翔太「冬馬君の秘密って知ってる?」 (29)

北斗「秘密? 普通、人には秘密の一つや二つあるものだろ?」

翔太「まあね、僕にも秘密があるけどね 誰にも言えない秘密が」

翔太「まあそれは置いといて、僕、偶然見ちゃったんだ 冬馬君の秘密」

北斗「どんな秘密だ?」

翔太「冬馬君が>>3

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彼女持ち

ホモで彼氏がいる

またほもか

翔太「ホモで彼氏がいるんだ」

北斗「はあ!? ホモで彼氏持ち!?」

翔太「うん、遊んでいる時偶然、冬馬君が男の人と一緒にいるところを見たんだ」

北斗「ただ一緒に買い物に付き合ったり仕事をしに行ったりしただけじゃないのか?」

北斗「大体そんなことでホモになるんだったら世の中の男ほぼ全員がホモになるぞ」

翔太「じゃあ確かめてみる? 冬馬君のホモ&彼氏持ち疑惑」

北斗「ああ、わかった」

休日

冬馬「~♪」

北斗「見つからないように尾行するんだぞ」

翔太「わかってるよ」

北斗(しかしホモねぇ…)

北斗(夏に冬馬が女の水着なんか興味ないと言ってたけど…)

北斗(あれって照れ隠しじゃなくて本当に興味がなかっただけなのか?)

北斗(まさか本当にホモ?)

翔太「あ、冬馬君、レストランの中に入って行ったよ!」

北斗「俺たちも入るぞ」

翔太「うん!」

レストラン

北斗「冬馬はどうやら誰かを待ってるようだな」

翔太「きっと彼氏だよ!」

北斗「まだそうと決まったわけじゃない! あと少し声小さくしろ」

翔太「うん」

イラッシャイマセー

冬馬「お、やっときたか」

>>10「待たせた?」

北斗・翔太(あの人か!)

765P

千早

千早「待たせた?」

冬馬「いや、ちょうど今来たところだ」

北斗・翔太(ハアアアアアアアアア!?)

