???「幽霊になってみませんか?」俺「は?」 (266)

???「幽霊になってみませんか?」
俺「待て。幽霊って、俺は誰かに対して何の恨みも持ってないぞ?」
???「いえいえ、別に現世の心残りを果たせと言う分けじゃなく・・・」
俺「じゃなんなんだよ?」
???「あなたが過ごすはずだった残りの時間を過ごしてみませんか、と言うことです。」

さっき、俺は死んだ。ひき逃げ事故だった。ふと体が軽くなって、気付けば自分の
死体が足元にあった。なんとなく「あ、俺死んだのか」と納得して天国に行くのか
地獄に行くのかなどと考えていたら、こんな声が聞こえてきた。

うわあつまらない
ほんとなんにも感じない
こんなんでよくスレ立てたもんだわ
恥って言葉辞書で調べたら?

俺「・・・? つまりどういうことだ?」
???「現世に居る事は修行だって話、聞いたことありません?」
俺「ああ、仏教の考えだっけ?」
???「そうなんです。現世に居る事はあの世、いわば「天国」に行くための
修行。それを終える事によって天国へ行けるんですが・・・。貴方のように事故死される方が
最近増えてきましてね。じゃあどうするかというと、残り過ごすはずだった人生の時間を
幽霊の状態ででも過ごさせて、それで修行完了と言うことにしようって事になったんです。」

>>3
スマン思い付きで書いてるようなもんだから。こんな糞スレにレス有難うな

俺「ふーん。じゃ他にも幽霊は居るのか」
???「はい、多分」
俺「多分ってなんだ多分て」
???「すみません、なにしろこの試みは貴方が初めてでして」
俺「え?じゃなんで他に幽霊がいるんだよ」
???「そういう方々は大体心残りか怨念があって自分から勝手に幽霊になっちゃうので。
自分からなった人達がどのくらいいるかは我々にもわからないんです。我々が直接関わって
幽霊になるのは貴方が初めてなんです」

明日思いついたら続き書く。こんな糞スレで鯖圧迫してサーセン

威勢は認める。
・・・は…に変えろ
僕「ウンコウンコ」

???「ウンコウンコ」
ここは改行しろ???は???に変えたほうが見やすいぞ

もっと自信持てよ
糞スレなら立てるなって話

>>8
なるほど半角にすりゃいいのねアドバイス有難う

>>9
ウィッス

叩かれてもやめない人は良SSスレをつくれるぞ

おk、明日も頑張るお

ハッピーハロウィーン!ちょうど幽霊ものが合う時期よね

>>14 お、そうだな

んじゃ寝るわ。明日も多分投下するお。暇すぎて死にたくなったら見に来てね

暇すぎて死にたくなったら死ぬだろ何言ってるんだゴミ

続き投下

俺「幽霊ってのは俺達が想像してるのと大体同じか?」

???「はい。姿も見えませんし取りつくこともできますよ」

俺「ほう・・・」

???「想像してることは大方わかります。非常に残念ですができないですよノゾキは」

俺「チッ。なんでだよ」

???「そのうちわかります」

俺「飯とかどうすればいいんだ、お供え物でも食うのか?」

???「まあそんなところですかね。別に何も食わなくても大丈夫ですが、
酷くお腹が減りますので食べた方がよろしいかと。お供え物じゃ無くても食える事には食えますがね」

俺「どういうことだ?」

???「そのうちわかります」

???「さて、私も暇と言うわけじゃないのでそろそろお別れの時間です」

俺「ちょっと待て、さっきから自然にしゃべってたけど御前は何者なんだ・・・?」

???「天の使いとでも言うんでしょうかね。きっとまたお会いするでしょう。では、その日まで・・・」

俺「お、おい!ちょっと・・・!」

俺「行っちまった・・・」

俺「さてこの先どうするか・・・死んじまったんだ、何かやらなきゃいけない事も・・・
いや、あるな。一つだけ」

「銭湯行こう」

単純な好奇心だった。男は誰も入った事が無い、あの暖簾の先が気になる。
別に疾しい事なんか無い。
別にノゾキとかそういうわけじゃない。見たい。
その一心で俺は銭湯へと向かっていた。

そして銭湯の目の前まで来た。もう暖簾は目前である。

俺「さて・・・入るか」キリッ

俺はまっすぐ手を伸ばし、暖簾を押しのけ―――
ジュッ
俺「あっちィッ!!!」

られなかった。何故か暖簾は微動だにせず、代わりに俺の手からしゅうしゅうと
煙が出ていた。

俺「なんだこりゃ・・・結界でも張られてんのか・・?

???「御名答です」

俺「!?」ビックー

男が立っていた。スーツ姿の目が細い優しそうな若者で、声は先ほどの天の声と全く同じだった。
他の人間と違う所は、背中に大きい羽があるのとちょっと透けてる事くらいだった。

???「いや、私も試した事があるんですけどやっぱり入れませんでしたねえ。
のぞき防止結界、どうでした?熱かったでしょう?」

俺「御前さっきお別れとか言って無かったか・・・?}

???「いえ、ちょっと気になって来てみたら案の定でして・・・。
もうこんなことしてはいけませんよ?では今度こそ~」スゥッ

そう言ってあいつは姿を消した。

俺「あいつ・・・絶対暇だ」

うむ。頑張っておるなぁ(´∀`)

今日はここらへんまでにしとこうか・・・

>>26 やあ、頑張っておるぞ

もうやってないんかーーい!

ズコーーッッッッッ!!

ヤレ!!

まぁーいいやつまらんし

まじつまらんガキが書いてたんだろ

???多すぎだカス名前定着させろそんなんも考えられんのかガキは死ねよ

つまんねぇSSスレ書いてんじゃねぇよ!!





嘘だよ本当は続きが見たくてあげてるだけなんだよごめんな

さぁ皆集まって!>>1の妄想がはじまるよ~!(TARAKO声
>>33盛大なツンデレ有難う

俺「さて」
もう確かめたい事は確かめた。もう悔いは無いと言っていい。
他に得に確めたい事は無かった。
俺「もう成仏してもいいや。・・・成仏ってできるのかな、あいつそんなこと言って無かったけど」

俺「ん・・・成仏?そういえば俺・・・」

俺は俺の葬式を見に行くことにした。

SSしえん

俺「おお・・・」

俺が死んだ場所へ戻ると、さっきから一時間ほどしか経っていないのにもう人だかりができていた。
警察が居る所を見ると、どうやら俺は轢き逃げされたらしい。

警察男「目撃情報はあったか?」

警察部下「いえ、誰も見ていなかったようです」

察男「チッ・・・被害者は?」

察部下「搬送先の〇×病院で死亡が確認されました」

俺『〇×病院か・・・ならウチの近くだ」

>>36 アザッす

病院へ行く途中、丁度親を見つけたので親について行った。
親が走っていくのを追いかけた先に、俺が担ぎ込まれた(らしい)病室があった。
俺は死んでいた。
漫画やドラマでよくあるように、顔には白い布が被せてあった。

俺「自分の死体を見るってのは妙な気持だな・・・」

俺母「俺!俺ェェェェェ!!」ウワァァァァ

俺父「・・・何故こんな事に・・・」

母は泣き崩れ、親父は黙ってうつむいていた。
その姿を見て、少し心が痛んだ。

妹も病室へ駈け込んで来た。学校は早退したのだろうか。

俺妹「兄貴ッ・・・!」

今にも泣きそうな顔で、俺の死体を見つめていた。

翌日、親達は役所へ行き色々な手続きをして俺がお世話になった方々に挨拶回りをした。
皆最初は驚き、中には泣きだす奴もいた。
学校の先生や、バイト先の店長。
俺は本当に死んだんだなと実感した。

そのほか、なにやらよくわからない宗教的な儀式を終え、葬式が始まった。
最近ほとんど顔を合わせてなかった従姉弟達や、親戚達が俺の名前を呼んでぼろぼろ泣いていた。
学校の連中も参列に来ていた。

A男「俺ェ!御前何も言わないで逝きやがって・・・!」ウウッ
正直スマン。
B人「そうだテメェ!俺の3000円返さず逝きやがって・・・許さ”ねえ”か”ら”な”あ”!」エグッヒグッ
そんなことも有ったな。忘れたが。
C助「なぁ!起きてくれよ!生きてんだろ!?そんで俺のエロ本返せよ!んでまたエロ談義しようぜ!?なぁ!?おぎろ”ってえ”・・・!」ウグッ
台無しだよこのおバカ!

???「いや、良い葬式ですねえ。皆貴方の事を想っている」
またあのスーツ男が現れた。ただ、他の皆には見えてないようだが。

俺「またか・・・で、今度はなんだ?」

???「ええ。どうします?このまま幽霊になりますか?」

俺「え?もう幽霊確定じゃないのか?」

???「お試し期間です。正確に言うと、まだ貴方は幽霊っぽい物です」

俺「つまりどういうことだ?」

???「つまり、葬式が成仏するかどうかの分かれ道なんですよ。これまで幽霊になった方々は、葬式もされず、供養もされなかったから幽霊になってしまいました。
でもあなたは供養もされるし葬式もしている。つまり、ここで{幽霊になるか、成仏するか}を選べるんですよ」

俺「フーン・・・成仏したらどうなるのさ」

???「天国へは行かずもう一回人間に転生してやり直しです。記憶はもちろん全部消されますが」

俺「じゃあ幽霊になるわ」

???「何故?」

俺「なんとなくだ。浮遊霊になって気ままに暮らすってのも中々ない経験だしな。寿命さえ終えりゃ修行完了なんだろ?なら俺はこの世界を見ていたい」

???「・・・了解です。上にはそう伝えておきます」

???「さあ、これから楽しい幽霊ライフが始まりますよー。貴方とは永い付き合いになりますね」

俺「?どういうことだ」

???「この試みは初だと言ったでしょう?そのため、案内役が必要なんですよ。それに抜擢されたのがこの私です」

俺「へえ・・・じゃあよろしくな。名前聞いてなかったな。名前は?」

???「私は橋澤です。よろしくおねがいします」

SSしえん

みてるよ

>>46
有難うございます。
今日はここまでぞ

再開

火葬も済んで葬式が終わり、親族は帰路についた。

俺「さてどうするかな・・・何かやらなきゃいけない事もあるわけでないし」

橋澤「本当にそうでしょうか?」

俺「あん?なんかあるの?」

橋澤「ホラ・・・人が死んだらその人の家は誰が片づけるんです?」

俺「ん?・・・あっ」

家族である。

俺「不味いぞ・・・なんとかしてPCのデータを削除せねば・・・あ!エロ本しまうの忘れてたァ”!」

橋澤「でも幽霊の体では物に触る事は難しいですよ?」

俺「チッキショオオオオオオオオ」

橋澤「落着いてください。方法はありますよ・・・」

俺「mjkはよ教えろ」

SSしえん

翌日、俺達は俺が住んでいたアパートの一室に居た。

俺「なあ、本当にできんだろうな?

橋澤「やってみなくちゃわかりませんよ・・・」
ギシギシ
橋澤「来ましたね」
両親達が片づけに来た。

念写かな

誤字
念力かな

両親達はやはり俺達の姿が見えないらしく、こちらなど見向きもしなかった。
俺は父の背後に回り込んだ。
俺母「ついさっきまであの子がいたみたいね・・・」ウウッ

俺妹「・・・・・・」

俺父「・・・片づけよう」スッ

橋澤「(今です!!)」

俺「(オリャッ!)」ズゥオァッ!
父の背中に思い切り飛び込む。

俺父「ヌッ!?」

乗り移りか

俺父俺「マジで出来た・・・」

俺母「え・・・?あなたなにか言った?」

俺父俺「え?ああ、何でも無いぞ(あぶねえ・・・)」

橋澤「(成功ですね!)」グッ
そう、憑依して全てを処分しようというのである。

http://i.imgur.com/rVvpYsj.jpg

俺母「あの子はなんでこんな早く・・・うううっ」ブボボ(´;ω;`)モワッ

俺妹「お母さん・・・!大丈夫!?」

俺父俺「母さん、少しそとで休んできなさい。俺妹は母さんを介抱してやってくれ」

俺妹「うん、わかった・・・」コク
ドアガチャン
俺父俺「・・・よし!」

橋澤「やりましたね!」

俺父俺「今のうちにッ・・・!」

俺は秘蔵のエロ本エロゲとうをごっそり処分品を入れるダンボールにぶち込んだ。
途中で泣きそうになった。
俺父俺「ううう・・・初回限定・・・特典付き・・・未プレイ・・・」

橋澤「未練は捨てましょう!」

PCデータを全て削除し、ミッションは完了した。

俺父俺「よし・・・オラッ!」グォン
スッ
俺父「・・・ハッ!?」

俺「(よっしぁ!)」

今日はここまで

>>58
燃料ありがとナス!

俺父「私は一体…」

俺妹「ただいま」

俺母「あら・・・随分片付いてるわ。貴方、有難う」

俺父「あ、ああ(あれ・・・?)」

ここまでは読んだ
はよ続き読みたい
あと、>>1は酉つけてほしいな

>>65
あらどうも。なるほど酉ですか。付けておきます

>>66
続きあるんだな?期待しとくよ

>>67
おもいついたらその日のうちにでも・・。

実家は電車で一時間ほど行った所にあり、俺はここの近所にある高校に合格したのでこちらでアパート住まいをしていた。
ようするに通学のための1人暮らしだ。確か中3になる妹もこちらの学校に通いたいと言うことを行っていたような気がする。
部屋が大分片付き、そろそろ終わりかという頃。

俺妹「・・・お父さん」

俺父「ん?なんだ」

俺妹「・・・私、兄貴のいた学校に通いたいって言ったよね」

俺父「・・・ああ。それがどうかしたか?」

俺妹「私ここに住んでいいかな・・・」


俺「ファッ!?

来てたか

橋澤「死んだ兄の家に住むとは…剛胆というかなんというか」

俺「流石に俺もどうかと思うわ・・・まぁ親父が反対するだろ」

俺父「・・・わかった」

俺「ファッ!?」

俺母「1人でできる?」

俺妹「うん。できる」

俺母「・・・わかったわ」

俺「二人とも物わかり良すぎィ!」

SSしえん

家具等は俺が使用していたものをまんま使用するようだ。なんだかんだで手続きを済まして
本当に妹が元俺の家に住むことになってしまった。

俺母「じゃあ今日は家に帰って、中学校を卒業したら引っ越しね」

俺妹「うん」

俺「妹と同居とかマジバロス」

橋澤「ID腹筋スレか爆発ですな」

※一応冬です。

夕方になり家族は家に帰り、俺達は俺が死んだ場所へ行ってみる事にした。

俺「お、ここだな」

そこにはまさに「ここで人身事故がありました」というように花束やお菓子、俺の好物であるポテチ等などが置いてあった。

橋澤「なかなか人望があったと見えますね」

俺「うーん・・・そうは思えないが・・・」

俺「この体じゃ物も食えんしな」

橋澤「食えますよ」

俺「えっ」

えっ

橋澤「よーい・・・しょっと」グッ・・・・スイッ

橋澤はお供え物の中にあったきの○の里を掴んだと思うと、すいっとそれをもちあげた、
いや、もちあげたように見えた。き○この里は元の場所に置いてあった。
そのかわり、橋澤はその手の中に『半透明の』きのこ○里が掴まれていた。

俺「ファッ!?」

橋澤「霊体、とでも言うんでしょうかね。食べ物にも魂みたいなものがあって、我々はこちらにおいては
コレを食って生きているんです」

俺「ご都合主義というかなんというか」

橋澤「何十年も物を食わずにいるなんて狂ってしまいますよ」

橋澤は、霊体になったきのこの○の箱を開け、きのこを食べ始めた。

橋澤「食べます?」ボリボリ

俺「俺はたけのこ派だ。・・・どうやって取るのコレ」

橋澤「敵ですね。目標物を掴む感じでグッとやってスッとすればとれます」

俺「アバウトだな」グッ・・・スッ

丁度たけ○この山が置いてあったのでとってみたら取れた。
そのまま俺もたけの○の山を食い始めた。

はたから見るとスーツの若者と私服の若者が壁に寄りかかりながら並んで菓子を食ってるという
非常にシュールな光景に見えただろう。きっと見えないだろうが。

俺「・・・さて、これからどうするよ」ボリボリ

橋澤「どうする、と申しますと?」ボリボリ

俺「これから何処で過ごすんだ」ボリボリ

橋澤「ああ・・・どうしましょうね」ボリボリ

俺「NOプランかッ!」ボリッ!

橋澤「どこに居てもいいんですし、ふらふらしててもいいんですよ」ボリボリ

俺「そう言われてなあ・・・」

やっぱりたけのこだよな!男は分かってるな

続きが気になるんだぜ!

>>81 >>82
ありがとナス!

橋澤「おあ、あれは・・・」ボリ・・・

交差点の向こうから沈んだ顔をした男子高校生くらいの男がトボトボ歩いてきた。
俺のクラスメイトである。名前は友蔵。よく話をしたものだ。

友蔵「俺ェ・・・」


俺「何しに来たんだ」

橋澤「お供え物持ってますね・・・トッポですか」

俺「やったぜ。ポッキーよかトッポのが好きだ」

友蔵「なんでこんな早く・・・」ウッウッ

俺「幽霊って物すり抜けるんだよな」

橋澤「ハイ。このように」スッ

俺「本当だ友蔵の目から指が。マジウケル」スッ
俺達は友蔵がなんか祈ってる間に友蔵の体をすり抜けたりして遊んだ。

最後までチョコたっぷりだもんな

>>86
11月11日はプリッツとポッキーだけとか絶許

友蔵「本当に・・・もう会えねえのか・・・・」

俺「幽霊らしく人に見えるようにできないの?」

橋澤「できますよ。手を3回叩いて『アブラカダブラホイホイホイ!』と唱えれば」

俺「ご都合主義極まれりってか呪文ダサッ!・・・あれか?神はギャグ日が好きなのか?」

橋澤「とにかくやってみましょう」

俺「ふむ・・・アブラカダブラホイホイホイ!」パンパンパン

続きまだぁ?

俺「・・・何も起こらんぞ」シーン

橋澤「あれおかしいですねエフッwwww呪文間違えたかなフフッwwww」プププ
ドガッス!
橋澤「『アンリミテッド!』と叫べばいけます」ズキズキ

俺「ふむ・・・アンリミテッド!!」

俺「・・・」

橋澤「・・・・・・エブッフ!」(爆)
ズガン!
橋澤「天界ジョークなのに・・・」ズキズキ

俺「あ”ぁ”?」ギロリヌ

橋澤「俺は普通の人間でも姿が見えるとかそんな感じで念じれば見えますよ」

俺「もう適当だな・・・」

俺「ふむ・・・(友蔵は俺が見える、友蔵は俺が見える・・・)」

橋澤はしばいていい

俺「・・・!!」
念じた瞬間フォォォンとスピーカーのノイズのような音がして、俺の体が青白く光り始めた。
これまではっきりしていた自分の体が少しづつ薄くなっていく。
最終的には水色のゴミ袋のような半透明になっていた。
俺「ほほう・・・!」

橋澤「おお、半透明ですな」

俺「御前もだよ・・・さ、友蔵に話しかけてみよう」

橋澤「人間に接触ですか?」

俺「え、知られちゃいけないとかそういう・・・?」

橋澤「いえ別に・・・さて、もう彼行っちゃいますよ、早く話しかけましょう」

俺「お、そうだな」

友蔵はすでにお供え等々終えていて、もう歩きだしている。
俺達は友蔵を追っていった。

――――――――――――友蔵視点―――――――――――――
友蔵「はぁ・・・・」

なんであいつは死んでしまったのだろうか。
俺と自分は友人だった。
親友とまでは行かないが、かなり親しかった。
一緒に飯食ったり、馬鹿話もした。
そんな奴が、いきなり死ぬとは思ってもみなかった。
最初に交わした言葉はなんだったか。
・・・・・・・・・・・・・・
友蔵『たけのこ派・トッポ派』

俺『おk、仲間だ』
ピシガシグッグ
・・・・・・・・・・・・・・

友蔵「懐かしいな・・・なぁ俺、本当は生きてるんだろ!?早く出て来いよ!そんでまた・・・また・・・!」ウッウッ


俺「股?」

友蔵「え?」

俺「よ」

友蔵「は?・・・え、なにこれは」

目の前には。確かに、死んだはずの友人が。
俺が。
ドウイウコトナノ?
俺=死亡、自分←お参りなう、てことは・・・
オ    バ     ケ    ?
友蔵「ま・・・まさか」

俺「ドラ○もんバトルドォムモ」

友蔵「出たァァァァァァ!!!!」

ほう、来てたのか

友蔵「なんッおまッオッオオッッバオバックゥキュキュッキュキュ」ガタガタ

俺「ばけらった」

友蔵「それはO次郎だッ!」

間違いない。
このふざけた感じ。俺以外いない。
でも何故?

友蔵「御前生きてたのか!?」

俺「うんにゃ、死んでる。ばっちりしっかりさっぱりぴったり死んでる」

友蔵「じゃあやっぱり・・・」

俺「ああ。幽霊になった」

ぎゃあああああ!
おばけぇぇぇ

幽霊?

友蔵「幽霊?そんなのいるわけないじゃないか。見たこと無いし」

俺「俺も初めて見た幽霊は俺だよ。なんなら俺が幽霊だって証明してやろうか」

友蔵「どうやってさ。御前本当は生きてるんだろ?もう諦めろよドッキリは」

俺「チェッ。ばれちまったらしょうがねえや。」スッ

俺がオレに手を伸ばす。

俺「▼よくぞどっきりをみやぶったな!おめでとう!」

友蔵「ああびっくりした・・・ホントに御前が死んだかと思ったぜ。だが葬式はどうやったんだ?結構大がかりだったが」

俺「親戚に葬儀屋がいてな。おめでとうの握手だ!」

友蔵「へっへ!俺の目はごまかせなかったな!」スッ

オレは俺の手を握ろうと手を伸ばした。
が。
握れなかった。
すり抜けた。

スカッ

友蔵「・・・え?」

俺「・・・ナァァァンチャッテェェェェイ!!!wwwwwwwぶっはwwwwwwwwwワロスwwwwwwww」

友蔵「え!あ!なんで!?」スカッスカッ

何度手を伸ばしても、その手は握れない。すり抜けるばかりだ。

俺「プヒーwwwドッキリ大成功wwwwやっぱ死んでますたwwwwwww」

友蔵「ええ・・・・」

友蔵「死んでますたって・・・ええー・・・」

なんだこのがっかり感。
やっぱり友人は死んでいた。
やっぱり幽霊だった。

俺「かくかくしかじかでこうなったのよ」

友蔵「なんだろうこの理不尽感・・・ん?そのスーツ野郎ってのは何処にいるんだ?」

橋澤「此処ですよ」スゥッ

俺・友蔵「「うおっ」」

何もない所からスウッとスーツ姿の青年が出てきた。
もうなにがなんだか・・・

友蔵「ああ、はじめまして・・・」

橋澤「ああ、どうもご丁寧に・・・」

俺「で、だ。」

友蔵「ん?何?」

俺「御前んち行って良い?」

支援

支援

―――――――俺視点―――――――――
幽霊だから何処に居てもいいといっても、やっぱり夜ずっと外に居るのもアレなので、
友蔵の家に居させてもらう事にした。

俺「御前ん家どこだっけか」

友蔵「前来た事あるだろ、ホラあそこのロー○ンの先の一軒家」

俺「お、アレの近くか」

友蔵「ちょっと買い物してから行くぞ」

俺「お、何買うんだ」

友蔵「お袋に晩飯の材料頼まれてな。・・・全く、友達が死んだところに行くってのになんでおつかい頼むかな・・・」

しえん

しえん

~スーパー~

俺「何買うんだ?」

友蔵「人参、じゃがいも、玉ねぎ、豚肉、あとカレーのルーだ。」

橋澤「カレーですか」

俺「ハヤシもあるのか?」

友蔵「ない」

そして俺達は友蔵の家の前についた。
俺は前来た事があるのでなんとなく覚えていた。

友蔵「俺が来た時は家族いなかったよな」

俺「多分そうだな」

友蔵「じゃちょっとびっくりするかもな」

俺「?どういう――」

友蔵「すぐわかる」

言い切らない内に友蔵が玄関のドアを開けた。

来てたのか。支援

母「おい、おまいら!!夕食ができますた。リビングに集合しる!」
父「詳細キボーヌ」
母「今日はカレーですが、何か?」
兄「カレーキターーーーーーーーー」
妹「キターーーーーーーーーー」
姉「カレーごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」
母「オマエモナー」
父 --------終了-------
兄 --------再開-------
妹「再開すなDQNが!それより肉うpキボンヌ」
母「ジャガイモうp」
姉「↑誤爆?」
兄「タマネギage」
父「ほらよ肉>家族」
妹「神降臨!!」
兄「タマネギage」
母「糞タマネギageんな!sageろ」
兄「タマネギage」
姉「タマネギage厨uzeeeeeeeeeeee!!」
母「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN」
セールスマン「イタイ家族がいるのはこの家ですか?」
母「氏ね」
父「むしろゐ㌔」
兄「タマネギage」
妹「兄 、 必 死 だ な ( 藁 」

懐かしいwww

俺「ファッ!?」

橋澤「随分と古いネットスラングを・・・」

友蔵の家は六人家族で、全員ねらーだそうだ。
かなり古めのネットスラングは両親の影響らしい。
友蔵もたまに会話にネットスラングを入れてきたが、流石に此処まですさまじく無かった。

友蔵「夕飯できますたって俺今材料買ってきたでしょうが」

友母「は?人参たまねぎとかは肉じゃがにする用だろJK」

友蔵「んじゃルーは?」

友母「次回のカレーの備えだよマジレスすんな馬鹿」

友兄「タマネギage」

酉付けたらどう?

家族スゴいなw

新手の荒らしかと思ったわ

皆スマソこれから書く頻度が著しく下がる
たまに来るかもしらん
スマンな

俺「どうやら友蔵以外には見えてないようだな」

橋澤「{友蔵に見えるように}念じたんですからね。我々は友蔵さんにしか見えませんよ」

友蔵「トリアーエズ俺の部屋にでも行くか」

俺「おう」

友妹「友兄が虚空に向かって話しかけている」

友母「見ちゃいけません。きっと童貞こじらせちゃったのよ」

友姉「電波ゆんゆんかよ」

友蔵の部屋は二階の奥だった。

俺「相変わらずキレイだなお前ん部屋」

俺の部屋とは大違いだ。皆すっきり片付いてる。
大きい本棚にはみっちりと本がつまっており、あいたスペースにはフィギュアが数個。
木のクローゼットの上には、オーディオコンポがおいてある。
ベッドの上のクソでかい抱き枕は見なかったことにしよう。
机の上にはこれまたかっこよくて性能のよさそうなPCがあった。

友蔵「さて、だ」

俺「あん?」

友蔵「お前これからどうすんの?」

俺「んー・・・。俺はじゅみょうで死ぬまでの分幽霊でいるんだっけか」

橋澤「はい。およそ7~80年ですねえ」

友蔵「お前長生きだな・・・」

俺「その間ずっとここってのもな・・・あ」

友蔵「なんかあったか?」

俺「そうだ。来年妹あすこに住むんだった。元々俺んちだしあそこに住むのもいいかもな」

友蔵「お、そうか。じゃ明日にでも・・・」

俺「やだよ」

友蔵「なんでさ」

俺「飯どうすんだよ」

友蔵「あー・・・」

来たんか!
書けるときに書いてくれたらいいから完了させてちょ

俺「じゃ来年の春までここにいていいか?」

友蔵「まて、親の許可はどうする」

俺「どうせ見えん、別によかろう」

友蔵「・・・まあそれもそうだな」

こうして俺の新しい生活が始まった。

次の日。
友蔵やその他兄妹は学校へ、両親は共働きで仕事へ行き、家には誰もいなくなった。
幽霊の俺以外。

俺「橋澤も用があるとか言って消えちまったしな・・・あーあ、どうすっかな」

生前は気にせず暮らしていたが、幽霊生活には中々大きな問題がある。
そう、暇なのだ。

俺「なんか無いか・・・お」

友蔵の部屋に入ると、電源を消し忘れたのか、何故かPCがついていた。

俺「PCの電気代って馬鹿にならないのに・・・ったく・・・ん?」

そういえば。
某カプ○ンのゲームで死んだ兄がAIになってネットの中で戦うみたいな奴があったような。

俺「・・・いや、そんなまさか」ハハハ

俺「・・・・・・」

俺「・・・ものは試しだ」

俺はUSBポートに指を突っ込んでみた。

俺「プラグイン!ロッ○マン.EXE トランスミッション!」

      シーン

俺「・・・なんつって」タハハ 
バシュウッ
俺「ファッ!?」

おっ!?出来るのか?

俺「おおおおおおおお!?」

体が吸い込まれたと思ったら、暗闇の中で体が漫画の変身とかでよくある全裸のようなじゃないような体が光ってるアレの状態になった。
そしてさらに奥に吸い込まれるようにして暗闇の中をどんどん加速して―――
気がつくと。
俺はPCが表示していた某掲示板―――2ちゃんねるにいた。

ほう

俺「まさか本当に出来るとはな・・・」

広い空間だった。大型ビルの1フロアみたいなかんじで、そちこちに部屋があった。どうやら部屋=スレらしく、部屋のドアにはスレタイといくつかのレスが表示されていた。

俺「ここは何板だ?VIPか?」

奥へ行くと、無人のインフォメーションとエレベータのようなものがあった。
どうやらインフォメーションでスレ検索をするらしい。
エレベータのフロア紹介欄には「ニュー速VIP」と書いてあった。

俺「これで板を移動するのか・・・へえ」

支援

俺「しかし・・・不思議だ」

何故こんな空間があるのか?
まさか事前に幽霊がネットに入ることが想定されてプログラミングされたわけじゃあるまい。
というかプログラミングの事はわからないがこんな空間を作れるのか?
疑問は増える一方だった。

俺「まぁネトゲとかそういう空間の応用とかなんかな・・・VRMMO?SAOかよ」

ガチャリ

俺「ん?ありゃあ・・・」

音がした方、部屋から男が出てきた。
その男はどっかで見たことあるような細目のスマイルスーツ野郎――

俺「橋澤じゃねえか」

支援

支援

橋澤「おや、俺さんじゃないですか」

俺「よ。お前用事あるとか言ってなかったか?」

橋澤「ついさきほど終わりましてね。俺さんは?」

俺「暇してパソコンに指突っ込んだらこうなった。ところで橋澤」

橋澤「何でしょう?」

俺「ここは一体『何』だ?」

橋澤「ああ・・・そうですね。ちょっとついてきてください」

俺「あ? おう」

俺たちはインフォメーションに向かった。
先ほど見えなかったが、インフォメーションには色々な板が表示された案内板のようなものがあった。

橋澤「これを見てください」

俺「お?」

橋澤が示した所には、紹介文のようなものがあった。
それにはここができた経緯、ここを作った目的等が開発者によって記されていた。
全文はこうだ。

おおおおおおお!!来てたのか

支援

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これを貴方が読んでいる頃には、私は居なくなっているだろう。
何故ならやりたいことは全てやったからだ。

私は生前プログラマーだった。
会社に勤めていて、それなりに充実した日々だった。
しかし有る時、夜中に会社で火災が起きた。
私は残業中で、すこし居眠りをしてしまっていた。
そのせいで私は逃げそびれ、起きた頃には死んでいた。

>>137
死んでたら起きれないだろ

>>137
まぁそこらへんは目ェ瞑ってくれ。頼む
アレだよ気が付いたら幽霊になってた的アレなんだよ

>>139
そういうことか
気がついたら目の前がお花畑的な

>>140
そうそれ。気が付いたら自分の死体の前に立ってるんだよ

あけおめ

あ、>>1だよ。
今年も時々揚げるよ
よろぴくな

>>143
どうでもいいけど、途中成り済ましいたような気がするから酉つけたら?

>>144
俺なんだな、それが。
1だけどなりすましなんてこれまで居なかったぜ、別人に見えた?全部俺だよ!

再開するぞい

死んだあとは何も無いかもしくは天国にでも行くかと思っていたが、違ったらしく私は燃えた会社の外にいた。
誰にも見えないことと体が透けていることを確認して、自分は幽霊になったことを把握した。

私は何故幽霊になったかわからなかった。別に思い残すことなど無かったはず。
なのに何故私はこうして幽霊として存在しているのか?
その答えはすぐ見つかった。

私が死んだあとの葬式の宴会の事だった。
実家に親戚が集まって、私の話をしていた。
昔からやんちゃだったとか、いい奴だったとか。
机を囲んで話す皆から、少し離れた所で私は見ていた。

周りから自分はどう映っていたのか。どんな奴と思われていたのか。
そう思うと、まるで自分の人生の総括、総合成績を言われているようだった。
その時。同じくらいの年だった親戚がこう言った。


「アニメが好きだったよなあいつ。アニメや漫画かなんかの受け売りか知らんが、電脳世界をつくるんだ、っていつも言ってたよ」

その時私は思い出した。
何故私はプログラマになったのか。

昔憧れた世界。
ロッ●マン。攻殻●動隊。電●コイル。.hack 。デ●モン。
作ってみたかった。行ってみたかった。
もしかすると思い残したこととは――――

ミス。
×:.hack 。
〇:.h●ck

電脳世界を作る。
そんな事を思い残してしまった。
これからどうするか、どうやって作るか、そもそも作れるのか?
そんなことを考えて、実家の近所をうろついた。

有る日。私はいつものようにそこいらをうろうろしていたが、ふとある友人の事を思い出した。
昔、大学で同じ情報科学をやっている奴で、ゲームプログラマを目指している奴がいた。
今ではMMOだなんだと仮想現実のようなゲームが沢山ある。
あいつに聞いてみたらなんとかなるかも、と思い早速その友人の元を訪ねる事にした。

頼りになる情報は大学卒業時に交換しあった連絡先と住所やこれから行く場所のメモだけだった。
正直たどり着けるか不安だったが、なんとか友人の元にたどりつけた。

友人はちゃんと夢だったゲームのプログラマになれたようだった。
友人の家につくと、丁度友人も家に帰って来た。
疲れていたが、その顔は充足感にみちていた。
しかし哀しい顔をしたかと思うと、私の名前を口にして泣いた。

自分がいなくなったらこんなに悲しむのか、と何故か自分まで哀しくなった。
私は思った。
こいつとまた話したい、顔を見せてやりたい、と。
そうしたら何故か自分が友人に見えるようになっていた。

俺「なんか随分長いこと1人語りスレなんだが」

橋澤「ちょっと飛ばして読んでも問題ないですよ」

俺「適当だなオイ」

・・・・・・・・・・・
こうして私達はこの空間えお作り上げた。
作り上げた後に待っていたのは、満足でもなく、虚無感でもなかった。
それは、期待だった。
自分が作り上げた世界はどうなっていくのだろう?
ちょっとした神になった気分だった。

支援

>>1はもしかして勇者「俺はもう」の人?

更新ペースからして同一人物かと思ったが

私はもうすぐ消える事だろう。
これを書いている今、少し消えかかっている。
私はきっと満足したのだろう。やり残したことを終えて。
だがしかし、もっとこの世界を見ていたかったという心残りもある。
だがそれは、私の仕事ではない。
ここに訪れる方々の仕事だ。
どうか、私達が作ったこの世界を―――

俺「▼ ぶんしょうは ここで とぎれている」

橋澤「とまあこんなかんじで」

俺「ご都合主義万歳って感じだな」

橋澤「現実だからしょうがないです」

>>162
うんにゃ、これが初SSですお。
すみませんな

橋澤「どうです?」

俺「どうですってもなあ・・・俺はやり残したことやったら成仏できるの?」

橋澤「選択制ですが。ゲームのように{成仏しますか?YES\NO}って」

俺「軽ッ!」

橋澤「地獄も天国も生きてる内に見るとは、上手い事を言ったものです」

俺「うーん・・・」

正直やり残したことが無いので解らなかった。

橋澤「さて・・・ん?」

俺「どうした?」

橋澤「いえ・・・このスレを」

橋澤は指でインフォメーションのスレ一覧の一つのスレを指した。

俺「これは・・・」

{首吊ろうと思う}
自殺予告スレだった。

俺「・・・マジか」

橋澤「死後の世界を見たいから、ですか・・・」

俺達はそのスレの部屋まで来ていた。
部屋の中を文字列が埋め尽くしている。

橋澤「解らないでもないですが、ね。少し無責任ですね」

珍しく、橋澤は怒っているようだった。

橋澤「あまりにも勿体無さ過ぎる。無念の内に亡くなられた方もいらっしゃいますからね。
   興味本位で落として良いほど命は軽くありませんよ」

本人にとっても、他人にとってもね と橋澤は付け加えた。

俺「おさまったみたいだな、良かった」

どうやら>>1は居冊を諦めてくれたようだった。

橋澤「良かったですよ・・・仕事が増えずにすみました」

俺「冗談になってねえぞ」

橋澤「おっと」フフフ

×居冊 〇自殺

今日はここらで
御休み

>>173
ほ?

ここまで計算したとかすごいな

>>175
いや偶然全く偶然。スレ見た時は「アカン」と思ったけど>>1が自殺踏みとどまってくれたからね。
偶然ってスゴイ

>>174
スレッドの保守ですよ。
ちと早すぎたがw

>>177
あら有難い。
さて今度こそ御休みです。
受験近いですからネー

来てた!

俺「なぁ」

橋澤「はい?」

俺「ここ、外ってあるのか?」

橋澤「外、と言いますと?」

俺「他の場所だよ。ウェブとかゲームとかのネット上空間」

橋澤「ああ、ありますよ」

更新はありがたいけど勉強しろwww

>>181
ショウガナイネ(震え声)
じゃあ仰せの通りに本日は寝ます
御休め

初にしてはかなりハイクオリティだなあ
更新が楽しみ

初にしてはかなりハイクオリティだなあ
更新が楽しみ

橋澤「空中で人差し指をスライドさせてみてください」

俺「こうか?」シュッ
フォン
俺「お!」

スライドに合わせるように虚空から半透明のウィンドウが出てきた。

俺「ヴォースゲー・・・まるで未来だ」

橋澤「そのウィンドウの右下の{広場へ}って欄タッチです」

俺「おう」ピッ
バッシュ!
俺「うおっまぶしっ!」

ここに来た時のようにまた体が光に包まれた。

バッシュ!

気が付いたら光は止んでいた。
そして自分が立っていたのは、

俺「・・・近未来かッ!」

なんか「未来都市ですけど何か?」みたいな場所にいた。

俺「えー・・・何これゴイス・・・」

橋澤「色々夢があって死んでしまったオタク達の血と涙と汗とその他諸々の結晶です」

俺「その言い方だとなんか汚い」

支援

俺「はぇー・・・ここは一体」

橋澤「死んでしまったSF大好き人間達の血の滲むような努力で出来たネット空間上の都市です。
   名前はまだ無く、サイバープラザとかネオトーキョーとかネオサイタマとか言われてます」

俺「アイエエエ・・・ここまで行くともうご都合主義どうこうじゃなくなって来たな」

改めて周りを見ると、自分達は大きな公園の広場の端っこにいた。

橋澤「いわゆる{広場}です。憩いの場ですね」

俺「へえ・・・」

広場にはベンチ等があり、それぞれ散歩をする人や、座って休む人がいた。

俺「・・・なあ、心残りもなく幽霊になったのは俺が始めてなんだよな?」

橋澤「ええ」

俺「ふーん・・・」

つまり、俺以外ここにいる人間は何か心残りがあるということだ。
この人々は何かを残し、何かを忘れ、何かを悔やんでいる。
しかし人々はそれをまったく感じさせないほど平然としていた。

???「お、はしざーやんけ!」

俺「お?」

橋澤「あ」

???「ひっさしぶりやな~!元気、しとぉや!?」

橋澤「そんなポケモンユーザーにしかわからないネタを振られても・・・」

???「知ってるやないか!」

女性だった。眼鏡をかけていて、髪型は短め。一言で言うと「やったら明るい関西人長門」みたいな感じだった。

???「ん?おお?そこにいるのはあの有名な少年か?」

橋澤「はい。俺さんですよ」

俺「うっす」

山吹「始めまして、あたしは山吹っちゅうもんや!よろしゅうな!」

俺「猛虎弁・・・なんJ民?」ボソッ

山吹「ななななんJ民ちゃうわッ!あたしは関西人や!」

橋澤「確かに貴方は関西生まれのはずですがそのしゃべり方はやはり・・・」

山吹「ちゃうて!」

俺「33-」

山吹「4」

俺「はい、逝きましたー」

山吹「ファッ!?」

橋澤「そら(なんj語に過敏に反応してたら)そうよ」

山吹「ほげっ・・・何故バレる・・・」

支援

俺「橋澤の友人の方?」

橋澤「友人というか同僚というか腐れ縁というか」

俺「同僚って・・・ああ、御前天使的な奴だったっけ」

橋澤「まぁ、そのような感じですかね」

山吹「エンゼルやで!」

俺「て事は神様とかいるのか」

橋澤「居ますよ。その内会いに行きますか」

俺「そんな気軽に会えるのか・・・」

山吹「まぁな。神さんはな。しゃあないわな」

俺「どんな奴なんだろ」

橋澤「会えば解りますよ。・・・と、もうこんな時間ですか」

気づけば午後四時。
友蔵は確か帰宅部だし、そろそろ帰ってくる頃だ。

山吹と別れ、俺達は現実へ戻った。
バシュッ
俺「はぇー、あんな所があったなんてなあ・・・」

橋澤「前よりも発展してましたし」

俺「ヌーン・・・」

そして大晦日の昼、俺は友蔵と友蔵の部屋で話していた。

友蔵「御前一回家帰ったら?」

俺「アパートはもう整理したっつったろ」

友蔵「違ぇよ、御前ん実家だ実家」

俺「ああ・・・」

友蔵「正月なんだし、帰省すればいいべ」

俺「御前それ盆とごっちゃにしてねぇか」

友蔵「似たようなもんだろうが」

橋澤「ふむ、確かに一理ありますな」スゥッ

橋澤が壁をすり抜けて出てきた。

みてるよー

久しぶりに来てたか

支援



もうおわり?

>>202
すまんな受験生なんDA
公立オワタらペース上がるとオモ

橋澤「家に一度帰ったらどうですか?正月くらい家族団欒しましょうよ」

俺「そうだなぁ・・・」

そんな感じで俺は一度実家へ帰る事になった。

電車に揺られる事一時間。

俺「葬式ぶりかね」

橋澤「ですかね」

家に入ると、父と母はリビングにいた。
母は料理し、父は新聞を読んでいた。
いつも通りの風景だ。
一つ違うとすれば――。

俺「俺が居ない事、か・・・」

橋澤「まぁ、いつも通りなのは悪いことではないでしょう」

俺「妹は・・・自分の部屋か?」

いや、SSのことはいいから受験終わるまでは勉強してくれ
これのせいで負担になったらまずいからな

>>206
おk、そうするは。心配してくれてありがとナス!
んじゃ御休み

幽霊のssとか
にピッタリじゃん

>>208
ほげっ・・・
また自殺スレか!
しかも生死不明やんけ!
シャレになりませんねこれは・・・(驚愕)

ご冥福お祈りします・・・
願わくば釣りでありますように

受験成功してからの、話の続き期待しとくよ

>>211
おう!

