鳴海「深海凄艦?」千代田「自動人形<オートマータ>?」 (14)

このssは『からくりサーカス×艦これ』です

時間系列としては14巻の飛行機が日本に不時着した時になります



ルシール「ナルミ、本当にいいのかい?久しぶりの日本だろう」

鳴海「ああ、いいさ、あいつらが無事だったことがわかったしな」

ルシール「・・・まぁいいさ、アンタがそれでいいのなら、今度は私の用事に付き合ってもらうよ」

鳴海「ああ、それは構わねえが、何するんだ?」

ルシール「なぁに、日本に居る昔の友人に、会いに行くだけさ」

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鳴海「ルシール!客船に乗ってどこに行くんだよ!」

ルシール「だから言っただろう、昔の友人に会いにいくってさ」

鳴海「それは聞いたぜ!だから何処に行くんだって話だ!」

ルシール「ところでナルミ、あんたは戦時中に日本の軍が乗っていた戦艦を知ってるかい?」

ナルミ「ああ、しってるさ、えっと・・・ヤマトだろ・・・ヤマトだろう・・・それでヤマトだろう・・・それから・・・」

ルシール「・・・はぁ」


ドゴォオオオン!!


鳴海「うわっ!なんだ!?まさか自動人形か!?」

>>7
思い出してねーだろ

>>9
ゴメン記憶喪失だったことを全く忘れていた・・・


ルシール「さあねぇ、自動人形の仕業かあるいは・・・」

「そこのお客さん!早く避難を!」

鳴海「ああ!だが先に避難しておいてくれ!俺たちはやることがあるから!」

「やること・・・?いえ、ダメです!先に避難を・・・」

ガシッ


「い、痛い!!だ、誰ですか!?」


自動人形「フヘヘッ、まさかこんな船で出くわすとはなぁ、ルシールゥ・・・」

鳴海「自動人形!さっきのはテメェがやったんだな!」

自動人形「ああん?んなもん俺が知るかよ!勝手に爆発したんじゃねえのかぁ?」

鳴海「チィ、しらばくれってるんじゃねえぞ!」

自動人形「おおっと、動くな。この小娘がどうなっても知らんぞ?」


「艤装さえ・・・艤装さえあればこんな変な奴・・・!」


ルシール「ナルミ、少し落ち着きなさい」

鳴海「ああ!?何を言ってるんだ!!」

ルシール「逃げ場がない上にこの不安定な足場、どう戦おうというんだい・・・それに」


鳴海「それに・・・なんだ?」

ルシール「自動人形の気を逸らすのなら、船を壊した『張本人』にやらせればいいのさ」

鳴海「はぁ?ルシール、何を言って・・・・」


ドゴォオオオオン!!

鳴海「うわっ!またかよ!!」

自動人形「うわっ!わっ!なんだよ!ニッポンはどこかとドンパチやってるのかよ!!」


「!!、今だ!!」スルッ


自動人形「あっ!おい!逃げるな小娘!」

「ふっふ~んだ!『漣』はすばしっこいもんね~!」

ルシール「今だよナルミ!」

鳴海「わかってる!」シャキンッ!


ガギャン!!

自動人形「チィィ!この俺が油断しちまったぁあああああ!!!」

ルシール「まだ甘いよナルミ!」

鳴海「わかってる!!」ヒュゥッ


バァン!!

自動人形「ぐぇええええええ・・・ぎ、擬似体液が・・・」ガシャン



鳴海「・・・ふぅ」

ルシール「全く、こんな雑魚に手間とるんじゃないわよ」

鳴海「なぁルシール、さっきの爆発が自動人形じゃないとするとあれは・・・」

ルシール「あそこをよく見てみなさい」

鳴海「はぁ?海を見たってなんにも・・・!?な、なんだありゃあ!」

イ級「」ザァアアア

ハ級「」ザァアアア


ルシール「あれは『深海棲艦』と呼ばれている化物さ。さっきの爆発もあいつらの仕業でしょうね」

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