P「貴音をいじめるのは楽しいなぁ」 (25)


*Pと貴音以外のアイドル、プロデューサー、事務員は登場致しません

*P、貴音ともにキャラ崩壊を起こしています

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P「貴音は765プロの中では年長組だ」

P「落ち着いた性格と、古風な話し方も大人っぽさを演出させている」

P「歌もダンスもそつなくこなす、まさに完璧超人!」

P「…に、見える貴音。だが彼女の本質は意外にもスキのあるものだ」

P「ラーメンが大好きでラーメンに関わることには目がない上に大食いの食いしん坊」

P「英語…というか日本語ではないカタカナ語が苦手で大好きなラーメンの発音すらままならない」

P「お化けや幽霊や妖怪等のホラー物も大の苦手で臆病で怖がり」

P「爬虫類の、特にヘビが苦手。とある親友のペットのヘビ香にも腰を抜かす始末」

P「あと絵も苦手だな。…あれはひどい」

P「とまぁ、ギャップ萌えの塊のような魅力あるアイドル四条貴音」

P「俺はあの普段大人びている貴音が、苦手な物を目の当たりにした時に出す幼さが好きなんだ!」

P「貴音可愛い。貴音ギャップ萌え。貴音結婚したい」

P「俺が担当するアイドルである貴音をいじめるのは心苦しいが…可愛い貴音を見るためには仕方ないのだッ…!」ガタッ

P「あー、心苦しい。心苦しいわー。この心苦しさから早く解き放たれたいから早速貴音をいじめよう」


P「おーい貴音ぇ!」

貴音「はい、こちらに」

P「いつから後ろにいた?」クルッ

貴音「つい今しがた」

P「そうか、俺もつい今しがたそこにいたんだけどなぁ」

貴音「何か御用でしょうか、あなた様」

P「あぁ、貴音に仕事を持ってきたぞ」

貴音「仕事ですか」

P「あぁ、それも俺がずっと貴音にやらせてやりたかった仕事だ」

貴音「!」ティン

貴音「それは、気を引き締めて挑まねばなりませんね」

P「そうしてもらえるとありがたいな」

貴音「して、その仕事とは?」

P「ロケの仕事なんだがな、遊園地に行ってもらう」

貴音「遊園地、ですか」ワクワク

P「…仕事だからな?」

貴音「…分かって居りますっ」プイッ

貴音「遊園地で私は何をすればいいのでしょうか?」

P「詳しい内容はまだ内緒だ」

貴音「内緒、ですか」

P「あぁ、内緒だ」

貴音(もしや、春香や響によく来ている『どっきり』の仕事でしょうか…)

貴音(例えどんな仕事だろうとも、あの方が選び私へ下さった仕事…。力を尽くさねばなりませんね)



ーー
ーーー

P「着いたぞ」

貴音「ここは…」

P「静岡県にあるとよく勘違いされている甲府最大の遊園地…」

P「富士急ハイラ○ドだ」

貴音「今日のろけ地はここなのですね」

P「そうだが、ロケ地はここのあるアトラクションの中だ」

貴音「あとらくしょんの中…ですか」ワクワク

P「…」ニヤリ

P「こっちだ貴音」

貴音「はいっ、あなた様っ」


ーー
ーーー

P「さぁ、今日のロケ地に着いたぞ貴音」

貴音「こ、ここ…なのですか…?」

P「ここだ」

貴音「で、ですがここは…」

P「そうだ貴音」

P「ここはァ!日本で1番怖いと名高いお化け屋敷ィ…最強戦慄○宮だァァァァァァァァ!」

貴音「」

P「wwwwwwwwwwww」


貴音「お疲れ様でした」スタスタ

P「こらこら待ちなさい」ガッシ

貴音「離してください!」ブンブン

P「離したら帰っちゃうだろ貴音」

貴音「当たり前ですっ!私は…私はあの様な所で仕事など出来ません!」

P「貴音」

貴音「嫌です!やりません!やりたくありません!出来ません!」

P「貴音!」

貴音「聞こえません!ア゙ー!ア゙ー!」

P「貴音!聞くんだ!俺の話を聞け!」

貴音「…」

P「言っただろう。この仕事は、貴音にずっとやらせたかった仕事だって」

貴音「あなた様は!ずっと!このような仕事を…」

P「このような仕事とはなんだッ!」

貴音「!」ビクッ


P「俺は心配なんだ。貴音が、これからちゃんと仕事が出来るか…」

P「アイドルをしている以上、いろいろな仕事がくるだろう…楽しい仕事もあれば、もちろん嫌な仕事もしなければいけない時もある」

貴音「…」

P「その時に貴音が、仕事を全う出来なかったら…仕事を受けることも出来なかったら…きっとアイドルとして上へ進むことは難しくなるだろう…」

P「貴音は言っていたな、高みからの景色を見たいと」

貴音「…確かに、言って居りました」

P「俺は…貴音を高みへ押し上げてやりたい。お前に、その高みからの景色を見せてやりたいんだッ…!」

貴音「あなた様…」

P「だから、この仕事で貴音には仕事に対する気持ちをさらに高めて欲しかったんだ…」

貴音「…そこまで考えていたとは、思っていませんでした。軽々しく嫌だなどと、私は…」

P「いいんだ貴音、分かってくれて嬉しいよ」

貴音「私はあなた様の期待に応える為にも、この仕事を全うしてみせます!」

P(計画通り…)ニヤリ


P「よーし、じゃあ入るぞー」

貴音「…」プルプルガクガク

P「…大丈夫か?貴音」

貴音「だだいじょぶでごじゃいましゅぅうぅ…」ギュ-ップルプル

P(可愛い、柔らかい)

