クロウ「大変だ遊星!ボマーが妊娠しちまった!!」 遊星「何!?」 (23)

遊星「だからあれほど避妊しろと言っただろ」

クロウ「俺はちゃんとしてたぜ!」

遊星「ならどうして妊娠するんだ」

クロウ「解らねえ・・・」

ジャック「そういう半端な気持ちだからボマーも孕むんだ」

ブルーノ「まあまあ落ち着いてよジャック、先ずは」

遊星「ボマーに会いに行こう」

クロウ「悪りいな遊星・・・」

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ま た お 前 か

よくネタが尽きないな・・・

クロウ「ボマー連れてきたぜ」

ボマー「遊星、ジャック」

遊星「どうだ調子は」

ボマー「上々だ」

ジャック「フン、あまりにもクロウが焦るものだから死にかけて居ると思ったが」

ブルーノ「元気そうだね」

遊星「しかしどうするんだボマー?」

ボマー「私は産もうと思う」

遊星「そうか・・・」

ボマー「授かった命を無下のするわけにはいかんからな」

ジャック「昨今の若い奴らは堕ろす決断をする輩が多い」

遊星「ジャック、昨今の若い奴らとボマーを一緒にするな。ボマーほどの人格者はそうはいない」

ジャック「それもそうだな」

遊星「おめでとうボマー」

ボマー「ありがとう遊星」

>>2
尽きてるよ・・・

遊星「・・・」

ブルーノ「トップモデルのミスティ・ローラが妊娠か・・・へえ」

ジャック「遊星!」

遊星「どうしたジャック」

ジャック「・・・妊娠した」

ブルーノ「ん?ああ、トップモデルの」

ジャック「違う!妊娠したんだ!」

遊星「落ち着けジャック、何が妊娠したんだ」

ジャック「カーリーだ・・・カーリーが妊娠した!」

遊星「何て事をするんだお前は!」バシッ

ジャック「な、何をする!」

遊星「仕事もせずカーリーから金は借りる物は壊す窃盗はするラリーを死なせかける囮捜査の邪魔はする三面記事のトップを飾る人の言うことも話も聞かないお前が父親になれるわけがない!」

遊星「せめて良識を持て!」

ジャック「俺は一度もカーリーを抱いた事はない!」

遊星「それはどうかな」

ジャック「何ィ!」

遊星「嘘発見器にかけてみよう・・・いつか取り返しのつかない事をすると思ったら・・・いい加減にしてくれ」

ブルーノ「どうやら嘘はついてないみたいだね」

遊星「次は自白剤を」

ジャック「おい!」

遊星「ジャックは嘘をつくのが上手いからな・・・昔から」

クロウ「何やってんだ?」

遊星「ジャックがカーリーを妊娠させた」

クロウ「てめえ!働かねえくせに何やらかしてんだ!!」

ジャック「だから俺は見覚えがない!断じてない!」

遊星「・・・」ヒソヒソ

クロウ「あー・・・そりゃそうだな」

遊星「・・・」

ジャック「何だその目は」

遊星「今からでも遅くはない、働くんだ」

ジャック「・・・ついて来るな」

遊星「逃げる可能性がある」

鬼柳「お、居た居た」

遊星「鬼柳」

クロウ「聞いてくれよ鬼柳・・・実は」

鬼柳「俺も相談があってな。実は妊娠しちまったんだ」

遊星「あのニコという少女をか?犯罪だぞ」

鬼柳「ちげーよ俺だよ俺」

クロウ「?」

鬼柳「俺が妊娠しちまったんだよ。どうにかしてくんねえか遊星?」

遊星「!?」

遊星「考えてみよう」

クロウ「短い間に知り合いが何人か妊娠しちまった」

ブルーノ「うん」

遊星「ボマー、ミスティ、カーリー、鬼柳・・・そうか」

ブルーノ「何か気づいたんだね」

遊星「ジャック、クロウ二人なら解るはずだ」

ジャック「何がだ?」

クロウ「・・・ダークシグナーだ」

遊星「そうだダークシグナーだった者達がすべて妊娠してしまったんだ」

クロウ「けど何で」

遊星「ダークシグナーになった副作用みたいなものか・・・それか」

ジャック「何らかの呪い」

遊星「こういう時はインターネットで調べた方が早い」カチャカチャ

ブルーノ「さすが遊星!」

遊星「これかもしれない」

ジャック「猿の黒魔術?何だこれは」

遊星「ここの民族は黒魔術によって指定した相手を孕ませるらしい」

クロウ「そんな事して意味あんのかよ」

遊星「そいつらはどうも猿を産ませるらしい。高度な知能を持ったデュエルモンキーをな」

ブルーノ「つまり四人に恨みを持った者の犯行?」

遊星「そういう事になる」

ジャック「誰なんだそいつは」

遊星「ダークシグナーは確か7人居た・・・はずだ」

ジャック「いや6人だ」

クロウ「そうだぜ6人だろ」

遊星「残りはゴドウィンとルドガー・・・だがあの二人はもう居ない。これは純粋なダークシグナーへの恨みを持った」

ブルーノ「誰か居るよ!」

遊星「誰だ!」シュッ

「ぐわぁぁ・・・」グサッ

クロウ「誰だてめえ!」

ディマク「私を忘れたか不動遊星」

遊星「・・・誰だ」

ディマク「ダークシグナーだったディマクよ」

ジャック「聞いた事もない」

ディマク「くっ・・・あの双子の兄妹に敗北したディマクだ!」

遊星「知らん」

ディマク「思い出せ!思い出すんだ!!」

遊星「?」

ディマク「まあいい、思い出せんのならこの事件の真相を教えてやろう・・・私が犯人だ」

クロウ「このつるっぱげ!!」ドボッ

ディマク「うげっ・・・」

ジャック「お陰で俺はこいつらから白い目で見られているのだぞ!」バキッ

ディマク「うっ・・・」

遊星「セキュリティにつき出そう」

ディマク「ま、待て!私がやらかした真相を聞かせよう・・・」

ディマク「私は影が薄い・・・みんなに気がついて欲しかったんだ・・・」

遊星「それだけじゃ理由にならん」

ディマク「それに君たちシグナーが羨ましいと思ったのだ。短い間であったがダークシグナーとしての仲間だった彼らとはあれ以来、会うこともない」

ディマク「記憶が無いのなら当然だと思う。思い出しても罪の意識に苛まれるだけだ・・・」

遊星「お前の気持ちは解った。つまり鬼柳達と仲間になりたいんだな?」

ディマク「え?いやちが」

遊星「これは鬼柳の電話番号だ」

ジャック「これはカーリーの」

クロウ「ほらよボマーの」

遊星「ミスティは俺がアキから聞いておこう」

ジャック「ボマー、鬼柳、ミスティは有名人だからな」

遊星「さあ呪いを解いてくれ」

ディマク「あ、ああ・・・サールサール・・・」

ディマク「これで呪いは解けた」

遊星「こんな事をしなくても俺に直接聞けばよかっただろ」

ディマク「何かトラブルを起こせば不動遊星は動くと聞いた。それにダークシグナーを狙う猿の黒魔術ならば私にたどり着くと思ったから・・・」

遊星「ちゃんとボマー達に謝るんだぞ」

アキ「遊星見てミスティからこんな写真が」

遊星「ハゲ・・・そうかみんなで飯を食べたんだな」

アキ「けどこのハゲの人だけ浮いてるわね。誰なの」

遊星「ハゲだ」

アキ「このハゲの人とミスティ達を巡り合わせたのも遊星?本当に色々と・・・お金が出るわけじゃないのに」

遊星「金じゃない心の問題だ」

アキ「せめて働いて欲しいわ。それか学校へ行くか」

遊星「その必要はない。俺はこうやって」

アキ「そうやって街のために頑張ってるけど知らない人から見ればただの無職なのよ遊星も」

遊星「!?お、俺が・・・無職・・・?」

アキ「そうよ」

遊星「どうだジャックも」

ジャック「誰が行くか」

クロウ「どうしたんだ遊星」

ブルーノ「学校へ行きたいんだとよ。アキさんに痛いところを突かれてね」

ディマク「失礼する」

ジャック「また来たかハゲ。何の用だ」

ディマク「実はしばらくこの家に泊めてもらおうと思ってな。それにハゲではなくディマクだ」

クロウ「馬鹿野郎!何でお前みたいな得体のしれないハゲを泊めなきゃならねえんだよ!」

ディマク「チーム5DsのD・・・私の名はディマク、運命を感じる」

ジャック「あれだけの騒ぎを起こしておいて何をふざけた事を!」

クロウ「何とか言ってやれよ遊星!」

遊星「好きにしろ。鬼柳や連絡を取り合ってるのだろ?」

ディマク「ああ!」

遊星「ならディマク、お前も俺達の仲間だ」

数日後

法子「って言うか姉妹揃って妊娠とかチョーヤバいんですけどー」

周子「ちゃんと責任とってくださいよー」

コナミ「・・・」

クロウ「いつから一夫多妻制になったんだこの街は」

ジャック「それが昨今の若者だ・・・無闇に己の種をばら撒く」

遊星「いくらコンドームを装着しても妊娠する場合もあるんだ」

ディマク「それはどういう意味だ?」

遊星「まず性行為をする時に見てほしいコンドームに穴がないかを」

ジャック「穴?」

遊星「ああ、稀に穴が空いてる場合もあるからな」

ブルーノ「きっと製造してる時に何かで穴が空いちゃうんだねきっと」

クロウ「ふーん」

遊星「たとえコンドームでも無敵じゃない、病気を移されたり相手を妊娠してしまう時だってあるんだ」

遊星「みんなにも覚えてもらいたい、男だろうが女だろうが人を抱くときはそれ相応の覚悟を持って性行為をしてくれ!」


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