【Fate×ラブライブ!】凛「聖杯戦争にスクールアイドルが参加するですって?」 (677)

Fate×ラブライブ!のクロスssです。


このssでは男性キャラが複数人出ますがラブライブのキャラと恋愛関係になることはありません、ですが苦手な方はブラウザバック推奨です。


基本カーニバルファンタズム的なノリでいくので鬱シリアスはないです。


安価を取ることが多少あります。


キャラ崩壊や設定矛盾があることがあります。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413984878

プロローグ 

衛宮邸

凛「こんばんは、士郎」

士郎「どうしたんだ遠坂、こんな夜遅くに」

凛「何言ってるのよ士郎、こんな夜遅くってことは聖杯戦争のことに決まってるでしょ」

士郎「まあ確かにそれはそうだが…」

凛「単刀直入に言うわ。聖杯戦争のルールが変わったの。それも大幅にね」

士郎「聖杯戦争のルールが?いったいどんな風に?」

凛「まあ、ここで話すのもなんだし、上がっていいかしら?」

士郎「ああ、わかった。上がってくれ」



士郎「それで遠坂、どう変わったんだ」

セイバー「それは非常に気になりますね。士郎、おかわりを」

凛「それが、なんと聖杯戦争にスクールアイドルが参戦することになったそうよ」

士郎「スクールアイドル!?まさか遠坂、スクールアイドルってあのスクールアイドルか!?」ガタッ

凛「ちょ、ちょっと士郎、落ち着きなさい」

士郎「ああ、悪い悪い。それで、聖杯戦争にスクールアイドルが参戦するってどういうことだ?」

凛「詳しくは私もまだ知らないの。ただ、綺礼のやつがマスターは明日の朝までにスクールアイドルを一人召喚してサーバントと共に協会まで連れてこいって。まったく、あのエセ神父は何を考えてるんだか」

士郎「言峰のやつが…なんだか胡散臭いな」

凛「そうよね。でも一応監督役の命令には逆らえないから従うしかないんだけど…」

士郎「わかった、じゃあすぐに召喚しに行こう」ガタッ

凛「どうしたの士郎、今日のあんた物分り良すぎない?」

士郎「そんなことないさ、ただルールには従わないとな!」

セイバー「待ってください士郎、その前におかわりを」

士郎「ごめんセイバー、食べるのは後にしてついてきてくれないか?」

凛「まあいいわ、じゃあ私はここで待ってるから。それとスクールアイドルの召喚の仕方はサーバントと同じでいいらしいわ」

士郎「わかった。セイバー、行くぞ」

セイバー「待ってください、まだ食べ終わっていません!」モグモグ



土蔵

士郎「よし、セイバー。召喚するぞ」

セイバー「はい、士郎。なにが飛び出すかわかりません、気をつけて」鎧装着

士郎「おいおい、別にスクールアイドルは危険なものじゃないぞ。まあいいか」

詠唱省略

士郎「…より来たれ、天秤の守り手よ!」

シュイイン

>>5「あなたが私のマスター?」

※スクールアイドルにはμ'sのメンバーのみ選ばれます

穂乃果


穂乃果「あなたが私のマスター?」

士郎「ああ、俺は君のマスターだ」

穂乃果「そうなんだ、よろしくね」

士郎「ところで、も、もしかして君はμ'sの高坂穂乃果ちゃんかい?」

穂乃果「うん、そうだよ。穂乃果のこと知ってるんだ、うれしいな」

士郎「もちろんさ、なんたって俺はμ'sの大ファn…いやなんでもない」

セイバー「士郎?」

士郎「よ、よしまずは自己紹介をしないとな、ついてきてくれ」

穂乃果「うん」




穂乃果「どうも、今回の聖杯戦争で呼ばれました、高坂穂乃果です。みなさんよろしくお願いします!」

士郎「俺は衛宮士郎だ、それでこっちの金髪の女の子がセイバーだ。よろしくな」

セイバー「どうも、私のことはセイバーと呼んでください」

穂乃果「うん、よろしくね。私のことは穂乃果って呼んでね」

セイバー「わかりました、では穂乃果と呼びますね」

士郎「え!?その、俺も呼んでいいのか?」

穂乃果「もちろん!よろしくね、士郎君」

士郎「ああ、よろしくな、その…穂乃果」

凛「さてと、自己紹介も終わったみたいだし、そろそろいいかしら?」

士郎「遠坂、いつからそこに」

凛「さっきからいたわよ。まあどこかの誰かさんは鼻の下を伸ばして全然気付かなかったみたいだけど」ジトー

士郎「いや、その…それは…すまん」


穂乃果「えっと、あなたは?」

凛「あら、紹介が遅れてごめんなさい。私の名前は遠坂凛よ。好きに呼んでくれて構わないわ、よろしくね穂乃果」

穂乃果「うん、よろしくね凛ちゃん!あ、でもこの呼び方だと凛ちゃんとかぶっちゃう 」

士郎「そうだよな、凛ちゃんとかぶっちゃうもんな」

凛「まあそこは好きにしてくれていいわ。それにしても衛宮君、随分とスクールアイドルについて詳しいじゃない?」ニッコリ

士郎「いや、だからそれは…よし!自己紹介終わったしさっさと協会に行くか!」ダッ

凛「あ、こら待ちなさい士郎!ちゃんと説明しなさい!」ダッ

穂乃果「…ねえ、あの二人って付き合ってるのかな?」

セイバー「いえ、私の知る限りではそのようなことはないかと」

セイバーなら穂乃果じゃなくてホノカって感じじゃね?

協会

言峰「遅かったな、凛、衛宮士郎。怖気づいて逃げ出したのかと思ったぞ」

凛「んなわけないでしょ。さっさと要件だけ説明しなさい、このエセ神父」

言峰「ふっ、だが凛、お前の召喚したスクールアイドルがいないようだが?」

凛「別にいいでしょ、召喚したって届け出は今朝に出しておいたんだから」

言峰「まあいい、私も暇ではないのでな。説明は手早く終わらせたいものだ」

凛「ならさっさと説明しなさいよ!」

穂乃果「ね、ねえ、この人なんだか怖いんだけど…雰囲気がなんていうか、こう…ラスボスっぽいっていうか」ヒソヒソ

士郎「そうだな、それは俺も思う」

>>13
そうだった間違えた
あと士郎じゃなくてシロウだった…

言峰「では説明を始める。聖杯戦争が本来7組のマスターとサーバントによって殺し合うものだということはわかっているな。だが、突如としてそのルールそのものが変わった」

凛「それはなぜ?」

言峰「それはわからん、だが前回の聖杯戦争で起こった事件が影響していることは確かだ」

凛「そう、それで?」

言峰「今回の聖杯戦争ではマスター、サーバントに加えスクールアイドルが加わり、ダンスをしてもらうことになった」

士郎・凛「ダンス!?」

言峰「わからないか?日本語では踊り、舞踏ともいうが」

凛「それくらいわかるわよ!」

言峰「ふっ、ではここからは要点のみを伝える。

一.マスター、サーバント、スクールアイドルの3人でユニットを組んで戦うこと。同盟を組んで6,9人ユニットにするのは好きにして構わない。ただし、最後に残るのは1騎のみ。

ニ.マスターは令呪を3画持ち、サーバント、スクールアイドルのどちらにでも使える。どんなことでも使えるが、あまり変なことに使うと何とは言わんが荒れるであろうからやめておくことを勧める。

三.ダンスで負けたマスターはスクールアイドルを失うが、サーバントは残る。ただしスクールアイドルが消える前に他のマスターが再契約できれば味方に引き入れることが可能だ。

四.勝敗はそのダンスの善し悪しを見て決定する。最後まで残ったマスターには聖杯が与えられる。マスターが1人で使うもよし、3人で分けるもよし。

以上だ。他に聞きたいことがあればいつでも聞くがいい。可能な限り答えよう」

凛「質問、そのダンスってどこでやればいいわけ?専用のステージでもあるの?」

言峰「いや、ステージは自分たちで用意してもらう。基本魔術とサーバントのスキルや宝具を使ってステージを作り盛り上げることになるだろう。だが、あまり派手にやりすぎるな」

凛「なんで?ライブやダンスって派手にやるもんでしょ?」

言峰「いや、だって事後処理が…」

凛「………」

凛「最後に一つ聞くけど、本当に聖杯戦争のルールが変わった理由はわからないのね?」

言峰「ああ、本当だ」

凛「そう…わかったわ。いきましょう、士郎、穂乃果」

士郎「ああ、わかった」

穂乃果「うん」

ギイイ バタン

言峰「行ったか…」

言峰(実は私がスクールアイドルを見たいと願ったら聖杯が叶えてしまっただなんて言えない…)

言峰「それにしても、高坂穂乃果か…予想以上のかわいさだったな。これが愉悦か…」

ギイイ バタン

バゼット「すいません、スクールアイドルの召喚に手間取ってしまい遅れました」

言峰「バゼットか…」ニヤリ




士郎「なあ遠坂、そういえばお前のスクールアイドルって誰なんだ?」

凛「そういえば見せてなかったわね。いいわ、うちに来てくれる?」

穂乃果「え、他の子に会えるの?やったー、誰なのかな?」

凛「ふふ、会ってのお楽しみよ。ちなみにその子はμ'sのメンバーよ」

穂乃果「ホントに!?誰なのか今から楽しみだよ!」ワクワク

士郎「か、かわいいな…」

セイバー「シロウ…」

凛「士郎…」

遠坂邸

穂乃果「お、おっきいなぁ…士郎君の家も凛さんの家も大きいよね」

凛「そうかしら?さ、適当に上がって」

穂乃果「お、おじゃまします…」

士郎「おじゃまします。で、どこにいるんだ?」

凛「そんなあせらないなくてもすぐ呼ぶわよ。おーい!出てきていいわよー!」

>>23「はーい」

凛「あ、穂乃果ちゃん!穂乃果ちゃんもこっちにきてたんだー!」

穂乃果「凛ちゃん!」ダッ

凛「会えてうれしいにゃー」ダキッ

穂乃果「穂乃果も会えてうれしいよー」ダキッ

士郎「ふむ、ほのりん…いいな」

シュイイン

アーチャー「やはりそう思うか、衛宮士郎」

士郎「ああ、お前もか、アーチャー」

アーチャー「やはり、百合はいいものだな」

凛(以下、遠坂凛)「だめだこいつら、早くなんとかしないと」

セイバー「シロウ、私では不満ですか…」シュン

士郎「それにしても、凛ちゃんが遠坂のところに来るなんて、おもしろい偶然だよな」

遠坂凛「ふん、だから連れて来たくなかったのよ」

士郎「あ、俺、衛宮士郎っていうんだ。よろしくな、凛ちゃん」

凛「え…はい…よろしくお願いします…」ペコ

士郎「ああ…(あれ?なんか凛ちゃん…いつもとキャラが違う?)」

アーチャー(バカめ、衛宮士郎。凛ちゃんは人見知りなんだ。いきなりそんなフランクに話しかけても仲良くできるわけなかろう)

士郎(そうだった。凛ちゃんは人見知りだったんだ…。よし、それなら)

士郎「遠坂、ちょっとキッチン借りていいか?」

遠坂凛「ええ、いいけど、なに作るの?」

士郎「まあ、ちょっと見てろって」



士郎「どうだい?俺のラーメンの味は」

凛「おいしいにゃー!」ズルズル

士郎「そっか。よかったよかった。まだまだたくさんあるからいっぱい食べてくれよな」

凛「うん、ありがとう!えっとぉ…」

士郎「士郎でいいぞ」

凛「じゃあ、士郎君。よろしくね!」

士郎「ああ、よろしくな、凛ちゃん」

アーチャー(バカな…このオレですら仲良くなるのに数時間かかったのだぞ。それをこんな短時間で…)

セイバー「シロウ、もちろん私の分もありますね?」

士郎「ああ、セイバーも食べてくれ」

セイバー「いただきます」

遠坂凛「あらあら、すんなり仲良くなったわね。どうやって仲良くなるのか見物するつもりだったのに。まったくこれだから天然ジゴロは…」

士郎「ん?何か言ったか遠坂?」

遠坂凛「なんでもない、私もいただくわ」

穂乃果「あ、穂乃果も食べたい!」

士郎「ああ、じゃんじゃん食べてくれ」

凛「よーし!いっぱい食べて、みんなで聖杯戦争を勝ち残るにゃー!」

穂乃果「おー!」

プロローグ終わり


某時刻 間桐邸 

桜「それでは始めます、ライダー」

ライダー「はい、サクラ」

詠唱省略

桜「…来たれ、天秤の守り手よ!」

シュイイン

>>30「あなたは私のマスター?」



花陽「あなたは私のマスターですか?」

桜「はい、私はあなたのマスターです。名前はなんて言うんですか?」

花陽「こ、小泉、花陽です。よろしくお願いします」

桜「私は間桐桜って言います。桜って呼んでくださいね、よろしくお願いします」

花陽「は、はい…えっと、桜…ちゃん」

桜「はい、花陽ちゃん、でいいですか?」

花陽「は、はい…」

桜「こちらはライダーです。ライダー、挨拶を」

ライダー「はい。花陽、よろしくお願いします。私のことはライダーと呼んでください」

花陽「ぴゃっ!?は、はい…」

桜「じゃあ行きますか」

ライダー「はい」

花陽(が、眼帯…なんで両目にしてるの?ボディコンみたいなかっこだし、それに髪の毛が血に染まったみたいに真っ赤…ダレカタスケテー)

某時刻 アインツベルン城

イリヤ「さあ、始めましょう。バーサーカー」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

詠唱省略

イリヤ「…来たれ、天秤の守り手よ!」

>>34「あなたは私のマスター?」

海未

海未「あなたは私のマスターですか?」

イリヤ「ええ、そうよ。私の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。イリヤでいいわ。よろしくね」

海未「はい、私は園田海未といいます。よろしくお願いします、イリヤ」

イリヤ「じゃあこっちも紹介しないとね、出てきなさいバーサーカー」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

海未「ひっ!?ば、化物…」ガクガク

イリヤ「バーサーカー、よろしくって言ってるわよ」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

海未「あ…あ…た、助けて…」ガクガク

イリヤ「あちゃー、やっぱこうなっちゃうよね。ま、時間をかけて慣れさせるしかないか」

海未「い、いや…殺さないで…」ジワッ

イリヤ「いやいや別に殺さないわよ。まあいいわ、海未を運んでちょうだい、バーサーカー」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」ヒョイ

海未「た、助けて…穂乃果、穂乃果―!」ジタバタ

某時刻 柳洞寺正門前

アサシン「なんだ女狐、こんなところになんの用だ?」

キャスター「ふん、あなたは黙ってそこに立っていなさい」

アサシン「やれやれ、承知した」

詠唱省略

キャスター「…来たれ、天秤の守り手よ!」

シュイイン

>>39「あなたは私のマスター?」

>>41「あなたは私のマスター?」

にこ

人がいないみたいなので今日は終わります。お疲れ様でした
次回更新は今日の20~21時の予定です

メンバーがほとんど揃ったので次回からは安価が増えてもっとテンポよく進む予定です

>>41「あなたは私のマスター?」
は直下

少しだけ時間ができたので安価だけとります

にこはマンガ版のにこ?アニメ版のにこ?
>>49
1.マンガ
2.アニメ
にこの性格によってキャスター陣営の強さが変わります

2

漫画版のニコはアニメ版よりズル賢く動いてるからじゃないの?
(今後変わるんだろうけどμ'sで知名度上がったら真姫と一緒にUTXに特待生編入しようとか目論んでるはず)
アニメ版のにこより謀略等に関しては長けてるってことで強さが変わるんじゃないの?

投下します

>>52
その解釈であってます

※このキャスターはフードをつけてません

にこ「あんたが私のマスター?」

絵里「あなたが私のマスターかしら?」

キャスター「そうよ、私のことはキャスターと呼びなさい」

絵里「私は絢瀬絵里よ、よろしくね」

にこ「私は矢澤にこ、よろしく」

アサシン「ほう、サーバントをまた2体も召喚するとはな」

キャスター「この子たちはサーバントじゃないわ、スクールアイドルよ」

アサシン「スクールアイドル…そうか、ついにこの時がきたのだな…」

絵里「あの、あなたは?」

アサシン「アサシンのサーバント、佐々木小次郎」ドヤ

絵里「佐々木小次郎!?佐々木小次郎ってもしかして、あの佐々木小次郎?」

アサシン「まあ、そういうこととなっている」

にこ「え?ねえ絵里、佐々木小次郎って誰なのよ?」

絵里「にこ、あなた…」

にこ「な、なによ…」

キャスター「さあ、おしゃべりはこれくらいにしていきましょう」

キャスター「あと、いい?宗一郎様に手を出したら殺すから」


某時刻 某所

バゼット「始めます、ランサー」

ランサー「おうよ」

詠唱省略

バゼット「…来たれ、天秤の守り手よ!」

シュイイン

>>59「あなたが私のマスター?」

真姫「あなたが私のマスター?」

バゼット「はい、そうです」

真姫「ふーん、そう。私、西木野真姫よ。よろしく」

バゼット「バゼット・フラガ・マクレミッツです。バゼットと呼んでください」

ランサー「ほお、スクールアイドルってなあどんな芋臭いガキかと思ってたが、こりゃすげえ」

ランサー「かなりの上玉だな。もちっと年食ったらかなりの美女になるだろうよ」

真姫「なによあんた、何様のつもり?」

ランサー「おっと失礼、オレはランサーだ。よろしくな、嬢ちゃん」

真姫「ふんっ、私、あなたみたいな軽薄そうな人は嫌いよ」

ランサー「ははは、そうかそうか。まあ、若いうちから好き嫌いがはっきりしてんのはいいことだ。せいぜい気をつけな、かわいい嬢ちゃん」

真姫「なっ、べ、別に褒めてもなにも出ないわよ///」

某時刻 間桐邸地下室

臓硯「ふむ、本来なら此度の聖杯戦争は様子見で済ますところであったが、この好機を逃す手はないな」

臓硯「桜とは別に儂もサーバントを呼び出し、聖杯戦争に参加するほかあるまい」

中略

真アサシン「ほう、つまりスクールアイドルを使って聖杯戦争を勝ち抜くというわけですな」

臓硯「うむ、では始めるぞ。アサシンよ」

詠唱省略

臓硯「…来たれ、天秤の守り手よ!」

シュイイン

>>64「あなたが私のマスター?」

希「あなたが私のマスターなん?」

臓硯「うむ、儂の名は間桐臓硯。娘よ、頼むぞ」

希「いいで、うちの名前は東條希や。よろしくな」

臓硯「ふむ、希か…数あるスクールアイドルの中からそのような名のものが来ようとは…皮肉なものだな」

臓硯「…これもなにかの縁、儂がとっくに諦めていたのぞみを追いかけてみようかの…」

希「ん?どうしたん、おじいちゃん」

臓硯「いや、なんでもない。時に希よ、お主、魔術に興味があるか?見たところお主には才能がある、儂が鍛えてやろう」

希「ほんまに!?やった、お願いします!」

臓硯「ほっほっほ、ではゆくか」

希「うん!」

真アサシン「…あの、私は…」

時は戻り、協会

ギイイ バタン

バゼット「すいません、スクールアイドルの召喚に手間取ってしまい遅れました」

言峰「バゼットか…」ニヤリ

中略

言峰「ふむ、令呪とサーバント、スクールアイドルは頂いていくぞ、バゼット」

バゼット「」

言峰「ではな」カツカツ

コンマ判定 直下

偶数 防護のルーンがなければ即死でした
奇数 ダメットさんでした…

ギイイ バタン

バゼット「」

バゼット・フラガ・マクレミッツ敗退

協会 地下室

言峰「さて、これで必要な駒は全て揃った。では最後のスクールアイドルを呼び出すとしよう」

ギルガメッシュ「ようやくこれで全員揃うのか、待ちくたびれたぞ言峰」

言峰「そう言うな、ギルガメッシュ。ここからが宴の始まりだ」

詠唱省略

言峰「…来たれ、天秤の守り手よ!」

シュイイン

ことり「あなたが私のマスターさん?」

言峰「うむ、そうだ」

ことり「私の名前は南ことりです、よろしくお願いします♪」

言峰「言峰綺礼だ、呼び方は好きにするがいい」

ことり「はい、じゃあ綺礼さんって呼んでいいですか?」

言峰「ああ、構わんよ(あざとい、だがそれがいい)」

ギルガメッシュ(以下ギル)「言峰、平静を装っているつもりか知らぬが、頬が上がっているぞ」

ことり「あの、あなたは?」

ギル「我の名は王の中の王、ギルガメッシュ」

ギル「喜べ雑種、本来ならばありえぬが、聖杯戦争中に限り、我を見、我の声を聞き、我と語ることを許す」

ことり「え、えっとぉ、ありがとうございます?えっと、なんて呼べばいいですか?」

ギル「好きにするがいい、雑種」

ことり「あ、あの、その雑種っていうのやめてもらえませんか?できればことりって呼んで欲しいです」

ギル「なんだと?」

ことり「ギルガメッシュさん、おねがぁい♪」

コンマ判定 直下

偶数 ふん、雑種ごときが我に指図するだと?笑わせるな
奇数 し、仕方がない、ことりでよいか?

ギルガメッシュ、落ちず

ギル「ふん、雑種ごときが我に指図するだと?笑わせるな」

ことり「ひ、ひどい…」

ギル「だがまあ、小娘くらいは呼んでやっても良いぞ」

ことり「こ、小娘ですか…」

ギル「不服と申すか?」

ことり「…いえ、それでいいです」



言峰「ここに、全てのマスター、サーバント、スクールアイドルが揃った。これより第5次聖杯戦争を再開する」


ツバサ「ついて来れるかしら――」
穂乃果「ついて来れるかしら、じゃないよ…ツバサさんの方こそ、ついて来なよ――!」

OP「すーぱー✩あふぇくしょん」feat.μ’s

遠坂邸

士郎「さて、まずはこれからどうするのか方針を決めないとな」

遠坂凛「そうね、まずは何を踊るか。それから決めないとね」

穂乃果「そうだね。ねえ、凛ちゃんは何を踊りたい?」

凛「凛はみんなと踊れるならなんでもいいにゃー」

穂乃果「えへへ、穂乃果もだよー」

ほのりん「いえーい」ハイタッチ

アーチャー「だが、それでは話が進まんな」

セイバー「私はシロウが決めたことに従います」

士郎「今回は6人組ユニットじゃなきゃいけない。でも、6人全員が歌わなくちゃいけないってルールはない。つまり」

穂乃果「つまり?」

士郎「穂乃果と凛ちゃんを前に出して俺たちはバックダンサーをすればいい!」

遠坂凛「却下」

士郎「なんでさ」

遠坂凛「だってそれじゃあ私たちがユニットを組んだ意味がないじゃない」

遠坂凛「まあ数人がバックダンサーを務めるって考えは採用よ。
でも前に出るのがスクールアイドルだけなのはダメ」

士郎「わかった。じゃあ今回誰が前に出るのか決めよう」

凛「はいはーい!凛やりたい!」

アーチャー「ふむ、では凛ちゃんは決まりだな」

遠坂凛「じゃあ凛は決まりとして、今回は最初だし、あとひとりでいいかしら」

穂乃果「お、デュエットだね」

士郎「それなら良さそうだ。で、誰にする?」

遠坂凛「それじゃ、凛に決めてもらいましょう」

凛「え、凛が?」

凛「うーんとねぇ、じゃあ凛とデュエットするのは>>81

※穂乃果以外から選択してください

遠坂の凛ちゃん

遠坂凛「わ、私?本当に?」

セイバー「ほっ…」

士郎「くそっ」

アーチャー「う、うむ…」

遠坂凛「なんであんたたちはちょっと悔しそうなのよ…」

士郎「凛ちゃんが決めたものはしょうがない、次は曲を決めよう」

セイバー「はい、そうですね」

穂乃果「じゃあ、僕らのLIVE君とのLIFEなんてどう?」

凛「うんうん、いいんじゃないかな」

アーチャー「いや、待ってくれ。ぼらららもいいが、凛と凛ちゃんのデュエット、そう聞いた瞬間、これしかないと思った曲がある」

士郎「奇遇だなアーチャー、俺もだ。えんじぇーとかもいいと思ったがこれしかない。それは…」

士郎・アーチャー「恋のシグナルRin rin rin」

遠坂凛「だからなんであんたたちそんなに詳しいのよ」

穂乃果「凛ちゃんと凛さんでRin rin rinするの?おもしろそうだね」

遠坂凛「なんか凛がゲシュタルト崩壊しそう…」

凛「すっごくおもしろそう、それなら早速練習するにゃ」

遠坂凛「え、今から?でもうち、ダンスの練習できるような場所なんてないんだけど」

士郎「大丈夫、うちの道場を使えばいい。すぐに移動しよう」

アーチャー「うむ、善は急げというしな」

穂乃果「よーし、行こう!」

衛宮邸 道場

凛「それじゃあ、凛がお手本見せてあげるね」

遠坂凛「ええ、お願い」

てーんてーんてーんてーーん

凛「ちいさなシーグナルりんりんりんがべー♪きこえたーらーうなずいーてーおへんじくださいー♪」

士郎「これがスクールアイドルの生ダンスか…」

アーチャー「生きているうちに見られるとは…」

遠坂凛「あんたたちもう黙ってなさい」



凛「どうだった?」

遠坂凛「ええ、さすが全国レベルと言われるだけあってクオリティの高いダンスだったわ」

凛「そんな照れるにゃー」

士郎「最高だったよ」

穂乃果「さすが凛ちゃん!すっごく上手だったよ」

凛「みんなありがとう」

凛「それで凛ちゃん、できそう?」

遠坂凛「ええ、魔術で補強すればなんとか今晩中にはできそうよ。みんなは?」

セイバー「私は元々人間離れした動きができますのでこれくらいならすぐに覚えられます」

穂乃果「穂乃果も大丈夫だよ」

遠坂凛「となると、問題はあなたたちね」

士郎「いや、俺も問題ない。というよりもう踊れる」

アーチャー「ああ、私もだ」

遠坂凛「なんですって!?」

士郎「トレース・オン」

アーチャー「トレース・オン」

士郎・アーチャー「ちいさなシーグナルりんりんりんがべー♪きこえたーらーうなずいーてーおへんじくださいー♪」フリフリ




士郎「ちょっとだけー」

アーチャー「ちょっとだけー」

士郎「鼓動がー」

アーチャー「はやいのー」

士郎・アーチャー「ときめきーなーんで?なーんでー?」

士郎・アーチャー「はっじまりたくなるりんりんりんがべー♪おっかしいな恋じゃないもぉーん♪」コシフリ

士郎・アーチャー「士郎・アーチャー「ちいさなシーグナルりんりんりんがべー♪きこえなーいーふりしてもーなりつづけましたー♪」

士郎「ちゅんちゅんちゅん♪」

アーチャー「りんりんりん♪」



ほのりんりんセイ「………」

>>88間違えた


士郎「ちょっとだけー」

アーチャー「ちょっとだけー」

士郎「鼓動がー」

アーチャー「はやいのー」

士郎・アーチャー「ときめきーなーんで?なーんでー?」

士郎・アーチャー「はっじまりたくなるりんりんりんがべー♪おっかしいな恋じゃないもぉーん♪」コシフリ

士郎・アーチャーちいさなシーグナルりんりんりんがべー♪きこえなーいーふりしてもーなりつづけましたー♪」

士郎「ちゅんちゅんちゅん♪」

アーチャー「りんりんりん♪」



ほのりんりんセイ「………」

士郎「どうだ、みんな」

アーチャー「すばらしいダンスだっただろう?」

遠坂凛「えっとね、衛宮君。その、すっごく言いづらいんだけど…」

士郎「ああ」

遠坂凛「キモいのよ!」

士郎「えっ!?」

アーチャー「なん…だと…」

士郎「なあ冗談だろ遠坂…俺たちは完璧にダンスを投影したはずだ…どこか間違ってるとことでもあったのか…」

遠坂凛「いいえ、ダンスは完璧だったわ。初めてにしては非の打ちどころがないくらいにね。でもね、いくら完璧に踊っても大の男がそんなダンスをキレッキレに踊ったってキモいに決まってるでしょ!」

士郎・アーチャー「うわあああああああ!!」ダッ

士郎の部屋

士郎「おかしい…こんなはずじゃ…いったいどこで間違えたんだ」



士郎「はあ…」

遠坂凛「士郎、ちょっといい?」

士郎「なんだ?また笑いにきたのか?」

遠坂凛「違うわよ、ちょっと聞きたいことがあって」

遠坂凛「さっきは言いすぎたわ、ごめんなさい。でもダンスは本当に完璧だった。投影だけじゃ絶対に真似できないくらい」

士郎「遠坂…」

遠坂凛「でも私にはわからない、なんであれだけの投影ができるのか」

遠坂凛「思えば士郎はスクールアイドルについて最初から詳しかった。それがずっと気にかかっていたの」

遠坂凛「ねえ、どうしてあんなにスクールアイドルについて詳しいのか、教えてくれる?」

士郎「………」

士郎「あれは忘れもしない月の夜だった…」

数年前 衛宮邸 縁側

切嗣「……子供の頃、僕はアイドルに憧れてた」

士郎「なんだよそれ、憧れてたって、諦めたのかよ」

切嗣「うん、残念ながらね。アイドルは期間限定で、オトナになると名乗るのが難しくなるんだ。そんなコト、もっと早くに気が付けば良かった」

士郎「そっか。それじゃあしょうがないな」

切嗣「そうだね。本当に、しょうがない」

‘‘――ああ、本当に、いい月だ――‘‘

士郎「しょうがないから俺が代わりになってやるよ」

士郎「爺さんはオトナだからもう無理だけど、俺なら大丈夫だろ。まかせろって、爺さんの夢は――」

切嗣「そうか。ああ――安心した」




遠坂凛「そんなことがあったのね」

士郎「ああ、だから俺はアイドルにならなくちゃならない」

士郎「俺は聖杯戦争を勝ち残って、トップアイドルになってみせる」

遠坂凛「士郎…」

遠坂凛「私、応援するわ。あなたがトップアイドルになれるように」

士郎「ありがとう、遠坂」

部屋の外

セイバー(だから切嗣はあの時、私にアイドルの衣装を令呪で着せようとしたのですか…)

切嗣「第三の令呪を以て重ねて命ず、セイバー、この衣装を、着ろ!」

セイバー「やめろおおおォォッ!!」

士郎「ちなみに、強化と投影の魔術を教えてくれたのも親父なんだ。アイドルの動きを覚えるのに必須なんだってさ」

遠坂凛「へえ、そうなんだ」

士郎「さてと、道場に行くか。みんなが待ってる」

遠坂凛「ええ、士郎。いきましょ、そして絶対に聖杯戦争で勝ち残るわよ!」

士郎「ああ!」


衛宮邸 屋根上

アーチャー「………オレはいったいなぜ英霊になったんだ」ポツン

次の日

遠坂凛「よし、これでみんな振り付けは完璧ね!」

穂乃果「うん、みんなすごいよ。本当に1日で完璧にしちゃうんだもん」

凛「信じられないよ」

セイバー「いえ、これもホノカとリンの指導が上手だったおかげです」

士郎「よし、そんじゃ早速戦いにいこうぜ」

ほのりんりんセイ士「おー!」



穂群原学園 校庭

言峰「待っていたぞ、衛宮士郎」

士郎「言峰…なんでここに」

言峰「ここに来ることはわかっていた」

遠坂凛「ふぅん、それで、何の用?私たち、これからダンスバトルするんだけど」

言峰「それは好都合だ」

言峰「実は先ほど聖杯戦争のルールに重要な項目が追加された。それを今から説明する」

士郎「なんだって?」

言峰「追加されるルール、それは宝具に関するルールだ」

士郎・遠坂凛「宝具…!」

穂乃果「あ、そういえば穂乃果たち、宝具持ってないよね」

凛「そうだった、凛たちには宝具があるはずにゃ」

言峰「その通りだ、高坂穂乃果、星空凛。本来ならば召喚された時に持っているはずだったが、手違いにより持っていけなかったのだ」

言峰「しかし、ようやく先ほど宝具を渡す準備ができた。では受け取るがいい」

穂乃果は宝具を手に入れた!

    
宝具名 燦々と輝く太陽  読み ― 雨やめー! ―
対城宝具   ランクA

効果
発動者の半径1キロ圏内の天候を操ることが可能。
これにより、自分にとって有利に、相手にとって不利な天候にすることができる。
ただし、使用すると丸1日動けなくなる。

言峰「まずは一つ、渡しておこう。星空凛の宝具はまだ調整中だ。まずはその宝具を使ってみるがいい。ではさらばだ」

穂乃果「おお!すごいよ、なんだか力が漲ってくるんだ!」

凛「穂乃果ちゃんいいなあ」

遠坂凛「なにはともあれ、宝具が使えるようになったのはいいことだわ。さあ早速使ってみましょ」

士郎「ああ、だがその前に相手を探さないとな。よしいこう!」

ほのりんりんセイ士「おー!」

追加ルール

・ダンスバトル中に宝具を使用し、味方のダンスの演出を補助したり、相手を妨害することができる。ただし、直接相手に危害を加えることはできない。

・ダンスバトル中は宝具の真名解放を行わなくても念じるだけで使用可能。

今日はここまでにします。お疲れ様でした

なんか考えてたよりかなりはっちゃけた内容になってきた…

μ'sのメンバーの宝具のアイディアを募集します。
名前とランク、効果を書いてもらえるとうれしいです。
ひとり1~2個の宝具を考えてます。
ちなみに穂乃果は主人公のスクールアイドルなので3つの予定です。

次回の更新は今日の21~22時頃の予定です。
あと誰の宝具かもお願いします。

音楽室の主
読み 愛してるばんざーい!
ランクC
μ'sメンバーを1人魅了状態に。魅了失敗の場合は笑いながら腕立て伏せをすることになる

更新は21時からですが、とりあえず考えた宝具だけ書いておきます。

できるだけ厨二臭い感じにしました。

>>106
アイディアありがとうございます。
まさかこんなすぐに頂けるとは思いませんでした。

宝具名 撃ち射抜く愛の弓矢  読み - ラブアローシュート -
対人宝具    ランクB
使用者 海未
効果
「あなたのハート、撃ち抜くぞ♥」の掛け声で相手に愛の呪いをかけ、
「ばぁん♪」で相手を魅了状態にする。使用後、使用者はめっちゃ恥ずかしくなる。
回避するために必要なのは高い幸運ではなく、強い理性である。
戦闘で使用すると、「あなたの心臓(ハート)、打ち抜きます」で死の呪いをかけ、
「ばぁん♪」で相手の心臓を必ず射抜く宝具となる。いわゆる、投げボルクならぬ撃ちボルク。

宝具名 脳を融かす艶声  読み - ワンダーボイス -
対軍宝具    ランクB
使用者 ことり
効果
使用者の声を聞いた者の脳を揺さぶる声を出す。
長時間聞くと立っていられなくなる。聞こえた時点でアウトなため、発動前に潰す必要がある。
ただし、味方の脳も揺さぶってしまうため、使用には注意が必要。

宝具名 摩訶不思議な御札  読み - スピリチュアルタロット -
対人宝具    ランクC
使用者 希
効果
使用すると、ランダムで使用者にとってラッキーなこと、相手にとって都合の悪いことが起きる。
起きる出来事はコンマ判定で決まる。ゾロ目が出るととても不思議なことが起きる。
相手の幸運が高いと稀に外れることがある。

投下します

数時間前 協会

言峰「さて、そろそろ衛宮士郎たちが動き始める頃だ。お前たち、一度戦って来るがよい」

ランサー「けっ、ふざけやがって。わかったよ、マスター」

真姫「ふん、令呪がなかったら誰があんたのためなんかに…」

ことり「まあまあ、二人とも落ち着いて」

言峰「いいか、負けそうになったらすぐに戻ってこい」

ランサー「あいよ。行くぜ、二人とも」ダン

穂群原学園 校庭

士郎「それでみんな、どこに行く?」

穂乃果「穂乃果は商店街に行きたい!」

凛「凛も!」

遠坂凛「あんたたち、それって商店街でなにか食べたいってだけでしょ?」

穂乃果「あ、わかっちゃった?」

凛「ばれたにゃー」

遠坂凛「そうね、少しだけど、あなたたちのこと、わかってきたみたいね」

穂乃果「えへへ」

凛「うれしいにゃー」

遠坂凛「ふふ、じゃあ商店街にでも行きましょうか」

ランサー「おっと、待ちな!」

士郎「!?ランサー!」

ランサー「よお、久しぶりだな坊主」

遠坂凛「ランサー、いったい何の用かしら?」

ランサー「なんの用だぁ?決まってるだろ、ダンスバトルだよ」

遠坂凛「それにしてはマスターとスクールアイドルがいないようだけど?」

ランサー「あいにくとうちのマスターはビビりなんでな。今回はオレとスクールアイドルだけだ」

ランサー「おい、出てきていいぜ」

ことまき「穂乃果(ちゃん)!凛(ちゃん)!」ダッ

ほのりん「あ、ことりちゃん!真姫ちゃん!」ダッ

ことり「穂乃果ちゃーん!会いたかったよー」

穂乃果「穂乃果も会いたかったー」

凛「真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃーん!」

真姫「ヴェェ!?まったく、しょうがないんだから」

ランサー「まあ、少しなら待ってやるか…」

数分後

ランサー「さて、落ち着いたところで、さっそくやろうぜ」

穂乃果「ことりちゃん、真姫ちゃん、負けないよ!」

凛「凛たちが勝っちゃうにゃー」

ことり「えへへ、がんばろうね」

真姫「ふん、私たちが負けるはずないでしょ」

士郎「初めてのダンスバトルだ、絶対に勝とう、遠坂」

遠坂凛「ええ、当然よ。負けるなんて許さないんだから」

ランサー「それで、お前たちの踊る曲はなんだ?」

穂乃果「私たちの踊る曲は」

りんりん「恋のシグナルRin rin rin」

ランサー「ほお、凛と凛でりんりん歌うのか。こりゃおもしれえ」

ランサー「ならこっちも教えてやるよ。オレたちの踊る曲は」

ことまき「>>116

※printemps、BiBiの楽曲から選択してください

ラブマ

ことまき「Love marginal」

士郎「ラブマか…printempsのデビューシングルで、友達を好きになってしまった女の子の純粋な気持ちを綴った曲だな。なんでスクパラには収録されなかったんだ、クソ」

セイバー「シロウ、後半がただの愚痴になっています」

士郎「ああ、すまないセイバー。ラブマと聞いて少し興奮した」

アーチャー「同感だな。なにせ今回はprintempsの南ことりが踊るのだ。興奮してしまうのも仕方ない」

遠坂凛「アーチャー、あなたいたの?」

アーチャー「失敬な!私は霊体化していただけでずっといたぞ!」

ランサー「なあ、コントならよそでやってくれないか?」

アーチャー「コントではない!」

ランサー「ああはいはいわかったわかった。そんじゃ、そっちが先に踊っていいぜ」

士郎「いいのか?」

ランサー「ああ、なんせ他人のダンスなんて見たことがねえからな。オレも少し楽しみにしてんだ」

遠坂凛「じゃあ遠慮なく先にやらせてもらうわ」




士郎「よし、まずは舞台の用意からだな」

遠坂凛「アーチャー」

アーチャー「承知した。トレース・オン」

穂乃果「おお、舞台がいきなり出てきた!」

凛「やっぱり何度見ても魔術ってすごいにゃー」

士郎「次にギミックだな。トレース・オン」



遠坂凛「着替え終わったわ。よし、始めるわよ!」

凛「いっくにゃー!」

※今回のダンスバトルはチュートリアルなので安価は出ませんが
次回のダンスバトルからは宝具、行動の選択安価が出ます。

てーんてーんてーんてーーん

凛「ちいさなシーグナルりんりんりんがべー♪きこえたーらーうなずいーてーおへんじくださいー♪」

遠坂凛「ふしぎーさがしだすー♪さいのーう目覚めてよ♪」

遠坂凛「まいにちドッキドキしたいけどー♪」

凛「きみのーことじゃないーまったくーちっがうからー♪」

凛「言い訳みーたいでへんな気分♪」

遠坂凛「やっぱりー話しかーけてーいつもどおりわーらおー♪」

凛「ちょっとだけー」

遠坂凛「ちょっとだけー」

凛「鼓動がー」

遠坂凛「はやいのー」

凛・凛「ときめきーなーんで?なーんでー?」

アーチャー「トレース・オン」

凛・凛「はっじまりたくなるりんりんりんがべー♪」リンリン

凛・凛「おっかしいな恋じゃないもぉーん♪」

凛・凛「ちいさなシーグナルりんりんりんがべー♪」リンリン

凛・凛「きこえなーいーふりしてもーなりつづけましたー♪」

凛「ちゅんちゅんちゅん♪」リンリン

遠坂凛「りんりんりん♪」リンリン



ランサー「バカな…サビに合わせて投影を行い、嬢ちゃんたちの手に鈴を持たせただと!?」

真姫「ただ踊るだけじゃダメなのね」

ことり「ほえぇ、すごいねえ」

凛・凛「おっへんじくださいー♪」

凛「ちゅんちゅんちゅん♪」

遠坂凛「りんりんりん♪」

凛・凛「ちゅんちゅんちゅん♪」

凛・凛「りんりんりん♪」

てーんてれれれてててんてれれーん

凛・凛「♪」決めポーズ



士郎「さすがだな遠坂」

遠坂凛「あったりまえよ!」

穂乃果「凛ちゃんすっごくかわいかったよ!」

凛「ありがとう、穂乃果ちゃん!」

ランサー「くそっ、まさかあんなやり方があるとはな。言峰の野郎、わざと教えなかったな」

真姫「おそらくハメられたんでしょうね…。きっとこの光景もどこかで見てるに違いないわ。あの神父、どんだけ性格悪いのよ」

ことり「確かにこれはひどいよね。ことりたち、神父さんが見てる前でただ練習させられただけだったし…」

ランサー「だがこうなった以上、やるしかねえ。オレたちの本気を見せてやろうぜ」

真姫「ええ、このまま無様に負けるなんてありえないわ。それこそあの神父に笑われるもの」

ことり「うん、絶対勝とうね!」

士郎「なあ遠坂、踊るのに夢中になって忘れてたんだが、穂乃果の宝具まだ使ってないよな?」

遠坂凛「あ、ダンスに夢中になって忘れてたわ」

セイバー「ではさっそく使ってみましょう、ホノカ」

穂乃果「うんわかった。じゃあ行くよ!」

凛「穂乃果ちゃん、がんばって!」

宝具 発動

穂乃果「雨やめー!」

コンマ判定直下
ランサーたちのダンス中に
0~3 雨が降る
4~6 豪雨が降る
7~9 嵐が起きる
ゾロ目なら…

士郎「嵐が起きるって…本当か?」

遠坂凛「さあ、こればっかりは見てみないとわからないわ」

凛「嵐って…怖いよ」

穂乃果「え、どうなっちゃうのかな?」

セイバー「考えても始まりません。見てみましょう」

アーチャー「そのとおりだ。…始まるぞ」




ことり「先に乗るねとほほえーんだー電車のなかではー」

ことり「くちびるすこしーふるえているのー」

ことり「せつなーく走るおもいー」

ゴロゴロ

ランサー「気持ちだけでもつたえたいーそれができるならー」

ゴロゴロゴロ

真姫「ガラスにゆびでーなまえをひとつー吐息―で書いたりしないー」

てんてんてん

ことまき「青くとうめいなわたしになりたいー友達のままであなたのままでー」

ヒュオオオオオ

ランサー「隠しきれないー胸のときめきーだれにもきづかれたくないよー」

ことまき「こころとうめいなわたしをかえしてー」

ランサー「友達なのにあなたが好きd

ビュオオオオオオオオオン

ランサー「うおっ、なんだこの風は!?ステージの中だけとんでもねえ風が吹いてやがる」

ことまき「きゃああああああ!」

穂乃果「うそ!なにこれ、これ穂乃果がやったの?」

遠坂凛「なによこれ、とんでもない威力じゃない」

ランサー「くそっ、宝具か…。こっちはんなもん渡されてねえのによ。オレだけなら踊りきれるが、二人は」

ビュオオオオオオオオオオン

ことり「風が強すぎて立てないよ…」

真姫「なによ、こんな風くらい…」

ランサー「まずいな、このままじゃダンスどころじゃねえ、撤退するぞ」ガシッ

ことまき「きゃっ!?」

ダン!

セイバー「シロウ、ランサーが逃げます。追いますか?」

士郎「いや、いい。今回は宝具の凄まじさがわかっただけでよしとしよう」

遠坂凛「そうね、こっちとしても、まさか穂乃果の宝具があそこまですごいとは思ってなかったしね」

凛「す、すごい嵐だったね」

穂乃果「うう、ことりちゃん、真姫ちゃん、ごめんね…」

アーチャー「まあまずは初戦は勝利というわけか」

士郎「そうなるな、でもこんなんで勝ってもうれしくないぞ」

遠坂凛「まあ確かにそうね、なんかズルしてるみたいで嫌だわ。これからは宝具や魔術の使用は演出強化と相手の魔術を防ぐのみにしましょう」

士郎「ああ、それでいい」

セイバー「そうですね」

アーチャー「わかった、それでいこう」

凛「凛もそれでいいよ」

穂乃果「うん、穂乃果もそれ…で…いい…」

バタッ

凛「穂乃果ちゃん!?しっかりして」ユサユサ

穂乃果「」

遠坂凛「大丈夫、一時的な魔力切れよ。あれだけの宝具を使ったんだもの、魔力切れを起こすのも当然だわ。たぶん丸一日は起きないでしょうね」

凛「なんだ、よかったぁ」ホッ

士郎「じゃあ一度家に戻って方針を決め直そうか」

遠坂凛「そうね、それがいいわ。アーチャー、穂乃果を運んで」

アーチャー「承知した」ヒョイ

士郎「あ、いいなぁ」

遠坂凛「士郎…」ゴゴゴ

士郎「ひっ!なんでもないって遠坂」

遠坂凛「まあいいわ、行きましょう」

言峰「待ちたまえ」

士郎「言峰、まだいたのか…」

言峰「一部始終は見させてもらった。まずは初勝利おめでとうと言っておこうか」

遠坂凛「何の用?さっき宝具はもうもらったでしょ?」

言峰「ああ、宝具はもう渡した。だがもう一つ渡すよう頼まれたものがある」

言峰「これだ」つ宝箱

遠坂凛「なによこれ?」

言峰「さあ、それはわからぬ。だがこれはキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグから渡すよう言われたものだ」

遠坂凛「大師父から!?」

言峰「そうだ。中には特殊な魔術礼装が入っているらしい」

遠坂凛「特殊な魔術礼装…。なにかしら、気になるわね」

言峰「確かに渡したぞ。ではな」カツカツ

遠坂凛「………」

士郎「遠坂、何してんだ?開けようぜ」

遠坂凛「いや、なんかこれを開けたら取り返しがつかないことになりそうで怖いのよ」

宝箱 ウズウズ

遠坂凛「いや、なんか宝箱から変な気配が漂ってくるっていうか…」

宝箱 ウズウズ

遠坂凛「どうしようかしら?」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

なんか迷走してますね、すいません。
これダンスバトルとかしてないでギャグ時空ばっかやってた方がいいんじゃないか、
どうしようか非常に悩んでいますので明日の更新までアンケートさせてください。
あとここまでの感想とかもらえたら参考になるのでできればお願いします。

1.ダンスバトルはおまけでキャラのやり取りを中心にする

2.キャラのやり取りはおまけであくまでダンスする

3.このままでいい

乙、ラブライブのキャラで対立は面白いと思うけどあくまでダンスバトルなようならギャグかなぁ
あと安価とかコンマとか募集とかあるなら>>1なりスレタイなりで最初に一言入れといた方が良かったかなと思う
アンケは1でお願いします

アンケートにご協力いただきありがとうございました
ここからは完全にキャラのやり取りを中心にしたギャグでいきたいと思います。
途中で投げ出したりすることは絶対にしないので、どうか最後までお付き合いお願いします

>>132
アドバイスありがとうございます。これからはスレタイか>>1に一言いれるように気をつけます。
コンマと募集は思いつきでやったので書いてないですが、一応安価に関しては>>1に書いてあります。

投下します

本編の前に番外編の小ネタを二つ投下します

協会 地下室

…ルイ…ルイコトハ…

ランサー「なんだ、地下室から妙な声が聞こえてきやがる…」

ランサー「この部屋からか…」

ガチャッ

言峰「ズルイズルイズルイことは~しちゃーダメなーのよこーらこら♪」

言峰「まじめにーじょーだんはポケットんなか~」

言峰「コワイコワイコワイかおで~いたーずらしーかるこーらこら♪」

言峰「まじめにーしんけんな君っがースーテキなーんだもーん」

言峰「だからキースしょ、ズルイか、じょーだ~ん」

ランサー「………おい言峰」

言峰「やっほーy」ピタッ

クルッ

言峰「………」ダラダラ

ランサー「………」

ランサー「なあ、言峰このことは黙っt言峰「令呪を以て命ずる、自害せよランサー」」

グサッ

ランサー「ぐはっ…嘘だろ…」バタッ

言峰「ふう…これでよしっ」

言峰「ズルイズルイズルイことは~しちゃーダメなーのよこーらこら♪」

ランサー「」

おわり

士郎の部屋

士郎(俺は大変なことに気づいてしまった…)

士郎(μ′sのメンバーの声を投影できればメンバーになりきれるんじゃないか、と)

士郎(だが、試すとしたら誰にするか…決まってる)

士郎(μ’sの中でも随一の脳トロボイスを誇ることりちゃんしかいない!)

士郎「これは試すしかないぞ。よし、そうとなったら早速やろう!」

穂乃果の部屋

士郎「おーい、俺だけど入っていいか?」コンコン

穂乃果「うん、いいよー」

ガチャ

士郎「急に悪いな、穂乃果」

穂乃果「気にしなくていいよ、それよりどうしたの?」

士郎「ああ、少し調べたいことがあるんだけど手伝ってくれないか?」

穂乃果「うん、いいよ。それでなにをすればいいの?」

士郎「ああ、ちょっと額を触らせてくれるだけでいいんだ」

穂乃果「それくらいならお安い御用だよ。はい」

士郎「ありがとう、それじゃあ失礼して」ピト

士郎「トレース・オン」

士郎(穂乃果の記憶が頭に流れてくる…これが音ノ木坂学院か)

士郎(そしてこれが、μ’sのみんなか…やっぱり記憶の中でもみんなかわいいな)

士郎(そして、いた…ことりちゃんだ…よし、声を聞け、耳を澄ませろ…)

士郎(ああ、なんて脳トロボイスだ…記憶を覗いているだけなのに脳が蕩けそうだ…)

士郎(…よし、できた!)

士郎「…できた」

穂乃果「士郎君?できたってなにが?」

士郎(CV内田彩)「できたよ」

穂乃果「え、士郎君、だよね?」

士郎(CV内田彩)「うん、そうだよ」

士郎(CV内田彩)「穂乃果ちゃんのおかげだよ♪じゃあね、ありがとう」ダッ

穂乃果「え、何いまの…なんで士郎君がことりちゃんの声に…」

穂乃果「…気持ち悪い」


※投影中、士郎はことりの人格に影響されています

道場

士郎(CV内田彩)「やったー、ホントにことりの声が投影できちゃった」

士郎(CV内田彩)「うーん、なんでだ、喋り方がおかしくなっちゃったけどどういうことだ」

士郎(CV内田彩)「まあいいか、今はこの脳トロボイスを堪能しちゃおう♪」

士郎(CV内田彩)「えっと、まずことりの歌といったらこれだよね」

士郎(CV内田彩)「はしりーだすぅべりべーりとれいん、あ~まくてすっぱくて~♪」

オンナノコハミンナナヤム

アーチャー「ん?なんだ、道場の方から脳トロボイスが…まさかこの声は…!」ダッ

バン

アーチャー「もしかして、ことりちゃんですかー!?」

士郎(CV内田彩)「やんやんっおくれそうですぅ、たいへんっえきまでだっしゅ!」

士郎(CV内田彩)「はじめーてのデート、ごめんでとうじょう?」

アーチャー「」

アーチャー「何をしている…衛宮士郎」

士郎(CV内田彩)「ア、アーチャー…」

士郎(CV内田彩)「ち、違うの、これはその…」

アーチャー「おい、衛宮士郎…」

士郎(CV内田彩)「ぴい!?す、すまん!」

アーチャー「うらやましいぞ!」

士郎(CV内田彩)「え?(地声)」

アーチャー「そんな方法をいつの間に考えついた!オレでさえもそんな考えまで至っていないかったというのに!」

士郎(CV内田彩)「ご、ごめんなさぁい…」

アーチャー「ええい、声だけかわいいな!」

アーチャー「いったいどうやった?吐け、吐くんだ!」

士郎(CV内田彩)「じ、実は…」

アーチャー「なんだと、そんな方法が…よし、オレもやってくる」ダン

士郎(アーチャー、キャラがぶれぶれだぜ…)

穂乃果の部屋

穂乃果「ふんふん♪」

バン!

アーチャー「穂乃果!いるか!」

穂乃果「きゃあああ!ノックくらいしてよ!」バチン

アーチャー「…すまない」ヒリヒリ

穂乃果「それで、何の用?」ムスッ

アーチャー「ああ、少し調べたいことがあるのだが手伝ってはくれないか?」

穂乃果「え、あ、うん(まさか…)」

穂乃果「…それで、何をすれば…いいのかな」

アーチャー「ああ、少しばかり額を触らせてくれるだけでいい」

穂乃果「う、うん…いいよ(やっぱり…ていうか士郎君とアーチャーさん喋り方いっしょ…)」

アーチャー「では失礼して」ピト

アーチャー「トレース・オン」



アーチャー(CV内田彩)「できたよ」

穂乃果「あ、うん…」ドン引き

アーチャー(CV内田彩)「それじゃあ私はこれで…」

穂乃果「ねえ、アーチャー。その状態で外に出ないでね、お願いだから」

アーチャー(CV内田彩)「ああ、承知したよ、穂乃果ちゃん」

穂乃果「士郎君にも伝えておいて欲しいな、あとその声で穂乃果の名前を呼ばないでください」

アーチャー(CV内田彩)「あ、はい」

穂乃果(凛さんに伝えとこ…)




アーチャー(CV内田彩)「衛宮士郎、できたよ」

士郎(CV内田彩)「うわあ、気持ち悪い…」

アーチャー(CV内田彩)「そっちもね」

士郎(CV内田彩)「で、二人でこの声にして、何するんだ?」

アーチャー(CV内田彩)「あ、考えてなかった…」

士郎(CV内田彩)「まあいいか、とりあえず歌おっか」

アーチャー(CV内田彩)「うん!」



遠坂凛「穂乃果がなんかすごい焦ってたけど、いったいなんなのかしら」スタスタ

遠坂凛「まあいいわ、とりあえず行ってみましょ」

道場

ガララ

遠坂凛「士郎、いる?」

士郎(CV内田彩)「やんやんっおくれそうですぅ、たいへんっえきまでだっしゅ!」

アーチャー(CV内田彩)「はじめーてのデート、ごめんでとうじょう?」

遠坂凛「」

士郎・アーチャー(CV内田彩)「あ…」

遠坂凛「………」

遠坂凛「二人とも?…土下座」

士郎・アーチャー(CV内田彩)「…はい」



遠坂凛「で、いったいどういうことかしら」

アーチャー(CV内田彩)「違うの!これは衛宮士郎が…」

士郎(CV内田彩)「え、ひどいよ。アーチャーだってノリノリで…」

遠坂凛「その前に二人とも、その声、やめてくれない?殺したくなるから」ニッコリ

士郎「違うんだ、遠坂」

アーチャー「聞いてくれ、凛」

遠坂凛「ねえ士郎、アーチャー、私はふたりとももう少しまともな人だと思ってたわ。でもその認識を改めないといけないみたいね」

士郎・アーチャー「いや、あの…」

遠坂凛「誰が喋っていいって言ったの?」

士郎・アーチャー「ごめんなさい」

遠坂凛「まったく、こんなくだらないことに魔術を使って…二人には魔術師としての誇りはないの?」

士郎・アーチャー「くだらないこと?そんなわけ遠坂凛「あ?」」

士郎・アーチャー「なんでもありません」

遠坂凛「まあいいわ、私がなにもしなくてもあとで嫌というほど罰を受ける事になるだろうし」

士郎「え、それってどういう…」

遠坂凛「すぐにわかるわ。さあ、もうじきご飯だし、いきましょ」


夕食

士郎「あ、穂乃果、醤油とってくれないか?」

穂乃果「………」

士郎「あ、あの…」

穂乃果「衛宮さん、穂乃果に話しかけないでもらえますか?」

士郎「え…」

セイバー「シロウ…」

アーチャー「凛ちゃん、おかわりを」

凛「はい、どうぞ」

アーチャー(よかった、私は無事なようだ)

凛「ねえ、これ食べ終わったら、凛の半径5メートル以内に入らないでね」

アーチャー「」

士郎「な、なんでさああああ!」

おわり

柳洞寺 葛木宅

キャスター「そしたらね、宗一郎様、なんて言ったと思う?」

キャスター「『大丈夫だ、私がいる』ですって!」キャー

絵里「それはハラショーね」ズズ

にこ「葛木先生…やるじゃない」

キャスター「これだけじゃないのよ、そのあとにね…」

絵里「それは興味深いわね」ズズ

にこ「もっと続き聞かせなさいよ」

キャスター(ああ、これが噂に聞く女子会ってやつなのね、楽しいわ。生きてた頃はこんなことできなかったし…)

絵里「それにしてもこのお茶、美味しいわね」ズズ

キャスター「ああ、それは私が配合した特殊なハーブを使ってるのよ。今度教えてあげましょうか?」

絵里「ええ、ぜひお願いするわ」ズズ

にこ「私にも教えてちょうだい、妹たちも喜ぶわ」ズズ

キャスター「うふふ、これがお料理教室ってやつね」

キャスター「さ、おかわりもあるからどんどん飲んでいいわよ、エリー、にこにー」

絵里「ありがとう、メディー」

にこ「いただくわ、メディー」

絵里「それにしてもこのお茶本当においしいわね」グイッ

キャスター「あ、そんな一気に飲んだら…」

絵里「あっつ!」

絵里「ひたをひゃけどひたみたひ(舌をやけどしたみたい)」

キャスター「あらあら、エリーはおっちょこちょいね。見せてみなさい」シュオオン

絵里「ありがとう、メディー」

にこ「まったく、慌てて飲むからそうなるのよ」ズズ

キャスター「ふふ、礼には及ばないわ。お友達を治すのは当然だもの」

キャスター(ああ、楽しいわ。生きてた頃には友達なんて一人もいなかったもの)

キャスター「あ、そうだ。今度3人で『うぃんどうしょっぴんぐ』ってものをしてみたいんだけど」

絵里「ええ、いいわよ」

にこ「そうね、いきましょ。メディーは可愛いから、私と絵里で服を選んであげるわ」

キャスター「あらやだ、いい奥さんだなんて!照れちゃうわ…」

にこえり「いや、そこまで言ってないから」

キャスター(ん?今、調子に乗るなよ年増って聞こえたような…まあ気のせいか)

絵里「それで、いつ行く?」

にこ「私はいつでもいいわよ」

キャスター「なるべく早く行ってみたいわね」

絵里「じゃあ、いっそのこと今から行っちゃう?」

にこ「いいわね」

キャスター「今から…うん、そうねそれがいいわそうしましょ!」

にこ「よーし、じゃあ今から女の子3人でウィンドウショッピングに行くわよ!」

ガララ

葛木「絢瀬、矢澤、問題の答え合わせが終わったぞ」

にこ「げ、葛木先生」

葛木「絢瀬、満点だ。素晴らしい、この調子で精進しなさい」

絵里「ありがとうございます」

葛木「だが矢澤、なんだこの点数は。3年生にもなってこんな問題も解けないようでは卒業すら危ういぞ」

にこ「げえ、そ、その、に、にっこにっこにー♪」

葛木「…なんだ矢澤、そのにっこにっこにーというのは?」

にこ「え?そのなんていうか、にこのトレードマークっていうかキャラっていうか…」ダラダラ

葛木「トレードマーク?キャラ?どういうことだ?」

絵里「葛木先生、これ以上はやめてあげて…」

キャスター「そ、そうね…あ、宗一郎様、そういえば私たち、これからうぃんどうしょっぴんぐに行ってきますね」

葛木「うむ、行くのは構わんが、その前にまず矢澤に補習をしてからだな」

にこ「うええ!?そんな…」

葛木「では始めるぞ、準備しなさい」

絵里「これも日頃からちゃんと勉強してないにこが悪いのよ」

にこ「はーい…」

キャスター「うふふ、じゃあ私たちもいっしょに補習をしてにこにーに教えてあげましょうか。そのほうが早く終わるし」

絵里「ええ、そうしましょう」

キャスター(ああ、幸せだわ、そういえば私ってなにか目的があってこの時代に来たはずだったけどもうそんなのどうでもいいわ…)

ちょっとFateの生放送見るんで休憩します

数時間後

にこ「やっと終わったわ…」チーン

キャスター「頑張ったわね、にこにー」

絵里「そうね、それでにこ、今からショピングには行くの?」

にこ「あったりまえでしょ!勉強だけしておわりなんてありえないわ!」

葛木「では私は寺の方に行ってくる。キャスター、楽しんでくるといい」

キャスター「はい、全力で楽しんできますわ!」

絵里「さあ、いきましょ」

冬木市 穂群原商店街

キャスター「おおー、こんなにたくさん服がおいてあるなんてすごいわね」

絵里「そういえばメディーのいた時代にはこういう店はなかったのよね?」

キャスター「ええ、なにせ私の生きてた時代は神代だから、服ひとつ作るだけでもとんでもなくお金がかかったりしたのよ」

キャスター「それが現代では可愛い服がこーんなにあるのね。まったく、科学の力って素晴らしいわ」

にこ「あんた、そんなセリフ魔法使いに匹敵する神代の魔術師が言っていいわけ?」

キャスター「いいのよ、別に魔術師なんてなりたくてなったわけじゃないし」

絵里「なんか世の中の魔術師が聞いたら怒りそうなセリフね…」

ヒソヒソ ヒソヒソ

絵里(ん?なんかみんながメディーを見てるような…)

キャスター「すごーい、この服かわいいわね!」ピクピク

絵里(ああ、そういえばエルフ耳って普通にいたら目立つわよね)

にこ「メディー、ちょっといい?」ヒソヒソ

キャスター「なにかしらにこにー」

キャスター「ああ、この耳ね。まったく、こんな耳のなにがそんなに珍しいのかしら」

パチン

絵里「あれ、みんな途端にメディーから興味をなくしたわね、どうしたのかしら」

キャスター「魔術で一般人が見たら普通の耳に見えるようにしたのよ。さ、うぃんどうしょっぴんぐを続けましょう!」

キャスター「いっぱい服を買っちゃったわ!これがうぃんどうしょっぴんぐなのね!」ルンルン

絵里「いや、気に入ったものを片っ端から買っていくのをウィンドウショッピングとは普通呼ばないわ…」

にこ「すごく羨ましい買い方だったわね」

キャスター「そう?それじゃあ今度エリーとにこにーの服も買ってあげるわ」

絵里「いや、そんなの悪いからいいわよ」

キャスター「いいのよ別に、お金なんていくらでもあるし。それにまたあなたたちといっしょにうぃんどうしょっぴんぐしたいし。私たちに遠慮はなしよ」

にこ「そうね、じゃあ遠慮なくお言葉に甘えさせてもらうわ」

キャスター「ええ、そうしてくれると私もうれしいわ」

数分後

キャスター「あ、あれもよさそうね。行ってみましょ!」タタタ

絵里「ちょっとメディー、はしゃぎすぎよ」

にこ「そうよ、ちょっと落ち着きなさい」

キャスター「だって女友達とうぃんどうしょっぴんぐするのがこんなに楽しいなんて思わなかったもの。ついはしゃぎもするわよ」

絵里「まあ、そう言われると悪い気はしないわね」

にこ「そうね」

キャスター「ふふ、さあいきましょ。…あれ?あの人は…」

>>160
1.なに、あの履いてないシスターは
2.なんか路上生活してるダメそうな人がいるわ

今日はここまでにします、お疲れ様でした。

明日と明後日は帰るのが22時近くになるので少ししか更新できないと思います。

今日はちょっと疲れて更新できないです…すみません。
明日もできるかどうかちょっと微妙なところです…
明日更新できるようなら少し前にアナウンスします、では。

予定よりも早く帰れたので1時間後から更新します。

更新前に短編を一つ

「孫が大好き、臓硯おじいちゃん!」

臓硯「儂には孫娘がおる。名前は希というんじゃ」

臓硯「これがとてもかわいくていい娘でな、魔術の修行が終わったあとは疲れておるだろうに儂の肩を揉んでお茶を入れてくれるんじゃ」

臓硯「この前なんてのう、小遣いをやったらなんと厄除けの御札を買ってきてくれたのじゃ。そしてな、『おじいちゃんがもっとラッキーになるようにしたるでな!』と言って儂の体に貼ってくれたんじゃ、いい子じゃのう。おかげであやうく昇天してしまうところじゃったわ」

臓硯「それにな、あの娘は最近の娘にしてはとても発育がよくてのぉ、さらに美人で性格もいいときたものじゃ。あんな娘を世の男たちが放っておくわけがない」

臓硯「希に悪い虫がつかないように気をつけねばな、特に慎二には気をつけねばならん。
まあ、悪い蟲は儂なんじゃがな」

臓硯「そうそう、それよりも聞いてくれぬか、この前なんかのう…公園に…行っ…」

(・8・)チュンチュン

臓硯「…ん?夢か…。久々によい夢を見た気がするのう。…孫か。ふむ、孫たちを可愛がりつつ一族を見守りながら過ごすというのもいいかもしれんな」

臓硯「ふむ、手始めに桜の刻印蟲を取り除いてやるかのう。そしたら、『おじいちゃん♪肩を揉んであげますね』とか言いながら極上の笑顔を見せてくれるかもしれんしな…」

臓硯「いや、待てよ。もしかしたら、桜のスクールアイドルである花陽も儂のことをおじいちゃんと呼んで優しくしてくれるやもしれん」

臓硯「…たまらんのう。こうしてはおれん、すぐに始めるぞ!」

臓硯「おーい、桜ー!どこにおるんじゃー?」テクテク






刻印蟲がなくなり、さらに明るく元気になった桜は、凛と並ぶ穂群原学園のアイドルに!?

次回、「フラワーコンビ結成!花陽と桜は花咲くアイドル」に続く?

投下します

キャスター(あれは…確かカレン=オルテンシア。なんでこんな時間にこんなところに…)

絵里「なにかしらあの人」

にこ「犬にでもスカートを持ってかれたんじゃないの?」

キャスター(幸いまだこちらに気づいてはいないようね)

キャスター(いけないわ…私の勘が「早く逃げろ、近づくな」と告げてるわ)

キャスター「エリー、にこにー、行きましょう。あのシスターに関わってはいけないわ」グイ

絵里「きゃっ、メディーそんな引っ張らないでよ」

にこ「うおっと、危ないじゃない!」

キャスター「ごめんね、でも急がないと手遅れに…」

カレン「その声は…キャスターですか?」

キャスター(あ、見つかった…)

カレン「これはこれはキャスター。ごきげんよう」

キャスター「あら、奇遇ね」

カレン「こんなところに女狐が何のようですか?」

キャスター「そのセリフ、そっくりそのままお返しするわ」

カレン「ふふ、その買い物袋からして、まさかショッピングでもしていたのですか?」

キャスター「ええ、そうよ」

絵里「ねえ、メディー。この人と知り合いなの?」

カレン「…メディー?」

カレン「…なるほど、メディアだからメディーですか。ぼっちでもあだ名を考えることはできるのですね」

にこ「ぼっちって…あんたねぇ」

キャスター「いいのよ、間違ってないわ。まあでも、今はエリーとにこにーがいるから違うけどね」

カレン「メディーにエリーににこにー、まあ仲のよいことですね」

キャスター「ええ、ようやくできた友達だもの、あだ名で呼び合うくらいいいでしょう?」

カレン「友達、あだ名…幸せそうでなによりですね。見てるだけで無性に潰したくなります」

キャスター「相変わらずね、あなた」

カレン(さて、ここはあの二人に話しかけてみましょうか)

カレン「>>173

1.そこのポンコツそうなあなた、さっきから口が空きっぱなしですよ
2.そこのかわいそうな胸のあなた、胸をどこかに落としてこられたのですか?
3.自由発言

2

カレン「そこのかわいそうな胸のあなた、胸をどこかに落としてこられたのですか?」

にこ「な、なんですって!それ、どういう意味よ」

カレン「どういうこういうも、そのままの意味ですよ」

カレン「あと、ひとつ聞きたいのですが、背中はどちらにあるのですか?」

にこ「くぅ…さっきから言わせておけば…言いたい放題言いすぎよ!何様よあんた」

カレン「私ですか?私はカレン=オルテンシアですが」

にこ「ああもう!そういう意味じゃないわよ!」

カレン「ほう、ではいったいどのような意味なのでしょう、私にはわかりかねます」

にこ「なんなのよー!こいつむかつくー!」

絵里「にこが完全に遊ばれてる…」

すいません、寝落ちしてました。
予想以上に疲れていたみたいなので短いですが今日はここまでにさせてください

明日は21時くらいには更新する予定です

21時から更新します

更新前に1レス短編を一つ

「クラス・アイドル」

ムーンセル

赤セイバー「余は至高の芸術にしてオリンピアの華、皆のアイドル、赤セイバーだ!」

エリザ「そして私は、高貴なる竜の娘でありランサー、エリザベート・バートリーよ!」

赤セイバー「さて、早速だがランサーよ。今、冬木の地にはスクールアイドルなるものが集ってライブを行っているらしいのだ」

エリザ「なんですって!アイドルのサーバントである私たちを差し置いてFateでライブをするなんてありえないでしょ!」

赤セイバー「うむ、余もまったく同じことを考えていた」

エリザ「ねえセイバー、私たちもなんとかして冬木に行くことはできないかしら」

赤セイバー「うむ、余の神話礼装を使えばできぬことはないぞ」

エリザ「本当に!?じゃあ早速行って、スクールアイドルたちに格の違いを見せつけてやりましょう!」

赤セイバー「その言葉を待っていたぞ。余の黄金劇場とそなたの鮮血魔嬢が合わされば、向かうところ敵無しであるな」

エリザ「ええ、興奮してきたわ!」

赤セイバー「では出発するぞ。皆、首を長くして待っているが良い」

エリザ「私たちのステージを楽しみにしているのよ!」



果たして、彼女たちはムーンセルの壁を越え、無事冬木の地に降りることができるのか!?

投下します

今日は安価多めです

前回のラb聖杯戦争!デン!

言峰「当初はガチの殺し合いをするつもりだったが、ダンスバトルをしながら
ギャグ路線で進めていくという方針に変わり始まったこのスレ」

言峰「だが、無能な>>1がスランプに陥り予定通りにダンスバトルを書けなくなったために蔵入りとなってしまったようだ。
しかも、スレタイに安価・コンマを入れ忘れるという失態まで犯している始末」

言峰「しかしまあ、余計なことを考えずに済むようになった分、全力でギャグコメができるようになったことは喜ぶべきかもしれんがな」

言峰「さて、本題に入ろう。ダンスバトルで勝利し、聖杯を手に入れるという明確な目的がなくなった今、どうやって物語を終わらせるか…
だが、これはまた違うバトルかミニゲームを用意する予定だ」

言峰「当初とはまったく違う形になってしまったこのスレだが、どうか最後まで楽しんでもらえるとうれしい」

言峰「ではこれくらいにして、本日の聖杯戦争を始めようか。…なに?前回の説明がないだと?
…すまない。前回を読んでくれ…」

にこ「だいたい、あんただって私と大差ないでしょうが!」

カレン「そうでしょうか、私はこう見えても少しはありますが」フニュ

にこ「そ、それならにこだって…」ペタペタ

カレン「諦めたほうが良いのでは?」

にこ「うるさいわねぇ…」

カレン「見たところ、あなたのバストはせいぜいななじゅうい「やめて!」」

にこ「お願いだから、それ以上言わないで…」ジワッ

カレン「………」

カレン「…はあ、たまらないわ。私ったらなんてはしたないのでしょう。
いたいけな少女を泣かせて、こんなにも胸を高鳴らせるなんて」ゾクゾク

絵里「なんなのよ、このシスター…」

キャスター「だから気づかれたくなかったのよ…」

カレン(少し満足しました。さて、どうしましょうか?)

>>185

1.まだ足りません。もうひとりもいじめ倒しましょう
2.もういいでしょう、帰りますか

1

カレン(それなりに満足しましたが、ここはもうひとりも…)チラ

絵里(こっちを見た…まさか)ビクッ

カレン「そこのポンコツそうなあなた」

絵里「な、なにかしら…(やっぱりー!)」

カレン「先ほどのやり取りを見ているとき、彼女に胸に対して『そのとおり』だと思ったでしょう?」

絵里「失礼ね、そんなことないわよ」

カレン「そうですか。おや、あなたは嘘をつくと耳がヒクヒクするのですね」

絵里「そ、そんなはずないわ…」ピト

絵里「あれ?ヒクヒクなんてしてないじゃない!」

カレン「ええ、してないです。第一、今あったばかりのあなたの癖などわかるはずがないのですから。
ですが、あなたがポンコツであることは分かりました」

カレン「ポンコツな上に友人の欠点を指摘されているのに同調するなんて、ひどい方ですね」

絵里「な、なによ!私はポンコツじゃないわよ!KKEよ!」

カレン「同調していることは否定しない…ふむ、KKEとはなんですか?」

絵里「K(かしこい)K(かわいい)E(エリーチカ)よ!」

カレン「自分で言ってて恥ずかしくないのですか?」

絵里「…恥ずかしくなんかないわよ!」

カレン「ではいっそのことPKEに変えてみてはどうでしょう?」

絵里「PKE?」

カレン「はい、P(ポンコツ)K(かわいそうな)E(エリーチカ)です。いいでしょう?」

絵里「ぜんっぜんよくないわよ!なによかわいそうって!」プンプン

カレン「ポンコツに関しては突っ込まないのですね。もう認めたということでいいですか?」

絵里「認められないわぁ!」

キャスター「エリー、落ち着いて」

絵里「はあ…はあ…もうイヤ、エリチカおうち帰る」

カレン「ふふっ、やはり賢いことは賢いですが、弱いところを突くとボロが出るタイプのポンコツでしたか」

にこ「なによ…私だって…あと何年かすれば、ママみたいに…」グスグス

絵里「うう…にこ、ごめんなさい…」シュン

キャスター(わ、私の友達が…。やり返してやりたいところだけど今は二人を守りながらは不利ね)

キャスター「カレン、覚えてなさい!私の友達を貶めたこと、後悔させてやるわ」

パチン 

カレン「逃げられましたか。まあいいでしょう、標的などどこにでもいます」

カレン「さて、満足しました。次はどうしましょうか」

>>191

1.他のスクールアイドルも気になりますね、見にいきましょう
2.他の陣営の話に移る(どの陣営かも書く)

カレン(十分満足しました。今日は帰りましょう)テクテク

※カレン・オルテンシアが聖杯戦争に加わりました

間桐邸

桜「はい、ここが花陽ちゃんのお部屋です」

花陽「うわあ、すっごい広い…こんなにいいお部屋を使ってもいいの?」

桜「はい、花陽ちゃんはお客様ですから。それにもうお友達…ですしね」

花陽「お友達…うん、桜ちゃんと花陽はお友達ですか」

桜「あ…嫌でしたか?」

花陽「ううん、イヤなんかじゃないよ。花陽と桜ちゃんはお友達です!」

桜「よかった。じゃあ次はなにをしましょうか」

ライダー「桜、家の案内がまだ終わっていません」

桜「あ、そうでしたね」

花陽「ひっ…ライダー…さん」ビクッ

桜「あれ、花陽ちゃんはライダーが苦手なんですか?」

花陽「ご、ごめんなさい…眼帯が怖くて…」

ライダー「ああ、この眼帯ですか。すみません花陽、外してあげたいのですが、外すとあなたを石にしてしまうので…」

桜「そうですよね、困りました…」

ライダー「いえ、桜が気にすることではありません。私は怖がられるのには慣れていますから」

桜「ライダー、それではダメです。私、花陽ちゃんとライダーにも仲良くなってほしいんです」

桜「なにかいいものは…あ、そうでした。先輩からこの前、渡されていたメガネがありました」

桜「ライダー、このメガネをかけてみて」

ライダー「はい」スチャ

花陽(うわぁ、すっごい美人さん…たぶんμ’sのみんなよりも美人なんじゃないかな)

桜「とっても似合ってますよ、ライダー」

ライダー「ありがとうございます。花陽、どうでしょうかこれなら大丈夫ですか?」

花陽「うん。ライダーさん、眼帯を取ったらものすごく美人で驚いちゃった」

ライダー「ふふ、そうですか。花陽、ありがとうございます」ニコ

花陽(あ、ライダーさん、笑った顔もすごく綺麗…)

花陽(最初は怖かったけど、仲良くできるかな)

ガチャ

慎二「お、桜、スクールアイドル召喚したのか。ちょっと僕にみせてくれよ」

桜「兄さん…」

ライダー「間桐慎二ですか…」

花陽「桜ちゃんの、お兄さん?」

慎二「君が噂のスクールアイドルか、よろしくな」

花陽「は、はい」

ジー

慎二「へえ、スクールアイドルなんてどうせブサイクがアイドル名乗ってるだけだと思ってたけどさ、なんだなんだかわいいじゃん」

慎二「君、けっこう僕好みだなぁ。胸もけっこう大きいみたいだし?」ジロリ

花陽「ひいっ…」ビク

慎二「あ、そうだ。いいこと思いついちゃった。なあ桜、そのスクールアイドル、僕にくれよ」

花陽「え?」

慎二「確か、令呪を渡す術みたいなのあっただろ?あれをおじいさんに頼んでもらえばできるだろ?」

桜「兄さん、それは…」

慎二「あれ、まさか嫌だなんて言わないよね?僕はお前の兄なんだよ?言うとおりにするよな?」

花陽「そ、そんな…」

ライダー「桜…」

桜「………」ブルブル

慎二「おい桜、なんとか言ったらどうなんだ?…答えろよ!」ダン

花陽「さ、桜ちゃん…」

桜「わ、私は…」

慎二「うんうん、私は?」

桜「>>201

1.花陽ちゃんは…私の友達です、渡せません!
2.ライダー、やっちゃって!
3.兄さん、あまり調子に乗ると、食べちゃいますよ?ニッコリ

2

桜「ライダー、やっちゃって!」ビシッ

ライダー「はい、任せてください」

慎二「え、桜?嘘だろ、冗談だよな?な?」

花陽「桜ちゃん…ありがとう」

ライダー「桜、どのようにしますか?」

桜「ライダーに任せます。好きにしちゃってください!」

ライダー「分かりました」

ジャラッ

慎二「ひいいい!?ちょっと待ってちょっと待って!!おかしいってこんなの!」

ライダー「おかしい?なにがですか?」

慎二「だって僕、なにも悪いこと言ってないじゃん!ただスクールアイドルが欲しいって言っただけじゃん!」

ライダー「だそうですが、どうしますか桜?」

桜「ねえ、花陽ちゃんはどう思う?」

花陽「>>」

1. すごく…怖かったです… グスン
2. うえーん、桜ちゃーん! ダキッ(桜パワーアップ)
3. ライダーさん、お願いします! ビシッ(ライダーパワーアップ)

ミスった>>206

2

花陽「うえーん、桜ちゃーん!」ダキッ

桜「花陽ちゃん、安心して」ナデナデ

桜「あなたは、私とライダーが絶対に守りますから!」

花陽「桜ちゃん…うん、ありがとう…」ギュ

※花陽の桜、ライダーへの好感度が大幅に上がった!

ライダー「では覚悟はいいですか、慎二」

慎二「ご、ごめんなさい!」

ライダー「>>211

1.いいですか、今後花陽に近づくようなら… ジャラッ
2.まあこの程度でいいでしょう! ドゴッ
3.騎栄の手綱(ペルレ・フォーン)!

※基本この世界では死人は出ません(ランサー以外)

ライダー「騎栄の手綱(ペルレ・フォーン)!」

慎二「宝具!?嘘だろ!こんn」

ドゴーン!!

慎二「」

桜「ライダー、よくやってくれました!」

花陽「ライダーさん、すごいです!今のどうやったんですか?」

ライダー「桜の慎二に対する日頃の鬱憤の分も含めて制裁しておきました。
これでしばらくはおとなしくしているでしょう」

桜「ありがとう、ライダー。さあ、今度は冬木の町を案内しますね」

花陽「うん、お願いね桜ちゃん♪」

※慎二が桜に従うようになりました。

※臓硯が希を呼ぶのはこの次の日なのでまだ希はいません。

冬木市 新都

桜「花陽ちゃん、この世界には慣れてきましたか?」

花陽「うん、桜ちゃんとライダーさんがとっても優しいから慣れちゃいました」

桜「そうですか、それはよかったです」

花陽「でも、慎二さんはちょっと怖いです」

桜「大丈夫ですよ、もしまたなにかあっても私とライダーがいますから」エッヘン

ライダー「はい、花陽は安心して私たちと住んでください」

花陽「うん、ありがとう!」

桜「じゃあちょっとお腹も減ってきましたし、お昼ご飯にしますか」

ライダー「はい、そうしましょう」

花陽「あ、花陽。お米屋さんがいいです!」

サクライダー「「お米屋さん?」」

花陽「そうです、お米屋さんです」

桜「えっと、それってほとんどお米しか置いてないんじゃ…」

花陽「はい、そうですよ」

ライダー「いったい何をおかずに食べるのですか?」

花陽「決まってるじゃないですか!お米です!」

桜「花陽ちゃんって、思ったよりキャラが立ってたんですね。私とは大違いです」

花陽「お腹いっぱいです。ふう、満足ですー」ニンマリ

ライダー「まさか本当にご飯をご飯で食べるとは…」

桜「花陽ちゃん…食べる量もセイバーさんに引けを取らないレベルでした。
恐るべし花陽ちゃんです」

ライダー「もしも花陽が士郎に呼ばれていたら大変なことになっていましたね(食費が)」

桜「あ、そうでした。大事なことを忘れてました。先輩に花陽ちゃんを紹介しないと」

ライダー「士郎にですか?」

花陽「えっと、桜ちゃん。その先輩って女の子ですか?」

桜「いえ、先輩は男の人ですよ」

花陽「お、男の人…」ビクビク

桜「あ、心配しなくてもいいですよ。先輩はうちの兄さんなんかと違ってとっても素敵な人ですから」

花陽「そ、そうなの?」ホッ

桜「はい、とっても優しい人なんですよ。先輩は誰にでも優しいんです。
もしかしたら花陽ちゃんも先輩のことを好きになっちゃうんじゃないかってくらい」

桜「…ほんと誰にでもそういうこと言うんですから…。いけない人ですね…」クスクス

花陽「さ、桜ちゃん!?」

ライダー「花陽、桜がこの状態になったらそっとしておいた方がいいです」

花陽「う、うん」

桜「では気を取り直して、行きましょう」

>>221

1.花陽「うん、じゃあその先輩に会いに行きましょう」
2.ライダー「いえ、今日は召喚したばかりですし、明日以降にした方がいいのでは?」
3.桜「気が変わりました。今日は違うところに行きましょう」

※士郎の家には凛陣営もいます

1

衛宮邸 玄関前

桜「着きました。ここが先輩の家です」

花陽「お、おっきい…。ねえ桜ちゃん、マスターの家ってみんな大きいの?」

桜「うーん、そんなことはないはずですけど…」

花陽「そっか…」

ライダー「では、行きましょう」

桜「先輩、入りますねー」ガラガラ

花陽「え!?勝手に入っちゃっていいの?」

桜「はい、先輩からスペアキーももらってますから、入って大丈夫です」

花陽「スペアキー…桜ちゃん、誰とも付き合ってないのに…」

花陽「あの、ライダーさん…もしかして…」

ライダー「はい、あの男はとんでもない天然タラシです。花陽も気を抜くと落とされますよ、気をつけてください」

花陽「は、はい…」

桜「先輩、こんにちは」

士郎「ん?桜じゃないか、今日は早いんだな」

桜「はい、今日はちょっと早く来ちゃいました♪」

花陽(今日は?毎日来てるんですか…そして桜ちゃんの声が1オクターブ高くなりました…)

ライダー「こんにちは、士郎」

士郎「おう、今日はライダーもいっしょなのか。それと、その子は?」

花陽「は、はじめまして…」

桜「今日はこの子を紹介するために早く来たんです」

士郎「そうか、じゃあこっちも紹介したい子がいるんだ。上がってくれ」

桜「はい(紹介したい子?…また女の子を引っ掛けてきたんですか先輩)」ゴゴゴ

花陽「はわわ、桜ちゃんから黒いオーラが…」

ライダー「凛、こんにちは」

桜「姉さん、こんにちは」

遠坂凛「こんにちは。あら、今日は早いじゃない、桜」

花陽(凛?でも、凛ちゃんじゃない…)

桜「はい、今日はこの子を紹介しにきました」

遠坂凛「へえ、かわいい子ね。じゃあこっちも紹介しておくわね」

桜「姉さんも?」

遠坂凛「ええ、ちょっと待ってて。すぐに呼んでくるから」


凛「凛に紹介したいって誰なのかなー」

遠坂凛「まあ会えばすぐにわかるわよ」

穂乃果「きっとμ’sのみんなだよね」

士郎「どうだろうな(かよちんと凛ちゃん…りんぱなキタコレ!)」

士郎「桜、開けるぞ」

ガラ

凛「あ、かよちん!」ダッ

穂乃果「あ、花陽ちゃん!」

花陽「凛ちゃん!」ダッ

りんぱな「会いたかったよー!」モギュ

士郎(やはり、りんぱなはいいな!)

アーチャー(実に素晴らしい)

今日はここまでにします、お疲れ様でした

本編前の短編はタイトルがあるやつは本編と繋がってます

最後に安価だけ

赤セイバー「ムーンセルめ、余の神話礼装でもこれほど固いとは…」

エリザ「がんばってセイバー!この壁を破れれば冬木まで一直線よ!」

赤セイバー「うおおおお!!」

赤セイバーはムーンセルの壁を

1.破った
2.破れなかった…
>>229>>232多数決

ミスった
>>231>>235

エリちゃんとえりちでコラボして欲しいし1で

1

1

21時頃に更新します。

更新前に安価結果と短編をひとつ

赤セイバー「ここまでくれば、あと一撃…ゆくぞ!」

エリザ「がんばって、私の魔力も渡すわ!」

赤セイバー「星馳せる終幕の薔薇(ファクスカエレスティス)」

赤セイバー「しばし私情を語ろう……告白するぞっ――余は奏者が、
 大好きだっ!!」

ボガーン!!

赤セイバー「やった、やったぞ!まったくムーンセルめ、散々手こずらせおって」

エリザ「さすが私のライバルね、見事よセイバー」

赤セイバー「うむ、ではゆくとするか。…いや待て。ランサーよ、奏者を忘れておるぞ!」

エリザ「あら、あの子豚も連れていくの?」

赤セイバー「当然、余が歌を捧げる相手は奏者以外におらぬ。
それになにより、奏者のおらぬ世界になど寂しくて行けるものか!すぐに連れていくぞ!」ダッ

エリザ「急いでね、ムーンセルはすぐに閉じちゃうわよ」

赤セイバー「連れてきたぞ!」

白野「え、なにこれ?セイバー?ランサー?」

エリザ「さすが仕事が早いわね。さあ、行きましょ!」ダッ

赤セイバー「うむ、ゆくぞ!」グイッ

白野「セイバー、ちょっと待っ…うわあああ!」



赤セイバー、エリザ、白野の3人はこうして冬木の聖杯戦争へと飛び込んでいった…

「みんなのアイドル、アルトリアちゃん!」

かつてのブリテンのある日

アルトリア「みんなー!今日は来てくれてありがとう!」

おおおおおおおおお!

アルトリア!アルトリア!

ガウェイン「アルトリア!アルトリア!」ブンブン

ランスロット「アルトリア!アルトリア!」ブンブン

ベディヴィエール「あ、ライブ中に聖剣を振り回さないでください!」

ガウェイン「何を言います!この聖剣は二つとないアルトリアちゃんとの姉妹剣なのですよ!」ブンブン

ランスロット「その通りだ。私の剣も格こそ失えど、アルトリアちゃんと同じ聖剣の姉妹剣であるぞ!」ブンブン

ヴェティヴィエール「だから聖剣を振り回さないで!」

またある日

ランスロット「アルトリアちゃーん、こっち向いてー!」パシャパシャ

ガウェイン「あ、ランスロット!撮影は禁止のはずです、それをこちらに渡しなさい!」

ランスロット「ふっ、奪えるものなら奪ってみるがいい!」

ヴェティヴィエール「やめなさい!ライブ中の私闘は禁止です!」

モードレッド「さすが父上だぜ、オレもあんなアイドルになってみせる!」

ガラハッド「クソッ!アルトリアちゃんの顔が見えん!こうなったら聖杯を使うしか…」

パーシヴァル「やめろ、そんなことに聖杯を使うな!」

マーリン「はーい、アルトリアちゃんのリリィコスの生写真1枚2000円でーす」

ガウェイン「やりますね、ランスロット」

ランスロット「ガウェイン、お前もな」

ガウェイン・ランスロット「こうなったら!」

ガウェイン「転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)!」

ランスロット「無毀なる湖光(アロンダイト)!」

ヴェティヴィエール「こんなところで聖剣を放つなー!」

うわあああああああ!



士郎「どうしたんだセイバー?顔が青いぞ」

セイバー「…いえ、少し昔を思い出していただけです」

投下します

遠坂凛「ふふ、親友に会えてよかったわね、凛」

士郎「あれ?遠坂もかよちんのこと知ってたんだ」

遠坂凛「まあ、一通りスクールアイドルについては調べたもの」

桜「先輩、紹介したいってやっぱりスクールアイドルの子だったんですね…安心しました」

遠坂凛「それにしても、桜のとこに花陽か…」

桜「えっと、なにかおかしなところでもありました?」

遠坂凛「いえ、むしろ好都合よ。あの子といっしょなら、桜もだいぶ変わるでしょう」

士郎「それに桜、おかしいところなんて言ったら遠坂の方が何倍もおかしいだろ」

桜「え?なんでですか?」

士郎「だってどっちも名前が凛だからさ、呼び合う時もリンリン言ってるんだ。しかもこの前なんk遠坂凛「ふん!」ドゴ

士郎「痛いって…遠坂」

遠坂凛「これ以上喋ったら、わかってるでしょうね?」

花陽「凛ちゃん凛ちゃん!」

凛「かよちんかよちん!」

りんぱな「ひさしぶりー!」

凛「かよちん、元気にしてた?」

花陽「うん、桜ちゃんたち、とっても優しいから。凛ちゃんは?」

凛「凛も元気だよ!凛ちゃんと士郎君と穂乃果ちゃんもいたからね!」

凛「あ、そうだ。まだかよちんのマスターさんに挨拶してなかった…」

花陽「あ、忘れてました…」

凛「ふたりとも忘れちゃうなんてお揃いだね」

りんぱな「えへへ」

士郎(ああ、見ているだけで癒される)

アーチャー(これが全て遠き理想郷か…)

穂乃果(穂乃果、完全に忘れられてる…)




士郎「俺は衛宮士郎。好きに呼んでくれて構わないぞ、よろしくな」

遠坂凛「私は遠坂凛、凛のマスターよ。よろしくね」

花陽「ど、どうも…小泉花陽です。よろしくお願いします」

凛「星空凛だよ。凛って呼んでね、よろしくにゃー!」

桜「間桐桜です、よろしくお願いします」



士郎「さて、自己紹介も終わったことだし。なにしようか?」

>>246

1.夕飯の買い出しに行こう
2.みんなで楽しくダンスでもしよう
3.そういえば遠坂、あの宝箱どうしたんだ?

1

すいません、寝落ちしてました。

明日も21時頃の更新予定です

更新します

寝落ち多くてすいません。気をつけます…

まずは短編です。昨日は寝落ちしたのでお詫びに二つ

更新します
寝落ち多くてすいません、気をつけます…

まずは短編です。昨日は寝落ちしたのでお詫びに二つ

「アーチャーとキャス狐と…スクールアイドル?」

ムーンセル

キャス狐「行ってしまいましたね」

アーチャー「ああ、そのようだ」

キャス狐「さすがセイバーさん、ご主人様を連れて行かれたのは想定外でした…
まったく、既に好感度MAX状態のご主人様といっしょに旅行とか羨ましすぎです!」

キャス狐「よりにもよってなんであんなぶりっ子アイドル崩れの娘なんかを連れて行くんですか!
私を連れていくべきだったんですよ!ほら、私の方が色っぽいし、献身的ですし、色っぽいし!」

アーチャー「ふむ、まあ彼は私が剣を預けるにふさわしいマスターだからな。
彼と共にほかのサーバントたちと剣を交えてみたいとは思っていたがな」

キャス狐「まあ私はそんなものに興味はありませんけどー」

キャス狐「それよりも、心配じゃありません?あの二人とご主人様だけだと、
ブレーキ役がいないじゃないですか!ほら、ここは私が!」

アーチャー「君が行ってもブレーキどころかアクセル全開にするだけだろう」

キャス狐「あ、バレました?」

アーチャー「まったく…だが、3人だけだと心配だという点は同意しよう。
彼ではふたりを止められずに暴走させてしまう恐れがある」

キャス狐「ですよね!ですよね!」

アーチャー「だが、我々が行くことはできない」

キャス狐「なんでです?私たちなら向こうで大暴れもできるじゃないですか」

アーチャー「だからそれが問題なのだよ。君はやりすぎるきらいがある。というか
ブレーキ役だと言っているではないか!
それに第一、私が行くと、深刻な衝突(コリジョン)が発生してしまうからな」

キャス狐「ぐぬぬぬ…仕方ありません。今回は見逃してあげます。しかし、ご主人様の正妻はこのタマモですから!」

アーチャー「まあ、ブレーキ役として、他の子にも目星はつけてある。その子たちが止めてくれるだろう」

アーチャー「あと、運悪く言峰神父といっしょになってしまっている、ことりちゃんと真姫ちゃんだが…」

アーチャー「彼の英雄王のマスターすら務めきった我らがマスターならば、助け出すことが出来るだろう」

アーチャー「マスターよ、どうか彼女たちを助けるか、ギャグ時空に入れてやってくれ」

キャス狐「じゃあ、お話はこれくらいにして、私たちは帰りましょうか」ピシュン

アーチャー「うむ、ではな。冬木にいる私によろしくつたえておいてくれ」ピシュン



※英雄王は白野といると高確率でAUO化します。

「バーサーカーな海未ちゃん」

海未「着きました。ここが富士山。日本一高い山ですか…」

イリヤ「ねえ、なんで私がこんなことしなきゃいけないわけ…」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

海未「ふふ、さあ行きますよ。山頂アタックです、イリヤ、バーサーカー!」

イリヤ「嫌よ。バーサーカー、おぶって」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」ヒョイ

海未「あ、イリヤ。自分で歩かないとはどういうことですか!それで登山のつもりですか!」

イリヤ「いや、別に私登山にきたわけじゃないし」

海未「まあいいでしょう。さあ、行きますよ」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

8合目

海未「ふう、さすがに富士山はきついですね…」

イリヤ「」グッタリ

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

海未「バーサーカー、さすがですね。ここまできて息ひとつ乱さないとは。
それにしても、バーサーカー、あなたは服を着なくても大丈夫なんですか?」

頂上

海未「やりました…やりましたよ!ついに私は、日本一高い山、富士山の山頂アタックに成功しました!」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

海未「そうですか、バーサーカーは偉いですね。ここまで服も着ずにイリヤを運び切るなんて…」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

海未「見てください、この景色を。イリヤ、素晴らしいとは思いませんか?これが日本一高い景色です」

イリヤ「いや、景色って…今日は雪が降ってて何も見えないじゃない…」

海未「いやー、素晴らしいです。穂乃果とことりにも見せてあげたいです!」

イリヤ「聞きなさいよ…」

海未「あ、そうです。元の世界に戻ったら、μ’sのみんなで富士山に山頂アタックをしかけましょう!ふふ、楽しみです」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

海未「ふふ、羨ましいですか?そうですか、ではこの世界にいるうちはバーサーカーとも
登山だけでなくたくさん遊びましょう」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

イリヤ「なんでこんな短期間で海未とバーサーカーはこんなにコミュニケーションが取れてるのよ。
海未にはバーサーカーの素養でもあるのかしら…」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」ヒョイ

海未「うん?私とイリヤを担いでどこに行くんですか?」

イリヤ「え、なんで崖の前まで来たの?ねえ、まさか…」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」ダン

イリヤ「いーやー!なんで崖を走り降りてるのー!」

ドドドドドドド

海未「おー、さすがです。バーサーカーは強くてかっこいいです!」

イリヤ「なんで海未はそんなに冷静なのよー!」

海未「まったくバーサーカーはお茶目ですね!」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

イリヤ「うわあああ、木にぶつかるー!助けてお兄ちゃーーーん!!!」

海未「あははははは、行きますよー!」ラブアローシュート!

ボカ―ン

ドドドドドドド

イリヤ「いやあああああああああ!!」



イリヤ「あの時私、思ったわ。海未は絶対にバーサーカーの素質を持ってる!」

海未「そんなわけないじゃないですか…」

おわり

※今日は手に油かぶって火傷したので投下スピードが落ちます。
ご了承ください

士郎「夕食の買い出しに行こうか」

士郎「今日は桜とライダー、それにかよt…花陽ちゃんもいる大所帯だしな」

遠坂凛「そうね、それがいいわ」

桜「じゃあ、誰が行きます?あまり大人数で行くわけにも行きませんし」

士郎「まあ、とりあえず俺は確定として、あとふたりほしいな」

桜「それじゃあ私、行きます」

士郎「いいのか、けっこう重い荷物を持たせることになると思うぞ?」

桜「大丈夫です!私、こう見えても弓道部で鍛えてますから」エッヘン

士郎「そっか、なら大丈夫だな。任せたぞ、桜」

桜「はい、任せちゃってください♪」

士郎「言ったな?じゃあ、今日は米も買っちゃうか」

桜「どんと来いです!」

イチャイチャ

穂乃果「ねえ、前から思ってたけどさ」

遠坂凛「言わないでやって…あいつも悪気があってやってるわけじゃないから」

凛「凛ちゃんも大変だね」

遠坂凛「さて、あとは誰が行く?ちなみに私はちょっと調べたいことがあるからパスね」

遠坂凛「ああ、アーチャーは一応霊体化してついて行ってね」

アーチャー「承知した」

セイバー「では私がいk士郎「ダメ」

セイバー「なぜですか!?」

士郎「セイバーはすぐに食材やメニューに口出しして高いのを買わせようとするから」

セイバー「なっ!?」

ライダー「では私が行きましょう。夕食をごちそうになるのですから、これくらいは当然
しなくては」

士郎「そうか、じゃあ頼むよ、ライダー」

ライダー「はい、任せてください士郎」

セイバー「シロウ、納得いきません!私もついていきます!」

凛「じゃあ凛たちはお留守番だね」

穂乃果「そうだね。あ、そうだ。凛ちゃん、花陽ちゃん。召喚されてからなにがあったか3人でおしゃべりしようよ!」

花陽「うん、いいよ」

凛「なんだか楽しそう。よーっし、いっくにゃー!」

士郎「じゃあ行ってくるな(3人で女子会だと!?くそっ、めっちゃ見たい。ていうかこっそり録画したい!)」

アーチャー(投影すれば数時間なら持つか…だが家のビデオデッキに入れるまえに消えてしまうだろうし…)ブツブツ

遠坂凛「あんたたち…」

セイバー「?どうかしましたか、リン」

商店街

士郎「よし、今日はライダーがいるからたくさん買えるな」

ライダー「任せてください、士郎」

士郎「ところで、かよt…花陽ちゃんってけっこう人見知りなところあると思うんだけど、どうやって仲良くなったんだ?」

桜「はい、それなんですけどね。花陽ちゃん、最初はライダーのこと怖がってたんですけど」

士郎「ああ、やっぱりなー」

ライダー「やっぱりとはどういう意味ですか?」

桜「だったんですが、ライダーにメガネをかけてもらったら怖くなくなったみたいなんです」

士郎「メガネ?…ああ、あの、メガネか。それで?」

桜「そしたらですね、兄さんが部屋にやってきまして」

士郎「慎二が?」

桜「はい、それで花陽ちゃんを僕にくれって言うものですから、花陽ちゃん、怯えちゃって…」

ライダー「話だけ聞くと、プロポーズに聞こえますね…」

士郎「………」

桜「あ、でも、私ちゃんと断ったんですよ!ライダー、やっちゃって!って」

桜「それで、ライダーが兄さんをさくっとやっつけてくれたので大丈夫です!」

士郎「そうかそれはよかった。えらいな桜は」

桜「ありがとうございます。それから花陽ちゃんと仲良くなれたんです!」

ライダー「はい、花陽と仲良くなれたのはうれしいですね。…さあ、着きました、行きましょう」

桜「はい」

士郎「ああ、行こうか」

士郎(さて、ワカメを料理する方法を調べておかないとな…)

アーチャー(ふむ、カラドボルグくらいなら当てても問題ないな…)




士郎「さて、これだけ買えばしばらくは持つだろう」

ドサッ

桜「いっぱい買いましたね」

ライダー「すごい量ですね。これだけの量を食べるとは…」

士郎「ああ、おかげでうちの食費はすごくてな…」

桜「先輩…少し出しましょうか?」

士郎「いや、桜。今日の桜はお客さんだからな、お金を取るわけにはいかないよ。
それに桜にはいろいろと世話になってるからな」

桜「そうですか、先輩がそう言うなら」

ライダー「ではせめて、この食材は私が持ちましょう」ヒョイ

桜「すごい、この量を全部軽々と持ってます…」

士郎「助かるよライダー。さあ行くか」

ちょっと手を休ませたいので休憩にします

ふと思ったのでついでに安価

赤セイバーのマスターはくのんは…

1.男だよ
2.実はイケメン女子の方でした

22時40分まで多数決


多数決するまでもなかった…
最初男にしといてなんですけどやっぱザビ子ですよね
次回登場時から何事もなかったかのように女の子になってますが
アーチャーの彼、エリザの子豚などの発言による
違和感はことりのおやつにしといてください

では再開します

衛宮邸

士郎「さあ、今日は大勢いるからな、夕食の準備をするか」

桜「あ、先輩、手伝います」

士郎「ああ、頼むよ。さすがに人数が多いからな」

桜「でも作りがいがありますよね」

士郎「そうだな、腕によりをかけて作るぞ」

桜「はい!」



アーチャー(さて、仕掛けておいたビデオカメラを回収しなくては…)

遠坂凛「ねえ、アーチャー。ちょっと聞きたいことがあるんだけど。
これ、なぁに?」つビデオカメラ

アーチャー「」

穂乃果の部屋

凛「そしたらね、アーチャーさんが凛ちゃんにね『ごめんなさい』って言ったんだよ」

花陽「あの赤い大きな人って、そんな人だったんだ…」

穂乃果「そうなんだよ、でも最近はあんまりそういうところを見せなくなったけどね」

花陽「そうなんだ。そういえばもうじき晩ご飯の時間だよね」

穂乃果「あ、そうだね!士郎君のご飯すっごいおいしいから楽しみ!」

花陽「そうなの?」

凛「うん、凛も初めて食べた時はほっぺたが落ちるかと思ったにゃー」

花陽「そうなの?楽しみだなぁ」

ガララ

士郎「みんな、大変なことが起きた…居間に集まってくれ…」

穂乃果「士郎君、深刻そうな顔してどうしたの?」

士郎「とにかく、来てくれないか…」

凛「う、うん、わかった」

花陽「なにか起きたのかな?」




士郎「みんな聞いてくれ…」

桜「先輩…」

遠坂凛「なに?どうかしたの?」

穂乃果「穂乃果たちはまだ何も聞いてないけど…」

士郎「実は…」

遠坂凛「実は?」

士郎「炊飯器が、壊れたんだ…」

桜「壊れてしまったんです…」

遠坂凛「なんだ、そんなこと?なら今日の夕食はパンにすればいいじゃない」

士郎「バカ、遠坂!なんてことを言うんだ!」

遠坂凛「うん?だって別にご飯がないならパンを食べればいいだけじゃない」

士郎「そんなどこぞの女王みたいなこと言うな!」

花陽「………」

凛「ね、ねえ…士郎君って修理得意なんでしょ?直せないのかな?」オドオド

士郎「すまない…こういった精密機械を直すには時間がかかるんだ…」

士郎「投影で出すことは可能だが、その場合、味がかなり落ちてしまうんだ…」

穂乃果「そ、そんな…」

アーチャー「ま、まずい…まずいぞ…」

遠坂凛「え?なんでみんなそんなに慌ててるの?」

花陽「ねえ士郎君…」

士郎「は、はい!」

花陽「今の話、本当ですか?」

セイバー「そうですよ、シロウ!味が落ちるなんt花陽「ごめん黙ってて?」

セイバー「あ、はい」

士郎「はい、本当です…」

花陽「今日は、お米じゃないの?」

士郎「は、はい…」

花陽「ねえ、どうにもならないの?」

士郎「今の俺には…どうしようも…」

ライダー「あの、今日の昼に花陽はたくさんお米を食べていたのですが…」ヒソヒソ

凛「かよちんにはそんな常識通用しないんだよ…」ヒソヒソ

花陽「わかりました…では花陽に考えがあります」

花陽「ちょっと待っててください…」タタタタ

ガラッ

士郎「助かった…?」

アーチャー「今の状況を言葉にするなら…」

アーチャー「ダレカタスケテー」

士郎「チョットマッテテー」

士郎「ってバカやってる場合じゃないだろ!すぐに代わりのものを用意しないと」

数分後

士郎「ダメだ…かよちんをお米以外で満足させる料理がどうしても見つからない…」

遠坂凛「花陽って、そんなにお米好きだったのね…」

士郎「ああ、早くなんとかしないと…今日はかよちんのためにごちそうを作るつもりだったんだから!」

アーチャー「ああ、早急に問題を解決せねば…」

ガラッ

凛「あ、かよちん…」

花陽「………」

穂乃果「ねえ、花陽ちゃん。今、手に持ってるのって、炊飯器?」

花陽「…はい」

遠坂凛「いったいどこからそんなものを…」

テクテク

花陽「士郎君、これを」つ炊飯器

士郎「ああ、わかった。でも、これは?」

花陽「………」

士郎「…これを使って作ればいいんだよな(業務用炊飯器…)」

花陽「うん、お願いね」

士郎「任せてくれ。桜、すぐに炊くぞ!」

桜「は、はい!」

士郎(この炊飯器、どこかで見たような気が…)




士郎「できたぞ、みんな」

セイバー「待ちくたびれました、さあ食事にしましょう」

凛「わああ、すっごいごちそうだにゃー」

穂乃果「いつ見てもすごいよね」

遠坂凛「ええ、けど…なんかご飯が輝いてない?」

ライダー「はい、私にもそう見えます」

士郎「ああ、俺も不思議に思ったが、味に問題はない。それどころか最高にうまいぞ」

桜「はい、とってもおいしいですよ」

「いただきます!」

パク モグモグ

花陽「………」ドキドキ

凛「このお米、とーってもおいしいにゃー!」

花陽「ほ、ほんとに!?」

穂乃果「うんうん、すっごくおいしいよ!」

遠坂凛「驚いたわ…今まで食べたどのお米よりもおいしいわね」

士郎「ああ、俺も最初に味見した時は驚いたよ」

アーチャー「これは…一人の料理人として評価せざるを得んな…」

セイバー「シロウ、おかわりを」

遠坂凛「セイバー食べるの早っ!」

花陽「ふう…みんなおいしいって言ってくれてよかったぁ…」




穂乃果「ホント今日のご飯は最高だったね!」

凛「うん、おいしかったにゃー!」

遠坂凛「それにしても不思議ね、あのお米を食べるたびに体中に魔力がみなぎってくるんだもの」

士郎「ああ、それは俺も思った。なんかこう、魔術回路が活性してくるんだよな」

セイバー「はい、私の魔力不足もかなり解消されました」

遠坂凛「それにしてはいつもと同じように食べてなかった?」

セイバー「気、気のせいです!」

ライダー「ですが、確かに魔力が体にみなぎってきますね」

遠坂凛「ねえ、花陽。もしかしてだけど、さっきの炊飯器って…」

花陽「は、はい…花陽の宝具です」

遠坂凛「やっぱりか…ただの炊飯器にしては魔力が篭もりすぎてたもの」

士郎「ああ、だからか…どこかで見たことあると思ってたんだ」

花陽「はい、でもうまくいくかわからなかったので、不安で…」

凛「それでかよちん、ひとりで出てっちゃったんだね」

花陽「う、うん」

桜「それで、花陽ちゃんの宝具はどんな宝具なんですか?」

遠坂凛「そうね、だいたいわかったけど、詳しく教えてくれる?」

花陽「じ、実は…」

宝具名 花陽のお米  読み ご飯炊けたよー!
炊飯宝具     ランクA+
使用者 花陽

花陽のお米に対する想いが昇華されてできた業務用炊飯器の宝具。
魔力を込めてお米を炊くと込めた魔力の数倍の魔力を持ったご飯が炊ける。
短期決戦、篭城戦、長期戦、魔力補給、ただの食事となんでもこなせる万能宝具。
使いこなせば実質、永久機関に近い性能を誇る。
ただし込められる魔力量はマスターの魔力量に依存する。
ちなみにお米以外を炊くとかよちんに怒られます。
花陽「ありえないです!」

そこは読みは半角カタカナにしよう

>>278
ごめんなさい修行が足りませんでした

宝具名 花陽のお米  読み ゴハンタケタヨー!
炊飯宝具     ランクA+
使用者 花陽

花陽のお米に対する想いが昇華されてできた業務用炊飯器の宝具。
魔力を込めてお米を炊くと込めた魔力の数倍の魔力を持ったご飯が炊ける。
篭城戦や長期戦、魔力補給となんでもこなせる万能宝具。
使いこなせば実質、永久機関に近い性能を誇る。
ただし込められる魔力量はマスターの魔力量に依存する。
ちなみにお米以外を炊くとかよちんに怒られます。
花陽「ありえないです!」

うわあ半角じゃなかった…ダレカタスケテー

遠坂凛「な、なによこれ…この宝具、反則すぎでしょ!」

遠坂凛「桜がマスターだから込められる魔力量もとんでもないし、
こんなのほとんど永久機関といっしょじゃない!」

士郎「それだけかよちんのお米に対する想いは強いってことさ、遠坂」

遠坂凛「なんであんたはそんな悟りきった顔してんのよ!」

凛「すっごーい!かよちんってすごい宝具持ってたんだね!」

穂乃果「穂乃果の宝具よりずっとすごいよ!」

ライダー「これは、また凄まじい宝具ですね」

桜「はい、おじい様には知られないようにしないといけないですね」

遠坂凛「ねえ花陽ちゃん、うちの子にならない?」ズイ

花陽「え、えっと…」

士郎「おい遠坂、みっともないぞ」

遠坂凛「うるさいわねえ!この際そんなこと言ってられないのよ!」

遠坂凛「この子の宝具があるだけでうちの家計がどれだけ救われるか…」

士郎「あ、そっか…その手があったか」

士郎「なあ、かよt花陽ちゃん、もしよかったら、また桜とライダーといっしょにご飯を食べに来てくれないか?」

桜「うふふ、花陽ちゃんどうしますか?」

花陽「うん、いいですよ。でも、おいしいご飯を作ってくださいね」

士郎「ああ、もちろん」

遠坂凛「なに普通に約束してんのよあんたはー!」ガー

凛「凛ちゃんちょっとうるさくないかにゃー?」




士郎「さて、桜もそろそろ帰らないといけない時間だろう。送ってくよ」

桜「いえ、今日はライダーがいますから心配しなくても大丈夫ですよ」

士郎「そうか、まあライダーがいるなら心配ないか」

ライダー「はい、今日はごちそうさまでした、士郎」

花陽「ごちそうさまでした、士郎君」

士郎「ああ、こっちこそありがとうな。今度、あの米で試してみたい料理があるから、また来てくれよな」

花陽「はい!必ず行きます!」

凛「かよちん、またねー!」

穂乃果「花陽ちゃん、ばいばい!」

花陽「凛ちゃん、穂乃果ちゃん、じゃあね」

ガララ

士郎「さて、俺たちもそろそろ寝る準備をするか」

穂乃果「うん、そうだね」




桜「花陽ちゃん、先輩と会ってみて、どうでしたか?」

花陽「とってもいい人でした。料理もおいしかったですし」

桜「ふふ、それはよかったです」

花陽「うん、花陽の炊飯器を預けるにふさわしい方でした!」

ライダー「そこまで彼の料理が気に入りましたか」

花陽「うん、すっごくおいしかったです!毎日花陽の料理を作ってほしいくらいです!」

桜「花陽ちゃん、そのセリフ、よそで言っちゃダメですよ?」

花陽「ん?はい、わかりました」

桜「それじゃあ帰ったらお風呂に入って今日は寝ましょうか」

花陽「うん、花陽が桜ちゃんの背中流してあげるね♪」

桜「じゃあ私も花陽の背中を洗ってあげます」

花陽「うん、お願いね」

桜「あ、もちろんライダーも参加するんですよ」

ライダー「私もですか?」

桜「はい、もちろんです♪」



この翌日、希が召喚され、間桐家の運命が大きく変わることになる。

今日はここまで、お疲れ様でした

かよちん、最大の魅せ場、(>>1のミスにより)終了 ほんとすいませんでした

明日はまるっとザビ子、赤セイバー、エリザ回です

21時から更新します

まずは1レス短編をひとつ

「-School Idol Memoir- 希の手記」

1日目

うちは今、召喚されたん。さあ行こか!

ちゃんと言えるんかな?用意しておいたセリフを反芻して深呼吸、そして意気込んで顔を上げた瞬間、そんな想い
は消し飛んだんや。

ヤバい…最初にあのおじいちゃんを見た時、そう本能的に感じて震えが止まらんく
って隠すのに必死やった。

確かに、見た瞬間、おじいちゃんからドス黒いオーラがにじみ出てるのが見えたんや。

ルール違反して呼ばれたんやろうな、うちは。そうふとそう思ったんよ。でもな、
よく見てみると、そんなことどうでもよくなるくらい重要なことが分かったんや。

『この人は人間じゃない』

見かけだけで人を判断するのはあかんよ。でもこの人はそうじゃない。そんな常識なんて通用し
んくらいのドス黒いオーラを纏ってたんや。

なにやら、うちの名前を呟いたかと思うとドス黒いオーラが消えた。うちの「のぞみ」って名前になにかを感じた
みたいや。でもうちにはわかる。放っておいたら絶対にあのおじいちゃんからまたドス黒いオーラが出
てくるって。そう感じた瞬間、うちのやるべきことは決まったんや。

手始めに、魔術を教わることにしたんよ。この世界ではみんなが知らんようなスピリチュアル
なことが当たり前のように行なわれてるんやって知って驚いた。

まずは魔術について知らんと話にならんよね。でもドス黒いオーラが出てる状態のおじいちゃん

から魔術を教わるのは絶対にあかんってうちの勘が告げとる。なにかいけないモノを身体に入れさ
せられるって。幸い、今のおじいちゃんは問題ないみたいやし、今のうちに出来る限り教わらんと。

とにかく、今は魔術について学ぶんや。そんで、うちにできることを精一杯やったる。

きっとそうすれば道は開けるって、カードも告げてるんや。

投下します

冬木市 某所

「うわあああああ!」

バタバタバタン

白野「いたたた、ちょっとセイバー…どういうことなの?」

赤セイバー「すまぬ奏者よ。本来ならばもっと華麗に着地するつもりであったのだが、奏者の上にのってしまうとはな…」

エリザ「ちょっと、ふたりとも私の上からどきなさいよ!」

赤セイバー「わかった、すぐにどこ…ふむ、奏者よ。やはりお主は愛らしい顔立ちをしておるな」クイッ

白野「セ、セイバー!?」

赤セイバー「思わずキスをしたくなるような顔じゃな」グイ

白野「ちょ、ちょっとセイバー!?ダメ、ダメ!こういうのはもっとちゃんとした場所で…」ジタバタ

赤セイバー「ええい、暴れるでない!」

白野「暴れるわー!」

エリザ「もう!いい加減私の上からどきなさい!」

ドン

赤セイバー「おっと。まったく、せっかくのチャンスであったというのに…」

白野「助かった…」

エリザ「人の上でいちゃつかないでくれる?」

白野「いや、別に今のはいちゃついたとかじゃなくて…」

赤セイバー「そうであるぞ、今のはいちゃついたのではない。余が一方的に迫っただけだ!」

白野「………///」

エリザ「余計悪いじゃない!ていうか子リスも何か言い返しなさいよ!」

白野「…さあ行くよ、ふたりとも!」ダッ

赤セイバー「うむ」

エリザ「まったく、子リスったら…」

白野(あれ?走ってたら、よくわかんないとこに来ちゃった…)

赤セイバー「奏者よ、今余たちはどこを目指しておるのだ?」

白野「わかんない。っていうか私、セイバーに急に連れてこられて現状もまったくわかってないんだけど…」

赤セイバー「む、そうであったな。では説明しよう、ランサー」

エリザ「なんで私が説明するのよ。自分のマスターなんだから自分で説明しなさいよ」

エリザ「それと、今の私はランサーでもバーサーカーでもないわ。ここに来るときにクラスがなくなったみたい」

エリザ「つまり、この私は、名実ともにアイドルのサーバントとしてこの地にやってきたってことよ!」

赤セイバー「な、なんだと…ランサー、いや、エリザベートよ」

赤セイバー「羨ましいぞ!」

白野(何を言ってるの、このふたりは…)



白野「ふーん、つまりこの冬木でナンバーワンアイドルを決めるってこと?」

赤セイバー「うむ、そして見事ナンバーワンアイドルとなった暁には、聖杯を受け取ることができるのだ!」

エリザ「ええ、そうよ(なんか違うけど、まあいっか)」

白野「………」

赤セイバー「急に黙ってどうした、奏者よ」

白野「ねえ、ふたりとも、ナンバーワンアイドルを決めるってことは…つまり歌うんだよね?」

赤セイバー「歌うだけではないぞ、ダンスもするぞ!」

エリザ「ええ、私たちがいれば怖いものなしだわ!」

白野(そりゃあ怖いものなんてないけど…むしろこのふたりが怖いんだけど…)

白野(今のうちに装備とアイテムを確認しなきゃ)

ゴソゴソ

白野(アイテムは全部持ってる…礼装も全部あるし、魔力も令呪も全部ある…)

白野(サクラメントは…ないか…)

白野(あれ?サクラメントが全部現金になってる…実体化したってこと?)



白野(つまり、私の身体も、実体化してる…!)

※白野は現金9999999円を手に入れた

※白野は身体を手に入れた

赤セイバー「確か、冬木の聖杯戦争ではムーンセルのように1対1で決戦をするのではなく、
いつでもどこでも戦いを挑んで良いというルールであったな」

エリザ「へえ、よく知ってるのね」

赤セイバー「余に知らぬことなどないからな!では早速勝負を仕掛けるとしよう」

赤セイバー「ゆくぞ、奏者よ」

白野「う、うん」



商店街

白野「セイバー、ここは?」

赤セイバー「うむ、よくぞ聞いてくれた!まずは敵がどこにいるのかを知らねばならぬ」

赤セイバー「そこで、まずはここでゲリラライブを行う!余の歌声を聴けば必ず敵は姿を現すであろう」

エリザ「いいアイディアね、セイバー。じゃあ、早速始めましょう!」

白野「え、ゲリラライブ?一般人がたくさんいるここで?」

白野(まずい…早くしないと死人が出てライブどころじゃなくなる…!)

赤セイバー「皆の者、よく聞くがいい!
余はローマ皇帝、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスである!」

ガヤガヤ

なんだなんだ
なんかの見世物か?

エリザ「そして私は高貴なる竜の娘、エリザベート・バートリーよ」

赤セイバー「皆の者、余の歌を聴くがいい!」

赤セイバー「我が才を見よ! 万雷の喝采を聞け! インペリウムの誉れをここに!
 咲き誇る花のごとく……
 開け! 黄金の劇場よ!!」

赤セイバー 宝具 招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)発動

なんだ?景色が変わったぞ
ここどこよ!

白野(もう宝具を!確かあの礼装は…)ゴソゴソ

エリザ「ラストナンバーよ。盛大に見せてあげる!!」

エリザベート 宝具 鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)発動

白野(間に合って!)

白野「コードキャスト:アトラスの悪魔」

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赤セイバー「Boooooooooooooooooooooooooooo!」

エリザ「aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!」

ゴオオオオオオオオオオ

市民たちに0ダメージ!

白野(ま、間に合った…)ガクッ

なんだあの壊滅的な音痴は…
死ぬかと思った…

赤セイバー「うむ、聴衆も余たちのあまりの美声に戸惑いを隠せないようだな!」

エリザ「ええ、私たちの初ライブは大成功ね!」

白野(ダメだこのふたり…)

白野「はあ…今のでかなり魔力を使っちゃった…補給しないと」

白野は激辛麻婆豆腐を使用した

白野「これで少しは回復したかな。念の為にもう2個食べとこ」モグモグ

赤セイバー「うむ、奏者よ。余たちの歌は見事に敵に届いたらしいぞ」

エリザ「ええ、そのようね」

白野「え?」

赤セイバー「サーバントの気配が急速にこちらに向かってくる」

赤セイバー「この気配、クラスは>>302だな」

アーチャー、ランサー、ライダー、セイバー、ギルガメッシュから選択

セイバー

赤セイバー「セイバーだな。早速最優のサーバント同士の対決となったか…」

白野「セイバー!?それって、もしかしてガウェイン?」

赤セイバー「いや、あやつは月の聖杯戦争でのセイバーだ。今回のセイバーとは別人であろうな」

エリザ「まあ、どんなサーバントが来ても、倒すだけよ」

セイバー「こちらに強大な魔力を感じて参上した」

カシャン

白野「え?セイ…バー?」

赤セイバー「む?余と同じ姿だと?」

セイバー「私と…同じ姿…」

赤セイバー「はっはっはっ!」

セイバー「なにがおかしいのです?」

赤セイバー「それはおかしいに決まっておろう。
余と同じ姿、それも同じクラスにまでになるほどの熱烈なファンがおったのだからな!」

セイバー「私があなたのファン?おかしなことを…」

赤セイバー「では互いに真名を名乗ってみようか。それで自ずと判明するであろう」

セイバー「いいでしょう」

赤セイバー「余の名はローマ皇帝、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスである!」

セイバー「私の名は誇り高きブリテンの王、アーサー・ペンドラゴンです」

赤・青「………」

赤セイバー「ま、負けた…」ガク

青セイバー「勝った…」

エリザ「くやしいけれど、こちらの負けね…」

白野「え、今のどこに勝敗を決める要素が?」

青セイバー「ふっ、やはり型月の稼ぎ頭である私に勝てるサーバントなど存在しないのですよ」

赤セイバー「くそ、くそ、余は悔しい!生涯に使った貨幣の多さならば確実に勝てたであろうに!」

白野「勝敗ってそこなの?てっきり能力とか強さかと思ったんだけど…」

赤セイバー「はっ!それだ奏者よ!知名度で負けても能力が残っておったではないか!」

青セイバー「無駄なことを…初代にして最強のセイバーである私に勝てるとでも?」

青セイバー「それに今の私はハナヨのご飯を頂いたおかげで能力値にブーストがかかっています」

赤セイバー「ふん、能書きはよい。余と奏者の力を見せてやるぞ!」

白野「セイバーの能力…いったいどれほどの力なんだろう…
あのガウェインの主だった人なんだから、きっとすごい力なんだろう」

赤・青「せーの!」

セイバー 真名 アーサー・ペンドラゴン

筋力 A (B)
耐久 B (C)
敏捷 B (C)
魔力 A (B)
幸運 B
宝具 A++

※花陽の宝具でブーストがかかっています

セイバー 真名 ネロ・クラウディウス

筋力 A+ (D)
耐久 A+ (D)
敏捷 A+ (A)
魔力 A (B)
幸運 A+ (A)
宝具 B

※白野の魔力によりブーストがかかっています

青セイバー「な、なんですか!このデタラメな能力は!絶対チート使ってますでしょ!」

赤セイバー「ふふん、どうだ見たか。これが余と奏者の愛の力である!」

青セイバー「認めません!断じてこんな能力認めません!」

赤セイバー「ふむ、となれば最後はサーバントらしく決めるしかあるまい」

青セイバー「そのようですね」

白野「え、結局戦うの?歌うんじゃないの?」

エリザ「そうよ、あなたたちアイドルでしょ!歌いなさいよ!」

赤セイバー「すまぬエリザベートよ。ここはアイドルではなく、同じセイバーとして、負けるわけにはいかぬのだ!」

青セイバー「そのとおり!いざ尋常に勝負!」

コンマ判定 直下

1~6 赤、大勝利
7~9 青、大勝利

青セイバー「一気に決着を着けます!」

赤セイバー「望むところだ。ゆくぞ!」

赤セイバー HP 6464/6464

青セイバー HP 5000/5000

青セイバー「風よ…荒れ狂え!」

宝具 ストライク・エア

赤セイバーに500ダメージ

赤セイバー「くっ…」

青セイバー「これで決めます!約束された勝利の剣(エクスカリバー)!」

宝具 エクスカリバー

赤セイバーに5000ダメージ

青セイバー「これでやったはずです」

赤セイバー「まだだな、セイバーよ。だが、本来の余であればこれで倒れていたであろう。褒めてつかわす」

青セイバー「そんな、ストライク・エアにエクスカリバーまでくらって立っていられるなんて、バーサーカーぐらいのはずでは…」

赤セイバー「ではゆくぞ。童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)!」

青セイバーに15000ダメージ

青セイバー「こんな、はずでは…」

バタッ

赤セイバー「うむ、強敵であった」

青セイバー「くそ、魔力がもう…このままでは…シロウ…すみません…」シュウウウ

白野「あのセイバー、消えちゃう…」タタタタ

赤セイバー「奏者?」

エリザ「子リス?」

白野「はい、セイバー。これを使って」

青セイバー「これは?」

白野は青セイバーにエリクサーを使った

青セイバー「体に魔力が満ちていく…ありがとうございます…」

白野「ううん、気にしないで。うちのセイバー、強かったでしょ?」

青セイバー「はい、今まで戦ってきたどのサーバントよりも強敵でした」

白野「ふふ、私のセイバーだもん。当然よ!」エッヘン

青セイバー「そうですね、あなたのようなマスターと共にいるサーバントならば強いでしょう」スタ

赤セイバー「セイバーよ。今宵の勝負は余の勝ちだ。だが、いつでも挑戦は受け付けるぞ。
ただし、次に戦う時はセイバーとしてではなく、サーバントとしてだがな」

青セイバー「はい、次こそは私とシロウが勝ちます」

赤セイバー「うむ、ならば次も余と奏者の愛の力を見せつけてやろう」

青セイバー「ところでセイバーのマスター、あなたの名前は?」

白野「岸波白野よ、よろしくね」

青セイバー「ハクノですか…良い名ですね。では…」

白野「ねえセイバー」

青セイバー「なんでしょうか?」

白野「また会おうね」ニコ

青セイバー「………///」ドキ

青セイバー「失礼します!」

ダン!

白野「またね、セイバー」

赤セイバー「行ったか…また余にふさわしきライバルが増えたな」

エリザ「ええ、アイドルのライバルではないみたいだけどね」

白野「それじゃあ次はどうする?」

赤セイバー「うむ、余は少し疲れた。しばし休むぞ」ピシュン

エリザ「なら、私も少し休ませてもらうわね」ピシュン

白野「しばらくはひとりか…」

白野「そうだ、確かセイバーの頭痛持ちって毒によるものだったよね。ならあそこに行けば…」



白野「すいませーん、これくださーい」

白野はバファ○ンを手に入れた

白野「これでセイバーの頭痛も消えるはず!」

白野「あとはとりあえず、泊まるところを探さないとね」

白野「どこにしようかな…」

>>320

1.教会に行こう(ギルガメッシュ)
2.誰か泊めてくれないかな…(アーチャー)
3.もう少しぶらついてみよう

今日はここまでにします、お疲れ様でした

次回からはμ'sのメンバーも白野たちと絡んできます

申し訳ないけどExtra枠は蛇足感が否めないんだが

21時過ぎに更新します

まずは短編

>>322
Fateのアイドルといえば赤セイバーとエリザだったので出したかったんです
蛇足ですみません

…い……えるか?

凛「んむ?」

おい、聞こえるか?

凛「聞こえる…かな?」

そうか、今日は貴様の誕生日らしいな、凛とやら

凛「そうだよ、でもあなたはだぁれ?」

なに、我の名を知らぬだと?今宵が誕生日でなければ死罪であったぞ。まあよい、特に許す

凛「えっとぉ…」

ひとつだけ望みを言うがよい、此度のみ我が叶えてやろう

凛「え、いいの?なんでも?」

ああ、なんでもだ。我は嘘はつかぬ

凛「じゃあ、凛はね………」

ふむ、それでよいのか?

凛「うん!」

よいぞ、では叶えてやろう

パチン

これで願いは叶えてやった、せいぜいその下らぬ人生を謳歌するがよい、ではな

凛「あ、待って神様」

…やめよ、我は神と呼ばれるのは好まぬ

凛「じゃあなんて呼べばいいのかにゃ?」

よかろう、では………と呼ぶがよい

凛「うん、ありがとうね、………」




凛「…んん」

凛「あれ…そっか、凛、お昼寝してたんだった…」

凛「さっきのって、夢…だよね」

凛「そうだよね…そんな都合よく夢が叶ったりしないよね」

にゃーん

凛「あ、猫ちゃんだ。…もしかしたら。おいでー」

にゃーん ピョン

凛「きゃ、かわいい。もふもふしてるにゃー。よしよし」

にゃおーん ゴロゴロ

凛「痒くならない…すごい…夢じゃなかったんだ」

凛「よしよーし、それゴロゴロー」

にゃおーん♪

凛「えへへ、凛の猫アレルギーが治ってる…」

凛「こうやって猫ちゃんを抱きしめてみたかったんだ。夢が叶ったにゃー」

花陽「凛ちゃん!?」

凛「あ、かよちん。おはよう」

花陽「おはようじゃないよ!なんで猫に触ってるの!?ダメだよ、すぐに手洗いして病院に行かないと!」

凛「大丈夫だよ、ほら」

花陽「あれ、じんましんが出てない…大丈夫なの?」

凛「うん、誕生日プレゼントにね、お願いごとを叶えてもらったんだ」

花陽「お願いごと?あ、そうだった。凛ちゃん、お誕生日おめでとう!」

凛「うん、ありがとうかよちん♪」

花陽「それで凛ちゃん、どんなお願いを叶えてもらったの?」

凛「なんと、凛の猫アレルギーを治してもらったんだにゃー」

花陽「アレルギーナオッチャッタノォ!?」

凛「そうだよ。ほらね、だからこれからはこうやって抱きしめても大丈夫!」ギュー

にゃーん♪

花陽「よかったね、凛ちゃん。ところで、誰が叶えてくれたの?神様?」

凛「ううん、違うよ。神様じゃなくてね…」

凛「えいゆうおうだよ!」

花陽「えいゆうおう?誰なのその人?」

凛「知らないの、かよちん。えいゆうおうはね、凛の夢を叶えてくれた、
とってもとーってもすごい神様みたいな人なんだよ!」ニコ

凛「あ、でも神様って言われるのはイヤなんだった」

花陽「えへへ、そうなんだぁ。じゃあ花陽もえいゆうおうさんにお礼しなくちゃ」

りんぱな「ありがとう、えいゆうおうさん!」

花陽「さ、行こう凛ちゃん。今日はみんなで凛ちゃんのお誕生日パーティーだよ」

凛「うん、行こうかよちん♪あ、じゃあ猫ちゃんもいっしょに!」

にゃーん♪



言峰「どうした、ギルガメッシュ。今日は随分と機嫌がよいではないか」

ギル「なに、たまには人間の願いを叶えてやるのもよいかと思っただけだ」

おわり



凛ちゃん誕生日おめでとう!

投下します

今日は安価多めの予定

白野「まずは教会に行ってみようかな。何か情報をもらえるかもしれないし」

白野「でも、もしかしたら青子さんや燈子さんみたいなのがいるかもしれないから気をつけていこう」

タタタタ



教会

白野「ここが冬木の教会か…入ってみよう」

ギイイ バタン

白野「あのー、すみませーん」

中にいたのは…

コンマ判定 直下

1~3 ことり
4~6 真姫
7,8 ことりと真姫
9、0 言峰
ゾロ目ならギル


ことり「はーい、こんにちはー」ペコリ

真姫「どうも」

白野「あ、こんにちは」ペコリ

ことり「今日はどうされたんですか?」

白野「私、今日初めて冬木に来たんですけど、どこに行こうか迷ってて」

ことり「そうなんですか?それじゃあゆっくりしていってくださいね」

白野「うん、ありがとう」




真姫「それでね、あの神父ったらなんて言ったと思う?『それは私の知ったことではない』
ですって。ホントにムカつくわ」

ことり「あはは、言峰さんはちょっと変わってるからね」

白野「言峰神父、やっぱりそうなんだ…(恐らくこの教会の言峰神父が月の聖杯戦争の神父のオリジナル)」

真姫「あら、白野はあの神父のこと知ってるの?」

白野「うん、一応(別人だけど)前にいた場所にいたんだ」

真姫「それはさぞ大変だったでしょうね、同情するわ」

白野「そんなに言峰神父って、ひどいの?」

真姫「ひどいなんてもんじゃないわ、私、あんなに歪んだ人間を見たことがないもの!」

ことり「真姫ちゃん、ちょっと言い過ぎじゃないかな…」

真姫「いいえ、そんなことないわ。少しでも隙を見せたら容赦しないんだから」

真姫「そうそう、聞いてよ、この前なんかね…」

ピシュン

赤セイバー「奏者よ、完全に回復したぞ!」

エリザ「私もお肌のメンテナンスは完璧よ。あ、もちろんもうブラッドバスは使ってないわ」

白野「あ…セイバー、エリザ、なんでいきなり出てくるの!」

真姫「な、いきなり現れた…サーバント!?」

ことり「白野ちゃんって、マスターだったの!?」

白野「え?なんでことりと真姫がサーバントとマスターについて知ってるの?」

真姫「ふーん、つまり白野は別世界の、それも月からやってきたってわけ?」

白野「うん、信じられないと思うけどね」

ことり「ううん、ことりは信じるよ。ことりたちだって別の世界からやってきてるんだもん」

真姫「それもそうね」

白野「えっと、つまりふたりは別の世界でスクールアイドルをやってるんだよね?」

ことり「うん、そうだよ」

真姫「そうよ、それでことりはあの神父に呼ばれてきたってわけ」

白野「ことりはってことは、真姫は違う人に呼ばれたの?」

真姫「ええ、私を呼んだ本当のマスターは、あの神父の騙し討ちにあって脱落しちゃったの」

白野「騙し討ち…」

真姫「ね、ひどい奴でしょ?幸いその人は一命をとりとめたけど、
怪我が酷くてもう今回の聖杯戦争には参加できなくなったのよ…」

赤セイバー「騙し討ちか…本来の聖杯戦争であるならばなんらおかしくはない行動であるが、
今回の聖杯戦争で騙し討ちとはな…」

真姫「でっしょー?だから私はあの神父に一泡吹かせてやろうとずっと機会を伺ってるのよ」

白野「一泡吹かせる?どうやって?」

真姫「この宝具を使うのよ」

宝具名 西木野症候群  読み まきちゃんまきちゃんまきちゃん
廃人宝具      ランクE-
使用者 まきちゃん

西木野総合病院に収容されている真っ姫患者たちが勝手にまきちゃんに送りつけた宝具。
使用してから10分以内に3回以上「まきちゃん」というレスをもらうことができれば
対象者を魅了状態にしてまきちゃんすることができる。
使用するたびにレスをもらわなければならない回数が1回ずつ増えていく。
一度使用した相手には使用できない。
失敗するとまきちゃんが笑いながら腕立て伏せを披露してくれる。

白野「なにこの宝具…なんだか狂気を感じるんだけど…」

ことり「ことりはこれを使うのはイヤかも…」

真姫「そうね、これは宝具っていうよりは呪いの類いだもの」

真姫「でもだからこそちょうどいいのよ、あの神父をこのまきちゃんが呪ってやるわ」

赤セイバー「ふむ、あの神父が呪いにかけるとは…面白そうであるな。
よし、奏者よ。真姫を二人で支援するぞ」

白野「うん、私たちにできることならなんでも言って」

真姫「ありがとう、白野、セイバー」

ことり「じゃあことりも手伝っちゃいます!」

真姫「ことり、いいの?」

ことり「うん、ことりもあの神父さんに言いたいことがあるから」

真姫「ありがとう、ことり。じゃあ早速始めましょう」

白野「それじゃあ、私たちは何をすればいいの?」

真姫「あなたには魔力の供給をして欲しいのよ」

赤セイバー「ほう、魔力供給とな」

白野「魔力供給…確か、凛とラニがセイバーにやってたやつだよね…」

真姫「ええ、私とことりはあの神父に魔力を制限されてて自由に宝具やスキルを使えないのよ」

真姫「だから、白野。私に魔力をちょうだい!見たところ、あなたの魔力はとんでもない量みたいだし」

白野「その…魔力をあげるだけなら、いくらでもあげるんだけど…」

真姫「どうかしたの?」

白野(どうしよう…)

>>341

1.よし、魔力供給しよう
2.よし、魔力供給しよう(シーンカット)
3.いや、他にも方法はあるはず…
4.自由発言・行動

1

白野「よし、魔力供給しよう」

真姫「本当に!?ありがとう、白野!」

赤セイバー「さすがだな奏者よ。さっそく美少女を1人落とすとはな」

エリザ「なんてこと…不潔よ不潔!」ダッ

ことり「ねえねえ、セイバーさん。魔力供給って具体的にはなにをするのかな?」

赤セイバー「む、知りたいかことりよ。では教えてやろう」ゴニョゴニョ

ことり「………///」プシュー

真姫(ことりの顔が真っ赤に…いったいなにを吹き込まれたのかしら)

真姫「まあいいわ、さっそく始めましょう。白野、お願い」

白野「え、ここでするの?」

真姫「ええ、時間が惜しいもの。さ、やってちょうだい」

赤セイバー「なんと、ここでするつもりなのか!?なんと大胆な娘だ…」

白野「………」

白野「ねえ真姫、なんで両手を広げて固まってるの?」

真姫「え?だって、魔力っていったらこう、
体からビームみたいに発射してそれを体で受け止めるみたいな感じじゃないの?」キョトン

白野(どうしよう、すごいピュアな目で見つめてくるよ…)

赤セイバー「ふむ、大胆ではなく、彼氏いない歴=年齢というやつか…」

白野「ねえ真姫、魔力っていうのはね、発射できるものじゃないんだ」

真姫「え、そうなの?てっきりゲームみたいに送れるんだと思ってたわ。それで、どうやるの?」

白野「まずは、ふたりきりになれる場所に行こう」

教会 空き部屋

真姫「それで、どうするの?」

白野「>>346

1.私が今から教えてあげる
2.わ、私も初めてだから…その…
3.ちょっと目をつぶっててくれるだけでいいから
4.自由発言・行動

1

白野「私が今から教えてあげる」トン

真姫「え?」

ドサ

白野「それじゃあ、始めるね」

ギシ

真姫「ちょ、ちょっと、白野。どういうつもり?」

白野「どういうつもりって、魔力供給でしょ?」

真姫「そ、そうよ。なんで魔力供給するのにベッドに私を押し倒す必要があるわけ?」

白野「それはね、魔力供給をするためには、えっちなことをしなきゃいけないからよ」

真姫「えっ…なに言ってんのよ!そんなk…む…ちゅっ…」

白野「…ちゅっ。うん、まずはこんなところかな。どう?私の魔力を感じる?」

真姫「…ええ、白野の魔力がほんの少しだけ流れてくるのを感じるわ」

白野「あと、えっちなことって言ったけど、少し違って…粘膜接触をすればいいの」

白野「だからキスだけで魔力を渡すこともできるんだけど、どっちにしろえっちなことに変わりはないか」

真姫「そう、だからことりは顔を真っ赤にしてたのね…いいわ、白野。お願い」

白野「うん、それじゃあよろしくお願いします」

真姫「あ、待って。私、初めてだから…その…」

白野「うん、優しくするね」

真姫「ええ///」

白野「じゃあまずは、ん…」

真姫「ん…」チュ

白野「どうかな?さっきのキスで真姫の魔力に合うように私の魔力を変えてみたんだけど」

真姫「ええ、いい感じよ。なんだか甘い感じがするわ」

白野「そっか、じゃあ私たち、けっこう相性がいいんだね」

真姫「ふふ、そうみたい」

白野「…ちゅっ…ん♥…れる…んっ、ん…ちゅ…♥」

真姫「…ちゅっ…はあ…ちゅぱ♥…れる…ちゅる…ちゅ♥」

白野「…っはあ、どう?」

真姫「…はあ…はあ…すごい、白野の魔力がすごい流れてくる…それにあなたの魔力って
おいしいのね…なんだかクセになっちゃいそう」

白野「うふふ、ありがとう」

真姫「じゃあ、続きをお願い」

白野「うん…」

白野「れる…んちゅ…はあ♥…ん…ちゅ…じゅる♥…」

真姫「んぅ…ちゅ…ちゅる…ん♥…はあ…んっん…」

白野「…っぷはあ、キスはこれくらいでいいかな?」

真姫「…っはあ、はあ…はあ…ええ。白野の好きにしてちょうだい♥」

白野「それじゃあ、次は…」フニュ

真姫「ひゃ♥」

白野「あ、痛かった?ごめんね」

真姫「ち、違うの…なんか、ビリッとして…気持ち…よかったの…」

白野「そうなの?じゃあもっと触るね。私も初めてだから、痛かったら言ってね」

※なんかこのままいくと長くなりそうです…
シーンカットしますか?
直下

する
しない

真姫「んっ♥…」シュルル

白野「真姫のおっぱい…すごくきれい…」

真姫「そ、そうかしら…///」

白野「それに、真姫の身体って…なんだか、すごくやらしいよね」モニュ

真姫「え…?ひゃん♥」

白野「だって、お肉がおっぱいよりもおしりの方にあって、すごいえっちなの…」ムニムニ

真姫「そんなnぁんっ♥…知らない…わよ…」

白野「ふふ、どう?気持ちいい?」モミモミ

真姫「ええ、きもち…んっ♥…いい…わよ…ぁ♥」

白野「じゃあ、もっと激しくするね♥」コリ

真姫「え?ひゃあん♥そん…な…ちく…び…つまんひゃ♥」

白野「うふふ、ちゃんと言ってくれないとわからないよ?」

真姫「いじ…わる♥」

白野「そうだね。でも、真姫がいけないんだよ?真姫がこんなにかわいくてえっちだからいけないの♥」コリコリ

真姫「そん…な…ぁ♥…わら…ひぃ…ひん♥…えっち…ひゃ…なぃ…」

白野「そう?でも、こっちはすっごくえっちだって言ってるよ?」クチュ

真姫「あっ♥…そこ…さわ…ひゃぁ♥…らめぇ…」

白野「ダーメ♪もっと魔力を通しやすくしないとね♥」クチュクチュ

真姫「そん…な…っあ♥」

白野「真姫、じゃあ一回イっちゃおっか」

真姫「…はあ…はあ♥…ぇ?」

白野「いくよ」

くちゅっくちゅっぐじゅぐじゅぐじゅ

真姫「ひゃあっ♥んあっ…ひん♥…んぁぁぁぁぁぁ♥」ビクンビクン

真姫「はあ…はあ…はく…のぉ♥」

白野「どうだった真姫?」

真姫「…きもち…はあ…よかったわ…はあ」

白野「うん、よかった。じゃあ、次は私を気持ちよくしてくれる?」シュル

真姫「ええ…」

真姫「すごい…もうこんなに濡れてる…」クチュ

白野「うん、だって…真姫があんなにえっちなんだもん…」

真姫「し、しかたないじゃない///…気持ちよかったんだもの」

白野「うん、だから…次は…」

真姫「ええ、分かってるわ」

白野「それじゃあ、私のココ、舐めてくれる?」

真姫「ココを舐めればいいの?」

白野「うん♥」

真姫「わかったわ。…ん…ちゅ」

白野「んっ…ぅあああ♥」ビクン

真姫「んふ、気持ちいい?」ペロ

白野「うん、とっても♥」

真姫「よかったわ。…ちゅ…ちゅる…ん♥…じゅる」

白野「…はぁ…んっ♥…やぁ…」

真姫「ん…ちゅる…れろ…ちゅ…じゅるる♥」

白野「はあ…まき…んっ…それ…すごっ♥」

真姫「んふふ、ろお?まひひゃんのひたふかい、ふごひれしょ」

白野「ああ♥…なめ…ながら…ひゃべら…ないで…」ビクン

真姫「りゃあ、いっひにいふわよ」チュ

真姫「ちゅっ…ちゅるっ…じゅる♥…れる…ちゅ…じゅるるるるる♥」

白野「ひっ…あ…んんっ…んぅぅぅぅぅぅ♥」ビクンビクン

白野「…はあ…はあ…」

真姫「どう、白野。気持ちよかったかしら?」

白野「うん…真姫の舌使い…とってもじょうずで、あっというまにイカされちゃった♥」

真姫「じゃあ、最後に…」

白野「うん♥」

白野「真姫、それじゃあ…いくよ」クチュ

真姫「ええ…きて…白野」クチュ

白野「んっ…これ…すごいね♥」

真姫「ええ…白野と…あっ…私のが…擦れて♥」

白野「ねえ、真姫。キスしよ♥」

真姫「ええ、いいわyんんっ…ちゅ…ちゅる…れる♥」

白野「はむ…ちゅっ…れろ…ちゅる♥…はあ…じゅる」

くちゅくちゅくちゅくちゅ

真姫(ああ、すごい…白野のアソコと擦れるたびに私の身体に魔力が流れてくる…)

白野(真姫のアソコ、気持ちよすぎるよ…ダメ、このままだと…すぐにイッちゃう♥)

白野「はあ…まき…わたひ…もう♥」クチュクチュ

真姫「うん、イッて…はあ…いいわよ♥」クチュクチュ

白野「あ…あ…イく♥イッちゃう…イッくぅぅぅぅぅううう!!!!」ビクンビクン

白野「はあ♥…はあ♥…まき…」トロン

真姫「はくの…じぶんだけイッちゃうなんてひどいじゃない」

白野「ぇ…?ぁ…ごめん…ね…」ハアハア

真姫「ダメよ。わたしが満足するまで、離してあげないんだから♥」クチュクチュ

白野「まき…まって…いまは…ぁん♥…だめ…んっ…まだ…びんかん…ひぃぁ♥…なのぉ」

真姫「はくの…はくの…はくの…」グチュグチュ

白野「らめ…ふぁ♥…らめ…ぁん♥…」

白野「らめえええええええええええええええ!!!!」

―――――――――――――――

―――――――――

―――

白野「ねえ、真姫。なにか私に言うことない?」

真姫「ごめんなさい」

白野「まったく、私の魔力…根こそぎ持ってく気だったの?」

真姫「ち、違うの…白野とシてたらどんどん気持ちよくなっちゃって…それで…」

白野「………///」

白野「し、仕方ないから今回は許してあげるね」

真姫「え、許してくれるの?」

白野「うん、最初は同意の上だったしね。それに…私も気持ちよかったから///」

真姫「ありがとう、白野」

白野「ところでどう?私の魔力は通ってる?」

真姫「ええ、十分すぎるくらい通ってる。完全に繋がってるわ」

白野「よかった、でも私たちお互いに初めてなのにここまで魔力回路がうまく繋がるなんて、とっても相性がいいみたいね」

真姫「ええ、そうね」

真姫「ねえ、白野。さっき『今回は』って言ってたけど、『次回』はあるのかしら?」

白野「なっ!?…知らない///」プイ

真姫「うふふ、冗談よ♥」

真姫「さあ、行きましょ。ほら」キュ

白野「うん」キュ

教会

ことり「えっとぉ…ゆうべはお楽しみでしたね?」

真姫「…やめてことり。シャレになってないから」

赤セイバー「もちろんシャレのつもりではないぞ、真姫よ。随分と楽しんでおったようではないか」

白野「え?セイバー、もしかして見てたの?」

赤セイバー「む、余とてそこまで無粋ではない。
ただ、お主らの顔を見ればどのくらい楽しんでおったかくらいわかるというもの」

真姫「そう…ならよかったわ…」

ことり「それじゃあ今日はもう遅いし、ご飯にして、おやすみしよっか」

真姫「あら、もうそんな時間なの?」

赤セイバー「うむ、お主らが時間を忘れて楽しんでおるうちにこんな時間になってしまったぞ」

真姫「ごめんなさい」

白野「ごめんなさい」

ことり「じゃあもう遅いし、今日は出前にしよっか」

真姫「そうね、でも私たちそんなにお金持ってないじゃない」

白野「あ、それなら大丈夫。私、お金ならたくさん持ってるから」つ札束

真姫「ヴぇぇ、あなたなんでそんな大金持ってるのよ…」

白野「まあ、戦利品ってやつね。それじゃあ今日はお寿司にしましょう、私の奢りよ!」

ことり「やったー!ありがとう、白野ちゃん」

真姫「まあいいわ、ありがとう白野」

赤セイバー「うむ、さすが奏者。いい散財ぶりであるぞ」

エリザ「どうでもいいけど、あんたたち一回シャワーでも浴びてきたら?」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

疲れた…
ザビ子×真姫とか史上初なんじゃないだろうか
今回、全然進んでないですね。ことりと真姫に会って魔力供給しただけ…
自分で安価出しといてなんですが、
正直エロは苦手なジャンルなので見苦しいと思った方は読み飛ばしてもらうようお願いします

あと>>1にラブライブキャラとは恋愛関係にならないとか書いてあるけど、
あれは男性キャラの話だから問題ないですよね?
まあそんな深い関係にするつもりはないですが

正直レズシーンとかほとんど接点のない白野とアルトリアのフラグっぽいシーンとか書くなら言っといてほしかったかなーって

すみません、今日は更新できないです

明日は1日休みなので、できれば昼頃に更新したいと思います
無理なら21時頃に更新します

>>361
すみません、ちゃんと言っておくべきでしたね。
あと白野とアルトリアのシーンはイケメン女子な白野が書きたかっただけで
別にフラグは立ってないです。紛らわしくてすみません

15時から更新します

まずは短編

「-School Idol Memoir- 希の手記2」

2日目

魔術の修行を始めて2日目、なんとウチにはほんとうに魔術の才能があることがわかったんやって。

そしてなんと、この間桐家には花陽ちゃんがいるってことがわかったん。花陽ちゃ
んは昨日から気づいてたみたいなんやけど。

それで、いっしょにおった桜ちゃんって子を見た瞬間にピンときたんよ。

あ、これはおじいちゃんになにか悪さされとるな

って感じたんや。常に直感が冴えるようになるウチの宝具ってほんと便利やね。

まずは花陽ちゃんに駆け寄ってぎゅっと抱きしめてあいさつ。

ウチが魔術の修行をしてることはいきなり見せて驚かせたるために秘密にしとこう。

それで、先に召喚されとった花陽ちゃんのお話を聞いてあげて、桜ちゃんについてもそれとなく聞き出したる。

話を聞く限り、あの子にはほんとうに悪いもんがついとるみたいや。

おじいちゃんをなんとかしたらなあかんとは思ってたけど、これは桜ちゃんもなんとかしてあげんとな!

というわけでウチは除霊とかお祓いとかそっち系の魔術を覚えたいと思うんよ。

理由はうまくごまかしつつおじいちゃんにお願いせんとね。

…さあ、花陽ちゃんも行ったし気を取り直して、本日の魔術の修行に行ってみよか!

それと、ひとつ気づいたんや。ウチがおじいちゃんに優しくしてあげたりすると、おじいちゃんのドス黒いオーラが少なくなってるってことに。

これは大発見やね!さあ、魔術の修行で疲れてるけどそんなん関係ない。お茶を入れて肩を揉んであげような。

お、またおじいちゃんのドス黒いオーラが少なくなったん。この調子やね!

P.S.アサシンさんと会ったんよ。なんだか紳士的な人で仲良くなれそうやん?

投下します

次の日 教会

真姫「よし、準備は万全よ。今日こそあの神父を倒してやるんだから。さあ、行きましょう!」

ことり「うん、真姫ちゃんがんばって!」

真姫「何言ってるの、ことり。あなたもいっしょに戦うのよ」

ことり「え?でもことり、真姫ちゃんみたいに宝具なんて持ってないし…」

真姫「別に宝具だけが戦いじゃないでしょ?
ことりにはあの神父と会話とかをして注意を逸らしてほしいの」

ことり「それくらいならなんとかなるかなぁ」

真姫「任せたわよ、ことり」

白野「それで、私たちはなにをしたらいいの?」

赤セイバー「うむ、余と奏者の助けがあれば、百人力であるぞ」

エリザ「あ、私はパスね。霊体化して見てるわ」ピシュン

真姫「白野たちには、見てて欲しいの。私とことりがあの神父を倒すところをね」

ことり「真姫ちゃん、すごいやる気だねっ」

真姫「ええ、当然よ。これまでのあいつの行い、必ず後悔させてやるわ」

ことり「そうだね、ことりもがんばるよっ!」

真姫「さあ、行くわよ」

教会 地下室

ガチャ

言峰「おや、こんな時間から私に何の用かね、ことり、真姫」

真姫「別に、ちょっとことりがあなたに用があるって言ってたからついてきただけよ」

ことり「え、そ、そうなんです。ちょっとことり、言峰さんとお話したいなぁって…」

言峰「ほう、私と話がしたいと?(なんという僥倖)」

ことり「は、はい」

言峰「よいだろう、ではどんな話を望む?」

ことり「え、えっとぉ…(ど、どうしよう…全然話題とか考えてなかったよぉ…)」

ことり「あの、とにかくお話したいって思ってて…その、話題とか全然考えてなくて…」

言峰「そうか(え…つまり私とそれほど会話をしたかったというのか…愉悦)」

真姫(ちょっとことり、大丈夫なの?)

ことり(ふええん、真姫ちゃんごめんね!)

白野「ねえ、あのセイバー…大丈夫だと思う?」

赤セイバー(まあ問題なかろう。なにせ、あの神父め…ことりにゾッコンであるからな)

白野「え、そんな風には全然見えないんだけど…」ヒソヒソ

赤セイバー(うむ、普通の人間にはまずわからぬだろうな。よく隠している)

赤セイバー(だが、余の目をごまかすことはできぬ。というかだな、あれだけゾッコンならば倒す必要もないのではないか?)

白野「でも、真姫とことりの話だと、かなりの嫌がらせを受けてるみたいだし」ヒソヒソ

赤セイバー(まあそれもここで見ておればわかるというもの。お、そろそろだぞ)

ことり「そういえば言峰さん、下の名前って綺礼っていうんですよね」

言峰「そうだ」

ことり「とってもいい名前だと思うなぁ」

言峰「そうか…なぜそう思う?」

真姫(動揺してる…チャンスね)

ことり「だって、綺礼って『美しくあれ(綺)という祈り(礼)』っていう意味なんですよね」

ことり「だから、聖職者としてこれほどいい名前はないなって思ったんです」

言峰「………そうか。そうだな、一般的な聖職者であるならばな…」

ことり「え?どういう意味ですか?」

言峰「それはn真姫「今よ!」

西木野真姫 宝具 西木野症候群(まきちゃんまきちゃんまきちゃん)発動

宝具名 西木野症候群  読み まきちゃんまきちゃんまきちゃん
廃人宝具      ランクE-
使用者 まきちゃん

西木野総合病院に収容されている真っ姫患者たちが勝手にまきちゃんに送りつけた宝具。
使用してから10分以内に3回以上「まきちゃん」というレスをもらうことができれば
対象者を魅了状態にしてまきちゃんすることができる。
使用するたびにレスをもらわなければならない回数が1回ずつ増えていく。一度使用した相手には使用できない。
失敗するとまきちゃんが笑いながら腕立て伏せを披露してくれる。

言峰「なんだこれは…宝具だと?バカな、宝具を使えるほどの魔力は与えていないはずだが…」

真姫「残念だったわね、魔力不足に関しては完全に解消してるのよ」

真姫「私の力を見せてあげるわ」

※このレスから10分以内に「まきちゃん」というレスが3以上入れば成功!

なければ失敗でまきちゃん腕立て伏せの刑

真姫「さあ、みんな。私に力をかしてちょうだい!」

成功!

言峰「なんだ…私の周囲から奇妙な煙が浮かび上がってくる…」

真姫「よかったわ…危ないところだった…」

真姫「みんな、ありがとう。大好きよ!」

言峰「くっ、アンリマユ…なに?アンリマユでも防げぬというのか…」

モクモクモクモク

言峰「なんなのだ…この奇妙な空間は…」

言峰「真姫のグッズが…空間中を埋め尽くしている」

まきちゃんまきちゃんまきちゃん

言峰「空間中から、なにかが聞こえてくる…」

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

言峰「ぐおっ、頭が割れそうだ。なんだこのまきちゃんコールは…」

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

言峰「まさか真姫の宝具がこれほどとは…しかし、この程度では私を魅了することなどできぬぞ」

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

言峰「なに…まだ強くなるというのか。真姫ちゃんの宝具、恐るべし…。
だが負けぬ…私は、ことりのおやつなのだからな!」

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

言峰「ダメだ…このままでは…まきちゃんのことしか………まきちゃん」

まきちゃんまきちゃんまきちゃん

―――――――――
――――――
――

真姫「やったかしら…」

ボフン

ことり「あ、煙から言峰さんが出てきたよ」

言峰「………」

言峰「まきちゃんまきちゃんまきちゃん」

真姫「やったわ!ふふん、このまきちゃんの魅力の前には神父といえども形無しのようね」

言峰「まきちゃん」

白野「うわぁ…なんかすごいことになってる…」

赤セイバー「うむ…これはひどいな」

ことり「なんだか、気持ち悪いね…」

言峰「まきちゃん!?まきちゃんまーきちゃんまきちゃーん!」

ことり「ねえ、言峰さんってもう『まきちゃん』としか言えなくなっちゃったのかなぁ」

真姫「いいえ、そんなことないわ。今は一時的なショック状態に陥ってるだけよ。
放っておけば普通にしゃべれるようになるわ」

白野「ねえ、この言峰神父…真姫に襲いかかったりしてくるんじゃないの?」

真姫「それも大丈夫よ。この状態になった人たちは、拝んだりしてくることはあっても決して私に手を出そうとはしてこないもの」

赤セイバー「半ば宗教じみておるな」

ことり「なんだかすごい世界を見ちゃったかも…」

真姫「さて、このまま神父を問いただして謝罪させたいとこだけど、まああとでいいわ」

白野「それじゃあこれからどうするの?」

真姫「そうね、宝具を使ったら意外と疲れちゃったし、少し休みましょう」

ことり「うん、そうだね」

赤セイバー「うむ、見事な宝具であった。これは真姫を敵に回してはならんな」

白野「そうだね、でも真姫は友達だから大丈夫だよ」

真姫「そうね。あとお礼をしないとね、ありがとう白野。
あなたのおかげで神父を倒すことができたわ」

白野「どういたしまして。一応魔力回路は繋がったままだから魔力は好きに使っていいよ」

真姫「ええ、ありがたく使わせてもらうわ」

ことり「じゃあことりがみんなのご飯を作ってくるね」タタタ

一旦休憩にします

再開は21時頃の予定です

再開します


ことり「そんなことないよぉ。にこちゃんの方がもっとおいしいし」

赤セイバー「ことりよ、日本の謙遜という文化も分かるが、褒められたときに素直に認めることも時には必要だぞ」

ことり「うん、それじゃあ、ありがとう」

真姫「さて、ご飯も食べ終わったし、そろそろね」

ミス
>>390>>392

「ごちそうさまでした」

真姫「やっぱりことりの料理はおいしいわね」

白野「うん、とってもおいしかったね」

エリザ「ええ、なかなか悪くないわね」

ことり「そんなことないよぉ。にこちゃんの方がもっとおいしいし」

赤セイバー「ことりよ、日本の謙遜という文化も分かるが、褒められたときに素直に認めることも時には必要だぞ」

ことり「うん、それじゃあ、ありがとう」

真姫「さて、ご飯も食べたし、そろそろね」




言峰「………」

真姫「どう?落ち着いたかしら?」

言峰「…ああ」

真姫「そう。で、気分はどう?」

言峰「そうだな、本来ならば最悪だと答えるところだが、生憎とそう悪くはない」

真姫「それならよかったわ」

言峰「なにがよいものか。私は敬虔なことりのおやつであったのだぞ。
それがあの呪いのおかげで今や西木野症候群真っ姫患者という有様だ」

真姫「あら、よかったじゃない。私の魅力に気づけたでしょ?」

言峰「ああ、まきちゃんは最高だな。まきちゃんの笑顔でご飯が3杯はいけ…って違う!」

真姫「ふふ、どうやらあの宝具の力は本物みたいね」

言峰「こんなはずでは…私はことりのおやつ…まきちゃん…おやつ…まきちゃん…おyまきちゃん」

赤セイバー「なんだか見ておるだけで痛々しい様であるな」

白野「うん、なんかもう…言峰神父のイメージが台無しだね」

真姫「それじゃあ、今までの私たちへの無礼を詫びてもらおうかしら」

言峰「すまなかったまきちゃん。悪気はあった、どうか許してほしいまきちゃん」

真姫「あなたふざけてるでしょ?」

言峰「ふざけてなどいない、ただ私はまきちゃんに嘘をつくことができぬだけだまきちゃん」

真姫「ふーん、そう。あの宝具を使うと私に嘘がつけなくなるのね」

言峰「これは忠告だまきちゃん。あれは宝具などではない、呪いだまきちゃん。それもかなりの強さのなまきちゃん」

白野「だよね、あんな気味の悪い宝具なんてイヤだもん」

真姫「ええ、あれは宝具よりも呪いの類いってことぐらい希じゃなくてもわかるわ」

言峰「そうか、ではわかっているというなら話は早いまきちゃん。
これから使うのはやめておけまきちゃん」

真姫「どうして?」

言峰「あまりファンの数が増えると統率を取るのが大変になるまきちゃん」

真姫「そう…。てっきりなにか使いすぎると悪いことでも起こるのかと思ったわ」

言峰「ふ、そんな大層なことを起こす力はあれにはないまきちゃん」

真姫「ところで、いちいち語尾に『まきちゃん』ってつけるのやめてくれない?イラっとするのよ」

言峰「それはすまないまきちゃん。だがこれは私の意思ではもはやどうにもならんのだまきちゃん」

真姫「そう。こんな副作用もあるなんて驚きだわ」

言峰「まったくだまきちゃん。本来ならば『まきちゃん』よりも『ちゅん』と語尾につけたいところだちゅんまきちゃん」

白野「なんかすごいね…」

ことり「うん、言峰さんがあんな…それにことりのおやつさんだったんだ…。
だからたまにおやつを持ってきてくれたりしたんだね」

真姫「まあいいわ、神父を倒して謝らせるっていう目的は達成したし。
ここにはもう用はないわね、行きましょう」

白野「まあ、それもそうだね」

ギイイ バタン

ギル「言峰よ、戻ったぞ」

真姫「え?」

ことり「あ…」

ギル「なんだ貴様ら、なぜこの時間にここにいる?」

真姫「嘘、なんでもう帰ってきてるのよ。あなたが帰ってくるのは明日のはずでしょ?」

ギル「予定では、な。用事が手早く済んだからと帰ってきてみれば、いったいなにをしている?」

真姫「あなたには関係ないわ」

ギル「言峰、なにをしていた?」

言峰「いや、特段なにもしてはいない。ただことりとまきちゃんと少し話をしていただけだ」

ギル「まきちゃんだと?よもや貴様、呪いにでもかけられたのではあるまいな」

真姫「な、一発でバレた…」

ギル「そうかそうか、言峰よ。お前は呪われたのか。ふ、ふはははははは!」

真姫「な、なにがおかしいのよ」

ギル「それはおかしいに決まっておろう。聖杯の泥すら受け入れた言峰を呪うとは、よほど強い念をまとった呪いであろうな」

ギル「さしずめ、宝具のなりそこないといったところか」

言峰「ふむ、正解だ」

ギル「であろうであろう。それで言峰、いったいどんな呪いを受けたのだ?聞かせてみよ?」

真姫(あれ?こいつ隙だらけ…)

言峰「いや、それがだな…」

ギル「話してみよ」

真姫(あ、これいけるわ!)

真姫「白野、ちょっといい?」

白野「なに?」

真姫「今からあいつにさっきの宝具使うから、魔力を最大までこっちに送って欲しいの」

白野「わかった」

言峰「実は…」

ギル「ふむ」

真姫「行くわよ!」

西木野真姫 宝具 西木野症候群(まきちゃんまきちゃんまきちゃん)発動!

真姫「一回使ったから今回は4レス必要なのね。それに相手は英雄王、
4つもらったとしても必ず倒せるとは限らないわ」

白野の全力の魔力供給により制限時間がブーストされた

※このレスから15分以内に4レス以上「まきちゃん」というレスをもらえれば
コンマ判定で成功!レスが増えるごとに判定が易しくなり、8レスで成功確定!
失敗するとまきちゃんが笑顔で腕立て伏せを披露してくれます。


真姫「さあみんな、私に力をかしてちょうだい!」

真姫「言い忘れてたけど、さっきレスしてくれた人も遠慮なくまた力をかしてちょうだいね!」

言峰「まきちゃん」

成功!

真姫「みんなありがとう。やっぱりみーんな大好きよ!(言峰除く)」

ギル「ふははは!言峰よ、それでどうしt」

ボフン

ギル「ん?なんだこの煙は?鬱陶しいぞ、消えよ」ブン

モクモクモクモク

ギル「なに?消えぬだと…クソ、なんということだ…あの小娘…」

モクモクモクモクモクモク

ギル「―――貴様、よもやそこま、ガ――!!!???」

ギル「なんだこの空間は?あの小娘のグッズで溢れておるではないか…」

まきちゃんまきちゃんまきちゃん

ギル「ええい鬱陶しい!我を洗脳しようとは雑種のくせにナマイキな!」

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

ギル「ぐっ…いいだろう。アンリマユと同じく、この呪いも全て飲み干してくれる!」

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

ギル「うおおおおおおお!真姫などに負けはせぬぞ!!」

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

ギル「ぐふっ!!まき…などに…まきちゃ…などに!!!」

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

ギル「ま…まきちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!」

―――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――
―――――――――

ボフン

真姫「出てきたわね」

ギル「………」

コンマ判定 直下

0~6 ギル「まきちゃんまきちゃんまきちゃん」
7~8 ギル「……まき…ちゃん」
9   ギル「ぐっ…理性までは奪われぬぞまきちゃん」
ゾロ目なら…

ギル「まきちゃんまきちゃんまきちゃん」

真姫「ふふ、やっぱりあの英雄王でも私の魅力には逆らえないってわけね!」

ことり「すごーい。ギルガメッシュさんが完全に『まきちゃん』化してるよぉ」

赤セイバー「うむ、英霊の中でも頂点に君臨する英雄王ですらことは…もしや真姫は神に等しい存在なのかもしれぬな」

白野「恐るべしまきちゃんだね」

エリザ「前に召喚された時に私にあんなモノを見せつけたりするからこんな目に遭うのよ、この変態!」

ギル「まきちゃん!?まきちゃーんまきーちゃんまーきちゃん!!」ダンダン

真姫「さてと、こんなになっても英雄王だもの、すぐにしゃべられるようになるはずよ。少し待ちましょうか」





真姫「さて、もう喋ることはできる?」

ギル「…ああ」

真姫「調子はどう?」

ギル「そうであるな、我の知らん世界を見て少し驚愕しているといったところだまきちゃん」

真姫「そう、それで私は誰かわかる?」

ギル「ふん、言わずともわかっておろうまきちゃん。まきちゃんの中のまきちゃん、すなわちまきちゃんであろうまきちゃん」

真姫「ふふ、よくわかってるじゃない」

白野「なんかもうよくわからなくなってきた…」

真姫「それで、私のことは好きかしら?」

ギル「我を愚弄するかまきちゃん!好きにきまっておろうまきちゃん!大好きだまきちゃん」

ことり「うわぁ…」

真姫「ふふ、これで私たちの前に敵はいないわね。白野、本当にありがとう」

白野「うんうん」

真姫「でもさっきので魔力を完全に使い切っちゃったからもう眠いわ。
今日はもうおやすみにしましょうか」

白野「そうだね、私もかなり疲れちゃった…」

ことり「それじゃあことりがお風呂に入れてあげるね♪」

真姫「ありがとう、お願いするわ」



ギル「なんということ…我が一人の人間、それもこんなむすmまきちゃんに固執せねばならんとは…」

言峰「まあそう悲観することはあるまい」ポンポン

ギル「言峰…お前は人間でありながらこの規模の呪いを受けても耐えているのだな。
今更ながら化物じみたものよな」

言峰「ふ、そう言うな。まあ、ことりのおやつから西木野症候群真っ姫患者に
華麗なる転身を果たしたのだ。化物と呼ばれても仕方ないことか」

ギル「クソ、この先我はどうなる?まきちゃんなどというアイドルにうつつを抜かし、我の心は雲の上なのか…」

ポンポン

ギル「言峰…」

言峰「ドンウォーリードンウォーリー?」

ギル「ためらいはノーノー♪」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

完全に西木野症候群真っ姫患者となった言峰とギルの明日はどっちだ?

30分後から更新します

まずは短編

3日目

今日も花陽ちゃんと仲良く会話をして見届けたあとに魔術の修行に入るん。

昨日、おじいちゃんに話してみたんよ。そしたら、『間桐の家だとその魔術を教えても十全

に力を発揮することはできぬがよいか?』って言われてもうた…。

うーん、どうしよ…。

でも、ウチが蟲使いとかイヤすぎるやん?

そういえばな、今日はおじいちゃんからお小遣いをもらったんよ。がんばっててえらいぞって言うてね。

でも、今度はウチじゃなく本当の孫にやったげてな…。

もらったお小遣いを握り締めてウチはこの町のお寺に向かったんよ。この柳洞寺っていうお寺はかなり霊験あらたかな場所みたいやね。

それで、そこのお寺にいた少し変わった耳をしたかなりの美人さんに、厄除けの御札をもらったんや。

これをおじいちゃんにあげたら少しはよくなってくれるんと違うかな?

それと、希パワーたーっぷり注入!はーいプシュッ☆

これで準備完了!早く帰っておじいちゃんに渡してみよか。

結果から言うよ?なんと…大成功や!

おじいちゃんにあげようとしたらちょっとイヤそうな顔をしたもんやから、ウチが体に貼ってあげたんよ。

そしたらおじいちゃんがとろけそうな表情になって脱力しちゃったんや。

まさかの効果覿面!もしかしてウチって魔術の天才なんとちがう?

そんでな、何分かたって我にかえったおじいちゃんからはドス黒いオーラがすっかり消え失せてたんや。

これで予想よりもかなり早くおじいちゃんを浄化できたみたいやね。

よし、そしたらウチの役目ももうじき終わりやし、この冬木の町を思いっきり楽しんでいこう!

みんなのおる場所は直感とカードでだいたいわかるんやし、せっかくやから順番に回ってみようかな。

P.S.アサシンさんはとっても親切な人やね。だっておでかけするウチの後ろをこっそりついてきて見守ってくれるんやもん。

4日目

ビッグニュースや!

なんとおじいちゃんが桜ちゃんにしとった悪さをやめて優しくし始めたんよ。

どうやらこくいんちゅうっていう虫を体に入れさせとったみたいなんよ。おじいちゃんもひどいことするなぁ。

でも改心したみたいやし、許したる。今度はちゃんと桜ちゃんにもあやまるんよ?

これで完全にウチの役目も終わりや、長いようで短い4日間やったな。

さて、今日は魔術の修行はなしにして花陽ちゃんと桜ちゃんとライダーさんの4人で遊びに行こか。

なんだか楽しくなってきたなぁ。どこに行こうな。でも魔術はまだ見せられへんよ、まだ完成してへんもん。

ほな、行こうな。ウチの物語はまだ始まったばかりなんや!

おわり

投下します

次の日

白野「ねえ真姫、あのふたりってこれからどうするつもりなの?」

真姫「別にどうもしないわよ。だってもうふたりとも私にメロメロで何もできないもの」

ことり「それじゃあしばらくはここにいるってことでいいのかな?」

真姫「ええ、ここは設備もかなり整ってるし、わざわざ出て行く必要はないわ。
それに私が出ていこうものなら全力であのふたりが追ってきそうだし」

ことり「あはは…」

赤セイバー「では奏者よ、余たちはどうする?」

白野「うーん、そうだね…」

赤セイバー「ここに留まるもよし、ここを出ていきスクールアイドルたちと戦うもよし。奏者が好きに決めるが良い」

真姫「私はどちらでも構わないわよ。まあ、ここにいてくれるって言うなら歓迎するけど…」カミノケクルクル

ことり「ことりも白野ちゃんたちがここにいてくれるなら大歓迎だよっ」

エリザ「私としては早く他のアイドルたちと会いたいところね」

白野「そうだね、じゃあ…昼は出かけてていないと思うけど、夜はここで寝泊りさせてもらってもいいかな?」

真姫「もちろんいいわよ。歓迎するわ、白野」

ことり「じゃあ今日は歓迎会をしないとねっ♪」

赤セイバー「うむ、寝床を確保しつつ散策にも出る。見事な考えだな奏者よ」

エリザ「まあ、アイドルたちと会えるのなら私はなんだっていいわ」

※Extra陣営の話は一旦ここまで。Extra陣営は他の陣営の行動次第で登場します

次の陣営は?

>>437

1.間桐陣営(希登場済み)
2.イリヤ陣営
3.真姫陣営(Extra陣営は夜にしか登場しない)

11

1ということですかね?

了解です

※時期的には「希の手記」4日目からのスタートとなります

臓硯「おーい、桜ー。どこにおるー?」

桜「…おじい様?…はい、おじい様」

臓硯「そこにおったか、桜よついてくるがよい」

桜「…はい」



臓硯「うむ、これで終わったな」

桜「え、なんで…刻印蟲が…」

臓硯「うむ、最近ちと考え方が変わってのぅ。お主にはもう刻印蟲は必要ないのでな」

桜「え、つまりそれって…」

臓硯「もう蟲蔵に入る必要もないというわけじゃ」

桜「…本当にですか?」

臓硯「本当だとも」

桜「ありがとうございます…」

臓硯「うむ、ではな」

桜(信じられない…なんでいきなりこんな…いったい次はなにを…)

臓硯「そうそう、礼ならば希に言っておけ」

桜「希ちゃんに?」

臓硯「そうじゃ。希が儂に孫の素晴らしさについて教えてくれたのだ」

桜「はい、失礼します(希さんが…)」



花陽「桜ちゃん、どうかしたの?」

希「あ、桜ちゃん。どうかしたん?でも顔色はよくなっとるね」

桜「希ちゃん…」

ギュ

希「な、なんやいきなり…」

桜「ありがとうございます…ありがとうございます…」ポロポロ

希「…うん、よくわからんけどなにかいいことがあったんやね、よしよし」ナデナデ

花陽「さ、桜ちゃん!?なんでいきなり泣いてるの?」




希「そっか…そんなことされとったんか。今までよくがんばったね」ナデナデ

桜「はい、辛かったです…苦しかったです…」

花陽「おじいちゃん、ひどいです!桜ちゃんはなにも悪いことしてないのに…」

希「せやね。でもおじいちゃんも改心したんやろうから許したらんと」

花陽「なんで?」

希「だってどこかで誰かが許したらんと永遠に怒りや憎しみは終わらんやろ?」

花陽「それはそうですが…桜ちゃんはそれでいいの?」

桜「私は…まだわからないです」

希「そうやろうな。あんなことされてきて、いきなり許せなんて言われても無理やろうしな」

花陽「そうだよね、花陽だったら絶対に耐えられないもん…」

希「じゃあ、この話はおしまいにして、みんなでおいしいものでも食べに行こか?」

桜「…はい。それがいいですね」

花陽「おいしいもの…。桜ちゃん、花陽がおいしいお米を食べられるお店を教えてあげます!」

希「ほな、行こか。あ、もちろんライダーさんも来るんよ」

ライダー「私もですか?はい、わかりました」




ライダー「希、少しいいですか?」

希「どうしたん?」

ライダー「いえ、あなたにお礼を言っておきたくて。本当にありがとうございます」

希「別にウチは、よかれと思って勝手にやったことやし…」

ライダー「それでもあなたは桜を救ってくれた。感謝しています。感謝してもし尽くせないほどに…」

希「そ、そう?じゃあ感謝のしるしにウチのこと希さんって呼んでもええよ?」

ライダー「わかりました、希さん」

希「ちょちょちょ、ほんまに呼ぶん!?今のなし!今までどおり希って呼んでな!」

ライダー「は、はぁ…、わかりました。では行きましょうか、希」

花陽「桜ちゃん、こっちです」グイグイ

桜「は、花陽ちゃんそんなに引っ張らないでー」

希「花陽ちゃんはほんとに桜ちゃんに懐いとるんやねぇ」

ライダー「はい、始めて会った日から随分と桜のことを好いてくれています」

希「なんだか仲良し姉妹って感じやね」

ライダー「姉妹…ですか。まあ、そうですね」

希「花陽ちゃん、これからおいしいお米を食べに行くんよね?」

花陽「うん、そうだよ。この前とってもおいしいご飯のお店を見つけたんです!」

花陽「だからぜひ桜ちゃんたちにも食べてもらいたいんです!」

希「花陽ちゃんがそこまで言うんならとってもおいしいんやろうなぁ」

桜「そうですね、花陽ちゃんがこんなに興奮してるのは珍しいです」

希「そうやね。ところで桜ちゃん、体調はどう?」

桜「はい、なんだか身体がとっても軽くて気持ちいいんです。こんな気分、始めてなんじゃないかってくらい」ニコ

希「ふふ、それはよかった。それじゃあ今日はご飯を食べたらそのまま遊びに行かへん?」

桜「はい、賛成です」

花陽「うん、花陽も賛成です」

ライダー「桜と花陽がそう言うのであれば私も」

希「ほな、今日は1日、めいっぱい遊ぼうな」

さくぱな「はい!」

短いですが今日はここまでにします、お疲れ様でした

明日は帰るのが21時過ぎなのでたぶん更新できないです

21時半から更新します

短編?をひとつ

これは、ありえてはいけないはずだった物語



青子「ワンツースリーフォー」

青子「ふふ、ダンスってのもけっこう楽しいわね」

穂乃果「でしょ?」

海未「青子がやってきて1週間ですか、時がたつのが早いですね」

青子「ええ、こっちの世界も楽しいわね」

ことり「青子ちゃんもμ’sに入っちゃおうよ」

青子「そうね、考えておくわ」

穂乃果「それじゃあ屋上に行って今日も練習しよう!」

ガチャ

橙子「失礼、ここはμ’sの部室で間違いないですか?」

青子「え…あ…」

橙子「ん?…あ…」

橙子「青子!!」


平和な世界で出会ってしまった姉妹…果たしてμ’sの力を借りて再び姉妹仲を修復することはできるのか…


【青子「μ’sで姉妹仲を取り持つ?」穂乃果「そうだよ!」】  

2525年2月1日 開始!

投下します

花陽「ふぅぅぅ、おいしかったですぅ」ニンマリ

希「相変わらずやね、花陽ちゃんは。見てるこっちにもおいしいって伝わってくるやん」

桜「はい、見ていて気持ちのいい食べっぷりでした」

花陽「ううう…恥ずかしいです…」

希「別に恥ずかしがる必要なんてないやん?おいしそうに食べることができるっていうんも才能のひとつやろ」

花陽「そ、そうかな」

ライダー「はい、士郎も『花陽がおいしそうに食べてくれるから作りがいがある』と言って喜んでいました」

花陽「それならよかった、かな?」

桜「はい、花陽ちゃんがおいしそうに食べてくれたら私も料理のしがいがあります」

花陽「えへへ、ありがとう桜ちゃん」

桜「では今日はこれからどこに行きましょうか?」

希「せやね、凛ちゃんと穂乃果ちゃんにはもう会ってるし、今日は違うところに行こか?」

花陽「うん、凛ちゃんにも会いたいけど今日は違うところに行こうかな」

希「じゃあ、>>455に行こうやん?」

1.柳洞寺
2.教会(言峰・ギルまきちゃん済)
3.もう少し街をぶらついてみよう

1

希「柳洞寺に行こうやん」

桜「柳洞寺ですか」

花陽「柳洞寺…確か山の上にあるお寺だったよね」

ライダー「はい、本来ならサーバントがあそこに近づくのはあまりよくないのですが、今は問題ないでしょう」

希「じゃあ決まりやね」

桜「はい、では行きますか」


希「柳洞寺に行こうやん」

桜「柳洞寺ですか」

花陽「柳洞寺…確か山の上にあるお寺だったよね」

ライダー「はい、本来ならサーバントがあそこに近づくのはあまりよくないのですが、今は問題ないでしょう」

希「じゃあ決まりやね」

桜「はい、では行きますか」

柳洞寺 山門

アサシン「むっ…訪問者か。しかもあれは、ライダー…」

希「ごめんくださーい」

アサシン(相手に敵意はないが…見逃して女狐にとやかく言われるのもなんだ…)

ライダー「…っ!?全員下がって!」

花陽「どうかしたの?」

桜「もしかして、サーバントですか?」

ライダー「はい、おそらくむこうに敵意はありませんが、こちらを伺っています」

アサシン「ほう、私の気配を察知するとは…やりおるな、ライダー」

スウ

ライダー「あなたは…」

アサシン「アサシンのサーバント、佐々木小次郎」

花陽「佐々木小次郎って、あの剣の達人の佐々木小次郎さん?」

アサシン「いかにも」

希「へえ、確か前にウチがここに来たときもここにいたんとちがう?」

アサシン「ほう、お主は確か以前にここを訪れていた…。ふむ、ライダーよ、ここには戦いにきたというわけではないのだな?」

ライダー「はい、今は聖杯戦争自体が休戦状態ですので私に戦う意思はありません」

アサシン「休戦状態…やはりか、あの女狐め…私にきちんと説明もせずにスクールアイドルと遊んでばかり…」

花陽「あの…スクールアイドルって」

アサシン「ん?ああ、キャスターが召喚したスクールアイドルのことか?もしやお主らの知り合いか?」

花陽「はい、花陽たちの友達なんです」

アサシン「そうか、では通るがよい。ライダーも行きたければ行け」

ライダー「よいのですか、サーバントである私を通しても」

アサシン「かまわぬ。第一、戦う意思のない相手と斬り合ったところで面白くはない。
休戦状態ならば私はもう用済みだろう。私は私でどうにか山門から離れらぬか試してみよう」

ライダー「そうですか、では失礼します」

希「うーん…誰がいるんやろ?あ、門番さんありがとな」

花陽「し、失礼します…。ところで佐々木小次郎さん」

アサシン「なんだ?」

花陽「間違ってたらごめんなさいですけど、もしかして佐々木さんって元は農民だったりしますか?」

アサシン「………」

希「ちょ、花陽ちゃん!?大剣豪で有名な佐々木小次郎さんになに聞いとるん!
す、すいません、お気を悪くしたら謝ります」

アサシン「いや、よい。…花陽と言ったな、なぜ私が農民であるとわかった?」

花陽「はい、だって佐々木さんから、土とお米の匂いがするからです」

アサシン「呼び方はアサシンでよい。よもや土と米の匂いとな…」

アサシン(召喚された時に私は『佐々木小次郎』という架空の英霊となったから匂いなぞすはずがないのだが…)

希「ウチたちは先に行っとるなー」

花陽「は、はい…なんていったらいいか…別にアサシンさんから土の匂いがするとかじゃなくて、その、魂に染み付いた匂いというか…」

アサシン(魂!?私はそんなに農民臭かったのか…)ガーン

アサシン「ほ、ほう…魂とな。それはまたえらくスピリチュアルやな」

花陽「はい、アサシンさんって実はすごくお米好きなんじゃないですか?」

アサシン「ふむ、生前はそんな余裕のある暮らしをしていたわけではないからな。
米の好き嫌いなど考えたこともなかったが…確かに好きだったのかもしれぬな」

花陽「や、やっぱりですか!?そうだと思ったんです!」グイッ

花陽「そうですよね、農民のお方がお米を嫌いなはずがないです!それで、昔はどんなお米を作ってたんですか?あきたこまち?ひとめぼれ?」グイグイ

アサシン「な、なんだ…米が絡んだ瞬間にえらく饒舌になったではないか…」

花陽「やっぱり、佐々木小次郎さんって農民をやりながら武士もしてたってことですよね!?すごいです、尊敬しちゃいます!」

アサシン「………。待て、花陽よ。それは違うぞ」

花陽「え?」

アサシン「実を言えば私は佐々木小次郎ではない。『佐々木小次郎』の殻を被った名も無き一人の農民なのだ」

花陽「え…じゃあ佐々木小次郎って言ってたのは」

アサシン「そういう役割を演じているということに過ぎぬ」

花陽「そうなんですか…ごめんなさい」

アサシン「いや、気にせずとも良い。花陽よ、お主は米を作ることに興味はあるか?」

花陽「え?あ、はい、もちろんです!」

アサシン「そうか、では私が稲作について教えてやろう」

花陽「本当ですか!?」キラキラ

アサシン「うむ、と言っても私は山門を離れられぬからな。ここで口頭で教えることしかできぬぞ」

花陽「え…どうにかして離れられないんですか?」

アサシン「今の聖杯戦争の状態を見るに、キャスターがなんとかしようとすればできるやもな。私だけではどうしようもない」

花陽「わかりました!では、すぐにキャスターさんに頼んでなんとかしてもらってきます!」ダッ

アサシン「そうか、ではたの…もうおらぬ。気の早い娘だな」

柳洞寺 葛木宅

希「お、えりちににこっちやん、やっほー」

にこえり「希!?」

キャスター「あら、エリーとにこにーのお友達?」

絵里「ええ、私とにこの友達よ」

にこ「まったく、来るなら来るって言いなさいよね!」

希「ごめんごめん、てかウチふたりの居場所なんて知らないから言えないやん」

にこ「そうだったわね」

キャスター「こんにちは、私はキャスターよ。よろしくね」

希「よろしくな、キャスターさん」

希「あと、後ろの三…ふたりも紹介せんとな」

サクライダー「どうも」

キャスター「っ!?ライダー…」

ライダー「落ち着いてください、今は戦争中ではないはずです」

キャスター「そうだったわね、ごめんなさい」




希「そんで今、花陽ちゃんはアサシンさんとお話ししてん」

絵里「へえ、あの人農民だったんだ。佐々木小次郎っていうからてっきり風流な武士だと思ってたわ」

絵里「ていうか花陽、魂に染み付いた匂いを嗅ぎ分けるって…」

にこ「あれで農民とかおかしいわよ。農民じゃなくてNOUMINよNOUMIN」

キャスター「ふふ、にこにーったら面白いこと言うのね」

希「メディーちゃんは魔術師なんよね」

キャスター「ええ、私は正当な魔術師よ。ちなみにあなたたちのグループ名の女神μ’s
とも一応面識はあるわ」

ライダー「私も面識はありませんが、存在なら知っていました」

絵里「え、そうなの?」

キャスター「あら、話してなかったかしら」

にこ「初耳だわ…」

キャスター「まったく、あの女神たちがあなたたちならよかったのに」

希「ま、まあウチたちは女神って柄やないし」

キャスター「そうかしら、似合うと思うけどね」

桜「ところで、花陽ちゃんはまだ来ないんですかね」

希「そうやった、そろそろ呼びに行かな」

バンッ

花陽「はあ…はあ…」

希「花陽ちゃん!?どうしたん?」

花陽「アサシンさんを…(山門から離れられるように)助けてあげてください…!!」

全員「!?」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

すいません、今日は更新できないです

明日はたぶんできると思います

投下します

絵里「え、なに…アサシンが敵襲にでも遭ったの?」

にこ「ちょっと、大変じゃない!すぐに助けに行かないと!」ガタッ

桜「ライダー」

ライダー「はい」

希「ちょ、ちょっと待って!みんな落ち着くんや、今の状態からいきなりアサシンさんが襲われるわけないやろ」

絵里「た、確かにそうね」

花陽「で、でも一刻も早くしないと、アサシンさんに…アサシンに…」

絵里「アサシンに?」

花陽「稲作を教えてもらえなくなっちゃいます!」

花陽以外「…は?」

にこ「ねえ花陽…いったいどういうこと?」

花陽「じつは…」



絵里「つまり、花陽がアサシンから稲作を教わるためには、アサシンが山門から離れられるようにしないといけないわけね」

花陽「はい、そうなんです!」

にこ「それにしても、言い方が紛らわしいのよ!」

花陽「ご、ごめんなさい…」シュン

希「まあまあ、花陽ちゃんにも悪気があったわけじゃないんやし。そんな怒らんでもいいやん」

桜「そうですね。それにしても、ふふっ、花陽ちゃんったらそんなに興奮するほどお米を作ってみたかったんですね」

ライダー「確かに驚きですね。花陽は食べる方の専門かと思っていました」

花陽「うう…恥ずかしいです…///」

キャスター「………」

絵里「そういえばメディー、さっきから黙ってるけどどうしたの?」

キャスター「ええ、ちょっと考え事をね」

にこ「もしかして、アサシンをどうにかして山門から離れさせられるようにしようって考えてるわけ?」

キャスター「ええ、その通りよ。彼にはいろいろと無理を言ったりやらせたりしたからね、
せめて聖杯戦争中じゃない今くらいは自由にさせてあげようかなって思ったの」

花陽「それでキャスターさん、できるんですか?」

キャスター「結論から言えば、可能よ。あと私のことはメディーって呼んでちょうだいね、かよちん」

花陽「あ、はい。…あれ?なんでキャsメディーさんが花陽のあだ名を知ってるんですか?」

キャスター「のぞみんから聞いたのよ。そういえばあいさつがまだだったわね。よろしくね、かよちん」

花陽「は、はい…。でも初対面からすぐにあだ名で呼び合うのってなんだか仲良くなった気分になるね」

キャスター「そう!それよそれなのよ!私、友達なんていなかったからこういうやり取りに憧れてたのよ!」

キャスター「いずれはμ’sのメンバー全員と仲良くなってメディーって呼んでもらって私もあだ名で呼ぶのよ!そしたら一気に友達が9人になっt」

絵里「メディー、落ち着きなさい」ビシッ

キャスター「あらやだ。ごめんなさい、私としたことがつい取り乱しちゃったわね。忘れてちょうだい」

花陽「う、うん」

キャスター「さてと、話が逸れちゃったわね。何の話だったかしら」

にこ「ちょっと忘れちゃったの?アサシンを山門から離す方法でしょ」

キャスター「そうそう、そうだったわね。その方法なんだけどね」

花陽「はい!」

キャスター「あなた、アサシンのマスターになってみる気はない?」

花陽「はい!………え?」




キャスター「ようするにアサシンが山門から離れられないのは彼を現世に繋ぎ止めておく存在が山門だからなのよ」

希「つまり、山門の代わりにアサシンさんを繋ぎ止めておく何かがあればいいってことなん?」

キャスター「その通りよ。あとのぞみん、その似非関西弁っぽい喋り方、すごくいいわよ」

希「あ、ありがとう(似非関西弁って…)」

花陽「そのアサシンさんを繋ぎ止めておくマスターに花陽がなればいいってことですよね?」

キャスター「ええ、あなたたちスクールアイドルは私たちのように英霊の座から召喚された霊体じゃなく、
肉体を持っている存在だからなれるはずよ」

花陽「花陽が、アサシンのマスターさん…」

桜「でもキャスターさん、マスターのサーバントが増えるってことはつまり…」


キャスター「ええ、必要な魔力供給量は大幅に上がるわ。だからもしも魔力が供給できなくなればアサシンどころかかよちんごと消滅しかねない。
だから安易には行うことができないのよ」

花陽「………」

絵里「な、なんか急にシリアスっぽい雰囲気になったわね」

にこ「でもメディーがかよちんとか言ってるせいで台無しだけどね。
それにまあ問題ないでしょ。なんてったって、ここはギャグ時空なんだし」

絵里「ちょっとにこ、メタな発言は控えなさい」

にこ「あ、にこったらつい口が滑っちゃった♪許してほしいニコ♡」

にこ「………ちょっと、いま寒いって言った?」

キャスター「どうするかはかよちんが決めてちょうだい」

花陽「花陽は…」

花陽「…なります。アサシンさんのマスターになります!」

キャスター「そう、わかったわ」

絵里「ちょっと花陽、ほんとに大丈夫なの?」

にこ「あんた、魔力供給できなくなって勝手に消滅なんてしたら許さないわよ」

花陽「うん、大丈夫だよ。ちゃんと魔力を供給する方法ならあるから」

にこ「本当でしょうね?」

花陽「本当だよ。あ、そうだ。じゃあ花陽があとでみんなにその方法を見せてあげます!」

希「え、なんなん?ウチも見てみたい」

キャスター「まあ、方法があるならいいわ。それじゃあすぐにでも始めましょうか」

キャスター「それと、かよちんのマスターってあなたよね?」

桜「はい、そうです」

キャスター「見たところ、あなたの魔力量はかなり多いみたいだけど、魔力回路はどれくらいあるのかしら?」

桜「はい、確か40本ほどだったかと」

キャスター「まあ、それだけあれば十分ね。あとライダー、あなたにも少し負担が及ぶ可能性があるわよ」

ライダー「はい、大丈夫です。おそらくそんな事態にはなりませんので」

柳洞寺 山門

アサシン「む、よもや本当にキャスターに頼みに行って説得を果たすとはな」

アサシン「感謝するぞ、花陽よ」

花陽「は、はい」

キャスター「さ、始めましょう」

にこ「いったいなにをするのかしら」

絵里「そういえば私たち、ずっとキャスターであるメディーといっしょにいるのに一度も大掛かりな魔術を見たことがないわよね」

にこ「そ、そういえばそうよね」

キャスター「まずはかよちん、左手を出してくれる?」

花陽「は、はい」スッ

キャスター「ちょっと痛むけど我慢してね。えいっ」シュイン

花陽「いた…くない?あ、でもちょっとジンジンするかも」

キャスター「これでアサシンの令呪はあなたのものよ」

キャスター「あとは山門から供給されてる魔力の流れをかよちんに変えるわよ」

花陽「はい、お願いします」

キャスター「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」

テクテク

アサシン「む、キャスターよ。なんだその歪な剣は」

キャスター「えいっ♪」

ブスッ

にこえりぱな「ええ!?」

アサシン「」

にこ「ちょ、なにしてんのよメディー!」

絵里「いきなりアサシンを刺すなんて…だ、大丈夫なの!?」

花陽「はわわわ…アサシンさんが…」

キャスター「ええ、大丈夫よ。今のは私の宝具で、ちょっとアサシンとの契約を切っただけだから」

希「へえ、スピリチュアルやね」

桜「今のがキャスターの宝具…」

ライダー「マスターとサーバントの令呪の契約まで切ることができるとは…恐ろしい対魔術宝具ですね」

アサシン「ふむ、少々驚いた。先程まで私に届いていた魔力がまったく届かなくなるとは」

キャスター「ええ、これで今のあなたにはまったく魔力が届いていないはずよ。このままだと数時間であなたは消滅するわ」

キャスター「さあ、かよちん、早くアサシンと再契約するのよ」

花陽「は、はい。えっとぉ…」

希「はい、花陽ちゃん。これに書いたる通りに読むん」

花陽「う、うん。それじゃあ。すぅ…」

花陽「“―――告げる
  汝の身は我の下に、我が命運は汝の剣に 聖杯のよるべに従い、この意、この理に従うのなら―――”

 「―――我に従え ならばこの命運、汝が剣に預けよう……」

アサシン「アサシンの名に懸け誓いを受ける……
  貴方を我が主として認めよう、花陽」

桜(なんで希ちゃんがあんな詠唱を知ってるんだろう…)

アサシン「ふむ、止まっていた魔力供給が再び始まったようだ。これで私も山門から離れられるわけか」

花陽「これが、自分のサーバントがいるっていう感覚…不思議です」

キャスター「どうやら成功のようね。それじゃあ戻りましょう」

絵里「なんだか、大掛かりな魔術かと思ったら案外あっけなかったわね」

にこ「そうね、もっと派手な光や爆発でも起きるのかと思ったわ」

希「二人共、今の魔術はかなり大掛かりで高度な魔術だったんよ」

にこ「え、そうなの?」

希「そうなん。魔術は人に知られてはいかんねん。だから魔術っていうのはあんまり大げさにはしないものなんよ」

絵里「へえ、知らなかったわ。希って魔術に詳しいのね」

希「そうやろ。希ちゃんはとっても物知りなのだ」エッヘン




柳洞寺 葛木宅

花陽「それじゃあ桜ちゃん、お願いします」

花陽「ゴハンタケタヨー」

ボン

花陽「どうぞ」つ業務用炊飯器

桜ちゃん「はい、任せてください」



「いただきます」

キャスター「これがかよちんの言ってた方法なのね」モグモグ

キャスター「すごいわ…お米を噛む度に魔力が流れてくる…」

アサシン「ふむ、山門からの魔力なぞ比にならぬ魔力が私に流れてくるな」

花陽「どうですか?おいしいですか?」ワクワク

キャスター「ええ、とってもおいしいわ」

アサシン「久々の食事としては最高の食事と言えよう。そして生前私が作っていた米よりもずっとうまいぞ」

花陽「ほんとうですか!?うれしいです!」パア

キャスター「でも不思議ね、なんでこんなお米に魔力が…」

花陽「それが花陽の宝具だからです!」

宝具名 花陽のお米  読み ゴハンタケタヨー!
炊飯宝具     ランクA+
使用者 花陽

花陽のお米に対する想いが昇華されてできた業務用炊飯器の宝具。
魔力を込めてお米を炊くと込めた魔力の数倍の魔力を持ったご飯が炊ける。
篭城戦や長期戦、魔力補給となんでもこなせる万能宝具。
使いこなせば実質、永久機関に近い性能を誇る。
ただし込められる魔力量はマスターの魔力量に依存する。
ちなみにお米以外を炊くとかよちんに怒られます。
花陽「アリエナイデス!」

キャスター「すごい宝具ね。正直、今が聖杯戦争中だったら是が非でもかよちんの宝具を狙ってたでしょうね」

絵里「花陽のお米に対する熱意って、宝具になるレベルだったのね…」

にこ「正直、言葉にできないレベルで驚いてるわ…」

希「そうや、ふたりの宝具はどんなんなの?」

絵里「え、私?私の宝具は…えっと、なんだったかしら…ねえにこ?」

にこ「ちょ、私に振るんじゃないわよ!」

希「にこっちの宝具はどんなん?」

にこ「えーっと…えーっとぉ…にこわかんなぁい♡」

希「えりち…にこっち…ふたりとも今までなにしてたん?穂乃果ちゃんも凛ちゃんももう宝具使えるんやよ」

絵里「し、しかたないじゃない…私とにこは召喚されてからずっとメディーとお話したり恋バナしたり女子会したりしてたんだから!」

希「全部会話やん…」

にこ「話だけじゃないわよ。他にもウィンドウショッピングとかお料理教室とかいろいろしてたんだから!」

希「それもうただの女子高生…ていうかこっちに来る前と何も変わってないやん!」

にこえり「何か悪い!?」

希「別に悪いなんて言うとらんやろ?ただ、せっかくこっちの世界に来たんやから、こっちでしかできないことをするべきやと思うん」

絵里「うっ…確かにそのとおりだわ」

にこ「言い返せない…」

キャスター「ごめんなさい、ふたりとも…私のわがままに付き合わせてしまって…」

絵里「メディーは別に悪くないわ、私たちが宝具を使えないのは私たちの責任よ」

にこ「そうよ、だからメディーは気にしなくていいの」

キャスター「エリー、にこにー…」

絵里「ただ、私たちも使えるようになりたいから今度宝具の使い方っていうのを教えてね」

にこ「そうね、私たちだけ使えないなんて不公平だし、メディーの力をかしてちょうだい」

キャスター「あなたたち…私、こんなにいい友達を持てて幸せだわ…」

にこえり「メディー!」ダキッ

キャスター「エリー!にこにー!」ダキッ

絵里「すぐに宝具を使えるようになってやりましょう!」

にこ「ええ、希を見返してやるんだから!」

キャスター「そうね、がんばりましょう!」

希「なんでウチが悪者みたいになってるん…」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

キャスター陣営仲良しトリオ

投下します

アサシン「では花陽よ、いつから稲作を始める?」

花陽「はい、できれば今からがいいです!」

アサシン「ふ、そうか。実に活発な娘よな」

花陽「そうでしょうか…花陽はどちらかといえば控えめな方だと思うんですが…」

アサシン「ほう、つまり己の好きなものに対して精力的となるといったところか」

花陽「うう…ごめんなさい」

アサシン「なにを謝ることがある。花陽よ、お主のその稲作…いや米に対する追求心は賞賛に値するぞ。恥じることなぞなにもあるまい」

花陽「え…うん、ありがとう///」テレ

アサシン「では始めるぞ、と言ってもこの格好ではお互いにできまい。まずは着替えねばな」

花陽「はい!」

アサシン「着替え終わったな。では始めるぞ」

花陽「はい!」

アサシン「場所は柳洞寺の裏の土地を使わせてもらおう」

アサシン「まずは土を耕すところから始める。よく見ておるがいい」

花陽「はい!」



アサシン「そう、もっと腰に力を入れて」

花陽「こう?」

アサシン「そうそう、上手だな花陽よ」

花陽「えへへ」

アサシン「では次だ」

花陽「うん!」



希「ふふ、なんだか仲のいい兄妹みたいやね」

絵里「そうね、見てて微笑ましい光景だわ」

にこ「へえ、花陽ってあんな顔で笑うのね」

キャスター「あのアサシン、なんて生き生きしてるのかしら。当然だけど、私の前では見せたことのない表情ね」

桜「花陽ちゃん、とっても楽しそうでなによりです」

ライダー「はい、花陽のあの表情は士郎のご飯を食べているときよりも輝いていますね」

アサシン「次は種まきを始める」

花陽「うん!」

アサシン「まずはこう少し穴を堀り…」

花陽「うんうん」

アサシン「次に種もみを…」

花陽「おお!さすが農民さんです、手慣れてます!」

アサシン「そしてこの時に間隔をあけて…」

花陽「すごいです、尊敬しちゃいます!」



絵里「だいぶ空が暗くなってきたわね」

希「そうやね、そろそろふたりを呼ばへんとあかんね」

にこ「まったく、しょうがないわねえ」

希「じゃあウチが連れてくる」

絵里「ええ、お願い」




アサシン「よし、種まきは終わったな。では次に参ろうか」

花陽「お願いします!」

希「外もかなり暗くてよく見えへんなぁ。こんな中でふたりともまだ続けてるん…」

アサシン「次の工程は希「おーい!」

花陽「希ちゃん?」

アサシン「どうした?」

希「いやどうしたやなくて、もう遅いし、今日はここまでにしとき」

アサシン「ふむ、言われてみれば、日もどっぷり沈んでおるな」

花陽「まったく気づきませんでした…」

アサシン「では今宵はこれまでとしておこうか」

花陽「うん、わかりました。アサシンさん、今日はありがとうございました!」

アサシン「………。ふむ、こうして共に汗を流し、礼を言われるのも悪くないな」

アサシン「ではな、花陽よ。教えてほしいときはまたここに来るがよい」

花陽「待って、アサシンさん」グイッ

アサシン「どうした?」

花陽「アサシンさんのお家はもう山門じゃなくてこっちですよ」

アサシン「………」

花陽「アサシンさん?」

アサシン「…ああ、すまぬ。少し気が緩んだだけだ。そうか、私にも帰る場所ができたのか…」

花陽「行きましょう、アサシンさん」

希「そうやね、みんな待っとるよ」

アサシン「ああ、そうであったな」



絵里「おかえりなさい、花陽、アサシン」

にこ「おかえり、遅かったわね」

キャスター「あら、おかえり」

桜「おかえりなさい、花陽ちゃん、アサシンさん」

ライダー「おかえりなさい」

花陽「はい、ただいま!」

アサシン「………」

花陽「アサシンさん、おかえりなさいって言われたら、ただいまって言うんですよ」

アサシン「む、そうなのか。…ただいま」

絵里「はい、おかえりなさい」

にこ「おかえり」

キャスター「まあ、一応あなたも入れてあげるわ」

桜「おかえりなさい」

ライダー「おかえりなさい」

アサシン「………。ふむ、これが家族というものか…なかなかによいものだな…」

次の日

花陽「え、アサシンさんはいっしょにこないの?」

アサシン「ああ、私は生前から柳洞寺に縁があってな、ここを離れるわけにはいかんのだ」

花陽「そうですか…」シュン

アサシン「そう落ち込むでない。ここに来ればいつでも会えるのだ、稲作を教わりたくなった時にいつでも来るがよい」ポンポン

花陽「うん、わかった」

アサシン「そう、花陽と共に植えた稲だが、責任を持って私が面倒を見ておこう。そしてこれを受け取るがいい」

花陽「この巻物は?」

アサシン「昨夜のうちにしたためておいた書物だ。稲作に関する注意事項を書いておいた。まったく、聖杯というのは便利なものだ。
生前の私は文字の読み書きなどできるはずもなかったというに…召喚されただけでここまで書けるようになるとは」

花陽「うわぁ、すごい…。大事にしますね!」

アサシン「うむ、ここに来たくなったときはその令呪に向かって念じるといい。それで私に来るという意思は伝わる」

花陽「うん。あの、ひとつ聞いていいですか?」

アサシン「なんだ?」

花陽「ここまでしてもらって聞くのもなんですけど…どうして会ったばかりの花陽にここまでしてくれたの?」

アサシン「それが私の流儀だからだ。可憐な花は愛でるものであろう」

花陽「そ、そうですか」

アサシン「それになにより、お主のその目に惹かれたからだ」

花陽「目?」

アサシン「そう、花陽よ。お主は最初私に農民か問うたあと、真っ直ぐな目で私を見つめてきた。その目に惚れたのだ」

花陽「ほ、惚れ…///」

アサシン「ははは、そうやって照れておる姿もなかなかに愛いものだ」

花陽「もう、アサシンさんなんて知りません!」プイ

アサシン「ははは、そう怒るでない」ポンポン

アサシン「お主のサーバントとなれてよかったと心から思っておるぞ、マスター」

アサシン「ではな」シュイン

花陽「うん、またね、アサシンさん」

希「あいさつは終わった?」

花陽「うん」

希「ほな、行こか」

絵里「またね、希、絵里」

にこ「絶対にまた来なさいよ」

花陽「うん、また来るね」

絵里「もちろん、桜とライダーも来るのよ」

桜「はい、必ず」

ライダー「はい」

キャスター「のぞみん、かよちん、また会いましょう。遠慮しなくていいのよ、私たちはもう友達なんだから」

花陽「うん、メディーちゃん、また会おうね」

希「せやね、またねメディーちゃん」

花陽「あ、メディーちゃん、アサシンさんに冷たくしちゃダメだからね」

キャスター「ええ、わかってるわ」

キャスター「ああ、これが友達の見送りに再開の約束…幸せだわ…」ウットリ

希「ふふ、花陽ちゃん、アサシンさんのこと大好きなんやね」

花陽「うん、花陽のお兄ちゃんみたいな感じなの」

希「お兄ちゃんか…いいお兄ちゃんを持てたね、花陽ちゃん」

花陽「うん」

桜「それではこれで失礼します、みなさん行きましょう」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

もっとはっちゃけさせようと思ってたのに、
いつのまにかちょっとマジメな話になってしまった…

最後に安価だけ取りたいと思います

次の話はイリヤ陣営になりますが、始まる時期は

>>502

1.召喚されてすぐ(海未ちゃんめっちゃバーサーカーにビビってる時期)
2.召喚されて1週間後(慣れてきた時期)
3.1ヶ月後(アインツベルン家から冬木にやってきた直後)

1

投下します

本日スレ立てしましたのでこちらも読んでくださるとうれしいです

ことり「花陽ちゃん」花陽「お姉ちゃん♪」
ことり「花陽ちゃん」花陽「お姉ちゃん♪」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415619531/)

約1ヶ月前 アインツベルン城

海未「助けて、穂乃果!ことり!」ジタバタ

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

イリヤ「だから別に何もしないって言ってるのに…」

イリヤ「着いたわね。バーサーカー、海未を降ろしてあげて」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」ポテ

海未「あ…助かった…?ほの…か…」フラフラ

イリヤ「大丈夫、話はできるかしら海未?」

海未「なんとか…」ヨロッ

イリヤ「ここがどこかわかるかしら?」

海未「ここ?…ああ、すみません全然わからないです」

イリヤ「ちょっと聞き方が悪かったわね。海未はこの世界がどこかわかるかしら?」

海未「この世界…確か、私たちは…異世界に飛ばされて…つまり…ここは、私たちの世界じゃない?」

イリヤ「正解よ、そんな状態でもきちんと状況を分析できるなんて、頭がいいのね海未は」

海未「あ、ありがとうございます」

イリヤ「さて、まずはここが今日からあなたが住むことになる部屋よ。荷物を持ってきてちょうだい、バーサーカー」

バーサーカー「━━━━」コク

海未「ひっ!?」ビクッ

バーサーカー「━━━━」

ドスドスドスドス…

イリヤ「ありがとう、そこに置いておいて。そして霊体化して待機していなさい」

バーサーカー「━━━━」シュウウン

海未「…消えた?」

イリヤ「ああ、そのへんの説明はあとでするわね」

イリヤ「とりあえず紅茶でも飲みましょうか、セラ、リズ」

セラ「はっ、イリヤ様。準備はできております」

リズ「やっほー、イリヤ。紅茶はできてるよー」

イリヤ「紹介するわ、このふたりは使用人のセラとリーゼリット」

セラ「どうも、セラと申します」

リズ「リーゼリットだよ、リズって呼んでねー」

イリヤ「そうそう、小さい方がセラで大きい方がリズだから」

セラ「イリヤ様、失礼ですがどこを見て小さい方とおっしゃいましたか?」ピクピク

イリヤ「なんでもないわ」

リズ「セラ、それはきっとおっぱいだと思うよ」

セラ「うるさいです!わかってます!あとあなたが言わないでください!」

海未「あの…」

セラ「こほん…すみません、見苦しいところをお見せしてしまいました。私のことはセラと呼んでください」

海未「はい…私の名は園田海未です。よろしくお願いします」

セラ「はい、海未様こちらこそよろしくお願いします」

リズ「よろしくねー、海未」

セラ「それでは紅茶のご用意を…私たちは外で待機しておりますので御用の際はお呼び下さい」スッ

リズ「じゃあねー、イリヤ、海未」

バタン

イリヤ「さて、じゃあまずは紅茶でも飲んで落ち着きましょう」

海未「はい」




イリヤ「落ち着いたかしら、海未」

海未「はい。取り乱してしまいすみません」

イリヤ「いいわよ、普通の女子高生がバーサーカーを見たらああなるのもおかしくないし、
それくらいのことに気づかないで召喚した私にも落ち度があるわ」

イリヤ「ごめんなさい、海未」

海未「いえ、そんな…謝らないでください」

イリヤ「じゃあ海未、今からもう一度バーサーカーと会ってくれる?」

海未「す、すみませんそれはちょっと…」

イリヤ「冗談よ冗談♪」

海未「あ、ひどいですイリヤは」

イリヤ「うん、やっと名前で呼んでくれたね」

海未「あ…そうですね。そういえば最初の時以来名前を呼んでませんでした」

イリヤ「そうよ、こっちはさっきから名前で何度も呼んでたんだから」

海未「ふふ、それはすみませんでした、イリヤ」

イリヤ「うん、許してあげる♪」

イリヤ「じゃあお話しましょ」

海未「話ですか?」

イリヤ「ええ、あなたの世界はどんなところなの?」

海未「私たちの世界ですか…そうですね。特に変わったことなど何もない、平和な世界だと思いますよ」

イリヤ「そうなんだ、じゃあスクールアイドルってなにをしているの?」

海未「はい、スクールアイドルというのは高校の生徒で結成されたローカルアイドルの事ですね」

イリヤ「ふーん、普通のテレビに出てるアイドルとは違うの?」

海未「はい、普通のアイドルは芸能事務所などに入って活動を行うものですが、私たちはただの高校生。
つまり芸能人ではなく、ご当地アイドルのようなものなんです」

イリヤ「へえ、部活ってやつみたいなものなのね」

海未「はい、ですが私たちはプロにも負けないように日々練習に励んでいるんですよ」

イリヤ「ねえ、海未。それって私にもなれるのかな?」

海未「イリヤがですか?」

イリヤ「ええ、無理かしら?」

海未「いえ、そんなことないですよ。イリヤはとてもかわいいですから、きっと大人気になりますね」ニコ

イリヤ「ふふ、海未ったらおだてるのが上手なんだから」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

イリヤ陣営待ちわびたぞ、ただイリヤもセイバー同様
名前はシロウとかカタカナ呼びじゃなかったっけ?

>>513
なんということだ…
ちょっと今からフェイト起動してキャラの言動等を再確認して
書き溜めを直してきます!
指摘ありがとうございます

すいません、ちょっと手直しに時間かかるので更新は明日にします

投下します

海未「おだててるわけではないですよ。私は本当にそう思っています」

イリヤ「ふふ、そこまで言われちゃったら仕方ないから私もやってみようかな?」

海未「ならさっそく始めましょう!」

イリヤ「え、今からやるの?」

海未「はい、善は急げと言いますし」

イリヤ「えー、アイドルをやってみるのはいいけど今日はウミとお話ししたりいっしょになにかしたりしたいな」

海未「そ、そうですか…」

イリヤ「だって私、もっとウミのこと知りたいもん」

海未「イリヤ…そうですね、考えてみれば私たちはまだお互いのことを全然知りません」

イリヤ「そうよ、でも私、既にあなたのことけっこう気に入ってるの」

海未「え、そうなんですか?」

イリヤ「ええ、ウミとならうまくやっていkrそうだって思ったもの。それに…」

海未「それに?」

イリヤ「ウミがあのメンバーの中で一番強いでしょ?」

海未「強い…それは精神力やダンスの上手さという意味ですか?」

イリヤ「いいえ、あくまで戦闘においての技術での話よ」

海未「はぁ…確かに私は剣道や弓道をやっていますからそういう意味では強い部類に入るとは想いますが」

イリヤ「ええ、もしもウミがサーバントなら間違いなくセイバーかアーチャーのクラスでしょうね」

海未「いや、さすがにそこまではいかないと思うのですが…」

イリヤ「まあそこに関しては追々わかるからいいわ」

イリヤ「それじゃあアイドルをやってみるのはウミともっと仲良くなってからってことでいいとして、何をしようかな?」

海未「そうですね…」

イリヤ「そうだ、ウミってまだバーサーカーのこと怖がってるよね」

海未「え…はい。何も害などないとわかってはいるのですが、まだ少し…」

イリヤ「よーし、それじゃあまずはバーサーカーに慣れて仲良くなってもらわないとね!」

海未「はい!?」

イリヤ「だって私はバーサーカーとも遊びたいしウミとも仲良くしてほしいんだもん」

海未「そ、それはわかりますが…第一、バーサーカーと意思疎通なんてできるのですか?」

イリヤ「できるわよ」

イリヤ「来なさい、バーサーカー」

海未「え?」

シュイイン

バーサーカー「━━━━」

海未「ひっ!?」

イリヤ「ほら、いつまでも怖がってちゃダメよウミ。これから聖杯戦争の間はずっと3人でいっしょにいるんだから」

海未「それはそうですが…」

バーサーカー「━━━━」クイクイ

イリヤ「ほら、バーサーカーも手招きしてるわよ」

海未「いや、それ本当に理性を失ってるんですか?」

バーサーカー「━━━━」コクリ

イリヤ「それじゃあまずはウミとバーサーカーで握手しましょう」

海未「握手ですか…まあそれくらいならなんとか…」

バーサーカー「━━━━」スッ

海未「い、いきます!」ガシッ

バーサーカー「━━━━!!」グッ

イリヤ「おー、なんだ、やればできるじゃない」

海未「はい、確かにそうですね。ですがこれは握手というよりただ私がバーサーカーの手に掴まってるだけなのでは?」

イリヤ「仕方ないじゃない、理性のないバーサーカーと握手なんてしたらウミの手なんて豆腐みたいに潰れちゃうんだから」

バーサーカー「━━━━」ウンウン

海未「そ、そんなに危険なら最初からやらせないでください!」

バーサーカー「━━━━」グイッ

海未「ちょっと、バーサーカー!腕を上げて私を持ち上げないでください!」ジタバタ

バーサーカー「━━━━」ハハハハ

イリヤ「ふふ、バーサーカーも楽しそうでよかったわ」

海未「このバーサーカー、絶対に理性失ってないですよね?」

イリヤ「いいえ、そんなことないわ。狂化してるせいで喋ることはできないし、剣技や弓技も一切使えないもの」

イリヤ「ただ、今は狂化のランクを下げてるから本来のバーサーカーの性格である部分が出てきてるのよ」

海未「つまり、今ならある程度意思疎通ができるということですか?」

イリヤ「ええ、すぐに気づくなんてさすがウミね。だから今バーサーカーを呼んだのよ。今の状態なら慣れやすいでしょ?」

海未「はい、言われてみれば確かに初めて会った時よりも威圧感というかプレッシャーのようなものが減っていますね」

バーサーカー「━━━━」b

海未「そうですか。この状態ならあまり怯えずに接することができそうです」

海未「ではバーサーカー、私を肩の上に乗せてもらえますか?」

バーサーカー「━━━━」ヒョイ

海未「これは、すごく高いですね。3メートルはあるんじゃないでしょうか」

海未「そういえばバーサーカーはギリシャ神話の大英雄ヘラクレスでしたね」

イリヤ「そうよ、私のバーサーカーは最強なんだから!」

バーサーカー「━━━━!!」

海未「ふふ、頼もしい限りですね」

イリヤ「うふふ、ウミったらもうかなりバーサーカーに慣れてきたみたいね。予想だと慣れるまで3日はかかると思ってたんだけどなぁ」

海未「そうですね、私も最初は絶対に無理だと思ってました。ですが実際に触れ合ってみると、
バーサーカーは恐ろしい存在ではないと思えるようになったみたいです」

イリヤ「それじゃあ今日から数日間はお昼はバーサーカーに慣れてもらって、夜は私とお話ししましょ」

海未「はい、わかりました」

イリヤ「うんうん、いい意味で予定が狂っちゃったわね、狂化だけに!」

海未「…イリヤ、それは」

イリヤ「…なによ?」

バーサーカー「━━━━」フルフル

イリヤ「バーサーカーまで…もう知らない!」プイ

2日目



海未「えっと、来てください、バ、バーサーカー…」

シュ…シュイイン

バーサーカー「━━━━」

海未「わっ、出てきました!イリヤ、私が呼んだらバーサーカーが出てきましたよ!」

イリヤ「さすがね、ウミ」

海未「よーし、ではあそこの木まで競走です。よーい、ドン!」ダッ

バーサーカー「━━━━!!」ドドドド

海未「くっ…見た目からは想像もできないほど速いです…時速60キロは軽く出ているではないですか…」

イリヤ「いやいや、バーサーカーに勝てるわけないでしょ」





海未「それでですね、その時穂乃果が神社に向かって『雨やめー!』と叫んだんですよ。
そしたらなんと、本当に雨が止んだんです!」

イリヤ「なにそれ…そんなんでやむわけないでしょ。ホノカって何者なのよ」

海未「さて、今日はこのくらいにして、寝ましょうか」

イリヤ「ええ、同じベッドでいいわよね?」

海未「はい、おやすみなさい、イリヤ」

イリヤ「おやすみ、ウミ」

3日目



海未「出てきてください、バーサーカー」

シュイイン

バーサーカー「━━━━!!」

海未「おお、今日はすぐに呼び出せました!」

イリヤ「やったわね、それは確実にウミがバーサーカーに慣れてきて、バーサーカーもウミをしっかりと認識している証拠よ」

海未「そうですか、では…」スッ

海未「バーサーカー、この矢を取ってきてください!」パシュン

バーサーカー「━━━━━━━━!!」ドドドド

バーサーカー「━━━━!!」キャッチ

海未「さすがですね、矢よりも速く動いてそのまま掴み取るとは…」

イリヤ「あははは、バーサーカーおもしろーい!」





海未「それでですね、風邪をひいて穂乃果が倒れてしまいまして…」

イリヤ「なんで風邪を引きかけてるのに前日に雨の中をランニングなんてしてるのよ…」

海未「そうですね、冷静に考えればそれはありえない行為なんですが、それも穂乃果の魅力のひとつなんです」

イリヤ「そ、そうなの?なんだか不思議ね、その子って」

海未「そうですね、彼女には人を惹きつける何かがあるんです」

海未「それでは今日はもう寝ましょう」

イリヤ「うん。ねえウミ、もっとそっちいっていい?」

海未「はい、どうぞ」

イリヤ「えへへ、おやすみウミ」ギュ

海未「はい、おやすみなさい」ギュ

4日目

海未「来てください、バーサーカー」

シュイイン

バーサーカー「━━━━━━━━!!」

イリヤ「これでバーサーカーを呼び出すのは完璧ね」

海未「ふふ、数日前に怯えて見ることすら叶わなかったことが嘘のようです」



海未「では、今日は鬼ごっこをしましょう」

イリヤ「よーし、負けないわよ」

海未「ではイリヤが鬼ということで」

イリヤ「え?」

海未「バーサーカー、逃げますよ!」ダッ

バーサーカー「━━━━」コクリ タッタッタッ

イリヤ「ずるいわよ、待ちなさいウミ!」タタタ

海未「ほーら、こっちですよ、捕まえてみてください」

イリヤ「むー、勝手にイリヤを鬼にして逃げるなんて…」

イリヤ「ずるーい!ずるーい!ウミずるい!」ジタバタ

イリヤ「絶対捕まえてあげるんだから!」タタタ

バーサーカー「━━━━」フム

イリヤ「待ちなさーい!」





イリヤ「もう、ほんとウミったらずるいんだから!」

海未「ふふふ、すみません。許してください」

イリヤ「じゃあ、今日もいっしょに寝てくれたら許してあげる」

海未「はい、そのくらいならお安い御用ですよ」

イリヤ「うにゅ…なんだか今日は疲れちゃった…」

海未「今日はたくさん走り回りましたからね」

イリヤ「うん…あのね…ウミ…」

海未「はい、なんですか?」ポンポン

イリヤ「私、いま…寂しくないよ」

海未「そうですか…それはよかったです」ナデナデ

イリヤ「おやすみなさい…ウミ」

海未「はい、おやすみなさいイリヤ」

イリヤ「…すう…すう…」

海未「考えてみればこんなに広いお城にメイドが数人と小さな主がひとりで寂しくないわけがないですね。
せめて聖杯戦争の間だけでも私がイリヤを守ってあげなくては…」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

本当は海未が慣れるまで1週間くらいかかる予定でしたが話の都合により変更しました。

あと外出先でタブレットで書いたssをメール以外でPCに送る方法だれか知りませんか?

乙です ファイル形式によるけどオンラインストレージに保存するとか…

evernoteとかに貼ってPCと同期させるのも手

投下します

>>528
>>530
ありがとうございます
さっそくevernote使いましたが、とても便利ですね
これから使わせてもらいます

5日目

イリヤ「バーサーカーには完全に慣れたわね」

海未「はい、もう大丈夫です。いつでも呼び出せます」

イリヤ「それじゃあ今日からは違うことを始めるわ」

海未「新しいこと…ですか?」

イリヤ「ええそうよ。なんだと思う?」

海未「そうですね…バーサーカーには慣れたので、次はイリヤとさらに仲良くなるために遊ぶ…でしょうか?」

イリヤ「ち、違うわよ。まあ海未がどうしてもって言うならそれは夜にやってあげるわ///」

海未「ふふ、そうですか。それでは楽しみにしておきますね」ニコ

イリヤ「………///」

イリヤ「コ、コホン!話が逸れたわね。新しいことっていうのは他でもない…そう、修行よ!」

海未「修行?」

イリヤ「そう、なんだか聖杯戦争はうやむやになっちゃったけどいつ再開されるかわからないわ!だからその時に備えて修行をするのよ」

海未「確かに一理ありますね。戦争と名がついている以上、これからどこかで誰かと戦わなくてはならない可能性はありますね」

イリヤ「ええ、ウミは物分りがよくて助かるわ。じゃあまずはウミの魔術特性と魔術回路を見てみないとね」

海未「魔術特性?魔術回路?」

イリヤ「そうよ。簡単に言えばウミはどんな魔術が得意でどれだけ魔力があるのかを調べるの」

海未「私に魔術の才能があるとは思えないのですが…」

イリヤ「ええ、調べると言ってもウミは魔術師の家系じゃないからまったく期待はしてないわ。一応見ておくってだけよ」

海未「む…あるはずないとわかっていてもそう言われるとなんだか複雑ですね」

イリヤ「ふふ、いじわるな言い方をしてごめんなさい。じゃあ、ちゃちゃっと調べるわよ」

イリヤ「ふむふむ。これは…」

海未「どうですか?」

コンマ判定直下

海未の魔術回路は

0~6.魔術回路そのものがないわね
7.まあ少しならあるかしら
8.普通の魔術師くらいあるわね
9.けっこうあるわね
ゾロ目なら凛、桜レベル

イリヤ「まあ少しならあるわね、12本ってところかしら」

海未「平均的な魔術師はどれくらいなのですか?」

イリヤ「そうね、平均はだいたい20本くらいね。まあ魔術師ですらないのにこれだけ持ってれば十分よ。
というか普通は一般人に魔術回路なんてなくて当然なんだから」

海未「そうですか。ではここは喜んでおきましょう」

イリヤ「じゃあ一応魔術回路はあったから属性も見ておくわね」

イリヤ「へー、これがウミの属性なのね」

海未「どうですか?」

コンマ判定直下

1~3.水
4~6.火
7.地
8.風
9.空
0.二重属性
ゾロ目なら架空元素

イリヤ「水属性ね、四大元素のひとつで、まあ普通の属性ね」

海未「水ですか。なんと言いますか…その、名前どおりですね」

イリヤ「ええ、あなたの両親は図らずしも属性と同じ名前をつけたみたいね」

海未「偶然でしょうか」

イリヤ「まあ偶然だとは思うけど、ウミの両親がウミに水のような何かを感じ取った可能性もあるわね」

海未「そうですか、だとしたら少しうれしいですね」

イリヤ「そうね、それだけウミのことを見てくれてるってことだもの」

イリヤ「それじゃあ、魔術回路と属性がわかったところで、最後に起源を見るわよ」

海未「起源…ですか?」

イリヤ「ええ、起源っていうのはね、その存在がはじまった場所。魂の原点のことよ」

海未「その起源がわかるといったいどうなるのですか?」

イリヤ「魔術はその起源に従って力を引き出すことができるの。だから魔術師はみんな自分の起源を知ってるのよ」

海未「そうですか…。私の魂の原点、非常に気になりますね」

イリヤ「そうね、これがわかれば方針も定まるし、速く調べちゃいましょ」

イリヤ「へえ、これがウミの起源なのね」

海未「どうですか?」

コンマ判定直下

1~3.穂乃果
4~6.ほむまん
7~9.弓
0.アイドル
ゾロ目なら顔芸

イリヤ「ウミの起源は弓ね」

海未「弓ですか…なんていうか…すごく戦闘向きな起源なのですね」

イリヤ「ええ、実は私もちょっと驚いてる」

イリヤ「でもこれでウミの修行方針が決まったわ」

海未「はい、つまり弓の修行ですね」

イリヤ「ええ、魔術に関してはもう全部私がやっちゃうから、魔術回路を一回作って発動できるだけにしておくだけでいいわ」

海未「わかりました」

イリヤ「ところで質問なんだけど」

海未「なんでしょう?」

イリヤ「ウミってさ、スクールアイドルやってる時に弓を引くようなポーズを取ったりしたことない?」

海未「………」

イリヤ「…ウミ?」

海未「も、もちろんないですよ。何を言ってるんですかイリヤは…さ、行きますよ!」ダッ

イリヤ「ちょっと、どこ行くのよウミ!」

イリヤ「おかしいわね、弓が起源なら確実になんらかの弓に関するポーズを自然と考えちゃうはずなんだけど…」




アインツベルンの森

イリヤ「はい、これで魔術回路はできたわ」

海未「なんだか随分とあっけなかったですね。なんというか…こう、儀式でも行うものだと思っていたのですが」

イリヤ「まあ一般人が思い浮かべる魔術って言ったらそんな感じでしょうけど、だいたいの魔術はひっそりと行うものなの」

イリヤ「魔術は公には存在しないものとして認識されてるからバレないようにやるのよ」

海未「なるほど」

イリヤ「だから、ウミが弓を撃つときはあまり大げさにやらないようにね」

海未「わかりました」

イリヤ「ようやくこれで始められるわね。はい、この弓を使って。ウミの魔力を通すと強化される魔術礼装よ」

海未「ありがとうございます」

イリヤ「じゃあ、まず目を瞑って」

海未「はい…」

イリヤ「そうしたら、絶対に弓を外さないようにイメージを…ってここはウミの方が詳しいわね」

イリヤ「それじゃあ、いつものように弓を引いて、あの木を狙ってみて」

海未「はい…」シュパン

トン

イリヤ「見事に木に刺さったわ。さすがね、ウミ」

イリヤ「じゃあ次は魔力を通してから引いてみて」

海未「はい…」シュイン

海未「行きます!」シュパン

ドスッ!

海未「なんですかこの威力は…大木に深々と刺さってますよ!」

イリヤ「まあ初めてだし、最初はこんなものでしょうね」

海未「え…これではまだ威力不足でしょうか…」

イリヤ「全然足りないわ、少なくともあの木を軽く貫通してそのまま突き抜けていくくらいじゃないと」

海未「そ、そんな威力出せるはずないでしょう…」

数時間後

海未「はあ…はあ…」

イリヤ「うーん、弓を起源としている割には威力や魔力量が足りないわね」

海未「これでも、全力でやっているのですが…」

イリヤ「もしかしたらイメージがうまくできてないのかも…」

海未「イメージ?」

イリヤ「ええ、魔術っていうのはイメージが大事なの。イメージがうまくできないと魔術の発動すら困難なくらいに」

イリヤ「もっとウミの理想とする弓の撃ち方をイメージしてみて」

海未「私の…理想…」

イリヤ「じゃあ、疲れただろうし今日はここまでにして、今日はゆっくりしましょう」

イリヤ「さ、今日はいっしょにお風呂に入るんだから!」

海未「はい、わかりました。ですがイリヤ、ちょっと先に行っていてくれませんか?すぐに行きますので」

イリヤ「ウミ?…わかったわ、じゃあ先に行ってるわね。おいで、バーサーカー」

シュイイン

バーサーカー「━━━━」ヒョイ

ドドドド

海未「行きましたね…では一回試してみましょうか…」

海未「すぅ…行きます!」





海未「みんなのハートを撃ちぬくぞー!バーン♥」




ボッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

海未「え?」

海未「いや、なんですかこの威力は…」

海未「あの木を射抜くどころか周りの木まで全部吹き飛んでるじゃないですか…ありえないでしょう…」

イリヤ「ウミったらやっぱりポーズあったんじゃない」

海未「イ、イリヤ!?どうして、行ったはずじゃ…」

イリヤ「気配を消して近づくくらい簡単よ。それよりすごい威力ね、もう宝具って言ってもいいくらいよ」

海未「な、なにを言ってるのですか…ああ、見られた…見られた…恥ずかしい…」

イリヤ「なんで恥ずかしがる必要があるの?さっきの海未、とってもかわいかったわよ」

海未「で、ですが…」

イリヤ「うーん…威力は優秀だけど本人が恥ずかしがってたら意味がないわね」

イリヤ「そうね、じゃあこれからは恥かしくなくなるまでひたすらさっきの…コホン」



イリヤ「みんなのハートを撃ちぬくぞー!バーン♥」



イリヤ「を練習するわよ」

海未「真似するのはやめてくださーーーーーーーーーーーーーーい!!」

イリヤ「うふふ、これけっこう楽しいわね。さあ、今度こそ帰りましょう」

海未「うう…こんなはずでは…」トボトボ

※海未はラブアローシュート!(物理)を習得した

今日はここまでにします、お疲れ様でした

すいません、今日は更新できないです。
明日はできると思います

ちょっと数日忙しくて更新できないです
たぶん火曜ぐらいまで更新できないと思います、すいません
更新できそうなら事前にアナウンスします

お待たせしました
今日の21時頃から更新します

投下します

イリヤ「よーし、いくわよバーサーカー」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」フリフリ

海未「1,2,3,4,5,6,7,8,9」パンパン

海未「はい、ここまでにして休憩にしましょう」

イリヤ「ふふ、なんだかんだでウミ、バーサーカーを完全に慣れたわね」

海未「そうですね、最初は本気で殺されるかと思いましたが」

バーサーカー「━━━━━━━━」フルフル

イリヤ「ところで、もうじきウミを召喚して1ヶ月になるわね」

海未「もうそんなに経ちましたか」

バーサーカー「━━━━」ウンウン

イリヤ「ええ、ウミのラブアローシュートも無事完成したし、私もかなりダンスがうまくなってきたし、そろそろ冬木に向かうわ」

海未「冬木ですか…ついにこの時が来ましたね」

イリヤ「ええ、私とウミとバーサーカーの力を見せてあげましょう」

バーサーカー「━━━━!!」グッ

冬木市 アインツベルンの森

イリヤ「さあ、着いたわ」

海未「え?なにもしてないですよね?」

イリヤ「たった今、城ごと冬木まで転送させたのよ」

海未「転送…まるで魔法みたいですね」

イリヤ「魔法じゃなくて魔術よ。さあ、行きましょ」

海未「あの、イリヤ。ひとついいですか?」

イリヤ「なに?」

海未「聖杯戦争というのはもう既に始まっているのでしょうか?」

イリヤ「いいえ、まだ始まってないわ。それどころか今は明確なスタートラインすらないくらいよ」

海未「そうですか。ではひとつだけわがままを言ってもいいですか?」

イリヤ「わがまま?まあ。内容によっては聞いてあげてもいいけど…」

海未「はい、実は行ってみたいところがあるのです」

イリヤ「行ってみたいところ?」

海未「そう、富士山です!」




中略

イリヤ「疲れたわ…。まさかウミのキャラがあそこまで変わるなんて…」

バーサーカー「━━━━」ウンウン

イリヤ「…さて、今度こそ冬木に行かないと。今からお兄ちゃんに会いに行くんだから」

海未「お兄ちゃん…。確か、衛宮士郎という殿方でしたね」

イリヤ「ええ、…いっぱい可愛がって遊んであげちゃうんだから」

海未(『遊んであげる』…明らかに私と『遊ぶ』と言っているときとはニュアンスが違いますね)

イリヤ「ふふ、まずはなにをしてあげようかしら。お人形に…してもいいし」フフ

海未(それになにやらいつもと様子が違いおかしいです。嫌な予感がします。どうしましょうか…)

>>563

1.イリヤにお兄ちゃんとどう遊ぶのか問い詰めましょう
2.もう少し様子を見ますか
3.まあ、別に問題ないでしょう

1

海未「イリヤ、ひとつ聞きたいのですが、いいですか?」

イリヤ「うん?いいわよ、どうしたの?」

海未「はい、そのお兄ちゃんとはなにをして遊ぶんですか?」

イリヤ「んーとね、どうしよっかな。まあウミになら教えてもいいか」

イリヤ「お兄ちゃんはね、私を裏切ったの。正確にはお兄ちゃんじゃなくてキリツグなんだけど」

海未「裏切った?」

イリヤ「そうよ、おじい様からそう教わったの。10年前からキリツグが私に会ってくれなくなったのはキリツグが裏切ったからだって」

イリヤ「それで、キリツグは私を置いてシロウといっしょにいたんだって。だから私は彼を許さない」

海未「………」

海未(なにやらかなり深刻そうな話のようですね。さて、どうしましょうか)

海未「その、許さない相手と遊ぶというのはどういう意味ですか?」

イリヤ「簡単な話よ。お兄ちゃんを捕まえて、私だけのものにするの」

海未「私だけのもの?」

イリヤ「ええ、身体なんてどうとでもなるから、魂だけ人形に入れて部屋に飾ってもいいし、手足を切って動けなくしてもいいし」

海未(まずいですね、これは私がイリヤを止めないと大変なことになります…)

海未「ところで、そのキリツグはいったいなぜ裏切ったのかわかりますか?」

イリヤ「ええ、キリツグは私を捨ててアイドルに走ったの!」

海未「そうですか、それならしかた…え、アイドルですか?」

イリヤ「そうよ、キリツグは生粋のアイドルオタクだったの。そして10年前、なぜか聖杯を破壊して私から去っていった」

海未「アイドルオタク…。ではイリヤがアイドルに興味があると言っていたのは」

イリヤ「ええ、私もアイドルになってみれば、キリツグの気持ちがわかるかもって思ったからよ」

海未「そうですか。では私とダンスをしてみてどうでしたか?」

イリヤ「気持ちよかったわ。それにウミとバーサーカーのダンスを見てるとき、心踊ったわ」

海未「では、キリツグのことは…」

イリヤ「ダメよ。まだ許せないわ。だから、私がこの目で確かめに行くんだから」

海未「確かめに?」

イリヤ「そうよ、これからお兄ちゃんに会いに行って、もしアイドルオタクじゃなかったら許してあげるの」

海未「もし、お兄ちゃんもアイドルオタクだったとしたら?」

イリヤ「そしたら、そのときはどうしようかしら?」

海未「とにかくまずはお兄ちゃんがアイドルオタクでないことを祈りましょう」

イリヤ「そうね。…ウミ、ありがとう」

海未「なにがですか?」

イリヤ「もしもウミが聞いてくれなかったらたぶん私、お兄ちゃんに話を聞こうともせずに攻撃してたと思うから」

海未「イリヤ、大丈夫です。あなたのお兄ちゃんはきっと真人間に決まっています!イリヤの兄なんですから」

イリヤ「そうね、じゃあお兄ちゃんに会いに行きましょう!」

海未「はい!」

冬木市 衛宮邸付近 夜

イリヤ「確か、お兄ちゃんの家はここだったわね」

海未「さて、鬼が出るか蛇が出るか…」

バーサーカー「━━━━!!」

イリヤ「着いたわ。さあ、行くわよ!」

士郎は何をしている?

コンマ判定直下

1~3.μ’sのライブのDVDを見て踊っている
4~6.アーチャーとアイドルについて語っている
7~9.魔術の修行中
0、ゾロ目ならコスプレ中

イリヤ「じゃあ遠見の魔術を使うわね」

海未「はい」

海未「なにが見えますか?」

イリヤ「えっと…」



士郎「だってパーティーおーわらない~♪」

士郎「だってパーティーおーわらない♪」

士郎「まっだまっだみんなで!おもいき・り・歌うよー!」

士郎「いやー、やっぱμ’sのライブは最高だな」フウ



イリヤ「」

イリヤ「…ない」

海未「どうしました?」

イリヤ「絶対に許さないんだからー!」

海未「ちょっと私にも見せてください」ジーッ

海未「…これは、救いようがありませんね…」

海未「仕方がありません。イリヤがお仕置きをやり過ぎないように少し離れて見ていましょう」

イリヤ「やっちゃえバーサーカー!」

バーサーカー「■■■――!」

ドガーン

士郎「うわ、なんだ!?」

遠坂凛「士郎、敵襲よ!」

穂乃果「ちょ、ちょっとどうしたの!?」

凛「なんだかすっごい音がしたよ!」

イリヤ「こんにちは、お兄ちゃん。私の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。アインツベルンって言えばわかるかしら」

遠坂凛「アインツベルン!?でも今は聖杯戦争はないはずよ。どうしてここに?」

イリヤ「決まってるじゃない。そこのどうしようもないアイドルオタクのお兄ちゃんにお灸を据えるためよ」

士郎「え、俺に?君が?」

遠坂凛「確かに、お灸を据えるのは正解かもね。ちょうど最近は行動が行き過ぎだと思ってたところだし」

アーチャー「同感だな」

遠坂凛「でも、そこのバーサーカーに暴れられたらちょっと困るわね」

凛「なら士郎君をあの子に差し出せばいいんじゃないかにゃ?」

遠坂凛「士郎をあの子に?それはさすがに危険だわ。っていうかあんたさらりとひどいこと言うのね」

海未「いえ、それなら問題ありません」

遠坂凛「あなたは…」

海未「はい、私は園田海未。イリヤに召喚されたスクールアイドルですよ」

穂乃果「あ、海未ちゃん!」ダッ

凛「海未ちゃんだ!」ダッ

海未「私が責任を持ってm穂乃果「うーみちゃーん!」ダキッ

海未「あ、こら穂乃果!いま私が話しをしているのですかr凛「海未ちゃ0ん!」ダキッ

海未「こら、凛まで!まったく、しょうがないんですから!」

士郎(ほのうみ、うみりん…ごちそうさまです)●REC

アーチャー(すばらしい、千里眼のスキルが捗るな)ジー

遠坂凛「あんたたち、自分のせいで今の事態が起きてることを理解してる?」

海未「とにかく!私がいる限りそこの殿方には傷一つつけさせませんので、どうかご安心を!」ブンブン

穂乃果「あー、もう海未ちゃんたら素直じゃないんだからー」

凛「でもそんなところもかわいいにゃー」

士郎「いやいや、海未ちゃんと話ができるのは光栄だけど、さすがにバーサーカーのマスターといっしょにされるのはちょっと…」

遠坂凛「いいんじゃない?別に、なんだか向こうもワケアリみたいだし。あの子もしっかりしてそうだし」

士郎「なんでさ!?」

イリヤ「それで、お兄ちゃんをこっちに渡すの?渡さないの?」

イリヤ「渡さないなら、こっちも強引に奪っていくわよ」

穂乃果「どうするの?」

凛「士郎君…」

士郎(くっ、どうする…ついて行って海未ちゃんと仲良くなるのもいいがここでほのりんを堪能するのも捨てがたい…いったいどうすれば…)

士郎(よし、ここは>>)

1.わかった、ただし条件がある
2.もういっそのこと3人ともうちに住まないか?

2

海未「とにかく!私がいる限りそこの殿方には傷一つつけさせませんので、どうかご安心を!」ブンブン

穂乃果「あー、もう海未ちゃんたら素直じゃないんだからー」

凛「でもそんなところもかわいいにゃー」

士郎「いやいや、海未ちゃんと話ができるのは光栄だけど、さすがにバーサーカーのマスターといっしょにされるのはちょっと…」

遠坂凛「いいんじゃない?別に、なんだか向こうもワケアリみたいだし。あの子もしっかりしてそうだし」

士郎「なんでさ!?」

イリヤ「それで、お兄ちゃんをこっちに渡すの?渡さないの?」

イリヤ「渡さないなら、こっちも強引に奪っていくわよ」

穂乃果「どうするの?」

凛「士郎君…」

士郎(くっ、どうする…ついて行って海未ちゃんと仲良くなるのもいいがここでほのりんを堪能するのも捨てがたい…いったいどうすれば…)

士郎(よし、ここは>>575)

1.わかった、ただし条件がある
2.ダメだ、ついていくことはできない
3.もういっそのこと3人ともうちに住まないか?

ありゃ、ミスった。
安価は>>575をとりますね

>>573を途中送信してしまったので>>576に直して送信したのですが、すでに>>575までレスがいってたというミスです。
なんかすいません。

士郎「なあ、もういっそのこと3人ともうちに住まないか?」

遠坂凛「ちょ、士郎!あんたなに言ってるのよ!」

士郎「いやだってさ、俺だけ行っても大丈夫か不安じゃないか?」

凛「いや、あんまり…」

士郎「凛ちゃん…」

穂乃果「そこは嘘でも心配だって言ってあげないと凛ちゃん」

凛「あ、そうだった!ごめんね士郎君、凛も心配してるよ!」

士郎「あ、ああ…ありがとう…」

遠坂凛「うわぁ…これはひどいわね」

アーチャー「私なら心が折れているところだ」

イリヤ「ねえ、こっちも返事をしていいかしら?」

遠坂凛「え?ああ、どうぞ」

イリヤ「結論から言うわね。却下よ」

士郎「なんでさ」

イリヤ「だって、私まだあなたのことよく知らないもの」

士郎「そりゃあそうだな。って君も同じこと言ってただろ!」

イリヤ「イリヤよ」

士郎「え?」

イリヤ「私のことはイリヤって呼んで」

士郎「ああ、わかった。イリヤ、これでいいか?」

イリヤ「うん!それでさっきの返事だけどね、お兄ちゃんたちが私たちに勝てたら聞いてあげる」

士郎「イリヤに勝ったら?」

イリヤ「ええ、いい条件だと思わない?」

士郎「わかった、その条件を飲もう」

士郎「それで、なにをして勝負をするんだ?」

イリヤ「ここにいるのはマスターとサーヴァント、そしてスクールアイドル。やることは決まっているわ」

イリヤ「まずはバーサーカーとセイバーが戦って1回先に倒した方の勝ち。
次にアーチャーとウミが戦って先に倒したほうの勝ち。
最後に私とお兄ちゃんがダンスをして勝敗を決めるわ」

士郎「わかった。…ん?なんかいまおかしな組み合わせがなかったか?」

イリヤ「それじゃあさっそく始めましょう」

遠坂凛「質問があるんだけど、バーサーカーとセイバーの1回倒したらってどういう意味?」

イリヤ「そういえば説明してなかったわね、バーサーカーの真名はギリシャ神話の大英雄ヘラクレスよ」

遠坂凛「ヘラクレス…。こいつが…」

イリヤ「そうよ、そのヘラクレスの宝具である十二の試練を1回使わせれば勝ちってこと」

遠坂凛「なるほどね。わかったわ」

イリヤ「じゃあ、さっそく始めましょう」

士郎「セイバー、ちょっといいか?」

セイバー「シロウ、なんでしょう」

士郎「実は…」ゴニョゴニョ

セイバー「わかりました。確実に勝つためです、相手はヘラクレス。そのくらいしなくては」

イリヤ「それじゃあ始めるわよ。来なさい、バーサーカー」

バーサーカー「━━━━!!」

士郎「頼んだぞ、セイバー」

セイバー「はい、貴方に勝利を」



遠坂凛「いい?始めるわよ。…始め!」


イリヤ「行きなさい、バーサーカー!」

バーサーカー「■■■――!!」

士郎「やれ、セイバー!」

セイバー「約束された勝利の剣(エクスカリバー)!」

バーサーカー「━━━━━━━━!!」シュオオン

イリヤ「え、うそ…」

セイバー「やりました、確実に仕留めましたよ!」

凛「うわぁ、いくらなんでもそれはないよ…」

イリヤ「………そうね。今のでバーサーカーの命を2つ持っていったわね」

セイバー「2つ?そんな、6つはいったはずです!」

イリヤ「いいえ、速度は早くても威力は全然なかったもの。普段の威力なら6,7つはもっていけたでしょうけど」

セイバー「くっ、ハナヨのお米さえあれば…」

イリヤ「まあいいわ。次はアーチャーとウミね」

士郎「なあ、海未ちゃんってただのスクールアイドルの女の子だろ?いくらなんでも英霊のアーチャーに勝てるとは…」

イリヤ「ふふ、大丈夫よ。さあウミ、準備して」

海未「はい、わかりました」

アーチャー「…本当にやるのか?」

海未「はい、もちろんです」スチャ

アーチャー(おそらく本気を出せば瞬殺できることは確かだろう。だが…)チラ

穂乃果「ねえ、アーチャーさん。もし海未ちゃんに怪我なんてさせたら、わかってるよね?」

凛「アーチャーさんは海未ちゃんにひどいことしないって信じてるよ」

アーチャー(まずいぞ。手を抜こうにも…)

海未「いいですか?女だからといって手加減するようなら軽蔑しますので」

アーチャー(どうすればいい?オレはどうやってこのピンチを潜り抜ければいい?)

アーチャー(穂乃果と凛ちゃんに嫌われるのはもうごめんだ…かといって海未ちゃんに軽蔑されるのは…ちょっといいがダメだ)

遠坂凛「ご愁傷様、アーチャー。まあこれも日頃の行いだと思って諦めなさい」

士郎(よかった…俺じゃなくてよかった…)

イリヤ「じゃあ始めるわね。…始め!」

今日はここまでにします、お疲れ様でした。

アーチャー、最大の危機…

投下します

海未「ふふ、1ヶ月鍛え上げた私の力を見せてあげます!」

穂乃果「海未ちゃん、ファイトだよ!」

凛「海未ちゃんがんばって!」

アーチャー(穂乃果たちは私ではなく海未ちゃんの味方か…)

海未「行きます!はっ!」キイン

アーチャー「なに…剣だと?」

海未「ふふ、弓だと思いましたか?残念、剣です!はっ!」

ブン

アーチャー(ふむ、流石は海未ちゃん、剣道をやっているだけあって綺麗な太刀筋だ)

アーチャー「てっきり弓で撃ってくるものだと思ったのだが、芸達者なスクールアイドルもいたものだ」

海未「お褒めに預かり光栄です…が、まだまだこれからです!」

海未「はっ!」

アーチャー「ふっ!」

キィン

海未「さすが英霊ですね。私の剣ではまったく歯が立ちません」

アーチャー「いや、君の剣さばきもなかなかものだ。これから修行を重ねれば、私よりも強くなれるかもしれんな」

海未「ふふ、そうですか。それが本当なら嬉しい限りです」

アーチャー「では次は全力でかかってきたまえ」

海未「やはりバレていましたか。では…」

海未「今度は本気です。ご覚悟を」シュパッ

アーチャー「はっ」

キン

アーチャー(うむ、確かに人間としてはすばらしい威力だ。だが、それだけだ)

海未「まだまだ!」ドンドンドン

アーチャー(さきほどよりも威力が上がった…だが、これではたとえ直撃したとしても私を倒すことはできまい)

海未「ではこれでどうですか!」

アーチャー(なんだ…今度は海未ちゃんの腕に魔力が集まっていくぞ。…まずい、これは避けねば死ぬぞ!)

海未「みんなのハートを撃ちぬくぞー!」

海未「バーン♥」

アーチャー(こ、これは海未ちゃんの伝家の宝刀『ラブアローシュート!』ではないか!生きているうちに拝むことができるとは!)

アーチャー(ではない!まずい、見とれていたらもうそこまでラブアローシュート!が迫っているぞ。早くなんとかせねば。いや、だがあえてくらってみるというのm)

ドガーン

海未「やりました!」

遠坂凛「え、うそ…アーチャー弱すぎでしょ…」

士郎「なんでさ…これで英霊とか本当か?」

セイバー「同じ英霊として恥ずかしいです…」

海未「まさか勝ってしまうとは…すごいです!私の力は英霊を倒すほどの力だったのですね!」

アーチャー「凛、衛宮士郎、セイバー、好き放題言ってくれるじゃないか。私はまだ負けてはおらん」

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)

アーチャー「まさか海未ちゃん相手にこの宝具を使うことになるとはな」

遠坂凛「いや、私は信じてたわよ。だって私のサーバントだもの」

士郎「遠坂…」

遠坂凛「なによ、なんか文句ある?」

セイバー「いえ、それよりもアーチャーです」

海未「そうですよね、いくらなんでも英霊相手には通じませんか…」

イリヤ「ウミ、諦めるのはまだ早いわよ」

海未「イリヤ?」

イリヤ「ウミのために用意した、私のとっておきを見せてあげる。来なさいバーサーカー


バーサーカー「━━━━!!」

イリヤ「バーサーカーの狂化をランクE-まで落とすわ」

「ふむ、これで一時的に私にも理性が戻ってきたようだな」

イリヤ「さあ、バーサーカー…いえ、ヘラクレス。ウミにあの技を教えてあげて!」

ヘラクレス「よかろう。受け取れ海未よ!」ブン

海未「これは?」パシッ

ヘラクレス「それは私の弓だ。この1ヶ月、私と過ごし、弓の腕を磨いたお主ならば使いこなすことができるはずだ」

海未「はい、感じます。なんとなく、直感的にですが…使い方がわかります!」

ヘラクレス「よし、お主の力をアーチャーに見せてやるがよい」

アーチャー(なんだ…何をする気だ?)

海未「いけます、これならばアーチャーを倒せます!」

アーチャー「ありえん…なんだこれは…スクールアイドルの宝具にしては強大すぎるだろう!」

海未「私とイリヤとバーサーカー…いえヘラクレスの力を合わせた一撃です!」

海未「愛・射殺す百頭(ナインライブスラブアローシュート)!」

ドドドドドドドドド

アーチャー「なんだと!?」

アーチャー(これは恐らくロー・アイアスでは防ぎきれない…どうする?)

>>598

1.なんとかロー・アイアスで防ぐ
2.無理だ、諦めるしか…
3.ならばこちらも! 是、射殺す百頭(セット―ナインライブスブレイドワークス)

3

アーチャー(負けるわけにはいかない!こちらも奥の手だ…)

アーチャー(これは元々オレの技ではない…だが、衛宮士郎にできてオレにできない道理などない!)

アーチャー(狙うは…八点の急所…!)

アーチャー(上腕、鎖骨、喉笛、脳天、鳩尾、肋骨、大腿)

アーチャー(そして、睾丸…はない!)

アーチャー「全工程東映完了―――是、射殺す百頭(セット―ナインライブスブレイドワークス)」

アーチャー「うおおおおおおおおおお!!!」

ミス>>599

アーチャー(負けるわけにはいかない!こちらも奥の手だ…)

アーチャー(これは元々オレの技ではない…だが、衛宮士郎にできてオレにできない道理などない!)

アーチャー(狙うは…八点の急所…!)

アーチャー(上腕、鎖骨、喉笛、脳天、鳩尾、肋骨、大腿)

アーチャー(そして、睾丸…はない!)

アーチャー「全工程投影完了―――是、射殺す百頭(セット―ナインライブスブレイドワークス)」

アーチャー「うおおおおおおおおおお!!!」

海未「勝ってください!」

アーチャー「負けられるかぁ!」

コンマ判定直下

偶数.海未の勝利
奇数.アーチャーの勝利
0、ゾロ目なら引き分け

アーチャー(音速を超える矢を…神速を以て凌駕する!)

アーチャー(一撃、二撃、三撃、四撃、五撃、六撃、七撃…あと一撃!)

アーチャー(ダメだ…海未ちゃんにそんな攻撃はできない…)ピタ

海未「攻撃が途中で終わった…?…今なら!」

ドン

アーチャー「ぐっ…」



海未「はあはあ、私は…まだやれます」

アーチャー「…やはりあと1撃…加えられなかったのが痛かったな…」バタ

遠坂凛「アーチャーが全力を出して負けた…そんな…」

士郎「海未ちゃん、なんて強さなんだ…」

イリヤ「危なかったけど、この勝負はウミの勝ちね」

ヘラクレス「うむ、互いに見事な射殺す百頭(ナインライブス)であった」

イリヤ「それにしても、まさか本当にアーチャー相手に勝つなんてウミはすごいわね」

海未「いえ、これもイリヤとヘラクレスのおかげです。私一人ではあっけなくやられていました」

士郎「なあ遠坂、アーチャーのやつ、なんか最後だけ動きが鈍くならなかったか?」

遠坂凛「そりゃあそうでしょう。むしろスクールアイドルの女の子相手にいつも通りに動いてたら驚きよ」

遠坂凛「なんてね。実は私も驚いてる。アイツ、いつも士郎と変なことばかりしてるかと思ったら、
あの状況で致命傷を与えて勝てたはずの海未への最後の一撃をやめるんだもの。少し見直したわ」

穂乃果「アーチャーさん、私が海未ちゃんにケガさせるなって言ったから負けちゃったんだ…」

凛「うぅ…ごめんなさい」

遠坂凛「それは違うわ。アーチャーはあなたたちがなにも言わなくてもきっとこうしたはずよ。だから自分を責めるのはやめなさい」

ほのりん「凛さん…」

イリヤ「じゃあバーサーカー、狂化を元に戻すわよ」

ヘラクレス「承知した」

バーサーカー「━━━━」

イリヤ「じゃあ最後は私とお兄ちゃんでダンスの勝負ね」

士郎「ああ、アーチャーが頑張ってくれた分、俺が取り返してやる」

士郎「そして、イリヤと海未ちゃんを俺の家に引き込んでみせる!」

遠坂凛「そこだけ聞くとただの犯罪者ね」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

色々ツッコミどころ満載だと思いますが何卒ご容赦を…


66…ゾロ目…引き分け…いやしかし海未ちゃんの勝ちって…どういうことなんだ…

>>608
すみません、これは完全に>>1のうっかりですorz
これではコンマ判定の意味がないですね、気をつけます。
すぐに引き分けで書き直します。

海未「はあ…はあ…もう、動けません…」

アーチャー「ふう…やれやれ、どうやら私も魔力切れのようだ」

海未「そうですか…」

アーチャー「ああ、だが…君は本当にすばらしい才能を持っているようだ。いくら契約で繋がっているとはいえ、
あのヘラクレスの宝具を一瞬で使いこなすなど、なかなかできることじゃない」

海未「ふふ、ありがとうございます。あなたのおかげでこの戦いは私にとってとても意味のあるものになりました」スッ

アーチャー「またいつでも挑んでくるといい。その時は、最初から全力で相手をしよう」ガシ

海未「はい。ではこれから同じ家に住む者どうし、よろしくお願いします」

アーチャー「ああ、こちらこそよろしく頼む」

遠坂凛「どうやら引き分けのようね」

士郎「そうだな。それにしても海未ちゃん…強すぎないか?」

穂乃果「なんだかふたりとも、すごいスポコンって感じがするね」

凛「うん、青春って感じだにゃー」

遠坂凛「それでイリヤ、どうするの?あっちはもういっしょに住む気満々のようだけど」

イリヤ「そうね…もう仮に私が勝っても引き分けにしかならないわね」

イリヤ「それにしても、あそこまでやって勝てないなんて予想外だわ。てっきりアーチャーが油断して負けると思ってたのに」

イリヤ「…まあいいわ。お兄ちゃんといっしょに住んであげる」

士郎「本当か!?」

イリヤ「ええ、その代わり」

士郎「その代わり?」

イリヤ「今から私と踊ってくれる?」

士郎「なんだそんなことか。もちろんいいぞ」

イリヤ「ふふ、ありがとうお兄ちゃん」

>>610>>601の続きです

今日は更新しないです、明日にします

投下します

士郎「あれからイリヤとダンスをして無事打ち解けた俺たちはイリヤたちと暮らすことになった」

士郎「最初はほのりんだけだったカプも海未ちゃん…いや海未が加わることによってほのうみ、うみりんとさらに広がりを見せた」

士郎「だが俺はここで発想を変えてみた。別にμ’sのメンバーだけがカプじゃないと!」

士郎「例えばりんりんなんてどうだろう。召喚したら偶然?名前が同じだったこのふたり。実はかなり仲がいいんだ」

士郎「そんなふたりの日常風景をぜひ見ていってほしい…」

士郎「ちなみにカプと言っても、このふたりが付き合いだすとかそういうわけじゃないからな」

衛宮邸

凛「あ、凛ちゃん、おはよう」

遠坂凛「あら、凛。おはよう」

凛「今日の朝ごはんは何かにゃー。お魚だったりしたらちょっとヤだな」

遠坂凛「まあそれは大丈夫でしょ。士郎はあなたたちの好みをほとんど完璧に把握してるみたいだし」

凛「うん、そういえば士郎君って一度も凛と穂乃果ちゃんの嫌いな料理って出したことないよね」

遠坂凛「そうね、あいつそういうところはまめなんだから」

凛「そうだね、確かにそういうところはポイント高いかも」

遠坂凛「あ、凛ちょっといい?あなた寝癖ついてるわよ」

凛「え、どこどこ?」

遠坂凛「ほら、直してあげるからじっとしてなさい」ナデナデ

凛「ん、ありがとう。凛ちゃんの手櫛、とっても優しくて気持ちいいにゃー」

遠坂凛「そう?あんまりそういうのは意識してないんだけど」

凛「きっと凛ちゃんがとっても優しい人だから意識しなくても自然と優しい手つきになってるんだよ」

遠坂凛「なっ…!私はれっきとした魔術師なの、そういう心の贅肉はあまり持ち合わせてないわ」プイ

凛「心の…ぜいにく?凛ちゃんって太ってるの?」

遠坂凛「うん?凛、今何か言ったかしら?」ニッコリ

凛「ご、ごめんなさい!許してほしいにゃー」

遠坂凛「まったく、凛だって『ねえ、凛って太ってるの?』なんて聞かれたらイヤでしょう?」

凛「そ、そうだね。あ、でも今のって凛ちゃんが言われてるようにも聞こえない?」

遠坂凛「ん?」ニッコリ

凛「ごめんなさい」

士郎「おーい、朝食ができたぞー」

遠坂凛「あら、朝食ができたみたいね。ほら、行きましょ」

凛「た、助かったにゃ…」



「いただきます」

遠坂凛「ずず…うん、相変わらず士郎の味噌汁はおいしいわね」

士郎「そうか、そう言ってくれると俺もうれしいぞ。ずず…」

海未「そうですね、正直これはかなりおいしいです。うちのお手伝いとして招きたいほどですね」

士郎「はは、海未のお手伝いさんくらいならいつでもなってやるよ」

イリヤ「そうね、セラの料理よりもおいしいわね」

凛「うーん、やっぱりおいしいよね。毎日凛のお味噌汁を作ってほしいくらい!」

士郎「ぶー!」

穂乃果「うわ、汚い!」

アーチャー(なんてやつだ。私も言われてみたいというのに…待てよ。次の朝食をオレが作ればあるいは)

遠坂凛「凛、今の意味分かって言ってる?今のは軽々しく言っちゃいけない言葉なのよ」

凛「え、なんで?」キョトン

遠坂凛「まったく…ちょっと耳を貸しなさい」ゴニョゴニョ

凛「え!?今のってそんな意味なの!?」

遠坂凛「そうよ、だから不用意に言っているといつか変な男に勘違いされるかもしれないから気をつけなさい」

凛「ごめんね、士郎君。変なこと言って驚かせちゃったよね」

士郎「げほっげほっ…いや平気だ。少し驚いただけだからそんなに謝らなくていい」

凛「でもそんな…凛にはそんな気持ちこれっぽっちもないし考えたこともないのにもしかしたらって期待させるようなことを言っちゃったんだよ!」

士郎「………」

穂乃果「うわぁ…ばっさり切られたね」

海未「凛、さすが天然毒舌ですね」

イリヤ「天然って恐ろしいわね」

士郎「いや、わかってたし初めからそんな期待なんてまったくしてなかったけどな。これはちょっときついな」

アーチャー(やはり私朝食を作るのはやめておこう…)




士郎「さて、今日は一日暇だし、俺は道場でセイバーと修行してくるよ。穂乃果もどうだ?」

穂乃果「穂乃果は遠慮しておこうかな…」

海未「では私が…」

士郎「お、海未が相手をしてくれるのか。これは気を引き締めないとな」

セイバー「シロウ、今のは私とでは気が引き締まらないという意味ですか?」プンプン

士郎「いや、そういうわけじゃないって…」

イリヤ「それじゃあ私もウミとシロウの修行でも見てみようかしら」

凛「うーん、凛はどうしようかなぁ」

遠坂凛「私は今日は新都に出かけるつもりだけど、凛も来る?」

凛「え、いいの?じゃあ凛もいっしょに行くね。あ、穂乃果ちゃんもどう?」

穂乃果「うーん、穂乃果はいいや。今日は家にいたい気分かも」

凛「そっか。じゃあ今日は凛ちゃんとふたりでデートにゃー!」

遠坂凛「ふふ、そうね。よろしくね」

穂乃果「凛ちゃん、凛さん、いってらっしゃーい」

短いですが今日はここまでにします、お疲れ様でした

本日は
【Fate×ラブライブ!】穂乃果「μ’sで聖杯戦争」【安価コンマ】
【Fate×ラブライブ!】穂乃果「μ’sで聖杯戦争」【安価コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416726258/)
の更新を行うためお休みです

すいません、今日は今帰ってきたところなので更新できないです。
明日は必ず更新しますのでお待ちください。

投下します

凛「ねえねえ、今日はなにをしにいくの?」

遠坂凛「そうね、今日はちょっとしたストレスの発散ってところかしら」

凛「ストレスの発散?それってどんなことをするの?」

遠坂凛「まあ、ついてきてからのお楽しみってことにしておいて」

凛「うん、わかったにゃー」


遠坂凛「着いたわよ」

凛「あれ、ここって」

遠坂凛「そう、どこにでもあるバッティングセンターよ」

凛「凛ちゃんって、野球とかするの?」

遠坂凛「いいえ、全然しないわ。でもたまに来て打つとスカッとするのよ」

凛「へえ、じゃあ凛もやってみていい?」

遠坂凛「ええ、もちろん。というかいっしょにやるために来たんじゃない」

凛「あ、そっか」

遠坂凛「それじゃあ始めるわよ。私がお手本を見せてあげるわ」

遠坂凛「ふん!」

カキーン

凛「おおーすごーい。けっこう遠くまで飛んでいったね」

遠坂凛「ええ、今日はホームランをとってみせるわ!」

凛「凛ちゃん、がんばるにゃー!」

30分後

遠坂凛「うーん、やっぱりホームランは難しいわね…」

凛「ねえねえ、じゃあ次は凛がやってみていい?」

遠坂凛「ええ、いいわよ」

凛「よーし、いっくにゃー!」

凛「えい!」

カキン

遠坂凛「お、一発でバットに当てるなんてさすが全国レベルのスクールアイドルね」

凛「それほどでもないよ」

凛「じゃあ次!」

カキン
カキン
カキン

遠坂凛「ここまで全部の球に当てるなんて、やっぱり運動神経は抜群みたいね」

凛「そ、そんなに言われると照れちゃうにゃ///」テレテレ

遠坂凛「でも凛、もうちょっと腰を落として脇を締めてみて」

凛「こう?」

遠坂凛「そうそう、それで思いっきりバットを振ってみるのよ」

凛「うん、わかった!」

凛「えい!」

カッキーン

「おめでとうございます、ホームランです」

凛「うーん、とっても楽しかったー!」

遠坂凛「楽しんでもらえてなによりだわ。どう?スカッとしたでしょ?」

凛「うん、バッティングセンターってこんなに気持ちいいんだね」

遠坂凛「そうよ。それにしてもあそこでホームランを取るとは思ってなかったわ」

凛「うんうん、あれは凛も驚いちゃったよ」

遠坂凛「なに他人事みたいに言ってるのよ。ホームランをとったのは凛でしょ?」

凛「うん、でもなんだかちょっと信じられなくて…」

遠坂凛「まったく、変なところで自身がないんだから」

遠坂凛「いい?あそこでホームランをとったのは紛れもなく凛、あんたの力なの。わかった?」

凛「うん、わかった!」

遠坂凛「よし、よろしい」

凛「えへへ、なんだか凛ちゃんってお姉ちゃんみたいだね」

遠坂凛「まあ、私は凛よりも一つ上だし、確かにお姉ちゃんみたいになってるかもね」

凛「お姉ちゃん!」

遠坂凛「なによ、急にお姉ちゃんなんて」

凛「ごめんね、ちょっと呼んでみただけにゃ」

遠坂凛「やめなさいよ、まったく…///」

凛「あ、凛ちゃん照れてるにゃー」

遠坂凛「なっ!?そんなわけないでしょ!」

凛「わー、凛ちゃんが怒った。逃げろー」ピュー

遠坂凛「あ、こら待ちなさい。りーん!」ダッ




凛「凛ちゃん大丈夫?」

遠坂凛「まさか…私が…まったく追いつけ…ないなんて…」ゼエゼエ

凛「ほら、凛は陸上で鍛えてるから」

遠坂凛「一応私も八極拳やったりして鍛えてるんだけど…」ゼエ

凛「どうしよう…どこかで休む?」

遠坂凛「いえ、大丈夫よ。もうちょっとしたら目的のお店があるから、そこで休みましょう…」

凛「うん、わかった」

遠坂凛「あったわ、ここよ」

カランカラン

遠坂凛「ここの紅茶がね、とってもおいしいのよ」

凛「そうなんだ」

遠坂凛「あら、あまり興味なさそうね」

凛「うん、凛はあんまり紅茶とか飲まないし。それにラーメンの方が好きだにゃー」

遠坂凛「あら、そう。じゃあここを出たら一旦帰って私がラーメンを作ってあげようかしら?」

凛「え、いいの?」

遠坂凛「もちろん。私の中華料理の腕前は士郎よりも上だからね。期待してなさい」

凛「士郎君の料理よりもおいしいの!?とっても楽しみだにゃー!」

遠坂凛「ふふ、そんなに喜ばれるとこっちも腕の振るいがいがあるわね」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

投下します

※突然ですが、本日は番外編です

真姫「…プールに行きたいわね」

ことり「プール?」

言峰「ふむ、プールか…それは、すばらしいなまきちゃん」

ギル「なに、プールだと?よかろう、ならば我の経営する『わくわくざぶーん』に正体してやろうではないかまきちゃん」

真姫「あら、ギルガメッシュはそんなところまで経営してたのね」

ギル「当然だまきちゃん。この『わくわくざぶーん』こそウルクの時代より我が求めていた施設なのだからなまきちゃん」

ことり「そこってどんなプールなんですか?」

ギル「ヨーロッパの本格リゾート地を思わせる、ゆったりとした空間が魅力的。
 水温は体温に近い三十三~三十四℃に保たれ、一年を通じて楽しめるプールリゾート。
 プールサイドはビーチの水際のように浅瀬のマリン感覚を楽しめる水遊びエリアで、きのこの滑り台はちびっ子に大人気な施設だ」

真姫「なんでいきなり説明口調なのよ」

言峰「そんなことはどうでもいい。さっそくでかけるぞ、用意しろランサー」

ランサー「おい、ひさしぶりに出てきたと思ったらオレの出番はこれか?」

わくわくざぶーん

真姫「ふーん、けっこういいところじゃない」

ことり「ことり、こういうプールけっこう好きだなっ」

ギル「フハハハ、であろうであろう。向こうの部屋で特別にお前たちの水着の貸出を行っている。行ってくるがよい」

ことり「わぁ、ギルガメッシュさんありがとうございます♪」

真姫「まあ、お礼は言っておくわ」

ギル「礼には及ばんまきちゃん」



ことり「お待たせしましたぁ」

真姫「待たせたわね」

ギル「ほお、なかなかに見られる身体をしておるではないかまきちゃん」

言峰「水着姿のことり、愉悦。まきちゃんの水着姿、まきちゃん」

ランサー「お前らほんとにあの言峰と英雄王なのか?もはや原型留めてねえじゃねえか」

真姫「ねえ、ここってオイルって塗っても大丈夫なの?」

ギル「問題ないまきちゃん」

真姫「それじゃあ、背中にオイル塗ってくれない?」ペロン

ギル峰「!?!?!?!?!?!?!?!?」ガタッ

ランサー「おい、お前ら食いつきすぎだろ…」

ギル「仕方があるまい、我に任せておくがよい」ピチャピチャ

言峰「ふ、代行者としての技術をここで使うことになろうとはな」ピチャピチャ

真姫「ああ、ふたりでやろうとしなくていいわよ。どっちかひとりにしてね」

ギル峰「!?!?!?!?!?!?!?!?」ガタッ

ギル「…エアよ」パシ

言峰「…この世全ての悪(アンリマユ)」ドロッ

ランサー「おい、まさかこんなところでおっぱじめる気か!?」

言峰「どちらかしか生き残れぬのであれば、当然のこと」

ギル「ほう、言ったな言峰」

ギル「エヌマ…」

言峰「ゆくぞ…」ドン

真姫「やめなさい!」ベシッ

ギル「このようなぁ…」バタッ

言峰「私も…衰えるはずだ…」バタッ

真姫「なにくだらないことで争ってるのよ。まあ、この真姫ちゃんが魅力的すぎるのがいけないんでしょうけど」

ことり「それじゃあ言峰さんはことりにオイルを塗ってくれますか?」ペロン

言峰「…愉悦」

真姫「さて、それじゃあオイルも塗り終わったことだし、泳ぎましょうか」

ことり「うん、いこっ真姫ちゃん」

言峰「では、ランサー頼んだぞ」つビデオカメラ

ランサー「おい、言峰。オレにこんなもん渡してなにをさせる気だ」

言峰「知れたこと。お前が今からまきちゃんとことりをしっかりと録画するのだ」

ランサー「はあ?なんでオレがあんなガキを撮らなきゃなんねぇんだよ。撮るなら向こうにいる姉ちゃんの方がずっといいだろうが」

言峰「なんだと?」

ランサー「ていうかなんで揃いも揃って、まきちゃんまきちゃんって連呼してんだよ」

ランサー「まあ、もちっと年をくえばいい女になるだろうが、あいつらはまだだろ…」

言峰「ランサーよ…」

ランサー「なんだ?」

言峰「令呪を以て命ずる、自害せよ」

ランサー「は?何言って…ぐはっ」ブスリ

ランサー「ありえねえだろ…」バタッ

「うわ、なんだ…」
「ランサーが死んだ!」
「それよりもお腹がすきました」

言峰「さて、行くか」

真姫「きゃ、ことり!なにすんのよ」

ことり「さっきの更衣室にあったので水鉄砲を持ってきちゃいました♪」

真姫「もう、お返ししてやるんだから!」バシャバシャ

ことり「きゃー♡じゃあことりも当てちゃいます!」ブシャー

真姫「ヴぇぇ、ことり!それ反則よ、私にもかしなさい!」

ことり「これはひとつしかないからかせないの♪」ブシャー

真姫「いやああ!」

真姫「もう、許さないんだから!」バシャ

キャーツメターイ ヤッチャイマス

言峰「ふむ、やはり美少女が戯れる姿は画になるな」

ギル「そうよな、古来より美術品として題材にされは美女と相場が決まっている」

言峰「では、私たちもやってみるか」

ギル「なんだと?」

言峰「それっ」バシャ

ギル「なにをする言峰。ならばこちらも水鉄砲型宝具で」ガガガガ

言峰「なに、それはさすがにぶおおおおお」

ギル「ふ、どうだ我の水鉄砲の味は。さぞやうまかろう」

言峰「やったな。ではお返ししてやるっ」バシャバシャ

ギル「ぎゃっ冷たい!許さないぞ!くらえ」ガガガガガ

言峰「ぬわあああああ」

ギル「ふ、これを受けて立っているとはやるではないか…」

言峰「甘く見られたものだ…私の秘奥をくらうがよい」ピュー

ギル「なに!口から水を吐いただと!?やめろ、汚い!」

言峰「ふははは、よけろよけろ」ピュー

ギル「くっ、このままでは…」

言峰「最大威力だ、受け取るがいい」ブーーー

ギル「!?」

その時、ギルガメッシュの胸によぎったのはある言葉だった…

まきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃん

そう、まきちゃんである。まきちゃんへの想いさえあれば大丈夫。
たとえ言峰の汚水鉄砲を受けようとも耐えられる。そう、つまりこの体はまきちゃんででk

ベチャッ

ギル「………」ドロ

言峰「ふっ、どうだ。私の水鉄砲の味は」

ギル「…言峰」

ギル「ゆるさーん!」ダッ

言峰「はっはっはっ、私を捕まえてみるがいい!」ダッ

ギル「待てー!逃がさんぞー!」

こうして、ふたりの男による画にし難い、凄絶な追いかけっこが始まったのであった…

ランサー「さて、オレは嬢ちゃんたちの水着姿でも録画しておくか」●REC

警備員「あの、ちょっとよろしいですか?」

ランサー「」

今日はここまでにします、お疲れ様でした

すいません…少しずつ書いてるんですが、もう全然ネタが浮かびません…

誰かネタをください…

ここはドキドキデート大作戦だな

みなさんさっそくありがとうございます
他にもなにかあればお願いします

>>662
ドキドキデート大作戦…盲点でした。
なんでこんなにいいネタを今まで忘れていたのか…

すいません、いきなり失礼します
まだ追いついてないんですが、のんたんxライダーに可能性感じて描いちゃいました
頑張ってください!

http://i.imgur.com/GXbGBAC.png?1

>>666
おー、素敵な絵と応援ありがとうございます!


ドキドキデート大作戦についてですが、少し安価をとろうと思います。

μ'sのメンバーとデートをするのは―

1.士郎
2.穂乃果

21時まで多数決でお願いします。
もちろん士郎がμ'sのメンバーとデートしても
完全にギャグですので恋愛関係にはならないです。

※一応、士郎を選んだ方がギャグ色は濃くなります。

やっぱり21時半まででお願いします

テレレレ レレレレエ-ン♪

ドキドキデート大作戦! μ’s編

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→ロードする ピッ
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※士郎は既に登場人物全員と出会っていて交友関係を深めてある状態です

士郎「どうしてなんだ…」

士郎「どうしてこんなことになってしまったんだー!!」

士郎「まずいぞ…まさか全員と同じ日にデートが重なるなんて…」

士郎「俺はただみんなを幸せにしたいだけなのに!!」

士郎の約束したμ’sのメンバーは?
下1~下4まで
人物が被った場合は安価下

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月19日 (水) 20:25:02   ID: UaSWpGdu

型月もラブライブも大好きです
面白いです俺得です

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