スレタイミス：火「また主役の能力担当か」土「……」


土「お前らはいいよな。いつでもどこでも人気でな」

土「比べて俺なんかさ……」

水「つ、土属性さん。大丈夫ですよぉ……土属性さんも人気高いですからぁ……」

風「そ、そうよ～……！あんたと勝負したらあたしら簡単に負けちゃうぐらい強いんだし～……」

土「いいよ、笑ってくれて。俺はもういいんだ」

火「諦めるな！！お前はすごい属性なんだぞ！！」

土「火属性から言われても慰めに聞こえないんだよ……っ」

土「また主役能力担当だと？俺は何だ？序盤噛ませ能力者ｃ役だぞ」

火「あ、ああ。そうだったな……お前には似合わん役だよ、本当に……」

土「四天王役にすら付けなくなった俺にはどうせ雑魚がお似合いさ」

土「火属性。お前は主人公が本当に似合うよ。子どもにも人気で、一周回って大人にも人気だし」

土「敵でもラスボス張ってたことあったしさ、嫉妬しちゃうわ」

風「つ、土属性もさ～！主役張れた時があったじゃ～ん！ほら、シャーマンキング～？」

土「だが、ラスボスの火属性には勝てなかった」

風「あっ……」

水「ま、まだありますよぉ！黄金の太陽がありましたよぉ！」

土「ロビンか。あれは良かったなぁ。もし新作出ても、どうせ俺はぶられそうだけど」

水「悲観にならないでくださいよぉ……」

雷「ちーっすｗｗｗｗｗｗ」

火「雷属性、こんな時に空気が読めん奴が来てしまった……」

土「……雷属性。俺はお前も羨ましい。雷とか普通にカッコ良さ気な能力だしな」

雷「知らんけど誉められたｗｗｗｗｗ土ちゃんも悪くないんじゃね？ｗｗｗｗｗ大地讃頌ｗｗｗｗｗ」

風「兄貴変に茶化さないでよ～……。そ、そうだ！土属性の良いとこ、あたしらいっぱい知ってるよ～！ね～！？」

水「えぇ！そ、そうですねぇ……えっと……まず土を操れますよねぇ……！」

土「当然のことを改めて言わないでくれ」

火「だが、土属性の能力は割とバカにできないものが多いぞ！地割れとか起こせるんだろう？」

風「あとは砂も使えたよね～！いいじゃん、かっこいいよ～！」

土「そ、そうか？へへへっ……」

雷「単純属性だけど地味で分かりづらいの多すぎワロロンｗｗｗｗｗｗｗ」

風「あ、兄貴っ！！」

氷「貴様には所謂派手さが欠けるな、土属性」

水「氷属性くぅん！」

火「氷属性！土属性は俺たちにはないパワフルな豪快さが売りなんだぞ！派手だろう！」

氷「荒さが全てではない……。時代は僕のように優雅かつ美しさが伴った見栄えの良い力を求めているんだ」

氷「そこの雷属性のような馬鹿丸出しは同じく馬鹿にしか受けないのさ……」ﾌｯ

雷「あ？」

風「あ、兄貴～一々挑発に乗らないの～！氷属性、あんたもそういうのやめな～！」

氷「フン……とにかく土属性、貴様は美しくない。そしてスタイリッシュさが足らな過ぎるな」

氷「所詮は田舎者の能力さ」ﾌｯ

土「くそぅ……」

火「お前ら土属性をこれ以上虐めるんじゃねぇ！！俺たちは仲間だろ！！」

雷「くさいｗｗｗｗｗくさい台詞キタコレｗｗｗｗｗｗｗ」

重力「うっす、土さん」

土「重力……！！」

重力「いやぁ、この間の仮面ライダーウィザードでは久々に共演できて感激だったっす」

重力「今後はあなたの上位互換能力として活躍するんで、あなたはゆっくり休んでいてくださいっす」

土「うぐぅ！！」

風「もうみんな止そうよ～……」

火「つ、土属性。あいつが言った言葉は気にするなよ！大丈夫、お前ならまだやれるんだからな！」

土「……」