エミリー「本当ですか!」【ミリオン放送局第二十九回】 (94)

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エミリー「遊園地だったのですか!?」

P「そう、遊園地だった」

エミリー「どうして!どうして私を誘ってくださらなかったのですか仕掛け人さま!」

P「いや、だって仕事だったし」

エミリー「うぅ……」

杏奈「望月杏奈、です」

エミリー「エミリー スチュアートです」

千鶴「二階堂千鶴ですわ」

杏奈「遊園地……行きたかった……」

千鶴「ここにいる三人ともお仕事でしたもの、仕方ないですわ」

千鶴「そういえば、まつりは行ったらしいですわね」

杏奈「そう……なの?」

千鶴「仕事ではなく、個人で行ったと聞きましたわ」

エミリー「あれ、でもまつりさんは私と仕事だったのですが……」

千鶴「……えっ」

杏奈「お仕事……終わって、から?」

エミリー「お仕事は朝から夜までありまして……」

千鶴「……なんなんですの?」

杏奈「……今度……また、みんなで……行きたい、ね」

エミリー「そうですねぇ」

千鶴「時間が合えば、ですけれども」

エミリー「そこが一番の問題でしょうか」

杏奈「多分……」

千鶴「それは後でプロデューサーに相談するしかありませんわね……まあ、とりあえず番組を始めますわよ」

エミリー「はいっ」

杏奈「杏奈」

エミリー「エミリー」

千鶴「千鶴の」

「「「ミリオン放送局!」」」

杏奈「この番組は」

杏奈「765プロダクション……と」

杏奈「……ミナセランドの……提供で……お送り、します」

千鶴「水瀬財閥……恐ろしい所…… 」

杏奈「……?」

【CM】

奈緒「私、横山奈緒は!球団を!応援しています!」

奈緒「始球式のお仕事!お待ちしてます!」

765プロダクション!

千鶴「もはやCMでもなんでもないですわ」

杏奈「奈緒さん……テンション……すごい」

エミリー「何かあったのでしょうか……」

千鶴「……まあ、色々あったんですのよ」

エミリー「それでは今日のお客様は……」

ガチャ

歩「ちょっ、やめっ!」

亜美「ヨイデハナイカーヨイデハナイカー♪」

バタン

千鶴「……今日は外で収録」

ガチャ

亜美「させない!」

千鶴「はいはい二人とも座りなさい」

亜美「歩ちんがー」

歩「えっ、アタシのせい!?」

エミリー「ま、まあ、お二人とも落ち着いて……」

杏奈「……ね」

歩「うぅ」

亜美「仕方ないのぉ、千鶴お姉ちゃんの鴨を演じて許してあげよう!」

千鶴「は?」

エミリー「えっと……それは『顔に免じて』……でしょうか?」

亜美「そう、それ!」

エミリー「今回のお客様は、舞浜歩さんと双海亜美さんです」

亜美「よろよろ~♪」

歩「よ、よろしく……」

杏奈「……歩さん、どう……したの?」

歩「いきなりなんだけどさ……席、交換してくんない?」

千鶴「どうしたんですの?」

歩「いや……亜美の隣ってのが……」

亜美「うあうあ~!それはヒドイっしょー」

杏奈「……なるほど」

エミリー「……確かに」

千鶴「そうですわね」

亜美「えっ、ヒドくない?」

千鶴「諦めなさい」

歩「うわぁ……」

亜美「まーいっか!……んっふっふー、歩ちんも亜美のイリコにしてやるー!」

エミリー「……虜、でしょうか?」

歩「……よく分かるなぁ」

エミリー「それほどでも」

エミリー「それでは、お二人へのお便りを紹介いたします」

杏奈「……うん」

亜美「この亜美博士がなんでも答えてしんぜよう!」

千鶴「はいはい」

歩「へぇ、アタシにもお便りが来るのかぁ」


お便り
>>16

英語で自己紹介して下さい!

支援だよ

今週のパーソナリティ
望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/Mi9Tys6.jpg
http://i.imgur.com/1RGXhWj.jpg

エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/fOfKz4E.jpg
http://i.imgur.com/GyFTexr.jpg

二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/iIZVzoT.jpg
http://i.imgur.com/vf0Q6fL.jpg

ゲスト
双海亜美(13) Vi
http://i.imgur.com/gMe4ip6.jpg
http://i.imgur.com/ENdyxpR.jpg

舞浜歩(19) Da
http://i.imgur.com/3Qiu64A.jpg
http://i.imgur.com/erdIf1Q.jpg

【CM】
横山奈緒(17) Da
http://i.imgur.com/vAkxAxm.jpg
http://i.imgur.com/ikbw1lP.jpg

歩「……えっ」

千鶴「判定はエミリーにやってもらいますわ」

エミリー「よろしくお願い致します」

歩「…………えっ」

亜美「亜美も?」

杏奈「……うん」

歩「ほ、ほら、亜美はできなさそうだし、もうこのメールはやらなくて」

亜美「んっふっふー、見くびってもらっては困りますなぁ、歩ちん?」

歩「えっ」

亜美「My name is Ami Futami!」

杏奈「……おぉ……」

亜美「I am a idol!My hobby is eco!」

亜美「Nice to meet you!」

千鶴「予想以上でしたわ」

歩「なっ、どうしてそんなに話せるんだよ!」

亜美「何を隠そう、学校で授業があったからだ!」

千鶴「確かに隠すことでもありませんわね」

エミリー「あっ、亜美さん」

亜美「どったのー?あっ、もしかして亜美誉められちゃう?」

エミリー「文法が間違っていまして……」

千鶴「idolなら『a』ではなくて『an』ですわね」

亜美「うあうあ~、そんな細かいこと気にしなくてもいいってー!」

千鶴「そうでもありませんわよ?そもそも……」

亜美「よっ、よーし、歩ちん、本場の英語見せてよ!」

歩「……じゃ、じゃあ……」

歩「マ、まいねーむ、いず、あゆむ……まいはま」

杏奈「…………」

千鶴「……あー」

亜美「……これは……ちょっとヒドすぎっしょー……」

歩「あいあむ………………あい、あむ………………」

エミリー「あ、あの……」

千鶴「終了!」

エミリー「えっと……留学されていたと聞いたのですが」

歩「あっちじゃ大体身振り手振りで通じるから、英語なんて話せなくてもいいんだよ!」

千鶴「……それにしても、色々と酷すぎやしませんの?」

歩「べ、別にいいだろ!」

杏奈「……判定……は?」

エミリー「えっと、言い苦しいのですが……」

歩「はっきり言ってよ……」

エミリー「……歩さんの自己紹介は……少し」

亜美「歩ちん、亜美が教えてあげよっか~?」

歩「いいよ!別に」

エミリー「次回も、お客様、私たちへのお便りをお待ちしております」

エミリー「それでは、ここで一曲お聞きくださいませ」

亜美「双海亜美で『タイムマシンに飛び乗って!』」

歩「ヒドイ目にあった……」

千鶴「お送りしております、ミリオン放送局」

千鶴「最初のコーナーはこちらですわ!」

『杏奈・エミリーのあんなこと、こんなこと』

エミリー「こちらの企画では、私たち二人が視聴者の皆様からの三つのお題を受け取り、それに応じてお話をしていきます」

千鶴『ちなみに、私たちは外から見守る役ですわ』

亜美『オブザーバーってやつっしょ!』

歩『おぶざぁばぁ?』

千鶴『……留学してたんですわよね?』

千鶴『視聴者からの三つのお題……というより、セリフを会話の中で入れられるように二人が頑張るコーナーですわね』

亜美『説明ご苦労!』

杏奈「……さっそく……今回、の……キーワード……」

エミリー「こちらの箱から引けば良いのですか?」

ガサゴソガサゴソ


今回のセリフ
>>28-30

ダンス

杏奈「…………」

エミリー「…………」

スタート!

杏奈「……え……えっと」

エミリー「あの、その……」

亜美『あちゃー、難しそ~』

歩『よかった……アタシはやんなくていいんだ』

千鶴『別に、同時進行でこっちでやってもいいんですのよ?』

歩『え、遠慮しとくよ……』

杏奈「…………えっと、エミリーちゃん……ダンス……やる……っけ」

エミリー「日本舞踊を少々嗜む程度ですが……」

杏奈「……日本舞踊……って、どんな……?」

エミリー「そうですねぇ、大和撫子を目指すのには必須とも言えるものかもしれません」

杏奈「……そう、なの?」

エミリー「優雅さを身に付けるのには最良の方法だと思います」

杏奈「そう……なんだ」

エミリー「よろしければ、ここでお見せ……はっ」

杏奈「……?……見たい……けど」

エミリー「い、いえ……しかし、……でも……」

エミリー「それでは………ちょっ、ちょっ…………ちょっとだけよ?」

杏奈「……おぉ」

エミリー「はっ、はしたない……大和撫子として猛省致します……」

杏奈「……エコー……掛かってた、ね」

エミリー「あうぅ……」カアッ

千鶴『かわいい』

亜美『かわいい』

歩『かわいい……って、これ、やらなきゃいけないのか?』

亜美『様式美だよ~、様式美』

歩『……そうなのか?』

千鶴『多分』

杏奈「……ふぅ」

エミリー「杏奈さん、これを分かって」

杏奈「……ううん、適当」

エミリー「そうだったのですか!?」

千鶴『……もう一個キーワードはあるんですのよ』

歩『これ、忘れてんじゃないの?』

千鶴『多分』

杏奈「……と、いうわけで」

エミリー「今回の挑戦は」

ブー

杏奈「……え?」

エミリー「……あっ、杏奈さん、私たち一つ忘れてます!」

杏奈「…………あ」

エミリー「……どうしますか?」

杏奈「……どう、する?」

エミリー「……どうしましょう」

杏奈「…………お腹、すいた」

エミリー「……あ、それなら私がお寿司作りますね」

杏奈「……これ、で……いい?」

千鶴『雑!』

亜美『うあうあ~、二人とも雑すぎだよ~……』

杏奈「……この、コーナー、では……私たちに……言って欲しい……セリフ……を、募集しています」

エミリー「……簡単なものを送ってください」

杏奈「……うん」

エミリー「以上、杏奈・エミリーのあんなこと、こんなことの企画でした」

ガチャ

エミリー「あ、お三方」

千鶴「28点!」

エミリー「!?」

千鶴「まったく……二人は」

杏奈「……うん」

エミリー「はい……」

亜美「うわー……」

歩「……え、えっと……それでは、ここで一曲お聞きください」

歩「アタシ、舞浜歩で『Get My Shinin'』」

杏奈「お送り……しています……ミリオン、放送局」

杏奈「続いて、は……こちら」

『誰が一番?アイドルがちんこバトル!』

千鶴「時はアイドル戦国時代、戦わなければ生き残れませんわ!」

千鶴「……というわけで、このコーナーでは、ここにいる五人で戦っていきますわ」

エミリー「それでは、早速今回の挑戦を……」

亜美「ちょーっと待ったー!」

歩「」ビクッ

亜美「んっふっふー、その前に今回の賞品の発表だーっ」

千鶴「亜美は知ってるんですの?」

亜美「もちろん!そして今回はこれだっ」

『遊園地チケットペア招待券』

エミリー「あっ」

杏奈「……これ」

千鶴「……この前の仕事があった、例の遊園地ですわね」

亜美「これを、上二人に一枚ずつプレゼントーっ!」

歩「マジ!?」

エミリー「ということは、二人が二枚で……四人分、ということでしょうか」

杏奈「……負けられない」

亜美「んじゃー、みんなのマンションも上がったところで、今回の挑戦はー……これだっ!」

『押せ!カウンターバトル!』

杏奈「……ゲーム、の?」

千鶴「違うと思いましてよ」

エミリー「数取器ですね!」

歩「へぇ、これってそんな名前なんだ」

亜美「ルールは簡単、一分間これをカチャカチャして、高かった人が勝ちだーっ!」

杏奈「……シンプル」

亜美「いやー、亜美にこの競技をやらせるとは、スタッフも罪な人よのぉ」

エミリー「どうしてですか?」

亜美「んっふっふー、何を隠そう亜美はこれを連打する選手権日本代表「そんなわけありませんわ」

亜美「勝つのなんてイカ飯和えっしょー!」

千鶴「……は?」

エミリー「えっと……『朝飯前』……なのでしょうか」

亜美「そんなことはどうでもいいから、早く始めようよ~っ」

歩「まあ、負ける気はしないけど」


コンマ(高い方から1位→5位)
杏奈>>48
エミリー>>49
千鶴>>50
>>51
亜美>>52

そいや

はい

とう

よーい……スタート!

カチカチカチカチカチカチカチカチ

千鶴「……誰が話しませんこと?」

亜美「千鶴お姉ちゃん……これは戦争なんだよ」

千鶴「放送事故!放送事故になるんですの!」

エミリー「ん……ん……」

歩「あっ、手が疲れて……」

杏奈「…………」

カチカチカチカチカチカチカチカチ

千鶴「……一人レベルが違う子がいますわね」

杏奈「…………」

千鶴「目が本気ですわ」

カチカチカチカチカチカチカチカチ

千鶴「……もう誰も話しませんの?」

千鶴「まったく……」

杏奈「……千鶴、さん」

千鶴「どうしましたの?」

杏奈「…………静かに……」

千鶴「ラジオなんですの!声を届けるのがお仕事なんですの!」

ピピーッ

千鶴「ふぅ……結果発表ですわ!」

杏奈「……どきどき」

歩「……いや、杏奈は心配しなくていいんじゃないかな……」

千鶴「最下位は!……私ですわね」

エミリー「ずっと場を繋いでくださいましたし、仕方ないです」

千鶴「四位は……あら、同じ回数
が二人いるんですの?」

エミリー「そうなのですか?」

千鶴「同率三位で、歩とエミリーですわ」

歩「こんなのダンスの応用さ!」

亜美「下から二番だよ?」

歩「ビリじゃないからな!」

千鶴「……ハードルが低すぎますわよ」

千鶴「そして二位は…………」

亜美「一位は亜美に決まってるっしょ!」

杏奈「……負けない」

千鶴「亜美ですわ!」

亜美「うあうあ~っ」

杏奈「」グッ

エミリー「おめでとうございます!」

亜美「杏奈っち強すぎっしょ~」

杏奈「……杏奈、タイピング……得意、だから…………それ……の、応用」

亜美「にゃるほどー……歩ちんと違って説得力がありますなぁ」

歩「ちょっ、なんだよソレ!」

千鶴「というわけで、このペアチケットは亜美と杏奈のものですわね」

亜美「やったー!」

杏奈「……えへへ」

千鶴「このコーナーでは、私たちにやって欲しい挑戦をお待ちしています」

千鶴「以上、アイドルがちんこバトルのコーナーでしたわ」

歩「えー……ここで、765プロダクションからのお知らせです」

歩「ゲンザイ、『リコッタ』と『灼熱少女』の二つのユニットが活動中です」

歩「ライブに向けて、応援よろしくお願いします」

歩「以上、765プロダクションからのお知らせでした」

歩「……あー、なんか敬語って変な感じ」

歩「次のパーソナリティはアタシたちが決めるんだってさ」

亜美「亜美が引くよ~!」

ガサゴソ

亜美「せーぇ……のっ!」


>>65-67コンマ
01-17 エミリー
18-34 杏奈
35-51 百合子
52-67 まつり
68-83 千鶴
84-99 このみ
00-  全員

同じ人が連続してもそのままです。三回連続で同じ人が指定されたら次回は一人回に

亜美「来週はこのみんまつりん杏奈っちの三人だよ!」

亜美「それじゃ、来週もよろよろ~♪」

エミリー「お送りして参りましたこの番組も、そろそろお別れの時間となりました」

杏奈「……各、コーナー……への…………お便り、募集して、ます」

千鶴「メールアドレスはmillion@xxxx.xxですわ!」

エミリー「ところで、お二人はどなたと遊園地に行くか、決めているのですか?」

亜美「そんなの決まってるっしょー!」

歩「へぇ、誰と?」

亜美「兄ちゃんとだYO!」

ザワッ

エミリー「……仕掛け人さまが驚いてますが」

亜美「なーんて、冗談冗談!真美と二人で行くに決まってるっしょー!」

杏奈「……だよ、ね」

千鶴「……本当に最初からそう考えていたんですの?」

亜美「さーねっ?」

歩「ったく……心臓に悪い」

歩「杏奈は?」

杏奈「……まだ、決まって……ない、かな」

千鶴「そうなんですの?」

杏奈「……行きたい……人……いっぱい、いて」

エミリー「決められない、ですか?」

杏奈「……うん」

亜美「そーんな杏奈っちに!これだーっ!」

千鶴「……くじ?」

亜美「このくじで出た人と一日遊園地!レンコン一滴!バレン繁盛!名付けて『お楽しみボックス』!」

エミリー「色々と間違っている気がするのですが」

千鶴「突っ込んだら負けですわよ」

千鶴「それに、杏奈はそれでいいんですの?」

杏奈「?」

千鶴「くじで適当に決めてしまって」

杏奈「……くじで決める……のも……楽しそう、かも」

歩「……そうか?」

亜美「それじゃあさっそく!」

杏奈「えと……」ガサゴソ

杏奈「……>>75、さん……だって」

百合子

千鶴「まあ、ちょうどいい二人ですわね」

エミリー「お二人で、楽しんで来てくださいね♪」

杏奈「……うん」

エミリー「あっ、そういえば、今週の贈り物をまだ決めていませんでしたね」

杏奈「……ほんと、だ」

歩「これでいいんじゃないのか?」

千鶴「全部ですの?」

亜美「その方が面白いじゃん!」

エミリー「そうでしょうか?」

千鶴「えー、今週のプレゼントは、このカウンターに一人一個ずつサインを入れて、五個セットでお送りいたしますわ」

杏奈「……使いどころ……ない、ね」

亜美「飾ればいいんじゃない?」

歩「想像するとスゴい変だ……」

エミリー「さて、そろそろ終わりでしょうか?」

千鶴「そうですわね……ミリオン放送局、お相手は」

杏奈「望月杏奈」

エミリー「エミリー スチュアート」

千鶴「二階堂千鶴と、ゲストは」

歩「舞浜歩」

亜美「双海亜美でしたーっ!」

せーのっ

「「「ばいばーいっ」」」

『らいしゅうのにっきちょう』

杏奈「今週は……絵日記」

キュッキューッキュキュッ

杏奈「…………それ……何?」

亜美「お仕事をミスった兄ちゃんを叱るりっちゃん」

エミリー「……顔が般若ですね……」

亜美「んっふっふー、どう?似てるっしょ?」

千鶴「えっと……これ、番組のサイトで公開されますわよ?」

亜美「えっ」

杏奈「……この、番組は」

杏奈「765プロダクション……と」

杏奈「ご覧の……スポンサー、の、提供……で、お送りしました」

【番組終了後】

杏奈「プロデューサー……さん」

P『亜利沙?……そう、その日、空いてるか?』

杏奈「……忙しい、みたい」

エミリー「杏奈さんと百合子さん、二人の予定が合えばよいのですが……」

千鶴「そこは、プロデューサーも考えているのではなくて?きっと調整してくれると思いますわ」

杏奈「……そう、だよね」

  ~~  

P「そう、遊園地で杏奈と百合子をスニーキングミッション」

P「頼めるか?……よし、そう言ってくれると信じてたぞ」

P「それじゃあよろしくな」

  ~~  

杏奈「プロデューサー……さん」

P「遊園地のことだな?」

杏奈「……うん」

P「心配しなくても、この日を二人ともオフの日にしておいたから、その日に行くといいさ」

杏奈「……やった…………ありがと、プロデューサーさん」

P「いいってもんよ」

【おしまい】

このみ「このみ」

まつり「まつり」

百合子「…………百合子の」

「「反省会!」」
「……はんせいかい」

まつり「ほ?百合子ちゃん、テンションが低いのです」

百合子「…………また!出番が!無い!」

このみ「ま、まあ……次に期待すればいいじゃない」

百合子「杏奈ちゃんはでずっぱり!私はひきこもりですよ!」

まつり「すべて神様のお導きなのです」

百合子「きっとこのまま、私は一度も出番がないまま番組も終わってしまうんです……」

このみ「不吉なこと言わないの」

百合子「いっそのこと反省会専用パーソナリティを名乗りましょうか」

このみ「そうネガティブにならないの」

まつり「きっと、神様は百合子ちゃんより杏奈ちゃんが好きなのです、ね?」

このみ「煽らない!」

このみ「ほら、それよりよかったじゃない、エミリーちゃんと二人で遊園地」

百合子「はい、それは楽しみなんですけど……」

まつり「けど?」

百合子「……なんだか嫌な予感がして……」

まつり「嫌な予感、なのです?」

百合子「こう、なんというか……なんだかんだ色んなものに邪魔されそうな予感が」

このみ「考えすぎじゃない?」

百合子「そうでしょうか」

まつり「きっとそうなのです」

百合子「遊園地と言えば観覧車……観覧者の中で見つかる死体!それは正に空の中の密室!」

このみ「……は、無いわね、多分」

百合子「百数十キロで疾走するジェットコースターの中で行われる殺人事件!」

まつり「ほ?」

百合子「ミラーハウスの中で忽然と消え失せた少年は、現実か、はたまた幻か……」

このみ「そんなことはないから安心していいわよ」

百合子「遊園地……なんて面白そうな場所!」

まつり「楽しみ方が完全にズレてるのです」

まつり「ほ、そろそろ五分なのです」

百合子「もうそんなに経ちました?」

このみ「百合子ちゃんがトリップしている間にね」

まつり「事件が起こるのは小説の中だけで十分なのです」

百合子「事実は小説より奇なり、ですよ!」

このみ「はいはい……それじゃあ、来週のパーソナリティの、私、まつりちゃん、杏奈ちゃんの三人もよろしくね♪」

百合子「反省会担当の私もよろしくお願いします!」

このみ「またそんなこと言って……」

まつり「と、いうわけで、反省会のお相手は」

百合子「七尾百合子」

このみ「馬場このみと」

まつり「徳川まつりでした」

せーのっ

「「「ばいばーいっ」」」



このみ「あら、時間が微妙に残ってるわね」

百合子「そうですか?それじゃあ遊園地の怪事件についてもっと色々ブツッ

【おまけおしまい】

終わりだよ~(o・∇・o)

すばるんと二人でボートに乗りたい

>>86
うげっ……
エミリー→杏奈ですね

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