P「どんどん行くぞー、撮影場所は奥だからなー」

貴音「奥ですか!奥なのですか!?」ガクガク


ーー
ーーー
P「お、ここだここだ」

貴音「ぅぅ…ぅ…ぅぅぅ…」ギュ-

P「あんまり俺の腕にくっつくなよ、あぁ…スーツにメイクが…」

貴音「この部屋も暗いです…怖いですぅうぅぅ…」プルプル

P「雪歩みたいになっちゃったな…キャラ崩壊しすぎだろ…」

貴音「あぁぁ…あそこに生首がぁぁぁ…!」ガタガタ

P「作り物だけどなー」


P「あの部屋の真ん中にある椅子に座ってくれ」

貴音「はい…で、では…」グイッ

P「あ、こっから先は貴音1人でな」

貴音「な、何故ですかっ!」

P「なんでって…プロデューサーの俺がテレビに映っちゃマズいだろ」

P「ほら、早く部屋の真ん中に」

貴音「は、はひぃ…」ヨチヨチ

貴音「あああなた様…わ私はこここでな何をすれば…」プルプル

P「あ、そういえば言ってなかったな」

P「それじゃあ今回の仕事の内容を発表するぞ」

貴音「はいっ…!」

P「なんと貴音にはここで…」

貴音「…」ゴクリ

P「絵を描いてもらいまァァァァーすッ!」

貴音「」

P「wwwwwwwwwwww」


貴音「絵ですか!?」

P「あぁ、貴音にはここで絵を描いてもらう」

貴音「こんな…このようなところで絵など…集中出来ないではありませんかっ!」プルプル

P「集中力を鍛える良い機会だな」

貴音「集中力などという問題ではありませんっ!私は絵は…」

P「いや貴音が言ったんだろう。頑張れ」

貴音「そんなっ…!無責任に頑張れなどとっ…」

P「さぁーて、貴音に描いてもらう絵のテーマを発表するぞーっ」

貴音「聞いてください!聞いてくださいまし!」

P「貴音に描いてもらうのはー…?」

P「巨大なヘビの絵だァァァァーッ!」

巨大ヘビ「シャ-ッ」

貴音「」

P「wwwwwwwwwwww」


貴音「ヘっ…ヘ、ヘビっ…ヘビがぁ!」

P「アミメニシキヘビのあーちゃんだ。香水動物園からわざわざ今日のために出張してきてもらったんだ。なー?」

あーちゃん「キシャ-ッ」

貴音「ひっ…ひぃぃぃ!」ヨロヨロ

P「あ、そこの生首気をつけろよ」

貴音「きゃあぁぁぁぁ!」バタバタ

P「慌ただしいなぁ」

貴音「このような…このような所で…このような者の…絵などをっ…」プルプル

P「あ、そうだ」

貴音「な、なんでしょうか…?」ビクッ

P「その貴音が描いた絵は、番組を見た視聴者の方への視聴者プレゼントにするから」

貴音「視聴者ぷれぜんと、ですか…」プルプル

P「だから、絵の右下にサインを入れてくれ」

P「もちろん…英語でなァァァァ!」

貴音「」

P「wwwwwwwwwwww」


P「wwwwwwwwwwww」

貴音「」

P「さァ!貴音ェ!」

P「お化け屋敷で!」

P「絵を描くんだ!」

P「巨大ヘビの絵を!」

P「英語のサイン入りで!」

P「wwwwwwwwwwww」

貴音「」

P「…貴音?」

貴音「…び…」

P「?」

貴音「びええええええええん」

P「」



その後Pは2日間ほど行方不明になり、帰ってきたPの目にはハイライトが失われていたという



おしり


後日談

ー社長室ー

高木「やはり本人が拒否してる以上、放送は難しいねぇ」

P「ソウデスカ、ワカリマシタ」

高木「う、うむ…ところで、少し休んではどうかね?君ィ…」

P「ダイジョウブ、デス」ガチャ

高木(とても大丈夫そうには見えんがねぇ…)

ー事務室ー

小鳥「あ、プロデューサーさん。社長との話終わったんですね」

P「ハイ、ハナシ、オワリマシタ」

小鳥「…」

P「オトナシサン、ドウカ、シマシタ、カ?」

小鳥「プロデューサーさん…」ギュッ

P「?」

小鳥「貴音ちゃんに何をされたのかは分かりませんけど…。辛いことがあったら、私のところにきて良いんですからね?」ギュゥゥ…

P「ツライコト…オトナシサンノ、トコロ…」

小鳥「そうです。私がいつでもプロデューサーさんのこと慰めてあげますから」

P「オトナシさン…ぷろデゅーさー…慰メル…」

小鳥「小鳥さんがプロデューサーさんを慰めるんですよ」

P「小鳥サん…プろでューサー…慰めル…」

小鳥「プロデューサーさんは小鳥さんが大好き。小鳥さん愛してる。小鳥さんと結婚したい」ボソボソ

P「プロデューサー…小鳥さん大好き…小鳥さん愛してる…小鳥さんと結婚したい…」

小鳥「そうですよ、プロデューサーさんは私のことが世界で一番好きなんですよ。思い出しましたか?」

P「思い出す…?思い出した…俺は…俺はッ…!」

P「結婚してください小鳥さんッ!いやっ…」

P「結婚しようッ!小鳥ィッ!」ダキッ

小鳥「あぁん!プロデューサーさんッ///」


ホントにおしり

やっぱり正妻は小鳥さんダネっ!


貴音「おはようございま…」

小鳥「たっ、貴音ちゃん!?」

P「貴音様!?」

貴音「…まだ明るい時間に、そもこのような場所で…何故2人は抱き合っているのですか…?」

P「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサ…」ブツブツ

小鳥「ち、違うのよ貴音ちゃんっ!急にプロデューサーさんがプロポーズをしてきてっ…!」

貴音「…本当なのですか?あなた様」スタスタ

P「」ガクガクブルブル

小鳥「そしてプロデューサーさんは私を抱き締めた右手をそのまま下に下ろしてタイトスカートの上から…」

貴音「…あなた様」ギュゥ

P「!?…た、貴音…様?」

貴音「申し訳ありません。あなた様にあの様な失態を見られ…私は恥ずかしさからあなた様に、あの日の事を忘れて欲しかったのです…」ギュ

P「…貴音」

貴音「行き過ぎた八つ当たりで、あなた様を傷つけてしまい、本当に…」

P「謝るのは俺の方だ、貴音。俺は…普段見せない本当の貴音が好きで…あんなことを…」

貴音「…許しません…」

貴音「…あなた様も、抱き締めてくださらなければ…許しません…///」ギュウゥ

P「…貴音っ!」ギュッ

貴音「ぁっ…あなた様…///」

P「これで、許してくれるか…?」

貴音「ええ…許しました…///」



貴音「…あの日のことは」

P「…ん?」


貴音「あなた様が、小鳥嬢にぷろぽぉずをしたと」

P「あっ」

貴音「本当なのですか?」ジッ

P「あぁ、いや…その…」ダラダラ

貴音「本当なのですね?」ジ-ッ

P「…ハイ、スイマセン」

貴音「…では」


貴音「また、お仕置きですね」ニコッ

P「え、ちょ」ヒュパッ

小鳥「そうするとプロデューサーさんは私のナカに濃くて熱い…。あれ?貴音ちゃん?プロデューサーさん?」



それから1週間Pと貴音が行方不明になり、帰ってきたPは腎虚寸前で貴音と結婚していたという



ホントのホントにおしり

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