キャミィ「……」バルログ「やべ、めっちゃかわいい」 (193)


注意
・ストリートファイターのss
・ストzero3のバルEDからの妄想
・キャラ崩壊あり
・最低でも2日に一度は更新
・ヒョー




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414252011


=シャドルー本部=

ベガ「バァァルログよ……貴様は大きな間違いを起こした」ゴホ

ベガ「あの娘は……このベぇぇェガと同じDNAを持つ『人間兵器』……」

ベガ「今、私のコントロールを失えば……『サイコドライブ』が暴走する」

バルログ「……」


ベガ「ククク……そろそろ限界か……」

ベガ「この体ともお別れだ……」

ベガ「次に会う時を楽しみにしているぅぅぅわあああアアア!!」ジュッ

ダメージに耐え切れずに崩壊するベガの体。
その死に様を最後まで見届けたバルログは目的の”もの”を探しに行く。

バルログ「地下か……?」


=シャドルー本部(地下)=


バルログ「こんな場所があったとは……」キョロキョロ

バルログ「あの男も私を信用していなかったという事か」

地下にあった研究室を探すバルログ。
既にシャドルー本部では時限爆弾が起動しており、爆発まであと少ししかない。


バルログ「……そこか!」

そこには培養液が入った装置があった。
中には15歳ほどの年齢の少女、ベガの親衛隊のキャミィが入れられていた。

バルログ「今すぐに出してやろう」シャアオゥ!!

バリン!

キャミィ「……」zzz



バルログ「やべ、めっちゃかわいい」


バルログ「(おっと! 私としたことが……つい俗な言葉遣いを)」

バルログ「(しかし、いつ見ても洗練されている……)」ジロリ

培養液から出てきて、床に倒れ眠るキャミィを見つめる。


バルログ「(細身ながら鍛え上げられた体)」サワ・・・

バルログ「(ベガの趣味全開のレオタード)」スリスリ

バルログ「(小ぶりだが形の良い、慎ましく主張をする胸)」モミモミモミモミモミ


バルログ「(そしてこの……三つ編み!)」ハァハァ


バルログ「(完璧だ……春麗とダイヤグラム10:0で圧勝だ……)」


キャミィ「う~ん……」ゴロリ

バルログ「!」

寝返りを打つキャミィ


バルログ「きゃわいi……ではなく」ゴホン

バルログ「コピー……奴のDNA……」シリアース


バルログ「まさか……この娘が新たな……」


~~~~~~~


キャミィ(ベガ)「ふはははは!お兄ィィィィッちゃんンン!」

キャミィ(ベガ)「どぅわァあああい好きぃぃいいい!!」


~~~~~~~


バルログ「…………」



バルログ「……フ、それも一興かもしれん」

倒れているキャミィを起こさない様に抱き抱える。


バルログ「……さあ、私と来い……」モミモミ

バルログ「美しき戦士よ……!」モミモミ


=バルログ邸=


キャミィ「……う、ん……?」

眩しさを感じて目を覚ます。
寝ぼけ眼を擦ると、自分がお姫様ベッドで寝かされているのに気が付く。

キャミィ「どこだここは……」キョロキョロ


メイド「お気づきになられましたか」

キャミィ「っ、誰だ!?」

上半身を起こし部屋を見渡すと、いつの間にかベッドの脇に女がいた。
メイド服を着ており、キャミィとは見た目からして歳が近い事が分かる。


メイド「バルログ様の元で働かさせて頂いていますメイドと申します」ペコリ

メイド「あなたの意識が戻るまで付いていてあげて欲しいと、バルログ様に頼まれまして」


キャミィ「そう……か。……私は――」

メイド「数日間、寝込んでおりました。相当お疲れのようだったみたいですね」

キャミィ「そんなに?……違う!そうじゃなくて、私はッ」


メイド「寝ている間の食事は私めがやらさせて頂きました……口移しで」


キャミィ「!? 口移しで!?」


メイド「僭越ながら」テレッ

キャミィ「褒めていないぞ!じゃなくて、私は!――」


メイド「……僭越ながら」

キャミィ「!」


メイド「僭越ながら下のお世話も私めがやらさせて頂きました」

キャミィ「きゃぁあーー!!!?」



メイド「口移しで」

キャミィ「」バタリ


メイド「冗談です……あら」

メイド「寝てしまったようですね……」ウフフ

メイド「バルログ様の言う通り、かわいいお方でした」


メイド「しかしあのご様子だと記憶が――」

メイド「バルログ様に報告に行かなければなりませんね」


今日はここまでヒョ
投稿量はどれぐらいかいいのかまだ分からないヒョ

ヒョー

投下開始


『行け……えい、キラ……ーよ!奴らをみ……しに……のだ』

キャミィ「……うう……」


『あ……たは……ガに洗脳……て……のよ』

キャミィ「やっ……あ……」


『おね……ん、だ……うぶ、……いじょ……ぶ…』

キャミィ「でぃ……ゆ……して……」




『やべ、めっ……わい……』ハァハァ


キャミィ「ッ!!!」バッ


キャミィ「……夢……」ハァハァ

キャミィ「凄く……怖かった……まるで現実の様な……」

キャミィ「今のは私の記憶……なのか?……私は……一体――」


バルログ「誰なのか」

キャミィ「!?」

声がした場所にはスーツを着た長髪の男がいた。


バルログ「良い寝顔だった……」

キャミィ「……お前がバルログか」

バルログ「ほう、どうしてそう思う?」


キャミィ「雰囲気だ」

キャミィ「お前からはメイドとかいう女とは違う人間の空気を感じる」

バルログ「フフ……なるほど」


バルログ「君にも私の美しさが感じられるようだ」

キャミィ「いや、そんな事は思っていない」


キャミィ「それより、ここはどこだ?」

キャミィ「どうして私はここにいる?」

キャミィ「……私は、誰だ……?」


バルログ「(本当に記憶喪失だとは……ベガの操り人形から名も無き”人形”となったか)」

バルログ「質問は一つずつにして貰いたいな……まあいい」

ベッドに近付き、キャミィの隣に座る。
ピンクを基調とした天井付きのお姫様ベッドは、スーツを着たバルログが座るには少々不釣り合いだった。
隣に座ったバルログを訝しげに見つつも、キャミィは答えを待つ。



バルログ「ここは私と君の家だ」


キャミィ「私の……?」

バルログ「そうだ」シレッ


キャミィ「私にはそんな記憶は無い」

バルログ「そうなのだろう……記憶喪失だからな」

バルログ「だが君はこの家の人間だ」

キャミィ「覚えていない……」


バルログ「君は不幸な少女だ、事故に遭い頭を強く打った」

バルログ「記憶喪失の原因はそれだ」

キャミィ「事故……」

バルログ「覚えていないのも無理はない」


キャミィ「……もし、そうだとしたら」

キャミィ「私はこの家の誰なんだ?」

キャミィ「メイドと同じ使用人だったのか?」


バルログ「フフフフ……使用人?まさかな」




バルログ「君は私の妹だ、キャミィ」


キャミィ「妹!?」

バルログ「何かおかしいか?」

バルログ「私の美しさと君の美しさ、それが兄妹である何よりの証だろう」

キャミィ「私が……妹……」


バルログ「思い出してきたか?」

キャミィ「いや……ただ、キャミィという名前だけは……分かった」


バルログ「(断片的な記憶と日常生活を送るだけの常識はある……か)」

バルログ「(いっその事、幼児退行でもすれば良かったものを)」

バルログ「(さすれば私の教育で今以上の美を……!)」フフフ


キャミィ「どうして笑っているんだ?」

バルログ「気にするな」

バルログ「記憶は時間を掛けて取り戻せばいい……」

話しは終わったと、バルログがベッドから降りる。


キャミィ「うん……」コクリ

バルログ「(かわいい)」


バルログ「さて、朝食の時間だ」

バルログ「毎日三食、我が家のシェフに作らせた栄養の整った料理」

バルログ「美を保つには必要不可欠だ……」

キャミィ「料理……うっ!!」


~~~~~~~

メイド『口移しで』ニコッ

~~~~~~~


キャミィ「すまない……あまり食欲が無いんだ……」

バルログ「言っただろう、美には必要不可欠だと」

バルログ「私の傍にいるのだ、妥協はない」

キャミィ「私は別に外見の事など――」

バルログ「以前の君はそうは言わなかったぞ」

キャミィ「……前の、私……」


=バルログ邸(通路)=


キャミィ「どうしても食べなきゃダメか?バルログ」スタスタ

バルログ「何度も言わせるな」スタスタ

バルログ「私達の美しい躍動の稜線を持つ体を維持するのには――……待て」ピタッ

キャミィ「?」ピタ


バルログ「今、何と言った?」

キャミィ「どうしても食べなきゃダメか――」

バルログ「そこではない、その後だ」


キャミィ「え?……『バルログ』としか言ってないぞ」

バルログ「それだよ……もう一度私の事を呼んでみろ」

キャミィ「? バルログ?」キョトン

バルログ「愚か者め……私達は兄妹だ」

バルログ「妹には妹なりの呼び方があるだろう」


キャミィ「そうなのか……?だが、私はバルログを何と呼んでいたのだ?」

キャミィ「バルログ兄さん……バルログお兄様……?」

バルログ「違うな、そのような呼び方は美しくない」

キャミィ「……すまない、分からないんだ」ションボリ



バルログ「にぃに」

キャミィ「え……?」



バルログ「に ぃ に」


キャミィ「本当にそう呼んでいたのか……?私は……?」

バルログ「そうだ、何を悩む必要がある」

バルログ「聞かせてくれ、君のその小鳥の囀りの様な声で……さあ!」


キャミィ「に……ぃ……」モジモジ

バルログ「……聞こえんぞ」

キャミィ「にぃに!!」///



バルログ「ヒョーッ!」ヒョー!

キャミィ「飛んだ!?」


バルログ「それでいい……これからはにぃにと呼べ」スタッ

キャミィ「あ、ああ……」

バルログ「それでは行こうか、キャミィ」

キャミィ「……分かった、バ……にぃに」


キャミィ「……やっぱり違う呼び方じゃダメか?」

バルログ「駄目だ」キッパリ


今日の投下分終了
今日はウル4でランクマに籠ってくるヒョ

ヒョォォォ!!ランクマで連敗したヒョーーー!!
PPが2500まで下がりました。

――怒りの投下開始――


場面は変わり

=シャドルー本部(跡地)=


自爆装置により全壊し、大きなクレーターが出来たシャドルー本部(跡地)。
そのクレーターを上から見下ろす女が居た。


春麗「……」


~~~~~~~

キャミィ「自分が……何者かなんて 知らなくて……いい……」

春麗「ベガの言うことなんか絶対、信じちゃダメよ!!」

キャミィ「うる……さい……」ダッ

春麗「あ、待ってっ!」

~~~~~~~


春麗「あの子は今どこに……」


ガイル「ベガの親衛隊の子か?」ザッザッ

後ろから声を掛けられて振り返る春麗。


春麗「あなたも来ていたのね」

ガイル「休暇を使ってな……気になるか?」

春麗「ええ、だって彼女は……彼女たちはまだ子供よ!」

春麗「やりたい事……やらなければいけない事がある筈だわ」


ガイル「だが、今は行方知らず……クソッ、ベガめ」

春麗「(……ナッシュが消息を絶ってガイルも……)」


春麗「探しましょう、ガイル。あの子たちも……ナッシュも」

ガイル「……そうだな……フ、また休暇が潰れるな」


春麗「シャドルーの残党の事も気になるわ」

ガイル「サガット、バイソン、バルログ……」

ガイル「奴らはここにいなかった」


ガイル「行こう、まずは聞き込みからだ」

春麗「ええ……」


ガイル「どうかしたか?」

春麗の返事に力が無いように感じて尋ねる。

春麗「いいえ……何でもないわ」

春麗「行きましょう」

歩き出す春麗。それを追うようにガイルも歩き出す。



春麗「(バルログ……か)」

途中からトリが外れてしまったヒョ
続きはまた夜に。グッナイ


R.ミカの追加はいつヒョ?
あの尻に美を感じるヒョ


投下開始


場所は戻り

=バルログ邸(食堂)=


キャミィ「はふっはふっ」モグモグ

キャミィ「んん……」ゴクゴク

キャミィ「あむっ……ッ、んぐ、ん!!」ゴホゴホ

テーブルに並べられた料理を、考えられる限りの汚い食べ方で食べるキャミィ。
急いで食べ過ぎて喉に詰まらせてしまい、慌てて水で流し込む。


バルログ「……」

バルログは食事の手を止めてキャミィを鋭い目つきで見据える。


キャミィ「……ん?どうした、バルロ――……にぃに」

キャミィ「食べないのか?これ、とっても美味しいぞ」ニコニコ

ナイフでカットせず、フォークで丸ごと突き刺したチキンをバルログに向けて差し出す。



バルログ「……不愉快だ」バシッ

バルログは、差し出されたチキンをキャミィが持つフォークごと手で払い飛ばす。

キャミィ「え……?」


バルログ「君の動作からは美の欠片も感じられない」

キャミィ「え、あ……」

バルログ「ただ醜いだけ……」

キャミィ「に、にぃに……?」オロオロ


バルログ「そのような者と一緒の食事など耐え切れん」

席から立ち上がり、食堂から出ていく。


キャミィ「……」ポツーン


キャミィ「わ、私は何か悪い事をしてしまったのだろうか……」

キャミィ「記憶をなくす前の私と違うから……にぃには怒ったのだろうか……」ションボリ

席に座ったまま、親に叱られた子の様に落ち込むキャミィ。
そこに、バルログが手を付けなかった料理を片付けにメイドがやってくる。


メイド「バルログ様はマナーや礼節に厳しいお方ですから」カチャカチャ


キャミィ「お前は……」

メイド「覚えていて下さったのですね、メイドです」ペコリ


キャミィ「教えてくれメイド!今の私は前の私と違うのか!?」ガタッ

メイド「申し訳ございません、私はバルログ様にお仕えしてまだ間もないので……」カチャカチャ

キャミィ「くっ……だ、だがさっきの口振りからして」

キャミィ「にぃにがどうして怒ったのかは分かるのだろう!?」

メイド「それを知ってどうするおつもりですか?」カチャカチャ


キャミィ「私は……、私はまだバルログの……にぃにの妹だという実感は無い」

キャミィ「でも、妹なのだとしたら、にぃにを悲しませるのはいけない事だと思う……」ウツムキ

キャミィ「だからにぃにの思う妹でいたいんだ……」

メイド「……」

キャミィ「だから……だから……」


キャミィ「私を完璧な妹にしてくれっ!」


メイド「……言っておきますが、私の指導は厳しいですよ」

キャミィ「大丈夫、どんなに辛い修行でも耐えて見せる!」フンスッ

メイド「では手始めに……」


メイド「私の事をおねえと呼んでください!」バーン!

キャミィ「分かった!おね……これは必要か?」

メイド「必要です」シレッ


=バルログ邸(廊下)=


バルログ「……思わず飛び出してきてしまった」ズーン


バルログ「(キャミィは記憶喪失だ……その上ベガの親衛隊だった)」

バルログ「(礼儀作法を知らないのは当然……しかし)」

バルログ「(ゴミを漁る野良犬のような食べ方……)」

バルログ「(私には到底耐えられんものだ……)」


バルログ「(チキンをあーんして貰った時はドキがムネムネしてしまったがな)」フフ・・・




バルログ「さて、今後どうするか……」

バルログ「食事の時だけ別々に食べる……いや」

バルログ「(キャミィとは出来るだけ一緒に居たい……)」

バルログ「……」ウーム



キャミィ「にぃに!!」タッタッタ

バルログ「!」


少し前

~~~~~~~

キャミィ「で、私はどうすればいい?」

メイド「そうですね……まずは食事のマナーをお教えしましょう」

メイド「バルログ様がお怒りになられたのは、キャミィ様の作法がなっていないからです」

キャミィ「そうだったのか……」

メイド「きちんとした作法を覚えれば、きっとバルログ様とご一緒出来る筈です」

キャミィ「じゃあ、さっそく!」

メイド「……ですが」

キャミィ「え?」

メイド「その前に……」

キャミィ「その前に……?」


メイド「バルログ様に謝りに行った方が宜しいかと」

~~~~~~~


バルログ「キャミィか……何用だ」

キャミィ「にぃに、さっきはごめんなさい……」

キャミィ「私の食べ方が汚いせいで……」


バルログ「フン……もういい」


バルログ「貴様の醜悪な食べ方には目を瞑ってやろう……だかr」

キャミィ「だから!!」

バルログの言葉を遮るキャミィ。

バルログ「?」



キャミィ「私、にぃにとは食事をしない!!」

バルログ「!????」


バルログ「なっ…、いや私は別に怒ってなどいないぞ!」アセアセ

バルログ「むしろあれぐらいの食べっぷりが逆に美しいと言うか……」

キャミィ「あ!間違えた!」

バルログ「!」

キャミィ「食事マナーを覚えるまでの間、にぃにとは食事をしない!」

キャミィ「だった!」


バルログ「(な、なんだ……ヒョかっ……じゃなくて良かった……)」ヒョッ

バルログ「(キャミィと食事がとれないなんて……)」

バルログ「(私の生きている意味ほぼ皆無と化すところだった……)」


バルログ「それはいい考えだ……だが、君に師事をする人間がいるのか?」フンッ

キャミィ「おねえ……じゃなくてメイドに教えて貰う!」

バルログ「お、おね……?」ピクッ


キャミィ「メイドにいろいろ教えて貰って」

キャミィ「にぃにと一緒に食事が出来る妹になるから……」

キャミィ「それまで待っていて欲しいんだ!」


バルログ「……」

キャミィ「ダメ、か……?」ウワメ


バルログ「……礼儀作法が織り成す美は高貴な生まれの人間が持つ物だ」

バルログ「今まで無縁だった人間が簡単に身に着けられるものでは無い」

キャミィ「……」ションボリ


バルログ「だが……」




バルログ「それを手に入れようと足掻く姿もまた、美しい」

キャミィ「!」


バルログ「仕事で一週間ほど家を空ける」

バルログ「それまでに体得してみせよ」スタスタ

キャミィ「ありがとう、にぃに!」ペコリ

バルログは廊下を歩いて行き、角を曲がり姿を消す。


キャミィ「よし、早速メイドに教えて貰わなくては……」



キャミィ「……にぃにの仕事って何だ?」


=バルログ邸(バルログ部屋)=


バルログ「ヒョォォォーッ!」ヒョー

バルログ「あんな風に言われたら断れるわけなかろう!」ヒョー


バルログ「『ダメ、か……?』」(裏声)

バルログ「ヨロレイヒー!」ヒョー

バルログ「(あの時飛び出しておいて良かった――!)」


バルログ「……しかし」スタッ

バルログ「メイドめ……キャミィの頼みに付け込み『おねえ』などと呼ばせるとは……」

バルログ「許せん、仕置きが必要だ」


~~~~~~~

メイド「!!」ゾクッ

~~~~~~~


バルログ「……一週間後か」スチャッ

懐から仮面を取り出し顔につける。

バルログ「フフ……仕事も捗りそうだ」

投下終了

ちなみにこのss、ストリートファイターのキャラが数人出てきますが
主要キャラでオリキャラは一人もいないヒョ

訂正
×投下終了
○今日の投下終了

それじゃあ、お休みヒョ

バルログ&ウォーズマンのTシャツなんてあるんですね
欲しいヒョ

投下開始


翌日

=バルログ邸(食堂)=


メイド「準備は出来ましたね……お似合いですよ、キャミィ様」ニコニコ

両手を合わせてキャミィの姿を褒める。


キャミィ(ドレス)「少し……窮屈だな」

普段着のレオタードと同様、緑を基調としたドレスを着たキャミィ。


メイド「全ての始まりは見た目から、これは基本です」

メイド「バルログ様との食事をするためです」

メイド「多少窮屈でしょうけど我慢してください」


キャミィ「(にぃにと食事をするため……)」

キャミィ「分かった」ガマンッ


メイド「では、まずナイフとフォークを持ってください」

席に着いたキャミィの前には、チキンとナイフとフォークが置かれていた。

キャミィ「……こうか?」

握り拳で右手にフォーク、左手にナイフを持つ。

メイド「違います」

キャミィ「なら……こうか?」

今度は先を下向きにして握り拳で持つ。

メイド「全然違います」


キャミィ「こ、こうか?」

右手にナイフとフォークを同時に持つ。

メイド「それでどうやって食べるんですか」ハァ・・・

キャミィ「う……じゃ、じゃあ……」

右手の指と指の間にナイフとフォークを挟む。

メイド「鉤爪じゃないんですから……」


キャミィ「うう……Mission failed」ナミダメ

テーブルにおでこを打ち付けうな垂れる。

メイド「諦めないで下さい!」プンスカ

キャミィ「もう手でいい……」

指先でチキンをつつく。


メイド「バルログ様と食事をするんでしょう!」

メイド「そんな事じゃ一生経っても出来ませんよ!」

キャミィ「……うん、分かってる……」

キャミィ「頑張らなきゃ……!」グッ


1時間後


キャミィ「左手のフォークで押さえながら……」カチャカチャ

キャミィ「右手のナイフで左端から切る……」カチャカチャ


とっても上手に 切れました!


キャミィ「できたっ!」

メイド「おめでとうございますキャミィ様」パチパチ

キャミィ「お前のお蔭だ!ありがとう!」ヤッタ!

メイド「(かわいいですわ)」


さらに一時間後


メイド「……と、もうこんなお時間ですね」

キャミィ「今日はたくさん覚えた……」グデー

メイド「ふふ、お疲れのようですし今日はここまでにしましょうか」


キャミィ「ああ……私は、にぃにに相応しい妹に近付いただろうか」

メイド「真の妹への道は険しいものです」

メイド「ですから……まだまだですね」

キャミィ「そうか……頑張らなくてはな」グッ

メイド「ファイトですよ、キャミィ様!」


=バルログ邸(キャミィの部屋)=


キャミィ「明日も食事についてやるのか?」ヌギヌギ

与えられた自室で、メイドの手を借りながらドレスを脱いでいく。

メイド「はい。 ですがその前に……」

キャミィ「その前に?」

メイド「バルログ様の言伝で、キャミィ様の洋服を見繕え……と」

キャミィ「私の……服?」


メイド「ええ、今のままでも十分愛らしいですが」

メイド「何日も同じ物を着る訳にもいかないでしょう」

キャミィ「私は気にしないが……」


メイド「笑止!」カッ

キャミィ「!?」

メイド「キャミィ様は完璧な妹になりたいと仰られた……」

メイド「ならば美には執着して貰わないといけません」

メイド「さもなくばバルログ様と同席など以ての外でございます」

キャミィ「す、すまない……」コワイ・・・


メイド「ですから明日は近くの街でキャミィ様のお洋服を買いましょう」

キャミィ「了解した」


キャミィ「(外、か……楽しみだな)」

短いけど今日はここまでヒョ

思い出のアーミー(ボソッ

……なんでもないヒョ

投下開始


所変わって

=どこかの豪邸=


男「今宵は皆様お忙しい中ご集まり頂き大変恐縮で御座います」

男「今回の催しの主催者であるインド石油会社の社長より開式宣言を頂きます!」

ワーワー パチパチパチ


社長「えー、今日は我が社の企業拡大祝賀会に参加して頂き誠にありがとうございます」

社長「日中韓の企業との合併により我が社は―――」ウンタラカンタラ


バルログ「……あの男が任務の対象か……」

パーティーホールの隅の方で壁に凭れかかりながら、今回の仕事の標的を確認する。

バルログ「ふん、奴さえ殺せればいくら犠牲が出ても構わない……か」

バルログ「常人の考えを逸脱した悪魔的発想だな」


???「おいおい、こっちは金払ってやってんだから」

???「ぐちぐち文句垂れ流してンじゃねーぞ」

いつの間にか、バルログの隣には一人の女が立っていた。



バルログ「……ジュリか」

ジュリ「ご名っとーう」アハハ


バルログ「依頼主である貴様がわざわざ出向くとはな」

ジュリ「こっちは退屈で退屈で仕方ねーんだ」

ジュリ「たまにゃ楽しい事しなきゃあーねー」アハハ!


ジュリ「つーか、あたしは絶賛無職のあんたを拾ってやったんだ」

ジュリ「いくら坊ちゃんだからと言って金がなきゃ生活出来ねえだろ?」

ジュリ「感謝の言葉ぐらい貰いたいもんだねェ……ええ?」


バルログ「……私が協力しているのは金のためではない」

ジュリ「ハァ? だったらなんで引き受けたワケ?」


バルログ「美しい者との一夜の為にだ」


ジュリ「……美しいって……あたしのことか?」

バルログ「フン、貴様意外に誰がいる」


ジュリ「……フフ……アハハハハッ!」

ジュリ「なに?もしかしてあたしに惚れちゃったの?」ケラケラ


バルログ「……」

ジュリ「だから仕事受けてくれたんだ?……ふーん?」ペタッ

何も履いていない足の裏を、バルログの開いたスーツの胸元にピタリとくっ付ける。


ジュリ「まさか『スペインの狂える毒蛇』さんがこんな女好きだったとはねェ」クックック

ジュリ「なァ、仕事の報酬に”あたし”も追加してやろーか?」ツツー

足の指先をバルログの腹筋をなぞるように滑らせる。


バルログ「……勘違いをするな」

ジュリ「あ?」ピタッ


バルログ「美しい者が隣にいれば、私の美しさがより際立つ……」

バルログ「貴様は、今宵の宴と私を引き立てる小道具でしかない」

バルログ「宴……そう……」

バルログ「狂乱の宴のな……」フフフ


ジュリ「……あっそ、つまんねーの」スッ

足をバルログから離す。


ジュリ「つまりあんたは人殺し好きのサイコ野郎ってワケだ」

バルログ「サイコ野郎?……そうとも言うな」

バルログ「辿り着くには少々覚悟が要る」

ジュリ「どこにだよ」イミワカンネー




バルログ「美の極致へだ」スチャ

仮面と鉤爪を装着するバルログ。


ジュリ「ハッ、やっぱり意味分かんねーよ」ケラケラ

それを見たジュリも、脱いでいた靴を履き、一度舌なめずりをすると
未だスピーチを続ける標的の元へ歩き出す。


ジュリ「だけど……人殺しが楽しいってのは同感」キャハッ

バルログ「いけない人だ……」フフフッ


ズシャ ドーン!

ワーワー キャーキャー……

今日は此処まで
短くてごめんヒョ

明日は忙しくて投稿が出来ないです。
時間がある時に書き溜めておくので、ランクマやって待ってて欲しいヒョー

オメガエディションのバルログやベガ様の調整案が発表されたヒョね
スト2時代の素早いバルログが戻ってきてくれるようで嬉しいヒョ

投下開始


=街=


キャミィ「おねえ!こっちだ!」

知識ばかりで実際には見た事の無い物を目の当たりにし
待ちきれぬと言わんばかりに街へ駆けだすキャミィ。
本人は、記憶喪失なので街にある物全てが初めて見る物に見える、と思っているが
実際には、シャドルーで洗脳された強化兵士だったので外界の事など知る由もなく、
本当に初めて見る物ばかりなのだ。

メイド「はいはい、今行きますよ」ニコニコ

はしゃぐキャミィの後ろを歩くメイド。
子供を見守る様な暖かい目でキャミィを見守る。

キャミィ「急ごう!全部見回るんだろう!?」

メイド「スペインの街は一日じゃ周りきれませんよ」ウフフ


キャミィ「そうなのか……なら今度、また案内してくれるか?」スタスタ

メイド「ええ、勿論です」スタスタ

スピードを落とし、メイドと並んで歩くキャミィ。
珍しい恰好の2人に擦れ違う人々は振り返るが、2人は気にせずに目的地へと向かう。

キャミィ「やった!約束だぞ?」

メイド「はい、約束です」ニコニコ


メイド「……と、着きましたよ」

一軒の店の前で立ち止まる。
店の看板には『UDON Entertainment』と書かれていた。

キャミィ「ここが?」

メイド「はい、ここがバルログ様のお気に入りの……」



メイド「ランジェリーショップです」


キャミィ「ランジェリー……ショップ?」

キャミィ「洋服が売っている所だろう?」


メイド「まあ……そうですね」

メイド「(……下着も洋服……ですよね?)」

キャミィ「そうか、なら早く入ろう!」ワクワク


入店


キャミィ「……」///

店内に足を踏み入れれば、そこはかとなく甘い匂いが漂う乙女の花園が待っていた。
主な商品は下着類で、ベビードールなどが並んでいる。

キャミィ「こっ、これは下着だろう?」

メイド「寝室などではお洋服です」

キャミィ「外に来ていく物を選んでくれるんじゃなかったのか!?」


メイド「バルログ様からは」

バルログ『キャミィのシルクの様な肌に合うランジェリーを選んでやれ』

メイド「……と言われましたので」

キャミィ「にぃにが!?」

キャミィ「(にぃには……、私にこういう服を着て欲しいってことか……?)」///


メイド「さあ、選びましょうキャミィ様」

キャミィ「……わ、分かった」///

メイド「私もご尽力させて頂きます」


キャミィ「どういうのがいいんだ……?」ウーン

商品を手に取り見比べるキャミィ。

メイド「スケスケのピンクとかいやらし……可愛らしくていいんじゃないでしょうか」

キャミィ「スケスケの……」///


メイド「ご試着は私がお手伝いさせて頂きますので」ウフフフ・・・

キャミィ「自分でやるからいい!!」


場面は移り

=豪邸=


ジュリ「あーあ、つっまんねー仕事だったなオイ!」

床に倒れている警備兵の髪の毛を足で掴み、持ち上げる。
まだ息をしているようなので、思い切り地面へと叩き付けてやることにした。

グシャ


ジュリ「うへぇ……スイカ割ったみてぇな音がしたぜ」

確認するまでも無く命果てたであろう警備兵を離す。


バルログ「……悪くない」ホウ・・・

ジュリ「マジかよ」

その様子を見ていたバルログがぼそりと零した一言に
ジュリは「イカレ野郎め」と笑う。


バルログ「(悪も突き詰めれば美となるのだな……)」

勿論、バルログが認めたのは潰れた頭の死体では無く
何の躊躇いも無く非道な行動をやってみせたジュリである。


バルログ「(S.I.N社……生前ベガが兵器部門を独立させた会社だと言うが)」

ジュリ「こいつも死んでるー、こいつも死んでまァーす」

バルログ「(この様な女がいたとはな)」

室内に転がる無数の死体の生死を確かめるジュリ。
バルログにとっては初めて見るタイプの女性であった。


バルログ「まるで悪魔……人の生を吸い尽くす夢魔と言った所か」

ジュリ「バールログちゃーん、誰がサキュバスだってェー?」

近付いてくるジュリ。仕事完了の確認は終わったようだ。

バルログ「悪魔と言えば……」

ジュリ「?」



バルログ「(あの天使のようなキャミィたんは今どうしているだろうか……)」ヒョー

ジュリ「……なんかいやらしー事考えてンじゃねーだろぉな?」

バルログ「その様な物言い、二度は許さんぞ」

ジュリ「ハイハイ」アハハッ

今日はここまで
おやすみヒョー

バルログのCVは塩沢さんが一番好きヒョ

投下開始


3日目

=バルログ邸=


キャミィ「ふわあ……」

自室から廊下へと、眠そうな顔で出てくるキャミィ。
昨日は買い物の後、再び食事のマナーについて学んだ。
やる事が沢山あったので寝ても疲れが少し残っていた。

キャミィ「(あと4日か)」

メイドが今日は食事についてではなく、
他の事を教えてくれると言う。
本当の美を目指すのならば、全てを極めなければならないらしい。


キャミィ「にぃに……私は貴方の妹に近付けているだろうか……」


=バルログ邸(大広間)=


メイド「おはようございます、キャミィ様」

メイド「着心地はいかがでしたか?」

メイドに指定された場所へとやってきたキャミィ。
そこには既に掃除用具を持ったメイドが待っていた。


キャミィ「着心地……?」

昨日購入したベビードールを渡され、入浴後に寝室で
着てみたのを思い出す。

キャミィ「……///」カァァァ


メイド「その後様子だと、着て下さったのですね」

メイド「バルログ様にお披露目は出来そうですか?」

キャミィ「あ、あんなのでにぃにの前に立てるか!馬鹿っ!!」

メイド「(馬鹿……)」ズーン

キャミィ「もっと普通の洋服がいいと思うんだが!」

キャミィ「……可愛いのとか……」ボソッ

メイド「……ふふ、そうですね」

メイド「バルログ様がお帰りになられたら、ご一緒に買いに行かれてはどうです?」


キャミィ「そ……そうだな!」

キャミィ「にぃにと買い物……私の洋服を……」

キャミィ「……えへへっ」ニコニコ

メイド「その為にも、修行をしなければですね」

キャミィ「ああ!」

キャミィ「にぃにと一緒にご飯を食べて……」

キャミィ「一緒に買い物に行ける妹に私はなるぞ!」

メイド「その意気ですよキャミィ様!」


キャミィ「……で、今日は何をするんだ?」

メイド「今日はですね……」

メイド「邸内の掃除を手伝って頂きます!」

キャミィ「掃除……」

キャミィ「やった事はない……かな?」

メイド「バルログ様は美しい景観が損なわれる事を酷くお嫌いになります」

メイド「それは邸内でも同じ……私達はいつも50人体制で邸内を掃除しています」


キャミィ「流石にぃにだ……」

メイド「微かな埃でさえ見逃さないお方ですから」

キャミィ「気を抜けないってこと……」

メイド「私以外の者には既に掃除をやらせています」

メイド「キャミィ様は私と……」

メイド「キャミィ様の自室のお掃除に行きましょう」

キャミィ「分かった!」


場面変わって

=豪邸(中庭)=


ジュリ「お、来た来た」

中庭に立つジュリとバルログを眩しい光が照らす。
上空から大きな音を立てて迎えのヘリが飛んで来たのだった。
飛んで来たヘリは3機。内2機がジュリとバルログを乗せるヘリで
もう一機には仕事の後片付けをする兵士たちが乗っている。

ジュリ「あー、通信。聞こえっか?」

ジュリ「目標は完全にお陀仏。さっさとあたしら回収しろ、OK?」

通信を聞いたヘリは中庭に着陸する。


ブロロロロ……
スタッ スタッ ダッダッダッ

兵士「ジュリ様は此方のヘリに、バルログ様は彼方のヘリにどうぞ」

兵士「対象の死亡を確認後、速やかに屋敷を焼き払え!」

兵士「GO!GO!!」


ジュリ「あとはコイツ等が勝手にやってくれっから」

ジュリ「あたしらの仕事は終わり」

バルログ「余興にもならぬ仕事だったな」


ジュリ「余興?……あんたこの後なんかあんのか?」

バルログ「そうだ……」

バルログ「それは我が人生において最も重要なものになるであろう……」フフフッ

ジュリ「それってあたしとのデートとか?」

バルログ「戯れるな」

ジュリ「……」ムゥ


ジュリ「……あんたさァ」スッ

バルログの付ける仮面を、足で外すジュリ。
足の人差指と中指の間に挟んだ仮面を手に取り、バルログの顔と仮面を見比べる。

ジュリ「顔はいいんだよねェ……」

ジュリ「強さも申し分ねーし」

バルログ「……何が言いたい」

ジュリ「あたしの部下にならない?」


ジュリ「部下っつーかなんつーか」

ジュリ「……まあ、あたしの暇潰し相手になったり?」

ジュリ「買い物に付き合ったりさァ」

ジュリ「勿論、仕事も一緒にやるけどよ」

ジュリ「部下っつーよりあれだな!相棒?ってやつゥ?」


ジュリ「……ど、どうだ?」ドキドキ



バルログ「……フッ、悪くない誘いだ」

ジュリ「!」

ジュリ「アハハッ!そっか、やっぱあんた、あたしに惚れ――」

バルログ「だが」

ジュリ「――て……あん?」

バルログ「綺麗な薔薇には棘があると言う……」

バルログ「君に溺れれば、たちまちの内に私の美しい体が傷だらけになりそうだ」

ジュリ「……気持ち良くしてやンぜ?」

バルログ「私にとっての快楽は獣のそれではない」


ジュリ「連れねえなァ、バルログちゃん」

ジュリ「今のはつまり……あれだぜ?」

ジュリ「あっ……あたしの男になれよ、て言ったんだぜ」

ジュリ「こんな良い女より魅力的な奴なんていねェーだろ?」


バルログ「ここにいるではないか」

ジュリ「はァ?」


バルログ「私だよ」



バルログ「(それとキャミィたん)」

ジュリから仮面を取り上げると、迎えのヘリに乗り込む。

バルログ「アディオス!」

バルログを乗せたヘリが上昇していく。


ジュリ「……っち、ナルシスト野郎が」

ジュリ「アーアー、結構本気だったんだけどなァ!」

兵士「ジュリ様、ヘリに――」

ジュリ「うっせえ!!」ドゴォ!

兵士「グッホオオ!?」


ジュリ「ちくしょー……今日は独りマッコリだ……」グスッ


=ヘリ(機内)=


バルログ「……女郎蜘蛛だよ、君は」

ヘリから眼下にいるジュリを見下ろす。

兵士「?」

バルログ「(キャミィたんの存在が無ければ喰われていたな……)」

今日はここまで

オメガエディションってオンのエンバトで出来るんですかね?
気になるヒョ

バルログのキャラを掴むためにストファイの漫画を買ったヒョ
……初っ端リュウが「フー良い風♡」とか言い出してびびったヒョ。

投下開始


=バルログ邸(キャミィの部屋)=


キャミィ「……!」ピーン!

メイド「? どうかしました?」

キャミィの部屋を掃除中、突然手を止めたキャミィ。
不思議に思ったメイドが何かあったのか尋ねる。

キャミィ「……にぃにが」

メイド「バルログ様が?」

キャミィ「いや……何でも無い」

メイド「?」


キャミィ「(何だろう、にぃにが悪い何かに言い寄られているようなそんな感覚が……)」

メイド「はいはい、手が止まっておりますよキャミィ様」パンパン

意識がどこかに飛んでいるキャミィを手を叩いて呼び戻す。

キャミィ「あ、ああ。すまない」フキフキ

メイド「掃除は真心込めてやらなくてはなりません」

メイド「バルログ様を想うのは良い事ですが、上の空ではいけませんね」

キャミィ「別ににぃにの事を想ってなんか……」///

メイド「ほら、また止まってます!」

キャミィ「むぅ……」フキフキ


キャミィ「ねえねは意地悪だな」フキフキ

メイド「キャミィ様の為を想っての事です」

メイド「バルログ様がお帰りになるまであと4日……」

メイド「学ばなければならない事は沢山ありますよ!」

キャミィ「分かっている!」

メイド「なら宜しい、掃除を終わらせてしまいましょう」

キャミィ「了解……」フキフキ


1時間後


キャミィ「ふぅ……疲れたぁ」

キラキラ ピカーン

メイド「お疲れ様です、キャミィ様」

メイド「これぐらい綺麗な部屋を保てれば、バルログ様もお褒めになられますよ」

キャミィ「本当か!?」

メイド「本当です」

キャミィ「そうか……褒めてくれるか……」ムフフッ


メイド「お昼まではまだ時間がありますね」

メイド「私はまだ仕事が残っていますが……」

メイド「どうでしょう、自由時間になされては」

キャミィ「自由時間?」

メイド「お部屋で過ごされたり、邸内を回ったり……」

メイド「お外に行かれたりする時間の事ですよ」

キャミィ「外……!」

メイド「ただし」

メイド「外に行かれる場合はこの間行った場所までとします」

キャミィ「うん!大丈夫だ!!」ワクワク

メイド「では……どうぞ!」

キャミィ「外ー!」ダダー!

メイド「行ってらっしゃいませー!」


メイド「……」

メイド「(少し心配ですね……お迎えには上がった方がいいかしら)」

短いですけどここまで
この時期は忙しいヒョー

おねえ、じゃなかったのけ?乙

>>156
その通りヒョ……ご指摘ありがとうございます。


投下開始


=街=


キャミィ「……」フンフフンフフーン

キャミィ「……!」

鼻歌を歌いながら街を歩くキャミィ。
理由もなしに楽しい散策中、目に入ったものに足を止める。

キャミィ「わぁ……!」

駆け寄ったのはレディースショップのショーウインドウ。
中には煌びやかな洋服に飾られたマネキンが数体ならんでいた。

キャミィ「(可愛いな、これ……)」


キャミィ「それに比べて私のは……」

ショーウインドウに映る自分の服を眺め、ため息をつく。

キャミィ「嫌いんじゃないんだけどね」

その場から離れて、再びあても無く歩き出す。

キャミィ「(どうして私はこの服を着ていたのだろうか……)」

キャミィ「元から着ていた?……だったらこの腕のガントレットは何……?」

両腕に付けられている赤色のガントレットを見る。


キャミィ「(普通の女の子はこんなものを付けていない)」

キャミィ「(それに洋服だって何着も持っている筈だ……)」

キャミィ「(なのに、何故私は記憶を失う前のあの家に服が無いんだ?)」

キャミィ「(……やっぱり、どこかおかしい)」

キャミィ「(私は、本当ににぃにの妹なのだろうか……)」

キャミィ「(記憶を失った私を、にぃには保護した……だったら?)」

キャミィ「(だとしたら……私の本当の家族は……!)」ブンブン

首を横に振り、深く考えていた内容を忘れようとする。


キャミィ「駄目だ、にぃにを疑う様な事を……」

キャミィ「私が頼れるのはにぃにだけだ、信じなくてどうす――」

なー

キャミィ「?」キョロキョロ

突然聞こえた声の主を探す。

なー なー

キャミィ「……下?」

足元から声が聞こえ、地面に視線を落とす。

子猫「にゃーお」スリスリ

そこには生まれて数週間ほどの小さな子猫が居た。
キャミィの足に体を擦り付け、甘えている。

キャミィ「子猫……」

キャミィ「可愛い!」ダキッ

子猫を抱きかかると、優しく撫でる。


キャミィ「よしよし」ナデナデ

子猫「なーお」

キャミィ「お前、家族はどうしたんだ?」

子猫「みゃー」

キャミィ「……お前も一人なのか?」

子猫「にー」

キャミィ「……くそ!猫語が喋れないのがもどかしい!」


キャミィ「……よかったら……にぃにが許可してくれたらだけど……」

キャミィ「……家に来ないか?」

子猫「んみゃー」ヒョイッ トテトテトテ

キャミィの腕から降りて、路地裏の方へと歩いて行く。

キャミィ「あっ……」

キャミィ「……行っちゃったか」

キャミィ「そっちに行くとおねえとの約束を破ってしまうから……」

路地裏へ向かった子猫を追う事を諦め、歩き出すキャミィ。


子猫「にゃあ?」ピョコ

路地裏から顔だけ出して、キャミィに向けて鳴く子猫。

キャミィ「!」

キャミィ「……ちょっとだけ、ちょっとだけだぞ」

キャミィ「おねえには内緒な?」

子猫の後に付いて路地裏へと入っていく。




ゴロツキA「……おい」

ゴロツキB「ああ」

ゴロツキC「へっへっへ」

路地裏へ入っていくキャミィの後姿を見つめる、3人の男。
彼等は卑しい笑みを浮かべ、キャミィと同じく人通りの無い路地裏へと入っていく。


今日はここまで


ーー番外編ーー

キャミィ「良ぉお~~~~~~~しッ!」ナデナデ

子猫「に、にゃー……」

キャミィ「よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし
よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」ナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデ

遅くなりましたヒョ
待っていて下さった方には申し訳ないです。
今後も2日に一度の投稿ペースを守れない日があるかもしれません……

投下開始


=路地裏=


子猫「みー」ゴロゴロ

キャミィ「なあ、私そろそろ帰らないと……」ナデナデ

子猫「にー?」キョトン

キャミィ「……ああ!もう!可愛い!!」ダキッ

子猫「ニャーン」

キャミィ「いきなり連れて帰ったら、おねえは怒るだろうか……」


キャミィ「でもこの子、家族が居ないみたいだし……」ウーン

抱き抱えた子猫を見て、悩むキャミィ。
どうしようかと考えていると、後ろから足音が聞こえて振り向く。


ゴロツキA「お嬢ちゃ~ん、なーにしてんの?」

ゴロツキB「俺達も混ぜてくんないかなあ?」ニヤニヤ

狭い路地裏を塞ぐように、体格の良い男が2人立っていた。

キャミィ「……別に」

男達から嫌な空気を感じたキャミィは、子猫を抱きかかえたまま
反対側の路地裏の奥へと歩いて行く。


ゴロツキC「おいおい……どこにいくんだよ?」ヘヘヘ

しかし、反対側からも先に現れた2人の男の仲間と思しき男が姿を現す。

キャミィ「なんだお前達は……どいてくれ!」

ゴロツキA「そんなこと言わないでさあー」

ゴロツキB「俺達と子猫ごっこしようぜ」

キャミィ「勝手にやってろ!」


ゴロツキA「連れないねぇ……よし、お前等」

ゴロツキB「あんまし騒ぐんじゃねーぞお嬢ちゃん」

ゴロツキC「怪我したくなかったらなあ!」

前後からキャミィへじりじりと詰め寄る。

キャミィ「こ、こっちに寄るな!」

ゴロツキA「怯えちゃって……可愛いねえ」スッ

手が届く距離まで近づいた男達の内、一人がキャミィの肩に手を伸ばす。


子猫「シャー!!」ガリッ


ゴロツキA「痛ってえ!!」

キャミィに触れようとした男の手を
抱きかかえられていた子猫がキャミィの腕から飛び出し引っ掻いた。

ゴロツキA「な……にすんだこの糞猫ッ!」ブン!

キャミィ「!! 止めろっ!!」

キャミィの静止も聞かず、子猫を掴んで地面に叩き付けるゴロツキA。
叩き付けられた子猫は、「みぎゃあ」と声を上げて動かなくなる。


ゴロツキA「はあはあ……糞が!」

キャミィ「……お前……お前ぇ!!」ググッ

ゴロツキB「動くな動くな」ガシッ

ゴロツキC「猫なんてどうでもいいだろう?」ガシッ

男に殴り掛かろうとしたキャミィを、他の男達が両脇を抑えて止める。

キャミィ「離せ!……お前、なんて事をっ!」

ゴロツキA「あぁ?害獣駆除だよ」

引っ掻かれた傷口を押さえながらキャミィに近付く。

キャミィ「害獣……?」ピクッ


ゴロツキB「おい、さっさとしろよ」

ゴロツキC「待ちきれねえぜ」

ゴロツキA「分かってる、焦んなよ」サッ

男が懐からナイフを取り出す。

ゴロツキA「まずは服を脱ぎ脱ぎしましょーねー」

ナイフの切っ先が、キャミィのレオタードに当てられる。

キャミィ「――……害獣は」ボソッ

ゴロツキA「あ?」


キャミィ「害獣はお前達だっ!!!」ドゴォッ!

唯一自由の利く、キャミィの両足による蹴りがゴロツキAの胸元を直撃する。

ゴロツキA「ごばぁ!?」

蹴られた男は、車に衝突された時の様な衝撃で後ろの壁に叩き付けられる。


ゴロツキB「あっ、こいつ!動くなと言ったろ!」

ゴロツキC「おいA!そういうのはいいから早くしろよ!」

ゴロツキA「」コヒューコヒュー

ゴロツキC「……ち、しっかり押さえとけよ?」

もう一人の男にキャミィを任せて、壁に凭れかかりながら座る男へと近付く。

ゴロツキC「A!つまんねえ事してんじゃ……!?」

近付き、ゴロツキAの肩を揺さぶる。すると力無く地面へと体が倒れる。
倒れたゴロツキAの胸元は、服の上から見ても分かるぐらいに陥没していた。

ゴロツキC「ど、どうなって……」

ゴロツキB「おい!待て!!!」

キャミィ「……」ダッ!

男の拘束を解いて、猫を抱え走り去るキャミィ。
キャミィの後を追おうとするゴロツキBだが、ゴロツキCに呼び止められる。


ゴロツキB「なんだよ、あんな上玉逃すつもりか!?」

ゴロツキC「馬鹿、Aを見てみろ!」

ゴロツキB「あぁん?……うおっ」

恐らく骨が折れ、呼吸が出来ない状態のゴロツキAの状態を確認する。

ゴロツキB「あの女が……やったってのか?」

ゴロツキC「それしかねえだろ……」

ゴロツキB「まだガキだぜ!?」

ゴロツキC「俺だって知るか!!……クソッ、Aを連れて帰―――!!」ゾクッ

地面に倒れている男を二人掛かりで抱えて路地裏から出ようとする。
しかし、肌を焼く様な悪寒を感じて動きを止めてしまう。



    「うぬ等が還るは其処では無い――」
    
    「冥土よッ!!」


今日はここまで

何か疑問に思ってももう少し待っていただければ分かると思うヒョ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom