まり花「お誕生日プレゼントは何が欲しい?」凛「貴女かしら」. (42)

◆ひなビタ♪SSです
◆りんりん先生お誕生日記念SS
◆今日は文化の日でもあり、レコードの日でもあるのです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414940392

まり花「えっ///」

凛「あら、貴女もそういうので照れるのね……」

まり花「えっと、りんちゃんがそういう事言うの、珍しいなーって」

凛「そうかしら……貴女の前では素直なつもりだけれど……」

まり花「素直なのは良いことだよりんちゃんっ!
    でもね、もうわたしはりんちゃんのものなんだよっ!」

凛「そ、そう///」

まり花「だからね、わたしはもうあげられないんだよう…ごめんね?」

凛「何故謝るのよ……私が無茶な事言っただけだから気にしないで頂戴」

まり花「うん」

まり花「じゃありんちゃん、わたし以外で欲しいものないの?」

凛「そうね……私は貴女から貰えるものなら、何でも嬉しいわよ?」

まり花「それじゃ困るよう!りんちゃんはこの前マカロンさんと1日デートしてくれたのに……」

凛「あ、あれってデートって言うのかしら……」

まり花「丸一日一緒にいたんだからデートだよっ!」

凛「そういうものかしら……じゃあ私も、貴女と逢引したいわ」

まり花「合い挽き?おにく?」

凛「違うわよ、その、貴女とデートってことよ」

まり花「…それでいいの?」

凛「貴女と一緒に過ごす時間こそ、最高のプレゼントよ……」

まり花「えへへ、そっかあ」

まり花「じゃありんちゃん、どこにしよっか?」

凛「そういうのは……自分で考えた方がいいんじゃないかしら……?」

まり花「でもりんちゃんが喜ぶところに行きたいよう」

凛「むむ……そんな凝った所じゃなくても大丈夫よ…
  だから、安心して貴女が決めて頂戴?」

まり花「うんっ」

凛「それにしても……そういうのは私に内密に進めていくものではないのかしら?」

まり花「いいんだよっ、わたし隠し事上手くないし、りんちゃんには喜んで貰いたいからねっ!」

凛「そう……あ、ありがとう、まりか///」

まり花「えへへ、こちらこそありがとうだよりんちゃんっ!」

凛「ところで、何故事を済ませた後に相談を持ちかけられたのかしら…?」

まり花「別に今じゃなくてもよかったんだけどね?二人っきりだし、折角だと思って!」

凛「そ、そう……こんな時にいきなり相談を受けたから何かと思ったわ……」

まり花「さっきまでりんちゃんいっぱい喘いでたのにねー?」

凛「なっ……し、仕方ないでしょう……もう」

まり花「ふふっ、もっともっと喘がせてあげよっか?」ワキワキ

凛「それでもいいけれど……さっきは貴女からだったでしょう?」

まり花「うん」

凛「じゃあ今度は……私の番よねっ!」ガバッ

まり花「きゃ、も、もー、りんちゃんったらあ」

凛「まりか、たっぷり愛してあげるわね……♪」

まり花「えへへ、いっぱいしてね、りんちゃん……♪」

~数日後~

一舞「りーんっ!あれ、りんは?」

咲子「あ、イブちゃん、お二人ならデートでいませんよ?」

一舞「そうなの?一緒にお菓子作ろうって誘おうと思ったのに、
   今夜は誕生日パーティーもあるんだけど、二人間に合うかなあ……?」

咲子「そこはりんちゃんもいますし大丈夫ですよっ!
   さ、私達はまりかちゃんとりんちゃんが戻ってくるのをシャノワールで待ちましょう?」

一舞「んーそうだね、さきこ、一緒にお菓子作ろ?」

咲子「はいっ!」

めう「め、めうもいるめう!めうもいるめうよ!」

一舞「あ、めう、いたの?」

めう「ずっとさききの横にいためう……」

~電車内~

凛「結構移動するのね……」

まり花「うんっ!最寄りがそこだったから」

凛「夜には私のお誕生会もあるみたいだけど……間に合うの?」

まり花「大丈夫だよっ!絶対大丈夫だよっ!」

凛(ふ、不安だわ……)

凛(でも、これはまりかが提案してくれたデートだし……
 苦言を呈するのは宜しくないわよね……細かい思考は抜きにして……)

まり花「あ、この駅だよっ!りんちゃん行こっ!」

凛「ええ」

凛(この駅の名前……見覚えはあるんだけど…何だったかしら……)

