男「とある世界」(10)

男「最悪だよ、なにこれ。ここどこだよ」

男「トイレに入って携帯の電話に出たら見知らぬ世界」

男「どゆこと?…あれ?」

女神「すみませんねーいきなりー」

男「本当にいきなりだよ。誰?君誰?」

女神「女神と言いますーちょっと貴方の力を貸してほしくてー」

男「あっ、男といいます」

女神「おっさんみたいですねー渋いですねー」

男「…いや、学生なんだけど…」

女神「…あのですねー魔王とかそう言う王道ではなく勇者のパートナーとしてー…説明面倒だから飛ばしまーす」

男「ちょっ!!せつ…あぁー」

男の視界は真っ白になり、女神は消えた。

勇者「おい、カス起きろ」

剣士「…はぁ…」

僧侶「勇者様、そんなことを言ってはなりません」

賢者「…剣士…あきれてる…」

勇者「黙れ、アァン?勇者様に逆らうのか?」

僧剣賢「はぁ…」

剣士「(なぜ…なぜ…飛ばされた瞬間、勇者のパートナーに?めんどくせ」

賢者「剣士…本音出てる…」

剣士「あっすまん、ついつい…!糞勇者!」

僧侶「剣士様、勇者様に向かってなんてことを!!」

賢者「糞…勇者…」プフ

勇者「アァン?ゴミ士?」

剣士「パーティー抜けるわ…それじゃ!!」ピューン

賢者「待って…剣士…」ピューン

僧侶「えっ…なら私も勇者様…さよなら」ピューン

勇者「」

勇者「えっえっえっ」

勇者は草原の中、仲間達に1人にされ戸惑った。

下げたまま

剣士「なにが勇者のパートナーだよ!!無理だってあんなわがまま野郎」

賢者「剣士…剣士…」

剣士「…なんでいるんだよ賢者」

賢者「剣士と…一緒が…いい…から…」

剣士「…そっかそっか…で僧侶は?」

賢者「僧侶は飛ばした…王国に…」テヘ

剣士「僧侶を助けに行こう…テヘじゃなくてな?賢者」

賢者「剣士と…イチャイチャ…したい…それに…勇者はこの世界に…わんさかいるよ?」

剣士「」

剣士「賢者…」

賢者「剣士…」

テッテレー

女神「パンパカパーン、こんにちはー」

剣士「め、女神!?」

賢者「??」

女神「久しぶりですね~剣士さーん、賢者さんには見えませんよ!?」

賢者「剣士!?」

剣士「いや、なにも、ちょっと宿に行こう」

賢者「ま、まさか///」

女神「照れてますよ、この子、剣士さんロリコンですね~」

剣士「早く行こう、なにかでそうだし」

賢者「うん…」

女神「無視ですかー?無視ですかー?童貞~ロリコン~」
女神「…剣士さーん、無視しないで~剣士さーん」
賢者、剣士+女神は近くにある誰もいない村に向かった。

剣士「誰もいねぇ…」

賢者「そう…だね…」

女神「キャー剣士さーん襲う気ねキャー」

剣士「はぁ…女神…」

賢者「??」

女神「なんですかー?」

剣士「せめてさ、姿変えて出てきてくれ変人かと思われる」

女神「わかりましたー」

賢者「剣士…剣士…」

剣士「ん?」

賢者「あそこ…屋敷…があ…る…」

剣士「あっ…本当だ逝くか」

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