【安価】王子「行くぞ!円卓の騎士達よ!」 (125)

連投規制されてるので、1レス毎に安価出す事だけ留意してくりゃれ

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おう

国王「う~ん、う~ん、おっぱい畑で農薬散布したい」

大臣「と、このように三日も目が醒めぬばかりか、今ではこのような王らしからぬ寝言を呻いております……」

大臣「これも闇の魔女の仕業かと」

王子「心配するな……これはいつもの事だ」

ゴンッ!

国王「きゅう」バタリ

大臣「はぁ……」

王子「しかしもう三日か、国中の医師、魔術師の力をもってしても治せぬとは……おのれ、闇の魔女め……」

王子「奴の行方が分からぬ以上、もはやあらゆる病、呪いを浄化する伝説の聖杯に頼るしかあるまい!」

大臣「と言うと、騎士団を率いて聖杯探索に?」

王子「ああ、国王の呪い以前にこの国は病に伏している。元々聖杯探索は行う予定だったし、それが早まっただけだ」

大臣「しかし聖杯は伝説の代物、闇の魔女を探す事と同様に難しいかと……」

王子「魔女は逃げるが……聖杯は逃げぬだろう?それに、聖杯は必ずある……!」

王子「信頼する騎士に任せて、もう手筈を整えてある!」

バーン!

王子「おお!来たか!!!」

女騎士「女騎士、以下12名!聖杯探索の遠征……準備整いました!」

大臣「彼らが、この為だけに創られた新しい円卓の騎士……」ゴクリ

王子「ああ……ご先祖様の真似事だがな、精鋭達だ」

女騎士「王子!出陣の号令を!!!」

王子「まぁ待て!私は女騎士以外の騎士達を知らぬ、せめて彼等の紹介だけでもしてもらっていいか?」

女騎士「は、はぁ?でしたら一人ずつ紹介していきましょう」

王子「頼む」

女騎士「まずは一人目……」



女騎士「【安価↓3】騎士です!!!」

男装女子騎士(以下、男装騎士)「男装女子騎士であります!!!」

王子「げ、元気があっていいね……」

男装騎士「はい!ボク、元気だけが取り柄なので!あっ、剣の方もそれなりに出来ます!!!」

大臣「こら!言葉使いがなっておらぬぞ!」

男装騎士「す、すみません!!!」

王子「いやいや、気にしないでくれ、我々は同志だ。自然体の方が私も楽でいい」

男装騎士「ありがとうございます!えへへ……」

王子「ははっ!よろしく頼むよ!!!」

肩ぽんっ!

男装騎士「!?」

男装騎士「ボクに……」ワナワナ

王子「?」

男装騎士「ボクに触るなァァアアアア!!!」

ドゴォ!

王子「ぷりんす!」

王子「」ち~ん

女騎士「男装騎士!何て事を!大丈夫ですか!?王子!」

男装騎士「あわわ、すみません!またボクやっちゃいました!しかも王子様に……!死刑!?」

大臣「貴様ァ!私が斬ってくれる!!!」

王子「ごほっ!お前達、落ち着け!私は大丈夫だ!」

大臣「ご無事で!」

王子「私は丈夫さだけが取り柄だからな……それよりどうしたのだ?」

女騎士「彼女は男性恐怖症でして……それでこのような」

王子「彼女?へっ?女の子?」

男装騎士「うぅ……」

王子「ごめん」

大臣「お、王子が謝ってはいけませぬぞ!」

王子「いや、いいんだ。今のは私が悪かった……!これから互いの事を分かっていけばいいと思う」

男装騎士「すみませんでした……」

王子「まぁ、彼女の人となりは粗方理解した」

王子「次、お願いできるかな?」

女騎士「はい!二人目は……」



女騎士「【安価下】騎士です!!!」

露出騎士「脱げば脱ぐほど強くなる露出狂ならぬ露出強騎士です……」

王子「ろ、露出?」

大臣「それに、随分弱々しい騎士ですな」

露出騎士「すみません……年齢は22歳の独身、性別は【安価下】です……はい」

王子「お、おう」

露出騎士「すみません……気持ち悪いですよね?露出なんて……何でこんな僕が円卓の騎士なんかに……」

王子「いやいや!性癖なんて人それぞれだし!大臣なんか、スライムに興奮するらしいし!」

大臣「何故それを!?いえいえ、違いますぞ!決してそのような事は!」

露出騎士「変態なんですね……」

大臣「君には言われたくないけどなぁ!!!」ずいっ!

露出騎士「ひぃ!すみません、すみません!」

女騎士「危ない!後ろに下がるな!」

どんっ!

男装騎士「ボクに触るなぁ!」剣ジャキッ

シュピンシュピン!

王子「凄い剣の腕だな!」

大臣「言ってる場合ですか!?大丈夫かね!?あっ、露出騎士の服が……!」

露出騎士「おいおい!小僧!?俺様の服に何て事してくれるんだぁ!?ええ!!!」

男装騎士「し、知るか!それにボクは女だ!近寄るな!!!」

露出騎士「この俺様の服をぉ……服をぉ!!!」

王子「何か人が変わったな……」

女騎士「露出騎士ですから」

大臣「あわわ……」

露出騎士「服をぉ!!!」

露出騎士「…」

露出騎士「服がないって気持ちいい!!!ヒャッハーーー!!!」

王子「!?」

露出騎士「サンキュー!服の野郎のせいでこの弱虫野郎になり下がってたけどもう安心だぜぇ!!!ハッハー!!!」

女騎士「彼は脱げばかなり強くなるので、確かに戦力的には安心ですね」

王子「そ、そうか……」

露出騎士「よっしゃ!もう全裸になるぜぇ!!!俺は止まらねぇぇええええ!!!」

女騎士「ふんっ!」

ガツン!

露出騎士「」ち~ん

女騎士「まぁ、このような感じですね」

王子「うん、十分理解したから……次いいかい?」

女騎士「はい、三人目は……」



女騎士「【安価下】騎士ですね」

妹騎士「王子の妹騎士ですわ!」

王子「なんでお前が!?」

女騎士「すみません、どうしてもついて行きたいと……私にはどうする事も出来ず……」

王子「前もって私に相談するとか!!!」

女騎士「内緒にしないと秘密をばらされると脅されたもので……うぅ」

妹騎士「もう!わたくしを無視しないで下さい!お兄様!」

王子「うっ!駄目だ!駄目だ!危険なんだぞ!!!」

妹騎士「わたくしだってお父様を助けたいんですの!」

王子「お前は女だし、まだ15歳だし、王女なんだぞ!」

妹騎士「男装騎士ちゃんだって女の子ですし、15歳ですわ!」

妹騎士「それに休日は隠れてフリフリの衣装を着て、まるでお姫様ですわ!」

男装騎士「ちょっ///やめてよ///」

王子「お前達、面識があるのか?」

妹騎士「王家や貴族の学校の同級生ですわ!ねー?」

男装騎士「うん///」

妹騎士「とにかく、ついていきますから!頑丈なだけのお兄様より、わたくしの魔法の方が役に立ちますわ!!!」

女騎士「確かに姫様の魔法のレベルは、この国の三本の指に入る程の実力かと」

女騎士「対して王子は剣も魔法もからっきし、王子でありながら壁役にしかならないかと」

王子「ぐぬぬ……いくら付き合いが長いからといって辛辣過ぎないか?」

妹騎士「ふふん!では、いいかしら?」

王子「わ、わかったよ!その代り、女騎士!しっかり守るんだぞ!!!」

女騎士「はい!」

妹騎士「わーい!ですの!」

王子「次、いいかい?」

女騎士「四人目ですね……」



女騎士「【安価下】騎士です!」

不倫騎士「王妃と不倫して騎士団を裏切り駆け落ちしてきた元隣国の騎士であります!」

王子「初耳なんだが……亡命してきたのか……」

大臣「はいッ!それは涙ちょちょぎれる程の純愛ストーリー!今、私がその悲劇を語りましょう!」

王子「いや、いいよ……それに純愛て、不倫じゃん……」

不倫騎士「はい!しかし不倫は騎士道でありますから!」

王子「意味分かんないよね」

不倫騎士「おや!そこの女騎士さん!今日もお美しいですね!」

女騎士「寄るな!お前の腕は買っているが、貴様自身は別だ」

不倫騎士「おぉ!つれませんねぇ!だが、それも一興!!!」

王子「俺、苦手だわ……こいつ」

男装騎士「ボクもです……」

妹騎士「お兄様、お言葉使いが乱れてましてよ!」

王子「まぁ、君の事は深くは聞きたくないというか、関わりたくないんだけど」

王子「なにか特技はあるんだよねぇ?」

不倫騎士「特技ですか?もちろんですとも!」



不倫騎士「【安価下】です!きっと役に立ちましょうぞ!」

王子「ば…罵倒?」

不倫騎士「例えばこのように!」

不倫騎士「このメス豚!また少し太ったんじゃありませんか!?」

女「はい!すみません!料理がおいしくて、つい!」

不倫騎士「ドレスにいやらしく肉が食い込んで!そんなにお仕置きされたいのですか!?この痴女!」

女「はい!わたくしは痴女です!もっと罵ってぇぇええええ!」

不倫騎士「ハァハァ……そうですか!では、
王子「も、もういい!」

女「あん///」

王子「だいたい、この女性は誰だ!?そういう店の人か!?」

大臣「隣国の元王妃であります」

王子「もうやだ」

元王妃「きゃっ///」

王子「それに罵倒というかSMプレイだよな……女性限定じゃないのか?というか役に立たないだろう……」

不倫騎士「このプレイで女性から情報を聞き出すのを得意としているのです!」

大臣「先の戦いでも彼の裏切りによる敵国の情報漏洩が我らに勝利をもたらしたのです」

王子「めちゃくちゃ貢献してたんだな……公表できないけど」

不倫騎士「それに男性も罵倒できますよ!」

王子「へぇ……例えば?」

不倫騎士「この童貞」

王子「コロス!!!」

大臣「お、落ち着きなされ!君も何て事を言うんだ!童貞はデリケートなんじゃぞ!!!」

不倫騎士「このように、相手を激昂させたり、混乱、戦意喪失させる事もできます」

不倫騎士「剣の腕はまぁ、そこそこですね」

女騎士「一応、剣の腕も隣国のナンバー2だった」

妹騎士「以外にハイスペックですのね」

王子「フーフー!!!」

女騎士「落ち着きましたか?非童貞は童貞になれませんが、童貞は何にでもなれる可能性を秘めています!」

妹騎士「魔法使いにもなれるそうですわ!」

王子「君達、何のフォローにもなってないよね、もう次いってよ……」シクシク

女騎士「は……はい、五人目は……」



女騎士「【安価下】騎士ですね」

マッチョ騎士「ふんっ!ふんっ!キタキタァーー!!!」

王子「次イコウカ」

女騎士「持って下さい!彼は大振りのハンマーを振り回すとても頼りになる騎士だそうです!」

王子「だそうです……って君がスカウトしたんじゃないの?」

女騎士「実はいつも行っている酒場にツケがありまして……」

女騎士「酒場の主人が、彼を騎士団に紹介する代わりにツケをチャラにしてくれると」

王子「私は君のその正直なところは大好きだけど、あまり調子になるなよコラ」

マッチョ「まぁまぁ!王子様!イライラしてたらいけませんよ!こういう時は汗を流しましょう!イッチニッ!」

王子「暑苦しいな……部屋の気温が三度ほど上がったようだ……」

妹騎士「冷気の魔法!ですわ!」ヒュー!

王子「ありがとう」

王子「ところで君、実践経験は?」

マッチョ「そうですなぁ……多いと言えなくもないし、少ないとも言えないし、難しい所ですな!サンシッ!」

王子「具体的に言ってくれないかなぁ?」ピキピキ

マッチョ「まぁ、ありたいていに言えばゼロですな!まはは!」

王子「シロウトじゃないか……」

女騎士「す、すみません……しかし戦力にはなるかと!」

王子「もういいよ……なにかアピールはある?」



マッチョ「【安価下】ですかな!まはは!」

王子「帰ってくれないかなぁ!?」

マッチョ「な、なにゆえ!?」

王子「心と身体がバラバラじゃないか!?せっかくの身体なのに戦いに不向きすぎるよ!」

マッチョ「しかし、殺生はいけませんぞ!一寸の虫にも五分の魂といいますからな!」

王子「普通は称賛するような性格だけど、こればっかりは何の役に立たないよ……」

マッチョ「それは聞き捨てなりませんぞ!小生、戦いは不向きなれど、傷ついた者の治癒くらいできますぞ!」

王子「治癒?君、戦士じゃないの?」

マッチョ「まはは!何をおっしゃる!小生、生まれも育ちも僧侶ですぞ!」

マッチョ「ちなみに高等治癒魔法までならほぼ詠唱できますぞ!」

王子「それを先に言ってくれないかなぁ!?」

女騎士「ハンマーは酒場の主人の嘘だったようですね……」

マッチョ「何故か酒場では誰もパーティに誘ってくれませんでしたが、役に立ちましょうぞ!」

王子「まぁ、このナリで僧侶なら誘いたくなくなるかもな……」

王子「まぁ、高等の治癒魔法が扱えるなら大歓迎だ!これからよろしく!」

マッチョ「ありがたき幸せ!ふんっ!ふんっ!」

王子「はは、後方支援がいてくれるのはでかいな……大臣、とりあえず彼に上着を」

大臣「そうですな……二人も露出狂はいりませんしな……」

王子「それと大臣、女騎士の給料上げてやってくれ。酒場にツケとか……」

大臣「しかし、十分な額はやっておるはずですけどな……?」

マッチョ「彼女は大酒飲みですからな!しかも酒癖も悪く、店の物を幾度となく壊しておりましたから!」

王子「……」

女騎士「あの!違うんですよ!?ホントにたまぁーにそういう日があるというか……!」

王子「10年以上の付き合いで初めて知ったよ、その事実……」

王子「次!」

女騎士「六人目ですね……すみません」



女騎士「【安価下】騎士ですね……もうお酒やめます」

王子「別にいいよ!?」

亡霊騎士「騎士の亡霊が取り付いた動く甲冑騎士だ」

王子「人ですらないじゃーん」

妹騎士「こ、こわくないですわ!」

男装騎士「だ、だいじょうぶだよ!」

亡霊騎士「ふん、貴様等のお遊びに付き合ってやるというんだ、感謝しろよ」

王子「凄い上から目線だけど、亡霊だから許すよ、なんかもういいや!」

亡霊騎士「おっと、兜が落ちた……」ゴロン

妹騎士「首が取れましたわーーー!!!」

男装騎士「ひぃぃいい!!!」

露出騎士「かわいそうに……実体がないから露出できないなんて……」

マッチョ「筋肉を鍛える事もできぬとは……嘆かわしいのぉ!まはは!」

亡霊騎士「ファファファ……」

王子「ところで彼はどういう亡霊なんだい?」

不倫騎士「気になるねぇ」



女騎士「はい、【安価下】ですね」

王子「戦闘狂って、マッチョとは真逆だな」

マッチョ「殺生はいけませぬぞぉ!」

亡霊騎士「うるさいぞデカブツ……貴様から肉塊にしてもいいんだぞ」

マッチョ「ぐぬぬ」

王子「まぁ、頼りになるならいいんだけどな、経歴なんて私は気にしない」

亡霊騎士「へぇ、以外に話が分かるんだな……王子さん」

亡霊騎士「しかし、気にならないのかい?俺がどのように戦闘狂だったかをよぉ」

王子「いや、別にいいよ」

亡霊騎士「いや、気になるだろ?ほら、腰から二本のサーベルを垂らしてるし、どんな感じだったのかとか?」

王子「まぁ、二刀流は珍しくないしな、国王の水竜騎士団の団長も両手剣二刀流だしな」

女騎士「私の父上だ」

亡霊騎士「りょ、両手剣……」

亡霊騎士「数多の戦場を血に染めたんだぜぇ?戦の数なら誰にも負けねぇぞ?例えばなぁ……」

妹騎士「嫌!ですわ!」

王子「貴様!妹の前で血生臭い話をするんじゃない!!!」

大臣「この人でなし!」

不倫騎士「まぁ、人ではないよねぇ」

亡霊騎士「……」

王子「これで六人、女騎士をいれると七人か……残りは五人……!」



王子「皆、濃くて疲れたな、一旦食事とする」

大臣「はっ!」

男装騎士「ふぅ……とってもおいしかったです!」

露出騎士「ハッハァ!確かにウマかったが、女体盛りはねぇのか!?」

妹騎士「また脱いでますの!女体盛りなどあるわけないですわ!」

不倫騎士「だったら、元王妃にさせようかい?」

マッチョ騎士「まはは!やめとかぬか!女性は無闇に肌を晒すものではない!」

亡霊騎士「飯か、百年以上も食べていないな……」

女騎士「こほん……では、続きをよろしいでしょうか?」

王子「うむ!」

女騎士「七人目は……」



女騎士「【安価下】騎士です」

今は滅んだ国で姫でありながら、民のために将軍として戦った凛々しくも美しい

怪盗騎士「アタシだよッ!!!」

王子「誰だよ……?」

怪盗騎士「まぁ、知らなくても無理はないわ……アタシは夜に潜む者……!」

怪盗騎士「光を象徴したかのような王子様とは相容れぬ存在!!!そう思わないかい!?」ずいっ!

王子「ち、近い……///」

妹騎士「ムキー!あなた!お兄様から離れなさい!!!」

怪盗騎士「あら、アナタも美味しそうね……盗んでみたいわぁ、アナタのは・あ・と」ずずいっ!

妹騎士「や、やめてくださいまし///」

王子「彼女は何者なんだ……?」タジタジ

女騎士「王子、大怪盗シュバリエはご存知で?」

王子「あぁ、妖艶な雰囲気で世の男共を魅了し、数々の財宝を盗んだという……まさか!」

女騎士「そうです彼女が……」

怪盗騎士「アタシだよッ!!!」ずずずいっ!

王子「わ、わかったよ……君が大怪盗シュバリエなんだろ///」

妹騎士「だから、近いですの!お兄様は童貞だから、すぐ陥落してしまいますの!」

王子「うるさい!大丈夫だ!でも、何で大怪盗がここに?捕まったという噂も聞かなかったが……」

怪盗騎士「国王には昔お世話になったのよぉ、だからその恩返し!分かるぅ?」背中ススッ

王子「ひゃ……ひゃい!分かりますた!」

女騎士「国王へ御恩返しをしたいと、過去の罪を消す代わりに騎士へ立候補したのです」

不倫騎士「いいのかい?盗っ人を騎士団なんかにして?僕はこの国に来て、まだ日が浅いから分からないんだが……」

マッチョ「彼女は義賊ですからな!盗品は貧しい家庭へ、奴隷の解放にも貢献した、見上げた女性ですぞ!」

怪盗騎士「ノンノン!かわいい子猫ちゃん達を盗んだだけさ!」

亡霊騎士「怪盗シュバリエ……昔そんなコソドロがいた気もするな」

怪盗騎士「アタシのご先祖様だねぇ、あと今度コソドロって言ったら魂盗るわよぉ?」

亡霊騎士「ほぉ、おもしろい!」サーベルチャキッ!

マッチョ「オンギリギリケセラウンバッバ!」

亡霊騎士「や…やめろ!?成仏する!?」シュワー

妹騎士「これで、亡霊騎士が暴走しても大丈夫ですわ!わたくしの案ですのよ!」

王子「うん、嬉しいけど、本当に成仏させないでね?一応戦力だからさ」

女騎士「露出狂の暴走を抑える呪文も欲しい所だがな」

怪盗騎士「それより、王子アタシのタイプド真ん中だわぁ!今宵、門出の花火をあげないかい?」ずずずずいっ!

王子「や、やめてください///」

亡霊騎士「きたねぇ花火だ」

妹騎士「どうせ会う男みんなに言ってるんですわ!いい加減にしなさいですの!」

王子「つ、次いってくれ!」

女騎士「ハァ……それでは八人目ですね」

王子「?」



女騎士「【安価下】騎士です」

疫病騎士「ケッケッケ……どうも……………!」

王子「また濃いのが来たな」

男装騎士「大丈夫なんですか?顔色悪いようですけど……あっ、近寄らないでくださいね?」

疫病騎士「顔色は元々だよ……それより、いいのかい?オレを世に放ってよぉ、まぁ久々のシャバも悪かないがね」

王子「こいつ囚人なのか……!?」

女騎士「いえ、彼が何をしたという訳ではないのですが……王子危ないッ!」

王子「えっ!?」

ガシャアアアアアアン!

露出騎士「シャンデリアが……」

不倫騎士「王子の頭上に……」

妹騎士「女騎士が助けなければ直撃でしたわ……!」

疫病騎士「ケケッ!だから言ったろうが!オレは疫病神なんだよ!」

疫病騎士「まだまだ、こんなもんじゃねぇ!これくらいの事なら日常茶飯事よ!!!」

王子「周りに不幸を集める体質なのか……!?」

怪盗騎士「はた迷惑な騎士だねぇ!」

疫病騎士「これで分かったかい……?オレがいると王子さんの妹にも災いが降るぜ?」

疫病騎士「さて、オレはまた暗い檻の中に戻るとするか……」

王子「疫病騎士……」

大臣「待って下さい王子!彼は何の罪もないのです!それなのに自ら冷たい檻の中へと!」

疫病騎士「やめろ!!!」

大臣「十年ですぞ!他人に迷惑をかけないようにと!自分を戒め……一人孤独に……あんまりじゃありませんか!?」

王子「大臣……」

大臣「ですから、どうかこの馬鹿めを!どうか!」

支援騎士

疫病騎士「しつこいぞ!親父!!!」

王子「親父!?」

女騎士「はい、彼は大臣の御子息です」

妹騎士「なんと、まぁ」

王子「そうか、それで……!」

疫病騎士「ちっ……」

王子「分かった!連れて行こう!」

疫病騎士「何!?オレは不幸を呼ぶ体質なんだぞ!?」

王子「あぁ」

疫病騎士「お前ら全員に不幸が降りかかるかもしれないんだぞ!」

王子「大丈夫だ」

不倫騎士「大丈夫って……よく言ってくれますねぇ」

怪盗騎士「アンタは黙りなさぁい」

疫病騎士「こんなオレが名誉ある円卓の騎士になってもいいのか!?」

露出騎士「俺様なんて露出狂だぜ!ヒャッハァ!」

亡霊騎士「ファファファ……俺は亡霊だ」

疫病騎士「でも、もしオレのせいでまた誰か死んだら!!!」

大臣「あれはお前のせいではない!!!」

王子「……また?」

女騎士「十年前、大臣の奥方、彼は母親を事故で亡くしているのです……」

女騎士「偶然が重なり起こるはずの無い事故だったので、彼は自分のせいだと思い、自ら国の持つ特級の牢へと……」

王子「そんな事情が……」

大臣「あれは誰のせいでもない……ただの事故だったのだ……」

マッチョ「ちょいと見せてくれませんかな?その痣は?」

疫病騎士「……首のこれか?いつのまにかできていたが……それがどうした?」

マッチョ「これは闇の魔女の使う一種の呪い印ですな……不幸を集めるものかは分かりませんが」

大臣「なんですと!」

王子「彼も被害者だったのか?」

マッチョ「しかし、十年前のもののようで魔女の力がまだ弱かった頃のものですな」

マッチョ「これならば、ある事をしている間はその効力を失うでしょうぞ」

大臣「ほ、本当かね!?」

疫病騎士「じゃあ。オレも群衆を歩けるのか!?王子とともに聖杯を探しに……クソったれの魔女も倒せるのか!?」

妹騎士「よ、よかったですわぁ!」

王子「それで何をすればいいんだ!?」



マッチョ「【安価下】ですな」

お前らちゃんと読んでレスしてるの?
条件反射でレスするのだけはやめてくれよ
書くけどさぁ

マッチョ「魔女が国王との間に作って、一人寂しく生きている子供を殺しに行く間は効力を失いますぞ!」

王子「なんだ……それ?」

不倫騎士「何か知らぬが殺意が沸いたな、神は信じぬが神の声とやらに」

怪盗騎士「アタシもよぉ、書くのはいいけど文章の繋がりを考えてほしいわぁ……アタシったら何言ってるのかしら」

妹騎士「そんな事より、お父様と魔女の間に子供!?何の事ですの……!?」

マッチョ「あっ!これ内緒でしたな!失敬!」

全員「ええ~~~~~~~~!?」

王子「だいたい本当だとして、何で君がそれを知ってるんだ!?」

マッチョ「え~とですな」

大臣「私も知りませんでしたぞ!?本当なのですか!?」

マッチョ「隠しても無駄ですな……」

マッチョ「国王と小生、女騎士殿の父君、それに闇の魔女の4人は昔、以前の闇の魔女を倒したメンバーだったのです」

王子「何だって!?」

女騎士「お父様も……」

妹騎士「以前の闇の魔女?」

マッチョ「ええ、闇の魔女は元々、光の魔女でした……」

マッチョ「しかし闇の魔女を倒した時、意識を奪われ今は身体を乗っ取られておるのです……!」

マッチョ「あなた方の母君よりも前に、彼女は国王との子供を儲けておりました」

王子「私達の兄……!」

妹騎士「それは誰ですの!?まさか!!!」

マッチョ「はい……魔王でございます」

大臣「なんと!」

男装騎士「魔王が王子様のお兄さん……?」

王子「嘘だッ!!!」

マッチョ「本当でございます」

疫病騎士「……それが本当だとしてオレの呪いと何の関係がある?」

マッチョ「これは闇の魔女が魔王の血を使い、刻んだ呪い印です」

不倫騎士「血の呪印か、それなら僕も知っているが、血の持ち主を怨むほど呪いが強まるヤツだろ?」

亡霊騎士「それなら貴様の言っている事と逆じゃないのか?」

マッチョ「ええ、普通はそうですが、光の魔女が必死に抵抗したのでしょう」

マッチョ「本来とは逆の相手を怨むほど、効果か弱まるようにと……!」

露出騎士「それで魔王を殺しに行くほど怨めばいいってわけですね……」

マッチョ「そうですな、言い方が悪かったですが」

疫病騎士「オレは一度も魔王を怨んではいねぇ……だから呪いが現れてたのか……!」

マッチョ「しかし、けっして光の魔女を恨まないでください!彼女は……!」

疫病騎士「ケケッ!別に恨まないさ……良かれと思ってやった事にとやかく言ったりはしない……」

マッチョ「かたじけない!」

女騎士「疫病騎士は何とかなるとして……」

疫病騎士「まぁ、今まで怨んでいなかったヤツを怨めと言われるのも難しいがな……」

疫病騎士「ケケ…今までの辛さをそのまま魔王への想いにぶつければいいだけだ……元凶は闇の魔女だが…………」

疫病騎士「しかし彼らは簡単に割り切れないだろうな……」

男装騎士「姫様……!」

妹騎士「魔王はお父様の子……わたくし達のお兄様……」

王子「……」

女騎士「王子!」

大臣「うぬぅ、若様……」

王子「……関係ない!」

全員「!?」

王子「魔王は魔王、私は私だ……!」

王子「光の魔女が囚われているのなら、彼女の心と身体は取り戻す!」

王子「それに現在の魔王は大人しい……無害ならば放っておけばよい!」

王子「もし将来、我が国を侵すならばその時相手にすればよい!」

王子「我々の目的は聖杯探索だ!」

王子「聖杯さえあれば、病も呪いも闇さえ晴れよう!」

王子「今は無駄な感情などいらぬ!!!私の家族は死んだ母を含めて4人だけだ!!!」

妹騎士「お兄様……!そ、そうですわね!わたくしったら別に動揺なんかしておりませんわよ!」

不倫騎士「強い兄弟だねぇ」

怪盗騎士「馬鹿ねぇ……強がってるだけよ」

不倫騎士「それが強いって言うんだよ」

王子「闇の魔女も魔王もまずは聖杯を手にしてからだ!それもできねば道も開けまい!」

王子「疫病騎士には悪いがそれでいいか?」

疫病騎士「いいですよ……王子さん、聖杯を手にした最強の円卓の騎士で闇の魔女も魔王も解決しましょうや」

王子「ありがたい……頼もしいぞ、皆も……!」

マッチョ「昔の国王を見ているかのようですな」

大臣「あぁ……!」

王子「少し話がそれたな、すまぬ、続きをいいか?」

女騎士「王子……はいッ!九人目ですね!!!」



女騎士「【安価下】です!!!」

あれ?11人紹介してギャグオチで終わる流れだったんだけど……
長編で話作れそうなシリアスが入ったな、連投できないから無理だろうけど
取りあえず今日はここまで

以下、忘れそうだし、もしストーリー作るなら自分用のキャラ設定

王子 20歳男 頑丈 壁 童貞 私or俺

大臣 42歳男 頑固 人情に厚い スライムフェチ 私 

女騎士  21歳女 金髪 幼馴染 酒乱 騎士団長の娘 私
男装騎士 15歳女 貴族 男性恐怖症 レイピア使い ボク
露出騎士 22歳男 変態 二重人格 僕or俺様 ヒャッハァ!
妹騎士  15歳女 姫 魔法使い わたくし ですわ口調  
不倫騎士 27歳男 不倫こそ騎士道 スパイ S気質 僕
マッチョ 40歳男 僧侶 前闇の魔女討伐メンバー 小生 まはは!
亡霊騎士 130歳男 甲冑に取りついた亡霊 サーベル二刀流 戦闘狂 俺 ファファファ
怪盗騎士 25歳女 義賊 妖艶 でかい アタシ 
疫病騎士 20歳男 不幸体質改善中 大臣の息子 俺 ケッケッケ




妹騎士はわらわ、じゃぞ口調にすればよかったと後悔

>>40は女騎士と被りそうだけど何とかする

ちなみに>>40は何歳くらいがいいかな?

個人的には17歳(CV小清水亜美)か27歳(CV田中敦子)のどちらかって感じ

何の話かと思ったけどfateなんだね
アーサー王物語も詳しくないから
原作やfate好きな人には謝罪騎士

女騎士「今は滅んだ国の姫でありながら!」

女騎士「民のために将軍として戦った!」

女騎士「凛々しくも美しい!」

女騎士「将軍騎士です!!!」

王子「お、おう」

女騎士「しんみりしていたので、少し盛り上げてみました」

将軍騎士「申し訳ありません」

王子「謝らなくていいよ!?」

将軍騎士「とてもそんな雰囲気ではなかったので」

王子「今のは女騎士が悪い」

女騎士「……」

王子「それにしても姫まで参加する事無かったのでは?」

大臣「そうですぞ!まだ心の傷も癒えてないでしょう!」

将軍騎士「……」

疫病騎士「アイツはダレなんだ……?姫とか言っていたが…………?」

妹騎士「わたくしや女騎士さんと若干被っていますわ!」

男装騎士「ボク達の隣国、太陽王国の生き残りのお姫様だよ」

怪盗騎士「女だてらに一将軍として戦争に参加したのよ」

怪盗騎士「戦場では敵には鬼神の如く、味方には女神のような存在だったらしいわ」

怪盗騎士「それにしても、王子が彼女を見るめが優しいわねぇ……!」

露出騎士「は、はい、そうみたいですね。それにしても同じ亡命でも不倫騎士さんとは大きな違いですね……」

不倫騎士「大きなお世話だよ?亡国のお姫様ねぇ、また難儀なメンバーが増えたものですね、美しいからいいですけど」

将軍騎士「私を快く迎えてくれたこの国に御恩返しがしたいのです」

王子「しかし、危険な旅となります。姫はもう少し療養していた方がよろしいかと」

将軍騎士「いいえ、元より私は13人の王女の中でも末娘、日々剣を持ち、戦いの毎日でした」

将軍騎士「祖国が滅びた今、私は寄る所の無い身」

将軍騎士「我儘かとは思いますが、悲しみの癒えぬ間は、せめて身体を動かしていたいのです」

亡霊騎士「つまり、身体を動かし祖国の事は忘れたいと……オレなら祖国復興の為、奮闘するがね?」

女騎士「言葉が過ぎるぞ!!!」

将軍騎士「……」

王子「亡霊騎士、彼女の国は長らく帝国に侵攻されていたんだ」

王子「5度目の大規模な侵攻の時、私達の国も大部隊を用いて救援に向かった」

亡霊騎士「それで帝国に滅ぼされたのか?」

王子「いや、原因不明の爆発で太陽王国は滅び、帝国兵の大半も巻き込まれた」

亡霊騎士「……」

王子「そのとき我が国にいた姫だけが助かったのだ……太陽王国は最早、人の住める場所ではない」

将軍騎士「戦場こそが私の居場所、兵や民を差し置いて私だけが助かるとはッ……!」

大臣「あぁ!おいたわしや!」

亡霊騎士「救援に向かったこの国の軍はどうなったんだ?」

王子「幸運にも、我が軍はすんでの所で回避できた……姫には申し訳ないが」

将軍騎士「いいえ、あの爆発でどちらにしろ助かりませんでしたし、この国の民にまで被害がなくて良かったです」

亡霊騎士「ふん、出来過ぎていないか?」

王子「何がだ?」

亡霊騎士「この国の被害はゼロ、長年援助の必要のあった隣国は滅び、帝国にも打撃を与え、愛しの姫をも手中に……」

大臣「貴様!何が言いたい!?」

亡霊騎士「おたくらの仕業じゃないのか?あん?」

大臣「貴様ァ!許さん!許さんぞぉぉおおおお!!!」チャキッ!

王子「待て!大臣!そのように思っている者は城内にもいる」

王子「彼のような者を一々斬っていては、それこそ罪を認めているようなものだ……!」

王子「だが、亡霊騎士よ、我が国に人為的に爆発を起こせるような魔法も科学力もない」

王子「それに太陽王国とは隣国同士、何百年も同盟を結んでいたのだ、父上や我等の代でそのような愚ろかな事はせぬ」

王子「これから、二人には世話になるのだ、どうか信じてくれぬか?」

亡霊騎士「まぁ、どっちでもいいがな……!」

女騎士「貴様!」

亡霊騎士「しかし、女将軍、アンタは戦力になるのか?オレにはそうは思えないがね」

王子「……」

将軍騎士「では、どうすればいいのです?」

亡霊騎士「手合わせ願ってもいいかい?」

女騎士「おいッ!」

将軍騎士「いえ、それで私を認めてくれるならいいでしょう」

女騎士「姫ッ!?」

将軍騎士「姫と呼ぶのはやめてください、私は一人の武人としてあなたと勝負します」

大臣「王子!?」

王子「……かまわん、彼女なら大丈夫だ」

将軍騎士「ありがとうございます」

亡霊騎士「ハッハァ!じゃあ行くぜ!!!」

キキン!

将軍騎士「くっ!速いですね!!!その身のこなし!よほど多くの戦いを経験したのでしょう」

亡霊騎士「まだまだァ!」

キキキン!

男装騎士「彼の斬撃が止まらない!」

不倫騎士「亡霊だから疲労をほぼ知らないんでしょうね、かませ犬かと思いきやいやはや……」

亡霊騎士「言っとくが、亡霊だから強い訳じゃないぜぇ!!!生前から俺は超ド級の戦闘狂だァ!!!」

将軍騎士「ふっ!ふっ!」

怪盗騎士「あの手数を全て捌くなんて、お姫様も凄いわねぇ……!」

妹騎士「でも、このままじゃいずれ疲労で隙ができますわ!」

妹騎士「お兄様!止めてくださいまし!!!」

王子「安心しろ、今は太陽が昇っている。彼女が負ける事はありえない……!!!」

妹騎士「それってどういう……!」

王子「……」

亡霊騎士「オラァ!!!」

将軍騎士「くっ……!!!」

マッチョ「何と!」

疫病騎士「オイオイ……!空っぽの甲冑野郎だから関節を無視して攻撃しているぞ…………!?」

亡霊騎士「この俺の全方向からの無限の連撃を止める術はないぜぇ!お嬢さんよぉ!!!」

将軍騎士「確かに強いッ!止むを得ませんね……!」

亡霊騎士「何だァ!本気じゃなかったってかァ!図に乗るなよォ!!!」

ズババ!!!

将軍騎士「ふっ!いえ!これが私の実力です!しかし、私は力を示さねばならない!!!」

将軍騎士「これからの味方相手に使うのは気が引けますが……」

ゴォォオオオオ!!!

不倫騎士「彼女の身体が赤く光った!?」

怪盗騎士「アタシも初めてだが、よーく見ときな……凄いの来るよ」

亡霊騎士「これは……!やはり!!!」

将軍騎士「はぁぁああああ!!!」

男装騎士「速い!!!」

妹騎士「しかも、なんて魔法量ですの!?」

ズガガガガガァァアアアアン!!!

亡霊騎士「忌々しい太陽の……また俺は負けたのか…………!」

ガクリ

マッチョ「なんと猛々しい技よ……!」

将軍騎士「ハァハァ……!」

露出騎士「段々、光が元に戻っていきます……」

将軍騎士「やはり屋内だと全力まではいきませんね、自分の魔力も使ってしまったようですし……」

不倫騎士「今のが全力じゃないとは、手合わせしたくはないねぇ」

怪盗騎士「そっちのユーレイは大丈夫なのかしらぁ?甲冑割れてるけどさぁ」

女騎士「彼は大丈夫だ、時間が経てば時期に鎧ごと回復する」

疫病騎士「ケケッ……そいつが化け物なのは分かったが、彼女も相当だな…………!」

マッチョ「太陽王国の王族の中には太陽の魔力を取り込み、日中は無尽蔵に魔力を消費出来る者が産まれるという」

マッチョ「小生もこれを見るのは二度目だが、若いころの記憶が蘇るようですな、温かな光だった……」

王子「流石だ、いつみてもその技は美しい……!」

将軍騎士「兄や姉には及びませんが、これが私の実力です……亡霊の彼は気絶しているようですが」

妹騎士「もの凄い戦力になりそうですわ……」

疫病騎士「それにしても、亡霊騎士の言っていた『太陽の……また負けた』とはどういうことだったんだ?」

女騎士「私もそこまで詳しくない……が、気になるのならば、彼が目覚めた時に聞けばよい」

将軍騎士「王子、私もついて行ってよろしいですか?」

王子「……仕方ないですね、あなたがいれば心強いのも確か……よろしくお願いします!」

妹騎士「本当は心から嬉しいくせにですわ!全く、うんたらかんたら」ブツブツ

将軍騎士「お時間を取らせてしまい、すみませんでした」

女騎士「いえ、亡霊騎士のせいですし、今後はこのような事がないよう注意させます」

王子「残すはあと二人か……」

不倫騎士「なんかシリアスが続いちゃいましたねぇ……!」

疫病騎士「……」

将軍騎士「……」

怪盗騎士「コラッ!」

ボカッ!

不倫騎士「痛いじゃないか、君のその義手……金属で痛いんだよ」

怪盗騎士「痛くしたんだよ!もっと痛いのが好みなら、鉛玉浴びせようかぁ?」

大臣「やめんか!まったく!」

王子「じゃあ次、いいかい?」

女騎士「はい、十人目は……」



女騎士「【安価↓3】です」

中年騎士「ワタクシ中年騎士でございます」

疫病騎士「なんか目つきが鋭いオッサンだな……」

男装騎士「爺!何故ここに!?」

怪盗騎士「じい?」

女騎士「彼は男装騎士付きの執事だ」

女騎士「男装騎士を連れて行くにあたり、男装騎士の父君からの条件として彼が使わされたのだ」

男装騎士「父上~!ボクは大丈夫なのに!!!」

中年騎士「若!言葉遣いがなっておりませんぬぞ!」

男装騎士「若って言うな!ボクは女だぞ!」

マッチョ「まはは……何か訳ありのようですな」

王子「しかし、執事か……男装騎士が心配なのは分かりますが、執事が一人増えるというのも……」

男装騎士「そうだよ!爺は帰れよ!!!」

中年騎士「若、ワタクシはまだ中年です。けっして爺と呼ばれる年齢では……」

露出騎士「どうでもいいけど、役に立つのか!?その爺さんはよォ!ヒャッハァ!!!」

中年騎士「品の無い方ですね、これでもワタクシ料理の腕は一級だと自負しております」

中年騎士「皆様の長旅の助けにはなるかと」

王子「それはありがたいがなぁ……うーむ」

女騎士「長旅には計画的な栄養補給は大事です、彼の知識と料理の腕は役に立つかと……それに」

露出騎士「だが、このじいさんがくたばったらどうするんだァ!?俺は庇いながら戦えないぜぇ!?」

中年騎士「心配には及びません、ワタクシ戦闘の時は後方にて待機しますので」

怪盗騎士「ステキなおじさまだけど、ただのお目付け役なのね、後方からじゃ男装ちゃんを助けられないわよぉ?」

中年騎士「仕方ないですね、あまり見せびらかすものではないのですが」

カチャリ

疫病騎士「なんだ……?アレは…………?」

不倫騎士「ガンだな……それに狙撃用のモノだ、僕の国や帝国では割とポピュラーだが、爺さん扱えるのかい?」

女騎士「まぁ、見ておけ」

ピーヒョロロ

マッチョ「まさか、あのトンビを!?殺生はいけませぬぞ!」

バァン!!!

妹騎士「凄い……ですわ」

露出騎士「直線状の二羽のトンビを撃ち落とした……スゲェじゃねえかァ!!!」

中年騎士「戦いでも役に立つかと」

男装騎士「初めて知った……!爺がそんなことできるなんて……!」

中年騎士「昔の杵柄でございますよ」

王子「過去の詮索はしないが、実力は十分だな……!さっきはすまない、力を貸してくれ」

中年騎士「もちろんですとも」

男装騎士「だ、駄目だよ!」

王子「どうしてだい?」

男装騎士「えっと!だって……やっと伸び伸びできると思ったし、可愛い服も着れると思ったのに……!」

王子「……」

男装騎士「ああっ!そうじゃなくて!!!そうだ!アレだよ……!」

男装騎士「爺は変な癖があるんだよ!きっと苦労するよ!だから……!」

王子「ちなみにその癖とは?」



男装騎士「【安価下】だよ!」

やっちまった……文章消えた…………死にたいナイト

王子「背後に立つと怒る?」

男装騎士「昔、爺の後ろに他の執事が立ったんだ……それはもう悲惨な事に……!」

中年騎士「いや、お恥ずかしい」

怪盗騎士「それでどうなったのよぉ?」

男装騎士「ボクの口からは恐ろしくて言えないよ!」

妹騎士「その一件を見て、彼女は爺に逆らえなくなったのですわ」

王子「見てみたい気もするが、常に壁を背にして隙がないな」

中年騎士「癖でして」

王子「まぁ、そのくらいの癖なら気にならないよ、よろしく頼む」

男装騎士「そんなぁ」

疫病騎士「ケケ……それはいいけど、あの獣はナンなんだ…………?」

獅子「ガルル!」

男装騎士「イヴァン!」

中年騎士「おお!忘れておりました!彼女はイヴァン、若のペットでございます」

王子「彼女のペットだったのか……今朝、頭を噛まれたんだが」

男装騎士「す、すみません!イヴァンはボクがいないという事を聞かないので!こら!お前も謝るんだ!」

不倫騎士「王子が壁と呼ばれる所以を理解した気がするよ」

男装騎士「でも、どうして?」

中年騎士「はい、若がいなくなってすぐ家を抜けだし、城に迷い込んだのであります」

中年騎士「どうか、彼女も連れて行ってやってはどうでしょうか?」

男装騎士「駄目だよぉ!」

王子「私としても来ないでほしいな」

男装騎士「イヴァンはか弱い女の子なんだよ!?」

疫病騎士「か弱い……」

マッチョ「女の子……」

将軍騎士「かわいいです……!」

獅子「ガル!」

男装騎士「駄目だって!危険なんだよ?」

獅子「ガル!ガガル!」

男装騎士「そんな事言っても……!」

獅子「ガルゥ……」

男装騎士「わ、分かったよ!連れて行くから!もう!」

疫病騎士「彼女達が会話しているように見えるんだが……オレにはナニを言っているかさっぱりだ…………」

不倫騎士「あれはね、怪盗騎士は厚化粧の暴力女って言ってるんだよ……うがぁ!」

怪盗騎士「殴るわよぉ?」

不倫騎士「……もう殴った後じゃないか」

中年騎士「イヴァンともどもよろしくお願いいたします」

王子「噛まないのなら……まぁ、よろしく」

獅子「ガル!」

男装騎士「エヘヘ!」

なぜ書き込みのつもりが更新をクリックしたんだ……

王子「知識豊かで料理のできる後方支援役……かなりの人材だな!!!」

獅子「ガル!」

王子「そうだな、お前もいい獣材だ!」

妹騎士「獣材……」

王子「ついに最後か!よろしく頼むぞ、女騎士!」

女騎士「はいっ!」

女騎士「最後の騎士は……」



女騎士「【安価↓3】騎士です!」

女騎士「竜族の血を持つ者を異世界から召喚します」

王子「それでさっきから後ろの方で準備していたのか」

将軍騎士「最後と言われた円卓の騎士にも異世界の竜人族がいたと聞きます、その再現でしょうか」

王子「して、大丈夫なのか?」

召喚師A「はい、抜かりはありません!」

召喚師B「我々の召喚術式は完璧であります」

王子「では、頼むぞ!皆の者!」

召喚師達「「「はいッ!」」」

召喚師達「「「ウンダラーカンダラー」」」

妹騎士「ワクワクしますわ!」

将軍騎士「ふふっ、そうですね」

マッチョ「異世界からの召喚魔法!小生も見るのは初めてですぞ!ふんっ!ふんっ!」

不倫騎士「ちょっと、やめてくれないかな?暑苦しい」

怪盗騎士「今、どさくさにまぎれて誰かお尻触ったでしょう!?」

露出騎士「俺じゃないぜ!ヒャッハァ!」

王子「おいおい!みんな静かに!」

どんっ!

男装騎士「あっ、ボ、ボクに触るなぁ!!!」

王子「あべし!」

中年「ワタクシの後ろに立ちましたな!」

王子「ひでぶ!」

獅子「ガルル!!!」

王子「うぎゃぁ!!!」

召喚師C「ウンダラーカンはうあ!」

疫病騎士「オイ……!召喚師に王子がぶつかったぞ…………!?」

女騎士「まずい!」

大臣「いけませんぞ!」

ピカァーーーーー!!!

王子「へっ?」

モクモクモクモク……

JK騎士「いったーい!何よ!!!」

王子「!?」

マッチョ「なんと面妖な出で立ち!」

不倫騎士「竜人族じゃないよねぇ?」

召喚師A「し、失敗しましたーーー!!!」

全員「え、ええええええええ!!!?」

JK騎士「失敗って……何か失礼ね……てか、ここどこなの?アンタ達の格好何?演劇でもするの?ウケるんだけど」

中年騎士「あのような……短いスカートを?娼婦でしょうか」

大臣「ふ、不埒ですぞ!」

JK騎士「娼婦じゃないわよ!何なのよ!アンタらさぁ!イミ分かんないんだけど?」

王子「す、すまない……キミは異世界に召喚されたんだ」

JK騎士「や、やだ……!王子様みたい……!」

JK騎士「じゃなくて異世界!?何よそれ!?頭おかしいの!?」

女騎士「いや、本当なんだ」

JK騎士「はぁ!?いい年してコスプレなんかしてんじゃないわよ!」

JK騎士「アレか!?お前らみんなオタクか!!!アタシ、オタクに拉致されたのか!?」

JK騎士「それにしてもクオリティたけぇーな!そのコスプレ!」

JK騎士「まるで白銀の騎士アメリアじゃない!アンタのは姫騎士ナターシャ!?」

JK騎士「あっ!べ、別にアタシはオタクじゃないからね!たまたま、知っていただけで……」

JK騎士「オタクなんて大っ嫌いだし、アタシギャルだし、か、勘違いしないでよね!」

妹騎士「契約魔法で言葉は分かりますが、何を言っているのか分かりませんわ……!」

男装騎士「な、何か怖いよぉ……!」

王子「えっと、どうしたら信じてもらえるかな?」

JK騎士「信じてって……コスプレなんでしょ?魔法でも使えるっていうの?」

妹騎士「魔法?あなたの世界には魔法がないんですの?それならば……火炎の矢!!!」

ボシュバッ!

JK騎士「へ?マジ……?」

妹騎士「これでいいかしら?」

JK騎士「す、すごい!ほ、他にはないの……!?」

不倫騎士「すごい食いつきようだな……」

妹騎士「ほ、他ですか?ならば……雷の槍!!!」

ビリリ……ズバァァアアアアン!!!

JK騎士「すご……」

JK騎士「ア、アタシ本当に異世界に来たんだ……!」

JK騎士「てことは、アタシが勇者!?」

JK騎士「神から与えられた力で魔王を倒すのね!!!」

大臣「何やら乗り気のようですな……」

王子「あ、ああ……」

女騎士「すまない、少女よ……私達は力あるものを召喚しようとして失敗したのだ」

JK騎士「へ?」

女騎士「しかし、召喚された者が特別な力を得るいう事もない」

JK騎士「アタシいらない子?元の世界に戻されるの?」

JK騎士「ま、まぁ……別にいいけど!元の世界にはママも友達もいるし」

JK騎士「あ、でも少しくらいなら楽しんでいってもいいかな!」

王子「その……申し訳ないんだが……」

JK騎士「何?」

女騎士「君を元の世界に返す事は出来ない……そのような技術はないんだ……すまない」

JK騎士「ハ、ハァーーーーーーー!?」

JK騎士「何、そのお約束の展開!?おかしいでしょ!?こっちは一方的に呼び出されたのよ!?」

JK騎士「普通、ここで承諾を得て、駄目なら元の世界に返還してもらうくらいの事はするでしょう!?」

JK騎士「人権の侵害よ!馬鹿じゃないの!?誰が考えたのよ!!!こんな事!!!」

王子「すまない……普通、失敗する事なんてないんだが……」

召喚師B「はい、召喚は万全の態勢で挑みますので」

JK騎士「誰のせいで失敗したのよ!」

中年騎士「王子ですな」

男装騎士「王子様ですね……」

獅子「ガル!」

王子「君達のせいでもあるよね!?むしろ君達のせいじゃないかなぁ!?」

JK騎士「もういいわよ、アホらしい……」

JK騎士「アンタらが分からなくても、もしかしたら帰る方法があるかもしれないんでしょ」

女騎士「まぁ、無いとも言えないからな……最悪、闇の魔女が知っている可能性も……」

JK騎士「なら、それまでこっちにいてあげるわ……特別待遇しなさいよね」

妹騎士「なんて不遜な態度ですの!?」

大臣「まぁ、これは仕方がないですからな……」

JK騎士「アンタ王子様?」

王子「まぁ、一応」

JK騎士「ふーん……も、もし、アタシが元の世界に戻れなかったら責任とって結婚しなさいよね///」

王子「えぇ!?」

妹騎士「な、何を言ってますの!?あなた!?」

女騎士「だ、駄目だぞ!結婚だと!?責任とか……!駄目だ!駄目だ!」

将軍騎士「……」

怪盗騎士「あら、モテモテねぇ……!」

不倫騎士「未婚者に興味はないが、羨ましい限りだねぇ」

男装騎士「やっぱり男は不潔なんだ!」

疫病騎士「ケケッ…………」

王子「む、無理だ!約束できない!!!」

JK騎士「そ、そこまで否定する事ないじゃない!!!」

王子「だって私には……では、なくて……危険なんだ!今から危険な旅にだるんだ!」

王子「最悪、死んだりするかもしれないし帰ってこれないかもしれない!」

JK騎士「いいわよ、ついて行くし」

王子「は、はい!?」

女騎士「君は何の力もないんだろう……!?」

JK騎士「もう辞めちゃったけど、弓道やってたよ」

女騎士「実践弓術ではないのだろう!?危険すぎる!」

JK騎士「その時は王子に助けてもらうから大丈夫」

王子「いや、私は……戦力にならないんだ」

妹騎士「そうですわ!お兄様は頑丈なだけの壁役ですの!」

JK騎士「あたしを守るナイトにピッタリな取り柄じゃない!それにあなた妹なの?あなたも可愛いわね!」

妹騎士「こ、言葉が通じませんわ!」

不倫騎士「恋する少女だねぇ」

JK騎士「よろしくね!王子!」

王子「あはは……」

女騎士「やり直せ!」

召喚師A「はいっ!?」

女騎士「やり直せぇぇえええええええええ!!!!!!」

召喚師達「「「無理ですよぉぉおおおお!!!」」」

王子「まぁ、色々あったが、これで12人全て揃った訳だな……!」

大臣「そうですな……!」

王子「これから私達は……聖杯探索という危険な旅へ出る事となる!」

王子「だが、その先にあるのは栄光だ!!!」

王子「我が国だけではない……闇に覆われた、全世界を救うための旅だ!!!」

王子「私達ならばどんな偉業も達成できる!」

王子「だから皆!私に力を貸してくれ!!!」



男装騎士「もちろんです!」獅子「ガルル!!!」

露出騎士「ヒャッハァ!俺たちに不可能はなぁぁああああい!!!」

妹騎士「わたくしの魔法で敵を蹴散らしてさしあげますわ!」   

不倫騎士「我が剣……アロンダイトに誓って」 

マッチョ騎士「聖杯……それさえあれば国王も光の魔女も……!!!まはは!!!」

亡霊騎士「ファファファ……今だけは言うとおりにしてやる」

怪盗騎士「アタシの隻腕の義手から火が吹くよぉ!!!」 

疫病騎士「ケケッ……オレも役に立ってみせる…………!」 

将軍騎士「私も王子の力に……!」 

中年騎士「ほほほ……援護は任せてください」

JK騎士「あたしだけの物語が今、始まる!!!」

女騎士「王子……立派になられて…………!」



王子「では……」



王子「行くぞ!円卓の騎士達よ!!!」ダッ!

騎士たち「「「おうっ!!!」」」ダッ!

ズルッ!

王子「わっ!コケるっ……!」

バチーン!!!

疫病騎士「すまない……オレのせいだ…………」

王子「……」



大臣「大丈夫でしょうか……」




円卓の騎士『出発編』完

つづく?

全然カオスな安価が来なかったから、色々掘り下げる必要があったわ……
12人もいるから、改めて見返すとキャラがブレブレだな
たまにはこういう普通のSSもいいか

いつもは

【安価】俺「中に射精すぞ!!!>>2」【R-18】
【安価】俺「中に射精すぞ!!!>>2」【R-18】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412988895/)

こんなのばっか書いてる

結構バランスいい感じにキャラ立ってるから、続きが書けるなら書きたいね
ちなみに私は幼女騎士です

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