木星解体新書(著者:善澤) (38)

一応キャラ崩壊注意です

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僕は彼女の穴に狙いを定めると、まずは入り口に亀頭を当てた。

いやらしく濡れたその穴に触れた僕の亀頭は快感を僕の脳へ伝え、ゾクゾクという感覚を背中に走らせる。

もう我慢ができない。

彼女はぐったりとしている。

その姿が僕の劣情を煽り……。

僕のエンジンに火を点けた。

そして一突き……全身に快感が走り、思わず腰が砕けそうになる。

ああ、なんて気持ちがいいんだ……彼女はまるで初めて行った自慰の時のような気分にさせる。

もういいだろう。

これからは僕の思うがままに



ピンポーン

善澤「……ああああああああああああああああもう今いいところなのに!!!!」

善澤(せっかく新しい○ナホがAm○zonから届いたばかりだというのに……)

善澤(仕方ない。装着したままジーンズを履いて……)

善澤(……少しもっこりしているけど許容範囲か……)

ピッ

善澤「……どちら様でしょうか?」

善澤(お願いだから垂れて来ないでくれよローション君……)

『……私だ。黒井崇男だ』

善澤「黒井!? 一体どうしたんだい!?」

善澤(しかも黒井か……夜中の1時だというのに何をしに来たんだこいつは)

黒井『少し……重要な相談事があってな。入れてくれないか?』

善澤(……帰れと言いたいところだけど……相手が黒井なだけに言いにくい……)

善澤(しかしマイサンにはオ○ホが吸い付いている……)

善澤(……ええいままよ!!)

善澤「……今鍵を開けるよ」

善澤(ああ……やってしまった……オ○ホを装着したまま黒井をもてなすなんてできるわけがない……)

黒井「…………」

善澤「……コーヒーはブラックでいいかい?」

黒井「……ウィ。ブラックで頼む」

善澤「よ、よしわかった」ビクビク

善澤(き、亀頭が微妙に擦られてそろそろ暴発しそうだ……かといって萎えさせたら息子から抜けたオナ○が変な位置に行ってしまう……)

黒井「……なあ善澤」

善澤「な、なんだい?」

黒井「セブン○ィーンボルドーは……気持ちよかったか? 私は据え置きのものしか使ったことがないのでな。是非貴様のレビューを聞いてみたい」ニヤニヤ

善澤「」

善澤(……あっ、ソファの上にパッケージが置きっ放し)ビクンビクン

黒井「…………」ニヤニヤ

善澤(……最低だ、俺って)ケンジャタイム

善澤「ほら、もうこのコーヒー飲んだら帰ってくれないか」

黒井「まあまあそう言うんじゃない善澤。私の話を聞いていかなくてもいいのか?」

善澤「元々僕が聞いてやる立場だろう。何故僕がお前の話を聞かせてもらう立場にされているんだ」

善澤「大体今は真夜中の1時だぞ? もう少し社会人としての常識をだな……」

黒井(50代でオ○ホに頼るやつが言うか……)

黒井「今度最高級ステーキレストランに食べに行こうではないか」

善澤「……それでも僕の幸せな時間と無駄打ちした精子は帰ってこないんだぞ」

黒井「なら最高級の風俗に」

善澤「童貞は自分の努力で捨てたいから風俗などありえないね」

黒井「……では好みのオナ○5種類とステーキレストラン」

善澤「乗った」

黒井「よし」

黒井「それで本題なのだが……」

善澤「こんな夜遅くに来るということはそんなにも重要な話なのかい?」

黒井「話の腰を折るんじゃない……実はな」

善澤「お前が僕に相談するなんて、よっぽどのことなんだろうね」

黒井「……ハードルを上げるな話の腰を折るな2回も言わせるな!!」

善澤「ごめんごめん、それで?」

黒井(昔からこいつは……!)

黒井「……ジュピターを我が961プロに取り戻したいのだよ」

善澤「……ほう」

黒井「本当は一度切り捨てたジュピターを拾うようなことは私のポリシーに反するのでやりたくないのだがな?」

善澤「お前は昔から無駄に厳格なやつだったからなぁ……それで? 何か理由はあるのかい?」

黒井「……貴様が相手だから特別に話してやる」

善澤「それはどうも」

善澤(いや、だから僕が聞いてやる立場だって……)

