律「今日は梓の…」 (13)

梓「こんなに気持ち良さそうに眠って」


梓「隣に私が居るのに」


梓「襲っちゃいますよ?」


梓「えいっ」ぷにぷに


律「う、うーん…」


梓「!」びくっ


律「ZZZ」


梓「良かった…」

梓「大体、貴女はいつもいつも適当で…」


梓「私や澪先輩をからかって楽しいですか?」


梓「練習は余りしなくて唯先輩と遊んでばかり」


梓「そう、唯先輩とばかり…」


梓「澪先輩とは幼馴染みでムギ先輩とは駄菓子屋デートしたんですよね?」


梓「たまには私を誘ってくれても良いじゃないですか」


梓「私だって律先輩と二人で遊んでみたいんですよ?」


梓「でも、貴女は先輩達とばかり…」ぐすっ



梓「律先輩なんて嫌いです!大大大嫌いです!」



梓「でも…」


梓「いつも優しくて明るくて私の事も気にかけてくれて」


梓「でも、私がこんなに想ってるのに貴女は知らん顔で…」



梓「律先輩、知ってますか?今日は私の誕生日なんですよ?」

梓「どうせ知らないんですよね?」


梓「でも、それでも良いんです」


梓「誕生日にこうやって律先輩の傍に居られるだけで私は…」


梓「律先輩、大好きです…」


梓「もーう、こうなったら私も一緒に寝てやるです!」


梓「誕生日なんだから、それくらい良いですよね?」


梓「起きたら律先輩びっくりするかな?」


梓「律先輩が起きたら一番に見えるのが私か…」


梓「嬉しいな、それだけで私は幸せですよ」


梓「…」ぎゅっ


梓「今、どんな夢を見てるんですか?」


梓「私の夢だったら嬉しいな」


梓「私以外の夢だったら許しませんよ?」


梓「なんて」くすっ


梓「聞こえてないから寝ているから言えるんだよね」



梓「私も一緒に寝ます」


梓「おやすみなさい、律先輩」ぎゅっ

梓「ZZZ」




律(全部聞こえてたよバーカ)


律「全くお前は…」


律「そんなに寂しかったのか?」


律「可愛い奴だな梓は」なでなで


律「今度、遊園地にでも行くか?」


律「あずにゃんだから猫カフェが良いか?」


律「ずっと傍に居てやるからさ」


律「お前こそ離れるなよ?」


律「この花、梓の為に買ってきたんだぜ?」


律「これはギンモクセイ」


律「これは桔梗」


律「これはビオラ」


律「意味は自分で調べろよ///」


律「誕生日おめでとう梓」

梓「う、うーん…」


梓「律先輩が居ない?」


梓「もしかして、変に思われたかな…」


梓「そりゃ、起きたら後輩が抱きついてたら変に思うよね」ぐすっ


梓「馬鹿だな私…本当に馬鹿だ」


梓「あれっ?これは花?」


梓「律先輩の字だ」

梓「花言葉は自分で調べろ!私の気持ちだ!か…」


梓「ギンモクセイっと」


梓「わっ///」


梓「桔梗は///」


梓「あぅっ///」


梓「ビオラって…あっ!律先輩…」

ギンモクセイ


花言葉


初恋


桔梗


花言葉


変わらぬ愛


ビオラ


11月11日


誕生花


花言葉


誠実な愛


あずにゃん誕生日おめでとうございます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom