イカ娘「結婚するでゲソ」 (28)

早苗「わぁ!イカちゃんキレイ!」ダキッ


イカ娘「やめなイカ!化粧が崩れるでゲソ!」


早苗「ごめんね。つい。ふひ。」


イカ娘「ついじゃないでゲソ。」


早苗「それにしても、初めてイカちゃんに会ってから10年近く経つのに、全く変わってないのね?」


イカ娘「はっはっは!脆弱な人間とは違うでゲソ!シンディに、小さい頃にサメに噛まれて体内に残ってた歯のかけらを調べてもらったら、500年前のものだったでゲソ。亀は千年、イカは万年でゲソ!」


早苗「へぇ、私はイカちゃんがババアでも平気よ!」スリスリ


イカ娘「だから、やめるでゲソ」バキッ早苗「へぶっ!」


栄子「終わったか~?…何やってんだ、早苗…まあいい、着替え終わったんなら、挨拶に行くぞ。」



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たける「い、イカ姉ちゃん……すごい綺麗だよ///」


イカ娘「何を赤くなってるでゲソ。」


悟朗「イカ娘…お前ほんとにあのイカか?」


イカ娘「ふふん、参ったでゲソか!?あまりの美貌に声も出ないんじゃなイカ?」


悟朗「相変わらずだな。」


栄子「おい、結婚式の準備をしたの殆ど悟朗なんだぞ、礼くらい言ったらどうなんだ?」

イカ娘「ありがとうでゲソ。」


悟朗「ああ、ま、俺も千鶴さんに頼まれなきゃやってないから、そんなかしこまらなくていいぜ。」


イカ娘「ところで、千鶴はどうしたでゲソ?」


栄子「必ず来るって言ってたんだけど。なんか、ロシアで秘密警察に追われてるらしいな。スペクトルだっけ?」


イカ娘「スペツナズでゲソ。地上歴9年と8カ月4日の私よりも、無知なんじゃなイカ?」


栄子「ああ!?お前、言ってはいけないことを言ったな!」


イカ娘「そんなんだから、3流大学にも落ちるでゲソ。五代君?」

栄子「くっ!!久々にキレちまったぜ!」


悟朗「落ち着け。祝いの席でケンカする気か?千鶴さんがどんな思いで準備してきたと思ってるんだ!」


イカ娘「そうでゲソ。」


悟朗「お前もいちいち、人をおちょくるな。」


イカ娘「ご、ごめんでゲソ。自分が主役だからってつい、調子に乗ったでゲソ。」


悟朗「ちょっとはたける君を見習え。」


たける「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ」


イカ娘「…」


栄子「…だめだコリャ。」

早苗「…イカちゃん!」


イカ娘「ひっ!」


栄子「お、早苗。起きたか。悪いが、たけるを見てやってくれ。」


早苗「うわ、すごい汗。取り敢えず、ワイシャツは換えましょ。」


悟朗「そろそろ時間だから急いでくれ。」

ーーーーー
会場


渚「くっ!たける君は騙されている…どうにかして式を止めなくては……」


シンディ「イカ星人ちゃんとは…ブツブツ」メモメモ


ハリス(3バカ黒人)「イカムスメ ガ 所長ノ ヨメサンニ ナッタト イウコトハ」


マーティン(3バカデブ)「研究 治験 解剖ニ 実験ガ シホウダイト 」


クラーク(3バカガリ)「イウコトデース!」


3バカ「イヤッホーウ!!」

南風の店長「がっはっは!鮎美!似合ってるぞドレス。さすがウチのイカ娘だ!」


偽イカ娘(グロver.)「はい。お父さんのアロハも素敵ですよ。ふふ。」


渚「キチガイばっか…」


翔太(親衛隊のガキ)「あ、勉三(べんぞう)姉さん!お久しぶり!」


栄子「勉三って呼ぶな!!」

栄子「うわぁ、なんか凄えバカ騒ぎになってるな。」


翔太「はあ。僕、黙らせるの無理っすよ。」


栄子「大丈夫だ。最初からお前には期待してない。」


アレックス「ばう、ばう」テテテテ


南風の店長「犬ぅ!!」


偽イカ娘「敵機発見、排除シマス。」ビー


チュドンチュドンキャイーン


栄子「…姉貴、早く来てくれ。」アオザメ

辰雄(パツ金ライフセーバー)「よっ!栄子ちゃん。オレで妥協しない?」


栄子「お?まだナンパしてんの?そろそろ本気にするよ?」


辰雄「はは、こりゃ脈ありかな?」


栄子「だったら、次、受験失敗したらもらってくれよ!後がないんだ!!」


辰雄「はははは。……」


辰雄「…ただの社交辞令だよ。イタリア流の。ほら、オレって帰国子女じゃん?」


栄子「いやならいやって言えよ!もういい。取り敢えずバカども黙らせといて!」つメガホン


辰雄「はは、ご冗談を。」



栄子「ウワーン」タタタ


偽イカ娘「薙ギ払エ」ビー


クラーク(3バカガリ)「クソ!コウナッタラ 徹底抗戦ダッ テテレテッテテー メガ粒子砲!アベッ!」ナガレダマチュドン


ハリス(3バカデブ)「ヒンメル軍曹〜ッぐば!」ナガレダマチュドン

辰雄「やはりオレには、ビーチとメガホンが似合う。」


辰雄「おい!お前ら黙れ!!間も無く新郎入場だ!」


全員「!」ガタガタガタガタスチャスチャスチャッ


辰雄「……よし。(もういい?、あそ。オケー)」


辰雄「新郎の入場です。」


たける「……」


早苗「ほら、さっさと進んでください!イカちゃん出れないじゃないですか!」


たける「わ、わわわ、分かったよ。」ギクシャクギクシャク

たける「…あでっ!」ドテッ


プー…クスクスクス


たける「…///は、はは。」


辰雄「えー、続いて新婦入場です。」


バーン!!


イカ娘「主役参上!!でゲソ。」


悟朗「バカ野郎。15回も結婚式のビデオ見たのにそれかよ!」ペシ


イカ娘「…てへっでゲソ。最近は我流が流行ってるって、シンディの読んでた雑誌に書いてあったでゲソ。」テクテク

悟朗「…はぁ、ま、いいか。」テクテク

イカ娘たける「…」


たける「…イカ姉ちゃん。すごくキレイだよ。」


イカ娘「…さっきも聞いたでゲソ。何度聞いても気分がいいから、幾らでも褒めるがいいじゃなイカ。」


南風の店長(神父役)「…ごほん」


イカ娘たける「…」

南風の店長「おい!お前!」


たける「は、はひ!」


南風の店長「イカ娘を生涯愛すと誓うか!」


たける「はい!もちろん!」


南風の店長「…いいだろう!」

南風の店長「次!」


イカ娘「わたしでゲソか?」


南風の店長「…」


イカ娘「…生涯愛すと誓うでゲソ。」


南風の店長「…いいだろう!!」つ指輪


たける「…はい。」つ指輪


イカ娘「…ありがとうでゲソ。」ニコッ


早苗「はうっ!」ズギューン

南風の店長「…よし!ほれ!」つ指輪


イカ娘「…」つ指輪


たける「…わあ///」


栄子「…あいつ、イカ娘より乙女してるな…」


早苗「イカちゃん、ハアハア!」

南風の店長「よし!次は誓いのキスだ!いけ!」


たける「////////////」


イカ娘「…」メツムリ


たける「////////////」


イカ娘「……」


たける「////////////」


清美「たける君頑張って〜!」


マーティン(3バカデブ)「コウナッタラ トウメイマントデ 新郎ノ 後ロカラ ドーント 押シテクルデス!」


早苗「ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア……もうダメ!!」

早苗「イカちゃ〜〜〜ん!ブチュゥ!!」


ズキュウゥウン!!


イカ娘「」


早苗「ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア……


たける「////////////(あとちょっとかな)」


栄子「クソ!!取り押さえろ!!」


悟朗「みんな、かかれ〜!!」

早苗「は。放して、はなしてえぇえ!」ズルズル悟朗「いいからこっちへこい!」


イカ娘「」ポカーン


たける「い、イカ姉ちゃん……僕、気にしないよ。」


イカ娘「」ポカーン


辰雄(パツ金ライフセーバー、今日は司会)「と、突然ですが、ここでお色直しでーす。」

余談ですが、会場はれもんです。


一般観光客は南風に誘導されて、フルオートマチックアルティメットイカ娘に接客を任せています。

ちょっと腹減ったので休憩します。今日は帰ってこないかもしれません。

ズバババババ!


栄子「ヘリ?」


千鶴「とうっ!」


栄子「あ、姉貴!」


ズバババババ、ドカーン


ヘリガオチタゾー


千鶴「よかったわ〜。結婚式には間に合ったのね?」ニコニコ


栄子「ぐ、軍服で式に出る気かよ…」


千鶴「着替えの一つくらいあるでしょ?」

南風の店長「説明しよう!相沢千鶴は、高騰する栄子の塾費用(8浪目?)と、イカ娘のエビ費用を捻出するために、主に南米を拠点に、要人暗殺の仕事をしているのだ!ちなみにビxンラディン殺害も彼女の仕業だと噂されている。…おや、誰かきたようd……」


千鶴「穀潰しばっかりで困っちゃうわ〜」ニコニコ

忙しいので、更新が不定期になります。


すみませんが、1レスの感覚が長くなるので、当スレに張り付くのはオススメしません。

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