鳴上悠「ここが見滝原高校か…」(7)

…ガタンゴトン…ガタンゴトン…

車掌『見滝原駅…見滝原でございます…右側のドアが開きます』

…プシュー…ガコン…

-見滝原駅-

鳴上「ここが見滝原か…」

鳴上「…下宿先のマンションに向かうか」スタスタ…

-見滝原市 郊外 マンション-

鳴上「ふう…やっと着いた…ここの305号室…だよな」スタスタ…

???「そこのあなた」

鳴上「ん?」クルリ…

黒髪の少女「これ…落としたわよ」スッ…

鳴上「…!…ありがとう。それ、大事な写真なんだ」

黒髪の少女「そんなに大事な物なら無くさないように気をつけることね…」ファサ…

鳴上「うん、そうだね。…ところで、君は…」

黒髪の少女「…他人に名前を聞くなら先に名乗るのが礼儀じゃないかしら?」

鳴上「そうだな。俺は鳴上悠」

ほむら「暁美ほむら…それじゃ」スタスタ…

鳴上「あ…」

▼ほむらと名乗る少女は目の前のマンションに入って行った…

鳴上「…行ってしまった」

鳴上「あの子もここに住んでるのか?」スタスタ…

▼悠はマンションに入ることにした…

-305号室-

…ガチャ…バタン…

鳴上「荷物はもう届いてるみたいだな」

鳴上「管理人さんに挨拶は済ませたし…荷ほどきでもするかな」

▼今日はもう疲れた…

鳴上「…眠い」

鳴上「やっぱり荷物整理は明日にして今日はもう寝よう…」

▼耐え難い眠気に襲われベッドで横になることにした…

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???「ようこそ、ベルベットルームへ…またお会いしましたな」

鳴上「…イゴール」

イゴール「お久し振りですな。しかし貴方は実に興味深い」

イゴール「貴方の進む道にまた新たな試練が訪れようとしています」

イゴール「私はその道中の道案内を勤めさせて頂きます」

イゴール「この度、貴方前には幾つもの大きな“選択肢”という名の岐路に何度も立たされることになるでしょう」

イゴール「時に過酷な決断を迫られることもあるでしょうな…だが、“霧”の中から“真実”を見つけられた貴方なら何が大切なのか、お分かりのハズ…」

イゴール「“絆”の力を大切に…そのことをお忘れなきよう…」

イゴール「では…またお会いしましょう」


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