【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」智葉「その29だ」 (1000)


※このスレは咲の二次創作安価スレです

※もはや何個あるんだよ……な、京太郎視点です

※最強(麻雀でとは言ってない)の京太郎を目指して、日本各地の高校で雑用をします

※色々補正あり、エンディングはヒロインの数だけ

※鬱なし、ガチ修羅場なし、闘牌なし

※麻雀は基本、京太郎視点のみの個人戦ですよーぅ

※ギャルゲのみでやっていくもよし、麻雀を極めるもよし、すべては安価神とコンマ神のみぞ知る


パート1
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389148459/)

前スレ
パート28
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」ハオ「その28ですよ」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」ハオ「その28ですよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408706273/)


 安価の連続取得、連続スナイプはおk(なるべく非推奨)
 複数選択安価の、同一IDによる複数取得は不可
 踏み台+単独取得は可能

 書き込みエラーは書き込まれている場合があるので、再書き込みの前に更新推奨
 連続書き込み、上げ忘れなどへ、厳しいツッコミはあったかくな~い
 煽りにならないよう、和やかに行きましょう


◆スタートは9月(二週目以降は10月)
(現在??月、永水→宮守→阿知賀→白糸台→姫松→千里山→清澄→臨海)

基本ステータスは3つ。
・雀力スキル=咲世界での戦闘力
・執事スキル=炊事・洗濯・掃除・裁縫等の家事全般、教養や成績、さらには容姿に関わるスキル
・雑用スキル=麻雀関連の雑務、気遣い、買い物、データ管理、コミュ力に関わるスキル

※成功判定はコンマが、50+スキル数値÷10以内なら成功、オーバーなら失敗(普通)、ゾロ目で大成功
※麻雀判定は別記載

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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414413928


◆基本的な流れ
・派遣先で一ヶ月過ごす

・一ヶ月の内訳は4週間、週7日、ただし使用するのは二週間分=平日12日+休日2日、+連休3日

・週開始時に、重視行動選択。行動に対応するスキルが毎日1上昇する。経験値の場合は5。
 (例:重視雀力→毎日1上昇×6、週末にさらに6追加)

・各日で選択可能な行動を選び、判定し、イチャイチャしたり鍛えたり

・7日が終わると、6日で成長した分と同じだけさらに成長、スキルポイントと女の子好感度
(技能経験値以外の、コンマ運で上げた分は除く ※例:ボーナス、遭遇判定好感度、おみくじ)
(追加成長は、本来予定していた四週行動の名残。前週と同じ行動をした、という仮定で成長する)

・連休 合宿or旅行or休日×3として使用可能

・そこからまた7日行動、終わると倍成長、日程終了

・オファーをチェックし、別の学校へ(安価多数決)


【※ 学校イベント予定】
テストは基本、5月二週、7月二週、10月四週、12月二週、2月四週。
白糸台と千里山と阿知賀は6月四週、9月二週、12月二週、2月四週。
テスト前週は通常行動の雀力行動不可。

5月一週月曜:体育祭
10月一週土日:学園祭 二年限定10月三週水木金:修学旅行
3月:卒業式(3月0日に、という扱い。行ったことある場所なら、どこでも行ける)
4月:入学式

【麻雀大会イベ】(土曜は団体戦イベ、関与なければ通常土曜)
11月第一週土日:秋季地方大会予選
11月第三週土日:秋季地方大会本選・ドラフト会議
3月第一週土日:春季大会予選
3月第三・四週:春季大会本選
6月第三週土日:夏の全国予選
8月第一・二・三週:夏の全国大会

【正月の扱い】
・正月期間が存在、実家で過ごす(描写はカット)
・ただし例外として、ときめき以上の相手とは、自由に初詣に行ける。一ヶ所(一人)のみ
・1月の学校は普通に、第一週月曜から

●初詣
・雀力or執事or雑用、いずれか+10
・経験値+60
・一緒に行った女子の好感度+10(すでにときめき、ただしこれを選べばデート回数が1追加)
・別の女子好感度+5
のうちから一つ選択、その後おみくじ安価

●おみくじ
・引くか否か選択後、引く場合はコンマ判定
ゾロ目 大吉 ステ三種+2・経験値+10・全知人好感度+1
01~10 中吉 ステ三種+1・経験値+5・1月派遣先生徒&卒業生好感度+1
キリ番 中吉
11~60 小吉・吉・末吉 一桁123雀力+1、456執事+1、789雑用+1、0好感度+1(※別途人物安価)
60~89 凶 一桁123雀力-1、456執事-1、789雑用-1、0変化なし
90~00 大凶 ステ三種-3
4ゾロ 大凶

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【大会情報】
・土曜、前週については団体戦関連のイベントが大部分。以下は京太郎出場の大会のみ

◆秋大会=地方大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:県代表選抜戦、四回判定戦×3試合、11月第一週休日。ちなみに次の行動は連休。
初戦はトップ、二回戦・三回戦は二位以上で通過。強さは50、100、150。
試合突破ごとに雀力+2、経験値+5。

 ●本選:○○地方最強決定戦、四回判定戦×3試合、11月第三週休日。終了後、移動イベントへ。
三試合の四回判定戦、初戦はトップ、二回戦は二位以上、ラストはトップで地方最強。
全国優勝には含まれない。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。


◆春大会=全国大会 ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、3月第一週休日。
すべてトップで勝ち抜け。強さは100、150、200。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、3月第四週。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは200、250、300、350、400。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、40の人のみ元の補正値に+40上乗せ。上乗せ数値は50を上限とする)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


◆夏大会=全国大会(インハイ) ※公式試合の前にはセーブ可能です(公式戦は2回コンティニューできる)
 ●予選:四回判定戦×3試合、6月第三週休日。突破すると6・8月がその学校で固定。
すべてトップで勝ち抜け。強さは150、200、250。
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10。

 ●本選:四回判定戦×5試合、8月第第三週。
初戦・二回戦はトップで勝ち抜け。三・四回戦は二位以上で勝ち抜け。ラストはトップで優勝。
強さは250、300、350、400、450。
決勝卓では対戦相手を上から順にコンマ判定、一番高いコンマが出た相手は補正に上乗せ。
(例:コンマ20、40、30になったら、40の人のみ元の補正値に+40上乗せ。上乗せ数値は50を上限とする)
試合突破ごとに雀力+3、経験値+10、四回戦・決勝勝利で雀力+10、経験値+100。


・秋の優勝は、所属校の好感度が+2(OG、卒業プロ含む)
・全国優勝は、二位との点差が20000以上なら全員好感度+1、25000以上なら+2、30000以上なら+5
・また、飛び人数×3が、好感度加算に追加される


※大会ルールは予告して変更する可能性がございます。

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●女子好感度
 嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)
 の6or7段階。嫌いになることは、あまりないはず。

 出会ったときにコンマ判定、1桁数字+2桁数字。ゾロ目で+10、キリ番で+5。
 77なら+20。00で+50。44で-40。聖なる数字は+10。
 執事スキル÷20(切り捨て)に上記を補正。

●例外:清澄について
・帰還時数値+執事÷20
・コンマについては通常ではなく、コンマの高いほうの数のみ追加
・コンマボーナスについては付与

●ルートについて
・基本的に女子からの告白のみでルート確定、ED分岐
 ▽そのまま3年終了までやる、そして強くて最初から
 ▽カップル成立アフターをちょい書き、そして二人は幸せなキスをして終了、強くて最初から
 ▽カップルになって終了、強くて最初から

・告白は月日程終了後、一定条件クリアで
 ▽条件:ときめき状態
     デート3回以上
     悩み等問題がある女子は、それを解決すること(未定、豊音と小蒔は決定済み。最近、ほとんどの子に問題ないことが発覚しつつある)
     等々。

・デートは大好きになってから、平日誘って休日のみ可能。10くらい好感度が上がるはず

・告白イベントが起きそうなときや、公式試合の前にはセーブ可能(公式戦は2回コンティニューできる)

・起きるか多数決、受けるか多数決を経て、恋人になります

・これが最終目標かも。ようするに>>1がどれだけ女子とのイチャラブ用意できるかが課題
 血ではなく砂糖を吐くべし

●その他イベント
・期間延長
 月日程終了後、多数決で同じ高校での活動に決まれば、期間延長として扱われる。

・転校
 ▽条件:ときめき状態の女子がその学校に二名以上
    :雑用で大成功が10回以上(累積)
    :雀力が全国レベル(300↑)
 以上が満たされれば、ときめき女子からお願いされる。告白が起きる場合は、そちらが優先。
 安価多数決で、転校するか否か決める。

●好感度追加設定
・選択安価と雑用ボーナス
 好感度変動の行動・返事選択の安価にて、コンマが雑用÷10以下なら、好感度上昇+1
 これは、雑用の要素にコミュ力が含まれるため。執事としての振舞いでなく、京太郎の素のコミュ力

・好感度判定について
 好感度に50足すとき、足さないときがあるが、ランダム
 基準は、無理がある流れなら厳しめの判定、という感じ。曖昧である

・技能経験値での能力取得
 一年目からのプロ、いわゆる原作プロ組からは能力を取得できるが、相手がときめき状態なら、本来の取得経験値の半分で取得可能となる

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◆休日について
●休日の利用(昼行動)
1 メンバーと特打ち(対局ありの先達指導×2、一位=大成功、二位・三位=成功、四位=失敗、という感じで。雀力4~6、経験値10・20・40、好感度1~3、をそれぞれ×2)
2 雀荘(希望するプロ3名と二回対局、順位問わず技能経験値30=60、順位問わずコンマ一桁雀力成長。好感度は1固定、勝利相手にはさらに+1。スキル購入可能)
3 買い物 (土産や誕生日プレゼント購入)
4 デート ※約束ある場合のみ

●デートの仕様
・大好き以上なら誘える
・夜に電話で誘う
・空いている休日から選択し、予定を立てる
・告白条件のデート回数、に換算される

●デート内容
・デートスポット自由記入安価 → 移動
>>1が必死に書く、好感度判定で好感度を稼ぐ、成功で5くらい?
・デートスポット安価再び → 移動
>>1が必死に書く、上に同じ

●その他・お土産システム
予算は10000 お土産が1000~3000、プレゼントが3000~5000
1000円につき好感度+1、ただしお土産は3つまで、プレゼントは誕生日相手(購入日より二週間以内)のみ


◆派遣について
●派遣タイミング
 一ヶ月置きに、多数決安価で派遣先決定
 現在の派遣校でも可能(永水 → 永水、でも大丈夫)

●現在の派遣可能校
 0 清澄高校
 1 宮守女子(※七ヶ月目以降はオファーなし)
 2 白糸台高校
 3 阿知賀女子学院
 4 姫松高校(※二年目四月以降はオファーなし)
 5 永水女子
 6 龍門渕高校
 7 千里山女子
 8 新道寺女子
 9 有珠山高等学校
10 臨海女子

 ※プロの付き人は未実装 実装後は派遣なし学校での仕事もあり

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◆対局ルール
●和了判定
・コンマ+雀力÷10で勝負。持ち点は25000

・全国クラスの相手は300がデフォ。

・能力保持者はその補正あり

・コンマが奇数でツモorテンパイ、偶数でロンorノーテン(対象は補正処理後の最低値)

・判定一位と二位の補正後判定コンマ差が3以内なら流局、コンマ差1以内がどこかにあっても流局

・ゾロ目なら無条件(流局除く)で和了確定、競合はプレイヤー優先

・最上級優先スキル>流局>ゾロ目≧スキル


※プロの手加減について
 手抜きで雀力が10分の1に。手加減で5分の1に。やや手加減で2分の1に。
 やや手加減・本気のみ、能力使用。
 本気のプロが京太郎の雀力を上回る場合、京太郎の技能・異能は無効化される。

●打点判定
・コンマ反転で下記通り

01~14 1000=300.500  1500=500all 
15~24 1300=400.700  2000=700all  
25~29 1600=400.800  2400=800all  
30~39 2000=500.1000 3000=1000all  
40~49 2600=700.1300 3900=1300all  
50~54 3200=800.1600 4800=1600all  
55~64 3900=1000.2000 5800=2000all  
65~74 5200=1300.2600 7700=2600all  
75~79 6400=1600.3200 9600=3200all  
80~89 7700=2000.3900 11600=3900all 

91~94・11・44・55・40・50・60 満貫 
95~97・33・66・30・80 跳満
98・22・88・20・90 倍満
00・99・10 三倍
77・70・72 役満

●打点上昇判定
 最終和了判定で、上がり主が逆転できない場合、コンマ安価
 補正以内コンマで逆転手への手替わり成功
 越えると失敗、流局(京太郎テンパイなら五回目判定へ)

・追加1 自分を上回る雀力の相手が同卓なら、その相手の補正値から自分の補正値を引き、差分を補正から引
※例
 雀力500、補正+50のときは50以内で上昇判定成功
 同卓に雀力700、補正+70の相手がいれば、50から差分の20を引く。つまり30以内で判定成功となる

・追加2 打点上昇、必要点数までの上昇回数分、判定成功基準から-5される
※例
 子が逆転に5000いるとして、打点判定が2000だった場合、四段階上昇なので補正-20以内が成功となる

・追加3 打点上昇判定の補正値は、雀力超過を無視し、100を上限とする

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◆通常行動について
●通常行動選択は数字とアルファベットの組み合わせで選択(一年時:2回 二年時以降、変更予定)

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・指導者の好感度1・技能経験値5~20
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇。
(プロが登場し、勝利すれば好感度+1。やや手加減以上に勝てば+3。やや手加減以上なら四回判定のみ)
 D大学対局

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学差し入れ?

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4・出会い(学外人物との遭遇判定、好感度+1)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・部長&顧問好感度+1
 C大学雑用
 D変動

●次に、人物選択があれば、記入安価を取る

●最後に、遭遇や成功の判定へ続く

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◆その他諸注意
・大まかな成長枠と選択後の展開は決めていますが、その他メインとなる会話は、思いつくままに即興で書いています

・ノリによってゴッと上昇することもございます、あらかじめご了承ください

・その際、○○優遇、不公平、などの指摘がありますと、特性あまのじゃくによって、本格的な補正が加わることもございます

・また、そういった指摘によって不快感を覚える方もいます。展開が気に入らなければ指摘の前に、そっ閉じして、どうぞ

・別記載にもありますが、好感度はあくまで指標。ときめき状態+デート回数+告白イベントを終え、やっとED。付き合った後の描写の長短は多数決による予定

・ルート確定(そもそもない)、好感度の大小、そういうのは1000に達するか一人で5回のデートをこなすか、そのくらいになってから口にしましょう

・大学生、プロは一定数デート後に告白、というのがとりあえずの考え。大学生においては、進学先の土地にいることが前提

・プロは基本どこにでもいる、社会人の特権。プロ付き人は、しばし凍結(荒れが予想されるため)

・当スレはマッサージスレではありません。マッサージは死んだ! もういない!

・キャラは壊れてるのではなく、成長してるわけです。京太郎の能力然り、女の子の感度然り。夏のインハイ当時なら、こうじゃなかったかもね

・なにかあれば、諸注意は増えていく予定、以上


埋めどうもです、では続き

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京太郎「ネリーが妖怪お箸舐めだったなんて……」

ネリー「違うもん! そういうのじゃないの!」

ハオ「なんて羨ましい……」

明華「すぐに私と学年変わってください」

京太郎「」

ハオ「冗談ですよ?」シレッ

明華「さすがにそこまで、レベルが高くありませんから」

ネリー「ネリーも違うよ!」

京太郎「ほう」

ネリー「ただ――う、うぅ……笑っちゃダメだよっ?」

京太郎「わかった、笑わない」

ネリー「……そういうの、気にしないで食べさせっこできるの……すっごく仲いいってことだと思って」

ネリー「キョウタローと、そういう風にできるのが……嬉しいなって、思ったの……」

京太郎「………………そうか」

ネリー「お、おかしくないよねっ?」

京太郎「おかしいわけないだろ。俺はむしろ、ネリーにそう思ってもらえて嬉しいよ。ありがとな」ナデナデ

ネリー「えへへっ……よかったぁ」

ハオ「私は信じてましたよ、ネリー」

明華「気持ちはよくわかります……私も、そういう関係には憧れますから」

京太郎「………………そうですね」

ハオ「ネリーへの返事とあまり変わらないのに……」

明華「なぜかニュアンスが違って聞こえます……」

京太郎「ご、誤解ですっ!」

アレクサンドラ「楽しそうね、あんたたち」

ネリー「うん、楽しいっ♪ 今日も頑張るよっ!」


京太郎「そういえば、家族のためにネリーは、日本で麻雀してるはずだ……」

京太郎「普通、そういうの気にしないのは家族間だもんな。そういう、家族みたいに近い関係が、恋しいのかもしれない」

アレクサンドラ「………………」

京太郎「どうかしましたか?」

アレクサンドラ「いや……まぁ、それでいいわ」

京太郎「?」

ネリー「……そっちになっちゃったか」

ハオ「まぁ京太郎ですからね」

明華「わかっていたことでしょう」

ネリー「そうだよね……」


京太郎「理解したはずなのに、疎外感を感じる……これが、国境……」

明華「私の見せ場のセリフを使わないでください」

京太郎「すいません!」

ハオ「そんなことより、練習始めましょう」

京太郎「そうだな……」

アレクサンドラ「そのために声かけたんだけどね」

京太郎「うっす……それじゃ、やりますかっ」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (プロ、アレクサンドラのみ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇
(プロに勝利すれば好感度+1。やや手加減以上なら+3、その場合は四回判定のみ。本気なら勝敗問わず経験値+10)
 D大学 成長関連はAの対局と同じ。大学組と試合ができる

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学に差し入れ Aに準拠

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(在校生から一人、遭遇判定で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・監督好感度+1
 C大学 雑用1~3、執事1、アポ相手&もう一人(大学組)選択可能、好感度それぞれ+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>対局

京太郎「…………あれ?」

明華「どうしました?」

京太郎「いえ、朝から執事として頑張ろうって誓ったような……」

ハオ「ネリー報告を」

ネリー「キョウタローは、授業の間の休みで教室ピカピカにしてたよ。ここだけギョーシャさんが入ったのかって、先生たちが騒いでた」

アレクサンドラ「反省」

京太郎「つい……」

ネリー「あとね、お弁当食べてたらジッと見てたクラスメートのために、マドレーヌ焼いて配ってたよ」

明華「羨ましい……」

ハオ「隣のクラスにもぜひお願いします」

京太郎「わかった、任せてくれ」

アレクサンドラ「いや、そうじゃなくて……ともかく、そこまでやってるなら、部活中くらい頑張らなくていいでしょ」

京太郎「でも、俺は派遣のマネージャーとして――」

アレクサンドラ「なら、ここでは選手として扱います。それじゃ、対局始めるわよ!」

京太郎「それじゃ牌譜を――」

ハオ「京太郎」

京太郎「」ハイ

ネリー「それじゃ、誰が抜ける?」

明華「いつもので決めましょう」

>対局相手 一人記入
安価↓2-4


>アレクサンドラ、ハオ、ネリー

明華「」

アレクサンドラ「連休中に内緒で打ってるからそういうことになるのよ」

ハオ「おや、ご存じでしたか」

ネリー「羨ましいなら混ざればよかったのに……」

京太郎「いや、俺が連絡しておいたんだよ。無断使用はまずいかなって」

アレクサンドラ「ちょっ……」

明華「へぇ……ご自分はこっそりお電話しておいて、その言い草ですか」ニコニコ

アレクサンドラ「じ、事務的な連絡よ」

ハオ「まぁまぁ、二人とも落ち着いて」

ネリー「メンツ決まったし、キョウタローも入ってよ」

京太郎「おう。それじゃ、明華先輩……よろしければ、また隣にどうぞ」

明華「いいのですか?」

京太郎「もちろん。お茶をお淹れしましたので、ゆっくりとご観戦ください」

京太郎「――よければ応援してくださると、張り切りますよ」

明華「ふふっ……では――」

明華「がんばれ♪ がんばれ♪」

京太郎「よぉし! やる気になりました!」

明華「えらいぞー♪」ナデナデ

アレクサンドラ「……普通の応援なのに、いかがわしく感じるのはどうしてなの」

ハオ「ハートの記号が入力されたら、もっと大変でしたね……」


京太郎「これは負けられないな――さて」

>対局回数
1 四回判定
2 二回判定

安価↓1


>四回

京太郎「今日は半荘で、しっかり打ちますよ!」

明華「あら……それだと私は、参加できそうにないですね」

ハオ「残念でしたね」

明華「そうでもありません。半荘なら、誰かの飛び終了もあり得るでしょう?」

アレクサンドラ「露骨な掃除狙いしないの」

ネリー「ふふーん、その前にネリーが勝つよ! 今日はね!」

京太郎「そうはいくかって。では、お願いします!」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
ネリー ↓3+127
京太郎 ↓4+110+25

打点↓5



処理等、続きは20:00再開からで


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 52+150=202
ハオ 51+97=148
ネリー 6+127=133 放銃
京太郎 30+110+25=165【国内無敗・劣】ロン

打点94→49→【カッパーシュート】→74 子:5200→【国内無敗・劣】→子:6400

監督25000→
ハオ25000→
ネリー25000→18600
京太郎25000→31400


京太郎「ロン、6400な」

ネリー「むぎゅっ」

アレクサンドラ「さて、それをラストまで維持できるかどうかね」

京太郎「わかってますって……」

ハオ「京太郎ならできますよ、信じています」

京太郎「まぁ頑張ってみますか」

明華「がんばれ♪ がんばれ♪」

アレクサンドラ「もうそれはいいから……っていうか、ハオは励ましてる場合じゃないでしょ」

ハオ「おっと、そうでしたね。私も勝たないと、掃除してもらえないんでした」

京太郎(……別に、言ってくれればするんだけどな)


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
ネリー ↓3+127
京太郎 ↓4+110+25

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 25+150=175 放銃
ハオ 96+97=193
ネリー 83+127=210
京太郎 84+110+25=219 ロン

打点26→62→【カッパーシュート】→93 子:8000→【無敗劣】→子:12000

監督25000→13000
ハオ25000→
ネリー25000→18600
京太郎25000→31400→43400


京太郎「ロン――満貫……裏乗って跳ねました、12000です」

ネリー「すっごーい」

アレクサンドラ「いったぁ……いまのは痛いわね。つまり効果的ってこと、いいわよ」

京太郎「ありがとうございます!」

ハオ「と――余裕の指導のように見えますが」

明華「見るからに焦っていますね。チャンスですよ、京太郎」

京太郎「はい!」

アレクサンドラ「うう、うるさいわね……京太郎も油断しない、ここからなんだから」

京太郎「はい!」

ネリー(それを見ながら上がりを狙うネリーだった……)

ハオ(私もいますよ……京太郎の隙は終盤です、必ず捲って見せます)


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
ネリー ↓3+127
京太郎 ↓4+110+25

打点↓5


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 75+150
ハオ 99+97 ゾロ目ツモ→放銃
ネリー 78+127
京太郎 54+110+25【一意専心】ゾロ目ツモにカウンター


監督25000→13000
ハオ25000→24000
ネリー25000→18600
京太郎25000→31400→43400→44400


ハオ「………………」タンッ

京太郎「ロン、1000点だけど」パラッ

ハオ「……はぁ……はい」

京太郎「ど、どうした……?」

ハオ「いえ、どうにかツモ上がりはできないかと苦心していたのですが、やはり無理だったな、と……」

アレクサンドラ「その点においては、キョウタロウのディフェンスは言うことなしね」

京太郎「ありがとうございます」

ネリー「言ってる間に、点差が大変なんだけど」

ハオ「出上がりが無理だと考えれば、監督は31400、ネリーは25800、私は20400……」

アレクサンドラ「それを三人で奪い合う、か……はぁ、面倒ねぇ」

明華「その前に京太郎、誰か飛ばしてくださいねっ」

京太郎「はは、頑張ります……」


対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
ネリー ↓3+127
京太郎 ↓4+110+25

打点↓5


>監督ツモ

1 沼でキャンセル
2 通し(打点上昇判定へ)

安価↓1

計算ミスしてました、お待ちを

いや、やっぱ合ってますね、ではキャンセルで


久々のリズム……はい、鼓動のリズムでした
すません


>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 73+150→223
ハオ 13+97→110
ネリー 54+127=181
京太郎 43+110+25=178【鼓動のリズム】ツモ

打点97→79 親:3200オール→【リズム】→【無敗劣】→親:2600オール

監督25000→13000→10400
ハオ25000→24000→21400
ネリー25000→18600→16000
京太郎25000→31400→43400→44400→52200 トップ


アレクサンドラ(さすがに今回は……うーん、けどツモは難しいかしら?)チラッ

京太郎「――ツモ」

アレクサンドラ「は――?」

京太郎「2600オール、で終了ですね。お疲れさまでした」

ハオ「お疲れさま……はぁ、今回はどうにも」

ネリー「っていうか、キョウタローしか上がってないような……」

京太郎「すいません、明華先輩……飛ばし切れなくて」

明華「いえいえ、素敵でしたよ、京太郎」

京太郎「ありがとうございます」

明華「えらいぞー♪」ナデナデ

京太郎「あ、ありがとうございます」デレー

ハオ「……はいそこまで」

ネリー「ケントーしようよ!」

アレクサンドラ「そうねぇ……明華、牌譜」

明華「え?」ナデナデ

アレクサンドラ「……ほんとに見てるだけなら、一年の指導行ってくる?」

明華「冗談ですよ。はい、ご確認を……でも今回は、最後までしっかり集中できてましたね、京太郎」ナデナデ

京太郎「あ、はい……いえ、あの、いつまで撫でてるんですか……」

明華「ふふ、失礼……京太郎の髪は柔らかくて心地よいので、つい」ナデナデ

ハオ「くっ……」

ネリー「実はこれ、対局しないほうが楽しいんじゃ……」

アレクサンドラ「そう思うなら譲ってあげたら? 対局相手」

ハオ「それとこれとは別です」

ネリー「わざと負けるとかやだもん」

京太郎「みんな真剣なんだな……俺も負けてられない」キリッ

明華「凛々しい顔もいいですね」ナデナデ

京太郎「撫でるのはやめないんですね……まぁいいですけど。それじゃ、検討しましょうか」


・雀力+15
・アレクサンドラ、ハオ、ネリー好感度+2

------------------------------------------------------------------------

鏡の処理については、ちょっと思うところが
ハオの能力反転については、ひとまず、ゾロ目はそのまま、±2でもゾロ目に寄らなくなる、にしてます


京太郎「さて――それじゃ俺は、一年の指導に行ってきますので」

ネリー「えー」

ハオ「えー」

明華「えー」

アレクサンドラ「えー」

京太郎「…………あの」

アレクサンドラ「ジョークよ、ジョーク」

明華「私も行きますね」

ハオ「では私も」

ネリー「ネリーも」

アレクサンドラ「はいはい、あんたたちは練習」

ネリー「えー」

ハオ「えー」

明華「えー」

アレクサンドラ「………………」

京太郎「そろそろ謝ったほうがいいかと」

アレクサンドラ「……いや、逆に思いついたわ」

京太郎「はい?」

アレクサンドラ「キョウタロウ」

京太郎「はい」

アレクサンドラ「選んでいいわよ」

京太郎「えっ」


>通常行動、一年指導
1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 部員好感度(一人選択)+1

安価↓2


京太郎「えっと、それでは――」

>協力相手選択、一人記入(監督込み)

安価↓2


京太郎(……つまり、まだまだ指導初心者の俺に、指導のやり方を教えようってことだよな?)

京太郎(となれば――相手は当然……)

京太郎「では監督、よろしくお願いします」

アレクサンドラ「え――えっ、私!?」

ハオ「」

ネリー「」

明華「」

アレクサンドラ「えっと、なんで?」

京太郎「やっぱり他者の指導なら、監督のご指南が不可欠かと」

アレクサンドラ「ああ……そういえば、あんまり強いから忘れてたけど、キョウタロウは麻雀歴一年なんだっけ」

京太郎「ただ打つだけならなんとかなりそうですけどね」

アレクサンドラ「オーケー。なら、私が一緒に行くから――こらそこ、寝てないの」

ハオ「はっ……」

ネリー「なんだ夢か」

明華「いやな夢でしたね……」

アレクサンドラ「いや、現実だから。私とキョウタロウは一年の指導に回るから、あとはよろしく」

部長「お気をつけて」

明華「あ、いたんですね」

部長「ずっといました……」シクシク

ネリー「うぅ、どうしてこうなったの」

ハオ「次のチャンスを諦めない」

明華「切り替えていきましょう……とにかく、京太郎に掃除してもらえるよう、私たちも強くならないといけません」

ハオ「そうですね、やりましょうか。部屋の隅々まで、京太郎に見ていただかないと」

ネリー「キョウタローより強くなって、離れられなくしちゃうよっ」

部長(みんなヤンデレ気質だなぁ……)

レギュラー(私もいるけど、気づかれてないほうがよさそう……)


アレクサンドラ「――で、私でよかったの、本当に?」

アレクサンドラ「こう言っちゃなんだけど、三人とも教えるのは結構上手よ?」

京太郎「監督に断られたら、そうする予定でしたけど……監督が来てくださるなら、心強いですから」

京太郎「色々聞きたいこともありますし……よろしくお願いします」

アレクサンドラ「……麻雀の指導について、聞きたいことよね?」

京太郎「はい」

アレクサンドラ(ほっ……確認してよかったわ)

アレクサンドラ「はいはい、任せない……じゃあ行きましょ」ギュッ

京太郎「ちょおっっ!?」

アレクサンドラ「いいでしょ、腕組むくらい。海外じゃ挨拶よ」

京太郎「そ、そうなんですか……」

アレクサンドラ(なわけないでしょ? まぁちょっとくらい、役得があってもいいわよね)

・雀力+1
・アレクサンドラ好感度+1


~4月第三週月曜、夕方

京太郎「……っと、こんな時間か。ここらへんで終わりですかね、監督」

アレクサンドラ「そうね、京太郎はここまでかしら」

後輩A「お疲れさまでした!」

後輩B「すごく参考になりました、ありがとうございます!」

後輩C「またご指導よろしくお願いします!」

後輩D「できれば寮で!」

後輩E「いっそ私の部屋で!」

京太郎「力になれてよかったよ。それじゃ、また明日な」

アレクサンドラ「はい、お疲れさま――それじゃ、一年生? ここからはかなり厳しくやるから、しっかりついてくるように」

後輩F「えっ」

後輩G「な、なんでそんなっ――」

アレクサンドラ「麻雀部に入った以上、男のこと考える暇なんてないってこと、教えてあげるわね」ニッコリ

後輩ズ「ひ、ひいいぃぃぃ――――っっっ!」


京太郎(……お、声出てるなー。まだまだ頑張れるなんて、さすが一年。フレッシュなもんだ)

>下校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ

安価↓1 コンマ一桁


>ルーラ (今後もルーラ多ければ、偶数時は大学組にチャンス渡すかも)

~帰宅

京太郎「誰にも会わなかったな……って、そりゃそうか。みんな今頃、練習してるんだろうからなぁ」

京太郎「……ってことは、その間は俺も家で練習してないと、どんどん後れを取っていくわけで……」

京太郎「ふーむ、どうにかして改善できればいいんだけど……ま、とりあえずは仕事行くかな」



~夜

京太郎「――ふぅ、今日も一日頑張ったな。さて、今夜はどうするか」

>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 料亭・辻(執事1~3、智葉0~2、お客さん???)
4 寝る(翌日好調)
5 デートに誘う(休日使用、買い物予定なら注意)

安価↓2 ※人物は別途安価します


>メール

京太郎「……誰かにメールするかなー。連休中は、あんまりできなかったし」

京太郎「誰に送ろう……」


●所持連絡先
(現在58、メール2通・近況メール9通、電話一本・近況メール2通、近況メールは三日に1通)

・宮永咲 ・片岡優希 ・原村和 ・染谷まこ ・竹井久 ・福路美穂子 ・加治木ゆみ

・宮永照 ・弘世菫 ・渋谷尭深 ・亦野誠子 ・大星淡 ・多治比真佑子

・松実玄 ・松実宥 ・新子憧 ・鷺森灼 ・高鴨穏乃 ・志崎綾

・岡橋初瀬 ・巽由華 ・小走やえ

・小瀬川白望 ・エイスリン ・鹿倉胡桃 ・臼沢塞 ・姉帯豊音

・狩宿巴 ・滝見春 ・薄墨初美 ・石戸霞 ・藤原利仙

・上重漫 ・真瀬由子 ・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・末原恭子 ・赤阪郁乃

・園城寺怜 ・二条泉 ・江口セーラ ・船久保浩子 ・清水谷竜華 ・荒川憩

・辻垣内智葉 ・ハオ慧宇 ・雀明華 ・メガン・ダヴァン ・ネリー・ヴィルサラーゼ ・アレクサンドラ・ヴィンドハイム

・白水哩

・戒能良子 ・小鍛治健夜 ・瑞原はやり ・野依理沙 ・藤田靖子 ・三尋木咏 ・赤土晴絵

・村吉みさき ・針生えり


>相手選択、上記より一名記入

安価↓2-3


>塞、アレクサンドラ


京太郎「そうだな、塞先輩……全国大会の前に、ちょっとお会いした以来か」

京太郎「大学生の連休とか、どんなだったか聞いてみたいな」


「ご無沙汰しています、京太郎です。体調崩されてはいらっしゃいませんか?」

「連休中は仕事や部活ばかりでしたが、そちらはどうでしたか?」

「大学生の連休の過ごし方なんかを、聞いてみたいなと思いまして」

「学校の勉強などで、お忙しかったでしょうか?」


京太郎「……妙に堅い文面になってしまった。なんもかんも政治が――おっ」


『シロと遊んでプロの試合観戦したり――が、抜けてるわよ?』

『こっちはねー、まぁバイトしたり、ご飯食べに行ったり、あとは練習もしてるかしら』

『インカレの大会は、高校生とプロが動かない冬から新春にかけてが多いのよ』

『よかったらまた、コーチに来てよね。いつでも大歓迎だから』


京太郎「」

京太郎「やっぱり長い付き合いだからか、バレてたな……」

京太郎「ふーむ、どう答えるべきか……」


>返事選択
1 俺なんかでよければ喜んで
2 じゃあ今度、一緒に見に行きます?
3 俺のほうこそ教わりたいです

安価↓2


京太郎「――ふむ」


「ならいつか、機会があれば一緒に見に行きませんか?」

「生で見ると、臨場感も違いますし、いい練習になるかと思います」

「すぐってわけにはいきませんけど、タイミングが合えば、ぜひ」


『な、えっ、えぇっ!?』

『や、あの、そういうつもりでは……』

『い、いやいやいや! 行きたくないとかじゃなくてねっ?』

『まぁ、うん……言いたいことはわかるから、その……』

『ち、近くに来たときね? あと、私が時間あれば、だから』

『いつになるかわかんないけど、楽しみにはしてるわ』


京太郎「……よかった。それに、試合観戦のあと、一緒に練習だってできるしな」

京太郎「白糸台に行ったときなんかに、誘えたらいいんだけど……」


・塞好感度+4


京太郎「あとは……あ、そういえば監督、あのあとも指導続けてらしたな……」

京太郎「どうなったか、確認しておこうか」


「お疲れさまです、京太郎です」

「俺が帰ったあとも、一年の元気な声が聞こえてて、張り切ってるのがわかりました」

「それはいいんですけど、無理してる子はいませんでしたか?」

「もしいるなら、それとなく気を遣ってやりたいので、教えていただけると助かります」


京太郎「いやー、さすがに失礼かな。監督だって、そんな無茶させたりしないだろうし……」


『お疲れさま。こっちもあのあと、二時間ほどで終わったから、たいしたことはないわ』

『練習は厳しいのが当然だしね。少し乱暴かもしれないけど、ついてこられないなら、そこで落ちるだけよ』

『その競争に勝てないと、一軍レギュラーは難しい――それが臨海女子の麻雀部だから』

『とはいえ、京太郎の心配はもっとも。よほど無理しているようなら、こっちからも注意するわ』

『そういった子は、いまのところいないわね。京太郎に指導してもらって、嬉しそうだったし』


京太郎「……そっか。まぁ普通はそういうもんだよな、レギュラーとか……」

京太郎「俺の予選出場は、学内予選とか選抜とか、レギュラー争いがないしな……甘えてるのかもしれない」

京太郎「それに、監督もしっかり気を配ってらっしゃるし、俺が気にすることもないのかな」


>返事選択
1 俺も監督の指導、受けてて楽しかったです
2 なら疲れが取れるよう、差し入れなんかも頑張ります
3 俺は努力が足りないのかもしれませんね

安価↓2


「なら疲れが取れるように、差し入れなんかも頑張りますね」

「それを一年が覚えて、俺がいなくなってからもおだしできるようなら、監督たちも助かりそうですし」

「練習で疲れても元気になるし、一石二鳥ですね、これは」


『練習しなさいっての……まぁ、一年への思いやりはいいわね』

『そういう、アメとムチ、だっけ? 言っちゃえば、厳しい環境はムチだけみたいなものだから』

『キョウタロウのアメは、あの子たちも喜ぶと思う』

『ただ、あの子たちが同じものをだせるかどうかはねぇ……』

『キョウタロウのお菓子は、キョウタロウにしか作れないわ』

『私はあれ、すごく好きだから』


京太郎「ヒューッ! やったぜ、すげぇ絶賛だ!」

京太郎「まぁ、一ヶ月もせずに、同じ味を再現されたら……俺の修行が足りないってことか」

京太郎「そっちも怠らず、精進していかないとな」

京太郎「監督が喜んでくださってたなら、もっとおいしいものを提供していこう」


アレクサンドラ(……ちょっと、あれかしらね……露骨すぎた? でもこれくらい書いても、わかんないだろうしなぁ……)


・アレクサンドラ好感度+3


京太郎「ふわぁ……そろそろ、いい時間だな……眠い……」

京太郎「っと、いかんいかん。連休も開けたし、近況メールもしておかないと――」


●所持連絡先

・宮永咲 ・片岡優希 ・原村和 ・染谷まこ ・福路美穂子 ・加治木ゆみ

・宮永照 ・渋谷尭深 ・亦野誠子 ・大星淡 ・多治比真佑子

・松実玄 ・松実宥 ・新子憧 ・鷺森灼 ・高鴨穏乃 ・志崎綾

・岡橋初瀬 ・巽由華 ・小走やえ

・小瀬川白望 ・エイスリン ・鹿倉胡桃 ・姉帯豊音

・滝見春 ・薄墨初美 ・石戸霞 ・藤原利仙

・上重漫 ・真瀬由子 ・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・末原恭子 ・赤阪郁乃

・園城寺怜 ・二条泉 ・江口セーラ ・船久保浩子 ・清水谷竜華 ・荒川憩

・戒能良子 ・野依理沙 ・藤田靖子

・村吉みさき ・針生えり

>相手選択、一人記入
安価↓1-9


そういえばそうだった……シロとテルーも外しますか
ということで申し訳ないが、一人目のシロは外しで、残り2人


>尭深、豊音、郁乃、怜、漫、エイスリン、憩、由子、穏乃

京太郎「――多い(迫真)」

京太郎「いまさらながら、めちゃくちゃ知り合い増えたよなぁ……」

京太郎「メール打つのも一苦労……けど、それも楽しいなっと」

京太郎「ほい、連絡終わり……明日に備えて、今日は休もう」


それぞれ好感度+1




今日はここまでです、お疲れさまでした
月曜までの更新は不可能です、急すぎる仕事がやばい
ということで、ありがとうございました


【4月第三週月曜】

 自分がする側に回って、他人の指導が大変なんだとよくわかった。
 打ち方を教えるのもそうだが、相手に自分のクセがつかないか、なんてことも気になる。
 いま見ている一年は全員が経験者、しかも相当な麻雀歴があるから、そこまで気を遣う必要はないと言ってもらってはいる。
 とはいえ、途中からクセがつくことくらい普通にあり得る。
 そして今後、完全な初心者に指導する可能性もあるのだから、今後は先達の上手な指導法も、注意して見て行かなければ。
 まぁ自分が未熟なのに他人に指導なんて、まだまだ早いし、そうは任されないと思うけど。
 個人的な感想でいえば、熊倉先生の指導が、一番わかりやすかったかと思います。

…………

『……まぁ仕方ないか』
『そもそも指導者歴が違いすぎるしなぁ……』
『これまで何人プロいしてきたんだか……』
『噂では1000年生きてるらしいぜ』
『さりげなくウソ混ぜるんじゃないわよ、性悪ジジイ』
『申し訳ありません、先生。あとで注意しておきます』
『なにをやってるんだ、あいつは……』

 懇切丁寧というわけでも、優しいわけでもないのに……なんというか、ツボを押さえてるんだよなぁ、的確に。
 まぁ麻雀以外の指導なら、師匠一択だけどな。

『で、インハイチャンプのなにが未熟だって?』
『インハイチャンプとはいえ、日々勉強だからね。連覇した私が言うから間違いない』
『えー! チャンプって王様だよ、女王様だよ! 未熟なわけないじゃん!』
『お前、もっと謙虚ってものをだな……』
『謙虚もすぎると、卑屈になる……』
『でも京ちゃんの場合、なぜか卑屈に感じない』
『謙虚やからなぁ』
『謙虚すぎる、でも卑屈じゃないって、すごいよね』
『どうしてこんな謙虚に……チラッ』
『なにがあったんやろなぁ……チラッ』
『なんもかんも……チラッ』

 ………………。

『元々の性格だな』
『誰とでも、視線が合うんだと思う……』
『分け隔てないしね』
『なら三年にも差し入れしてください』
『隣のクラスにも』
『うちはもらってたよ?』
『詳しく』
『あれは学園祭の試作品!』
『いいなぁ、一緒に学園祭』
『そういえば、大学の学園祭……呼んだら来てくれるかな』
『テレビの仕事……』
『それは来てくれないでしょ……』

 ほっ……。

――――――――


~清澄

「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「…………チャンピオンになって、言うてくれたからかのう」
「そ、染谷さん、そんなはっきりと……」
「まぁ本人たちも反省してるし、これ以上は誰も責めないだろう」
「でも意外です。原村先輩は部長のとき、私やマホにも丁寧に指導してくれてましたから」
「かふっ……」
「の、和ちゃん、しっかり!」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
「部長っ……いや、元部長にも飛び火したじぇ!」
「す、すいませんっ、そんなつもりは――」
「あー、構わん、ムロ。気にせんでええ、そのうち治るけえ」
「原村の場合は、同期に魔物がいたことも大きいだろうな。そちらに意識を向けるあまり、自分のことで手一杯だったんだろう」
「わ、私のせいですかっ!?」
「そんな、宮永先輩のせいでは……」
「――はい、咲さんのせいじゃありません。私が、勝手に視野を狭めていただけです……」
「あの、皆さん……宮永さんを自然に魔物と呼ぶのは……」オロオロ
「……いいんです、もう慣れましたから」ハハハ
「お姉さんの流れ弾が咲ちゃんに被弾だじぇ」
「まぁいずれにせよ、その彼もいまやインハイチャンプ。名門校で後輩指導を任されるくらいだ。どこの学校に行っても大丈夫だろう」
「京ちゃんは戻ってきます!」
「京太郎くんは戻ってきます!」
「京太郎は戻ってくるわ!」
「京太郎は戻ってきよります!」
「京太郎は戻ってくるじぇ!」
「――だそうです」ヨクシラナイ
「あ、ああ……すまない」


