幼馴染み「アホの子じゃないもん!」(76)

立ったら書くー

ジリリリリリリ…

男「ん……もう朝か……」

幼馴染み♀(以下幼)「おはよー」ガラガラ

男「おはよう幼。窓から入るのやめろ」

幼「えー、いーじゃんこっちのほうが楽だしー」

男「(ここ二階なんだけどな)はいはい。着替えるから玄関で待ってて」

幼「はーい」

ピンポーン

男「ん?誰だ?」

幼馴染み♂(以下幼友)「私だ」ガチャッ

男「おまえだったのか」

幼友「暇を持て余した」

男「着替えてるんで出てって」

幼友「(´・ω・`)」

トントントン…ガチャッ

男「おはよう」

母「おはよう、男」

幼「おそいよー」

幼友「先に行こうかと思ったぞ」

男「その割にちゃっかり食卓に座ってんな。玄関で待てとあれほど」

母「まぁまぁ、いつもの光景じゃない」

男「はぁ……」

キーンコーン……

男「割とギリギリだな」

幼友「お前がのんびり着替えなんてしてるから…」

男「いや暢気に飯食ってたのお前らだろっ」

幼「予鈴鳴ってるよー!」

幼友「ははは、んじゃ男、また後でなー」ノシ

幼「またね!急げー!」

男「はいはい。また後でな」

男「おはようー」

友♂「よう男。今日もいい体してんな」

男「やめろよホモかよ」

友「それよりも、気になる事が起こったぞ」

男「んー?」

友「なんと昨日、近くのドラックストアで幼友がコンドームを購入していた」

男「oh…」

友「お菓子買いに行った時、たまたま目撃しちまってな」

男「……」

友「彼女でもできたのかね」

男「彼女かなぁ……」

男「まぁ幼友はモテるしな。ノリが良くて空気も読める。彼女の1人や2人くらい居たって不思議じゃない」

友「その上爽やかイケメンで文武両道だもんな。周りの評判もいいぞ。悔しくないのか?」

男「悔しいかって……なんでさ」

友「だってお前ら幼馴染みだろ? かたやスーパーイケメン優等生、かたや彼女いない歴=年齢の平凡生真面目くんだ。この差はどこで生まれたんだろうな」

男「さぁな……俺にはもったいない親友だよ、アイツは」

友「親友、か。俺にもそう呼べる存在がいたらなぁ……互いの家で寝泊まりして、朝までゲームして過ごせるような……あわよくば裸n」

男「やめろよホモかよ」

友「そういえば、幼ちゃんは? あの娘も相当可愛らしいし、胸も大きいし。彼氏がいたって不思議じゃなくないか?」

男「なんで幼の話になるんだよ……」

友「だって、幼馴染みだろ? 悔しくないのか?」

男「天丼はよせ」

友「俺がお前の立場だったら、幼ちゃんを押し倒してるなぁ……」

男「あれ、お前ホモじゃなかったの?」

友「失礼な。俺は誰にでもケツを差し出すビッチじゃないぞ。相手は選んでいる」

男「(……それって根本的な否定になってないのでは?)」

友「げど幼ちゃん、結構人気あるらしいぜ? もしかしたらもう、他の男に染められちゃってるのかもなー。幼ちゃん、純情っぽいし」

男「(……まぁたしかに、騙されやすい単純なやつではあるな)」

男「あまり考えたくはないな、そういうのは」

友「あーあ、俺も幼馴染み欲しいなー。子供の頃に結婚する約束とか、毎日窓から起こしに来るとかあるんだろ? サイコーのイベントじゃん」

男「(偏っている……いやでも実際それはあるんだけどさ)」

友「男でイケメンの幼馴染みだったら尚良しだね」

男「やっぱりホモじゃないか」

キリーツ、レイ、アリガトウゴザイマシター

友「男、どうする?」

男「今日は委員会だ」

友「そうか。俺もたまには部活に顔出しとこうかな」

男「後輩いじりか?」

友「まぁ、そんな所だな…♂」

男「そ、そうか、じゃーな」

友「おう、またな」

男「すっかり遅くなってしまった…」トボトボ

男「(さすがに冷え込むようになってきたな…)」

男「(卒業かー。何も考えてなかったけど、部活引退すると一気に現実味がでてくるな)」

男「(……あの約束、幼はまだ覚えてるんだろうか)」

男「(『俺が就職して2年経ってもお互いフリーだったら、結婚しよう』)」

男「(……馬鹿馬鹿しい。10年前の約束覚えてる俺のほうがキモいのかな。期待はしない方がいいか。)」

男「(ダメだったらダメだったで……まぁ、なんとかなるだろう)」

幼友「yo」チリンチリン

男「hey」

幼友「今帰りか。ずいぶん遅いんだな」

男「ああ、お前は……そっか、今からバイトか」

幼友「うむ。ガッツリ稼いでくるぜーバリバリ」

男「そのネタは古いからやめろ……なぁ幼友」

幼友「ん?」

男「お前、彼女出来た?」

幼友「……」

男「……」

幼友「……ああ。できたよ」

男「そうか。今度紹介しろよな」

幼友「……そうだな。余裕があったらな」

男「煮え切らない返事だな」

幼友「仕方ないだろう。okの返事貰ったのついこの前なんだぞ? 付き合ってからそんなに経ってねーもん」

男「そかそか」

幼友「……じゃ、俺もう行くわ。またな」ノシ

男「あいよ、またなー」ノシ

男「というわけで、幼友に彼女が出来たらしい」

幼「……ふーん」

男「まぁよく考えてみたら高校生活も残り少ない。青春を謳歌したいのだろう」

幼「……」

男「性春にならなければいいのだがな」ドヤァ

幼「……?」

男「(活字ネタを理解できない奴だったな、コイツは…(´・ω・`))」

男「なあ幼」

幼「なぁにー?」

男「今年のクリスマス、どうする?」

幼「えー? また3人でパーティーじゃないのー?」

男「いや、ほら、幼友に彼女出来ただろ」

幼「……あ、そっかー…」

男「だから、どうするかなーって」

幼「うーん……幼友くんに聞いてみる…」テクテク

男「(直接聞きに行くのかよ。まぁ、家隣だしな)」

幼友「話は聞かせてもらった!人類は滅亡する!」バンッ

男「ナ、ナンダッテー(棒」

幼友「なんだよ、テンション低いな」

男「30分も待たされたからな」

幼友「ちょうど風呂入ってたんだよ……で、クリスマスだっけ? 俺フリーだから別にいいよ」

男「あれま。彼女さんは?」

幼友「……まぁ、問題無いだろ」

男「(おいおい)……あれ、幼は?」

幼友「俺の部屋でマンガ読んでるんじゃない?」

男「フリーダムすぎる」

ピンポーン ガチャ

幼「あけましておめでとうー!」

幼友「おめでとう」

男「おう、あけおめ。どうした? 二人揃って」

幼友「初詣のお誘いだ」

幼「男くんも一緒に行こー♪」

男「わかった。ちょっと待っててコート取ってくる」

友「親友よ……我が悩みを聞いてくれ……」

男「どうした? ホモ以外なら聞いてやるぞ?」

友「マジで!? じゃあ男の全裸就寝写真くれ!」

男「で、悩みってなんだ?」

友「あぁん冷たい……まぁ悩みっていうか、気になったことなんだけども」

友「お前って、幼ちゃんのこと好きなんだよな?」

男「ブフッ」

友「冷めたお前にしてはオーバーなリアクションだな。図星か」ニヤニヤ

男「……///」カーッ

友「(かわいい)」

友「……けどなんか最近さ、幼ちゃんにどうやら彼氏ができたらしいと噂があってな」

男「……え?」

友「だってほら、あの二人いつも一緒にいるじゃん?」

男「……ああ、幼友のことか?」

友「ありゃ、知ってたの」

男「っていうかありゃ、家がご近所の幼馴染みよ。俺も含めてな」

友「ああ……」

男「前からだよ、いつも一緒なのは」

友「じゃあ、その二人が街中で買い物してても不思議じゃないのか」

男「……ちなみにそれ、いつの話?」

友「先週の日曜」

男「それ、俺も途中から合流した」

友「ケッ、なんだよただの仲良し三人衆かよ」

男「なんでそこで拗ねるんだよ…」

友「俺の完璧な男寝取り作戦が……ブツブツ」

男「(聞かなかったことにしよう)」ゾワッ

キーンコーン・・・

男「もう卒業か…」

幼「あっという間だったねー」

幼友「まあ俺は地元の大学に進むわけだが」

幼「わたしもー♪」

男「就職組は俺だけかー」

友「俺も居るぞ!」ヒシッ

男「抱きつくなよホモかよ」

男「……なあ幼」

幼「なぁに?」

男「ちょっとあとで、俺の部屋にきてくれないか?」

幼「いいよー♪」

友「幼ちゃんを連れ込んでナニをする気なのでしょうか」

男「うるせぇ。ちょっと話があるだけだよ…」

友「ピロートーク的な?」

男「うるせぇ!」

幼「ねぇ男くん、ぴろーとーく、ってなぁに?」

男「あーもう……」

幼友「……」

男「なぁ幼」

幼「んー?」

男「昔の約束、覚えてるか?」

幼「……どの約束だろう?」

男「ああ、そういや結構あったもんな…」

幼「あ、もしかして宝くじ当たったの? ハワイ旅行、連れて行ってくれるの!?」ワクワク

男「(そんなものもありましたね)」グッタリ

男「……まぁ今日はそれじゃなくてだな」

幼「(・3・)ちぇー」

男「……俺が就職して、お互いにフリーだったら、……その」

幼「……あー」

男「けっ、結婚しよう……ってやつ」

幼「……うん、おぼえてるよー」

男「あのな、それ、な…」

幼「……2年経ったら、でしょ?」クスクス

男「あー……」

幼「忘れてなんてないよ。……とってもたいせつな約束だもん」

男「……///」

幼「男くん、顔まっかっかだよ……///」

男「お、お前こそ!///」

幼「で、でもね、男くん。1つだけ、わかってほしいことがあるの」

男「ん?」

幼「わ、わたしは、男くんが大好き。ずっと前から、大好きだよ」

男「お、おぉ……///」

幼「男くんは、わたしの全部を、好きでいてくれる?」

男「……うん、好きだ」

幼「わ、わたし、本当にダメダメだよ? フツーの人とは、色々違うんだよ? 好きなものは全部そばにおいておきたい、変人さんなんだよ?」

男「それでも好きだ。俺と、付き合ってくれ」

幼「……はい。キャーイッチャッター///」

男「幼……///」

幼「男くん……だいすき///」ギュッ

チュッ

男「最近残業が増えた」

幼友「だから幼が俺の部屋に入り浸ってるのか」

幼「~~♪」ゴロゴロ

男「それで幼が俺んとこ来る回数減ってるのか。まぁここ侵入しやすいしな」

幼友「何その意味深な言葉」

男「身に覚えあるんじゃ?」

幼友「まぁ、鍵閉めて出て行ったはずなのに、帰ってきたら幼がベッドの上に寝転んで漫画読んでたりするな、今みたいに。っていうか今日みたいに」

男「この窓鍵外れやすいんだよ…」

幼「なおしちゃやだよー、マンガよめなくなるー」脚パタパタ

幼友「生活費の工面で手一杯でございます。直す余裕なっしん」

男「バイト代は?」幼の脚凝視

幼友「……んー、諸々に消えているな」

幼「モロモロー♪」

幼友「変な風に言うんじゃありません」グシャグシャ

幼「にゃー♪」

男「ははは」

男「(まぁ、彼女とか大学の付き合いで消えてるんだろうな)」

男「お前がこの部屋に来るのも久々だな」

友「高校以来、まぁ1年ぶりだな。相変わらずいい匂いだ(意味深)」

男「やめろよホモかよ。で? 何だ昼間から急な話って。たまたま休みだったから良かったけどさ」

友「……なぁ、お前、幼ちゃんと付き合ってるんだよな?」

男「え、ああ、…まぁ///」

友「……」

男「そ、それがどうか、したのか?///」

友「……あのな」

友「やっぱり幼ちゃん、怪しいって」

男「……?」

友「浮気してるかもしれないってことさ」

男「」

男「は? いや、そんなはずないって」

友「……俺もそう思いたいんだよ」

男「おま、あれだろ? 昔みたいに、俺を奪うとか言う、またドッキリだろ?」

友「……」フルフル

男「いや、え、ちょちょちょ、何を根拠にそんなさ」

友「……」スッ

男「…………え?」

友「一昨日、会社の付き合いで飲みに行った。その近くのラブホ街だ」

男「……え、………え?」

友「これに写ってるの、幼ちゃんだろ?」

男「……そ………うそ……だろ」

友「隣に写ってるの……幼友だろ?」

男「………」ポロポロ

友「仲良さそうに手を繋いでラブホに出入りするって、これってもう幼馴染みの領域超えてるんじゃないか?」

男「」

男「いやいや、おかしいっしょ今だって毎日顔合わせてるんだぜ?」

男「週に1回は3人で集まって飯食ってるんだぜ?」

男「おかしいじゃん、こんなの、おかしいじゃん……」ポロポロ

友「……」

男「……で、電話…」ピッピッ

プルルルル、プルルルル……

男「なんだよ、どっちでもいいから出ろよ……!」

友「……」

おかけになった電話は、ただいま電波が…

男「出ろよ!電話にくらい!」ガンッ

友「落ち着け」

男「うるせぇよ!!」バンッ

男「……あっ」

友「………すまん」

友「こうなるってわかってたから、言うべきかどうか丸一日迷った」

友「けどやっぱり、間違ってるなら正したいんだ。友達だから」

男「土下座は……やめろよ……お前が謝ることなんて……なにも…っ」

男「……うっ……ううううううう」ポロポロ

友「……すまなかった。今日は、もう帰るよ……何かあったら、呼んでくれ。力になる」

男「わか、った……ありが、とう、な……」グスッ

ピンポーン

幼友「はいはい」

ガチャ

男「……」

幼友「oh……どうした、目真っ赤だぞ?」

男「……上がっていいか?」

幼友「少し待ってろ、着替えてk」

ガチャッ

幼友「お、おい!勝手に…!」

ズカズカ

バンッ

幼「」ビクッ

幼友「………」

男「……この状況、説明してくれるか?」

幼「わ、男くんだー。まだお昼だよー? おしごとはー?」ニコニコ

男「……」ギリッ

幼友「お前、まさか……わかった、殴るな。幼、服を着て、そこに座ってくれ」

幼「? うん、わかったー」

男「どういうことなんだ……」

幼友「……見ての通りだよ」

男「わかんねぇよ!!」

幼「男くん、怖いよ……」オドオド

男「お前らのせいだろうが!!」ドンッ

幼「」ビクッ

幼友「男……まずは落ち着け。説明するから、殴るなら後で俺を好きなだけ殴れ」

男「ぐっ……」ギリギリッ

幼「男くん、わたし、いわなかったかな……?」ビクビク

男「……」

幼「わたし、ほかの人と違うよって……好きなものは全部、手元におくよって……」

男「それとこれと、……」

幼「それをわかって、好きって言ってくれたんじゃないの…?」オドオド

男「………幼友」

幼友「……なんだ?」

男「…こいつはバカなのか?」イライラ

幼「ひどっ」

幼友「今更だろう。それも含めて、俺は好きだと告白した」

男「!?」

幼「……えへへ」ギュッ

男「……嘘だろ」

幼友「……本当はさ、思い出作りだー、って気持ちだったんだ」

幼友「高3の夏休み明けて、部活引退してさ、後はもう受験待つだけじゃん?」

幼友「俺、都会の大学に進学して、都会で就職する予定だったからさ」

幼友「一人暮らしだし、このアパート捌けたら戻ってくる理由もないし」

幼友「もうみんなと会えないのかなって考えると、なんか思い出作っておきたくて」

幼友「最後の思い出作りだ、ってんで、幼に告白したんだ」

男「……」

幼友「勿論、フラれるってわかってたよ」

幼友「誰がどう見たって、幼は男のこと意識してたんだし」

幼友「でも、悔いだけは残したくなかった。だから、一日だけでも彼女になってくれって、頭下げてお願いする覚悟まであった」

幼友「けど、告白したら、okがもらえたんだ。正直、信じられなかったよ」

幼友「その時、幼から聞いたんだ。『男くんのことも好きなんだ』って」

幼友「『2人とも好きなんだ』って。『どっちを取ればいいのかな』って、幼は泣いたんだ」

男「……」

幼友「俺は、そんな幼も好きになった。というか、その時気づいたんだ。ずっと前から幼は、俺達のこと好きだったんだなって」

幼友「男に取られるならいいくらいの気持ちだった俺にとって、幼の提案は魅力的だったんだ」

男「……幼の逆ハーレム、ってことか?」

幼「そうなのだっ」ドヤァ

男「はぁ~……」

幼友「……はぁ~」

幼「あ、あれ、なんかみんな疲れてる…?」

男「当たり前だ!」コツン

幼「あいたっ」

幼「だいたいズルいよ!」

男「あん?」

幼「男くんも幼友くんもいい人すぎる!」

男「はぁ」

幼「幼友くんは格好いいし、色々教えてくれるし優しい!」

幼「男くんは真っ直ぐで一途ですっごく可愛い!」

男「俺可愛いの?」

幼友「さぁ……ホモに狙われるくらいは可愛いんじゃない?」

男「微妙に説得力があるからやめてくれ……」

幼友「いい友人だよね、友くん」

男「あ、そいつの名前だけは出さないで」ゾワッ

幼「どっちかを選ぶなんて、わたしにはできなぁい!!」バーン

幼「じゃあ両方とろうか、ってことになった」

男「どうしてそうなった」

幼友「最初はすっげーバカだって思ったけど、最終的に魅力的な話に思えるから困る」

男「お前それ洗脳されてね…?」

幼友「わからん……俺はもう正直、幼が居ないと生きていけないのかもしれない…」ガタガタ

男「(アカン)」

幼「『おさななじみこんぷれっくす!』ってやつだね!」ドヤァ

男「それはどちらかと言うと『幼馴染み症候群(シンドローム)』なのでは?」

幼友「中毒性は高いよな……一度抱きしめたら病み付きになる」

男「(なんかわかってしまう自分が情けない)」

幼「?」

男「はぁー……アホらしい。友とシリアスに話したのは何だったんだ」

幼友「なんかあったの?」

男「いや、幼が浮気してるって告げ口くれた」

幼友「oh……」

幼「えー? うわきなんてしないよー。わたしが好きなのは男くんと幼友くんだけだもん」キッパリ

男「そういう状況だって今知ったんだから、浮気してたって事になるだろ……」

幼「……?」

男「(あ、これは何一つ理解していない首かしげですわ)」

男「俺、頭痛くなってきた」

幼友「先輩として一つアドバイスすると、諦めと許容の心が必須事項だな。水飲むか?」

男「もらうわー。もう疲れたよ……」

幼「???」オロオロ

男「お前のせいだっ」コツン

幼「あいたっ」

男「はー……なぁ、結婚どうするの?」

幼「男くんとするよ?」キッパリ

幼友「それでいいと思うよ……俺、まだ学生だし。将来どうなるかなんてわかんねーもん」

男「そうか……」

幼友「それに……俺多分、子どもダメだわ。苦手だから」

男「……結婚しても、この関係で?」

幼「わたしはそれがいいー」

幼友「それは俺が反対してる。お前と幼が結婚するなら、俺は身を引くよ」

幼「むー…」

男「そう、か…」

幼友「だから、期間を伸ばしてほしいな、とは思う」

男「ああ、結婚までの?」

幼友「うん。まぁ、お前さえ良かったら、だけど」

男「うーん……ちょっと待って色々整理するから…」

幼「……わたしはずっと3人いっしょがいいー…」

幼友「ダメだって。さすがに結婚後は色々とマズイ」

幼「側室として」

幼友「ダメです。ってか何側室って、どこで習ったの」

幼「イジワルだ……大河ドラマじゃフツーにやってたのに…」

幼友「意地悪じゃない。それに、今じゃ無理なの」

幼「ぶー…」

幼友「まぁ幼はこんなアホの子だけど、お前が告白したって聞いてな」

幼「アホの子じゃないもん!」

幼友「幼から全部聞いたのかと思って、説明してなかった。スマン」ドゲザ

男「ああー……いい。お前は悪く無いから顔上げてくれ」

男「(幼のアホ加減を見抜けなかったのがいけなかったのか…)」

幼「アホの子じゃないもん……」オロオロ

幼友「じゃあビッチ」

幼「もっとヒドイよっ」

幼友「純情ビッチ?」

幼「好きなのは男くんと幼友くんだけだもんー!」

男「(……ああ、そうか。こいつ、正直者なんだな)」

男「(本能に正直なんだ。だから嘘とか付けないんだ)」

男「(そういうところ、好きだったはずなんだよな、俺)」

男「わかった。だいたい内容は理解したよ」

幼「ほんと!? やったー♪」

男「けどやっぱり、考えさせてくれ」

幼「えっ……」

幼友「まぁ、至極普通の反応ですよね」

男「いや普通はブチ切れて暴れまわってる所だろう」

幼「それやだ…」ブルブル

幼友「そうか……だいぶ毒されてるのか…俺…」ハァ…

男「(幼友の瞳からハイライトが消えてしまった…!)」

男「俺もう帰るから。明日仕事だし、もう疲れた」

幼友「わかった。お前も今日はもう帰れ」

幼「えー…? やだ…」

幼友「今日は男と寝ろ…」

男「ちょ」

幼「うん!」ニコッ

幼「男くん!今日は……よろしくね///」

男「」

幼友「正直な」

男「うん」

幼友「幼をお前から寝取ろう、って本気で考えてた時期はあったよ」

男「うん」

幼友「毎日のように会ってたし、俺んち泊まってsex三昧なんてザラだったからさ」

幼友「特にお前が就職して忙しくなってからは会う頻度も増えたし、イケると思ったんだ」

男「…うん」

幼友「……まぁ、すぐに無理だって悟ったんだがな」(遠い目)

男「oh……」

幼友「大学入学当初、ガチで同棲してた時期があったよ。二週間も。本気で死ぬかと思った」

男「お前、よく二週間ももったな…」

幼友「あいつ、…あいつ性欲強すぎる……」グスッ

男「お、おーおしおしよしよし、泣くなよ。なんとなくわかるけど…」ナデナデ

幼「……zzz」スヤスヤ

男「あんなことあってすぐだったけど、昨日だけで3発」ゲッソリ

幼友「えっ。あの直前に2発済ませてたのに?」

男「えっ。なにそれこわい」

幼友「……幼の性欲を示す指数として、バイト代の約6割がコンドーム代に消えた月があってな」

男「……去年の夏休み、お前が4kg痩せたのってまさか」

幼友「……お前が、出張とか、するから…っ」ウルウル

男「もうお前トラウマになってるじゃーん……よしよし」ナデナデ

幼友「でも幼から離れられないんだよ!どうしよう!」グアッ

男「これは重症やね(アカン)」

幼友「どうすればいいのだろうか」

男「どうしようもないのではないか?」

幼友「デスヨネー」

男「正直、幼は魔性だ。一度惹かれたら逃れられん」

幼友「一緒に居る時間が長かったもんな……魅了されて当然か」

男「………」

幼友「………」

男・幼友「はぁ……」

幼「んっ……ぅん……zzz」

男「なんでこんなアホに惹かれてしまったのだろう」

幼友「いやでもさ」

男「ん?」

幼友「俺、幼がアホでよかったと思ってるよ」

男「それは褒めているのか、それとも新手の貶しなのか」

幼友「だって、幼が性欲強いアホの子だから、喧嘩にならなかったじゃん?」

男「それもそうか」

幼友「俺はこういうのもアリだと思う」

男「……そうだな、喧嘩はだめだもんな」

男「(あ、なんか俺もだいぶ毒されてる?)」

幼友「幼がアホの子じゃなかったら、きっと今頃は……」

男「……今頃は?」

幼『幼友くん……や、やっぱりやめよう?』

幼友『…んだよ今頃。もう遅いっての!』カチャカチャ

幼『や、ダメだよ…! 生は!生はダメェ!』ギシッ

幼友『……本当に嫌なら止めてやるよ』ペチペチ

幼『え……っ』ドキッ

幼友『男と顔合わせられないもんな? やっぱり俺よりあいつの方が…』

幼『……ううぅ……そうじゃ、ないよ……』ウルウル

幼友『じゃあなんだってんだよ! どうせ俺とは結婚しないんだろうが!』ドンッ

幼『』ビクッ

幼友『どうせ俺は……!』ギリギリ

幼『……ごめ…ごめんなさい』ポロポロ

幼友『……これが最後だ。今日で俺はみんなの前から姿を消す』

幼『……』グスッ

幼友『だが、あいつだけいい気味するのも癪だ』

幼友『だから幼……俺の子を孕め』ググッ

幼『えっ……』ビクッ

幼友『俺の子を孕んで、産んで、あいつと育てろ』

幼『グスッ……そ、それで、幼友くんの気が晴れるの……?』

幼友『……ああ、勿論だ』ギンギン

幼『……』ドキドキ

幼『………わかった』ボソッ

幼友『そうかっ』ズボッ

幼『~~~~ッ!!』

幼友『ははっ!急に挿れられたくらいでイッてんじゃねーぞ!』パンパン

幼『やぁ!あんっ!これダメッ!奥まで…っ』

幼友『オラァ!俺のとあいつのどっちがいいか言ってみろ!』パンパン

幼『そ、そんなのっ!……言えないぃ…!』

幼友『締め付け強くなってんじゃねーかwww おらさっさと言え!言えたら外で出してやるよ!』

幼『あっ、はぁっ、お、幼友くんのが、いいっ!』

幼友『聞こえねぇよ!もっと大きな声で!』パンパン

幼『あ~~っ!幼友くんとエッチするほうがいいのぉっ!』ビクビク

幼友『ハハハ!聞いたかよ男!お前の嫁さんは旦那以外とセックスするのがいいらしいぜ!』

幼『あっ!あっ!男くんの…奥までこないのっ!一番奥が気持ちいのぉ!』ギッシギッシ

幼友『自分から腰振りやがって!この淫乱めが!オラァ!孕め幼っ!』ビュルルルル!

幼『~~~~ッ!!!』ビクンビクン

幼友『……ククク、式までまだ3日あるからな。その間、しっかり種付けしてやるよ、幼』

幼『は、…はい……よろしく、お願いします…///』

幼友「みたいな?」

男「oh……結構ハードっすね……」

幼友「うむ。こういうntr属性のない人にとって、アホの子というのは救済措置でもあるというわけだ」

男「メタい話はやめろ……。まぁそういうのを考えると、確かにアホでよかったと思えるな」

幼友「だろう? アホの子でしかも可愛くて巨乳でぷにぷにで童顔ときた。もう天使じゃないですか。天使を奪い合う時代は終わった。これからは天使に支配される時代よ」

男「……お前、だいぶ壊れてきてるな」

幼友「まぁ要するに、何が言いたかったかというとだな」

男「うん?」

幼友「アホの子属性もっと増えろ」

男「前振り長すぎだろ」


完!

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