オタ女「可愛い少年少女を家に連れ込んでしまった」(26)

………………
………

オタ女「さ、上がって、上がって」

少年「……お邪魔します」ムスッ

妹「……」

少年「妹、挨拶は?」

妹「……」プイッ

少年「……はぁ…全く…」

少年「…お姉さん、ごめんね」ヒソッ

オタ女「あっ、ううん!大丈夫大丈夫!」

妹「………」ギュッ

少年「………」

オタ女(二人とも何かピリピリしてるな……何でだろ…)

オタ女(やっぱり、まだ仲良くなれてないのかな…?)

妹「……」

オタ女「あ、ランドセル邪魔だよね。テキトーな所に置いていいよ」スッ

妹「触らないで!」パシッ

オタ女「っ」

少年「妹!」

妹「………ランドセルぐらい、自分で置ける」

オタ女「だっ、だよねーっ!ごめんねー!お姉さん、余計なお節介だったね!あはは!」

少年「………大丈夫?」

オタ女「大丈夫に決まってるよ!むしろご褒美、みたいなーっ!?」

妹「………きも」ドサッ

少年「こら!」

オタ女「あ、はは…………」

オタ女(しまった……小学生相手に何言ってんだ私……)

妹「………」

オタ女(…何か、分かんないけど…嫌われてる…?)

オタ女(うーん……心当たり、は…無いなぁ……)

妹「………」スンスン

オタ女(でも、これぐらいの歳の子じゃよくある事だよね…?)

妹「………」

オタ女(まっ、乙ゲー感覚で仲良くしていくか!)

オタ女(………いや、乙ゲー感覚で仲良くなってどうすんだ……)

妹「………何か」

少年「……?」

オタ女(こうなるんだったらギャルゲーやっとくんだったあぁああぁぁぁ……)ウガーッ

妹「…何か、この部屋臭う」

少年「!」

オタ女「えっ、嘘!?」ガバッ

妹「っ…!?」

妹「ちっ、近い!離れてっ……//」

オタ女「あっ、ごっ、ごめんね…」ススッ

妹「………」

オタ女(…っ臭い!?この部屋!?)クンクン

オタ女「ど、どんな匂いがする……?汗?体臭?」

オタ女(ここ、私の部屋なのに~っ!汗はそもそも運動しないし、かかない!体臭は……体臭って年齢じゃないし!裏若きJKだぞこら!)

オタ女「うぅ~」クンクン

妹「やっぱりくさい」

少年「ッ…!」プルプル

少年「いっ、いもうと!いい加減にしなよ!!失礼だろ!!大体、お姉さんの部屋は臭くない!!」

妹「お兄ちゃんは黙ってて!!」

少年「………っ」イライラ

少年(…何で来たんだよ…お姉さんとの楽しい時間だったのに……!)

妹(…何でこんな気持ち悪い女庇うのよ…!)

オタ女「ね、ねぇ…妹ちゃん、どんな臭いがする…?」ビクビク

妹「………名前で呼ばないで」

オタ女「え、ぇぇ……じゃあ、なんて呼べば良いかな?」

妹「それより、くさい」

少年(またっ…!!)イライラ

オタ女(…………)

オタ女(どうか、どうか、汗臭いとかそういう類じゃありませんように……!)

オタ女「ね、ねぇっ…どんなにお」

妹「ワキガ」

オタ女「!?!?」

オタ女(……嘘、だろ………)

妹「嘘、何か焦げ臭い」

オタ女「こげ、くさい……?」

オタ女「!!」ハッ

オタ女「」ガチャッ バタン

シーン

少年「えっ」

妹「………」

……………………
…………

オタ女「ふひーっ、いや、面目ない!お茶沸かして置いて忘れるとは…!」

オタ女(体臭じゃなくて良かった………)ホッ

少年「お姉さん……今度から気を付けなよ?」

オタ女「らじゃー!」

妹「………」

オタ女「妹ちゃんもありがとう、危ない所だったよ」

妹「名前で呼ばないで。別に…臭いとこっちもたまったもんじゃないから」

オタ女「へへ、そっかそっか。鼻良いんだね!私、全く気付かなかったよ」

少年「僕も」

妹「………」

オタ女「本当にありがとね」ナデナデ

妹「!?」

妹「何、勝手に……触って……っ…」プルプル

オタ女「あっ、ごめんね!!」ササッ

妹「~っ……!……ふんっ」プイッ

オタ女(あぁ~、またしてもやってしまった……少年くん感覚で愛撫でてしてしまう……いけないなぁ)

妹「………」

妹(…なんなの……この女……ほんと、気持ち悪い………私の可愛いお兄ちゃんにこんな馴れ馴れしいゴミみたいな人間がくっついてた訳…!?有り得ないっ……有り得ない!!)

妹(私はこの卑しい女をお兄ちゃんから引き剥がす為に来たんだから!)

少年「……」

少年「…ね、お姉さん!ゲームやろうよ!」

オタ女「よっし!やるか!今日は何して遊ぶ?」

少年「うーん……あっ、無難にスマ○ラやりたい!」

妹「………」

オタ女「スマ○ラか、いいね!妹ちゃんは何やりたい?」

妹「名前で呼ばないで、って言ってるでしょ!」

少年「妹!!」

妹「…っ……何でも、良い」チラッ

妹(…!あ……とう○つの森だ………)

オタ女(……ん?)

妹(………)

オタク女「………」

少年「よし!じゃあ決まりだね、お姉さん!」

妹「………」

オタ女「…んー、でもちょっと待って、少年くん」

少年「?」

オタ女「お姉さん、どうぶつの森やりたいかもー」

妹「!」

オタ女「この間、お姉さん家具に大量のお金を使っちゃったからさぁ」

オタ女「そろそろ貯めないとヤバいかなぁーって………」

妹「………」

少年「お姉さんがそう言うなら、僕はそれでも良いよ。スマ○ラは昨日やりまくったし」

オタ女「ありがと!」

少年「あっ、でも!この後マリ○カートやりたい!」

オタ女「おけおけ、やろ」

少年「うん!」

オタ女「…妹ちゃんも、良いかな?」

妹「…私は、何でも良い、って言った……」

オタ女「…!」

オタ女「………ふひひ」

妹(変な笑い方…)

オタ女(ふひひ……可愛いなぁ、妹ちゃん……!名前、諦めてくれたのかな…?)

少年「………」

……………………
…………

オタ女「そろそろ休憩しよっか」

少年「うん」

妹「えっ!……も、もう…?」

オタ女「目、疲れてない?」

妹「………」

オタ女「疲れたでしょ?」

妹「………」ピッ

オタ女「えらいえらい」

オタ女(まぁ、目がどうたらとか私が言える立場じゃないけど……一応、この子達まだ小学生だし)

オタ女「ね、お菓子食べよっか?」

少年「食べる!!」

オタ女「少年くんは元気が良いなぁ」

オタ女「勿論、妹ちゃんも食べるよね?」

妹「………」コクッ

オタ女「じゃあ、ちょっと待ってて!漁ってくる!」ガチャッ パタン

少年「相変わらずだなぁ、お姉さん…ふふっ」

妹「………」ギュッ

少年「………」

妹「………」

少年「………」

妹「………お兄ちゃん」

少年「…何?」

妹「…あ、あの人の村、凄かった、ね………」

少年「……うん」

妹「………」

少年「………?」

少年(…いつもは、間もないくらい勢い良く喋って来るのにどうしたんだろ…)

妹「………」

オタ女「ごめんね、お菓子これぐらいしか無くて」ドサッ

少年「普通に豪華だよ!」

妹(チョコ、スナック系ばっかり……)

オタ女「そうかな?まぁ、何にしろ買い置きしとかなきゃね」

少年「買い置き?」

オタ女「うん」

妹「………」

少年「ぼ、僕!買いに行きたい!お姉さんと!」

妹「!」

オタ女「え?私と?」

少年「うっ、うん!」コクコク

オタ女「今から?」

少年「うん!」

オタ女「うーん……今からはちょっとなぁ……もう遅いし…」

少年「そっ、そっかぁ……」シュン…

今日はここまで
俺が勝手に続き書きたくて書いてるだけだから前作の>>1とは別人なんだ、すまぬ
後、多分投下糞遅い

このSSまとめへのコメント

1 :  絶望少年   2015年01月10日 (土) 21:59:23   ID: 1WVQzzkS

ダンロンssも書いてください

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