~白糸台

「まーた淡は……」
「だってそーじゃん! テルーだって完璧だったし! プロいっても余裕じゃん!」
「……そういえば、そろそろ恵比寿と横浜の試合入るよね?」
「あー、代表の親善試合も終わるし……あの人先鋒で、ペナント戦に出てくるよね」
「???」
「ま、その試合は部で観戦しようか……淡には特に、しっかりと」
「ふぁーい?」
「わかってないね……麻雀で完璧っていうレベルは、本当にすごいんだって」
「練習と指導では、明らかに手を抜いてたからね。本気を見たら、淡もわかると思うよ」
「だといいけどね……ふふっ」
「……さっきからなに見てるの、尭深」
「京太郎くんからのメール」
「なんで!」
「びっくりした……淡ちゃん、どうしたの?」
「私には来てない!」
「なんで淡優先なのさ……で、京太郎くんなんだって?」
「連休はどうでしたかー、こっちはこーで、生のプロの試合はすごかった、宮永先輩は気合入ってた――等々」
「あれって絶対、京太郎くんが見に行ってたからだよね」
「そうだろうねぇ。淡ちゃんも、京太郎くんが見てたから、インハイチャンプだし」
「そ、そんなのかんけーないし!」
「うんうん、関係ないね」
「そうだったね、ごめんごめん」
「わかればよろしい!」ムフー
(ちょろいなぁ)
(かわいいなぁ)


~永水

「うちにきたら、明星と湧ちゃんの指導は京太郎くんも見てくれそうね」
「お断りします」
「そーんなこと言ってー、嬉しいんでしょ?」
「じゃあ湧の分は、私が受ける……」
「はるるも指導する側ですよー」
「で、では私が!」
「小蒔ちゃん、部長でしょう?」
「そうでした……」ションボリ
「なら姫さ――こ、小蒔先輩は、私の指導をお願いできましたら……」
「わ、わかりました!」
「じゃあ私は京太郎先輩にお願いしまーす!」
「……明星は、私が」
「えー」
「……明星」
「は、はいっ! すいません、お姉さま……よろしくお願いします、春先輩」
「OGがしゃしゃり出て、後輩脅かすのはいかがなものかと思いますよー」
「お、脅かしてなんてないわよっ。ちょっと注意しただけで……」
「まぁ――実際のとこ、はるると姫様の指導よりは、京太郎の指導のほうが伸びそうですけどねー」
「うぅ、すみません……」
「言い返せない……京ちゃん、とっても強いから」ニコー
「男の方の指導では、集中できないと思います」
「まぁ……明星のほうは、ちょっと視線が気になっちゃうかもですねー」
「え~、そうなんですか~?」タップーン
「私が指導しているときは、そうだったわねぇ」ドタプーン
「勉強教えてもらってるとき、そうだった……」タプンッ
(なんの話でしょうか……?)プルンッ
「………………不潔です」
「男の子ですからねー、仕方ないんですよー。見る以外はしないヘタレですから、安心ですよー」
「なにが安心できるんですか!」


~宮守組

「やっばい、デート誘われちゃったわ」
「はっ!?」
「ダレカラ!」
「お父さんは許さないよー!」
「誰がお父さんよ……はい、京太郎くんから」
「なんっ――って、なーんだ。デートじゃなくて練習じゃない」
「試合観戦ならデートでしょ。シロもそうだったし」
「それだったら聞いてるよー。塞とそういう話したけど、私はプロの試合見たことありますかーって」
「ワタシモ! コッチ、キタラ、ミニイコウッテ!」
「まったく、あの子は誰彼かまわず――ん?」
「私、来てないんだけど」
「」
「キ、キニシナイ、ホウガ……」
「あ、私のせいだと思うよー」
「なんで!?」
「みんな見たことないと思うから、聞いとくねーって言ったから。塞、エイスリンさん、私の順番で聞いて、私がそこで止めちゃったんだー」
「そ、そうなんだ……なら、仕方ない……のかな……?」
(……そこでメール止める?)
(京太郎、気が利くのに利かないのね……)


~阿知賀

「うちは憧がいるし、灼さんもいるし、宥さんもコーチにいるから心強いですね!」
「そうねー。ま、シズに教えてもらってもわかんないでしょうし、指導はこっちに任せときなさい」
「ひどっ!」
「穏乃は強くなってくれればいい。大将なんだから」
「そ、そうですか? ウェヒヒ、頑張ります!」
「でも実際のところ、お姉ちゃんも忙しくなったらって思うと――コーチが欲しいよねっ」
「赤土先生みたいな人、阿知賀にはいないもんね……」
「お姉ちゃんも、もうヘタになっちゃってるし、そもそもハルエほどじゃないしねー」
「お姉ちゃんをディスるのはこの口か!」
「ひはっ! ひはいひはい! んっ、もう! お姉ちゃんは出てって!」グイグイ
「ご、ごめんね、憧ちゃん……」
「宥姉のことじゃないから!」
「お姉ちゃんをいじめないように!」
「お、玄ちゃんは優しいね~」
「え、あ、ありがとうございます……」
「お姉ちゃん二人いるとややこし……」
「――ってことなんだけど、京太郎、誰か心当たりないー? っと……」
「!? ちょっと、なんで京太郎が出てくんの!」
「え? メール来てたから、ついでにー」
「メール……まさか、みんなも……?」ジッ
「わ、私は来てないわよっ、今回は!」
「私もだよ、灼ちゃん!」
「私もないよ~」
「……ならい……」フゥ
(バカシズ! 灼だけメール来なかったこと何回もあるんだから、気ぃ遣いなさいよ!)
(ご、ごめんっ……)

(……まぁ、メールとかは来ないけど……クリスマスと誕生日は、忘れないんだよね……まったく、それでバランス取ってるとか、なしだから……)


~姫松

「ほうほう、面白いな~」
「練習中にメール見て相槌打たんといてください」
「あ~、堪忍な~」
「なにが面白いんですか?」
「京太郎くんが負けた試合の経過~。メールついでに、聞いてみました~」
「――はい、レギュラー全員集合!」
「そっちで牌開いといて。代行、メール開いてこっち」
「えっ、えっ、え~?」
「なるほど――それじゃいまから経過通りに打つんで、一人は採譜な」
「結果はわかってるから、検討しながら打っていきましょう。ほな、よろしくお願いします」
「あ、あんな~、まだメール途中で~」
「あとにしてください、練習中です」
「インハイチャンプの倒され方です。いい練習になりますんで、協力してください」
「ま、まぁそやねんけど~。せめて、その返事だけでも……ほ、ほら、印象悪なってまうし~」
「却下です。はよツモってください」
「うぅ、教え子が怖いわぁ……善野監督、戻ってきはらへんのかな~」
「……けど、そうか……こういうことも、メールの返事で聞いてみたらええんやんな……迂闊やったわ……」
「え? 漫ちゃ――主将、いまなんて?」
「な、なんでもあらへんよっ。ほら、続き続き!」


~千里山

「熊倉先生って、どんな人やったんですか?」
「難しい質問やな……まぁ、優しい人やとは思うわ。ただ、色々と柔軟いうか、人によっては絡みにくいっちゅう印象やな」
「監督とは正反対ですね」
「そうかぁ、うちは優しいないかぁ……正直モンやなぁ、泉」
「ちゃ、ちゃいます! そことちゃいます!」
「あーあ、泉は……普段からそういうことばっか言うてるから、ポロッと出てまうんやで」
「部長おおおおおおおおおおおお!?」
「まぁ優しいのうても、いつかわかるで、これが愛のムチやて――ほな、特打ちしよか。強なりたいやろ?」
「なりたいですけど、それとこれとは……いやああぁぁぁあっっっ!」

「いやぁ~、千里山はさすが、厳しぃやってますねーぇ」
「……なんでおるん、荒川さん」
「いえいえ、ちょっとお願いがありまして~」
「電話じゃ無理なんですか?」
「うん、そやねん。京太郎くんが、こっち来たら関西リーグの試合も見てみたい言うもんやから、試合のチケット押さえられへんかな~って」
「お断りします」
「あんっ、そうイケズ言わんと~」
「……いや、ヒロちゃんにもおばちゃんにも、そんなん言うたらめっちゃ怒られますし。しかも自分ならともかく、他校の女子なんか、なおさらですよ」
「ふーぅむ、まぁそらそうかぁ……わかりました、おおきにです~」
「……しかし、あのアホはほんま、どこまで攻略する気ぃやねんな」
「いやいやいや、攻略とかやなしに//// ただ、近況報告的なメールで////」
(わっかりやす! 真っ赤やで……麻雀でもこんだけわかりやすかったらなぁ――)


~臨海女子

「監督とネリーは、ほぼ確実に残りますね……」
「はい、私か明華、どちらかが離れることが多いです」
「ネリーも前は外れたよ?」
「そのときは、京太郎が東風戦で回してくれたり、その後、大学に連れて行ってくれたり、優遇されているではないですか」
「そ、そうだったっけ……?」ニヘー
「顔が緩んでます!」
「由々しき事態です」
「でも明華だって最近は、外れてもキョウタローにベッタリしてるよ!」
「それしかすることがないからです!」
「ほかの卓に入ればいいのでは……」
「京太郎の卓を見ていたほうが練習になりますから」
「どっちにしても、入るのは勝った人なんだから、最初の予選で勝てばいいんだよ!」
「それはわかっています……」
「とはいえ、忘れがちですが、ネリーも監督も、相当な打ち手ですからね……」
「へへー」
「まぁ、そこに負けている場合ではない、という主張もわかります」
「京太郎との麻雀が待っているなら、なおさらですね」
「ということで、学年が同じハオかネリーは譲ってください」
「では同じクラスのネリーですね」
「監督だからっていつも一緒に行動する監督が譲ればいいよ!」
「一理あります。今日だって監督という立場を利用して、指導と言いながら――」
「移動するとき、腕を組んでいましたよっ、いやらしいっ……」

ギャーギャーワーワー
「……あのさぁ、そういう話は、本人いないとこでやんなさいよ」
「ですが事実です」
「……まぁ、事実だけどさ」
「いやらしいっ」
「さっきのメールもキョウタローからでしょ!」
「そっ……明華だってベッタベタしてたでしょっ!?」
「開き直った!」
「これだから大人は!」
「あーもー、黙りなさい! 白黒つけるなら、卓開くわよ!」
「望むところです!」


~臨海側大学

「そういや――明日は私の誕生日やけん」
「知ってる」
「おめでとう」
「そ、そんなおざなりに……もちろん思えてますよ、哩さん」
「ああ、うん、ありがとう……で、なんでこん話ば持ち出したかっちゅーと……」
「はい」
「京太郎はそんこと、知っとるかちゅーて思って……」
「どうでしょうね」
「巴が急に冷たく!?」
「そりゃそうもなるだろう」
「自業自得だな」
「二人まで――は、いつもんことか……いや、そんなことより!」
「なんだ、騒がしいな」
「今日は働いとるときとか、そげん話ばしとらんかったかと――」
「してない」
「まぁ、仕事中だろうしな」
「休憩とかなかか!?」
「あっても京太郎くんですよ? 仕事のために、板場離れるわけないじゃないですか」
「まったくだな」
「むっ、うぅぅぅ……くそぉ、連絡でん来たら、さりげなくアピールするっちゅうのに……」
「さりげなく?」
「そんな真似ができるのか、哩」
「できっと!」
「はぁ……まぁ、あれですよ。一度でも言っていれば、忘れていないと思いますよ」
「そいがなぁ……はっきり言うたかどうか、覚えとらんのが……」
「ふっ……」
「よかったな、却って諦めがつくだろう」
「ようなか!」
「ま、まぁまぁ……大丈夫ですよ。そうなっても、私たちでささやかなお祝いしますから、ね?」
「うぅ、優しかなぁ、巴……でもそれは、誕生日に気づかれんちゅう前提やなかか……?」
「かもしれませんねー」ニコニコ

「実は巴が一番怖い」
「本人にはとても言えないな」


~関西大学組

「なるほどなー、関西のペナントか……そういうたら、見に行ったことないなぁ?」
「ないのよー……って、怜ちゃんもメール?」
「そういうたら、由子とルームシェアしたんは言うたけど……」
「四人でつるんでるんは、言うてなかったなぁ……いや、だからってやで? どっちかにだけ連絡するんはどうやろなぁ?」
「同じ連絡で両方するよりは、効率的やと思うけどな」
「恭子、顔怖いで」
「怖ないわ!」
「交互やったりなんやったりで、そのうちくるやろー? それより、この中で関西の試合見たことある人ー」
「…………」
「…………」
「まぁそうよねー。うち、恭子、怜、竜華はないのよー、っと」
「ちょちょちょ、勝手に送りなや!」
「そうやで! 聞かれたらこっちから言うわ!」
「でも一回で済ませたほうが……」
「いやー、京のことやし、四人の分送ったら、四人一緒にいるて気づいて、ほならメールは四人のうち一人でええかなーって思うんちゃう?」
『…………ありうる』
「メールの確率増やすためにも……」
「ここは、伏せとくほうがええやろな……」
「異議なしなのよー」


~関西プロ

「こん中で熊倉先生知ってるんは――」
「私と野依プロでしょうね。利仙は、聞いたことがありましたか?」
「いえ。赤土プロの社会人時代の牌譜は見たことありますが、そのときのスカウトが熊倉先生だった、というくらいしか」
「俺とこでは、監督がちょっと話題にだしてたくらいですかね」
「うちでは言うてなかったな」
「まぁ、ご自宅で仕事の話もなんでしょう。指導に来ていただいたならともかく」
「公私!」
「とはいえ、偏った人選のパーティのとき、少しだけ顔をだしておられましたよね?」
「日本麻雀連盟の役員に、顔見せでしょうね」
「どんだけ顔広いんや……」
「まぁ長くやっておられますからね」
「妖怪!」
「の、野依プロはあんま好きやない感じなんやろか……」
「微妙!」
「まぁ、尊敬はしてるんですが、相性の問題でしょうね……」
「書き込みにもありますね、1000年生きてるとか」
「南浦プロ?」
「前後を見ると、そんな感じですね……最後は大沼プロでしょう」
「年とっても付き合いあるんは面白そやなぁ」
「愛宕雅枝プロよりも、もっと前の時代ですからね……当時の牌譜も、ほとんど残っていませんよ」
「古事記!」
「どんだけ前やねん……」


~関東プロ

「先生はまだ宮守に?」
「春の間はそのはずです」
「ってことは、夏には移動か~」
「一ヶ所に滞在すること、あんまりないみたいだよね……困ったおばあちゃんだぞ☆」
「皆さんは打ったことがありまスカ?」
「あるよ……」
「まぁ、うん……勝てるには、勝てるんだけどねぇ……」
「なんていうか……難しいんだよねぇ、場が」
「私のときは、パワープレイだったけど」
「タイプが違った?」
「そこ! そこなんだよ、あの人の怖いとこは……」
「柔軟というか、上手いっていうか、乱れるっていうか……」
「四人しかいないのに、あの人だけ何十人もいるみたいな打ち回しで、的が絞れやしねーっていう……」
「……進化した京ちゃんみたいですね」
「!」
「それ、だ……?」
「いや、まぁ、京太郎はそこまで……けど、もしかしたら……」
「そこも微妙なのでスネ……」
「まぁ京ちゃんの麻雀はまっすぐだから。性格と一緒で」
「ドSだけどね」
「だがそこがいい」
「同意」
「ちょっとそこ!」
「未成年らしからぬ話しない!」
「これだから最近のルーキーはよ~」
「……皆さんがウブすぎるのデハ?」
「しっ、メグ……」
「そのことには触れない、業界の掟……忘れたの?」
「ソーリー、失念していまシタ……」
「聞こえてるからね?」ニコッ
「」

先に指導してから大学行くと思います
指導がありますので、って帰るパターンでもいいですが

失礼、昨日は思いっきり寝てしまった
今日は19:30からで

哩さんは関与しに行かなくても、連絡くれると思います
どっかで関われば、なんやかんやしたいと思います(未定)


~4月第三週火曜、朝

京太郎「今日は哩さんの誕生日だ。無事にプレゼントは届いたかな」

京太郎「まぁ使えるのは来年からだけど、あのデザインはすごくよかったし、贈れるのはあのときしかなかったんだよなぁ」

京太郎「っていうか、とっさに贈ったけど、気に入らないデザインだったらどうしよう……」

京太郎「悩んでも手遅れだが……お叱りを受けたら、お詫びしておかないとな」

京太郎「さて――今日も一日頑張ろう」


>登校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ

安価↓1 コンマ一桁


>ルーラ

京太郎「こっちの修行もしておかないとな……いざ師匠と行動するとき、置いて行かれると困るし」

京太郎「とはいえ、朝からこれは……はぁ、堪えるなぁ……」

モブ子「朝から疲れてるとか、いやらしい……」

京太郎「そういうことにも縁があればなぁ」フゥ

モブ子(それはひょっとしてギャグで言っているのか?)

京太郎「んじゃ、俺は教室行ってるから、お前も遅れんなよ」

モブ子「いや、一緒に――ぃっ!?」

京太郎「じゃあの」

モブ子「き、消えたっ……いやー、相変わらず人外離れしてんねー、あれ」


~4月連休、昼休み

京太郎「さて、お昼だな」

ネリー「今日は?」

ハオ「楽しみです」

京太郎「…………ハオ?」

ハオ「はい」

京太郎「いや、クラスが……」

ハオ「ネリーにだけお弁当をあげるのは、いかがなものでしょう」

ネリー「だって同じクラスだもん、ねー?」ベター

京太郎「うーん、でも確かに……隣のクラスから来てくれたのに、追い返すのもなんだよなぁ」

ネリー「むー」

ハオ「京太郎、優しい……」

京太郎「まぁ今日は――ほら、ちょっと多めに作ったサンドイッチだからな」

ネリー「すっごーい!」

ハオ「これはおいしそうですね、とても」

京太郎「お茶も色々と用意できるから、好きなのを言ってくれ」

ハオ「ではウバを」

京太郎「了解」

ハオ「その、できましたら……執事らしく……」モジモジ

京太郎「――失礼いたしました。お嬢様。ウバティー、かしこまりました」

ハオ「はうっ」クラッ

ネリー「京太郎で遊ばないのっ」

ハオ「遊んでいません。これも彼の修行です」デレデレ

ネリー「表情がウソついてるよ!」

京太郎「ネリーお嬢様も、どうぞ……こちらのミルクティーは、サンドイッチともよく合いますよ」

ネリー「…………うん、ありがとう」デヘー

ハオ「どうですか、ネリー?」

ネリー「仕方ないよね、修行だもんね」

ハオ「はい、仕方ありません」


明華「…………はっ! なにやら、置いて行かれているような……」


京太郎「ゆっくりお召し上がりください、お嬢様方」

ハオ「はぁ、こういう優雅な気分もよいものですね……」

ネリー「京太郎、優しいよぉ」ムシャムシャ

京太郎「お口元に汚れが」フキフキ

ネリー「わむぅ」

ハオ「あざといっ!」

ネリー「ぐ、偶然だよっ」

京太郎「?」


京太郎「それでは、私は後片付けがありますので」ペッコリン

ハオ「……はっ! しまった、これでは食後に京太郎とイチャつけ――遊べませんっ」

ネリー「すぐ戻ってくると思うよー」

ハオ「いえ、ここは片づけの手伝いなどして、家事もできるところをアピールしていきます。では」

ネリー「ふぅー、お腹いっぱい……明日はなにかなぁ」キラキラ


京太郎「多めに作ったけど、三人ならすぐだったな……明日も来るなら、明日からも多めにしておくか」

京太郎「さーて、片づけ終わりっと」


>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>教室、ネリー

京太郎「ただいま戻りました、お嬢様が――あれ、ネリーだけか?」

ネリー「執事おしまい?」

京太郎「いや、そういうことでも……ネリーお嬢様、ハオお嬢様は?」

ネリー「キョウタローのお手伝いするんだって」

京太郎「来なかったけど……行き違いになったか。仕方ない、探してくるよ」

ネリー「えー」

京太郎「……ま、そういうわけにもいかないよな」

ネリー「うんうん」

京太郎「それじゃ、食後のお茶にしよう。なにか食べるか?」

ネリー「お茶だけでいいよー」

京太郎「かしこまりました。では、そちらでお待ちください」

ネリー「見てる!」

京太郎「そうか? 退屈だぞ?」

ネリー「そんなことないよっ。淹れ方覚えたら、キョウタローに淹れてあげられるもんっ」

京太郎「――お嬢様にお茶を淹れていただくなど、って言ったら?」

ネリー「おじょーさまめーれーするよ!」

京太郎「なら仕方ない――ではお嬢様、手順通りにやっていきますので、ご覧になっててください」

ネリー「普通にして?」

京太郎「……なら、見てろよ、ネリー。おいしいお茶の淹れ方、ちゃんと覚えるんだぞ」

ネリー「はーい!」


・ネリー好感度+1


ネリー「結論、お茶は淹れてもらったほうがおいしい!」

京太郎「……ま、いいか。これからも俺が淹れてやるからな」ポンポン

ネリー「えへへー」


~4月第三週火曜、放課後

ハオ「…………」ズーン

明華「ハオはどうしたのでしょう?」

京太郎「あー、実は……」

ネリー「お昼にねー」

 少年少女説明中~

明華「な、なんてうらやま……私も呼んでください!」

京太郎「クラスのお付き合いがあるかな、と。それにほら、先輩を呼びだすなんて、あまりにも失礼ですし……」

明華「京太郎なら許しますから!」

京太郎「……はい。では、機会がありましたら」

明華(……これは、自分から行くべきでしょうか……うぅ、しまった……呼ばれなければ訪ねられないじゃないですか、これでは……)

京太郎「なにを難しい顔、してるんだろう……」

ネリー「それよりハオだよ。どうして帰ってこなかったのかな」

ハオ「いえ、先生にちょっとした用事を頼まれて……」

京太郎「そっか、お疲れさん……手伝いに来てくれようとしたのに、悪いことしたかもな」

ハオ「京太郎のせいではありません。それに、お昼がおいしかったですから、それで十分です」

京太郎「ハオはいい子だなぁ」

ハオ「そ、そうでしょうか」テレッ

ネリー「ネリーは!」

京太郎「ネリーもいい子だぞ」ヨシヨシ

ネリー「むふー」ワーイ

明華「わ、私は!」

京太郎「……明華先輩は、裏表のない素敵な先輩です」

明華「なんか二人と違います!」

京太郎「冗談です。素敵なレディだと思っていますよ」

明華「ほんとですかぁ……? むー、いまいち信用できませんっ」プイッ

京太郎「あっ……ほ、本当ですっ、すいませんっ……」

明華「なら、ネリーのようにしてくださいな」

京太郎「これですか?」ナデナデ

ネリー「ふふー」

明華「それです」

ハオ(あざといっ)

明華(なんとでも言いなさい!)

京太郎「では、失礼しまして……明華先輩は、いい子ですね」ナデナデ

明華「ふぁ……///」

ハオ「ぐぐぐ……」

アレクサンドラ「…………わかってると思うけど、練習始まってるからね?」

京太郎「よし、今日も頑張りますよ!」

明華「私もやる気が出来ました!」

アレクサンドラ「現金な……」


アレクサンドラ「まぁいいわ……やる気になったなら、先に一年生の指導から入りましょうか」

明華「」ガタッ

ハオ「」ガタッ

ネリー「」ガタタッ

アレクサンドラ「……キョウタロウ」

京太郎「またですか……」


>通常行動、一年指導
1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 メンバー好感度(一人選択)+1

安価↓2


>協力指導、ゾロ目

京太郎「なら、また誰かと一緒に、一年を指導しますね」

アレクサンドラ「そ、そう……じゃあ、誰とにする?」

明華「今度こそ……今度こそ……っ」

ハオ「監督なんかに……」

ネリー「負けないもんっ……」

京太郎(いや、なんかって……)


>相手選択 四人から一人
安価↓2


>ネリー

京太郎「じゃあ――ネリー、行くか」

ネリー「うんっ、頑張るね!」

明華「希望が……」

ハオ「神も仏も……」

アレクサンドラ「……じゃ、行ってらっしゃい」

京太郎「? 監督、怒ってます?」

アレクサンドラ「べ、別にっ! あーもうっ、いいから早く行ってきなさい!」

京太郎「は、はい! すいません! 行くぞ、ネリー!」

ネリー「ガッテンショウチ!」

京太郎(どこで覚えたんだ……)


アレクサンドラ「……あー、しまった……我ながら、なんという……」

ハオ「やれやれです」

明華「あの鬼の監督が、よくもまぁ」フフッ

アレクサンドラ「誰が鬼か。そして鬼相手だとしたら、相当余裕ね、あんた」


京太郎「指導か……とりあえず、普通に打てば大丈夫だよな?」

ネリー「そうだよね。どれくらい強いかわかんないと、教えようがないし」

一年ズ「」


・雀力+2
・ネリー好感度+2


京太郎「ふむ……なるほど、だいたい全員の実力は、なんとなくわかった……」

ネリー「そう?」

京太郎「一応、数字とグラフ化してみたけど、こんな感じだと思う」

ネリー「ふんふむ……それじゃ、この子とこの子は一軍候補で、今後は重点的に打とうね!」

一軍候補一年「」

京太郎「こっちの子たちは、もう少しだな……優しく、検討しながら打とう」

検討組「やったぜ。」

京太郎「残りは、もう少し頑張らないとな……けど、さすがに入学したころの俺の、二十倍くらいは強いな」

残り一年「えっ」

京太郎「……知らないのかもしれないけど、俺は本気で弱かった……けど、練習次第でいくらでも成長できる、そう信じて練習してるんだ」

京太郎「みんなも、いつかはネリーに勝てるくらい強くなる。大事なのは諦めないことだ……一緒に頑張ろう」

一年ズ「は……はいっ!」カンドー

京太郎「さて――じゃ、戻るか」

ネリー「うん……ね、キョウタロー?」

京太郎「ん?」

ネリー「キョウタローは……やっぱりすごいねっ、かっこいいよ!」

京太郎「はは、ありがとな」


京太郎「――という感じです。今後の方針としては」

アレクサンドラ「ふーん、なるほどね……」

明華「ちなみに私たちは――」

ハオ「私たちで練習したり、二、三年の非レギュラーと練習したり、そんな感じでした」

ネリー「誰に言ってるの……」

アレクサンドラ「とにかくお疲れさま。それじゃ、いつもの練習に戻ってちょうだい」

京太郎「はい!」

アレクサンドラ「元気ねぇ……」

京太郎「やっぱり練習は楽しいですからね。指導も新鮮ですけど、俺自身、もっと強くなりたいですし」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (プロ、アレクサンドラのみ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇
(プロに勝利すれば好感度+1。やや手加減以上なら+3、その場合は四回判定のみ。本気なら勝敗問わず経験値+10)
 D大学 成長関連はAの対局と同じ。大学組と試合ができる

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学に差し入れ Aに準拠

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(在校生から一人、遭遇判定で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・監督好感度+1
 C大学 雑用1~3、執事1、アポ相手&もう一人(大学組)選択可能、好感度それぞれ+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>大学で練習


京太郎「さて、それじゃ今日も――お?」ブイーン

京太郎「……すいません、失礼します」

アレクサンドラ「またサトハは……」

ハオ「これだからサトハは……」

明華「本当にサトハは……」

ネリー「サトハずるい!」

京太郎「風評被害!」

京太郎「えーっと、電話か……」

>相手選択 大学四人から一人選択
安価↓2


>哩

京太郎「智葉先輩じゃなくて、哩さんですよ」

アレクサンドラ「……前もそうだったわよね?」

京太郎「そうでしたっけ?」

ハオ「怪しい……」

明華「京太郎は、哩とどういった関係なのですかっ!」

京太郎「ええええ……先輩後輩、でもないし……ひとまずは友人、ですかね……」

ネリー「お友達?」

京太郎「ああ……と、俺は思ってるけど……」

アレクサンドラ「どう思う?」

ハオ「京太郎の認識が大事です。それならば問題ないかと」

明華「とはいえ、この呼びだしで、また大学のほうに……」

ネリー「でも止めたら、京太郎かわいそう……」


京太郎(……なんの会議をしてるんだろうか……)

京太郎「おっと……はい、もしもし。京太郎です」

哩「あ、ああ、もしもし……その……えと、白水、です……」

京太郎「どうしたんですか、哩さん……?」

哩「あやっ、あ、あんなぁ……今日は、大学ば来られんかち思うて、電話しよったとやけど……」

京太郎(んー……なんか会議に夢中みたいだし、大丈夫かな)

京太郎「大丈夫だと思います」

哩「そ、そうかっ……なら、待っとるけん……あ、あっ、それと!」

京太郎「はい?」

哩「あの……今朝な、京太郎ん名前で荷物ば届いて……」

京太郎「――あ、届きましたか。よかったです」

哩「そ、それやと、これはやっぱい――」

>返事選択
1 誕生日おめでとうございます
2 日頃の感謝を込めて、ささやかながら
3 気に入らなかったら、申し訳ないです

安価↓2


京太郎「誕生日おめでとうございます、哩さん」

哩「~~~~~っっ!」

哩「あ、ああ……あぃ、がとっ……ありがとな、京太郎っ……」

哩「いや、そのな、ちぃっと不安やったと……特別祝ってもらおうとか、そういうんじゃなく……」

哩「誕生日、教えとったのに、スルーされたらさすがに……とか、教えるの忘れてたか、不安になったりとな……」

京太郎「すみません、事前に、誕生日そろそろですね、くらいは言ったほうがよかったかもしれません」

哩「い、いやっ、そげんことなか! その……こ、こういうサプライズなんも、よかよ……」

哩「それにしても――中身には、ちっとびっくりしたけどな」フフッ

京太郎「あー、なんかすいません、使えないものを送ってしまって……」

哩「えっ……あ、ああ! そう、そうやね! 私らまだ、未成年やし!」

京太郎「……哩さん、まさか……」

哩「の、飲んどらんて、ほんなこつ! そのっ……二十歳になったら、開けて四人で飲もうち思うとる、とっておきはあっけど……」

京太郎「ははっ、わかってますよ。冗談です……そのときにでも、お送りしたのを使ってくださると嬉しいです」

哩「ああ、それまで大事にしとくけん……」


>返事選択
1 デザイン的には問題ありませんか?
2 そのときには、お酌させていただきます
3 割れちゃったら大変ですね

安価↓2


京太郎「そのときには、お酌させていただきます」

哩「あ――そ、そいは……嬉しかなぁ……ふふっ」

京太郎「もちろん、ツマミもご用意します。アテになりそうなものは、いまも色々と習ってるところですし」

哩「うん、期待しとうよ……はぁ、嬉しかぁ、ほんとに……」

京太郎「あ……もしかして、俺が本当に忘れてそうって、思ってました?」

哩「……ま、まぁ、その……ちっとは、な?」

哩(……三人に散々脅されたせいやけど、それは言えんしなぁ……)

京太郎「まぁさっきも言いましたけど、連絡してませんでしたしね……」

哩「言うても、今日までに色んな相手の誕生日ばあったとやろ?」

京太郎「はい」

哩「そんときは……どうしとった?」


>返事選択
1 何度か連絡してましたね
2 だいたい、当日にプレゼントが届く感じです
3 プレゼントがご用意できず、当日の連絡だけのときもあります

安価↓2


京太郎「まぁ――だいたい同じですね。当時にプレゼントが届く、という感じで」

哩「そか……なら、なるべく今後は、先に連絡ば入れとくんが、よか思う」

京太郎「あー……はい、すいません」

哩「い、いや、あんな……別に、怒っとうわけやなかよ?」

京太郎「はい。俺のために言ってくれてるのは、わかります……ありがとうございます」

哩「ん、ならええよ」

哩「サプライズが嬉しか、っちゅうこともあるし、どっちが正義いうこともなか」

哩「私が京太郎のことば、あんまよう知らんから、不安になっとっただけかもしれんし……」

哩(大半は三人のせいやけどな!)

京太郎「わかりました」

哩「うん……それじゃ、待っとるけん」

京太郎「えっ」

哩「……練習、しにこんと?」

京太郎「あ、ああ! そうでしたっ、はい、お伺いします!」

哩「ふふっ、慌てんぼさんやね……焦らんでよかよ。ゆっくりおいで」

京太郎「はい、では後ほど! 失礼します!」


京太郎「はー、あぶね……誕生日の挨拶だけで、忘れるとこだった……さて、それじゃ――」

ハオ「毎度ついていくのも、気は遣います」

アレクサンドラ「でもサトハはいるのよねぇ……」

明華「監督は行かないからいいでしょうけど、智葉以外は知らない相手なんですよ、一応」

ネリー「名前とデータと評判くらいだよねー」

アレクサンドラ「私がここ空けたら、理事の人たちにすっごい怒られるからね……まぁ仕方ないのよ」

京太郎「……まだ会議中か。一応、手紙だけ残しておこう……では、行ってきます(小声)」


哩「はふぅ……ふふっ、初めて男からプレゼントもらったなぁ……大事にせんと、罰当たるばい」ウンウン

智葉「なにをブツブツ言ってる、哩」

哩「ふぁひっ!? や、いやっ、なんでもなかよ!」

菫「誕生日で浮かれるのもわかるが、祝いは夜だ。それまでは集中しておけ」

巴「菫さん、部のお誕生日でも、そんなに厳しかったんですか?」

菫「い、いや、そんなことは……あったかも……」

智葉「そんな感じだな、お前は」

菫「そういうお前こそ――」

哩「……はいはい、ケンカせんで……そろそろ来るやろうし、おとなしゅうしとったがよかよ」

智葉「……なに?」

菫「そろそろ……」

巴「来る……?」

哩「おっと……ま、直にわかっし一緒か」


・哩好感度+9 (プレゼント込、電話分)


京太郎「――ちょっと遅くなったな」

京太郎「……失礼します! 京太郎です!」コンコン


智葉『……ほんとに来たぞ』

菫『誕生日だからと、呆れ果てたやつだな』

哩『そっ――ん、な……ことは、なくは……ない、けど……』

巴『まぁまぁ、いいじゃないですか。これまでも何度か呼んでしまってたんですし、京太郎くんも断ろうと思えば断りますよ』

智葉『まぁ……』

菫『京太郎くんが断るか?』

巴『……え、と……ど、どうしても外せない用があったりすれば、その……たぶん……』

哩『無理やり呼んだんじゃなかぁっ!』


京太郎「……なんか大変そうだ」

>行動選択
1 先にケーキを焼いてくる (どこでって? 執事だし、どこでも焼けるでしょ?(錯乱))
2 庇いながら入室
3 聞いてなかった振りして入室

安価↓2


京太郎「ふーむ、ひと言挨拶してからと思ったけど、取り込み中なら先にケーキを――どこで焼くかな」

虜先輩「あ、あの、京太郎様……」

京太郎「」

虜先輩「そんな顔なさらずに! あの、もしかして台所か厨房をお探しなのでは……?」

京太郎(なんでわかんの!?)

虜先輩「でしたら、学食の自炊用キッチンをどうぞ。ご案内いたします」

京太郎「そんなのがあるんですか」

虜先輩「はい。コンロと流しくらいなのですが、学食の厨房で使われていなければ、オーブンなんかも使えますので」

京太郎「それじゃ、お願いします」

虜先輩「はい、よろこんで……それで、その――」

京太郎「はい?」

虜先輩「よ、よろしければ……作業のあとで構いませんので、ま……マッサージを、いただけましたら///」

京太郎(あかん)


>ケーキの出来栄え
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


>成功

・執事+1

京太郎「――よし、完成っと。生地を冷ます時間は、あれやこれやして、短縮できました」

京太郎「……こっちの人は、どうしとこうか」

虜先輩「んっ、あっ……はぅっ、あっ……んぅっ……」ビビクンッ

京太郎「……あの、部室に戻られます? どこか、休める場所に連れて行きましょうか?」

虜先輩「ひゃふっ……あ、へ……平気、れふ……す、少ししたら、医務室で、休み……ま、ひゅ……んっ……」

京太郎「――では、医務室まで、お連れします。少し触りますね」スッ

虜先輩「ひあぁぁっっ!? い、まぁっ……び、敏感、でっ……くふぅっ……」

京太郎「つきましたよ」

虜先輩「……えっ」

虜先輩「えぇっ!?」

京太郎「では、失礼します」ペッコリン

虜先輩「あ、はい……えっ」

医療事務員「……どうぞ、学生証の提示をお願いします」

虜先輩「あ、はい……えっ」

医療事務員(……さっきの執事は、見なかったことにしておこう)


~部室

京太郎「さて、そろそろ終わったかな……?」

京太郎「あ、そういえばさっき、声かけたんだった……大丈夫かな」

京太郎「し、失礼しまーす」ガチャッ


智葉「…………遅かったな」

京太郎(めっちゃ怒ってるうううううううううう!?)

巴「声かけて、ノックまでしたのに入ってこないし、いなくなってるし、心配したんだよ?」

京太郎「う――す、すいませんっ」

菫「――目撃情報では、うちの先輩と学食でイチャついていたとか。あまり小言は言いたくないが、仮にも学生が――」

京太郎(違うんですうううううううううう! けどだいたい合ってるううううううっ、うわあああああああああ!)

哩「……なんか、無理やり呼んで、すまんかった……」ウルッ

京太郎「無理やりなんてっ……そんなことないです、哩さんっ」

哩「けど、どっか行って……もしかして、帰ったんや、なかかと……」

京太郎「違うんです! あの……ほら、夕方も結構回ってますし、そろそろ小腹が空く頃かと思って――」

智葉「思って……?」ユラァッ

京太郎「」ゾクッ

京太郎(か、刀の幻覚が……)アワワワ

京太郎「そ、その……バースディ、ケーキを……」カタカタ

智葉「……買ってきたのか?」

哩「え、ほ、本当にっ?」

菫(……京太郎くんが、ケーキを買う?)

巴(SOA)


京太郎「いえ、学食の一角をお借りして、焼いてきました」ペカー

智葉「」

哩「」

菫「だろうな」フッ

巴「それでこそです」ウンウン

智葉(なんだこの反応(愕然))

哩(おかしか! 絶対おかしかああああ!)

京太郎「本当は料理も、と思ってたんですが……その、夕方は……」

智葉「ああ、仕事だからな……まぁ大丈夫だ」

菫「辻で、だいぶおまけしてもらってはいるが……席を押さえてもらっている」

巴「そのとき、よかったら振る舞ってあげて?」

京太郎「そうだったんですか」

哩「ん、まぁ……私ん誕生日が、京太郎に忘れられとった、保険みたいな感じで――」

京太郎「? そんなわけないじゃないですか、ねぇ?」

哩「へ? いや、けどこいつらがそう――」

京太郎「……はぁ、なんでそういうこと言うんですか、三人とも」

京太郎「哩さん、先輩方は、そんな理由だけで友人の誕生日を祝うような方たちじゃありません」

京太郎「俺がどうこうっていうのは、きっと哩さんが不安そうだったからからかっただけで――」

京太郎「俺が事前に連絡していても、席を取って、お祝いをしてくださいましたよ」

哩「……ほ、本当、に……?」

京太郎「当然です。確かに日頃は、からかったりなんだったりするかもしれませんけど、この人たちは親しい友人以外に、そんな態度を見せる人じゃありませんし」

京太郎「なにより――優しい、自慢の先輩方ですから」

巴「……あれ、なんだろう……すごい、良心の呵責が……」

菫「……すまない、哩……反応が楽しくて、いつも……からかって、悪かった……」

智葉「……そういうことを、いちいち説明するな……本当に、気の利かない後輩だなっ……」カァッ

哩「み、みんなぁ……」グスッ

京太郎「俺もお店で、お待ちしています。で、こちらは前祝ということで、どうぞ……」

哩「はぁぁ……店売りのもんかと思うほど、綺麗な出来ばい……」

京太郎「どなたか、ロウソクの火をお願いします。部屋暗くしますので」

智葉「あ、ああ……」

菫「せっかくだ、私がお茶を淹れよう」

京太郎「いえ、もう入ってます。歌い終わって、ケーキカットするころには蒸らしが完成するかと」

菫「」

巴「ふふっ、相変わらずだね、京太郎くんは」

哩(いや、その反応はおかしか……)


四人「ハッピバースデイ、トゥーユー」

哩「ふぅ~~~~~~~~」

菫「改めておめでとう、哩」

智葉「一番乗り、だな」

京太郎「あれ、巴さんは……あ、そうか」

巴「3月、あれで18歳だよ?」

京太郎「そうでした」

智葉「私も1月だし、次は菫だな」

菫「来週だしな、今日まとめてくれても構わない」

哩「いや、そいはいかん! 私ん誕生日ば祝ってもろて、そっちをないがしろにはできん!」

菫「ふふっ、そうか……なら、期待しておこう」

京太郎(……あ、やべ……菫さんのプレゼント、まだ買ってない……よな?)

菫「……どうした?」

京太郎「いえ、別に」

京太郎「ではどうぞ、哩さん……あ、いまさらですけど、チョコレートお嫌いではありませんか?」

哩「ああ、平気や……」

菫「母校では、随分と後輩からもらったようだからな」

智葉「お前もな」

巴「智葉さんもでは……」

京太郎「そういえば、菫さんも巴さんも、その節は――」

菫「こちらこそ……って、いまはいいだろうっ」

巴「今日の主役を放っておくのはいけません」メッ

京太郎「はい」

哩「まぁまぁ、気にせんでよか。そいよか……さっそく、一口いただいて――」サクッ

哩「」

京太郎「――どうぞ、お茶です」

智葉「……おい、動きが止まったぞ」

巴「あー」

智葉「あーってなんだ!?」

菫「京太郎くんの気合が入ったお菓子をまともにもらってはな」フッ

智葉(こいつらはなにを言ってるんだろう……)

哩「ふ、ま……ふまぁぁ……」キラキラキラ

京太郎(やったぜ!)


あかん、練習しにきたことを忘れそう……
とりあえず、ケーキ食べたら練習、その後辻で誕生日
そこから夜行動、という流れで
夜行動に辻を選んだら誕生日会、というのでもよかったけど、せっかく大学行動にして絡んだし、普通にイベント入れてあげないとですね

23:00くらいから、対局開始です
本日は対局まで、ということで
ちょい休憩をば


智葉「はぁ……あのな、ケーキくらいでそんな――」

哩「ら、らっへ……こんら、おいひぃ……」トローン

菫「まぁ仕方ない」

巴「お口の肥えた方たちでもないと、大変ですから」

智葉「あのなぁ、そんなはず――」パクッ

智葉「」

智葉「っっ……ぁっ……な、なか、なかっ……だっ……ぁんっ……」ビクッ

京太郎「どうぞ、お茶を」

智葉「っ……お前、な、なにか……変なものをっ……」ビクビクッ

京太郎「誤解です!」

菫「ふっ、京太郎くんを侮るな」

巴「そうです、それが普通なんです」

智葉(なんでお前らが偉そうなんだ! っと……つ、突っ込みたいっ……ぐうっっ……)ビビクンッ

智葉(うちで、お父さんたちに腕を披露したときよりも、格段に上じゃないか……っ)

菫「うん……っ……や、やはり……おいしいっ……」

巴「普段のより、誕生日とか記念日とか、特別な日は出来栄えが違うよね」

京太郎「大事な日ですし、ケーキで台無しにはできませんから」

智葉(そう、か……そういえば、和食の本格的な修行は……阿知賀にいたときが、最初だったから……)

智葉(師匠というのは、いったい……どんな、怪物なんだ……)ガクッ


京太郎「さすがにワンホールだと残っちゃいますかね……」

哩「だ、大丈夫っ……もう一個、もらう、け……んっ……あぅっ……」

巴「私ももらっていいかな。久しぶりだから、恋しくって」

菫「わ、私も……」

哩「そういや、うちの体重計が――」

菫「や、やっぱりやめる!」グスッ

京太郎「大丈夫です! 菫さんはスレンダーですからっ!」


~ようやく麻雀

京太郎「さて――遅くなりましたけど、麻雀しましょうか」

哩「んー……ああ、そうやったねぇ……」

巴「おいしくて、もう満足しちゃった……」

菫「私も――いや、だめだ! ここで糖分を使って、少しでも燃焼しないとっ……」

智葉「っ……卓に、つけっ……恥をかかせた恨み、晴らしてやろうっ……」

京太郎(なんか理不尽な……)


>相手選択 四人から一人
安価↓2-4


>巴、哩、智葉

京太郎「それでは、よろしくお願いします」

巴「はい、お願いします」

哩「よろしく」

智葉「覚悟しろ……」

京太郎(なんか殺伐としてる……)

菫「以前のリベンジで、巴は仕方ない……哩も今日の主役……やる気だった私と智葉、なぜ智葉が……」ブツブツ

菫「このままでは燃焼が……燃焼がぁ……」

京太郎(あとでお相手しますからっ……あ、そうだ)

京太郎「どうぞ、こちらプーアール茶です。代謝の促進とかに、いいそうです」

菫「代謝……燃焼……あ、あぁ……やっぱりぃ……」グスッ

京太郎「!? ち、ちがっ、そうじゃなくて――」

智葉「よそ見している場合か?」クックック

巴「しばらくそっとしといてあげて、そのうち元に戻ると思うから」

哩「いつものことったい」

京太郎(あんたが体重計とか言うからでしょおおおおおおお!)

京太郎「はぁ……」


>対局回数
1 四回
2 二回

安価↓1


>四回

京太郎「――大丈夫ですよ、菫さん」

菫「どうして、私じゃダメなんだ――って、え?」

京太郎「誰かを飛ばして、すぐに終わらせます――そしたら、交代ですから」

菫「きょう、たろう……くん……」ポー

哩「いや、東風戦にしたら飛ばさんでも交代できっとやろ」

智葉「それにも気づかんとは……ふっ、今日のお前は隙がありそうだ」

巴「あ、また勝てちゃいますかね?」

京太郎「」

菫「う……うわあああああああああああああん!」ブワッ

京太郎「菫さんが壊れたああああああああああ!」


京太郎「うぅ、こんな状態で勝てるのか……」

対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 ↓1+57【六女仙・祓】バフ半減→反転
哩 ↓2+97
智葉 ↓3+135
京太郎 ↓4+111+50【八咫鏡】バフ倍

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 93+57=150 放銃
哩 88+97 ゾロ目ロン
智葉 79+135=214
京太郎 9+111+50=170

打点37→73 子:5200

巴25000→19800
哩25000→30200
智葉25000→
京太郎25000→


京太郎(うぐっ……配牌が……)

智葉「顔にだしすぎだ、バカ」

京太郎「すいません!」

巴「まぁまぁ、そう厳しく言わなくても」

哩「ロン」

巴「あっ」

智葉「くっ……あのバカから直取りしてやろうと思っていたのに……」

巴「すいません……」

京太郎「すいません……」

哩「誕生日のお祝いやろ? 京太郎と智葉からももらうけんね……」

菫(楽しそうだなぁ……くっ)


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 ↓1+57【六女仙・祓】バフ半減→反転
哩 ↓2+97
智葉 ↓3+135
京太郎 ↓4+111+50【八咫鏡】バフ倍

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 13+57=70
哩 60+97=157
智葉 8+135=143
京太郎 31+111+50=192 ツモ

打点94→49 子:700、1300→【無敗劣】→子:800、1600

巴25000→19800→19000
哩25000→30200→28600
智葉25000→24200
京太郎25000→28200


京太郎「ツモ――800、1600です」

哩「はぁーあ、親の主役からしっかり毟り取りよるねぇ……」

京太郎「あぅ、すいません……」

巴「大丈夫、悪くないからね」

智葉「まぁ――庇うつもりはないが、勝負と誕生日は別だ。まさか接待しろとは言うまい?」

哩「ま、な」

菫「頑張れ、京太郎くん……南入りだ、飛ばしてくれぇ……」ギュゥッ

京太郎(必死に祈っておられる……なんかすいません)

哩(怖い)

智葉(なにがそこまで菫を掻き立てるのか……)

巴(京太郎くんと打ちたいんですよね、わかります……)


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 ↓1+57【六女仙・祓】バフ半減→反転
哩 ↓2+97
智葉 ↓3+135
京太郎 ↓4+111+50【八咫鏡】バフ倍

打点↓5

巴25000→
哩25000→
智葉25000→
京太郎25000→


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 48+57=105 放銃→キャンセル
哩 50+97=147
智葉 36+135=171【一閃】
 二局連続で上がる相手の、二局目にカウンター。打点は1.5倍
→反転
 カウンター返され、打点は1.5倍キープ
京太郎 84+111+50=245 ロン

打点75→57→【カッパーシュート】→【一閃】→129 子:8000→【無敗劣】→子:12000

巴25000→19800→19000
哩25000→30200→28600
智葉25000→24200→12200
京太郎25000→28200→40200


京太郎「…………」ピクンッ

智葉(……張ったか。なら、合わせてやる……)トンッ

京太郎「――ロン」

智葉「なっ――」

京太郎「12000です」

智葉「!?」

菫(いまのは……私が射抜こうとしたのを返した、それと同じ類の……?)

哩「ふむ……」

巴「智葉さん?」

智葉「……ああ、いや……なんでもない。跳満だな」

京太郎「はい……次が、ラストですね」

巴「だ、大丈夫だよ、そんなに簡単に役満なんて出ないから」

哩「とか言いながら狙うんが、巴の怖いとこったい」

京太郎「用心します」

巴「怖くありませんっ!」


対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 ↓1+57【六女仙・祓】バフ半減→反転
哩 ↓2+97
智葉 ↓3+135
京太郎 ↓4+111+50【八咫鏡】バフ倍

打点↓5


一応確認

>終局選択
1 テンパイ崩し
2 五回目

安価↓1

ふむ、鏡が進化したら、反転効果で流局になるなら、ならないor有利な方向に、ということにしましょう
あ、進化条件は夏優勝です。だいたいの反転効果が、京ちゃん有利になる感じです

--------------------------------------------------------------------------------------

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 95+57=152 テンパイ
哩 49+97=146 テンパイ
智葉 82+135=217 △ ノーテン
京太郎 55+111+50=216 △ テンパイ

△が1差、流局。テンパイなので、再判定

巴25000→19800→19000→20000
哩25000→30200→28600→29600
智葉25000→24200→12200→9200
京太郎25000→28200→40200→41200


京太郎「――っ……智葉先輩、テンパイ捨ててですか」

智葉「上がれそうになければ、上がりを潰す……さて、次だな」

巴「京太郎くんも、ラストテンパイは絶対言うもんねぇ」

哩「正直なんはいい男の証やけん」

京太郎「照れます……」

智葉「照れている余裕があるか」

京太郎「」ハイ

智葉「なぁ京太郎……こう見えて私は、執念深い」

菫(こう見えて?)

哩(どっから見てもそうやけん)

巴(聞こえちゃいますよっ)

智葉「さっきのお前の上がりは、私の想定外のものだ……意地でも返してやる」

京太郎「……覚悟しておきますっ」


>和了判定五回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 ↓1+57【六女仙・祓】バフ半減→反転
哩 ↓2+97
智葉 ↓3+135
京太郎 ↓4+111+50【八咫鏡】バフ倍

打点↓5

あー、そうだ、その効果残ってたね……お願い、今回は見逃して、なんでもしますから!
これは進化後のほうがよさそうなんだけど、流局増えるのもなんだし、残しておきます
今後は忘れないようにしよう(戒め)

反転効果で+25から+50になって、その結果が合計値1差=流局、だから鏡の効果で流局、なのよね
前に追加したのは、その結果での流局見逃しを誤魔化すための追加でした、と白状しておきます

-------------------------------------------------------------------------------------------------

>和了判定五回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
巴 59+57=116 テンパイ
哩 81+97=178 △ テンパイ
智葉 42+135=177 △ ノーテン
京太郎 54+111+50=215 ノーテン

△が1差、流局。ノーテンで終局

巴25000→19800→19000→20000→21500
哩25000→30200→28600→29600→31100
智葉25000→24200→12200→9200→7700
京太郎25000→28200→40200→41200→39300


智葉「…………」

京太郎「す、すいません、ノーテンで……」

哩「まぁ、また流局に持ち込んだんはたいしたもんやけど……」

巴「し、仕方ないですよ、これは」

智葉「なっていない!」

京太郎「すいません!」

菫「その辺にしておけ。二つ下におとなげないぞ、智葉」

智葉「くっ……だが、こんな形で……」

哩「まぁ、智葉があんまりしつこく言うけん、京太郎も面倒になったとやろ」

京太郎「ご、誤解ですっ」

巴「京太郎くんはそういう子じゃないよね」

京太郎「巴さん優しい!」ガバァッ

巴「こ、こらっ、いきなりなにっ!?」

菫「や、や、やめないかっ、京太郎くん!」

智葉「……別に、そんな……しつこくとか、そういうつもりじゃ……」


>トップ終了
・雀力+15
・智葉、巴好感度+2
・哩好感度+3(呼び出し電話分)


最後の最後で処理ミスしてしまった……すいません
ともかく、対局は終了で、ここから料亭移動、誕生日会、という流れで
上手くいけば哩さんときめきそう。現在93
そういえば、ステータスを月曜終了時に上げ忘れてました

主要な分だけ

●現在のステータス
 雀力:22→1134 レベル12 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+11
 技能経験値:458

 執事:237→852 レベル9 大成功ボーナス+8
 雑用:231→485 レベル5 大成功ボーナス+4

●女の子好感度
【臨海女子】※女子好感度:130

・辻垣内智葉 44→78(大好き)
・ハオ慧宇  49→81(大好き)
・雀明華   54→93(大好き)
・メガン・ダヴァン 51→56(好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→77(大好き)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→74(大好き)

・弘世菫   23→105(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・狩宿巴   22→142(ときめき) デート1回
・白水哩   59→93(大好き)


 ありがとうございました
 次は明日の予定ですが、ちょっと未定と思っててください
 では、お疲れさまでした


アレクサンドラけっこう頑張って上げてるのにまだ好感度臨海で最下位か
デートに誘うしかないな


>>267
ダヴァン(小声)

21:00~0:00で終わるかな、終わらせたい
20:00開始を目指しつつ、21:00開始で


~4月第三週火曜、夕方

智葉「……まぁいい。そろそろ時間になる、一度帰って支度するといい」

京太郎「そ、そうですね。では、俺たちは店のほうに」

哩「いうても、荷物置きん帰るくらいか」

菫「着替えないのか?」

哩「え、なんかおかしか?」クルンッ

>返事選択
1 素敵なお召し物です
2 裾にほつれが(針を取りだしながら)
3 メイド服などいかがでしょう

安価↓2


京太郎「裾にほつれがございますね」

哩「は――?」

巴「だ、だめだよっ、そんなっ……」

菫「いかん哩! スカートを隠せ!」

哩「へ……ちょ、そげん急に言われても――」

京太郎「大丈夫、一瞬です――」

哩「!?」

京太郎(とはいえ、俺の腕では5秒はかかる――くっっ!)

哩「こ、こらぁあっ! いつまで掴んどう!」バシッ バシッ

京太郎「いたっ、痛いっ、痛いです! 終わりっ、終わりましたから!」

巴「……女の子の穿いてるスカート掴むとか」

菫「ともすれば通報ものだぞ」

哩「通報する!」

智葉「……コントは終わったか? 行くぞ、遅くなると開店に影響する」

京太郎「はい、お待たせしました」

哩「あっさり流して許されるち思うな!!」

菫「すまんな、哩」

巴「先輩として謝罪します」フカブカー

哩「後輩にどんな教育しとる!」

菫「……存分に甘やかすやつがいてな。いまみたいなことがあっても、あいつは喜ぶんだ」ハァ

巴「うちも、京太郎くんには甘くて……」

哩「ほ、ほんまにっ、こいつらはっ……」

智葉「――と言いながら、お前も満更でもなさそうだが」

哩「なっ、なんばいいよっと!」

菫「むしろ不機嫌なのはこっちだったか」

巴「智葉さん、眉間に皺よってますよ」

智葉「そんなことはない」スッスッ

菫(必死に撫でつけるな……)


・哩好感度+2
・執事+1


~4月第三週火曜、料亭

京太郎「ふぅ、俺もまだまだだな……」

智葉「普通はあんな風にはしない……いいか、二度とするなよ、絶対だぞ?」

京太郎「しろってフリですか?」

智葉「す・る・な・よ・?」

京太郎「……はい」

智葉「どうせするなら、気づかれないくらい腕を上げてからにしろ」

京太郎「はぁ……さすがに、師匠みたいにはいかないですね」

智葉「お前の師匠は変態か」

京太郎「なわけないでしょう!」

智葉「!」ビクッ

京太郎「ああいうこともできる、と教えてはくださいましたが、裁縫は普通に、脱がれた衣類をそうされます」

智葉「じゃあなぜやった……」

京太郎「あの場で、哩さんに脱いでもらうほうが問題あるじゃないですか」

智葉「……一理……いや、ないか」

京太郎「難しい……」

智葉「すこぶる単純な話だ、馬鹿者……」


~同、座敷

菫「しかし……ケーキを食べてきたのは正解だったな」

巴「そうですね。いまさらですけど、さすが辻っていう感じのお値段ですし……」

哩「そんな場所ばとってもらえるとは、思わんかった……しかも座敷。いくらくらいするんやろ……」

スッ
智葉「――めでたい席に、しみったれた話はよさないか。まったく……」

菫「ほう、似合うな」

巴「智葉さん、お着物お似合いですね」

智葉「それはどうも」

哩「こっちにはずっとおられんと?」

智葉「まぁ、給仕はこちらに集中させてもらう。ヘルプの仲居さんに入ってもらったし、なんとかなるだろう」

智葉「京太郎には、あとで挨拶に来させる。あっちはあまり顔をだせないだろうが、そこは許してほしい」

巴「お忙しいみたいで、なによりですね」

智葉「……京太郎がいなければ、板場が回っていないだろうがな。本当に助かっている」

菫「聞いたか。会うまではあれだけ毛嫌いしていたのに、やはり会ってしまえばこの様だ」

巴「まぁ予想通りですけど」

智葉「何の話だ!」

哩「まぁ……仕方なかよ。頼りになるもんね、京太郎は……」

智葉「だから私は――」

スッ
京太郎「あの……お取込み中失礼します。板長から、ご挨拶に行って来いと――」

智葉「京太郎!? き、き、聞いていたのか!?」

京太郎「はい?」

菫「面白くなってきたぞ」

哩「主役は私やのに……」

巴「まぁまぁ、お料理がきたらきちんとお祝いしますから」

智葉「面白がるな! 京太郎、いいから板場に戻れ!」

京太郎「ええええ……では、えっと……どうぞごゆっくり。俺も時間があれば、お料理をおだししますので」

哩「ん~、楽しみにしとるけん」

菫「ちなみに今日のおすすめは?」

京太郎「そうですね。山菜よりは、春野菜がいいですよ。あとは魚だと――」

智葉「私が言っておく! 板場が大変だろう、戻っていい!」

京太郎「あ、はい……では、失礼します」

巴「ふふっ、大変だね。怖いお姉さんのことは、私たちに任せておいて」

智葉「と~も~え~っ!」

京太郎「いえ、智葉先輩は怖くありません。優しい方ですよ、とても」

智葉「~~~~~っっ!!」

京太郎「それでは」ペッコリン


菫「赤いな」

哩「真っ赤やね」

巴「暑そうですね」

智葉「っっ……ぐっ、あ、あいつはっ……まったくっ……」ブルブル


~数分後

京太郎「こちら、先付になります。内緒ですけど……ほかのお席のと違って、俺がさっき作らせていただいたものです」

哩「ほう、そいは嬉しか~」

京太郎「あとは、途中の焼き物と天ぷら、最後のお菓子を用意させてもらえそうです」

菫「ここは水物じゃないのか」

京太郎「普段は果物ですけど、今日は特別です。最初に板長にお見せしたときに、和菓子を気に入っていただけたので。あれならお客様にだしても大丈夫だろう、と」

智葉「お父さんは甘味や和菓子屋の商品をチェックするのが趣味みたいなものだからな」

菫「照と趣味が合いそうだな……」

巴「お酒は飲まれないんですか?」

智葉「甘いモノと酒も合う、と言っている」

哩「ふむ、奥が深い……」

京太郎「今度、奈良に行くことがあれば、穏乃の店のお土産、お送りしますよ」

智葉「しず――ああ、阿知賀の大将か」

哩「洋食に洋菓子、和食に和菓子、麻雀に執事――できっことが多すぎっとやろ、京太郎は」

京太郎「いえ、俺なんてまだまだで」

哩「まぁまぁ謙遜せんでよか……将来的に、はまだ早いにしても、一番楽しか思うんは、なんやろ?」

京太郎「一番、ですか……悩ましいですね」

智葉「うちの従業員を、あまり困らせるな」

哩「いやいや、大事なことやけん。特に智葉も、聞きたかやろ?」

智葉「なっ、べ、別に私は――」

菫「私は興味があるな。別に一番でなくてもいいが、いま伸ばしたいと思っているものはどれだろうか」

巴「霊感もあると思いますし……神主の修行とかどうです?」

京太郎「霊――い、いえっ、そういうのは……」ダラダラ

智葉「なんだ京太郎、オカルトは苦手か? ふふっ、可愛いやつだな」

巴「京太郎くんは、ちょっと危ないのを実体験しちゃいましたからね……」

菫「えっ」

哩「はぁ……永水はほんま、恐ろしかとこよ……」

巴「大丈夫だよ。ちゃんとはっちゃんが確認してくれたから。もう影響はないし」

京太郎(思いだしたら怖くなってきた……)ブルッ

京太郎(――と、それよりもさっきの質問だ……)

>返事選択
1 和食(某姉妹、智葉)
2 和菓子(某和菓子屋娘)
3 洋食(某フランス留学生)
4 洋菓子(某照、淡)
5 麻雀(清澄、プロ)
6 執事(その他)
7 神道(某神社関係者娘ーズ)

安価↓2 ()内は上がるとは言ってない


>神道

京太郎(……そうだな、またあんなことがあったら困る……)

京太郎(わざわざ確認に来られたってことは、害がある霊障だったわけだし……)

京太郎(それが俺じゃなく、俺の知り合いに影響を与える、なんてことになれば――)

京太郎「………………」

哩「お、黙った」

菫「そ、そんな真剣に悩まなくても……」

智葉「重いな」

巴「京太郎くん……?」

京太郎「……それなら、神道の修行とか、してみたいですね。いや、神道というか、そういう霊の対処とかで――」

巴「もしもし、霞さんですか? はい、聞きました。そういうことですので、次に永水になったときには――」

京太郎「話聞いてえええええええええええ! 話大きくしないでえええええええええ!」

智葉「…………まったく、行く先々で色んな技術を学んで。移り気なことだな」ムスー

哩「くっくっく……まぁまだ高二やけん、色んなことば経験しよればよか」

菫「れ、霊か……実際、そういうものは実在するのか」

智葉「なんだ怖いのか?」

菫「怖くはない、といえば嘘になる。成仏という概念で考えれば、成仏できてないということは、なにか遺恨があるということだ」

菫「人の剥きだしの害意というのは、それだけで恐ろしい」

智葉「なるほど……」

巴「まぁありますよ、色々と。特にこっち……関東に出てきてからは、本当に多いですよね……」

巴「大昔からの合戦の後とか、お墓とか多いですから仕方ないですけど」ハァ

菫「」

智葉「」

哩「」

京太郎「」

巴「……な、なーんちゃって」

京太郎「シャレになってませんよおおおおおおおおおおおお!」

巴「まぁまぁ。仮にあっても、一ヶ月修行すれば、簡単な除霊くらいならできるようになるってば」

京太郎「えっ」

巴「霞さんにお話ししておいたから、頑張ってね」b

京太郎「」


霞「やったわ」

小蒔「わ、私もお手伝いを!」

春「お祓いなら、専門分野……」フンスッ

明星「……さすがに、別のやり方ですよね?」

初美「はるるなら喜んであっちをやらせそうですけどねー……あ、霞もですかー」

湧「ふ、ふ、不潔です! ふしだらです! 乱れてます!」


憧「………………」

望「私って事務作業は得意なんだけど、そういうのないのよねぇ」

憧「私はっ……」

望「あんたもでしょ。誰かそういうのに優れた婿さん取らないと、うちもやばいのかなぁ」

憧「えっ……」

望「ああ、あんたは京太郎少年とくっついていいから。面倒なのは、お姉ちゃんに任せなさい」

憧「なっ、ばっ――べ、別に京太郎どうこうって言ってないでしょ!!」


・永水勢、あこのぞ+1


哩「うぅ……永水怖かぁ……」

菫「だが、その……か、関東だけじゃないだろう?」

巴「そりゃあ、あの土地柄ですから九州にも色々あります。北九州だって、それはもう――」

哩「やめええええええええええ!」

智葉「誕生日の主役を怯えさせるのは、その辺にしておけ……おっと」

菫「仕事か?」

智葉「ああ、少し手が足りなそうだ。行ってくる」

巴「すみません、忙しいところ」

智葉「気にするな。仕事もできるよう、ここを予約してもらったんだ。三人はゆっくり楽しんでくれ」

哩「そうさせてもらうかな」


京太郎「――はい、女将さん、こっちお願いします。で、智葉先輩はこっち、テーブル奥のお客様です」

京太郎「で、これは――あ、人手が……」

辻垣内父「座敷の分だろ。それで焼きの分はしばらくない、持って行って構わんぞ」

京太郎「でも……」

辻垣内父「なにかあれば、そいつも使えるようになってるから大丈夫だ」

追い回し「そっすよ、兄さん!」

京太郎「だから兄さんは……まぁいいか。それじゃ、少しだけ」


京太郎「失礼します――次の料理をお持ちしました」

菫「ああ、ありがとう」

巴「ふふっ、霞さんたち、楽しみにしてるって」

京太郎「お、お手柔らかに……」

哩「ふーん、やる気はあっとか……」

京太郎「いや、言ってしまって話が進んだ以上は、仕方ないですよ……」

巴「ちゃんと手順さえ覚えれば、危ないことなんてないからね。京太郎くんは霊感あるし、大丈夫だいじょうぶ」

京太郎(それって、間違えたら危ないってことじゃ……いや、やめよう。勝手な想像で混乱を招きたくない)

菫「綺麗な焼き目だな。皮に気泡もない、身にも脂がのっている」

哩「……ん、うまかっ!」

巴「やっぱり和食はいいですね」

京太郎「ありがとうございます」

>返事選択
1 やっぱり哩さんの誕生日ですから
2 普段通りの仕事ですよ
3 実はちょっと失敗してまして

安価↓2


京太郎「やっぱり哩さんの誕生日ですから、丁寧に仕事を」

哩「ふむ、そうかぁ」

菫「……ありがたくはあるが、普段から丁寧にするようにな」

哩「おお、確かに……反省ばせんとな」フフッ

京太郎「う……はい」

巴「まぁまぁ、京太郎くんなら、普段から気をつけてますよ。その上で、今日は特に――ということでしょう」

菫「む、そうか……いや、すまないな。つい気になってしまって」

京太郎「いえ、俺のほうこそ、軽率な返事でした……普段通り丁寧に、心がけておきます」

哩「素直なんはええことやね」ウンウン

京太郎(まぁ、そうか……普段通りやってたはずなのにな……知り合いの誕生日でも、特別な配慮をせずとももてなせるようにしないと)

京太郎(それは店だけのことじゃなく――執事としても、そうだよな)ウンッ

菫「……なんだかキラキラしてないか」

巴「変な方向に燃えてますねぇ、あれは」

哩「おかしか男やね、京太郎は」クスクス

・哩好感度+2


智葉「失礼する」

菫「まさかとは思うが、他の客にそんなじゃないだろうな」

智葉「これでも愛想はいいほうだ。昔は看板娘と呼ばれていて――」

京太郎「智葉先輩はいまもそうだと思いますが――あ、失礼します。水菓子をお持ちしま――っと、今日は和菓子でした」

巴「わっ、綺麗な色……」

哩「桜の花びら、か?」

京太郎「はい。単純かなと思いましたし、暗示的にどうかとも思いましたが――」

>理由選択
1 春ならではの美しさがありますから
2 懸命に咲く、生きることへのまっすぐさがありますので
3 五枚合わせたときの形が、絵になりますから

安価↓2


京太郎「自分の生をかけ、咲き誇ろうとする力強さとまっすぐさ……そういったところが、誕生日に相応しいかと」

哩「なるほど……ま、せっかくの誕生日やし、そいば考ゆっとも悪くなか」

京太郎「これからも哩さんが、人生を謳歌されますように」

菫「桜花だけに、か」

京太郎「…………」

巴「」

智葉「はぁ……」

哩「せっかく京太郎がええこと言いよったとに……」

菫「違う! これは、その、照のせいというかっ……ううううっ……」

京太郎「まぁ照さんの影響なら……」

巴「それでいいんだ……」

智葉「まぁ照なら仕方ないか……」


照「誠に遺憾」
シロ「いいから早くツモ」
照「京ちゃんいないと調子出ないな……」
シロ「なら今度は照が呼んで」
照「そうする」
他プロ(試合中だぞ、真面目にやれよ……)


・哩好感度+3
(大好き)→(ときめき)


哩(……精いっぱい生きる、か)

哩(まだ19んなったとこ……なにをするんも、まだこれからたい……)

哩(そもそも、女子校で麻雀にばっかり明け暮れとって、経験不足なことばっかやけんな……)

哩(……ここらで、女子らしく……恋愛いうもんにかまけてみるんも、悪かなか……よね?)チラッ

京太郎「……? どうかされましたか、哩さん?」

哩「いいや……なんでんなか」

京太郎「そうですか……どうぞ、お茶のお代わりです」

哩「ん、ありがとう……」

哩(命短し、か――まぁ桜ほどやなかけど、恋せよ乙女っち言いよるしな)ウンウン


菫「…………あっ」

巴「…………ですねぇ」

智葉「……?」

菫「智葉にはまだ早いな」

巴「具体的には22早いです」

智葉「なにを言ってるんだ、お前らは……」


 ~誕生日終了


哩「そうそう――来年も京太郎がこっちばおったら……」

京太郎「はい?」

哩「あの徳利、店で使わせてもらうけん」

京太郎「……はい。ありがとうございます」


あ、なんか一回判定多かったかもしれない
まぁいいや(適当)

----------------------------------------------------

~4月第三週火曜、夜

京太郎「はぁー、ただいま……っても、誰もいないな」

京太郎「途中で帰られたけど、大丈夫だったかな、先輩たち……お」

京太郎「智葉先輩から、全員確認、か……はい、了解です」

京太郎「さて――今夜はどうしようか」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 料亭・辻(執事1~3、智葉0~2、お客さん???)
4 寝る(翌日好調)
5 デートに誘う(休日使用、買い物予定なら注意)

安価↓2 ※人物は別途安価します


>電話

京太郎「今日は電話にしてみるか」


・宮永咲 ・片岡優希 ・原村和 ・染谷まこ ・竹井久 ・福路美穂子 ・加治木ゆみ

・宮永照 ・弘世菫 ・渋谷尭深 ・亦野誠子 ・大星淡 ・多治比真佑子

・松実玄 ・松実宥 ・新子憧 ・鷺森灼 ・高鴨穏乃 ・志崎綾

・岡橋初瀬 ・巽由華 ・小走やえ

・小瀬川白望 ・エイスリン ・鹿倉胡桃 ・臼沢塞 ・姉帯豊音

・狩宿巴 ・滝見春 ・薄墨初美 ・石戸霞 ・藤原利仙

・上重漫 ・真瀬由子 ・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・末原恭子 ・赤阪郁乃

・園城寺怜 ・二条泉 ・江口セーラ ・船久保浩子 ・清水谷竜華 ・荒川憩

・辻垣内智葉 ・ハオ慧宇 ・雀明華 ・メガン・ダヴァン ・ネリー・ヴィルサラーゼ ・アレクサンドラ・ヴィンドハイム

・白水哩

・戒能良子 ・小鍛治健夜 ・瑞原はやり ・野依理沙 ・藤田靖子 ・三尋木咏 ・赤土晴絵

・村吉みさき ・針生えり


>相手選択、上記より一名

安価↓2


>和

京太郎「和にかけてみるか。そういえば、今月はまだ、連絡してなかったかな……」

京太郎「大会のときは、その……色々あったしな」

京太郎「……いや、大会の試合のことだから! デートでのどぱい最高だったとかじゃないから!」

京太郎「…………なに言ってんだか」


京太郎「――もしもし、和か?」

和『はいっ、あなたの原村和です!』

京太郎「……すいません、間違えました」

和『ま、待ってください! 合ってます、和です!』

京太郎「なんだったんだよ、いまのは」

和『い、いえ、その……京太郎くんが、喜ぶかと思って……』

京太郎「そ、そうか……えーっと」


>返事選択
1 ちょっと困るかな
2 喜ぶに決まってるだろ(迫真)
3 もう一回お願いします

安価↓2


京太郎「喜ぶに決まってるだろ」

和『――え、と……ほ、本当、ですか?』

京太郎「あのな……和みたいな可愛い子にそんなこと言われたら、どうかなりそうなくらい嬉しいもんだぞ?」

和『か、かわっ……///』

京太郎「しかも俺のって……その、ほんと……色々誤解する、普通に……」

和(誤解じゃないですって言いたいですうううううううううう! あああ、でもそれは、面と向かって、絶対にっ……)

京太郎「その、こんなこと言えた義理でもないんだけど……」

和『は、はい!?』

京太郎「……ほかのやつ、男子と電話するときに、そういうことは言わないでくれよ?」

和『言いません! 言うわけないじゃないですか!』クワッ

京太郎「」ビクッ

和『っていうか、京太郎くん以外の男性となんて、お父さんくらいしかありません!』

京太郎「そ、そうなのか……それはそれでどうなんだ?」

和『なんですか……京太郎くんは、私がほかの男子と電話してていいんですか?』ムー

京太郎「い、や、それは……」

和『私は……仕方ないことですけど、京太郎くんが……ほかの女の子と楽しそうに電話しているのは、少し……』

和『寂しく、なったりしますから……』

京太郎「和……」

和『京太郎くんは、私がほかの男子と電話していて、こんな風に話していたら……どう思われますか?』


>返事選択
1 俺の原村和に――って思う
2 面白くないよ、そりゃ
3 ……俺にはなにも言えない

安価↓2


京太郎「……って、思う……かな」

和『え?』

京太郎「俺の原村和に――って、思うだろ、そりゃ」

和『~~~~~~~~っっ!!』

京太郎「その、ちょっと言い過ぎかもしれないけど――」

和『いえいえ、そんなことは! もっと言ってください、大声で! 録音しますから!』

京太郎「」

和『……じょ、ジョウダデスヨー?』

京太郎(声がマジだった……)

和『いえ、でも……本当に、その……思ってくださって、いいんです』

和『私は、夏の大会のとき……その前から、京太郎くんのことを……あまり快く思っていないような、素振りでした』

和『もちろんそんなことはないんですけど、あまり会話もできなくて……そのうちに、京太郎くんは他校に――』

京太郎「あれは急だったからな……」

和『はい……それでも京太郎くんは、何度も私に連絡をくれて、それまで知らなかった京太郎くんのことを、色々と教えてくれました』

和『その上で、努力を忘れず強くなって、持ち前の女たら――しゃ、社交性で、色んな人と仲良くなって……』

京太郎(え、いまなにか……女たら――)

和『私を惑わせるようになって!』

京太郎「うおっっ!」

和『そのっ、そんな風で……連絡も少なくなって、なんていうか……』

和『あのとき電話したのは、知り合いならだれでもよかったのではって、思ったりしたものですから……』

京太郎「いや、そんなことは……ないよ」

和『はい、もちろんわかっています。でも、だからなんです』

和『俺の――って言ってくれたのは、とても嬉しいです。京太郎くんが、あなたの原村和――と言われて、嬉しかったように』

京太郎「それだったら、あなたの須賀京太郎、のほうが嬉しいんじゃないか?」

和『本心からなら、それも嬉しいですけどね?』

京太郎「うっ……」

和『浮気者の京太郎くんは、まだだれか一人の京太郎くんじゃないですよね?』クスッ

>返事選択
1 ごめんなさい
2 なれたらいいな、とは思っている
3 いまは自分のことで手一杯だから

安価↓2


京太郎「まぁ――いまは、自分のことで手一杯だからな」

和『ふふっ、そうですね……だからきっと、まだ誰でも、チャンスがあるんだと思います』ボソッ

京太郎「ん?」

和『いえ……京太郎くんの心の余裕ができたときに、もう一度言ってみます』

和『あなたの原村和です――って』

京太郎「はは、そっか……それを本気で言ってもらえるように、もっと立派になってみせるさ」

和(だから本気なんですっ! ああああ、もうっ……どうして、本気と思ってもらえないんでしょうね……)

和(あれだけのこ、と……む、胸に、色々……ゆ、許して、あげてるのにっ……)

和(――わかってます、こんな風に言い訳して、はっきり言わないからですよね……)ハァ

京太郎「おーい? 和ー?」

和『あ、は、はい! すいません!』

京太郎「いや、もしかして寝るところだったのか? 電話しちゃまずかったかな」

和『そういうことでは……そういえば、どうして電話してくださったんですか?』

京太郎「……ん、まぁ……こんな風に、和と話がしたかったからだよ。それ以外に、理由はない」

和『――――ぁ……あ、そ……そうっ、ですか……』カァッ

京太郎「なんか恥ずかしい話もしたけど……まぁ和もそろそろ眠たそうだし、ここまでかな」

和『あ、う……そうでも、ないんですが……でも、そのほうがいいかも知れません……』

京太郎「ん、そうだな。じゃあおやすみ、和」

和『はい、おやすみなさい……京太郎くん』


・和好感度+6(雑用込)


和「……寝られるわけ、ないじゃないですか……」ドキドキ

和「でも……あれ以上電話を続けていたら、私は……」

和「電話だけでは、満足できなくなっちゃいますから……」

和「早く会いたいです、京太郎くん……」


~4月第三週火曜、終了


電話で頑張りすぎて忘れてた……ごめんなさい

●近況メール

・宮永咲 ・片岡優希 ・染谷まこ ・福路美穂子 ・加治木ゆみ

・亦野誠子 ・大星淡 ・多治比真佑子

・松実玄 ・松実宥 ・新子憧 ・鷺森灼 ・志崎綾

・岡橋初瀬 ・巽由華 ・小走やえ

・鹿倉胡桃

・滝見春 ・薄墨初美 ・石戸霞 ・藤原利仙

・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・末原恭子

・二条泉 ・江口セーラ ・船久保浩子 ・清水谷竜華 

・戒能良子 ・野依理沙 ・藤田靖子

・村吉みさき ・針生えり

>相手選択、上記より一名
安価↓2-3


>玄、胡桃

京太郎「日頃から丁寧に、変わらない仕事をしないといけないんですよね……玄さんは立派だと思います」

京太郎「昨日お送りできず、すみませんでした……大丈夫です、胡桃先輩のことは、いつも考えてますから」


京太郎「ふぅ……もう遅い、そろそろ寝よう」


~今度こそ終わりです


ということで、ここまで
一時間早く始めてこの時間、21時だったら0時待ったなしでしたね
本日もありがとうございました

次は明日ではないと思いますが、更新したら日誌のはずです
あと、のどっちを電話ヒロインと言った人は、あとで職員室に来るように
では、お疲れさまでした


あ、玄・胡桃は好感度+1です


●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1134 レベル12 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+11
 技能経験値:458

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 また、この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない


 執事:237→853 レベル9 大成功ボーナス+8
 雑用:231→485 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→177(ときめき)
・片岡優希  15→102(ときめき)
・原村和   10→229(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→100(ときめき)
・竹井久   18→137(ときめき) デート1回
・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→73(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→125(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→105(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→48(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→64(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→120(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→27(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→109(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→110(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→118(ときめき)
・鷺森灼   32→87(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→65(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→181(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→111(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→57(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→86(大好き)
・姉帯豊音  27→111(ときめき)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→143(ときめき) デート1回
・滝見春   13→167(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→103(ときめき)
・石戸明星  34→42(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→41(好き)※エンドなし?


【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→96(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→76(大好き)
・愛宕絹恵  41→111(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→107(ときめき)
・二条泉   36→98(大好き)
・江口セーラ 44→72(大好き)
・船久保浩子 51→83(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→78(大好き)
・ハオ慧宇  49→81(大好き)
・雀明華   54→93(大好き)
・メガン・ダヴァン 51→56(好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→77(大好き)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→74(大好き)

【新道寺女子】
・白水哩   59→100(ときめき)

【プロ】
・戒能良子  22→94(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→143(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→108(ときめき)
・野依理沙  30→58(好き)
・藤田靖子  23→47(好き)
・三尋木咏  36→90(大好き)
・赤土晴絵  28→53(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→59(好き)


【4月第三週火曜】

 今日は知っている方の誕生日だった。
 ケーキと、その後にいくつか料理を、おだしすることはできた。
 けれど、やはりあれだけの腕を見たあとでは、自分の物ではまだまだだと痛感する。
 もっと腕を上げたい、なににおいても。
 そんな風に思わせてくれる席でした。本日は誠に、おめでとうございます。

…………

『今日!? せ、先輩に会いよったと!? な、なんちゅうやらしか男っ……』
『落ち着いてください。部長――元部長の進学先に、彼の先輩が複数いるからでしょう』
『だいたい誕生日を祝うのは普通のことでは? 別にいやらしいとは思いませんが……』
『せやんなぁ。私もい~っぱい祝ってもろたわ』
『私もや』
『……京ちゃんの不潔!』

 なんでェ?

『なるほど、それでわざわざ電話を……』
『そろそろ監督に、部活中の電話を禁止するよう進言しておきましょう』
『残念ながらそれはできないのよ』
『どうして?』
『日本麻雀連盟、高校麻雀連盟、両方から各校に圧力があqwせdrftgyふじこ』
『えっ』
『……まぁ事実はさておき、彼が困ることにならないよう、そういう制限はできないのよ』
『部活のルールがそうであっても、京太郎だけは守られるということね』
『ずるい!』
『いや、ずるくないやろ』
『逆に考えては? 京太郎くんが遠くにいても、いつでも連絡できるんですから』
『――なるほど』
『一理ありますね』
『さすが連盟だね』

 ……逆に俺が怖くなってきたよ。
 まぁけど、大事な用事のこともあるし、なるべく電話は受けたいんだよなぁ。

『一年生の指導をしているから時間がないのか、京太郎くんの指導にも呼ばれないもんね』
『なら、一緒に一年生を指導できるよう、選択肢に取り入れては?』
『異議あり』
『プロ優遇反対!』
『悔しかったら、京太郎くんを指導できるくらい強くなるんだぞ☆』
『まぁ呼ばれんかったら一緒やけどな』
『』
『い、一般論でですよっ?』

 うーん、でも確かに……指導して、対局して、誰かに指導してもらって差し入れして、それから掃除も――。
 全部できないってことは、俺の要領が悪いんだろうなぁ。

――――――――

~清澄

「えへへへへ……はぁうっ……」
「和が壊れた……」
「放送できない顔してるじぇ」
「なにかあったのかなぁ」
「どうせ京太郎から電話でもあったんでしょ」ムスー
「電話であんなになるってどういうことですか……あんな原村先輩、見たことありませんよ」
「この膨れっ面の久が、彼の電話を受けてああなるなら、見てみたい気もするが」
「久は膨れてても可愛いですからね」
「か、からかわないっ!」


~臨海女子

「ネリーたちの指導を受けた一年生たちが、随分と疲弊しているのですが」
「だらしないよねっ」
「そういう話ではありません」
「まぁ――実際、ネリーと打ってそうなるようじゃ、一軍は無理でしょうし、いいんじゃない?」
「監督は鬼ですか」
「スパルタですね」
「胸もお尻もちっこいのにね」
「うっさいわ」


~永水

「さて――京太郎くんの修行を取り仕切るに際し、重要な点がいくつもあります」
「私がやる」
「……まぁそんな風に、担当者は最重要なのですがー」
「場所、でしょうか……?」
「小蒔ちゃん」
「ふぁい!」ビクーンッ
「その通りよ」
「ほっ」ナデオロシー
「というか、本当に須賀さんに修行をつけるんですか? 芽があるかもわからないのに……」
「ここの怪異に遭って、無事だったから……大丈夫だと思う」
「へー、すごいですね。私たちだって、遭ったら手をださず連絡って言われてるのに」
「ぐ、偶然でしょ、そんなの」
「その話は置いておいて、場所はどうしますー?」
「本宮は論外。私の家も、やめておいたほうがいいわね」
「どうしてです?」
「……影響があるかもしれないから、念のためね」
「はぁ、なるほど(分家で血が濃いから、当てられやすいってことかな?)」
(……当主様の、以前の対応……あまり京太郎くんを会わせるのは、よくないかもしれないわよね)
「なら消去法で私の家」ムフー
「わ、私が残ってますよ、忘れないでくださいー!」
「うちはいいです」
「そして一週間後――京太郎先輩を家に招きたがる、湧の姿がそこに――」
「ありません!」


~阿知賀

「うへへへへぇ……京太郎くんに、褒められたよ~」
「あっそ」
「うわ、灼冷たっ……」
「えー、いいなぁ、玄さん」
「毎日お掃除頑張ってるからだよね~。玄ちゃん、偉いよ~」ナデナデ
「えへへぇ」
「……私だって最近、お宮のお掃除頑張ってるもん……」
「まぁたまーによね。毎日じゃないし」
「週三日は頑張ってるほうなの! あたし麻雀部も学校もあるし、副部長なんだからね!」
「京太郎くんからのメールには、日頃から丁寧に、って書いてたよ~」
「」
「はい、憧ざんね~ん」
「ざんね~ん」
「うっさい!」
「望さ~ん、憧が怖いですっ」
「おおよしよし、怖かったね~、穏乃ちゃん。もう大丈夫よ」
「」イラッ
「はいはい、小芝居にいちいち煽られない」
「……いいわよ、毎日……やればいいんでしょっ、バカ京太郎っ……」


~宮守組

「どうっ! メール来たんだから!」
「そんな自慢しなくても……」
「よっぽど嬉しかったんだねー」
「英)し、しかもその内容っ……胡桃! いつから京太郎とそんなに仲良くなったの!」ガシィッ
「いたっ! え、エイちゃん、落ち着いて!」
「ゴ、ゴメンッ……ツイ、ドーヨーシテ……」
「まぁけど……いつも考えてるって、意味深よねぇ」
「心配してるとか、気遣ってるとかってことでしょ? 言葉足りないから、あの子はさ」
「ふふっ、そう言いながら胡桃、ちょー嬉しそうだよー」
「ま、まぁ、嬉しくなくはないよっ」
「……ソレダケ?」
「う、うぅ……嬉しい、けど……」
「はい、よくできました」
「でも妬けちゃうよー、その内容ー」
「キョウタロ、ワタシニモ……」


~臨海側大学

「いやー、ほんま……ありがとな。いい一日になったち思うとる」
「なに、来週は私の番だからな」
「今日ので済まさないか?」
「ですね……さすがに二週続けて辻は……」
「おい……とはいえ、負担をかけたくはない。気持ちだけで十分だぞ?」
「そうか。まぁ来週は京太郎の仕事描写もないからな、そこまで深く考えなくてもいいだろう」
「それより哩さん……この、真っ先に反応した子……」
「あー……ちと電話してくる」
「哩姫の姫、鶴田姫子だろうな」
「あの二人の絆は、相当なものだったからな」
「大丈夫でしょうか、京太郎くん……新道寺に行ったとき、目の敵にされたりは――」
「京太郎がか?」
「あり得ないな。心配しすぎだ、巴」
「……ですよね」
「……なぜ私を見ながら言う」
「妙に毛嫌いしていながらあっさり落ちたからだ」
「だ、誰が落ちたか!」
「落ちた落ちたとせからしかなぁ……」
「もうお済みですか?」
「ん、まぁちと説教しただけやし、そげんかからんと」
「説教?」
「そらそうやろ。こんな匿名ちいいよっても公共の場で、人を責めるんはようなか。よう知らん相手ならなおさらやけん」
「……まともだ」
「哩のくせに……」
「どげん意味や!」
「ま、まぁまぁ……」


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どげんよりどぎゃんだったかな……まぁエセだしいいか(よくない。誰か方言指導して、どうぞ)

今回はめんd……時間がなかったので、ちょこっと絡んだとこだけで
毎回これでもいいんだけど、電話・メール以外のときに、ほとんど絡まないですからね
いや、絡んでないからといって、全部書くかはまた別の話ですが……

次の更新は、日曜にできたらいいなぁ、って感じです
では

21:00くらいから始めようと思います


~4月第三週水曜、朝

京太郎「昨日は久々に長電話したけど、和は大丈夫だったかな……なんか眠そうだったし」

京太郎「あんまり遅い時間に電話ってのも、考えものだよなぁ」

追い回し「和って誰っすか。京太郎さんのコレっすか?」

京太郎「だったらどれだけ――」

智葉「……原村和、一昨年の麻雀インターミドルチャンプ、全中王者。昨年夏の団体優勝校、清澄の副将でもある」

追い回し「!? お、お嬢さんっ……、おはようございますっ!」

京太郎「おはようございます、智葉先輩」

智葉「古巣が恋しいのは結構だが、学校に遅れるなよ」

京太郎「まだ大丈夫ですよ。この作業終わったら行きますので」

智葉「そうか……」

京太郎「はい」

智葉「………………」

京太郎「……あの?」

智葉「その、なんだ……お前は、原村とは……仲がいいのか?」

京太郎「まぁ、同じ部のメンバーですし」

智葉「そうか……まぁ、そうだな……うん」

京太郎「どうしたんですか?」

追い回し「鈍いっすよ、京太郎さんっ……お嬢さんは、その和ってのにしっ――」ザクッ

智葉「すまん、手が滑ったな」スポッ

追い回し「」ガクガクガク

京太郎「……なんすかそれ」

智葉「仕込み杖だ、気にすることはない」

京太郎(銃刀法違反――――っっ!)

