ピラフ「ピカチュウ~?」(65)

ピラフ「ピカチュウ~?」

みんな大好きドラゴンボール×ポケモンのクロスオーバーss
時系列はピラフ一味:占いババ編後 ロケット団:金銀編ぐらい
本当はdp辺りにしたかったけどアニメは金銀編までしか見たことなかったので勘弁してくらさい。

荒野のどこか

マイ「ピラフ様~」

シュウ「我々、いつまで歩いていけばいいんでしょう~?」トボトボ

ピラフ「ゴチャゴチャ言わずに歩け!!」

ピラフ「全く、こうなったのもあの孫悟空せいだ!本当なら尻尾があれば我々が勝ってたんだ!ドラゴンボールも奪われて・・・ブツブツ」

シュウ「(また始まった・・・)」

マイ「ピラフ様、そろそろここで食事でもしましょう。」

シュウ「そうですよ。何か食べれば少しは気分が晴れますよ?」

ピラフ「むう・・・そうだな。よぉーし!ここらでお食事タイムだ!!」


ムサシ「はぁ~」

コジロウ「腹減ったな~」

ニャース「早く何か食べ物探さなきゃ飢え死だニャ。」

ニャース「!」クンクンッ

ニャース「美味そうな匂いニャー!」バッ!

ムサシ「ニャース!?」

コジロウ「ずるいぞ!俺たちにも喰わせろー!!」

ピラフ「マイ、今日は何だ!?」

マイ「今日はピラフ様の大好物カレーライス(非公式)です。」

ピラフ「へっへっへ、いただきまー・・・」

シュウ「アーン・・・?」

ガバッ!
ニャース「ニャー!!」

シュウ「ひぃっ!?」

ガバッ!
ムサシ「食べ物ー!!」

マイ「なぁ!?」

ガバッ!
コジロウ「いただきまーす!!」

ピラフ「げえっ!?」

ムサシ「美味い美味い・・・」バクバクバク

コジロウ「腹減り減り腹・・・」ガツガツガツ

ニャース「棚から猫まんまニャ・・・」アグアグ

ピラフ「な、何なんだ!!貴様ら!?人の飯を・・・」

ムサシ「何だかんだと聞かれたら! ムグムグ」

コジロウ「答えてあげるが世の情け! モグモグ」

ムサシ「世界の破壊を防ぐため!」

コジロウ「世界の平和を守るため!」

ムサシ「愛と真実の悪を貫く!」

コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役!」

ムサシ「ムサシ!」

コジロウ「コジロウ!」

ムサシ「銀河を駆けるロケット団の二人には!」

コジロウ「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ!」

ニャース「あ、ニャーンてな!」

ポンッ
ソーナンス「ソーナンス!」


ピラフ「ロケット団~?何だそりゃ?」

シュウ「ほら、あれですよ。」

マイ「ポケモンを悪用して世界征服を企む悪の組織です。」

ピラフ「って、そんなことはどうだっていい!貴様らよくもわしらの飯を喰いおったなぁ!?」

ムサシ「うっさいわね。」ガツガツ

コジロウ「飢えてる人間を助けるのが世の情けってもんだろ!」モグモグ

ニャース「猫にかつおぶしだニャ!」バクバク

ソーナンス「ソーナンス!」ムシャムシャ

ピラフ「だー!!余ったヤツまで喰うなー!!シュウ、マイ!コイツらをとっちめてやれ!」

シュウ・マイ「ハッ!」

ムサシ「美味い美味い・・・」

チョイチョイ

ムサシ「何よ?何か文句でも・・・」

ジャキッ
マイ「そこまでよ。」

シュウ「観念しろこの泥棒猫どもめ。」

コジロウ「な、な!?」

ニャース「お、おみゃーら、そんな物騒なものしまうニャ!」

ソーナンス「ソ、ソーナンス!」アタフタ

マイ「全員動くんじゃないよ。このまま蜂の巣になりたくなきゃね。」

ピラフ「さーて、どうしてやろっかなー?」

ムサシ「ちょっとこれ解きなさいよー!!」

