【ミリマス】宮尾美也「うーーんえ~~い」 (76)

神1「私が神だ」

神2「私も神だ」

美也「おお~、神様ですか~。おはようございます。初めてお会いしますね~」

神1「お前に今日1日だけ『力』を授けよう」

美也「力、ですか?」

神2「人を幸せにする『力』だ」

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美也「ほほう、それはすごくいい力ですね~。けど、どうして私に……?」

神1「それは」

神2「暇を持て余した」

神1「神々の」

「「遊び」」

神2「だからだ」

美也「そうなんですか~」

パアァァァ


美也「おお、本当に力がみなぎってきた気がしますね~」

「忘れるな、その力は明日には消えるだろう」
「多くの人々を幸せにしてやるといい……」

……………………
…………
……


美也「はっ!」


美也「素敵な力をいただいてしまいました~」

美也「神様は1日だけっておっしゃってましたし、善は急げと言いますから……」

美也「……今日はお休みだったけど、ちょっと試しに劇場まで行って、みんなに会ってみましょうか~」

~駅のホーム~


美也「さて、電車がきました。さっそく乗りこみ……」

琴葉「あれ、美也?駅で会うなんて珍しいね」

美也「あ、琴葉さん。おはようございます」

琴葉「おはよう。美也って今日は確かお休みだったよね?どこかに出かけるの?」

美也「はい~、今日は765劇場まで行こうと……はっ」

琴葉「どうしたの?」

美也「琴葉さん、今、あなたは幸せでしょうか?」

琴葉「え!?えっと……?」

美也「あ、力って言ってたくらいだから、自然と幸せにするんじゃなくて、りきまないとでないのかも知れませんね~」

美也「それでは、うーーんえ~~い」みやみや~

琴葉「???」

美也「どうですか、琴葉さん?幸せになった感じはしてますか~?」

琴葉「えっと…み、美也?一体どういう……?」

ジリリリリリ

美也「おっと、電車がでてしまいますね~」

琴葉「早く乗らないと……きゃっ!」

どんがらがっしゃーん

プシュー

美也「あれ?琴葉さん?」

美也「む、琴葉さんがホームで転んでしまってますね」

美也「はっ、大変です、琴葉さんが電車に乗りそびれてしまいました~」

美也「幸せになる力を送ったつもりだったのですが……うーん」

――――――――
――――
――


プシュー

琴葉「痛くはなかったけど、何もない所で転んじゃうなんて……」///

琴葉「それに電車、乗りそこねちゃったな……」

タッタッタッタッ

P「くっ、間に合わなかったか……」

琴葉「プ、プロデューサー!?」

P「お、琴葉。ここにいるってことは、琴葉もさっきの電車に間に合わなかったのか」

P「しっかり者の琴葉でもそういうことあるんだな」

琴葉「い、いえそんな……今の、見てましたか?」

P「ん?なんの事だ?電車なら次のでも十分余裕があるから大丈夫だろう」

P「次の電車が来るまで、たまにはのんびり話でもしてようか」

琴葉「は、はい!それじゃあ……」

――――――――
――――
――

美也「琴葉さんはケガもなくて、次の電車に乗ってくるそうです」

美也「もしかしたら、幸せになったおかげで、何事もなかったのかも知れませんね~」

美也「先に行ってほかの人にも試してみましょう~」




「それでさ~」
「キャハハ!何ソレ!」
「だよねー!でさっ…てあれは」
「どーしたの恵美?」


恵美「劇場のアイドルの子見っけた!ちょっと行ってきていい?」

「えっ765プロの!?誰!?なんて子?」

恵美「宮尾美也って子。知ってる?」

「あ、アタシ知ってるよ!恵美とユニット組んでた子でしょ!」

「そーなんだ!ねぇ恵美、私たちも行っていい?」

「わたしもわたしも!」

恵美「うーん、ま、いっか。ほんわかしててなかなか面白い子だよ!」

恵美「おーい美也ー!どっか行くの?」

美也「あ、恵美さん。今、劇場に行こうと……おや、後ろの方々は?」

「どもどもー」
「こんにちはー」
「ちはー」

恵美「アタシの友達!美也に会ってみたいっていうからさ」