智葉「模造だ、安心しろ」

京太郎「か、壁に刺さってましたけど……」

智葉「ここの壁は、元から亀裂がある。ほら、触ってみろ」

京太郎「……あ、切れない」

智葉「当然だ……ん、作業は終わったようだな。さっさと学校へ行け。いますぐ、即座に」

京太郎「はぁ……それでは、行って参ります」


智葉「……私も、ないことはない……が、さすがにあれだけの質量と比べると……北海道や九州にも、とんでもないのはいるし……」ブツブツ

辻垣内父「――あいつはなにを言ってるんだ」

辻垣内母「思春期の男の子を相手にすると、悩むものなんですよ」



京太郎「智葉先輩は、和と直接は当たってないけど……決勝の相手だったし、やっぱり気になってるんだろうな」

京太郎「そういや、次の団体はどうするんだろ、あいつら……確か、一年に誰かが入ってくるって言ってたけど」

京太郎「ま、そっちの心配をここでしてても、どうにもならないか。俺は俺で、自分のことも考えないと――」


>登校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ

安価↓1 コンマ一桁


そういえば、加藤さんのこと忘れてる……そのうち会話には参加させておこう

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>ルーラ

京太郎「――と、考えてる間に学校にはついてしまった」

モブ子「そろそろ、偶数なら大学メンバーに会える、とかにするか」

京太郎「そう都合よく会えたら苦労しねーよ」

モブ子「安心しな! あんたの登校時間とルート、書面で三人の家に送っといたから!」

京太郎「怪文書!」


哩「……ほほう、なるほど」

巴「えっ……いやいやいや、これを見せてどうしろと!」

菫「……ジョギング、いや、散歩……早目の登校、あるいは……」ブツブツ


~第三週水曜、昼

京太郎「――でだ、ここはわかるだろ?」

ネリー「んー……こう?」

京太郎「うん、正解。で、あとはこっちも同じようにして、それをこっちに入れて――」

ネリー「あ、わかった! こうだねっ?」

京太郎「はい、よくできました……はぁー、おしまいっと」

ネリー「ありがと、キョウタロー! 先生よりもわかりやすいねっ」

京太郎「そいつはどうも」

先生「あの、先生まだ教室にいるからね? 傷つくんだよ?」


女子1「はぁ、うらやましい……」

女子2「私も麻雀特待なら……なぜ、なぜ私はバスケットをっ……あああああ!」

女子3「せめて席が近ければぁっ……」


京太郎「なんか怨嗟の呻きが聞こえる」

ネリー「気のせいじゃない?」

京太郎「かもなぁ……疲れてんのかね」

ネリー「じゃ、肩揉んであげる♪」ギュゥッ

京太郎「うぉっ、こら乗るな、余計に肩凝るだろっ」

ネリー「むー」

京太郎「はぁ……よっと。落ちるなよ、このままちょっと肩叩いてくれよ」

ネリー「はーい」トントン


女子4「……なんか微笑ましい」

女子5「男女っていうより、兄妹か親子に見えてきた」

女子6「じゃあノーカンだよね!」


京太郎「んー、気持ちいいな。ネリーにもしてやろうか?」

ネリー「ネリーはいいよ。まだ若いからね、監督と違って!」

京太郎「……それ、部活中には絶対言うなよ?」

京太郎「っていうか、あの人……いくつなんだ?」

ネリー「さぁ?」

京太郎「知らないのに言ってたのかよ……まぁすげー若そうだよな、監督は」

ネリー「さ、お昼にしよ!」

京太郎「そうするか」


>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>教室、ネリー

京太郎「ほら、今日のお昼だぞー」

ネリー「すごーい、きれー!」

京太郎「ああ、さっきの休み時間に調理室で作ったんだ。智葉先輩のお父さんに教わった、辻の松花堂弁当だな」

京太郎「サクに取った魚と、ほかの材料もわけてもらって、コツコツ仕込んで完成させたんだぜ」

ネリー「ねっ、食べていい?」キラキラ

京太郎「ああ。ま、量は少ないけどな。足りなかったら、俺のも食っていいぞ」

ネリー「いいよ、一緒に食べよう!」

京太郎「いいのか? いつもいっぱい食べてるのに」

ネリー「あれはキョウタローがいっぱい作ってくれるから。普通の量でも大丈夫だよ」

京太郎「そうだったのか……」

ネリー「それに、このお弁当……キョウタローがいっぱい、頑張って作ってくれたって、見ればわかるもん」

ネリー「それが食べられるだけで、嬉しい!」

京太郎「ネ、ネリー……」

ネリー「?」

京太郎「ありがとう! そんな風に言ってくれるとは、思ってもいなかった……」ギュッ

ネリー「んひゃっ!?」

京太郎「ネリーはいい子だなぁっ!」ナデナデナデナデナデ

ネリー「きょ、キョキョキョ、キョ、タローッ!?」

京太郎「はっ、すまん! つい我を忘れて――大丈夫だったか?」

ネリー「あ、うっ、うん……」ドクドクドク

京太郎「悪いわるい……さ、食おうぜ。おっと、お茶も淹れないとな」

ネリー「……あ、あのっ、それより、さっきの――」

京太郎「ん?」

ネリー「……な、なんでもないっ」カァァッッ

京太郎「そっか。ほら、お茶だぞ……いただきます!」

ネリー「い、いただき、ます……」ポー


京太郎(なんか顔が赤いな、大丈夫かな……いきなり抱きついて、機嫌悪くさせちまったか?)

ネリー(キョウタロー……あったかかった……)ポヤー

・ネリー好感度+1


~第三週水曜、放課後


京太郎「よし、部活行くか!」

ネリー「……うん」ボー



京太郎「――ということでして、昼からネリーの様子が……」

ハオ「なるほど……明華?」

明華「そうですね……京太郎?」

京太郎「はい」

明華「私にもぜひ同じことを」

京太郎「」

ハオ「私にも」

京太郎「えっ」

ネリー「だめ!」

明華「やです! ずるいですっ、一人だけそんな! 同じクラスとはいえ許せません!」

ハオ「あのときの選択がっ、選択がっ……私か、二人ともかだったら、今頃おぉぉっ……」

京太郎「えーっと……まぁ、その……あれは気持ちがつい盛り上がったというか――」

明華「盛り上がった!」

京太郎「そうせずにはいられなかったというか――」

ハオ「そう、せずには……くっ!」

京太郎「とにかく、その……素では無理です、ちょっと恥ずかしいですし」

アレクサンドラ「――とか言ってあんた、色んなとこで女と抱き合いまくってるでしょ」

京太郎「なぜそれをっ! って、そんなことないですってば、人聞きの悪い……」

アレクサンドラ「春の大会中、練習場で小瀬川プロを膝に乗せていたという情報があるわよ」

京太郎「」

アレクサンドラ「ほかにも、優勝した直後に会場の廊下で永水の――」

京太郎「俺が悪ぅございましたぁぁぁ――っっっ!」ドゲザッ

アレクサンドラ「はい。それじゃ今後は、軽はずみなことをしないように」

京太郎「御意!」

明華「えー」

ハオ「えー」

ネリー「えええええ……」

アレクサンドラ「えー、じゃない」ジロッ

三人『はい……』


京太郎「よし、真面目に部活するぞ!」


明華「ああ、監督のせいで……」

ハオ「自分だって羨ましかっただけのくせに……」

ネリー「おとなげないよ……」

アレクサンドラ「もっと敬意払ってもいいんじゃない?」


京太郎「で――今回も先に、一年の指示からでいいですか?」

アレクサンドラ「あー、いいわよ、なんでも」

京太郎(なんて投げやりな……)

>通常行動、一年指導
1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 メンバー好感度(一人選択)+1

安価↓2


>執事

京太郎「――というわけで、今日は料理と掃除を教えていく。対象は一年全員だ」

一年ズ『はい!』

京太郎「第一目標は当然、レギュラーを取ること……だけど、たとえ取れなくても、ヤケになっちゃだめだ」

京太郎「自分にできるすべてで、ほかの選手を支えてやってほしい……これから教えるのは、そのための基礎だ」

一年ズ『よろしくお願いします!』

京太郎「それじゃ、始める――」


>執事判定
ゾロ目なら大成功ボーナス分、執事成長

安価↓1


>普通

京太郎「どうだ? 一通りやって見せたけど、わからないとことかは――」

一年A「全然わかりません」

京太郎「」

一年B「できれば初心者向けでお願いします」

京太郎「あ、うん……一応、簡単にしてみたつもりなんだけど……」

一年C「なら人間向けでお願いします」

京太郎「俺も人間だよぉっ!?」

一年D「先輩、かっこよかったです!」

一年E「でもなにやってるかさっぱりでした!」


 ――結局、一人ひとり、手取り足取りで指導することになった。なんとか、とっかかりの部分くらいはわかってくれたらしい。


・執事+4


京太郎「……人に物教えるって難しいんだな……師匠の苦労、いまになって身に染みるぜ」フッ

アレクサンドラ「なに教えてきたの。一年全員、顔色ツヤッツヤしてるんだけど」ジトー

京太郎「俺のできるすべてのことです」

明華「【興味があります。】」

ハオ「詳しく」

ネリー「ネリーにも教えて!」

京太郎「いや、三人ともレギュラーだしさ、暫定とはいえ。料理とかお菓子作りとか掃除とか、あと勉強とかやってる時間ももったいないだろ?」

明華「ああ……できること、というのはそういうことですか」

ハオ「そちらはそちらでご指導いただきたいですが、それはまた、部屋にでもお招きしたときに」

ネリー「キョウタローの家に遊びに行ったときでもいいよ!」

アレクサンドラ「……紛らわしいのよ、あんたは……」ハァ

京太郎「?」

アレクサンドラ「なんでもないわ……さ、始めましょ」

京太郎「はい! それじゃ基本の、粉ふるいと卵の溶き方から――」

アレクサンドラ「そっちじゃない」

京太郎「はい……部活ですね」


京太郎(まぁ粉ふるいと卵溶きは、日頃からやるんだけど……)

>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (プロ、アレクサンドラのみ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇
(プロに勝利すれば好感度+1。やや手加減以上なら+3、その場合は四回判定のみ。本気なら勝敗問わず経験値+10)
 D大学 成長関連はAの対局と同じ。大学組と試合ができる

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学に差し入れ Aに準拠

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(在校生から一人、遭遇判定で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・監督好感度+1
 C大学 雑用1~3、執事1、アポ相手&もう一人(大学組)選択可能、好感度それぞれ+1


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>対局

>対局相手選択 四人から一人記入
安価↓2-4


>対局回数
1 四回判定
2 二回判定

安価↓1


>アレクサンドラ、ハオ、ネリー 四回判定


京太郎「では、よろしくおね――あれ、メンツはもう?」

明華「京太郎が、一年を教えに行ったあと、打ちましたから……」ガクー

京太郎「明華先輩……では、その……また、お願いできますか?」

明華「はい、もちろん……がんばれ♪ がんばれ♪」

京太郎「っしゃあ! みなぎってきました、頑張ります!」ゴッ

明華「飛ばしたら、私の部屋のお掃除です……それとも、京太郎の部屋をお掃除しましょうか?」

京太郎「どちらでも、ご随意に」


ハオ「……なにがなんでも負けません」

ネリー「急に闘志が湧いてきたよ」

アレクサンドラ「ったく、デレデレして……そりゃね、明華はおっきいけどさ……」


京太郎「みんなも気合入ってるな……これは負けられない!」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
ネリー ↓3+127
京太郎 ↓4+113+25

打点↓5


>監督ツモ、親:3900オール  キャンセルする?
1 する
2 しない、通しだ

安価↓1


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 53+150=203 ツモ
ハオ 40+97=137
ネリー 26+127=153
京太郎 7+113+25=145

打点58→85 親:3900オール

>【沼の淵】ツモキャンセル


京太郎「――ポン」

監督「あら、珍しいのね」

京太郎「そうでしたっけ?」

監督「……なーんか、嫌な予感でもあった?」

京太郎「いえ、そういうわけでは……」

ハオ「…………なら、これは隠しておきましょうか」

ネリー「ふーん、そうかぁ……」

監督「ほら、こうなった。京太郎のせいよ」

京太郎「監督が変なこと言うからですよ」

明華「ふふっ、京太郎のお手柄ですね。この場は流れそうです」

ハオ「……とはいえ、テンパイできそうにはないですね」

ネリー「ネリーも無理だー」

京太郎「あ、テンパイです」

監督「同じく……女の子に負担させて自分はテンパイなんてねぇ?」

京太郎「ひ、人聞きの悪い……」

ハオ「そうです、私は京太郎を支えただけ……負担だなんて感じていません」キリッ

明華「それはそれでどうなのでしょう……」

ネリー「最後に勝てば一緒いっしょ♪」


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
ネリー ↓3+127
京太郎 ↓4+113+25

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 56+150→206
ハオ 93+97=190
ネリー 14+127=141 放銃
京太郎 54+113+25→192【鼓動のリズム】ロン

打点94→49→【カッパー】→74 子:5200→【無敗劣】→子:6400

監督25000→26500→
ハオ25000→23500→
ネリー25000→23500→17100→
京太郎25000→26500→32900→


京太郎(……うん、久々のいいツモだ……この流れなら、必ず来る……さっきので、いい流れになったな)

監督(くぁ……すごいいいのに、これは上がれないかも……キョウタロウのとこから、ヤな感じ来てるし)

ハオ(監督が競ってくるせいで、そっちに対応していたら京太郎が疎かに……これは、止められませんか)

ネリー(うぅぅぅ、これ絶対やだよぉ……)タンッ

京太郎「悪いな……6400だ」

ネリー「ああああ、やっぱりぃ!」

監督「下りればいいのに」

ネリー「自分の勝負運を信じたの!」

ハオ「大会では無謀な勝負は控えてくださいね」

ネリー「わかってるよ。練習だから、京太郎に勝負運で勝てるか、挑んだの」

京太郎「今回は俺の勝ちだな」

ネリー「最後に勝つのは、ネリーだから」

明華「今日までで何敗でした?」

ネリー「10以上は忘れたよ!」

監督「かっこよくないセリフよ、このタイミングだと」


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
ネリー ↓3+127
京太郎 ↓4+113+25

打点↓5


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 50+150=200 ノーテン
ハオ 82+97=179 ノーテン
ネリー 68+127=195 △ ノーテン
京太郎 56+113+25=194【鼓動のリズム】△ ノーテン

△が1差、流局


京太郎「こ、れは……上がれそう……だけど――」

ネリー「絶対上がらせないっ……ネリーが上がるから!」

監督「あっついわねぇ、二人も……冷静にいかないと、上がれるものも上がれないわよ」

ハオ「私も相当いいんですが、なんというか……二人の引きに、持っていかれてますね、これは」

明華「……これは、見事に潰し合っていますね」

ハオ「冷静ですね。上がっていれば、京太郎が誰か飛ばしていたのでは?」

明華「……どうせだったら、自分で京太郎を飛ばして、掃除させたくありませんか?」

ハオ「……同感です」

ネリー「あーもー! くやしー!」

京太郎「ああああ、あと一歩で……明華先輩のお部屋に行けたのにぃっ!」ダァンッ

明華「まぁ……京太郎ったら」ポッ

ハオ「さっきのセリフはなんだったんですか」


京太郎「ラストチャンスッ……これで、飛ばしてやる!」


対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
ネリー ↓3+127
京太郎 ↓4+113+25

打点↓5


>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 77+150=227 ゾロ目ツモ
ハオ 2+97=99
ネリー 64+127=191
京太郎 78+113+25=216【一意専心】ゾロ目ツモにカウンター

監督25000→26500→25500
ハオ25000→23500→
ネリー25000→23500→17100→
京太郎25000→26500→32900→33900 トップ


京太郎「ぐっ……うぅぅぅっ、ロォォンッッ!」

アレクサンドラ「ん……はぁ、お疲れさま。今回は両方、私のツモ潰されちゃったわね」

京太郎「勝てるには勝てましたが……競り合いで、すげー消耗しました……」

ハオ「そのせいか、最終局は散々です」

ネリー「悪くはなかったけど……」

明華「それにしても……京太郎は日に日に強くなっていますね。本当に、見ていて心が躍りました」

京太郎「ありがとうございますっ」

明華「どうでしょう……今夜、私に特訓をつけてくれませんか? 部屋で、お茶でも飲みながら……」

京太郎「いいですね。では、俺がお茶を――」

アレクサンドラ「はいストップ」

ハオ「勝つか、京太郎が誰かを飛ばすまでお預けです」

明華「わかってます……ごめんなさい、京太郎。ご褒美を上げられるのは、まだ先のようです」

京太郎「まぁ、成果を上げずにもらっても、嬉しくないですし――いや、嬉しいか……」ブツブツ

明華「ふふ、頑張りましょうね、お互いに」

ネリー「こらー! 雰囲気ださないの!」

アレクサンドラ「雰囲気、ねぇ……ネリーからそんな言葉が出るなんて」

ハオ「クラスメートがそういう雑誌をよく見ているのか、色々と覚えているようです」

アレクサンドラ「風紀委員に、持ち物検査要請しとこうかしら……」


・雀力+15
・アレクサンドラ、ハオ、ネリー好感度+2

ちょっと中断、40分くらいから再開します


~4月第三週水曜、夕方

京太郎「ふぅ……集中していたせいか、時間が経つのも早いな」

アレクサンドラ「そうね……もう帰っちゃう時間か」ボソッ

京太郎「あ、なにか用事があるなら、残りますけど」

アレクサンドラ「!? き、聞こえたっ?」

京太郎「ええ、まぁ……」

アレクサンドラ「っっ……い、いいから! 今日はおしまいっ、暗くならないうちに帰りなさい!」

京太郎「えええ……」

ハオ「聞きましたか、明華」

明華「ええ。人にはああ言っておいて、あざといことこの上ありません」

ネリー「知ってるよ。ああいうの、ぎゃっぷもえって言うんだよね」

アレクサンドラ(あとで特打ちしよう)

京太郎「あの、なんか騒いでますが」

アレクサンドラ「うん――まぁそっとしといて」

京太郎「はぁ……」

アレクサンドラ「それじゃ、お疲れさま」

京太郎「はい、お疲れさまです」

>下校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ
2菫、4巴、6哩

安価↓1 コンマ一桁


>ネリー

京太郎「……あっ、いっけね、忘れ物――お?」

ネリー「あ、キョウタロー! はいこれ!」

京太郎「おお、サンキュ! 悪いな、わざわざ届けに来てくれたのか……って、教室から?」

ネリー「同じクラスのネリーじゃないと、気づかないでしょ?」

京太郎「ああ、そうなんだけど……教室に用事があったのか?」

ネリー「えへへ、ネリーも忘れ物。そしたら、京太郎が置き忘れてるの見つけて」

京太郎「そうか。ありがとな、助かったぜ」

ネリー「んーん、いいよ!」

京太郎「なら――部室の近くまで送るか。一緒に戻ろう」

ネリー「ほんとにっ?」

京太郎「ああ。けど、まだ残ってるのがバレたら怒られるから、内緒だぞ?」

ネリー「うんっ♪ 二人だけの内緒だね!」

京太郎「――にしても、麻雀してるときとは、感じが違うよな、ネリーは」

ネリー「そんなことないよ?」

京太郎「打ってる本人はわからないかもなぁ……なんていうか、競ってるときは、もっとグイグイ来てる」

ネリー「いまも行ってるよ、グイグイ」

京太郎「いまはベッタリって感じだなぁ」

ネリー「ベター」ギュー

京太郎「今日は結構暑いけど、そんなにくっついて暑くないか?」

ネリー「うん、へーき」

京太郎「そか。ならいいけど……」

ネリー「キョウタローは重くない?」

京太郎「余裕だって……よっと」

ネリー「わっ……お、おろして!」

京太郎「ネリーは軽いなぁ、あれだけ食べさせても」

ネリー「ペットみたいに言わないでっ……」

京太郎「妖精か天使みたいだなぁ」

ネリー「」

京太郎「――って思って……あれ、どうかしたか?」

ネリー「……う、ううん、なんでも……」

京太郎「そうか? お、着いたぞ。それじゃ、内緒でな?」

ネリー「う、ん……それじゃ、また……明日」

京太郎「おう、じゃな!」

・ネリー好感度+1


~水曜、夜

京太郎「――今日も一日、お疲れさま……と」

京太郎「さて、予習も終わった、鍛錬も終わった。仕事も充実してた……あとはどうしようか」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 料亭・辻(執事1~3、智葉0~2、お客さん???)
4 寝る(翌日好調)
5 デートに誘う(休日使用、買い物予定なら注意)

安価↓2 ※人物は別途安価します


~料亭回想

辻垣内父「京太郎、先に夕食の弁当から頼む。刺しを引いてくれ」

京太郎「いいんですかっ?」

辻垣内父「こっちはやることがあるからな。弁当の刺しなら、任せられるだろう」

京太郎「ありがとうございます!」

智葉「嬉しいのはわかるが、声がでかい……表まで聞こえたぞ」

京太郎「あ、すいません」

辻垣内父「それくらい威勢のいいほうがいい。聞こえないよりはマシだからな」

京太郎「はい」

智葉「はぁ……まぁいい。弁当を作るんだろう、急いだほうがいい」

京太郎「っと、そうでした」

辻垣内父「お届けは――智葉、大丈夫か?」

智葉「ええ、わかっています。開店前には戻れますので」

京太郎「え――お一人ですか?」

智葉「当然だ」


>返事選択
1 危ないです、俺もご一緒します
2 これをどうぞ(笛)
3 気をつけていってきてください

安価↓2


京太郎「――これをどうぞ」スッ

智葉「ん……ん? なんだ、これは……」

京太郎「笛です」

智葉「見ればわかる……随分小さいな」

京太郎「吹いてみてください」

智葉「うん?」ピュイー

智葉「っ……随分でかい音だな」

京太郎「なにかありましたら、鳴らしてください。すぐに駆けつけます」

智葉「」

京太郎「本当はご一緒したいところですが、店のこともありますので……すみません」

智葉「…………はぁ、わかった。ありがたくもらっておく」

京太郎「いいですか、絶対ですよ! 鳴らしてくださいね! 大きく!」

智葉「わかったから、さっさと弁当を用意しろ!」

京太郎「イエッサー!」

辻垣内父(……どうやってすぐに駆けつける気だ? というか、いくら大きくても、配達先まで離れたら聞こえないだろうに……)

智葉「……まったく、なにがすぐに駆けつけるだ……ふふっ、バカめ」

辻垣内父(……まぁ、いいか)


・智葉好感度+2(雑用込)

京太郎「よし! なら丁寧に、正確に、弁当を作り上げる――」

>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


>執事+2

~開店

智葉「……ただいま戻りました」

京太郎「智葉先輩、よくぞご無事で!」

智葉「護身用の得物もある。そんな危機にはならんさ」

京太郎「だめです! 女の子がそんな危ないことを!」

智葉「おんっ――ああ、もういい! お客様がお見えになるぞ、板場に戻れ!」

京太郎「はい!」

辻垣内母「もう、騒がしいわねぇ。お外まで聞こえてきたわよ、二人とも」

京太郎「う……すいません」

智葉「気を付けます」

辻垣内母「仲がいいのは結構だけど、仕事中は気をつけてちょうだいね」

智葉「な――べ、別にっ……」

辻垣内母「あ……いらっしゃいませ、お待ちしておりました。どうぞこちらへ」

智葉「ぐっ、うっ……い、いらっしゃいませっ!」

京太郎「いらっしゃいませー!」

智葉(あああああ、人の気も知らないでこいつはっ……)


>来客コンマ判定

01~07 健夜
08~14 はやり
15~21 咏
22~28 照
29~35 シロ
36~42 メグ
43~49 みさき
50~56 えり
57~63 裕子
64~70 恒子
71~77 監督
78~84 関東プロから任意
85~91 関西プロから任意
92~98 任意(すべて)
ゾロ目 関東新人プロ揃って
77 新人プロ全員

安価↓1


>関東プロ さすがに一人で……
照、シロ、メグ、健夜、はやり、咏 から一人記入

安価↓2

なんで一緒なんだよって組み合わせじゃなかったら(独断と偏見)、3も考慮


>シロ
(すまぬ、シロ咏はちょっと無理っす……)

京太郎「今日はわりとお客様が、少な目でしょうか?」

辻垣内父「ああ、水曜は休みの店も多いからな。家でゆっくりと、というご家庭も多いだろう」

京太郎「それでも、予約はしっかり入ってますよね。えっと、次のご予約は――小瀬川?」

智葉「なに?」

辻垣内母「小瀬川様、でしょう?」

京太郎「あ、はい。すいません……え、でもこれは――」

シロ「…………こんばんは」カラカラ

辻垣内母「いらっしゃいませ、お待ちしておりました」

京太郎「……やっぱりですか」

辻垣内母「お・きゃ・く・さ・ま・よ?」ゴゴゴゴゴゴゴ

京太郎「」ヒェッ

智葉「馬鹿者……おっと、いらっしゃいませ、小瀬川様。どうぞこちらのお席へ」

シロ「あ、本当に着物だ。すごく似合うね」

智葉「ありがとうございます」

シロ「その敬語はちょっと似合わないかな」

智葉「なんだと」

辻垣内母「さ~と~は~さ~ん~?」

智葉「す、すいません!」

シロ「京太郎、元気にしてた?」

京太郎「はい、おかげさまで。シロさ――小瀬川様も、試合のほう頑張っておられましたね」

シロ「女将さん、この店員なってないよ」

辻垣内母「申し訳ございません、新人なものでして」クスクス

京太郎「えええええ……」

シロ「いつも通り呼んでよ」

京太郎「え、と……」

辻垣内母「はいはい、構いませんよ」

京太郎「シロさん、かっこよかったですよ。初めての先鋒」

シロ「ありがと。まぁ、公式で初めて照と対局だったけど……はぁ、ほんっと疲れる。あのちびっこ、決勝でよく粘れたよね」

京太郎「優希は相手が強いほど、燃えるタイプですよ。昔は癇癪起こすとこもありましたけど、決勝のときは落ち着いてましたし」

シロ「智葉も、独走させない打ち方はすごかったね」

智葉「……個人戦でも当たったからな。だが私は、あそこで押さえるだけでなく、打ち勝つ予定だった」

シロ「私もそうだった……なんなの、あのモンスター」

智葉「新人の中でも一線を画しているな、あいつだけは」

京太郎「照さん、強いですからね。普段とのギャップもあって、そこが可愛いんですけど」

智葉「」イラッ

シロ「」イラッ


辻垣内母「あらあら、減点ねぇ」

辻垣内父「……京太郎、その辺にして、仕事を――」

辻垣内母「面白いところです、ちょっと見てましょうよ」

辻垣内父「お前……まぁ、こっちは俺だけでも回せるか」

追い回し(俺もいるんですけどっ)


シロ「なんなの京太郎。私より照応援してるの?」ムスー

智葉「それにいまは麻雀の話だ。か……ぃいとか、そうでないとか、そんな話はしていない」

京太郎「え、あ、はい……すいません?」

シロ「だいたい京太郎は――」

智葉「そうだ、京太郎にはそういうところが――」

京太郎(なんで怒られてるんだろう……はっ!)

>返事選択
1 大丈夫です、俺は大きなおもちが好きですから!
2 大丈夫です、お二人も可愛いですから!
3 大丈夫です、お二人のほうが綺麗ですから!

安価↓2


京太郎「大丈夫です、お二人も可愛いですから!」

シロ「」ブチッ

智葉「」ブチッ

京太郎「――あれ?」

辻垣内母「……どうしましょ」

辻垣内父「お客様の波が引いてて助かったな……」

追い回し「とりあえず、残ってる方たちにはなにかサービスを……」

辻垣内母「そうね、小鉢とお酒、サービスしましょ」

辻垣内父「……そうするか」


シロ「私たちも、ですか。ふーん、へー」

智葉「女性を並べて比較して、ずいぶん偉くなったもんだな、京太郎」

京太郎「え、や、あの、その……ち、違います、あの、そういうわけでは……」

シロ「まず基準として照だよね、京太郎は」

智葉「で、おまけに周りがいると」

京太郎「そんな、ことは……皆さん、同じくらい……かわいく……」ボソボソ

シロ「また比較」

智葉「そして評価」

京太郎「許してくださいいいいいいいいいいいいい!」

シロ「――なら、二度とそういうのしないで」

京太郎「はい、しません……」

智葉「別に照をどうこうはいい。だが、それを比較するような発言はするな。敵を増やすぞ」

京太郎「すいませんでした……」

シロ「……よろしい」

智葉「今回のことは忘れておこう……さっきの守り笛の分で、チャラだな」

シロ「なにそれ?」

智葉「持ってないのか? 吹けば京太郎が助けに来るらしい」

シロ「なにそれ欲しい」ガタッ

智葉「……ふむ、そうか。持ってないんだな。私だけにくれたようだ、京太郎は」

シロ「……京太郎」ジー

京太郎「え、あ、えと……その、特注なので、一本しか、まだ……」

シロ「それを智葉にあげたんだ」

智葉「そんな貴重なものを悪いな……大事にしよう」

京太郎「いや、でも、だって……智葉先輩、こんな遅くに、お遣いで、外に……」

シロ「私も遅くに、寮からここまで来たけどね」

京太郎「なら帰りはお送りします」

シロ「仕事あるのに?」

京太郎「うぐっ……あ、の……?」

智葉「お父さんに聞いてみろ。だめだとは思うが」

辻垣内父「こっちに振ってくるな……まぁ、閉店まではだめだ」

京太郎「…………すいません」

シロ「……もういい」

京太郎「え、と……お待ちいただければ……」

シロ「門限あるから」

京太郎「うっ……し、シロさぁんっ……」

シロ「はぁ……お腹空いた。板長さん、お腹に溜まりそうなのお願いします」

辻垣内父「……かしこまりました。では――」

京太郎「……本当に、申し訳ありませんでした……」ショボン


シロ(……別に、本気で怒ってはいないけど……やっぱりやだなぁ……京太郎のバカ。あと、照には次勝つ、絶対……)

智葉(……はぁ、こいつは本当に……どうしてこういうところで、気遣いを忘れるのやら……)

・好感度変動なし



~回想終了

京太郎「……はぁ、失敗したな」

京太郎「意図していなくても、言葉の使い方一つで、意味は変わってくるんだ……」

京太郎「いや、それ以前の問題か。問題のある部分、あらためていこう……」


~4月第三週水曜、終了


ってとこで、終了です。二人とも根に持つ人ではないので、フォローはご自由に。しなくても悪化したりはしません、へーきへーき
次の更新は、また日誌か……日誌をスルーして木曜進行か、どっちかです
明後日くらいにできれば、というところ

では、ありがとうございました。お疲れさまでした


●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1149 レベル12 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+11
 技能経験値:458

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→860 レベル9 大成功ボーナス+8
 雑用:231→485 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→177(ときめき)
・片岡優希  15→102(ときめき)
・原村和   10→229(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→100(ときめき)
・竹井久   18→137(ときめき) デート1回
・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→73(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→125(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→105(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→48(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→64(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→120(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→27(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→109(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→110(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→118(ときめき)
・鷺森灼   32→87(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→65(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→181(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→111(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→57(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→86(大好き)
・姉帯豊音  27→111(ときめき)


【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→143(ときめき) デート1回
・滝見春   13→167(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→103(ときめき)
・石戸明星  34→42(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→41(好き)※エンドなし?

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→96(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→76(大好き)
・愛宕絹恵  41→111(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→107(ときめき)
・二条泉   36→98(大好き)
・江口セーラ 44→72(大好き)
・船久保浩子 51→83(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→80(大好き)
・ハオ慧宇  49→83(大好き)
・雀明華   54→93(大好き)
・メガン・ダヴァン 51→56(好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→81(大好き)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→76(大好き)

【新道寺女子】
・白水哩   59→100(ときめき)

【プロ】
・戒能良子  22→94(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→143(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→108(ときめき)
・野依理沙  30→58(好き)
・藤田靖子  23→47(好き)
・三尋木咏  36→90(大好き)
・赤土晴絵  28→53(好き)

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→59(好き)

し、仕方ないんです……気づいてしまったらエンディング決まっちゃうんです……

今日は20:00開始目指して頑張ります
日誌はできるかわかりませんが、似たようなものができれば、と思ってます


【4月第三週水曜】

 突然ですが相談があります。
 ある友人が、先輩のAさんBさんと、話していたときのことです。
 話の中で、Cさんという、共通の知り合いであり、友人の先輩である方を話題にしたところ、AさんBさんからご不興を買ってしまったのだとか。
 友人は悪かった部分には気づいているのですが、どう詫びればいいものか、と相談してきました。
 Cさんと、AさんBさんの仲が悪い、というようなことはないと思います。
 具体的でなく申し訳ありませんが、なにかヒントのようなものでもいただければと思います。

…………

『話が見えにくいな……』
『お友達思いなんですね、京太郎くんは』
『京太郎はAもBもCも知ってる人?』
『知ってたら名前のイニシャルだけでも』

 えーっと……AさんBさんはSさん、CさんはTさんです。

『書くなバカ!』

 えっ。

『ふむ……いま関われそうな範囲言うたら……』
『Sなら菫、智葉、シロ、小鍛治プロ』
『Tは照か巴だな』

 友人の話ですよ!?

『ああ、そういう設定やったな』
『つまり、菫か智葉かシロと話しているときに、照か巴を褒めたと』
『ちょっと!わた小鍛治プロ外したのなんで!』
『え、だって違うでしょ?』
『……そりゃ、違うけど……』

 匿名ってなんだっけ。
 っていうか、褒めたとも言ってないのに……。

『対策考えるより、当事者に話聞くべきちゃうかな』
『たぶん狩宿さんの話題だよね。おね宮永照さんの話題なはずないし』
『いや、きっとわた宮永照のことだと思う。京ちゃんは宮永照と結婚したいはずだから』
『SOA』
『それはだめです! 京太郎さんは、その……と、とにかくだめです!』
『落ち着いてね』

 ……これは話題が結論が出たら、この記事の削除依頼だしとこう。
 部長でいいのかな。

『当事者と思われる先輩にメールしたところ』
『私じゃない、とのことです。これは本当ですかね?』
『クロかもしれないからグレイで』
『こちらも確認してみましたが、知らんと言われました』
『これは間違いなくクロですね』
『なぜそうなる……』
『こっちも確認。私、だってさ』
『素直!』
『巴さんは知らないって……』
『狩宿さんは正直そうだよね』
『じゃあシロで』
『やっぱりわた宮永照だった!』
『い、異議あり!』
『まとめると――智葉とシロが、照を褒められて怒ったと』
『嫉妬乙』
『どう褒めたかによるな』
『じゃあ宮永照のいいところを挙げてってー』
『えっ』

 なんか飛び火してる……すいません、照さん。


『麻雀が強い』
『鬼のように麻雀が強い』
『麻雀が強すぎてトラウマを植え付ける』
『えっぐ』
『そ、そんなことしてないよ!』
『ほかには?』
『えーっと……』
『お、おいしそうにモノを食べる……』
『健康的でええな』
『人柄とか、スキル面では?』
『さぁ』
『麻雀してるとこしか知らん』
『成績はいいって聞いた』
『営業スマイルがうまい』
『それはええとこか?』
『誰かみたいにカメラ前で固まってるよりマシやろ』
『誰の話や!』

 ……照さんは優しいし可愛いし、人に気を遣うし、あと落ち込んでる人の態度にも敏感だと思うんだけど。
 そういうとこ、あんまり人に見せないからなぁ。

『おね宮永照さんは、優しいですよ』
『落ち込んでたら声かけてくれますし』
『あ、わかる。結構気ぃ遣って、フォローしてくれるよね』
『それに可愛いよ~』
『……あ、ありがとう』

 お礼言わない。
 でも、わかってくれてる人もいてよかった。

『――その辺りのこと言うて、智葉とシロが怒ったと』

 あっ、忘れてた。

『おお、そういえばそういう話だった』
『狭量だな』
『なら目の前で言われてみればいい。普通にムカッとする』
『そうかしらねぇ……』
『じゃあみんな、目を瞑って想像スタート』

 なんだこの流れ……嫌な予感がするのう。

『ギルティ』
『ギルティ』
『京ちゃん、ひどいよ……』
『面と向かって話してるときに、ほかの子の話はちょっと……いや、かなり……』
『あったかくない……』
『京太郎くん、信じてたのに……』
『最低やな』
『おとなしく頭下げとき。言い訳は男らしないで』

 う、うわああああああああああああん!

『でも京ちゃんがわた宮永照を可愛いと思うのは自然なことで――』
『お前と話してるときにわた弘世を褒めたところでも想像してみろ』
『京ちゃんはそんなことしない』
『そ ん な こ と』
『……お前とはいつかじっくり話し合わないとだめか』

『キョータロー! それはよくないからね!』
『謝っとこ?』
『でもシロがヘソ曲げるの、ちょっと珍しい』
『怒りはしても、持続させるの面倒がりそうだもんね』
『別に、持続させては……』
『智葉は予想通りですね』
『束縛するタイプです、あれは』
『勝手なことを言うな』

 実名出まくってる……そろそろメールしとくか。

『たったいま、相談者からメールが来ました。実名出過ぎなので、この記事は今夜中に削除されます』
『魚拓残しときますね』
『そちらは私どもで、責任を以て回収いたしますので、どうぞご安心を』
『えっ』
『……あ、れ……消えてる……なんで?』

 まさか……師匠!


――――――――

~プロ

照「で、なんて言ってたの?」

シロ「……言わない」

健夜「あ、本当に宮永さんなんだ……」

はやり「きっと麻雀の話だよね☆」

メグ「麻雀の話なら、智葉が怒ることはないと思いますがスガ」

咏「シロもだよねぃ?」

照「シロは案外負けず嫌いですから。しかも私と対戦したあとなので、そこを突かれると怒ったかと思います」

シロ「…………うるさいよ」

健夜「あ、むくれてる」

はやり「お、シロちゃんもいいね☆ どうかな、牌のお姉さんやってみない? シロちゃんなら資格ありだぞ☆」

メグ「資格……アッ(察し)」

照「シロは愛想がないから難しいと思う」

シロ「人のこといえ――あっ」

照「そんなことはありません。麻雀は誰でも楽しく遊べるゲームですから☆」ニコッ キラキラキラ

咏「もう一発芸って感じだねぃ」

はやり「もったいないなぁ」

メグ「麻雀が強くなると、なにかが奪われるものなのでしょウカ……」

シロ「おもちとか……」

はやり「それはないぞ☆」

照「ずるい」

咏「婚期とか……」

健夜「」

はやり「いや! 聞きたくないぃ!」

シロ「……京太郎、はやくもらってくれないかなぁ」

照「私を可愛いって言ったなら、私をもらってくれる」

シロ「……可愛いって言ったなんて言ってないけど?」ゴゴゴゴゴゴゴ

照「なんて言ったか教えてくれない、それがなによりの証拠」ゴゴゴゴゴゴゴ

咏「はいはい、無駄な空気背負うなっつーの……しかしまぁ、あれだよねぃ」パタパタ

メグ「アレ?」

咏「まー、なんつーかさ? 京太郎は、ほれ……おもち大好きだしねぃ」

シロ「!」ガッツポ

照「」


~臨海側大学組

菫「まったく……相変わらずだ、あいつは」

巴「菫さんのこと、よく褒めてますけどね、京太郎くん」

哩「それ以上に巴のことば褒めとるやろ」

智葉「……記事は消えたし、プリントスクリーンの類も消えてはいるそうだが……」

智葉「なんでこいつは、こんな記事を書いた!」

菫「お前がつまらないことで怒るからだ、みっともない」

哩「高2に上がったばかりの男子やけん、女の話ばっかりなんも仕方なかよ」

巴「特に照さんとは古いお知り合いですし、共通の友人ですから……そもそも話題にしたのは、お二人じゃないんですか?」

智葉「う……」

菫「シロと試合をしていたな、そういえば」

哩「負けて悔しかち言うて、雀鬼だのなんだの責めよったけん、庇ったんやなかと?」

智葉「う、うぅ……うるさい!」

巴「図星なんですね……」

菫「ちゃんと謝っておけよ、京太郎くんに」

智葉「うぐっ……だが、デリカシーというものが……」

巴「そりゃ、目の前でほかの女の子が可愛いって言われるのも……まぁ、嫌ですけど」

菫「そこは年上の余裕を見せるところだろう」

哩「なんち言うても、結局は智葉も、二歳上なだけやけんね……」

智葉「お前らも同い年だろうがあああああああああああ!」


といったことが、あったようななかったような。
京ちゃんはこんな相談しないと思うので、まぁifですよ、if
では、夜に本編進行で


始めます!

-------------------------------------

~4月第三週木曜

京太郎「――ふぅ、昨日は失敗したな。今日お会いすることがあれば、もう一度きちんとお詫びしておこう」

京太郎「でも実際、誰かとの相対評価じゃなく、絶対評価でみんな可愛いからなぁ……」

京太郎「そんな人たちと知り合えただけでも幸せ者だ、俺は」

京太郎「よし、気持ちも切り替えたところで――朝の仕込みに行こう!」


>登校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ
2菫、4巴、6哩

安価↓1 コンマ一桁


>明華 偶数追加するや現れる臨海勢


京太郎「あ……おはようございます、明華先輩」

明華「京太郎! おはようございます」

京太郎「ご一緒しても?」

明華「ええもちろん、一緒に行きましょう」ギュッ

京太郎「あ、ありがとうございます」

明華(ふふふ、当ててるんですよ……?)

京太郎(……寮から学校だと、この道通らないよな? なんか用事でもあったのかな……)

明華「今朝も仕事に行ってきたんですか?」

京太郎「はい。あ、匂いついてますか?」

明華「いえ。でも……手がすごく冷たいですね、それにゴワゴワしてます」

京太郎「あはは、さすがにお湯は使えませんし、荒れるのは仕方なくて……」

明華「手袋――には、まだ早い季節ですからね。ではせめて、ハンドクリームをつけておきましょう」

京太郎「そうですね、仕事終わりには、そうしても――って、なにしてるんですか!」

明華「え? ハンドクリームをつけてるんです」ヌリヌリ ニチュニチュ

京太郎「ちょっ、みょ、明華先輩っ……ほふぅっ!」

明華「じっとしていてください」クチュクチュ

京太郎(のおおおおおおおおおおお!)

