勇者「パーティが王様一人だけだと…?」王様「うん///」(11)


勇者「…くぅ~、朝か…」バサッ

勇者「今日から魔王を倒す旅にでるんだよな」

勇者「王城で軍資金もらって、酒場で仲間集めて…」

勇者「僧侶はアイツを誘えばいいとして…後は戦士と魔法使いが居ればいいか」

母「勇者ー、朝ご飯できてるわよー」

勇者「へーい」

母「僧侶ちゃん来てるわよー」

勇者「えっ、ちょ…マジかよ!」バタバタ


僧侶「あ、勇者くんおはよう。お邪魔してるよー」

勇者「僧侶は朝早いんだな」

母「この子ったら昨日から、明日から旅に出るんだーって はしゃいでたのよ」

勇者「はしゃいでなんかねーし!」

僧侶「ふふ…。あ、そうだ。勇者くん、魔王討伐の旅だけど―――

勇者「僧侶も一緒に行こうぜ!」

僧侶「あ…………。気を付けて、って言おうと思ってたのに」

勇者「え……あ、ごめん…」

僧侶「いえ!その……それじゃ私も連れていってもらおうかな」ニコッ

勇者「!へへ…」

母「あらあら」


勇者「ここが王城か…でけぇ」

僧侶『それじゃ私も連れていってもらおうかな』ニコッ

勇者「……」ニヘラ

勇者(そのまま2人旅ってのも…)

勇者「いやいや!世界を救う為だから!ピンクの乗り物乗って旅しないから!」

勇者「…よし」ザッ



子供「お母さーん、あの人1人でお喋りしてるよー?」

母親「しっ、見ちゃいけません!」


―王の間―

大臣「勇者殿、久し振りですな」

勇者「はい。お告げの儀式、以来ですか」

大臣「……そう、ですね」

勇者「?魔王は勇者しか倒せない…んですよね。俺頑張りますから!」

大臣「う………。…是非お願いします。王は直に来られますのでしばしお待ちを」

勇者「はい」


王「よくぞ参った勇者よ」

勇者「ご無沙汰してます」

王「これからお前には辛く険しい旅に出てもらう」

勇者「はい」

王「それはもう辛く辛く、険しー…い旅じゃ」

勇者「はい……ん?(2回言った?)」

王「という訳で、わしもついて行こう」

勇者「なるほど」





勇者「えっ」

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