コジロウ「そうだそうだ!俺たちはただ飯を食っただけだぞ!」

ニャース「血も涙もないやつらニャ!」

ピラフ「やかましい!人の飯を盗み食いしておいて!わしらは孫悟空ってヤツのせいで城を滅茶苦茶にされて以来ずっと路頭に迷っているんだ!」

ムサシ「孫悟空?」

コジロウ「新種のポケモンかな?」

ピラフ「ちがーう!!むっちゃんこ強くて化物みたいな小僧だ!」

ピラフ「そいつ一人にわしらは何度もやられてるんだ!おまけにキングコングに変身するんだぞ!」

コジロウ「ナーハッハッハ!」

ムサシ「子供一人にやられてるの!?」

ニャース「かっこ悪いニャ!」

ソーナンス「ソーナンスwwwwwww」

ピラフ「じゃっかましい~!!今この場で貴様ら八つ裂きにしてやる~!!」ブオオオオオオオン

マイ「ピラフ様!」

シュウ「落ち着いてください!」

ムサシ「そんなジャリボーイなんかよりピカチュウの方が強いわよ!」

ピラフ「ピカチュウ~?」

マイ「ピカチュウってあの・・・」

シュウ「黄色い電気ネズミですね。」

ニャース「ただのピカチュウじゃないニャ!」

コジロウ「そいつはめちゃくちゃ強くて俺たちが束になったて敵わないんだぞッ!」

ソーナンス「ソーナンス!」

ピラフ「ダーハッハッハ!!笑わせるな!そんな電気ネズミ如きであの孫悟空を倒せるものか!」

マイ「ピラフ様」

ピラフ「な、何だ?」

マイ「(ピラフ様、そのピカチュウのことですが・・・)」ヒソヒソ

マイ「(私、聞いたことあります。ピカチュウを引き連れたトレーナーで数々のジムやリーグを制覇したほどの実力の持ち主だとか・・・)」ヒソヒソ

ピラフ「(な、何ぃ?それは本当か!?)」

マイ「(わかりませんが、ポケモンの力は未知数です。そのピカチュウの力を使えば孫悟空を倒せるかもしれません。)」ヒソヒソ

マイ「(それにあいつらはロケット団のメンバー。ここで恩を売れば今後我々の強力な助っ人になるかと思います。)」ヒソヒソ

ピラフ「うーむ・・・」

ピラフ「ねぇねぇ君たち~」

ムサシ「な、何よ?」

コジロウ「声色変えて気持ち悪いな。」

ピラフ「我々は孫悟空を倒すために、ピカチュウの情報を知りたいんだ。」

ピラフ「もし倒すのを手伝ってくれたら君らのピカチュウゲットにも協力するし、縄も解いてあげるんだけど~?」

ピラフ「ご飯だっていっぱい食べさせてあげるし~悪くないだろ~?」

ムサシ「本当!?」

コジロウ「するする!だから早く縄を解いて!」

ニャース「猫に小判ニャ!」

ソーナンス「ソーナンス!」

ピラフ「ニッヒッヒ」

マイ「上手くいきましたね。ピラフ様。」

シュウ「今度こそヤツを倒すことができますね!」

ムサシ「で?解いたはいいけど、アタシ達は何をすりゃいいの?」

ピラフ「な~に、簡単なことだ。まずは君達がそのピカチュウについて知ってることを全部話してくれれば良いんだ。」

シュウ「ピラフ様は高度な知識を持った科学者。孫悟空を倒すためにピカチュウを捕獲して強力な兵器を造るのだ。」

コジロウ「そうか、よ~し。まずは・・・」カクカクシカジカ

サトシ「はぁ、暑いなぁ・・・辺り一面荒野しかないな。」

カスミ「ホント、カサカサだからお肌にも悪いわ。」

タケシ「しばらく道なりだが、ここを乗り越えれば次の町に着くはずだ。頑張ろう。」

ピカチュウ「ピカ!」

トゲピー「チョッゲプリィィィwww」

サトシ「ん?」

タケシ「どうした?サトシ。」

サトシ「いや、ほらあそこに女の人が倒れてる・・・」

カスミ「大変!助けにいかなきゃ!」

サトシ「大丈夫ですか!?」

若い女性「お、お願いです。水を・・・水をください・・・」

タケシ「おぉ!何て美しいお方!今自分が――」ガンッ!

カスミ「あんたは黙ってて。はい、これを。」

ゴクゴク
若い女性「あぁ、助かりました。貴方たちは命の恩人です。」

タケシ「いえいえ、何の何の!自分らは当然のことをしたまでです!」

マイ「私はマイといいます。助けていただいてありがとうございました。」

サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!」

カスミ「あたしはカスミ――」

タケシ「自分はタケシであります!以後お見知りおきを・・・」ニギニギ

マイ「は、はぁ・・・」

マイ「ここから先に行けば、私の家があります。」

マイ「もし、迷惑でなければそこでお食事をもてなしたいのですが・・・」ニッコリ

タケシ「いえいえいえ!とんでもない!あなた様のような美しい御方にご馳走していただけるなんて自分は――」

タケシ「イデデ・・・」ギュウウウウウ

カスミ「調子にのるな。」

トゲピー「チョッゲプリィィィwww」

サトシ「マイさんはここ一人で住んでるの?」

マイ「ええ、両親が亡くなってからはずっとここで一人で暮らしてますの。」

マイ「女手一つで大変ですが、今はもう大分慣れましたわ。」

タケシ「くうううう・・・何て健気な方だろう!自分がここに残って貴方のお手伝いが出来たら!」

カスミ「ハイハイ。」

トゲピー「チョッゲプリィィィwww」

マイ「今、お食事の支度をしますので、ちょっと待っててね。」

サトカス「ハーイ!」

マイ「シュウ、準備は出来たね?」

シュウ「おう、任せとけ。」

マイ「お待たせ様。さぁ冷めない内に召し上がってください。」

カスミ「ワー!」

サトシ「美味そー!」

ピカチュウ「ピカ!」

タケシ「ん~美しくてしかも料理上手。なんて素晴らしい方なんだろう!

サトシ「いただきまーす!」

マイ「ニヤリ。」

サトシ「ごちそうさまー!」

カスミ「とても美味しかったです!」

マイ「喜んでもらえて嬉しいですわ。」

タケシ「今度、是非とも自分に料理のことをご教授してください!」

サトシ「何かお腹いっぱいになったら急に眠くなってきたな・・・」

カスミ「ホント、私も何かすごく眠たくなってきちゃった・・・」

タケシ「そういえば、俺も何か・・・ああ、寝るならマイさんの胸元で・・・」

マイ「あらあら、それは大変。そんな所で寝てしまったら風邪を引きますわよ。」

ガタン
サトシ「zzzzzz」

カスミ「zzzzzz」

タケシ「zzzzzz」

マイ「ふふふ、この超強力睡眠薬は三日経つまでは起きることが出来ないわ。」

ピカチュウ「ピカピ?ピカピ?」

シュウ「ホイッと!」ガチャ

ピカチュウ「ピカッ!?」

シュウ「へっへっへ、ピカチュウゲットだぜ!」

ピカチュウ「ピィカヂュウウウウウウ!」ビリビリビリ

シュウ「無駄無駄、この特性ケースはどんな強力な電撃だろうと吸収しちゃうぜ!」

マイ「ふっふっふ、この吸い取った電気をピラフ様の造ったマシーンに取り込めば・・・」

シュウ「たちまち電気が蓄積され、その電気で超強力な電磁砲が出来るのだ!」

ピカチュウ「ヂュウウウウウウ!」ビリビリビリ

マイ「あとはこの坊やたちのポケモンも頂きね。」

シュウ「ポケモンさえなけりゃただのガキンチョだぜ。」

トゲピー「チョッキチョッキ」

シュウ「ん、何だ?このチビは。」

マイ「ほっときなさい。私たちの目的はピカチュウよ。そんな卵みたいなヤツは別にいらないわ。」

シュウ「それもそうだな。へへっ、あばよ!」

トゲピー「チョッキ?」

ピラフのアジト

ニャース「ニャーハッハッハ!!」

ムサシ「上手くいったわー!」

コジロウ「ジャリボーイはあいつらと面識がないから全く怪しまれずに近づくことが出来たぜ!」

ピラフ「よぉし、お前らよくやった!早くアジトへ戻ってこい!」

シュウ・マイ「ハッ!」

ピラフ「クックック、後はこの『ピラフマシーン』にあのピカチュウの強力なパワーを取り込めば・・・」

ピラフ「ピカチュウの電気から出来た電磁砲を喰らって孫悟空は丸焦げになるんだー!」

(悟空(イメージ)「ウギャー!!」ビリビリ)

