ゴルゴ13 【魔術師の聖杯】 (157)

カリカリカリカリ


時臣「む?魔術協会からの連絡が入ったようだ。」

言峰「どのような連絡でしょうか?」

時臣「聖杯によって新たにアインツベルンからマスターが選ばれたそうだ」

言峰「そうですか、」

時臣「そのマスターは『G』と呼ばれている男らしい」

言峰「な、なんですと!?」


ゴルゴ13シリーズ

魔 術 師 の 聖 杯

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416445070


時臣「知っているのか?」


言峰「『G』、生年月日、国籍、経歴はいずれも不明。
判明しているのは『依頼の成功率は99%以上と言われている超A級の凄腕スナイパー』だという事です。
彼以上の暗殺者はこの世界に存在しないでしょう」


時臣「アインツベルンめ、前回までの聖杯戦争の失敗に痺れを切らして本気で挑んで来たというわけか.......」


言峰(G.....この男は危険だ!)

ーーーーーーーーー




〜数年前〜
ードイツー

ゴルゴ13「.....用件を聞こうか」

アハト爺「おお、ゴルゴ13!?来てくれたのか.....!」

ゴルゴ13「............」

アハト爺「実は君に『聖杯戦争』に参加して欲しいのだ」

ゴルゴ13「........『聖杯』、万能の願望器か」

アハト爺「おお、知っているのなら話が早い。我ら以外の六人のマスターと六体のサーヴァント、これを全て狩り尽くしてもらいたい」

ゴルゴ13「.........」

アハト爺「そしてアインツベルンに聖杯をもたらし、第三魔法ヘブンズフィールを成就させて欲しい!......やってくれるかね、ゴルゴ13?」


ゴルゴ13「......わかった、引き受けよう」

アハト爺「では、報酬はスイス銀行に振り込んでおくぞ」

ゴルゴ13「.....これだけは言っておく」

アハト爺「なんだ?」

ゴルゴ13「依頼内容に偽りのある事を、俺は、許さない……わかっているな?」

アハト爺「わ、わかっている」

ーーーーーーーーーー

アイリ「あなたがお爺様の言っていたゴルゴって人?」

ゴルゴ13「..........」

アイリ(不思議、なんだかこの男の人が気になるわ......)

アイリ「あなたのこと、色々知りたいかな.....////」

ゴルゴ13「..........俺をあまり詮索するな」

ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーー


アイリ「オオオッ、ゴルゴ!!ゴルゴ〜ッッ!!す、すごい、こんな!!! 」

ゴルゴ13「.........」

アイリ「アアア~~ッ!! オオオ~~ッ」
ーーーーーーー






ー現在ー

言峰「師よ、報告があります。」

時臣「どうした、」

言峰「マスターが1人脱落しました.....」

時臣「なっ!?誰が脱落したのだ?」

言峰「『ケイネス・エルメロイ・アーチボルト』」

時臣「まさか!?」


言峰「ホテルで頭と心臓に一発づつ.......どうやら『G』による狙撃を受けたようです」

時臣「私は魔術師として『G』を倒さねばならんようだな......」

言峰「師よ!『G』はあなたの想像以上に危険です!」

時臣「常に優雅たれ、綺礼。そんな事で臆するようでは魔術師はつとまらないよ」

言峰「ですが......」



サァァァア

ギルガメッシュ「暗殺者ごときにいちいち騒ぎおって」

言峰「英雄王......」

ギルガメッシュ「『G』という男、すこし興味が湧いたぞ」

時臣「これはこれは、英雄王」

ギルガメッシュ「たかだか人間の暗殺者だ。程度がしれておろう。万が一の時は我が仕留めてくれよう」

時臣「おお、心強い!」


言峰「『G』を人間扱いしないほうがいい.....念のため屋敷の周囲をアサシンに監視させていますが安全は保証できません」

ギルガメッシュ(代行者の綺礼がここまで恐れる『G』とはいったい.
......)

ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー

ー数日後ー

ライダー「ゆくぞ、マスター!いざ戦場へ!!!」


雷牛「ブモォォオオオ」


ウェイバー「うわぁぁぁぁあ!!!降ろせ!降ろせってば!」


ライダー「アァァァアララララララララライ!!!」

ズキューーーーーーン!!!




ウェイバー「銃声!?」

ウェイバー「ん?」

ウェイバー「お、おい、ライダー!!!??」


ライダー「」ガクガクガク






ウェイバー「そ、そんな死んでる......!?まずいぞ、戦車の操z......」


ガッシャーーーン


ウェイバー「」
ライダー「」




ゴルゴ13「...........」

霊核を感知して撃ち抜けるのか…
サーヴァントを殺傷できるってことは、銃と銃弾はアインツベルン特製の神秘を付与したやつか?

>>21
ゴルゴ御用達ガン・スミスのデイブさんが頑張って作ってくれました



暇ができたら書いていきます

すみません、続きは書き溜めて明日まとめて出します
m(_ _)m

みんなゴルゴ好きみたいで安心した笑

>>20
続き




セイバー「ゴルゴ13、何故ゆえ私に『戦え』と命じない?
これではサーヴァントとしての存在価値など私に無いではないか!!!」

イリヤ「セイバー、」

ゴルゴ13「..........」

セイバー「私にも騎士としての誇りがあるのだ!」

アイリ「...........」


ゴルゴ13「.........戦場に希望なんてない、あるとすれば単純な命のやりとりだけだ」

セイバー「だがそれd......」

ゴルゴ13「........」ギロッ

セイバー「うっ!?」

ゴルゴ13「......俺は自分の依頼をこなすだけだ」

セイバー(なんという気迫だ....!?)

>>38修正



アイリ「...........」


ゴルゴ13「.........殺し合いに『誇り』や『名誉』なんてない、あるのは単純な命のやりとりだけだ」

セイバー「だがそれでは、......」

ゴルゴ13「........」ギロッ

セイバー「うっ!?」

ゴルゴ13「......俺は自分の依頼をこなすだけだ」

セイバー(なんという気迫だ....!?)

ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
ーー

〜数日後〜
ゴルゴ13「...........」

警察官「ん?お兄さん、ここに何の用だい?」

ゴルゴ13「......最近起きている『冬木市 児童連続誘拐事件』の資料が欲しい」

警察官「ダメだよ、規則で捜査資料なんか一般の人に公開d....」

バサッ

ゴルゴ13「..........この封筒に100万円程用意してある」

警察官「おっといけねぇ!最近規則が変わったんだったな」

ゴルゴ13「.........」







ズキュンッ!ズキューーーンッ!

ビシッ!
キャスター「ぐぁっ!」


龍之介「そっかぁ……そりゃぁ気付かねぇよなァ……こんな綺麗なモノが体の中にあったn.......」ドクドクドク


ズキューーーーーン!!!


キャスター「」
龍之介「」





ゴルゴ13「..............」






ーーーーーーーーーーーー

臓硯「フォッフォッフォッ、雁夜。蟲達の報告によればキャスターが脱落したようじゃのう。意外と健闘しておるではないか」

雁夜「いや、なんかまだ一度も戦って.......」

バーサーカー「AAAaaaAAAAAAA!!!!」

雁夜「ぐぁぁあああああああ」

臓硯「安心するのはまだ早いぞ、雁夜。貴様が聖杯を手にいれなければ桜の解放はできんからのぅ。」

雁夜「吸血鬼め......」

臓硯「しかし、雁夜よ。ワシも少し期待が持ててな。賭け金を上乗せしてやろうと思ったのよ。ほれ」

チンコ蟲「................ッッ!!!」

雁夜「なっ!?ガァァァァァアアアアアアッ!!!」


臓硯「新たな刻印蟲じゃよ......、そいつは桜の『初めて』の蟲でな.......」

雁夜(桜...ちゃ....ん.....)

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

セイバー「先の戦い、見事な手腕でした」

ゴルゴ13「............」

セイバー「警察から入手した資料からキャスターの魔術工房特定、その後の速やかな襲撃、そして子供達の救出」

ゴルゴ13「............俺は自分の仕事をしただけだ」

セイバー(相変わらず寡黙な男だ.....)

