女「君の声が、聞きたいんだ。」 (16)

女「ねえ君、そこの君?」
男「なんだいそこの君」
女「君はいつも教室で寝たふりばかりしているな」
男「おう」
女「昼休みにだけ誰かがずっと入っている男子トイレの個室があるという噂を聞いたことあるかい?」
男「知らねえな」
女「いつも体育の授業の二人組作る時に余るな。偶数でも奇数でも。」
男「おう」
女「えっと…君の名前は何だったかな。」
男「男だ。」
女「君の友達は本とスマホとウォークマン以外にいるのかい?」
男「さっきからなんなんだよお前。」
女「いや、少々突っかかってみた。」
男(どこが「少々」だよ…)

女「さて、そろそろ本題に入ろう。私は昨日放課後に校舎内を徘徊していた。」
男「おう」
女「そこでだ。そこの階段の近くを通り過ぎた時に、何やら歌声が聞こえたのだよ。」
男「…」
女「その時間帯、部活のある生徒は部室棟やらに行っているハズだし
部活のない生徒は帰っている。少々不気味に思いつつも私のような変人がいるのかと期待して歌声の主を一目見てやろうと思ったわけだ。」
男(変人って自覚はあるんだ…)

女「そこにいたのが君だよ、男くん。」
男「…」
女「正直面食らった。君は同じクラスメイトなのに一度も声を聞いたことなかったからね。
そんな君が、放課後の教室で、一人で、歌っていたんだから。」
男「おう。クラスメイトのぼっちの恥ずかしいところを見て笑ってやろうってか。なかなかいい趣味してんなあんた。」
女「いやいやそうじゃあない。私は君の声に聞き惚れてしまったんだよ。あれほど歌のうまい生徒は、この学校にはいるまい。」
男「へえそうかい。」
女「そこでだ。…私の作る同好会に入らないかい?」
男「は!?」
女「もちろんただでとは言わない。君が落ち着いて一人で過ごせる場所を提供する。もう便所飯する必要がなくなるのだよ?」
男「…俺は別に、便所飯嫌いじゃないし。」
女「あーそーいえばさっき男子が『便所飯してる奴誰なんだろうなwww水ぶっかけて顔見てやろうぜwww』などと言っていたなー」
男「なっ…!」
女「ああいう輩は調子に乗って行動がエスカレートしやすいんだよなー。あーこわいこわい。」
男「…くそったれ…っ!」
女「私は何もしていない。恨むなら虐げて下さいとでも言いたいような行動をしている君自身か、虐げようとするクズ共を恨め。
…さて、君はこの話に乗るか?」
男「…とてもとても癪に障るが、致し方ないだろう。同好会とやら、入ってやるよ性悪女。」
女「君らしい答えだな。うむ、ではよろしくな、男。」
男「一度痛い目見やがれクソ女。」

男「それで、その同好会とはなんだ。」
女「奇人変人の会だ。」
男「……………はい?」
女「ぼっち会、問題児の巣窟、触らぬ神にたたりなしの会という呼び名もある。」
男「まともなのがひとつもねえ…」
女「もちろん非公式の同好会だ。」
男(こんなんで公式だったらこの学校やめてるわ!!)
女「さて。ここが奇人変人の会の部室だ。」
男(!!!こいつらは…ッ!)

オカマ「あら~女ちゃん!もしかしてその子新入部員?」
ナルシ「やあ女くん!…おや、今回はまた随分と教室の隅が似合いそうな子を連れてきたんだねえ。僕の引き立て役にすらならないじゃないかッ!」
レズ「女ちゃん!!どこ行ってたの!?…あれ、なんでこんな鼻かんだティッシュより冴えない奴を連れてきたの?」
男(うっ…わぁ…)

※男は割とコミュ障ありますが自ら1人になりにいっているので
基本は負のオーラやこっち来んなオーラダダ漏れで誰も話しかけません。
ss書くのは初めてなので拙い&途中で投げ出すかもしれませんが何卒よろしくお願いします。

男「失礼しました帰りまs「まあ待ちたまえ」
女「皆のもの!こいつが我が奇人変人の会の新入部員だ。仲良くしてくれ。」
男「おいちょっと待て!!ここまでひどいメンバーだとは聞いてねえぞ!!?」
オカマ「あらあらまあまあ。そんなこと言わないでよぉ~。」
レズ「ひどい?それはこっちのセリフよ!!
ただでさえ女ちゃん以外むさっくるしいってのに更に男子が増えるなんて勘弁!!女の子なら良かったのに。」
ナルシ「愚民共は今日もうるさいな。少しは黙れないのか?僕の耳が傷んでしまうじゃないかッ!」

女「まあまあ皆のもの。そうツンケンせず仲良くしようじゃないか。」
レズ「でも女ちゃん!こいつ男よ!!…もう私、これ以上この部室が男の臭いで澱んだら耐えられない!!」
オカマ「ちょっとぉ…!いつも言ってるでしょお?私は体は男だけど心は乙女なのよん?」
レズ「あんたは黙ってて!!私は心身共に女の子じゃないと女の子と認めない!そう、女ちゃんみたいな美少女なんて最高じゃない!!」
オカマ「もう…相変わらずレズは女ちゃんラブねえ。そういう一途なところはいいのだけれど…」
ナルシ「女くんの美しさは僕の次に素晴らしいからねッ!無理もないさ。」
レズ「黙れナルシ」
男「もう…帰っていいよな?」

女スマホ「♪~♪、♪~~♪~!!」
男「!!!!」
男「お、おま、お前……!!!」
女「いや本当に、録音したものでも変わらぬいい声だ。」
男「…っ!///止めろっ、消しやがれ!!」
ナルシ「おやおや…もしやこれは彼が歌っているのかい?
驚いた…僕の次くらいに素晴らしいじゃないかッ!」
オカマ「あら~いいじゃない!人は見かけによらないのねえ。」
レズ「…男子のくせに、なんで女ちゃんより歌うまいのよ、生意気…っ!」
女「彼…男くんの勧誘理由はこの歌と普段とのギャップだ。異存あるか?」
レズ「…ちょっと悔しいけど、認めざるを得ないわね。何より女ちゃんが決めたことだし。」
オカマ「彼良く見たらなかなかいい男に化けそうじゃな~い。いいわ!賛成!!」
ナルシ「歌がうまい冴えない君と更に歌がうまくて魅力たっぷりな僕が一緒になれば、君はいい引き立て役になれるよッ!よろしくッ!」
女「…と、いうわけで。他の部員の賛同も得られたし、今日から正式に君は我が奇人変人の会の部員だ。よろしくな!!」
男(帰りたい)

誰か見てるのかな。
勢いで書きためもせずに始めちゃったから色々ひどいなw
そろそろ寝るけど気が向いたら明日あたりまたかきにくるかも。

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