魔王「新婚旅行?」 (18)

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魔王「はぁ・・・。また女勇者がきたのか・・・」

魔王「はぁ・・・。また女勇者がきたのか・・・」 - SSまとめ速報
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女勇者「うん・・・。・・・だめ?」

魔王「・・・そうだな、少し待ってくれ。側近、いるか?」

側近「ここに。」パシュン!

魔王「今後のスケジュールは?」

側近「今月は再建した温泉施設運営の具体的な打ち合わせと襲撃されたゴーレムの街、メルガルドの復興に向けての会議が連日・・・」

側近「来月は、平和式典と世界会議、各国への訪問が二週間に渡って予定されています。」

魔王「・・・ふむ・・・。」

側近「その後も随時、政務が続いております。」

女勇者「忙しい・・・ね。えへへ、ごめんね!わがまま言っちゃって。気にしないでよ!」

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魔王「・・・・・。側近。」

側近「はい。」

魔王「温泉施設の段取りはお前に任せる。」

女勇者「えっ?」

側近「畏まりました。」

魔王「メルガルドはドラゴンに任せる。エルフの識者も何人か手配しろ。」

側近「すぐに通達致します。」

魔王「俺は明日から二週間休暇を取る。緊急時以外は連絡するな。」

側近「仰せのままに。」パシュン!

魔王「うむ。」

女勇者「えっ?あ・・・え?まおう・・・。」

魔王「明日から出発だ。準備は二人で、だったな。」ニコッ

女勇者「まおうぅぅ!!大好きぃ!!!」ガバッ

魔王「うおっ!」

女勇者「何で!?なんでそんなに優しいの!?」

魔王「フフ。嬉しいか?」

女勇者「すっっっごぉぉぉく!!!!」

魔王「そうか。君が喜んでくれて俺も嬉しいよ。」

女勇者「もう!しあわせすぎるぅ~!魔王だいすきぃ!!」スリスリ

魔王「それで?どこへ行くのだ?」

女勇者「えへへ~。ここに行きたい☆」スッ

魔王「DASH島?」

翌日 魔王城 正門前


魔王「では行ってくる。頼むぞ、側近。」

側近「お任せ下さい。良き休暇を愉しまれます様。」

女勇者「行ってきます!側近ちゃん!それにこんなガイド本まで作って貰っちゃって、本当にありがとう!」

魔王「俺にも渡されたが、何なのだこれは?」

側近「恐れ入ります。そのガイド本は魔王様と女勇者様で少し内容が違います。後は読んでからのお楽しみです。」ニヤァ

魔王「・・・嫌な予感しかしないぞ?」

女勇者「まぁまぁ!折角作ってくれたんだし~、楽しみの一つって事で!」

魔王「フフ、そうだな。そろそろ行こう。船が出てしまう。」

女勇者「は~い!じゃあ行ってくるね!」

魔王「留守を頼んだぞ。」

パァァァ

側近「畏まりました。」

魔王「うむ。」

バシュン!

側近「楽しい楽しい物語の始まりですねぇ。」ニタァー☆

シェルキア国 港町 ラブスカ


バシュン!

魔王「よし、まだ船は出てないな。」

女勇者「でも何だか様子が変だよ?」

船員「あっ、船に乗られる方ですか?」

女勇者「そうですけど・・・何かあったんです?」

船員「いやぁ、新入りがヘマしましてね。ちょっとエンジンの調整中なんですよ。出航まで一時間くらい遅れそうなんです。申し訳ありません。」

女勇者「そうなんだ、どうする?」

魔王「そうだな、ふむ・・・待ってても良いが・・・。」

女勇者「せっかくだしこの辺を見てまわろうよ!港街なだけあって色んなお店があるよ!」

魔王「それもそうだな、よし、では行こう。」

女勇者「じゃあまずあそこのケーキ屋さんから~☆」ビュン!

魔王「・・・・まあ、予想してたがな。」

ケーキ屋 『エンジェル・COCO』


女勇者「キャー!キャー!キャー!」

魔王「少し落ち着け。」

女勇者「無理無理!こんなに沢山のケーキ初めて!!」

魔王「確かに、これはなかなか壮観だな。」

店員「お客様。この店では世界各国、最近では魔界の材料も使ったケーキも取り揃えているんですよ。」

魔王「魔界の?」

店員「はい。特にこの”ショコラ・オ・側近”は当店の一番人気なんです。」

魔王「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

女勇者「これ、この前側近ちゃんが食べさせてくれたヤツじゃ?」ヒソヒソ

店員「このケーキは以前魔界に材料を取りに行ったパティシエが道中で作り方を教わったらしいですよ。その方は側近という名前だけ残して去っていったそうです。」

店員「その方に感謝を込めてケーキに名前を勝手に入れているんです。」

女勇者「ねぇ魔王。」

魔王「ん?」

女勇者「今ガイドブックみたら、これ・・・。」





ガイドブック

港町で時間があるようならケーキ屋”エンジェル・COCO”に行ってみよう!!そこの一番人気はきっと気に入りますよ☆




魔王「確信犯だな。」

女勇者「抜け目ないね。とりあえずそれホールで下さい。」

魔王「えっ?」

女勇者「あとこのキャラメルクリームとマロン・マロンも、バター梨とマルカ苺のタルトも貰おうかな。あ、ホールです、全部。このエリアは以上かな。包んどいて下さい、まだ奥にも行かなきゃいけないんで。」

店員「・・・・・パーティーですか?」

魔王「・・・・・何も言うな。」遠い目

30分後

店員「あ、ありがとうございました。」

女勇者「えへ、えへへへへへへへへへ☆」

魔王「・・・・・食えるのか?」

女勇者「楽勝だよ~☆寧ろこれでも絞ったんだから!」

魔王「そ、そうか・・・・。」

女勇者「そろそろ港に行こうか。ぼちぼち乗船時間だし。」

魔王「結局ケーキ屋しか行けなかったな。」

女勇者「気にしない気にしない!行こ!」




船員「大変お待たせしました。只今乗船受付中です。」

女勇者「ピッタシだね~。ほら魔王!」

魔王「う、うむ。」タジロタジロ

女勇者「もしかして魔王・・・。」

魔王「しょうがないだろ!魔界には海がないし、そもそも船に乗る必要がないのだ!」

女勇者「魔王の意外な弱点発見ね♡」

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