杏「あんこずのだらだらふわぁず 第3回」 (59)

シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ


本編
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第88回」
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第88回」 - SSまとめ速報
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外伝
杏「あんこずのだらだらふわぁず 第2回」
杏「あんこずのだらだらふわぁず 第2回」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412512449/)

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杏「ういー、3回目だよー」

こずえ「ふわぁ」

杏「なんか急に寒くなったね」

こずえ「かぜー…つめたいのぉー…」

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ここ数日で一気に冷え込みましたね(カンペ&テロップ)
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杏「涼しくて快適な秋が一瞬にして終わってしまった」

こずえ「もう…ふゆー?」

杏「だねー。寒い寒い…」

こずえ「ふゆー…こたつー…」

杏「こたつはいいぞー。暖かいぞー」

こずえ「こたつでおひるねするの…すきー」

杏「何十時間でも寝ていられそうだよね」

こずえ「ふわぁ…たくさんねるのー」

杏「春までずっとこたつで寝てたい」

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では、番組からの支給品をどうぞ
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杏「おー、カイロじゃないかー」

こずえ「ふわぁ…?」

杏「こう、軽く振って、しばらくしたら温かくなるんだよ」

こずえ「ぽかぽかー…?」

杏「そうそう。ポケットの中にでも入れておこう」

こずえ「うんー…」

杏「んじゃ、そろそろ行きますかねー」

こずえ「おさんぽー…」

杏「どこか暖まれそうな場所がないか探そうー」

こずえ「さがすー…」

杏「じゃ、しゅっぱーつ」

???「ちょっと!!!」

杏「ん?」

こずえ「ふわぁ…?」

幸子「ゲストを呼んでくださいよ!」

杏「えーっと…一般の方?」

幸子「ボクです!カワイイカワイイ輿水幸子です!!」

杏「あ、幸子かー」

幸子「弄り方が完全にお笑い芸人さんのそれですよね!?」

杏「わはは」

こずえ「さちこー…」

幸子「こずえちゃんも、杏さんのノリに合わせなくていいんですよ」

こずえ「ふわぁ…?」

幸子「えっ……あ、いや、なんでもないです…」

杏「こずえは完全に素だからね」

幸子「みたいですね…」

こずえ「…?」

幸子「と、とにかく、今日はボクがゲストなんですから!よろしくお願いしますね!」

杏「はいよー、よろしくー。んじゃ、今度こそ行くかー」

幸子「はい、行きましょう!」

こずえ「しゅっぱつー…」

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杏ちゃん、こずえちゃん、幸子ちゃん、散策開始
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杏「幸子もカイロ持ってるの?」

幸子「はい、さっき頂きましたよ!カワイイボクに両手でぎゅってされるカイロは幸せですねぇ」

杏「せやな」

幸子「ぐぬぬ、またそんな反応を!」

杏「はははー」

こずえ「くしゅっ」

杏「おわ、こずえ大丈夫?」

こずえ「ふわぁー…だいじょうぶー…ずびずび…」

杏「あーあー、鼻水すすらない。ほら、ティッシュティッシュ」

こずえ「ちーん…」

幸子「本当に自由ですねこの番組…このシーン、オンエアに乗るんですか…?」

杏「まぁ、マズかったらカットされるでしょー」

幸子「そ、それもそうですね」

杏「よし、これで大丈夫かな…」

こずえ「えへー…すっきり」

幸子「本当に一気に寒くなりましたよねぇ」

杏「だねぇ。きらりに家を冬仕様にチェンジしてもらったよ」

幸子「やっぱりきらりさん任せなんですね…」

杏「いつもホント助かってるよー。うんうん」

こずえ「あー…」

杏「ん、どしたー?こずえ」

こずえ「かばんー…」

杏「かばん…あー、カバン屋があるね」

幸子「色んなカバンを置いてるみたいですね」

杏「『ランドセルから旅行カバンまで幅広く取り扱っております』だってさ」

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入ってみますか?
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杏「そうだねー、見るついでにちょっと暖まらせてもらおう…」

幸子「ボクにピッタリのカワイイカバンが見つかるかもしれませんね!」

こずえ「かばんー…みるのー…」

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カバン屋さんに入ってみる3人
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『いらっしゃいませ』

杏「うわー、なんかホント色々あるね」

幸子「凄い数ですねぇ」

こずえ「かばん…いっぱいー…」

幸子「見てください、これなんてボクにぴったりじゃないですか?」

杏「んぇ?あー、そーねー、いいと思うよー」

幸子「ふふーん!あ、こっちもいいですね…どうですか?」

杏「うんうん、似合ってる似合ってる」

こずえ「ふわぁ」

幸子「うーん、色々あって悩んでしまいますねぇ」

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ショッピング感覚の幸子ちゃん
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杏「幸子にはこっちにも合うんじゃない?」