北斗「翔太、言ってることが違うじゃないか! どう見ても765プロのエンジェルちゃんじゃないか!」ヒソヒソ

翔太「あ、あれ? おかしいな…、確かに僕が見たときは男の人だったのに…」ヒソヒソ

北斗「どこを見て男の人だと判断したんだ?」ヒソヒソ

翔太「え…えっと………」

北斗「沈黙するな…!」ヒソヒソ

北斗「…まあいい、今はとりあえず話を聞こう」

冬馬「……~~! ~~~…~」

千早「…~~~…~!」

北斗「ふむふむ」

翔太「何ていってるの?」

北斗「どうやら>>14についての話らしいんだ」

春香の話

同性愛

もう冬馬のホモネタは飽きたよ

北斗「同性愛についてなんだ…」

翔太「ほらやっぱり冬馬君はホモなんだよ!」

北斗「待て、違う! いや、でも…」

翔太「とりあえず話を聞いてみよう」



千早「私、たくさん春香のために尽くしているのに春香がどうしても振り向いてくれないの」

千早「やっぱり同姓同士が好きになるって変なの?」

冬馬「いや、変じゃない そもそも異性を好きにならなければいけないという決まりなんて存在しねぇ」

冬馬「確かに同姓同士が好きになることは受け入れられにくいものだ、だがな…」

冬馬「誰かが誰かを好きになることは悪いことじゃないと思うんだ」

冬馬「ただ大事なのは相手も同じ気持ちだということだ」

千早「相手も同じ気持ち?」

またホモかと思ったが…
頑張って欲しい

冬馬「ああ、如月は天海のことが好きだろ、だが天海は如月のことが好きなのかどうかわからない」

千早「ええ、でも聞くのが怖いわ… もし嫌われたら…」

冬馬「心の中で嫌われてると思っているのか? 何でだ?」

千早「そ、それは…私がはりきりすぎたせいで…」

冬馬「そこだ、それが振り向いてもらえない原因だ」

千早「え!?」

冬馬「一方的な愛を押し付けられても相手は困惑するだけだ」

冬馬「押してもだめなら引いてみろ、これが大切だ」

冬馬「引くことでそこから新たな愛が生まれるんだ」

千早「引くことが大切なのね、わかったわ、早速試して…」

冬馬「待て! 今やっても間違いなく何もできずに終わるだけだ」

千早「じゃあどうすればいいの!?」

冬馬「俺にいい考えがある」

北斗「なんか凄い話になってるな…」

翔太「正直聞かなきゃよかったよ…、なんか恥ずかしくて…」

北斗「帰るか?」

翔太「うん…」

北斗「そうしよう、彼女の恋が実ることを祈ることにするよ」

北斗(しかしそこは俺に話したほうがいいと思うんだがな…)

北斗(冬馬、お前一体どうやって解決するつもりだ?)

数日後

765プロ

春香「おはよう千早ちゃん!」

千早「ううっ…ぐすん…」

春香「ち、千早ちゃん! 一体どうしたの!? 何で泣いてるの!?」

千早「ジュピターの天ヶ瀬冬馬が…」

春香「冬馬君がどうかしたの!?」

千早「あいつが…私の歌のことを…最低だって…ううっ…」

千早「うあああぁぁぁああぁぁああぁあああああん!!!」

春香「泣かないで! 一から事情を説明して!」

千早「うん…」グスン

春香「そんな…冬馬君があんなことを…」

千早「どうしよう…春香…私…」

春香「ちょっと出かけてくる!」バタン!

千早「………」

千早「これで本当によかったの?」

315プロ

バチイイイイイイイイイン!

冬馬「…」ヒリヒリ

春香「最低! 二度と千早ちゃんに近づかないで!」

バタン!

冬馬「…これで本当によかったんだ」ヒリヒリ

765プロ

春香「千早ちゃん!」

千早「春香?」

春香「もう大丈夫、かたきを討ったわ!」

千早「ありがとう、でも私…彼の言う通り自分の歌は…」

春香「そんなことないよ、千早ちゃんの歌は誰よりも上手だよ!」

春香「この私が言うから間違いないよ!」

千早「本当?」

春香「本当だよ千早ちゃん、だから元気出して! 私にできることがあったら何でもするよ!」

千早「それじゃあ…ちょっとなぐさめて」

春香「いいよ」

ギュッ

千早「春香…」ギュウウウ

春香「千早ちゃん…」ヨシヨシ

千早「大好き…」グスン

春香「私もだよ」ヨシヨシ

千早(冬馬、恩に着るわ)

今度は千早が

冬馬「ヒーローが敵を倒し」ヒリヒリ

冬馬「ヒロインを救う」ヒリヒリ

冬馬「王道中の王道だ」ピロリーン

冬馬「あ、メールだ」ヒリヒリ

千早『あなたの指示のおかげで春香といちゃつく事ができたわ! 本当にありがとう!』 

冬馬「うまくいってよかったな、うん!」ヒリヒリ




北斗「もっと他にうまくいくやり方があったんじゃないか?」

翔太「冬馬君にしては頑張ったほうじゃない?」

冬馬「でもやっぱほっぺが痛い…、思いっきり叩かれたからな…」ヒリヒリ

冬馬「次また天海にあったらきっとまた叩かれるんだろうな…」ヒリヒリ

冬馬「はぁ…」

北斗「冬馬」

冬馬「なんだ北斗たちが、どうした?」

北斗「飯でも食いに行かないか、俺のおごりで」

冬馬「マジで!?」

翔太「だから食べて元気出してね♪」

冬馬「何の話だよ、俺はいつだって元気いっぱいだぜ!」

北斗「ははっ、そうだな それじゃあ行こうか」

冬馬「おう!」

北斗「ところで冬馬ってホモなのか?」

冬馬「バイだ」

北斗・翔太「えっ!?」

終わり

ホモじゃないけどレズになったよ

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