黒井「……善澤、貴様にはジュピターに関する記事を書かせなかったな?」

善澤「ああ、そういえば旧友のよしみでいい記事を書いてやると言ったのにお前が断ったな」

黒井「昔から貴様が書いた記事は売れていたからな。どうしても私は友人の力なぞ借りたくなかったのだ」

善澤「友人だと認めてくれるのかい?」

黒井「……フン、あくまで仕事上の友人だ」

善澤「冷たいねえ……」

黒井「……それはともかく、だ。私はあの3人をスカウトした時から確かな才能、溢れるポテンシャルを感じていた」

黒井「だからこそ、自らの力だけで、あいつたち自身が頂点を掴み取れる程の強大な力を持ったアイドルになって欲しかったのだ」

黒井「……まあ一時の感情で765プロの仕事を無理矢理ジュピターに回したりしてしまったが」

善澤「そうか……。……それが今回のジュピター奪還と何の繋がりがあるんだい?」

黒井「……あいつたちは今STプロだとかいう弱小事務所に所属している」

善澤「ああ、あそこか」

黒井「だがな、ジュピターはあのような事務所では絶対に昇華しきれないのだよ。あの満ち溢れるな才能をな!!」

黒井「現在は961プロに居た時と違ってセルフプロデュースしているらしいが……またゼロ……いや、マイナスからのスタートとなるのだ。やはり基盤を作る人間が居なければならない」

善澤「え、ええと……今彼らはそこそこ上手く行っているようだけど?」

黒井「……それでも、だ」

善澤(こいつは何を言っているんだ……?)

善澤「一応聞いておくけど961プロの社運を賭けてのプロジェクトとかじゃないよな? 経営不振だからジュピターを取り戻すとか……」

黒井「そんなわけなかろう!! 」

善澤「こらこらマンションなんだから大声を出すんじゃない……」

黒井「私の行き過ぎた行為が961プロのイメージダウンに繋がったのは認める。が、我が961プロはそれ程度で倒れはしない!! 金なら豊富にある!!」

黒井「だが、今の私ではいくら金を積もうとあいつたちに合わせる顔も方法も無い……。だから貴様を頼ったのだ」

善澤(……黒井自身が頼み込めば彼らも話ぐらいは聞いてくれそうなものだけど……)

善澤「……ま、いつも自分で解決しようとするお前の珍しい頼みだ。私もできる限りは努力してみるよ」

黒井「……助かる」

善澤「でも何故僕にしたんだい? お前なら他にも頼れる人間が居ただろうに」

黒井「……下手に借りを作って弱味を見せたくないのだ。芸能界のトップに立ち支配する以上、私は孤高の王者でなくてはならない」

黒井「……認めるのは癪だが、貴様とはある程度気心も知れた友人の関係だ。だから貴様を頼った」

善澤「孤高の王者……か」

善澤(こいつは人との繋がりを重視する高木と違って他人を支配しつつ実力のみで勝ち上がって来たからな……だからこその弊害と言うべきだろうか)

善澤(……ま、そんなこいつが初めて誰かを頼ったからオッケーしたんだけど)

善澤「よし、じゃあ明日いつものバーに来てくれるかい? 私の助っ人にも顔を合わせて欲しいんだ」

黒井「助っ人……? できれば貴様1人に頼みたいのだが」

善澤「大丈夫、その助っ人は口が堅いから下手なスキャンダルなんかにはならないよ。僕自身、たまに助けてもらってるしね?」

善澤(うん、嘘は言っていないはず)

黒井「……なら構わん。任せるぞ」

善澤「任された。報酬は忘れないでくれよ? 今度オナホの請求先を961プロにしておくからな? 後ステーキは僕と助っ人の分も頼むよ?」

黒井「……ウィ」

黒井(言ってて悲しくならんのだろうかこいつは……)