~数分後~

凛(ああ、成程……そういえば最近出来たってニュースで見たわね……)

まり花「えへへー、りんちゃん、わたしがどこに連れてきたか分かった?」

凛「ええ……というより、目の前じゃない」

まり花「えへへ、近くで見るとおっきいね、りんちゃん」

凛「そうね……ここは最近出来たアミューズメント施設の、『Daisuke Park』でしょう?」

まり花「りんちゃん、大正解だよっ!」

凛「遊園地ね……もう何年ぶりかしら?ここもサーキット場になったりしなければいいわね」

まり花「ささ、りんちゃんっ!早く行こ?」グイッ

凛「わ、ちょっと、引っ張らないで頂戴……」

~園内~

凛「私の分まで入園料払って大丈夫?」

まり花「大丈夫だよっ!りんちゃんはお誕生日なんだから気にしないで!」

凛「そ、そうかしら……」

まり花「さありんちゃん!最初は何に乗ろっか?」

凛「えっと……久々過ぎてはじめは何すべきとかそういう定石が分からないわ……」

まり花「なんでもいいんだよっ?」

凛「うんと……じゃあ入り口近くの大迷路に行きましょう」

まり花「迷路?大丈夫かな?」

凛「大丈夫よ、わたしがいるでしょう?」

まり花「うん!」

~大迷宮「Vermilion」~

凛「バーミリオンだからオレンジ色なのかしら……」スイスイ

まり花「りんちゃん、そんなにスタスタ進んじゃって大丈夫?」

凛「大丈夫よ、壁沿いに進んでいるから……壁沿いに進めばいつかは出口に辿り着くはずよ」

まり花「そうなんだ」

凛「ええ、だからまず確実性を取って壁沿いに……」

まり花「でもりんちゃん、ここの迷路さんはトレジャー形式なんだよっ」

凛「え、そうなの?」

まり花「暗号を解いてその番号を入力するとストラップが貰えるんだって!」

凛「そう……じゃあ積極的にヒントを探していきましょう」

まり花「おおう、りんちゃん、気合入ってるよう……」

……

凛「パスワードは……1048575、と」ピッ

まり花「ふぉおおおっ!ストラップさんが出てきたよっ!りんちゃんすごいよっ!」

凛「得られるヒントは全て『F』だったから……で、それが5つでしょう?
  それを10進数に直して……まぁ、そこまで難しくも無かったわね」

まり花「りんちゃんすごいよっ、わたし一人じゃ無理だったよっ…」

凛「そうね……遊園地のよくある迷路の謎解きにしては少し難しかったわ……はい」

まり花「?りんちゃんくれるの?」

凛「貴女が欲しかったんじゃないの?」

まり花「うーんと、そういうわけじゃないんだけど…わたしは謎解きするりんちゃん見れて楽しかったよっ!」

凛「そ、そう、なの」

まり花「りんちゃんがくれるって言うならもらうね?ありがと、りんちゃんっ!」ニコッ

凛「う、うん///」

凛「さて、次は何しましょうか」

まり花「りんちゃんりんちゃん!あれっ!」

凛「んーと……コーヒーカップ?」

まり花「一緒に乗ろっ!」

凛「いいわよ、でも」

まり花「でも?」

凛「あんまり激しく回さないで頂戴ね…」

まり花「うん!そんなに回さないよっ!だから絶対大丈夫だよっ!」

凛(何故か不安だわ)

~コーヒーカップ「Roulette」~

ジリリリリ

まり花「じゃあ早速回すよっ!えいっ!」グルッ

凛「ま、まぁ、このくらいなら…」

まり花「えいっ!えいっ!」グルグル

凛「う、うん……」

まり花「ふぉおおおっ!スピードが出てきてテンションさんが上がってきたよっ!」

凛「ちょ、ちょっとレコード屋……」

まり花「えいっ!えいっ!えいっ!えいっ!」グルグルグル

凛「す、ストップ!少しでいいから腕の動きを止めて!」

まり花「ふぉおおおっ!ふぉおおおっ!」グルグルグルグル

凛「レコード屋!レコード屋!」

……

まり花「あははは……ごめんねりんちゃん」

凛「うっぷ……激しく回さないでって言ったのに……」

まり花「でもとっても早く回って楽しかったよっ!」

凛「貴女、なんで平気なの……?」

まり花「そうだ、ついでにあれ乗ろうよあれっ!ジェットコースター!」

凛「え……」

まり花「きっととっても速くてスリルがあって楽しいよっ!さあっ!」グイグイ

凛「ま、待って、私はそういうのが苦手……」

まり花「大丈夫だよっ!絶対、大丈夫だよっ!」

凛「だ、大丈夫じゃないわ……」

~ジェットコースター「Condor」~

ガタンガタン

まり花「~♪」

凛「……」ブルブル

まり花「りんちゃん、そんなに震えないでよっ」

凛「だ、だって」

ギュッ

凛「あっ」

まり花「わたしがこうして、手、握っててあげるからね?」

凛「う……あ、ありがとう……」

ガタン!

