【安価】貴虎「何?インベスになって幻想入りだと?そんな馬鹿な話があるか」【東方】 (64)



@初の安価スレ

@貴虎さんがインベスとなって幻想入りする話

@どんな話になるかは安価しだい

@エログロな場面、セリフは日朝フィルターがかかります(場合によっては安価下な時も)

@キャラや設定は色々自己解釈、オリジナルの面があるのでご注意




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413084146



チュンチュン  ピーヒョロロロ


貴虎「ハッ!」ガバッ


貴虎「なんだ?ここは、森の中?ヘルヘイムの森ではないようだが……」


貴虎「なぜこんな場所に?……確か私は光実との戦いで……」


――――変身だよ、貴虎


貴虎「そうだ……葛葉紘汰と会って……それで」


ふと、自分の体に違和感を抱く貴虎……自分の手を見てみると……


貴虎「なんだこれは!?」



何のインベス?オバロは無し↓2




貴虎「なぜ……私がこんな!?眠っている間にヘルヘイムの果実を口にしたとでもいうのか!?」


貴虎「いや、そもそもなぜ私は自我を保っている?インベスになった者が自我を保っているはずはない!」


がさがさ……


貴虎「!?」


貴虎(誰か来る!?まずい、こんな姿を見られたら付近の住民達がパニックになる!隠れなくては!)


ガッ!【足首を挫いた音】


貴虎「グアッ!……クッ、こんな時に!」


そうこうしている内に見つかってしまった貴虎


>>7>>9


誰に見つかって、なんと言った?東方キャラ限定、人里の住民も可(その場合名前付きで)


失礼>>7>>8
>>9>>10

また間違えた……>>7>>10>>9>>12

霊夢

…見慣れない顔ね



霊夢 「…見慣れない顔ね」


貴虎「待ってくれ、違うんだ!こんな姿をしているが私は!」


霊夢「ま、何でもいいわ。あんたちょっと来てくれる?メンバーが足りないのよ」


貴虎「……何!?」


そこで貴虎は気づく、目の前にいる少女は不思議そうな顔をしているが、動揺の色が見えない。

それどころか自ら近づいて、倒れた貴虎……シカインベスに手を差し伸べたのだ。


貴虎「な、なぜ……私は化け物だぞ」


霊夢「見りゃ分かるわよそんなの。何でもいいからちょっと来なさい」


貴虎「お、オイ!?」


困惑する貴虎を無理やり引っ張り起こして、どこかへ連れて行こうとする少女に、貴虎は益々混乱する。

やがて森を出ると、そこは神社だった。高い場所に建てられた神社のようで、周りを見渡すと、下に景色が広がっていた。

そして前方には粗末なステージの上で半透明な羽の衣装で踊っている少女達がいた。


貴虎(まるでビートライダーズのようだな……いや、そんな事より!)


貴虎「待ってくれ、君は一体何者なんだ!?なぜ私を見て驚かない!?」


霊夢「話は後よ。とりあえず、あいつら蹴散らしてくれる?あれじゃ参拝客が来ないのよ」



貴虎「な、何を言って……」


妖精A「あ、霊夢が来た!」


妖精B「貧乏チームのリーダーのお出ましだ!」


霊夢「……生意気な口もそこまでよ、こいつが相手になるから覚悟しなさい」


妖精C「よーし、じゃあこっちはゴロチャンが相手だ!」カチャ ガチャン!


貴虎「それは!?」


少女の手にはヒマワリロックシードが握られていた。そしてインベスを呼び出し、貴虎の前に立つ


初級インベス「シャー!」


貴虎(なぜロックシードが……見渡す限りここは沢芽では無い。なのになぜロックシードを持っている?)


貴虎(いや、そもそもなぜ皆インベスを恐れない?世界中でインベスが現れて大きな被害をもたらしているというのに!?)


初級インベス「シャー!!」


貴虎「……よく分からないが、まずはコイツを片付けるのが先か」


突撃をしてくる初級インベスに対し、貴虎は応戦することにした。



初級インベス「シャー!」ブォン!


貴虎「フンッ!」ガッ!


初級インベス「シャ!?」グググ……


貴虎「ハァッ!!」ドカッ!



初級インベスの攻撃を手で受け止め、がら空きになった腹部に拳を叩き込む。初級インベスは転がっていき、
貴虎は足に力を溜め、跳躍する!


貴虎「はぁぁぁ……ッ!」ダンッ!


貴虎「ハアアアッ!!」ドガァッ!!


ぴちゅーん!


貴虎の蹴りが炸裂し、初級インベスは奇妙な音と共に弾けた。


貴虎(……体を動かして分かったが、明らかに動きやパワーが人間のソレとは違った。加減を覚えなければちょっとした事で
   他人を傷つけてしまいかねないな……)


妖精C「あー!ゴロチャンが~!?」


霊夢「はい、こっちの勝ちよ。さっさと出て行きなさい」


少女はロックシードを奪い取ると、手をシッシッと動かして立ち去るように言う。


妖精A「くそー!覚えてろよー!」


妖精B「やーい、貧乏巫女ー!」


妖精C「次こそこの神社をモノにしてやるー!!」



それぞれ捨て台詞を吐いて、少女達は神社から飛び去っていった


貴虎「なぜ飛んでいる……」


そのファンタジーな光景に、一度収まった混乱がまた湧き上がってきた貴虎だった。


霊夢「はい、ご苦労さん。もう帰っていいわよ」


貴虎「何?……いや、待ってくれ。ここはどこなんだ?」


霊夢「……はぁ?」


貴虎は語った。自分が本来は人間である事を、恐らくは死んで、気がついたらあの場所にいたこと……

そして少女から聞いた。ここは幻想郷と呼ばれる場所で、結界によって隔離された、幻想の楽園だと……

話を聞いていく中で、貴虎は馴染みのある事も聞いた。


霊夢「そしてこの幻想郷では揉め事に関してあるルールに従って決闘を行うのよ」


貴虎「それがさっきの……」


霊夢「そ、”インベスルール”。ロックシードを使ってインベスを召喚して戦わせる事よ。インベスが戦うから
   スペルカードと違って事故の確立も減ったし、互いの実力差を埋めやすくもなった。と言っても、妖怪だけ
   じゃなく、ロックシードさえ手に入れば人間でも出来るから、人里の間でも流行ってるわね」

貴虎「何!?」


7


霊夢「どうしたのよ?」


貴虎「……いや」


貴虎は知っている。インベスの恐ろしさを。だがここで全てを話しても余計な混乱を招く。


貴虎(私がロックシードを回収するしかない。どうやら幻想郷にはヘルヘイムの森による侵食は無いようだが、
   インベスによって人が傷つけらインベス化した場合、いずれにせよ混乱が起きる)


貴虎(出来れば協力者が欲しいところだが……いや、それより自分の体が先決か?この体がインベスになっている謎も、
   自我が残っているのも気になる……)


貴虎「問題は山積みだな……」


まずどうする?↓2

安価↓のほうが良かったかな?↓1



貴虎(まずはこの姿をなんとかしなくてはな。ロックシードを回収するにあたって人里の住人と接触は避けられん。
   いくらここが妖怪と共存する場所とは言え、こんな姿では相手に恐怖を植え付けかねないからな)


貴虎「博麗霊夢」


霊夢「何よ?」


貴虎「信じがたいかもしれないが、さっきも言ったとおり私は元人間だ。こんな姿になる方法は知っているが、今こうなっている
   原因に心当たりがない。いや、そもそもこの姿は私が知っている通りの手段でこうなったのかも分からないんだ。
   ひとまず元の姿に戻る手段を探したいのだが、そういった問題に力になれる人物……この際妖怪でも構わないんだが、心辺りは無いか?」


霊夢「そうねぇ……私は人から妖怪になった例はいくつか知ってるけど、その逆は知らないわね」


霊夢「なら、>>23なんかどうかしら?」


貴虎「>>23?」

八雲紫に聞く



霊夢「紫に聞くのなんてどうかしら?」


貴虎「紫?誰なんだその人物は」


霊夢「あ~……この幻想郷の管理者よ。ただ、私の知る限り一番胡散臭い妖怪よ」


貴虎「そんな相手に聞いて大丈夫なのか?」


霊夢「大丈夫よ、問題ないわ」


貴虎「……分かった。で、その紫という妖怪に会うにはどうすれば良い?」


霊夢「そりゃあ>>25よ」


ここで待ってればその内来るんじゃない?

安価も出たので今日はここまで。

何かリクエストあればどうぞ。場合によっては応じます。




霊夢「ここで待ってればその内来るんじゃない? 」


貴虎「こちらから連絡を取ることは出来ないのか?」


霊夢「残念ながらね。連絡を取ろうと思っても、向こうが気まぐれで応じない事もザラだし
   向こうから来るのを待つしかないわ」


貴虎「そうか……なら、すまないがしばらくの間ここで待たせてくれないか」


霊夢「嫌よ」スパッ


貴虎「……何故だ?」


霊夢「じゃあ聞くけど、家賃、食費、その他生活費、あんた私に払う事出来るの?」


貴虎「生憎金銭の類は持ち合わせていない。だが、何か出来ることがあれば」


霊夢「無いわよ。大体、あんたみたいなのが神社をうろちょろされると参拝客が来なくなるじゃない。
   寝床は貸してあげてもいいけど」


貴虎「だが、それでは私が会えないのだが?」


霊夢「それなら大丈夫。一度こっちに現れたら有無を言わさず確保しておくわ。それに、ここに限らず他の場所でも
出没する事もあるし、幻想郷を歩き回っていれば出会う確立も高くなるんじゃない?多分」

貴虎「…………」


貴虎はどうする?

1.粘り強く交渉してみる(台詞付きで)

2.霊夢に従い、一先ず博麗神社を出る

↓1



貴虎「……分かった。私もこの幻想郷に長居することになるかもしれないし、詳しく知っておきたい。
   寝床を貸してもらえることには感謝している」


霊夢「そ、ならさっさと行ってくれる?」


貴虎「あぁ、またな」


~~~~~~~~~


博麗神社の長い階段を降りながら、貴虎は考える。


貴虎(この体については後回しだな。幻想郷でヘルヘイムの森について知る者がいない場合、私一人の知識では限度がある。
   原因不明、元に戻れない事も考えたほうがいいか……)


貴虎「ありがたいのは、この幻想郷は妖怪と呼ばれる者たちが人類と共存している場所だという事か」


貴虎(でなければ、今こうして落ち着いてはいられなかっただろう……インベスの姿である以上、ユグドラシルの者でなくとも、
   話は聞いてもらえない事はおろか、最悪処分されても仕方がないからな……)


かつてアーマードライダーだった男、初瀬亮二のように。


貴虎「…………」


貴虎「さて、どこに向かおうかな」


階段を降りきった貴虎は、いつの間にか分かれ道の前にいた。


1左の道(人里へ向かう道です)

2右の道(森の中へ入る道です)

3真ん中の道(どこへ向かうか自由に決めてください。道中で誰かに出会うでも可)



貴虎「ん?」


人目に気をつけながら歩いていると、建て看板が目に入る。


貴虎「『珍しい物売ります買います香霖堂』?」


貴虎「……」


この幻想郷にロックシードがあるという事は、誰かが販売、供給する者がいるという事。
もしかしたら、この香霖堂という場所にもロックシードが売られているかもしれない。

いくら所有者からロックシードを回収しても、供給の手が止まらなければ意味がない。


貴虎(ここでロックシードの供給が行われているとは断定出来ないが、調べておくべきだろうな)


貴虎「良し」


~~~~~~~~~~


建て看板に従い進んでいくと、森の中に一軒の建物が目に入った。


貴虎「ここが『香霖堂』か」


1普通に入る

2窓から中を覗いてみる

3その他


中には店主以外誰かいるかいないか?(こーりん一人だけでも可)↓1



魔理沙「なぁ~頼むよこーり~ん!」


霖之助「再三言うけど、断る。それは貴重なものらしいし、売るつもりはない」


貴虎「失礼する」ガチャン チリンチリン ガチャン


霖之助「いらっしゃっ!……なっ」


魔理沙「あ?……えっ、インベス!?」


二人の対応


霖之助>>39

魔理沙>>41


(使役インベスで襲撃してくるつもりなら、わざわざドアを開けるなんて丁寧な事はしない筈……少なくとも知性ある者の行動だ)

かわいい…



霖之助(使役インベスで襲撃してくるつもりなら、わざわざドアを開けるなんて丁寧な事はしない筈……少なくとも知性ある者の行動だ)


霖之助「まさかインベスが単体でで店にやってくるとはね。しかも言葉を話すなんて……実に興味深い」


貴虎「驚かせてすまない。だが、私は正確にはただのインベスでは」


魔理沙「かわいい… 」


貴虎「え?」


自分を見て何やら聞きなれない言葉を聴いた貴虎は、思わず少女を見る。店主もまた、その発言に呆れた目を向けた。


貴虎「まさかとは思うが……そこの君、まさか今のは私に向けて言ったのか?」


魔理沙「こーりん!私あのインベスが欲しい!あのインベスが出るロックシードを売ってくれ!」


貴虎を無視して目を輝かせながらそう言う少女に、店主はさらに呆れたような顔をする。


霖之助「魔理沙、僕は最近君のセンスに不安しか抱いていないんだが?」


魔理沙「どーでもいいだろ~!それよりさ、無いのかよ青い鹿のインベスが出るロックシード!」キラキラ


貴虎(……どうやらここではロックシードを売っているようだな。店主であろう目の前の彼が仕入れているなら、
   問いただす必要がありそうだ)

霖之助「そうだね……今あるロックシードは……」



↓3までロックシードの安価(極、カチドキ、金、銀、ヨモツヘグリ、ダークネス、エナジー系以外で)

モモってエナジーしかなかった気がするので再↓1


ガチャ ガチャ ガチャ


霖之助「『メロン』『パイン』『オレンジ』……こんな所か、残念だけど、魔理沙の望む物は無いね」


魔理沙「そんなぁ~……」ショボン


貴虎「……失礼、貴方はこの店の店主だろうか?」


落ち込む少女を無視して、貴虎は店主に問う。


霖之助「あぁ、森近霖之助。そういう君はなんだかただのインベスではなさそうだね。是非君を呼び出した主人に話がしたいのだが
    可能かな?」


貴虎「いや、私は店主が想像しているようなインベスではない」


霖之助「と、言うと?」


~~~~~~~~~~~~


霖之助「ふむ。元人間で、幻想入りしていた時にインベスになっていたとはね……実に興味深い」


貴虎「正確には、意識を失っている間に、だがな……」


貴虎はヘルヘイムの果実を食べた場合、生物は全てインベスになるという事は話さなかった。
この幻想郷ではまだヘルヘイムの森の侵食は始まっていない。話す必要は無いと判断したのだ


貴虎「それで、店主に聞きたい事がるんだが……このロックシード、一体どうやって仕入れている?」


霖之助「これかい?これは……」


仕入れ方法↓

1自分で手に入れている(手段)

2ある(人物{謎でも可}or組織)から送ってもらっている

3その他



霖之助「センゴクと名乗る男が時々持ってくるんだ」


貴虎「戦極だと!?」


貴虎の脳裏に浮かぶのはある男、かつて信頼していた仲間であり、親友とも呼べる存在だった男だった。


霖之助「ん?もしかして君の知り合いかい?」


貴虎「……かもしれない。特徴を教えてもらえるか?」


霖之助「特徴かぁ……顔を隠しているからなんとも言えないね。商品に何か細工はしていないかチェックはしているから、
    安全性は保障できるんだけど」


貴虎「そうか……」


@設定安価:センゴクの正体は?↓2(本家戦極さんはもちろん、変装した東方キャラ、そっくりなオリキャラでも可)

>>1とか

>>52
予想外過ぎて笑いしか出ませんでした。さすがに無理ですwww

という訳で再安価↓

本家の本人(幽霊)

すいません。ファブリーズミッチはさすがにネタ成分が濃いので……
>>55にさせていただきます。

以後もネタが濃い安価は申し訳ありませんが不採用とさせていただきます。
ネタ安価に対応出来ないのは私の責任です。



貴虎は不安も抱えながらも、一先ず目の前のロックシードについて考える事にした


貴虎(回収するのが一番だが、何の理由も説明しないわけには行かないな……)


貴虎「店主、実はこのロックシードについて話したいことがある。出来るだけ内密に……」


横で凹んでいる魔理沙を見る貴虎に、霖之助は何かを察したようだ。


霖之助「……分かった。少し奥で話そうか。こっちにきてくれ」


貴虎「分かった」


~~~~~~~~~~


貴虎(さて、どう説得するか……)


↓3まで説得内容

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