美也「お友達の方々でしたか~。初めまして~、宮尾美也です」

美也「おっとそうでした。うーーんえ~~い」みやみや~

恵美「?」

美也「お友達にもえ~~い」みやみや~

「?」
「?」
「え?」

美也「どうでしょう、幸せでしょうか~?」

恵美「幸せ?よくわかんないけど、どうしたの?」

美也「それは、今日の私なら、みんなを幸せにする力があるかと思いまして」



恵美「……ぷっ、にゃははは!急にどうしたのさ、ホント!」

恵美「美也の言ってたことだけど、幸せかどうかならさ、アタシはいっつも幸せだよ」

恵美「アイドルやってるのスッゴく楽しいし。何よりさ、ガッコウでも、765プロでも、大切な友達にたっくさん囲まれてるもん……なんてね!」

「恵美……」
「カッコイイこと言っちゃって~」

美也「もとから幸せですか……。ならよかったです~」

恵美「って美也、さっき劇場に行くって言ってたけどいいの?」

美也「はい。今日は、みんなに会おうと思って劇場に向かってたんですよ~」

恵美「お仕事、って訳じゃないんだ。でも劇場ってケッコー居心地いいもんね!アタシもヒマなら一緒にいこっかなって思うけど」

恵美「今日はガッコウの友達の日だからね!久しぶりだし、おもいっきり楽しくしちゃうよ!」

「恵美ってば最近忙しいもんねー」
「さっすが売り出し中アイドル!」

美也「そうでしたか~。それじゃあ今日はお友達とたくさん、楽しんでくださいね~」

恵美「モチロンだよ!じゃーね美也、劇場のみんなにもよろしく言っといて!」

美也「はい~。お友達のみなさんも、またお会いしましょ~」

「バイバーイ!」
「じゃあねー!」
「そのうち見に行くよー!」

「やっぱかわいかったねー」
「あんな後輩いたら楽しいカモね~」
「美也って1コ上だよ?」
「エッ、そーなの!?」

アハハハ



美也「うーん楽しそうで何よりなんですが、幸せになったような事はおきませんでしたね~」

美也「恵美さんがもとから幸せだったから、特になにもなかったんでしょうかね?」

――――――――
――――
――


「そろそろお昼にしよーよ」

「さんせー」

恵美「この近くのファミレスっていえば……あった!ドリンクバー無料券!」

恵美「ってこれ一人だけのやつじゃん……」

「それなら私一枚あるよ」

「わたしも」

「アタシもあったね」

恵美「わあ、みんな持ってるとかすっごいラッキーじゃん!それじゃはいろはいろ!」

恵美「おまたせー!恵美のスペシャルドリンク!」

「また変な色してるー」

「残すのもったいないんだからさー」

恵美「ダイジョーブだって!た・ぶ・ん♪」

「もー……ってあれ?これおいしい!?」

「ホントだ!メチャクチャおいしいじゃん!」

「今日のは大当りだよ恵美!」

恵美「うっそ……ホントだ!すごいおいしいのできてるじゃん!」

「ねぇねぇ恵美、これなに混ぜてできたの!?」

恵美「えっとね、確か……」
――――――――
――――
――

美也「うーーんえ~~い」

通行人1「?」

美也「うーーんえ~~い」

通行人2「?」

美也「うーむ……」



「あっ、みやだ!み~や~!」

抱きっ
美也「うーーんえ~~い」

通行人1「?」

美也「うーーんえ~~い」

通行人2「?」

美也「うーむ……」



「あっ、みやだ!み~や~!」

抱きっ

>>21
美也「うーーんえ~~い」

通行人1「?」

美也「うーーんえ~~い」

通行人2「?」

美也「うーむ……」



「あっ、みやだ!み~や~!」

抱きっ

美也「この感じは……。おはよう、環ちゃん」

環「くふふ、おはよーみや!劇場にいくの?たまきもお仕事あるから今からいくんだー!」

美也「そうでしたか~、それじゃあ劇場まで一緒に……はっ」



美也「もしかしたら、環ちゃんのような元気と気合いが足りなかったのかも知れませんねー。もっと頑張ってみましょう~」

美也「うーーーーんえ~~~~い」みやみやみや~

環「何それ!それなんのおまじない!?」

美也「ふー。どうですか環ちゃん?幸せな感じはしますか?」

環「しあわせ?しあわせってなんのこと?」

美也「ええっと、それはですね~」

ガサガサガサ!

