【ラブライブ】ほのことえり「ゲーセンに行ったらプレゼントが決まった。」 (26)

凛ちゃん誕生日ネタです。
ちょいと別作品(にゃーめん)からだけを引っ張ってきてます。



穂乃果「冗談で言ったら」

ことり「本当に」

絵里「あっちゃった。」

プライズマシーンの中に入ってるラーメンのぬいぐるみ。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414824548

穂乃果「ラーメンのぬいぐるみって本当にあるんだね……。」

ことり「しかもどんぶりに耳と尻尾がついててかわいさ倍増♪」

絵里「にゃーめんですって。でもとんこつは豚鼻でホントに猫なの?」

ことり「しかも本物のラーメンどんぶりくらいのサイズあるね。」

穂乃果「これみんなで一つとったら3個集まるね。」

ことり「でも全4種類だよ。」

穂乃果「そこは気合で頑張るしかない!ファイトだよっ!!」

UFOキャッチャー

絵里「ここは私が華麗に決めて見せるわ。」チャリン

穂乃果「おぉ!いきなり500円投入した!!」

ことり「こういうのってまずためしに100円入れてから様子見た方がいいと思うんだけど。」

絵里「えっ!そうなの!?」

フヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨ

絵里「でも横はぴったり合ったわ。縦は横から覗いた方が……って、
    ここのお店左右の台が邪魔で見れないじゃない!」

ことり「絵里ちゃん!自分を信じて!!」

穂乃果「そうだよ!賢いかわいいエリーチカでしょ!なんとかなるよ!」

絵里「そ、そうよね。」

フヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨ
ファンファンファンファンファンファン
グイーン

絵里「よし!挟んだわ。」

ウィーン
フヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨヨ

穂乃果「持ち上がったぁああああああああ!!」

ことり「しかもすごいアームのパワーで揺れすらしないよ!!」

絵里「ハラショー……。人生で初めて一回で取れたわ……。」

穂乃果「よーしこの調子で全部取っちゃおう!」

ことり「ファイト~!」

絵里「なんだか楽勝な気がしてきたわ。」

20分後

絵里「………。」ズーン

穂乃果「あの一回はなんだったの……」ズーン

ことり「お母さん……。もう……、ゴールしていいかな……。」ドヨーン

絵里「全員合わせて5000円。取れた数は1つ……。」

穂乃果「最初の一回に魅せられて悪魔にお財布を……、まんまとやられたよ……。」

ことり「お小遣いがぁ……、ことりのおやつ代がぁ……。」

謎のイケメン「ちょっと、お嬢さんたち。」

絵里「ちょっと誰?」

穂乃果「知らない人はちょっと……。」

ことり「やだ……、怖い……。て、店員さ~ん!!」

謎のイケメン「ちょ、ちょっとアタシよ!ア・タ・シ!!」

絵里「あ、真姫じゃない。どうしたのよそんなかつらまでして男装決め込んじゃって。」

真姫「ちょっとハロウィンのイベントでドラキュラ伯爵してたのよ。」

穂乃果「だからそんなスーツ姿なの?」

真姫「そう言う事。」

ことり「真姫ちゃんカッコいいね。」

真姫「ところで、ゲーセンの床で何絶望して突っ伏してたのよ。」

穂乃果「凛ちゃんの誕生日って来週でしょ。」

真姫「成程、このラーメン猫を手に入れようと。たしかに凛が好きそうね。」

真姫「それだったら3人に奥の手を授けるわ。」

ほのことえり「奥の手!!」

真姫「その名もにこにー」

絵里「えっ?」

穂乃果「ごめん穂乃果バカだからわからないよ……。」

ことり「あぁ!なるほどー!」

ほのえり「ことり(ちゃん)理解できたの!!」

ことり「うん。」

訂正 
>>1で書こうとしたことで名前だけ引っ張ってきますの名前の部分が抜けてました。ごめんなさい。

店員「はい。どうしましたか?」

ことり「あのぉにゃ~めんっていぅあのぬいぐるみなんですけどぉ☆どう頑張っても取れないんですぅ☆」
両手はぶりっこ意識してグーにして指をあわせ、その上に顎を軽くのせて顎を引き瞳をウルウル上目使い。
そして猫なで声で相手を悩[ピーーー]る感じで。

ほのえり(にこにーってこういうことかあああああああああ!!)

店員A「」ズキューン

店員A(何、あの娘めっちゃかわいいん。お姉さんはお持ち帰りしたいわよ!)

店員A「そ、それじゃあと一回で取れる位置にちょ、調整しますね。」

ことり「お姉さん。スッゴーイやさしぃ☆」

店員A「ねえ、あなたは今夜暇かしら?」

ことり「ごめんなさぁーい☆ことりんはアイドルだから恋愛禁止なのぉ☆」

店員A「そうなの……残念ね。でも頑張ってまた来てくれるとお姉さんうれしいわ。」

ことり「はぁい☆」

穂乃果「こんなことりちゃん初めて見た……。」

絵里「じゃ、じゃあ私も頑張ってみるわ。」




店員「お伺いしまーす。」

絵里「あんのぉ。このネコちゃんのぬいぐるみがぁうまく取れなくてぇ☆困ってるんですぅ☆」
両手はぶりっ子を意識して(ry

店員B「この景品はですね尻尾の近くにあるタグを狙ってあげると楽に取れるんですよ。」
筐体にカードキーをかざして回数確認。

店員B「しかも30回以上も頑張ってるじゃないですか。それじゃ取れやすい位置に動かしますね。」

絵里「あれ?効果が出てない……。」

真姫「やっぱり絵里ちゃんは凛としてクールな方がいいんじゃない?」

絵里「人に勧めておいてよく言えるわね。」

真姫「ほら、クールビューティーな絵里ちゃんをやってごらんなさいよ。」

絵里「ありがとっ。恩に着るわ。」
軽く手でかき上げてポニーテールをサラリとなびかせる。
声は生徒会長時代の堅い感じで

店員B「おうふっ!」バキューン

店員B「お姉さまって呼んでもいいですか!!」

絵里「えっ?え、あっ、ええ、いいですけど。」

店員B「ありがとうございます!!お姉さま!!」

絵里(私の方が年下なのになんでお姉さまなんだろ?)

店員B「お連れの人もホントはダメなんですけどよかったら簡単な位置に動かしますよ!」

穂乃果「あ、ありがとうございます。」
   (これでよかったのかな?……)

なんだかんだで凛ちゃんの誕生日

8人「ハッピバースデーツーユー」

凛「みんなありがとー!まさかこんな朝っぱらから呼び出すから凛、てっきり練習かと思ってたよ。」

希「だから今日はおてんとさまが昇る前から特製ケーキ、焼いてきたんよ。」

花陽「ニコちゃんと一緒にデコレーション頑張りました!」

にこ「ええ。」

凛「わぁ~、おいしそう!希ちゃん、ニコちゃん、かよちんありがと。」

真姫「はい、これ。」ドン

凛「これってクリスマス飲むやつ?」

真姫「シャンメリーはクリスマスだけとは限らないわ。
   お祝いなんだから、こういうのあってもいいと思って。」

凛「そっか~。真姫ちゃんもわざわざ凛のためにありがとだにゃ。」


海未「もう、凛の誕生日が自分の事のようにうれしくて感無量です。」

凛「海未ちゃん大げさだよ。」

海未「そんな私からこんなアニメをプレゼントです。」

凛「あ、ありがと。」
 (ヤマノススメって凛はまた山頂アタックしに行くことになりそうだよ……。)

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穂乃果「ケーキおいしかった!それじゃ穂乃果たちのプレゼントタ~イム!」

凛「うれしいにゃ~。」

穂乃果「でね、らーめんのぬいぐるみ解かないかなって思って。」

ことり「それで探してたらホントにあったんだよ。」

ほのことえり「じゃーん!ラーメンのぬいぐるみ!!」

凛「あー!にゃーめんだ!ありがとー。これ欲しかったんだ!」

穂乃果「あれ?凛ちゃん知ってたの?」

凛「もっちろーん。かわいいよね~。」

絵里「そうそう、これゲーセンで頑張ってとったんだけど真姫が必勝法を教えてくれたのよね。」

ことり「そうそう、にこにーって言う奥の手。」

にこ「はあ?なんで私なのよ?」

穂乃果「えっとね。こんな感じだよ。」

真姫「ちょ、ちょっと穂乃果!あなたがやるとここではやば……

穂乃果「あのぉあのぬいぐるみなんですけどぉ☆どうしてもぉ取れないんですぅ☆」
両手は(ry

海未「」ラブアローズボシマッシグラ

ことり「」ヤーン

絵里「」ハッラショー!

にこ「」パンサー!

希「」スピリチュアルヤ

真姫「やっぱりこうなったわ……。」

花陽「確かにニコちゃんだね。」

凛「だねー。」

穂乃果「って感じでってあれみんな?」

穂乃果「えっ、ま、待って、ちょっと無言でこっち来ないで、こ、怖い。」

5人 ジリジリ

穂乃果「みんな、凛ちゃんの誕生日だよ。お祝いしようよ。ね?ね?」

5人 もう我慢ならん!!

穂乃果「うぎゃあああああああああ!!!!」



花陽「凛ちゃん。真姫ちゃん。一緒にラーメン食べに行かない?」

真姫「それは美味しそうね。」

凛「いいよ。どこ行く?」

花陽「池袋においしいラーメン屋があるんだって。」

凛「やったー!ところでだけど穂乃果ちゃんたち部室においてってよかったの?」

真姫「うん。凛ちゃんは知らない方がいいわ。」

凛「それにしてもにゃーめんかわいい。穂乃果ちゃん、
  絵里ちゃん、ことりちゃんとコツを教えてあげた真姫ちゃん。」

凛「ホントーにありがと!」

真姫「どういたしまして。」

その日 凛ちゃんは3人で少し遅いお昼に美味しいラーメンを食べて、おうちに帰り、
欲しかったぬいぐるみを枕元に置いてラーメンを食べる夢を見たそうな。

穂乃果ちゃんがどうなったかはまた別のお話。


呼んでくれた人ありがとうです。

ハッピーバースデー凛ちゃん。

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