらは死にゃしねーんだし、探しにいくかぁ」

ルフィ「んっんん~ん~♪」ブラブラ

赤犬「なんじゃあ!!この騒ぎはァ!!」

黄猿「オォ~……さすがに事態が呑み込めないねぇ~……」

ガイモン「おっす」

赤犬「あァ!?誰じゃい貴様ァ!?」

ガイモン「そうカッカすんじゃねぇよ。しわが増えちまうぜ」

黄猿「……どこから現れたんだァ……?確かにいなかったはずなんだがねぇ~……」

ガイモン「おれはどこからでも現れるのさ」

赤犬「今は緊急事態じゃけぇ……貴様に構ってる暇は……!!」

ガイモン「この騒動はおれの仕業だ」

赤犬「……なんじゃと?」

ガイモン「おれがすべての海を繋げた張本人だと言っている」

赤犬「貴様かおどれェ!!冥狗!!」ゴッ

スッ

赤犬(消えた!?)

ガイモン「あぶねぇじゃねぇかオメェ」

赤犬「……いつのまにワシの後ろに……!!」

神懸かりのサイモンかと

ゲームオリジナルでカミカミって無かったっけ?
あれはペラペラだったか?

エネル涙目

ガイモン「とにかく話を聞きやがれ。せっかちな奴だな」

黄猿「サカズキ……今の動きといい、こいつはただもんじゃないよォ……話だけでも聞いてみるべきだと思うんだがねぇ~」

赤犬「ぬぅ……」

ガイモン「まずこの海を繋げた理由だ…………おれはワンピースを見つけた」

赤犬「!?」

ガイモン「だがおれにとっては必要のねぇ物さ。繋げた海の中央に置いてきた」

黄猿「……一体なにが狙いなんだい?」

ガイモン「世界中のすべての海賊達をワンピースを囲むように配置した。といってもかなり距離はあるがな」

ガイモン「ワンピースの周りは四つの大陸で囲んである。東の大陸、西の大陸、南の大陸、北の大陸だ」

ガイモン「この大陸は東西南北の海だけじゃねぇ、偉大なる航路や新世界の島々も繋げて作った」

赤犬「……なにをいっちょるんじゃあ……こいつ」

ガイモン「つまりだ。ワンピースの周りの四つの大陸には…世界中の海賊がランダムで飛ばされてるってことだ」

ガイモン「考えてみろ。ワンピースが目と鼻の先にあると分かったら海賊達はどうする?」

赤犬「っ!!」

ガイモン「お前たち海軍や世界政府にとってもワンピースは重要なものだろう?」

黄猿「……せっかく海賊共を集めて貰って申し訳ないんだが……わっしらがそれを見逃すわけがないよねぇ~……」

ガイモン「あァ。お前たち海軍は、ワンピースを狙う海賊を捕まえりゃいい」

黄猿「いいのかい?」

ガイモン「ははっ、ダメと言っても捕まえにいくだろう。お前らは」

赤犬「当たり前じゃあ!!海賊達を一網打尽にできるチャンスじゃけぇ!!」

ガイモン「お前らだけ争奪戦の蚊帳の外なんて不公平だからな。存分にやるがいいさ」

ガイモン「だが……お前らが勝てるとは限らんがなァ」

赤犬「……なにィ?」

ガイモン「…………おれは死者の蘇生もできる」

赤犬「…………!」

ガイモン「“世界最強”と再び対峙して……生き残れるかな?サカズキ」

赤犬「貴様ァ!!余計なことを!!」ボコボコボコボコ

ガイモン「おっとこえーな。じゃあまた後でな」

スッ

黄猿「……チィ……逃がしたねぇ……」

スッ

ガイモン「おい、麦わら」

ルフィ「あ、たわしのおっさん」

ガイモン「この状況、なんとなくでも察したか?」

ルフィ「なにいってんだ?」

ガイモン「この島のことさ」

ルフィ「なんだおっさん。ここがどこかわかんねぇのか?ここは不思議島だぞ」

ガイモン「……やっぱお前はお前だな」

ルフィ「それよりおれの仲間がどこにいったかしらねぇか?船もねーんだよ」

ガイモン「あァ……お前の仲間ならこの大陸に1人いるぜ」

ルフィ「ほんとか!?」

ガイモン「残りの奴らは他の大陸に飛ばされちまってるがな」

ルフィ「くっそー!じゃあさっさとさがさねぇとな!」

ガイモン「隣の大陸にいくには船が必要だぞ?」

ルフィ「んん?隣の大陸?」

ガイモン「いいか小僧。四つの大陸は海の線で分断させられている。隣の大陸へ渡るには船と…お前の場合、航海士も必要だな」

ルフィ「じゃあナミと船が必要になるのか」

ガイモン「といっても…あの娘がどの大陸にいるかはわからねぇがな」

ルフィ「まァなんとかなるだろ。よっしゃ、いくぞ!!」ダッ



ガイモン「相変わらず落ち着きのねぇ小僧だ」

ガイモン「だがそう簡単にはいかねぇぞ。この東の大陸には……ヤベェ奴がゴロゴロいやがるからな」

北の大陸

サンジ「ナ~~~ミさ~~~ん!!」

サンジ「ルォオオオビンちゅわん!!」

サンジ「クソッ……ここはどこだ……レディ達はどこにいったんだ……」

サンジ「あとサニー号も探さねぇと…………あのブロッコリーのおっさんの仕業か?今度会ったら蹴り飛ばしてやる」




南の海

ゾロ「……ここはどこだ」

ゾロ「ちっ……あのマリモのおっさん……めんどくせぇ真似しやがって……」

ゾロ「あいつらを探さなきゃいけねぇじゃねぇか。ったく世話が焼けやがる」

ゾロ「おれはちゃんとどこに帰りゃいいのかわかる…………右だな」

東の大陸

???「ったく……大体の事情はわかったが……」

???「あのおっさんも余計な真似をしてくれやがって……」

???「……とにかく、まずはルフィを探さなきゃな……」

まさかエースか?

なんやこれ…話がかなり壮大やな

きたい

ウソップ「…………ゲッ!あいつは……!!」

ウソップ「厄介なやつを見つけちまった……見つからねえうちに離れなきゃな……」ダッ

ウソップ「しかしあのおっさん……簡単な説明しかしてくれねぇし…ここがどの大陸かも教えてくれねぇしよォ……」

ウソップ「早いところルフィ達と合流しないとな……三強の誰かがこの大陸にいりゃあいいんだが……」

ガサッ

ウソップ「ひっ!?」ビクッ



>>22
名前のあるキャラ(海賊でも海軍でもそれ以外でも)
麦わらの一味や三大将、七武海、四皇、四皇幹部などの強キャラ、重要キャラ以外でお願いします

嘘つきノーランド

ノーランド「おお……人か……」

ウソップ「だ、誰だ!?」

ノーランド「私の名はノーランド」

ウソップ「……ノーランド…!?」

ノーランド「君は?」

ウソップ「お、おれはウソップだ」

ノーランド「海賊か?」

ウソップ「そうだ…」

ノーランド「そうか……いや、この際海賊でもいい…」

ウソップ「……?どうしたんだ……?」

ノーランド「確認したくてな……そうか…私は本当に……」

ウソップ「なにがいいてぇんだよ…?おっさん、何者だ?」

ノーランド「私は……一度死んだ人間だ」

ウソップ「なにぃ!?」

ウソップ「一度死んだ人間がなんでいるんだよ!?幽霊か!?」

ウソップ「い、いや!おれも一度死んで生き返ったやつは知ってるんだが……同じ悪魔の実は存在しねぇんじゃ……」

ノーランド「悪魔の実……そうだな。おそらく……あの神の力を手に入れたという男の……」

ウソップ「あの箱に詰まったおっさんのことか?」

ノーランド「あぁ。あの男の能力で生き返らせたと言っていた」

ウソップ「あのおっさん……なんでもありかよ……」

ノーランド「しかし……君の反応を見て確信した。私は本当に生き返ったのだな」

ウソップ「あのよ……あんたのその頭……見覚えがあるんだよな……」

ウソップ「ノーランドって言ったよな?」

ノーランド「あぁ……モンブラン・ノーランド……私の名だ」

ウソップ(やっぱそうか!こいつ……モンブラン・クリケットの先祖の…うそつきノーランドだ!!)

ウソップ「じゃあ…ノーランド、あんたはこのワンピース争奪戦に参加するために復活させられたってことなのか!?」

ノーランド「……ワンピース……私はそんなものには興味はないが……私がこの時代に生き返ったということは……あいつも……」

ウソップ「あいつ?」

ノーランド「いや、こちらの話だ。それよりも君は海賊なのだろう?君もワンピースを狙うのか?」

ウソップ「お、おれは……まずは仲間を探さないと……」

ノーランド「そうか。ならばしばらくの間、行動を共にしないか?」

ウソップ「おれとしてはありがてぇが……でもなんでだ?」

ノーランド「私は400年も前の人間だ。この時代のことには疎い。君がいてくれると心強い」

ウソップ「まぁ…そういうことならこのキャプテン・ウソップに任せとけ」

ノーランド「よろしく頼む」

ウソップ「おう!じゃあさっそくいくぞ!おれについて来い!!…………あ、やっぱり前を歩いてください」

今後の展開を決めかねているので登場するキャラを書き込んでいただけると助かります
1レス1キャラでキャラ名を書き込んでそのレスのコンマでどの大陸に登場するか決めます

コンマ11→奇数+奇数→東
コンマ12→奇数+偶数→北
コンマ21→偶数+奇数→南
コンマ22→偶数+偶数→西

よろしければご協力お願いします

エース

ワポル

ゼファー

ボニー

ボン・クレー

たしぎ

ミスバレンタイン

国引き伝説のオーズ

ミス・ゴールデンウィーク

コビー

クリーク

ビビ

ガープ

ベラミー

ミス・メリークリスマス

クロコダイル

Mr.3

ナイチン

サンジ「ウオォォォォ~!!ナミさーんー!どこだぁ~!!」ドドドドド

サンジ「チキショウ!!今頃寂しくて泣いてやしねぇかな……」

サンジ「……まてよ。今おれがナミさんを探し出せば……」

サンジ「嬉しさのあまり、おれの胸に飛び込んでくるー!!」

サンジ「ナ~ミさ~ん!!おれの胸はここだぁー!!」ドドドドド

ドゴォォォン!!

サンジ「!?」

サンジ「なんだ今の音!?空中歩行!!」タタタッ

サンジ「……この大陸でなにか起きてるってのか……!?」

サンジ「チッ……レディ達が巻き込まれている可能性もある。いくしかねぇか」

サンジ「……ん?あそこにいるやつぁ……」タタタッ



Mr.3「ふぅっ…ふぅっ……ここまでくれば大丈夫かね……」

サンジ「おーおー。おめぇはアラバスタんときの」タタッ

Mr.3「っ!?き、貴様はー!?」

サンジ「あの時は世話になったな。ろうそく人間」

Mr.3「やはり貴様等も参加者か……!」

サンジ「……このワンピース争奪戦のことか」

Mr.3「会う奴会う奴が大物海賊やら大物海軍……もう逃げるのにも疲れてくるガネ」

サンジ「ん?誰と会ったんだ?うちの船員じゃねぇだろーな」

Mr.3「会ったというより……見たんだガネ……あの恐ろしい2人に……」

サンジ「なんだよ。もったいつけてねーで答えろ」

Mr.3「あの!元海軍大将!!黒腕のゼファーと!!生ける伝説・海軍中将ガープだガネ!!」

サンジ「なにぃ!?」

Mr.3「その2人だとわかった私には必死に逃げてくることしか出来なかったガネ……!」

サンジ「さっきの音は……元海軍大将とルフィの爺ちゃんの喧嘩の音だってのかよ……」

Mr.3「もうあんな思いはゴメンだガネ!!頼む、しばらくの間行動を共にさせてくれ!!」

サンジ「あぁ!?なにきもちわりーこと言ってんだ!!おれはレディとしか行動しねぇ!!」

Mr.3「役に立つ!仲間を探すのも協力してやるガネ!!」

サンジ「…………」

サンジ「たしか、あれだな。お前の能力で船も作れるんじゃねぇのか」

Mr.3「も、もちろん可能だガネ!」

サンジ「よし、お前の安全は保証してやる。そのかわり仲間を探すために役に立って貰うぞ」

Mr.3「了解したガネ……!」

Mr.3(さて……こいつをどう利用してやろうカネ……)

