凛「かよちん、バオウザケルガにゃ」  (26)

花陽「うおおおおおおおおおおお」


海未「よけてください、穂乃果!」

穂乃果「ちょっと、サ○シみたいなこと言わないでよ」

海未「ゴウシュドルク」


凛「穂乃果ちゃんがカッチカチに!!」

穂乃果「カッチカチやで」

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星空凛は学校ではあまりにも天才すぎる運動能力のため恐れられていた

ひとりぼっちの凛は家で筋トレをしていた…

凛母「学校にいきなさいよ」

凛「あんな奴ら喧嘩も弱いし興味ないにゃ」

凛「銃弾が流れてこようと、素手でぼこぼこに蹴散らすにゃ」

凛母「女子校はイ○ラーム国じゃないんだから、そんなに鍛えなくていいわよ」

凛「ババアは黙ってろにゃ」

花陽「あのぉ、お母さんにばばあはひどいですよ」

凛「なんだにゃ、裸の女の子が空からふってきたにゃ」

花陽「あやまったほうが、いいですよ」

凛「だまってろにゃ」

凛「ここは凛の筋トレルームにゃ、かってにはいるのやめるにゃ」

花陽「だめですか?」

凛「おことわりします」

凛「それより、服をきるにゃ」

凛「おまたの割れ目が見えてるにゃ」

花陽「あっ、あなたは腹筋が割れてますね」

凛「うるさいにゃ、早く凛のジャージ着るにゃ」

花陽「了解しました」

凛「それより名前ぐらいなのるにゃ」

花陽「コイズミハナヨ16歳」

凛「16歳なら、裸になるのやめるにゃ」

凛「凛がつかまってしまうにゃ」

花陽「なんでです?」









凛「凛が男みたいだからにゃ」



凛が学校に行きたくない理由

それは凛が男勝りな性格から、みんなに距離を置かれているからだ

花陽「ダイジョウブですよ」

花陽「凛ちゃん大作戦なのです」

凛「あの、花陽ちゃん・・・」

花陽「さっさと、学校にいきましょう」

先生「転校生を紹介する」

花陽「小泉花陽と申します」

先生「仲良くしてくれ」

クラスメート「今日、星空さんも来てるし、なんかあやしくない」

クラスメート「あのこ、星空さんと仲がいいならあとでいじめちゃおうかしら」


凛「花陽ちゃん、この本は何かにゃ」

花陽「内緒ですよ」

凛(気になるにゃ)

凛(花陽ちゃんがいなくなったし、さっきの本を読むにゃ)

凛(エッチな本かにゃ、最近たまってるにゃ)

凛(付箋紙が貼ってあるにゃ)

凛(第一の術 ザケル? なんのことかさっぱりにゃ)

凛(裸で現れたし、よくわからない子だにゃ)

クラスメートの田中さん「小泉さん靖国に行かないんですか」

花陽「やめてください」

クラスメートの田中さん「小泉さんは変人です」

花陽「どいてください」

クラスメートの田中さん「触らないで下さいよ」

花陽「ダレカタスケテエ」





凛「この声は!!」

凛「田中、新潟っじゃなかった教室に帰るにゃ」

田中「この子の命がどうなってもいいわけ?」

花陽「タスケテエ」

凛「別に生命の危機ではないにゃ」

田中「うるさい、首を絞めてやる」

花陽「グルジイ」

田中「それ以上近寄ったら覚悟なさい」

凛(こうなったら)

凛「第一の術、ザケル」

花陽「うおおおおおおおおお」

田中「ぬおおおおおおおおお」




放課後、凛は田中の遺体を東京湾に沈めた

凛の家へ2人は帰った

凛「あんな電撃化け物にゃ」

凛「凛のプライベートに踏み込むのやめるにゃ」

花陽「凛ちゃん」


花陽「花陽出ていくよ」

凛「好きにするにゃ」

アルパカ「めえ?」

花陽「あなたも一人なの?」

アルパカ「めえ」

花陽「かわいいね」

アルパカ「めえ」

凛「魔本?」

希「そうやで、うちらは最後まで本が残ったのが王になるんや」

絵里「王になるチカ、本をよこすチカ」

凛「いやにゃ」

希「実力行使や、『ハラショー』」


希の本は輝き、絵里の口からは衝撃波が出た

凛「筋肉が勝手にぴくぴくいうにゃ」

希「どうや、うちらの力」

凛「くっ」

希「いたいやろ、はよ本をわたさんかゴラ」

絵里「早くわたすちか」

凛「いやだにゃ」

希「マトリョーシカ」

凛(敵が5体になったにゃ)

凛「がべっ、がべっ」

多方向から凛は殴られる

花陽「ただいまー」

希「いろいろきたようやな」

アルパカ「どうも、俺怪物っす」

アルパカはすごくバイ○ハザードに出てきそうな生き物に変化した

ことり「この子の飼い主のことりでーす」


絵里「先にこいつらを倒すチカ」

希「ギガノハラショー」

アルパカ「ヴおおおおおおお」

希「最強呪文のでばんや」

希「ウ・チモ・イレテー」

9つの暗黒の弾がアルパカを襲う


ことり「あるぱかさーん、らめえええええええ」

アルパカ「いてええええええええええ」

ことりの持ってる本に火が付いた


アルパカ「俺、負けたんだよな」

ことり「うん、私が弱いから、ごめんね、ごめんね」


アルパカの体は次第に透明になる

アルパカ「ことり、お前はよく戦ってくれたよ」


アルパカ「だって、お前が最初に俺の体を見たとき」

アルパカ「俺を受け入れてくれた」

アルパカ「不気味な俺に対して暖かく接してくれたよね」

アルパカ「俺はうれしかったよ」

ことり「あるぱかさんは大切な家族だもの」

ことり「あるぱかさんに出会うまで逃げていた自分を変えてくれた」

ことり「あるぱかさん、最後に一言いいかな」



ことり「アルパカさんが王様になってくれるんだったら、こんな戦いしなくていい世界を作ってほしかったな」




花陽「・・・私約束するよ」

花陽「必ず王様になって、そしてやさしい王様になりたい」


凛「花陽ちゃん・・・」

アルパカ「凛頼んだぞ」


アルパカの体は空へ消えていった


希「今回は見逃してやろう、次までにその本を守りきるんやで」

凛「わかった」


凛と花陽はひたすら戦い続けた、そして―――

穂乃果「あなたたちが最後の魔物だね、せいぜいファイトだよ」

海未「ここまで残ったからにはこの方々油断できませんね」


凛は戦いが始まる前から勝てる可能性を感じずにはいられなかった
それだけいやな光景をいっぱい見てきたからだ


凛「かよちーん、行くにゃ」

花陽「絶対に負けません」


花陽の稲妻と穂乃果の業火が輝夜の城を照らした

花陽が放つ電撃には、いつか交わした誓い、消えていった魔物の思い
そんな漠然としたものが詰まっているような輝きをもっていた



おわり

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