凛「えっ」

ゴォォォォォ
キャーッ キャー

まり花「ふぉおおおっ!すごい速いよっ!びゅーんって進んでるよっ!」

凛「ア……」

まり花「りんちゃんりんちゃん!下が真っ逆さまだよっ!」

凛「」

まり花「ほら、迷路さんがあんな遠くにあるよっ!真下にはレストランも…」キャッキャッ

凛「」

まり花「りんちゃん?」

凛「」

まり花「りんちゃん!りんちゃん!」ユサユサ

凛「」

……

まり花「りんちゃん、大丈夫?」

凛「ああ……なんて愚昧なアトラクションなの……こんなものを生み出した人物はどうかしているわね……」ガタガタ

まり花「ごめんねりんちゃん、無理言って乗ってもらったばっかりに……」

凛「い、いいのよ、楽しそうな貴女を見れただけでも、不幸中の幸いというものよ……」

まり花「えっと…そうだりんちゃん、お昼にしよっか?」

凛「ええ……いいわよ…ちょっと身体が冷えたから……身体を暖めたいと思っていたところよ……」ブルブル

まり花(お化け屋敷とかもルートにあったけどやめた方がいいかなあ……)

凛「それで……お昼はここに出店してるGOLDEN CROSS?」

まり花「えへへへ、りんちゃん、わたしねっ、じゃーんっ!」バッ

凛「あら……お弁当?」

まり花「うんっ!今日の朝早く起きて作ったんだっ!」

凛「そうなの……じゃあベンチに座って一緒に食べましょう」

凛「えっと…ラインナップは玉子焼き、からあげ、キュウリの入ったちくわ」

まり花「あ、あんまり豪華なものは作れなかったんだけど……」

凛「じゃあ早速…」モグ

まり花「ど、どうかな?」

凛「ふふ、とっても美味しいわよ、レコード屋」

まり花「ほんと?よかった~」

凛「貴女、味見とかはしなかったの…?」

まり花「あー、そういえばすればよかったねっ」

凛「ふうん……もっと自信持っていいわよ、レコード屋」

凛「レコード屋、口開けて」

まり花「うん」

凛「はい、あーん」ポイッ

まり花「むぐっ!?」

凛「美味しいでしょう?」

まり花「と、唐突過ぎてよく分かんなかったよう……」

凛「ふふふ、いつもお返しよ」

まり花「り、りんちゃん、急にそんなの、ずるいよう……」

凛「そうかしら…?じゃあ、もう一回する?」

まり花「……うん」

……

凛「さてお昼も済ませたし、次は……」

まり花「あ、りんちゃんりんちゃん!射的屋さんがあるよっ!」

凛「本当ね」

まり花「りんちゃんって射的上手だよねっ!」

凛「まぁある程度の腕はあると自認しているけれど……」

まり花「じゃあ、あのぬいぐるみ取れる?」

凛「あのって……あのカメをデフォルメしたようなのかしら?
  大きいから結構な難易度があるように見えるけれど……」

まり花「……やっぱり無理かな?」

凛「…そんな事はないわ、やってみましょう」

まり花「わあいっ♪」

~射的屋「Click Again」~

凛(弾は6発……ぬいぐるみは頭でっかちで下半身は小さめね……)

凛(ならば下半身を攻めていくのが定石なはず……)

凛「…………」パン!

まり花「あっ少し傾いたよっ」

凛「バランスを崩すのには成功したけれど……」

凛(完全に落とさないとゲットにはならないのよね……)

凛(ならばあの頭を下に向ければ落ちるわね……)

凛「…………」パン!

まり花「ふぉおおおっ!あと少しだよりんちゃんっ!」

凛「あとはこれで頭の不安定な部分を撃てば……」パン!

まり花「やったっ!落ちたよっ!りんちゃんすっごくすごいよっ!スナイパーだよっ!」

凛「まぁ、私に掛かればこんなものね……あと3発あるけど、レコード屋、やる?」

まり花「いいの?」

凛「ええ……というかお金は貴女が出したでしょう?」

……

まり花「わぁ、ありがとりんちゃんっ!」ギュ

凛「思ったよりは甘い設定の店だったわね……」

まり花「えへへ、りんちゃんのお誕生日なのに、なんかわたしばっか貰ってるね?」

凛「気にしないで頂戴、私は貴女の嬉しそうな顔を見てるだけで、し、幸せなんだから……///」

まり花「りんちゃんったら自分で言っておいて照れてるー」

凛「し、仕方ないでしょう……さ、早く次に行きましょう」

まり花「えっと、次は何にするー?」

凛「そうね……ゴーカートとかどうかしら」

まり花「いいねっ!じゃあ早速行こっ!運転はりんちゃんね!」

凛「ええ」

~ゴーカート「FAKE TIME」~

まり花「じゃあれっつごーだよっ!アクセル全開!」

凛「いや、安全運転で行きましょう……」ブロロロ

まり花「えー?」

凛「もしかしたらレールから外れて暴走するかもしれないじゃない……」

まり花「そういうのはあんまりないと思うけど……」

凛「用心に越したことはないわ……カーブでは減速して……」

まり花「うーん……りんちゃんってもし普通の免許さん取っても慎重な運転しそうだね」

凛「スピード狂よりはマシじゃないかしら……?」

まり花「……もし取ったら、またデートに誘ってくれる?」

凛「勿論よ、一番初めに隣に座って頂戴ね」

まり花「えへへ、うん」

凛「運転免許、取るのはもう少し後の話だけれど大丈夫かしら……」

まり花「りんちゃんなら絶対大丈夫だよっ!
    ところでさっきから向こうのほうが賑やかだね、何かしてるの?」

凛「あら貴女、看板見なかったの?」

まり花「えっ?なんかイベントやってるのかなっ?行こうよりんちゃんっ!」

凛「ええ、丁度貴女に提案するつもりだったわ……
  でも……あんまり時計見てなかったから…時間的にもう大半が終わってるかもしれないわね……」

まり花「そうなの?じゃあ早く行こっ!少しでも見ようよりんちゃん!」

凛「そうね、今ならまだ姿が見れるかも……最も私達は何度か会っているけれど、ね」

まり花「?」

~ライブステージ「Voxane」~

夏陽「みんな、今日はありがとー!」

心菜「……」ペコ

\ウォー!/ \ココナツー!/ \カワイイ!/ \イショクマダ?/

まり花「あー、丁度終わるところだったよう……」

凛「私が早く誘っていればこんな事にはならなかったのかもしれないけれど…ごめんなさい」

まり花「大丈夫だよっ!でもここなつのライブがあったならいいプレゼントになったのにー」

凛「じゃあ、今度はなるべくライブ情報に気を配っておくわ……一緒に見ましょうね」

まり花「うんっ!」

夏陽(ん……あっ、あの二人はちくわバンドの……今来たの?)

心菜「なっちゃん、横に下がらないと……」

夏陽「あ、うん」

夏陽「ちょっとちょっと!」

まり花「あ、なつひちゃん、ここなちゃんも」

心菜[コンチワ]

凛「貴女から話しかけてくるなんて、意外ね……」

夏陽「そう?それより!あんたたち、あたし達のライブ、全然見てなかったでしょ!」

まり花「あははは、わたしさっきまで知らなくって……ごめんね?」

夏陽「全く……」

心菜[ホカノメンバーハ イナイノ?]

まり花「あ、今日はりんちゃんと二人なんだよっ!今日はりんちゃんのお誕生日なんだっ♪」

凛「ちょ、ちょっと、レコード屋……」

心菜[オメデト]

夏陽「そうなの?じゃああんたたちデートしてるってことね?」

まり花「そうだよっ!えへへ」

凛「い、言わなくてもいいじゃない……」

まり花「あっ、そうだ、この後ね、シャノワールでりんちゃんのお誕生会やるんだけどよかったらどうかな?」

夏陽「んー、そうね……この後暇だったら、考えてあげてもいいわ」

まり花「そっかー、少し遅くなってもいいからね?」

夏陽「行けたら、ね!じゃ、行きましょここな」

心菜[マタネ]

まり花「ばいばいっ!」

凛「もう、貴女は急にそんな事を……」

まり花「りんちゃん、大勢でした方が、楽しいよっ!」

凛「ん、まぁ、確かにそれもそうだけど……」

まり花「でしょー?」

……

まり花「なんだかもう薄暗くなってきたねー」

凛「秋の日は釣瓶落としって言うくらいだものね……
  さ、そろそろ戻らないと、皆を待たせてしまうわよ…」

まり花「うん、じゃあね、最後にあれ乗ろ!あれっ!」

凛「あれ……観覧車ね?観覧車は好きよ、ゆったり出来るから」

まり花「えへへ、さ、時間もあんまりないし早くいこっ?」

凛「ええ」

~観覧車「TWILIGHT ZONE」~

凛「ふぅ……観覧車はスピード感が無くていいわね……」

まり花「こういうゆったりしたのもいいよねっ」

凛「ええ、遠くの景色が見えるのも良い点ね」

まり花「ほらほらりんちゃん、夕陽さんが綺麗に見えるよっ!」

凛「そうね…高いところから貴女と見ると、また格別な景色だわ……ふふ」

まり花「えへへ、りんちゃんっ♪」ギュ

凛「きゃ、ちょ、ちょっとレコード屋……」

まり花「りんちゃん、今は二人っきりなんだから、まりか、って呼んで?」

凛「う……ま、まりか」

まり花「えへへへへ、りーんちゃんっ♪」スリスリ

凛「急に抱き着いてきて、どうしたのよ……」

まり花「えー?だって、せっかく二人っきりなんだから、ねっ?」

凛「ま、まぁいいけれど」

まり花「えへへっ、りんちゃん、りんちゃんっ♪」ナデスリ

凛「も、もう、まりかったら……」ナデナデ

まり花「ふふふ……ねぇりんちゃん」

凛「今度は何かしら…?」

まり花「ねえ、ちゅー、しよ?」

凛「え、き、キス?」

まり花「うん」

凛「あー……う、うん、いいわよ」

まり花「やった~」

凛「その前に……まりか、今日は、ありがとう」

まり花「えっ?いいよお礼なんかー、わたしのほんの気持ちだよっ?」

凛「でも、私は貴女に感謝しきりよ……こんなデートまでセッティングしてくれて」

まり花「りんちゃんの事を思えばへのかっぱさんだよっ!」

凛「それでも、よ……まりか、本当にありがとう」

まり花「えへへへへ、どういたしまして、りんちゃん」

まり花「これが終わったら商店街に戻って、皆でりんちゃんのお誕生会して…」

凛「またその後は、その……い、いっぱいしましょうね?」

まり花「もう、りんちゃんはスケベさんなんだからー」

凛「い、いいの?悪いの?」

まり花「もう、いいに決まってるでしょっ?」

ギュ

まり花「あ、りんちゃん……」

凛「まりか、愛してるわ……」

まり花「……わたしも、愛してるよ、りんちゃんっ」

ちゅっ。

…………
……

……

咲子「えっと、そろそろ来るでしょうか……」

一舞「二人もなんだかんだバカップルだから、イチャコラし過ぎて時計を見てない可能性も……」

めう「あっ、来ためう来ためう!」

一舞「えっ?」

まり花「ごめんねみんなっ!遅くなっちゃった!」

凛「いいえレコード屋、時間には間に合っているわ…だから大丈夫よ」

まり花「そう、かな?」

咲子「それに私達なら少しくらい遅れてもとってもとっても大丈夫ですよっ」

めう「てっきり1,2時間は待たされるかと思っためう」

凛「私がいるのだからそんな事がある筈がないわ」

一舞「あたしも結構遅れるかと思ってたしっ」

凛「貴方達…私達を何だと思っているのかしら……」

まり花「えへへ、さ、りんちゃん、早く中入ろっ?外は少し肌寒いし」

一舞「そうだしっ!今日はあんたが主役なんだからさ、ささ、いっぱい料理やお菓子作って待ってたんだから!」

凛「ちょ、ちょっと洋服屋、押さないで頂戴……」

めう「むきゅきゅ、めうのプレゼントでりんりん先生をびっくりくりくりさせてやるめう!」

咲子「ふふふ、お誕生日おめでとうございます、りんちゃん」

一舞「おめでとうだしっ」

めう「おめでとめう!」

凛「あ、貴方達……ありがとう」

まり花「りんちゃんりんちゃんっ!」

凛「ん、レコード屋…」

まり花「お誕生日おめでとっ!それから、とっても、ありがとうっ!」ガバッ

凛「きゃっ、れ、レコード屋ったら……」

まり花「えへへへ、りんちゃん大好きっ♪」

凛「も、もう……それは私もよ、まりか……♪」

おわり

お疲れ様でした
りんりん先生17歳のお誕生日おめでとうございます

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom