シャーク「遊馬！」

カイト「静かにしろ」

シャーク「遊馬・・・こんなに黒焦げになっちまって」

カイト「何者なんだカイザーとは」

小鳥「うん、背が高くて黒いコート着てた」

カイト「流れ者か？そんな男はここで見たことがない」

シャーク「探し出して俺が仕留めてやる」

カイト「奴は衝撃増幅装置とかいうのは使い相手を電撃責めにする事を得意としているんだな」

小鳥「自分も受けてたのに全然動じなかったんだよ」

カイト「MとMではSMが成立しない・・・目的は何だ」

小鳥「解らないよ」

シャーク「どっちでもいいんだよ！俺は遊馬の仇を討つ！」

カイト「SMを舐めるな。死ぬぞ」

シャーク「俺はSだ」

カイト「そうか・・・なら好きにしろ」

遊馬「お、俺は」

小鳥「遊馬！」

遊馬「負けちまったんだな俺・・・」

小鳥「大丈夫よ遊馬がMだってみんな知ってるんだから」

遊馬「あいつ・・・ただのMじゃねえ、今までカイトやシャーク、ベクターと色んな奴とSMやってきたけど」

遊馬「あいつはケタが違う・・・年季の入ったSMデュエリストだぜ」

カイト「俺について来い、SMの真髄を叩き込んでやる」

遊馬「ああ、頼むぜカイト！俺は淫らな雄豚に調教してくれ！」

小鳥「遊馬！」

遊馬「心配するなよ小鳥、俺はドMだから今度は絶対に根を上げねえよ」

カイト「早く来い」

遊馬「おう！」

シャーク「いいか遊馬を調教した奴は黒いコートを着た男らしい」

アリト「許せねえぜ！俺達の遊馬を調教しやがるなんて！」

ギラグ「タダじゃすまさねえぞ！」

ミザエル「だがあの遊馬を気絶させるほどの実力者」

ドルべ「油断はできないな」

璃緒「他に特徴はないの凌牙？」

シャーク「背が高いらしい」

アリト「まずは片っ端から叩いてくしかねえだろうが！行こうぜ！」

シャーク「全面戦争だ俺たちバリアンの責め苦を味合わせてやるぜ」

ドルべ「落ち着けナッシュ」

ミザエル「無駄だ遊馬を傷つけられたからにはナッシュはもう止まらない」

シャーク「遊馬を傷つけた罪は重いぞ黒コート野郎」

ドロワ「さあ泣け遊馬！」バシッバシッ

遊馬「フゴーフゴーフゴーフゴー！！！」

ドロワ「何を言ってるか解らないぞ！そうか肛門を責めて欲しいのか！」グリグリ

遊馬「フゴゴオオオオオオ」

カイト「まだまだだな」

ゴーシュ「あのドMの遊馬が気絶しちまうなんてな」

カイト「俺も信じられん」

ゴーシュ「誰かも解らねえどんな奴かも解らねえ」

カイト「言えることはSMのプロだと言うことだけだ」

ゴーシュ「どんなノリした野郎なんだろうな」

カイト「さあな」

ドロワ「逆さ吊りにしてチンポに錘をつけよう」

遊馬「フゴ！？」

アリト「出て来い黒コート！俺の拳で調教してやるぜ！」

十代「黒コート？なあお前」

アリト「誰だ」

十代「それってカイザーとか言ってなかったか？」

アリト「知らねえ・・・そいつ知ってるのか！？」

十代「ああ、カイザーなら俺の仲間だぜ！」

アリト「仲間？ならお前もSMが好きなのか？」

十代「いや俺は人妻物のAVが好きかな？ハハハ」

アリト「こいつ・・・いい奴だ」

十代「俺は遊城十代！もしかしたら探してる奴が一緒なのかもしれないなお互いに！」

アリト「俺はアリトだ、俺のダチがそいつに調教されちまった」

十代「間違いねえ・・・カイザーだカイザーがこの世界でも誰かしらを調教してるんだ」

ドロワ「さあ、このゴーヤが何本入るかな？まずは6本入れてみよう」ズブブ

遊馬「フゴゴオオオオオオ！！！」

カイト「何？凌牙が動き出しただと」

ミザエル「そうだ、お互いがお互い情報が食い違ってナッシュも怒り狂って手がつけられない状況だ」

カイト「動く動くと言って動かないと思ったら本当に動いたか・・・」

ゴーシュ「探しに行くか俺たちも」

カイト「お前は遊馬を調教する方に専念しろ」

ゴーシュ「任せろ！3時間後にはノリノリの変態に変えてやるぜ！」

カイト「オービタル行くぞ！」

オービタル「カシコマリ！」

カイト「凌牙めリーダーなら冷静になれないのか」

ドロワ「お次はトマトを入れるか・・・立派な肛門に仕上がって来たじゃないか」

遊馬「フゴォ・・・」

ドルべ「ぐふっ・・・」

バチバチバチ

ドルべ「ぐわあああああああああああああ」

カイザー「まだまだだな」

ドルべ「何という男・・・気をつけろナッシュ・・・」

カイザー「この世界にも俺とにSMに耐えられる奴はいないか」

シャーク「ドルべ！てめえよくもドルべを！！」

カイザー「これを装着しろ」

シャーク「いいぜ・・・お前を屈服させてやるぜ！」

カイザー「ドロー！」

バチバチバチ

シャーク「ぐっ・・・何も感じねえ！！」

カイザー「フッ、やっと対等に調教し合える奴が現れたか」

アリト「ふーん、つまりカイザーはSMデュエルができる相手を探しているのか」

十代「ああ、カイザーってさデュエリストの手本みたいな奴なんだぜ」

アリト「じゃあ何で」

十代「ハメ外したい時だってあるんだよ、そういうタイプは」

アリト「生真面目な奴がブチギレるあれか」

十代「俺の居た時代じゃみんなカイザーとのSMデュエルに敗れ全滅しちまった」

十代「カイザーはどういう訳か過去や未来、この別世界に飛び回ってSMできる相手を欲してるんだ」

アリト「相当やべえじゃねえか」

十代「遊戯さん達も全滅しちまった・・・それに」

遊星「十代さん！カイザー亮を見つけました」

アリト「また増えた！？」

遊星「俺は不動遊星。SM好きのデュエリストだ」

十代「かなりのMなんだぜ遊星って、それでカイザーは？」

遊星「あっちでデュエルしてます」

十代「急ごう！今ならカイザーを止められるかもしれない！！」

十代「カイザー！」

カイザー「十代か」

アリト「ナッシュ・・・クソ、ナッシュは水属性デッキを扱うから電気に弱いんだ」

遊星「カイザー亮、貴方は誇り高きSMデュエルの先駆者・・・真のSMデュエルとは強制的にやる事ではない！」

カイザー「不動遊星、君の言う通りだ・・・だが時として相手を無理矢理SMの世界に連れ込まねばならない」

十代「翔や吹雪さんが泣いてるぜカイザー！」

カイザー「俺だってたまにはハメを外して弾けたい」

遊星「そんなSM俺は認めない！」

カイザー「ならば俺が認めさせてやるSMとは何たるかを・・・デュエルだ！」

カイト「見つけた！待てSMデュエリスト！！」

カイザー「新たなデュエリストがやって来たか・・・お前はどっちだ」

カイト「知らん」

カイザー「SでもMでも在らずか・・・人はSかMのどちらかに分けられる」

カイト「お前を倒すべく調教中のデュエリストがいる。3時間後・・・再びこの場所で奴と戦え」

カイザー「いいだろう。楽しみにしている」

十代「カイザー・・・」

ドロワ「ほらもっとシゴけ！シゴけ！」

遊馬「フゴ！フゴ！フゴ！」シコシコシコシコシコシコシコシコ

カイト「お前たちもSMデュエルに参戦するのか」

十代「カイザーは俺にとって仲間それに尊敬できるデュエリストだからな」

遊星「俺は同じSMデュエリストとして尊敬しているカイザー亮の暴走を止めるため」

カイト「似ている・・・こいつらの目は遊馬そっくりだ」

アリト「何でホモビなんて遊馬に見せてシコらせてるんだよ」

ゴーシュ「そういうプレイなんだよドロワのな。ドロワの調教を受ければどんな屈強な奴も立派な雄豚になるんだぜ」

アリト「へえ」

十代「えーっと遊馬だよな豚マスク付けられてる奴」

カイト「ああ」

十代「期待してるぜ俺と遊星と遊馬の3人でカイザーを呪縛から解き放とうぜ！」

遊馬「フゴッ」

ドロワ「余所見をするな！」バシッ

遊馬「フゴオオオ」

3時間後

カイザー「来たか」

遊馬「カイザー亮！調教を受けた俺の力を見せてやるぜ！」

カイザー「受け取れ！」

十代「勝とうぜみんな」

遊星「十代さん、遊馬」

遊馬「デュエル！！ドロー！！！」

バチバチバチ

十代「くっ・・・こいつは中々やべえなカイザー！」

遊星「だが・・・まだまだ」

遊馬「全然平気だぜ！」

カイザー「短期間で立派なMになったな・・・これならどうだ！！」

バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ

十代「カイザー！この程度じゃ倒れねえぜ！！」

遊星「俺としてはもっと上げてもらいたいものだ！！！」

遊馬「俺は短時間でドロワに穴という穴を凌辱された！電流なんて平気なんだよカイザー！！！」

カイザー「やるな・・・今の彼らの目はまるで変態と化した豚そのもの！」

十代「カイザー！これで解っただろ！？」

遊星「貴方のSMはSMでは無い！ただの電気遊びだ！！」

遊馬「本当のSMはSとMが心を通わす事では成立するんだよ！」

十代「今だ遊馬！」

遊星「全てを爆発させるんだ！！」

遊馬「うおおおお！！！かっとビングだ！俺！！」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

アリト「遊馬の奴！いきなり丸くなっちまったぞ！？」

ゴーシュ「何をする気なんだあいつ！」

カイト「恐らくは電流を浴びた事により遊馬の身体には電気が帯びている！」

アリト「まさかあいつ！」

カイト「そうだ！かっとビング＋電気が合わさった事により生み出された遊馬の奇跡！名付けてかっとビング電気玉！」

遊馬「受け取れカイザー！これがかっとビングだ！！！」ドガッ

カイザー「ぐあっ！見事だ・・・若きデュエリスト達よ・・・」

十代「ガッチャ！楽しい電気責めだったぜカイザー！」

カイザー「俺もまだまだ・・・という事か」

遊星「SMとは奥が深い。だから俺たちは楽しめるんだ」

十代「なあカイザー、どうやって過去や未来に飛べたんだ」

カイザー「解らん、急に俺の頭に変な声が聞こえた・・・俺はその声に言われるままに」

遊馬「カイト」

カイト「間違いないドン・サウザンドだ」

遊星「ドン・サウザンド？」

遊馬「どうしようもねえほどの巨悪だったんだぜ遊星さん」

十代「俺で言うとダークネスみたいな奴だな」

遊星「冥界の王みたいなものか」

カイザー「俺はドン・サウザンドに操られていたんだな」

カイト「そうだ」

十代「居るんだなどこの世界にもヤバい奴の一人や二人は」

遊星「帰りましょう十代さん」

十代「そうだな帰ろうぜカイザー」

カイザー「すまなかった・・・操られて居たとは言え俺は」

遊馬「気にしないでくれよカイザー！またな十代さん！遊星さん！」

十代「今度はちゃんとデュエルしような遊馬！」

遊星「またいつかこうして揃う日が来るかも知れない！待っていてくれ！」

遊馬「・・・行っちまったか」

アリト「でもあいつらはどうやってこっちの世界に来たんだ」

遊馬「きっとアストラルがあの二人を呼んできてくれたんだ！だよなカイト？」

カイト「ああアストラルだ」

遊馬「ありがとなアストラル・・・あんな強いデュエリスト達と引き合わせてくれて」

シャーク「遊馬！あいつは！？」

遊馬「帰ったよ」

シャーク「チッ、帰ったか」

アリト「気を取り直してAV見ようぜAV！ほら見てくれよこれ人気AV女優ツァン・ディレの性の仕置人ふたなり女子高生だぜ」

遊馬「抜くか！」

シャーク「ああ抜こう」

カイト「そうだな抜こう」

遊馬「責めに責められたからもう身体中ガタガタだぜ」

数日後

小鳥「どう？身体の調子は」

遊馬「良くなってきたぜ」

小鳥「あのカイザーって人は」

遊馬「帰った、でも今度会うときは正々堂々とデュエルしたいぜ」

小鳥「ふーん」

遊馬「なあ小鳥」

小鳥「ん？」

遊馬「考えてみたんだけどな」

小鳥「うん」

遊馬「SMデュエルってなんだよ」

小鳥「さあ」


終