明華「京太郎の手は大きいですね。それなのに、牌をツモるときは、すごくしなやかで、繊細に見えますから……」

明華「お料理に手をかけるのもいいですけれど、少しは手入れに気を遣ってくださいな」

京太郎「は、い……そう、します……」

明華「はい、おしまいです」

京太郎「ありがとうございました……」グテッ

明華「いかがでしたか?」

京太郎「最高でした……って、ま、まさかわざと――」

明華「さぁ、なんのことでしょう?」クスクス

明華「では、ゆっくり行きましょう。あまり急ぐと、すぐに着いてしまって、もったいないですから」

京太郎「はい……お供いたします」

・明華好感度+1


~木曜、昼

京太郎「ネリー、量にはあまりこだわらないんだな」

ネリー「そうかもしれないし、違うかもしれない」

ネリー「ある分はしっかり食べるよ、モッタイナイからね」

京太郎「そか。ま、いいことだよ、飯を無駄にしないのは」

京太郎「俺も昔は偏食だった……けど、オフクロが全部食べなきゃご飯作らないって言ってな、それ以来、なんでも食べるようになったんだよ」

モブ子「ん? いまなんでもって――」

京太郎「食うんだよ」

モブ子「ノンケでも構わず食っちまうのか……(困惑)」

京太郎(こいつ、危険な領域に突入してんなぁ……)

京太郎「まぁおかげでこんだけデカくなれたし、ネリーもいっぱい食べればもっと大きくなるかもな」

ネリー「おっきく……うん、いっぱい食べる!」

ネリー(あれだけ言って、監督以上になれないのは……カッコ悪いもんね!)

京太郎「あ、いっぱい食べるにしても、よく噛んで、ゆっくりだぞ」

ネリー「ろうひて?」モキュモキュ

京太郎「よく噛むことで、消化しやすく、栄養を吸収しやすく――身体が大きくなりやすくなるからな」

ネリー「ひょーはい」モグモグモグモグ

京太郎「…………」ナデナデ

ネリー「?」エヘヘー

京太郎「お茶飲むか?」

ネリー「もふ!」


ネリー「ごちそうさまでした!」

京太郎「おそまつさまでした。さて――」


>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>部室、メグ

京太郎「今日も昼から、お掃除お掃除~……お?」ブィィィィィン

京太郎「もしもし、須賀です」

メグ『ハロー、京太郎。ダヴァンでスヨ』

京太郎「メグ先輩、お久しぶりです!」

メグ『本当に、通常行動では選ぶ余地がありませんでしたカラ……ですが、これで流れは変わりまシタ』

京太郎「へ?」

メグ『ああ、いえ。こちらのこトデ。それより、変わりはありませんか、そちらハ?』

京太郎「ええ、みんな頑張ってますよ。誰かに用事でもありますか?」

メグ『それならいいんデス……サトハは気難しいところがありますカラ、怒らせたりしているのではないカト、心配しただケデ』

京太郎「……そ、ソンナコトナイデスヨー」

メグ『……なるほど、よくわかりまシタ』

京太郎「ち、違うんです!先輩は悪くなくてですね……」

メグ『珍しいことでスヨ。サトハが誰かを怒るというノハ、あまりないことなノデ』

メグ『それがプライベートな事情なら、なおさらデス……』

京太郎「……あの、なんとか謝りたいんですけど、どうしたらいいでしょうか」

メグ『それは自分で考えることデス。男の領分でスヨ』

京太郎「はい……」

メグ『まぁ……気難しいですが、まっすぐな性格ですカラ。失礼なことをしたと思うナラ、素直に言えばダイジョブでしょう』

京太郎「ならいいんですけど……ところでメグ先輩」

メグ『はい?』

京太郎「いまはお時間、大丈夫なんですか?」

メグ『ええ、休憩中です。ハヤリの目もなく、リラックスして――』

『ただいま~☆ お、メグちゃん、お昼いこーよ☆』

メグ『ああ……はい、行きましょウカ……』

『ん、電話? 誰とかな? 京太郎くんはダメだぞ☆』

京太郎「…………お忙しいようですし、これで切りましょうか」

メグ『ええ、スミマセン……また改めて、用件を伝えマス』


京太郎「ふーむ、なんだったのか……」

・メグ好感度+1


~木曜、放課後

京太郎「――という電話がありまして」

アレクサンドラ「あっそ」

京太郎「冷たい!」

明華「本当ですよ、監督」ナデナデ

ハオ「京太郎が報告してくれているというのに」ナデナデ

京太郎「二人とも……」ジーン

アレクサンドラ(ダメ弟を甘やかす姉に見える……)

アレクサンドラ「卒業してプロになった子の行動なんて、こっちはわかんないの。また連絡するって言ってるんだし、それから判断しなさい」

京太郎「はい……」

ネリー「それより練習しよ!」

明華「あら、やる気ですね」

ネリー「ネリーはいつもやる気だよ!」

ハオ「まぁ、前半は京太郎がいないんですけどね……」

アレクサンドラ「一緒に移動できるかもしれないでしょ。あ、二人はまだなんだっけ」

明華「いまの言葉――」ゴッ

ハオ「我々への挑戦ですね」ゴッ

アレクサンドラ「日頃から私には挑戦的なこと言いまくってるのにねー」

ネリー「キョウタロー、早く練習!」

京太郎「あ、ああ、そうだな――」

>通常行動、一年指導
1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 メンバー好感度(一人選択)+1

安価↓2


京太郎「それじゃ、一年の指導に行ってきます」

明華「…………」ワクワク

ハオ「…………」キラキラ

ネリー「ネリーかな?」ジー

アレクサンドラ「……私も忙しいから、その……ちょっとだけよ?」

京太郎(選びづらい……)


>パートナー選択、一人記入

安価↓2


>アレクサンドラ、ゾロ目

京太郎「んー、そうだな……あ、そうだ」

京太郎「あの、監督。ちょっと考えてることがあるので、一緒に来ていただけますか?」

アレクサンドラ「……ん、仕方ないわね」

明華「もうなにも信じられない」

ハオ「夢も希望もありません」

ネリー「こんなの絶対おかしいよ……」

アレクサンドラ(……ま、あとでキョウタロウがなんとかするでしょ)

京太郎「監督?」

アレクサンドラ「はいはい、それじゃ行きましょ」


アレクサンドラ「しかし……君も物好きね。素直に明華かハオ選べばいいのに」

京太郎「へ?」

アレクサンドラ「いや、だって……もち、が……」

京太郎「?」

アレクサンドラ「あー、なんでもない!」

京太郎「はい!」ビクッ

アレクサンドラ「ごめん、大きな声……それで、考えてることって?」

京太郎「あ、前にネリーと一緒に行ったとき、それぞれの育成というか、勝手にランキングしちゃったので、その確認をお願いできたらなと」

アレクサンドラ「ああ……なんだ、それで私だったのね」

京太郎「え、それだけじゃないですけど」

アレクサンドラ「」

京太郎「監督の指導を近くで見られる機会って、あんまりないですから。できる限り、ご一緒したいと思ってるんです」

アレクサンドラ「」

アレクサンドラ「あ――そ、そう、なんだ……」

京太郎「はい」

アレクサンドラ「――まぁ、アレよね。君はよく、大学行ったり買い物行ったり、忙しくしてるから」

京太郎「あー、そうかもしれません……なんかすみません、真面目にしてなくて」

アレクサンドラ「……褒めてるのよ、おバカさん」

京太郎「へ?」

アレクサンドラ「ううん、なんでもない。さて――なら、前のを参考に、ちょっと指導していきましょうか」

京太郎「よろしくお願いします!」

アレクサンドラ「君も指導側よ、忘れないで」

京太郎「はい!」

・雀力+1
・アレクサンドラ好感度+2


京太郎「すげぇ……やっぱり監督の指導は、的確ですね」

アレクサンドラ「そんなことないわ。君とネリーが作ってくれた寸評のおかげ。よくできてた」ナデナデ

京太郎「おう……あ、ありがとうございます」

アレクサンドラ「……あっ、ごめん」パッ

京太郎「いえ、その……嬉しいっす」

アレクサンドラ「そ、そう? ならいいけど……」ナデナデ

明華「――いつまでやってるんです?」ジー

ハオ「とっくに練習時間です。集中を」ゴッ

ネリー「監督、キョウタローに甘い!」

アレクサンドラ「あんたらがてきびしーのよ」

京太郎「まぁ、でも練習は練習ですよね。真面目にやりますか」

アレクサンドラ「よしよし、偉いわね」ナデナデ

明華「」

ハオ「は、離れてください! 京太郎、監督は危険です!」

京太郎「なんでだよ……」

ネリー「ネリーも! ネリーも撫でる!」ピョンピョン

京太郎「ネリーはまだ届かないか……」

アレクサンドラ(あー、やっばい……あの子撫でたがる子の気持ち、わかってきたなぁ……撫で心地いいもの)


京太郎「さて、今日の予定は――と」

>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (プロ、アレクサンドラのみ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇
(プロに勝利すれば好感度+1。やや手加減以上なら+3、その場合は四回判定のみ。本気なら勝敗問わず経験値+10)
 D大学 成長関連はAの対局と同じ。大学組と試合ができる

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学に差し入れ Aに準拠

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(在校生から一人、遭遇判定で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・監督好感度+1
 C大学 雑用1~3、執事1、アポ相手&もう一人(大学組)選択可能、好感度それぞれ+1
 Dプロから電話 雑用3 執事1 プロ好感度2~4 夜行動なし


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>対局

京太郎「じゃ、打つか」キリッ

明華「その意気です!」

ハオ「では私が」

ネリー「ネリーが!」

アレクサンドラ「はいはい。それじゃいつものね」

京太郎「……はい」 (そっと牌譜を手にする)


>相手選択、一人記入

安価↓2-4


>監督、ハオ、明華


監督「はいトップ」

ハオ「今日は調子がよさそうです」

明華「危なかったですね……でも、やりましたっ」ニコッ

ネリー「なんで!」

京太郎「まぁまぁ、運が悪かったな。こういうこともあるさ」ポンッ

ネリー「でもー……」

京太郎「ま、今日はここで見てろ。俺がかたき討ちしてやるさ」キリッ

ネリー「キョウタロー……うん! 見てるねっ」ストンッ キュッ

京太郎「……くっつきすぎじゃね?」

ネリー「明華もこのくらいだったよ?」


明華「私、あんなでしたか?」

ハオ「ええ」

明華「そうですか……もう少しくっついたほうがよさそうですね」

アレクサンドラ「あ、そっちなんだ」


>対局回数
1 四回判定
2 二回判定

安価↓1


>四回判定

京太郎「では――よろしくお願いします」

ネリー「がんばって、キョウタロー!」

京太郎「おう、任せろ」

ハオ「……あれ?」

明華「もしかして、私たち……」

アレクサンドラ「敵役みたいねぇ……」

明華「……私も次から、あれで行きます」


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
明華 ↓3+112
京太郎 ↓4+115+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 51+150=201
ハオ 85+97=182 放銃
明華 96+112=208
京太郎 54+115+25=194【鼓動のリズム】ロン

打点61→16→【カッパーシュート】→24 子:1300→【無敗劣】→1600

監督25000→
ハオ25000→23400
明華25000→
京太郎25000→→26600


京太郎「ロン、1600点」

ハオ「――久々ですね、その独特のリズム」

アレクサンドラ「私か明華だと思ったけど」

明華「ええ。もう張ってましたし、私もそのつもりで」

京太郎「なら、うまく横取りできたな」

明華「むー、なんだか損しました」

京太郎「いや、そういうゲームですから、麻雀……」

アレクサンドラ「はいはい、切り替えて。けど、それもそれで厄介なのよね……どうやって止めようかしら」

ネリー「監督もお掃除してもらいたいの?」

アレクサンドラ「え――いや、ち、ちがっ……そういうことじゃなく――」

京太郎「あ、俺はいいですよ。負けたらお掃除に伺いますから」

ハオ「ほう……」

明華「まず監督には負けられませんね……」

アレクサンドラ(あー、なんか変なことに……けど、勝っちゃったら、その……不可抗力よね?)


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
明華 ↓3+112
京太郎 ↓4+115+25

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 52+150=202 △ ノーテン
ハオ 53+97=150 テンパイ
明華 78+112=190 ノーテン
京太郎 65+115+25=205 △ テンパイ

△が3差、流局

監督25000→23500
ハオ25000→23400→24900
明華25000→23500
京太郎25000→→26600→28100


京太郎「よし、もらった!」

ハオ「……あーあ」

明華「それはフラグです、京太郎にとっては」

京太郎「いやいや、今回はガチで――」


京太郎「……テ、テンパイで……」ブルブル

アレクサンドラ「ふぅ……ノーテンよ」

ハオ「テンパイ」

明華「ノーテンです。残念でしたね、京太郎?」

京太郎「こ、これは……これはな、ちゃうねん」

ネリー「わっ、変な話し方になった」

ハオ「ですからフラグはよくないと」

アレクサンドラ「まぁ次はしっかりやりなさいね」

京太郎「はい……くっ!」


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
明華 ↓3+112
京太郎 ↓4+115+25

打点↓5


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 77+150=227 ゾロ目ツモ→放銃
ハオ 43+97=140
明華 59+112=171
京太郎 48+115+25=188【一意専心】カウンターロン

打点55→カウンターで1000

監督25000→23500→22500
ハオ25000→23400→24900
明華25000→23500
京太郎25000→→26600→28100→29100


京太郎「っしゃあ! ロン、1000点です!」

アレクサンドラ「っ……ほんと、油断できないわ……」

ネリー「でもそれじゃ飛ばないよ……」

京太郎「ま、まだラストがあるから……」

明華「それにいまのは、放っておくと監督が大きいのでしたね」

ハオ「満貫くらいでしょうか」

アレクサンドラ「ご想像にお任せ……いまのはバレないと思ったんだけどなぁ」

京太郎「ふふ、俺の嗅覚を侮らないでください」

明華「…………」スンスン

ハオ(大丈夫でしょうか……)スンスン

アレクサンドラ(…………うん、大丈夫ね)スンスン

京太郎「いえ、その……上がりへの、というか……本気に取らないでください。みなさん、いい香りですし」

アレクサンドラ「なっ、バッ……せ、セクハラよ!」

明華「今度、シャンプー変えてみます。気づいてくださいね?」

ハオ「私はソープを変えてみましょうか……」

ネリー「ネリーは?」

京太郎「……牛乳っぽい、いい匂いだな」

アレクサンドラ「やっぱりそういう匂いなの!?」

京太郎「聞かれたから答えただけですよ!」


京太郎「あー、なんか変な汗かいたっての……」

対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ハオ ↓2+97
明華 ↓3+112
京太郎 ↓4+115+25

打点↓5


>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 90+150=240
ハオ 85+97=182
明華 33+112=145 ゾロ目ツモ→放銃
京太郎 31+115+25=171【一意専心】→カウンターロン

打点1000点

監督25000→23500→22500
ハオ25000→23400→24900
明華25000→23500→22500
京太郎25000→→26600→28100→29100→30100 トップ


京太郎「ロン――お疲れさまでした」

アレクサンドラ「……お疲れさま。今日はちょっと、打ち方変えた? 守備的っていうか」

京太郎「そんな余裕は……けど、明華先輩と監督の調子がよさそうなので、しっかり見ていたとは思います」

明華「全員から少しずつ摘んで上がりましたね」

ハオ「摘むだけで、食べたりはしないんですね……」

ネリー「味見するだけ?」

京太郎「人聞きが悪いよぉ!」

明華「なんの話でしょうか」クスクス

ハオ「料理の話なのですが……京太郎はなにを?」

京太郎「ぐっ……うぅ、ひどい辱めを……」

ネリー「そんなことより! 誰も飛んでないよ!」

京太郎「すまん、今日はちょっと厳しかった」

アレクサンドラ「そう簡単に飛ばないってば……」

京太郎「俺、今月中に誰かの部屋掃除、できるのかな……」

明華「監督が余計な提案をしていなければ……」

ハオ「今頃、私たちのお部屋で……」

ネリー「もったいない……」

アレクサンドラ「はぁ……はいはい、私が悪かったわー」

アレクサンドラ(こっちも後悔してるわよ、もう……)


・雀力+15
・アレクサンドラ、ハオ、明華好感度+2


~木曜、夕方

京太郎「あ――そろそろ下校時刻、ですね」

アレクサンドラ「そうね」

京太郎「……これって、俺以外守ってる人いるんですか?」

明華「寮生以外は、それなりに」

京太郎「それでもそれなりなんですか……」

ハオ「名残惜しい……そうだ、今日は私の部屋に泊まりませんか?」

京太郎「ほかの女子が困るだろうし、やめとくよ」

ネリー「大丈夫、みんな喜ぶよ」

京太郎「どっちにしろ、夜は仕事だしな……それじゃ、お先に」

明華「はい、お疲れさま……ああ、行ってしまいました」

アレクサンドラ「いいから集中しなさい」

ハオ「恋する乙女は傷つきやすいんですよ、監督」

アレクサンドラ「麻雀と恋は両立しないもんなの。そうでなきゃ、トッププロが売れ残ってるわけないでしょ」

ハオ「なんてことでしょう……」

明華「両立する前例になればいいだけです」

ネリー「売れ残りはいやだよね!」


京太郎「……なにか不穏な会話をしてるような気がするなぁ」

>下校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ
2菫、4巴、6哩

安価↓1 コンマ一桁


反転のせいで、ハオがゾロ目に寄ることはありません

--------------------------------------------------

>ネリー

京太郎「……で、どうした?」

ネリー「途中までお見送りっ」

京太郎「ちゃんと言ってきたか?」

ネリー「うん!」

京太郎「ならいいけど。でも、大丈夫だぞ?」

ネリー「ネリーは邪魔になる?」

京太郎「ならねーってば」

ネリー「じゃあ一緒に!」ギュッ

京太郎「それ、疲れないか? 手、ずっと上げっぱなしになるだろうし」

ネリー「いまはね」

京太郎「いまは?」

ネリー「すぐおっきくなって、そうしたら手を上げなくても、普通につなげるから」

京太郎「気が長い話だなぁ」

ネリー「すぐだよ! だから待ってて!」

京太郎「はいはい、そうするよ……ならいまは、よっと」

ネリー「ひゃっ! きょ、キョウタロー!?」

京太郎「こういうの、お姫様抱っこっていうらしいぞ。ネリーは軽いから、こうすると抱きやすいな」

ネリー「」

ネリー「あ、う……あ、やっぱり……すぐには、おっきく……ならなくて、いいかな……」

京太郎「そうか? ならもうしばらくは、こうやって帰るか」

ネリー「う、うん……」

京太郎「――って、ダメじゃん! ネリー、もうそろそろ門だから。ここまでな。ちゃんと部室帰れよ!」

ネリー「うー……はーい」

京太郎「また明日な」

ネリー「ん、またね、キョウタロー!」


・ネリー好感度+1


ま、雅枝さんは弱かったのでは……なわけないか

------------------------------------------------

~木曜、夜

京太郎「あー、疲れた……今日はハードだったな、なんとなく」

京太郎「と、倒れてるわけにもいかないな。明日の準備して、それから――」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 料亭・辻(執事1~3、智葉0~2、お客さん???)
4 寝る(翌日好調)
5 デートに誘う(休日使用、買い物予定なら注意)

安価↓2 ※人物は別途安価します


>料亭回想


京太郎「……顔、だし辛いんだよなぁ」

京太郎「お、おはようございまーす」オソルオソル

京太郎「……智葉さんは、まだか」

追い回し「あ、京太郎さん! おはようございます!」

京太郎「うぁい! バカッ、声でけーよ! 静かに!」

追い回し「なんでっすか? いつも言ってるじゃないっすか、返事は元気にって!」

京太郎「だぁ! 気づかれんだろ!」

智葉「――誰にだ?」

京太郎「ひゅいっ!」

追い回し「お嬢さん! お疲れさまです! 今日もお綺麗で!」

京太郎「やめろバカァ!」

智葉「……はぁ」

智葉「おい京太郎」

京太郎「う、うぃっす」

智葉「……その、だな……なんというか――」


>返事選択
1 智葉の言葉を待つ
2 すいませんでしたぁ!
3 し、仕込みに入りますので!

安価↓2


京太郎「…………」

智葉「……昨日は、悪かった……」

京太郎「……えっ」

智葉「いや……私も、大人げなかったと……」

京太郎「さ――智葉先輩は悪くありません!」

京太郎「俺のデリカシーが足りなくて……そのせいですから」

智葉「……とはいうが、な……私やシロの発言は理不尽だった。彼女や配偶者ならともかく、一先輩としての態度ではない」

智葉「その点については、詫びておく……だが、言ったことも事実だ。そのことだけわかってくれれば、私はもう、怒ることなんてないからな」

京太郎「……はい」

京太郎「俺こそ、すみませんでした……」

智葉「よし――なら、話はここまでだ。仕込みの続きに入ってくれ。時間がないだろう」

京太郎「……はい!」

智葉「うん。では、今日もよろしくな」ポン


京太郎「よし、やるぞ! 今日はやる気が十分だ!」

辻垣内父「ほう。普段はやる気が足りないか」

京太郎「」

京太郎「そ……そんなことは、けして……」

辻垣内父「冗談だ。まぁ……あれはなかなか、面倒なところがある。母親に似たらしくてな」

京太郎「はぁ……?」

京太郎(むしろ板長のほうでは……とは言えない)

辻垣内父「……お前さえよければ、よくしてやってくれ」

京太郎「あ、はい、それはもう……」

智葉「お、おお、お父さん! なんの話を――むぐっ!」

辻垣内母「まぁまぁ智葉さん。いいところですから、そっとしておいて……」

智葉「な、なにがいいところで……こら、京太郎! 話を――」

京太郎「……仕事、しますね」

辻垣内父「ああ、しっかり頼むぞ」

・智葉好感度+1


>執事判定 自動成功、ゾロ目大成功
安価↓1


・執事+2


京太郎「そう、なにも特別なことはしない……いつも通り、丁寧に――だ」

辻垣内母「そろそろ開店ね。では――本日もよろしくお願いします」

全員『お願いします!』


>来客コンマ判定

01~07 健夜
08~14 はやり
15~21 咏
22~28 照
29~35 シロ
36~42 メグ
43~49 みさき
50~56 えり
57~63 裕子
64~70 恒子
71~77 監督
78~84 関東プロから任意
85~91 関西プロから任意
92~98 任意(すべて)
ゾロ目 関東新人プロ揃って
77 新人プロ全員

安価↓1


そうか、爽とレジェンドもか……どうしよう

1 当然いるよなぁ?
2 (遠いしいるわけ)ないです

安価↓1


>ゾロ目……えっ、ゾロ目!?


京太郎「――いらっしゃいませ!」

照「京ちゃん、来たよ!」

京太郎「」

シロ「…………」

京太郎「シロさん……えっと、お疲れさまです!」

シロ「……ん、お疲れ、京太郎」ニコッ

智葉(さっきのメール、感謝しておけよ)

シロ(はいはい)

メグ「サ~ト~ハ~? シロとコソコソ、なにを話してるんデス?」

智葉「別に。それより久しぶりだ、メグ。少し痩せたか?」

メグ「ハハハ! プロは厳しいですかラネ、消耗もしマス」

照「京ちゃん! ケーキ焼いて、ケーキ!」

シロ「照、落ち着いて……」

京太郎「……皆さん、お揃いですね。今日はお休みですか?」

シロ「日程、見てないの?」

京太郎「えーっと……」

辻垣内母「今日は移動日で、オフなのよね」

メグ「その通りデス。ということで、新人だけで夕食をと、ここを予約しまシタ」

照「私のリクエスト」

京太郎「あ、ありがとうございます……」

照「嬉しい?」

京太郎「はい、もちろん」

照「ふふっ」ムフー

智葉「まぁこちらへ……そういえば、予約人数にはあと3人足りないな」

シロ「一人がなんか電話してたから、道知ってる人と、そのチームメイトは置いてきた。もう追いついてくる」


カラカラカラ
晴絵「ちょっと、本当に置いていくか! 普通!」

京太郎「ファッ!?」

シロ「あ、赤土先生、お疲れさま」

晴絵「先生はやめてって……あ、二人も入ってー」

爽「うは、高そうな店ー。あ、辻垣内がいる!」

智葉「ご挨拶だな……というか、我が家は皆、辻垣内だ」

辻垣内父「いらっしゃいませ」

辻垣内母「どうぞごゆっくり」

爽「あ、はい、すいません……」

晴絵「相変わらず人見知りねー……ほら、絃ちゃんも入りな」

絃「はい、失礼します」

京太郎「……晴絵先生、なにやってんですか!」

晴絵「おー、いい反応。いや、今日からってか明日から? 地獄のロードでねー。東京入りしたのよ」

絃「……あっ、すごい」

京太郎「え?」

絃「本物の派遣執事……初めて見た」

京太郎「あ、ど、どうも……えと……?」

智葉「千葉の霜崎絃だ」

京太郎「ああ! 憩さん、利仙さんのご友人の……それに阿知賀のメンバーともお知り合いだとか」

絃「私のこと、知ってるの?」

京太郎「お名前だけですが。お会いできて嬉しいです。どうぞ、ゆっくしていってください」ニコッ

絃「…………」

晴絵「うわ、出たよ」

爽「いやいやいや、私の紹介してって、ハルちゃん!」

晴絵「誰がハルちゃんか」

京太郎「そちらの方は――って、有珠山高校の、獅子原爽さん!?」

爽「おぉっ! やった、私有名人!」

照「そうじゃなくて、清澄と当たって、咲とも試合してたから知ってるだけ」

爽「照やん、それひどくね?」

シロ「どうして逆ブロックの照が把握してるのさ」

照「…………たまたま」

京太郎「照さん、咲大好きですからね……初めまして、獅子原さん。清澄の――あ、いまは臨海ですけど」

晴絵「そして前は阿知賀」

照「白糸台です」

シロ「宮守ね」

京太郎「……清澄の、須賀京太郎です。どうぞよろしく、お願いします」ペッコリン


>絃、爽、初対面好感度判定
43+コンマ一桁数字+二桁数字+ボーナスあれば

絃 安価↓1
爽 安価↓2


>絃 43+9+1=53(好き)

>爽 43+6+1=50(好き)


絃「本当に、かっこいい……」

爽「イケメンオーラすげー」

京太郎「あははは……恐縮です」

照「デレデレしない」

京太郎「してないっす!」

照「してるよね?」

シロ「……ん、まぁ……」

照「どうしたの、普段ならもっと怒ってる」

シロ「え、別に……」

京太郎「……昨日はすいませんでした、シロさん」

シロ「……うん、私もごめん。ちょっと失敗したね」

京太郎「それじゃ、これで……仲直り、でいいですか?」

シロ「うん」

京太郎「よかったです」ホッ

シロ(愛い奴)

メグ「シロとケンカしてたのでスカ? もしかして、サトハの話と、なにか関係が――」

智葉「……どういうことだ?」

京太郎「え、それは……」

メグ「お昼に電話して、口ぶりから心配事を聞きだしまシタ」

智葉「お前というやつは……まぁいい。私のせいだからな」

京太郎「すいません……」

晴絵「全然話が見えてこない……けど、私が元担任として信頼されてないのはわかった」

京太郎「先生、俺の担任じゃなかったですけど」

晴絵「あれ、そうだっけ?」

爽「いい加減っすねー」

絃「爽が言う?」

京太郎(……絃さん、スレンダーに見えてなかなかの……爽さんは、あれだな……まぁ、うん)

爽「……不愉快な波長を察知」

照「奇遇だね、私も」

晴絵「……まーた病気か」

智葉「謝っておけ、京太郎」

京太郎「理不尽!?」


辻垣内母「賑やかねぇ……お座敷のほうがよかったんじゃないかしら」

智葉「私もそう思います。いいから突っ込んでおきましょう」

照「断固拒否」

シロ「京太郎と話せないじゃない」

京太郎「……板長、どうしましょう」

辻垣内父「俺に振るな……まぁ、カウンター7名様で回せないこともないだろう。これで回せないなら、元からやってられん」

京太郎「了解です」

照「京ちゃん、板前さんみたい……かっこいい」

京太郎「ありがとうございます」

絃「写真撮っていい?」

京太郎「えっ」

辻垣内母「構いませんよ。ほかのお客様の邪魔にならないようにだけ、お願いしますね」

京太郎「えっ」

絃「ありがとうございます」パシャパシャ

晴絵「じゃあ私も」

京太郎「大人として弁えろアラサー」

晴絵「あぁ?」

京太郎「」スイマエンデシタ

爽「っつーかさー、なんで有珠山来てくんなかったのー? 私の在校中にさー」

シロ「あれ、京太郎が選んでるんじゃないよ」

爽「えっ、マジで?」

メグ「そう書きこまれてましたし、申し込みにも書かれてましタガ」

照「京ちゃん、これ美味しいね」

京太郎「ぶれませんね、照さん。こっちもおすすめですよ」

照「じゃあそれも」

智葉「おい照、値段は把握してるんだろうな」

シロ「照は小金持ちだから大丈夫だよ。本と京太郎とお菓子以外、お金使わないから」

照「大事なのはその三つだけ」キリッ

京太郎「普段の食事にも、気を遣ってくださいね」

照「じゃあ京ちゃんが作って」

シロ「……前の試合の後、京太郎、うちの寮でご飯作ってくれたよね。ありがとう」

照「!?」

メグ「ほう……」

智葉「燃料が……」

爽「すげー、そんなこともしてくれんのっ? じゃあ北海道でもしてよ!」

絃「そっちは遠いし……千葉なら近いよね」

晴絵「若い子はすごいねー、グイグイ行っちゃって」

辻垣内母「晴絵ちゃんも、まだまだお若いじゃないですか」

晴絵「ははは……さすがに一回り近く差があると、どうも……」


シロ「まぁ詳しくは話さないけど、試合に呼んで、そのお礼にって反省会のご飯を」

京太郎「……そんなとこです」

照「じゃあ、次の試合で……」

京太郎「じ、時間がありましたら……」

晴絵「次って横浜、三尋木プロとでしょ? 余裕あるの?」

照「ありません。だから京ちゃんに来てほしい……来てくれたら、三尋木プロにも稼ぎ勝ちます」

絃「……すごい自信」

爽「ちょっと鳥肌きた」

メグ「やりそう――と思うあたり、さすがミヤナガテル」

智葉「……勝負には期待している。私たちの世代のトップとして、トッププロ、日本代表の鼻を明かしてみせてくれ」

照「京ちゃんが来てくれたらね」

京太郎「――金、土、日の三日ですよね?」

照「えっ」

京太郎「行けるかはわかりません。ただ、日曜はお店も休みですから、一応の確認です」

照「そ、そうだよ。週末三連戦」

京太郎「――応援してます、照さん」

照「……ん、頑張る」

晴絵「困ったって顔してるわね」

絃「大口叩いたから……」

爽「へいへいチャンプビビってるー!」

照「ビビってない……大丈夫、勝つからね」

メグ「ちなみにあと2チームは、この中ではありませんかラネ」

智葉「シロ辺りも絡めば、面白かったかもな」

シロ「……次鋒に回してもらおっかな」ダル

晴絵「全力三尋木プロとなんて、なかなかできないからやっといたほうがいいよー」

メグ「学校に来られるときは、さすがにないのでしょウカ」

晴絵「高校生相手に無双するプロとか、恥ずかしいでしょ」

絃「プロと打って気を失った学生がいたような……」

京太郎「あ、あれは俺がお願いしたので」

爽「へー、よく見てんね、絃」

絃「ファン、だから」ポッ

京太郎「へ――」

絃「あ、忘れてた……握手、して」

京太郎「えと……生物扱ってて、汚れてますし――」

絃「そう、残念……」

京太郎(静かだけど、グイグイ来る人だな……でもファンって、結構嬉しいかも)

晴絵「派遣執事、新人プロからファンと言われて、デレデレしてるなう……っと」

京太郎「そのへんにしておけよレジェンド」


7人絡めると、話がまとまらねえええ!

---------------------------------------------------------------------

爽「なんかさー、距離があるよね」

京太郎「はい?」

爽「学校で会ってる組、ファンとか言ってすげー情報量の人、知ってるけど距離感のある私」

京太郎「はぁ」

爽「なんちゅーか、私ももっと知り合いトークしたい」

京太郎(無茶振りするなぁ……)

照「あまり京ちゃんを困らせたらだめ」

シロ「照が言う?」

照「私は困らせたりしない……して、ないよね?」

京太郎「もちろん」

照「ふふんっ」ムフー

智葉「照にだけ甘すぎるぞ。菫に報告したら、呆れられるぞ」

照「あ、そういえば菫は元気にしてる?」

智葉「健康、健啖、ついでに説教までされた……良くも悪くも、弘世菫そのものだ」

爽「ねー、知り合いトーク!」

晴絵「そういうときはこれかな……ジャーン!」

メグ「なんです、それハ?」

晴絵「レジェンボックス!」

絃(どこに持ってたんだろ……)

晴絵「ここに、いくつかの話題を収納してますのでー……ほい、京太郎くん引いて?」

京太郎「いま手が離せないんで」スルー

晴絵「なんか私に冷たくない?」

京太郎「滅相もない。先生のことは尊敬してますし、いまでも感謝してます」ニコッ

晴絵「ならいいけどね」フフンッ

爽(ハルちゃんちょろ!)

シロ「じゃあ、私引くね」


>シロが引いたクジ コンマ判定

0代 選択できるならどこの学校に行く?
10代 いままで行った学校、どこがよかった?
20代 麻雀やってて辛かったことは?
30代 麻雀やってて楽しかったことは?
40代 執事の修行ってどんなの?
50代 憧ってかわいいよね?
60代 どのプロが一番教えるのうまかった?
70代 選択できるなら、どこの学校?
80代 有珠山との試合、どの試合に注目してた?
90代 将来の目標は?
ゾロ目 阿知賀メンバーについてどう思う?
72 ぶっちゃけ、おもちは大きいのと小さいの、どっちが好き?

安価↓1


ゾロ目と72をなぜ逆にしなかったと自問しつつ、ちょっと中断
1時半くらいから書きます。お休みの方は、どうぞごゆっくり


>阿知賀メンバーについてどう思う?

シロ「――だって。なんですか、これ」

晴絵「えっ」

爽「ここからどうやって知り合いトークしろと!」

晴絵「あれー? 一枚忘れてたか……あ、これ実はね、合宿のときにでも、夜のレクリエーションでやるかなーっと思って作ったやつなのよ」

京太郎「また随分前のやつですね」

絃「合宿……11月、京太郎くんが阿知賀にいたとき、白糸台とした合宿ですね」

シロ「絃、詳しすぎ」

晴絵「そのとき聞こうと思って入れてたの、抜き忘れちゃったかー」

照「ほかにはどんなのがあったんですか」

晴絵「えーっとね……おもちは大きいのと小さいのと――」

京太郎「やめろおおおおおお!」

辻垣内父「営業中だぞ」

京太郎「」スマセン

晴絵「あとはねー、麻雀に関することとか、色々。でも今回はほら、これ引いちゃったわけだし」

京太郎「えっ」

爽「誰得すか」

晴絵「えー、私得かなーって」

京太郎「」イラッ

シロ「引き直す?」

メグ「ですね、ルールも決めていませんでシタ」

智葉「――いや、面白いかもしれないぞ」

京太郎「え?」

智葉「昨年のレギュラーが四人も残っている学校は少ない。そのうちの一つだ」

智葉「メンバーをどんな打ち手と見ているか、興味はある」

絃「なるほど……」

爽「えー、ちょっとつまんなくないか?」

シロ「ならあとで、女の子としての評価聞けばいいよ」

京太郎「ちょ!?」

晴絵「私的にはそっちメインかなー」

京太郎(地獄に堕ちろ!)


京太郎(――どんな打ち手、のほうならいいけど……問題は後半のほうだ)

京太郎(昨日のこともあるし、あまり深く掘り下げたくないな)

京太郎(それに営業中だし、あんまり騒ぐのも……ほかのお客様に、印象が悪――)

京太郎「……あれ?」

辻垣内父「どうした」

京太郎「いえ、ほかのお客様は……?」

辻垣内母「帰られた方もいらっしゃるけれど、何組かはお座敷よ」

京太郎「あ、ああ、なるほど……やっぱり騒がしいですもんね。なので、この話題はこの辺で――」

辻垣内母「じっくり見たいからって、あちらから見てらっしゃるわ。予約のお客様ももういらっしゃらないし、ゆっくり話すといいわよ」

京太郎「い、いやー、新規のお客様が、入りにくいかな、と……」

辻垣内父「……どのみち、お客様がよく食べてくださるおかげで、モノはだいたいはけてる」

照「おいひい」

京太郎「どんだけ食べてるんですか!」

照「?」

辻垣内父「おいしく召し上がっていただく、なにか問題があるか?」

京太郎「」ナイッス

絃「私は聞いてみたい。ほかの高校生の評価、派遣執事がしてるのを見たことない。強いとかそんなのばっかりで」

爽「おお、絃が饒舌に……じゃあ私も、せっかくだし聞いてみるか」

メグ「私と当たった、アラタのことを聞いてみたいでスネ」

智葉「ドラゴンロードのことが気になる」

照「私は憧。咲と同じ気配がしてた」

京太郎(似て非なるものだと思うけどなぁ……あ、妹だからか。でもそれなら、玄さんも……)

シロ「じゃあ宥のこと。誕生日でも、気になること言ってたし」

京太郎(マッサージのことはもう忘れてください!)

絃「……じゃあ、合宿中に三倍満当てられた、大将の話を」

京太郎「……よく覚えてますね」

絃「ファンだから……」

京太郎(照れる……)カァッ

晴絵「京太郎くんってあれよね、まっすぐ言われると弱いタイプでしょ」

シロ「なるほど」カリカリ

照「参考になる」カリカリ

京太郎「彼氏なしアラサーのセリフですよ」

晴絵「てめーは俺を怒らせた」

京太郎(こっちもあんたの箱のせいで怒ってんだよ!)


京太郎「……いま、なんか注文通ってましたよね?」

辻垣内母「焼いてくれてるの終わったら、もうないわよー」

京太郎(万事休すか……はぁ)

京太郎「はい、あがりました」

辻垣内母「ありがとう」

京太郎「……こんなの聞いて、面白いかわかりませんけど」

智葉「構わない。思えば対局以外で、麻雀のことを話した記憶が薄いからな」

照「まぁどうして阿知賀の子たちなの、っていうのはある」

シロ「そこは赤土先生が悪い」

メグ「印象が悪くなさそうなら、ほかも聞いてみまショウ」

絃「待って、レコーダーつけるから……」

爽「あ、これ引けてればなー。うちとの試合で、どの試合を一番注目してたか、だって」

晴絵「あ、こらー。勝手に引かないの」

京太郎(一人興味失ってるし……まぁそれなら、副将戦しかないよな)キリッ

絃「かっこいい顔してる……」ポッ

智葉「あれはロクでもないことを考えてる顔だ」

シロ「しかもエッチなことだよね」

照「じゃあ私のことだ////」

智葉「それはない」

京太郎「ゴホン! それじゃ、順番に……まず玄さんから」

メグ「ドラゴンロード、悪条件ながら頑張っていましタネ」

京太郎「まさにそれです。爆発力が合って、一番上がらせたくないですね。こっちの火力は削られますし」

京太郎「でもその分、一番隙があるんじゃないかって見てます……あのままなら」

シロ「というと?」

京太郎「先生が、なにか置き土産をしてます。それがうまく実を結べば、今年のトップ争いに食い込んできます」

爽「そうなの?」

晴絵「さぁ、どうだろねー」


京太郎「次鋒の――卒業しちゃいましたけど、宥さんは堅実です。でも、実際はかなり大胆で、攻めるのも上手い」

京太郎「次鋒という位置ではありましたけど、繋ぐとか守るとかではない、ポイントゲッターだったんじゃないでしょうか」

智葉「……たしかに、彼女はブロックですべてプラス収支だったな。菫もハオも、打ちにくそうだったように思う」

晴絵「一部以外も、よく見てたのねぇ」

京太郎「ひと言多いよ! まぁ、牌譜見て思ったことですよ。夏のときは、全然そんなの考える余裕ありませんでしたから」

晴絵「まぁハズレってほど遠くもないかな。オーダー組んだ私のお手柄だよね」ウンウン

京太郎「……そのせいで、和が憧でも穏乃でも玄さんでもない、初顔合わせの灼さんと当たりましたけどね」

晴絵「しょ、しょうがないのよ!」

シロ「話逸れてるよ」

京太郎「じゃあ、その憧ですけど。あいつこそ、実は次鋒とか副将向きなんじゃないかって感じの、守って繋ぐタイプですね」

照「守りよりは、繋ぐ意識が強いね。早上がりが上手いから、とにかく場を流せる。尭深相手だから、意識したのかもしれないけど」

京太郎「そこですよね。守れるけど、いざとなれば攻められる、攻撃にも防御にも、柔軟に打ち回せる機転。それがあいつの武器かと思います」

メグ「打点はどうでしょウカ」

京太郎「まぁそこは、セーラ先輩が言ってたように、低いですよね。俺は好きですけど」

晴絵「憧が?」

京太郎「――違います。小さい点でも、とにかく上がるっていうやり方。まぁ阿知賀では、ほとんどあいつから指導受けてたってのもありますけど」

爽「……顧問は?」

晴絵「(・ω<)」

智葉「……もう過ぎたことですが、なんのための派遣だったか、考えてみてください」

照「これはひどい」

シロ「糾弾するべきは阿知賀だったか……」

メグ「全力で拡散しまスカ?」

京太郎「やめてあげてください」

晴絵「きょ、京太郎くん……」ジーン

京太郎「阿知賀女子麻雀部の部員に、悪い子は一人もいませんから」

晴絵「」

シロ「自業自得です」

照「でも、それだと上がれなかったときのリカバリーが効かないね」

京太郎「俺もそれで困ってます。ラストまで気を抜かないか、途中で大量に取れれば――ってとこなんですけど」

京太郎「まぁ、憧のことはそんな感じで」


謎のガチ考察……尺ばかり取ってますね

------------------------------------------------

京太郎「次、灼さん」

晴絵「我が愛弟子!」

京太郎「よくわかりません」

晴絵「」

メグ「あまり露骨にやると、さすがに赤土プロがかわいそうデハ……」

京太郎「じゃなくて、灼さんの打ち方が、全然わからないんですよね……」

晴絵「――ん、まぁ灼の打ち方は、すごいわかりにくいからね。そしてそれが、武器でもある」

京太郎「千里山で、浩子先輩がなんか言ってましたが……そっちのルールに詳しくないと、かなり難しいでしょうね」

晴絵「へぇ……さすがだわ。白糸台じゃなくて千里山が決勝なら、もっと厳しかったかな?」

照「誠子のことを悪く言わないでください」

京太郎「言ってないですよ!?」

京太郎「ともかく――あるルールがあることはわかりますけど、気づかない、わかりにくい。副将じゃなく、大将で来られても、対しにくい相手ですよね」

京太郎「で、時々……なんか癪ですけど、晴絵先生らしい打ち方も見えます。その辺、やっぱり尊敬してるんだなと思いますよ」

晴絵「ふふんっ」

京太郎「本人より真面目でストイックですし、打ってるとこを見てても好感が持てますよね」

晴絵「そろそろ泣くわよぉ!?」

辻垣内母「晴絵ちゃん、はい、お酒」

晴絵「ありがとぉ、女将さぁん……」キューッ

智葉「深酒なさらないでくださいね。で、あとは……」

絃「高鴨穏乃……」

メグ「準決勝敗退とはいえ、その実力は現チャンピオンに並びマス……」

京太郎「あいつは結構気分屋だなーと。ムラがあるし、そう思えば三倍満当ててくるし……」

京太郎「その点だと、なんで大将なんだろうなって思いました。でも――」

京太郎「ある部員が、大将は穏乃しかないって言ってました。大舞台で燃える、お祭り女だからって」

晴絵「憧が言いそうなことねー」

京太郎「せっかく名前伏せたのに! だから――試合で見てると、すごく安心できるんじゃないかな、と。特に大将なら」

照「私が勝ったけどね」

智葉「おい」

シロ「照、空気読もうよ」

爽「……ん、あ、終わった?」

京太郎「寝てたんですか!? せっかくマジに語ったのに……」ガクッ


照「でも、実は真面目に部員のことも見てる、っていうのはわかった」

智葉「同じくだ。意外といえば、かなり意外だった」

京太郎「ひどい……」

シロ「京太郎、私は信じてたからね」

京太郎「ありがとうございます!」

絃「私も信じてました」

京太郎「ありがとうございます!」

メグ「もちろん私モ」

京太郎「恐縮です!」

晴絵「ま、私の教え子だしね」

京太郎「……オーダーのこと考えるに、晴絵先生の見る目は確かですよね。嬉しいっす」

晴絵「貴重なデレ!」

京太郎「そういうのが余計なんだよなぁ……」

爽「いよーし! それじゃ、真面目な話も終わったし、睡眠もタップリ!」

京太郎(やっぱ寝てたのかよ……)

爽「次は女子としてどうだったか、聞いていこうか!」

京太郎(来たか……さて――)


>返事選択
1 適当に
2 誤魔化す
3 ガチで
4 せっかくなのでみなさんの
5 昨日の反省を活かす

安価↓2


京太郎(……そうだな、昨日はあんな――女性を比較するようなことを言ってしまって、怒らせたんだ)

京太郎(そういうのは、軽はずみに口にしないよう、肝に銘じておかないとな)

晴絵「で、誰が好きだった? やっぱ宥? それとも憧? 玄?」

絃「……灼さんと、穏乃ちゃんは?」

シロ「基準があるんだよ」

照「なるほど、姉か妹がいないとだめなのか! やっぱり京ちゃんは(ry」

爽「どう考えても違わないか? そこにうちの由暉子乱入させれば、すぐわかるって~」

智葉「初対面にも悟られるとは、お前どれだけ……」

京太郎「まだなんにも言ってないでしょおおおおおおおおおお!?」

メグ「おや、素直に言う気になりましタカ?」ニヤニヤ

京太郎「素直に――というのであれば、誰がどう、ということは言いにくいですね」

智葉「ほう?」

京太郎「阿知賀のメンバーだけでなく、これまでお会いした方々は、みなさんそれぞれに魅力的でしたから」

シロ「……ふーん」ププッ

京太郎「……本当ですよ?」

シロ「はいはい」

智葉「せっかくだ、最後まで続けてみろ」ニヤニヤ

京太郎「くぅぅっっ……たとえば、シロさんはやる気なく見えても、チームや友人のことを常に思いやっていた、責任感のある人です」

シロ「!?」

京太郎「試合中に辛そうにしていたメンバーを励ましに、いち早く控室を出たりしたそうですから」

智葉「くくっ……なるほど」

シロ「ちょ、や、やめっ……あれは、おしょう――さ、塞っっ……」

京太郎「それで――智葉先輩は、家族思いでとても優しい方です」

智葉「は――なっ、なにを言ってっ……」

辻垣内母「あら、そうなんですか?」

辻垣内父「少し、興味があるな」

智葉「聞かなくていいですから!」

京太郎「お父さん――板長が無理をしないようにと、後輩の俺に、わざわざ頭まで下げてくださいました。自分が進学して負担をかけているから、なんとか店の力になりたいって」

智葉「そんっ、なっ……そんなこと言って――」

辻垣内母「智葉さん……」ポロポロ

辻垣内父「智葉……」ブワッ

智葉「あああああ……あああああああああああああああ!」

照「智葉が壊れてる」

メグ「どうしようもありませんね、そっとしておきまショウ」


京太郎「晴絵先生は、少しわかりにくいけど、信頼することと突き放すことを、しっかり見極めて、生徒に接していました」

晴絵「ふぇっ?」

京太郎「あのまま先生を続けていてくだされば、誰よりも生徒に好かれる先生になっていたと思います」

晴絵「な、そ……んな、こと……」

京太郎「メグ先輩は面倒見がいいです。顔を合わせたことなんて数えるほどしかないのに、何度も電話をくださって、心配してくださって」

照「へぇ……詳しく聞かせて。卓で」

メグ「いや、その、あれは……違うんデス、テル!」

京太郎「爽さんは今日会ったばかりですけど、俺と親しくしようとしてくれて、さっきみたいに話題を作ってくれました」

京太郎「絃さんは、突き詰めると細かな情報もしっかりと把握する、真面目さと繊細さが魅力です」

爽「……なんていうか、年下には……普通にいけるんだよなー」

絃「ファンだからね、当然」

照「…………」ワクワク

京太郎「照さんは……ひと言では語れません。これは、付き合いが長いからですけど」

照「…………」ウンウン

京太郎「こんな感じで、ここにいる人たちにだって、色んな魅力を感じていますから」

照「」アレー

京太郎「阿知賀だけでなく、全国の方々すべてが、人として大切なことを教えてくれてると思います」

京太郎「比べたり並べたりはできません。みなさん、大切な人ですから」

照「……思ってたのと違う」

シロ「いや、もう十分だから……」

智葉「最悪だ……」

メグ「ああああ、ハヤリにもバレてしまったらどうすれば……」

晴絵「……なんか、教師に未練感じちゃうじゃないのさー、どうすんの」

爽「ちょっと、差つけられてない?」

絃「まぁ、初対面だし……でもこれで、もこと藍子に自慢できそう」


京太郎(……っていうか、俺が一番恥ずかしい気がする……お座敷のお客様がなんか泣きながら見てるし……)

・シロ、智葉好感度+3
・照、メグ、晴絵、爽、絃好感度+2


ミス

・照、メグ、晴絵、爽、絃好感度+1


京太郎「――では、今日はありがとうございました」

智葉「最悪だ……明日から店に来るのが億劫だ……」

メグ「まだ立ち直ってないのでスカ?」

智葉「放っておいてくれ……」

照「私はもっと言って欲しかった」

シロ「照みたいなメンタルが欲しかった……」

晴絵「――って言うのよ、京太郎くんが。これどう思う、望~」

望『知らないっつーの』

爽「あ、そだ。派遣執事ー、これをやろう」

京太郎「へ、名刺、ですか?」

爽「そ、社会人の常識? みたいな。連絡先載ってるから、気楽に電話していいぞー」

京太郎「それでは、俺も……どうぞ」

爽「えっ」

京太郎「龍門渕で働いてたとき、師匠からいただいた名刺なんです……肩書は、執事見習いですけど」

爽「あ、うん……ありがと」

爽(……私よりも、社会人してる……高1から……うぅ……)

京太郎「絃さんも、よろしければどうぞ」

絃「ありがとう……大事にするね。額に入れて」

京太郎「えっ」

絃「はい、私のもどうぞ。その……口下手だから、メールのほうが嬉しいかな」

京太郎「頂戴します……なら、余計に電話のほうがいいですね」

絃「え――」

京太郎「話す練習になります。絃さん、素敵な方ですから、もっと色んな人と話して、魅力を知ってもらいたいです」

絃「京太郎、くん……」ポー

智葉「ナチュラルに口説くな、女たらし」ベシッ

京太郎「痛いっす!」

・爽、絃の連絡先を入手


~木曜、終了



あー、長かった……遅くまでありがとうございます、お疲れさまでした
どうせ出ないだろう、とゾロ目に適当な選択肢を入れるのは、もうやめます(疲労)
あとは選択肢多すぎましたね、もっと絞ればよかった
副将戦注目の話題してたら、全員の好感度が1下がり、なぜか和の好感度が10上がってたでしょう(憶測)

今回は日誌にする予定なので、日誌は……明後日、くらいに
では、終了です


●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1165 レベル12 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+11
 技能経験値:458

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→863 レベル9 大成功ボーナス+8
 雑用:231→485 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→177(ときめき)
・片岡優希  15→102(ときめき)
・原村和   10→229(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→100(ときめき)
・竹井久   18→137(ときめき) デート1回
・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→73(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→126(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→105(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→48(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→64(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→120(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→27(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→109(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→110(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→118(ときめき)
・鷺森灼   32→87(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→65(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→184(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→111(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→57(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→86(大好き)
・姉帯豊音  27→111(ときめき)

【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→143(ときめき) デート1回
・滝見春   13→167(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→103(ときめき)
・石戸明星  34→42(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→41(好き)※エンドなし? 二年目以降、関西プロ→プロエンド開放


【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→96(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→76(大好き)
・愛宕絹恵  41→111(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→107(ときめき)
・二条泉   36→98(大好き)
・江口セーラ 44→72(大好き)
・船久保浩子 51→83(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→84(大好き)
・ハオ慧宇  49→85(大好き)
・雀明華   54→95(大好き)
・メガン・ダヴァン 51→58(好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→82(大好き)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→79(大好き)

【新道寺女子】
・白水哩   59→100(ときめき)

【有珠山高校】
・獅子原爽  50→51(好き)

【プロ】
・戒能良子  22→94(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→143(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→108(ときめき)
・野依理沙  30→58(好き)
・藤田靖子  23→47(好き)
・三尋木咏  36→90(大好き)
・赤土晴絵  28→54(好き) 二年目以降、関東プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→54(好き) エンドなし? 二年目以降、関東プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→59(好き)

……あ
阿知賀上昇、忘れてた……

まぁいいか(白目)


【4月第三週木曜】

 関東リーグの新人プロさんが、大勢いらっしゃいました。
 ほぼ顔見知りでしたが、知らない方もご紹介いただきました。
 はっきりとは口にされなかったけど、俺に会いに来てくださった方も、いたのではないでしょうか。
 そうだと嬉しいです。

 ……そうだといいなぁ。

…………

『……いまさら言わなくてもわかるでしょ?』
『そういう言い方はよくない。何度でも言ってあげる。京ちゃんに会いに行ったよ。毎日行きたいくらい』
『そこで、三尋木プロに稼ぎ勝つと公言した新人が一人』
『ほー? そいつぁ楽しみだねぃ、期待してんよ~』

 咏さんと照さんの本気、か……できれば、間近で応援してあげたいけど、どうなるかな。

『会えてよかったです。とても嬉しかった。大阪や奈良の知り合いが言っていた通り、本当にかっこいいです』
『私も会ったぞ! いやー、よかった。これで後輩たちに自慢できるしな!』
『……えっ』
『一人だけずるいよ……』
『新部長の引きが悪いせいでしょうか』
『というか、私って会える確率、絶望的じゃないですか?』

 北海道、有珠山高校……ぜひ行ってみたい。
 北の食材どうこうじゃなくて、有珠山高校に。
 そして――生で見たい(迫真)。

『へー、ようやっと会えたんやねーぇ、おめっとーぅ』
『どうして、愛知には来られないの……』
『会いたい会いたい会いたい! 一人だけずるい、プロだからって!』

『本格的に、関西からそちらに行く機会が必要ですね』
『ちょっと待って! そもそもなんで新人だけで行ってるの!』
『そういうときは諸先輩に声かけないと。高かったでしょ? 奢ってあげるよ?』
『そういうお店はお酒をだすし、大人も一緒のほうが、安心だぞ☆』
『大丈夫です。一人、新人の大人がいらっしゃったので』
『……誰?』
『北海道のアラサーでしょ』
『なんだその異名! 誰がつけた!』
『……まぁ、活躍してるようで、なにより……』
『お姉ちゃんに変な電話しないでよ。さっきから、すっごいイヤな笑顔で見てくるんだけど』
『私たちも行きたいけど、敷居が高いよね……』
『一回の食事代で、うちの宿泊費、2~3回分になりそう……』
『すまないな。昼営業は、もう少しマシな値で提供できるが――』
『そのときは、京太郎くんがいないと……』

 ……昼の営業も、顔だせたらなぁ。
 まぁ土日くらいになりそうだけど。

――――――――


~阿知賀

望「んっふふ~。ね、どうする? 晴絵の電話の内容、聞きたい~?」

憧「……遠慮しとく」

灼「同じく」

望「え~」

穏乃「あ、私は聞きたいです!」

望「おー、よしよし。穏乃ちゃんはいい子だね~、どっかのツンデレ妹と違って」

憧「誰が!」

灼「憧、落ち着いて……」

玄「……あ、あの、私たちも……」

宥「聞きたい、です……赤土先生の、お話……」

憧「ちょっ、玄、宥姉!?」

望「晴絵のお話、ねぇ……むふふ、本命は京太郎少年情報でしょ?」

玄「え、そ、そのっ////」

宥「……は、はい……」カァッ

望「よーしよし、素直だね~。いいよ、おいで。三人だけ、とっておきのこと聞かせてあげる……京太郎少年の、恥ずかしエピソードを♪」

玄「は、恥ずかしっ……あうぅっ!」カァァッ

宥「ぜ、ぜひっ……お願い、しますっ……」キリッ

憧(宥姉って結構ムッツリだったんだ……)

穏乃「京太郎の恥ずかしいとこかぁ、なんか気になる! でも恥ずかしくっても、かっこよく切り抜けそう!」

望「いやいや、そういうのじゃなくって……ま、いいや。ほら、耳貸して~」

穏乃「はーい」

憧「………………」グググッ

灼「……興味あるなら、聞けばい……」

憧「別にないし!」

灼(必死で耳ダンボにしてるし……)

望「やれやれ……えっとね、それじゃまず、宥ちゃんから――」

宥「………………えっ……えっ、えぇっ! そ、そんなこと……あ、の、本当に……?」

望「まぁ要約だけどね。酔ってなかったし、たぶん本当だと思う」

宥「京太郎くん……あったかい……とっても、あったかいよぉ……」キュッ

憧(なに言ったのぉぉぉっっっ!)

灼(……なんか、気になってきた……)

望「次、玄ちゃん!」

玄「は、はい! お願いします!」

玄「………………っっ……ん、うん……はい……そう、だよね……私は、エースなんだもん!」

憧(……あれ、麻雀の話?)

灼(……っぽいね)

憧(灼、私の頭の中に直接……!?)

灼(いや、小声だから……)


望「それじゃ、最後は穏乃ちゃん」

穏乃「はい!」

穏乃「………………はい……は……えっ!? はいっ……そ、そうなんだ……京太郎……それに、憧も……あれ、憧だよね?」

憧(私!? えっ、なっ……なにっ、ほんとなにっ!?)

灼(……なんで私じゃないの……)

憧(え、灼?)

灼(……別に、なんでもな……)

望「ふぅ、こんな感じね。どうだった?」

宥「……インカレも、頑張ります……絶対!」ギュッ

玄「今年の夏は……負けません、誰が相手でも……」

穏乃「私も! 絶対テッペン取ります!」

憧「………………」

灼「……あの、望さん……私も、教えてください」

憧「うっ……」

望「いいよー。えっとね……灼ちゃんは、京太郎が一番相手しにくいんだって」

灼「え――」

憧「はぁっ? ちょっと、あいつがそんなこと言うわけ――」

望「それだけ打ちにくい相手で、阿知賀の強みだって言ってたみたい。穏乃ちゃんじゃなければ、大将が一番合うだろうなって」

灼「え、あ……ま、麻雀の話、ですか?」

望「もちろん。んで、晴絵に似てるって……で、晴絵以上に真面目だから、好感が持てるって」

灼「っっ……ぁ、う……そ、ですか……」カァッ

憧「………………」

望「ま、そんなとこかしら。それじゃ、うるさいお姉ちゃんは、母屋に戻りま――」

憧「まっ……待って!」ガシッ

望「ん~?」ニヤニヤ

憧「くっ……わ、私も……き、聞きたい……」

望「お願いします、は?」

憧「~~~~~~~~~っっ……お、お願いしますっ」ブルブルブル

望「はーい、よくできましたー♪」

憧(く、屈辱っ……)

望「えっと、憧はね――好きなんだって」

憧「」


玄「」

宥「寒い……」ブルブルブル

穏乃「……あれ、なんか……」チクッ

灼「みんな、落ち着いて……どうせ麻雀の話」

玄「あ、そ、そうだよ!」

宥「そそ、そうだよね~」

穏乃「……本当に、そうなのかな……」


望「そうなのよねぇ、残念ながら」

憧「なっ……ばっ、ま、紛らわしいのよ!」

望「どこでもやれる安定した打ち方、安手でもとにかく早く上がって、稼ぎ勝つ。そういう打ち方、京太郎少年も好きなんだって」

望「まぁそれで、勝ちきれずに最終局で捲られるのは課題らしいけど――それはともかく。阿知賀で一番、麻雀教えてくれたからってさ」

憧「……京太郎……」

望「教えられたことやってると、そうなっちゃうって……憧色に染まってる少年、いいわぁっ……」ゾクゾクッ

憧「へ、変な言い方しないでよ!」

望「とまぁ、阿知賀のみんなのことは、そんな評価なんだってさ」

灼「はぁ……恥ずかし……」

玄「照さんとかもいたのに、よくそんな話できたよね……」

穏乃「あの人……小瀬川さんとか、怒りそうですけど」

宥「シロちゃんは、優しい子だよ~?」

憧「っていうか、どういう話してたら、そんな話になるのよ……」

望「これほんとは、合宿のときに聞こうとしてたんだって、晴絵が」

穏乃「え、合宿って……」

玄「臨海の、ですか?」

望「じゃなくて、11月の。ここにいたときのあれ」

憧「はぁっ?」

灼「頭いた……ハルちゃん、なに考えてるの……」

宥「それがどうして、いまになって……?」

望「同期の、高卒ルーキーちゃんが、京太郎と仲良くトークしたいっていうから、話題提供に箱から話題の紙を引かせたらしいの」

憧「……あっ、あの……顔描いた箱!?」

灼「……恥ずかしすぎる……」

宥「赤土先生、それはさすがに……」

望「で、合宿のときに使おうとしてた紙が残ってて、阿知賀の面々をどう思うかっていう話だったみたい」

玄「ふぅーむ、なるほどなるほど、なるほど~」

穏乃「そっか……それで京太郎、ちゃんと答えてくれたんですね」

望「みたいねぇ……どう、嬉しい?」

穏乃「はい! 嬉しいです!」

玄「嬉しいです、とても……」

宥「とってもあったかぁい……」

灼「……うん、すごく……熱くなるよね……」

憧「……バカ……かっこつけ……き……」

望「ん?」

憧「かっこつけすぎ!」

望「はいはい」


望「さて――それじゃ、貴重な情報も与えたことだし、あとはそっちから情報提供ね」

憧「え?」

望「え、じゃないの。みんなが京太郎をどう思ってるか、順番に聞かせてもらうからね」

五人『え……えええええええ~~~~~~~~~っっっ!?』

望「当然でしょ! 世の中ギブ&テイクは基本よ! はい、穏乃ちゃんから!」

穏乃「うえぇえっ!? え、えっと、京太郎は、その……あ、あったかくて、おっきくて――」

憧「ふきゅっ!? なななな、なに言っちゃってんの、シズ!?」

灼「いや、憧こそなにいってんの」ズバァッ

玄「おおおお、お姉ちゃん、どうしよぉ……」

宥「だだ、大丈夫……なの、かなぁ……玄ちゃぁんっ……」


 ――といった感じで、あちガールズの夜は更けてゆく……。


・全員好感度+1

ボーナス、コンマ一桁上昇
↓1 玄
↓2 宥
↓3 憧
↓4 灼
↓5 穏乃

↓6-7 学校名記入、反応書けたら書きます(書くと断言はしていない)


反応は書くとして



木曜の春たんいぇい~を忘れてた件



んあああああああああああああ!




ってことで反応後、金曜進行の前に春たんやります
今日できるかは謎ですが


~有珠山

「……プロはずるいですね」
「はい。こっちは、まだいらしてないのに……」
「爽はほんとさー、あれだよね! 賢しい!」
「いえ、別に賢しいわけではないかと……でもちゃっかりしてますね」
「ま、まぁ爽ちゃんも知らなかったわけだから」
「なんだっけ、一緒の……赤土晴絵?」
「阿知賀の監督だった人ですね」
「あの人に頼んでたんじゃないかなーって思うんだけど、そこんとこどうよ」
「それだったら……ちょっとずるいかしら」ニコッ ゴゴゴゴ
「ひっ……」
「誓子先輩、成香先輩が怯えてます」
「あ、大丈夫だよ、怒ってないから」
「いやー、絶対怒ってるっしょ~……あ、いえ、はい……なんでもないです」
「でも……男の人が来られることになったら、ちょっと不安ですね」
「え、そう? いいやつっぽいけど」
「でも、ほら……ユキちゃん、あまり拒否しないでなんでも聞いちゃいますから、その……」
「あー……なるほど、こいつスケベっぽいもんね」
「スケッ……揺杏、失礼よ」
「そ、そう露骨にはあれですけど……そういうことがあったら、ユキちゃんが困るんじゃないかと……」
「別に困りませんよ?」
「!?」
「な……そ、それはダメだって、ユキ! ユキはポストはやりんでアイドルになるんだから!」
「? それと、お掃除やお手伝いのお願いを聞くことの、なにが関係あるんでしょうか」
「…………大丈夫かな」
「本当に、不安になります……」
「ま、まーうちらで見てるし、大丈夫だって!」
「チカちゃんはいないですけど……」
「と、時々様子見にくるから、ね?」
「はぁ……」


~清澄

「あら楽しそう。いいわねー、なんか同窓会っぽくて」
「うちの店も似たようなことになっとるわ……」
「リーチだし! 店員さん、いまのうちにアイスティー頼むし!」
「はいどうぞ。華菜、こぼさないようにね?」
「キャ、キャプテン! いえ、キャプテンにお願いしたんじゃ……ああああ、ありがとうございます!」
「キャプテンは池田さん、あなただろう」
「風越のキャプテンは、吉留さんだったんじゃ……」
「蒲原さんと加治木さんが、間違われてたのと同じでしょうね」
「わはは……それくらいでは泣かないぞ」
「ルーフトップも随分賑やかになったもんだじぇ」
「ここに須賀くんもいたら、完璧っすけどね~」
「……モモ」
「はい?」
「はぁ……」
「京太郎くん……」
「来月は、帰ってきてくれるよね、京ちゃん……」
「だーかーらー、いちいちしんみりするなというに」
「でも、また新しくお知り合いが増えたみたいです。すごいですね、人気」
「赤土さんがいるなら、こっちは札幌の新人、獅子原爽か」
「あら靖子、いたの」
「オーナー、至極失礼な店員がいるんだが」
「あら申し訳ありません、あとで教育しておきますので」ホホホ
「ちょっと、靖子!」
「久の自業自得じゃけえ……」
「もう一人は……知らない人だじぇ?」
「たぶん、千葉に入った霜崎絃さんじゃないでしょうか。荒川さんや、阿知賀の皆さんともお知り合いのようですし」
「お詳しいですね、美穂子さん」
「当然だし! キャプテンは全国常連だから、知ってる顔もいっぱいだし!」
「ま、私も結構顔広いけどね」
「……でもたぶん、京太郎くんのほうが広くなってますよね」
「の、和ちゃん、顔怖いよ……」
「えっ、そ、そうですかっ?」
「……帰ってきたときの対応に困りそうだな、京太郎くん」


あ、日誌書き込みに利仙ちーっぽい反応入れ忘れたな、まぁいいか
んでは、次の更新は木曜の春たん編です
電話のやり取りだけと思いますが

起きられたら、今日頑張ります


姫子ブチ切れですね、はい
マッサージ期待してくれてる人には申し訳ないと思いつつ、とりあえず春たん処理から

-----------------------------------------------------------------------------

~4月第三週木曜、朝(出勤前、のはず……)


京太郎「お? こんな朝から――って、春!?」

京太郎「はい、もしもし……どうした、春?」

春『あ、ああ、あのっ! あっ……えっと、おはよう、京ちゃん……』

京太郎「ああ、おはよう。こんな早くから、どうした?」

春『その、うちは……早朝から必要なものを届けてもらったりするから、配達も早いんだけど……』

京太郎「――ああ! そっか、届いたのか?」

春『!! うんっ、届いた……ありがとう、京ちゃん……』

京太郎「いや、俺こそな。誕生日にあれだけしてもらったのに、そっちに行けなくて悪い」

春『ううんっ……すごく、嬉しいから……』

京太郎(……服だけど、大丈夫だったかな――)

京太郎「あーっと……」


>返事選択
1 春に似合うといいけど
2 着たところが見てみたいな
3 脱がせるために買ったとかじゃないからな!(必死)

安価↓2


京太郎「着たところ、早く見てみたいよ」

春『私も……見てほしい、京ちゃんが選んでくれた服……すごく、可愛いから……』

京太郎「ああ。春に似合うと思ってさ」

春『……むー』

京太郎「え?」

春『春のほうが、呼びやすい?』

京太郎「……あっ」

京太郎「はは、なんていうか、慣れなくてな……ほら、ずっと春って言ってたし」

京太郎「それに春……るも、京太郎って言ってることあるだろ?」

春『ん……それは、そうだけど……』

京太郎「まぁ、なんとか意識はするけど……たとえ春って呼んでても、はるるっていうのが嫌なわけじゃないからな?」

春『私も……京ちゃんって呼ぶのは、その……宮永さんに、対抗して、みたいな……だから……』

京太郎「咲ねぇ……そんな張り合わなくても大丈夫だぞ? 春は春、咲は咲だ。どんな風に呼ばれても、関係に差があるわけじゃないさ」

京太郎「どっちも俺の、大事な……友達で、麻雀部の仲間だからな」

春『京ちゃ……京太郎……京くん……』

京太郎「えっ」

春『どれがいいかなって』

京太郎「……京太郎でいいよ。呼び慣れた呼び方が、一番春らしくていい」

春『そう?』

京太郎「でも京くんっていうのは、ちょっと懐かしかったかもな。昔誰かに、そんな風に呼ばれてた気がする」

春『……もしかして、ごりょうし――あ、お義母さまとかが』

京太郎「なぜ言い直した……まぁそうかもな。あんまり覚えてないけど」

春『そっか……それなら、そう呼ぶのはまたにしておくね』

京太郎「ああ(またに?)」

春(京太郎の家族になったら……京くんって、呼びたい……呼べたらいいな)

京太郎「で――俺は、どうしようか」

春『はるる』

京太郎「」

春『……ふふっ、冗談。二人きりのときに、たまにそう呼んでくれたらいい……それ以外は、春でいい』

京太郎「いいのか?」

春『京太郎に春って呼ばれるの、好きだから』

京太郎「春」

春『……はい』

京太郎「誕生日おめでとう」

春『っ……ありがとう、京太郎……』


京太郎「で、そのプレゼントだけど……本当によかったか?」

春『うん、かわいい……こういう服は、あんまり持ってないから……』

京太郎「う……だよなぁ、ミニなんて……」

春『でも、京太郎はそれが似合うと思ってくれたん……だよね?』

京太郎「まぁ、はい……そうです」

春『ふふ、なんで敬語……でも、それは……その……』

春『私の、あ……し……が……あぅ……』///

京太郎「うぐ……」

春『み、見たい、ん……だよね?』カァッ

京太郎「――――」

>返事選択
1 見たいです!
2 見たくないこともない
3 そこには悩ましい問題が介在しておりまして

安価↓2


京太郎「見たいです!」

春『……もうっ』フフッ

京太郎「すまん……」

春『ううん、嬉しい……素直でよろしい』

京太郎「いいのか? その……ちょっといい気はしないだろ?」

春『京太郎になら、そんなことない……ほかの人ならイヤだけど』

京太郎「そっか……」


京太郎(春からの熱い信頼を感じる……嬉しいもんだ)ジーン

春(……むー、なんとなくわかってない気がする)バカー


・春好感度+9(プレゼント込)


~数時間後、木曜、夜

京太郎「あー……やっぱ予約客の確認はしとかないとなぁ」

京太郎「おっと、そうだ。朝は途中になったから――」

京太郎「……もしもし、いま大丈夫か?」


春『うんっ、もちろん!』キラキラキラ

小蒔『どなたからお電話でしょうか』

霞『……京太郎くんでしょうね』

初美『顔を見れば、一目瞭然ですよー』

明星『えー、いいなぁ! 私にも代わってくださいよー、春センパイ!』

湧『それより手伝って、明星』

京太郎「……なんか忙しそうだな、あとにしようか?」

春『大丈夫! あの……誕生日の、お祝いをしてもらって……お片付け中だから』

京太郎「……片づけ……それなら、俺が……」グググッ

春『っ! い、いいから! ゆっくりして、休んでてっ……東京は遠いんだから……』

京太郎「なに、この程度の距離、なんてこと……」


小蒔『どうしたんでしょう』

初美『片づけと聞いて、執事の虫が騒ぎだしたんでしょー』

小蒔『きょ、京太郎さんがこちらにっ!?』

霞『それは嬉しいけれど……遠いし、負担をかけてしまうわよ?』

小蒔『はっ……そ、そうですね……残念ですけど、お休みいただくほうがよさそうです』シュン

明星『手伝ってもらいたーい、楽したーい』

湧『男性に貸しを作りたくないです』


春『どうしたの、すごく疲れてるみたい』

京太郎「ああ、いや……」


>返事選択
1 仕事でちょっと
2 日誌に書くから、詳しくは
3 新人プロが集まってきた

安価↓2


京太郎「いや、新人プロがさ……店に来て、なんかもう、知り合いばっかりで……」

春『そうだったんだ……あ、じゃあ藤原利仙さんも――』

霞『春ちゃん、ちょっと代わってくれる?』ニコッ

春『』

京太郎「いや、関西の人はさすがに……関東だけだよ。東京近辺と、北海道から」

霞『あらそうなの。それならいいわ』

京太郎「えっ」

春『ご、ごめん、なんでもないから』

京太郎「お、おう……」

春『なにか困らされた、とか?』

京太郎「いや、そんなこともないよ。さすがに店に迷惑がかかりそうなら、俺から注意するし」

京太郎「その……阿知賀の赤土晴絵、先生がいたもんで……なぜか阿知賀のことで、色々と質問されてさ。答えるので疲れたんだよ」

春『新子の……』

京太郎「ん、まぁ憧のこともあったかな」

春『……あ、あの、京太郎!』

京太郎「ん?」

春『……どんなこと、聞かれたの?』

京太郎「あぁ……ザックリいうと――」


>返事選択
1 メンバーのことをどう思うか
2 メンバーの打ち筋をどう思うか
3 阿知賀の感想

安価↓2


京太郎「――阿知賀の感想、かな」

春『なんて答えたの!』

京太郎「え、いや……普通、かな。どこにも思い入れはあるし、出会った人たちは大事ですって」

春『ん……なら、大丈夫かな……』

京太郎「へ?」

春『あっ……な、なんでもないっ……』

京太郎「……永水のことも、思い入れあるよ。そこで会った人たちは、素敵な人たちばっかりだしな」

京太郎「春のことも、俺は大事に思ってる」

春『――――――』

春『あぅ、あっ……あり、が……と……』カァァァッッ

京太郎「春だって、そう思ってくれてる……と、思ってるんだけど。違うか?」

春『お、思ってる! 京太郎のことは、すごく大切……』

京太郎「ありがとな……色んな人がそう思ってくれてるから、俺はこれからも頑張るんだ」

春『うん……応援、してるから……これからも、見守らせてね』

京太郎「ああ、心強いよ」


霞『か、会話の内容が……気になるわ……』

小蒔『私も思ってます、京太郎さんのこと……とても、大切に……』

初美『まぁ、その……しょうがないですからねー、京太郎は。目を離すと危なっかしいというかー』

湧『皆さん、甘すぎます……』

明星『だってかっこいいし、優しいし、仕方ないってー』

湧『……それに、強いしね……』

明星『え?』

湧『な、なんでもない!』


京太郎「それじゃ、遅くに悪かったな」

春『ううん、平気……いつでもかけてきて。寝てても起きるから』

京太郎「そりゃだめだろ。寝不足は肌に悪いし」

春『大丈夫っ、ちゃんとケアしてるから!』

京太郎「はは、そうか。春もそういうの、きちんとしてるんだな」

春『だって、その……きょう、た……ろう、に……見て……ほ……』ボソボソ

京太郎「?」

春『なん、でも……ない……』カァッ

京太郎「まぁ時間には気を付けるけど……また電話するよ。じゃあな……誕生日、おめでとう」

春『うん……ありがとう』ニコッ


・春好感度+6(雑用込)


はい、突貫工事だったので、選択肢少な目なのは許してヒヤシンス
なお金曜は明星、忘れないようにしないとね、うん

今日は多分終了です、お疲れ様ー

そういえば、スレ立てた当時は
「初対面好感度が友人以上の場合は、夏の大会中に面識があったということにします」
って言ってたのに、事前会話を挟みだして、全員初対面になってしまったなー

ちゃんと押さえておけば、一目惚れパターンではなく、京ちゃんに助けられたことがあって好意を持った、とかにできたかも
二週目からは、その設定活かしてみたい所存

急ですけど、22:00からちょっとだけやります
で、明日は休みます!


~4月第三週金曜、早朝

京太郎「ふぅ、春ともなれば、この時間でもかなり明るいなぁ……っと」ブィーン

京太郎「誰だ、こんな朝から――って、昨日もあったな、そんなことが……ん?」

京太郎「霞さんか、どうしたんだろう……はい、京太郎です!」

明星『……もしもし、須賀……京太郎センパイ、ですよね?』

京太郎「ああ、はい……あれ、霞さんじゃない?」

明星『あ、申し遅れました。従妹の明星です、おはようございます』

京太郎「明星ちゃん? おはよう……ああ、そうか」

明星『はい、その……今朝方、無事に確認しました』

明星『それで、お姉様にお電話を借りまして、お礼のご連絡を……ありがとうございました』

京太郎「うん、どういたしまして。それと……誕生日おめでとう」

明星『はい、ありがとうございます』

京太郎「……なんか感じ違うね。いつも、湧ちゃんといたときは、もっと砕けた話し方だったような」

明星『い、いえいえ、そんなっ』

霞『だめよ、明星。目上には敬意を払いなさいと、いつも言ってるのに』

明星『はいっ! すみません、お姉様っ……』

京太郎(ああ、そういうことか……)

京太郎「おっと、悪かった。あれは俺が頼んだから、そうしてもらってたんだっけ」

明星『え……』

京太郎「普段通り話してくれたほうが、俺も気持ちいいからさ。言葉遣いは気にしなくていいよ」

明星『あ……ありがとう、ございます……京太郎センパイ』

霞『はぁ……まったく、年下にも甘いんだから、京太郎くんったら……』

京太郎「そ、そんなことは……」

明星『あははっ。いいじゃないですか、センパイ♪ そういうところ、私好きです♪』

霞『』ゴッ

明星『』ヒッ

>返事選択
1 俺も明星ちゃんのそういうとこ、好きだよ
2 気を遣い合うのが苦手なだけだって
3 (霞さんは)大丈夫か?

安価↓2


京太郎「ははっ、俺も好きだよ」

明星『え――』

霞『』

京太郎「そういう、明星ちゃんの気を遣わない、砕けた感じ」

明星『あ……あ、ああ、そっちですかっ!』

霞『……そ、そうよね、ふ、ふふっ、ふふふふっ……』

明星『』ヒッ

京太郎「そっちって?」

明星『え――い、いえいえいえ! なんでもありませんっ、どうぞご安心を♪』

京太郎「そ、そう? ならいいけど……あ、だけど、気にする人もいるから、そこだけは気をつけるように」

明星『はーい、心得ております。姫様、春センパイ、お姉様、初美様は元より、諸先輩方や一族の方々には、きちんと礼を尽くしておりますので』

明星『こういう話し方は、同い年か、より親しくなりたい相手にだけです♪』

京太郎「……えっ?」

明星『なーんて? 驚かれましたか?』

京太郎「あ、え……じょ、冗談、か?」

明星『さっきのお返しです。こっちも驚かされましたので』

京太郎「ああ……はい、驚きました」

明星『ふふっ、やりました♪』

京太郎「姉妹じゃなくて従姉妹だからか、霞さんとはかなり性格が違うんだな」

明星『顔や体型は近いと思うんですけどね。お姉様は、より血が濃く、育ちも私とは雲泥の差ですから』

京太郎(体型……いやいや、そうじゃなくて!)

明星『あ、変な想像したでしょ? いまの沈黙』

京太郎「してないから! いや、じゃなくて……育ちって、そんなに違うのかって思ってさ」

明星『いや、そこまででは……むしろ私は楽なほうで、お姉様がお辛かったのでは、ということなので――』

霞『明星……京太郎くんに、余計な心配をかけないの』

明星『あ、はい、すいません……』

京太郎「……従姉妹だけど、二人は本物の姉妹みたいだよな」

明星「え?」

>返事選択
1 互いを大事にしてる
2 明星ちゃんはお姉さん想いだ
3 霞さんは、妹想いだ

安価↓2


京太郎「互いを大事にしてるよ。明星ちゃんは、霞さんを気遣ってるし」

京太郎「霞さんは、電話中もそうやって隣で、明星ちゃんを心配してるだろ?」

明星『あー……いえ、これは……心配というか、見張りというか――』

霞『明星?』

明星『ひぃっ! お、お姉様は裏表のない素敵な先輩です!』

京太郎「……大丈夫、実際にそうだと思う。明星ちゃんがいても、霞さんだって一人っ子だからな。お姉さんらしく、って考えて振る舞ってるんじゃないか?」

明星『そ、そうでしょうか……』

京太郎「優しいお姉さんだよ、霞さんは。俺が保障する」

明星『いや、センパイの保障されましても……まぁでも、優しいというのは同意です』

明星『誕生日プレゼント、枕元に置いてくださってましたし』

霞『ちょっと!?』

京太郎「なにかと勘違いされてるんじゃ……」

明星『あはは、だと思います♪ 可愛いですよね、お姉様のそういうところ』

京太郎「ああ、わかる……」

霞『っっ……も、もう知りませんっ! 電話が終わったら、部屋に返しに来てちょうだい!』

京太郎「あ……やべ、怒らせたかな」

明星『嬉しそうな顔でしたから、大丈夫ですよ。っと……それじゃ、お姉様もいなくなってしまいましたので――』

京太郎「ああ、それじゃこれで――」

明星『いえ、ではなく……改めまして、ありがとうございました、と』

明星『本当は入学に合わせてって思ったんですけど、色々忙しかったし、まだ使えてたので――』

明星『なので、新しい文房具セット……とっても嬉しかったです♪』

明星『私なんて、センパイのお誕生日になにもできませんでしたから……本当に、いただいてもいいのかなって、いまでも思ってます』

京太郎「ああ、気にしないでくれよ。永水では、少なからずお世話になったし……そのお礼、って思ってくれればいいから」

明星『それだと、ほかのセンパイ方に悪いですよ。春センパイにはお世話になって、その上、誕生日にはご奉仕してもらいましたよね?』

京太郎「うっ……そうか、その通りだ……ならやっぱり、直接そっちでご奉公を……」

明星『……まぁ、在校中からセンパイのお世話になってたみたいですから、いいと思いますけど』

京太郎「いや、俺の気が治まらない!」

明星『あー……まぁそれはともかく、私も、センパイのお誕生日の後祝いに、なにかしたいんですけど』

京太郎「気持ちだけで十分だって」

明星『では次のお休み、東京にお伺いしますね』

京太郎「いやいやいや!」

明星『あははっ、半分冗談です……ってことで、なにかできることがありましたら、なんなりと♪』

京太郎「ん?」

明星『なんなりと♪』

京太郎「…………あー、それじゃ――」

>返事選択
1 そういうことを、軽々しく男に言わないよう、気をつけてね
2 写真(迫真)
3 姉妹ツーショットで

安価↓2


京太郎「じゃあ写真撮って! 姉妹ツーショットで!」

明星『』

京太郎「……はっ!」

明星『……あっ、だ、大丈夫ですっ! その……センパイも、男の人だなーって……再認識を……』カァッ

京太郎「ちゃ、ちゃうねん……」

明星『えと、写真ですね? 了解です♪ お姉様に許可をいただいてきますので、少しお待ちください』

京太郎「えと、その……無理しないで、くれよ?」

明星『いえいえ、無理だなんて、とんでもない』

明星『センパイが、誕生日プレゼントに私たちの写真を欲しがってくださるなんて、とっても嬉しいですよ?』

明星『では、お楽しみに……ふふっ、サービスしときますからね♪』

京太郎「なんの!? ああ、切られたっ……」


 送られてきた写真は、二人が向かい合って手を握り合っている写真だった。
 おもちが押し潰れ合っててすごかった(小並感)。
 ちなみに握り合っているのは片手、明星ちゃんの自撮り風になっていた。

・石戸従姉妹ツーショット写真を入手(お宝にストック)
・明星好感度+14(雑用、プレゼント込)
・明星の連絡先を入手(写真のメールに添付)


京太郎「……ふふふ、これはすごい……うん、すごいな……」

追い回し「京太郎さん、なに見てんす――っっ!?」

京太郎「おっと……いま見たものは忘れろ、いいな?」

追い回し「う、うっす……い、いや、けど……なんすかいまの、すげー美人二人で、しかもあの――」

智葉「……あの、なんだ?」

京太郎「」

追い回し「」

智葉「京太郎、携帯」

京太郎「か、堪忍してつかぁさい……」

智葉「いいから見せろ。別に壊すとは言ってない」

京太郎「う、うう……」

智葉「………………」

智葉「…………なるほどな」

智葉「……まぁ、仕事中はしまっておけ」

京太郎「う……はい」


京太郎「あああああああ! 誤解されたああああああ!」

追い回し「いや、おもっきし素直に受け取られたと思いますけど」

京太郎「んだとこの野郎!」

追い回し「まぁそもそも、京太郎さんの趣味なんて、ほぼ全員知ってらっしゃるんでしょ?」

京太郎「……まぁ、うん……そうだけど」

追い回し「なら問題ないじゃないっすか! それにお嬢もかなりの――おごっっ!」

智葉「――無駄口叩いてるヒマがあるなら、仕事しろ。もしくは学校に行け」ゴゴゴゴゴゴ

京太郎「……あ、え……と……では、その……そろそろ、学校に……い、行ってきまああああああああああああす!」


智葉「はぁ……しかし、永水の石戸……もう一人も、妹か? なにを食って育てば、あんな……」ブツブツ


京太郎「……朝からあんなプレゼントもらったら、そりゃテンション上がるし、仕方ないし! 俺は悪くねぇ!」

>登校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ
2菫、4巴、6哩

安価↓1 コンマ一桁


>菫

京太郎「俺は悪くねぇ……俺は悪くねぇ……」

菫「……君はどこぞの親善大使か」

京太郎「え――あ、菫さん! おはようございます!」

菫「ああ、おはよう……なにかあったのか? やけに悩んでいるようだが、智葉とトラブルか?」

京太郎「いえ、そんなことも。ただ、仕事中に携帯はよくないなって話で」

菫「ふむ、確かにな……まぁ理不尽なこともあるが、基本的には真面目なやつだ。助言に従って損はないと思うぞ?」

京太郎「はい、そうですね。ところで菫さんは、どうしてこんなとこに?」

菫「え――い、いや、えっと……そう! 散歩! 朝の散歩だよ、うん」

京太郎「健康的ですね。でもちょっと遠いですし、あまり無理しないでください」

菫「あ、ああ、もちろん……しかし、今日はいい散歩になったよ」

菫「時間さえあれば、お茶に誘いたいところだが……ふふっ、遅刻してしまうといけないな」

京太郎「お茶ですか? 構いませんよ」

菫「は――いや、さすがに開いている店もあまり……」

京太郎「どうぞ、お座りになってお待ちください」スッ

菫「!? ど、どこから椅子が……それに、テーブルまで!?」

菫「いや、それ以前にこんな往来でっ、なにを広げているんだ!」

京太郎「大丈夫です、この時間はあまり人もいませんから。すぐにお茶をお淹れしますので、おくつろぎください」

菫「あ、う……あ、ああ……」

京太郎「……実は、こうやってテーブルも一緒のティーセットをだすのは、初めてなんです」

菫(そりゃそうだろうさ!)

京太郎「ですから、それを菫さんにご提供できて、すごく光栄です」

菫「…………そうか」

京太郎「どうぞ。コーヒー派の菫さんに、紅茶はどうかと思いますが……今朝はセイロンのいいところを、ご用意いたしました」

菫「……うん、おいしい。落ち着くよ。ここまで歩いた疲れも、癒えてくるようだ」

京太郎「ありがとうございます」

菫(……もう、あれだ……テーブルがどうとか椅子がどうとか、細かいことにはこだわらないでおこう)

京太郎「これからもお会いできたら……お茶のご用意、してもよろしいでしょうか?」

菫「……いや」

京太郎「うっ、ですよね……さすがに何回もは……」

菫「紅茶もいいが……コーヒー豆も、用意しておいてくれ。私のために、ね」フフッ

京太郎「――っ! はいっ、よろこんで!」

菫「それと……せっかくのおいしいお茶だ、一緒に飲もう。一人では少し、落ち着かないからな」

京太郎「はい……失礼します、お嬢様」

菫(……想像したのとは違ったが、これはこれで……幸せな、朝のひと時だな) ※感覚がずれてきた

・菫好感度+1


~金曜、昼


京太郎「――なんか、今日は朝から色々見られるんだけど」

ハオ「目撃証言が」

京太郎「なんて?」

ネリー「朝から知らない美人と、優雅にお茶してたって」

京太郎「ああ……菫さんとお茶してたんだよな。初めてテーブルセット運びしたから、嬉しくて、つい」

明華「なにを言ってるのかはわかりませんが、弘世菫が一緒にいたことは理解しました」

京太郎「いやー、偶然会いまして。あの人の学生寮から遠いのに、散歩してきたらしくて」

明華「…………はぁ」

ハオ「言い訳としてはありきたりですが、信じる人もいるんですね……」

ネリー「早起きはお金になるっていうよね」

京太郎「三文の得(徳)、か。いいことがある、っていう意味で使われることが多いかな」

ハオ「まぁ京太郎の登校時間は早いですからね。それだけでも早起きの価値はあります」

明華「私も昨日、お会いしましたものね」

ネリー「ずるい!」

ハオ「ネリーは毎時間同じ教室ではないですか、そのほうがずるいです」

ネリー「先生が決めたことだもんっ」

明華「京太郎の学力なら飛び級が認められて然るべきです――」

京太郎「まぁまぁ、落ち着いて……食後のお茶です。どうぞ」

三人『いただきます』


女子A「……今日も平和ねー」
女子B「なんか一人増えてない?」
女子C「麻雀部なら仕方ない」

>移動選択
1 部室
2 中庭
3 屋上
4 教室
5 学食

安価↓2


>屋上、メグ

京太郎「はー、いい天気……おっと、そうそう」

京太郎「すいません、お待たせしました」

メグ『わざわざ移動せずともよかったのでスガ……』

京太郎「まぁ校内、人目があるところで電話っていうのもなんですし」

メグ『そうかもしれませンネ。そうそう、昨日はごちそうさまでシタ。邪魔ではありませんでしタカ?』

京太郎「お客様が多いのはありがたいことですよ。ありがとうございました」

京太郎「こちらこそ、日誌に書いていいって言ってくださったので、書きましたけど――なにか、注意なんかはありませんでしたか?」

メグ『ええ、普段通りですよ……本当に、普段通りで……ハヤリには困ったものです……』

京太郎「そんなにですか?」

メグ『ええ……ですが、大変ということではありません。気にかけてくれているのも、わかっているつもりですカラ』

メグ『キョウタロウの料理と、ハヤリのシゴキに応えるためにも……今日の試合は、全力で挑みますよ』

京太郎「はい、頑張ってください」

メグ『それはそうと、恵比寿と横浜の試合は、どうするのデス?』

京太郎「ああ……まぁ、その……迷ってる、というところですね」

メグ『これは、高校生プレイヤーだった、先輩としての助言ですガ……』

京太郎「はい」

メグ『もちろん、一度見に行っているので、わかっているとは思いマス』

メグ『プロの試合をライブで見る、そこで得られる経験値は、けして少なくはありまセン』

京太郎「……はい」

メグ『昨年の女子チャンプ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの最有力候補――バーサス、日本代表エースの試合です、プラチナチケットでスヨ?』

京太郎「超満員でしょうね」

メグ『見に行ってあげては、いかがでスカ?』

京太郎「……前向きに、考えておきますから」

メグ『そしてあわよくば、私の試合にもぜひ、ネ?』

京太郎「なるほど、本命はそっちでしたか」

メグ『後輩にいいところを見せたいですかラネ。いつでも、お待ちしていまスヨ』

京太郎「では、そちらも前向きに」

メグ『ええ、ありがとう。それでは、マタ』


京太郎「プロになっても、しかもほとんど面識ない俺を、こんなに気にかけてくれるなんて……いい先輩だなぁ」ジーン

・メグ好感度+1


よし、本日はここまでということで、お疲れさまでした
明星誕生日と、できるとこまで、と思ってましたので

続きは火曜以降、部活からって感じですね
では、ありがとうございました

19:00に始めようと思って、忘れてた……
ということで、いまからゆっくり始めます

土曜デートか、テンプレも変更する感じになるかな
まぁあれです、別にすぐ入れてもいいかなと思ってます(超適当)


~4月第三週金曜、放課後

京太郎「さーて、お楽しみの部活の時間だ!」ガタッ

ネリー「ネリーが一番乗り!」

京太郎「温州みかんも――」

一年ズ「あ、お疲れさまです、ヴィルサラーゼ先輩、京太郎先輩!」

ネリー「」

京太郎「……まぁ、一年ってそういうもんだしな」

京太郎「っていうか、なんで俺は名前?」

一年A「ヴィルサラーゼ先輩は怖いからです!」

一年B「須賀先輩は響きが悪いからです!」

京太郎「お前ら本当は怖いと思ってないだろ」

ネリー「ネリー……怖い?」

京太郎「いや、別に。むしろかわいい」

ネリー「……う……ま、まぁ、それならいい……かな?」

京太郎(かわいい)

一年ズ(かわいい)

京太郎(お前らやっぱ怖いと思ってないだろ)

一年ズ(麻雀のときは怖いです!)

京太郎(……強い人たちは、だいたいあんなだよ)

一年ズ(そういった情報、もっとください!)

京太郎(はいはい、指導のときにな)

明華「……京太郎、一年と見つめ合ってなにを?」

ハオ「一年は早く散りなさい。京太郎を独占しないように、会話するときは一対一にならないように。家には押しかけないように」

京太郎「草摩由希ファンクラブかよ」

アレクサンドラ「……似たようなもんね」


京太郎「では、まずは指導……ですかね」

アレクサンドラ「そうね。今月はとりあえず、それで」

京太郎「今月は?」

アレクサンドラ「来月以降は、指導も行動選択の幅に入れようかと――ん?」

明華「監督、その……」

ハオ「大変言いにくいのですが、京太郎は……」

アレクサンドラ「……ああ、そっか。まぁ来月以降のことは、他校に任せましょ」

京太郎「……ありがとうございます」

アレクサンドラ「どうしてお礼?」

京太郎「いえ、俺がずっといてもいいって、そう言ってくれたみたいだったので」

アレクサンドラ「……私ね、育てがいある子とか、才能ある子が大好きなのよね」

京太郎「へー、そうなんですか」

京太郎「俺がそっちに入るには、もっと頑張らないといけませんね」

アレクサンドラ「……はいはい、そーね」

京太郎(あれ、急にぞんざいに……)

明華「京太郎、渾身のデレを華麗にスルー」

ハオ「これは効いています」

ネリー「こうかは ばつぐんだ!」

アレクサンドラ「別にデレじゃないし。それで、今日はなんの指導するつもりっ?」

京太郎「あ、はい!」

ハオ(思いっきり気にしてるじゃないですか)

明華(どれだけ京太郎スキーなんでしょうね)

ネリー(ちょっと引くね)

アレクサンドラ(鏡見て言ってこい)


京太郎「さて、今日は――」

>通常行動、一年指導
1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 メンバー好感度(一人選択)+1

安価↓2


>協力指導

京太郎「それじゃ、指導に行きます。誰か一緒に来てくれる人は――」

明華「」バッ

ハオ「」バッ

ネリー「」バッ

京太郎「挙手、を……」

アレクサンドラ「」スッ

京太郎「えーっと、それじゃ――」

>協力相手 一人選択
安価↓2


>この監督人気よ

京太郎「それでは……って、本当にいいんですか?」

アレクサンドラ「え、どうして?」

京太郎「いえ、だって監督ですし……レギュラーとか、二年三年の指導が大事なんじゃないかと」

アレクサンドラ「昨年夏、ネリーがレギュラーだったことを忘れた?」

ネリー「そうだよ!」

アレクサンドラ「言ったでしょ。才能を伸ばすのが好きなの、それを見つけるのもね」

アレクサンドラ「多少磨かないと見えないものもあるんだから、キョウタロウは気にせずついてきなさい」

京太郎「はっ、お供します!」

ハオ「……逆になってますね」

明華「一応、正しい形なんですけどね」

ネリー「キョウタローは年上好きって、本当だったんだ……」

アレクサンドラ「えっ、そうなの?」

京太郎「誤解っ――でも、ない……ような気がしなくもなくないですけど……」

明華「」ガタッ

京太郎「今回のは、年齢とか関係ないと思うんですけど……」

アレクサンドラ「……そりゃそうか」

ハオ「明華、座っていいですよ」

明華「」スッ

ネリー「いってらっしゃーい」

京太郎「おう、行ってくる」


アレクサンドラ「では――第一回、キョウタロウ・スガの魔物講座」

京太郎「えっ」

一年ズ「よろしくお願いします!」

京太郎「えっ」

アレクサンドラ「記念すべき第一回は、昨年世代の覇者、テル・ミヤナガについてです」

京太郎「えっ」

一年A「私知ってるよ、同卓の相手がおもらししちゃったって」
一年B「試合中に泣いてたって」
一年C「試合の後に倒れちゃったとかも」

京太郎(真実と誤解が入り乱れてる……)

京太郎「よし――では、解説しましょう! 照さんのすべてを!」

一年ズ「…………」ゴクリ

京太郎「えーっと……たしかに、麻雀では間違いなく、右に出る者はいないってくらいのモンスターかもしれません」

京太郎「けど、俺でも勝てることはあるし、努力すれば上がれない相手でもないです」

京太郎「あと、インタビューではクールな美人を気取ってますが、普段はちょっとお茶目でかわいいです」

京太郎「本も好きなのは確かですが、お菓子のほうが好きだと睨んでいます」

京太郎「借りた本に、お菓子のカスが落ちてたこともありました。普段は気をつけてますが、夢中になるとつい読みながら食べて、落としてしまうみたいです」

京太郎「で、対局相手の話ですが――」


~40分後


京太郎「――って感じで、皆さんが思うような怖い方ではけして――」

アレクサンドラ「……もういい」

京太郎「――はい?」

一年D「……はっ! お、終わりましたかっ!?」
一年E「寝てた……」
一年F「ここまで来てなんですが、対局で役に立つ情報をお願いします!」

アレクサンドラ「……私も同意」

京太郎「ツモらせたら負けです。捨て牌を絞って狙うか、上がられる前に上がりましょう。以上」

一年ズ(無茶振りぃ!)

京太郎「あと――」

一年ズ(おっ?)

京太郎「お菓子をチラつかせておくと、興味が引けるかもしれません。携帯しておくといいでしょう。焼き立ての洋菓子ならなおよしです」

一年ズ(ズコー)

アレクサンドラ「……次回は、その妹サキ・ミヤナガのことです。お楽しみに」

京太郎「続くんですか!?」


・雀力+1
・アレクサンドラ好感度+1


京太郎「なんだかよくわからないまま、一時間も過ぎてしまった……」

アレクサンドラ「次の、大丈夫なんでしょうね……」

京太郎「咲ですか? まぁだいたいは。あいつの麻雀は単純です」

アレクサンドラ「へぇ、そうなの? ちょっと気になる」

京太郎「カン材を集めます、カンします、上がります――俺はそれ聞いて、あいつと麻雀の話するのやめました」

アレクサンドラ「……対策の参考にはなるけど、まったく打ち方の参考にならない講座にはしないでね」

京太郎「はぁ、善処します……」


ネリー「あ、おかえりー」

ハオ「どうでしたか?」

明華「監督がひどく疲れているようですけど」

アレクサンドラ「最悪よ。キョウタロウがいかにテル・ミヤナガを好きか、延々と講座された」

ハオ「最悪ですね」

明華「お疲れさまでした……」

ネリー「お茶、淹れてあるよ?」

アレクサンドラ「ああ、ありがと」

京太郎「俺も淹れました。さ、皆さんもどうぞ」

ハオ「ありがとうございます」

明華「おいしいですね」

ネリー「ネリーが淹れたバッグのとは違うね」

アレクサンドラ「……謀ったわね」

京太郎「それじゃ、交換します?」スッ

アレクサンドラ「……あ、う……あ、あとでいただくわ!」ゴクゴクゴクッ

明華「……なけなしの理性ですね」

ハオ「よく交換しませんでしたね」

ネリー「キョウタローのお茶、おいしいなー」

京太郎「そりゃ嬉しい。お代わりもあるぞ」


京太郎「――っと、あんまりくつろいでる余裕もなかったな」

ネリー「練習!」

ハオ「差し入れでしょうか」ワクワク

明華「掃除かもしれません……」

京太郎「はは、まぁ席を外すことになるかもしれ――」

明華「それはいけませんっ」

京太郎「」ビクッ

ハオ「ここにいたほうが時間を無駄にしません、合理的です」

京太郎「や、けど、買い物とか――」

ネリー「それはネリーたちでするから!」

京太郎「ネリーたちこそ練習しなきゃだろ……さて――」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (プロ、アレクサンドラのみ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇
(プロに勝利すれば好感度+1。やや手加減以上なら+3、その場合は四回判定のみ。本気なら勝敗問わず経験値+10)
 D大学 成長関連はAの対局と同じ。大学組と試合ができる

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学に差し入れ Aに準拠

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(在校生から一人、遭遇判定で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・監督好感度+1
 C大学 雑用1~3、執事1、アポ相手&もう一人(大学組)選択可能、好感度それぞれ+1
 Dプロから電話 雑用3 執事1 プロ好感度2~4 夜行動なし


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


3Dはメグから何回か電話があったとこでフラグ立って、木曜行動から増えてるんやで……
まぁこれで試合観戦もあるけど、ほかにも方法はあります。ヒント:シロ

-----------------------------------------------------------------------------

>差し入れ

京太郎「んー……では、ちょっと気合入れてお菓子焼いてきます」

明華「楽しみです」

ハオ「洋菓子でしょうか」

ネリー「わーい♪」

アレクサンドラ「……あの、練習……」

京太郎「大丈夫ですって。差し入れが完成したら、ちゃんとしますから」

アレクサンドラ「ならいいけど……いや、いいの?」

京太郎「では、少々お待ちくださいませ」


京太郎「さて、今日のメニューは――」

>洋菓子選択(特に意味はない……)
1 クレープシュゼット
2 エクレール・オ・ショコラ
3 プディング・オ・ショコラノワール

安価↓2



京太郎「そうだな、ショコラノワールにするか……チョコ扱うのは久々? いや、そうでもないか……」

京太郎「さて、ショコラノワール――ザックリ言えば、チョコの羊羹って感じか」

京太郎「チョコレートとバター、卵の砂糖、これらを湯煎、撹拌――滑らかさを大事に、そこにフンワリ感を……」

京太郎「ああ、差し入れは毎日してる設定だけど、きちんと描写があるのは久しぶりだなぁ……」

京太郎「やっぱり俺の原点は、お菓子作りだな。師匠に最初に教わったのも――あ、それは掃除からだったか」

京太郎「とにかく、食べてくれる人のことを考えて、丁寧に、速やかに――正確に、だ」


>執事判定
自動成功、ゾロ目大成功

安価↓1


>成功

京太郎「よし、混ぜ合わせはオーケーだ」

京太郎「粗熱が取れたら、冷蔵庫でよく冷やして――完成」

京太郎「プディング・オ・ショコラノワール、生クリームを添えて、彩にミントの葉」

京太郎「で、こっちには粉砂糖――それと、チョコソースで飾り付け」

京太郎「こっちには――」

・執事+2


京太郎「お待たせいたしました。本日のおやつは、プディング・オ・ショコラノワール――どうぞ、お好きな皿をお取りくださいませ」

ハオ「盛り付け……飾り付けが、全皿で異なっている……!?」

明華「あら素敵ですね。では私はこちらの、ベリーソースのものを」

ネリー「ネリーはこれ! クリームの♪」

京太郎「対局の際は、こちらをお使いください」カラカラカラ

アレクサンドラ「なのこの……細長いワゴンみたいなの」

京太郎「給仕台です。対局途中の方の邪魔にならないよう、横に置いておくために、今回からご用意しました」

アレクサンドラ「……人数分?」

京太郎「もちろんです」

アレクサンドラ「……もう、どうやって用意してるかは聞かないわ」

京太郎「お疲れのようですね……そういうときは、こちらのカモミールティーがよろしいかと」コポコポコポ

アレクサンドラ「ありがと……あ、いい香り」

京太郎「チョコとの相性も、悪くはないはずです。どうぞ」スッ

アレクサンドラ「……ん、おいし」

京太郎「皆さまもお茶を――どれになさいますか?」

明華「素直にダージリンを」

ハオ「今日はキーマンで」

ネリー「アッサム! 最近覚えたの!」

京太郎「どうぞ……ごゆっくり、おくつろぎくださいませ」

アレクサンドラ「……いや、対局中だからね?」


>誰の傍に控えておく?
安価↓2

お待たせしました
-----------------------------------

>監督

京太郎「では、俺のことはお気になさらず、続きを」

アレクサンドラ「はいはい。全員、卓に集中してー」

ハオ「はい」

明華「そうですね」

ネリー「続きつづき♪」

京太郎「………………」

 ~少女たち対局中~

アレクサンドラ「そこで捨てるのは甘いんじゃないかしら。冷静に場を見て」ズズ

アレクサンドラ「リーチ、と……」パクパク

アレクサンドラ「はぁ、おいしい……」ズッ

アレクサンドラ(……あれ? お茶、さっき飲み干したような……)チラッ

京太郎「………………」

アレクサンドラ「」ビクッ

アレクサンドラ「あ、ちょ……ちょっと待って!」

ハオ「はい?」

明華「長考ですか?」

ネリー「ささやき作戦かな?」

アレクサンドラ「じゃなくて! キョウタロウ、ちょっと」

京太郎「はい!」


アレクサンドラ「あの……もしかして、ずっとそばにいなかった?」

京太郎「はい、いましたけど」

アレクサンドラ「…………なんで?」

京太郎「邪魔にならないよう、陰からサポートするためです」

アレクサンドラ「……いや、うん……気持ちは嬉しいわよ?」

京太郎「それなら幸いです」

アレクサンドラ「ああ、いや、そうじゃなくてね? その……もうちょっと、わかりやすくしててちょうだい」

京太郎「はぁ……」

アレクサンドラ「その……たぶん、他三人は見えてたわよね? 私の背後にいたってことは」

京太郎「おそらくは。まぁ三人にも、お茶を注いだりしてましたが」

アレクサンドラ「え、全然気づかなかったわ」

京太郎「そりゃもう。監督がお茶を飲むか、お菓子を食べてるときにしたことですので」ペッコリン

アレクサンドラ「」

京太郎「周りが気にならないくらい、集中してお召し上がりくださって、嬉しかったです」

アレクサンドラ「~~~~~~~~~~っっ!!」カァァァァッ

>返事選択
1 これからもなにかあれば、陰からサポートしますので
2 大丈夫です、ほかの仕事も並行してますから
3 なんでしたら、お代わりもございますので

安価↓2


京太郎「これからもなにかありましたら、陰からサポートを――」

アレクサンドラ「キョウタロウ」ガシッ

京太郎「はい?」

アレクサンドラ「――やめなさい」

京太郎「……はい――って、え?」

アレクサンドラ「いるならいるとわかりやすくして!」

京太郎「で、でも、執事は……」オロオロ

アレクサンドラ「わかりやすく!」

京太郎「はい!」

アレクサンドラ「あと、サポートばっかりしない! 傍についてなくていいからっ、練習してなさい!」

京太郎「で、でも、監督があんまりおいしそうに食べてたので、なにか言われるかと……」

アレクサンドラ「そ、そういうの見てるのも禁止だから!」

京太郎「ええええ……」

アレクサンドラ「えーじゃない!」

京太郎「うっす」

アレクサンドラ「はぁ……っていうか、普段もそういうことしてたの? 君は……」

京太郎「してたりしてなかったりですね。お世話のし甲斐がある人には、そんな感じも多かったですけど」

アレクサンドラ「なに、私はお世話しないとダメそうだった?」

京太郎「なんていうか、仕え甲斐がありました。品があって、かっこいい女性って雰囲気で」

アレクサンドラ「――そう」

京太郎「はい」

アレクサンドラ「ん……まぁ……たまになら、いいけど……」

京太郎「ありがとうございます!」

アレクサンドラ「でも、女子が食べてる顔は見ないように」

京太郎「承知いたしました」

アレクサンドラ「それじゃ、お茶のお代わりだけ淹れて、移動なさい」

京太郎「かしこまりました」

アレクサンドラ「はぁ……まぁ、うん……恥ずかしいとこ見られたんじゃなければ、いいか……いや、自分的にはアレなんだけど……」ブツブツ

ハオ(ちょろすぎです)

明華(こじらせるとこうなるんですね、注意しないと……)

ネリー(おもちないのに、どうして……)


・アレクサンドラ好感度+2(雑用込)


~金曜、夕方

京太郎「――あー、外が暗い」

明華「行かないで、京太郎!」

京太郎「まあ、俺もそうしたいのは山々なんですが……」

ハオ「私たちと智葉、どちらを取るんですか!」

京太郎「どっちも取るかな」

ネリー「どっちかした助けられないの! 片方助けたら片方は落ちるの!」

京太郎「崖っぷちのやつかよ……それって難問だよなぁ」

アレクサンドラ「で、どっち?」

京太郎「助けてほしいほうを助けますけど、その後は助けられなかったほうのことを考えて、一生を過ごします」

明華「そんなっ……」

ハオ「それは選んだほうへの裏切りです!」

京太郎「ならどっちも助ける、本当にそんな状況なら」

京太郎「いまの答えは、そういうこと言って困らせる相手への、模範解答って習った」

ネリー「えー、ずるい!」

京太郎「そう、男はずるいんだよ」

アレクサンドラ「……で、なんの話だっけ」

京太郎「仕事行かないとだし、下校時刻なんで帰ります、と」

アレクサンドラ「あ、そうか」

明華「わかりました……では京太郎、仕事中は私たちのことを想っていてくださいね」

京太郎「すいません、お客様のことで頭がいっぱいになりそうなので」

ハオ「お客として行けなければ考えてはもらえませんか……」

ネリー「お金かかるの……?」

京太郎「普段は考えてるんだから、仕事中だけは許してくれよ」

ネリー「なら許す♪」

アレクサンドラ「……今日の夕食、辻にしようかしら」

明華「財布確認しないでください」

ハオ「これだから大人は」

京太郎「……では、俺は失礼しまーす」

>下校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ
2菫、4巴、6哩

安価↓1 コンマ一桁

>ハオ

京太郎「……ハオだな?」

ハオ「よくおわかりで」

京太郎「いや、じゃなくて。なんでついてきてんだよ、練習は?」

ハオ「京太郎を見送るために、抜けてきたんです」

京太郎「余計に名残惜しくなりそうだけどなぁ」

ハオ「であれば、私を連れて逃げてください」

京太郎「智葉先輩にすげー怒られそうなんだけど」

ハオ「でしょうね」クスクス

京太郎「まぁ……どうしても練習がイヤなら、連れて行くけど」

ハオ「それは残念。どうしてもイヤ、などということはありませんから」

ハオ「京太郎に勝つために、練習は怠れません」

京太郎「俺ももっと練習しないとなぁ……雑誌に載るくらい、強さで有名になってみたいもんだ」

ハオ「載ったではないですか。麻雀トゥデイのインハイ記事、相当特集が組まれていましたが」

京太郎「そういえば……けどさ、女子だと定期的にあるじゃん、そういうの」

ハオ「ありますね。原村和や宮永照、佐々野いちごなどはすごい人気ですし」

京太郎「臨海もよく見るだろ? 二人だって、世界でも有名な選手だしさ」

ハオ「ありがとうございます……その自信も、京太郎と打って少し欠けているのですが」

京太郎「謙遜するなよ、ハオは強い……だから俺も、全力で追いかけて、普段以上に打てるんだから」

ハオ「……まったく京太郎は、私を悦ばせるのが上手ですね」

京太郎「ほんとのことだ。まぁ、その――雑誌のことは置いといてだ」

ハオ「はい」

京太郎「自信持って、強くなったって言いたいし……こうさ、大会とかで――『あ、あいつは……須賀京太郎!?』みたいな反応がほしい」

ハオ「ふふっ、なんだか子供みたいですね」

京太郎「悪いかっ!」

ハオ「いえいえ、可愛くていいと思います」

京太郎「くっそぉ……」

ハオ「まぁ、次の大会の予選では言われると思いますから、安心してください」

京太郎「ならいいけど……」

ハオ「あと、雑誌で特集しないのは、もう一つ理由があるからですよ」

京太郎「へ?」

ハオ「京太郎の最新情報は、日誌で見られますから」

京太郎「……あっ!」

ハオ「特集を組んでも、日誌に負けるんでしょうね……それだけ皆さん、京太郎のことを見ています」

ハオ「もちろん私も。ですから――」

ハオ「これからも、夢中にさせてください。すべて、見届けますから」ジー

京太郎「ああ……わかった。努力する」

ハオ「では……今日のところは、お仕事を頑張ってきてください」フリフリ

京太郎「っと、いつの間にか……それじゃ、また明日」

ハオ「はい、行ってらっしゃい。京太郎」

・ハオ好感度+1


×悦ばせる ○喜ばせる

いったいなにをする気だ、京ちゃん……

-------------------------------------------------

~金曜、夜

京太郎「んー、さすがに今日は忙しかったか……金曜だもんなぁ」

京太郎「しかもさすが辻というべきか……お客さんも、有名な人がいるもんだ」

京太郎「麻雀のトッププロもよく来るんだし、当然っちゃ当然なんだけど……」

京太郎「戦車道、西住流の家元が来たのはちょっと驚いたな……本家ってたしか、九州だったと思うんだけど……」

京太郎「まぁいいか。とりあえず、ニュースでも――」

『先鋒戦での点差が響き、恵比寿は二位。横浜が圧勝ですね。続きまして――』

京太郎「…………」


>夜行動選択
1 電話する (対象は一人、選択肢次第で好感度0~6上昇。追加でメール二人に、固定で1、倍成長なし)
2 メールする(二人選択で好感度1~3成長。その後複数に1成長、ただし週末倍成長に含まれない)
3 料亭・辻(執事1~3、智葉0~2、お客さん???)
4 寝る(翌日好調)
5 デートに誘う(休日使用、買い物予定なら注意)

安価↓2 ※人物は別途安価します




※推してるように見えますが、別に重要なイベントとかではまったくないので、念のため。コモンイベントです、普通に

仕事、電話、お待ちを

やりますよー
電話長いわ……


>デート

京太郎「……女の子と遊びたい」

京太郎「あああああああああ、疲れたから女の子に癒されたい!」

京太郎「そんな素直さもいいと思う、男子高校生だし」

京太郎「誰か優しい人が付き合ってくれるといいんだけど――」

>相手選択
智葉、ハオ、明華、ネリー、アレクサンドラ
巴、菫、哩
シロ、照、健夜、はやり、咏、良子、洋榎、セーラ

上記より一名、たぶん抜けはない……はずです
安価↓3


>菫「大勝利」 照「おかしい、こんなことは許されない」

京太郎「そうだな、菫さんの誕生日プレゼントはまだ買ってないし――」

京太郎「一緒に遊びに行って、折を見て欲しそうなものを調べて、コッソリ買ってもいいし、すぐにプレゼントするのもありか……」

京太郎「よし、そうと決まれば電話だ!」


京太郎「もしもし! 京太郎です! 菫さんですか!?」

菫『』

京太郎「す、すいません、つい気合が――」

菫『あ、はい……いや、うん、大丈夫だ』

京太郎「コホンッ……改めまして、京太郎です。今朝はありがとうございました」

菫『いや、お茶をごちそうになったのは私だからな。ありがとう……久しぶりの君のお茶は、本当においしかったよ』

京太郎「菫さんにその一言をもらえただけで、感無量です」

菫『お世辞を言うな、まったく……それで? そこまで持ち上げて、なにが目的かな?』

京太郎「えーっと……すいません、なんか露骨でしたか?」

菫『むぅ、本当にそうだったか……少しがっかりしたぞ?』

京太郎「いえ、さっきのは本当ですから」

菫『ふふ、ならいいよ。それで、用件というのは?』

京太郎「えー……」


>デート予定日選択
1 土曜日
2 日曜日

安価↓2


京太郎「今度の日曜日なんですけど――」

菫(うん、これは……なるほど、照の試合のことか?)

京太郎「よろしければ、一緒にどこかに出かけませんか?」

菫『――え』

京太郎「……今度の日曜、俺と遊びに行きましょう」

菫『なっ、えっ……えええっっ!?』

京太郎「あー、やっぱまずかったですか……すいません、それならいいんで――」

菫『いや!』

京太郎「……はい」

菫『じゃない! いやじゃないから、大丈夫!』

京太郎「……えっと、それは……オッケーってことですか?」

菫『あ、ああ、問題ない……その、あれだろう? 照の試合を、一緒に見に行ってほしいと――』

京太郎「違います、けど……」

菫『』

京太郎「それだと、だめですか……?」

菫『京太郎くん――』

京太郎「……はい」

菫『楽しみにしている。日曜だな?』

京太郎「……はい!」

菫『その、少し驚いてはいる……私を、そんな風に見てくれているとは、思っていなかった』

菫『なんだ、その……色々と、そういうこともあったのに……君はまるで動揺を見せないからな。きっと対象外なんだろうと、思っていたんだ』

京太郎「……俺は、菫さんを魅力的な女性だと思っています。それは間違いありません」

菫『……嬉しい。すごく嬉しい……本当に楽しみにしている』

京太郎「午前中は練習がありますから、午後からですけど……大丈夫ですか?」

菫『ああ、それで構わないよ。だが、正確な場所と時間は早めに決めないとな、なにしろもう二日前だ』クスクス

京太郎「う――すいません、急で」

菫『まったくだ。女性をデートに誘うなら、もっと余裕を持とうか』

京太郎「はは、次までには修正しますので」

菫『そうしてくれ……時間は、こちらは余裕を見ておくから、そちらで決めてくれて構わないよ』

京太郎「わかりました、追って連絡します」

菫『ああ……それじゃ、日曜日に』

京太郎「はい、失礼します」

京太郎「――やったぜ!」


菫「……え、次までに修正……つ、次までっ、ということは……また、誘ってくれるのか……」////////

・4月第三週日曜、午後に菫とのデートが追加されました


~4月第三週金曜、終了



試合はどうするか決めてないですが、インハイ女子のときみたいにするかなー、どうかなーくらいで
午後行動に、試合関連のとか、プロ関連の選択肢作ったほうがよさそうですね
ペナント始まってるのに、全国から雀荘に来られても困るし
ってとこです

西住流の話は、前もどっかで京ちゃんが言ってたような。まほさんをテレビで見たとか
照とまほさんがテレビの対談番組で妹自慢し合うSSください
そこから互いの妹に籠絡されるとか、妹同士が仲良くなって姉ぐぬぬとか

では、お疲れさまでした
あ、菫さんはたぶん、デートで照の試合でも、怒らないと思います
すこやんとのデートで行ったら、辛辣な解説が聞けたはずです


●現在のステータス 称号:春のインハイチャンプ

 雀力:22→1166 レベル12 指導の大成功補正±1 大成功(トップ)ボーナス+11
 技能経験値:458

 所持スキル
【ディメンジョンシュート】師:戒能良子
 補正後コンマにゾロ目があれば、ロン和了。
 ゾロ目扱いなので、他者ゾロ目と競合は、こちら優先。

【カッパーシュート】師:戒能良子
 出上がり時の打点コンマを1.5倍にする(小数点以下四捨五入)
 1.5倍で満貫以上の数字になる場合は満貫に、元が満貫以上の点数はそれぞれ一段階上昇
 判定コンマが二桁偶数キリ番(20、40、60、80)でも和了可能に

【鼓動のリズム】師:瑞原はやり
 コンマ40台なら打点二段階下降で和了、50台なら打点変わらず和了可能

【一意専心】師:野依理沙
 自分に対するデバフを半減、自身コンマ補正+25
 他家のゾロ目ツモに最低打点でカウンター(任意)
 ※任意カウンター、親かぶりで逆転可能なタイミングなど、選択でカウンターを見逃せる

【沼の淵】師:大沼秋一郎
 自分の和了判定偶数時、放銃しなくなる。一度だけ相手のツモをキャンセル可能

【国内無敗・劣】師:小鍛治健夜
 和了判定二位でも和了可能。自分の和了時、常に打点一段階上昇

【八咫鏡】オリジナル
 ??・婚期代償を除く、最上級優先度スキル
 他者のすべての異能・技能を反転(=打点変更は元に戻る)させる。
 (+補正は-補正に、-補正は+補正に。半減は倍に、特殊判定は効果を逆転、勝利は敗北に)
 この異能の効果が関与して和了に至った場合、流局にはならない
 また、この異能の効果でバフ・デバフが変動し、流局条件を導いた際も、流局にはならない


 執事:237→866 レベル9 大成功ボーナス+8
 雑用:231→485 レベル5 大成功ボーナス+4

【たこ焼きマイスター】5/5
 大阪二校での差し入れ時、好感度上昇対象に2人選択可能な【黄金たこ焼き】を差し入れできる
 その際、片方には判定結果に加えて、好感度+1のボーナスがつく
 ただし、週に二回まで。また、一度使用後は、二日空けなければ再使用はできない


 家宝
・石戸霞の笑顔の写真
・石戸霞のミニスカ巫女メイド姿の写真
・愛宕絹恵の龍門渕メイドコス姿の写真
・狩宿巴の麗しい袴姿(赤面&笑顔)の写真
・石戸従姉妹のツーショットおもち押し合い写真


●女の子好感度
嫌い < 普通 < 友人 < 好き < 大好き < ときめき<<<<<<<超ときめき状態
(~0、0~5、6~25、26~60、61~99、100~、1000~)

【清澄】
・宮永咲   ??→177(ときめき)
・片岡優希  15→102(ときめき)
・原村和   10→229(ときめき) デート2回
・染谷まこ  15→100(ときめき)
・竹井久   18→137(ときめき) デート1回
・福路美穂子 44→55(好き)※エンドなし?
・加治木ゆみ 64→73(大好き)※エンドなし?

【白糸台】※男子好感度:親友、女子好感度:63
・宮永照   20→126(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・弘世菫   23→106(ときめき) マッサージ経験済 マ:1
・渋谷尭深  23→48(好き) マッサージ経験済 マ:1
・亦野誠子  25→64(大好き) マッサージ経験済
・大星淡   26→120(ときめき) マッサージ経験済
・多治比真佑子51→56(好き)※エンドなし?

【龍門渕】
・井上純   32→37(好き)
・沢村智紀  21→30(好き)
・国広一   31→36(好き)
・龍門渕透華 14→23(友人)
・天江衣   20→27(好き)
・杉乃歩   25→30(好き)※エンドなし

【阿知賀(雑用大成功1)】
・松実玄   35→118(ときめき) マッサージ経験済
・松実宥   27→118(ときめき) マッサージ経験済
・新子憧   37→120(ときめき)
・鷺森灼   32→95(大好き) マッサージ経験済
・高鴨穏乃  25→75(大好き) マッサージ経験済
・志崎綾   31→39(好き)

・岡橋初瀬  37→45(好き)※エンドなし?
・巽由華   28→34(好き)※エンドなし?
・小走やえ  30→40(好き)※エンドなし?
・佐々岡よし子28→34(好き)※エンドなし
・桐田凛   21→27(好き)※エンドなし
・辰己春菜  29→35(好き)※エンドなし
・ギバード桜子28→34(好き)※エンドなし
・新子望   24→30(好き)※エンドなし?

【宮守】
・小瀬川白望 28→184(ときめき) デート1回
・エイスリン 31→111(ときめき)
・鹿倉胡桃  20→57(好き) マッサージ経験済
・臼沢塞   25→86(大好き)
・姉帯豊音  27→111(ときめき)


【永水(雑用大成功1)】
・神代小蒔  17→67(大好き)
・狩宿巴   22→143(ときめき) デート1回
・滝見春   13→182(ときめき)
・薄墨初美  36→73(大好き)
・石戸霞   28→103(ときめき)
・石戸明星  34→56(好き)※エンドなし?
・十曽湧   13→21(友人)※エンドなし?
・藤原利仙  25→41(好き)※エンドなし? 二年目以降、関西プロ→プロエンド開放

【姫松】※男子好感度:親友、女子好感度:77
・上重漫   39→96(大好き)
・真瀬由子  37→75(大好き)
・愛宕洋榎  32→76(大好き)
・愛宕絹恵  41→111(ときめき)
・末原恭子  44→81(大好き)
・赤阪郁乃  39→89(大好き)

【千里山】※女子好感度:112
・園城寺怜  42→107(ときめき)
・二条泉   36→98(大好き)
・江口セーラ 44→72(大好き)
・船久保浩子 51→83(大好き)
・清水谷竜華 46→129(ときめき) デート1回
・荒川憩   52→69(大好き)※エンドなし?

【臨海女子】※女子好感度:130
・辻垣内智葉 44→84(大好き)
・ハオ慧宇  49→86(大好き)
・雀明華   54→95(大好き)
・メガン・ダヴァン 51→59(好き)
・ネリー・ヴィルサラーゼ 47→82(大好き)
・アレクサンドラ・ヴィンドハイム 49→82(大好き)

【新道寺女子】
・白水哩   59→100(ときめき)

【有珠山高校】
・獅子原爽  50→51(好き)

【プロ】
・戒能良子  22→94(大好き) マッサージ経験済
・小鍛治健夜 69→143(ときめき) デート1回
・瑞原はやり 30→108(ときめき)
・野依理沙  30→58(好き)
・藤田靖子  23→47(好き)
・三尋木咏  36→90(大好き)
・赤土晴絵  28→54(好き) 二年目以降、関東プロ→プロエンド開放

・霜崎絃   53→54(好き) エンドなし? 二年目以降、関東プロ→プロエンド開放

【アナ】
・村吉みさき 40→56(好き)
・針生えり  49→59(好き)


デートどうしますかね

とりあえず、いつも通りお昼は普通に
その後の移動を、遊びに行くか買い物に行くか選択する感じで
で、好感度選択肢とは別に、明かして一緒に選ぶか、それとなく欲しい物を探るか、選択しようか

それとなくの場合は、次週木曜に送ることになり、そこで電話とプレゼント分の上昇
一緒なら、当日に渡すか、いま渡すかまた選ぶと

当日渡すなら、電話でのやり取り等の、いつも通りのやつ
即渡すなら、電話で上昇する分も考えて、選択肢交えつつ、好感度上昇

日曜は、一応仕事休みの設定で動いてますので、試合見に行けなくもないです(日曜に働いていたことがあるとすれば、ミスです)
それを踏まえれば
昼食 → 移動(買い物?) → プレゼント云々 → 試合観戦? 夜戦突入?
こんな感じかな?


ときめき菫さんは、全力で着ていく服を選択中です
ムッツリーナなので、下着も真剣に選んでます、これはひどい

夜戦覚悟とかではなく、乙女の身嗜みやから……(震え声)


今日は進めようと思ってたら、日誌のターンだった
ってことで、夜中にでもひっそりと日誌書きます
進行はまた明日以降ってことで


【4月第三週金曜】

 そういえば、最近は差し入れの写真を上げていなかったと思いだす。
 気合を入れて作ってみました。プディング・オ・ショコラノワールです。
 卵の撹拌は、もう少し工夫できそうかな。
 某洋菓子店の店長は卵の王子と言われるほど、扱いが上手いらしいし。

…………


『これが食べられたら三尋木プロにも打ち勝てるのに……』
『はっはっは、いつでも相手してやんよ~』
『宮永が取られたわけでもないんやけどなぁ』
『相手が悪い――で片づけるんは、さすがに乱暴やな。まぁ俺もそっちに寄りたいわけやし』
『おとなげないですね。まぁシーズン中ですから仕方ありませんが』
『プロの世界が厳しいってこと、伝わればいいんだけど』
『と、二部リーグからカップ戦参加で、各チームの大将を飛ばし続けてる人からのコメントです』
『れ、レギュラーがペナント行ってるせいだよ……』
『毟られた一部のプロは、実家で野菜作りするってコメントしてたぞ☆ チームが全力で引き留めてるとか』
『あー、わかるわ』
『経験者は語るんすね』
『誰が札幌の美人ルーキーだって証拠だよ!』
『そうですか、ありがとう。ハルエニッキすごいですね』
『それほどでもな――あ』

 ……北海道に行くから、ぽこじゃか影響されたのかな?
 ていうかあの人、まだブログやってんのか……あのタイトルで。

『テルーどうしたのさー』
『まぁ気持ちはわかるけど。本当に強い人は本当に強いって、わかったんじゃない?』
『京太郎くんのお菓子にも反応できないくらい、ショックだったみたいだね』
『こんなにおいしそうなのに……』
『だから涎!』
『私は今日からまた次鋒だったし、大丈夫かな……』
『あ、ダルがって三尋木プロ避けようとしてる』
『サボリ、ダメ、ゼッタイ』
『チームの意向ということもありますけれど』
『ペナント始まったばかりだし、ルーキーはむしろ積極的に、代表レベルと打ちたいはずよね』
『っていうか、私が打ちたい!』
『ころ――私もだ。地元のgmプロとは比べるべくもない打ち筋、心が滾るぞ』
『……一応、同世代なんだけどなぁ』
『プロ歴はあちらのほうが長かったですよね』
『高卒と社会人転向……言うなればマーとカイエン。あっちは大学だけど』
『つまり高卒ルーキーは強い?』
『フレッシュオールスターが楽しみじゃのー』
『ちゃちゃのんのファンやめます』
『なしてじゃ!』

 オールスター、夏だったっけ。
 いつもはフレッシュってあんまり見なかったけど、今年は知ってる人も多いし、楽しみだな。

『プロリーグもええけど、その……そろそろ、あれやん?』
『ああ、あれやったな』
『あれなぁ……どうなるやろ』
『ちょっと、その関西のノリやめてよ』
『あれ、で話を続けて、最後に、あれってなに? みたいな流れのやつだよね』
『……いや、あの……派遣の時期やなって、思っただけやねんけど……』
『あっ』

 監督も、俺がずっといるって思っててくれたんだよなぁ。
 次がどこになるかわからないけど……そこでもしっかりやっていこう。

『……忘れてるとか、薄情だと思う』
『私はずっと待っているんですが、いつになるのでしょう』
『来月もいいんだけど、その次よね、大事なのは』
『予選があるってことは、突破すれば本選でも一緒だもんね』
『まだ行ってない学校は二校……行ってない学校より、行ったことある学校で予選通過のほうが、周りもサポートしやすいと思う』
『そんなことはありませんよ。たとえ初めて派遣を受け入れても、しっかり支えさせていただきます、ええ!』
『……そいより、先輩が最近、こん執事のメールばっかりしとるんは……い、いや、そんなはずは――』
『今年のうちは、あまり強くないから……須賀さんが来てくださると、とてもありがたいです……』
『あれ、そういやうちって、正式には来てないんだっけか?』
『そういえば……仕事で来てたし、顔合わせもしたから、派遣済みかと思ってた』
『ひどくない、二人とも?』
『じゃあ三校か……』
『それなら五月、七月、九月になりますね』
『だから予選の月にが初派遣でもいいじゃん! 秋とかそうだったはずだしさ!』
『もういっそプロになって、解説で参加すればいいよ』
『誰か知らないけどいいこと言った』
『いいわけないよっ! そんなのだめ!』

 まぁ、さすがにプロは無理だろ……うん。

――――――――


~清澄

「――京太郎くんは春に、清澄で全国優勝しました」
「だじぇ」
「それなら当然、夏も清澄で連覇だよね」
「はい。そうでなければ、正確な連覇とは思ってもらえないでしょう」
「そ、そういうものですか?」
「そういうものだよ」
「あ、はい……」

「……なに言うとるんじゃ、あいつらは」
「清澄になるよう、理由をこじつけてるのよ」
「京太郎くんは個人戦だからな。どこの学校でも、さほど実力にブレがあるとは思えない」
「でも……やっぱり清澄にいたから頑張った、ということもあるんじゃないでしょうか」
「美穂子はいいこと言うわね」
「悪かったな、悪いことを言って」
「あら、拗ねなくてもいいじゃない。ゆみもリアリスティックな言葉だったわ」
「なんちゅう八方美人な……」
「それでこそ久ですから」
「はぁ……まぁ、そんでええんなら、ええんですけど……」


~白糸台

「ウタって何回か打ったことあるけど! そんな強くなかったし!」
「そりゃあね。指導に来たら、多少は加減するだろうから」
「舐めプとかちょー許されザルだよ!」
「お猿さん?」
「見ザル、聞かザル、言わザル、許されザル」
「私は真剣なの!」ガオー
「まぁ私たちもさ、宮永先輩がこのまま終わる人じゃない、とは思ってるけど」
「仮に、この三連戦で勝てなくても――」
「勝つもん!」
「勝てなくても」
「…………ん」
「宮永先輩を、格好悪いなんて思わないでしょ?」
「…………まぁ、そりゃあ……」
「悔しいのはわかるけど、宮永先輩がすごい人なのは変わらないんだから。私たちは信じて応援しよう、ね?」
「……はーい」

「ふぅ……なんていうか、尭深も副部長らしくなったよね」
「そう? ありがとうございます、部長」


~龍門渕

「で――実際うちって、応募してたっけ?」
「してるよ。ねぇ透華?」
「もちろんですわ!」
「うむ。あの京太郎はよい打ち手だった、日々の練習の相手に不足なし!」
「萩原さんも、鼻が高い?」
「いえいえ、私はなにもしていません。彼自身の強さ、そして魅力、努力の賜物ですから」
「謙虚だなぁ」
「さすが執事は格が違った」
「それほどでもありません」ニッコリ
「……経験が活きたな」
「??? 皆はなにを言っておるのだ、透華?」
「さぁ……たまによくわからないことで、意気投合してますわねぇ」ウーン


~永水

「滝業もあるし、夏場はうちがいいと思うのだけど」
「まぁ春でもしますけどね」
「うん、する……」
「いえ、センパイではなく……」
「秋も冬も、修行メニューはありますよー」
「……未経験の素人には、厳しいと思いますけど。幼稚園小学校のときって、そうだったじゃないですか」
「いえ、京太郎さんならきっと大丈夫です」
「いざとなったら私が一緒にするから、大丈夫だってば」
「……明星、いつもより京太郎寄り……なにかあった?」
「へ? い、いえ、別に……」チラッ
「……いま、手元の文房具に視線を向けましたねー」
(するどっ)ギクッ
「そして今日は明星の誕生日……」
「そして、霞さまがなにも仰らない……」
「あらあら、私まで関係あるの?」ニコニコ
「つまり――」
「どうぞ姫様」
「どういうことでしょう?」
「ズコー」
「この文房具は、須賀さんからのプレゼントということではないですか?」
「そうなんですかっ!?」
「……あー、はいはい。正解です。京太郎センパイが送ってくださいました」
「私は指輪をいただいて、明星ちゃんは文房具、春ちゃんはなにを?」
「……ふ、服///」
「えっ」
「ホントですかっ!?」
「え、うん……どうしたの?」
「だって……ね、ねえ、お姉さま?」
「え……えっとね、春ちゃん。男性が女性に服を送るのは――」ボソボソ
「………………~~~~~~~~~~~っっっっ!?!?」/////////////
「……最低ですね、あの人」
「まぁ京太郎がそこまで考えてるわけないと思うですよー」
「??? あ、あの、男性が服を送るのは、なにが……」オロオロ
「姫様にはまだ早いお話です」
「私は春ちゃんや明星ちゃんより年上です!」プンッ


~宮守組

「はぁ……もう宮守で優勝してくれることはないのよねぇ」
「イマハ、ナキ、ボコウ……」
「いやあるから! 麻雀部がなくなりそうってだけで!」
「で、でも部員はいないみたいだって……う、うぅ、うわぁぁぁーんっ!」
「な、泣かないで、豊音!」
「コウナッタラ、キョータロニ……」
「……頼めば行ってくれて、麻雀部維持して、全国優勝はしてくれそうよね……」
「知り合いも、麻雀部員もいない学校でね……いや、知り合いとか友達はいるはずだけど」
「さすがにそれはねぇ。京太郎くんが麻雀打つ環境を作れるための派遣――の、はずでしょ?」
「実質ね。まぁ建前も、麻雀部のマネージャーっていう扱いだから、麻雀部がないと無理だろうし……」
「なにより、京太郎くんにはもっといいところで打ってほしいよー」
「ウン……」
「まぁ私たちにできることは……インハイ優勝校、白糸台で打ってくれるよう祈るくらいかしら」
「それだと、私たちも手伝えるもんねー」
「そ、それはさておいて……」
「サエ、カオアカイ!」
「赤くない!」
「はいはい、ツンデレはいいから」
「ツンデレじゃない!」


~阿知賀

「なんかねー」
「うん」ダバー
「穏乃、涎」
「わ、わわわっ」
「穏乃ちゃん、お腹空いちゃったかな?」フキフキ
「ウェヒヒ、すいません……」
「……もう慣れちゃったわね、なんか」
「それで、どうしたの?」
「おっと、そうそう……なんかねー、来月から先生来るみたい。麻雀できる人」
「あ、ここで言っちゃうんだ……」
「灼ちゃんは知ってたの?」
「そりゃ、部長だし……」
「あ、部長から言ったほうがよかったか。ごめーんね♪」
「わずらわし……まぁいいよ。私だったら、来週くらいになってたかもだし」
「それってコーチっていうか、監督できる先生ってことですかっ」
「よかったね~」
「まぁ、そうらしいってことだけど……詳しい話は、来てからみたいね」
「話が潰れちゃう可能性もあるのかな……」
「うーん、それだとちょっとあれよねぇ……そろそろ夏に向けて、本格的にチーム作りしたいわけだし」
「でも、そうなっても夏は獲りに行きたい」
「私もです!」
「大丈夫だよ! 阿知賀のドラゴンロードが、ばっちりエースを務めるからね! お任せあれ!」
「玄ちゃん頼もし~」パチパチ
「えへへ~、なのです」
「……あかん」
「あかんやつよねぇ……お願いっ、ちゃんと来てください! なんでも――はしないけど、できることはしますから!」
「じゃあお菓子作ってよ、これ!」
「あんたにするわけじゃないから!」ビシッ
「洋菓子不足だよね、もう何ヶ月も……」ハァ


~姫松

「あのチャンピオンが――とも思うねんけど……」
「あの三尋木プロなら――ともなんねんなぁ」
「う~ん、おいしそうやわ~」
「ちょっと代行! お菓子なんて見てる場合ですかっ、お菓子なん――て……」ゴクリ
「漫ちゃん、しっかり!」
「言うても、それやったらどういう場合や~?」
「んー……そう言うたら、別に……なぁ?」
「まぁ宮永照が負けてるっていうのはショックやけど、私らにそこまで影響はなぁ……」
「それよりも、来月いうか再来月に京太郎くん来てくれるかどうかのほうが、大事ちゃうの~ん?」
「あ、まさにそれです」
「あとは夏の予選もやで~」
「はぁ……」
「どないしたん、漫ちゃん」
「いや、春の決勝あったやん……あの中にどうやって割り込んだろかと思て、悩んでんねん……」
「……大星、宮永、神代、憩ちゃん……冷静に考えたら、おっそろしいメンツやなぁ」
「こ~ら~、悩んでるヒマあったら、練習や~」
「わ、わかってますて……」
「絹ちゃんもやで~。洋榎ちゃんやったら、むしろ楽しんでるんとちゃうか~?」
「せや――私らが、お姉ちゃんの代より強うせなあかんねんっ!」
「そうや、絹ちゃん! 勝てば京太郎くんも来てくれる!」
「頑張ろ、漫ちゃん!」

(いや~、しかし実際……うん、辛いなぁ……どないしよか~。末原ちゃんみたいに、魔改造するしかあらへんかな~)


~千里山

「いやー、泉がそんなに、京太郎くんに戻って来て欲しがってるとはなぁ」
「なんでそうなるんですかっ!」
「なんでもなんも。あんたが言わな、誰も気づいてへんやん」
「いや、忘れてないて言うてはりますけど」
「でも言いだしたんはあんたやし」
「それは……まぁ……い、いや、ですけど! 別に戻って来て欲しいとかそういうんとは――」
「なんや、欲しないん?」
「……欲しいです」
「――ということです監督」
「いや、それを私に言うて、どないしろっちゅーねんな」
「……姫松に来た際には、どーかこっちにも京太郎くんのおこぼれを」ヘヘー
「まぁ――荒川に勝つ練習いうたら、京太郎に勝つ練習やろなぁ」
「そういうことで……」
「浩子も会いたがってるやろしなぁ」
「そういうこ――はっ!?」
「……ま、絹にちょっと言うとくくらいは、考えといたろ」ニヤッ
「やっ、ちゃ、ちゃいますておばちゃ……監督!」
「……ほーん、そういうことすか」
「なんや泉、その目ぇは」
「べーつーにー? なんでもないですけどー?」
「ぬがああああああああああああ!」
「はいはい、遊んどらんと練習しーやー」


~関西大学組

「そういうたら、うちらどうなるん?」
「……元々は、それぞれの母校に顔だす、いう感じに考えてたらしい」
「それに加えて、大学やなくて、ここで練習するならこの四人がおる、っていうパターンもあるらしいのよー」
「高校で打つ場合は、それぞれの母校に顔だせると」
「なるほど、うちらは千里山、あんたらは姫松と」
「で、この四人と打ちたなったら、ここに顔だすわけか。それはどっちの学校からでも?」
「みたいなのよー」
「ふむ――って、ちょっと待ち」
「どしたん、キョコタン」
「誰がキョコタンや! そやなくて! こ、ここ、ここって……ここっ!?」
「ニワトリかな」
「あの必死な感じが足らん、やり直し」
「だれが鳴き真似しとるかい! いや、だから真面目に……えっ、京太郎くんがここに来るん?」
「らしいな」
「わ……私と由子が住んでるこの部屋にかい!」
「あ、そーいえばそうやったのよー」
「……あかん、あかんで!」
「おー、竜華、反応おっそいな」
「怜!? 気づいてたんか!」
「いや、そらそうやろ……」
「そんなんっ……ひ、一人暮らしの部屋に男の子呼ぶとか……あ、危ないやん!」
「京が危ない?」
「……ないのよー」
「それよりも、その……は、恥ずかしいやろ! わ、私ら……その、お風呂とかも、ここで……やし……たぎ、とかも……」ゴニョゴニョ
「下着なんかタンスにしもてるし、ええやん」
「他人事や思て!」
「え? いや、私は別に家でも部屋でも来てもろてええけど」
「あらー」
「と、怜……?」
「竜華もせやろ?」
「え、そ、そらそ――って、なに言わせんの!」
「くっ……千里山二人は毒されてもうてるでっ、由子!」
「まぁ、ちょっと恥ずかしいんは事実やけどー……私も、そこまでイヤやないよー?」
「ゆ、由子まで……っっ……みんな不潔や――――っっ!」

「……などと言いつつ、嬉しそうなキョコタンでしたとさ」
「誰がキョコタンや! あと嬉しそうにしてへんわ!」
(にやけてるやんな?)
(にやけてるのよー)


~関東大学組

「……こっち、いや、これのほうが……い、いや、でも……ちょっと、胸元が緩すぎるような……」
「そ、そうだ! その……み、みみ、見えることも考慮すると……あ、アンダーウェアにも……」
「清潔感……大人っぽさ……あるいは……す、少し、大胆なほうが……」
「あああああああああああ! 私はなにを考えているんだっっ!」ガンッガンッ

「……菫は来てないのか」
「あ、智葉さん、お疲れさまです」
「まぁ用事ばあるやろし、ほっとけばよかち思うとよ」
「今日はどうでしたか、お店のほうは」
「ああ、三尋木プロが来ていたな。一人で静かに飲んでいたよ。それ以外は、いつも通りだ」 ※家元は通常のお客様です
「いやー、あの宮永が稼ぎ負け。しかも圧倒的に。まったく、世間は広か」
「……まぁおかげで、面白いものが見れたぞ」
「へぇ?」
「あんなものじゃつまらない、と三尋木プロが言ってな」
「……私らの代のチャンピオンが、つまらんち言うか」
「で、京太郎くんは?」
「さすがだな、巴は……照の底力は、きっと三尋木プロを楽しませてくれる、だとさ」
「はぁ~、よか男は違うったい。私も言われてみたか~」
「でも悔しいですね。京太郎くんの顔、想像がつきます」
「まぁ……いい顔は、していたな」
「智葉さん、顔があか――」
「赤くない!」カァッ

「あ、赤は、さすがに狙いすぎだ……く、黒……青……ぴ、ピンクはだめだ、私にはそんな……」
「無難に白……う、いや、やっぱり……黒、か……」
「あああああああああああ! だから私はなにを! まずは服だ! さっさと決めないと!」
「……まったく、もっと早く誘ってくれればいいものを……日曜日に、たっぷり償わせてやるからなっ」////


~関東プロ

「ちーっす! おっと、お集まりで……」
「……どうも」
「照、落ち着いて」
「大丈夫、私はこれ以上ないくらい冷静」
「どうでもいいですけど、日誌のここって時間軸どうなってるんでしょウネ?」
「超執事的ななんやかんやだぞ☆ たぶん☆」
「便利だね、執事……」
「まーまー、一年目のガキに打ち負けるとか、代表失格っしょ? 許せってー」
「いえ。自分の足りないものが見えました……明日、明後日。見ていてください」
「足りないもの……あっ」
「大丈夫、私も同じでスヨ」
「メグちゃんはそこまでじゃないでしょ。私も、ギリ……爽もかな?」
「ハルちゃん酒癖わっる!」
「それ言ったらよー、私だって足りてねーっつーね」アッハッハ
「……咏ちゃん、酔ってる? まぁ、赤土さんほどじゃないけど……」
「いやー、辻で一杯。いや二杯? いやー、たぶんもっとっす……ま、祝杯、ご褒美、そんな感じで」
「京ちゃん!」ガタッ
「照、落ち着いて」
「大丈夫。今日の日誌はそこに触れてないから」カタカタカタカタ ッターン
「絃ちゃんの検索はややっ☆」
「私に隠し事なんて、京ちゃん……」ドヨドヨドヨ
「あ、やっぱり落ち込んでた」
「――んで、京太郎くんなんて言ってました?」
「あー……っていうか、私って赤土さんに敬語のがいんすかね?」
「年齢で言うと――」
「やめて」
「年齢の話はご法度だぞ☆ 無礼講でもだぞ★」
「まぁ私もハルちゃんタメ口だし、へーきじゃないかと!」
「あんたは年上への敬意を覚えようか」
「……だって、ハルちゃんだし」
「赤土先生だし」
「晴絵さんはちょっと……」
「赤土さん、大人っていうのはね――」
「この醜態で牌のお姉さんはちょっと……」
(あれ、ブーメラン? たしか京太郎くん、酔っ払い三人に捕まったって、昔……)
「この人が教師……阿知賀の生徒はすごいのでスネ」
「地味に一番傷ついた!」
「……それで三尋木プロ。京太郎、照のことなにか言ってましたか?」
「あー? そうだねぃ……ま、そいつは内緒にしとく。宮永もさー、聞きたかねーっしょ?」
「……まぁ、どっちでもいいです。次に三尋木プロは、京ちゃんから慰めの言葉を頂戴するはずなので」ゴッ
「おっほ、そいつぁ楽しみ~♪ 今日は深酒はやめとこうかね~」

(まー、あれだよねぃ……気分よく飲もうとして、あんなこと言われたら……ちょっとばかしイラッとしたし――)
(……よし、あと二戦ガチでやる。大人の度量? 知るかい、そんなもん!)ワッカンネー
(京太郎の……ブワァ――ッカ!)


~関西プロ

「まぁ妥当ですかね」
「……至極当然!」
「そら、うちらも代表戦は見とったし、わかりますけど」
「俺なんか、三尋木プロの打ち方には惚れぼれした口やし……」
「でも面白くありませんよね」ムスッ
「珍しい!」
「そうですね、利仙がその態度……まぁ、世代のトップは世代の代表ですからね」
「くっそ、底力みせーや、宮永!」
「っていうメール送っとくか。お前がそんなやと、俺が小鍛治プロに勝って、新人王もらうで……っと」
「……いいんですか、セーラ」
「へ? まぁ、発破やしこんくらい――」
「今日はあっちも、集まって飲んでるはずなので、おそらく――」
「来た!」
「あ、野依プロにきましたか……はい、セーラ」
「はい? ん…………ん? えっ――」
「お、どうしたセーラ? なんかおもろいもんでも――」
『それくらいの意気で来ていただけると嬉しいです。当たるとしたらカップ戦でしょう、楽しみにしています。 健夜――って伝えておいてね』
「」
「さすがセーラさん。グランドマスターに目をつけられるなんて、大物ですね」
「そそ、そ、そうやろ……さ、ささ、さすが、や、ややや……」
「セーラ、しっかりせえ! あとそれ、うちのネタや!」
「小鍛治プロも人が悪いことを……」
「ぐう畜!」
「どのみち、小鍛治プロは大将ですからね。セーラと当たることはないでしょう」
(……言ってあげない良子ちゃんも、かなりあれだよね……私? 私はほら、口下手だから)プンプンッ


時間的なものは、その……まぁなんやかんやで

流れ的には
試合 → 夕食、並行して各地のお食事 → デートのお誘い → 日誌
各校の反応は、色んな時間軸で飛んでます

あと、内容に矛盾があったら……適当に辻褄合わせてください(責任放棄)
明日は20:00くらいからできたらいいなぁ(願望)


答えは簡単です



忘れてたからです
うわあああああああああああああああああああああああああ!

もう力尽きました、またあとで


~臨海女子

「次の、派遣……」
「まだ活動日で二日、スケジュール的には一週間上乗せです。猶予はありますよ」
「やだー! キョウタローいなくなるの、やだ……」
「こればかりは、自分たちではどうしようもありません……」
「それなら転校とか!」
「雑用大成功10回が必要ですが、私たちではもう……」
「行動回数も減ってるし、10回は無理だよぉ……ふぇぇ……」
「ネリー、私たちがそう言っても、京太郎を困らせるだけです」
「それもやだぁ……」
「行動回数が減って、大成功も5回でいいかと考えているようですし、きっとなんとかなります」
「ほんとにっ!?」
「――まぁ、次の派遣以降だと思いますが」
「次っていつさ!」
「……6月に来てもらえると、助かりますね」
「そうですね」
「6月……予選、キョウタローと一緒に出られますように……」
「出られますように……」
「出られますように……」

 ※転校条件の雑用大成功、5回にします。だからなんだという感じですね、はい


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ご指摘どうもでした、臨海です

卵の王子様はもちろんパルフェです

別に咏ちゃん応援してもいいのよ?

しっかり反応つけたのは今回だけかな? シロとかも、ニヤニヤしてる反応はあったかもですが
今後、こういう感じにできそうならしてみたいです


ではそろそろ


~4月第三週土曜

京太郎「土曜か……ってことは、いよいよもって、あと一週間……」

追い回し「そうそう。昼から、新しい人が入ってるの、知ってます?」

京太郎「マジで!?」

追い回し「で、月末には元の脇板も戻って、来月からの態勢が整うってことです」

京太郎「そっか……ともかく、これで一安心だな」

追い回し「いやー、新しい人が、京太郎さんみたいに優しいかどうか……」

智葉「京太郎に甘えるな。そもそもこいつが甘すぎるだけだぞ、なぁ?」

京太郎「返す言葉もございません……」

追い回し「マジすか……せっかく憧れの辻に入れたのに、辛いです……」

智葉「なら辞めるか?」

追い回し「辞めません!」

辻垣内父「……まぁ、そのやる気ならやっていけるだろ」

追い回し「親方! おはようございます!」

智葉「お父さん、早いですね」

辻垣内父「様子を見に来ただけだ。京太郎、そろそろ時間じゃないのか」

京太郎「おっと、そうでした」

辻垣内父「なんなら、本格的にこっちに入っても構わんぞ」

京太郎「すいません、片手間のつもりはないんですけど……やっぱり、まだまだやりたいことがあるので」

智葉「お父さん、京太郎を困らせないでください」

辻垣内父「ここに連れてきたのはお前なのになぁ」フッ

智葉「そ、それはっ……」

京太郎「お気持ちを無碍にして、すみません」

辻垣内父「お前も智葉も、冗談が通じんな。気にせず、学校に行って来い」

京太郎「はい……それでは」

智葉(お父さんの冗談はわかりにくい……)


>登校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ
2菫、4巴、6哩

安価↓1 コンマ一桁


>哩、追加もう一人

大学組のが楽なので、巴、菫、智葉から一人

安価↓2


>哩、巴

哩「だからこの辺のはずやろ……」

巴「この地図、本物なのかな……」

京太郎「……なにやってんですか、二人とも。朝から宝探しですか?」

哩「おった」

巴「すごい、本物なんだ……」

京太郎「へ?」

哩「っとと……おはよう、京太郎」

巴「おはよ、京太郎くん。今日もお仕事ご苦労さま」

京太郎「あ、はい、おはようございます、お疲れさまです……で、なんなんですか、それ」

哩「こいか?」

巴「ある日、私たちの部屋のポストに入ってたんだよね……京太郎くんの通学ルートだって」

京太郎「……わかりました。描いたやつはこっちでしめときますので」

哩「知っとったと?」

巴「なんで知ってて止めなかったの……」

京太郎「いえ、事後報告でしたし……まぁ、渡した相手が先輩たち四人だって聞いてたので、まさか信じないだろうと思いましたから」

哩「」

巴「う……」

京太郎「でも、よく考えれば気持ち悪いと思ったり、あるいは今日みたいに、俺のこと心配して見に来てくれる可能性もありましたね……」

哩「えっ」

巴「そ――そうそうっ! 心配でね、うん! でも、知り合いが描いたものなら、危険もないみたいでよかったよ」

京太郎「ありがとうございます……それと、心配おかけして、すみませんでした」

哩「いやいや、気にせんでよか。無事ならそれで、なぁ?」

巴「はい。それじゃ、京太郎くん。気をつけて、いってらっしゃい」

京太郎「いえ、その前にお二人をお送りしますよ」

哩「そんな気にせんで――」

京太郎「あとは、少し注意を」

巴「え?」

京太郎「今回は本物だからよかったですけど、もしもタチの悪い連中が、先輩たちを拐す目的だったらどうするんですか」

哩「そ、それはさすがにテレビの見すぎやなかかと……」

京太郎「いえ。綺麗で優しい先輩たちですから、どこで誰に目をつけられててもおかしくありません」

巴「あ、う……あ、ありがと……///」

京太郎「今後は、そういうことがあったら、連絡してください。こっちが心配になりますよ」

哩「……はい」

巴「ごめんなさい……」

京太郎「いえ、嬉しかったのは本当ですから……それじゃ、行きましょうか」

京太郎「お送りしたら、朝のお茶をごちそうしますので」

哩「ん、そいは楽しみやね」

巴(……遅刻、しないのかな?)マァイイカ

・哩、巴好感度+1


~土曜、放課後

京太郎「学校行く途中だったの、忘れてた……」

ネリー「それで遅刻したの!?」

ハオ「……徹底した執事精神ですね」

京太郎「すまん……」

明華「そう思うなら、烏龍茶のおかわりを」

京太郎「はい、申し訳ありません」コポコポ

アレクサンドラ「……状況が見えないんだけど」

ネリー「お昼のお茶だよ」

ハオ「お昼を軽くして、飲茶です。時間はずいぶんと早いですが」

明華「たまにはこういうのも悪くないかと」

アレクサンドラ「……部室でしないようにね」

京太郎「あ――」

ハオ「そういえば、なぜ部室で?」

ネリー「お昼が終わったから、部活行こうってなって――」

明華「途中で会って、お昼の話をして……」

京太郎「あまり食べてないから、お腹が空くかもとか、そんな話を――」

アレクサンドラ「なるほど、それならいっそ、先に補充しておこうと」

ハオ「そうみたいです」

アレクサンドラ「そうみたい、じゃない!」

明華「失礼しました。すぐに片付けましょう」

ネリー「まだ食べてるのにー」

アレクサンドラ「まったく……いつからこんなことに……」

京太郎「どうぞお茶です」

ハオ「こちらの点心も、よければどうぞ」

アレクサンドラ「ありがと……」ハム

アレクサンドラ「……ハッ!」

ハオ「――かかりましたね?」

明華「共犯ですね」

ネリー「わーい、お茶の続き♪」

アレクサンドラ「私としたことが……なんてこと」ガクッ

京太郎(でも食べるのはやめない……)

ハオ「京太郎、おかわりを準備しましょう」

京太郎「……そうだな、行くか」


アレクサンドラ「――それじゃ、始めましょうか」

「……なんか部室、中華くさくない?」
「私もそう思う」
「あの、部長――」

部長「気のせいです。それじゃ、卓についてくださーい」


ハオ「……換気はしたのですが」

明華「ですから、アロマかお香でごまかしましょうと」

ネリー「なれれば気にならなくなるよ」

京太郎「そういう問題じゃないだろ……ま、今後は対策するか」

ハオ「あ、またやる気なんですね」

アレクサンドラ「懲りなさい、君たちは」

明華「ふふふ、監督も共犯ですよ……」

ネリー「これがバレたら……大変だよね?」

京太郎(なんかエロい……っと)

京太郎「それじゃ、練習始めましょう」

アレクサンドラ「はい、今日はどうする?」


>通常行動、一年指導
1 一年雀力指導 雀力+4
2 一年執事指導 執事+4
3 一年雑用指導 雑用+4
4 一年協力指導 雀力+1 メンバー好感度(一人選択)+1

安価↓2


>協力指導、ゾロ目

京太郎「では、指導に……」

アレクサンドラ「誰と?」ジー

京太郎「え、と……それは、ひと――」

明華「…………」ジー

ハオ「…………」ジー

ネリー「…………」ジー

京太郎「――り、では……ないですね、はは……」


>相手選択

安価↓2


土曜は指導と行動、日曜・休日は行動二回、だったかな(適当)

---------------------------------------------------

>明華

京太郎「では明華先輩、たまには一緒に」

明華「たまに……ええ、そうですね。私なんて、たまにがお似合いですから……」

京太郎「本当はいつも一緒がいいんですが、あまり練習時間を削らせるのも、申し訳ないですからね」

京太郎「先輩の麻雀してる姿は綺麗ですから、俺も好きですし――」

京太郎「そういうところも、一年に見せてやりたいんです。お願いします」ペッコリン

明華「」

明華「なにを言ってるんですか、京太郎。一年の指導は先輩の役目です、気にする必要なんてありません」

明華「さ、行きましょう。皆さんお待ちかねでしょうから」


アレクサンドラ「……うまく誘導したようにしか見えない」

ハオ「明華も面倒くさいようで、ちょろいですからね……」

ネリー「でも京太郎は本心で言ってるから、すごいよね!」


明華(綺麗で好きと言われました/////)

京太郎「――本当に、綺麗ですよね」

明華「ファイッ!?」ビクンッ

京太郎「いえ、先輩の指」ヒョイ

明華「うひゅうっ!」ビビクンッ

京太郎「マメとかできないんですか?」フニフニ

明華「ひゃんっ……あ、え、と……もう、あまりそういうのは……あ、んっ……」ビクッビクッ

京太郎「もう一人、マメができないって人知ってますけど……こういうのって、長くやってるとそうなるんですかね」ギュッギュッ

明華「っっ……ぁっ、くっ……んっ……そ、う……かも、し、れま……ぅっ……せ、んぅっ……」モジッ

京太郎「いいなぁ……俺ももっと頑張らないといけませんね。なんせ、けっこうマメできてますから。あ、こっちは包丁ダコです」

明華「はぁっ、はぁっ……そ、そう……ですか……ぁ……」ハァハァ

京太郎「あれ……せ、先輩? なんか、汗が……大丈夫ですか?」

明華「は、いぃ……でも、少し……疲れたので……こうしてて、いいですか?」ギュッ

京太郎「おっと……はい、支えてれば大丈夫ですか?」

明華「ええ……できれば、少し強くしていただけると……」

京太郎「わかりました。楽になるまで、俺に任せてください」ギュー

明華(はぁぁ……部活中に、なんてことを……でもこれは、素晴らしい……なんて素敵な……)ギュー


~20分経過


京太郎「……大丈夫ですか?」

明華「ええ、これ以上は……抑えきれなくなりますから」

京太郎「ならいいんですけど(抑えきれなくなる?)」

明華「さ、参りましょうか」

京太郎「はい」


一年ズ「……遅いね、先輩たち」
一年ズ「今日は指導なしかな」
一年ズ「あ、なんか来たっぽい」
一年ズ「また監督かなー」


明華「では、指導を行いましょうか。まず歌います」

一年ズ「」

明華「そしてツキを呼び込み、風を集めます。これは捨て牌に回せば、防御にも使えます」

一年ズ(できんわ!)

京太郎「……咲と同じタイプだな、この人」


・雀力+2
・明華好感度+2


明華「ふぅ……どうでしたか、京太郎。私の指導力は」

京太郎「いえ、すばらしかったです」

明華「そうでしょう? 京太郎にも、いつでも教えてあげますから」フフー

京太郎「ありがとうございます。では、戻りましょうか」

明華「ええ」


京太郎(……意外にも、あのあと普通に指導してたな……どうして最初はああだったのか)コレガワカラナイ


ハオ「……おかえりなさい」

ネリー「どーだったの、明華は」

アレクサンドラ「別に心配とかはしてないけど、念のためね。あくまで念のため」

京太郎「すばらしかったです」

明華「うふふー」

ハオ「くっ……」

ネリー「ネリーよりよかったんだ……」

アレクサンドラ「……なーんか納得できない」

明華「まぁまぁ、いいじゃないですか。それでは、こちらも練習しましょう」

京太郎「そうしましょうか。さっきので、俺もちょっとは強くなれたかもしれませんし」

明華「まぁ。すぐに効果は出ませんよ、京太郎♪」

京太郎「はは、冗談です。でもそれくらい、いいご指導をしていただきましたので」


ハオ「……明華、どれだけ上機嫌なんですか」

ネリー「褒められたの、嬉しかったのかなぁ」


>通常行動選択 ※数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

1雀力スキル行動 スキル購入は指導or雀荘修行でプロがいる場合のみ
 A対局 雀力1~4・好感度0~2(トップなら全員2、二位・三位は下位が1、上昇。最下位はなし)
 B指導 雀力2~4・好感度1・技能経験値5~20 (プロ、アレクサンドラのみ)
 C雀荘 トップで5+コンマ一桁、二位で2+コンマ一桁、三位で2、四位で1、雀力上昇
(プロに勝利すれば好感度+1。やや手加減以上なら+3、その場合は四回判定のみ。本気なら勝敗問わず経験値+10)
 D大学 成長関連はAの対局と同じ。大学組と試合ができる

2執事スキル行動
 A差し入れ 執事1~3・好感度1~3
 B掃除 執事2~4・雑用1
 C勉強 執事1~3・好感度1(二人選択可能、テスト期間中は片方2、片方1)
 D大学に差し入れ Aに準拠

3雑用スキル行動
 A買い出し 雑用2~4、好感度+1(在校生から一人、遭遇判定で一人)
 B牌譜整理 雑用2・雀力2・技能経験値+5・監督好感度+1
 C大学 雑用1~3、執事1、アポ相手&もう一人(大学組)選択可能、好感度それぞれ+1
 Dプロから電話 雑用3 執事1 プロ好感度2~4 夜行動は、試合観戦固定


※繰り返します、数字とアルファベットを組み合わせて、行動を選択してください

 安価↓2 ※人物指定は、後に別安価


>対局

京太郎「では、今日も真面目に対局を」

アレクサンドラ「……も?」

明華「では私がお相手を♪」

ハオ「そうはいきません」

ネリー「そこは公平にいかないとね!」

京太郎「じゃ、牌譜取りますので。始めてくださーい (慣れた)」


>相手選択
安価↓2-4


>監督、ネリー、ハオ 監督ゾロ目


>対局回数
1 四回判定
2 二回判定

安価↓1


ちょっと次立ててきます
あと、ネリーもゾロ目がいい?


じゃ、ゾロ扱いにしよう。二人がゾロ……勝てばおいしいというプレッシャーで、コンマが揺らぐのを楽しみにしています

今日中に使うかわかりませんが、次
パート30
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」アレクサンドラ「その30よ」
【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」アレクサンドラ「その30よ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416486564/)


>四回判定

京太郎「では――よろしくお願いします」

明華「頑張ってくださいね、京太郎」ギュー

京太郎「……はい」

京太郎(後頭部におもちが当たって集中できない(直球))

ハオ「……今日は随分と落ち着いてますね、明華。対局できないというのに」

明華「二人きりで指導できて、甘えさせていただいたので」

ネリー「なにそれ!」

京太郎「いや、先輩……一年もいましたから」

明華「あ、そうでした」

アレクサンドラ「どうでもいいけどニヤけない、キョウタロウ。集中して」

京太郎「に、ニヤけてませんっ」キリッ

明華「まぁ、ともかく……今日は色々と、本調子ではありませんから。応援に専念しますね」

アレクサンドラ(……ほかの練習すればいいでしょ)

ネリー(でも言わない監督)

ハオ(二人して頭の中で会話を……)

明華「頑張ってくださいね、京太郎♪」ギュッギュッ

京太郎「御意!」デレー


対局ルールは>>6

>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ネリー ↓2+127
ハオ ↓3+97
京太郎 ↓4+116+25

打点↓5


>和了判定一回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 90+150=240 ロン
ネリー 60+127=187
ハオ 32+97=129 放銃
京太郎 2+116+25=143

打点46→64 親:5800

監督25000→30800
ネリー25000→
ハオ25000→19200
京太郎25000→


京太郎「……これはひどい」

アレクサンドラ「声にださない」

ネリー「やらしーこと考えてるからだよ!」

京太郎「!? か、考えてないし!」

明華「そうですよ、ねぇ?」

京太郎「も、もも、もちろんです!」

ハオ「……どの顔が言いますか」

京太郎「口だよね!?」

アレクサンドラ「はい、ロン。5800よ」

ハオ「……はぁ」

京太郎「俺を見てため息つかないで!」

京太郎「くっ、名誉挽回しなければっ……」

明華「がんばれ♪ がんばれ♪」

アレクサンドラ(……邪魔してるように見えてきた)


対局ルールは>>6

>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ネリー ↓2+127
ハオ ↓3+97
京太郎 ↓4+116+25

打点↓5


>和了判定二回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 15+150
ネリー 67+127
ハオ 5+97
京太郎 99+116+25 ゾロ目ツモ

打点63→36 子:500、1000→【無敗劣】→子:700、1300

監督25000→30800→30100
ネリー25000→23700
ハオ25000→19200→18500
京太郎25000→27700


京太郎「………………」

明華(……あら、いい集中ですね……気にしてないのでしょうか)フニフニ

アレクサンドラ「ちょっと明華、なにしてるの!」

明華「え? 別になにも……」

ハオ「乗せてるじゃないですか!」

ネリー「こっちは真面目にやってるのに!」

明華「え? いえっ、これは偶然――」

京太郎「――ツモ、700、1300です」

アレクサンドラ「えええええ……」

ハオ「なんてタイミングですか……」

ネリー「それじゃまるで、明華のおかげだよ……」

京太郎「へ?」

明華「な、なんでもありません……さ、その調子で頑張りましょう♪」

京太郎「はぁ……」


対局ルールは>>6

>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ネリー ↓2+127
ハオ ↓3+97
京太郎 ↓4+116+25

打点↓5


>鼓動のリズムorディメンジョンシュート選択

1 リズムツモで全体から削る
2 シュート=ロンで、ハオから高得点

安価↓1


>和了判定三回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 94+150=244
ネリー 96+127=223
ハオ 74+97=171 放銃
京太郎 59+116+25=200【ディメンジョンシュート】 ロン和了

打点75→57→【カッパーシュート】→86 子:7700→【無敗劣】→子:8000

監督25000→30800→30100→
ネリー25000→23700→
ハオ25000→19200→18500→10500
京太郎25000→27700→35700


京太郎(……なんかよくわからんが、俺は名誉挽回するんだ! うおおおおおお!)

京太郎「――ロンだ! 満貫、8000!」

ハオ「っ……いけません、これはっ……」

アレクサンドラ「……正念場よ、ハオ。集中して」

ハオ「当然ですっ……」

ネリー「大丈夫、ネリーが止める! 絶対に……」

京太郎「なら、俺が先に上がるまでだ」

ハオ「絶対に、飛ばされませんっ……」

明華「頑張って、京太郎……」ギュッ

京太郎「う……ま、まずい、邪念が……」

ハオ「……勝機っ……」

アレクサンドラ「フラグ立てない」

ネリー「掃除阻止!」


対局ルールは>>6

>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 ↓1+150
ネリー ↓2+127
ハオ ↓3+97
京太郎 ↓4+116+25

打点↓5


>和了判定四回目 ※親は上から順、二回判定なら上と京太郎
監督 96+150=246
ネリー 80+127=207
ハオ 93+97=190
京太郎 77+116+25=218 ゾロ目ツモ

打点45→54 親:1600オール→【無敗劣】→2000オール

監督25000→30800→30100→28100
ネリー25000→23700→21700
ハオ25000→19200→18500→10500→8500
京太郎25000→27700→35700→41700 トップ


京太郎「――っ……ツモ、2000オールです! お疲れさまでした!」

ネリー「お疲れさま! やったよ!」

ハオ「はぁ……危ないところでした」

アレクサンドラ「まぁ、それはそうなんだけど……あの、君たち負けてるからね? そこは反省してよ?」

明華「……惜しかったですね、京太郎」

京太郎「え?」

明華「いえ、その……もう少しで、ハオがトビでしたから」

京太郎「……ああ、そういえば……」

明華「意識、してませんでしたか?」

京太郎「う……はい、すいません」

明華「どうして謝るのですか?」

京太郎「いえ、掃除しに行けなくて……」

明華「……ふふっ、京太郎は勝ったじゃないですか。喜んでいいんですよ」

明華「とても素敵でした……よく頑張りましたね」エライゾー

京太郎「ありがとうございます……次は、もっと頑張りますので」

明華(ああああああああああ! 京太郎かわいいですっっ!)

ハオ「……はいはい、終わったんですから離れましょうね」

ネリー「今日は監督が調子よかったよね」

アレクサンドラ「そうね……だけど京太郎が、二局からずいぶんと集中し始めたわ」

ハオ「なにか心境の変化でもありましたか?」

京太郎「いや、そういうのではなく……なんていうか、不真面目に見られてる気がしたからな」

京太郎「ちょっと――いいとこ見せようと思っただけだよ」

アレクサンドラ「」キュン

ネリー「負けたのは悔しいけど……かっこよかったよ!」

ハオ(最後は邪念で乱れていたような……)

明華(このまま持って帰りたいですね……)


・雀力+19
・アレクサンドラ、ネリー好感度+4
・ハオ好感度+2


水曜、木曜あたりの成長で、明華+1を智葉のほうに入れてたっぽい、すいません
次のステータスで、若干その辺の数値が変わる予定です
いずれにせよ、まだときめきではありませんが

-----------------------------------------------------------

~土曜、夕方

京太郎「さて――それじゃ、俺はこれで」

明華「はい。お気をつけて」

明華(と――気持ちよく送りだすフリをして……)

ハオ「また明日、ですね」

ハオ(昨日のように、また送りにいきましょう)

ネリー「遅刻しちゃだめだよ?」

京太郎「ああ、わかってるよ。では、お先に失礼します、監督」

アレクサンドラ「……うん、気をつけて」

京太郎「はい」

アレクサンドラ「……いや、危ないし……よかったら、車で送って――」

明華「ダウト」

ハオ「アウト」

ネリー「ギルティ」

アレクサンドラ「……別に他意はないわよ?」

明華「だったら私たちを寮まで送ってください、以上」

ハオ「では京太郎、仕事でも無理しないように」

ネリー「さよなら!」

京太郎「あ、ああ……じゃ、また明日な」


>下校遭遇判定
1智葉、3ハオ、5明華、7メグ、9ネリー、0アレクサンドラ
2菫、4巴、6哩

安価↓1 コンマ一桁


>ハオ

ハオ「……京太郎!」ハァッハァッ

京太郎「ん、ハオ? どうしたんだ、連日……なんか息荒れてないか?」

ハオ「いえ、ちょっと……はぁっ……ふぅ……」

ハオ「本当に、抜け駆けにも苦労します……」

京太郎「抜け駆け?」

ハオ「いえ、こちらの話で……また、校門までお送りしますね」

京太郎「無理しなくてもいいんだけど」

ハオ「好きでやってることです、お気になさらず」

京太郎「ならいいけど……」

ハオ「今日は危ないところでした」

京太郎「トビ終了か?」

ハオ「はい。この調子では、もう京太郎に勝てないかもしれません……」

京太郎「そうか? 俺はいつも、いつ負けるかヒヤヒヤしてるんだけど」

ハオ「そう、弱気になることもあるという話です。もちろん、負けたくないから必死になってはいますから」

京太郎「弱気に勝たないと、誰にも勝てないからな」

ハオ「はい……そうだ、京太郎。なぜ私が京太郎に勝ちたいか、わかりますか?」

京太郎「部屋の掃除か?」

ハオ「ふふ、それもあります……でも、部屋は基本的に片付けていますから、そこまで掃除をお願いすることはありません」

ハオ「根本のレベルが違うにしても、です」

京太郎「じゃあどうして?」

ハオ「……京太郎が、今日言ったのと同じです」

ハオ「いいところを見せたいんですよ、京太郎に」

京太郎「――っ」

ハオ「……本当は、京太郎が来たら、そうしてみせる予定でした。でも、実際は京太郎のほうが、私より強かった……」

ハオ「そんな京太郎に認められ、憧れてもらえるように、私は勝ちたい――そういう雀士になりたいのです」

京太郎「……認めてるし、強いと思ってる、っていうのは言ってほしくない?」

ハオ「正解です」

京太郎「だよな――なら、俺も負けないように頑張るか。ハオが勝ちたいと思ってくれる選手で、あり続けようと思う」

ハオ「お願いします……願わくば、京太郎がいる間に勝ちたいものですが」

京太郎「ああ。ハオの部屋に行ける日を、楽しみにしてるよ」

ハオ「京太郎……ふふっ、そんなことを言われては、このまま寮に招待したくなってしまいます」

ハオ「練習に戻らないといけませんから、それはまた――では、京太郎」

ハオ「……いってらっしゃいませ」ペッコリン

京太郎「――ああ、いってきます」

・ハオ好感度+1


とりあえず、ここから埋めて、夜行動は次スレにします

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