待ってたぜ

ゾロ「…………よし」

ゾロ「今度は左だな」

ゾロ「しっかし……しばらく歩いてんのに街どころか人っ子一人いねぇじゃねぇか」

ゾロ「確実に島の真ん中に進んではいるんだが……」

ゾロ「…………ん?」

ゾロ「…………なにか……くる……」




「キャー!!」

ゾロ「女の声か?まさかナミじゃねーだろうな」ダッ

ワポル「ま~はっはっはっは!!食ってやるぞお前ぇ~!!」

ミスバレンタイン「いやー!!口が~!!」

ゾロ「あァ?とりあえず斬っとくか」ダッ

ワポル「ま~はっはっはっ…………」

ワポル「はーっ!?」ズパッ

バレンタイン「え!?」

ゾロ「……ナミじゃねーな」

バレンタイン「お、お前!ウィスキーピークの時の!!」

ゾロ「おれを知ってんのか」

バレンタイン「忘れたとは言わせないわよ!!あんた達には吹き飛ばされた恨みが……!」

ワポル「ウガー!!」

バレンタイン「きゃ!?」

ゾロ「へェ……立ちやがったか」

ワポル「貴様ァ!!王様を斬ってくれやがってェ!!」

ゾロ「手加減はしてなかったんだが……結構丈夫な奴だな」

ワポル「ま~はっはっは!おれ様の身体は超合金ワポメタルで出来ているのだ!!刀なんぞで斬れるかぁ!!」

ゾロ「超合金だァ?」

ワポル「おれ様はバクバクの実の能力者!!食ったものはおれ様の血肉となるのだ!!」

ワポル「おやつ代わりにワポメタル製のおもちゃを食べた今!どんな攻撃もきかねーのよう!!」カチャッ

ゾロ「ん!?」

ワポル「ま~はっはっは!さぁ、貴様に大砲を向けてやったぞ!命が惜しければおれ様の奴隷となるのだ!!」

ゾロ「全身武器ってわけか……おもしれぇ」スタスタ

ワポル「なぬ!?止まれってんだァ!撃つぞ!!」

ゾロ「お前を斬ればおれの強さの証明になるかもな…!」

ワポル「ひぃ!?く、くるんじゃねぇ!!」ドォン!!ドォン!!

ゾロ「……」スパンッスパンッ

ワポル「はぁーっ!?」

ゾロ「一刀流居合い……死・獅子歌歌!!」

ザン!!

ワポル「ウオゲェ!!」

ワポル「ガフッ……」バタッ

ゾロ「なんだ……斬れたじゃねぇか」チャキン

バレンタイン「…………!!」

ゾロ「さて……またあいつらを探すか」

バレンタイン「ちょ、ちょっと待ちなさいよっ!?」

ゾロ「なんだよ」

バレンタイン「わ、わわ…私との決着が…まだ……」

ゾロ「あァ?斬られてぇのかお前?それともおれに勝てそうか?」

バレンタイン「じゃ、じゃあなに!?私を助けてくれたったいうの!?」

ゾロ「襲われてるのがおれの仲間かもしれなかったから一応助けただけだ。礼を言う必要もねぇ」

バレンタイン「くっ……」

ゾロ「…………ん!?」ピクッ

スッ

ガイモン「よォ腹巻き」

ゾロ「マリモのおっさんじゃねぇか」

ガイモン「マリモはおめェだろ」

ガイモン「それより…1人脱落させたな。おめでとさん」

ゾロ「なにかめでてぇことでもあんのか?」

ガイモン「まァな。海賊や海軍を倒した奴にはおれからボーナスをやる」

ゾロ「酒をくれ」

ガイモン「お、おぉ……いや金をやるからそりゃ自分で買うといい。大陸の中心部へ行くほどに街が増えていく。そこにはちゃんと飯屋も酒屋もある」

ゾロ「そうか。じゃあこのまままっすぐいきゃいいんだな」

ガイモン「まァそっちは海なんだが。懸賞金のかかってる奴を倒せばその懸賞金分の金をやるぜ」

ゾロ「こいつの懸賞金はいくらなんだ?」

ガイモン「こいつには懸賞金はかかってねぇ。そういう奴や海軍なんかを倒したときはその強さによっておれが額を決める」

ガイモン「こいつは……そうだな。level2ってところか。三千万ベリーだな」

ゾロ「へェ。そいつは飲み放題だな」

ガイモン「だが船を買ったり色々資金も必要になってくるだろ。あんまり無駄遣いしねぇほうがいいぜ」

ゾロ「この島にゃ他にも海賊がいるんだろ?全員斬ればいいじゃねぇか」

ガイモン「はっはっはっ。さすが海賊狩りだな。だがおめーも賞金首だってことを忘れんなよ」

ガイモン「まァ……おめーの強さで一億二千万ってのもリスクが高すぎて襲ってこれる奴なんてそんなにいねぇだろうが……」

ゾロ「……懸賞金が元々かかってる奴は賞金と強さが比例しねぇのか」

ガイモン「七武海なんかもそうだな。元の懸賞金で取り扱うからよ。そいつらとはあんまり戦わねえほうが無難だ」

ガイモン「そうやって金を貯め、船を買って四つの大陸を渡るのが仲間を集めるためのベストな行動だ」

ゾロ「というかな……おれ達を元の海に返してはくれねぇのか?」

ガイモン「それはできねぇ。おれの楽しみを奪うことはゆるさねぇ」

ゾロ「はぁ……まァ、飽きるまでは付き合ってやってもいいがな」

ガイモン「お前らも楽しくなるのはこれからだぞ。もっと派手に暴れておれを楽しませてくれ」

スッ

ゾロ「……消えたか」

ポーン

ゾロ「うおっ!?こりゃ金か!?あのおっさん、本当に何でもありだな」

ゾロ「それじゃ……酒も飲みてぇし。その街とやらを目指すとするか」スタスタ


バレンタイン「ちょっ!ちょっと待ちなさいってば!」

ゾロ「お前まだいたのか」

ゾロ「しつけえな。斬られてぇなら斬るぞ?」

バレンタイン「そっち言ったら海だって言われたじゃない。もう忘れたの?」

ゾロ「」どーん

バレンタイン「どっちへ行けばいいか、教えてあげるわ」

ゾロ「わかんのか?」

バレンタイン「あんた、風は起こせる?」

ゾロ「それがなんだってんだ」

バレンタイン「いい!?忘れてるようだからもう一度教えてあげる!私はキロキロの実の能力者!1キロから1万キロまでウェイトを変えられる!風に乗れば上空へと上がれるほどの体重になれるのよ!」

ゾロ「?」

バレンタイン「まだわかんないの!?私が空高くまでのぼってどっちの方向に街があるのか見てあげるって言ってんのよ!」

ゾロ「なんでお前がそんなことすんだ」

バレンタイン「だ、だから……!借りは返すって言ってんの……!」

ゾロ「………………へェ」

バレンタイン「な、なによっ!」




ゾロ「無刀流……龍巻き!!」

ゴッ

バレンタイン「キャハハハ!風に乗る私のウェイトはたった1キロ!」

ゾロ「いいからさっさと街を探せ!」

バレンタイン「うーん……私がいた位置は……あそこらへんだったかしら。ランダムと言いながら比較的大陸の端の方に飛ばされてるみたいね」

バレンタイン「そして…大きな街とか有名な建物なんかは大陸の中央部に行くほどに多くなっていってるみたいね……最終的には全員中央部へ向かうことになりそう」

ゾロ「おい!わかったのか!?」

バレンタイン「えぇ。あっちね」

ゾロ「そうか」クルッ

バレンタイン「あっちって言ったのにどうして反対向いてるのよ!!」

ゾロ「お前の説明がわりぃんだろ!!」

バレンタイン「なんなのこいつ……こんなのに負けただなんて……」

ゾロ「うるせえな。方向はわかった。もうお前に用はねぇ」

バレンタイン「あんた1人でたどり着ける訳ないじゃない!」

ゾロ「あァ!?」

バレンタイン「仕方ないから私が連れてってあげるわよ!ほら着いてきなさい!」

ゾロ「……なんでてめぇが仕切ってんだ」

とある大陸

ナミ「ふぅ……もう、ここはどこなのよ?」

ナミ「あいつらなんで助けにこないわけ?か弱い私を1人にしていいと思ってるの?」

ナミ(……もしこの大陸に私1人しか飛ばされてないとしたら……)

ナミ(航海術を持ってないあいつらじゃ私を助けにこられないじゃない!?)

ナミ(だとしたら……なんとかして船を手に入れて他の大陸に向かわなきゃ……)

ナミ(誰か心強くて頼りになる人でもいてくれたら……!)

ザッ

ナミ(!?誰か……いる……?)


>>58

エース

あ、すみません
安価の時は麦わらの一味や三大将、七武海、四皇、四皇幹部などの強キャラ、重要キャラ以外でお願いします
今後の展開に使いますので

安価いただいたのに申し訳ない
再安価>>60

ハグワール・D・サウロ

ギン

サウロ「…………」ドン!

ナミ「ヒッ……!?」

ナミ(きょ、巨人族……!!森の中にこんなのがいただなんて……気付かなかった!!)

サウロ「……ん?誰かいるだで?」

ナミ(まずい……早くここから離れなきゃ……!!)

ガサガサッ

ナミ「っ!?」

サウロ「ぐがァア!!!!」

ナミ「イヤーーー!!?」

サウロ「なんだ……娘だでか」

ナミ(逃げなきゃ!!食べられる!!)ダッ

サウロ「ちょっと待つでよ」クイ

ナミ「きゃっ!?ちょ、ちょっと!!」

サウロ「すまねぇな。ちょっと姉ちゃんに聞きてぇことがあるだでよ」

ナミ「そ、その前に放してよ!」

サウロ「あァ……放すから落ち着くだで。ワシはなにもせんから、エルバフの様な野蛮な巨人族じゃねェだでよ」スッ

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