妹の部屋は二階の奥にある。

俺「さて」

橋澤「はい」

俺「妹の部屋に忍び込んじゃうぞー」

橋澤「わーい」

俺「冗談はさておき、顔を見に来たぞー」

橋澤「なんら変わりが無い気が」

俺「まぁ兄妹なんだしいいだろ」

橋澤「そうですかね。ドアは幽霊なんですり抜けられますよ」

俺「おう。じゃあ御前そこでちょっと待ってて様子見てくるから」

橋澤「はい」

俺はドアをすり抜け、妹の部屋へ――

俺妹「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃんぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!枕いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!お兄ちゃんの漆のような黒髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
文化祭のお兄ちゃんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
テストの点数良くて良かったねお兄ちゃん!あぁあああああ!かわいい!お兄ちゃん!かわいい!あっああぁああ!
でもお兄ちゃん車に…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!轢かれたなんて現実じゃない!!!!あ…アレもソレモ(妄想)よく考えたら…
お 兄 ち ゃ ん  は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?写真の中のお兄ちゃんが私を見てる?
写真の中のお兄ちゃんが私を見てるぞ!お兄ちゃんが私を見てるぞ!写真のお兄ちゃんが私を見てるぞ!!
動画のお兄ちゃんが私に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!お兄ちゃん私にはがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!
あ、アルバムのお兄ちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアン様ぁあ!!セ、セイバー!!シャナぁああああああ!!!ヴィルヘルミナぁあああ!!
ううっうぅうう!!私の想いよお兄ちゃんへ届け!!どこかに居るはずのお兄ちゃんへ届け!」

――からドアをすり抜けて戻った。

俺「・・・うん」

橋澤「・・・聞こえましたよ」

俺「・・・うん、その、なんだ」

橋澤「   ´.

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;

  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙       」

しえん

ワロタwww

明後日は併願私立や頑張るどー

俺「(おおお落ちつけ、冷静になるんだ俺Be cool俺)」

状況を整理しよう。
俺の知ってる妹→俺の妹。それ以上でも以下でもない。俺とは似ずに割と可愛い方である。
通常は俺のことを「兄貴」と呼び、仲は良い方。
そこまで話すわけでもないが、まぁ普通の兄妹よりは良い方。
健全な感じの仲の良さ。

現在の妹→枕を抱きしめてベッドの上でゴロンゴロン転げまわってい・・・ちょっと待てあの枕前に無くした俺のじゃねえか?
それはもう蕩けた表情で「オニイチャンオニイチャン」と呪詛を発している。

うん。
俺の知ってる妹じゃない。

俺「家間違えたな」

橋澤「表札とリビングにいる両親は間違えようがないと思いますね」

俺「いや、まだだ。まだ希望がある。例えば別の『お兄ちゃん』であって俺ではないかも知れんぞ?
  年上のその人に対して『お兄ちゃん』と呼んでるのかも知れんぞ?」

橋澤「確認しましょうか」

ともあれ妹の部屋に侵入する。

・・・ふむ

俺「いやー、妹の部屋入るとか何年振りだろ」

部屋の中は意外と普通で、俺の暮らしていた部屋となんら変わりが無かった。
俺の影響かも知れんがラノベやマンガや文庫本がギッチリ詰まった棚、
ベッド、机、クローゼット。どちらかといえば男っぽいような部屋。

俺「・・・で、だ」

橋澤「・・・はい」

俺達はベッドの上で転げまわる妹に目をやった。

確認ポイント①。
「写真の中のお兄ちゃんが私を見てる」。
つまり写真がある。

俺「で、妹の枕元に写真が・・・見えなーいナニモミエナーイ」

橋澤「この写真・・・俺さんですね」

②。
「動画のお兄ちゃん」。

橋澤「スマホに俺さんが」

・・・・③。
「アルバムの」・・・。

橋澤「・・・もう言わなくていいですよね。スリーストライクアウトバッターチェンジです」

俺「ウッソだろ御前・・・」

まず考えてもみろ。妹が俺を好きになる要素なんて何処にあっただろう。
解らない。全く持って理解に苦しむ。
ワケガワカラナイヨ。
1人で混乱していると、妹がまた何か言い始めた。

俺妹「・・・ううぅ・・・お兄ちゃんなんで死んじゃったの・・・」

全く持って申し訳ない。
死にたくて死んだわけじゃないが。

俺妹「私も私で馬鹿だよ・・・年齢が上がって恥ずかしいからって「兄貴」なんてよんであんまり喋らないようにして・・・
   悔やんでも悔やみきれないよ・・・・・」

橋澤「愛されてますねえ。友蔵さんの時のように姿見せられないんですか?」

俺「うん・・・」

なんか・・・見せたら途轍もなくめんどくさそうだから・・・。

橋澤「そうですか。まぁ念ずるだけで見せられるというのは、確かに少々手軽杉ましたかねえ」

俺「そうだよ」


俺妹「・・・アレ・・・?これってもしかしたら・・・私が氏ねばお兄ちゃんに!」

俺「オイ馬鹿止めろッ!」

本気で叫んだ。
俺のたあめに死んで欲しくない。聞こえる訳でもないのに叫ぶ。
妹に死んでほしく無い。

その時俺は失念していた。
『相手に伝えたいと想う』と、どうなるか。

フォン!

俺「あ”」

俺妹「へ?」

橋澤「あw」

姿が見えるようになってしまった

あ”あ”あ”思いつかねえなあ

来たか!

>>227
いんにゃそれがこれから先全く思いつかないのよ展開が(倒置法)

>>228
そればっかりは作者様に頑張ってもらわんとなあwww
まあまあ、ゆっくり考えてちょ

>>229
おk、有難う
今日はもう寝るわ御休み

>>230
おやすみ~

俺妹「お・・に・・・いちゃん・・・?」

俺「ヤ、ヤァ」ギギギ

俺妹「お兄ちゃんが・・・え・・・お兄ちゃんが・・・生き返った・・・?」

俺「ソ、ソウダヨ(裏声)」

俺妹「そんな・・・やった・・・お兄ちゃぁぁぁぁぁん!」ガッバピョーン!

俺「うわ!?」

妹がこちらに向かって飛びかかってくる。
慌てて受け止めようとするが、やはり。
すり抜けてしまう。

俺妹「ぐぇあ!」ドゴン!

俺「大丈夫か?」

妹は床に激突した。

俺妹「う・・・」ムクリ

俺「大丈夫か」

俺妹「・・・お兄ちゃん・・・やっぱり死んじゃったの・・・・?」

俺「まぁ、幽霊だもんな」

いいね

公立の学力検査終わったやで
じゃけんペース上げましょうね~

俺妹「じゃあ・・・もう・・・お兄ちゃんは・・・」

俺「うん・・・」

俺妹「・・・・・・・うううっ」

俺妹「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんん!!!!!!」ビエー

俺「ファッ!?」

橋澤「下にまで聞こえますよ!どうにかしてください!」

俺「どうにかって!?」

俺妹「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!」

橋澤「あくしてください!」

俺「ええ・・・もう、ええいこのッ!」

来てたか

俺「妹!」ガバッ

俺妹「!」

昔は妹が恐い夢を見たり、恐い目に会うと良く俺に泣きついた。
そのたびにこうやって抱きしめた。
そうすると大体泣きやみ、笑顔になってくれた。
こうする他思いつかなかったのだ。

俺「落ちつけ、確かに俺は死んでしまったが、まだいる」

俺「まだ、ここにいるよ」

俺妹「お、に、いちゃ・・・・」

俺「だから、泣くな」ポンポン

俺妹「うっうっ・・・うん・・・・」シクシク

俺妹「うあああああ・・・・」

妹は静かに泣き続けた。
ん?

抱きしめた?

ん?

親が様子を見に来るも、妹がなんとか対応してくれた。

俺「・・・で、だ」

俺妹「・・・うん」

俺「・・・ブラコンなの?」

俺妹「うんっっ!」

腹が立つレヴェルでいい返事だった

橋澤「∧,,∧
   ( `・ω・) ようこそID腹筋スレへ!
   / ∽ |
   しー-J
   
ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:wwh7KM12 の場合 7×12=84 なので84回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないので今日は一休み。      」 スゥッ

俺妹「!?」ビック!

俺「あんま唐突に出るなよ心臓に悪い・・・」

橋澤「もーふざけないでいただきたいですよ貴様は、可愛い妹がいてその妹はブラコンとか主人公なの?死ぬの?死ねよ?(^ω^#)」ブチブチ

橋澤「まぁ邪魔するのも悪いですし透明なまま聞いてるのもアレですので出て行きますよ」スタスタ

俺妹「あにk・・・・お兄ちゃん・・・あの人・・・・」

俺「あー・・・・説明するよ」

腹筋ワロタ

高校合格したず

>>243
おめでとう!

>>244
おまえなんで解った!?

>>245
なんのことだい?フフフ

おめ!

俺「車に轢かれ→アイツに出会い→病院行って→葬式を見て→友蔵と会って?
  友蔵ん家行き→家帰って→妹の部屋←イマココ!」

俺妹「にわかには信じがたいね・・・」

俺「でもいま存在するんだからしゃーない」

俺妹「でも・・・お兄ちゃんが居なくなってなくて本当によかった・・・・」

俺「・・・・・・」

そこにいても死んだという事実は変わらないが。

俺「来年御前俺のアパート住むんだっけ」

俺妹「聞いてたのか。そうだよ」

俺「俺も住んでいい?」

俺妹「!?」ガタン

俺「いやあ、いつまでも友蔵ん家にいるのもアレだs」

俺妹「*     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |

   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!!!
       ∧_∧ / /     
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f

      / ュヘ    | *     +    。     +   。 + 
     〈_} )   |                        
        /    ! +    。     +    +     * 
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||                        」

俺「うおっ」

俺妹「キタ――――――(゜∀゜)――――――!!!!」

俺「ちょ、落ちけつ」

俺妹「お兄ちゃんと同、どうせ、同せウェヒヒッww」マドカッ

俺「は、鼻血拭けよ・・・・」

俺「もちけつ」

俺妹「おk」

俺「よし」

俺「で、住んでいい?」

俺妹「むしろウェルカム」

俺「おk、頼む」

ほう、来たか

そんなこんなで正式にあのアパートに戻る事が決まった。

橋澤「  _/ ̄ ̄ ̄`ー、_rッ
   `/ / ̄ ̄ ̄`ー―"イ

   / / __     /
   Yヘ/  "つ   /
   ハ i_ノ>  ̄Lノ^γ

   `tォヾイ乏_  ゙ソリ
   「j    / r彳
    L_ヘ、 l ハ|

    ヾフヾ_二ン/ |
     ヽ__ノ/ ̄|
     /ト、二/_二|ヽ

   ソレナンティエ・ロゲ
   [Sorenantier Roget]
   (1863~1937 フランス) 」

俺「しゃーない、別にいいじゃまいか」

元旦ッ

俺妹「なあ兄者」

俺「なんだ妹者」

俺妹「初詣に行かないか」

俺「おk、三十秒で支度する。神社への経路・交通費は?

俺妹「把握。用意完了」

俺「やっぱり俺達」

俺&俺妹「「流石だよな」」

橋澤「楽しそうですね」

見てるぞ

しえん

俺「この辺の神社っつうと、悟様神社か」

俺妹「お兄ちゃんも合格祈願に行ったよね」

バスに乗って15分程。
神社に最寄りのバス停へ。
ここから歩いて数分で神社につく。

俺「うええええ・・・幽霊でも酔うのかよ・・・」

橋澤「まぁ、気分の問題ですし」

俺妹「ええと、ここには、交通安全から合格祈願、安産やらなんやらと色々な祈願ができる万能の神、悟ノ大神(さとるのおおみかみ)が奉られてるんだって」

俺「ふうん・・・おっ、見えた見えた」

俺「人多くね!?」

神社は初詣客でごった返していた。

しえん

俺「みっちみちやぞお前・・・」

橋澤「この前近くにあった総本山本家(もといえ)神社の神主が変わってからこちらに物凄い勢いで人が流れてきましたからね」

俺「ああ、外国人の方だっけ?」

俺妹「Jimさんだっけ」

橋澤「色々あったんでしょう。さて、並ばないと」

俺「はー、しかしこんだけ人多いと誰か知り合い居るかもな」

橋澤「あり得ますねぇ。もしかしたら霊感ある人に見つかるかも」

俺「どうする?悪霊って言われるかも知んねえぞ」ハハハ

橋澤「じゃジョジョ立ちして妹さんのスタンドのフリでもしときますか」ハハハ

俺妹「あれ、スタンドって1人につき一体じゃなかったっけ」

俺「そこはまぁうろジョジョ的アレで良いだろ」

俺妹「ソウル・ブラザーッ!」

俺・橋澤「・・・・!」ドドドドドドドドド

俺妹俺・橋澤「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

神主が変わったら神社変えるのなww

俺「なんで本家神社からこんな流れてきたんだろ」

俺妹「前はテレビに出たり新聞に載ったりネットでも宣伝してたんだけど、神主さんかわってから全く情報出さなくなったんだって」

俺「ほーん。前の神主さんはどうしてやめたの?」

橋澤「一億円もの申告漏れとか色々あったんですよ。でも神主が変わってから色々変わって、本家神社はめっきり人がいなくなりました」

俺「ふーん。今何やってんだろ」

橋澤「今は小さい神社をまた立てて神主としてやってるハズです。江州椎神社でしたか。ご結婚もなされたとか」

俺「ほーん。・・・お、見えてきた見えてきた」

本殿の前には人がびっしり並んでおり、皆それぞれ礼や拍手、賽銭投げ等している。

俺「ほう、中々デカイな」

俺妹「受験合格祈願も兼ねるからね!」

橋澤「さて、手水社でてを洗いますよ」

俺「で、どうやって俺達はどうやって手ぇ洗うんだ?また霊体か?」

橋澤「いえ、その心配にはおよびません。こちらに」

俺「お?」

橋澤が指で示した先には、何故か誰も並んでいない手水舎が。
上には看板があり達筆の大きな文字で、

俺「霊の方はこちらへ・・・・?」

橋澤「霊専用の手水舎ですよ」

俺「おー。なるほど神がいらっしゃるところだそんなものあってもおかしくないな」

橋澤「左手・右手・口・左手・柄杓の順ですよ」シャバシャバ

俺「おk」シャバシャバ

見てるよ

俺も見てるんだぜ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月15日 (木) 20:53:54   ID: WXfNJWA9

楽しかったから
問題(ヾノ・ω・`)ナイナイ

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom