苗木「霧切さんの個室に監禁された」 (107)

ガチャガチャ

苗木「……くっ、どういうことだよ」

苗木(目が覚めたらいきなりベッドに拘束されてたなんて、わけがわからないよ……)

苗木(あぁ、両手両足を手錠で縛られてる……)

苗木「おーーーい! 誰かーーーーー!」

苗木「……何やってんだ、こういう時って誰も来ないのがお約束だろうに」

「呼んだかしら?」

苗木「えっ」

霧切「……気分はどうかしら、苗木くん」

苗木「え? ……はい!? えっと…なにこれ一体どうなってるの」

苗木「あぁもしかして、ドッキリ? そこら辺の僕が見えないところに朝日奈さん辺りが潜んでるとか?」

霧切「不正解よ。朝日奈さんはいないわ」

苗木「……じゃあ誰? も、もしかしてモノクマが関わって…?」

霧切「いいえ、違うわ。……私だけ」

霧切「この部屋には苗木くんと私、二人だけしかいないわ」

苗木「…………」

苗木「えっと、霧切さん…もしかしてこれって」

霧切「やっと気づいたのね、そうよ。あなたは私に監禁されているの」

苗木「……どうしてこんなこと」

霧切「まだあんまり考えていないけど」

苗木「そんな無意味なことする人じゃないでしょ、霧切さんは」

霧切「無意味ではないわ。これはあなたを守るためにしたことよ」

苗木「…どういうこと?」

霧切「あなたの周りに集まる害虫と苗木くんを隔離するために」

霧切「あなた、今まで私をほったらかして散々他の女と遊び回ってたわね?」

霧切「彼女たちとイチャイチャしたところであなたには何も得ないのよ?」

霧切「……だから私が守ってあげるのよ、苗木くん」

苗木「えっと…意味が分からないんだけど……」

苗木「だからって、ここまでする必要があるの?」

霧切「私があなたを守れるのはそばにいる時だけなのよ? どうしても、無防備になってしまう時間が出てくる」

霧切「その点、こうして動けなくしておけば、苗木くんが他の女性と関わることは絶対にないわ」

霧切「それに勘違いしないでほしいけれど、私はあなたを隔離したつもりじゃなく」

霧切「いらないものを全て苗木くんから隔離したのよ。そこの所を忘れないように」

苗木「駄目だ…わからない……」

霧切「ねぇ苗木くん、そろそろ夕飯の時間よ」

苗木「そう……」

霧切「良かったら食べない?」

苗木「……この状況でどうやって食べればいいのさ…馬鹿」

霧切「あなたに罵倒されるなんて世も末ね。 苗木くんこそ、こんなことも思いつかないなんて頭が固いのかしら」

苗木「?」

霧切「――私が食べさせてあげるのよ」

苗木「い、いや…それは嫌

霧切「どうして?」

霧切「ど う し て?」

苗木「ッ!?」ゾクゥ!

苗木(霧切さんの眼から……光が消えた………!?)

苗木「ど、どうしたの霧切さん」

霧切「質問に答えなさい苗木くん」

霧切「私にご飯を食べさせられたくない、その理由を教えなさい」

苗木「そ、それは………」

苗木(やばい、やばいよ何この状況)

苗木(選択を誤ったら間違いなく殺される、 間違いない)

苗木(てか僕まだ最後まで言ってないのに…! 選択ミスったら即ゲームオーバーってどんなクソゲーだよ)

苗木(……ここは、媚でも売ってみるしか…?)

苗木(下手に刺激するような言葉を言うより生存する確率はずっと高い…と思う)

苗木「は、恥ずかしかった……というか」

霧切「………///」

霧切「だ、だからって即答で断らなくたっていいじゃない……もう、いけずなのね」

霧切「でもダメよ、許さない。あなたは私の手を借りて食事をするの」

苗木(食べさせられるのは不可避なのか……死ななかっただけいいと思おう)

霧切「食堂でご飯を作ってくるから、しばらく待っていて」

苗木(………助かった、のか)

苗木「ふう……」

―――――
――――
―――

苗木「食堂には舞園さんやセレスさんだっている…」

苗木「そのうち誰かが僕のことを探しにきてくれるはず…」

霧切「出来たわよ、苗木くん」

苗木「う……うん」

苗木(すっごく、美味しそう…)

霧切「ほら、口を開けなさい」

苗木(あ……そうか、食べさせられるんだった)

苗木(ここで拒否しても自分の身の安全が脅かされるだけだから従うしかない)

霧切「……あーん」

苗木「あ、あーー」

モグモグ

苗木(お、美味しい……舞園さんの手料理より美味しい…かも…)

霧切「……♪」

霧切「どうやら気に入ってくれたみたいね」 クスクス

苗木(霧切さんの笑顔――こんな形で見ることになるなんて)

霧切「もっと食べさせてあげる……あーん、して?」

苗木(……どうしてこうなった)

苗木(……何も考えるな、考えたところでどうにもならない)

苗木「あー」

モグモグ

霧切「ふふふ」クスクス

苗木(あれ…なにこの状況……)

―――――
――――
―――

苗木「ごちそうさまでした…」

霧切「お粗末さまでした」

霧切「ふふ……全部食べてくれた」

苗木「霧切さん、お風呂はどうするの?」

霧切「お風呂……入りたい?」

苗木「う…うん」

霧切「だめ」

苗木(上げて落とすのかよ!)

霧切「代わりに、体を拭いてあげるから」

苗木「いや…えーと、お風呂に入りたいかなぁ…なんて」

霧切「あなたに決定権があるとでも思ってるのかしら」

苗木「…………」

霧切「濡れタオルを持ってくるわ」

苗木(気が変わって風呂に入れようとかしてくれないかな……そしたらどうにかして逃げ出せるんだけど)

苗木(霧切さんに限ってそんなミスは…ないよね…)

霧切「お待たせ」

霧切「四肢を手錠で拘束しているから、脱がせてはあげられないけれど」

霧切「別に全部脱がなくても問題はないでしょう? はだけさせるだけで拭くことはできるわ」

苗木(う、……っあ……霧切さんに脱がされてる)

苗木(これなんてエロゲ…? いや、そんなことを言っている場合じゃないのは分かってるんだけど)

霧切「肌、綺麗なのね」フキフキ

苗木「……そ、そう?」

霧切「ええ。あまりに綺麗だから――」

ぺろっ

苗木「っあ!」

霧切「つい、舐めてしまいたくなるわ……」

霧切「あ、唾液がついてしまったわ。拭きなおさないと」フキフキ

霧切「……ふふふ」

苗木「な、なんだこれ…」

霧切「いいじゃない、満更でもないくせに」

苗木「そんなこと…ないよ」

霧切「そう、じゃあ次は別のところにしてあげる」

苗木(本当になんなんだよ…この状況……)

霧切「ぺろっ」

苗木「っ…!」ビクッ

霧切「ぺろ、んちゅ……ちゅうう」

苗木「やめ…! 霧切さんっ…」

苗木「体を拭くんじゃなかったの? ふあっ!」

霧切「はぁ……あむ、ちゅうううっ」

苗木「あっ」

霧切「ふぅ……ふふふ」カシャ

苗木(し、写真……?)

霧切「見て、苗木くん……」

苗木「な、霧切さんっ! これは…っ」

苗木(首筋に、赤い……)

霧切「何を驚いているの? キスマークをつけただけよ」

霧切「苗木くんはもう私のもの。そう言っているだけじゃない」

苗木「だけ……って……」

霧切「ふふふ、ふふふふふ……」

霧切「もう、離さない」ギュッ

苗木「」ゾクゥ

ピンポーン

霧切「……ちっ」

苗木(舌打ちした……)

霧切「はい、舞園さん」

苗木(ま、舞園さん!?)

バタン

霧切「苗木くん? さあ……知らないわ。ごめんなさい」

苗木「舞園さあん! 舞園さああん!!」ガチャガチャ

苗木(霧切さんっ、防音なのをいいことにすぐにドアを閉めた…! くっ…)ガチャガチャ

霧切「」スッ

バタン

苗木「あっ…」

霧切「…」

苗木「……舞園さん」

霧切「残念ね、もう舞園さんにも会えないわ」

苗木「くっ…」

霧切「言ったでしょう? あなたはもう私のもの……もう他の誰にも見せないし…」

霧切「誰にも渡さない」

苗木(目が、怖い……)

―――――
――――
―――


モノクマ「午後10時になりました、いい夢を…グンナーイ」

霧切「では苗木くん、おやすみなさい」

苗木「……うん」

苗木(布団はかけてくれるんだね)

苗木(しかし寝づらい…)

もぞもぞ

ぎゅっ

霧切「……苗木くん」ピトッ

苗木「うわあっ!?」

霧切「大きな声を出さないで……部屋の防音はしっかりしているけれど、私の鼓膜に防音機能はないの」

苗木「霧切さん…なんでここで寝るの…!」

霧切「自分のベッドで眠ることの何がいけないのかしら」

苗木「な…なんでここで寝るの? 他の場所で」

霧切「無理よ、ここにはベッドが一つしかないの。それにあなた、家主を床か何かで寝させる気?」

霧切「それに、個室以外で寝ることは校則により禁じられているわ」

苗木「じゃあ…僕が自分の部屋に戻るから」

霧切「だまって、早く寝なさい……それとも寝かしつけられたいの?」

苗木「なんでそうなるの…」

霧切「そんな体勢じゃ眠り辛いでしょう? フォローくらいさせてちょうだい」

苗木(っ言ってもな、どうせ僕に拒否権なんてないんだろうけど…)

苗木(拒否したらどうなるかわかったもんじゃない)

苗木「……うん」

http://i.imgur.com/pkDdMdl.jpg

霧切「……よしよし、良い子ね可愛い」ナデナデ

苗木(僕は子供か…)

霧切「目がとろんとしてきたわね……眠たい? もう寝てしまうのかしら」ナデナデ

苗木「さあ、ね…」

霧切「そろそろ素直になってもいいのよ、気持ちいいのでしょう?」ナデナデ

苗木(う、ぁ……)

霧切「……おやすみなさい」チュッ

苗木「………………」ガクッ

>>21
最高

―――――
――――
―――


モノクマ「7時です、起床時間です、今日も一日頑張ろう、モノクマです」

霧切「苗木くん、起きなさい」

苗木「……ん、霧切さん」

苗木(そうだ、僕は霧切さんに監禁されて)

霧切「やっと起きたのね、おはよう」

ちゅっ

苗木「――ッ!?」

霧切「おはようのキスよ、苗木くん」クスッ

苗木(甘い……)

苗木「……はっ! ちょっと待って…今皆はどうしてるの?」

霧切「あなたに知る権利はないわ ……あなたにはもうあんなところには行かせないけれど」

苗木「え、えっ?」

霧切「朝ご飯を作るわ。美味しく作るから」

苗木「…」

霧切(さて、どうしようかしら)

霧切(朝食だし、やっぱり食べやすいものがいいわよね)

霧切(それと栄養バランスも考えないと…… 野菜をちょっと多めに)

霧切(後は……)

霧切(………………ふふっ)

霧切(ちょっとだけ……少し前に取り寄せた媚薬を……)

霧切(仕方ないのよ、監禁している以上性欲処理の問題も入ってくるのだから)

霧切「出来たわ、苗木くん」

苗木「うん……」

苗木(またこれは…美味しそうな……)

霧切「ん」

苗木「……あー」パクッ

霧切「どう? お口にあっているかしら」

苗木「うん…美味しいよ」

霧切「よかった」

霧切「……ふふ」クスクス

霧切(食べたわね、後で楽しみにしていて)

苗木(嫌な予感がする)

――――――
――――
――

苗木「……ごちそうさま」

霧切「お粗末さま」

苗木(やばい……順調に餌付けされてる気がする……)

苗木(このまま霧切さんに胃袋を掌握される前に逃げ出さないとマズい)

苗木(……だけど、どうすればいいんだ)

苗木(いくらなんでも霧切さんを欺いて拘束を解いてもらおうなんて無理だ)

苗木(力ずくでどうにかするのもダメだろう…)

苗木(……皆に期待するしか…ないよな)

苗木(うん、大丈夫だ…希望はまだある……)

苗木「……暇、お願い解いて」

霧切「ダメよ。逃げ出すでしょう」

苗木「はぁ…」

霧切「だから、逃げ出さない程度に解いてあげる」

苗木「えっ」

カチャ

霧切「両腕を自由にしたわ。本? ゲーム機? 何か持ってきましょうか?」

苗木「あ、あぁ…うん、じゃあ何か本を」

苗木(どうせなら足の方も外してよ)

霧切「とりあえずこれだけ持ってきたわ」ドサッ

霧切「好きなものを読んでいて。私もそばにいてあげるから」

苗木(いや、それはいいけど…)

苗木「……霧切さん」

霧切「何かしら、読書は気が向かない?」

苗木「トイレに行きたいんだけど」

霧切「……どうしようかしら」

苗木「さすがにここで垂れ流すのは嫌だよ、 霧切さんもここで寝るんだし」

霧切「そうね」

カシャ カシャ

霧切「腕と腕を繋いだわ」

霧切「これで離れられないでしょう?」

苗木「えっ…でもトイレってどこで…?」

霧切「シャワールーム」

苗木「マジか……」

苗木(鎖が短すぎて二人で入るしかない……)

苗木「排水溝…本当にここでするの?」

霧切「えぇ、ほら…早くしなさい」

苗木「…なんでこっち見てくるの」

霧切「鎖のせいで振り向くことすらままならないのよ」

苗木(ぐっ……はかったな霧切さん……)

苗木「……ん」チョロチョロ

霧切「……///」

苗木「なんで赤面してるのさ霧切さん…!」カァァ

霧切「そっちこそ……」

霧切「それより排泄は終わったのだから、早く戻りましょう」

苗木「……う、うん」

カシャ

苗木「またつけるの……?」

霧切「仕方ないでしょう、監禁しているのだから」

霧切「両腕の拘束は解いたままだから本くらいは読めるでしょう」

苗木「……そうだね」

霧切「…」ペラッ

苗木「僕はこれ読もうかな…」

霧切「…」ペラッ

苗木「…」ペラッ

苗木(……あれ、なんか僕妙に落ち着いてないか)

苗木(まるで監禁されてないみたいに…)

苗木(霧切さんは傍で優しくしてくれるし…美味しいご飯も出してくれる)

苗木(これ、監禁じゃなくて霧切さんと同棲してるみたいだな…)

苗木(い…いや!僕は一体何を言ってるんだ…外出禁止で動けないから監禁だよ…これは)

苗木「…」ペラッ

霧切「…」ペラッ

苗木(……なんだ、なんか、体が熱い)

苗木(気のせいかな……?)

苗木「霧切さん、この部屋暑く…ない?」

霧切「……いいえ。気のせいよ」

苗木「……そう」

霧切(…………♪)ニヤッ

苗木「……ん」ペラッ

霧切「」ペラッ

苗木「っ、……」ペラッ

霧切「んちゅっ」

苗木「ふあっ!?」ビクゥ

霧切「ちゅ、じゅるるる」

苗木「あ、ぅ……やめ……て」ガクガク

霧切「……キスマーク、2つ目よ」

霧切「すっかり癖になってしまったみたいね……がくがく震えて、声も漏らしてしまって」

霧切「……そんなによかったの?」

霧切「ねぇ、答えてちょうだい。気持ちよかった? 気持ちよかったわよね」

霧切「どうなの? 苗木くん、答えなさい」

苗木(だからその目やめて…怖い…)

苗木(ここは下手に刺激しないように…)

苗木「……察してほしいな、男の口からはそんなこと恥ずかしくて言えないよ」

霧切「…あら、ごめんなさい」

霧切「……確かに一理あるわ。恥ずかしいものね、首筋を吸われた快感でびくびくと体を震わせて」

霧切「ここをこんなに……大きくしてしまうんだもの、ね」

さわっ

苗木「ふあっ! き、霧切さん…」ビクン

霧切「……夜までお預け」

霧切「今のうちにたくさん溜め込んでおきなさい……その分後で気持ちよくなれるから」

霧切「ふふっ」

苗木(怖い……)

霧切「というわけで、読書はおしまいよ」ガチャ

苗木「あ、ま…また腕を…!」ガチャガチャ

霧切「お昼ご飯まで、あなたの身体で遊んであげる」

霧切「たっぷり溜め込むのよ……」ツツー

苗木「くぅ……」ビクン

霧切「敏感ね……どこを触ってもこうなるのかしら? いじり甲斐があるわ」

苗木「や、やめてよ霧切さん!」

霧切「どうして? あなたの身体はこんなに悦んでるのに」

苗木(出た! お決まりの『はふふ、そんなことを言っても体は正直よ』だ!)

はふふ→ふふふ

霧切「こことか……いじってほしそうにビンビンだけど」クリッ

苗木「んっ!」ビクン

苗木(乳首……!?)

霧切「この反応……あなたもしかして乳首でシたことがあるのかしら」クリクリ

苗木「ないよ……っ」

霧切「そう、意外ね」クリクリ

苗木「はぁんっ! やぁ、やめぇっ」

霧切「静かにしてもらえないかしら。声も我慢できないの?」クリクリ

苗木「ぐっ……!」ギリッ

霧切「歯を食いしばってもダメなものはダメだと思うけど」クリクリ

苗木「ぅ……あ、ああああっ!」

霧切「……情けないのね」クリクリ

苗木「き、霧切さん……おかしくなりそうだよっ」

霧切「いいのよ」

霧切「おかしくなっても、いいの」

苗木(また……あの目)

苗木(っ!? 目が、逸らせない……!)

苗木「や、い、イくう、ああああああっ!!」ビクンビクン

苗木「うぁ、……ぁ」ヘタッ

霧切「……イッてしまったの? 乳首だけで?」

霧切「変態」

苗木「違う、違うんだ……」

苗木(こんなこと、したことないのに……したくないのに…どうしてなんだよ)

霧切「何が違うと言うの? あなたは乳首を刺激されただけで絶頂した変態よ、その事実は変わらないわ」

苗木「……っ」ギリッ

霧切「……まぁ」

霧切「そんなあなたも好きだけれど」チュッ

苗木「!」

霧切「どうしたのかしら、驚いた顔をし て」

霧切「まさか、今ので私が苗木くんのことを嫌いになったとでも思ったのかしら」

霧切「ありえないわ、絶対に」

霧切「……寧ろ、一層好きになったわ。 私の愛撫であんなに悦んでくれたのだから」

苗木「………………」フイ

霧切「恥ずかしいの?」

苗木「いや…」

霧切「心配しなくてもいいのよ、あなたは羞恥の感情にも快感を感じるようになるのだから」

霧切「ふふ、気持ちいいことは幸せなこと……そうでしょう?」

苗木(なんだよそれ…)

苗木(怖すぎる……)

霧切「苗木くん、次は何をして欲しいのかしら」

霧切「キス? また乳首責め? ……性器はダメよ、まだお預け」

苗木「してくれなんて…言ってない」

霧切「あなたの目は期待しているようけれど?」

霧切「『目は口ほどに物を言う』と言うでしょう? 口でいくら拒否しても、目は嘘をつけない」

霧切「あなたの目は、心は『もっとしてほしい』と私に伝えたのよ」

苗木(意味がわからない……)

霧切「…………ふふ」

霧切「……ねぇ、あなた自分のことを可愛いと思ったことはないかしら」

苗木「……は?」

苗木「い…いや、別に……」

苗木(急に話が変わり過ぎだよ、それに…男に可愛いとか……)

霧切「そう? あなた自分では気付いてないかもしれないけれど…」

霧切「苗木くん、周りの女子から可愛いってけっこう評判高いのよ」ナデナデ

苗木(また頭を…)

霧切「ふふっ」

霧切「……ちゅっ」

苗木「っ」ビクッ

霧切「あ……ごめんなさい。 あなたがあまりにも可愛すぎるから、つい」

苗木(無心だ……心を無にするんだ)

霧切「照れているの? ……もしかして舞園さんやセレスさんに可愛いって言われたことないのかしら?」

苗木「いや、ないけど……何で?」

霧切「ふふっ、寧ろそうでよかったわ…… 私が最初に言えたのだから」

霧切「最初に言えた、さいしょ、はじめて、初めての相手……ふふふ」ブツブツ

苗木(怖い怖い怖い)

苗木(目の焦点があってないよ…どこ見てるの霧切さん)

霧切「苗木くんっ」ギュー

苗木「うわっ!?」

霧切「すきぃ……」モフモフ

苗木(僕のお腹に顔をうずめてる…!)

霧切「ふふ、苗木くんでいっぱい、ふふふふふふ」スリスリ

霧切「あは、苗木くんのにおいだぁ……すきぃ……」クンクン

苗木(ああああああ振りほどきたい)

霧切「しあわせ…………」

霧切「」コテン

苗木(………寝た?)

苗木(……霧切さんがこんなに甘えてくると、なんだか変な気分になるな)

苗木(………そっとしておくか)

ちと遅くなる

―――――
――――
―――

霧切「……ん」ムクッ

霧切(今の時間は……嘘、もう夜の6時半!?)

霧切「な、苗木くん! ごめんなさい! ごめんなさい!」

苗木「んっ!?」

霧切「あ……寝ていたのね」

苗木「……両手を縛られてちゃ何も出来ないしね」

霧切「お腹空いたわよね……本当にごめんなさい」

苗木「別にいいよ、そんなにお腹へってな――」グー

苗木「………………」

霧切「………………」

苗木「くっ……」カァァ

霧切「ふふふ、ご飯を作ってくるわ」

―――――
――――
―――

(食後)

霧切「苗木くん、少し話があるの」

苗木「…何?」

霧切「その、あなたは……皆の元に帰りたいかしら…」

苗木「? そりゃ、もちろん……」

霧切「私は……行って欲しくないわ」

苗木「……まぁ、監禁するくらいだしね」

霧切「苗木くん、私があなたを監禁した理由を……教えてあげると言ったら?」

苗木「聞くよ……なんで監禁されたかぐらいは、知る権利がある」

霧切「……一応予想を聞いておこうかしら」

苗木「……僕で人形遊びを」

霧切「ふざけているの?」

苗木「ちょ、だって…」

苗木(だって…霧切さんが僕のことを……そんなこと…)

霧切「人形に愛を囁く趣味はないわ」

苗木「……えっと霧切さん」

苗木「霧切さんって…まさか……ヤンデレ?」

霧切「……? なにかしらそれは」

苗木「いや、やっぱなんでもない…」

苗木「え、えっと? 僕が監禁された理由ってさ、霧切さんが僕のことを……好き…だからなの?」

霧切「そうよ」

苗木(ヤンデレ確定だ……)

苗木「……そう、だったら普通に告白してくれたら良かったのに」

苗木「どうして、監禁なんか」

霧切「ひとつ聞いていいかしら、苗木くん。」

霧切「あなたはどうして周りの女子と…仲良くするのかしら?」

苗木「え?」

霧切「してないとは言わせないわよ、答えなさい」

苗木「……いや……そ、それは」

苗木(また…あの目……)

苗木「…」

苗木「霧切さん」

苗木「こんなことしなくたって……僕は、 霧切さんに大事に思われてるって」

苗木「僕をこんなに思ってくれている人がいるって分かっただけで嬉しいよ……ありがとう」

苗木「別に…特別な意味はないよ、こんな状況に巻き込まれたからこそ…」

苗木「お互いのことはよく知っておきたいんだ、それだけだよ」

苗木「男とか女とか関係ないよ」

苗木「だから…これからも……僕が女子と話す機会はあると思うけど」

苗木「別に下心がある訳じゃないんだ」

苗木「霧切さん…」

苗木「やり直そう……今ならまだ間に合う」

苗木「だから――」

霧切「ふざけないでッ!!」

苗木「!?」

霧切「駄目よ、駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目」

霧切「あなたが他の女子と仲良くする…」

霧切「黙って見過ごすなんて私にはもう耐えられない」

霧切「下心はない? 彼女たちはそうは答えないでしょうね」

霧切「あなたはずっとここにいて、私と幸せに暮らすの」

霧切「『皆の元へ帰りたい』というのもきっと一時の気の迷いよ」

霧切「そんなことを考えられなくしていまえばいいだけ」チュッ

苗木「ん、んんっ!」

苗木(霧切さん…舌を……)ゴクン

苗木「――!」

霧切「ぷはっ」

苗木「霧切さん…! 僕に何を飲ませたの?」

霧切「媚薬よ」

苗木「……は?」

霧切「朝にも飲ませたけど、気づいてなかったのね」

苗木「それで、僕は……」

霧切「この薬、結構強いのよ」

霧切「多分、何も考えられなくなるくらい気持ちよくなれるのではないかしら」

霧切「それに約束したわよね? 『夜までおあずけ』……裏を返せば夜になったらしてあげる、ということ」

苗木「なっ…霧切さん! 考え直してよ!」

霧切「もう決めたことよ……苗木くんを犯すわ」

霧切「たっぷり、楽しみましょう」

苗木「くっ…!」ガシャガシャ

霧切「もがいても無駄よ? 抜け出せるわけがないわ」

霧切「……効いてきたみたいね」ナデ

苗木「ぐぅ!」ビクッ

霧切「ズボンがはち切れそう……窮屈なのね、出してあげる」ボロン

霧切「……先っぽがとろとろよ? いやらしいのね」チュッ

苗木「ふぁっ!」

苗木(亀頭にキスされただけでこんなに……)

苗木(体が、痺れて熱い)

霧切「んふふ」チロチロ

苗木「く、あ」ビクッ

霧切「あむ、じゅぽっ」

苗木「―――ッ!」ビクッビクッ

霧切「……ん」

霧切「どうしたの苗木くん? 出したいの?」

霧切「そうよね、こんなにひくひくさせているのだから」ナデ

霧切「どうせ出すなら……中で出しなさい」

苗木「霧切さん……やめて、それだけは……ッ」

霧切「問題ないわ、生理周期的に妊娠する確率は限りなく低いのだから」

苗木「そうじゃ、な……あぁッ!」

じゅぷっ

霧切「ふふ、入った」

霧切(破瓜の痛みは大したことないのね……覚悟していたのに拍子抜けだわ)

苗木「う……あ……」

霧切「気持ちいいの? 苗木くん」

霧切「動くわよ……」パンパン

苗木「んん、んうう!」

霧切「声が出てしまうのがそんなに恥ずかしいの? 仕方ないわね」パンパン

ちゅっ

苗木「んむっ!」

霧切「じゅるっ、ちゅうう」

ぱんぱん

苗木「んっ! んぅう―――!」ドピュドピュ

霧切(私の中で出してる……ちょっと早いかしら?)

霧切(薬で興奮させているから当たり前けど)

霧切(一度じゃ満足できないわ……もっと搾り取ってあげる、苗木くん)パンパン

苗木「は、んぁ!」ゾクゾク

霧切「快楽に身を任せなさい、欲求に素直になるのよ」パンパン

霧切「もっと気持ちよくなりたいのでしょう? それでいいの」パンパン

霧切「邪魔な考えや意識なんて、忘れてしまいなさい」パンパン

苗木「」プツン

霧切「……ふふっ」

苗木「はぁ、はぁあ!」ズンズン

霧切「んっ、……ふぁ!」

霧切「そうよ苗木くんっ、もっと突き上げなさいっ!」

霧切「ひ……やぁあぁ! 駄目っ、イッちゃ……っ!」

苗木「ぐぅうう!」ビュクッ

霧切「苗木くんっ、あ、ああああ!」ビクンビクン

苗木「……はぁ…霧切さ…ん」

霧切「分かっているわ、もっと……しましょう」

―――――
――――
―――

霧切「……ん」

霧切「疲れて、寝てしまっていたのね」

苗木「………………」

霧切「苗木くん、起きていたの」

霧切「着替えさせてあげるわ、そんな格好じゃ風邪をひくから」

苗木「なんで着替えが…」

霧切「サイズも丁度のはずよ、調べたから」

苗木(……どう調べたかは聞かないでおこう)

霧切「上から脱がすわ」カチャ

苗木(何この肌触り、どんな生地使ってるんだろう…)

霧切「はい、次は下」カチャ

苗木「う、うん」

苗木「……」

霧切「どうしたの、そんなに赤くなって」

霧切「昨日はさんざんここで交わったじゃない」

苗木「そういうことを言うのはやめてよ……」

苗木「いいから早く変えて…」

霧切「ふふふ…」

苗木「……霧切さん」

苗木「朝からこんなこと言うのもなんだけど」

苗木「出してくれないかな、ここから」

霧切「駄目」

苗木「即答…するんだね……」

苗木「……なんで駄目なの、女子と関わる際に下心はないって言ったのに」

苗木「そんなに僕のことが信用出来ない?」

霧切「ええ」

霧切「今のあなたほど信用できないものもないわ」

苗木(また即答……)

霧切「どうせ、ここから出たい一心で適当な言葉を並べているだけなのでしょう」

霧切「……駄目、許さない」

霧切「では朝食を作って来ようかしら」

苗木「……いらない」

霧切「……え?」

霧切「どうしたの苗木くん? 食欲がないの?」

苗木「うん、ないよさっぱりね」

霧切「それでも何か食べないと……」

苗木「どうしてもご飯を食べさせたいなら条件をつける…」

苗木「『僕をここから出す』、そう誓うなら食べるよ…」

霧切「……そう、あなたはここで死ぬのが望みなのね」

苗木(それは違うよ…僕はここから出たいだけなのに)

霧切「なら、私も一緒に死んであげる」

霧切「あなたと同じように死ねば、きっと一緒に逝けると思うわ」

苗木「…………は?」

―――――
――――
―――

舞園「絶対なにかあったんですよ、苗木くんに!」

霧切「……でしょうね」

桑田「しかしどうしたっていうんだ苗木のヤツ……」

十神「モノクマ…お前の仕業ではないのか」

モノクマ「僕じゃありませんよ」

葉隠「……も、もしかしたらよ…苗木っちは何かの事件に」

舞園「滅相もないことを言わないで下さい葉隠くん!」

葉隠「わ…わりぃ」

セレス「でも、その可能性は高いですわね」

山田「苗木誠殿が無事に見つかることを祈る……それしか出来ませんなぁ…」

霧切「……ええ、それしか出来ないわね」

舞園「ふぇぇん……苗木くん……」

舞園「お願いだから…帰ってきて下さい」グスッ

―――――
――――
―――

不二咲「霧切さん…最近顔色悪くない?」

霧切「そうかしら」

不二咲「そうだよ、顔が真っ青だよ……」

セレス「苗木くんのこと、やはり気になってるんですね」

霧切「ええ……そのおかげで食事が喉を通らなくて」

霧切「らしくないわね……」

朝日奈「霧切ちゃん……」

朝日奈「……苗木」

朝日奈「お願い、早く戻ってきてよ……」

朝日奈「霧切ちゃんが、霧切ちゃんが……」

霧切「……」フラフラ

舞園(苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん)ブツブツ

江ノ島「こっちにも一人危ねぇ人がいるけど…」

ガチャ

霧切「ただいま……苗木くん……」フラフラ

苗木「霧切さん……もうやめて……」

苗木「本当に霧切さん……死ぬ、よ」

霧切「それは、あなたも同じよ……」

霧切「……ふふ、そろそろかしら」

苗木「霧切さん、もう、もう……」

霧切「ふふ…もうすぐ、二人で……死ねるのね」

霧切「一緒に、眠りましょう……苗木くん」トサッ

苗木「霧切さん……霧切さん! もう!」

苗木「やめてよ……死なないで……」

苗木「何か……食べてよぉ……お願いだから……ッ」

霧切「……苗木くん……」

霧切「わたしに……どうして、ほしいのかしら……」

苗木「生きて……よ……! 死なない…で…!」ポロポロ

霧切「……そう」

霧切「あなたが……そこまで言うなら……」 フラッ

フラフラ

霧切「確か、ここに……」ガクッ

霧切「……うっ」

霧切「はぁ、はぁ」ガサガサ

霧切「あった……」

フラフラ

霧切「苗木……くん……」

苗木「…………!」

霧切「非常食用のレーション……探してたの…」

霧切「いっしょに……食べましょう」ビリッ

霧切「苗木くん……あーん……」

苗木「ん……」ポリポリ

霧切「ふふ……」

霧切「あむ……」ポリポリ

霧切「ごめんなさい、手錠を外す力もないの……」

苗木「……いいよ、食べさせてくれるんでしょ」

霧切「……ええ」

苗木「……はぁ、生き返った。まだ死んでないけど」

霧切「苗木くん」

苗木「ん……?」

霧切「私はあなたと一緒に死ぬつもりでいたわ」

霧切「……でも、苗木くんに死なないでほしいと言われた時は」

霧切「とても、嬉しかったわ」

苗木「そう…」

苗木「……なんていうか、さっきは自分も死ぬかもしれないってことは頭から消えてた」

苗木「霧切さんのことしか考えてなかった……みたい」

霧切「…………////」

苗木(あれ、なんだろうこの気持ち…)

苗木「照れなくても…」

霧切「し、仕方ないでしょう」

霧切「そんな台詞を馬鹿正直に躊躇なく吐けるあなたが悪いのよ」

苗木「あっ、また馬鹿正直って…」

霧切「ふん」ツーン

苗木「えー……」

霧切「……ちょっと待っていなさい」テクテク

霧切「っと、ここに」

苗木「……鍵?」

カチャカチャ

霧切「『何か食べさせたらここから出す』……なんて言っていたでしょう」

苗木「あー、四肢が自由に……何日ぶりだろ」

霧切「……もう監禁は終わりよ。皆の元に行くなり、事情を説明するなり、好きにしなさい」

苗木「……それはとってもありがたいんだけど」

苗木「もう夜時間でしょ? そんななか栄養失調気味の僕がここから出るのはちょっと…危険じゃない?」

霧切「? 自分の個室までそんなに距離がある訳でもないじゃない」

苗木「い、いや…えっーと……だから…」

苗木「その……」

苗木「……泊まらせて…ほしいって言ってるんだけど」

霧切「……」

苗木「……駄目かな?」

霧切「……いいわ、是非泊まっていって」クスッ

―――――
――――
―――

苗木「……ふぁ」

霧切「」ギュー

苗木(抱き枕にされてる…)

苗木(僕が気づいてないだけで、きっと毎日されてたんだろうな……)

霧切「苗木……くん……」

苗木(やばいやばい理性ががが)

霧切「す、き……」

苗木(あばばばばばばばばば)

苗木(だ、抱き返すくらいなら……)

苗木(そもそも僕は霧切さんと最後までしたんだし、そんなに遠慮しなくてもいいよね…) ギュー

苗木(……あったかい)

苗木(鉄仮面とかモンスターとか散々言われてたけど、霧切さんだって)

苗木「……」

苗木(眠い……僕も寝よう、霧切さんを起こすわけにもいかないしね……)

モノクマ「おはようございます、7時です、起床時間です」

霧切「……起床時間よ、そろそろ起きたらどうかしら」

苗木「ん……」ムクッ

霧切「おはよう、苗木くん。随分と気持ちよさそうに眠っていたようだけど」

苗木「一応霧切さんより先に起きたけどね」

苗木「抱きつかれてたせいで起きられなくて…」

霧切「……あら、気遣ってくれたの? 優しいのね」

苗木「……」フイ

霧切「ふふふ……」クスクス

苗木「じゃあ今日から僕も食堂に顔を出すけど…」

苗木「皆に、なんて言おうかな…」

霧切「正直に…話せばいいと思うわ」

苗木「えっ…?」

霧切「別に、隠す必要なんてないわ」

苗木「で、でも…!」

霧切「それに馬鹿正直なあなたに上手な嘘がつけるとは思えないしね…」

苗木「ま…また、馬鹿正直って……悪かったね馬鹿正直で」フイ

霧切「いいえ、悪くないわ。 馬鹿正直なあなたが大好きだもの」

苗木(デレすぎぃ!)

苗木「そんなこんなで僕と霧切さんの監禁生活は幕を閉じた」

苗木「結局、霧切さんに監禁されたことは正直に皆に話した」

苗木「僕の無事を知ってほっとしてくれた人もいれば、呆れた人いた」

苗木「中には、霧切さんに「監禁生活で苗木くんとどこまでしたんですか!」「何でさらに苗木くんとの仲が深まっているんですか!」「謝りの一言ですむんだったら私も苗木くんを監禁します!」と怒りを露にする人もいた」

苗木「でも…振り返ってみると、監禁生活もそんなに悪くなかった気がする」

苗木「美味しいご飯は食べれたし、霧切さんとあんなことやこんなことも出来たし…」

苗木「餓死しかけたことは…よくないけど」

苗木「でも、霧切さんが僕のことをあんなに好きだとは思わなかった」

苗木「僕も…自分の気持ちに気付かされたし……」

苗木「監禁されてそうなかったのかな…それとも監禁されて気付かされたのかな……」

苗木「うーん……どうな…ん……だろう………」フラフラ

苗木「ん………あ…れ………?」

苗木「……」ガクッ

バタッ

??「……」

ガチャガチャ

苗木「……くっ、どういうことだよ」

苗木(目が覚めたらいきなりベッドに拘束されてたなんて、わけがわからないよ……)

苗木(あぁ、両手両足を手錠で縛られてる……)

苗木「おーーーい! 誰かーーーーー!」

苗木「……何やってんだ、こういう時って誰も来ないのがお約束だろうに」

「呼びました?」

苗木「えっ」

舞園「……気分はどうですか、苗木くん」

苗木「」

終里

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