ムサシ「おまけにピカチュウとジャリボーイ達のポケモン達もゲット出来て一石三鳥!」

コジロウ「これで俺たちの名誉は挽回!おまけに借金も大返済!」

ニャース「ボスも大喜びニャー!」

ソーナンス「ソーナンス!」

ピラムサコジニャ「いいかんじー!!」


トゲピー「チョッキ」キイッ

悟空「腹減ったなー」シュイイイイン

悟空「ん?」

悟空「何だ、変な生き物が歩いてるな。」

悟空「ちょっと行ってみるか!」

トゲピー「チョッキ!?」

悟空「おめえ、一人でここを歩いてんのか?」

トゲピー「チョッキ、チョッキ」ピョンピョン

悟空「どうしたんだ?何言ってるかオラわかんねえぞ。」

トゲピー「チョキ」トコトコ

悟空「あ、おーい!どこ行くんだ!?」

トゲピー「チョッキ」ピョンピョン

悟空「お、家だ!ここで何かご馳走でもくれるのか!?」

悟空「誰かいねえのか?」

サトシ「zzzzzz」

悟空「何だこいつら、飯食った後に寝てるのか?行儀悪りぃな。」

悟空「おーい、風邪引いちゃうぞー、起きろー」ツンツン

サトシ「ウーン・・・」

悟空「ビクともしねえや。よし」スウゥゥゥゥ

悟空「起きろーーーーーーーーーーー!!!!!!」

サトシ「わぁ!?」

カスミ「なになに!?」

タケシ「一体何が起きたんだ!?」

サトシ「お、お前は誰だ!?」

悟空「オラ、孫悟空だ。オメエ達こそこんなところで何やってんだ?」

サトシ「俺たちはここでご馳走を食べてて、それで・・・あれピカチュウは!?」

悟空「何だ?そのピカなんとかって美味いのか?」

サトシ「黄色いネズミのポケモンで、俺のポケモンなんだ。悟空、知らないか?」

悟空「知らねえな。そのポケモンってのも一体何だ?」

トゲピー「チョキ」

カスミ「あ、トゲピー!あなたは無事なのね?」

カスミ「あれ、そういえばマイさんはどこいったの?」

悟空「マイ?」

タケシ「た、大変だ!ボールが、俺のポケモンがみんないない!」

サトシ「何だって!本当だ、俺もない!」

カスミ「アタシもないわ!」

悟空「なぁ、そのマイってもしかして髪が長くて背が高い女だったか?」

カスミ「え?ええ、そうよ!」

タケシ「君、知ってるのか!?その綺麗なお姉さんのことを!」

悟空「ああ、オラわかったぞ。またアイツらだな。」

サトシ「早く追わないと、ピカチュウ達が!」

悟空「それなら、オラの筋斗雲で行けば早いぞ!」

タケシ「筋斗雲?」

悟空「筋斗雲ー!」

ヒュイイイイイイン

サトシ「わぁ!」

タケシ「何だこの雲は!?」

カスミ「し、新種のポケモンかしら?」

サトシ「でも図鑑は反応しないな・・・」

悟空「ちょっとせめぇけど、詰めれば乗れるはずだ!」

タケシ「こうしちゃいられない、行くぞ!」ヒョイ

スポッ ドスン!

タケシ「イテテテテテ・・・」

カスミ「キャハハハハハハ!」

悟空「オメエ、良い子じゃねえな?」

タケシ「そ、そんな!俺はただ綺麗なお姉さんが好きなだけなのに・・・」

カスミ「それがいけないのよ。タケシはここで残ってて、アタシとサトシで行くわ。」ヒョイ

スポッ ドスン!

悟空「何だ、オメエもか?」

カスミ「何故!?美しすぎることが罪だから?」

サトシ「よし、今度は俺が・・・」ヒョイ

サトシ「の、乗れた!」

悟空「オメエは良い子みてえだな!しっかり捕まっててくれ!」

タケシ「俺たちはどうするんだ!?」

サトシ「タケシたちはここで待っててくれ!俺と悟空でマイさんを追ってくる!」

悟空「よし、行くぞ!」バシュウウウウン

カスミ「行っちゃった・・・」

タケシ「一体何者なんだ?あの悟空って子・・・」

後半はまだ作成中なんでここで一旦中断します。
早ければ今日中に終わると思います。

まあサトシは馬鹿正直だからな

それと後二時間で今日が終わるんだが

ピラフのアジト

ピラフ「いやいや、諸君らのおかげで作戦は成功した。」

ピラフ「あとはこの『ピラフマシーンmk-Ⅱ』で孫悟空を倒せば、我々の大勝利だ!!」

ムサシ「早く、その孫悟空って子を倒しちゃってピカチュウ達をボスの手土産にしましょう~♪」

コジロウ「またあの頃の生活に戻れると思うと嬉しくなるな。クゥ~」

ニャース「早くボスの膝元に戻りたいニャ~」ポワーン

ピラフ「(ここでロケット団に恩を売ってやれば、我々のスポンサーになってくれてドラゴンボールの捜索や世界征服もやりやすくなる・・・)」

ピラフ「(ゆくゆくはわしがロケット団のボスになって『ピラフ団』に変えてやる~)」

ピラフ「さぁ、まずは祝杯をあげよう!」

上空

悟空「そういえば、まだオメエの名前聞いてなかったな?」

サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!ポケモンマスターを目指して旅してるんだ。」

悟空「オラ、そのポケモンってのはよくわからねえけど、オメエの大事な友達なんだな?」

悟空「ん!?」クンクン

悟空「いたぞ!あの建物だ!」

サトシ「え、もうわかったの?」

悟空「このまま突っ込むぞ!」

サトシ「へ!?ちょっと、うわぁ!」

ピラフ「ではかんぱ―――」

ドゴーン!!

ピラフ「ゲホッ、ゲホッ、一体何事だ!?」

悟空「オメエ達!また悪さをしてるな!」

ピラフ「げぇ!そ、孫悟空!?」

ムサシ「ジャリボーイ!?」

マイ「そ、そんな睡眠薬は効いてたのに!?」

サトシ「いてて・・・ロケット団!お前らもつるんでたのか!今度は何を企んでるんだ!?」

ムサシ「何を企んでると聞かれたら」

コジロウ「答えてあげるが世の情け!゙」

(中略)

ムサシ「ムサシ!」

コジロウ「コジロウ!」

ピラフ「そしてわしが悪の大王ピラフ!」

シュウ「側近のシュウ!」

マイ「同じくマイ!」

ムサシ「銀河を駆ける我々、ロケットピラフ同盟は」

コジロウ「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ!」

ニャース「あ、ニャーンてな!」

ポンッ
ソーナンス「ソーナンス!」

ピカチュウ「ピカピ!」

サトシ「ピカチュウ!お前らピカチュウに何をする気だ!」

シュウ「へっへっへ、そいつは見てからのお楽しみだぜ。」

孫悟空「オメエら、そのピカチュウってヤツを返せば見逃してやる!でなきゃ、また痛い目にあわせるぞ!」

ピラフ「やっかましい!貴様に全てを奪われたこの怨み、今ここで晴らしてやる!」

ムサシ「ジャリボーイ、あんたらとの腐れ縁もこれまでよ!」

コジロウ「長かった借金地獄もこれでおさらばにしてやるぜ!」

ピラフ「よし、行くぞ者共!」

ムサシ「ここはアタシ達が足止めするわ!行けっ、アーボック!」

アーボック「シャーボック!」

ニャース「ニャーも助太刀ニャ!」

コジロウ「こっちも行け、ウツボット!」

ウツボット「ア゛ッーーーー!!」コリコリ

コジロウ「――――」ジタバタ

シュウ「何やってるんだ、あいつ・・・」

ピラフ「わしらも『ピラフマシンmk-Ⅱ』起動だ!」

マイ「はい!」

サトシ「くそっ、ポケモンさえあれば・・・」

ムサシ「奪ったポケモン達はこのケースに入ってるわよ?」

コジロウ「返してほしけりゃ、俺達を倒すんだな。」

ニャース「ま、ピカチュウもポケモンもいなけりゃ、ただのジャリボーイニャ!」

悟空「サトシ、オメエは下がってろ。」

サトシ「悟空!?」

サトシ「やめろ、悟空!生身の人間がポケモンを倒すなんて無茶だよ!」

悟空「あれぐらいの相手なら何とかなるさ。」

ムサシ「アハハハ!生身でポケモンに立ち向かう気?」

コジロウ「あの小さいオッサンがお前を強いとか言ってたが、身の程知らずにも程があるぜ!」

ニャース「ニャー達がコテンパンにしてやるニャ!」

悟空「ケガしたって知らねえぞ!」

ムサシ「生意気な!アーボック!どくばり攻撃!」

アーボック「シャボ!」シャシャシャ

悟空「おっと!」

悟空「伸びろ、如意棒!」

アーボック「シャボッ!?」ギューン

ムサシ「げ!こっちにくる!?」

ドガーン

サトシ「すげえ・・・ポケモンを一撃で!」

アーボック「シャボ~・・・」

ムサシ「何なのよ~あの変な棒・・・」

悟空「い!?」ビリビリ

ウツボット「ア゛ッーーーー!!!!」

悟空「か、体が痺れてきた・・・」ビリビリ

サトシ「ウツボットのしびれごなだ!」

コジロウ「ウツボット、はっぱカッターだ!」

ウツボット「ア゛ッ!ア゛ッ!」ビュン ビュン

悟空「イギギ・・・」ビリビリ

コジロウ「可哀想だが、このまま倒させてもらうぜ!」

サトシ「悟空!」

ザシュ!ザシュッ!

コジロウ「やったか!?」

ニャース「で、でも姿が見えないニャ・・・」

悟空「ばあ!」

ウツボット「ア゛ッ!?」

ニャース「に、人間がかげぶんしんを使ったニャ!」

悟空「じゃーんけーん」

悟空「グー!」

ガンッ!
ウツボット「ア゛ッーーーー!!!」

ニャース「ここで不意打ちニャー!!」

悟空「チョキ!」

ニャース「!」

悟空「パー!」バシッ!

ニャース「アニャー!!」

ドガーン

コジロウ「ひ、一つ聞いていいかな?さっきのしびれごな、モロ喰らってたよね?」

悟空「さっきの粉か?ちょっと痺れたけど、別にどうってこねえよ。」

コジロウ「やっぱりあのおっさんが言ったとおり、化物だ・・・」

ムサシ「コジロウ、ここは後退よ!」

コジロウ「あ、ああ!」

ニャース「ニャ、ニャーを置いてくニャー!」

サトシ「悟空、大丈夫か!?」

悟空「大丈夫だ。でもまだちょっとピリピリするかな・・・へへ」

サトシ「本当はポケモン用の道具なんだけど、この『まひなおし』を使ってくれ。」

悟空「サンキュー、サトシ。」

サトシ「あいつらこの奥に逃げていったぞ!早く行こう!」

タケシ「サトシー!」

サトシ「タケシ、カスミ!」

タケシ「サトシ達の後を追ってきてここに来たんだが・・・」

カスミ「ピカチュウ達はどこいったの!?」

サトシ「この奥だ。ロケット団のヤツら、ピロシキだか何だかわからないヤツらと組んでるんだ。」

タケシ「助っ人を呼んできたわけか・・・」

悟空「後はここからはオラだけで行く。危険だからオメエたちはここで待ってけれ。」

カスミ「何言ってんのよ、子供の癖に!」

サトシ「カスミ、そいつはただの子供じゃない、一人でロケット団のポケモンをあっという間にやっつけたんだ。」

カスミ「え、この子が!?」

タケシ「生身でポケモンを!?」

サトシ「悟空、お願いだ。俺達は大切な仲間をあいつらに奪われたんだ。」

サトシ「足手まといになるけど、俺達は自分の手で仲間を助けたいんだ!どうか、この通り!」

悟空「・・・」

悟空「わかった。オラも友達を助け出すの手伝うぞ。でも無茶だけはしないでくれ。」

サトシ「ありがとう、悟空!」

コジロウ「ハァハァ・・・」

ニャース「早くこっちもマシンの動力室に乗るにゃ!」

ピラフ「何じゃ、もうやられたのか?」

ムサシ「うっさいわね!あのカニ頭のジャリボーイ、無茶苦茶強いじゃないの!」

ピラフ「だから言ったろ、あの小僧はただの人間じゃないと。」

ピラフ「まぁいい、後はこの『ピラフマシンmk-Ⅱ』で直々に始末してくれるわ!!」

悟空「こっちだ!」

コジロウ「もう来やがった!」

悟空「見つけたぞ!」

ピラフ「ダーハッハッハッハー!!」

ピラフ「よくぞここまで来たな!」

カスミ「な、何なの!?あの変なロボット!?」

サトシ「お前ら!ピカチュウを返せ!」

ピラフ「返せ!と言われて返すバカがいるもんかー!」

悟空「オメエたち、二度と悪さ出来ねえようにこらしめてやらなきゃ、駄目みてえだな!」

ピラフ「図に乗るなよ~孫悟空!お前に復讐するために我々は究極兵器を生み出したのだ!」

ピラフ「この最強のピカチュウのパワーを取り入れた『ピラフマシンmk-Ⅱ』でなー!」

ピカチュウ「ピカピー・・・」

サトシ「ピカチュウ!」

ピラフ「おぉっと!間違っても撃破しようと考えちゃあいけないよ!」

ピラフ「何せコアにいるピカチュウちゃんまで吹き飛んじゃうからね?」

サトシ「あいつら・・・!」

悟空「汚ねぇぞ!」

コジロウ「戦いに綺麗も汚ねぇもあるもんかー!」

ムサシ「勝てば良いのよー!」


悟空「みんな下がってくれ、こいつの相手はオラがやる!」

サトシ「悟空!」

カスミ「いくらあなたが強くたって、あんな巨大ロボット相手なんて無理よ!」

悟空「無理とわかってもやらなきゃ、いけない時だってあるんだ!」

ピラフ「ヒヒヒ、それでこそ我がライバル。張り合いがあるというものだ。」

ムサシ「ジャリボーイ達が巻き込まれないように広い場所へ連れてってやるわ。」

悟空「そうしてくれ。」

ピラフのアジト 広場


悟空「・・・」

サトシ「(悟空、がんばれ・・・!)」

ピラフ「さぁ、どっからでもかかっていらっしゃい!」

悟空「(かめはめ波を使えばピカチュウを巻き込んじまう。)」

悟空「(何とか助けねえと!)」

ピラフ「ふふふ、コアの中にいるピカチュウを助けようとしてるようだが・・・」

ピラフ「そうはいかないぞ!」

ピラフ「そりゃ、ピラフパーンチ!」

シュウ「ひぇ!」

マイ「つ、掴んだ!?」

ニャース「やっぱり化け物ニャア!」

悟空「せーの・・・」

悟空「そりゃあ!」ブンッ!

ピラシュウマイ「ひえええええええええ!!」

ドガーン

サトシ「あんなデカいロボットを・・・」

タケシ「・・・」ポカーン

カスミ「あの子、本当何者なの・・・?」

悟空「今度はこっちの番だ!」

悟空「じゃーんけーん」

悟空「グー!」ガンッ!

悟空「痛ってえ!!」

ピラフ「ダハハハハ!核爆発にも耐えれる特殊装甲を拳で貫けるもんかぁ!」

ピラフ「それ今だ!」ピッ

ガシッ
悟空「何だ!?」

悟空「このっ!離せ!」

ピラフ「ムフフ、ピラフマシンmk-Ⅱのフレキシブルアームから逃げられんぞ!

ピラフ「シュウ、マイ!早くしろ!」

シュウ「は、はい!ターゲット・ロック中・・・」

マイ「充填率70%、80%・・・」

ピラフマシーンmk2 動力ルーム

ムサシ「えっほ、えっほ!」キコキコ

コジロウ「えっほ、えっほ!」キコキコ

ニャース「100%になるまでがんばるニャ!」キコキコ

シュウ「ターゲット、ロックオン完了!」ピピッ

マイ「充填率100%です!」

ピラフ「喰らえ!ピカチュウの放った電撃で蓄積された超強力電磁砲・・・」

ピラフ「その名も「ボルテッカ砲」!発射ぁぁぁぁぁ!!」

サトシ「悟空、危ない!」

ピカチュウ「ピカー!」

悟空「!?」

バリバリバリバリ
悟空「うぎゃあーーーー!!」

サトシ「悟空ー!」

ピラフ「やったー!」

マイ「すごーい!」

ムサシ「効いてる♪効いてる♪」

コジロウ「いいかんじー♪」

悟空「ウ、クッ・・・」

シュウ「ピラフ様!あいつ直撃喰らったのに、まだ生きてますよ!?」

ムサシ「本当に人間なの!?アイツ。」

ニャース「ムサシ以上の生命力ニャ!」

ピラフ「なぁに、またボルテッカ砲でとどめをさせばいいのさ。」

サトシ「悟空ーーッ!!」

カスミ「駄目よ、サトシ!あなたまでやられちゃうわよ!」

トゲピー「チョッキ」

サトシ「離せよ!悟空を見殺しにする気か!?」

タケシ「今、あそこに行ったらあの電磁砲の攻撃に巻き込まれるぞ!」

トゲピー「チョッキ」

サトシ「悟空・・・!」

悟空「く、何のまだまだ・・・」

トゲピー「チョッキ!」

(トゲピーのゆびをふる!)

ピラフ「とどめだぁ!って、やけに焦げ臭いな・・・」

ピラフ「‥‥‥」メラメラ

ピラフ「!?」

ピラフ「ひ、火だぁ!後ろに火がついてるぞお!」

マイ「あぢぢぢぢぢ!私の方にまで燃え移ってる!」

シュウ「だ、誰か!誰か早く消化器を~!!」

悟空「何が起きたんだ?」

ニャース「こっちにまで火が来たにゃ~!」

ムサシ「コジロウ!何で消化器ぐらい備え付けておかなかったのよ!」

コジロウ「消化器まで買う金がなかったんだよ~!!」

ポンッ
ソーナンス「ソーナンス!」

サトシ「ど、どうしたんだ!?あのロボット火がついてるぞ!」

タケシ「何でかわからないがオーバーヒートを起こしてるようだ!」

悟空「よし、今のうちに!」バッ

悟空「じゃーんけーん」

悟空「グー!」ガシャーン!

悟空「イチチ・・・割れたぞ!」

ピカチュウ「ピカピ!」

サトシ「ピカチュウ!」

サトシ「よしここから反撃だ!!」

サトシ「ピカチュウ、10万ボルトだ!」

悟空「よし、オラも!かーめー・・・」

ブシュ~
ピラフ「ふ~やっと消火装置がついたわい・・・」

マイ「危なかったですねピラフ様。」

シュウ「あ、あれ?コアの所にピカチュウがいない・・・」

ムサシ「も、もしかして・・・」

コジロウ「もしかすると・・・」

ニャース「もしかしなくとももうお約束ニャ。」

ピタッ
ピラフ「え?」

悟空「はーめー・・・」

ピラフ「まさか窓に貼り付いてるのは・・・」

ピカチュウ「ピ~カ~」ニヤ~

ピラフ「ピ、ピカチュウちゃん、やめましょうね!もしかして怒った!?ゴメンネ!」

ピラフ「そうだ!君の仲間に入れてくれない!?ボク、君のこと尊敬してるんだ!」

ピカチュウ「ピ~カ~」バリバリ

ピラフ「あ」

ピカチュウ「ヂュウ~!!」バリバリバリ

ムサコジニャピラシュウマイ「どぇありゃばあdばdてうえjふぃげびgrgじょs」ビリビリビリ

悟空「波ぁーーーーーーーーー!!」ビシューン

ドゴーン!!

タケシ「おぉっと!ポケモンの入ったケースが!」パシッ

ムサシ「何よ!何よ!勝利まで目の前だったのに~!」

コジロウ「結局駄目だったじゃないか!肝心なところで発火しやがって!」

ニャース「おみゃーらの責任ニャ!」

ピラフ「やっかましい!貴様らがちゃんと足止めしてりゃこんな事にならなかったんだ!」

マイ「やっぱり最後はこうなるのよね・・・」

シュウ「皆さんせーの」

ムサコジニャピラシュウマイ「やなかんじーーーーーー!!」

ソーナンス「ソーナンス!!」

キラーン

カスミ「やったー!」

ピカチュウ「ピカピ!」

サトシ「ピカチュウ!」

悟空「オメエのピカチュウ、強えんだなぁ。」

サトシ「悟空、ありがとう!お前がいなかったらあいつらを倒せなかったよ。」

ピカチュウ「ピカ!」

悟空「お礼なら、オラじゃなくてそのギザギザ頭のヤツに言ってくれ。」

悟空「オラ、こいつにオメエたちの所へ案内されて来たんだ。」

トゲピー「チョキ」

カスミ「トゲピー!あなたがこの子を連れてきてくれたのね?」

サトシ「サンキュー、トゲピー助かったよ。」

トゲピー「チョッキプリィィ!」

サトシ「悟空はこれからどうするんだ?」

悟空「オラ、次の武道大会に向けて色んな所へ行って修行なきゃいけねえんだ。」

サトシ「そっか。じゃあ悟空とはここでお別れだな。」

悟空「お互い、頑張ろうな!」

サトシ「ああ!」ガシッ

タケシ「男の友情だな」ウンウン

悟空「筋斗雲ー!!」

悟空「みんな元気でなー!」

サトシ「悟空もなー!」

ピカチュウ「ピカピカー!」

タケシ「修行頑張れよー!」

カスミ「バイバーイ!」

トゲピー「チョッキプリィィ!」


ヒューン

カスミ「もう行っちゃった・・・」

タケシ「不思議なヤツだったな。」

サトシ「またどこかで会えるさ!さ、俺達も行こうぜ!」

どっかのジャングル

オニスズメ「ケ~」

ハブネーク「シャ~」

オコリザル「ブヒブヒ・・・」

スピアー「ブーン・・・」

シュウ「ピラフ様~」

マイ「こいつらむっちゃ怒ってますよ~?」

ピラフ「声出すな・・・!刺激与えたら殺されるぞー!」

ムサシ「こんなこと前にもあったよね・・・」

コジロウ「まぁ、お約束といいますか?」

ニャース「慣れって怖いニャ。」

ソーナンス「ソーナンス・・・」

ピラフ「(くっそ~こんな目にあうんだったら、こいつらと手を組むんじゃなかった・・・)」

ムサコジニャピラシュウマイ「やなかんじ~・・・・・・」

―――to be continued?

      ____        __    /i||||||||||||||||||iヽ      \
 / ̄ヽ||||||||||||||||||||||||iヽ    <
'""ヽ  ヽ!|||||||||||| ||||||! ヘ 、― / ロマンティックageるよ
||l   ___ヽll,‐''''__ゞi .|||||| .ロマンティックageるよ
||l  /ヽ、 o>┴<o /ヽ\|||||| .ホントの勇気 見せてくれたら
ヽ‐イ  |ミソ ̄'"ノ"/li゙ ̄゛l;|l |、 |  ロマンティックageるよ
.\/l  .|ミミl l―――フ..l;ll / ∠  ロマンティックageるよ
 .\ノ  |ミミ.l..\=ヲ/ l;|/   フ .ロマンティックageるよ
   ̄\ |ミミ.l..  ̄ ̄,,,l;/    \ 夢をageるよ
   l \ヾ゙゙....  ̄."/i     ∠_
 _/_``\ ̄、 ̄/ /l___  /

初のss投稿完了。
この3人組がロケット団3人組と一緒に組んだら面白いかもという思いつきで出来てしまったものです。
よく見たら、この時のピラフ達って悟空の名前知らなかったり、
あと亀仙人から筋斗雲を使うなと言われてたりと色々と穴だらけだった。モウダメダオシマイダァ・・・



あとがきはやめとけ

おつ

乙!面白かった。

乙!

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