ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「?」Part.2(1000)

ルルーシュ「正攻法でいこう」c.c.「?」

ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1346777606/)

の続きになります。

よろしければ、長いですが前から読んで下さい。


~地下通路 防衛地点~

兵士「隊長、未確認機がこちらに向かってきています!」

兵士「走力が、サザーランドと比較にならないレベルです!」

兵士長「狼狽えるな」

兵士長「どんな機体を持ってきても、この兵器にかなうはずがない」

兵士長「発射準備だ!」

兵士「は、はい!」

兵士長「ブリタニアの奴らめ、目にもの見せてくれる!」

兵士長「超電磁式榴散弾重砲、発射!」

兵士「発射!」

どおぉぉぉおん!!

スザク「あれはっ!?」

スザク「くっ!!」

セシル「早くブレイズルミナスで防御を!」

ロイド「いや、この距離なら回避に回った方がいい」

ロイド「ランスロットの機動力なら可能だ」

スザク「分かりました!」ギャルルルル


兵士長「ちいっ、躱したか!」

兵士長「直ぐに次弾を装填しろ!」


ラクシャータ「どうするぅ?」

ラクシャータ「あんな狭い所でぶっぱなされちゃ、近寄れないじゃなぁい?」

スザク「…ヴァリスを使います」

セシル「で、でも、そこじゃ…」


スザク「爆風は覚悟の上です」

ロイド「君に、同じ国の人間が殺せるのかい?」

ロイド「あの兵器を破壊すれば、使ってる人間はただじゃ済まないと思うけど?」

スザク「装甲もありますし、被害を抑えるためにあの兵器の基部を狙います!」

ラクシャータ「なかなか無茶するのねぇ」

ロイド「ま、ランスロットのデヴァイサーはそのくらいじゃないとね~」

スザク「撃たれる前に、行きます!!」ガシャン

ラクシャータ「あ、ちょおっと待って」

スザク「早くしないと、次が来ます!」

ラクシャータ「あ、ヴァリスの収束モード使いなさいよぉ」

スザク「収束モード?」

ラクシャータ「ハドロンのついでに作ってみたのよぉ」

ラクシャータ「エネルギー消費を抑えるものだけど」

ラクシャータ「今なら使えるでしょぉ?」

スザク「…分かりました、使ってみます!」

ロイド「…ラクシャータ?僕何も聞いてないんだけど」

ラクシャータ「あーら、言い忘れちゃったぃ」テヘペロ

ロイド「ぐぬぬ」

セシル「だれかこの二人に緊張感を!!」

ロイド「セシルくん、作戦中に叫ぶなんて、よくないよ~?」

ラクシャータ「もう少し真面目に仕事するんだねぇ」

セシル「ああっ、もうっ!!」

スザク「対象ロック」

スザク「収束ヴァリス、発射!」ビュウゥゥン


兵士「た、隊長!敵ナイトメアがこちらに攻撃を!」

兵士長「ええい、装填はまだか!?」

兵士「向こうの攻撃の弾速が速過ぎます!間に合いません!」

兵士長「く、くそおぉおおっ!!」

どかあぁぁあん

スザク「当たったか!?」キュウン

セシル「周辺サーチには、動く敵影はないわ!」

スザク「このまま制圧します!」ギャルルル

ロイド「しかし、いつの間に収束なんて…」

ラクシャータ「出力制御の賜物だねぇ」

ロイド「エネルギー問題は、僕も研究中なのにぃ」

ラクシャータ「はいはい、ハドロンの制御は一緒にやろうねぇ」

ロイド「抜け駆けは今後無しだよね?」

ラクシャータ「もともと、制御系はあたしの方が得意なんだから、少しくらいいいでしょお?」

ロイド「嫌だ!」

ラクシャータ「…あー、分かったよぉ…」

ロイド「…それならいいけどさ~」

セシル(新しい職探そうかしら…)

スザク「敵ナイトメアの無力化、終わりました」

スザク「このまま基底部を破壊します」

セシル「あっ、りょ、了解」

セシル「崩落に巻き込まれないように注意してね」

スザク「分かっています」

スザク「敵の拘束は済んでいますから、入口まで戻ります」


ギルフォード「今、特派から連絡が入りました」

ギルフォード「どうやら、地下通路の制圧が完了したようです」

コーネリア「ふむ、あのイレブン、なかなかやるな…」

コーネリア「まあ、達成したのならそれでよい」

コーネリア「早く次に進むぞ」

ギルフォード「はっ!!」

~元解放戦線拠点~

ゼロ「扇、用意は済んだか?」

扇「ああ、人質の方も大丈夫だ」

ゼロ「ふむ、ご苦労」

ゼロ「それでは、ここから脱出する!」バッ

ゼロ「そして、我々の存在を全世界に知らしめるのだ!」バババッ

井上(何か、今日のゼロはやる気満々よね…)

杉山(そうだな、無駄にオーバーリアクションで、熱いし…)

井上(あ、でもこんなもんだったかな?)

南(もしも、ゼロが女の子だったら…)

南(…ありだな)

ゼロ「そうと決まれば、即行動だ!」シュババッ

扇「よし、皆、行こう!」

杉山(あれ?一人増えてないか?)

井上(気のせいでしょ?制服着てるんだから、混ざれっこないじゃない)

杉山(そりゃそうか…)

南(ふむ、ゼロ×カレン…いや、リバもいけるか…)タッタッタッ

ゼロ「…っ!?」ゾワッ

ゼロ「何だ、今の嫌な感じは…」

~ホテル前~

ギルフォード「姫様、退路は全て塞ぎました」

ギルフォード「このまま基底部を壊してしまえば、奴らの逃げ道は完全に無くなります」

コーネリア「よし、早速破壊させろ」

ギルフォード「御意!」


セシル「スザクくん、やっちゃって!」

スザク「了解です!」バァンバァンバァン

ごごごごごご…

ぐらっ

扇「ゼロ、もう爆破したのか!?」

ゼロ「いや、我々のものでは無い」

ゼロ「恐らくブリタニアのものだ、急げ!」バッ

扇「あ、ああ…」

ゼロ(…よし、あとはコーネリア次第か…)

はい、バレルルーシュと申します(諦観)

どおん、どおん、どおん!!

スザク「あの爆発はっ!?」

セシル「私たちの攻撃では無いみたい!」

セシル「恐らく、テロリスト側のものだと…」

スザク「み、皆!!」ギャルルル

ロイド「…っ!?やめるんだ、枢木准尉!!」

ラクシャータ「いくら装甲があっても、瓦礫には押しつぶされちゃうわよぉ!」

スザク「うおおおおお!!」

セシル「スザクくん!!」


コーネリア「くっ、テロリスト共め、悪あがきを!!」

ギルフォード「爆発はホテル下層部分だけです!」

ギルフォード「恐らく、人質は無事でしょう!」

コーネリア「そんなこと、分からんだろう!?」

コーネリア「ユフィー!!」

おはようございました。

まだ新参の癖に、コテ付きました。いや、つけました。

これからもバレルルーシュさんをよろしくお願いします。

それでは、書いていきます。

ギルフォード「姫様!あれを…」

コーネリア「む、何だこんな時に!」

ギルフォード「いえ、此方に向かって…」

コーネリア「?何だ…」

ゼロ「おや、これは総督閣下」

ゼロ「ご機嫌いかがですかな?」

コーネリア「何者だ!?」

ゼロ「おや、自己紹介が遅れました」

ゼロ「私の名前はゼロ、力あるものへの反逆者だ!」バッ

コーネリア「なんだと?」

ゼロ「今回の一件、明らかに大義のない暴力」

ゼロ「よって、ここに粛清を下したのだ」

ゼロ「人質も、一人残らず無事だ、安心するといい」

コーネリア「そこに縛られているのが首謀者か」

ゼロ「いかにも」

ゼロ「この者たちの処分は、あなた方にお任せしよう」

コーネリア「目的は何だ!」

~テレビクルー詰所~

ディートハルト「こ、これは…」

クルー「どうかしましたか?」

ディートハルト「今すぐ、この映像を全国に配信するのだ!」

クルー「え!?いや、上の許可が無いと…」

ディートハルト「そんなことはどうでもいい!」

ディートハルト「責任なら私が取る!さぁ、早くするんだ!」バンッ

クルー「は、はいぃ」バタバタ

ディートハルト(これだ…私の求めていた…)

ディートハルト(ゼロ…これが私に与えられた使命…!)

ゼロ「目的ですか」

ゼロ「私は、この国の未来を憂いている」

ゼロ「各地のテロリストたちを指揮しているのも、その為だ」

コーネリア「貴様もテロリストの一味なのか!」

ゼロ「一味?違うな」

ゼロ「間違っているぞ、コーネリア」

ゼロ「私が為すのは正義、この阿呆どもと一緒にされてはな」

ギルフォード「何が正義か!世界を乱す悪党だろう!」

ゼロ「ふっ、お前たちにとってはな」

ゼロ「日本人よ、今ここに、私は宣言する!」ババッ

ゼロ「我々は黒の騎士団!そして、この者達が、我が同志!」

ズラッ

コーネリア「いつの間に…」

ゼロ「力あるものよ、我らを恐れよ!」

ゼロ「力なきものよ、我らに従え!」

ゼロ「我らは、この国を救う為に馳せ参じた!」

ゼロ「ブリタニアの支配に怯える日々は、もう終わりだ!」

コーネリア「貴様!勝手なことを言うな!」ガチャッ

ゼロ「…ほう?」

ゼロ「それで私を撃つつもりか?」

コーネリア「貴様のように、仮面で顔を隠す卑怯者が、正義を語るな!」

コーネリア「テロリストの首領を名乗ったのだ、死ぬ覚悟は出来ているのだろう?」

ゼロ「ふむ、ならばやるがいい」バッ

コーネリア「なっ!?」

ゼロ「どうした?私は丸腰だぞ?」

ゼロ「何なら、ここでダンスでもお相手しようか?」

コーネリア「ば、馬鹿にするなぁ!!」バァン

ゼロ「がっ…!!」

扇「ぜ、ゼロ!」

コーネリア「…はっ!!呆気ない!」

コーネリア「さぁ、旗頭は早々に死んだぞ!」

コーネリア「どうするつもりだ?黒の騎士団とやらは!」

ゼロ「…ふっ、ははははは!!」スクッ

コーネリア「ば、馬鹿な…っ!?」

ゼロ?(…ルルーシュ、回復が、まだ…すまない)

ゼロ?(お前が話せ、…動きは私が…)

ルルーシュ(ちぃっ!何故挑発などしたんだ!)

ルルーシュ(だが…仕方あるまい)

杉山(お、おい、お前どこに行くんだ?)

ルルーシュ(…)

杉山(なんだよ、感じ悪いな…)

ゼロ「っ私は死なぬ!」バッ

ゼロ「この世界を正すまでは、決してな!」

コーネリア「そんなはずは…」

ゼロ「さぁ!私は今、一つの奇跡を為した!」

ゼロ「私についてくるがいい!」

ゼロ「…さて、そろそろこの場を立ち去らせてもらおうか…」

ギルフォード「…っそんなことをさせると思うか!」

ゼロ「せざるを得んさ」

ゼロ「おい、例の子供たちを連れて来い」

扇「あ、ああ!」

コーネリア「…そんな…」

ゼロ「ふっ、流石は姉、と言った所か」

ユーフェミア「お姉さま!」

シャーリー「か、会長~どうなってるんですかぁ」

ミレイ「わ、私にも分からないわよぅ」

ニーナ「…」

ナナリー「咲世子さん?一体何が…」

咲世子「大丈夫です、問題ありません」

咲世子「そのまま、マスクを被っていて下さい」

ナナリー「は、はい…」

ナナリー「妙に息苦しいですが…」

リヴァル(会長、あのマスクって…)

ミレイ(…あの子もいろいろあるの!今は目の前に集中しなさい!)

カレン(ゼロ…)

ギルフォード「ひ、人質にするつもりか!?」

ゼロ「きちんと解放しますよ」

ゼロ「我々が脱出した後に、ですが」

コーネリア「き、貴様ぁ!!」

ゼロ「それでは、通していただけますね?」

コーネリア「…っ」

ギルフォード「姫様…」

コーネリア「…全軍に告ぐ、手を出さずに見逃せ…」

ゼロ「賢明な判断です」

ゼロ「さぁ、行くぞ」

井上「は、はいっ」

ゼロ「他の人質は、裏手の森です」

ゼロ「それと、そこのゴミは差し上げましょう」つ草薙

コーネリア「…覚えておけ、もしユフィに手を出せば…」

コーネリア「私の存在に賭けて、貴様を滅ぼしてやる」

ゼロ「…肝に命じましょう」

~騎士団拠点トレーラー~

玉城「いーなー、お前たちは」

玉城「俺なんか、ここでずっと待機だったんだぜ?」

扇「別に、いいものじゃなかったよ」

井上「ゼロが撃たれた時は、どうなるかと…」

杉山「本当だぜ、てか、何で生きてるんだろうな?」

井上「ゼロの不思議が、また増えたわね…」

扇「そういえば、ゼロは?」

玉城「後ろの運搬車だよ」

玉城「人質と一緒にな」

~運搬車~

ミレイ「…」

シャーリー「…」

ニーナ「…」

カレン「皆、そんな端に居なくても…」

カレン「せっかく椅子もついているんだから…」

シャーリー「む、無理無理無理!」

シャーリー「だって、あのゼロって不死身の怪人なんでしょぉ?」

シャーリー「私たち、このまま殺されちゃうのよ、きっと…」

カレン「それは…無いんじゃないかな…?」

シャーリー「どうしてそう言えるのよぅ」

カレン「え、えっと…」

ユーフェミア「皆さん、大丈夫です」

ユーフェミア「ゼロは、きちんとわたくしたちを殺したりしません」

シャーリー「ぐすっ、あなたは?」

ミレイ「…あっ、もしかして…」

ユーフェミア「わたくしは、ユーフェミア・リ・ブリタニアと申します」

シャーリー「ブリタニア?…ってことは…」

ユーフェミア「お察しの通りだと思います」

ユーフェミア「今は、このエリア…じゃなかった、日本の副総督をしています」

ニーナ「…っ日本…」

ミレイ「あらあら、大丈夫よ…」

カレン「ユフィ、ゼロの正体を知ってるの?」

シャーリー「ゆ、ゆゆゆユフィ!?」

ミレイ「し、親しいのね…」

ユーフェミア「あら、皆さんもそう呼んで下さいな」

ユーフェミア「それと、カレンさん、その質問の答えは秘密、です」

カレン「…秘密?」

ユーフェミア「はい、悪い人で無いことは知っています」

カレン「…そう」

ナナリー「あの、お兄様はどこに…?」

咲世子「ルルーシュ様でしたら、cc様と一緒です」

咲世子「ご無事ですよ」

ナナリー「そうですか…それなら良いのですが」

リヴァル「あー、何となくワクワクしちゃうのは、男の性なのかなぁ」

ナナリー「ワクワクしますか?」

リヴァル「あー、なんて言うかさ…」

咲世子(リヴァルさん、ぐっじょぶ、です)

リヴァル(余計な心配させたら、かわいそうだもんな…)

リヴァル(にしても、ルルーシュのやつ、羨ましい…)

半端だけど、ここまで。

またルルccが戻ってくるよ!やったね!

そして、オレンジさんも登場します。いいポジション考えているので、ファンは期待するのだ。

ナナリーは、変装させられています。バレたら大変。

てか、状況を伝える力が欲しいです。

それでは、また夜にお会いしましょう。

ばいばいノシ

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やっと追い付いた!
支援!

おはようございました。

このss、こんなに読んでもらえているとは思いませんでした。

嬉しいです。

あと、オレンジの人気に嫉妬。君、やるじゃない。

それでは、予定通りこちらを書いていきます。

思いつきなので遅筆ですが、読んでいただければ幸いです。

>>50全部読んで来るとは…ありがとうございます。

カシュン

ゼロ「…」

シャーリー「…あっ」

ミレイ「な、何か用かしら」

ゼロ「…いや」

ゼロ「君たちをどうこうするつもりはもとよりない」

ゼロ「そこの皇女殿下を含めてな」

ゼロ「どうか安心して欲しい」ペコリ

シャーリー(か、会長!やたら丁寧なんですけど!)

ミレイ(き、きっと、何か裏が…)

ゼロ「もうすぐ、君たちの学園だ」

ゼロ「荷物は、…残っていればブリタニアに問合わせるがいい」

カレン「…っ!!?」

シャーリー「え?私たちの学園?」

ミレイ「どうして知っているの?」

ゼロ「…っそれは」

カレン「あ、あー!!そういえば、私が話しちゃったのよ」

カレン「乗る前に、どこに向かえばいいのか聞かれたから…」

シャーリー「な、なぁんだ、そっかー」ホッ

ミレイ「ちょっとビックリしちゃったわよ…」

カレン(ふ、ふたりが信じてくれて助かった…)

カレン(ゼロったら、どうしたのかしら…)

カレン(仮面だからアレだけど…)

カレン(なんだか、動揺してる?)

ユーフェミア「…わたくしも、そこで降ろしていただけますか?」

ゼロ「あ、ああ、分かった」

ゼロ「…邪魔をした」

ゼロ「巻き込んでしまってすまない」

ゼロ「それだけだ…」

ゼロ「それでは、失礼」カシュッ

シャーリー「何だったんだろう…」

ミレイ「思っていたテロリストとは、ちょっと違うわね…」

咲世子「…」

咲世子「すみません、私、少々前に行ってまいります」

ミレイ「咲世子さん?」

シャーリー「前って、あの人たちのいるところですか!?」

咲世子「はい、ナナリー様にお水をいただけないかと」

ナナリー「わ、私は別に…」

咲世子「無理をしてはいけません」

咲世子「顔色が優れないのは、わかっていますから」

ナナリー「咲世子さん…」

リヴァル「お、俺も行きましょうか?」

咲世子「大丈夫ですよ」

咲世子「ダメだったら、そのまま帰ってきます」

リヴァル「そ、そうですか…」

ミレイ「ま、断られちゃったけど、言いだしたのはかっこいいじゃない」

ミレイ「咲世子さん、気をつけて」

咲世子「ふふふ、はい」

カシュン

~運搬車前部~

ゼロ「…」

咲世子「失礼します」

ゼロ「…咲世子か」

ゼロ「…こっちへ来い、ここでは話を聞かれる可能性がある」

咲世子「はい、わかりました」

~待合室~

咲世子「広い車ですね」

ゼロ「先導しているトレーラー程ではないがな」

ゼロ「それで?どうした…?」

咲世子「…何か、気掛かりがあるのではないかと」

ゼロ「…ああ、あるな」

咲世子「思うに、cc様のことでしょうか」

ゼロ「そんなに、俺は見え透いているか?」

咲世子「いつもお隣にいらっしゃる方がいない」

咲世子「その程度の予測はつきますわ」

ゼロ「…そうか」

ゼロ「ふぅ…」カポッ

ルルーシュ「…ccはここだ」シャッ

咲世子「…眠っていらっしゃるのですか?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「…眠っている、今はな」

咲世子「今は…?」

ルルーシュ「とりあえず、今お前が知る必要のあるものじゃない」

ルルーシュ「時が来れば、話すこともあるかもしれないが」

咲世子「…そうですか」

ルルーシュ「…すまないが、俺にはあいつらを降ろしたあとに、騎士団を纏めなければならない」

ルルーシュ「こいつを、家まで頼めるか」

ルルーシュ「…周りに見つからないように、だが」

咲世子「了解しました」

ルルーシュ「…済まないな、こき使ってしまって」

咲世子「…今はお疲れなのでしょう」

咲世子「そのような気遣いは無用です」

咲世子「私に出来ることなら、任せていただく方が…」

咲世子「こうして頼られる」

咲世子「私にとってこれほど光栄なことはありません」

ルルーシュ「…お前は、出来たメイドだな」

咲世子「当然です」

ルルーシュ「それでは、戻ったほうがいい」カポッ

ゼロ「そろそろ、着く頃だ」

ゼロ「ccは…」

咲世子「問題ありません」

咲世子「cc様には、少し窮屈な思いをしていただくことになりそうですが」

ゼロ「…なるほど」

ゼロ「パッケージは好きに使って構わない」

ゼロ「言い訳は任せよう」

咲世子「心得ました」

咲世子「あ…、あと一つ」

ゼロ「ん?なんだ?」

咲世子「…お水を、いただけますか?」

~特派トレーラー~

スザク「…」

セシル「スザクくん…」

ラクシャータ「…あんたぁ、まぁだ拗ねてるのぉ?」

ロイド「ふっふーん、ま、あんまり気にしなくてもいいんじゃなぁい?」

スザク「…あの男に連れて行かれたのは、生徒会メンバーとユフィなんです」

セシル「ユフィって、ユーフェミア様のこと?」

ラクシャータ「おお、やるぅ」

スザク「身分を知らないときに、街でお会いしたことがあります」

スザク「ゼロ…やつのやり方は間違っている」ギリッ

ラクシャータ「間違ってるぅ?」

スザク「はい」

スザク「不正な手段で手に入れた結果に、意味なんてありません」

スザク「自分は、内側から、この国を変えるつもりです」

スザク「ゼロのやり方では、ブリタニアを変えることなんて…」

ロイド「うーん、そもそも考え方が違うもんねぇ」

スザク「…どういうことですか?」

ロイド「…だってぇ、彼はブリタニアという枠組みそのものを壊そうとしているんだよぉ?」

ロイド「しかも、今の君と違って、結果も出してるしぃ」

ロイド「君の言う結果にブリタニアがあるのかないのか」

ロイド「それって、結構重要なことだと思うけどぉ」

スザク「…僕は!」

ロイド「考えてみればぁ?」

ロイド「あのゼロという存在がいることで、何が起こるのかさぁ」

スザク「何が起こるか、ですか」

ラクシャータ「…少なくとも、今不当な扱いを受けている奴らはさぁ」

ラクシャータ「心の支えになるんじゃなぁい?」

ロイド「しかも、銃で撃たれても生きている不死身の身体」

ロイド「研究してみたいところではあるけどぉ」

ロイド「とにかく、あんな風に自分たちの立場を守ってくれる人間がいるっていうのはァ」

ロイド「いいことになる人、多いんじゃない?」

スザク「…それは、一時的なものです」

スザク「結局、間違っていることには…」

ロイド「…少しは、頭を使ったらどうだ?枢木准尉」

スザク「…え?」

ロイド「その間違っていると思っているのは、君だけかもしれないんだぞ?」

ロイド「基準は、そのままブリタニアの立場に立ったものだ」

ロイド「いいかい、ゼロという人物は」

ロイド「あのホテルから、人質と実行犯たちをほぼ無傷で助け出したんだよ?」

ロイド「君の信じる正しいことは、果たしてそれができるのか?」

スザク「それは…っ!」

ロイド「ありきたりだけどね」

ロイド「正しいも間違っているも、立場で大きく違ってくる」

ロイド「君の信じるで意義は、今なお、君が助けたいと願うイレ…」

ロイド「んんっ、日本人を苦しめ続けているんだ」

ロイド「ゼロは、コーネリアに銃で撃たれても、武力を行使しなかった」

ロイド「あそこで、ゼロを撃ったコーネリアと、あくまで無抵抗だったゼロ」

ロイド「間違っているのは、一体どっちだろうね?」

スザク「それは…」

ロイド「…いいかい、僕が言いたいのは、ゼロが正しい云々じゃあない」

ロイド「君は、自分の考えを信じて疑っていない」

ロイド「そのくせ、自分の命を守ろうとはしていない」

ロイド「…瓦礫の崩れ落ちる中に飛び込んでいく人間のために、僕はナイトメアを開発しているつもりはないよ」

ロイド「だから、もっと頭を使って考えるんだ」

ロイド「君自身の覚悟がない限り、君の望みはかなわない」

ロイド「…自分を縛って甘えてもだめだ」

ロイド「君が自縄自縛していくのは勝手だけどさ」

ロイド「…思考停止で従うような甘さは」

ロイド「いつか、本当に君を殺すよ?」

スザク「…」

スザク「…少し、ランスロットを見てきます」ダッ

セシル「スザクくん!」

ラクシャータ「…ロイド、言い過ぎ」

ロイド「…やっぱりぃ?」

ラクシャータ「あの子が何抱えてんのかは知らないけどさ」

ラクシャータ「何も、追い詰めるような言い方しなくたっていいだろうに」

ロイド「…そういうの、僕には難しくってさぁ」

ラクシャータ「あのくらいの年ならさ」

ラクシャータ「自分の考えが、世界で一番正しくっていいんだよ」

ラクシャータ「もっと、時間をかけて解決するもんさ」

ロイド「でも…」

ラクシャータ「はいはい、そうすると、あの子は死んじゃうかもしれないもんねぇ」

ラクシャータ(ま、この話はルルーシュにも聞かせなきゃいけなさそうだと思ってたけど)

ラクシャータ(誰かさんが、上手に方向制御してるからねぇ…)

ラクシャータ「ま、言っちゃったものは仕方ないし」

ラクシャータ「謝るよりは、仕事で示してあげればいいんじゃない?」

ロイド「…そうだね」

ラクシャータ「…力を与えたのはあんたでしょ、もっとしっかりしなさいな」

ラクシャータ「あたしらに出来んのは、結局力の使い方を間違えないようにさせることくらいなんだから」

ロイド「分かってるよぉ」

ロイド「まあ、僕はうじうじされるのが嫌いなだけでねぇ」

ラクシャータ「…そうかい」

~格納スペース~

スザク「…」

セシル「スザクくん」

スザク「…セシルさん」

セシル「そんなに気にすることないわ」

セシル「ロイドさんって、ほら、気遣いとかできない人だから」

スザク「…違うんです」

セシル「な、何が?」

スザク「自分は、ブリタニアの軍人になって」

スザク「昇進していけば、きっと日本を救えると信じていました」

スザク「もちろん、自分の関わらないところで起こっている迫害が」

スザク「たくさんあることも、知っていました」

スザク「…でも、今は何もできないからと」

スザク「…見て見ぬふりをしてきたんです」

セシル「スザクくん…」

スザク「…あの場面」

スザク「僕は、…」

スザク「コーネリア様よりも、ゼロの方が正しいのではないか、と」

スザク「…少しだけ、考えてしまいました」

スザク「自分は、命令なしでは動くこともできない」

スザク「ゼロは、脅迫まがいの脱出をしましたが」

スザク「でも、あれだけの事件で、死者はなし」

スザク「…自分には、できません」

スザク「自分は、間違っているんでしょうか…」

セシル「…それは、誰にもわからないわ」

スザク「え?」

セシル「それはそうよ」

セシル「ロイドさんも言っていたでしょ?」

セシル「僕が言いたいのは、ゼロが正しい云々じゃあないって」

セシル「スザクくん、いくら死者がいなくても」

セシル「今までのテロで職を失ったり、信用を失った人はたくさんいるわ」

セシル「ゼロのしていることって、表面的には美しいかもしれないけど」

セシル「…とても独善的なこともあるわ」

セシル「この世に、絶対的に正しいことなんてないのよ」

セシル「あるいみ、正しいのは自分だけ、と言えるわ」

スザク「正しいのは、自分だけ…?」

セシル「ええ、そう」

セシル「結局、自分でどうにかして納得するしかないの」

セシル「自分の信じる道が正しくあって欲しいと、祈りながらね」

セシル「私だって、ロイドさんだって、ラクシャータさんだって」

セシル「そうやって、いろんな決断をしてきたから、今があるのよ」

セシル「スザクくん、あなたの今の思いは」

セシル「本当に、あなた自身が納得して得たもの?」

スザク「…どういうことですか?」

セシル「無理に、納得しようとしていない?」

スザク「…っ!?」

セシル「…ここに来るまで、わかりやすいくらいに張り詰めていたから」

セシル「ロイドさんも心配になったんだと思うわ」

セシル「…スザクくん、正しいことより、大切なものが」

セシル「この世界には、たくさんあるのよ」

スザク「…少し、一人にしていただけますか?」

セシル「…ええ、差し出がましく言って、ごめんなさいね」

スザク「…いえ、むしろ、ありがとうございました」

セシル「…また、到着する頃に、呼びに来るわね」

~ブリタニア本土 政庁~

ヴィレッタ「…この映像、ご覧になったのですか、ジェレミア卿」

ジェレミア「…ああ」

ジェレミア「どうやら、シュナイゼル殿下の意向で、我々もエリア11に向かうことになりそうだ」

ヴィレッタ「…この時期に出向とは、お互い運がありませんね」

ジェレミア「なんの、武勲を上げるには最適の土地ではないか」

ジェレミア「…もっとも、諸手を挙げて、とは行かぬようだがな」

ヴィレッタ「はい、コーネリア様の件、既に本土でも様々に騒がれているようです」

ヴィレッタ「疑わしいとは言え、問答無用での発砲ですから」

ヴィレッタ「ゼロの登場は、他のエリアにも大きな波紋を呼ぶと思われます」

ジェレミア「そうか」

ジェレミア「我々も、なにか助力ができれば良いのだがな…」

ヴィレッタ「…私は、別のことのほうが気になりますが」

ジェレミア「なんだ?」

ヴィレッタ「この時期の出向です」

ヴィレッタ「コーネリア様も、意味は分かるでしょう」

ジェレミア「…シュナイゼル殿下の命令ならば、尚更か」

ヴィレッタ「ええ」

ヴィレッタ「おそらく、我々が仕事をする前に、自らの手柄を立てることに躍起になられるかと」

ジェレミア「…」

ジェレミア「まあ、致し方あるまい」

ヴィレッタ「…できれば、まともな仕事ができると良いのですが」

さて、今日はここまで。

説教はしないほうがいいんですかね?

まあ、説教してくれる人間は大事にしたほうがいいと思います。

スザクくんには、もっとヘタレてもらいたいところです。

あと、ジェレミー、出てきました。

これから、ルルーシュに絡んでもらおうと思います。

ルルとccの関係について、匂わせることができていrば、まずまず成功です。

次回はルルccのみになる予定です。

お楽しみに。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

久々のルルccだ!昨日すっぽかしたことなんて気にしない。

それでは、ぼちぼち書いていきます。

ごめん、私の大好きな仮面ライダーwのプレミアムベルトが出るって聞いて、予約してた。

今から書く。

~数時間後 アパート~

ルルーシュ(ふう、なんとか収めたか…)

ルルーシュ(人質のデータ改竄は、既にラクシャータに言ってある)

ルルーシュ(騎士団自体の運営には、まだしばらく慣らしが必要そうだが)

ルルーシュ(キョウト側はこのまま様子見のはず、問題はない)

ルルーシュ(コーネリアの方も、立場に揺らぎが出るかもしれんしな)

ルルーシュ(…あとは、あいつだけだ)

ルルーシュ「…ただいま」

cc「おっ、やっと帰ってきたか」

ルルーシュ「…ccか」

cc「どうした?不満か?」

ルルーシュ「…いや」

ルルーシュ「ちょっと、こっちに来い」

cc「ん?変な奴だな…」トテトテ

ルルーシュ「よし、とりあえず」ゴツンッ

cc「いてっ!!」

cc「おい!ルルーシュ!」

cc「いきなり人を殴るなんて、一体どういう…」

ルルーシュ「…」ギュウウッ

cc「…ふぇ!?」

cc「こ、今度はなぜ急に抱きつくんだ」

cc「情緒不安定なのか?おい」

ルルーシュ「…ちゃんと、生きているんだな」

cc「当たり前だ、私を誰だと思っている」

ルルーシュ「…そうだったな」

ルルーシュ「身体は、もう大丈夫か?」

cc「問題ない、元通りだ」

ルルーシュ「痛みは…」

cc「だから、大丈夫だと言っている」

ルルーシュ「…そうか」

ルルーシュ「…頼むから、あまり無茶をしないでくれ」

ルルーシュ「コーネリアを挑発なぞ、あの場面では完全に自殺行為だ」

cc「ま、私は死なないんだ、構わんだろう」

ルルーシュ「…バカが」ギュウ

cc「お、おい、ちょっと苦しいぞ…」

ルルーシュ「確かに今までは死ななかったようだが」

ルルーシュ「…次には死んでしまうかもしれん」

ルルーシュ「あまり、心配させるな」

cc「…心配したのか?」

ルルーシュ「当然だ」

ルルーシュ「…こんなところで死なれては、困る」

cc「…少なくとも、中途半端に消えるつもりはないさ」

ルルーシュ「いいか、絶対に自分から死ぬような真似はするな」

ルルーシュ「どうしても必要な時は、俺に言え」

cc「言ったらどうなるんだ?」

ルルーシュ「決まっているだろう」

ルルーシュ「お前が死ななくても済むような策を立ててやる」

cc「…分かった、約束するよ」

ルルーシュ「必ずだからな」

cc「それで?」

cc「そろそろ本当に苦しいんだが」

ルルーシュ「…我慢しろ」

ルルーシュ「そのくらい、罰だと思え」

cc「…どうせこうするなら、もう少しロマンチックにならんのか?」

cc「これだから童貞坊やは」

ルルーシュ「…それもそうか」

cc「え?」

ルルーシュ「…cc、無事でよかった」キュッ

cc「お、おい、急に雰囲気を出すな」

cc「私にも、こ、心の準備が…」

ルルーシュ「いいから、大人しくしていろ」

ルルーシュ「…温かい、生きている」

cc「…お前も温かいぞ」

ルルーシュ「…」

cc「…」

ルルーシュ「お前、結構小さいんだな」

cc「何がだ?」

ルルーシュ「身長だ」

cc「…そうか?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「それに、こんなにも非力だ」

cc「…それは、お前もそう変わらんだろう」

ルルーシュ「一応男だぞ?」

cc「自分で一応とか言うんじゃない」

半端で悪いが、限界だ…。

明日、続きを書くから、許して欲しい。

それでは、みなさんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

こんなに乙がいただけると、読んでもらえているのが実感できて嬉しいです。

頑張ります。

それでは、さっそくルルccの続き、いきます。

始めます。

ルルーシュ「食事はとったのか?」

cc「いや、二人で食べようと思ってな」

ルルーシュ「そうか…」

ルルーシュ「ならば、今日は俺がつくろう」

cc「ん?今日は特に疲れているだろう、お前」

cc「私が作ってやるさ」

ルルーシュ「…いいから、任せろ」

ルルーシュ「お前は、そのへんで休んでいればいい」

cc「いや、だから…」

ルルーシュ「とにかく、今日は何もしなくていい」

ルルーシュ「どうしても何かしたいなら、扇の報告書でも纏めていてくれ!」

cc「なにも怒鳴ることはないだろう…」

ルルーシュ「…すまない」

cc「まあ、分かったよ」

ルルーシュ「…ああ」

cc(あいつ、今日はどうしたんだ?)

cc(不器用なりに気遣っているようだが…)

cc(何か引っかかる)

cc(そうだ、あの目だ…)

cc(同じ目を、どこかで…)

cc(まさか、もうギアスが…?)

cc(いや、そんなはずはない)

cc(うむ、わからん…)

ルルーシュ「cc、出来たぞ」

cc「これは?」

ルルーシュ「見て分からないか?」

ルルーシュ「鍋だ」

ルルーシュ「湯豆腐、という」

cc「いや、分かるが…」

ルルーシュ「消化もよく、鍋特有の身体を温める効果も高い」

ルルーシュ「簡単に作れる上に、材料費も安い優れものだ」

cc「…誰の受け売りだ?」

ルルーシュ「昔、咲世子に作ってもらったことがある」

cc「なるほど」

cc「なんで湯豆腐なんだ」

ルルーシュ「…健康に良さそうだろう」

cc「…そうか」

ルルーシュ「言っておくが、豆腐と思って見くびると、痛い目を見ることになるぞ?」

cc「まあ、私も食べたことはないから、いいんだが」

cc「お前、何をそう神経質になる?」

cc「私はこうして元気でいるだろう」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「…そうだな」

ルルーシュ「どうにも、調子が出ないんだ」

cc「まあ、それはわかるが」

ルルーシュ「とりあえず、食べないか?」

cc「おっと、それもそうだ」

ルルーシュ「態度は改めよう、もう心配はいらん」

cc「むしろ、お前の心配っぷりが気になっていたんだがな…」

ルルーシュ「…他意はない」

cc「…それならいいが」

cc「…湯豆腐、大したものだな」

ルルーシュ「そうだろう?」

cc「ああ、シンプルだが、その分豆腐自体の味が楽しめるな」

ルルーシュ「見た目のせいで、地味扱いだが」

ルルーシュ「きちんと中身を食べれば、その良さもわかる」

cc「…まあ、そう大層な物言いもどうかと思うがな」

cc「お前、湯豆腐好きなんだな」

ルルーシュ「違うな、間違っているぞ」

ルルーシュ「湯豆腐、も、好きだ」

cc「…あー、はいはい」

cc「だいぶ調子が出てきたんじゃないか?」

ルルーシュ「そのようだ」

ルルーシュ「これも豆腐の…」

cc「あー、それはもういい!」

ルルーシュ「そ、そうか…」

cc「で?これからどうするんだ」

cc「何か、今後のことについてあるなら…」

ルルーシュ「いや、ない」

cc「は?」

ルルーシュ「そんなことより、風呂に入ろう」

ルルーシュ「さあさあさあ」

cc「いや、ちょ、ちょっと待って…」

ルルーシュ「今日は俺が背中を流してやる」

cc「お、おい、調子出すぎじゃ…」ズルズル

ごめん、続きはあしたにします。

構成は考えてるので、時間はかからないと思います。

まあ、書き方がgdgdしてきているので、すっきりした状態で書かせていただければと思います。

うう、眠い…

そえでは、また明日!

皆さん、おやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

こちらも、しっかり進めていきましょう。

今夜はギアスの日なので、夜もお付き合いいただくことになりそうですが。

それでは、始めます。

あと、納得出来なかったら、言ってくださいね?

改善する努力はしようと思っていますので。

~お馴染みのお風呂~

ルルーシュ「…」ゴシゴシ

cc「少し強い」

ルルーシュ「む、すまん」

ルルーシュ「こんなものか?」

cc「…ああ、ちょうどいいな」

ルルーシュ「そうか」

cc「って、違う!!」

ルルーシュ「ん?何がだ?」

cc「何故何事もなく一緒に風呂に入っているんだ!!」

ルルーシュ「もはや今更、だろう」

cc「それはそうかもしれないが…」

ルルーシュ「傷は残っていないようで安心した」

ルルーシュ「いつも通り、綺麗な背中のままだ」ナデ

cc「ひっ…!?」

ルルーシュ「おっと、すまない」

cc「…すまないで…すむかー!!」

ルルーシュ「ほらほら、狭いんだから暴れるな」

cc「どうしてお前は、そんなに余裕なんだ!!」

ごめんなさい、電池がなくなりそうです。

しばしお待ちください。

ルルーシュ「当然だ」

ルルーシュ「何のための水着着用だと思っている?」

cc「むしろ、私はこっちの方が恥ずかしいのだが」

ルルーシュ「何故だ?露出は減っているだろう?」

cc「状況が異質すぎるんだ!」

ルルーシュ「…お前、自分の想定外の事には弱いんだな」

cc「お前にだけは、言われたくない!!」

cc「…はぁ」

ルルーシュ「どうした?」

cc「何か、張り合いがないと虚しいな」

ルルーシュ「張り合うつもりがないからな」

cc「…もう、好きにしてくれ」

ルルーシュ「まあ、別に俺だって平静を保っているわけではないさ」

cc「どういうことだ?」

ルルーシュ「予備に買っておいた水着、似合っているじゃないか」

cc「ど、どうしたんだ、今日はいつになくおかしいぞ」

ルルーシュ「…まあ、いいだろう…たまには、な」

cc「なんなんだ、全く…」

ルルーシュ「ほら、終わった」

cc「…まだ背中しか洗ってないだろう」

ルルーシュ「…何だ?洗って欲しいのか?」

cc「ば、馬鹿め」

cc「私は中途半端が嫌いなだけだ」

ルルーシュ「ふむ」

ルルーシュ「まあいい、このまま洗ってやる」

cc「余計なところは触るなよ?」

ルルーシュ「往生際が悪いな、cc」

cc「往生の仕方など、とうの昔に忘れたからな」

ルルーシュ「…上手い事言ったな」

cc「ふふっ、もっと褒めろ」

ルルーシュ「だが、俺は誤魔化されない」

cc「ひゃうっ!?ちょ、わ、脇腹は…」

ルルーシュ「ふははははは!いい仕事をしてしまったな!」

ルルーシュ「牛乳が美味い!」

cc「もうお嫁に行けない…」

ルルーシュ「ふん、お前の貰い手など、俺以外にいるものか」

cc「どさくさ紛れに何を言い出すんだ」

ルルーシュ「ふはは、冗談だ、冗談」

cc「また熱でも出したか?」ピト

ルルーシュ「いや、そんな事はないはずだ」

cc「うん、平熱だろう」

cc「それなら、その異常なテンションは何なんだ」

ルルーシュ「異常ではない、失礼な…」タジ

cc「ん?」

cc「まさか、お前…」ギュッ

ルルーシュ「な、何をする!?」

cc「やっぱり」

cc「お前、ずっと照れていたのか…」

ルルーシュ「照れてない!」

cc「なるほど、無駄に威勢が良かったのは、無理をしていたからなのか」

cc「可愛いところもあるじゃないか」ニヤニヤ

ルルーシュ「そ、そんなことはない!」

cc「はいはい、分かってるよ、ツンデレーシュくん」

ルルーシュ「ゴロも悪い上に屈辱的な呼び名て俺を呼ぶな!」

cc「よし、ルルーシュ」

cc「とりあえず落ち着いたらどうだ」

ルルーシュ「別に、俺はいつも冷静沈着だが?」

cc「…全く」

cc「どれだけ行動を共にしてきたと思っているんだ」

cc「お前、帰ってきてからずっと、浮き足立っているだろう」

cc「ほら、ソファを開けてやる」

ルルーシュ「…」

cc「ほーら」ポンポン

ルルーシュ「はぁ、分かった」

cc「わざわざ端に座ることないだろ?」

ルルーシュ「…放っておいてくれ」

cc「…もう、仕方ないなぁ」ズイッ

ルルーシュ「な、なんだ、気持ち悪い口調になって…」

cc「お前の好みに合わせてみた」

ルルーシュ「いつものままでいい、そのままで」

cc「そうか?自分では結構いい感じだと思ったんだが」

ルルーシュ「心臓に悪い」

cc「…そうか」ショボン

わたしまーつーわー

ルルーシュ「あ、いや」

ルルーシュ「似合わないというわけでは…」

cc「…ふふっ」

ルルーシュ「む、お前…」

cc「いやぁ、やはり坊やは坊やだな」

ルルーシュ「くっ、相変わらず息を吐くように演技をしおって…」

cc「なかなかのものだろう?」

ルルーシュ「自分に使われなければな!」

cc「ははは、そうカッカするな」

cc「ほら、今だけ恋人気分を味あわせてやろう」トサッ

ルルーシュ「…肩が重い」

cc「何?憧れシチュエーションの一位だったのに…」

ルルーシュ「…一体どこの統計だ、それは…」

すまない、残務を片付けてくる。

>>130 あみんか…( ・∀・) イイネ!

違う話だけど、ssまとめにバレルルーシュあってワロタw

おはようございました。

>>135私も見ました。

面白かったので、初めて他人のssにコメントしたら、名前をそのままにしてしまった罠。

極力まとめ以外は見ないようにしていたんですよね、被ってもあれですし。

でも、まあ自分の書き方は変わらないとは思いますが。

さて、早速行きましょう。

あ、そういえば、今日はntrのスレ見て気分が悪いので、こっちはもっとイチャイチャしてもらう予定です。

すみません、書き溜め無しはこういう気分で変わるんです。

さ、書きます。

cc「どうだ?いい匂いがするか?」

ルルーシュ「そもそも、今日お前の髪を洗ったのは俺だ」

ルルーシュ「自分の仕事には責任を持つ、お前の髪は、きちんと良い香りになっている」

cc「…もっと色気のある言い方はないのか?」

ルルーシュ「…いい匂いがする」

cc「最初からそう言え」

cc「まったく、恋人とはどういうものか知らないのか?」

ルルーシュ「知ってはいるが」

ルルーシュ「今更意識して考えたくない」

cc「ん?」

cc「今までは意識していなかった、と」

ルルーシュ「極力な、支障を期待してはまずいだろう」

cc「朴念仁っぷりは演技だったと?」

ルルーシュ「演技ではない、心がけだ」

cc「…ふむ」

cc「…なぁ、ルルーシュ」スッ

ルルーシュ「いきなり擦り寄るな」

cc「たまには、ハメを外してもいいんじゃないか?」フゥ

ルルーシュ「耳に息を吹きかけるな」

cc「私たちも、一緒に暮らし始めて、結構経つだろう」ピトッ

ルルーシュ「太ももに手を当てるな」

cc「なぁ、ルルーシュ?」

ルルーシュ「…何だ?」

cc「…私たち、もう少し親睦を深めてもいいとは思わないか?」

ルルーシュ「…こんなに分かりやすくからかおうとするのは、俺を馬鹿にしているからか?」

cc「…正直な話、そこまで嵌めようとするつもりもないんだがな」

ルルーシュ「そうなのか?」

cc「私もお前も、こんな性質だろう?」

cc「私は、自分のことを洗いざらい話すわけにも行かん境遇でもある」

cc「だから、少しくらい」

cc「理解者が欲しくなる時も、ある」

ルルーシュ「cc…」

ルルーシュ「…それなら、こんな方法を取る必要はない」バッ

cc「あうっ」

ルルーシュ「俺ができるのは、このくらいだ」ナデナデ

ルルーシュ「cc、俺は、お前が何者でも構わない」

ルルーシュ「お前は、そうして憎まれ口を叩いていればいい」

ルルーシュ「お前の理解者など、俺以外には必要ない」

cc「…ふん、私を理解しているつもりなのか?」

ルルーシュ「ああ、そのつもりだ」

cc「…バカが」ボフッ

cc「…あまり、嬉しいことをさらりと言うものじゃない」

cc「いざという時までとっておくのが、得策だろう」

ルルーシュ「…その時は、また別な言葉で言ってやるさ」ナデナデ

cc「…全く、バカが」

ルルーシュ「しかし、体勢的にやりにくいな」

ルルーシュ「こっちに来い」グイッ

cc「ば、バカ、急に動かすなっ!?」ドサッ

ルルーシュ「むぐっ!?」

cc「ひゃうんっ!!?」

cc「…言いたいことはあるか?」

ルルーシュ「…いや、ない」

cc「そうか」

cc「とりあえず、これを喰らえ」ゴスッ

ルルーシュ「ぐうっ」

ルルーシュ「…そろそろどいてくれないか?」

cc「…本当にどいて欲しいか?」

ルルーシュ「当たり前だ」

cc「人の胸に顔を埋めた感想は?」

ルルーシュ「…結構あるな、と」

cc「そうか」

cc「…そうか」

ルルーシュ「お願いだから、覆いかぶさったままで言葉を噛み締めないでくれるか?」

cc「か、噛み締めてないっ!」

ルルーシュ「…あと、寝るときも付けたほうがいいらしいぞ?」

cc「ふん、どれだけものスタイルを維持してきたと思っている」

ルルーシュ「世の女性を敵に回す発言だな」

cc「永遠の美貌が役に立つものだと思うなら、それはさもしい考えだと正してやろう」

cc「…人生など、数十年と、共に生きる人間があれば十分だ」

ルルーシュ「…そういうものなのか」

ルルーシュ「ふう、危機は去った」

cc「何が危機だ、幸せ者め」

ルルーシュ「あえて反論はすまい」

cc「つまらんやつめ」

cc「だいたい、何なんだ?」

cc「二人で暮らしているんだぞ?風呂にも月に何度かは一緒に入ってる」

cc「なぜ何のアクションも起こさないんだ」

cc「…私に、魅力がないからか?」

ルルーシュ「…手を出して欲しかったのか?」

cc「言葉の綾だ」

cc「何事もないのは、それはそれでプライドが傷つく」

ルルーシュ「難儀だな」

cc「女は、矛盾を着飾って生きているんだよ」

ルルーシュ「…それは、男も変わらないがな」

cc「そうか?」

ルルーシュ「あのな、男が誰彼構わず欲情すると思っているのか?」

cc「…少なくとも、私が今まで見てきた男はな」

ルルーシュ「…それは、お前だからだ」

ルルーシュ「確かに、魅力的な女がいれば」

ルルーシュ「そういう行動にでるやつもいるだろう」

cc「だから、私に魅力がないのかと…」

ルルーシュ「話は最後まで聞け」

ルルーシュ「だがな、男にだって矜持がある」

ルルーシュ「一時の欲望に任せて、女を泣かせるようなことは、本来望んでいない」

ルルーシュ「…俺も、お前に嫌われたくはないからな」

cc「嫌わないぞ?」

ルルーシュ「…ああもう!お前は襲われたいのか!」

cc「いや、別に…」

ルルーシュ「…ならば、あまり気にするな」

ルルーシュ「断言してやる、お前は十分魅力があるさ」

cc「…何だか、あしらわれていうような」

ルルーシュ「…面倒なやつだ」

ルルーシュ「それなら、どうすれば機嫌を直してくれるんだ?」

cc「…分からん」

ルルーシュ「は?」

cc「だから、自分でもどうしたいのか、わからない」

ルルーシュ「…」

cc「し、仕方ないだろう?」

cc「こんな風に誰かと接するなんて、ここ百年確実に無かったんだから!」

ルルーシュ「ああ、そうだな」ホンワカ

cc「そんな目で私を見るな!」

ルルーシュ「…そろそろ寝るか」

cc「…はぁ」

cc「そうだな」

ルルーシュ「…構ってちゃんめ」

cc「何か言ったか?」

ルルーシュ「いや、何も?」

cc「?そうか?」

ルルーシュ(ccはわがままだと思っていたが…)

ルルーシュ(…ただ、人との距離の測り方を忘れてしまっただけなんだな)

ルルーシュ(…少しずつ、思い出させてやれているんだろうか)

~寝室~

cc「今日は、少し冷えるな」

ルルーシュ「…そうだな」

cc「どうする?」

ルルーシュ「布団を出す」

cc「誰が?」

ルルーシュ「…俺か?」

cc「それが、一番丸く収まらないか?」

ルルーシュ「…二人」

cc「…仕方ないな」

cc「温かいな」

ルルーシュ「ああ、買っておいてよかった」

cc「…なあ」

ルルーシュ「なんだ?」

cc「…いや、また今度でいい」

ルルーシュ「…そうか」

cc「…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「…これくらいが、俺たちの今には、ちょうどいい」ギュッ

cc「…手を繋ぐだけか」

cc「今時小学生でも、もう少しましなことをするぞ?」

ルルーシュ「…ふん、今時の小学生など、知らないだろう」

cc「…まあ、そのとおりだ」

ルルーシュ「さ、そろそろ本当に寝よう」

cc「手はこのままか?」

ルルーシュ「…ああ」

ルルーシュ「…ダメか?」

cc「…」

cc「ふふっ、全く」

cc「仕方のない坊やだな」ギュッ

ルルーシュ「…好きに言え」

cc「…冗談さ」

cc「おやすみ、ルルーシュ」

ルルーシュ「…ああ、おやすみ」

とりあえずおしまい。

次はオレンジさん本格始動や!

後半、ちょっと冒険しすぎた。ぐちゃぐちゃしてるから、わかりにくかったらごめんなさい。

何度も言いますが、ルルccは本編にきちんと必要な要素です。

だから、無駄に絡ませているわけではありません。あしからず。

またギアスの日にお会いしましょう。

それでは、みなさんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

昨日は酒場に凸ってご迷惑をおかけしました。

とりあえず半年romって勉強します。

でも、ss書かないのは読んで下さっている方に迷惑なので、これからは淡々と書いていきます。

なので、これが最後の語りです。許して下さい。

それでは、始めます。

~エリア11 政庁~

ギルフォード「姫様、本日の案件です」ドサッ

コーネリア「…また本国からか?」

ギルフォード「…はい」

ギルフォード「あまりお気になさらないで下さい」

ギルフォード「私は、姫様の行動が正しかったと思います」

コーネリア「…下がって良い」

ギルフォード「…はっ」スタスタ

ばたんっ

ギルフォード「…はぁ」

ジェレミア「これはこれは、如何なされました」

ギルフォード「貴方は…」

ジェレミア「ジェレミア・ゴットバルト、及びヴィレッタ・ヌゥ」

ジェレミア「着任の報告に参りました」

ギルフォード(純血派か…)

ギルフォード「了解した」

ギルフォード「姫様は現在ご多忙の為、私が代理として辞令を下すことになる」

ジェレミア「はっ!」

ヴィレッタ「了解しました」

ギルフォード「…ジェレミア卿、及びヴィレッタ卿」

ギルフォード「諸君らの所属は、特別派遣嚮導技術部となる」

ジェレミア「…は?」

ヴィレッタ「技術部、ですか?」

ギルフォード「今のエリア11の状況は理解しているだろう」

ギルフォード「残念ながら、姫様を指示する者は半分程だ」

ギルフォード「恥ずかしい話だが、軍の統括を出来ているとは言い難い」

ギルフォード「それに、各地で頻発するようになったテロ対策もある」

ギルフォード「ナイトメア整備には、そこしかないのだ」

ヴィレッタ「し、しかし…」

ジェレミア「…」

ジェレミア「分かりました」

ジェレミア「辞令は、謹んでお受けいたします」

ヴィレッタ「ジェレミア卿!」

ジェレミア「別に、我らが憎くての処遇、というわけではないのだ」

ジェレミア「ここで駄々を捏ねても、コーネリア様を困らせる事にしかならん」

ギルフォード「…すまない」

ジェレミア「いえ、すべき事は、どこでも変わりませんから」

ジェレミア「行くぞ、ヴィレッタ」

ヴィレッタ「は、はい…」

ギルフォード「…すべき事は変わらない、か」

~ナリタ連山付近 とある研究所~

???「クロヴィス様と連絡は取れないのか」

研究員「はい、今現在も…」

研究員「バトレー将軍、我らは見捨てられたのでしょうか…」

バトレー「馬鹿を言うな!」

バトレー「我らはcode_rの研究を任されたのだ!」

バトレー「なんとしても、アレを探し出さなくては…」

研究員「しかし、本国ではバトレー将軍を失脚させようという動きもあるようです」

研究員「この研究が明るみに出れば…」

バトレー「ええい!余計な事はいい!」

???「おや、随分と荒れているようだね」

バトレー「だ、誰だ!?」

研究員「通信回線がジャックされているようです!」

???「失礼、顔を見せないのは卑怯だね」ピッ

バトレー「あ、貴方は、シュナイゼル殿下!」

シュナイゼル「はじめまして、だね」

シュナイゼル「君の進める研究、その全権を私が引き継ぐことになったんだ」

バトレー「そ、それでは、クロヴィス様は…」

シュナイゼル「…残念ながら、彼は政治から身を引いたよ」

バトレー「そんな…」

シュナイゼル「心配せずとも、君の身分は保証しよう」

シュナイゼル「…そのうち、こちらで得た情報も送ることになる」

シュナイゼル「どうだい?私の為に働く気はあるかな?」

研究員「バトレー将軍…」

バトレー「…了解いたしました、我が君」

研究員「将軍!」

バトレー「黙れ!」

バトレー「…先刻、貴様の言った通りだ」

バトレー「我らは見限られたのだよ」

シュナイゼル「そう悲観しなくてもいい」

シュナイゼル「君達には、これからも存分に働いてもらう予定だからね」

シュナイゼル「気持ちの整理もあるだろうし、今日はここまでにしよう」

シュナイゼル「また連絡する、それでは失礼」ピッ

研究員「将軍…」

バトレー「…上が変わることなど、珍しい事ではない」

バトレー「…それより、研究に耐えるサンプルを手に入れなければ…」

~特派トレーラー前~

ジェレミア「…ここか」

ヴィレッタ「まさに閑職ですね」

ジェレミア「まあ、そう沈むな」

ジェレミア「武功をあげれば、コーネリア様も認めて下さる」

ヴィレッタ「…そうでしょうか」

ジェレミア「ともかく、まずは挨拶するのが基本だ」

ジェレミア「失礼する!」

ヴィレッタ「お、お待ちください」

~トレーラー内~

ジェレミア「こ、これは…」

ルルーシュ「cc!それは俺が狙っていたのに!」

cc「あら、分かりやすいカードから合わせるのは基本ですよ?」

スザク「ぜ、全然取れない…」

カレン「スザク、あんた弱過ぎよ、神経衰弱」

ロイド「ラクシャータ、このクロスワード解けないんだけど…」

ラクシャータ「えぇ?…いや、何で俳優パズルなんてやってんのさぁ」

セシル「しかも、かなりマイナーですよ、これ…」

ヴィレッタ「一体、ここは何なんでしょう…」

ジェレミア「…私にも、分からん」

セシル「あ、あらお客様ですよ、ロイドさん」

ロイド「んー?どちら様ぁ?」

ジェレミア「…久しぶりだな、ロイド」

ロイド「…げぇ、ジェレミア」

ジェレミア「まさかお前がいるとはな」

ロイド「…わざわざ何の用?」

ロイド「見ての通り、僕ら忙しいんだけどぉ」

ヴィレッタ「忙しい、だと?」

ジェレミア「抑えろヴィレッタ」

ジェレミア「昔からこういう奴だ」

ジェレミア「本日より、我らはこの特別派遣…」

セシル「あ、特派で結構ですよ?」

ジェレミア「うむ、特派つきになったのだ」

ロイド「ええー、嘘ぉ」

ラクシャータ「…うーん、どうやらマジみたいだねぇ」ピッピッ

ラクシャータ「ご連絡、たぁっくさん来てるわ」

スザク「どうかしたんですか、ロイドさん?」

ルルーシュ「cc、家で再戦だ」

cc「あら、私、手加減はしませんよ?」

カレン「あんた達、いつも楽しそうね…」

ジェレミア「…むっ!?」

ジェレミア「君、名前は何と…?」ガシッ

ルルーシュ「わ、私ですか?」

ルルーシュ「私は、ルルーシュ・ランペルージ」

ルルーシュ「階級は准尉です」

ジェレミア「…ルルーシュ…」

cc「あの、どうかなされましたか?」

ジェレミア「…いや、私の勘違いだろう」

ジェレミア「私たちも、ここの所属となる」

ジェレミア「以後、よろしく頼む」

スザク「は、はい!よろしくお願いします」

ラクシャータ「まぁた賑やかになりそうねぇ」

セシル「そうですね…」

ヴィレッタ(…私、道を間違ってはいないだろうか…)

とりあえずここまで。

続きは夜です。それではノシ

書いて行きます。

一つだけ、カモソってカモンってことでいいのかな?

私の知らないネットスラングだったりする?

それでは、始めます。

~格納庫~

ジェレミア「…これは」

ヴィレッタ「壮観ですね」

ロイド「んっふふ~、でしょぉ?」

セシル「右から、ランスロット、プロト、そして紅蓮です」

ラクシャータ「一応ぜぇんぶ最新型よん」

ジェレミア「特派か、さすがにロイドが居るだけはある」

ジェレミア「本国の研究施設に勝るな」

ロイド「ジェレミアのも作ってあげようかぁ?」

ジェレミア「…ふむ」

ジェレミア「いや、遠慮しよう」

ジェレミア「近日中に、我らのナイトメアも送られてくるだろうからな」

ジェレミア「整備の方はよろしく頼む」

ロイド「はいはぁい」

ロイド「まぁ、造る気、あんまり無かったけどねぇ」

ジェレミア「…貴様」

セシル「ロイドさん!」

ロイド「ひゃあ!ごめんなさいぃ!」ダダダ

ジェレミア「…まぁいいか」

ジェレミア「ところで、このナイトメアのパイロットは誰なんだ?」

ラクシャータ「あぁ、一応ランスロットが枢木」

ラクシャータ「んでぇ、プロトがルルーシュ、紅蓮がカレンねぇ」

セシル「ラクシャータさん!敬語を使ってください!」

ラクシャータ「えぇん、面倒くさい」

ジェレミア「構わんさ、ロイドのやり方は、私も理解している」

ジェレミア「なるほど、そこの娘はオペレーターということか」

cc「いえ、別にそういう訳では…」

ジェレミア「む?それでは君は…」

ルルーシュ「ジェレミア卿、彼女はcc」

ルルーシュ「…その、私の婚約者です」

ジェレミア「おお、なんと!」

ヴィレッタ「つまり、部外者と?」

ラクシャータ「あー、そいつはちょっと違うんだぁ」

ヴィレッタ「むっ」

ラクシャータ「その子のナイトメアは、まだ完成してないのよぉ」

ジェレミア「この三機の他にも、ナイトメアがあるのか?」

ロイド「ざぁんねんでしたぁ」

ロイド「ここから先は、企業秘密でぇす!」

セシル「ロイドさん!」

ジェレミア「そうか、戦力としてはかなりのものなのだな」

ヴィレッタ「ジェレミア卿」ピッピッ

ヴィレッタ「調べましたところ、先の立て籠もりには枢木准尉が多大な貢献をしたと…」

スザク「そ、そんな、貢献だなんて…」

ジェレミア「…よし分かった!」

カレン「…勝手に話が進んでいくわね…」

ジェレミア「ロイド!シミュレーターを借りたい」

ロイド「んん?別にいいけどぉ」

セシル「何をされるんですか?」

ジェレミア「一応、これから行動を共にすることになる彼らの能力を見ておきたい」

カレン「彼らって…あたしたち?」

ルルーシュ「…のようだな」

スザク「こ、光栄であります!」

ジェレミア「…私は、純血派を率いる身ではあるが」

ジェレミア「ロイドの管轄に来てしまった以上、君にも期待するしかない」

ジェレミア「名誉ブリタニア人として、存分に力を発揮してもらいたい」

スザク「はっ!全力を尽くします!」

ジェレミア「うむ、精精励むがいい」

カレン(…なんか、ムカつく言い方ね)

cc(純血派といえば、かなり凝り固まった連中の集まりだ)

cc(むしろ、ここで宣言するあたり、意外と義理堅いやつなのかもしれん)

ルルーシュ(集団の長を務める者の矜恃というやつかもしれないな)

ルルーシュ(cc、カレン、気を付けておいた方がいい)

カレン(…そうね)

cc(ま、上手くやるさ)

~シミュレーター 試験終了~

ジェレミア「ふむ」

ヴィレッタ「どうですか、ジェレミア卿」

ジェレミア「…あの少年、枢木スザクは凄まじいな」

ジェレミア「そもそも、ランスロット、あのナイトメアのスペックが常軌を逸している」

ジェレミア「しかし、それを乗りこなす奴の腕も相当なものだ」

ジェレミア「操縦技術は、恐らく私と同等か、それ以上だろう」

ヴィレッタ「まさか…」

ジェレミア「これから指揮をとることもあるだろう、嘘や誤魔化しはしないさ」

ジェレミア「シュタットフェルト家の娘も、そのレベルだな」

ジェレミア「あまり有力ではなくなったとはいえ、いい人間を輩出する」

ジェレミア「…まあ、ここまではいいのだがな」

ヴィレッタ「ランペルージですか?」

ジェレミア「ああ」

ジェレミア「この成績、これではまるで素人だな」

ジェレミア「二人に比べると、大きく見劣りする」

ジェレミア「…やはり、私の勘違いであったか」

ヴィレッタ「?何がですか」

ジェレミア「…いや、何でもないのだ、忘れてくれ」

ジェレミア「それより、ルルーシュくんと話をしてみよう」

ジェレミア「これでは、合同訓練もままなるまい」

ヴィレッタ「それでは、呼んでまいります」

ジェレミア「頼む」

~別室~

ジェレミア「…それで、何故君がいるんだね?」

cc「私はルルーシュさんの婚約者です」

cc「どんな所にも、一緒です!」

ジェレミア「…ルルーシュくん、悪いことは言わない」

ジェレミア「君もブリタニア人として、相応の者を娶るべきだ」

ジェレミア「何なら、本国の私のつてで、紹介してもいい」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「ジェレミア卿、失礼を承知で申し上げますが」

ジェレミア「うむ、聞こう」

ルルーシュ「…私は、ccを愛するが故に、婚約しています」

cc「…っ!?」

ルルーシュ「ですから、彼女を傷つけるような発言は、看過出来ません」

ルルーシュ「どうか、先の言葉を取り消していただきたい」

ジェレミア「…」

ジェレミア「…いや、すまなかった」

ジェレミア「あー、その」

cc「ccで構いません」

ジェレミア「ccさんには、失礼なことを言ってしまったな」

ジェレミア「私も大人として、時に若者を導かねばと思うのだが」

cc「いえ、慣れていますから」

ジェレミア「ルルーシュくんも、すまなかったな」

ルルーシュ「…いえ、私も出過ぎたことを申しましたから」

ジェレミア(細面で芯の弱い雰囲気だが)

ジェレミア(なるほど、熱い心も持っているか)

ジェレミア(それに、先程の気迫…)

ジェレミア(あれは相当の野心があると見て、間違いあるまい)

ジェレミア「それでは、早速本題に入ろう」

cc(率先して脇道にそれた癖に…)

ジェレミア「ルルーシュくん、君のシミュレーターの結果を見たのだが」

ジェレミア「…正直、芳しいとは言い難い」

ジェレミア「君はどんな訓練を受けて来たのかね?」

ルルーシュ「訓練、ですか?」

ジェレミア「ああ、最近の訓練行程には含まれているはずだ」

ジェレミア「他ならぬ私の提言によるものだ、忘れるはずもない」

ルルーシュ「いやそうではなくてですね…」

cc「ルルーシュさんは、特別な訓練は受けていません」

cc「そもそも、研究員の一人として軍に所属したのですから」

ジェレミア「なんだと!?」

ジェレミア「ルルーシュくん、ナイトメアの総稼働時間はどの程度なんだ?」

ルルーシュ「実戦ではゼロ、です」

ジェレミア「馬鹿な…」

ジェレミア(確かに、ナイトメアの操縦技術は素人レベル…)

ジェレミア(だが、それはあくまで新兵を基準としたものだ…)

ジェレミア(本当に素人ならば、そもそも動かすことすらままなるまい)

ジェレミア(シミュレーターは、月に一度程度しか使っていないとロイドが言っていた…)

ジェレミア(この少年は、その程度の練習でナイトメア操縦ができたということか…)

ジェレミア(なんというセンス、なんという素質だ!)

cc「それに、ルルーシュさんのナイトメアは、そもそも操縦機構が異なります」

ジェレミア「何?」

~ハンガー~

ジェレミア「これは、摩訶不思議な…」

ラクシャータ「ルルーシュは非力だからねぇ」

ラクシャータ「本人も、こっちの方が向いてるっぽいしぃ」

ジェレミア「ロイド!シミュレーターにこの機構を組み込めないか?」

ロイド「えぇ~、面倒くさい」

ジェレミア「頼む、重要なことなのだ!」

ロイド「…まぁ、ジェレミアがそこまで言うなら」

ロイド「ラクシャータ、予備のやつあったよねぇ?」

ラクシャータ「試作のやつならあるかも」

ロイド「ジェレミア、ちょっと時間かかるよぉ?」

ジェレミア「構わない」

ルルーシュ(…何の意味があるんだ?)

cc(ま、お前の力を正確に知りたいのだろう)

ルルーシュ(…別に、俺は何でもいいんだがな)

cc(ジェレミアにとっては、必要なんだろうさ)

ルルーシュ(…いよいよもって、嫌な感じだな)

cc(ああ、私もそう思う)

~シミュレーター終了~

ジェレミア「…」

ルルーシュ「如何でしょうか?」

ジェレミア「…素晴らしい」

ジェレミア「やはり、君はマ…」

ルルーシュ「…ま?」

ジェレミア「あ、ごほん、またと無い逸材だ!」

ルルーシュ「そうでしょうか?」

ジェレミア「ああ!」

ジェレミア「きちんとした訓練を受ければ、大成する器だと私は思う」

ジェレミア「…うむ」

ジェレミア「決めた、君は今日から私の部隊の一員としよう!」

ルルーシュ「…は?」

ジェレミア「すぐに訓練過程を組む必要がありそうだ」

ジェレミア「ルルーシュくん、明日から私とナイトメアの操縦技術を磨こう」

ルルーシュ「い、いえ、私は…」

ジェレミア「これは、面白くなって来た」

ジェレミア「私はこれで失礼する」タッタッ

ルルーシュ「…」

cc「…その、なんだ」

cc「良かったな、認められたようだぞ?」

ルルーシュ「…ちっとも良く無い」

cc「ご自慢の弁舌が使えなければ、さしものルルーシュも形無しだな」

ルルーシュ「…これだから、話の通じない人間は」

ジェレミア(やはり、思った通り)

ジェレミア(彼は、貴女様の…)

ジェレミア(…かつて果たせなかった責務を、ようやく果たせます)

ジェレミア(何故、彼が軍に所属しているのかは分かりませんが…)

ジェレミア(私の持てる全てで、必ず彼を一人前にして見せましょう)

ジェレミア(…どうか、ご加護を)

ジェレミア(…マリアンヌ様…)

~番外~

ヴィレッタ「…」

カレン「…」

二人(…気まずい)

ヴィレッタ「あー、なんだ、シュタットフェルト」

カレン「カレンでいいですよ」

ヴィレッタ「そうか、ならばカレン」

ヴィレッタ「その、学生との両立は大変そうだな?」

カレン「いえ、残りの二人も同じですから」

ヴィレッタ「そ、そうか…」

二人「…」

カレン(…話下手か!)

ヴィレッタ(何故話を広げる努力をしないんだ!)

二人「…」

カレン「あはは、ジェレミアさん帰って来ませんね…」

ヴィレッタ「ジェレミア卿とお呼びしろ!」

カレン「は、はい、すみません…」

二人「…」

セシル(…何なんだろう、この空気…)

セシル(部屋に入りたくないなぁ)

スザク「あれ、セシルさん」

スザク「そんな所で何してるんですか?」

セシル「す、スザクくん」

セシル(まずい、彼、全然空気とか読めないし)

セシル(下手に刺激したら、さらに気まずくなっちゃうわ…)

スザク「セシルさん?」

セシル「スザクくん、ちょっと倉庫の整理、手伝ってくれる?」

スザク「?…はい、了解しました!」

セシル「じゃあ、行きましょう」

セシル(カレンさん、頑張って…)

カレン(…早く誰か来ないかしら)

ヴィレッタ(…ジェレミア卿はまだだろうか…)

とりあえず終わり。

続きは明日書きます。

それでは、お楽しみに。

おはようございました。

ぼちぼち書いていきます。

~一週間後~

ルルーシュ「…ぐっ」

ジェレミア「まだまだ訓練が足らんな」

ヴィレッタ「枢木やシュタットフェルトはもう終えたぞ」

ジェレミア「さあ、早くしたまえ」

ルルーシュ「…はい、分かりました…」

ヴィレッタ(なぜ、ジェレミア卿はこの少年にここまで入れ込むのだろう)

ジェレミア(ルルーシュくん、今は耐える時だ…)

ルルーシュ(くそっ、なぜ俺が…)

スザク「…カレン、気づいているかい?」

カレン「…ええ」

カレン「ルルーシュの操縦訓練」

カレン「地形と操作のパターン、徐々に厳しくなってるわね」

スザク「ああ」

スザク「ルルーシュも飲み込みが速いし」

スザク「僕らもうかうかしていられないかもしれないな」

カレン「…ま、ルルーシュ自身も頑張ってるみたいだから」

カレン「あいつのやる気に水はささないようにはしないと、かな」

~アパート~

ルルーシュ「…もう限界だ」

cc「まあまあ、そう言うな」

ルルーシュ「今後に役立つというお前の言葉を聞いて、ここまでやってきたが」

ルルーシュ「そもそも、俺はナイトメアに乗って戦うのが役目ではない」

cc「まあまあまあ」グイッ

ルルーシュ「おうふっ」

cc「これは、自分の身を守ることにもつながる」

cc「それに、ほら」ググイッ

ルルーシュ「うはっ」

cc「この一週間で、随分たくましくなったじゃないか」

cc「それでこそ男の子だ、ルルーシュ」

ルルーシュ「…ぐっ、子供扱い、するな…」

cc「…実際、私はこれを好機だと思っている」

cc「お前は、今のところは肩書きだけの軍人だが」

cc「求める先には、やはり力が必要になる」

cc「それを教示してくれる人間がいるんだ、素直に従っておけ」

ルルーシュ「しかし…」

cc「騎士団の方は、私と咲世子でどうにかするさ」

cc「…そういえば、そっちもきな臭い情報があったな」

ルルーシュ「何だ?」

cc「最近ゲットー付近で、怪しげな薬が密売されているらしい」

ルルーシュ「薬?」

cc「ああ」

cc「一種の麻薬のようなものだ」

cc「今のところ実物を掴んでいないから、なんとも言えんがな」

ルルーシュ「ふむ」

ルルーシュ「やはり俺が…」

cc「いや、もう少し待て」

cc「今騎士団に情報を集めさせているところだ」

cc「今お前が動いたところで、何が変わるわけでもあるまい」

cc「さあ、cc自慢のマッサージも終わりだ」

cc「どうだ?」

ルルーシュ「…いつもどおり、随分楽になった」

cc「ふふっ、そうだろうそうだろう」

cc「…いいか、ルルーシュ」

cc「これからは、さらに忙しくなってくる」

cc「コーネリアも、今のまま潰れるような人間とは思えん」

cc「ジェレミアには従っておくことだ」

ルルーシュ「…なんだ、いやに肩を持つな」

cc「なんだ、嫉妬したか?」

ルルーシュ「…そういうわけではないが」

cc「お前が思っているようなことは何もないよ」

cc「強いて言うなら」

cc「うちの自慢、ルル坊の素質を見極めたところは評価してやってもいい」ギュ

ルルーシュ「だから、子供扱いするな!」

cc「ははは、暴れると身体の痛みがぶり返すぞ?」

ルルーシュ「くっ、卑怯な…」

cc「…っ」

cc「ルルーシュ、食事の用意をしてこよう」

cc「お前は、風呂にでも入ってくるといい」

ルルーシュ「…?」

ルルーシュ「どうかしたか?」

cc「何が、だ?」

ルルーシュ「…いや、なんでもない」

ルルーシュ「それでは、先に入らせてもらうぞ」

cc「…ああ」

cc「…行った、か…」

cc「…がぁっ」ガクガクガク

cc(ここまで、ギアスの共振が…)

cc(…間違いない、これは…)

cc(…狂化が進みすぎている、危険だが)

cc(調べさせた結果たどり着かれるのもまずい)

cc(…とにかく、ルルーシュを守らなければ)

cc(ジェレミア、精々役に立って見せろ…)

ルルーシュ「ふう…」

ルルーシュ(先ほどのccの反応)

ルルーシュ(今週に入って、もう三度目か…)

ルルーシュ(何か、隠したいことがあるようだが)

ルルーシュ(…こういう時、無理に聞き出そうとしても、ccは絶対に言わない)

ルルーシュ(おそらく、ccなりに何かしら気を遣っているのだろう)

ルルーシュ(それならば、俺はccを信じるしかない)

ルルーシュ(訓練は、正直嫌だが…)

ルルーシュ(…どんなに愚痴をこぼそうとも、諦めたくなろうとも、やるしかあるまい)

ルルーシュ(…今度は、俺が守る)

ルルーシュ(…この日常を、な)

ついで?何かミスってる?

~軍訓練施設~

ジェレミア「ルルーシュくん、ペースが落ちているぞ!」

ルルーシュ「…はいっ!」タッタッタ

ジェレミア「軍人たるもの、まずは体力!」

ジェレミア「基本があれば、応用はいくらでもきくのだ!」

ジェレミア「さあ、あと一周!」

ルルーシュ「…うおおおおおお」



カレン「…何アレ、どこのスポ根よ…」

スザク「いいなあ、楽しそうで…」

ヴィレッタ「…お前たちは、学生とは思えん体力だな」

カレン「まあ、いろいろありまして」

スザク「これで、学園では病弱な設定だから、びっくりですよ」

カレン「設定とか言うな!」

ジェレミア「ルルーシュくん、これを」つスポーツドリンク

ルルーシュ「…あ、ありがとうございます」

ジェレミア「体力も、最初に比べてついてきたようだ」

ジェレミア「そのうち、肉弾戦闘についても教えてやらねばな」

ルルーシュ「いえ、私には…」

ジェレミア「自分の身は自分で守れるようにしておくんだ」

ジェレミア「何かを成すには、まず根本を押さえなければな」

ジェレミア「さすがに、こうまで訓練以外にすることがないとは、思わなかったが」

ジェレミア「これも何かの縁だ」

ジェレミア「君には、是非とも一人前の兵士になってもらいたい」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「ジェレミア卿」

ジェレミア「ん?なんだね?」

ルルーシュ「なぜ、私にここまでしてくださるのですか?」

ジェレミア「…そうだな」

ジェレミア「君には、何か大きな目的意識を感じた」

ジェレミア「概ねそんなところだ」

ルルーシュ「目的意識、ですか?」

ジェレミア「ああ」

ジェレミア「野心、とも言えるかもしれん」

ジェレミア「かくいう私も、宿願がある」

ジェレミア「先を生きるものとして、君の助けになれればとな」

ジェレミア「ははは、少々語ってしまったな」

ジェレミア「気にすることはない、これは私なりの考えがあることだ」

ルルーシュ「は、はい」

ジェレミア「…それに、な」

ルルーシュ「何ですか?」

ジェレミア「似ているのだよ、君は」

ジェレミア「…我が敬愛する、あのお方にな」

ルルーシュ「それは、一体…?」

ジェレミア「…さあ、休憩は終わりだ」

ジェレミア「次はまた操縦訓練に行くぞ!ルルーシュくん!」

ルルーシュ「ジェレミア卿!待ってください!」

ジェレミア「ふはははは、早く来ないと、訓練時間が伸びてしまうぞ?」

ルルーシュ「…くっ」

ジェレミア「その意気だ、着いてきたまえ」



カレン(…なんか、本当に楽しそうに見えてきた…)

スザク(いいなあ、ルルーシュ)

~トレーラー~

cc「失礼します」

ラクシャータ「あらぁん、cc」

cc「ラクシャータさん一人ですか?」

ラクシャータ「うん、そうだけどぉ」

cc「…ふぅ、話が早く済みそうだ」

ラクシャータ「…何かあったわけぇ?」

cc「ああ、こいつを調べてもらいたい」

ラクシャータ「何?これ」

cc「それを調べろと言っているんだ」

ラクシャータ「…はいはぁい」

cc「…終わったか」

ラクシャータ「うん、まぁね」

ラクシャータ「これ、なんなのよぉ」

cc「今密売されてる薬物だ」

cc「通称はリフレイン」

ラクシャータ「よくあんな危ないものを、軍に直接持ってきたわねぇ」

ラクシャータ「サンプル分以外は処分しちゃったわよ」

cc「ああ、助かる」

cc「人体への危険性はわかるか?」

ラクシャータ「そんなもの、成分見ただけでわかるわよぉ」

ラクシャータ「少なくとも、常用したら人間でいられなくなるわねぇ」

ラクシャータ「…これって、なんの前触れもなくあらわれたの?」

cc「ああ」

cc「騎士団側で調査したが、出処がつかめない」

cc「それに、先日からブリタニア軍の捜査員らしき人間も確認した」

ラクシャータ「ちょおっと待ってねぇ」ピピッ

ラクシャータ「…なぁるほど」

ラクシャータ「今ロイドとセシルがいない理由もこいつみたいねぇ」

cc「それでは…」

ラクシャータ「軍も本格的に動き出すみたい」

ラクシャータ「コーネリアも、ここらで手柄を立てたいだろうしぃ」

cc「…私の見立てでは…」ゴニョゴニョ

ラクシャータ「…ま、そんなところでしょうねぇ」

ラクシャータ「しっかし、標的を間違っている気もするけどぉ」

cc「…それだけ切羽詰っているんだろう」

cc「キョウトの報告もある、おそらくはリフレインをきっかけに大きく動き出すはずだ」

ラクシャータ「…これ、ルルーシュには?」

cc「これから教える」

cc「あいつの策が必要だ」

ラクシャータ「へぇへぇ、お熱ぅい」

ラクシャータ「でも、流通にはブリタニアの高官も絡んでるんじゃなぁい?」

cc「…そっちは、もう追えないだろう」

cc「そうでなければ、コーネリアの立案が通るはずがない」

ラクシャータ「そりゃあそっか」

cc「ブリタニアが動くなら、私は騎士団の方を動かすことになる」

cc「お前には、その橋渡しをしてもらうからな」

ラクシャータ「はいはい、わかってるよ」

ラクシャータ「リフレインの軍資料、持っていく?」

cc「ああ、そうしよう」

ラクシャータ「…でも、イレヴンってのは何考えてんのかしらね」

ラクシャータ「自分たちの仲間を薬漬けにしてまで、自分たちの活動資金を得ようなんてさ」

ラクシャータ「本末転倒でしょうに」

cc「別に日本人は関係ない」

cc「どこの国でも、権力を持ったものは、それに固執する」

cc「…ルルーシュが、また怒るだろうな」

ラクシャータ「そうなのぉ?」

cc「あいつは、そういうのが嫌いなんだよ」

cc「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある人間だけ」

cc「のうのうと利権を貪ろうとする奴に搾取される人間がいる」

cc「…出来ることなら、あいつには知らずにいてもらいたいものだったんだがな」

ラクシャータ「…さすがに過保護よ、それ」

cc「…そうだな」

???「…どういうことだ」

???「おかしい、こんなはずじゃ…」

???「cc、一体どこにいるんだい…?」

???「絶対、絶対探し出すからね」

???「…ルルーシュ・ランペルージ、君を葬り去ったあとに…」

とりまここまで。

よかったら。いろいろ予想してみてください。当たったら、あなたと私の感性は近いです。

それでは、おやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

始めます。

~特派トレーラー内~

ジェレミア「む、リフレイン?」

ロイド「どうやら、最近出回ってる薬みたいだねぇ」

ヴィレッタ「どういった種類のものなんだ?」

セシル「それが、未だにサンプルすら手に入っていないんです」

ロイド「今は軍部もアレだし、そもそも流行しているのは主にゲットーだから」

ロイド「今まであまり意識されていなかったみたいだねぇ」

ジェレミア「しかし、明るみに出た、ということは」

ロイド「お察しのとぉり、ブリタニア人も被害に遭ってるみたいなんだよねぇ」

ロイド「どうやら買った直後に使用するタイプの売買みたいだしぃ」

セシル「今回我々特派にもお呼びがかかった訳は」

セシル「大規模な掃滅作戦を行うためだそうです」

ジェレミア「…コーネリア様も、相当に焦っておられるようだな」

ラクシャータ「…まぁ、そろそろ手柄が立てたいんでしょ」

セシル「ラクシャータさん!」

ジェレミア「いや、発言は正しい」

ジェレミア「それに、仕事があるのはいいことだ」

ヴィレッタ「それはそうですが」

ジェレミア「…む?何か問題があるのか?」

ヴィレッタ「…いえ、特には」

ジェレミア「ならばよい」

セシル「皆さん、ディスプレイを見てください」

セシル「我々に割り当てられているのはこことここの2ブロック範囲です」

セシル「よって、ナイトメアを2チームに分けて作戦に望むべきかと」

ジェレミア「そのようだな」

ジェレミア「とりあえず、経験のある私とヴィレッタを隊長として」

ジェレミア「私はルルーシュくんとシュタットフェルト」

ジェレミア「ヴィレッタには枢木についてもらうことにしよう」

ロイド「いいのぉ?そんなにあっさり決めちゃって」

ジェレミア「あっさりなどではない」

ジェレミア「ルルーシュくんは、最近まともに訓練を受け始めたばかり」

ジェレミア「とてもじゃないが、前線にたたせるような人間ではない」

ジェレミア「せいぜいが、警察レベルのものだ」

ジェレミア「そのサポートを私がこなす」

ジェレミア「シュタットフェルトは訓練中でも命令に従わない傾向にある」

ジェレミア「ヴィレッタに付けるのは少々不安が残るからな」

ロイド「色々考えてるってわけねぇ」

ジェレミア「当然だ」

ジェレミア「ヴィレッタも、問題ないな?」

ヴィレッタ「…はい、最善かと思います」

ジェレミア「よろしい!」

ジェレミア「それで、彼らにはいつ伝えるんだ?」

ロイド「そろそろ学校も終わりだしぃ、ここに来たら、かなぁ」

セシル「私たちで伝えておくので、ジェレミア卿はナイトメアの調整をされてはいかがですか?」

ジェレミア「うむ、そうさせてもらおう」

ジェレミア「ロイド、頼むぞ」

ロイド「ご指名ありがとうございまぁす」

ロイド「ねぇねぇ、本当に改造してみないぃ?」

ジェレミア「いらん、普通にしろ、普通に」

ロイド「…はぁい」

ラクシャータ(…ま、サンプルくらいなくてもいいよねぇ)

ヴィレッタ(ジェレミア卿、明らかにルルーシュを意識した采配だ)

ヴィレッタ(操縦技術なら枢木に上回るカレンをつけて、さらにまもりを固めている)

ヴィレッタ(…ルルーシュ、やはりやつには何かがあるのか…?)

スザク「こんにちはー!」

ルルーシュ「スザク、もう少し静かに入れないのか」

スザク「挨拶は元気に、が基本だよ!」

カレン「…相変わらず暑苦しいわね」

ルルーシュ「全くだ」

スザク「むっ、そういう二人には元気が足りないよ!」

スザク「そうだ、やっぱり僕らも特訓を…」

カレン「あー、あたしそういうのパスだから」

ルルーシュ「俺も、ジェレミア卿で間に合っている」

スザク「…そうかい?」

セシル「あらあら、みんな来たわね」

ラクシャータ「あんた達、早く上がってきなさいな」

ルルーシュ(…ん?)

スザク「」

ルルーシュ(これは…)

スザク「ルルーシュ?どうしたんだい?」

ルルーシュ「…何でもない、今行く」

カレン「一体なんなのかしら」

ルルーシュ(…もしかしたら、あいつ…)

~説明終了~

カレン「…リフレイン」

スザク「許せない!」ドンッ

スザク「やり口が卑劣だ」

ルルーシュ「…」

セシル「ルルーシュくん?何かあるの?」

ルルーシュ「…いえ」

ルルーシュ「ラクシャータ博士、少しお話があります」

ラクシャータ「は?あたし?」

ルルーシュ「ええ」

ルルーシュ「スザク、カレン、少し行ってくる」

カレン「え?あ、うん」

スザク「どうしたんだい?」

ルルーシュ「…ちょっとした確認だ」

ラクシャータ「…で?話って?」

ルルーシュ「決まっている、リフレインだ」

ルルーシュ「正直に言ってもらおう」

ラクシャータ「…何を?」

ルルーシュ「今日、ここにccが来ただろう」

ラクシャータ「…あたしは会ってないけど」

ルルーシュ「嘘だな」

ラクシャータ「何を根拠に」

ルルーシュ「この髪だ」

ルルーシュ「このトレーラーの清掃は、俺とセシルでほとんど行っている」

ルルーシュ「昨日は俺の担当だ、このようなものが残っているはずがない」

ラクシャータ「…あんたから落ちたんじゃないの?」

ルルーシュ「いや、ただ落ちていただけなら、俺もお前を呼びつけたりはしない」

ルルーシュ「問題は、この髪が入口に脱ぎ捨てられたお前の靴に踏まれていた、ということだ」

ルルーシュ「つまり、ccに何かを頼まれたあと、普段トレーラーで履いている内履きを脱ぎ」

ルルーシュ「用事を終えて戻ってきた際にそのまま気づかず踏みつけたと推測できる」

ラクシャータ「…あんた、探偵にでもなれば?」

ルルーシュ「あいにく、その予定はない」

ルルーシュ「ccの髪は黒の長髪、間違えるはずもない」

ルルーシュ「今朝、ccは特派に行く予定はないと言っていた」

ルルーシュ「…何か隠したがっているな?」

ラクシャータ「…はいはい、あんたには負けたよ」

ラクシャータ「ちゃんと話しておかないccが悪いんだしぃ」

ルルーシュ「やはり当たりか」

ラクシャータ「まぁね」

ラクシャータ「…てか、あんたらお互い気にしすぎな気もするわ」

ルルーシュ「そんなことないさ」

ラクシャータ「…そうかしらねぇ」

ルルーシュ「これがリフレイン…」

ラクシャータ「被害者は大抵支離滅裂な証言で、詳しいことはわかってないみたいだけどぉ」

ラクシャータ「かなり強力な催眠効果、幻覚効果があるわねぇ」

ラクシャータ「使ってみないことにはわからないけどぉ」

ラクシャータ「想像するに、過去に浸れるって感じじゃないかなぁ」

ルルーシュ「過去に…?」

ラクシャータ「成分的に、夢を強制するようなもんだからさぁ」

ラクシャータ「名前もリフレインだし」

ルルーシュ「…なるほど」

ラクシャータ「で?これを聞いてどうするわけぇ?」

ルルーシュ「…とりあえずは、ccと話し合いだ」

ルルーシュ「騎士団側でどう動いているのか確認しなければならない」

ラクシャータ「なぁるほどねぇ」

ルルーシュ「これからは隠し事は無しだ、いいな?」

ラクシャータ「はいはい、ちゃあんと言うよ」

ルルーシュ「それでいい」

ルルーシュ「作戦前にccに連絡を…」

ジェレミア「ルルーシュくん、ここにいたのか!」

ルルーシュ「じぇ、ジェレミア卿!?」

ジェレミア「君のナイトメアも調整しておくべきだ」

ジェレミア「今夜の作戦、万全を期す必要がある!」

ルルーシュ「い、いえ、私は…」

ジェレミア「まあまあ、とにかくハンガーに行こう」ズルズル

ルルーシュ「ですから、私は…」

ジェレミア「話なら、調整が終わってからだ!」

ラクシャータ「ありゃ、行っちゃったぁ…」

ラクシャータ「…とりあえず、ccに連絡とっとこ」

ラクシャータ「内容は…旦那が危ないかもぉ、とか?」ピッ

ラクシャータ「まだ分かんないんだけどねぇ」

ラクシャータ「…あ、cc?実は…」

とりあえずここまで。

明日リフレイン編を終わらせるつもり。

マオはもうしばらく待つよろし。

それでは。

それでは、リフレイン編書いていきます。

~ゲットー工業区画~

ジェレミア「この辺りだな」

ジェレミア「二人とも、注意しろ」

ジェレミア「相手側はナイトメアを保持しているという報告もある」

ジェレミア「警戒を怠らず、不審なものを発見したらすぐに私に知らせるように」

ルルーシュ「了解しました」

カレン「了解」

ジェレミア「よろしい」

ジェレミア「プロトのファクトスフィアの方が、私のサザーランドより性能が良い」

ジェレミア「期待しているぞ、ランペルージ准尉」

カレン(一応けじめはあるのね…)

ジェレミア「それでは、区画のクリアリング開始だ!」

ジェレミア「…怪しいものは無いな…」

ルルーシュ「あちらの倉庫側かもしれません」

ルルーシュ「工場よりも道幅が狭く、ナイトメアの進入が困難ですから」

カレン「建物内クリア」

カレン「もぬけの殻ってやつね、何にも無いわ」

ルルーシュ「…何も無い?」

カレン「え、ええ」

ジェレミア「妙だな」

ルルーシュ「はい」

カレン「どういうこと?」

ルルーシュ「ブリーフィング資料にあっただろう」

ルルーシュ「この辺りは、爆撃された後にずっと放置されていた」

ルルーシュ「無論、立ち入る人間も多くない」

ジェレミア「そんな場所で、工場から作業機を移動するのは不自然だ」

ジェレミア「何者かが、正規のルートで手に入らなかった分を運び出したに違いない」

ルルーシュ「…ここは、染料工場です」

カレン「…じゃあ、狙うとすれば抽出機かな?」

ジェレミア「ビンゴだ、シュタットフェルト!」

カレン「え?あの、カレンでいいです…」

ジェレミア「ならばカレン!よくぞここを見つけた」

ルルーシュ「機材を外の区画に移動したとは考えにくい」

ルルーシュ「恐らく、最終的な調整を倉庫内で行っているのではないでしょうか」

ジェレミア「そうと分かれば、早速行ってみよう」

カレン(…ここなら、歩いて来るのは難しいし)

カレン(…気のせい、だよね?)

~倉庫区画~

ジェレミア「なるほど、動きにくいな」

ルルーシュ「確かに、ここならば捜索されるまでには時間がかかる」

ルルーシュ「ある程度売り抜けば、リピーターはどこまでもついて来ると踏んだのでしょう」

ジェレミア「安定供給を狙うまでの隠れ蓑には丁度いいか」

ジェレミア「つくづく悪知恵の働くやつらだ」

ルルーシュ「ジェレミア卿、本部への報告は…」

ジェレミア「まだ何も発見していないのだ、必要ない」

ルルーシュ「しかし…」

ジェレミア「大丈夫だ、問題ない」

ルルーシュ「そうでしょうか…」

カレン「…」

ルルーシュ「カレン?どうかしたのか?」

カレン「え?あ、うん、平気平気…」

ルルーシュ「?」

ジェレミア「む、あれは…」

ルルーシュ「警察のナイトメアのようです」キュイイン

ルルーシュ「恐らく、隣の捜索区域と重なっているのでしょう」

ジェレミア「なるほど、話を聞いてみるか」

ジェレミア「そこのナイトメア、応答せよ」

警官「はっ、捜索ご苦労様です」

ジェレミア「そう畏まらなくていい」

ジェレミア「それより、ここに不審な様子はないか?」

警官「何者かが動いたように思い、自分もここに来たばかりなのです」

警官「仲間は別区域に散っていますし、どうしようかと」

ジェレミア「そうだったのか」

ジェレミア「ならば、私たちと共に来い」

警官「りょ、了解しました!」

ルルーシュ(今来たばかり…?)

ルルーシュ(サーチには動体反応は無かったが…)

ルルーシュ(まあ、器物が多いせいでラグも大きい、そのせいか…)

カレン「ルルーシュ、行くみたいよ」

ルルーシュ「…ああ」

ジェレミア「それでは、突入するぞ」

警官「いや、ここは自分が先陣を…」

ジェレミア「何を言っている」

ジェレミア「我々はプロだ、任せておきたまえ」

警官「しかし…」

ジェレミア「くどいぞ」

警官「は、はいっ!も、申し訳ありません!」

カレン「…」

ルルーシュ「…」

ジェレミア「私が入ってすぐに、周囲の制圧を頼む」

ジェレミア「ランペルージ准尉は右側面、警官と共に」

ジェレミア「カレンは左側だ」

カレン「…了解」

ルルーシュ「了解しました」

ジェレミア「行くぞ!」ギャルルルル

~倉庫内~

どかぁあん!

ジェレミア「今すぐ武装解除し、そこで大人しくするがいい!」

警官「う、うわぁぁぁぁ!」ダダダダッ

ルルーシュ「ば、馬鹿な!?」

ジェレミア「何をしている!犯人を殺してもどうにもならんだろう!」

警官「わぁぁぁ!」ダダダダッ

ルルーシュ「くっ!ジェレミア卿、私が止めます!」

ルルーシュ「ブレイズルミナスで…」キュインッ

ジェレミア「すまない!」

ジェレミア「カレン!今のうちに確保を!」

???「ああ、ナオト…」

カレン「あ、あれは…っ!?」

ジェレミア「カレン!どうした!?」

カレン「あ、あああ…」

ジェレミア「ちいっ、まともに動けんか!」

ジェレミア「ランペルージ准尉!カレンの様子がおかしい!」

ジェレミア「その警官ともども、ここから動かないように!」

ルルーシュ「了解しました!」

ジェレミア(内部はかなり片付いている)

ジェレミア(恐らくリフレイン使用者であろう人間が十数名残されているところをみるに)

ジェレミア(業者は既に逃走しているのだろう)

ジェレミア『ロイド!今すぐ検問に連絡しろ』

ジェレミア『それから、ここからの逃走予測経路もだ!』

ロイド『人使い荒いねぇ、ジェレミア』

セシル『分かりました、今すぐやらせます!』

ロイド『あいててて、わ、分かってるよぉ』

ルルーシュ(ジェレミア卿は外に行ってしまったか)

カレン「…」

ルルーシュ(紅蓮も反応はない)

ルルーシュ(まずはこいつをどうにかしなければ…)

警官「くそっ、くそっ、くそっ!!」ダダダダッカチン

ルルーシュ「もう弾切れだ、やめろ!」

警官「ひいっ」

ルルーシュ「何を考えているんだ、お前は」

ルルーシュ「何もかも吹き飛ばせばいいなら、こんな作戦は必要ない」

ルルーシュ「その程度も理解出来ないのか」

警官「いや、あの…気が動転してしまって…」

ルルーシュ「…とにかく、そこで大人しくしていろ」

ルルーシュ「次に何か起これば、その時はナイトメアごと貴様を吹き飛ばすぞ」

警官「は、はいっ」

ルルーシュ「全く…」

ルルーシュ「次はお前だ、カレン」

ルルーシュ「どうした、いつものお前らしくもない」

カレン「ルルーシュ…?」

ルルーシュ「ああ、落ち着いたか?」

カレン「あ、あの女が…!?」

ルルーシュ「女?」

カレン「そう、わ、わたし、の…」

ルルーシュ「何だ、はっきり言え」

カレン「…わたしの、おかあさん」

ルルーシュ「何だと!?」

ルルーシュ「どこにいる?」

カレン「今、そこの…」

警官「…」ギャルルルル

ルルーシュ「貴様!動くなと言ったはず…っ!」

カレン「!?」

カレン「やめろぉぉぉぉ!!」

ルルーシュ「カレン!」

ルルーシュ(この様子、どうしたんだ?)キュイイン

ルルーシュ(警官のナイトメアの足元に女性、彼女か!)

警官「がはぁっ!!!」どおぉん

カレン「お前!今!この女を殺そうとしたな!!」

警官「そ、そんなつもりは…」

カレン「やっぱり、ブリタニアなんて信じられない!」

カレン「どいつもこいつも、皆悪党なんだ!」

カレン「こいつで…吹き飛ばしてやる!」ガシィッ

ルルーシュ「輻射波動機構!?やり過ぎだ!カレン!」

カレン「弾けろぉ…っ!」ピピピピッ

警官「うわぁぁぁぁ!!!」

ルルーシュ「早く脱出を…」

警官「だ、ダメだ!反応が無い!!」ガチャガチャ

ルルーシュ(背後のコンテナが邪魔で作動しないのか…っ!)

ルルーシュ(どうする!?猶予がもう…)

カレン「はぁぁぁぁあっ!!」

ルルーシュ「くそぉっ!」

ルルーシュ(訓練を思い出せ…)スッ

ルルーシュ(ランスロットタイプの特徴は、三次元的な行動だ)

ルルーシュ(コンテナを避け、空中を行けば間に合うかもしれない!)

ルルーシュ(まずはハーケンを…)バシュッ

ルルーシュ(そしてこのまま、一気に距離を詰めるっ!)ギャアァァァァ

カレン「…ブリタニアァァ!!」カ

ルルーシュ「ロイド、ラクシャータ、カレン!」

ルルーシュ「すまない!」スラァッ

ルルーシュ「mvs!」ブォン

ルルーシュ「てりゃあっ!」ザンッドサッ

カレン「あ、あれ?どうして…」カチカチ

警官「た、助かった…のか…?」

ルルーシュ(…腕の切り落とし、どれほど文句を言われることか…)

ルルーシュ「…経験が生きたな」

ルルーシュ「…所詮はヴァーチャルだが」カシュッ

ルルーシュ「さて、この惨状をどうしてくれようか」

ルルーシュ「カレンは通信に反応が無い」

ルルーシュ「警官は…もダメか」

ルルーシュ「それに、リフレイン中毒者たちもいる…」

ルルーシュ「…とにかく、まずは民間人からだろう」

ルルーシュ「転がってしまったコンテナに適当に詰め込んで、外に運ぶか」

ルルーシュ「ほら、立て」

中毒者「あ、うあああ」

ルルーシュ「…気力も薬に囚われたか、愚かな」

ルルーシュ「…この人数を、一人で運ぶのか」

ルルーシュ「ふっ、以前の俺なら諦めていたかもしれん」

ルルーシュ「だが、今は筋力もついて来ている!」

ルルーシュ「この程度のこと、造作も…」ズッシリ

ルルーシュ「ぞ、造作も…」プルプル

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「うおおぉぉぉおお!俺を、舐めるなぁ!」ズリズリ

???「…」

~倉庫外~

ルルーシュ「お、終わった…」フゥフゥ

ルルーシュ「とりあえず、コンテナの中の人間も、中毒以外は無事か…」

ルルーシュ「応援も要請したし、問題はない」

ルルーシュ「お前以外はな、カレン」ガシャン

カレン「…」

ルルーシュ「そろそろ降りて来たらどうだ?」

ルルーシュ「わざわざ引っ張ってきた意味が無くなるだろう」

カレン「…うん」

ルルーシュ「足元、気をつけろよ?」

カレン「そのくらい、分かって…」グラァッ

ルルーシュ「よっと…、ほら、だから気をつけろと言ったんだ」

カレン「…ごめん、あと、ありがとう」

ルルーシュ「気にするな、仲間だろ?」

カレン「…」

カレン「警官は?」

ルルーシュ「確認したよ、気絶していた」

ルルーシュ「位置的に、下手に動かすとコンテナが崩落するかもしれなかったから、あそこに置いてきた」

ルルーシュ「空コンテナばかりだし、死ぬこともないだろう」

カレン「…わたしのせいね」

ルルーシュ「…彼女が、君の母親なのか?」

ルルーシュ「眠っているようだったので、他の中毒者とは別に運んだんだが」

カレン「…ええ」

カレン「わたしは、ブリタニア人と日本人のハーフなの」

カレン「話したこと、あったっけ?」

ルルーシュ「…いや」

カレン「そっか」

カレン「わたし、…ううん、あたしは紅月カレン」

カレン「カレン・シュタットフェルトは、本当のあたしじゃない」

カレン「日本がエリア11になって、お兄ちゃんが死んじゃって」

カレン「お母さん、ずっと変な感じだった」

カレン「全部溜め込んで、無理して」

カレン「それで…」

ルルーシュ「…もういい」

ルルーシュ「何と無く察した」

ルルーシュ「すまないな、辛いことを話させた」

カレン「…」フルフル

ルルーシュ「大丈夫だ」

ルルーシュ「リフレインは出回り始めて、まだ日が浅い」

ルルーシュ「再起不能になる中毒者も出ないだろう」

ルルーシュ「…強力な薬だから、簡単に、ともいかないだろうが」

ルルーシュ「リフレインは、俺が撲滅してやる」

カレン「…ルルーシュが?」

ルルーシュ「ああ、必ずな」

ルルーシュ「幻想の過去にすがる必要のない、真実の世界を取り戻す」

ルルーシュ「疲れているだろう、少し休んでいるといい」プシュ

カレン「な、何を…」

ルルーシュ「鎮静剤だ、楽になる」

カレン「…る、ルルーシュ…」ガクッ

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「…っ」ダンッ

ルルーシュ「俺は、弱い…」

ルルーシュ「…」

~倉庫内~

警官「…はっ!」

警官「お、俺は…」

警官「…生きている」

警官「ふう」

警官「外の様子は…?」カシュッ

警官「…全て片付いた後か…」

警官「くっ…」

警官「仕方ない、とにかく報告と…」

警官「…あとは、あの軍人…」

警官「カレン、とか言ったか、あいつの蛮行も軍本部に伝えて…」

???「それは、やめた方がいい」

警官「…っ!?誰だ!」

???「お初にお目にかかる」バサッ

警官「お、お前は…ゼロ!?」

ゼロ「いかにも」

ゼロ「忠告しておこう、その報告は、しない方がいい」

警官「どういうことだ!」

ゼロ「…ふむ、貴様は…」ピッ

ゼロ「なるほど、あたりと言えばあたりか」

警官「何の話だ?」

ゼロ「なに、君の正体について、さ」

警官「…っ!」

警官「な、何のことだ?」

ゼロ「何故、リフレインはなかなか表舞台に出なかったのか」

ゼロ「犯人も捕まらなかったのか」

ゼロ「簡単なことだ、捜索する側に内通者がいる」

ゼロ「貴様は、普段警邏を装い取引き現場近くを徘徊」

ゼロ「仮に応援がきた場合、犯人グループにそれを伝え」

ゼロ「逃走経路を指示することで、逃がしていたのだな?」

ゼロ「そして、もう一つの仕事は」

ゼロ「金払いの悪くなった顧客を、事故や犯人捕縛時の流れ弾扱いで消すこと」

ゼロ「被害者の殆どは日本人だ、特に問題視もされるまい」

警官「そ、そんなものは言いがかりだ!」

ゼロ「…やれやれ」

ゼロ「丁寧に証拠がないと自分の罪すら認められんか」

ゼロ「そもそも、こんな杜撰な隠蔽工作で逃げ仰せられると思っていることも」

ゼロ「貴様の無能に拍車をかけているのだがな」

警官「何だと!?」

ゼロ「勤務態度は不真面目なのに、報告書は率先して書きたがり」

ゼロ「さらにリフレイン取引きの現場では必ず、貴様の姿がある」

ゼロ「口座にも出処不明の金が毎月振り込まれ」

ゼロ「これではまだ足りんか?」

警官「そ、それは…」

ゼロ「誤算だったよなぁ、今回の作戦は」

ゼロ「今まで、軍と警察の連携が不十分だったことを利用していたのが、裏目に出たのだから」

ゼロ「作戦内容が警察に伝わったのは」

ゼロ「開始時刻のわずか30分前」

ゼロ「おかげで、お前はクライアントに警戒を促すことが出来なかった」

ゼロ「取引きは既に始まっていて、中毒者達は動けない」

ゼロ「仕方なく、お前は連中が引き上げるまで、見張るしかなかった」

ゼロ「そして運悪く、やる気満々の軍人さまがご登場」

ゼロ「普段以上に、さらに杜撰な工作しか出来なかった」

警官「うっ」

ゼロ「こいつをくれてやる」

警官「これは…?」

ゼロ「お前のところに流入している金銭のルートをたどったものだ」

ゼロ「時間はかかったがな」

ゼロ「とある貴族に繋がったよ」

ゼロ「今なら、まだ隠蔽出来るかもしれんぞ?」

警官「お、俺にどうしろって言うんだ!?」

ゼロ「そうだな」

ゼロ「全てを忘れて田舎に帰る、というのはどうだ?」

ゼロ「魅力的な提案だろう?」

警官「…お前は、一体何なんだよ!」

ゼロ「私か?」

ゼロ「正義の執行者だよ」

ゼロ「いや、その影とでも言うべきか」

警官「…」

ゼロ「いつものように、保身を考えるなら、早く動いた方がいいぞ?」

警官「…お、覚えてろ!」ダダッ

ゼロ「…その価値が、貴様にあれば、な」

扇「良かったのか?逃がしてしまって」

ゼロ「構わん」

ゼロ「とにかく、カレンの事を報告する余裕は、今の奴にはない」

ゼロ「軍とのパイプをきられる方が、大きな痛手となる」

扇「…しかし、よくもまぁあそこまで調べたものだな」

ゼロ「ん?勘違いしていないか?」

扇「え?」

ゼロ「私は、軍と警察、事件に関係していそうな人物を全て洗っただけだ」

ゼロ「奴以外にも、協力者は大勢いる」

ゼロ「当人達は知り様のない、組織活動なんだよ、この事件はな」

扇「…そんな」

ゼロ「調べている時、気付かなかったか?」

ゼロ「今回の被害者、いや、加害者でもあるか」

ゼロ「名誉ブリタニア人を換算すれば、全て日本人だ」

ゼロ「純粋なブリタニア人は、誰も被害を受けてはいない」

ゼロ「このエリアに限らず、警察は軍からあぶれた者が多い」

ゼロ「さぞ楽しかっただろうな」

ゼロ「下等民族をいたぶるだけで、金が入ってくるのだから」

扇「…」

ゼロ「扇、これが現実だ」

ゼロ「そして、さらに過酷な事実も孕んでいる」

扇「…ブリーフィングの話か」

扇「本当なのか!?俺は、まだ…」

ゼロ「キョウトにも確認をとった、間違いない」

ゼロ「このリフレイン事件、裏で糸を引いているのは、日本解放戦線リーダー」

ゼロ「片瀬少将だ」

扇「…同じ日本人なのに…どうして…」

ゼロ「そろそろ時間だな、感傷に浸るのは後にしろ」

ゼロ「軍の本隊とすれ違いに、ゲットーを離脱する」

ゼロ「各所に配置していた仲間にも連絡をとれ」

扇「…了解」

ゼロ「…さて、私も行くか…」

???「させるわけにはいかんな」ガチャ

???「大人しく両手をあげ、ゆっくりとこちらを向け」

ゼロ「何者だ?」

ジェレミア「私はジェレミア・ゴットバルト」

ジェレミア「誇り高き純血派を率いる者だ」

ゼロ「これはこれは、丁寧な挨拶をどうもありがとう」バサッ

ゼロ「私も自己紹介が必要かな?」

ジェレミア「その姿、私の知る限りでは」

ジェレミア「貴様がゼロだな?」

ゼロ「ふっ、いかにも」

ゼロ「君は犯人グループを追ったと思っていたが」

ジェレミア「ああ、もう捕まったよ」

ジェレミア「残念ながら、詳しくは知らされていない下っ端に過ぎなかったが」

ゼロ「なるほど、長居が過ぎたか」

ジェレミア「…戻ってみれば、まさに大将首」

ジェレミア「何か言い分はあるか?」

ゼロ「今回の件に、我ら黒の騎士団は関与していない」

ゼロ「とだけ言っておこう」

ジェレミア「…そうか」

ゼロ「…私を捕らえるか?」

ジェレミア「いや、やめておこう」

ジェレミア「私も、まだ死にたくは無いのでな」

???「気付いていましたか」スッ

ジェレミア「職業柄、こういうことには敏感でね」

ジェレミア「まあ、当てずっぽうだ」

???「なんと…」

ジェレミア「それに、こんな場所で捕らえても、ドラマ性がないだろう?」

ゼロ「…ほぅ、面白い奴だ」

ジェレミア「その首、次に会う時まで預けてやる」

ジェレミア「仮面の中身を白日の下に晒すのは、この私だということを忘れるな」

ゼロ「…よかろう、覚えておいてやる」

ジェレミア「分かったら、速やかに立ち去るといい」

ジェレミア「余り時間が経てば、私の気が変わるかもしれん」

ゼロ「それでは、お言葉に甘えるとしよう」

ゼロ「行くぞ」

???「はい」

ジェレミア「おっと、最後に聞かせてもらいたい」

ゼロ「何だ?」

ジェレミア「不死身の男よ、お前を殺すにはどうすればいい?」

ゼロ「…そうだな」

ゼロ「貴様はその鍵を既に得ている」

ゼロ「ルルーシュ・ランペルージ」

ゼロ「その者を失わぬことだ」

ジェレミア「何だと!?」

ジェレミア「貴様!それはどういう…」

ゼロ「見逃していただく分のサービスはここまでだ」

ゼロ「さらば」バサッ

???「…失礼」スッ

ジェレミア「なっ…」

ジェレミア「アサシンのような連中だ…」

ジェレミア「…ルルーシュくんが、鍵?」

ジェレミア(やはり、これは…)

ジェレミア(私の考えが正しいとすれば、ゼロが狙っているのは)

ジェレミア(ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアという存在…)

ジェレミア(彼は、本当にマリアンヌ様の…)

ジェレミア(これは、本格的に調査をする必要があるな)

ジェレミア(…仮に違ったとしても、彼は既に我が隊の一員)

ジェレミア(全力で守らねば!)

???「…よろしかったのですか?」

???「あそこまで言ってしまって」

ゼロ「問題ない、咲世子」

ゼロ「あの男、口は固いからな」

咲世子「しかし…」

ゼロ「少々私の想定とはズレたが」

ゼロ「ルルーシュは確実に成長している」

ゼロ「奴には、ルルーシュの指導役として、もっと働いて貰わなくてはならん」

咲世子「…ゼロ様」

咲世子「恐らく、ルルーシュ様はこのようには望みません」

ゼロ「…私には予感がある」

ゼロ「恐らく、我々では対処してやれない問題が、ルルーシュに襲いかかる」

ゼロ「私は」

ゼロ「ルルーシュに死んで欲しく無い」

咲世子「…」

咲世子「ゼロ様のお言葉のままに」

ゼロ「すまん」

咲世子「お気になさらず」

ゼロ「…分かった」

想定より長くなっています。もう少し続くことになります。

続きは明日、お楽しみに。

是非展開を予想しながら読んでいただきたいと思います。

それでは、後ほどノシ

~特派トレーラー~

ラクシャータ「うわぁ…」

ロイド「…派手にやったねぇ…」

ルルーシュ「すみません」

ラクシャータ「これ、一応ワンオフだから、バランス調整から始めないとなんだけどぉ」

ルルーシュ「…すみません」

ラクシャータ「これ、ホントにあんたがミスしただけ?」

ラクシャータ「そういうタイプには見えないけどぉ」

ルルーシュ「…」

ロイド「…まぁ、直せるからいいんだけどさぁ」

ロイド「いちおう始末書、書いといてねぇ」

ルルーシュ「了解しました」

ルルーシュ「…ふぅ」

スザク「ルルーシュ、怒られなかった?」

ルルーシュ「スザク…」

ルルーシュ「少し小言を言われた程度だ」

ルルーシュ「カレンは?」

スザク「仮眠室で寝ているよ」

スザク「セシルさんがついているし、大丈夫だと思う」

ルルーシュ「そうか」

ルルーシュ「すまない、今日は疲れていてな」

ルルーシュ「このまま帰らせてもらっていいか?」

スザク「あ、うん、分かった」

ルルーシュ「…そういえば、ジェレミア卿はどうしたんだ?」

スザク「一度帰ってきたけど、すぐにどこかへ行っちゃったよ」

スザク「なにか、焦っているみたいだったなぁ」

ルルーシュ「…そうか」

ルルーシュ「それじゃ、俺も帰らせてもらうよ」

スザク「うん、おやすみ」

ルルーシュ「スザクは帰らないのか?」

スザク「僕は仕事もそうだけど、学校のほうも余裕はないから」

スザク「勉強していこうと思って」

ルルーシュ「…あとでノート、貸してやるよ」

スザク「本当かい?助かるよ」

~アパート~

ルルーシュ「ただいま…」

cc「おかえり、ルルーシュ」

ルルーシュ「cc、話が…」

cc「私も話がある」

cc「だが、まずは食事と身だしなみだ」

cc「何も食べていないのだろう?」

ルルーシュ「…そうだな、先に用事は済ませてしまおう」

cc「今温める、ちょっと待っていろ」トテトテ

ルルーシュ「…ありがとう」

cc「ふふっ、聞こえているぞ?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「地獄耳め」

~一時間後~

ルルーシュ「さて、これで問題に集中できるな」

cc「そんなお前にホットミルクを差し入れてやろう」コトッ

ルルーシュ「いただこう」

cc「私はココア派だがな」

ルルーシュ「虫歯になっても知らんぞ?」

cc「…きちんと歯を磨けば大丈夫なはずだ」

ルルーシュ「気をつけろよ」

cc「…なあ、それと交換しないか?」

ルルーシュ「いくらなんでも気にしすぎだろう…」

cc「えー、こほん」

cc「まずは、リフレインについて、だ」

ルルーシュ「俺が得ている情報は、ほとんど価値がない」

cc「これに関して言えば、騎士団の力でかなり核心に迫っている」

cc「連絡しなかったことは、謝ろう」

ルルーシュ「…まあいいさ」

ルルーシュ「どのみち、知っていたところで特にやることは変わらなかった、そうだろう?」

cc「ああ」

cc「関係するのはこれからだ」

ルルーシュ「リフレインの出処と、首謀者は誰なんだ?」

cc「私はずっと、金の流れを追っていた」

cc「被害者に共通点があったからな」

ルルーシュ「日本人のみ、ということだろう?」

cc「知っていたのか」

ルルーシュ「少しだけ調べてみた」

ルルーシュ「犯人はブリタニア人ではないか、とな」

cc「間違ってはいないな」

cc「とりあえず、この報告書を見てくれ、咲世子にまとめさせたものだ…」

ルルーシュ「…これが、真実なのか?」

cc「…ああ、間違いない」

ルルーシュ「…権力に溺れる阿呆め…」

cc「騎士団参加を断ったときに、警戒を入れておけばよかったな」

ルルーシュ「ここまで腐っていたとは、想定外だ、仕方ない」

cc「ちなみに、得た金銭でサクラダイトを購入しているようだな…」

ルルーシュ「サクラダイトを?」

cc「ああ、購入にキョウトを介している、確かな情報だ」

ルルーシュ「…なるほど」

ルルーシュ「おそらく、どこかに亡命でも企てているな」

cc「…確かに、サクラダイトは重要資源だし、その方向でも考えたが」

cc「落ち目といえど、日本解放戦線の影響力は未だに強い」

cc「わざわざ亡命する理由がないんじゃないか…?」

ルルーシュ「そうだな、引っ掛かりはある」

ルルーシュ「だが逆に考えてみろ」

ルルーシュ「今の状況で、なぜ亡命を考えなければならない?」

cc「…なぜだ?」

ルルーシュ「簡単だよ、おそらく戦線をまとめきれていないのだろう」

ルルーシュ「草薙のような例もある」

cc「…そういえば」ペラペラッ

cc「最近、藤堂鏡志朗率いる四聖剣が頻繁に遠征しているという話があったな」

ルルーシュ「おそらく、それが答えだろう」

ルルーシュ「解放戦線の成り立ちは、俺もある程度把握している」

ルルーシュ「メンバーの中には、単純に藤堂を慕って集まったものも多いというしな」

cc「そうか、自分の立場が危うくなる前に、危険でも資金を集めておこうとしたのか」

ルルーシュ「大量のサクラダイトが手土産ならば、亡命先には困らないだろう」

ルルーシュ「…まあ、そんなことをさせるわけにはいかないが…」

cc「どうする?」

ルルーシュ「まずは、リフレインの流通と、生産を停止させなければ」

cc「騎士団でやるか?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「先ほどの報告書によれば、それなりな数のブリタニア人貴族が関与している」

ルルーシュ「今のコーネリアでは、その根本まで叩くのは難しいだろう」

ルルーシュ「生産施設の破壊、そして金銭、物資両面の流れをまとめてくれ」

ルルーシュ「言い逃れが出来ないようにな」

cc「分かった、すぐに指示しておこう」ピッ

ルルーシュ「解放戦線の拠点は判明しているのか?」

cc「ああ、キョウトに協力を要請したら、あっさり承諾されてな」

cc「奴らは今、ナリタ連山を隠れ家にしているらしい」

ルルーシュ「ナリタか」

cc「こちらも、我々で落とすのか?」

ルルーシュ「…いや、それはやめたほうがいい」

ルルーシュ「日本人にとって解放戦線は、まだまだ自分たちの希望になっている」

ルルーシュ「それを、騎士団が潰すわけにはいかない」

ルルーシュ「それに、うまくいっていないにしろ」

ルルーシュ「解放戦線の本部が危険となれば、藤堂と四聖剣も動くだろう」

ルルーシュ「こちらの苦戦は容易に想像がつく」

ルルーシュ「…攻城戦のために、餌を用意するか…」

cc「えさ?」

ルルーシュ「ああ、俺の計画を話すとだな…」ゴニョゴニョ

cc「…ふむ、なるほど」

ルルーシュ「タイミングを測って、この情報を伝えれば」

ルルーシュ「必ず、自ら動こうとするだろう」

cc「となると、私は別行動か」

ルルーシュ「ああ、四聖剣の方を任せる」

ルルーシュ「餌は…」

cc「ああ、そっちは任せろ」

cc「あてがある」

ルルーシュ「あて?」

cc「ラクシャータが以前開発していた、新型の日本製ナイトメアがある」

cc「これを完成させれば、ほしがるとは思わんか?」

cc「これで、解放戦線の主力を分断する」

ルルーシュ「…よし、その案でいこう」

ルルーシュ「俺はリフレインの処理と、コーネリアをどうにかしなければ」

cc「この作戦の要でもある、慎重に動かないと…」

ルルーシュ「分かっているさ」

ルルーシュ「ナイトメアの都合がつき次第、計画を実行する」

とりあえずここまで。

明日、少し書くかも。

それでは、おやすみなさいノシ

おはようございました。

読んでくれる人が増えてほくほく、頑張るぜ。

それでは、始めます。

~軍資料庫~

ジェレミア「…やはり、間違いない」

ジェレミア(確かに資料自体は何も残っていない)

ジェレミア(しかし、それこそが妙だ)

ジェレミア(公式には行方不明、暗殺で方が付いているようだが)

ジェレミア(皇族の事件にしては、捜査もなにも行われた形跡がない)

ジェレミア(やはり、このエリアで生きておられたのだ…)

ジェレミア「…さて、私のするべきことは、決まったな」

ヴィレッタ「なんですか?それは」

ジェレミア「ヴィレッタか」

ジェレミア(ルルーシュくんの様子からして、おそらく事実を知る人間は多くない)

ジェレミア(ここは黙っておくのが得策だろう)

ジェレミア「リフレインに関する資料だ」

ジェレミア「前回の作戦では、あまり情報が得られなかったしな」

ヴィレッタ「そうですか…」

ジェレミア「何かあったのか?」

ヴィレッタ「…我々は、このままでいいのでしょうか」

ジェレミア「どういうことだ?」

ヴィレッタ「作戦から一週間」

ヴィレッタ「本部も大きな動きがなく、日々訓練を繰り返す毎日」

ヴィレッタ「これでは、軍の訓練教官と変わりません」

ジェレミア「訓練は大切だ」

ジェレミア「事実、枢木やカレン、ルルーシュくんは特に腕を上げているだろう」

ヴィレッタ「我らのすべきことではないと言っているのです」

ヴィレッタ「大義のために、今の場がふさわしいとは思えません」

ジェレミア「…それは、我らが決めることではない」

ジェレミア「文句を言う暇があるなら、独自に調査をするべきだ」

ヴィレッタ「…」

ジェレミア「ヴィレッタ、疲れているのではないか?」

ジェレミア「気分転換に街に出てみるといい」

ヴィレッタ「…そうかもしれませんね」

ヴィレッタ「お言葉に従おうと思います」

ヴィレッタ「ジェレミア卿、あまりご無理をなされませんよう」

ジェレミア「それは私のセリフだ」

ヴィレッタ「…失礼します」スタスタ

ジェレミア「…ふむ」

ジェレミア(ヴィレッタは、よくやってくれている)

ジェレミア(だが、今回のような膠着する作戦の経験は乏しい)

ジェレミア(いい機会だ、慣れさせるとともに励ましてやらねば)

ジェレミア(さて、何をすれば良いのだろうか…)

お待たせいたしました、始めます。

~繁華街~

ヴィレッタ(…どうにも気乗りしない)

ヴィレッタ(目的がないと、繁華街もただやかましいだけだな)

ヴィレッタ(イレヴンも多い、気が滅入るな…)

ヴィレッタ(とりあえず、時間的に食事でもするか)

ヴィレッタ(静かな所…あの寂れた酒場でいいだろう)

ヴィレッタ(あまり強いわけでは無いが、気晴らしにくらいはなる…)スタスタ

~酒場~

ヴィレッタ「…」トサッ

マスター「…注文は?」

ヴィレッタ「金はある、美味い酒をくれ」

マスター「…あいよ」

ヴィレッタ(…何を食べるか…)

女「きゃははっ、それありえなーい」

男「いや、マジなんだって、俺もさぁ…」

ヴィレッタ(…鬱陶しい)

男「あっ」ばしゃっ

ヴィレッタ「…っ」

ヴィレッタ「…貴様、何をする!」ポタポタ

男「わ、悪い、ぶつかっちまって…」

女「ちょ、ちょっと…ヤバイって…」

ヴィレッタ「…どうやら、この服の意味すら分からん輩のようだな…」

男「服…?って、軍人!?」

ヴィレッタ「覚悟は出来ているんだろうな?」

男「あ、あの…すみません」

ヴィレッタ「謝って済むか」

ヴィレッタ「貴様、見た所イレヴンだな?」

男「いや、あの、名誉ブリタニア人で…」

ヴィレッタ「関係ない、純血以外はみなブリタニア人ではない」

男「そんな…!?」

ヴィレッタ「さあ、どうしてくれようか」

女「あ、あたしは関係ないから!」ダッ

男「お、おいっ!」

ヴィレッタ「随分と仲のいいことだな」

男「あ、あの、許して…」

ヴィレッタ「ただ許しては、私の気が済まないな」

男「じゃあ、どうすれば…」

ヴィレッタ「ふむ」

ヴィレッタ「そうだな、ここで死んでみるというのはどうだ?」

男「ひいっ!?」

???「やめてください」

ヴィレッタ「…誰だ、貴様は?」

???「ここで働いている者です」

???「他のお客様が怯えています、どうか」

ヴィレッタ「名前は?」

???「…玉城です」

ヴィレッタ「玉城、私に意見するとはどういうことか分かっているのか?」

ヴィレッタ「イレヴンをどうするも、ブリタニア人の自由なのだぞ?」

玉城?「分かっています」

玉城?「私からも謝罪しますから」

ヴィレッタ「話にならんな」

玉城?「…どうか」

ヴィレッタ(…なんだ、この強硬さは)

ヴィレッタ「ふん、興が削がれた」

ヴィレッタ「ならば貴様がそれなりの態度で謝罪するのだろうな?」

玉城?「と、いいますと?」

ヴィレッタ「イレヴンには土下座という文化があるのだろう?」

ヴィレッタ「ここでやってみろ」

玉城?「…っ」

ヴィレッタ「どうだ?出来ないのか?」

玉城?「…いえ」グッ

玉城?「申し訳ありませんでした」

ヴィレッタ「…ふん」

ヴィレッタ「情けない姿だな」

ヴィレッタ「イレヴンは誇り高い民族だと聞いていたが」

ヴィレッタ「どうやら貴様には受け継がれなかったらしい」

玉城?「…これが、俺の誇りです」

ヴィレッタ「どういうことだ」

玉城?「無駄な争いはしない」

玉城?「惨めだろうと、自らの信念は曲げない」

玉城?「これが、日本人としての、俺の誇りです」

ヴィレッタ「…馬鹿な奴だ」

玉城?「これで許していただけますか?」ジッ

ヴィレッタ「…どうせ、私が納得するまでやる気なのだろう」

玉城?「それでこの場が収まるならば」

ヴィレッタ「…ああもう、鬱陶しい!」

ヴィレッタ「そこのイレヴン!次はないと思え!」

男「は、はひぃ!」ダダッ

ヴィレッタ「これで満足か?」

玉城?「はい」

ヴィレッタ「全く気が滅入る」

ヴィレッタ「私は帰るぞ」

玉城?「お待ち下さい」

ヴィレッタ「まだ何かあるのか!」

玉城?「お詫びとして、食事を振舞わせて下さい」

玉城?「お代はいただきません」

ヴィレッタ「中途半端な味なら、承知せんぞ?」

玉城?「…少々お待ちを」

ヴィレッタ(…なんなんだ、あの男は)

ヴィレッタ(イレヴンの癖に、怯えた顔一つしないとは)

ヴィレッタ(調子が狂う…)

玉城?「どうぞ」

ヴィレッタ「…早いな」

玉城?「カレーですから」

ヴィレッタ「カレーだと?」

ヴィレッタ「そんな単純な料理で…」

玉城?「とにかく一口、食べてみて下さい」

ヴィレッタ「…いいだろう」

ヴィレッタ(適当に難癖つければいいだけだ)パクッ

ヴィレッタ「むっ!」

玉城?「いかがですか?」

ヴィレッタ「…美味い」

玉城?「何よりです」

ヴィレッタ「貴様が作ったのか?」

玉城?「はい、得意料理なので」

ヴィレッタ「…何から何まで気に食わない奴だ」パクパク

玉城?「それでは、失礼します」クルッ

ヴィレッタ(…美味い)

玉城?「…ふぅ」

マスター「何やってんだ、お前は」

玉城?「マスター」

マスター「勝手にごちゃごちゃやりやがって」

マスター「後で面倒な事になるだろうが」

玉城?「人が死ぬよりいいでしょう?」

マスター「…カレーの代金、お前の給料から引いとくからな」

マスター「扇、あんまり無茶するもんじゃねぇ」

扇「…肝に銘じます」

マスター「…片付け、やっとけよ」

~エリア11 総督府~

コーネリア「リフレインに関する情報はないのか?」

ギルフォード「残念ながら、成果は芳しくありません」

コーネリア「…なんとかせねば」

ギルフォード「姫様、ここまで見つからないとなると…」

コーネリア「…分かっている、貴族連中が関わっているのは明らかだ」

コーネリア「だからこそ、全てを隠蔽される前に決定的な証拠を手に入れなければ」

コーネリア「捕縛した販売員は?」

ギルフォード「ただの雇われですね、雇用主については、何も…」

コーネリア「遭遇したのは特派だけか」

ギルフォード「ええ、報告書はこれです」つ

コーネリア「…」

コーネリア「発見者は、ジェレミア・ゴットバルト、カレン・シュタットフェルト」

コーネリア「…ん?ルルーシュ?」

コーネリア「ギルフォード、ルルーシュ・ランペルージの情報はあるか?」

ギルフォード「?はい」ピッピッ

ギルフォード「階級は准尉ですね、ナイトメア操縦技能は検定でbランク」

ギルフォード「もともと技師見習いとして特派に所属したようですね」

ギルフォード「特に不審な点はありませんが…」

コーネリア「家族構成は分かるか?」

ギルフォード「家族構成は妹が一人と…おや、若いのに婚約者がいるようですね」

ギルフォード「キャロライン・コーンウォール、ブリタニア人とイレヴンのハーフのようです」

コーネリア「妹の名前は!?」

ギルフォード「はっ、ナナリー・ランペルージと」

コーネリア「ルルーシュにナナリー?偶然にしては…」ブツブツ

ギルフォード「どうかなされましたか?」

コーネリア「…明日一番に、ルルーシュ・ランペルージを呼び出すのだ」

ギルフォード「はい?」

コーネリア「理由を知る必要はない、とにかく呼び出せ」

ギルフォード「?了解しました…?」

コーネリア(…ルルーシュ、お前なのか?)

~アパート~

cc「ルルーシュ、今回の件、報告書はジェレミアに出させて良かったのか?」

ルルーシュ「構わない、見るのはコーネリアくらいだ」

cc「お前の名前も書かれてしまったぞ?」

cc「いつものような誤魔化しがないのは、問題だと思うのだが…」

ルルーシュ「きっかけを作らなければ、コーネリアに会うのは難しい」

ルルーシュ「下手に事を荒立てれば、余計な火種を作りかねんからな」

cc「だから向こうを動かす、と」

ルルーシュ「ああ、コーネリアに意見できる人間は限られているからな」

cc「どうなっても知らんぞ?」

ルルーシュ「その時は、お前に力を借りるさ」

cc「知らんと言っているのに」

ルルーシュ「とにかく、あまり気にするな」

ルルーシュ「それより、リフレインの方を頼む」

とりあえず終わり。

そろそろナリタに行けるので、もっとサクサク書けると思う。

クリスマスに向けて、化物書くつもりなので、ペースは上がりません、ご了承下さい。

それでは、またノシ

皆扇好きすぎだな…

始める。しばらく書けなくてごめん。

~特派トレーラー~

ルルーシュ「コーネリア様から呼び出しですか」

ロイド「うんうん」

ロイド「一体何をしたのぉ?呼び出しなんて相当だけど」

ルルーシュ(思っていたより早く動いたな)

ルルーシュ「…いえ、心当たりはありません」

ロイド「ま、呼ばれちゃったなら行かないとねぇ」

ルルーシュ「はい、すぐに行ってきます」

ロイド「はぁい、お土産もらってきてねぇ」

ルルーシュ「…それでは」

ロイド「あはは、冗談なのにぃ」

ラクシャータ「ロイド、あたしは知らないからねぇ」

ロイド「え?」

セシル「…」ニコッ

ロイド「あ、あははー、僕も仕事仕事…」

セシル「ロイドさん?」

ロイド「うひゃあ、ごめんなさぁい」

ルルーシュ「…」テクテク

cc「…思いの外早かったな」

ルルーシュ「ついて来たのか」

cc「何があるか分からんからな」

ルルーシュ「ならば行くぞ」

cc「おや?てっきり帰されるかと思っていたが」

ルルーシュ「どうせ来たのなら、共犯者らしく同行するのがいいだろう」

cc「何だ?言い訳か?」

ルルーシュ「状況次第では、殺されるかもしれないしな」

ルルーシュ「咲世子も呼んである」

cc「何だと?」

ルルーシュ「罠をしかけたのはこちらなのだ、準備は万全にな」

ルルーシュ「さあ、姉上を待たせてもいかん」

cc「私は手助けせんからな」

ルルーシュ「…ああ、居てくれればそれでいい」

cc「な!?」

ルルーシュ「ん?どうした?」

cc「い、いや、何でもない…」

ルルーシュ「?変な奴だ」

ルルーシュ「…」コンコン

コーネリア「誰だ?」

ルルーシュ「…、ルルーシュ・ランペルージです」

ルルーシュ「入っても、よろしいでしょうか?」

コーネリア「よい、入れ」

ルルーシュ「失礼します」ギイ

コーネリア「お前が、ルルーシュ…」

ユーフェミア「ルルーシュ!?」

ルルーシュ「ゆ、ユーフェミア様…」

cc(何と、早速予定外の人物がいるではないか)

コーネリア「ん?その女は何だ?」

ルルーシュ「…私の婚約者です」

コーネリア「私が呼んだのはお前一人のはずだが?」

ルルーシュ「すみません、呼び出しを受けたことを話したら」

ルルーシュ「ついてくると言って聞かなくて」

コーネリア「下がらせろ」

ユーフェミア「まあまあ、良いではありませんかお姉さま」

コーネリア「ユフィ…」

ユーフェミア「ccさんでしたよね?河口湖ではお世話になりました」

cc「あ、いえ、そんな…」

コーネリア「…」

コーネリア「…まあ良い、それでは単刀直入に聞こう」

コーネリア「お前の本当の名前は、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアではないか?」

ルルーシュ「…何を仰られているのですか?」

cc(ん?とぼけるのか?)

ルルーシュ「私はルルーシュ・ランペルージです」

ルルーシュ「コーネリア様の知っているルルーシュ様は皇族の方のようですが」

ルルーシュ「私はアッシュフォード家のご好意に預かる一市民です」

コーネリア「あくまで、知らぬ、と?」

ルルーシュ「仮にそのような身分にあるのであれば、こうして軍務にはつかなかったでしょう」

コーネリア「…そうかもしれん」

ユーフェミア(ccさん、どうしてルルーシュは嘘をつくのでしょう?)

cc(あいつなりに考えがあるのだろう、今はおとなしくしておけ)

ユーフェミア(ふふふ、何だか秘密を共有するのって、楽しいですね)

cc(…マイペースなお姫様だな)

コーネリア「いや、やはり納得できんな」

コーネリア「貴様、確か妹がいたな?」

ルルーシュ「はい、それがどうかしましたか?」

コーネリア「む…」

コーネリア(よく考えれば、仮にただの空似だった場合)

コーネリア(皇族の秘密を話してしまうことになるではないか)

ルルーシュ(まさかユーフェミアがいるとはな)

ルルーシュ(こういう話には巻き込まないと思ったのだが)

ルルーシュ(早々にギアスで聞き出すわけにはいかなくなったな)

ルルーシュ(ここですぐに正体を認めては、これからの軍の活動にも、騎士団の管理にも支障をきたす)

ルルーシュ(今ははぐらかすのが得策だろう)

コーネリア「…ランペルージ、貴様は何も知らない、と?」

ルルーシュ「はい」

コーネリア「…すまなかった、私の勘違いだったようだな」

ルルーシュ「いえ…」

コーネリア「とでも言うと思ったか」

ルルーシュ「は?」

ユーフェミア「あら?」

コーネリア「どこからどう見たってルルーシュだろうが」

コーネリア「いい加減、素直に話してしまえ」

ルルーシュ(む、どうするか…)

ルルーシュ(こうなる可能性も考えてはいたが、ごまかし過ぎれば後に響く)

ルルーシュ(どう切り抜けるか…)

cc(こういう時、ルルーシュは考えすぎる傾向にある)

cc(助け舟を出すべきだろうか…)

ユーフェミア(あらあら、皆さん難しい顔です)

ふと思ったが、アニメでルルーシュ=皇族とバレなかったのは、ルルーシュが成長してたからかもな
男子なんて小学生と高校生でまるっきり変わるやつとかいたし

>>393すまない、これに関して。

スザク、ユフィがすぐに気づいた、納得したこと、ロスカラ、ドラマの女装含めてかなりの女顔であると推測できるので

このssでは見た目はあまり変化していない体で書いていくつもり。

じゃないとコーネリア様おかしな人になっちゃうし。

最近不定期でごめんなさい、年末だから許して。

明日は昼くらいに書けますので、読めそうな人は読んでください。

それでは、おやすみなさいノシ

これがいま唯一の楽しみだからがんばって

コーネリア「…その女のこともだ」

cc「私、ですか?」

コーネリア「確か、資料があったな…」

コーネリア「ふむ、なるほど」

コーネリア「女、貴様ルルーシュの婚約者だそうだが」

コーネリア「イレヴンの、それもゲットー出身者など、ルルーシュに相応しくない」

コーネリア「ルルーシュも考え直せ」

コーネリア「大方、名誉ブリタニア人の資格が欲しいというだけで寄ってきたのだろう?」

コーネリア「その程度、私が特別に取り計らってやる」

コーネリア「同情で弱みを見せれば、こういう輩はつけあがるからな」

コーネリア「婚約など、解消してしまえ」

cc「…私は」

コーネリア「黙れ、お前の話など、聞くつもりはない」

コーネリア「ルルーシュ、お前にはもっと身分の確かな、相応しいブリタニア人が…」

ルルーシュ「…そこまでにしていただきたい」

コーネリア「何?」

ルルーシュ「…コーネリア様、それ以上言われると」

ルルーシュ「私も、おとなしく聞いている訳にはいかなくなります」

cc「ルルーシュ…」

コーネリア「何だ?文句があるのか?」

ルルーシュ「はい、文句しかありません」

コーネリア「何だと?」

ルルーシュ「貴女は間違っている」

ルルーシュ「貴女は、その紙切れにある情報と、偏見でしか物事を見ていない」

ルルーシュ「人の本質は、生まれに左右されるものではありません」

ルルーシュ「私は、自分の意思でccと婚約したのです」

ルルーシュ「無論、彼女は貴女の言うような人間ではありませんし」

ルルーシュ「そもそも、同情などで彼女と付き合っている訳でもありません」

コーネリア「だから、それは騙されて…」

ぶちっ

コーネリア「ん?」

ルルーシュ「…黙れ」

コーネリア「何?」

ルルーシュ「黙れと言っているんだ」

ルルーシュ「…何がブリタニア人だ、何が身分だ」

ルルーシュ「くだらない、実にくだらない」

コーネリア「…言葉が過ぎるぞ」

ルルーシュ「知るか!」

ルルーシュ「ここで保身の為にccの名誉を傷付けさせるくらいなら」

ルルーシュ「俺は今すぐお前を殴り倒して、牢獄にでも繋がれてやる!」

cc「…私のことはいい、もうやめてくれ」

ルルーシュ「やめるものか!」

ルルーシュ「いいか、コーネリア」

ルルーシュ「もし俺が、お前の言うルルーシュ・ヴィ・ブリタニアなら」

ルルーシュ「こんな偏見に凝り固まった姉を持った事を、心底恥じるだろう」

ルルーシュ「お前は分かっていない、自分の恵まれた環境が」

ルルーシュ「それを得られない人間が、今どのような環境に置かれているのか!」

ユーフェミア(ルルーシュ…)

コーネリア「不敬罪で死刑にしても構わんのだぞ?」

ルルーシュ「…勝手にしろ、俺の過去はとうの昔に死んでいる」

ルルーシュ「そうやって君臨し、ふんぞり変えるだけの俗物に屈する性根なぞ」

ルルーシュ「俺は持っていないんだよ!」

cc「…もうやめてくれ」ギュッ

ルルーシュ「cc…」

cc「もういい、分かったから」

cc「…すみません、コーネリア様」

cc「ルルーシュさんは、事故で子供の頃の記憶が曖昧なんです」

コーネリア「…っ!?何だと!?」

cc「ですから、コーネリア様の仰ることが正しいのか、分からないだけなのです」

cc「非礼はお詫びいたします」

cc「罰を与えると言うのなら、私が受けます」

cc「ですから、どうか、許して下さい」

ルルーシュ「…」

コーネリア「…」

コーネリア「そうか、記憶が…」

ユーフェミア「お姉様、わたくしからも言わせて下さい」

コーネリア「ユフィ…」

ユーフェミア「わたくしも、さっきのお姉様の言い分はおかしいと思います」

ユーフェミア「人は、生まれを選ぶことは出来ません」

ユーフェミア「イレヴン、いえ、日本人にも優れた人格の持ち主は居ます」

ユーフェミア「…ブリタニア人だから何事にも優れるというのは」

ユーフェミア「あまりに乱暴な話です」

ユーフェミア「ル、いえ、ランペルージさんがお怒りになるのも、無理のない話」

ユーフェミア「見て下さいお姉様」

ユーフェミア「お二人は、こんなにも互いを思い合っています」

ユーフェミア「そこに、部外者が立ち入るべきではありません」

コーネリア「…」

ユーフェミア「今は、お互い突然のことですし」

ユーフェミア「リフレイン事件で、皆疲れています」

ユーフェミア「冷静な判断をするには、少々難しい時期でしょう」

ユーフェミア「どうですか?また改めて話し合いの場を設けられては」

ユーフェミア「お二人の話をしっかり聞いてから判断なされても、遅くはないと思います」

コーネリア「…」

コーネリア「…そうかもしれん」

コーネリア「すまない、死んだと思っていた弟に会えると、私は思っていた以上に動転していたようだ」

コーネリア「先程のやり取りは、全て水に流してもらえるとありがたい」

ルルーシュ「…いえ、私も感情的になりすぎました」

コーネリア「ユフィの言うとおり、改めて食事でもしながら話すとしよう」

コーネリア「…そこの婚約者も一緒にな」

ユーフェミア「お姉様!」

コーネリア「ユフィ、その時は私だけで話させてもらってもいいか?」

コーネリア「どうにも、お前の仲裁に頼ってしまいそうなのでな」

ユーフェミア「…はい!構いません」

コーネリア「そうか…」

コーネリア「それでは、また連絡しよう」

コーネリア「下がっていい」

cc「…ルルーシュ」

ルルーシュ「…ああ」

ルルーシュ「失礼しました」ギイッバタン

コーネリア「…」

コーネリア「…そうだ、何をイライラしているのだ、私は」

コーネリア「ユフィ、ギルフォードを呼んでくれ」

コーネリア「早く、懸案事項を片付けなければ」

ユーフェミア「はい!わかりました」タッタッタッ

コーネリア(…ルルーシュ、私は必ず、お前を取り戻してやるぞ)

cc「…どうしたんだ、お前らしくもない」

ルルーシュ「…ああ、どうかしていたな」

ルルーシュ「俺も疲れているのかもしれない」

cc「あの場はユーフェミアが収めてくれたからよいものの」

cc「下手をすれば、本当に殺されていたかもしれないんだぞ?」

ルルーシュ「…次は気をつける」

cc「大いにそうしろ」

cc「お前が死んでは、今までの行動は水泡に帰してしまうのだからな」

ルルーシュ「…そうだな」

cc「…だが、正直嬉しかった」

ルルーシュ「ん?」

cc「まさか、私の為にああまで怒ってくれるとはな」

ルルーシュ「…別に、お前の為だけじゃない」

ルルーシュ「俺は、ああいう態度の人間が嫌いなんだ」

cc「だが、私の為という部分もあったのだろう?」

ルルーシュ「…ノーコメントだ」

cc「ふふ、今はそれで許してやろう」

cc「お前は、出会った頃とは随分変わった」

cc「…今のお前は、そうだな」

cc「うん、いい」

ルルーシュ「いい?」

ルルーシュ「どう言うことだ?」

cc「…さぁ、トレーラーに戻るぞ」

ルルーシュ「おい、cc!中途半端に話を切るな」

cc「ふはははははは」タッタッ

ルルーシュ「笑って誤魔化すな!」

cc「女は、秘密でいっぱいなんだよ、童貞坊や」

ルルーシュ「くっ、魔女め…」

cc「ふふふ、…ははははは!」

ルルーシュ「笑いすぎだ!」

とりあえずここまで。

一応言っておく、私はコーネリア様大好きだ。

それでは、また書く時まで。

ばいばいノシ

ps>>395のび太のisは、更新も早くて面白いから読んでみるといいと思う

でも、そう言ってもらえると、やる気も湧いてくる。ありがとう。

もちろん、そう言ってもらえるだけのものをこれからも書いていくので、こっちもよろしくね。

~数時間後 アパート~

ラクシャータ「…ふぅん、そんなことがあったのねぇ」

ラクシャータ「あ、ルルーシュ、あたしおかわりぃ」

ルルーシュ「構わんが、太るぞ?」

ラクシャータ「全部胸にいくからだいじょおぶよぅ」モグモグ

cc「こら、食べながら話すんじゃない」

ラクシャータ「…あんたたち、あたしの両親?」

ルルーシュ「マナーは大切だ」

cc「それを注意するのは当然だな」

ラクシャータ「…はいはぁい、これからは気をつけまぁす」

ラクシャータ「で?なんであたしが呼ばれたの?」

ルルーシュ「ああ、これを軍の情報部に、匿名で送りつけてくれ」

ラクシャータ「データメモリ?中身は?」

ルルーシュ「リフレイン事件の事実関係に関する報告をまとめたものだ」

ラクシャータ「あれ?それは騎士団の方でって」

cc「少しだけ変更する」

cc「根本はこれから駆除に行くのだからな」

ラクシャータ「あたしが?」

ルルーシュ「いや、俺が行く」

ルルーシュ「cc、留守は任せた」

cc「ああ、行ってこい」

ルルーシュ「…なるべく早く帰ってくる」パタン

ラクシャータ「ひゅー、アツアツねぇ」

cc「そうでもないさ」

cc「それより、ここから先の説明が私の仕事なんだ」

cc「騎士団側で、軍部では対応できないと予測される貴族連中を叩く」

ラクシャータ「実力行使で?」

cc「リフレイン生産のルートはな」

cc「貴族の方は、二度とそんな悪事を働けないようにする」

cc「幸い、と言ってはなんだが、ほかにも大小様々出てきたのでな」

cc「差し押さえてブリタニアに送り返してやる」

ラクシャータ「うわぁ、容赦ないわねぇ…」

cc「当然だ」

cc「まあ、そっちはルルーシュがうまくやってくれる」

cc「大切なのは、そのメモリに関してだ」

ラクシャータ「これねぇ」

cc「お前に設計させたナイトメア、今週中に完成するそうだ」

ラクシャータ「ああ、月下ね」

ラクシャータ「イメージは紅蓮の量産型なんだけどぉ」

cc「その講釈ならあとにしてくれ」

ラクシャータ「なによぅ、聞いてくれてもいいんじゃなぁい?」

cc「話が進まないだろうが」

ラクシャータ「…はいはい、黙ってまぁす」

おっ久々のリアタイだぜ

cc「その月下を受け取るために、今週末、四聖剣がこぞって戦線拠点から離れる」

ラクシャータ「フィッティングがあるからねぇ」

cc「そうだ」

cc「この期を狙い、解放戦線を落とす」

ラクシャータ「懐柔とかじゃなくてぇ?」

cc「もともと騎士団に同調しなかったんだ、説得の効果は薄い」

cc「それに、現在片瀬はリフレインで得た金銭を元手に、多量のサクラダイトを保持している」

cc「高圧的な態度に出るであろうことは、容易に想像がつく」

ラクシャータ「ふぅん、そういうこと」

>>424不定期ですまん、できるだけまとめて書くようにする

cc「だが、騎士団を動かせば…」

ラクシャータ「裏事情を知らない奴には、言う事を聞かないレジスタンス同士の小競り合いにしか見えないわよねぇ」

cc「そういうことだ」

ラクシャータ「この中に、解放戦線の情報もあるってわけね?」

cc「それを見れば、必ずコーネリアは動く」

cc「コーネリアが戦線を抑えている間に、私が四聖剣を仲間に引き入れる」

ラクシャータ「うまくいけば、戦力も増えて、統制の一本化もできるってことかぁ」

ラクシャータ「二つの勢力を動かすなんて、おもしろそぉねぇ」クルクル

cc「だから、お前の仕事はそのデータを送りつけることだ」

ラクシャータ「…うーん、まあそれは簡単なんだけどねぇ」

cc「何か問題があるか?」

ラクシャータ「仮にだけどぉ」

ラクシャータ「コーネリアが逃げ腰で、すぐに行動に移さなかったらどぉするの?」

ラクシャータ「これって、四聖剣?がいないうちにしなきゃ意味ないわよねぇ」

ラクシャータ「どうなの?」

cc「それは…」

ラクシャータ「今回さぁ」

ラクシャータ「あんたらにしては計画急だよねぇ」

ラクシャータ「いつもなら、もっと早く作戦の説明とかあるじゃない?」

cc「少々、問題があってな」

ラクシャータ「コーネリア?」

cc「いや、それだけではない」

ラクシャータ「その言い方、あんたが計画早めたんだ」

ラクシャータ「そういや、月下の設計もせっつかれたものねぇ」

ラクシャータ「ルルーシュは何も言わないわけ?」

cc「…ああ」

ラクシャータ「あの坊やのことだから、気付いても黙ってるのかしらねぇ」

ラクシャータ「あらあら、麗しい信頼関係だこと」

cc「何が言いたい」

ラクシャータ「何もかも、よぉ?」

ラクシャータ「何をそんなに焦ってるわけぇ?」

ラクシャータ「これ、ルルーシュのメッセージでしょう?」ピラッ

cc「…これは?」

ラクシャータ「メモリと一緒に渡されたのよ、さっき」

ラクシャータ「ccの悩み事を聞いてやってくれ、なんて、いじらしいじゃない」

ラクシャータ「で?話してくれんの?」

cc「…いや、そんなたいそうなことじゃないんだ」

cc「そもそも、焦っているなんて、私も…」

ラクシャータ「…自覚無しってことぉ?」

cc「そうか、私は焦っていたのか…」

ラクシャータ「坊やが、あんたをよく見てることは分かったわねぇ」

ラクシャータ「ま、自覚のない人間に何を言っても無駄よねぇ…」

ラクシャータ「自分の中でどんな理由つけてるのかはしらないけどさ」

ラクシャータ「たまにはルルーシュのこと以外にも目を向けなさいな」

ラクシャータ「ルルーシュは強い、いや、強くなってる」

ラクシャータ「自分のこともわからなくなったら、おしまいよぉ?」

cc「…ふっ、まさかお前に説教をされる日がくるとはな」

ラクシャータ「ほんとよぉ、慣れないことさせてぇ」

ラクシャータ「ああ、つっかれたぁ」

ラクシャータ「ま、仲良し夫婦にツッコミくらいは入れてやるのがともだちでしょぉ?」

cc「友達?」

ラクシャータ「違うの?」

ラクシャータ「あたしは、ルルーシュともあんたとも友達のつもりだけどねぇ」

cc「…いや、そうだな」

cc「友人か、久しいな」

ラクシャータ「たまぁに、あんたがすんごい大人に見えるんだけどねぇ」

cc「ふふ、気のせいさ」

cc「しかし、確実にコーネリアを動かす策を考えなければ…」

ラクシャータ「ああ、それねぇ」

ラクシャータ「正直、簡単よぉ」

cc「なに?」

ラクシャータ「いつものあんたなら気づいたかもしれないけどぉ」

ラクシャータ「とにかく、週末に合わせてやっとくから」

cc「あ、おい」

ラクシャータ「とりあえず、あたしが知ってればいいのはこのくらいでしょ?」

ラクシャータ「余計なことを知れば、それだけ危ないことも増えるからさぁ」

ラクシャータ「ま、あんたは帰ってくる旦那のために、ココアでも用意しときなさいな」

cc「…もう少しいたらどうだ?」

ラクシャータ「いいわよぉ、あたしも準備とかあるしぃ」

ラクシャータ「ま、データは任せて」

ラクシャータ「次の作戦について練り直すなりすればいいんじゃなぁい?」

cc「…そうだな」

cc「すまない、大きなミスを冒す前に対処できる」

ラクシャータ「お礼ならルルーシュに言いなさいよぉ」

ラクシャータ「夜のサービス、してあげればぁ?」

cc「…それじゃあな」

ラクシャータ「はいはぁい、またねぇ」パタン

cc「まさか、年下に説教をされるとはな…」

cc「私も歳か?嫌になるな、まったく…」

cc(やはり、あいつのことがひっかかっているのか…)

cc「マオ…」

cc(…ルルーシュは、私が守らなければ)

cc(…あとは、ナナリーに、ルルーシュについての嘘を徹底させないとだな)

cc(記憶は楽だ、知らない、覚えていないですべてが事足りる)

cc(…記憶に残るものは、そうたやすく消えてはくれないが、な)

とりあえず終わり。

やっとナリタ、書きたかったナリタ!

オレンジさんも頑張ります、扇も出ます。お楽しみに。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢をノシ

~数日後 早朝 アッシュフォード学園前~

シャーリー「お父さん、今日は送ってくれてありがとう」

シャーリー父「いやいや、最近は忙しさにかまけて、父親らしいことができていなかったからね」

シャーリー父「そうだ、このチケットもあげよう」

シャーリー「これは?」

シャーリー父「最近始まったオペラの鑑賞券だ」

シャーリー父「ボーイフレンドでも誘ってみたらどうだい?」

シャーリー「もう、お父さんったら…」////

シャーリー父「ははは、年頃の娘にはいいプレゼントになると思ってね」

シャーリー父「今度の仕事が終わったら、しばらくはこっちにいるつもりだよ」

シャーリー「本当!?」

シャーリー父「ああ」

シャーリー父「また、手料理をご馳走しておくれ」

シャーリー「うん!私頑張っちゃう!」

シャーリー「そういえば、今度はどこに行くの?」

シャーリー父「ああ、ナリタ連山というところでね」

シャーリー「ふぅん…」

シャーリー父「場所がわからないなら、調べておくんだぞ?」

シャーリー「わ、わかるもん!」

シャーリー父「ははは、それではな、シャーリー」

シャーリー「うん!お仕事頑張ってね」

~生徒会室~

ルルーシュ「それで?どうしてその券を俺に?」

ルルーシュ「ほかにも誘える人間はいると思うが…」

シャーリー「い、いないよ!」

ルルーシュ「そうか?」

ルルーシュ「ともかく、俺には一応婚約者がいるわけだが」

シャーリー「ぐっ…」グサッ

ルルーシュ「ccに確認をとることになる、それでもいいか?」

シャーリー「う、うん、いいよ…」

ルルーシュ「そうか、それなら聞いてみよう」ピッピッ

ルルーシュ「…ccか、俺だ」

ルルーシュ「…ああ、先日のことは謝っただろう」

ルルーシュ「別に、何もかも見透かしているつもりはない」

ルルーシュ「何?プリン?」

ルルーシュ「…分かった、特製してやる」

ルルーシュ「用事?ああ、そうだった…」

シャーリー(なんだか、すごく自然な感じだなぁ)

シャーリー(新婚さんみたい…)

ルルーシュ「シャーリーとオペラの鑑賞にな…」

ルルーシュ「ああ、…いや、確認をしようと…」

ルルーシュ「…いいのか?ん?約束?」

ルルーシュ「なるほど、以前そんな話をな…」

ルルーシュ「…俺はそういう詮索が嫌いだぞ」

ルルーシュ「決めるのは俺だ、いくらお前といえども、意見は聞けんな」

シャーリー(あれ?なんだかルルが怒ってる…)

ルルーシュ「…ああ、ああ」

ルルーシュ「とにかく、いいんだな?」

ルルーシュ「それだけだ、もう切るぞ」

ルルーシュ「…何だ」

ルルーシュ「…は?今日?シチューでも作ろうかと…」

ルルーシュ「何?いや、人参は必須だ」

ルルーシュ「彩が悪いだろう…」

ルルーシュ「言い訳は不要だ、抜くことは許さん」

ルルーシュ「…別に憎くて言っているんじゃない、バランスがだな…」

ルルーシュ「なんでお前はそう極端なんだ」

ルルーシュ「大丈夫だ、分からないくらいに刻めばいい」

ルルーシュ「大きめなものは食べてやる、問題ない」

シャーリー(…やっぱり気のせいみたい)

ルルーシュ「ああ、約束だ」

ルルーシュ「じゃあな、おとなしくしているんだぞ?」ピッ

ルルーシュ「確認したぞ、いいと言っていた」

シャーリー「…へぇ」

ルルーシュ「?何か悪いことを言ったか?」

シャーリー「別にぃ」

ルルーシュ「だが、いつ仕事が入るかわからない」

ルルーシュ「努力はするが、もしものときは…」

シャーリー「うん、それは分かってるから」

ルルーシュ「すまないな」

シャーリー「いいの、チケットはしばらく使えそうだし」

シャーリー「今週末とかは…?」

ルルーシュ「週末か…」

ルルーシュ(おそらく、作戦は短期決戦になるだろう…)

ルルーシュ(そもそも、立場上まだ作戦自体を知らない設定だ)

ルルーシュ(余計な嘘をつくより、ここは乗っておいたほうが無難か)

ルルーシュ(最悪、連絡を入れて埋め合わせをする方が誠実だろう…)

シャーリー「ルル?」

ルルーシュ「…ああ、おそらく大丈夫だ」

ルルーシュ「たしか、レイトショウなんだろう?」

シャーリー「うん」

ルルーシュ「それなら、公園に20時でどうだ?」

シャーリー「うん、了解…」メモメモ

シャーリー「それじゃ、約束したからね」

ルルーシュ「分かっている、楽しみにしておくよ」

シャーリー「うん!私も!」

シャーリー「あーあ、どうせならルルのこと紹介してあげればよかったなぁ」

ルルーシュ「父親にか?勘違いされるぞ?」

シャーリー「…別に私は…」ボソボソ

ルルーシュ「…よくないだろ?」ポンッ

シャーリー「きゃっ、聞こえてたの?」

ルルーシュ「耳はいい方でな」

シャーリー「うぬぬ」

シャーリー「でも、ほかのみんなもそう」

シャーリー「私の友達なんだよって、紹介してあげたいの」

ルルーシュ「父親のことが好きなんだな」

シャーリー「うん、大好き!」

ルルーシュ「父親の職業は何なんだ?」

シャーリー「学者さん、山の地質とか、調査してるんだって」

ルルーシュ「学者か、かっこいいじゃないか」

シャーリー「今は、フジ以外のサクラダイト鉱脈を探しているんだって」

シャーリー「たしか、今度は…」

シャーリー「えっと、どこに行くって言ってたかなぁ」

ルルーシュ「忘れたのか?」

シャーリー「あ、あはは、私地理は苦手で…」

ルルーシュ「全く、そんなことでどうする」

シャーリー「たしか、ナルトとか、ナマコとか…」

ルルーシュ「…!?」

ルルーシュ「もしかして、ナリタか?」

シャーリー「そう、それ!」

シャーリー「ナリタ連山だって言ってた!」

ルルーシュ「…」

シャーリー「ルル?」

ルルーシュ「…すまない、少し席を外していいか?」

ルルーシュ「すこし用事が出来てしまった」

シャーリー「?うん、いいけど…」

ルルーシュ「それじゃ、週末に」タッタッタ

シャーリー「…突然どうしたんだろう、ルル」

ルルーシュ(なんてことだ、よりにもよってナリタとは…)

ルルーシュ(シャーリーの父親は、解放戦線のことなど知らないだろう)

ルルーシュ(場所しだいでは、巻き込まれる危険がある)

ルルーシュ(周辺は住民の少ない僻地だ、完全に油断していた…)

ルルーシュ(サクラダイトか、それならば調査範囲をいじれるか…?)

ルルーシュ(とにかく、間に合わせるしかないか)ピッ

ルルーシュ「ラクシャータか、至急調べてもらいたい事が…」

ルルーシュ(民間人を巻き込むわけにはいかん)

ルルーシュ(どうにかしないとだな…)

今日はここまで。

明日もこられると思います。

それでは、おやすみなさい。

よい夢をノシ

~数日後 ナリタ連山~

ロイド「ん~、いい天気だねぇ」

セシル「ロイドさん、行楽に来たわけじゃないんですよ!」

ラクシャータ「こんなとこで戦争起こすことないとは思うけどねぇ」

カレン「本当よね…」

カレン(ゼロが言っていたこと、本当になってしまったのね)

カレン(やっぱり、解放戦線は…)

カレン(日本のために戦う同志だと思っていたのに)

カレン(…お母さんを…)

ジェレミア「ロイド、ロイドはいるか!」ズカズカ

ロイド「あれぇ?どうかしたぁ?」

ジェレミア「お前、私のナイトメアを勝手に改造したな!?」

ロイド「ああ、気づいたぁ?」

ジェレミア「当たり前だ!」

ロイド「作戦前に、変更点の解説してあげるのを忘れちゃってたよ」

ロイド「はいはい、こっちこっちぃ」グイグイ

ジェレミア「お、おい、私は怒って…」

ロイド「はいはぁい、注目ぅ!」

ジェレミア「…はぁ」

セシル「すみません、またロイドさんが…」

ジェレミア「いや、あいつの性格はよく知っている」

ジェレミア「普通に説教しようとした私のミスだ」

ロイド「注目って言ってるでしょお!」ブンッ

ジェレミア「分かった、分かったからそのスパナを置け」

ロイド「…それではぁ、まず追加武装のせつめぇい」ビシッ

セシル「…本当にすみません」

ジェレミア「君も苦労しているな…」

いやいや、まだまだ…

ロイド「まずはこれ、ブレイズルミナス!」

ロイド「両腕に付いているから、どこから攻撃されても安心!」

ロイド「腰にはmvsを二本付けてみたよ」

ロイド「そして、最大の目玉は…」ピピッ

ai「了解しました」

ロイド「じゃじゃぁん、音声認識システムでぇす」

ジェレミア「…」

ロイド「あれ?お気に召さない?」

ジェレミア「いや、まあすごい技術だとは思うが」

ジェレミア「これは果たして必要な技術か?」

ロイド「便利だと思うよ?全部」

ロイド「サザーランド改ってところだねぇ」

ジェレミア「だが、余計な機能をつける必要はないだろう」

ジェレミア「音声認識システムなど、使い道がわからん」

ロイド「まぁ、機体の状態報告くらいはできるよぉ?」

ジェレミア「その程度、自分でもできる」

ロイド「はははぁ、うちは研究開発もお仕事だしぃ」

おはようございました。

仕事とポケモンでサボりました。待っていたという方、すみません。

書かないうちにギアスss増えてビビってますが、負けないように頑張ります。

それでは、始めます。

ロイド「それにぃ、このシステム案はうちのデヴァイサーが出したものだよぉ?」

ジェレミア「枢木か?そんな風には見えないが…」

ロイド「ノンノン」

ロイド「あ、噂をすればやって来たねぇ」

ジェレミア「む?ルルーシュ君が、か?」

ロイド「だぁいせいかぁい」

ロイド「ラクシャータと操作系いじってる時に考えたらしいよぉ」

ロイド「ま、作ったのは僕だけどぉ!」ドャァ

ジェレミア「…その顔をやめろ、思わず殴ってしまいそうだ」

ロイド「んっふっふ~、ま、使ってみて感想を聞かせてくれると嬉しいかなぁ」

ロイド「開発段階だしぃ、ナイトメアは壊さないでよねぇ」

ジェレミア「…ふっ、誰に言っている」

ロイド「まあ、心配ないとは思うけどねぇ」

ルルーシュ(ふむ…)ピッピッ

ルルーシュ(フェネット氏の調査範囲はかなり麓部分だな)

ルルーシュ(戦闘区域になる可能性は皆無だろう)

ルルーシュ(しかし、何故この作戦が発動したにもかかわらず、調査は中止されないんだ…?)

ルルーシュ(各方面から当たって見たが、そもそも依頼自体が不明瞭だ)

ルルーシュ(何か裏があるのかもしれん、帰ってから本格的に探りを入れてみる必要があるな)

ルルーシュ(ccはまあ上手くやるだろう)

ルルーシュ(どうやら、シャーリーとの約束は反故にせずに済みそうだ)

ジェレミア「ルルーシュくん、おはよう!」

ルルーシュ「おや、ジェレミア卿、何故ハンガーに?」

ジェレミア「まあこれを見てくれ」

ジェレミア「こいつをどう思う?」

ルルーシュ「…凄く、大きいです」

ルルーシュ「装備を追加したんですか?」

ジェレミア「ロイドが勝手にな」

ロイド「だあってぇ、プレーンなサザーランドなんて、いじりたくなるでしょお?」

ルルーシュ「いや、私に同意を求められましても…」

ジェレミア「まあ、やってしまったものは仕方ない」

ジェレミア「どうだ?久々の大規模作戦だが、緊張はあるか?」

ルルーシュ「いえ、特には」

ルルーシュ「普段の訓練のおかげで、操縦にもかなり慣れましたし」

ジェレミア「結構、実に良い」

ジェレミア(そういえば、頼んでおいた件はどうなっている?)

ルルーシュ(お二人の歓迎会ですか?)

ジェレミア(ああ)

ルルーシュ(手配しておきました、時期は微妙ですが、仲間の歓迎会ですから)

ルルーシュ(明日の晩、場所はアッシュフォードの好意でクラブハウスを使えることになっています)

ジェレミア(なんと、急のことであったが見事な手際だ)

ルルーシュ(まあ、大したことはしていませんが…)

ルルーシュ「しかし、どうしたんですか?」

ルルーシュ「失礼ですが、そのようなことに頓着されるようには…」

ジェレミア「そうだな、確かに私はあまり気にならないのだが」

ジェレミア「…最近のヴィレッタをどう思う?」

ルルーシュ「最近、ですか?」

ルルーシュ「そうですね、少々お疲れのようで…」

ルルーシュ「ああ、なるほど」

ジェレミア「何かにかこつけないと息抜きすらままならん娘なのだ、ヴィレッタは」

ジェレミア「歓迎会ともなれば、断りもすまい」

ルルーシュ「了解しました、盛大に、というよりは落ち着いた雰囲気でいきましょう」

ジェレミア「…ふはは、本当に気の利く男だな、君は!」バシッ

ルルーシュ「ごほっ、あ、ありがとうございます」

ロイド(…何の話なんだろ?)

ジェレミア「そうだ、音声認識システムを提案したと聞いたが?」

ルルーシュ「え?はい、しましたが…」

ロイド「ああ、説明してなかったねぇ」

ロイド「君のプロトと同じく、ジェレミアのサザーランドにもつけてみたんだよぉ」

ルルーシュ「そうなんですか?」

ルルーシュ「しかし、あれはプロトの操縦形式の特殊さを補うものだったはずでは…」

ロイド「いやあ、積めるスペースあったからさぁ」

ロイド「つい」

ルルーシュ「…そうですか」

ジェレミア「ルルーシュ君は使ったことがあるのか?」

ルルーシュ「ええ、まだ試行錯誤の状態ですが」

ルルーシュ「関連付けさえすれば、武装変更やエネルギー制御の手助けになりますよ」

ジェレミア「武装変更?」

ルルーシュ「プロトは出力や挙動自体に突出した性能がありませんから」

ルルーシュ「それを補うために、いろいろ付け加えたんですよ」

ロイド「僕が説明してあげようか?」

ルルーシュ「はい、宜しくお願いします」

ロイド「それじゃあ二人とも、ちょっとプロトのところまでいくよー」

ジェレミア「…おお、これは…」

ロイド「えー、おほん」

ロイド「見ての通り、装甲にかなりの変更をしてみた」

ロイド「ミサイルポッドを肩に二つ、脚に一つずつつけてぇ」

ロイド「ハーケンを減らす代わりに紅蓮形式のダガーを背面部に追加したんだぁ」

ロイド「さらにぃ…」

ラクシャータ「各武装自体をパージ可能にすることで、使用後の機動性を数パーセント上昇させているのよぉ」

ロイド「あー!僕の台詞!」

ラクシャータ「お二人さぁん、おはよう」

ラクシャータ「ルルーシュ、最終チェックしたいからぁ、このままやっていきなさいな」

ルルーシュ「チェック?昨日やっただろう?」

ラクシャータ「ざぁんねんでしたぁ」

ラクシャータ「こいつも試さないといけなくなったのよぉ」コンコン

ジェレミア「それも追加武装か?」

ラクシャータ「はぁい、サンドボードっていいまぁす」

ラクシャータ「ランスロットの装備だけどぉ、プロトは共有できるしぃ、ついでにねぇ」

ロイド「ぬぐぐ、ことごとく僕の台詞を…」

ラクシャータ「別に誰が話したって一緒でしょうが」

ロイド「僕の台詞!」

ラクシャータ「…あー、はいはい、悪かったわよぅ」

ジェレミア「確かに、これだけあればそれぞれの操作には手間取りそうだな」

ルルーシュ「…ええ、まあそのあたりを使いやすいのもプロトの特徴ではあるんですが」

ラクシャータ「それよりロイド、セシルが探してたわよ?」

ラクシャータ「何か、コーネリアがどうこうって…」

ジェレミア「お前、様を付けんか」

ラクシャータ「おっと、コーネリア様、がねぇ」

ロイド「ん?作戦の参加についてかなぁ?」

ラクシャータ「わからないけど、とりあえず行ってみたらぁ?」

ロイド「うーん、行かないと怒られそうだもんねぇ」

ロイド「じゃあジェレミア、サザーランドのことはラクシャータに聞いてねぇ」テクテク

ジェレミア「ふむ、ルルーシュ君はこれから調整だったな」

ジェレミア「ならば、私は後でいいだろう」

ラクシャータ「ま、ジェレミア卿のサザーランドはブレイズルミナスとmvsくらいしか変更点ないに等しいけどねぇ」

ジェレミア「ならば、データをいれておいてくれ」

ラクシャータ「はいはぁい、やっておきまぁす」

ジェレミア「ルルーシュ君、またブリーフィングでな」

ルルーシュ「はい、それではまた」

ルルーシュ「…行ったか」

ラクシャータ「あたし、やぁっぱり苦手よぉ、あーいう軍人はさぁ」

ルルーシュ「そう気にするな」

ラクシャータ「ま、別にいいんだけどねぇ…」

ルルーシュ「紅蓮はいいのか?」

ラクシャータ「紅蓮はお留守番だからぁ」

ラクシャータ「流石に全機出すこと無いだろうってねぇ」

ラクシャータ「カレンもやる気ないみたいだしぃ」

ラクシャータ「ccの方に行きたかったって」

ルルーシュ「…まあ、あいつはそういうタイプか」

ルルーシュ「いや、今はとりあえず作業を終わらせよう」

ラクシャータ「そうねぇ、面倒だけど」

ルルーシュ「仕事はきちんとしろよ?」

ラクシャータ「一応プロなのよぉ?甘く見ないでくれるぅ?」

ルルーシュ「…そうだったな」

ジェレミア(さて、歓迎会のことをヴィレッタに教えてやろう)

ジェレミア「問題はどこにいるか分からない事だが…」

ジェレミア「む、そこにいるのはカレンか」

カレン「え?…ああジェレミア卿、おはようございます」

ジェレミア「何をしているんだ?」

カレン「あー、紅蓮は出られないようなので、みんなのパイロットスーツを出していたんです」

カレン「はい、これジェレミア卿の分です」

カレン「昨日クリーニングから返って来たばかりなので、綺麗ですよ」

ジェレミア「む、了解した」

ジェレミア「時に、ヴィレッタを見なかったか?」

カレン「ヴィレッタさんですか?」

カレン「多分トレーラーの外にいると思いますよ」

カレン「さっき渡しに行ったら、風に当たってくるって言ってましたし…」

カレン「…何か悩んでる感じでしたね」

ジェレミア「悩んでいる?」

カレン「あ、詳しくは分からないんですけど」

カレン「あたし、ルルーシュとスザクにこれ渡さないとなので、これで」

ジェレミア「…そうか、引き止めて悪かったな」

カレン「いえ、それでは」タッタッ

ジェレミア「外か…」

ジェレミア(それにしても、ヴィレッタさん、な)

ジェレミア(あまり気にしていなかったが、どうやら良好な関係であるようだ)

ジェレミア(しかし、悩んでいるとは…)

ジェレミア「とりあえず、行ってみるか…」

とりまここまで。

夜もくるかもしれません、その時はよろしくお願いします。

~トレーラー外~

ヴィレッタ「…」

ジェレミア「何をしているんだ?ヴィレッタ」

ヴィレッタ「ジェレミア卿ですか」

ヴィレッタ「少々風に当たっていました」

ジェレミア「体調がすぐれないのか?」

ヴィレッタ「いえ…そういう訳では」

ヴィレッタ「任務に支障をきたすようなことではありませんし、ご心配なさらず」

ジェレミア「むっ…そうか」

ジェレミア(私に話せないことか…任務の悩みではないようだな)

ジェレミア(むしろ、今回のような大きな動きを望んでいたように思ったが…)

ヴィレッタ「…」

ジェレミア(なるほど、それをもってしてもなお懸念があるか)

ジェレミア(だが、聞いたところで素直に言う性格でもないな)

ジェレミア「ならば追及はしないでおこう」

ヴィレッタ「お気遣い感謝します」

ジェレミア「だが、いつでも相談してくれてかまわんからな?」

ヴィレッタ「…了解しました」

ジェレミア「そうだ、今度特派で我らの歓迎会をやってくれるそうだ」

ヴィレッタ「今更、ですか?」

ジェレミア「時期はまあ微妙だが…」

ジェレミア「せっかくの好意をふいにするのも騎士道に悖るだろう」

ヴィレッタ「そうですね…」

ヴィレッタ「わかりました、参加しましょう」

ジェレミア「まあ、最近は張りつめていたようだし、少しは羽を伸ばすといい」

ヴィレッタ「…そうさせてもらいます」

???「これはこれは、ジェレミア卿ではないか」

ジェレミア「む?誰だ?」

???「久しぶり、というには少し早いかな?」ザッ

ジェレミア「キューエル!」

キューエル「いかにも」

キューエル「キューエル・ソレイシィ、昨日付でエリア11に赴任したのだ」

キューエル「ヴィレッタ嬢も、お変わりないようで」

ヴィレッタ「…はい、何事もなく」

キューエル「しかし、随分冷遇されているようじゃないか」

キューエル「お前ともあろう男が、こんな僻地でピクニックとはな」

ジェレミア「ふふ、まあそう言うな」

ジェレミア「ここはいいところだぞ?」

キューエル「どうだ?今からでも私の部隊に合流しないか?」

キューエル「私としても、ジェレミアの力があれば心強い」

ジェレミア「…そう言ってくれるのは嬉しいことだが」

キューエル「なんだ?何か問題があるのか?」

ジェレミア「私は、特派が気に入っている」

ジェレミア「いままで知らなかったものが、ここにはあるのだ」

キューエル「それはそれは、よほどの物なのだろうな?」

ジェレミア「ああ」

ジェレミア「私は、純血のみが優れるのではないと思うのだよ、キューエル」

ヴィレッタ「…っ!!?」ビクッ

キューエル「…どういうことだ?」

ジェレミア「ここは、階級も、人種も、なにもこだわっていない」

ジェレミア「能力のある者が、それを如何なく発揮できる環境があるのだ」

ジェレミア「私が見下してきた人間にも、優れた能力、人格、思想を持つものは大勢いたのだろう」

ジェレミア「それに目をそむけ、血に優劣をつけることの無意味さを、私は知ったのだ」

キューエル「ジェレミア!貴様純血派の自覚を失ったか!」

ジェレミア「失ってなどいないさ」

ジェレミア「だが、考えを改める必要があるとは思うがね」

キューエル「…それで、他の者が納得するとでも?」

ジェレミア「説得するさ、時間をかけてな」

ジェレミア「何にせよ、私は私の理想を追うだけだ」

キューエル「…話にならん!」

キューエル「しばらく見ないうちに、腑抜けてしまったようだな!」

ジェレミア「まあ、そうなってしまうか」

ジェレミア「だがな、キューエル…」

キューエル「聞く耳持たん!」

キューエル「失礼する」

キューエル「ジェレミア、そのような下らん考えは早く捨てることだな」

キューエル「私とて、そのような不名誉をお前に課したくはないからな!」スタスタ

ジェレミア「…やはり認められんか」

ヴィレッタ「ジェレミア卿…」

ジェレミア「ヴィレッタも、私に賛同は出来んか?」

ヴィレッタ「…」

リアタイキター

ジェレミア「私はな、ヴィレッタ」

ジェレミア「詳しくは言えんが、使命を見出したのだ」

ジェレミア「それを果たすことこそ、我が宿願の成る時と、そう感じるのだ」

ジェレミア「そのためには、私自身が変わっていく必要がある」

ジェレミア「特派は自由だ」

ジェレミア「何物にも縛られず、若者たちは自らの立場に関係なく仲睦まじい」

ジェレミア「あれこそ、我々が後世に残すべき形だと思うのだよ」

ヴィレッタ「…」

ヴィレッタ「…すみません、ナイトメアの様子を見てきます」タッタッタ

ジェレミア「…ままならんな、やはり」

>>504すごい時間にリアタイですな…もう終わりますが

ヴィレッタ(ジェレミア卿が、あんな考えを…)

ヴィレッタ(そうだ、高圧的であることは、何を解決することもなかった…)

ヴィレッタ(…なぜだ、なぜあの男が出てくる…)

ヴィレッタ(なぜ、あいつは…)

ヴィレッタ(分からない、理解できない)

ヴィレッタ(私は…)

ヴィレッタ(私の何が、どれほど優れているのだ…)

ヴィレッタ(他人のために、何をするでもなく…)

ヴィレッタ(…落ち着け、忘れるのだ)

ヴィレッタ(…忘れてしまえ)

ヴィレッタ(所詮、下らん理想を掲げているだけだ…)

ヴィレッタ(イレヴンなど、下等な人種なのだ…)

ヴィレッタ(…)スタスタ

ルルーシュ(ん、ヴィレッタか?)

ルルーシュ(どうしたんだ、あんなに急いで…)

ラクシャータ「ルルーシュ?作業に集中しなさいな」

ルルーシュ「…ああ、分かっている」

ルルーシュ(もうすぐ作戦開始時刻だが…)

ルルーシュ(果たして、どうなるのか…)

今日はここでおしまい。

次回からccサイドとコーネリアサイドに入ります。

宜しければ、展開を予想しつつ楽しんでください。

それでは、一旦おやすみなさいノシ

~特派トレーラー~

セシル「はい、みなさん、注目してください」ピシッ

セシル「全員そろっていますよね?」

カレン「はい、皆居ますよ」

セシル「結構、これから作戦概要を説明します」

ルルーシュ「質問よろしいですか?」

セシル「はい、ランペルージ君」

ルルーシュ「作戦説明というのは、普通指令を出す人間が行うものではないのですか?」

セシル「いい質問ですね」

セシル「答えは簡単です」

ロイド「僕らが戦力換算されてないからだよぉ」

セシル「ロイドさん!私が説明するところだったんですよ!」

ロイド「もぉいいでしょぉ?時間かかると僕が起こられちゃうしぃ」

ロイド「はい、地図どーん!」

セシル「ああっ!勝手に動かして…」

ロイド「いつもなら、そもそも作戦に参加すらさせてもらえないのでぇ」

ロイド「ここで寂しくお茶飲むしかなかったわけだけどぉ」

ロイド「ざぁんねんでした、お仕事でぇす」

セシル「おほん、コーネリア様のいらっしゃる本陣の反対側」

セシル「このあたりから山頂まで移動、相手の退路を断つのが、我々の仕事です」

ロイド「実行部隊は、ジェレミアをリーダーにそこの三人!」

セシル「カレンさんとスザク君はトレーラーで待機です」

スザク「どうして自分は待機なんですか?」

ロイド「急に呼び出されたときに、誰もいけなかったら困るでしょ?」

ロイド「今あるナイトメアで、一番機動力があるのはランスロットだからぁ」

セシル「作戦行動自体は、他三機でできるから、という判断よ」

スザク「…そうですか」

セシル「と、いう訳で」

セシル「ジェレミア卿、ヴィレッタ卿、ランペルージ准尉」

セシル「ただちに指定された地点まで移動してください」

ロイド「整備は終わってるし、時間には余裕があるから、ゆっくり行ってきなよぉ」

セシル「ロイドさん、真面目にしてください」

ロイド「真面目に言ったんだけどなぁ」

セシル「…時間前行動は基本です、速やかに行動してください!」

ジェレミア「ふむ、それでは行こうか、ヴィレッタ、ルルーシュくん」

ヴィレッタ「…はい」

ルルーシュ「了解しました」

~山腹~

ジェレミア「皆、着いてきているか?」

ヴィレッタ「少々、道は悪いですが、なんとか」

ルルーシュ「ナイトメアが通るには、厳しい道のりですね」

ジェレミア「仕方あるまい、これも任務だ」

ジェレミア「我らがここを押さえておけば、敵を本隊に当てられる」

ジェレミア「もうすぐ指定エリアだ、気を抜かずに行こう」

ルルーシュ(…妙だな)

ルルーシュ(確かに、ナイトメアが通るような場所はないが…)

ルルーシュ(小型車両程度のサイズなら通れそうな道がある)

ルルーシュ(何故だ?ここには何もないはず)

ルルーシュ(調べきれなかった何か、が運び込まれた、ということか)

ルルーシュ(…周囲の警戒を怠らないようにしよう)

ジェレミア「…うむ、ここか」

ヴィレッタ「これからどうするのでしょう?」

ジェレミア「このあたりに待機して、逃げ込んでくる敵を攻撃するようだな」ピッ

ルルーシュ「三人でですか?」

ジェレミア「いや、さすがにそれは無理だ」

ジェレミア「どうやら、合流する部隊がいるようだが…」

キューエル「…またお前たちか」

ジェレミア「む、キューエル」

キューエル「まったく、本隊から外されたかと思えば」

キューエル「お前たちと一緒に行動することになるとは…」

ルルーシュ(ジェレミア卿、この方は?)

ジェレミア「そうか、紹介していなかったな」

キューエル「そいつが、お前の部下か」

ルルーシュ「初めまして、私は…」

ジェレミア「ランペルージ准尉だ、期待の新人と言ったところだよ」

ルルーシュ「ジェレミア卿?」

キューエル「准尉か、まさに新人というわけだ」

キューエル「くれぐれも、足を引っ張らないようにな」

ルルーシュ「…気を付けます」

キューエル「ふん」

ジェレミア(気にするなルルーシュくん、今は気が立っているだけだ)

ルルーシュ(…了解です)

キューエル「しかし、いつまでもこうしてナイトメアを突き合わせているわけにもいかん」

キューエル「ある程度散開して、警戒に当たらなければ」

ジェレミア「ああ、分担を決めよう」

キューエル「細かくする理由もない、このラインで東西に分けるのはどうだ?」

ジェレミア「問題ないだろう、だが、万全を期するために情報を共有する必要がある」

キューエル「そうだな、指揮系統はそちらに任せてもいい」

ジェレミア「そちらの方が人数が多いのだが?」

キューエル「経験も腕もかなうとは思っていない、それだけだ」

ジェレミア「ふむ、そうまで買い被ることもないと思うが」

ジェレミア「…ならば…」

ルルーシュ「ヴィレッタ卿、ジェレミア卿とキューエル卿はどういった関係なのですか?」

ヴィレッタ「…まあライバルと言ったところか」

ヴィレッタ「同じ純血派に属している」

ヴィレッタ「先ほど一悶着あったのだが、まあ任務に引き摺るような方々ではない」

ルルーシュ「一悶着?」

ヴィレッタ「ああ…」

ジェレミア「二人とも、分担が決まった」

ジェレミア「はやく持ち場に移動しよう」

ヴィレッタ「…どうやら、話はここまでのようだ」

ヴィレッタ「続きは任務の後にでもしてやろう」

ヴィレッタ「私も、整理をつけたい問題だからな」

ルルーシュ「?分かりました」

~総督トレーラー~

ギルフォード「姫様、全軍配置につきました」

コーネリア「総督と呼ばんか、馬鹿者」

ギルフォード「は!、申し訳ありません」

コーネリア「さて、それでは作戦開始と行くか」

コーネリア「ギルフォード、私も出るぞ」

ギルフォード「すでに手配しております」

コーネリア「良い仕事だ」

コーネリア「先に行って待っていろ」

ギルフォード「了解しました」

ユーフェミア「…お姉様」

コーネリア「本部は任せるぞ、ユフィ」

おはようございました。

はじめます。

ユーフェミア「あの、お姉様」

コーネリア「ん?どうした?」

ユーフェミア「ル、…ランペルージさんを前線に出したと聞きましたが」

ユーフェミア「良いのですか?」

コーネリア「前線と言っても、拠点としての価値は無いに等しい」

コーネリア「それに、まだ本人と決まったわけではないのだ」

コーネリア「ならば、軍人である以上任務を選り好みさせるわけにはいかん」

ユーフェミア(正真正銘本人なんですけど…)

コーネリア「ともかく、私は行かねばならん」

コーネリア「そうまで気になるなら、特派にでも通信を繋げ」クルッ

ユーフェミア「あ、お姉さま!」

コーネリア「今度はなんだ?」

ユーフェミア「…語武運を」

コーネリア「…ああ、行ってくる」

~山腹~

ルルーシュ「…」

ルルーシュ(周辺に妙なものは無いな)

ルルーシュ(俺の考えすぎか、それならそれでいいんだが)

ジェレミア「ルルーシュくん、聞こえるか」

ルルーシュ「はい、聞こえます」

ジェレミア「キューエルと話したんだが、少し防衛ラインを上げる」

ジェレミア「指定したポイントに移動してくれ」

ルルーシュ「了解しました」

ジェレミア「あ、それとだな」

ルルーシュ「?なんでしょうか」

メリクリ!

ジェレミア「この作戦が終わったら、少し話せないだろうか?」

ルルーシュ「かまいませんが、今ではいけないんですか?」

ジェレミア「職務時間だからな、気にはしている」

ジェレミア「まぁたわいのない話だ」

ジェレミア「そろそろ、本気で戦闘術を学んでもよいかと思ってな」

ルルーシュ「…私に向いているとは思えませんが…」

ジェレミア「護身のためだ、知識は大きな武器になる」

ルルーシュ「…言わんとすることは分かりますが」

ジェレミア「そのあたりも含めて、話したいことがあるのだ」

ジェレミア「ダメだろうか?」

ルルーシュ「…いえ、了解しました」

ジェレミア「おお、それでは作戦後にな!」

ルルーシュ「ふう」

ルルーシュ(何かと気にかけてくれているようだが)

ルルーシュ(一体何なんだろうな)

ルルーシュ(まあ、役に立つことを知っているのは事実だがな)

ルルーシュ(それに、身を守れるのは何かと便利だからな)

ルルーシュ(…また筋肉痛との戦いが始まるのだろうか…)

ルルーシュ(どうせなら、何か武器でも扱えればよいのだがな)

ルルーシュ(まあ、下手に使えば周りを傷付けるだけか)

ルルーシュ(…しかし、策士の隠し刀というのは、かっこいい響きではなかろうか)

ルルーシュ(それでは、まるでそういった人物がいるかのようだが…)

ルルーシュ(何か秘密道具的にどうにかならないか…)

ルルーシュ(うむむ…)

ルルーシュ「…ん?」

ルルーシュ「…ラクシャータ、応答してくれ」

ラクシャータ「ん?なによぉ」

ラクシャータ「まだ本隊に動きはないけど?」

ロイド「正確には、今動くとこだけどねぇん」

ジェレミア「どうしたんだ?」

ラクシャータ「あー、面倒だからチャンネル統一するわよぉ」ピピ

ロイド「それで?」

ルルーシュ「…今から画像を送ります」

カレン「ん?皆何してるんですか?」

スザク「何これ?」

ルルーシュ「なにやら半分ほど地中に埋まっていますが」

ルルーシュ「嫌な感じがするんです」

ロイド「イマイチ分かりにくいねぇ」

ルルーシュ「少し引き抜きましょうか?」

ジェレミア「いや、不用意に触らない方がいい」

ラクシャータ「そうだねぇ」

ラクシャータ「こんな山奥に、明らかな人工物」

ラクシャータ「まぁ普通じゃあないよねぇ」

スザク「基地の外郭とかじゃないんですか?」

カレン「お、何か頭よさそうなこと言ったわね」

スザク「そうかい?」

ルルーシュ「いや、こっちはかなり真面目な話をしているんだが」

ロイド「んー」

ロイド「でも、そのあたりって確か構造物自体確認されてなかったんだよねぇ」

ロイド「じゃなきゃ、僕らみたいな下っ端にやらせないでしょ?」

ジェレミア「それに同意したら、我々はものすごくみじめにならないか?」

ヴィレッタ「何事ですか?」

ルルーシュ「ああ、このようなものを発見しまして」

ヴィレッタ「筒か?引き抜いてみればいいではないか」

ルルーシュ「いえ、それは…」

カレン「とりあえずさ、周り掘ってみたら?」

カレン「土被ってるけど、そこ、文字みたいに見えない?」

ロイド「ああ、そういわれてみれば」

ルルーシュ「…やってみます」

ジェレミア「十分に注意するんだ」

ルルーシュ「…かなり大きいですね」

ルルーシュ「文字、映像で送ります」

ロイド「…これって」

スザク「漢字じゃないか…」

スザク「何て書いてあるんだろう」

カレン「見えてるところから推測ぐらいすれば?」

スザク「そうか…えっと、輻射波動機構壱式?」

カレン「…って、なんですって?」

スザク「違うかな?」

ラクシャータ「…っ!?」

ラクシャータ「ルルーシュ、ジェレミア、ヴィレッタ」

ラクシャータ「今すぐそこから離れなさい!!」

ジェレミア「一体どうした?」

ラクシャータ「そこにいたら、山ごと崩れ落ちることになるって言っているの!」

ヴィレッタ「なんだと!?」

ルルーシュ「名前からして、これは…」

ラクシャータ「…昔、あたしが作ったものよ」

ルルーシュ「なるほど」

ヴィレッタ「説明してもらおうか」

ヴィレッタ「意味がわからんぞ」

ラクシャータ「その筒状の機械、ようは紅蓮についてるのと一緒のものなの」

ジェレミア「…随分大きいようだが」

ラクシャータ「試作品だし、小型化はそのあと研究したものだから」

ルルーシュ「そのあたりはまた話せばいいでしょう」

ルルーシュ「ラクシャータ、これはどういう効果をもつ?」

ラクシャータ「…おそらく、輻射波動によって、地盤がずたずたになる」

ジェレミア「それでは…」

ラクシャータ「だから、今すぐ逃げなさい!」

ロイド「…ねぇ、ちょっと待って?」

ラクシャータ「何?今忙しくて…」

ロイド「これってさ、一つで、それもそんな場所で戦略的に有効だと思う?」

ジェレミア「…まさか」

ロイド「そもそも、見た目が違っていたからラクシャータも気がつかなかったわけでしょ?」

ロイド「もし、それが量産されていたら…」

ジェレミア「…キューエル!頼みがある!」

ルルーシュ「すぐに周囲の捜索をしましょう」

ヴィレッタ「あ、ああ」

スザク「ロイドさん!僕も行きます!」

カレン「あ、あたしも!」

セシル「二人共、気持ちはわかるけど…」

ロイド「今から行っても、もしかしたら間に合わないかもしれない」

ロイド「二人共ここで待機だ」

スザク「でも!」

ロイド「ダメだ!行かせることは出来ない」

ロイド「セシルくん、すぐに総督に連絡を」

セシル「は、はい!」

ラクシャータ「…どうして、こんなものまで持ち出すのよ」カタカタ

ロイド「…開発してしまったら、後は使われるだけなんだ」

ロイド「気にしない方がいい、使う人間が悪いんだから」

ラクシャータ「…」

ルルーシュ「こちらランペルージ、二つ目の装置を発見」

ルルーシュ「先ほどのものとは違い、ほとんど隠れていません」

ヴィレッタ「同じく、こちらにも発見」

ヴィレッタ「こちらも露出している」

ロイド「心当たりはあるかい?ラクシャータ」

ラクシャータ「おそらく、起点が何箇所かに分かれて作られているんだと思う」

ロイド「なるほど、被害をより拡大させる魂胆か」

ルルーシュ(…被害の拡大?)

ジェレミア「この勢いで発見されるとなると、もしや…」

ラクシャータ「…たぶん、本隊側にも」

ジェレミア「なんたることだ…」

ジェレミア「この装置を無力化するには、どうすればいい」

ラクシャータ「たぶん、埋まってる部分に放出装置があるはず」

ラクシャータ「ということは、信号を受け取る受信部は上の方にあるはずだよ」

ルルーシュ「このカバー状になっているところですよ、ジェレミア卿」

ジェレミア「ここを破壊すればいいのか?」

ラクシャータ「埋まってるやつはそれ自体に波動を出す力はないと思う」

ラクシャータ「それって、すごい金かかるし」

ジェレミア「つまり、設置された巨大な方を無力化すれば…」

ラクシャータ「止められるはず、だけど」

ジェレミア「…それだけわかれば十分だ!」

ジェレミア「ランペルージ、ヴィレッタ、キューエル、手伝ってくれ」

ルルーシュ「了解です」

ヴィレッタ「いつ起動するかわかりません、急ぎましょう」

キューエル「仕方ないな、まさかの大仕事になってしまったが…」

ジェレミア「各員に告ぐ」

ジェレミア「これより、輻射波動機構壱式の破壊を行う」

ジェレミア「概要は転送したデータにある通りだ」

ジェレミア「この装置は、いつ起動するかわからん」

ジェレミア「よって、迅速な行動が必須となる」

ジェレミア「自分の失敗は山下の仲間を殺すと思え」

ジェレミア「それでは、健闘を祈る、作戦開始だ!」

ロイド「さぁて、僕らも頑張らないとねぇ」

ラクシャータ「は?一体何を…」

ロイド「はいはぁい、キャラ戻して戻して」

ロイド「…今から、裏をかいてどこに装置があるのか突き止めるんだからさぁ」

ラクシャータ「ロイド、あんた…」

ロイド「これは、計算が得意な僕らにしかできないと思うよぉ?」

ロイド「ね?ぱぱっとやっちゃおう」

ラクシャータ「…ああ、そうだねぇ」

セシル「二人共、詳細な地図と測量データです」

ロイド「さ、特派根性、見せちゃうよぉ」

ラクシャータ「そうねぇ、全力でやっちゃおうかしら」

>>557
>ジェレミア「自分の失敗は山下の仲間を殺すと思え」
>山下の仲間を殺すと思え
>山下の仲間
>山下

山下って誰だよ

>>562マジレスすべき?というネタ。

今日は来ます、お楽しみに。

22時くらいに書けるといいなと思います。

ルルーシュ「一基破壊!」

ヴィレッタ「…結構見つけにくいですね」

キューエル「地形が悪すぎる…」

ジェレミア「弱音を吐くな!」

ジェレミア「今は一つでも多く破壊することに集中するんだ」

ジェレミア(しかし、このままでは早晩装置が起動するだろう)

ジェレミア(下手をすれば、ここにいる全員巻き込まれてしまう可能性もある…)

ジェレミア「…一体、どうすれば…」

ルルーシュ(…何だ、この違和感は)

ルルーシュ(何かが、何かが引っかかる)

ルルーシュ(何だ、俺は何を忘れている?)

ルルーシュ(ダメだ、今は余計な事を考えている場合じゃない)

ルルーシュ(ともかく、手当たり次第に探すしか…)

ロイド「…出来た!」

ジェレミア「ロイド、今は忙しい、発明なら後で…」

ロイド「違うよぉ」

ラクシャータ「こっちの隊を全滅させることが目的だったと仮定して」

ラクシャータ「その為に必要な装置の設置箇所を、全部書き出して見たんだよ」

ラクシャータ「今から、全員に送るわねぇん」

ジェレミア「おお、これは…」

キューエル「これなら、隊を分ければ…」

ヴィレッタ「ジェレミア卿、大変です!」

ジェレミア「どうした、ヴィレッタ」

ヴィレッタ「今発見した装置に…」

ヴィレッタ「タイマーのような物が…」

ジェレミア「何だと!?」

ルルーシュ「時間はどのくらいあるんですか!?」

ヴィレッタ「残り五分を切っている…」

キューエル「五分だと!?」

キューエル「それだけの時間で、この数を破壊するのは無理だ!」

ルルーシュ「ジェレミア卿、ここは撤退すべきです」

ルルーシュ「このままでは我々が土砂に埋もれることになります」

ルルーシュ「今から撤退すれば、本隊も被害を受けることはないでしょう」

ルルーシュ「確かに、裾野の方まで土砂災害は起こってしまうかも知れませんが…」

ルルーシュ(…っ!!そうか、シャーリーの父親…!!)

ジェレミア「…だからこそ、ここで食い止めねば」

ジェレミア「隊を動かせば、その隙に逃げられてしまうだろう…」

ジェレミア「ロイド!コーネリア様にはこの件、伝えてあるのだろうな?」

ロイド「ああ、もちろん伝えてあるよぉ」

ロイド「てか、ジェレミア」

ロイド「君、ろくでもないこと考えてなぁい?」

ジェレミア「…全員、速やかに下山しろ」

ジェレミア「幸い、こちら側の面はかなりの数破壊している」

ジェレミア「巻き込まれることも無いはずだ」

ヴィレッタ「良いのですか?」

ジェレミア「ああ」

ジェレミア「残りの装置は、私が破壊する」

キューエル「…無茶だ」

キューエル「間に合う訳がない」

ジェレミア「それでも、やるしかない」

ジェレミア「時間が無い、早く行け!」

ヴィレッタ「で、出来ません!」

ロイド「今からでも、全員で壊した方が…」

ジェレミア「…ダメだ、大人数では、巻き込まれるリスクが大きくなる」

ジェレミア「キューエル、指揮は任せる」

ジェレミア「頼んだぞ」ギャルルルルル

ヴィレッタ「ジェレミア卿!」

キューエル「…」

キューエル「すぐに下山するぞ、隊列を組み直せ!」

ヴィレッタ「キューエル卿!」

キューエル「あいつがこの程度で死ぬと思うか!?」

キューエル「私はお前たちの命を託されたのだ」

キューエル「一人たりとも死なせはせん」

ルルーシュ(…どうする)

ルルーシュ(恐らく、調査団に避難勧告は出されないだろう)

ルルーシュ(…そうなれば…)

ルルーシュ(しかし、ここで降りてしまえばジェレミア卿が…)

ルルーシュ(どうすればいい…考えるんだ…)

ジェレミア「ふんっ!!」ズバァン

ジェレミア「残り何基だ!?」

ai「推定残存数48」

ai「推測、このミッションは完遂できません」

ai「退避を提案します」

ジェレミア「…余計なことは話さなくていい」

ジェレミア「うおおっ!」ザシュ

ai「残り47」

ジェレミア(間に合わせる、必ず…っ!!)

ジェレミア「はぁ、はぁ…」

ai「装置破壊速度低下」

ai「負荷増大により、右腕部の構造に歪み発生」

ai「再度勧告します、退避を…」

ジェレミア「ええい!黙れぇっ!!」

ジェレミア「使えない腕は切り離せ!」

ジェレミア「余剰のエネルギーは推進に回す」

ai「了解、実行します」

ジェレミア「…ふっ、これで少しは軽くなった」

ジェレミア「…ai、プロトに通信を繋げろ」

ai「…接続中」

ルルーシュ(どうする…)

ルルーシュ(時間がない、早くしなければ…)

ルルーシュ(俺は…)

ジェレミア「…ルルーシュくん、聞こえるか」

ルルーシュ「…っ!?ジェレミア卿!」

ジェレミア「ふふ、驚いたか」

ルルーシュ「やはり、一人での装置破壊は…」

ジェレミア「問題ないさ、今も作業中だがね」

ジェレミア「それより、聞いて欲しいことがある」

ジェレミア「いや、聞かせて欲しいことか」

ルルーシュ「…回線はプロテクトされています、何でも聞いて下さい」

ジェレミア「…ああ、助かる」

ジェレミア「単刀直入に聞こう」

ジェレミア「君の本当の名前は、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」

ジェレミア「違うかな?」

ルルーシュ「…それは」

ジェレミア「いや、まあ答えなくてもいい」

ジェレミア「だが、一つ知っておいて欲しい」

ジェレミア「私は君の味方だ」

ジェレミア「それだけは、伝えておきたくてね」

ルルーシュ「ジェレミア卿…」

ジェレミア「帰ったら、また話そうじゃないか」

ジェレミア「君の婚約者も交えて、な」

ジェレミア「私の心配はいらない」

ジェレミア「君は自分の事だけを考えたまえ」

ルルーシュ「ジェレミア卿、私は…」

ジェレミア「時間がない、一方的になってしまったが、ここで一旦通信は切ろう」

ジェレミア「健闘を祈る」

ルルーシュ「…ジェレミア卿!」

ジェレミア「なんだね?」

ルルーシュ「あなたは…死ぬつもりですか…?」

ジェレミア「…ふ、何を馬鹿な」

ジェレミア「私を誰だと思っている?」

ジェレミア「誇り高き純血派筆頭にして、軍のエリート」

ジェレミア「何より、君にナイトメアの操縦を教えた、言わば師匠だぞ?」

ジェレミア「さて、君の師匠はこの程度の苦難を乗り越えられないのかな?」

ルルーシュ「…いえ」

ルルーシュ「帰ったら、家に来て下さい」

ルルーシュ「ccの料理は、美味いですよ」

ジェレミア「楽しみにしておこう」

ジェレミア「ロイドにも機体を返すよう言われているしな」

ルルーシュ「…約束して下さい、必ず帰ってくると」

ジェレミア「ああ、任せておくがいい」

>>582
パインケーキじゃね?


それでも生存フラグだけど

>>583ヒント、超時空要塞マクロス

ai「通信切断完了」

ジェレミア「よし、後顧の憂いは断った」

ジェレミア「残りは幾つだ」

ai「23です」

ai「時間を考えると間に合いません」

ai「今すぐ撤退を」

ジェレミア「余計なことは言わなくていい」

ジェレミア(しかし、何という硬さだ…)ガキィン

ジェレミア(mvsでここまで苦戦するとはな)

ジェレミア(特殊な装甲なのかもしれんな)

ジェレミア(つまり、それだけ守りたいということ…)

ジェレミア「…さあ、その思惑、外させてもらおうか!」

ルルーシュ(ジェレミア卿なら心配はいらないはずだ)

ルルーシュ(それなら、俺にできる事をしよう!)

ヴィレッタ「おいランペルージ、どこへ行く」

ルルーシュ「人助けです!」

ヴィレッタ「何を言っているんだ?」

ルルーシュ(時間はまだ間に合う)

ルルーシュ(急がなければ…)

ジェレミア「…かなり破壊出来たか…」

ai「脅威となるレベルの物は、残り数基です」

ジェレミア「あそこから間に合わせるとは、自分ながらよくやっただろう…」

ジェレミア「さあ、最後の仕事を…」

きゅいいぃぃぃぃいいいん

ジェレミア「何だ!?」

ai「付近に膨大な熱エネルギー反応」

ai「非常に危険です、即刻退避を…」

ジェレミア「ロイド!どういうことだ!」

ロイド「ぼ、僕にも何が何だか…」

ラクシャータ「もしかして、時間差をつけていたんじゃ…」

ロイド「…それだ!!僕としたことが、その可能性を見落とすなんて…」

ジェレミア「手短かに情報を!」

ロイド「恐らく、段階を分けて作動させる予定だったんだ!」

ロイド「本隊に向けて崩落させ、その混乱に畳み掛ける第二波を起こせば…」

ジェレミア「隊は再起不能になる、か…くそっ」

ジェレミア「…私が止める!」

ロイド「無茶だ!」

ジェレミア「本隊の退避は、まだ終わっていないのだろう?」

ロイド「…っ、もうすぐ、終わるから」

ジェレミア「嘘をつく必要はない」

ロイド「…とにかく!」

ロイド「今すぐ戻ってくるんだジェレミア、まだ間に合うかも…」

ジェレミア「ロイド」

ロイド「何だ!論議する時間も、もう」

ジェレミア「機体、無傷ではすみそうもない」

ロイド「そ、そんなのはどうでもいいんだ!」ピッ

ジェレミア「…これでいい」

ジェレミア「…起動した装置の場所を特定しろ!」

ai「九時方向です」

ジェレミア「…それはもう間に合わんか…」

ジェレミア「残りの脅威レベル高を調べろ」

ai「…一時方向、二基を破壊すれば、かなりの威力減が見込めるようです」

ジェレミア「…よし」

ジェレミア「全力で本隊を逃がす!ナビゲートしろ!」

ai「了解しました」

ジェレミア「…これで、残り一つ!」ズバァン

ai「mvs、機能停止」

ジェレミア「…最後は、あれか…っ!」

ai「警告、装置の起動を感知」

ジェレミア「うるさい!そんなことは関係ない!」

ジェレミア「ハーケンならば…」ガキィン

ジェレミア「くっ、ダメか…」

ジェレミア「ならば…」ググッ

ai「腰部、及び脚部に深刻な損傷」

ai「この機体では、負荷に耐えられません」

ジェレミア「ぐ、おおおおおおっ!」ぶちっ

ai「ナイトメアフレーム大破、速やかに退避してく…い」ブン

ジェレミア「…ふはは、止めてやったぞ」

きゅいいぃいぃぃぃん

ジェレミア「…ふ、ここで起動しても、精々私を殺す程度だぞ?」

ジェレミア「…脱出は…まあ間に合わんか」

ジェレミア「だが、これで…」ボコボコボコ

ジェレミア「…ルルーシュくん、ヴィレッタを、他の皆を頼む…」

どかぁぁぁぁぁぁん

ルルーシュ「…っ!?」

ルルーシュ「ラクシャータ、今の爆発は何だ!!」

ラクシャータ「装置が起動したんだよぉ」

ルルーシュ「馬鹿な!まだ時間があったはず…」

ラクシャータ「時間差トラップだったみたいで…」

ルルーシュ「ジェレミア卿は無事なのか!?」

ラクシャータ「分からないんだ」

ラクシャータ「輻射波動の効果で、電波障害が…」

ルルーシュ「何だと!」

ルルーシュ(…いや、それだけではない)

ルルーシュ(このままでは、フェネット氏が…)

ルルーシュ(どうする!?プロトでは間に合うかどうか…)

ルルーシュ(いや、そもそも間に合ったところで、土砂崩れなどどうすれば止められる…)

ルルーシュ(…いや、考えている時間はない…)

ルルーシュ(くそっ、プロトに機動力があれ…ば…)

ルルーシュ「…っ!ラクシャータ、サンドボードは用意できるか!」

ラクシャータ「え?出来るけどぉ」

ラクシャータ「その辺りは、土砂崩れ起こらないと…」

ルルーシュ「説明している時間はない、今すぐそこに用意しておけ!」

ラクシャータ「ちょ、ちょっとぉ…」

ルルーシュ(…ジェレミア卿なら大丈夫だ)

ルルーシュ(…シャーリー、君の父親を殺させはしない!)

蕎麦食べてくる。

また来ます。

カレン(なんだか、相当大変なことになってきてる)

カレン(そうだ、一応ゼロに報告しておこう)

カレン(…それにしても、こんな作戦…)

カレン(でも、あたしが戦線側だったら…)

カレン(ブリタニア人というだけで、すべてを否定していたら)

カレン(…あたしは、それでもこの作戦に反対できたかな…?)

~黒の騎士団 移動拠点~

ゼロ「なんだと!?」

玉城「ゼロ?どうかしたのかよ?」

ゼロ「あ、いや…何でもない」

玉城「?ま、いいけどよ」

ゼロ(これは…)

咲世子(どうかしましたか?)

ゼロ(咲世子か、変装しているとわかりにくいな)

咲世子(私のことはお気になさらず)

咲世子(それで、どうしたんです?)

ゼロ(これを見ろ)

咲世子(…なんと)

ゼロ(カレンから送られてきた)

ゼロ(状況は最悪だ)

咲世子(どなたか巻き込まれたりは?)

ゼロ(今のところ、目立った被害は出ていないようだな)

ゼロ(ジェレミアがやったらしい、なかなかやるではないか)

ゼロ(だが、この有様では…)

咲世子(山が崩れてしまっていますね)

咲世子(巻き込まれなかったのは幸いですが…)

ゼロ(…これを、藤堂たちの説得に使おうと思う)

咲世子(本気ですか?)

咲世子(ヘタを打てば、逆に態度を硬化させかねませんが)

ゼロ(ルルーシュなら、躊躇なく使っているだろう)

ゼロ(咲世子、今すぐ用意して欲しいものがある)

咲世子(わかっています、これを起こした人物を証拠付けるもの、ですね)

ゼロ(話がわかるな)

咲世子(しかし、そう簡単に準備できるものではありませんが…)

ゼロ(一部は偽造で構わん)

ゼロ(事実として、片瀬が作戦の指揮を行っているのはほぼ間違いない)

ゼロ(今のところは、判断の材料になりそうなものだけで十分だ)

咲世子(…了解しました、すぐに作成します)スッ

ゼロ(…ルルーシュ)

ゼロ(お前はそのままの道を歩むがいい)

ゼロ(降りかかる泥は、私が代わりにかぶってやる)

~トレーラー~

スザク「?なんでサンドボードが?」

スザク「ラクシャータさん、片付け忘れですか?」

ラクシャータ「ルルーシュの希望だから、そのままにしておいてぇ」

ラクシャータ「あんたが見てないうちに、結構ヤバ気なんだからぁ」

スザク「?」

カレン「ほら、モニター見なさいよ」

スザク「…!?これは…」

ラクシャータ「ほんの数分でこの有様さぁ」

ラクシャータ「まだ被害は拡大してる」

スザク「ロイドさん!」

ロイド「だぁめ」

ロイド「絶対言うと思ったから、呼ばなかったのにぃ」

スザク「この状況で、まだ出撃できないんですか!」

カレン「…無駄よ、もうあたしが言ったんだから」

スザク「そうなのかい?」

ロイド「君たちはそこに居てねぇ」

ロイド「どのみち、今出て行って何が出来るわけぇ?」

スザク「そ、それは…」

ロイド「…できることがないのに、わざわざ機体とデヴァイサーを出すなんて」

ロイド「もったいなくてできないよ」

スザク「しかし…」

ルルーシュ「…ラクシャータ!ハッチを開けてくれ!」

ラクシャータ「ったく、人使い荒すぎ…」

ラクシャータ「はい、開けたよぉ」

ルルーシュ「よし、サンドボード装着」

ai「装着を確認、フィッティングしています」

ルルーシュ「さっさと終わらせろ、時間がない」

スザク「ルルーシュ?一体何を…」

ルルーシュ「人助けだ!」

カレン「人助け?…」

ロイド「ちょっと、帰ってきたならもう出撃は認められないよぉ」

ロイド「さぁ、降りてくるんだ」

ルルーシュ「その命令は聞けません」

ロイド「…そんな主張が通ると思ってるのぉ?」

ルルーシュ「通るとは思っていません」

ルルーシュ「ですが、通します」

ロイド「…許可できない」

ルルーシュ「今でも、土砂崩れの被害は拡散しています」

ルルーシュ「それを、黙って見ていることは、出来ない」

ルルーシュ「私はジェレミア卿と約束をしたんです」

ルルーシュ「そのためにも、自分に出来ることは最後まで諦めません」

ai「調整完了」

ルルーシュ「…始末書は、何枚でも書きます」

ルルーシュ「だが、今は時間がないんだ!」ギャルルルル

スザク「ルルーシュ!」

カレン「…行ったわね」

ロイド「なんてことだ…」

ラクシャータ「…」カタカタ

ごめん、眠い。

またあとで。おやすみ。

ロイド「ラクシャータ?一体何を…?」

ラクシャータ「ルルーシュの向かっている方向に何があるのかと思って…」

ロイド「?」

ラクシャータ「あいつ、いつもクールぶってるから」

ラクシャータ「さっきみたいに感情バリバリって、変だと思わなぁい?」

カレン「…そう言われればそうかも」

スザク「そもそも、あんな行き当たりばったりみたいなタイプじゃないよね」

ラクシャータ「…たぶんこれねぇ」

スザク「サクラダイトの調査ですか?」

カレン「…ねぇ、このフェネットって人…」

スザク「フェネット?どこかで聞いたような…」

カレン「何言ってんのよ、シャーリーもフェネットでしょ!」

スザク「あ!そうだった!」

ラクシャータ「なるほどぉ、…って、まだ残ってるの?」

ロイド「近隣住民には避難勧告が出ていたはずだけど…」

ラクシャータ「…何か変よぉ、この調査」

ラクシャータ「そもそも、作戦区域内にまで平然と許可下りてるしぃ」

ロイド「なんだって?」

カレン「…」グッ

スザク「…」ポン

カレン「…スザク?」

スザク「君が今からやろうとしていること、僕も混ぜてくれないか?」

カレン「…いいの?真面目な軍人なんでしょ?」

スザク「だからこそさ」

スザク「大義のため、命令のために少数を切り捨てることは、僕には出来ない」

カレン「…ちょっと、あんたのこと誤解していたかもね」

スザク「そうかい?」

カレン「ええ」

カレン「もっといけ好かなくて、融通の効かない奴だと思ってた」

スザク「…こりゃあ手厳しい」

ロイド「ラクシャータ、その件について…」

スザク「ロイドさん」

ロイド「なんだい?今忙しくて…」

カレン「あたしたち、行くところができました」

ロイド「だぁかぁら、許可しないってば!」

スザク「はい、聞きました」

カレン「でも行きます」

ロイド「はぁ?」

カレン「行くわよ、スザク」

スザク「ああ」

ロイド「ちょ、ちょおっと…」

カレン「あたしたちにも、できることがあります」

スザク「あ、ちゃんと戻ってきたら反省するので」

ロイド「だから、そういう話じゃないんだってぇ!」

スザク「さ、カレン、行くよ」

スザク「全力全開じゃないと、ルルーシュに追いつけないし」

カレン「あんたに言われなくても、そのつもりよ!」ヒュイィィイン

スザク「meブースト…」

カレン「紅蓮弍式、カレン、行くわよ!」ギュイン

スザク「ランスロット、発進します!」ギャルルルルル

ロイド「ちょ、待ってぇ!」

ラクシャータ「…ありゃりゃ、行っちゃったわねぇ



ラクシャータ「…間に合えばいいんだけどぉ」

ロイド「無茶だよ!あの子達が到着する頃には、全部土の中だって…」

ラクシャータ「…そうよねぇ」カタカタ

ラクシャータ「そんなのムカつくわよねぇ」

ロイド「今度はどうしたのさぁラクシャータ」

ロイド「そんな旧式のデバイスずっと弄って」

ラクシャータ「決まってんでしょ、しかえしよ」

ラクシャータ「…あたしの発明をこんな形で穢してくれた奴に、ね」

ロイド「はぁ!?」

ほぁっ!?とかのが良かったかな?

まだ続きなので、なんとか違和感をなくすようにします。

もう少し待ってほしい。

ロイド「あのねぇラクシャータ」

ロイド「そりゃあ僕だって技術者やってて長いから」

ロイド「気に入らない使い方をされたこともあるし、実際それから逃げてここに居るけどぉ」

ロイド「今はあの子達を連れ戻したり、ほかにも…」

ラクシャータ「どうせ、今は何を言っても聞かないわよぉ」

ラクシャータ「…昔のあんたみたいな目、してたし」

ロイド「僕?」

ラクシャータ「…超頑固ものの目!」

ラクシャータ「あたし、立ち直りが早いのが長所なのよぉ」

ラクシャータ「あいつらも、バカじゃないし」

ラクシャータ「むざむざ死んだりしないわよぉ」

ロイド「でも…」

ラクシャータ「さあて、尻尾を掴むわよぉ」

ロイド「何をするつもりぃ?」

ラクシャータ「決まってるでしょ」

ラクシャータ「侵入してやんのよぅ、敵さんの本体に」

ロイド「そんな旧式でどうするつもりさ」

ラクシャータ「ふふん、こっちに関しちゃああんたには負けないのよぉ」

ラクシャータ「それにぃ」

ラクシャータ「使い慣れてる方が、作業もはかどるからねぇ」カタカタ

ルルーシュ「…くっ、やはり速度が…」

ai「サンドボード、耐用速度を大幅に超過しています」

ai「即時減速、およびメンテナンスの必要性あり」

ルルーシュ「分かっている、いいからそのまま続けろ」

ai「了解」

ルルーシュ「…装置の敷設位置から考えて、調査団の所に被害が及ぶのは…」

ルルーシュ「…いや、まだ間に合う」

ai「警告、これ以上は機体および補助パーツに致命的な損害を与える可能性があります」

ルルーシュ「…それでもいい!今はただ急げ」

ルルーシュ「…cc、俺はやってやるぞ…」

ルルーシュ「くだらない理想を、貫いてやる」

~ナリタ連山 解放戦線本部~

兵士「報告します!」

兵士「紅蓮壱式武装、主要範囲の破壊を達成できず」

兵士「現在のところ、敵軍に目立った損害を与えるに至りません」

片瀬「ぐっ…なんたることか…」

???「あーあ、せっかくお膳立てしてやったのに」

???「結局、無能はこの程度かぁ」

片瀬「ぬっ!貴様、私を馬鹿にしているのか!」

マオ「そりゃあそうでしょ」

マオ「失敗だったなぁ、こんな片田舎まで出向いたのに」

片瀬「元はと言えば、貴様の持ってきたあの装置は悪いのだ!」

マオ「おっと、そこで僕に責任押し付けちゃう?」

マオ「さっすがぁ、クズは言うコトが違うよねぇ」

片瀬「なんだとぉ!」

>>624
ほぁっ!?だとルルーシュっぽい
個人的にははぁ!?でも別に違和感ないけど

>>634
ほぁっ!?だとルルーシュっぽい

で納得してしまった。

普通の「は?」にあの気の抜ける語尾感ではぁ↓?と言う感じのイメージです。

それでは、続きかきます。

マオ「まぁ?僕の目的はだいたい達成できたから」

マオ「あとは君たち次第だけどね」クルン

片瀬「待て!」

マオ「何だい?僕はもうここから出ていくよ」

片瀬「黙って行かせると思ってか!」

マオ「ええー、面倒なこと考えないでよ」

マオ「言っておくけど、僕に切りかかっても当たらないよ?」

片瀬「ぬう、また面妖な術を…」

マオ「…ギアスはそんなものじゃないけど」

マオ「それより、いいのかなぁ?」

マオ「そろそろブリタニアの奴ら、態勢立て直しちゃうよ」

片瀬「くっ…」

マオ「自分のことを心配する方が大事だろう?」

マオ「そのドス黒い感情、本当に嫌になっちゃうよ」

マオ「それじゃ、お互い頑張って生き残ろうねぇ」スタスタ

兵士「よ、よろしいのですか…?」

片瀬「…捨て置け!どのみち奴にもう用はない!」

兵士「は、はっ!!」

マオ「…まったく、ああ言うやつには反吐が出るね」

マオ「自分のことしか考えてないし、余裕が無いのバレバレ」

マオ「僕みたいに、ccへの愛で動く人間には、理解できないね」

マオ「やっぱり、こんなゴミ溜めみたいな世界、ccにはふさわしくないよ」

マオ「また、あの穏やかな日常に帰るんだ、僕と一緒に…」

マオ「…ふふふ、そのための鍵は、もう僕の手の中にあるんだから」

マオ「ああ、cc、cc、cc……」ブツブツ

ルルーシュ「…あれか!!」

ai「サンドボードに致命的な破損」

ai「緊急パージします」バキィンッ

ルルーシュ「ふっ…はあっ!!」ギャルルルル

ルルーシュ「よし、まだ行ける…!」

ルルーシュ「そこの民間人!話を聞け!」

フェネット「おお!!軍のナイトメアか!」

ルルーシュ「お前たちを助けに来た、落ち着いて行動してくれ」

フェネット「あ、ああ、了解した」

フェネット「ただ、全員が動けるわけじゃない!」

フェネット「先ほどの地震で怪我をした者もいるんだ」

ルルーシュ「…必ず助ける、俺を信じろ」

マオを見てるとちょっと特殊だったとはいえ正直c.c.に子育ては無理かなと思ってしまう…

カレン「紅蓮弐式、カレン、行くわよ!」
ガンダムやんwww

>>642完全に私の想像というか、このssでの設定みたくなりますけど

ccのマオに対する態度は哀れみ>愛情だと思っています。

子供関連が出るか分かりませんが、基本的にccはいい母親になれると思います。

マオに過去の自分を投影しているというのも、話としては広げられそうですが。

もう少ししたら書きます。

>>643何故か書いている時にルナマリアが出てきてしまい、他に思いつきませんでした。

そもそもスザク以外は発進シーン殆どないアニメなので、許して下さい。

ルルーシュ「全員、車に乗り込んでくれ」

ルルーシュ「怪我人は固定し、それ以外はどこかに掴まって身を守る姿勢を取るんだ」

フェネット「わ、わかった」

ルルーシュ(車輌は二台、運んで逃げるのは難しそうだ)

ルルーシュ(とにかく、プロトでかばい切るしかない)

どおんっ…………

ルルーシュ(くっ、やはりこちらにも設置されていたか…)

ルルーシュ「来るぞ!」

ルルーシュ(大丈夫だ、止められる)

ルルーシュ(絶対に、俺の目の前で人が死ぬことなど許さない…!)

ごごごごごご…

ルルーシュ(やはり、恐ろしい規模だ)

ルルーシュ「ai、全武装をアクティブに!」

ai「全武装アクティブ」

ルルーシュ「…ミサイルを指定区域に全弾発射!」

ai「了解、カウント3、2、1、発射」

ai「命中、土砂の勢力2%ダウン」

ルルーシュ(たった2%…)

ルルーシュ「次弾装填、続けてヴァリスの発射準備!」

ai「警告、ミサイルとヴァリスの同時使用は想定されていません」

ai「反動制御に失敗する恐れが…」

ルルーシュ「そっちは俺がやる、構わず続けるんだ!」

ai「了解、ヴァリス発射準備」

ai「ミサイルポッド、残弾数0」

ai「追加エナジーフィラーの残エネルギー危険域に達します」

ルルーシュ「土砂崩れの勢力はどうなった!」

ai「当初の60%ほどまで減衰」

ルルーシュ「プロトで防ぎきれるか?」

ai「大破確率99%」

ルルーシュ「くそっ!!!!」

ルルーシュ「プロトのエネルギーを、ブレイズルミナス分以外全てヴァリスに回せ!」

ルルーシュ「冷却時間もいらん、撃ち続けろ!」

ai「警告、ヴァリスの連続使用は…」

ルルーシュ「分かっている!やるしかないんだ!」

ルルーシュ(ダメだ、間に合わない…)

ルルーシュ(どうする、まだ俺だけなら、いや、一つの車輌分なら運んで逃げられるかもしれない…)

ルルーシュ(そうだ、目的はシャーリーの父親、そちらだけでも…)

ルルーシュ「…っ!!」バシッ

ルルーシュ(何を馬鹿な!弱気になってどうする!)

ルルーシュ(考えろ、この状況を打開する会心の策を)

ルルーシュ(ヴァリスはもう撃てない、ミサイルも残っていない)

ルルーシュ(あと二分もすれば、土砂はここを埋めつくすだろう)

ルルーシュ「…諦めるしか、ないのか…?」

ルルーシュ「俺は、ここで死ぬ?」

ルルーシュ(まだ、やるべき事が山のように残っているのに)

ルルーシュ(それに、俺が死んだらナナリーは、ccはどうなる…)

ルルーシュ(死にたくない、死にたくない、死にたくない…)

ルルーシュ「…死んで、たまるか!!」

ルルーシュ「生き残る、生き残って、必ず全員で帰る!」

スザク「あちゃー、こりゃあ酷いね」

ルルーシュ「!?スザク!!」

カレン「大体想像つくけど、なんで巻き込まれる前にそんなボロボロなのよ」

ルルーシュ「カレン!」

ルルーシュ「何故ここに…」

スザク「だって、ルルーシュが困っているからね」

カレン「シャーリーのお父さんがいるんでしょ?」

カレン「水臭いじゃない、あたしたちだってシャーリーの友達なんだから」

スザク「僕は、民間人を守る軍人さんだからね」

カレン「それはあたしもルルーシュもでしょ」

スザク「ああ、そうだった」

ルルーシュ「い、今すぐここを離脱してくれ」

ルルーシュ「うしろの車に全員乗っている」

スザク「ルルーシュはどうするのさ」

カレン「警告音、気付いてないわけ?」

カレン「エナジー、殆ど残ってないんでしょ?」

ルルーシュ「俺はなんとかする!」

ルルーシュ「このままでは、全員まとめてあの世行きだ」

スザク「ははは、ルルーシュは馬鹿だなぁ」

ルルーシュ「お前には言われたくない!」

カレン「はいはい、もう話してる時間ないわよ」

カレン「あのね、あたしたちはあんたを助けにきたのよ?」

スザク「もちろん、皆で助かる予定しかないよ」

ルルーシュ「どうやって…」

ルルーシュ「ランスロットと紅蓮の武装では、到底…」

カレン「結構不測の事態に弱いやつね」

カレン「ま、そこで待ってなさい」キュイィィィイン

スザク「ナイトメア乗りの先輩として、いいところ見せないと」ブゥゥゥン

スザク「カレン、頼むよ」

カレン「あんたに言われなくても!」ズンッ

ルルーシュ「お前たち、まさか…!」

カレン「壱式にできる事が、弍式にできないわけないでしょ!」

カレン「行くわよ、輻射波動!」ヒュゥン

スザク「いけたかな?」

カレン「多分大丈夫」

カレン「さ、仕上げよスザク」

スザク「よし、ルルーシュのところまで下がっていてくれ」

カレン「ヘマしないでよね」

スザク「…締まらないなぁ、もう」

スザク「くらえ、ヴァリスフルパワー!」ズドォン

ルルーシュ「…そうか!」

カレン「これで、簡易堤防の出来上がりね」

カレン「輻射波動で地盤を緩め、ヴァリスで吹き飛ばす」

スザク「この溝で、だいぶ勢力は弱まるんじゃないかな」

スザク「さ、後は残りを防ぐだけだよ」ブゥン

カレン「…あたしもシールド欲しいなぁ」

カレン「ま、輻射波動で防げるけど」

ルルーシュ「…お前たち、凄いな」

スザク「作戦を考えたのはカレンだけどね」

カレン「忘れてるかもしれないけど」

カレン「あんたほどじゃないにしろ、あたしだって結構頭いいんだから」

カレン「ただの脳筋女と思わないで欲しいわね」

スザク「凄い脳筋女だもんね」

カレン「喧嘩売ってんのか!」

スザク「あれ?褒めたのに…?」

ルルーシュ「…来るぞ!」

スザク「おっとっと、集中集中」

カレン「スザク、あんただけは後で折檻だからね」

ごごごごごご…

ルルーシュ「車を庇ってくれ!プロトの装甲が一番堅い」

ルルーシュ「正面は引き受ける」

カレン「そうそう、そうやって命令してんのがお似合いよ」

スザク「こっちは心配いらないよ」

ルルーシュ「…スザク、カレン」

ルルーシュ「…おかげで助かった、礼を言う」

カレン「それは、切り抜けてから言って欲しいわね」

スザク「後で何か奢ってくれれば、チャラにするよ」

カレン「がめついんだから、まったく」

カレン「今度から、素直に頼りなさいよ」

カレン「始まりは不本意でも、今じゃ同僚で、仲間なんだから」

ルルーシュ「…ああ、そうする」

スザク「…………」

スザク「終わった、かな」

ルルーシュ「各機、損害はないか?」

カレン「無事よ、調査の人たちもね」

フェネット「た、助かった、のか…?」

スザク「はい、もう大丈夫ですよ」

カレン「次が来ないうちに、さっさと戻りましょう」

カレン「車、動くわよね?」

フェネット「はい、問題ないと思います」

フェネット「助かりました!何とお礼を言えば…」

スザク「お礼ならルルーシュに言って下さい」

フェネット「ルルーシュ、さん?」

スザク「最初にここに来たナイトメアのパイロットです」

スザク「とにかく、話は後で」

スザク「さ、こっちです」ギャルルル

カレン「プロトはあたしが連れてってあげる」

ルルーシュ「すまない、エナジーが完全に尽きた」

カレン「気にすることないわ」

カレン「あーあ、帰ったら絶対お説教だろうなぁ」

スザク「ルルーシュも、一緒に怒られるんだよ?」

ルルーシュ「…その程度で人が助かるなら、構わんさ」

カレン「そりゃそうね」

カレン「良かった、ルルーシュが死んだなんて、ccに話せるわけないし」

カレン「あんまり無茶するんじゃないわよ」

ルルーシュ「…すまない」

スザク「二人とも、置いていくよー?」

カレン「はいはい、今行くから!」

~特派トレーラー~

セシル「はい、こちらのパイロットが、ええ…」

セシル「そのまま返していただいて、…はい、了解しました」

セシル「ロイドさん、三人とも無事みたいです」

セシル「じき、こちらに戻ってくると思います」

ロイド「そ、分かったよぉ」

セシル「素直に喜んだらどうです?」

ロイド「喜ぶ?僕がぁ?」

ロイド「ざぁんねんでしたぁ、そんなことで喜んだりしませぇーん」

ロイド「それより、ラクシャータ、君だよ」

ラクシャータ「何?今忙しいのよぉ」カタカタ

ロイド「いけそう?」

ラクシャータ「まぁね…」

ラクシャータ「よし、掴んだ」

とりあえずここまで。

この辺りの流れが書きたくて始めたから、僕満足。

ここから徐々にルルccにもどしつつ、マオにシフトしていければと思います。

マオ嫌いでも見てね。マオは書きやすいから、私は結構好きなんですけど。

先の展開を予想しつつ、答え合わせみたいに楽しんでもらえればと思います。流れ自体は本編に即しているので。

それでは、また夜か、明日か、書ける時に書いていきます。

じゃあのノシ

この調子だとpart3行きそうだねー

>>665実は、ここまで書いても想定した流れのやっと半分なんだぜ…?

つまり…ガクガクブルブル

しかも、r2まで考えちゃったテヘペロ

みんな、頑張ってついてきてくれるか、この辺りで諦めるかした方がいい。うん。

もともとのシナリオが練られているぶん、壊すまでの説明に手間取るから長くなるんです。

これからも原作ブレイクしていくので、覚悟をしておくといいかもしれません。

それでは。一応夜書けそうです。

おはようございました。

早速はじめていきましょう。

ラクシャータ「さぁて、懺悔の時間よ子猫ちゃん」

ラクシャータ「言っておくけど、容赦するつもりはないからねぇ」

ラクシャータ「ふふん、ふふん」カタカタ

ロイド「…うわぁ」

セシル「どうしたんですか、ロイドさん?」

ロイド「いや、ラクシャータがあのモードに…」

ラクシャータ「うひひひひひひ…」カタカタ

セシル「な、なんで放っておいたんですか!」

セシル「ああなると、しばらく戻ってきませんよ!?」

ロイド「いや、さっきまで普通だったんだよぉ」

ロイド「いやぁな感じがする…」

セシル「そもそも、今何やってるんですか?」

ロイド「ああ、敵さんにクラッキングだってぇ」

セシル「ええ!?」

~解放戦線本部~

片瀬「ええい!まだ終わらんのか!」

兵士「ここまで敵方の復帰が早いとは想定外だったので…」

兵士「もうすぐ終わります、少将もお車の方へ」

片瀬「…ぐっ、何もかもうまくいっていたというのに…」

片瀬「あの男のせいで…」

兵士「こ、これはなんだ…!!?」

片瀬「なんだ!報告しろ」

兵士「ナリタ連山のハッチ…いえ、それだけでなく」

兵士「恐ろしい速度で操作系統を奪われています!」

片瀬「何だと!?」

兵士「ダメです、完全にシステムを掌握されました!」

兵士「ナイトメアの方も、接続中だったものは…」

片瀬「離脱経路はどうなっている」

兵士「……操作不能です」

片瀬「メインシステムを落として手動に切り替えろ!」

兵士「その操作も出来ないんです!」

片瀬「それでは、この山に閉じ込められた、ということか…!?」

兵士「そ、そうなります…」

兵士「少将!なにやらメッセージがあります」

片瀬「犯人からか?」

兵士「は、はい」

片瀬「内容は?」

兵士「読み上げます……報いを、受けなさいな、と」

片瀬「報いだとぉ…ふざけおって!」

片瀬「もういい、ここは放棄する」

片瀬「総員ナイトメアと車に乗り込め」

片瀬「内側からハッチを破壊して脱出を試みる!」

兵士「りょ、了解!」

片瀬(集めたサクラダイト、あれがあればいくらでもやり直しはきく)

片瀬(この片瀬がいることこそが、解放戦線にとって、日本にとって重要なことなのだ…!)

~ナリタ連山 山腹~

コーネリア「ギルフォード、損害はどのくらいだ」

ギルフォード「幸い、部隊の方には土砂崩れが起きませんでしたので」

ギルフォード「物資はいくつか流されてしまいましたが、人的被害はありません」

コーネリア「そうか…」

ギルフォード「報告では、例の特派が何がしかの貢献をした、と」

コーネリア「特派が?」

ギルフォード「はい、詳しくはまだわかりませんが」

ギルフォード「民間人の救出も彼らによるものだそうです」

ギルフォード「これは勲章を与えなくてはなりませんかな」

コーネリア(…なんと、やはり私の弟…)

コーネリア(さすがはマリアンヌ様の血を引くだけはある…)

コーネリア「そちらの報告は後で受けよう」

コーネリア「それより、早く態勢を立て直せ」

ギルフォード「は、了解いたしました!」

~ナリタ連山 脱出用通路~

片瀬「どうだ、行けそうか?」

兵士「は、何とかなるかと」

兵士「破壊が終わり次第、散開して強行脱出をします」

片瀬「それでいい」

片瀬(ここは一旦引くが、次はこうはいかんぞ、ブリキ人形どもめ)

片瀬(正義の体現者として、再び戦線を率いる)

片瀬(こちらには旗頭の藤堂も残っている、まだだ、まだ終わらんよ…)

兵士「あ、今ハッチの破壊が終わったようです!」

片瀬「よし、出撃だ!」

???「そういう訳にはいかんな」

片瀬「な、何奴!!?」

キューエル「私の名はキューエル・ソレイシィ」

キューエル「誇り高き純血派メンバーである」

キューエル「貴様らは完全に包囲されている、大人しく投降するのだな」

片瀬「くっ…」

キューエル「言っておくが、これはいわば憐み、温情と言うやつだ」

キューエル「貴様らが少しでも余計な動きを見せれば、即座にそこのナイトメアともども瓦礫の中に葬る用意がある」

キューエル「どうかな?指揮官として、賢明な判断を期待する次第であるが」

片瀬「…なんと、このような…」ガクッ

キューエル「よし、全員ひっとらえろ」

キューエル「内部も捜索だ、一人も逃してはならん」

キューエル(しかし、退避経路の推測は正しかったということか)

キューエル(ランペルージという少年、なかなかやるではないか)

~回想~

ルルーシュ「キューエル卿、これを」

キューエル「何のデータだ?」

ルルーシュ「私が推測した脱出経路図です」

ルルーシュ「この付近は、装置が少なく、意図的に道を作った形跡があります」

ルルーシュ「どこかに、カムフラージュされた脱出路のようなものがあると考えられます」

キューエル「…そんなものを、なぜ私に」

キューエル「自分で発見したのだ、手柄を独り占めすれば、昇進もありうるぞ」

ルルーシュ「今の私には、やらなくてはならないことがあります」

ルルーシュ「キューエル卿の発見と言うことで構いません、使ってください」

ルルーシュ「それでは、急ぎますので!」ギャルルルル

キューエル「…」

~回想終わり~

キューエル(なるほど、ジェレミアが入れ込むわけだ)

キューエル(私の部下にも欲しいところだが…)

キューエル(…いや、考えるまい)

キューエル(私のすべきことは、どうやら本国にこそあるようだな、ジェレミア)

キューエル(死ぬんじゃないぞ、貴様にも、まだやるべきことは山ほどあるのだから…)

~総督専用車輌内~

ユーフェミア「お姉様、状況は終了したようです」

ユーフェミア「部隊に被害はなく、首謀者含め敵方にも死者はおりません」

ギルフォード「これは、本国でも高く評価されることでしょう」

コーネリア「私は何もしていない」

コーネリア「それより、特派はどうなった?」

ギルフォード「現在、付近の捜索活動中です」

コーネリア「捜索活動?」

ギルフォード「行方不明ですから、ジェレミア卿が」

ユーフェミア「…結果次第では、彼が唯一の犠牲者、ということに…」

コーネリア「…そうか」

~山腹~

スザク「…、こっちには何もないよ」

ルルーシュ「分かった、次はこのポイントを頼む」

スザク「了解」

カレン「ルルーシュ、これって装置の破片よね?」

ルルーシュ「…ああ、間違いない」

カレン「このあたり、さらに詳しく調べてみるわ」

ルルーシュ「…まだ見つからないのか…」

カレン「ルルーシュ…」

ルルーシュ「いや、まだ見つかっていないんだ、探す手を止めるわけにはいかない」

スザク「大丈夫、ジェレミア卿は強い人だから」

ルルーシュ「…ああ」

ラクシャータ「ふーん、そっちはどうにかなったのねぇ」

ラクシャータ「もともと不和があった?だからこっちも切羽詰ってたってわけかぁ、納得」

ラクシャータ「ルルーシュ?大丈夫よ、元気してるわ」

ラクシャータ「…ええ、うん、残念だけどぉ、いるわよぉ」

ラクシャータ「ジェレミア、まだ見つかってない」

ラクシャータ「…たぶん、もう…」

ラクシャータ「…オーケー、また連絡入れるわ」

ラクシャータ「じゃあね、cc」ピッ

~特派トレーラー~

ロイド「…それで、これがジェレミア?」

ルルーシュ「…コックピットブロックのみ発見されました」

ルルーシュ「おそらく、機体内部の損傷により、強制排出されたものでしょう」

ルルーシュ「かなり麓まで流されていました」

ルルーシュ「コックピット内も熱でドロドロに…」

ロイド「なるほどぉ、ジェレミアもそれに混じっちゃったってことかぁ…」

ロイド「まったくぅ、約束したのに、これじゃあナイトメアとは言えないよぉ…」

ロイド「…」バンッ

セシル「!?ロイドさん、手が…」

ロイド「…馬鹿が!ちゃんと言ったのに!!」

ロイド「返せって、ちゃんと言ったのに…馬鹿、本当に馬鹿な奴だよ、ジェレミア…」

セシル「ロイドさん…」

ルルーシュ「…失礼しました」

セシル「ルルーシュ君…」

カレン「…ルルーシュ」

ルルーシュ「カレンか、どうした?」

カレン「あ、その…」

カレン「大丈夫?」

ルルーシュ「何がだ?」

カレン「あの、…ううん、何でもない」

カレン「残りの作業やっておくから、シャーリーのところに行ってあげてよ」

ルルーシュ「…知っていたのか」

カレン「シャーリーに、服の相談とかされたし」

カレン「ルルーシュも、少しは気分を晴らさないと、ね」

ルルーシュ「…お言葉に甘えることにするよ」

ルルーシュ「それじゃ…」

カレン「…」

スザク「あれ、ルルーシュは?」

カレン「帰らせたわ、残りはあたしらでやりましょう」

スザク「…そうか」

カレン「あいつ、人が死ぬのに慣れてないから」

カレン「あたしみたいにレジスタンスに居たわけでもない、あんたみたいに根っから軍人でもない」

カレン「それに、死んだのが懐いてたジェレミア卿とくれば、ショックを受けないわけないわよ」

スザク「そうだね」

スザク「それ、運ぶの手伝うよ」

カレン「ええ、お願い」

スザク「ルルーシュ、乗り越えられるだろうか」

カレン「…それこそ、あいつ次第よ」

~某所~

バトレー「…ふぅ、なんとか逃げられたな」

研究員「まさか、研究所が土砂で埋もれるとは…」

バトレー「まったくだ、たまらんよ」

研究員「幸い、研究成果は運び出せました」

研究員「それに…」

バトレー「そうだな」

バトレー「偶然ではあるが、実験体も手に入ったしな…」

ジェレミア「…」

バトレー「…さっさと実験を再開するのだ」

バトレー「我が君を待たせるわけにはいかん」

研究員「了解です、将軍」

ちょっとキリが悪くなりそうなんで、一旦切ります。

藤堂さんは、後できちんと出てくるので、安心してください。

それでは、また後でお会いしましょう。

おやすみなさい。

~公園~

シャーリー「いっけない、遅くなっちゃった…」

シャーリー「まさか、お父さんが事故に遭うなんて…」

シャーリー(無事だったからいいけど、心配しちゃたよ)

シャーリー「あ、ルルーもう来てた……どうしたの?」

ルルーシュ「やあシャーリー」

シャーリー「それ、軍服でしょ?お仕事だったの?」

ルルーシュ「…いや、もう終わったよ」

シャーリー「そう?じゃあなんで…」

ルルーシュ「実は、体調が優れなくて」

ルルーシュ「悪いんだけど、予定をずらしてもらえないか?」

シャーリー「え?ああそれは別にいいんだけど…」

シャーリー「ルル?本当に顔色悪いよ?」

ぽつ……ぽつ…

シャーリー「あ、雨…」

シャーリー「傘持ってきてないや、とにかく雨宿りを…」

ルルーシュ「…はは、シャーリーはおっちょこちょいだな」

ルルーシュ「今日は雨が降るかもしれないって、ニュースでも言っていたぞ」

ルルーシュ「この傘、使ってくれ」

シャーリー「え?でもルルは…?」

ルルーシュ「いいんだ、家も近いし…」

シャーリー「そっか、今はクラブハウスじゃないんだもんね」

シャーリー「……ねえ、ルル」

ルルーシュ「…なんだ?シャーリー」

シャーリー「…泣いてるの?」

ルルーシュ「…はは、そんなわけ、ないだろ?」

ルルーシュ「雨が降っているから、そう見えるだけさ」

ルルーシュ「すまないシャーリー、埋め合わせは、必ずするから」

ルルーシュ「…それじゃ」タッタッタ

シャーリー「あっ…」

シャーリー「…ルル…」

逆になってる…

~アパート~

咲世子「今回の作戦、うまくいってよかたですわね」

cc「藤堂が、物分りのいい男で助かったよ」ズズッ

cc「片瀬と藤堂は、以前にも方針で対立していたそうだ」

cc「片瀬としても、求心力は藤堂にあることを理解していたからだろう」

咲世子「組織を率いる者として、それ以上に信頼される者がいるのは、あまり好ましい状態ではありませんね」

cc「仕方のないことだ」

cc「…あの装置、出処を調べておく必要がありそうだな」

咲世子「輻射波動の、ですか」

咲世子「さっそくキョウトに問い合せますか?」

>>703え?どこ?

あ、展開がか、びっくりした…

cc「…いや、そこはルルーシュに話してからにするよ」

cc「それに、キョウト側は意図的にこの情報を隠蔽していた可能性もある」

咲世子「…スパイ?」

cc「可能性は捨てきれんな」

cc「おそらく、設計段階のものをどこからか入手したのだろう」

cc「ラクシャータにも確認した、あそこまで実用に足るものではなかったと」

咲世子「なるほど、キョウト製ではないということですか」

cc「ああ、その線で調べるほうがいいだろう」

cc「誰かが関与しているはずだ」

咲世子「そちらの調査は、私が行うほうがいいですね」

cc「探りを入れる程度でいい」

cc「少しつつけば、向こうから出てくる」

cc「あくまでも、本格的に動くのはルルーシュに話を通してからだ」

咲世子「随分とルルーシュ様を大切にされるのですね」

cc「もともとあいつが始めたことだ」

cc「私たちはサポートしてやるほうがいいんだよ」

咲世子「…左様でございますか」

咲世子「スパイの件、少々調べてみましょう」

咲世子「ねずみが出た場合は?」

cc「騎士団として制裁名義で引渡しを要求すればいい」

cc「取り調べるのは、私とお前、それでいいだろう」

咲世子「…了解しました、影のゼロ様」

cc「なんだ、その言い方は」

咲世子「おや、ちょっとしたお茶目のつもりでしたが」

咲世子「お気に召しませんか?」

cc「いや、気になっただけだが」

咲世子「わたくしも、cc様も、いわばルルーシュ様の影」

咲世子「いえ、cc様は光でもありますが」

cc「…?いまいち要領を得ないな」

cc「つまり、何が言いたい」

咲世子「そうですわね」

咲世子「ルルーシュ様のこと、きちんと、よろしくお願いしたいと」

cc「?」

咲世子「cc様、最近ルルーシュ様とうまくやっていますか?」

cc「は?いきなり何を…」

咲世子「ルルーシュ様は、ああ見えて結構打たれ弱いんです」

咲世子「ジェレミア様のことは、わたくしも聞きました」

咲世子「きっと、深く傷ついていらっしゃることでしょう」

cc「…まあ、そうだろうな」

咲世子「そこで、cc様にはそんなことを忘れさせるような、こう、思い切った行動をですね…」

cc「はあ!?私に何をさせるつもりだ」

咲世子「年頃の男の子をめろめろに、これはcc様に出来ることは決まっています!」

cc「咲世子!真面目な話をしていたのに、いきなりすべてをぶち壊すんじゃない!」

咲世子「おや心外な、わたくしはいつでも本気です」

cc「なお性質が悪い!」

咲世子「と、に、か、く」

咲世子「ルルーシュ様を慰めて差し上げられるのは、いまやcc様だけ」

咲世子「ルルーシュ様は、ナナリー様には決して、そうした面を見せられない方ですから」

cc「そこだけなら、まあなんとなく同意しそうにはなるが…」

咲世子「…ルルーシュ様にとって、おせっかいなほどに面倒をみたり、気にかけてくれる人間は、多くありませんでした」

咲世子「いえ、わたくしの見る限り、皆無といっても差し障りありません」

咲世子「おそらく、ルルーシュ様は…」

cc「…はぁ」

cc「分かったよ」

cc「とにかく、お前が心配していることはよーくわかった」

咲世子「おお、それでは!!」

cc「だが、そんなことは私とルルーシュの問題だ」

cc「お前はおとなしく、ナナリーのところに帰れ」ゲシッ

咲世子「ああ、ご無体な…」

cc「…私だって、そのくらいわかっている」

cc「心配はいらん、いつもの通り、うまくやるさ」

咲世子「頼みますよ?」

cc「ふん、私を誰だと思っている」

咲世子「そうでしたわね」

cc「それより、ナナリーの警護、いっそう真剣に頼む」

cc「嫌な感じがするんだ、ナナリーは自衛できんからな」

咲世子「もちろん、そちらは万全です」

咲世子「本来、それこそがわたくしの使命、初めてルルーシュ様に頂いた指令」

咲世子「ナナリー様には、何人たりとも、指一本触れさせぬよう、警戒しております」

cc「今は、どうなっている?」

咲世子「現在、ナナリー様はミレイ様と会食中です」

咲世子「わたくしの手の者が、ミレイ様を含め20人体制で警護しております」

cc「それなら、心配はないか…」

咲世子「…む、これは…」

cc「どうした?」

咲世子「ルルーシュ様がお帰りです」

咲世子「この足音、おそらく雨に濡れていらっしゃる」

cc「…毎度のことながら、お前はすごいな」

咲世子「篠崎流の秘技です」

咲世子「ともかく、わたくしは退散いたしましょう」

咲世子「cc様、ご武運を…」シュタッ バッ

cc「…一体何の武運だ、何の…」

cc「お、本当に帰ってきたか」

ルルーシュ「…」

cc「お帰り、ルルーシュ…」

ルルーシュ「…」ガバッ

cc「きゃっ…」ドサッ

cc「な、何をするんだ、い、いきなり…」

cc「思わず変な声が……」

cc「どうした?泣いているのか?」

ルルーシュ「…泣いてない」

cc「まったく、意地っ張り坊やめ」

cc「じゃあ、そのまま顔は見せなくていい」

cc「そのかわり、ドアは閉めさせてくれ」

cc「家に入ろう」

ルルーシュ「…うん」

cc「しかし、これではびしょびしょになるじゃないか」

cc「上着だけでも脱げ、風邪をひく」

ルルーシュ「…」パサッ

cc「じつにシュールな光景だな、ルルーシュ」

cc「私の胸がそんなに恋しいか」

ルルーシュ「…そんなわけ無いだろう」

cc「残念だったな、埋もれるほどなくて」

ルルーシュ「…そんなわけ無いだろう」

cc「さっきとは、少々感じが違うな」

cc「…話してみるといい」

ルルーシュ「…何をだ?」

cc「今抱えているもの全部だ」

ルルーシュ「…ccのことか?」

cc「そういう話じゃない」

cc「あるんだろ?言うことが」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「ジェレミアが、死んだ」

cc「…ああ、聞いたよ」

ルルーシュ「正直、面倒なやつだと思った」

ルルーシュ「特訓だって、俺に向いているとは到底思えなかった」

cc「そうだな」

ルルーシュ「…だが、あいつは色々教えてくれた」

ルルーシュ「ナイトメアの操縦も、随分うまくなった」

cc「…ああ」

ルルーシュ「…俺は、ジェレミアを止めてやれたんだ」

ルルーシュ「簡単だ、あの時、装置の破壊を任せなければよかった」

ルルーシュ「シャーリーの父親のことはスザクとカレンに任せて、俺も一緒に手伝えばよかった」

ルルーシュ「…そうすれば、ジェレミアは、死なずに済んだ」

cc「…それは違うよ、ルルーシュ」

cc「ジェレミアは、多分お前の助力を断っただろう」

cc「あいつは自分の信じるまま、やるべきと決めたことを全うしたんだ」

cc「お前が、それを汚してはいけない」

ルルーシュ「…でも!」

ルルーシュ「まただ、また俺の前で人が死んだ…」

ルルーシュ「ccと契約をした日、そして今日…」

cc「契約の日?一体誰が…」

ルルーシュ「…とにかく、あの時から」

ルルーシュ「俺は、誰が死ぬことも許せないんだ…」

ルルーシュ「どんな悪人も、どれだけ唾棄すべき人格でも…」

ルルーシュ「死んでしまっては、それはただの肉の塊になる」

ルルーシュ「あの、熱のない…重くて、実感のないどろりとした…」

cc「…わかった、もう考えるな」ぎゅっ

ルルーシュ「…cc?」

cc「そんな感覚、思い出さなくていい」

cc「死に、慣れる必要はないんだ」

cc「思い出すな、私の鼓動に集中しろ」

ルルーシュ「鼓動?…」

cc「そうだ、きちんと動いているだろう」

cc「それが、私の生きている最大の証だ」

ルルーシュ「…ああ、聞こえる」

cc「ルルーシュ、人はいずれ死ぬ」

cc「私やお前がどれだけ頑張っても、精々目の前の人間しか、面倒は見切れない」

cc「お前がやろうとしていることは、これからさらに人の死を加速させる」

cc「だが、お前は今のまま、優しいままでいればいい」

cc「その苦しみ、その辛さ、すべて私が受け止めてやる」

cc「…私とお前は、共犯者なのだからな」

ルルーシュ「cc…」

cc「それに、私は死なない」

cc「こんなに近くにいる私は、絶対に死なないんだ」

cc「だから…」

ルルーシュ「…俺は、やはり甘いのか…?」

cc「…ああ、もちろん甘いな」

cc「だが、その甘さは、恥じ入ることではない」

cc「矯正することもない」

cc「ここまでやってきたんだ、どうせならその甘さ、貫いて見せろ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「…分かった、cc」

ルルーシュ「すまない…今日は疲れた…」

cc「…緊張の糸が解けたか…」

cc「咲世子にいろいろ言われたが」

cc「…あれは私の本心だ、何に影響されもしない」

cc「…とりあえず、まずは風邪をひかないようにしなければ」

~ベッドルーム~

cc「…よいしょ…っと」

cc「さすがに、少し重くなったな…」

ルルーシュ「……cc」

cc「ん?起こしてしまったか?」

ルルーシュ「……」スゥスゥ

cc「寝言か、まあさっきのことでも思い出しちるのかな?」

cc「心配するな、一緒にいてやるさ」ソッ

cc「なぜだろうな、随分久しぶりな感じがする」

cc「…涙の跡」

cc「辛かったな」ヨシヨシ

cc「親しい者の死、お前にとっては、もはやトラウマみたいなものだから」

cc「…」

cc「こうなるなら、ジェレミアをお前にけしかけない方がよかったか?」

cc「…私には、わからないよ、ルルーシュ」

cc「…」ナデ

cc「なぜ、お前が平和に暮らせる時代に生まれなかった」

cc「なぜ、マリアンヌの息子に生まれてしまった」

cc「なぜ、世界を壊せるほどの力を得た」

cc「…なぜ、普通に生きて、普通に死ぬことを選ばなかった…」

cc「…契約を結んだ私が言うのは、無責任か…」

cc「お前が、そんな風じゃなければ良かったんだ」

cc「もっと冷徹で、割り切っていて」

cc「正攻法でいこうなんて、言わないような人間だったら」

cc「…素直に、ブリタニアを滅ぼすような人間だったなら」

cc「…こんなに、傷つかずに済んだかもしれないのに」

cc「…」ナデナデ

cc「私も、お前のことを…」

cc「……いや、なんでもない」

ルルーシュ「…ん、cc…」

cc「どうした、今度こそ目が覚めてしまったか」ナデ

ルルーシュ「ここは…」

cc「寝室だ」

cc「服をかえるのは、苦労したぞ?」

ルルーシュ「…すまんな、いろいろ迷惑をかけて」

cc「今に始まったことか?」

ルルーシュ「…それもそうだな」

ルルーシュ「…」

cc「どうした?」

ルルーシュ「なんだ、その格好」

cc「仕方ないだろう、今日は洗濯をする時間もなかったし」

cc「お前のおかげで、私のパジャマはびしょ濡れなんだ」

ルルーシュ「…しかし、それはyシャツ一枚じゃないか」

cc「どうだ?ちゃんとお前のを着たんだぞ?」

ルルーシュ「なにがどうだ、だ」

ルルーシュ「そこまでしたなら、俺のズボンでも履けないいじゃないか」

cc「さすがに、ウエストが合わなくてな」

ルルーシュ「…予備の服は?」

cc「洗濯中だ」

cc「それに、私は寝るときに下着をつけない」

ルルーシュ「…それは知っているが」

cc「そうだ、どうせなら女にしかできない方法で慰めてやろうか?」

ルルーシュ「…馬鹿なことを言うな」

cc「ふふん、奥手な坊やだ」

ルルーシュ「ほっとけ」

ルルーシュ「…ほら、これをかけておけ」

cc「?」

ルルーシュ「毛布だ」

ルルーシュ「いくらなんでも、それでは体に良くない」

cc「いや、私は病気になったりは…」

ルルーシュ「…俺の気持ちの問題だ」

cc「…まあ、そういうことなら」

ルルーシュ「…cc」

cc「なんだ?」

ルルーシュ「…その、何をしてくれるつもりだったんだ?」

cc「は?」

ルルーシュ「い、いや、失言だ…忘れてくれ」

cc「…ほほう?」

cc「そうか、お前も男だものなぁ」

cc「期待してしまったか」

ルルーシュ「失言だと言っただろう!」

cc「ああ、確かに聞いたとも」

cc「だが、それで発言がなくなるわけではないがな」

ルルーシュ「くっ…」

cc「心のガードが甘かったな」

cc「そうか、気になってしまうか」

cc「そうかそうか」

ルルーシュ「繰り返すな!」

ルルーシュ「くそっ、なぜあんなことを…」

cc「…ま、それだけ今のお前に余裕がないということさ」

cc「どうする?私は別に構わんぞ」

cc「好きにするといい」

ルルーシュ「…俺は…」

cc「なんだ?私にして欲しいのか?」

ルルーシュ「…いや、いい」

cc「ほう、こんなチャンスも棒に振るか」

ルルーシュ「こういうのは、何か違う」

cc「私では不服か?」

ルルーシュ「そんなことはない」

ルルーシュ「いや、そういう話ではなくて」

ルルーシュ「…とにかく、こういう衝動的なのはダメだ」

cc「これはまた、お堅いことで」

cc「その場だけ楽しんでしまおうとか、そういう考え方はできんのか?」

ルルーシュ「できるか!!」

cc「…まあ、そういう所が私は気に入っているのだがな」

cc「いいさ、私はお前を拒まない」

ルルーシュ「…cc」

cc「…なんだ?意気地なし」ムス

ルルーシュ「お前、なんで怒っているんだ?」

cc「あれだけ直接的に誘って、袖にされた気持ちがわかるか?」

ルルーシュ「いや、しかし…」

cc「ふん、分かっていたさ」

cc「私はもう寝る」

cc「少しは気が晴れただろう、その調子ですぐ立ち直ってしまえ」

cc「…どうしても無理なら、今度こそ無理矢理襲ってやる」

ルルーシュ「おい、なんだそれは…」

cc「何でもない!おやすみ」バフッ

ルルーシュ「わぶっ、枕を投げるな!」

cc「ふん」

ルルーシュ(結局何なんだ…)ポン

ルルーシュ(まあ、さすがに本気で言っていたわけではないだろう)

ルルーシュ(励まし?にしては不器用すぎるが…)チラ

cc「…」

ルルーシュ(忘れられるわけがない)

ルルーシュ(今だって、後悔している)

ルルーシュ(だが、そうだな)

ルルーシュ(俺がこんな風だと、ジェレミアが怒り出すか)

ルルーシュ(いや、怒らずにくどくど文句をつけてくるかもしれん)

ルルーシュ(…俺の正体、知っていたのか、ジェレミアは…)

ルルーシュ(貴方に教わったことは、俺の進む道に有効活用する)

ルルーシュ(先にそっちに行って、見ていてくれ)

ルルーシュ(俺は、俺のできる全てを持って、貴方の生きた証になろう)

ルルーシュ(…さよなら、また会おう)

とりあえずここまで。

特になにもありませんでしたが、随分久しぶりにルルーシュとccを書いた気がします。

良ければ、ほかのメンバーと、ルルーシュの意識の差何かを感じてもらえればと思います。

自分で生きているのを知っている分、なんとなくジェレミアの扱いが軽くなってしまっているようで、そこは残念です。

それでは、また。

おやすみなさい。

ジェレミア卿ネタキャラ化せずにオレンジ漬けになったからおはようございましたしてからギャグキャラ補正無しにこの先生きのこれるか心配だ

そしてふいんきを理由に逃げる安定の童帝思考ルル

>>738まあジェレミアさんにはまた重点置かざるを得ないので、そのあたりはお楽しみに、です。

あと、基本的にこのssはシリアスですよ?書いてる奴の頭がお花畑なだけです。はい。

マオ終了まで、勢いのままに書きたいので、ほかの現行放置してでも書きます。どうかお付き合いを。

また夜に来ます。よろしければ応援を…るるる

c.c.がccに変わってるな

>>742打ちにくいので…

分かればいいんです。はい。

~生徒会室~

ミレイ「さあ、みんなグラスは持ったかしら?」

リヴァル「はーい、全員行き渡りました、会長!」

ミレイ「よろしい!」

ミレイ「それでは、ちょおっと遅くなっちゃったけど」

ミレイ「ジェレミア卿とヴィレッタ卿の特派歓迎会、始めましょう!」

ミレイ「生徒会が主催なんだから、張り切って盛り上がりなさい!」

リヴァル「おー!!」

ナナリー「おー!です」

シャーリー「お、おー?」

カレン「スザク、それジェレミア卿の分だから」

スザク「あ、そっか…じゃあここに置いて…」

ヴィレッタ「…」

ルルーシュ「…」

ニーナ(なにここ怖い…)

ロイド「この料理、美味しいねぇ」

ラクシャータ「あのメイドが作ったんだってさぁ」

咲世子「恐縮です」ペコリ

ロイド「どっひゃー、これ全部ぅ?」

ロイド「世の中、いろんな人がいるもんだぁ」

セシル「私も、何か習おうかしら」

ロイド「ああ、いいんじゃなぁい?」

ロイド「でも、味見は他の子にさせてねぇ」ヒラヒラ

セシル「え?どうしてですか?」

ロイド「あははー、そんなの決まってるでしょお」

ロイド「僕だって、まだまだ死にたくなぁいし…ハッ」

セシル「ロぉイぃドぉさぁん?」

ロイド「ひぃっ!?命ばかりはお助けをぉ!!」ダッ

セシル「待ちなさぁい!」

ラクシャータ「…はぁ、元気ですこと」

シャーリー(ちょっと会長!)

ミレイ(んー?何かなぁ?)

シャーリー(なんで歓迎会をこんな時期にするんですか!)

シャーリー(会長も聞いたでしょう?ジェレミア卿は…)

ミレイ(もちろん、全部聞いてるわ)

シャーリー(それなら…)

ミレイ(…私ね、実際にジェレミアさんには会ったことないの)

ミレイ(でも、丁寧なお手紙は頂いたわ)

ミレイ(それを読んだとき思ったの、この人は本当にみんなのためにこの会を催したいんだなって)

シャーリー(でも…)

ミレイ(いい?これはいわば遺言みたいなものよ)

ミレイ(私は盛り上がる会でヴィレッタさんを楽しませることを頼まれて)

ミレイ(私はそれに応じました)

ミレイ(それなら、どんなことがあっても、私は会を成功させるだけ)

ミレイ(わかる?)

シャーリー(言いたいことは、なんとなくわかりますけど…)

ミレイ(ともかく、暗い顔はngよ)

ミレイ(今だけは全部忘れられるくらい、自分が楽しみなさい)

ミレイ(人が楽しんでいれば、自然と輪に入りやすくなるわ)

ミレイ(クラブハウスより落ち着くでしょ?)

シャーリー(それで、場所をここに変えたんですか?)

ミレイ(ええ、それに、ここの方がクラブハウスより広いもの)

ミレイ(さ、ルルーシュあたりにアタックしなさいな)

シャーリー「え、ええっ!!?」

リヴァル「ん?どうかした?」

シャーリー「う、ううん、なんでもないの!」ブンブン

シャーリー(な、なんで私がルルに…)

ミレイ(そっちも聞いたわよ)

ミレイ(シャーリーのお父さん、ルルーシュのこと気に入っちゃったんだって?)

シャーリー(ど、どこでそんな話を…)

ミレイ(ミレイ会長の情報網を甘く見てもらったら困っちゃうわ)

ミレイ(とにかく、この中で踏み込む要素があるのはあなたくらいなんだから、当たって砕けなさい!)

シャーリー(そ、そんなぁ…)

カレン「…いいの?そばに行かなくて」

cc「ん?私か?」

カレン「かえって不自然じゃない?こんな隅っこでさ」

cc「いいんだよ」

cc「坊やはもう心配ない」

カレン「ルルーシュが?明らかに暗いじゃない」

cc「ああいうのはな、いくら外から言ったってダメなんだよ」

cc「ある程度までは引き上げてやれる、でも」

cc「最後は自分で這い上がるしかないのさ」クイッ

カレン「…あんたそれ、お酒?」

cc「ジンジャーエールさ」

cc「未成年には、これくらいがちょうどいいだろう?」

カレン「…あんたの実年齢なんて知らないし、知りたくもないわよ」

cc「懸命な判断だな、レディに年を尋ねるものではない」

cc「お前はどうなんだ?」

カレン「あたし?」

カレン「…まあ、あたしはルルーシュほど関わってたわけじゃないし」

カレン「それに、今までだって何人も死ぬの見てきたし」

カレン「…心の整理の仕方くらい、嫌でも身についてるから」

cc「お互い、いらない能力ばかり身につくな」

カレン「本当にね」

カレン「スザクもおんなじみたい」

カレン「あいつも、変なとこで折り合い付けてるのよ」

カレン「だから、…うちではルルーシュと…」

cc「付き合いの長いヴィレッタか…なるほど」

カレン「…この前、ゼロに定期連絡取った時にね」

カレン「いつまでここにいればいいのか聞かれたのよ」

cc「ほう、思い切ったな」

カレン「…あたしも、ここに居るままだと変わっちゃいそうでね」

カレン「でね、言われたの」

カレン「お前が必要だと判断するまでいろって」

カレン「四聖剣も来たし、戦力的には余裕があるって」

カレン「…あたし、捨てられちゃったのかな?」

cc「どうしてそうなる?」

カレン「だって…」

cc「おおかた、自分が体よく厄介払いされているとか、そういうくだらないことを考えているのだろう?」

カレン「うっ…」

cc「図星か、底の浅い女め」

カレン「し、仕方ないでしょ!」

cc「お前は、ここに来て何を学んだんだ」

カレン「え?いきなり何よ…」

cc「ゼロがここにお前を置いておくのは、お前に可能性を感じているからだ」

カレン「可能性?」

cc「お前はここに来る前、ブリタニア人全てを憎んでいたな?」

カレン「…うん」

cc「だが、すべてが全て、悪い奴だったか?」

カレン「ううん」

cc「大人っていうのはな」クイッ

cc「…生きるうちに、なんとなく人間を、考えを分類するんだよ」

cc「こいつはこうだから他とは分けよう、とか」

cc「こいつはここがいいから同じだとか」

cc「そうやって無理矢理納得して、日々生きるわけだ」

カレン「そ、そんなのあたしだって…」

cc「話は最後まで聞け、猪娘」ベシッ

カレン「いだっ…」

cc「いいか、自分の側にいる人間のみを認め、他を滅ぼすのは」

cc「断言する、最後に自分が残るまで終わらぬ闘争を生むだけだ」

cc「ある程度許容しないと、人は生きていけない」

cc「だからこそ、お前はここで学ぶ必要があったんだ」

カレン「…憎む相手のこと?」

cc「そのとおり」

cc「真に、自分が悪と認識すべき相手」

cc「それは、ゼロにも、私にも、決めてやることはできない」

cc「お前が、お前の中で決めるしかないんだ」

カレン「…あたし、前もこんな風に注意されたような…」

cc「そう思うなら、お前がまだまだ半人前だということだ」

cc「答えがわかるまで、ここにいればいい」

cc「考えるのをやめるというなら、その時は…」

cc「私が直接手を下してやろう」

カレン「…っ!?」ゾッ

cc「…なんてな」

cc「少なくとも、ゼロはお前のことを不要だとは思っていないさ」

カレン「…何で言い切れるのよ」

cc「考えても見ろ」

cc「もしゼロがお前を不要だと判断しているなら」

cc「素直に報告など受けるか?」

カレン「…音沙汰なく暗殺でもされそう」

cc「ま、そういうことだ」

cc「お前の中のゼロ像はともかく、構ってもらっているうちは妙なところで悩むな」

カレン「あ、あたしには大事なことなのよ!」

cc「…私は花を摘んでくる」

cc「お前も来るか?」

カレン「遠慮するわ」

cc「そうか、それではな…」

カレン「…ほんと、何考えてるのかイマイチ分からないわね…」

スザク「やあナナリー、久しぶり」

ナナリー「その声はスザクさんですか?」

ナナリー「最近は、皆さんお仕事で忙しいようでしたから…」

リヴァル「ほんとほんと」

スザク「うわ、すごい量だね…」

リヴァル「ばーか、ナナリーちゃんの分もあんだよ」

リヴァル「ほい、持ってきたぜ」

ナナリー「ありがとうございます、リヴァルさん」

リヴァル「ま、ルルーシュは今のところグロッキーだし」

リヴァル「復帰するまで、遠慮なく頼ってくれよ」

スザク「そういうことなら、僕のことも頼ってくれて構わないからね」

ナナリー「うふふ、お二人共ありがとうございます」

ヴィレッタ「…」

ルルーシュ「…」

ニーナ「わ、わたし、お水貰ってこよーっと」ソロリ

ヴィレッタ「…いいのか?あいつらのところに行かなくて」

ルルーシュ「ヴィレッタ卿こそ、せっかくのパーティーなんですから、楽しんできたらどうです?」

ヴィレッタ「…生憎、そんな気分にはなれなくてな」

ルルーシュ「そうですか」

ヴィレッタ「私のことは気にしなくていい」

ヴィレッタ「お前の友人たちだろう」

ルルーシュ「…いえ、今はこうしている方が楽ですから」

ヴィレッタ「…そうか」

シャーリー「あ、あのっ」

ルルーシュ「ん?シャーリーか」

シャーリー「ちょ、ちょっといいかな?」

ヴィレッタ「ああ、私のことは気にしなくていい」

ヴィレッタ「少し、風にあたってくるよ」スタスタ

シャーリー「あっ…」

ルルーシュ「気にするな、ちゃんとあとで呼んでくるさ」

ルルーシュ「で?俺に用があるんだろ?」

シャーリー「あ、うん」

シャーリー「お父さんがね、ルルの話をしてくれたの」

シャーリー「ナリト?でお父さんを助けてくれたの、ルルなんでしょ?」

ルルーシュ「ナリタ、な」

ルルーシュ「それに、助けたのは俺じゃない、スザクとカレンだ」

ルルーシュ「俺は何もしていない」

カレン「…はいはい、謙遜しない」

ルルーシュ「カレン」

カレン「真っ先に助けに行ったのはあんたでしょ?」

カレン「素直に言っちゃいなさいよ」

シャーリー「あれ?カレンってそんなキャラだったっけ…?」

カレン「あ、やばっ…」

ルルーシュ「…はぁ、詰めの甘い」

ルルーシュ「シャーリー、カレンは今必死で頑張っているんだ」

シャーリー「頑張る?そのキャラを?」

ルルーシュ「ほら、いつものカレンだと軍ではいろいろ大変なんだ」

シャーリー「あー、確かに大変そうだけど」

ルルーシュ「だから、俺が提案してみたんだよ、せめて話し方だけでも意識的に変えたらどうかってね」

ルルーシュ「そうだろ?カレン」

カレン「そ、そうなの」

カレン「最近、やっと自然になってきて…」

シャーリー「へぇ、やっぱり軍人さんって大変なんだねぇ…」

ルルーシュ(ほら、ボロを出す前に、さっさと行け)

カレン(ごめん、助かったわ)

ルルーシュ(まったく、世話の焼ける…)

ルルーシュ「とにかく、あれは俺だけじゃない、みんなの力があってこそだ」

ルルーシュ「お父さんが無事だったのは本当に良かった」

ルルーシュ「だが、俺個人に何の恩義を感じることもない」

ルルーシュ「俺たちは、民間人を守るのが仕事なんだからな」

ルルーシュ(まあ、厳密に言えば特派の仕事ではないがな…)

シャーリー「うーん、まあそうなのかもしれないけど…」

シャーリー「でも、今度お父さんがうちに連れてきなさいって」

ルルーシュ「いや、そういうのは…」

シャーリー「ダメ、かな?」

ルルーシュ「うっ…」

ルルーシュ「でも、ほら、俺には婚約者もいることだし…」

シャーリー「婚約者…?って」

シャーリー「そ、そういう話じゃなくて!」ワタワタ

シャーリー「じゅ、純粋にお礼を兼ねて、食事でもって…」

ルルーシュ「あ、ああ、それなら…」

シャーリー「ビックリした、…でも、確かにそういう風に聞こえちゃうか…」

シャーリー「ふ、普通に招待したいだけだから!なんならccさんも連れてきていいから!」

シャーリー「それだけ!」タタタ

ルルーシュ「あっ、シャーリー」

ルルーシュ(しまった、いろいろ深読みしすぎてしまった…)

ルルーシュ(…あとでフォローするか)

とりまここまで。

つぎはヴィレッタ編&ネリ姉編。あと、あの人も出てくるかも?

というわけで、しばし待たれよ。

おやすみなさいノシ

おはようございました。

今日もないと思った?残念あります。

はじめませう。

~テラス~

ルルーシュ「ここに居ましたか、ヴィレッタ卿」

ヴィレッタ「もう話は済んだのか?」

ルルーシュ「はい」

ルルーシュ「あまり夜風に当たると、体調を崩しますよ?」

ヴィレッタ「伊達に鍛えているわけではないさ」

ヴィレッタ「…ちょうどいい、少し話さないか?」

ルルーシュ「いいですよ」

ルルーシュ「なんでしょう?」

ヴィレッタ「…もう少し楽にしろ」

ヴィレッタ「それに、呼び名も気に入らんな」

ヴィレッタ「今はプライベートだ、ヴィレッタで構わん」

ルルーシュ「では、ヴィレッタさん、と」

ヴィレッタ「…まあ、そのくらいでいいか」

ヴィレッタ「…単刀直入に聞こう」

ヴィレッタ「ルルーシュ、お前はジェレミア卿が亡くなって、何を思った?」

ルルーシュ「何を、ですか?」

ヴィレッタ「…すまん、言葉が足りなさすぎたか」

ヴィレッタ「少し、聞いていてくれ」

ルルーシュ「はい、どうぞ」

ヴィレッタ「私の家系は、軍人を多く輩出している」

ヴィレッタ「親戚一同、どこをたどっても過去の軍上層部につながる程にな」

ルルーシュ「筋金入りですね」

ヴィレッタ「ああ」

ヴィレッタ「無論、私も生まれてからずっと、軍人になるよう育てられてきた」

ヴィレッタ「あまり苦ではなかったよ、それが私にとっての日常だったからな」

ヴィレッタ「私自身、適性があったおかげで」

ヴィレッタ「年齢の割に出世は早かった」

ヴィレッタ「今思えば、コネを使っていると思われても仕方のないことだと思う程度にはな」

ヴィレッタ「だが、数十年つながる武門の家系だ、そのような小細工は許されない」

ヴィレッタ「当時の私は、自分にかかる重圧に、ひたすら応えるだけを目的に生きていた」

ヴィレッタ「友人は作らなかった」

ヴィレッタ「不思議に思うか?」

ルルーシュ「…何となくは、察しがつきます」

ヴィレッタ「いい洞察だ」

ヴィレッタ「では答え合わせだな」

ヴィレッタ「私が入隊した頃、時代は今よりずっと荒れていた」

ヴィレッタ「昨日できた友人が、今日の出撃であっさり命を落とす」

ヴィレッタ「激戦区に送られる新兵の未来は、概ねそんなものだった」

ヴィレッタ「私は、進んで困難な戦地を志願した」

ヴィレッタ「自分の努力が、親の七光りではないと、家は関係ないと、示したかった」

ヴィレッタ「そんな闇雲に生きる私を導いてくださったのが、ジェレミア卿だった」

ヴィレッタ「年齢もほとんど変わらないのに、恐ろしい手腕で純血派をまとめ」

ヴィレッタ「ダムを決壊させるように勢力を拡大した」

ヴィレッタ「…本当に、規格外の方だった」

ヴィレッタ「だがな、不思議なんだ」

ヴィレッタ「敬愛し、また仲間として信頼していたはずなのに」カラン

ヴィレッタ「…この瞳には、涙の一粒も浮かんでは来ない」

ヴィレッタ「聞かせてくれルルーシュ」

ヴィレッタ「お前は、ジェレミア卿の訃報を聞いて、何を思った?」

ヴィレッタ「なぜ、私はこうも平然としている?」

ルルーシュ「…」

ヴィレッタ「…すまない、こんなことを言われても、戸惑うだけか」

ヴィレッタ「私はこれまで幾多の戦場を駆けてきた」

ヴィレッタ「人の死などありふれていた」

ヴィレッタ「…だが、慣れている自分が、ただの人形のようで…な」

ルルーシュ「…俺は、悲しかったですよ」

ヴィレッタ「え?」

ルルーシュ「ただ喪失感がありました」

ルルーシュ「…話しておけばよかったとか、そういう後悔ばかりしました」

ルルーシュ「涙も…」

ヴィレッタ「…そうか」

ルルーシュ「でも、それは俺の話です」

ルルーシュ「ヴィレッタさんも同じである必要はありません」

ヴィレッタ「どういうことだ?」

ルルーシュ「俺にも、一度経験があるんですよ」

ルルーシュ「涙も出ず、ただぼんやりとしか把握できないというか」

ルルーシュ「どこか、時が止まってしまったような感覚だけが残ったこと」

ルルーシュ「…その後、俺に湧いてきたのは怒りでしたが」

ヴィレッタ「怒り?」

ルルーシュ「今の感覚、それはただ感情が麻痺してしまっているだけです」

ルルーシュ「あまりに大きすぎて、処理が追いついていないだけだと思います」

ルルーシュ「…俺なんかより、ずっと多くのものを共有していたでしょうから」

ヴィレッタ「そう、なのか…?」

ルルーシュ「まあ、自分の経験を語っただけですから、違うかもしれません」

ルルーシュ「でも、俺にはヴィレッタさんがほかの人間と違うようには見えませんよ」

ルルーシュ「先生とか、向いてそうに見えます」

ヴィレッタ「…ふっ、妙なことを言うな」

ヴィレッタ「…まずは感謝しよう」

ヴィレッタ「そして、変な相談をして悪かった」

ルルーシュ「いえ…そんな」

ヴィレッタ「正直、答えは自分にしか出せないことくらいはわかっている」

ヴィレッタ「私はただ、誰かと考えを共有したかっただけだ」

ヴィレッタ「重ね重ねすまない」

ルルーシュ「いや、そこまで言われても…」

ヴィレッタ「…これで、後腐れはなしだ」

ルルーシュ「どういうことですか?」

ヴィレッタ「それについては、そこの主催者から話があるんじゃないか?」

ミレイ「げ…」

ルルーシュ「居たんですか、会長」

ミレイ「あ、あはは…ふたりして、なんだか入りにくい空気だったから」

ヴィレッタ「ともかく」

ヴィレッタ「私は料理を食べてくることにする」

ヴィレッタ「気を遣わせて悪かったな、ミレイ・アッシュフォード」

ミレイ「え?あ、いやー、そんなー」ポリ

ヴィレッタ「ルルーシュ」

ルルーシュ「なんですか?」

ヴィレッタ「敬語はもういらん」

ルルーシュ「…そういうわけには…」

ヴィレッタ「いや、必要なくなるんだ」

ルルーシュ「?先程から、どういうことですか?」

ヴィレッタ「気にするな、いずれわかる」

ルルーシュ「…一体、どういうことなんだ」

ミレイ「あ、そのことと関係あるかわからないけど…」

ミレイ「あなたに話があるのよ、ルルーシュ」

ルルーシュ「俺に?」

ミレイ「私もさっき聞いたばかりなんだけど」

ミレイ「これ、エリア11総督府から、ルルーシュに招待状よ」

ミレイ「しかも、アッシュフォード本家に直接」

ルルーシュ「…なるほど」

ミレイ「一応、本家も知らぬ存ぜぬで通すつもりみたいだけど」

ミレイ「今までが不可侵だっただけに、結構問題になっているのよ」

ミレイ「ねえルルーシュ、もしかして貴方の正体が…」

ルルーシュ「…どうでしょう」

ルルーシュ「とにかく、俺は行くしかなさそうですが」

ミレイ「ええ、それはそうだけど…」

ミレイ「でも、もし危ないことになりそうなら、私からおじいさまに頼んで…」

ルルーシュ「いくらなんでも、それは無謀ですよ」

ミレイ「…それでも」

ルルーシュ「大丈夫です、自分で何とかしますよ」

ルルーシュ「すみません、巻き込んでしまって」

ミレイ「ううん、私は別にいいんだけど」

ルルーシュ「ちょっと電話するところができたので、先に戻っていてください」

ミレイ「うん、気をつけてね、ルルーシュ」

ルルーシュ「分かってますよ」

ルルーシュ「…」ピッピッ

ルルーシュ「…どうも、遅くに失礼します」

ルルーシュ「ええ、先日の作戦も無事成功しましたので」

ルルーシュ「…分かっています、きちんと挨拶に伺おうと思っていたところです」

ルルーシュ「はい、また日付は連絡致しますよ」

ルルーシュ「それでは、今日はお話だけしておこうと思いましたので」

ルルーシュ「…はい、おやすみなさい」

ルルーシュ「またお会いしましょう…神楽耶様」

ここまで。

今の目標は虐殺皇女編に行くこと!マオ編は流れでどうにかこうにか…

いつもの通り、先を予測しながら読んでもらえれば。それを書き込んでもらってもいいと思います。

多分、また違った方向に話が進むだけなので。

それでは、また次回、ゆっくり待っててねノシ

ゲーセンのガンシューにハマっちゃったユフィかもね

スザクを解任しろのタイミングで暴走すれば虐殺は回避できるはず…(小声)

>>790>>791多分、想像つかないと思います。お楽しみに。

また寄るに書き始めます。

~高級レストラン~

cc「ルルーシュ、この格好変じゃないか?」

ルルーシュ「いや、似合っていると思うが」

cc「むむ、背中が落ち着かん」

ルルーシュ「…まあ、いつもより大きく開いているからな」

ルルーシュ「しかし、イブニングドレスというのは、概ねこんなものなんだ」

ルルーシュ「ほら、これを羽織っておけば、少しはマシだろう」

cc「おや?気が利くじゃないか」

ルルーシュ「ま、今日はエスコートしてやろう」

ルルーシュ「そもそも、もしかしたらこんな高級レストランには来られないかもしれないぞ?」

cc「…お前が稼げばいい」

ルルーシュ「なんだ?たかるのか?」

cc「デートに誘われてやってもいいと言っているんだ」

ルルーシュ「気が向いたらな」

cc「度量の小さいやつめ」

cc「もういい、先に行く」カツカツ

ルルーシュ「あ、おい!」

cc「知らん」プイッ

ルルーシュ「全く!相変わらずのわがままっぷりだな…」

ルルーシュ「ったく、分かった、必ず連れて行くから」ギュッ

cc「ひゃっ…きゅ、急に引っ張るな…」ヨロヨロ

cc「私は、…踵の高い靴が苦手なんだ…」

ルルーシュ「厚底は履いていたことあるだろう」

cc「こんなピンみたいなのじゃなかった!」

ルルーシュ「と、とりあえず掴まれ」

cc「あ、ああ」トスッ

ギルフォード「…おや、随分とお熱いようで」

ルルーシュ「い、いや、これは…」

cc(なんてタイミングで…)

ギルフォード「まあいい」

ギルフォード「上の階で総督閣下がお待ちだ」

ギルフォード「…くれぐれも、ご無礼の無いよう」

ルルーシュ「りょ、了解です」

cc(なんでそんな態度なんだ)

ルルーシュ(今の俺は単なる一兵卒に過ぎん)

ルルーシュ(ここで反感をかえば、今後に響く)

cc(はぁ、さっさと出世すればいいものを…)

ルルーシュ(出来たら苦労しない!)

ギルフォード「あー、ごほん、よろしいか」

ルルーシュ「も、申し訳ありません」

ギルフォード「そう畏まらなくていい」

ギルフォード「君たちは、姫様の賓客だからね」

ギルフォード「だが、一応ボディチェックをしてもいいだろうか?」

cc「構いませんよ」

ルルーシュ「あの、ccの方は…」

ギルフォード「大丈夫、チェックするのは女性だ」

ギルフォード「あくまで形式的なものだ、楽にしていてくれればすぐ終わる」

ギルフォード「すまない、手間をかけさせたな」

ルルーシュ「いえ」

ギルフォード「エレベータに乗ってもらえれば、後は最上階まで直通だ」

ギルフォード「ゆっくりと楽しんでくるといい」

ルルーシュ「はい、それでは失礼します」

ルルーシュ「行こう、cc」ソッ

cc「…はい」カツカツ

女性軍人「…いいなぁ、美男美女で…」

男性軍人「俺も、あのくらい綺麗な嫁さん来ねぇかなぁ」

ギルフォード「んんっ、余計な私語は慎め」

ギルフォード「時間まで、我々は周囲の警戒に当たる」

ギルフォード「わかったら持ち場に移動しろ」

男性軍人「は、はっ!」

女性軍人「りょ、了解しました!」

ギルフォード「…まったく…」

~エレベーター内~

ルルーシュ「…どうやら、見つからなかったようだな」

cc「ああ、そのようだ」

ルルーシュ「そのイヤリング、すぐに使えるようにしておけよ?」

cc「お前こそ、ベルトのバックルの銃を…」

ルルーシュ「わかっているさ」

ルルーシュ「しかし、ここから先は何が起こるかわからんからな」

cc「本当に殺すつもりか?」

ルルーシュ「…奴の答え方次第だ」

ルルーシュ「…あの人の情報が、正しければの話だがな」

cc「この一週間、なにも手がかりはなかったのか?」

ルルーシュ「ラクシャータにも手伝わせたが、ほとんどの記録は抹消されていた」

ルルーシュ「あとは、本人に確認すればいい」

cc「…もしそうなったら」

cc「その時は、私がやる」

ルルーシュ「…話はここまでだ」

ルルーシュ「とにかく気取られるな」

cc「…当然だ」

ルルーシュ「…扉が開くぞ」

cc(…どうしてこうなってしまったのか…)

~一週間前 特派トレーラー~

カレン「…ねえスザク」

スザク「なんだいカレン?」

カレン「何?この書類と課題の山は」

スザク「…実は、つい仕事の忙しさにかまけて溜めてしまったんだ」

カレン「?あたしとそんなに量違ったっけ?」

スザク「…補習の分もあるんだ」

カレン「はぁ!?補習?」

カレン「あんた、どんだけ低い点取ったのよ」

スザク「…とりあえず赤点」

カレン「はぁー、みっともない」

カレン「同じ日本人として、情けないわよ」

スザク「うう、面目ない」

カレン「で?期日までに終わりそうなの?」

スザク「…一日が36時間になれば」

カレン「…はぁ」

カレン「宿題と課題と補習用課題は自分でやりなさい」

カレン「仕事の方は手伝ってあげるから」

スザク「カレン!助かるよ」

カレン「…これ見よがしに積み上げて、手伝わせる気満々だったくせに」

スザク「ぎくっ…」

ルルーシュ「おはようございます」

ルルーシュ「なんだ、二人だけか」

カレン「ロイドさんは会議だって」

スザク「ラクシャータさんは多分また寝坊」

ルルーシュ「…ったく」

ルルーシュ「ccに起こすよう頼んでおくか」ピッピッ

ルルーシュ「ところで、それはなんだ?」

カレン「全部スザクのやつ」

ルルーシュ「お前、また溜めたのか」

カレン「また?」

スザク「ルルーシュ、しーっ、しーっ!」

カレン「すーざーくー?」

スザク「ひぃっ!」

カレン「…まったく、あんた常習犯なんじゃない」

スザク「ごめんなさい」

ルルーシュ「毎日少しずつやっておけば、終わらない量じゃないはずだ」

カレン「ほら、ナイトメア以外に経理までやってるルルーシュが言ってるのよ」

カレン「幼馴染なら、少しは見習いなさい」

スザク「る、ルルーシュは昔から頭良かったし…」

カレン「関係ありません」

スザク「はい」

スザク「…カレンはこっち側だと思ってたのに」ボソッ

カレン「なんですって?」

スザク「あ、別に…」

中途半端だけど、明日用事があるのでここまで。

展開読みコメの内容は改変して使ってしまうかもしれません。

それでは、また明日昼~あたりで書けると思います。

そのときまでバイバイノシ

カレン「あのね、あたしだってこんな性格だけどお嬢様なのよ?」

カレン「子供の頃は習い事とか、家庭教師とか、そりゃあもう大変だったんだから」

カレン「それに、いまだってきちんと予習復習やってるわよ」

ルルーシュ「ま、スザクの場合集中力うんぬんではなく、単純にあまり勉強が好きではないようだからな」

ルルーシュ「だが、学園にいる間は無理してでもやらなくてはな」

ルルーシュ「カレン、そっちは俺も手伝おう」

カレン「え?本当に?助かるわー」

カレン「あ、スザクは学食おごりね」

スザク「え!?」

ルルーシュ「あ、俺はプリン三個で」

スザク「ルルーシュまで!?」

ルルーシュ「対価もなしに協力を得るなんて虫が良すぎるんじゃないか?」

カレン「ふふん、トッピングフルチョイスよ」

ルルーシュ「それ、どこで食べるつもりだ?」

カレン「あ…生徒会室、とか?」

ルルーシュ「会長に頼んでみるか」

カレン「やってくれんの?」

ルルーシュ「自分でやるんだ」ベシッ

カレン「あでっ」

カレン「なによ、ケチ」

ルルーシュ「…スザク、そこ違うからな」

スザク「やっぱりそうなのか…」

ルルーシュ「授業を聞いていなかったのなら、その分のノート位は目を通せ」

ルルーシュ「そこは教科書通りに進めてもうまくいかない」サラサラ

ルルーシュ「…書いたとおりにやってみろ」

スザク「あ、うん、やってみるよ」

カレン「相変わらず、変に気遣いしいよね、あんた」

ルルーシュ「性分だからな、仕方ない」

カレン「いや、あたしらは助かるけどね?」

ルルーシュ「その話は後だ」

ルルーシュ「俺たちは自分の仕事に追加なんだぞ?」

カレン「あ、そういや全然進んでない」

ルルーシュ「早く終わらせてしまおう」

スザク「…あ、ほんとにできた!ねえルルーシュ、出来たよほら!」グイグイ

ルルーシュ「分かった、分かったからノートを押し付けるのをやめろ…」

カレン(なんか親子みたいね)

カレン「…ルル母さん」

カレン「ぷっ…」クスクス

ルルーシュ「おい、含み笑いはやめろ!」

ルルーシュ「…」

カレン「…」

スザク「…あ、また出来たよ!ルルーシュ!」

ルルーシュ「…そのページが全部出来てから報告するんだ」

スザク「うん、そうする」カリカリ

カレン「…あれ?ここの経費落ち変じゃない?」

ルルーシュ「そこはロイドさんが補填済みだ」

ルルーシュ「申請は出したが取り下げられている、そのまま出しておけばいい」

カレン「ふーん、それならいいんだけど」

ルルーシュ「…」カリカリ

カレン「…」カリカリ

スザク「…あれ…?」

ルルーシュ「…よく見ろ、問題文にまだ使っていない数値が隠れている」

スザク「え?どこ?」

ルルーシュ「…自分で考えろ」

カレン(結構お節介焼き…)

スザク「えー…分からないよ」

ルルーシュ「あと五分でいい、自分で考える癖を意識的に付けるんだ」

ルルーシュ「分かる前に、考える過程を苦に思う自分を変えろ」

スザク「うむむ…」

カレン(そして、厳しめ教育…)

ルルーシュ「…よし、終わった」

カレン「うぇ、早っ…」

ルルーシュ「普段からなれているからな」

ルルーシュ「コーヒーでも淹れてやる、そのまま続けてくれ」

カレン「あたし緑茶がいい」

ルルーシュ「…分かった、待っていろ」

カレン「いえー、さんきゅー」

ルルーシュ「日本人なら、ありがとうじゃないのか?」

カレン「半分はブリタニア人だもの」

ルルーシュ「都合のいい奴だな」

カレン「ここにいたら、人種なんてどうでも良くなっちゃうわよ」

カレン「あんたたちも、気にしないでくれるし」

ルルーシュ「そもそも、スザクは純日本人だからな」

ルルーシュ「それに、少なくとも俺は人種に優劣をつけることはできない」

カレン「珍しいのよ?そんなブリタニア人」

カレン「みんな、意識的であれ、無意識的であれ」

カレン「心のどこかで、自分たちがほかより優れた人間だと思ってる」

カレン「ブリタニアが世界を侵略するたび、心のどこかで喜んでる」

カレン「ダメなのよ、結局は分かり合えない」

カレン「そういう、歩み寄るつもりのない人間は、どうしようもない」

カレン「…あたしも、もともとそっち側」

ルルーシュ「…早く作業を終わらせてしまえ」

ルルーシュ「人は変わる、君がそうだったように」

ルルーシュ「変えられる、皆がそうしたように」

ルルーシュ「分かり合うためのきっかけさえあればな」

ルルーシュ「そのきっかけを創り出すのが、俺の…」

スザク「そして僕の目的だ!」

ルルーシュ「…勝手に入ってくるな」

スザク「あ、ごめん、つい」

あっ・・・・支援しときますね・・・頑張ってください(小声)

スザク「ま、確かに今はイレヴンイレヴン言われちゃうけどさ」

スザク「同じ人間だもの、分かり合えないことないさ」

スザク「ここだけじゃない、どのエリアでもね」

ルルーシュ「ほら、わかったら仕事だ」

ルルーシュ「俺たちが老人になる頃に達成するんじゃ、味気ないだろう」

カレン「…ふふ、あんたたち結構ロマンチストよね」

カレン「でも、そういうの嫌いじゃないわ」

ルルーシュ「そうか、それはよかったな」

スザク「よかったよかった」

ルルーシュ「スザクはまず学生の仕事から頑張れ」

スザク「…はーい」

カレン「ふふ」

>>823大声でもええんやで?

りんりんりん

カレン「あれ?お客さん?」

ルルーシュ「ロイドさんたちかもしれないぞ?」

カレン「あの人たちなら鳴らさないでしょ」

ルルーシュ「俺が出るよ」

カレン「よろしくー」

スザク「…カレン、ここなんだけど…」ヒソヒソ

カレン「だめ、ズルは許しません」ヒソヒソソ

スザク「そこをなんとか…!!」ヒッソヒソォッ

ルルーシュ「スザク、あとで特別課題をふやしてやろうか?」

スザク「カレン!僕やっぱり自力で頑張ってみるよ!」

カレン「はいはい、そうしなさいな」

ルルーシュ「はーい、どなたですか…?」

キューエル「やはりここにいたか」

ルルーシュ「…キューエル卿?」

キューエル「ああ、まさしく私はキューエル・ソレイシィ」

キューエル「ルルーシュ・ランペルージ、君に話があってな」

ルルーシュ「私ですか?」

カレン「ルルーシュ?誰だったの…って」

キューエル「久しいな」

カレン「ナリタ以来ですから…」

キューエル「一週間ぶりだ」

キューエル「それより、どうだね?」

ルルーシュ「…構いませんが」

カレン「何の話?」

ルルーシュ「またあとで話す、少し用事が出来たんだ」

ルルーシュ「すまんが、お茶は自分で用意してくれ」

カレン「へ?まあそれはいいんだけど…」

キューエル「悪いが、それなりに時間がかかってしまう」

ルルーシュ「大丈夫です、業務は完了していますから」

キューエル「うむ、結構」

キューエル「ついてきてくれ、こっちだ」

ルルーシュ「二人共、あとは頼んだ」

カレン「…なんでいきなりついて行っちゃうのか教えてくれても…」

スザク「ルルーシュ、結構言葉足らずだから」

カレン「あんたも似てるわよね」

スザク「そうかい?」

カレン「自覚がないこともね」

ルルーシュ(この男…)

ルルーシュ(あの手に持っているのは、確かジェレミア卿が持っていた手帳だ…)

ジェレミア『単刀直入に聞こう』

ジェレミア『君の本当の名前は、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア』

ジェレミア『違うかな?』

ルルーシュ(…あのことについて、何か書かれていたとすれば…)

ルルーシュ(確かめなければ…どこまで知られてしまったのかを…)

一旦ここまで。

もう少し回想が続きます。

まだまだ先ですが、かなり妄想が膨らんでいるので、おそらく満足していただける内容にしあげられるかと。

それでは、また明日お会いしましょう。

おやすみなさいノシ

>>843あれだけ滅茶苦茶やってもキャラの魅力が引き立つ設定をした人が凄い。

おかげさまでウチのssも滅茶苦茶突き進んでおります。

祝日バンザイ、始めます。

キューエル「これに乗ってくれ」バタン

ルルーシュ「…?車で行くんですか?」

ルルーシュ「一体どこへ…」

キューエル「軍駐屯地だ」

ルルーシュ「…!?」

キューエル「そう警戒されると、申し訳ない気持ちになるが」

キューエル「君を貶めるような真似はしない、信じてくれ」

ルルーシュ「…いえ、そのようなことは」バタン

キューエル「すまないな、人の居ないところの方が、お互い話やすかろう」ガチャ ブルンッ

ルルーシュ(…やはり)

キューエル「シートベルトは締めてくれよ?」

キューエル「交通ルールを破るのはいかん」

ルルーシュ「…了解しました」グイ

キューエル「それでは、行くぞ」

~訓練所~

ルルーシュ「ここは、訓練所?」

キューエル「そうだ、君も良く来ていたらしいじゃないか」

キューエル「借りきっている、ここなら」

キューエル「ちょっとした話が出来るだろう」

キューエル「とりあえず座りたまえ」

ルルーシュ「…」スッ

キューエル「まずは、これを渡そう」

ルルーシュ「…ジェレミア卿の手帳ですね」

キューエル「ああ、遺品整理で出て来た」

キューエル「マメな奴だったからな、色々書いてあったよ」

キューエル「君のこともな」

ルルーシュ「!?」

キューエル「…その反応、どうやら真実らしい」

キューエル「そうとう調べてあったからな」

キューエル「裏を取るのは難しく無かった」

ルルーシュ「…その情報、どうなさるおつもりですか?」

ルルーシュ(ギアスで忘れさせるか?しかしまだ情報を拡散した可能性も拭えない…)

ルルーシュ(記憶を消すのはそれを確かめた後だ)

キューエル「…そう怖い顔をするな、死んだはずの皇子」

キューエル「私は言っただろう、話がある、とな」

ルルーシュ「?一体…」

キューエル「始めに言っておこう」

キューエル「私は君が何者であろうと興味はない」

キューエル「いや、少し違うな…」

キューエル「君が誰であろうと、それをどう利用するつもりもない」

ルルーシュ「…信じられません」

キューエル「そうだろうとも」

キューエル「だが、始まりはそこからだ」

キューエル「私は一週間後、このエリアを去る」

キューエル「本国の純血派をまとめ直さねばならんからな」

キューエル「だが、その前にやるべき事がある」

ルルーシュ「やるべき事?」

キューエル「そう、君の事だ」

キューエル「ジェレミアが、命を賭しても守ろうとした君の事だ」

ルルーシュ「…」

キューエル「…私は、奴ほど皇族に忠実であろうとは思っていない」

キューエル「だが、ジェレミアは我が朋友」

キューエル「奴の望みは、私にとっても叶えてやりたい」

ルルーシュ「…意図が掴めません」

キューエル「簡潔に言わせてもらおうか」

キューエル「これから一週間、君には自分を守る術を身体に叩き込んでもらう」

キューエル「ジェレミアがやろうとしていたことだ、それを私が引き継ぐということだ」

ルルーシュ「?」

キューエル「ジェレミアの望みはな、単に君が生きることだ」

キューエル「そして、それは君の出自に大いに関与している」

ルルーシュ「私の…?」

キューエル「そうだ」

キューエル「マリアンヌ皇妃の息子であるということ」

ルルーシュ「!」

キューエル「…少し、ジェレミアについても話そうか」

キューエル「ジェレミアはな、もともとマリアンヌ様を警護する部隊にいたのだ」

キューエル「私もそこにいた」

ルルーシュ「!!?」

キューエル「ジェレミアは話していなかったのか」

キューエル「そう、君の正体に行き当たったのも、かつてその名に聞き覚えがあったからだ」

キューエル「ジェレミアはマリアンヌ様に心酔していた」

キューエル「大胆な戦略に繊細な状況判断」

キューエル「そして一騎当千の能力、まさに閃光のマリアンヌと呼ぶに相応しい方だったよ」

キューエル「そして、私たちはあの方が暗殺された日、その警護に当たっていたのだ」

ルルーシュ「誰だ!」

キューエル「む?」

ルルーシュ「俺の母を殺したのは誰だと聞いている!」

キューエル「…落ち着きたまえ、順に説明する」

キューエル「まず、犯人について」

キューエル「私は何も知らん」

キューエル「いや、これについてはジェレミアも知らなかっただろう」

キューエル「私たちは、あの日マリアンヌ様のお側には居なかったのだから」

ルルーシュ「どういうことだ!?」

キューエル「解かれたのだ、警護の任が」

キューエル「あの日、唐突にな」

ルルーシュ「なんだと?」

キューエル「コーネリア様の命令だった」

キューエル「我々はその場を去り、そしてマリアンヌ様は帰らぬ人となった」

ルルーシュ「…コーネリアが…」

流石に母の仇の話題だとキャラ作るの忘れてるなルルーシュ

キューエル「ジェレミアは、マリアンヌ様を守れなかったことを、ずっと後悔していた」

キューエル「だから、君が生きていると知った時」

キューエル「奴は君を守ることを決めたのだろう」

キューエル「君が軍人として生きるならば、戦場で果てることのないように」

キューエル「君にナイトメアの操縦を教え込んだ」

ルルーシュ「…そんな…」

キューエル「私は、奴のようには生きられん」

キューエル「だが、あの実直さに憧れはあった」

キューエル「どうだ?私の指導を受けるつもりはないか?」

ルルーシュ「俺は…」

キューエル「そう、君が決めるんだ」

キューエル「マリアンヌ様が存命であれば、君はこの辺境で生きることも無かった」

キューエル「君の妹と、本国で幸せに生きていたことだろう」

キューエル「その生活を守れなかったのは、我々軍人だ」

キューエル「恨まれても仕方ない」

キューエル「だから、君は自分で選択するんだ」

キューエル「そのために、私はここにいる」

ルルーシュ「…徹底的に」

キューエル「ん?」

ルルーシュ「やるなら徹底的にです」

ルルーシュ「貴方が持つもの、それを一週間でモノにすることは到底できない」

ルルーシュ「だから、一週間で」

ルルーシュ「私が力として行使できるようにしていただきたい」

キューエル「…その思い切り、やはりマリアンヌ様の子息だな」

キューエル「よかろう、身を守るための最低限を、最高のレベルにしてやる」

キューエル「決めたのならば即行動だ、準備したまえ」

ルルーシュ「…はい!」

~アパート~

cc「なるほど、そんな事が…」

ルルーシュ「この手帳にも、細々書かれていた」

ルルーシュ「嘘ではないようだ」

ルルーシュ「マリアンヌ皇妃暗殺事件、コーネリアは必ず何かを知っている」

ルルーシュ「いや、もしかしたら…」

cc「そしてこの招待状か」

cc「どうする?」

ルルーシュ「どうもこうもない」

ルルーシュ「直接聞いてやるさ」

ルルーシュ「そして、もしもコーネリアが暗殺に協力したのなら…」

ルルーシュ「…奴から始末する」

cc「…」

ルルーシュ「すまない、俺はラクシャータに話がある」

ルルーシュ「先に寝ていて構わない」バタン

cc「…全く、余計な事を知らされてしまったようだな」

cc「…こんなところで、あいつを堕とすわけにはいかん」

cc「コーネリア、お前は一体何を知っている…?」

cc「お願いだから、ルルーシュの手を汚させないでくれよ…」

cc「…」

ルルーシュ「…」

cc「おい、そろそろ最上階だぞ」

ルルーシュ「…わかっているさ」

ルルーシュ「cc、気を抜くなよ」

cc「当然だ」

チン

コーネリア「おお、待っていたぞ」

コーネリア「席に着いてくれ、今料理を運ばせよう」

ルルーシュ「…っ」グッ

cc「落ち着け」ギュッ

ルルーシュ「cc…」

cc「まずは冷静な判断が大切、そうだろ?」

ルルーシュ「…ああ、その通りだ」

コーネリア(くっ…何もこんなところで見つめ合うことないのに)

コーネリア「まずは二人とも、よく来てくれた」

cc「いえ、お招きありがとうございます」

コーネリア「貴女にも、以前失礼なことを言ってしまった」

コーネリア「ここで謝罪しよう」

cc「気にしていませんよ」フフ

コーネリア「そう言ってもらえると助かる」

コーネリア「早速食べよう、冷めてしまってはもったいない」

ルルーシュ「…いただきます」パチ

コーネリア「…?ああイレヴンの風習か」

ルルーシュ「あ…すみません」

コーネリア「いや、良いではないか」

コーネリア「いただきます」パチ

コーネリア「これでいいのか?」

cc「はい、大丈夫ですよ」

コーネリア「そうかそうか」

コーネリア「ふむふむ、そうか、仲良くしているのか」

cc「はい、まだまだお互い慣れないことも多いですが」

cc「何とか助け合って生活しています」

コーネリア「困っていないなら良いんだ」

コーネリア「ルルーシュはまだ学生の身、困難は多いだろうからな」

コーネリア「そうだ、そう言えば…」

コーネリア「ルルーシュ、お前について調べてみたんだが」

コーネリア「まず間違いなく、お前はルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ」

コーネリア「アッシュフォードからはあまり話を聞けなかったがな」

ルルーシュ「…そうですか」

コーネリア「私は嬉しいぞ、死んだと思っていた弟が生きているとは」

コーネリア「どうする?今から皇族として発表することも出来るが…」

ルルーシュ「…いえ、必要ありません」

ルルーシュ「私は皇族だったことを覚えていないんです」

ルルーシュ「それに、皇位継承で揉めたくもありませんから」

コーネリア「なるほど、確かにそういう考えもあるか」

コーネリア「まあ、そう言われた時のこともしっかり考えてあるがな!」

ルルーシュ「?」

コーネリア「ああ、こちらの話だ」

コーネリア「そう言えば、この前のナリタでは大活躍だったそうじゃないか」

ルルーシュ「…いえ、何も出来ませんでした」

コーネリア「そんなことはない」

コーネリア「軍の方にも感謝状が届いていただろう?」

ルルーシュ「…はい」

コーネリア「あの作戦は、まあ成功したと言えるだろう」

コーネリア「被害もほとんど無かった」

ルルーシュ「…」ピク

cc(ダメだ、落ち着けルルーシュ)

ルルーシュ(…心配ない、大丈夫だ)

ご飯食べて来ます。

また戻ってくる予定です。

どうでもいいですけど、最初の方から読み直したら矛盾がゴロゴロ出て来そうで怖いです。

それでは、またノシ

コーネリア「そうだな、この際一気に昇進とかはどうだ?」

ルルーシュ「…分不相応な力を得ても、その先に待つのは破滅です」

ルルーシュ「私は私のやり方で進んでいく予定ですから」

コーネリア「む、そうか…」

コーネリア「まあお前がそう言うなら無理にはすまい」

コーネリア「…そうだ、その話し方」

ルルーシュ「何か?」

コーネリア「いきなりというのは難しいかもしれないが」

コーネリア「家族なんだ、もう少し砕けた調子にしてもいいのだぞ?」

ルルーシュ「…考えておきます」

コーネリア「そうしてくれ」

コーネリア「後はデザートだけか」

コーネリア「二人共、まだ酒は飲めんのが残念だ」

cc「総督閣下のまえで前後不覚というのは、あまりゾッとしないお話ですけど」

コーネリア「あはは、それこそ無礼講というものだ」

コーネリア「まあいい、これから時間はいくらでも作れるのだからな」

ルルーシュ(会食は終わりに差し掛かっている)

ルルーシュ(そろそろ給仕も下がるだろう)

ルルーシュ(攻めるなら、そのタイミングしかない)

cc(…そろそろか)

cc「あの、コーネリア様」

コーネリア「ん?なんだ?」

cc「よろしければ、ルルーシュさんの昔のお話など、聞かせていただけませんか?」

ルルーシュ(いいぞ、cc)

コーネリア「そうか、お前は聞こうにも聞けんものな」

コーネリア「いいだろう、私の知る限りでよければ、話してやる」

コーネリア「そこの二人、給仕はもう結構だ、下がって良い」

ルルーシュ(展開としては理想的だ…)

コーネリア「ルルーシュは結構やんちゃだったな」

コーネリア「私やユフィと遊んでいたことが多かったな」

コーネリア「覚えていないかもしれないが、昔は私と結婚するとよく言っていたものだ」

ルルーシュ(嘘をつくな、言ったのはユフィにだけだ)

ルルーシュ(それに、…今はもう関係ないことだ)

cc(?何かルルーシュがイライラしだしたな)

cc(まあ自分の言われたくない過去もあるかもしれんな)

cc(仕方ない、あまり恥ずかしい話は聞かないでやろう)

コーネリア「そうそう、シュナイゼル兄様とチェスに興じることもあったな」

ルルーシュ「…」

コーネリア「まあ年齢も差があったしな、勝ててはいなかったようだが」

cc(早速つついたら一週間は機嫌最悪になるお話だぞ)

cc(コーネリア、さすがにユーフェミアの姉)

cc(話したらマズイとか、悪いかも、とか)

cc(そういう考えは浮かばんか、天然女どもめ)

コーネリア「それで…」

コーネリア「……」

cc「?」

ルルーシュ(話をやめたか)

ルルーシュ(無理もない、そこから先は…)

cc「どうかしましたか?」

コーネリア「…すまない、そこから先」

コーネリア「私はルルーシュに会っていないから分からんのだ」

cc「会っていない?」

コーネリア「…ルルーシュ」

コーネリア「ここから先、少し辛い話になるかもしれんが聞いてくれ」

コーネリア「これは…私の懺悔でもある」

ルルーシュ(自分から話すか…)

ルルーシュ「…どうぞ」

コーネリア「そうか、すまない」

コーネリア「私がルルーシュに会えなくなったのは」

コーネリア「ルルーシュの母親、マリアンヌ妃が暗殺されてしまったからだ」

cc「まあ…っ!」

ルルーシュ「…」

コーネリア「血なまぐさい話だがな」

コーネリア「当時、私はまだまだ未熟だった」

コーネリア「だが、それでもよく可愛がってくださったマリアンヌ様の警護責任者に願い出た」

コーネリア「マリアンヌ様が後押ししてくださってな、私に任が下ることと相成ったのだ」

ルルーシュ「…」

コーネリア「…だが、当日…」

ルルーシュ(いよいよか…)

コーネリア「私は警護の任を解かれた」

ルルーシュ「…は?」

コーネリア「マリアンヌ様直々に言われたのだ」

コーネリア「警護は必要ない、みんなを下がらせなさいとな」

ルルーシュ「馬鹿な!!」バンッ

コーネリア「ルルーシュ?」

cc(おいルルーシュ落ち着け…)

ルルーシュ(これが落ち着いていられるか!!)

コーネリア「…そうか、お前は正義感の強い子だったな」

コーネリア「今でも後悔しているのだ、私は」

コーネリア「なぜあの時、おとなしく部隊を引かせてしまったのか」

コーネリア「…あの方のおっしゃることに、反論しなかったのか、とな」

cc(とにかく座れルルーシュ)

cc(このまま話させたほうが都合がいい)

ルルーシュ(…くっ)

コーネリア「私がルルーシュやナナリーとあえなくなったのは、その事件の操作や後処理に忙殺されたからだ」

コーネリア「…おかげで、ルルーシュたちがどうなったのかを知ることもできず」

コーネリア「少ししてから、シュナイゼル兄様に言われたのだ」

コーネリア「ふたりはもう死んだ、と」

コーネリア「だから、記憶がないにしろ、こうして生きていてくれたことが私にはとても喜ばしいことなのだ」

ルルーシュ「姉上…」

コーネリア「おお、私を姉と呼んでくれるか」

ルルーシュ「姉上が、母を殺させたのではないのですか?」

cc「あ、す、少し混乱しているようで…」

コーネリア「…私は、そんなことはしない」

コーネリア「あの方は私の目標であった」

コーネリア「気高く、雄々しく、そして可憐だった」

コーネリア「誰に命じられるとて、この手にかけようなどと思うものか」

ルルーシュ「それは、真実ですか?」

コーネリア「私は今まで嘘をついたことがない」

ルルーシュ(それが既に嘘だろうが…)

ルルーシュ(だが…)

コーネリア「…」

ルルーシュ(たしかに、ここで嘘をつく意味もない)

ルルーシュ(嘘をつくくらいなら、そもそも話さないという選択もできたのだから)

ルルーシュ「…すみません、取り乱してしまって」

ルルーシュ「何か、思い出せそうになったものですから」

コーネリア「気にするな」

コーネリア「これは私のわがままで話したことだ、お前に落ち度は一つもない」

コーネリア「せっかくの機会に、こんな話をしてしまって申し訳ない」

コーネリア「だが、蟠りを残すのも苦手な性分でな」

ルルーシュ「…いえ」

コーネリア「よかったら、時間のあるときにわたしのところに訪ねてくるといい」

コーネリア「昔の写真も残っているだろうからな」

ルルーシュ「…ありがとうございます」

コーネリア「礼を言うのはこちらの方だ」

コーネリア「えっと、キャロライン、だったか」

cc「ccで結構です」

コーネリア「そうか、ではcc」

コーネリア「昔話のせいでルルーシュも疲れているようだ」

コーネリア「車を手配するから、あとのことはよろしく頼む」

cc「はい、分かっています」

コーネリア「…貴女とも、もう少しお話するべきだろうな」

cc「…はい、そうですね」

~アパート~

cc「ヾ(〃゚ω゚)ノタダィマ☆」

ルルーシュ「…」

cc「どうした?」

cc「よかったじゃないか、家族殺しの異名を取らずにんだんだぞ?」

cc「それに、重要な情報も得られた」

ルルーシュ「…コーネリアは犯人じゃない」

ルルーシュ「そもそも、その犯人をマリアンヌ本人が招き入れた可能性もある」

cc「なんだ、考えてはいたのか」

ルルーシュ「…これで、容疑者はかなり絞られたことになる」

ルルーシュ「警戒されず、マリアンヌが招き入れる人物」

ルルーシュ「…」

cc「その先は、今考えることじゃない」

cc「そのレベルの要人、どの道会えるはずもない」

cc「まずは真実に近づいたことを喜ぼうじゃないか」

ルルーシュ「…そうだな」

cc「ベルトを外せ、もう必要ない」

ルルーシュ「…そうだな」

cc「…つま先?」

ルルーシュ「それはトウだ」

cc「話も聞いてはいたか」

ルルーシュ「…少し、疲れただけだ」



とりあえずここまで。

やっとマオ編に突入できる。いやあマオさん待たせまくりましたね。

くだらないギャグは深夜仕様です、ツッコミは尽くスルーします。

ルルーシュがここでギアスを温存できたことが、今後どう関わってくるのかお楽しみに。

それではまた、おやすみなさいノシ

>>879タイミング悪くてごめんなさい。

また明日ここに来てください。

こんなのよりもっと美味しいルルccを食べさせてあげますよ

おはようございました。

このスレももうすぐ900、皆さんも1900近く読んでるということです。

ありがたいことですね。

といっても、まだ一期14話までしか進んでいません。

一区切りまで11話とか禿げますね。楽しくて涙と涎が止まりません。

それでは、そそくさ始めます。

cc「おーい、ルルーシュ」

ルルーシュ「なんだ」

cc「今日の料理と私の料理、どちらが美味かった?」

ルルーシュ「…俺は、ああいう格式張ったのは苦手だ」

ルルーシュ「それに、今日は色々考え通しだったからな」

ルルーシュ「味はあまり覚えていない」

cc「じゃあ私の勝ちか?」

ルルーシュ「シェフと戦いたいのか」

cc「そう言うわけではないが…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「俺はお前の作る料理の方がいい」

ルルーシュ「これでいいか?」

cc「それが本心ならな」

ルルーシュ「…嘘をつく必要がない」

ルルーシュ「風呂に入ってくる、悪いが騎士団の報告書はかたしておいてくれ」

ルルーシュ「明日まとめて目を通す」

cc「それは構わないが」

ルルーシュ「すぐに出る、少し待っていろ」スタスタ

cc「…」

ざあああああ…

ルルーシュ「…くそっ…」

ルルーシュ(…まだ手が震える)

ルルーシュ(俺は復讐するためにこれまでやって来たはずなのに…)

ルルーシュ(なのに…)

ルルーシュ(俺は………)

ルルーシュ(殺さずに済んだことに、安心していた)

ルルーシュ「こんな、ことで…」ガタガタ

ルルーシュ(この先…)

cc「…お前の反応は当然だ」

ルルーシュ「cc!?待っていろと言っただろう!」

cc「いいから座れ」

cc「そんな調子じゃ、落ち着かないだろう?」

cc「…」ゴシゴシ

ルルーシュ「…」

cc「いい加減、私も慣れたものだな…」

cc「ルルーシュ、さっきの言葉の意味が分かるか?」

ルルーシュ「俺の不甲斐なさのことか?」

cc「そう拗ねるなよ坊や」

cc「お前がもし、何も思わずに人を殺せるような人間だったら」

cc「おそらく、こうして背中を流すことも無かっただろうと思う」

cc「世界にもし、は無いが」

cc「私は今のお前が結構気に入っている」

cc「何を恥じることもない」

cc「まあ、ギアス能力者が正常であろうとしている現状が」

cc「本当は妙なことなのだがな」

ルルーシュ「どういうことだ?」

cc「いいか?ギアスには慣れというものが存在する」

cc「使えば使うほど、契約者は徐々にギアスへと引き込まれ」

cc「やがて、狂化という段階へ至る」

ルルーシュ「狂化?」

cc「自らのギアスを完全に制御出来なくなるということだ」

cc「こうなってしまえば、契約者に出来ることはそう多くない」

cc「ギアスの侵食を受けながら、それでも力を濫用するか」

cc「飲み込まれた結果、自ら命を絶つか」

cc「あるいは…」

ルルーシュ「…?何だ」

cc「コードを奪うか、だ」

ルルーシュ「コード?」

cc「私のように、ギアスをばら撒く存在が持つものだ」

cc「それを奪い、コード保持者となれば」

cc「ギアスの影響は消える」

cc「言い方を変えれば、ギアスと同化するということだからな」

ルルーシュ「人間であることを諦める…か?」

cc「まあ、そうなるな」

ルルーシュ「お前も…」

cc「…ああ、私もコードを奪った」

cc「私はギアスの力に溺れた」

cc「ギアスの力を得て、私はやっとこの世界に生まれたような心地がした」

cc「…だが、強大な力には、それ相応の対価が必要になる」

cc「私は、人間でいられなくなったんだ」

ルルーシュ「…」

cc「だから、お前が元のままであろうとするのは、好ましいことだ」

cc「私には出来なかったことを、お前ならやり遂げてくれるかもしれない」

cc「そう思えるからな」

ルルーシュ「…だが、契約したのはお前だろう」

cc「そう、そして応えたのはルルーシュ、お前自信だ」

cc「ギアスは契約者を選別する」

cc「認められたということは、それだけの思いがあったということだ」

ルルーシュ「…だが」

cc「話を最初に戻すとな」

cc「もしコーネリアを殺していたら」

cc「結局マリアンヌを殺した輩と変わらないのでは無いか」

cc「そう思ってしまったからこそ、疑念が晴れて安堵したんだ」

cc「違うか?」

ルルーシュ「…分からない」

cc「いいか、これは重要な問題なんだ」

cc「今なら、まだ引き返せる」

cc「このまま素直に軍人として働き」

cc「復讐など忘れてしまえばいい」

cc「騎士団など、お前が率いるのをやめれば、早晩自壊するだろう」

cc「…私も、それをとなりで見届けたっていい」

ルルーシュ「cc…」

cc「だが、ここから先」

cc「お前が復讐を望むなら、いつか血の繋がった人間を手にかけるかもしれない」

cc「それだけじゃない、困難の果てに親しい者が命を落とす可能性もある」

cc「今お前は分岐点に立っているんだ」

cc「選択したからこそ、私たちはこうしてここにいる」

cc「どこか一つボタンを掛け違えるだけで、簡単に変わってしまう日常にな」

cc「…だから、ここで選ぶんだ」

cc「私はその選択を尊重する」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「…撃っていいのは、撃たれる覚悟のある人間だけ」

ルルーシュ「フィリップ・マーロウの言葉だ」

cc「小説のキャラクターだったか?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「俺はこの言葉が、復讐を指していると思っていた」

ルルーシュ「人を撃つということは、自分もいつか撃たれる可能性を生む」

ルルーシュ「その覚悟をしてから撃て、と」

ルルーシュ「それはつまり、復讐を正当化しているとも取れるだろう?」

cc「復讐無くして、撃たれる覚悟は必要無いからな」

ルルーシュ「そうだ」

ルルーシュ「…だが、どうも違うようだ」

ルルーシュ「この言葉は素直に」

ルルーシュ「撃たれる覚悟の出来る人間など、本当は居ない」

ルルーシュ「だから、撃つべきではない」

ルルーシュ「そう取る方が正しいような気がする」

ルルーシュ「…争いは報復を生み、報復は新たな争いを生む」

ルルーシュ「その連鎖を断ち切る為の、歯止めの言葉なんじゃないかと思うんだ」

ルルーシュ「…だが」

ルルーシュ「それを実感してなお、俺は許せない」

ルルーシュ「ナナリーから光を奪い、そして母さえも奪い」

ルルーシュ「平穏を乱した人間を」

ルルーシュ「…俺は許せない」

ルルーシュ「だから俺は願ったんだ」

ルルーシュ「争いのない、優しい世界を作る為の力を」

ルルーシュ「どうすればいい?」

ルルーシュ「俺は…」

cc「…それは、私が決めてやれる問題じゃない」

cc「だが、これだけは言える」

cc「私はお前の共犯者だ」

cc「何をするにしても、それは変わらない」

cc「お前が全てを投げ出すのなら」

cc「何者からも逃れさせてやる」

cc「復讐を望むなら」

cc「尻を引っ叩いて弱音を吐けなくさせてやる」

cc「どうだ?なかなか魅力的な話だろう?」

ルルーシュ「…」

cc「どうする」

ルルーシュ(…そうだ)

ルルーシュ(俺はこのギアスを得た時点で、既に答えを出している)

ルルーシュ「cc」

cc「決まったか?」

ルルーシュ「…俺は復讐を遂げる」

ルルーシュ「そして、平穏な日常も手に入れる」

ルルーシュ「俺は王の力を持つ人間だ」

ルルーシュ「どちらかを選ぶなんて、馬鹿げている」

cc「…そうか」

ルルーシュ「もしまた俺が躊躇ったら、その時は…」

cc「ふふ、熱いキスでもしたらいいか?」

ルルーシュ「…茶化すな」

cc「わかってる、頬でも張ってやるさ」

cc「思い切り、な」

~深夜~

ルルーシュ「…」スゥスゥ

cc(…ようやく眠ったか)

cc(そんな急に割り切れるものじゃない)

cc(ついこの間まで、ただの学生だったんだ)

cc(口で何と言おうと、心が付いてくるまでにはかなりの時間が必要になる)

cc(…さすがにお前たちの息子だな、シャルル、マリアンヌ)

cc(変にロマンチストで、それを成すだけの力もある)

cc(…)

cc(ギアス、か)

cc(ギアスが無ければ、ルルーシュは悩む必要が無かった)

cc(だがギアスによって、私とルルーシュは出会えた)

cc(…ままならんな)

cc(かつて愛されるギアスを得た時)

cc(私は人の愛し方を忘れてしまった)

cc(そのせいで、あの子を…)

cc(いや、あの子はもう死んでしまったんだ)

cc(あそこまで狂化したギアスを制御出来るわけがない)

cc(…私も、もう寝るか)

cc(おやすみ、ルルーシュ)

cc(せめて夢の中は平穏でありますように…)

~ゲットー~

マオ「…何故だ」

マオ「ルルーシュは間違い無く黒の騎士団を率いるゼロだ」

マオ「キョウトのジジイが騙されていたのか?」

マオ「ルルーシュとゼロが同時に存在する訳が無いんだ!」

マオ「まさかccがルルーシュの手伝いをする訳がない」

マオ「ccはルルーシュに脅されて、仕方なく一緒に居るんだ…」

マオ「大丈夫だよ、cc、今助けに行くからね」

マオ「…だけど、どうすればいい…?」

マオ「おかしい、おかしいんだ」

マオ「誰の心の中にも、ルルーシュの影が写ってない」

マオ「ルルーシュはccを虐める悪い奴なのに!」

マオ「そうとう上手く隠し通しているに違いない…」

マオ「それに、ガードが固すぎる…」

マオ「ルルーシュもccも、殆ど軍にいて近付けないし…」

マオ「妹の方は何故か不気味な気配がするし…」

マオ「あのメイドが?…まさか、そんな筈ない」

マオ「でも、ccに会う前に、ルルーシュをどうにかしないと…」

人がいないのか、読まれていないのか…

ちょっと用事であけます。

30~40分で戻ってきます。

いつから見られてないと錯覚していた?

いつから読まれてないと錯覚していた? ずっと見ているぞ

いつから誰もいないと錯覚していた?

バレルルーシュは常に複数人の監視下にあるのだ。
そう、ここは怖いインターネッツ・・・

>>910>>911>>912>>913なん……だと……

コメ催促したみたいになってごめんなさい。

とりあえず宣言、たぶんマオ編はこのスレでは終わりません。

とりうわけで、埋めちゃってもいいやという気持ちで好き勝手やってくれ。適度なところで次に移る。

再開!!

マオ「…仕方ない」

マオ「ちょっと時間をかけすぎたからねぇ…」

マオ「…cc、君のことは僕が守ってあげる」

マオ「だから、またあの時みたいに優しく抱きしめておくれよ、cc…」

~特派トレーラー~

カレン「…ねえルルーシュ」

ルルーシュ「?なんだ?」

カレン「…いや、まさかそうやって返されるとは思わなかったわ」

カレン「わかってるでしょ?あたしが聞きたいこと」

ルルーシュ「…さぁ」

カレン「それよそれ!あんたにひっついてるそ、れ!」

cc「あらあらカレンさん、嫉妬ですかぁ?」

カレン「むかーっ!!何よそのムカつく話し方!」

cc「だぁってぇ、カレンちゃんったらぁ、ちょーマジギレてきなぁ?」

カレン「しかも何そのチョイス!微妙に古いのよ!」

cc「なん…だと…」

ルルーシュ「二人共、仲がいいのは結構だが」

ルルーシュ「仕事の邪魔になる、もう少し静かにしてくれ」

カレン「あ、ゴメン」

cc「そうだそうだー」

カレン「やっぱあんたは殴る!」

cc「(≧∇≦*)キャー」

カレン「ああもう!鬱陶しいのよ、そのテンションが!」

カレン「…はぁ」

カレン「で?なんでくっついてるのよ」

ルルーシュ「知らん」

ルルーシュ「ccに聞いてくれ」

カレン「…って言ってるけど?」

cc「えー?じゃあ私もわからないかもー」

カレン「だーかーら、そのテンションやめなさいって」

cc「こほん」

cc「真面目にお返事しますと」

カレン「しますと?」

cc「単純にこうしたいからです」

カレン「なんっじゃそりゃあ!!」

cc「(≧∇≦*)」

カレン「はいストーップ、その顔ストーップ」

カレン「なんで?結婚が決まったとか?」

ルルーシュ「…別段特別なことはない」

カレン「いや嘘でしょ」

カレン「いつもなら振り払ったりするじゃない」

cc「はいルルーシュさん、お煎餅割りました」

cc「あーん」

ルルーシュ「…な?ボリボリ別段バリバリ何もパリパリないだろう?」

カレン「あるっちゅうねーん!!」

ルルーシュ(cc、まだこんな拷問を続けさせるつもりか?)

cc(我慢しろ、重要なことなんだ)

ルルーシュ(しかし…)

cc(お前を狙っているやつがいるのは、今朝のメッセージでわかっただろう)

ルルーシュ(あれはむしろ、お前のストーカーからじゃないか?)

cc(とにかく、咲世子が周囲の警戒をしている)

cc(私たちはどこで見られているかもわからないんだ)

cc(精々、犯人の神経を逆撫でるしかない)

ルルーシュ(火に油を注いでどうする)

cc(ふん、そのほうが早く燃え尽きるんだよ)

cc(…ルルーシュにはまだ言っていない)

cc(あの手紙、差出人がマオだとしたら…)

cc(狙われるのは間違いなくルルーシュ)

cc(まだ冷静な判断力を持っていることは驚異だが)

cc(とにかく、ルルーシュに接触される前に)

cc(…なんとか、始末をつけなければ)

cc(あの手紙の内容…)

cc(あいつ、まだ私のことを…)

ルルーシュ「どうした、cc?」

cc「え?あ、なんでもないんです」

cc(狂化がどのレベルまで進んでしまったのか、それが問題だ…)

スザク「こんちわー」

カレン「あ、スザク!何やってたのよ」

スザク「あはは、課題を提出してたらこんな時間に…」

カレン「どんだけあんのよ…」

スザク「この前のも、ほんの一部だから」

カレン「あんた、非効率って言葉知ってる?」

スザク「ヒック・オー・リッツ?また僕の知らない言葉かい?」

カレン「…あんたとりあえず、日本語を思い出しなさいよ…」

スザク「あれ?あれ?こんがらがってきちゃったぞ?」

カレン「…はぁ」

スザク「あれ、ルルーシュとccさん、随分仲がいいね」

cc「うふふ、いろいろありまして」

スザク「ふーん、まあ喧嘩していよりはいいよね」

カレン「え?それだけ?」

カレン「あのルルーシュがよ?腕に女巻きつけてんのよ?」

カレン「明らかに邪魔そうなのに、文句も言ってないのよ?」

スザク「あのね、カレン」

カレン「ん?なによ」

スザク「基本的に男っておっぱいが当てられぶべらっ!!!」

カレン「真面目な顔で何言い出すのよ!」

おはようございました。

深夜ではコメの十倍見られてるって聞くけど、これは…( ・∀・) イイネ!もっと頑張れそうだよパトラッス。

別ssが初めてエレに載りまして、うはうはしてたらこんな時間になってしまいました。

とっとと始めます。

カレン「…もういいわよ」

カレン「あーあ、あたしばっかマジになって、バカみたいじゃない」

スザク「あはは、いつものことじゃないか」

カレン「何?まだ殴られたりないの?」

スザク「え?今何か怒らせるようなこと言った?」

ルルーシュ「カレン、諦めろ」

ルルーシュ「基本的にスザクは条件反射で話しているから」

ルルーシュ「普段の言動でいちいち怒っていたらキリがない」

カレン「…どうやら、そのようね」

スザク「?」

名前で一瞬でバレルルーシュ

~帰り道~

ルルーシュ「…結局、今日は一日中くっついていたな」

ルルーシュ「いい加減疲れないか?」

cc「ひっついているだけだしな、問題ない」

cc「というか、ルルーシュ」

ルルーシュ「ん?」

cc「なんだか、逞しくなったじゃないか」

cc「以前のもやし腕に比べると、随分強そうだ」

ルルーシュ「…一応一般訓練はあるからな」

ルルーシュ「それに、キューエル卿に教えられた技も鍛錬している」

ルルーシュ「そのせいだろう」

cc「一週間やそこらで、身につくものなのか?」

ルルーシュ「全部やろうというのは、土台無理な話だ」

>>935わかりやすくていいだろう?

ルルーシュ「俺は、キューエル卿から本当に基本しか教わってないんだよ」

ルルーシュ「だが、一週間それだけを叩き込まれた」

ルルーシュ「…そうだな、ちょっとパンチしてみろ」

cc「は?私が?」

ルルーシュ「見たほうが早いだろうからな」

cc「…全力でいいのか?」

ルルーシュ「…食らったら、手当してくれ」

cc「ふむ、まぁその時は考えよう」

cc「行くぞ、いいな?」

ルルーシュ「よし、来い」

子供「おかーさん、あの二人けんかしてるー」

母親「あれはね、仲良くしてるのよ」

子供「えー?変なの」

母親「あなたも大人になればわかるわ、たぶんね」

cc「…とりゃっ!」

ルルーシュ「…」パシッグルンッ

cc「おっとと…」

ルルーシュ「分かったか?」

cc「いや、分かるもなにも…」

cc「単純に避けて腕をとっただけだろう?」

ルルーシュ「そうだ」

ルルーシュ「こんな感じの技しか教えてもらなかった」

cc「は?」

ルルーシュ「だから、お前にも言わないでいたんだ」

ルルーシュ「こう、見せるにはあまりに微妙だから…」

cc「ま、まあそうだな」

cc「だが、それは果たして役に立つのか?」

ルルーシュ「キューエル卿が言うにはだな…」

寝落ちしそうなので、いやしてたので切ります。

短編が書けるように、まとめる能力がほしい。

それでは、また明日書きます。

おやすみなさいノシ

誰か解説プリーズ

おはようございました。

みんな仲良すぎですね。いいことです。

それでは、続き書いていきましょう。

ルルーシュ「付け焼刃でさまざまな技を身につけても」

ルルーシュ「結局使いこなせない」

ルルーシュ「だから、あくまで身を守ることに主眼を置いて」

ルルーシュ「相手の攻撃をいなす方が、簡単に使えるようになるし、役に立つらしい」

cc「らしいって…」

ルルーシュ「仕方ないだろう、実感できるものは何もないんだ」

ルルーシュ「結局基本の動きを、それこそ気が狂うほど繰り返しやらされたよ」

ルルーシュ「今なら眠っていても出来る」

cc「ある意味地獄だな」

ルルーシュ「今もヴィレッタ卿に付き合ってもらったりするんだが」

ルルーシュ「…相変わらず全く通用しないしな」

cc「そのうち使えるようになるということだろうか?」

ルルーシュ「俺にはなんとも言えんな」

cc「まあ、本格的にやるなら時間がかかるのは当然だ」

cc「何も無いよりはマシ程度でいいんだろう」

ルルーシュ「…キューエル卿はそういう風ではなかったのだが」

ルルーシュ「俺に才能がないのか…」

cc「帰るときは満足気だったじゃないか」

cc「何か見出したのかもしれんぞ?」

ルルーシュ「…だといいがな」

ヴヴヴッ

ルルーシュ「ん?俺か…?」

cc「いや、私だ」

ルルーシュ「騎士団か?」

cc「いや、知らない番号だ」

ルルーシュ「…それなら、出なくてもいいだろう」

cc「しかし、キョウト連中からの斡旋かもしれんからな」

cc「出てみる」ピッ

マオ「やあ、久しぶりだね、cc」

cc「!?」

cc(マオ、お前、やはり生きていたのか…)

cc(それに、この番号をどこで手に入れた!)

マオ「やだなぁ」

マオ「ちょっと親切な人に聞いたんだよ」

マオ「やっぱりccは利用されていたんだね、かわいそうに」

cc(何を言っている、私は…)

マオ「cc、久しぶりに二人だけでお話しようよ」

マオ「来てくれるよね?」

cc(…分かった、場所を言え)

ルルーシュ「cc?何だったんだ?」

cc「ああ、やはり騎士団だったよ」

cc「ゼロではなく、私の方に用があるようだ」

ルルーシュ「用?たしか今のところ遂行中の作戦は無かったはずだが…」

cc「詳細はわからんが、とにかく行ってくる」

cc「お前は先に帰っていてくれ、戸締りも忘れるな」

ルルーシュ「?ああ、分かった」

cc「すぐに戻る」タッタッタ

ルルーシュ「…なにか引っかかるな」

そろそろまとめ入ります。

995とかでキリが付けばいいんだけどね…

埋めるのに限界が無いようにするので、もう少し待って下さい。

飯があるので、待たれよ。

cc「…」

cc(マオは、私が残してしまった過去の欠片)

cc(それにルルーシュの邪魔をさせるわけにはいかない…)

cc(…確かまだ持っていたな)ゴソッ

cc(あった、ゼロの銃)ジャコン

cc(マオ、哀れな子)

cc(大丈夫だ、私がきちんと送ってやる)

cc(…)

ルルーシュ「…」テクテク

ルルーシュ(ccの様子、概ねいつも通りではあったが…)

ルルーシュ(強いて言うなら少し焦っているようだったか?)

ルルーシュ(早口気味だったし、そもそも電話を受けたときのあの反応)

ルルーシュ(余程の重要事項なら分からなくもないが、それなら報告されるだろう)

ルルーシュ(まさかストーカーか?)

ルルーシュ(…いや、あの電話番号は騎士団のメンバーと特派くらいしか知らないはず)

ルルーシュ(誰かが教えない限り、知られるはずが…)

マオ「やあ、こんばんは」

ルルーシュ「ん?」

マオ「ここはいいところだね、緑が多くて」

ルルーシュ「…緑化公園だからな」

ルルーシュ(何者だ?この男…)

マオ「んん?僕が誰なのか気になる?」

ルルーシュ「!?あ、ああ」

ルルーシュ(今、俺は何も言っていない)

ルルーシュ(おかしい、まるで…)

マオ「心を読まれているみたい?まあ正しいかな」

ルルーシュ(…!また…)

マオ「そう言えば自己紹介がまだたったね」

マオ「僕の名前はマオ、ccを君の魔の手から救いに来たんだ」

マオ「よろしくね、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」

ルルーシュ「…俺の思考を読んだのか」

マオ「いや、今のは僕の綿密な調査の結果さ」

マオ「苦労したよ、なかなかボロを出さないものだから…」

ルルーシュ「さっきのccに掛かって来た電話は…」

マオ「ご明察、僕がかけたんだよ」

マオ「君を殺すところなんて、可憐で清楚なccには見せられないだろう?」

ルルーシュ「…可憐で清楚、ね」

ルルーシュ「そういう面が無いとは言えんが、あまり奴を形容したとは思えん表現だ」

マオ「ふふ、そんなこと、君には関係無いんだ」

マオ「ccは僕と一緒に帰るんだよ」

マオ「そのためには、君が邪魔なんだ」スッ

マオ「だからさ、死んでよ」

ルルーシュ「このご時世、そんなオモチャはどこででも手に入ってしまうな」

ルルーシュ「嘆かわしい、密売の方にも圧力をかければ良かったか」

マオ「この引き金を引けば、君は終わりだ」

マオ「最初からこうしておけば良かったんだよ、面倒なことを考える必要なんて無かったんだ」ボソボソ

ルルーシュ(話が通じるか…いや、難しいか)

ルルーシュ(相手は俺の思考を読んでいる)

ルルーシュ(できるわけも無いが、銃弾を躱すことは出来ない)

マオ「そうさ、君にできることは、もう何も無い」

マオ「大人しく諦めて、神にでも祈ったら?」

ルルーシュ「…なるほど、神ね」

ルルーシュ「それはおめでたい話だ」

マオ「そうかい?」

ルルーシュ「神なんていない」

ルルーシュ「居るのは悪魔だけだ」

ルルーシュ「人の命を食い潰し、己が欲望を満たすためだけに生きる」

ルルーシュ「そんな悪魔だけだ」

マオ「何?自己紹介は要らないよ」

ルルーシュ「…そう思うなら、勝手にすればいい」

ルルーシュ「それで?撃たないのか?」

マオ「いいや?」

マオ「でも、もったいないなあってさ」

マオ「ここまで来るの、結構時間かかってるんだよ」

マオ「他の国に比べると、銃も手に居れにくかったし」

ルルーシュ「表は軍、裏は騎士団が管理して居る」

ルルーシュ「横流しは、まだまだ監視する必要がありそうだがな」

マオ「そんなこと、もう気にする必要が無いって」

マオ「君はここで死ぬ、それは変わらないんだから」

ルルーシュ「そうか?」スッ

ルルーシュ「これでも?」ジャキ

マオ「…!?今そんなこと考えて無かったじゃないか!」

ルルーシュ「なるほど、その能力」

ルルーシュ「万能というわけではないらしいな」

ルルーシュ「ccの関係だ、ギアスなのは間違い無いようだが」

ルルーシュ「恐らく、ある程度ランク付された思考を読むようだな」

ルルーシュ「いや、お前が意図的に読心レベルを下げているのか」

マオ「な、何を言って…」

ルルーシュ「そうだな、確かに俺も嫌だ」

ルルーシュ「他人が自分のことをどう思っているのか、そんなものを見続けていたら」

ルルーシュ「自分の心が壊れてしまう」スタスタ

マオ「近づくな!」

マオ「そんな風に、僕を惑わそうとしても無駄だ」

マオ「僕には分かる、君に僕を殺す気がないことも!」

ルルーシュ「そうだな、別に殺すことはない」

ルルーシュ「死ぬ程痛い目を見せて、お前がどこまで知ってしまったのか」

ルルーシュ「確かめる方が何倍も建設的だからな」

マオ「本性を表したな!」

ルルーシュ「本性?」

ルルーシュ「俺は俺の道を遮るものを許さない」

ルルーシュ「ただそれだけさ」

ルルーシュ「邪魔をしなければ、何の手出しをすることもない」

マオ「黙れ!悪魔め」

マオ「僕からccを奪った癖に!」

ルルーシュ「ccを奪った、か」

ルルーシュ「じゃあ、俺の心を見てみればいい」

ルルーシュ「ccと俺が今までどうやって過ごして来たのか、確かめてみればいい」

マオ「………」

マオ「う、嘘だ…ccは、そんなことしない!」

ルルーシュ「…お前がccに対してどんなイメージを持とうが勝手だが」

ルルーシュ「あいつだって生きているんだ、聖女じゃない」

ルルーシュ「ほんの少し死ににくいだけの、普通の女だ」

マオ「違う!違う!」

マオ「ccはそこらの淫売とは違う!」

マオ「僕だけを見て、僕だけを愛してくれているんだ!」タァン

ルルーシュ「…ハズレだな」

ルルーシュ「そんな適当に撃てる程、銃というものは軽くない」

ルルーシュ「撃つなら確実に構え、あまり躊躇わんことだ」パン

マオ「ぎゃっ!!」

ルルーシュ「良かったな、指ごと吹き飛ばなくて」

ルルーシュ「だが、なかなかやるだろう?射撃はそこそこ得意なんだ」

ルルーシュ「その力、本当に微妙だな」

ルルーシュ「自分の心が乱れると、途端に精度が落ち、使い物にならなくなる」

ルルーシュ「それに、夜の公園で俺に接触したのは」

ルルーシュ「周りに人間が居なくなるからだな?」

ルルーシュ「恐らく、大人数から思考を抽出するのは大変なんだろう」

ルルーシュ「そうでなければ、お前の性格で待ったりしない」

ルルーシュ「ccといる以外にも、俺は余り単独行動を取らずにいたからな」

マオ「ぐっ…」

ルルーシュ「どうする?まだやるか?」

マオ「僕を馬鹿にするな!」ブン

ルルーシュ「!?」パシッグルン

マオ「ぐあっ!」

マオ「な、何故…右に避けようとしていたのに…」

ルルーシュ「…どうやら、自分が思っている以上に、身にはついているようだな」

ルルーシュ「考えるより早く、身体が動いてしまった」

ルルーシュ「これでチェックだ、大人しくしていればこれ以上何もするつもりはない」

ルルーシュ「お前の処遇はccと決めてやる」

ルルーシュ「温情に期待しながら待っていろ」ギリギリ

マオ(くそっ、情報と全然違うじゃないか…!)

ルルーシュ「関節はやはり加減が難しいな…」

ルルーシュ「さて、ccに連絡を…」

マオ「!?」

マオ「く、ぐああっ!」ググッ

ルルーシュ「お、おい暴れるな!」

ルルーシュ「このままだと肩が…」

マオ「があっ!」グリッ

ルルーシュ「くっ…」

マオ「はぁはぁ」

ルルーシュ(あんな無理矢理逃げるとは)

ルルーシュ(昔読んだ漫画のような手慣れた様子じゃない)

ルルーシュ(単純な力技…)

マオ「……僕は、君を侮っていたようだ」

マオ「その力で、ccに無理矢理、いろんな事をさせているんだろ」

ルルーシュ「…そんなことは無いが」

マオ「黙れ!嘘はすぐに分かるんだよ!」

ルルーシュ「分かるなら見てみろ!嘘なんぞ一つもついていない!」

マオ「うるさい!」

マオ「ルルーシュ、君には最高級の絶望をあげないと気が済まなくなっちゃったよ」

マオ「いいか、必ず仕返ししてやる」

マオ「それまで、首を洗って待っていろ」タッタッ

ルルーシュ「…逃げられたか」

ルルーシュ「あいつの能力的に、追いかけるのは難しいな」

ルルーシュ「準備が足りなかった、もう少し追い詰めなければならなかったな…」

ルルーシュ「仕方ない、とにかく銃と薬莢は回収して行かねば…」

マオ「」

マオ「なんだよ、あいつ、あいつ!」

マオ「僕のことを馬鹿にして!あんなに強いなんて聞いて無いぞ!」

マオ「ダメだ、銃は使い慣れてないし、当てられない」

マオ「かといって、僕は格闘技なんて出来ないし…」

マオ「そうだ…そうだよ」

マオ「いるじゃないか、最大の弱点が」

マオ「…そうだよ、直接戦う必要なんてない」

マオ「勝手に潰れてもらえばいいんだ…」

マオ「見てろよルルーシュ」

マオ「僕のことをコケにして、ccとのあんな妄想生活まで見せて…」

マオ「ccが、あんな楽しそうに男と風呂に入るもんか!」

マオ「毎晩一緒に寝てるだって?あり得ない!」

マオ「全部返してやるよ、僕の受けた痛みを」

マオ「何倍にも増してね」

マオ「くくく…」

マオ「あーっはっはっは!!」

あーっはっはっは!

カレン「?何よあいつ」

カレン「ま、外国人がゲットー入口にいる時点で、まともなわけないけど」

カレン「スザク、気味悪いしまたにしよう?」

カレン「献花なら、直ぐじゃなくてもいいんだからさ」

スザク「そうだね」

スザク「でも、すごく楽しいことがあったのかもしれないよ?」

カレン「そうかもしれないけど、ゲットーで楽しいなんてそれこそ変よ」

カレン「それに、さっきの銃声」

カレン「何もなきゃいいんだけど」

スザク「そうだねぇ」

さて、いよいよマオ編は本編に入ります。

待っててくれた人、ごめんなさい。お酒はいったら寝てました。

累計2000近く、まだまだ先は長いですが、お付き合いいただければ幸いです。

それでは、また次のスレを立てるので、そちらで続きをどうぞ。

こちらは埋めていただけると助かります。

何その挨拶、可愛い。

使おうかな、乙バレ!

みなさん、乙バレ様です!とか。

いいね、うん。

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