善澤「紹介しよう、今回お前の手助けをする助っ人、双海真美君だ!!」

真美「んっふっふ→! 真美、せ→いっぱい頑張るかんね!!」

黒井「……帰る」

善澤「お、おい待ってくれ黒井!! せめて真美君の作戦だけでも……」

真美「そうだよクロにゃん!! せっかくパ→ペキな作戦を考えてきたのに……」

黒井「クロにゃんとはなんだクロにゃんとは!! 後双海真美の口が堅いだと? 冗談も大概にしろ!!」

真美「真美、ぜ→ったいに喋らない自信があるよ?」

善澤「そうだ黒井!! JCの口は堅いんだ!!」

黒井「……貴様の口は柔らかいがな」

善澤「いやあそれほどでも」

黒井「褒めてないわ馬鹿者!!」

真美「とにかく座ろうYO!! マスター、真美はマンゴージュースで!!」

善澤「僕は……そうだね、昼から酒はまずいからカシスオレンジジュースで」

バーテンダー「かしこまりました。そちらのあなたは……?」

黒井「……アイスコーヒーを頼む。もちろんブラックで」

真美「じゃあ早速クロにゃんに作戦を伝授しちゃうよ?」

黒井「だからクロにゃん……まあそれは置いておく。が、何故貴様は私に協力するのだ? 敵である私のことが憎くないのか?」

真美「う→ん……憎くないって言ったら嘘になるけど、報酬でステ→キ食べさせてくれるならそんなことカンケ→無いよNE!!」

善澤「真美君は裏稼業のプロだからね」

真美「美味しいステ→キのためならオフだって返上しちゃうってカンジ? 期待してるからねクロにゃん!!」

黒井「……あくまで成功報酬だからな。もちろん失敗すれば報酬は無しだ」

真美「んっふっふ→、真美の辞書に失敗の文字は無いんだYO!!」ビシッ

黒井「かなり薄い辞書だろうがな」

善澤「あ、もし成功したらジュピターの記事を書いてもいいかい? 今日の仕事分としてさ」

黒井「……そうだな、あくまでできたらの話だが、ジュピター再結成記念に頼む」

バーテン「アイスコーヒーでございます」コトッ

真美「じゃあ早速今回の作戦、『ギャルゲーイベントで王子様になってジュピター3人を取り戻せ作戦』を解説するYO!!」

黒井(名前からして嫌な予感が半端ないな)

黒井「ウィ、頼む」

善澤「黒井はギャルゲーをプレイしたことはあるかい?」

黒井「セレブな私がそんな低俗なものするわけなかろう」

善澤「いやセレブどうのこうのは関係無いんだが……まあギャルゲーの主人公がヒロインからモテモテになることぐらいは知ってるだろう?」

黒井「まあ、それぐらいは」

真美「じゃあなんで主人公がヒロインにモテモテになるかは?」

黒井「……何らかの要因があるんじゃないのか?」

善澤「そう、主人公はヒロインを何らかのトラブルから助けることによって"恋愛フラグ"というものを立てるんだよ。そのトラブルは車が突っ込んできたり、崖から落ちそうになったり……などなど、色々あるわけだ」

真美「と、いうわけで今回はそのフラグが立つ原因を利用してクロにゃんとジュピターの距離を近づけちゃおう!! という作戦をやるんだYO!!」

黒井(見事に嫌な予感が的中した)

真美「じゃ、今日は午後からお仕事あるから作戦は真美がメールで指定した日に実行するかんね?」

黒井「ウィ。よろしく頼むぞ」

善澤「いやあスパイの仕事みたいでワクワクするね」

ーーテレビ局ーー

真美『じゃあ真美がいいカンジのタイミングであまとうにコーラをぶっかけるからサッとハンカチを渡してあげてね?』ツウワチュウ

黒井「……本当にこんなので大丈夫なのか?」

善澤『いきなりヒーローじみたことをするのは無理だろう? まずは小さな一歩から、君が彼らに歩み寄るんだ』

黒井「……わかった」

真美『じゃ、後は手はず通りによろよろ〜』

善澤『僕は少し離れたところから見守っておくよ。検討を祈る、頑張れよ黒井』

黒井「ウィ」

北斗「それでその喫茶店のお姉さんがさあ——」

冬馬「お前は女に関することしか喋れねえのかよ……」

翔太「まあ北斗君だから仕方ないねー」

黒井(……来たか)

真美(んっふっふ→! そのダサダサなチェック柄のシャツに氷でチョ→冷え冷えのコーラをぶっかけてやるかんね→!! 覚悟せよあまとう!!)タッタッタッ

冬馬「……ん? あれって……おっさんか?」

翔太「あ、ホントだ! 久しぶりに見たねクロちゃん」

北斗「そういえば最近悪い噂を聞かないけど、やっとマトモな仕事をやり始めt「のわあああああっとおおお!!」バッシャアアア

冬馬「」ビチャア

冬馬「うお冷たっ!!!! 何すんだおm「大丈夫か冬馬!!!!」ダダダダダ

翔太「……めっちゃ猛スピードでこっちに走ってきてるね、クロちゃん」

真美「ご、ごめんねあまt「ほ、ほ、ほらハンカチだ!! セレブな私がこのシルクのハンカチをくれてやるからありがたく使うんだぞ!! アデュー!!」ダダダダダ

真美「」

冬馬「」ポタポタ

北斗「」ポカーン

翔太「……え、えっ、今のなんだったの?」オロオロ

善澤(あのバカ……)

真美(クロにゃん……)

真美「……ご、ごめんねあまとう? つい躓いじゃって……」

冬馬「あ、ああ、わざとじゃないなら別にいいぜ……」ポタポタ

北斗「と、とにかく黒井社長が貸してくれたそのハンカチで拭きなよ冬馬」

冬馬「……おう」フキフキ

翔太「……クロちゃん、なんで逃げたんだろう……?」

冬馬「……もしかして俺があの時おっさんを突っぱねるようなことをしたからか……?」フキフキ

北斗「さあねえ……冬馬の私服はともかく、借りた衣装にコーラが付かないように髪をしっかり拭いておけよ?」

真美「え→? 今のあまとうコーラも滴るイイ男ってカンジでカッコいいと思うけど→?」

冬馬「コーラぶっかけやがった張本人が言うんじゃねえ!! ……ったく、次は無いからな」

真美「は→い!!」

翔太「じゃ、僕らはもうすぐで収録が始まっちゃうからまたねー!!」フリフリ

冬馬「直ぐにお前たち765プロに追いついてやるからな!!」

北斗「チャオ☆」チャオ

真美「うん、チャオ☆」チャオ

真美(ジュピターの3人のクロにゃんに対する印象は悪くないっぽいね)

真美(ま、これがわかっただけでも収穫か→……あ、床が濡れちゃってるからスタッフさんにモップ貸してもらおっと)

黒井「……もうダメだ。私は諦める」

善澤「何を言ってるんだお前は……ジュピターへの想いはそれ程度だったのか?」

黒井「そんなわけないだろう!! ……だが、私はあの3人から逃げ出してしまった……」

善澤「はあ……お前はそんな人間じゃなかっただろう?」

善澤「新人の頃はいくら仕事を断られても、何度だって立ち上がってきたじゃないか。芸能界のトップに立ってもその強力なハングリー精神でさらに高みへ成り上がってきたじゃないか」

善澤「だのに一度逃げ出しただけで諦める? 冗談じゃない。どうせ今の関係はマイナス数値なんだから何度でも挑戦すればいいだけの話だ」

善澤「嫌われても、蔑まれても、最終的に好意的に思われれば何の問題もない。お前がやれるだけのことをやればいいんだ」

善澤「それができなければ、お前のジュピターに対する想いはそれ程度でしかなかったということだ」

黒井「…………」

善澤「……僕も最善は尽くす。だからお前もまだ諦めるんじゃない。まだまだチャンスはあるんだから」

黒井「…………そうだな。少し、自分を見失っていたようだ」

善澤「それが自覚できたなら十分さ」ピロリロリン

善澤「……ん? 真美君からのメール?」

from:双海真美
to:善澤
sub:ジュピターのクロにゃんに対する印象だけど
本文:
それほど悪くないっぽいYO!!
逆になんでクロにゃんが逃げたのかに困惑してるってカンジ→?
クロにゃんが頑張ればジュ→ブン仲良くなれる可能性があるNE!!



善澤「……だそうだ」

黒井「よし、次だ。早く次の作戦をやるぞ」

真美「そうこなくっちゃNE!!」

善澤「おお、おかえり真美君」

真美「いや→お掃除の人が手伝ってくれたから早く拭き終わったYO……。じゃ、早速次の作戦ポイントに行っくよ→!!」

黒井「ウィ。……その前に少しお手洗いに行ってくる」テクテク

善澤「ああ、行ってらっしゃい」

真美「……おっちゃん、アレの準備はできてる?」

善澤「あの予備として用意していたアレかい? あれならカバンの中にあるけど?」

真美「……ジュピターの反応がいいカンジだったから例の作戦に切り替えようと思うんだ」

善澤「……そうだね、本来より予定を早めることになるけど……今の彼らならなんとかなるかな?」

真美「まあ元々成功するかわかんない作戦だし、いいんじゃない?」

善澤「それもそうだな」

黒井「遅くなってすまない」

善澤「ああ、全然気にしなくていいよ」

真美「ねえクロにゃん、ジュピターの3人の反応が予想以上に良かったから作戦を少し早めようと思うんだけど……いい?」

黒井「あいつたちと復縁できるなら手段は問わん」

真美「オッケー!! じゃあ早速作戦を説明するね?」

黒井「……あいつたちをディナーに誘えだと!?」

善澤「そうだ。僕が収録を終えた3人にこのレストランのチケットを渡すから、3人の後ろから現れた君が颯爽とそのレストランまで案内してやるんだ」ヒラッ

黒井「それは……私が行きつけのステーキレストランのチケットだと!?」

真美「へへ→ん、暇そうにしてたクロにゃんの秘書さんに聞いちゃった♪」

善澤「もちろん961プロの経費で落としてもらったけどね?」

黒井「貴様らというやつは……! ……まあいい。それぐらいなら端金だからな……」

真美「さっすがクロにゃん太っ腹→!! ま、早めのディナーになっちゃうんだけどね?」

善澤「予定を繰り上げたからね……今日の集合時間を昼頃にしたのにそれでも早いな」

黒井「……あそこのフルコースはやたら手間暇かけて作られるからな。これぐらいの時間でも良いだろう」

真美「ほうほう、なら安心だNE!!」

善澤「もうすぐ3人の収録が終わるから、僕はスタジオの扉の前で待機しておくよ。黒井と真美君は僕が指示するまで休憩室かどこかで待っててくれるかい?」

真美「オッケーだYO!! クロにゃんジンジャーエール奢って→?」

黒井「わかったから裾を引っ張るんじゃない……。期待しているぞ、善澤」

善澤「実際に頑張るのはお前だろう? 今のうちに話す内容を考えておくといい」

黒井「……それもそうだな」

真美「ね→ね→早く→!!」グイグイ

黒井「やかましい!! 騒ぐんじゃない!! そしてスーツの裾を引っ張るな!!」

善澤「……行ったか」

翔太「やっと終わったー……今日も疲れたねー……」

北斗「前は今の3倍は仕事してたじゃないか……」

冬馬「そうだぞ翔太。これぐらいで根をあげてどうする……ってメール?」ピロリロリン

冬馬(双海……真美の方から?)

善澤「そこのジュピターの3人、ちょっといいかい?」

翔太「あれ、ざわわん?」

善澤「いや、ざわわんって……まあいいか。とにかくこっちに来てくれ」

真美「……クロにゃん、ビンボ→ゆすりやめたら? 961プロ潰れちゃうよ?」

黒井「……潰れるわけなかろう」ユサユサ

真美「だよね→。……やっぱり怖い?」

黒井「こ、怖いわけなかろう!!」

真美「あれれ→? 声が震えてるよ→?」

黒井「……正直怖い」

真美「うんうん!! 正直でよろしい!!」

黒井「……だからどうしたというのだ」

真美「あのね、真美は……そんなに思いつめなくてもいいと思うよ?」

黒井「…………」

真美「真美だって亜美とよくケンカするけどさ、次の日にはケロッといつも通りになって……そんでまたケンカしての繰り返し。でも何でケンカしたかは全く覚えてないんだ」

真美「真美がおかしいのかな→って思ってお医者さんのパパに聞いてみたけど、仲がいい者同士ならみんなそんなもんだ、って言われたんだ

真美「だからさ、クロにゃん」

真美「クロにゃんはいつも通りの、偉そうで鬱陶しくて765プロが大っ嫌いでやたらセレブを強調してきて無駄にいい声で挑発ばかりしてくるクロにゃんで居たら、きっとなんとかなる。って真美は思うな」

黒井「……そうか」

真美「きっと……いや、絶対そうだよ!! だって聖人みたいなクロにゃんって気持ち悪いジャン?」

黒井「……ククッ、それもそうだな。優男の私など、実に可笑しくて滑稽だ」

真美「やっぱ気持ち悪いっしょ→?」

真美「だから、まずはいつものクロにゃんで接して、それからクロにゃんの素直な気持ちを伝えればあの3人だってクロにゃんが大好きになるって!!」

黒井「大好きになられては困るのだが……ま、いい話を聞いた。感謝するぞ、双海真美」

真美「ムフフ→!! 素直にお礼が言えるクロにゃんって意外といい人?」

黒井「わ、私がいい人だと……? そ、そういうのは止めろ双海真美!!」

真美「あ→……前から言おうと思ってたんだけど、フルネームで呼ばれるのってなんだか気持ち悪いから名前で呼んでよクロにゃん!!」

黒井「な、名前でか……?」

真美「うん!! 真美、って呼んで!!」

黒井「…………………………………………………………………………」

黒井「…………………………………………真美ちゃん」

真美「…………まあそれで妥協してやろう!!」

黒井「……フン」

黒井(……いつの間にかこの私がこいつのペースに乗せられてしまっていた)

黒井(全く不思議で不可解だな)

黒井(もう50代の私が中学生の小娘に説教される日が来るとは……夢にも思わなかった)

黒井(そしてそれをすんなり受け入れられる私が気持ち悪い)

真美「……ん、もう行っていいらしいから行ってらっしゃいクロにゃん!!」

黒井「……ウィ。行ってくる」

黒井(……ま、たまにはこんな日もいいか)

真美「絶対に成功させてよね!! 真美のステ→キがかかってるんだから!!」

黒井「ああ、わかっている!!」

黒井(善澤のオナ○もかかっているがな)

黒井「…………」スーハー スーハー

黒井「……よし」

黒井「お、お前たち!!」

冬馬「ん? おっさんか?」

北斗「どうしたんです? そんなに汗を垂らして……」

翔太「ランニングでもしてきたの?」

黒井「……その手にあるのはレストランのチケットだな?」

冬馬「あ、ああそうだが……」

黒井「……そこは私の行きつけの店だからな。せっかくだから今から私が案内しよう」

北斗「あ、はい、お願いします……」

翔太(うわ、すっごい空気悪い……)

善澤(色々と省略し過ぎだろう……)

黒井「…………」テクテク

冬馬「…………」テクテク

北斗「…………」テクテク

翔太「…………」テクテク

冬馬(……オイ、なんか話振れよ北斗)

北斗(そんなこと言われてもな……黒井社長が必死すぎてこの空気じゃ無理だよ……)

翔太(緊張感ハンパないよね……)

善澤「……まずいな」ツイセキチュウ

真美「……まずいね」テクテク

善澤(またテンパってどうするんだ黒井……)

真美(せっかく真美がセッキョ→してあげたのに……)

黒井「…………」テクテク

黒井「……着いたぞ」

北斗「あ、はい」

店員「いらっしゃいませ黒井様」

冬馬(……やべえ、予想以上に高級感溢れてんだけどこんな服で大丈夫か?)

翔太(冬馬君オタクファッションでしかもコーラ臭いからね……)

冬馬(うるせえ)

黒井「……4人だ」

店員「かしこまりました。こちらへどうぞ」

善澤「あ、僕たち2人はあの4人から死角になるところで」

真美「お願いしま→す!!」

店員「し、死角……でございますか?」

善澤「あ、それと僕らとあの4人を合わせて6人で予約を入れた黒井だから……わかってますよね?」

店員「ええ、本日は予定通り当店を貸切にしておりますので」

真美「うむ、よろしい!!」

店員(……もしかしてこの子双海真美ちゃん?)

店員(さっきの4人も黒井社長とジュピターの3人だったし……うわ、今日の俺超ラッキーじゃん!!)

黒井「…………」

冬馬「…………」

北斗「…………」

翔太「…………」

黒井「…………今日はお前たちに話がある」

冬馬「ああ、おっさんが案内するって言い始めた時から薄々わかってたぜ」

黒井「そ、そうか……」

北斗「……で、話とは?」

黒井「…………単刀直入に言うぞ」

翔太「……うん」

黒井「………………冬馬、北斗、翔太。お前たち3人で構成されたグループ、ジュピターを……もう一度、私にプロデュースさせて欲しい!!」ガタッ

北斗「く、黒井社長!?」

北斗(黒井社長が頭を……)

翔太(下げた……!?)

冬馬「…………」

黒井「…………」

北斗「……冬馬」

翔太「どうするの? リーダーなんだから冬馬君が決めてよ?」

冬馬「…………おっさん、別に俺たちを961プロに連れ戻すかどうかはどっちでもいいんだ。それはおっさんに任せる」

冬馬「……が、俺にはおっさんの本心が見えない。何故俺たちをプロデュースしたいのか? 961プロが経営不振だからか? そうでなくても他に後ろめたい理由があるのか? ……そこのところをハッキリしてほしい」

冬馬「おっさんは俺たちの実力を無視するような売り出し方をしたんだ。俺たちに秘密でな。つまり俺たちを裏切ったってことだ」

冬馬「……だから今の俺はおっさんを信用することができない。だが本当におっさんが俺たちをもう一度プロデュースしてくれるってんなら……それ相応の覚悟を見せてほしい。俺たちを俺たち自身の実力で売り出すという覚悟をな」

冬馬「……俺からは以上だ」

黒井「…………わかった」

黒井「冬馬が胸の内を明かしてくれたのだ……私もそれ相応の告白をせねばなるまい」

黒井「……一度しか言わないからよく聞いておけよ」

冬馬「……ああ」

黒井「……私はお前たち3人をスカウトした時から確かな実力を感じていた」

黒井「ピリピリと、この肌で感じたのだよ……お前たちが放つ王者の風格をな」

黒井「だから私はお前たちを精一杯育てた。最高のトレーナーに最高の設備を用意して、ダイヤモンドの原石を磨くように、丁寧に丁寧にお前たちを磨き上げた」

黒井「……そしてもう十分だろうと判断した私はお前たちをデビューさせた」

黒井「するとお前たちは新人にも関わらず飛ぶように売れ、たった1ヶ月でトップアイドルに成り上がってしまった」

黒井「……そのまま売り出し続ければよかったものを、愚かな私は活動を始めた765プロを潰すことに躍起になってしまったせいでお前たちの道を阻んでしまった」

黒井「更なる高みへの、輝かしい栄光の道をな」

黒井「……私は悔しかった。たった一時の感情で才能あるお前たちを駄目にしてしまったのだから。せっかくのダイヤモンドを割ってしまったのだから」

黒井「何故私はあのような愚かなことをしたのだ? 何故今まで真面目に頑張ってきた私は不正を働いたのだ? 何故私は才能の塊であるジュピターをゴミにしてしまったのだ? ……私は悩みに悩んだ」

黒井「そんな時、ブラックウェルだとかいうアホ会社の社長に濡れ衣の罪を着せられそうにはなったものの、765プロの財産が計画倒産によって喪失した、という話を聞いていい気味だと笑ってやったが……やはり私の胸は晴れることがなかった」

黒井「では今の、今までの私に足りないピースはなんだったのだ? 私は今までで一番と胸を張って言えそうなほど考えた。考え詰めた」

黒井「……そして気づいたのだよ。私に足りないピースが」

黒井「それは信用しあえる関係、つまり仲間だ。私が今まで孤高であろうとしてきたが故に足りなかったピース、私が毛嫌ってきた高木が持ち得たピース。それが仲間だ」

黒井「ああわかっている。仲間などという甘っちょろい馴れ合いには反吐が出る。今でも高木に並んで私の一番嫌いなものランキング1位だ」

黒井「……が、よくよく考えればお前たちジュピターはユニット、つまり仲間ではなかったか? お前たちをプロデュースしていた私、私にプロデュースされていたお前たち……これも一種の仲間ではないのか、と私は考えついた」

黒井「……私は自分の愚かさに吐き気がした。仲間を切り捨ててきた癖に知らず知らずのうちに仲間などという関係を築いていただと……? ああ、あの時の私はどれほど愚かに見えたのだろうか。私は言動と行動が大きく食い違っているピエロだった。無様にも滑稽な踊りを周囲に撒き散らしていたのだ」

黒井「……だが、孤高を貫くが故に頂点に立てなくなる……というのはもっと滑稽だ。その事実は、常に頂点を目指し続けてきた私には許せなかった」

黒井「だから私は、仲間という概念を取り入れることにした」

黒井「私が一番嫌いな高木が重視する仲間。本当はそんなもの突っぱねてやりたいものなのだが……真の王者は自分の苦手なものさえ取り込んで強くなるものだと、私自身で納得させた」

黒井「では誰を仲間にする? 秘書か? それとも961プロで働く誰かか? ……違う、あいつたちは私の臣下だ。決して対等な立場であってはいけない」

黒井「……私は社長だが、同時に961プロ唯一のプロデューサーでもある。ならば誰を仲間にする? ……もうその問いに対する答えは掴めていた」

黒井「……私が今までで一番手塩をかけて育てた人材。私が一番気に入っていた人材。あり溢れる才能を持ち、真の王者足り得る者」

黒井「……そう、ジュピターであるお前たち3人だ」

黒井「もう汚い手は使わない」

黒井「もうお前たちをないがしろにしない!」

黒井「今度こそはお前たちと4人5脚で、お前たちの実力を信じて頂点へたどり着いてみせる!!」

黒井「正々堂々と、あの高木率いる765プロを倒してみせる!!!」

黒井「だから…………961プロに帰ってきてくれ!! 私にもう一度プロデュースさせてくれ!!! 冬馬、北斗、翔太!!!!」サッ

冬馬「…………」

北斗「…………」

翔太「……ねえ、土下座してないで顔を上げてよクロちゃん」ジジジッ

黒井「ダメだ。冬馬から、お前たちから答えをもらえるまでは顔を上げるわけにはいかない!!」

冬馬「……ああもうめんどくせえおっさんだな……さっさと顔をあげろって!!」グイッ

黒井「ぬおおっ!!??」

北斗「ほら、ハンカチです。使ってください社長」

黒井「え、あ、」

翔太「ねえクロちゃん、僕のシャツの胸の部分になんて書いてある?」

黒井「……どっ……きり……大成功……だと!?」

善真店員s「「「「「誕生日おめでとう!! 黒井社長!!!!」」」」」パーン

黒井「……あ、え……は?」ポカーン

真美「プロデューサーさん、ケーキですよ、ケーキ!!」ガラガラ

善澤「いやあ間に合ってよかったよ……わざわざケーキを買いに走ってくれてありがとね、そこの君」

店員「いえいえ、お得意様のお誕生日ということですからね。これぐらいはさせていただきます」

黒井「……いまいち状況が掴めないのだが……」

翔太「確かクロちゃんの誕生日って9月6日だったでしょ? でも僕たちが961プロを辞めちゃったから誕生日パーティーできなかったじゃん?」

北斗「それで黒井社長にこのステーキレストランでドッキリを仕掛けると善澤さんから聞かされた時にティン! と来たんですよ。せっかくだから社長の誕生日パーティーもしてしまえ!! ってね?」

善澤「本来はこのレストランで話し合いで決着をつけてもらうという作戦だったんだけどね? 今の彼らの黒井に対する印象なら作戦を変更してドッキリにした方がいい感じにまとまるだろう!! って真美君が提案してきたからね」

真美「で、それをおっちゃんがジュピターに話したら誕生日パーティーを開くって言い出したんだからもう大変だったYO……あずさお姉ちゃんが間違って鳥取に行ったのを迎えに行った時並みに」

翔太「みんなごめんね? 僕らが無理言っちゃってさ」

店員A「いいんですよお気になさらなくても」

店員B「本当にテレビのドッキリをやってるみたいで楽しかったですから!!」

店員C「むしろ、これぐらいはサービスの範疇ですよ」

善澤「……ほら、君も何か言うことがあるんじゃないのかい? 天ヶ瀬君」

冬馬「……ああ、今から言う」

冬馬「……おっさん」

黒井「……なんだ冬馬」

冬馬「……俺たちさ、このパーティー自体が急だったからプレゼントとか何も用意できなかったし、これがプレゼントになるかはわからねえけど……」

冬馬「……もう一度、俺たちとアンタでやり直そう」

冬馬「もう一度ジュピターとして、正々堂々と765プロを倒して頂点に立ってやろうぜ!! な!! お前ら!!」

北斗「ああ、社長の本心も聞けたし、俺は賛成かな」

翔太「また楽しくなりそうだし、僕も賛成♪」

黒井「…………ありがとう」

黒井「ありがとう、お前たち……」

北斗「ああほら泣いちゃダメですよ……ほら、さっきのハンカチを使ってください」

黒井「あ、ああ……」

真美「んっふっふ→!! じゃあ早速クロにゃんにケーキの火を消してもらいましょ→か→!!」

善澤「なんと今日はロウソク大増量!! 年の数だけ挿してあるよ!!」

冬馬「お前ロウソクが55本も挿さったそれに火点けたらロウで寺が建っちまうだろうが!!!! てかもう今の時点でトッピングのイチゴが見えねえよ!!!!」

黒井「なんだと!? なんて余計なことをしてくれたんだ善澤!!!!」

「「「「「あはははははははは!!!!」」」」」

ご機嫌よう、読者の皆様。善澤だよ。

そろそろ肌寒くなって来る頃だけどいかがお過ごしかな? 体調を崩したりはしてないかな?

僕はこの前サンマを食べたけど捌く時に内臓から寄生虫がウネウネしてたから参ったよ。

さて、今日は961プロへ舞い戻った天ヶ瀬冬馬、伊集院北斗、御手洗翔太の3人で構成されているジュピターに関する記事を書くことにするよ。

え? お前は765プロ大好き記者じゃなかったのかって?

いやいや、僕は気に入ったアイドルの記事を書くだけだからね、何も問題は無いよ。

まずジュピターの個性ある3人に注目してみようか。

彼らは天ヶ瀬君がボーカル、伊集院君がビジュアル、御手洗君がダンス、という風に、それぞれに得意の分野があるというバランスのいいユニットだ。

と言っても、3人ともそれぞれの分野を完璧にこなすから誰の○○が下手だとかはないんだけどね?

まあここまでは皆様もご存知の情報だろう。

何しろ961プロ自身が述べていることなのだから。

ではSTプロから961プロへ舞い戻った彼らはどう変化したのか? どう成長したのか? ということをメインに書いていこうと思う。

彼らが手に入れたもの、それは仲間だ。

以前、961プロに居た時のジュピターと実質のプロデューサーである黒井社長は非常に厳しい上下関係のようなものがあった。

それは当然だろう。何しろ黒井社長自身が自他共に厳しく、常に孤高であろうとする為人だったからね。

でも今回、黒井社長はジュピターと4人5脚で再び頂点へと舞い戻ると宣言したんだ。

信じられるかい? あの黒井社長が仲間を作ったんだよ?

だが、これは事実だ。何しろ僕がこの目で直に見てきたことなんだからね。

じゃあどうやって彼らが団結したのか。

きっと皆様はそこを疑問に思うことだろう。

が、決して期待してはいけない。

ほんの、ほんの些細なことで彼らは団結したのだからね。

一体何があったんだだって?

ま、ここまで引っ張っておいてなんだけどプライベートなことだから伏せておくよ。

ただ一つ言えるのは……お互いに素直になれば、誰しも仲良くなれるということ。

例え喧嘩別れした仲でも、ね?

じゃあこれからジュピターのいいところ悪いところを全部語っていくからこれ以上は想像で補ってね。

そうだね、まずは——



黒井「……フン、余計なことを書きおって……」

翔太「ふーん……団結、かー……」

北斗「ははっ、今からの僕たちに一番必要なものですよね、社長」

黒井「……私は認めん。認めはしないが……ま、その通りかもしれんな」

冬馬「ったく、素直じゃねえなおっさんは」

黒井「やかましい!! ……もうすぐ着くから髪のセットぐらいはしておけよお前たち」

翔太「もうできてるよクロちゃん……」

黒井「そ、そうか……」

冬馬「じゃ、今日も961プロとして圧倒的な実力をみんなに見せつけてやろうぜ!!」

北斗「そうだけど……今日の共演者は竜宮小町だぞ? 今の俺たちじゃ分が悪くないか?」

黒井「何を弱気になっているのだ北斗」

黒井「……私たちはそれ程度で負けるようなタマじゃないだろう」

翔太「へへっ、それもそうだね!! だって僕たち」

「みんな揃ってジュピターだから!!」



終わり

何故か>>1から酉が変わった、ごめん
勢いだけで書いたのを投下したけどオナホネタとか色々すまんかった

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