ーーーーーーーーー

アサ子「報告です、ライダーとキャスターの両陣営が脱落しました。」

時臣「なっ!?」

言峰「まさか、」

アサ子「ザイードの報告によれば、ライダー陣営は事故死にみせかけた銃他殺。キャスター陣営は魔術工房に襲撃された痕跡があり、そこで銃殺されたマスターの死体が見つかりました。恐らくは『G』の仕業かと.......」

時臣「残るは我々とバーサーカー、そして『G』か.....」

>>46修正


ーーーーーーーーー

アサ子「報告です、ライダーとキャスターの両陣営が脱落しました。」

時臣「なっ!?」

言峰「まさか、」

アサ子「ザイードの報告によれば、ライダー陣営は事故死にみせかけた銃による他殺。キャスター陣営は魔術工房に襲撃された痕跡があり、そこで銃殺されたマスターの死体が見つかりました。恐らくは『G』の仕業かと.......」

時臣「残るは我々とバーサーカー、そして『G』か.....」

言峰「ご苦労だった、アサシン。引き続き監視を続けてくれ。」

アサ子「御意」


時臣「綺礼、これをどう考える?」

言峰「このままでは.....我々も殺されますね」

時臣「何か対策を講じなければな......。綺礼、英雄王はいま何処に?」

言峰「あそこの部屋でファミコンして遊んでます」

時臣「まあいい、呼び出して機嫌を損ねられても困るからな.....」

言峰「ここはバーサーカー陣営を『G』と戦わせて共倒れを狙うのが良いのでは?」

時臣「なるほど、最良ではないかもしれんが得策ではあるな」







雁夜「あんた....誰だ?」

言峰「初めましてと言ったところか、『間桐雁夜』。私はアサシンのマスター『言峰綺礼』というものだ。」


雁夜「どうした?.....俺のバーサーカーと戦いに来たのか...?」

言峰「いいや、違う。今回は君と同盟関係を結びたくてここに来たのだ」

雁夜「ど...同盟.....?」

ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー


ユッサユッサ
アイリ「ああっ男!!あなたこそ男だわ!!」

ゴルゴ13「............」

アイリ「は、はやく貴方の火かき棒で! アアッ〜!」

ゴルゴ13「.............」

アイリ「アッ!アアア〜ッ!アオオ〜〜ッッ!!!」






アイリ「!?」

ゴルゴ13「.......どうした?」

アイリ「誰かが侵入したみたい......この魔力、恐らくサーヴァントかしら」

ゴルゴ13「...........迎撃する」チャキッ

アイリ「無茶よ、ゴルゴ!セイバーに任せて!」

ゴルゴ13「.................」

ーーーーーーーーーーーー

バーサーカー「AaaaaaaAAAAA!!!!」

雁夜「行け....バーサーカー.....敵を倒しt...ウヴェッ!ゲホッゲホッ!ぐぅぅぅうあう!!!!」



雁夜「ハア....ハア......まだだ、まだ倒れるわけには......」


バーサーカー「GAAAAAaaAaaaa!!!!」

雁夜「くそっ.....なんで指示に従わない.....ッッ!」

セイバー「はぁぁぁぁあ!!!」

キィンッ!

バーサーカー「!?」



バーサーカー「Ar....thur.....」


セイバー「この屋敷を襲撃してくるとは、返り討ちにしてくれる!!!」



雁夜「バーサーカー....お前が襲うのは...そいつじゃない.....」ハァハァ



バーサーカー「GAAAAAAAAAA!!!」

ガシンッキィンガシャン!!!


セイバー(狂化して理性を失っているはずなのに、この精巧な太刀筋!?)


セイバー「強いな....」

雁夜「お前が襲うのは....セイバーのマスターだぞ.....」ハァハァ





バーサーカー「GUAAAAAAAAAAA!!!!」


セイバー「ぐっ!!」




ズキューーーーーンッッ!!!

雁夜「はっ!?」

セイバー「なっ!?」



バーサーカー「」



ゴルゴ13「............」



雁夜「バ、バーサーカー?」


バーサーカー「」

サァァァァアッ.........消滅


雁夜「う、嘘だろ...........こんなあっさりやられるなんて」

セイバー(通常、大口径の弾丸をもってしてもバーサーカーの鎧を貫通することは難しいはず......)


バーサーカー「」


セイバー(鎧の頭部にある目の隙間をぬって頭に一発、私との戦闘で動き回るバーサーカーにこれを撃ち込むとは.......)


ゴルゴ13「.............」


セイバー(とんでもない男だッ!)


雁夜「ああ....そんな.....負けちまったのか......」


セイバー「.............」

ゴルゴ13「.........間桐雁夜だな?」

雁夜「......畜生、畜生」


ゴルゴ13「.......何か言い残すことはあるか?」


雁夜「俺は....遅かれ早かれ死ぬ運命だ.....今更命乞いなんかしないさ......ただ、」


ゴルゴ13「...........」


雁夜「俺が負けたことで....ぐっ......1人の少女を救えなかったのが心残りだがな........」



ズキューーーーーンッ!

雁夜「さ...くら....ちゃ....」ガクッ



ゴルゴ13「.............'」

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー

時臣「なにっ!?バーサーカーも脱落しただと?」


言峰「はい、アサシンからの報告です。」


時臣「ヤツにとって残る敵は我々だけということか........」

言峰「とりあえず外は危険ですな」

時臣「綺礼のアサシン達による監視に加えて、遠坂の魔術によって要塞化したこの屋敷。いかに『G』といえどもここを攻め込むのは不可能だ。籠城を決め込むか?」

言峰「それが確実かもしれません。」

ーーーーーーーーーーー

ゴルゴ13「..............」ガサガサ



カチャッ(サイレンサー付きM16)

プチュンッ!

アサシンA「ぐあっ!!」

アサシンB「ど、どうした!?」
アサシンC「敵襲か?」


プチュンッ!プシュンッ!!

アサシンB「ぐえっ!!」
アサシンC「うわっ!!」



アサシンA「」
アサシンB「」
アサシンC「」


ゴルゴ13(........ルートクリア)


ガサガサ

ゴルゴ13「...........」


結界装置『』


ゴルゴ13(.........宝石をエネルギー源とした結界魔術)


ゴルゴ13「.........」カチャッ


プチュンッ!

結界装置『!』パリンッ!


ゴルゴ13「............」

ゴルゴ13(.........あとは装置の破壊に気づかれるまでにC4爆弾の設置)

ーーーーーーーーーーー

時臣「むっ!?」

言峰「どうしましたか?」

時臣「屋敷を守るための結界装置に異常が起きたようだ......」

言峰「至急アサシン達を確認に向かわせます」

ーーーーーーーーーー

結界装置『』


アサシン達
「これは...?」
「粉々に砕かれておるぞ!」
「敵襲か?」


アサ子(潜入するにしても、結界装置の破壊などという目立つ破壊工作をする理由とは.........)


ザイード「む?」

アサ子「何だ?」

ザイード「あの結界装置に貼り付けられているものは........」


C4『』ピーッピーッ


アサ子「!?」


チュドドドーーーンッッッ!!!!





ゴルゴ13「..............」

ちゃんと魔翌力は通したのかね
神秘の無い攻撃はサーヴァントにはほぼ一切通用しないはずだけど

ゴルゴがデイブさんにボンッと金と未知の材料渡して作らせたのだろ
これは何かと問われ答えたら、おおっ、クレイジー!と言われてる
或いは錬金術のアインツベルン辺りに金を糸目つけずに弾を作成させたか

神秘=信仰心や理解できないもの、ゴルゴの存在自体が多くの人に知られながらも
魔法だの魔術だの言われていて理解してる者が居ない、一種の魔術基盤的な存在になってもおかしくない

ソラウが売春婦の振りしてゴルゴに近づく展開はよ

依頼のダブルブッキングを絶対のタブーとしているデュークが桜ちゃんの件をどう処理するのか
私、気になります

>>74>>77
ゴルゴ13「銃も弾丸もそれなりのものが・・・ほしいのだ・・・・」

デイブ「い、いったい・・・・ターゲットはなになんですか?」

>>78
うっかり「ゴルゴ!」って喘いで殺されるパターン

>>79
劇中でターゲットの子供生まれるか何かで情けかけてあげたりとかはあったよな




暇ができたら続き書いてきます......

「ランチェスター大聖堂の銀十字錫溶かして作った13mm爆裂鉄鋼弾だ。
こいつ喰らって平気な化物(フリークス)なんかいないよ。死ね」

銀の弾丸で先端に十字を切るのを忘れるなよ

>>86
よくよく考えたら十字の溝彫ったらダムダム弾になって殺傷能力上がるのよね

>>71
続き
ーーーーーーーー

時臣「あの音は!?」

言峰「恐らく....『G』の襲撃かと」

時臣「私も覚悟を決める時が来たようだ.......」

ーーーーーーーーー

アサ子「くっ.....何人やられた!?」

アサシン達『恐らく10人程は.....』


アサ子「ヤツだ、ヤツを探せ!『G』を殺すのだ!」


アサ子「あっ!?」


ゴルゴ13「........」チャキッ


アサ子「お前達!散れッ!散るんだ!」




ゴルゴ13「.........」
バババババババババババッッ!!!



ビシビシビシビシッ!
アサシン達

「ぐわぁぁあ!」
「うわぁあ!」
「ひぃぃ!」



アサ子(くっ....まんまと一杯くわされたかっ!)


アサ子「うろたえるな!敵は人間1人だぞ!?さっさと殺せ!!!」


アサシン達
「殺せ!殺せ殺せっ!」

「たかが人間風情でッ!」

「調子に乗るなよ!」

「殺せ!」



ゴルゴ13「..........」
ババババババババッ!!!!


アサシン達
「がぁっ!?」
「ぐぉぉっ!?」
「ち、ちくしょぉおお!!」


アサ子「な、なんて強さなんだ....ッ!?」

アサ子(なんという....なんということだ.....!)


アサ子「他の者はマスターと時臣氏の護衛につけ!こいつは私が仕留めるッ!」


アサシン達
『御意!』サッ
『お気をつけを!』
『Gを屋敷に近づけるな!』ササッ


ゴルゴ13「...........,」

アサ子「............」




アサ子「最強のプロフェッショナル……“G”!」

アサ子「貴様にかかればどんな人物も殺害をまぬがれないというが、」

アサ子「私もこの手で何人もの人間を死に追いやった.......」

アサ子「どちらが優れているか......勝負だッ!『G』!!!」

アサ子「はぁぁぁぁああ!!!」

キィィンッ!キィンッ!

アサ子「くっ.........」

グググ.......ッ!

アサ子(力は互角!ならば技の技術で勝負してくれる!)シュッ

ゴルゴ13「...........ッ!」パシッ


アサ子(蹴りが止められた.......!?)

ゴルゴ13「............」シュッ

ザシュッ......!

アサ子「が、がはっ......」ドサッ

アサ子(何故だ....何故サーヴァントである私が人間などに......)

アサ子「お前の......強さは一体.....」

アサ子「英霊である私を超えた....この強さは........」


ゴルゴ13「俺は“強さ”には興味がない……」

ゴルゴ13「あるのは……」

ゴルゴ13「依頼者の求める結果を、確実に残すための任務遂行力を持つこと、だ……」

アサ子「な、なるほど……」

アサ子「サーヴァントすら倒しうるその強さは……」

アサ子「それを求める上でついてきた付属品に過ぎない、というわけか……」

アサ子「み、みごとだ……『G』……!」ガクッ

ゴルゴ13「...........」

ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーー

アサシン達
『時臣氏!我々が迎撃に出ているにもかかわらず『G』を足止めできません!』

『奴の強さは規格外です!』



時臣「ええい!君達はそれでもサーヴァントか!?人間1人も殺せないなどと!!!」


アサシン達
『"G"への攻撃に向かった我々の仲間は全てが返り討ちにあいました!』

『ここに奴が来るのも時間の問題です、早くお逃げください!』


時臣「くっ.........,」

ギィィィイ

アサシン達『む?誰かがドアを?』

パタンッ

ゴルゴ13「...........」


アサシン達
『貴様は!?』
『!?』
『!?』

時臣「くっ!」サッ


ゴルゴ13「.........!」

バババババババッ!!!


アサシン達
『うぎゃあっ!』
『がぁぁあああ!』
『ひぃい!』

時臣「ぐぁぁぁあ!!」




時臣「」ドサッ

ーーーーーーー
ーーーーーーー
ギルガメッシュ「む?」

言峰「どうした?」

ギルガメッシュ「時臣の奴が殺されたようだ。最後までつまらん男だったな」

言峰「なんと......くっ」

言峰「英雄王、今回ばかりは貴様にも動いてもらうぞ」


ギルガメッシュ「綺礼、顔に焦りが見えているぞクククッ」

言峰「笑い事ではない!殺されたのでは元も子もないからな」

ギルガメッシュ「ふん」




ーーーーーーー

?「随分と好き勝手に暴れてくれたようだな、下郎」


ゴルゴ13「.........!?」

ギルガメッシュ「我がこの手で直接葬ってくれる。」

ギルガメッシュ「我と戦えるのだ、光栄に思うがいい。"G"」


ゴルゴ13「..........」チャキッ

バババババババッ!!!


カキンカキンッ!!


ギルガメッシュ「無駄だ、その程度の銃弾で我の鎧を貫くことはできん」


ゴルゴ13「..........」チャキッ


ギルガメッシュ「おっと、無防備な頭を狙う腹づもりか?あいにくそれも効かんぞ?」

バババババッ!!!

カキュンカキュンッ!!!

ギルガメッシュ「ハハハハハッ!ジワジワとなぶってくれるわ!」

ゴルゴ13「...........」

ギルガメッシュ「貴様はもはや追い込まれたネズミも同然....!」



ゴルゴ13「.................」





〜数日前〜

ゴルゴ13「銃も弾丸もそれなりのものが・・・ほしいのだ・・・・」


デイブ「い、いったい・・・・ターゲットはなになんですか?」


ゴルゴ13「対魔力効果A以上の分厚い黄金の鎧だ.......」


デイブ「おおっクレージー!!」

デイブ「ふ、ふつう魔力を弾丸に持たせようとするなら素材は『銀』になるんですよっ!!」

デイブ「しかし『銀』というのは柔らかい金属ってわけだっ!!!」


ゴルゴ13「........」


デイブ「う、運動エネルギーが留まることによる人体内部への破壊力はあっても『貫通力』はない!」

デイブ「ぶ、分厚い鎧をブチ抜くならタングステン合金や劣化ウラン弾を使うんですよっ!!こ、これらの素材なら十分な硬度があって弾も先鋭化して貫通力があるっ!!」

デイブ「だ、だが『銀』では対象に命中しても弾頭が潰れてしまうっ!!」

デイブ「ま、『魔力』と『貫通力』を持った弾.....!!!」

デイブ「ク、クレージーだ! まさにクレージーだ! まるで玩具の銃でスチール缶に穴を開けるようなもんだ!」

ゴルゴ13「だから、それだけの銃と弾丸がほしくて、おれはここへ来た!」


デイブ「ト、トンプソン・コンテンダーを、」

ゴルゴ13「土台にしてつくるより・・・なさそうだな・・・・」

デイブ「わ、わかった。すぐにかかかろう......」





デイブ「重量は8.6キロ・・・ふつう体重の5、6パーセントがいいといいますが、あなたならこの重い銃でも平気のはずだ! どうです、できばえは!?」


ゴルゴ13「上出来だ......」

デイブ「け、拳銃式ですが、あなたなら強力な反動も問題ないでしょう」

ゴルゴ13「デイブ.....」

デイブ「え?」

ゴルゴ13「ありがとう.....」










ーーーーーーーーー

ゴルゴ13「..........」チャキッ


ギルガメッシュ「どうした?今更そんな古臭い拳銃が我に効くとでも思ったか?」


ギルガメッシュ「貴様の活躍を耳にしてどんな男かと思えば......つまらん男だったな、G」


ゴルゴ13「.............」


ギルガメッシュ「せめて死に様で我を興じさせよ!」

ゴルゴ13「............」カチッ


ズキューーーーーンッッ



ギルガメッシュ「が、がはぁっ.....」


ゴルゴ13「..........」


ギルガメッシュ「き、貴様.....」


ギルガメッシュ「M16での攻撃で弾が効かないと我に油断させ......,」


ギルガメッシュ「その銃で仕留めにくるとは.........謀りおって.....」


ゴルゴ13「人を殺す時にはつまらんおしゃべりをしているひまにさっさと殺すことだ……」


ギルガメッシュ「ぐっ.......」ガクッ

ギルガメッシュ「」ドクドクドク



言峰(英雄王.....お前まで.....)


言峰(アサシンの集団戦から英雄王との一騎打ちまでのその実力と備え)

言峰(まさに『G』こそ、"1人の軍隊(ワンマンアーミー)"と呼ぶのにふさわしい.......ッ!!!)




ゴルゴ13「聖堂教会、代行者.....言峰綺礼だな.......」


言峰「.............」




ズキューーーーンッ

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー

聖杯「」

ゴルゴ13「..........ミッションコンプリート」

セイバー「正直なところ私の存在は........」

ゴルゴ13「.......お前の価値は『聖杯に触れられる』ということだ」

聖杯「」

セイバー「愚弄するな!私だって命じられれば何か出来t.....」

ゴルゴ13「.......」ギロッ

セイバー「ひっ!?」

ゴルゴ13「御託を言うぐらいならセックスの経験でも積んでおくことだな........」

セイバー「なっ////!?」

Gは事実の指摘はするが、悪意有る侮蔑はしない

>>123

なんかそんな気がする

>>123
たしかに

>>122修正



聖杯「」

ゴルゴ13「..........ミッションコンプリート」

セイバー「正直なところ私の存在は........」

ゴルゴ13「.......役割は『聖杯に触れる』ということだ」

聖杯「」

セイバー「愚弄するな、私だって命じられれば何か役立てたはずだ!」

ゴルゴ13「...........」

セイバー「そう思わないか?」



ゴルゴ13「俺は先の戦いにおいて....相手を倒すだけの"必要な戦力と条件"が十分揃っていると判断したから動いた........それだけだ」


セイバー「それでは敵陣営のサーヴァントも1人で十分に倒せると......」

ゴルゴ13「............」





セイバー(クレイジーだ....っ!)

ゴルゴが英霊になったらアサシンかアーチャーのクラスになるの?

>>127
単独行動スキルでアーチャーかな個人的に、ついでに逸話から幸運もAで

セイバー「しかしともかく......我々は『聖杯』を手に入れました。」


ゴルゴ13「..........」


セイバー「アインツベルンのホムンクルスであったアイリスフィールの犠牲は居た堪れませんが ..........」


セイバー「これで、私は......ブリテンを滅びの運命から救うことができる.......ッ!!!」




ゴルゴ13「.............」

セイバー「貴方には感謝の言葉が言い尽くせない、」

ゴルゴ13「...........」

セイバー「....?」

ゴルゴ13「............」スッ


セイバー「ど、どうしたのだ、ゴルゴ?............突然令呪をかかげて」


ゴルゴ13「令呪をもって命ずる.......」


セイバー「なっ!?」


ゴルゴ13「我がサーヴァント、セイバーよ............」


ゴルゴ13「......『自害』せよ」


セイバー「うっ!......や、やめろ....そんな
.........,」ガクガクガクガク


ゴルゴ13「............重ねて命ずる、セイバーよ『自害』せよ」


ザシュッ

セイバー「がっ!.....うぅ...くっ.....」ドサッ.......


ゴルゴ13「................」


セイバー「な、何故だ....何故.......」



ゴルゴ13「『聖杯』が叶える願いは一つ.
......依頼主にのミッションを確実に成功させる必要上、排除させてもらった........」


セイバー「そんな...ゲホッ.......こんな......こと......」

ゴルゴ13「...........」


セイバー「まさに.....プロフェッショナルというのは伊達では...ないな......貴様」ガクッ




ゴルゴ13「..........」


セイバー「」

ーーーーーーー
ーーーー
ーー
ーーーー
ーーーーーーー

すいません、話の展開がこれ以上思いつかないので完結ということにさせてください。
m(_ _)m

雁夜おじさんの死に際のお願いをこなしてあげる話とか考えてたのですが、なんかややこしいので無しにしときます

実は依頼主が嘘ついてたとか言う展開でもいいのよ?


依頼時に嘘について言及してたのは前振りじゃなかったんだなww

>>146>>147
なんかオチにもってこうと思って書いてたけど、そもそもアハト爺さん自体は「聖杯戦争勝ち残ってねー」って依頼でいったもんで聖杯の汚染も糞もないかなってなって詰んだ......

>>1が続きを書く気がないなら、俺が勝手に続きを書いて完結させてもいい?

>>153
別にいいよ

楽しみにしてるぞ

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