環「あ!そこの草むら、なんかいる!」

美也「おや?いったいなんでしょう~?」

ガサゴソ

環「なにがいるかなー……あっ、捕まえた!モフモフしてる!」

ザッ!

猫「みゃー!」

シャッ

環「うわっ!」

美也「あっ、環ちゃん!」

美也「環ちゃん、大丈夫?」

環「大丈夫だぞ!ちょっとひっかかれそうになったけど……」

環「のらネコ捕まえたー!!」

猫「みゃー」

チリンチリン

美也「おや、これは……?」

美也「この猫さんは、野良じゃないみたいですね~」

環「ほんとだ!首輪に鈴がついてる!」

美也「迷子猫さんでしょうか~。どこからきたんですか?」

猫「みゃー」

美也「ほー、そうなんですかー」

環「みや、ネコの言葉わかるの!?」




美也「いえ、まったく分かりませんね~」

環「けど、どうしよう……。のらネコじゃないなら劇場にも連れていけないぞ……」

美也「でも、ここに放っておくわけにもいきませんよね……」

環「うーん」

美也「うーん」




美也「!そういえばさっき……」

美也「さっき通った気がしましたが、やっぱりありました~」

環「そっか交番か!おまわりさんなら安心してネコあずけられるもんね!」

ガラガラガラ

美也「こんにちは~。おや、だれもいないんですか~?」

環「うーん、おまわりさん出かけちゃってるのかな」

美也「うーむ、困りましたね~」

美也「とりあえず、おまわりさんが帰って来るまで中で待ってましょうか~」

環「でもたまき、お仕事あるから劇場に行かないと……あんまり待てないよ……」

美也「あ、そうでしたね~。それに私も、みんなに会いに行きたいんでした……」



美也「なら、この猫さんに待っていてもらいましょうか~」

猫「みゃー」

美也「それじゃあ、おまわりさんが帰って来るまで、おとなしくしててくださいね~?」

猫「みゃー」

環「でもいいのかな?ネコ、交番に置いてっちゃって」

美也「大丈夫ですよ~。おまわりさんがきっと、飼い主さんを探してくれますから」

環「うーんそれもそっか!じゃあみや、いこー!」

美也「はいはい、行きましょう~」

――――――――
――――
――


あずさ「ごめんなさいね、おばあちゃん。私たちは警察じゃなくて、アイドルで……」

「でも、ウチのミケちゃんが……」

監督「どうしたんだい、あずささん」

あずさ「監督さん。実は、こちらのおばあさんが迷子のネコちゃんを探してほしいって……」

監督「すみませんね、おばあさん。我々はドラマの撮影でして」

麗花「イッチバン乗りー!」

千鶴「あら?どうして交番の中にネコちゃんが?」

杏奈「…ねこちゃん、かわいい……」

猫「みゃー!」

桃子「あ、ネコちゃんが外に」


「あれはミケちゃん!」

あずさ「ええっ!今の子が、おばあちゃんの探していたミケちゃんなんですか!?」

監督「ふむ……そうだ、猫探しだ!猫を探すシーンだ!」

監督「おばあさん!我々で探してみようと思います。そこでですね、ミケちゃんを探す所を撮影してもよろしいでしょうか?」

「なんでもいいから探しておくれよ」

あずさ「いいんですか、監督さん?急にシーンを増やしてしまって…」

監督「大量の始末書を片付けるだけじゃ、日常シーンがもの足りないと思ってたんだよ」

監督「凶悪事件からネコちゃん探しまで!これでいこう!」

監督「それでですねおばあさん。一応ミケちゃんの詳しい特徴を教えていただけませんか?」

「ええっと、ミケちゃんはね、赤い首輪に鈴を付けててね、男の子で……」

――――――――
――――
――

美也「うーん……」

環「みや、どうしたの?むずかしい顔してるね」

美也「んむむ~。今日中にみんなを幸せにしなければ、と思っていたのですが……」

美也「なかなかうまくいきませんね~……」




「おーい!環ー!美也ー!」

美也「おや?この声は……」

環「うみみ!」


海美「やっほー2人とも!どこ行くの?劇場!?」

環「たまきはねー、これからお仕事!でね、みやは……」

環「あれ?みやはなんで劇場に行くんだっけ?ねぇねぇ、みやー」

美也「私は、力を試してみたくてみんなに会いにきたのですが……」

海美「力を試す?どゆこと美也?」

美也「とりあえず、海美ちゃんにも試してみましょうか~」

美也「うーーんえ~~い」みやみや~

海美「えっ、何!?新しい必殺技!?」

美也「どうですか?幸せになった感じは?」

海美「うーんと、よく分からないけど、私も対抗して!」

海美「いっくよ~!ロンダートうみみん……」

バウバウ!

美也「?」

海美「へっ?」

環「あっ、イヌだ!」

バウバウバウ!!

海美「ねえあの犬、すごく大きくない?」

環「ひびきのいぬ美よりおっきいかも!」



バウバウバウバウ!!!

美也「これはもしや、こっちに向かってきているのでは……?」

海美「わわっ!?に、逃げろー!」

バウバウバウバウ!!!!

海美「あんなのに襲われたらひとたまりもないよ~!」

環「わーい!追いかけっこだー!」

美也「二人とも速いです~、待ってください~」

バウバウバウバウ!!!!

美也「はぁ、はぁ、二人とも……おや?」



バウバウバウ!!

海美「うわー!まだ追って来てる!」

環「くふふ!こっちだぞー!捕まえてごらん!」

バウバウ!!


美也「いつのまにか、おっきな犬に追い抜かれていましたか~」

――――――――
――――
――

海美「あっははははは!ダメ、ダメだって!」

ベロンベロンベロン

環「やっぱおっきー!ふかふか!たまきが乗ってもダイジョーブ!!」

海美「環も!上に乗ってないで!助けてよ!スッゴくくすぐった、おも、あはははっ!」

「コラー!!!何しとる!!やめんか!!!!」

「すまんのうお嬢ちゃんたち、うちの犬が迷惑をかけて……?」

海美「あははっ!へーきだよおじいさん!追いかけられてビックリしたけど、楽しかったし!ねっ、環!」

環「うん!たまき、おもいっきり追いかけっこできて楽しかったぞ!乗せてもくれたし!」

バウ!

「環!?やっぱり、アイドルの環ちゃんと海美ちゃんか!」

海美「えっ!?じゃあもしかして、おじいさん私たちのファンなの!?」

環「わーい!じいちゃん、たまきたちのファンなんだね!くふふ、うれしいぞ!」

「そうなんじゃ、大ファンなんじゃよ!2人のライブには必ず行っていてな、散歩が終わった後も環ちゃんも出るライブに行こうと……」

「ん?そういえば環ちゃんはここにいていいのか?準備とかはしなくていいのかい?」

環「あー!そうだった!たまき、早く劇場に行かないと!」

海美「大変!プロデューサーに環が怒られるじゃん!」

海美「よーし環!劇場まで全力ダッシュだ!」

環「うん!うみみには負けないぞー!」

環「じゃあねー、じいちゃん!たまき、きっと楽しいライブにするから!」

海美「これからも応援ヨロシクねっ!じゃあねおじいさん!」

「もちろんじゃよー!応援しとるからなー!」

――――――――
――――
――

美也「劇場に着きました~、でも……」

美也「ここに来るまでに会った人たちには、とくになにもないようでしたね……」

美也「確かに力をいただいたはずなんですが……んむむ~」



ガチャ

P「美也か。今日は休みのはずだが、遊びに……」

P「ってどうした?困った顔して?」

美也「あ、プロデューサーさん……」

美也「……え~い」みや~

P「……?」

美也「…………」

美也「むむむ、やはりなにも起きませんね~。困りました~」

P「どうしたんだ?いったい何に困っているんだ?」


美也「う~む、聞いてくれますか?プロデューサーさん」

美也「今日、劇場に来るまでにいろんな人に試してみたのですが……」

美也「とくに幸せそうなことが起きなかったんですよ~」

P「いろんな人に試したって……何をだ?」

美也「何って、人を幸せにするという力のことですよ~?」




P「はい?」

美也「幸せにする力は今日だけで、明日は消えるらしいので、なるべくたくさんの人を幸せにしたかったのですが……」

P「ちょ、ちょっと待て美也。それはいつ、どこで、誰に言われたんだ?」

美也「えっと、今朝、神様が来てですね~」

P「はぁ!?神様だって!?」

美也「はい。神様がぱぁぁぁっと光ったと思ったら、力がみなぎったような感じがしましてね~」

P「……なあ美也、それってただの夢じゃないのか?」

美也「夢、ですか?いやだな~、実際にお会いしましたよ、私?」

P「でもさっき何も起きなかったって言ってたよな?」

美也「それは……うむむ~、きっと何か理由が……」





美也「思いつきませんが、プロデューサーさんに信じてもらえるように、幸せなことが起きるまで、力を送ってみますね~」

美也「うーーんえ~~い」みやみや~

P(力を送っている?という美也はとってもかわいいのだが)

うーーんえ~~い

うーーんえ~~い

P(俺でさえ困惑しているのに、他の人なら大混乱だろう)

うーーんえ~~い

うーーんえ~~い

P(これ以上やらないように説得しないとな)

うーーんえ~~い

P「とりあえずストップだ美也」


美也「うーーん……はい?」

P「そんなに無理してまで、みんなに力を送らなくていいんだぞ?」

美也「でも、明日には消えるらしいから、少しでたくさんの人に幸せになって欲しかったのですが……」

P「大丈夫だって、消えないから」

P「むしろ、美也は最初から幸せにする力を持ってるんだぞ?」

美也「ええ~、そうなんですか?それは知りませんでしたよ~」

P「そうだ。今までも美也はたくさんの人を幸せにしてきた」


P「そしてこれからも、美也がアイドルとして輝き続けることで、もっとたくさんの人を元気づけ、幸せにすることが出来るんだ!」

美也「おお~!そう言われてみれば、確かにそうですね~」パチパチパチ

美也「ならば、もっともっと輝くために、もっともっとも~っと練習を頑張らなければ。燃えてきましたよ~!」

P「そうだ!その意気だ!という訳でさっきの波ーっ!みたいのはやらなくていいからな」

美也「そうですね~、わかりました~」

P「分かればいいんだ、分かれば。それじゃあ、俺はそろそろ」

美也「あ、待ってください」くいっ

P「なんだ、っておわぁぁ!?」

美也「わわっ」


むにゅん

美也「あ……」

P「うわっ!?す、すまない美也!」

美也「も~、びっくりさせないでくださいよ~。飛びこんでくるときは飛びこむって先に言ってくれないと」

P「そ、そんなつもりは……///って美也、なんで引きとめたんだ?」

美也「いえ、お礼を言おうかと思いましてね~」

美也「私が輝いて、みんなを幸せにできるのも、プロデューサーさんがいつも居てくれるおかげですから」


美也「ありがとうございます、プロデューサーさん」




P「そ、そうか。俺も、美也からいつも幸せをおすそ分けしてもらってるから、お互いさまだな……なんて」

美也「……」にこっ

P「くっ///」

P「そ、そろそろ打ち合わせに行かないといけないからな。じゃあな美」

ガチャ
ゴンッ!

P「イタッ!?」ヨロッ

小鳥「あっ!プロデューサーさんすみませ、っておわわぁ!?」

もにゅ

小鳥「プ、プロデューサーさんが、あ、あたしの……///」

P「ひっ!お、音無さん!?すいませんでしたー!」ダダッ

小鳥「そ、そんなプロデューサーさん!どうして全力で逃げるんですかー!?」




それから1週間ほど、お仕事が少し増えました

やっぱり力の効果はあったのかも知れませんね~

忙しいせいかプロデューサーさんがよくよろけていたようですが

たまたま近くにアイドルの子や私がいたのでケガはしていないようでした

そんなお疲れプロデューサーさんが楽になるように

なにより、世界中のみなさんを幸せにできるように

美也「宮尾美也は今日も頑張っていきますよ~!」

美也「うーん、えいえいお~!」


おわり

読んでくださりありがとうございました

うーーんえ~~いの掛け声がかわいかった
乙です

>>64
音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/g8aE7xk.jpg
http://i.imgur.com/ppdbNye.png

>>60、68
あ、画像支援ありがとうございます

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