幸子「旅行カバン…ですか?ボクが使うにしては大きすぎるような」

杏「カバンの中に入るの」

幸子「何でですか!?」

杏「いや、面白いかなーと思って」

幸子「面白くありません!」

杏「ははは」

こずえ「さちこー…かばん…はいるのー?」

幸子「入りません!入りませんから!」

こずえ「ふわぁ」

幸子「もう、杏さんが変な事を言うとこずえちゃんがマネするんですから!」

杏「いやー、ついつい」

こずえ「らんどせるー…」

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こずえちゃん、ランドセルコーナーを発見
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杏「ランドセルかー。こずえは小学生だし、学校行くとき使ってるよね?」

こずえ「うんー…」

幸子「ボクも、少し前まではランドセルを背負って小学校へ…」

幸子「小学生のボクも、言葉では言い表せないほどのカワイさでした…」

杏「へえ」

幸子「は、反応が軽すぎますよ…!」

こずえ「これー…かるいー…」

杏「ほー?」

こずえ「もってー…」

杏「どれ…おや、本当に軽い。ランドセルってもうちょっとずっしりしてるイメージだったけど」

幸子「そうですかね?確かに、これは凄く軽いですけど」

杏「…そういえば、こずえがランドセル背負ってるとこ見た事ないな」

幸子「言われて見れば…確かに」

こずえ「ふわぁー…みたいー?」

杏「見たい…かも」

幸子「そうですね、何故か凄く気になります…」

こずえ「いいよー……んしょ……んしょ……」

杏「お、おぉ…こずえがランドセル背負ってる…」

幸子「何故でしょう、普通の事のはずなのに、凄くレアな映像に見えてしまいます…」

こずえ「れあー…?」

杏「うん、なんかよく分からないけど…ありがとう」

幸子「ありがとうございます、こずえちゃん」

こずえ「ふわぁ…?」

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ランドセルこずえちゃん、レア映像ですね
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こずえ「あんずとー…さちこもー…らんどせるー」

杏・幸子「えっ」

こずえ「みたいー…」

杏「い、いやいやいや、幸子はともかく、杏は…ねぇ?」

幸子「えっ!?ボ、ボクだって流石にランドセルは…!」

こずえ「みたいのー…」

杏・幸子「うっ…」

幸子「じゃ、じゃあ、杏さんがやるならボクもやりますよ!」

杏「ちょ、なんだそれ!」

こずえ「あんずー…」

杏「ぐぐぐ…あ、杏17歳だぞ…いくら見た目がこれだからってランドセルとか…」

こずえ「じー……」

杏「………ちょ、ちょっとだけだからね…!」

こずえ「えへー…」

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杏ちゃんと幸子ちゃんもランドセルを背負う事に
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杏「じゃ、じゃあまず幸子ね」

幸子「い、いいでしょう!あまりのカワイさに気絶しないで下さいね!」

杏「アッハイ」

幸子「よいしょ……ふ、ふふーん、どうです!」

杏「あ…うん、まぁ、普通にアリなんじゃない?」

こずえ「らんどせるー…にあうー…」

幸子「素直に喜んでいいのか分かりませんが…とにかくカワイイということですよね!」

幸子「ま、まぁ、ボクは素が完璧なので、何を身に着けても似合ってしまいますからね!ふふーん!」

杏「お、おう…」

こずえ「ふわぁ」

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ランドセル幸子ちゃん、普通に合ってますね
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こずえ「つぎー…あんずー…」

杏「ホ、ホントに杏もやるの…?」

幸子「勿論です!さぁ、どうぞ」

杏「ぐぬー……ほ、本当にちょっとだけだからね」

幸子「さぁさぁ!」

杏「よいしょ……こ、これでいいの?」

幸子「凄く似合ってます…!?」

こずえ「あんずー…ぴったりー」

杏「全然嬉しくないんだけど…!とにかく、もう終わり」

幸子「あぁ、待ってください、写真を…」

杏「撮らせるかー!」

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映像にはバッチリ残りますけどね
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杏「くっ」

こずえ「えへー…」

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ランドセル杏ちゃんという激レア映像を入手した所で、お店を後に
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杏「はー、なんかとんでもないとこを見せてしまったよ…」

幸子「杏さんのランドセル姿、想像以上に似合っててビックリしましたよ…」

こずえ「あんずー…らんどせるー…えへー」

杏「ぐぬぬぬ……って、ん?」

幸子「どうしました?」

杏「見てこの自販機。変なジュースばっかり売ってる」

幸子「…ホントですね、見た事もないようなラベルばかりです」

こずえ「へんなのー…」

杏「エナジードリンク系の飲み物なのかなぁ」

幸子「ちょ、ちょっと進んで買いたくはないですね…」

杏「一応、お茶とかお汁粉もあるっぽいけど…一番謎なのはこれだよね」

幸子「『?』って…なんでしょうか」

こずえ「はてなー…?」

杏「何が出てくるか分からないってことなのかな」

幸子「そ、そんなのいいんですか?」

杏「まぁ、ガチャガチャと同じだと思えば…?」

幸子「なるほど…」

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折角だから買ってみます?
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杏「お、いいね、面白そう」

幸子「えっ、変なのが出てきたらどうするんですか」

杏「幸子任せた」

幸子「なんでですか!?」

杏「さ、小銭を入れてっと…こずえ、ここ押してみー」

こずえ「ふわぁ…ぴぴぴー」

ガタッゴトトン

杏「さぁ、何が出るかなー…っと、なんだこれ」

こずえ「なぁにー…これー?」

幸子「炭酸…コーヒー…」

杏「うわぁ」

幸子「どうするんですかこれ」

杏「幸子、頑張って」

幸子「えー!?」

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幸子ちゃん、炭酸コーヒーに挑戦
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幸子「し、しかも、この寒い日に冷たい飲み物なんて…」

杏「一口だけでいいから」

幸子「ほ、本当に一口だけですよ!」

こずえ「がんばれー…」

幸子「ふぎぎ……い、いただきます……ごく」

杏「どうー?」

幸子「…………………」

杏「あぁ、幸子の顔が渋い顔に」

こずえ「だいじょうぶー…?」

幸子「も、もう、結構です」

杏「やっぱりか…」

こずえ「ふわぁ…」

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炭酸コーヒー、幸子ちゃんには合わなかったようです
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杏「いやぁ、炭酸コーヒーは強敵でしたね」

幸子「杏さんは飲んでないじゃないですか!?」

杏「ははは」

幸子「ふぎー…つ、次、変な飲み物見つけたら、杏さんが飲んでくださいね!」

杏「考えとくよー」

幸子「絶対ですからね!」

こずえ「あー…おかしやさんー…」

杏「お、駄菓子屋だー」

幸子「おや、本当ですね」

こずえ「おかしー…」

杏「お菓子ー」

幸子「あぁ、2人ともちょっと…!もう、仕方ないですね…!」

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駄菓子屋見つけて我先にと向かう杏ちゃんとこずえちゃん
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杏「見て見て、飴玉がこんなに沢山」

こずえ「おかしー…いっぱいー…」

幸子「目が輝いてますね…」

杏「杏、駄菓子屋は好きだよー」

こずえ「こずえもー…すきー…」

幸子「確かに、色々なお菓子があって少しわくわくしてしまいますね」

杏「ねぇねぇ、何か買っていっても良い?」

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あ、いっすよ
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幸子「随分軽いノリですね!?」

杏「わーい、何買おうかな」

こずえ「こずえー…これ…すきー」

杏「あー、それ美味しいよね」

幸子「あ、ボク、これ好きです」

杏「おぉ、幸子わかってるじゃないか」

幸子「ふふーん!」

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駄菓子屋でお買い物を楽しむ3人
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杏「お、なんかお面売ってる」

こずえ「おめんー…」

幸子「本当ですね。お祭りでよく売ってるのを見かけますけど、駄菓子屋でも売ってるんですね」

杏「プリキュアのお面だ」

こずえ「ぷりきゅあー…」

杏「幸子、着けてみなよ」

幸子「え、ボクがですか!?こずえちゃんがつけた方が…」

杏「さっき、カバン屋で素が完璧だから何を身に着けても似合うって言ってたじゃん?」

幸子「うっ…そ、それは」

杏「ほらほら、きっとカワイイから着けてみなって」

幸子「ふ、ふふーん!そんなにボクがお面を着けてる所が見たいんですね!」

幸子「しょうがないですね…では…」

杏(こずえ、こっちこっち)ヒソヒソ

こずえ(ふわぁ……)

幸子「ふぅ!どうですか!カワイイでしょう!」

シーン

幸子「あ、あれ?」

杏「こずえ、これ美味しいよ」

こずえ「ふわぁ…それも…たべるー…」

杏「じゃあ、これも買いーっと」

幸子「ちょっと!!!!」

杏「え?」

幸子「ボクの!!お面!!」

杏「いや、それは幸子のじゃなくてお店の商品だし…」

幸子「そうではなくて!!ボクにお面をつけさせてスルーってどういう事ですか!?」

杏「いや、そうした方が面白いかと思って…」

幸子「ボクは面白くありません!!」

こずえ「さちこ…おもしろいー…?」

幸子「こ、こずえちゃんまで…!」

杏「まぁまぁ、好きなお菓子とそのお面買ってあげるから」

幸子「お、お菓子はともかく、このお面は別に…」

幸子「まぁ、でも着けたまま喋ってしまいましたし、これも買ってもらいましょうか…」

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幸子ちゃん弄りを堪能したところで、駄菓子とお面を購入
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杏「いやー、買った買った」

こずえ「えへー…おかし、いっぱいー…」

幸子「お菓子を買ってもらえたのは嬉しいですけど、お面の件は酷いですよ!」

杏「わはは、ごめんってー」

幸子「むぅー!」

杏「ほらほら、そろそろお腹空いたし、ご飯食べるとこ探そう」

幸子「む…そうですね」

こずえ「おなかー…すいたー…」

杏「暖かいものが食べたいねー」

幸子「そうですね、何が良いでしょうか」

杏「早く暖まりたいー…近くにお店ないかなぁ」

こずえ「あったかい…ごはんー」

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温かい食事を求めてお店を探す3人
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杏「うーん…どこがいいかなぁ」

幸子「そうですねぇ…おや、あのお店はカレー屋さんですか」

こずえ「かれー…」

杏「おー、カレーかぁ。しかもインドカレーのお店だって」

こずえ「いんどー…」

幸子「カレーなら、体も温まりそうじゃないですか?」

杏「そうだねー、行ってみるかー。こずえ、カレーで大丈夫ー?」

こずえ「かれー…たべるー」

杏「よし、決まりー」

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インドカレーのお店に入る3人
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『イラシャイマセー』

杏「お、おぉ」

幸子「インドの方でしょうか…?」

こずえ「ふわぁ」

『何名様デスカ?』

杏「あ、3人です」

『3名様奥ノ席にドウゾー』

杏「あっちだって」

幸子「お店の中がカレーの匂いでいっぱいですね」

こずえ「いいにおいー…くんくん」

杏「この匂いだけでお腹空いちゃいそうだね」

杏「さて、これがメニューだね」

幸子「カレーだけで凄い種類ですね」

こずえ「いっぱいあるー…」

杏「んー、どれがいいかなー」

幸子「カレーを食べて温まるとは言ったんですけど、辛すぎるのは得意じゃないんですよね」

杏「杏も普通ぐらいがいいかなぁ」

こずえ「あまいのが…いいー」

杏「辛さは選べるみたいだから、一応大丈夫かな」

幸子「甘口、普通、辛口、大辛、激辛、超激辛…」

杏「超激辛とかヤバそうだね…」

幸子「食べたら火を噴いちゃいそうですよ」

こずえ「かいじゅうみたいー…」

幸子「か、怪獣ですか…」

杏「サチキング」

幸子「なんですかそれはっ」

杏「うーん、杏はキーマカレーにしてみようかな」

幸子「ボクはシーフードカレーがいいです!」

こずえ「こずえは…ちきんかれー…」

杏「辛さはどうする?」

幸子「普通にしておきます」

こずえ「こずえは…あまいのー」

杏「うーん、番組的に辛いのいっておきたいけど、杏も普通がいいしなぁ」

幸子「無理して辛いのにして、食べられないのも困りますからね」

杏「だよねぇ………あっ」

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ADの方を見るAnzuchang
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『えっ』

杏「辛いのいける?」

『ま、まぁ、人並みには…』

杏「激辛か超激辛、いってみようよ」

『え゛っ』

幸子「杏さん、なんという無茶振りを」

こずえ「ふわぁ」

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前回の散髪の件からADをネタ要員扱いする杏ちゃん。いいぞもっとやれ
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杏「カレーは好きなのにしていいからさー」

『えぇー…じゃあ、マトンカレーで…』

杏「激辛と超激辛どっちにする?」

『流石に激辛で…!』

杏「しょうがないなぁ。あ、ライスとナン、どっちにする?」

幸子「ボクはナンがいいです!」

こずえ「こずえもー…」

杏「杏もナンがいいな。じゃあ、みんなナンでいいね」

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杏ちゃんはキーマカレーとナンのセット

こずえちゃんはチキンカレーとナンのセット

幸子ちゃんはシーフードカレーとナンのセット

ADはマトンカレーとナンのセット

さらに追加で、タンドリーチキンとシークカバブの盛り合わせを注文

杏ちゃんと幸子ちゃんは普通の辛さ、こずえちゃんは甘口

ADは激辛に挑戦です。頑張って下さいね
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杏「うーん、いい匂い。じゃ、いただきまーす」

幸子「いただきます!」

こずえ「いただき…ますー…」

杏「おわ、ナン熱っ…ふー…ふー…」

幸子「アツアツですね…千切るのに一苦労です…!」

こずえ「ふー…ふー…」

杏「こうやって、カレーに浸して…あむ」

幸子「はふっ…もぐ……んん、おいしいですっ」

杏「うん、うまー」

こずえ「おいしいのぉー…」

『んふぅっ!ほっ…!』

杏「ふふふっ」

幸子「だ、大丈夫ですか?」

『大丈夫っす…辛いっすねこれ…!』

杏「流石激辛…」

幸子「超激辛だとどうなってたんでしょう…」

こずえ「ふわぁ…」

『いや、でも、辛いけど美味いです…!』

杏「水めっちゃ飲んでる」

こずえ「こく……ふわぁ…これ、おいしー…」

杏「ラッシーね」

こずえ「らっしー…」

幸子「ラッシー、こういうお店でもないと中々飲む機会がないですよね」

杏「だねー」

杏「………」モグモグ

幸子「………」モグモグ

こずえ「………」モグモグ

杏「………」モグモグ

幸子「………」ゴクゴク

こずえ「………」ゴクゴク

杏「………」ゴクゴク

幸子「………」モグモグ

こずえ「………」モグモグ

杏「………」モグモグ

幸子「………」モグモグ

こずえ「………」ゴクゴク

幸子「…………喋りましょうよ!?」

杏「いつもの」

幸子「た、確かに過去の放送でも全く同じ展開でしたけど!」

こずえ「たべるときは…しずかー…」

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30分後
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杏「ふぅ、美味しかったー」

幸子「ごちそうさまでした」

こずえ「おなか…いっぱいー…」

杏「美味しかったねー。普通の辛さなら全然大丈夫だってね」

幸子「そうですね、次、機会があれば辛口に挑戦してみましょう」

杏「だねー。こずえはー?」

こずえ「こずえはー…あまいので、いいー」

杏「そかそかー」

幸子「激辛、しっかり完食してますね…凄いです」

『めっちゃ辛かったですけど、美味かったです』

杏「次は超激辛だね」ニッコリ

『えっ、それは…』

幸子「大変な事になりそうですね…」

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次は是非、超激辛に挑戦して欲しいですね
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『アリガトゴザマシター』

杏「ふぅー、温まったー」

こずえ「ぽかぽかー…」

幸子「でも、外はやっぱり寒いですね…」

杏「だねぇ、中で温まりたい」

杏「さて、そろそろエンディング?」

――――――――――――――――――――――――――――――――
ですね
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杏「幸子、どうだったー?」

幸子「楽しかったですよ!杏さんに弄られたのが気になりますけど!」

杏「まぁまぁ、いつもの事じゃないか」

幸子「いつもの事になってるのが問題なんですけど!?」

こずえ「さちこ…いじりー」

杏「幸子がカワイイからついついちょっかいかけたくなるんだよ~」

幸子「っ…ま、まぁ、その気持ちは分からなくもないですけどね!」

幸子「ボクがカワイすぎるばかりに…困りましたねぇ」

杏「ちょろい。じゃあ、だらだらふわぁず第3回目、おわりー」

幸子「ちょろ…!?」

こずえ「ばいばいー…」

杏「じゃーねー」

幸子「さ、さようなら!それより、ちょろいってなんですか!」

―事務所―

小梅「杏さんの…ランドセル姿…」

輝子「これは…レア過ぎるな…」

杏「恥ずかしい姿を見られた…」

幸子「ボクだって、炭酸コーヒーを飲んだ時のあの顔、見られたくなかったですよ!」

こずえ「えへー…おかし…おいしー…」サクサク

仁奈「うまい棒うめーですよ」サクサク

菜々「懐かしいですねー…あ、これまだ売ってるんですね」

菜々「わぁ、これ、ナナ大好きなんですよー!」

杏(菜々さん、最早隠す気ないんじゃ…)

小梅「このお面…どうするの…?」

幸子「どうしましょうか…流れで買ったのはいいんですけど、使い道が」

杏「菜々さん、試しにこのお面着けてみてよー」

菜々「いいですよ♪よいしょ…じゃーん、どうですかっ?」

杏「…んふっ」

輝子「フヒッ」

菜々「な、なんですかー!?」


おしり

炭酸コーヒーは二度と飲みたくないです…


見てくれた人ありがとう

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