美希「ハニーからのプレゼント♪」 (68)


・初SS、初投稿です

・なので変な所がありましてもご容赦を

・ぼちぼち投下して行きます

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美希「ハニー嬉しいの!ミキ大切にするの!」

P「あぁ、そう言って貰えると嬉しいよ。
ただいま戻りました」ガチャ

律子「あ、プロデューサー、美希。
お帰りなさい」

美希「ただいまなの!」

春香「二人共お帰りなさい…って、美希、随分とご機嫌だね。
何かあったの?」

美希「うっふっふー。
ジャーン!!なの!」キラーン

真「うわぁ、綺麗な指輪!」

やよい「ホントですぅ!」

雪歩「美希ちゃん、それどうしたの?」

美希「さっきハニーから貰った婚約指輪なの!!」ニコニコ

全員「「「」」」

P「ちょっ!おい美希!!」

律子「プロデューサー」

P「」

律子「説明」

P「いやあのな律子」

律子「正座」

P「…はい」

――――
―――
――


律子「なんだ。じゃあ単なる頑張ったご褒美、ですか?」ハァ

P「ハイソウデス…」ガタガタ

美希「マチガイアリマセン…ナノ」ガタガタ

春香「…プロデューサーさん、美希。
あんなに震えて…」ガタガタ

真「こ、怖かった…」ガタガタ

雪歩「真ちゃん…私、今なら犬でも男の人でも大丈夫な気がする…」ガタガタ

やよい「なんか、お父さんがお母さんに叱られてる時みたいですぅ…」

律子「ちょっ…バカな事言わないでよ!もう…」///

春香(デレタ)

真(チョロイ)

律子「ん、んー!
そ、それにしても結構良い石っぽいわね。
随分、値が張ったんじゃないの?」

美希「えっとね」

美希「100万円だったの」

全員「「「」」」

律子「ちょっ…プ、プロデューサー!?」

P「…あぁ、大丈夫だよ律子…」

律子「だ、大丈夫って…」

美希「でも、1つ100万円の所を1万円に値引きしてくれたの」

春香「な、なんだ……」

真「び、びっくりしたぁー…」

雪歩「でも随分値下げしてくれたんだね…」

やよい「それでも高いですー…」ウッウー

律子「…はぁ、そう言う事ですか。
それならそうと早く言って下さいよ、プロデューサー殿」

春香「でも、99%OFFって凄いですね?」

P「ん、いやぁ、なんか美希のスタイリッシュ値がなんとかって…。
でも、ちゃんとした店だったぞ?」

律子「でも、これ1つ1万円って…何か訳ありなんじゃ…」

P「あぁ、いや、それがだな…」

1
美希「違うの」

律子「違うって?」

美希「『1つ』1万円じゃなくて『全部』で1万円なの」

律子「…全部って…」

美希「実は皆の分も買って貰ったの!!」

ジャラジャラ

律子「……まさか、それ、全部で……」

美希「1万円なの!!」

律子「…プロデューサー殿…?」

P「…うん…店の人、最後は泣いてた……」

律子「…でしょうね…」

春香「きゅ、99%OFFどころじゃなかった…」

美希「それで、これはハニーに、なの」カチャッ

P「腕輪?どうしたんだ?」

美希「この石一つ買ったらオマケで付いてくるって言ってたから貰って来たの!」

真「こ、この上オマケまで貰って来たんだ…」

やよい「うわぁ、美希さん買い物上手ですぅ!!」

雪歩「か、感心していいのかなぁ…」

春香「あはは…。
あれ、でもこれ全部使ってる石が違うんだね?」

美希「そうなの!しかもこの石…なんと、皆の名前が付いてたの!!」

春香「名前?」

P「あぁそうなんだ。面白いだろ」

美希「ちなみにミキの指輪は『ミキナイト』って石だったの」

真「へぇー、じゃあ僕の名前の石もあるんですか」

P「あぁ。確かこれが『マコトナイト』だったぞ」

真「へぇ、バックルですか」

雪歩「わぁ、真ちゃんカッコイイ!」

真「あはは。出来れば可愛い方が良かったけど…
雪歩のは?」

P「これだな『ユキホナイト』」

雪歩「チョーカーですね」

真「可愛いなぁ!雪歩に良く似合ってるよ」

雪歩「えへへ、ありがとう真ちゃん。
それにプロデューサー!」

春香「プロデューサーさん、プロデューサーさん!
私達も貰っていいんですか?」

P「あぁもちろん。ええと、これが『ヤヨイナイト』でこっちが『リツコナイト』っと」

律子「わ、私のもあるんですか!?」

P「当然だろ?律子にはいつも、世話になってるからな」

律子「あ、ありがとうございます…へぇ、ブローチですか」

やよい「わぁ!私のはペンダントですぅ!
プロデューサー、ホントに貰っちゃっていいんですか?」

P「ああ、やよいも頑張ってるからな。ご褒美だよ」

やよい「うっうー!ありがとうございます!!大事にしますね!」

春香「わ、私のはどれですか?」

美希「これなの。『ハルカナイト』」

春香「うわぁ、可愛いバレッタ!」

美希「ちゃんとリボンも付いてるの」

春香「えへへ…。プロデューサーさん、ありがとうございます!」

P「ははは、礼なら美希に言ってくれよ」

美希「そーなの!皆もっとミキを褒めるの!」エヘン

律子「こーら、あんまり調子に乗らない!」

美希「むー。律子だって喜んでたクセに」

律子「律子?」

美希「…さん」

P「まあまあ律子。美希のお陰なのは本当なんだし」

美希「ハニー!やっぱりミキの事、一番分かってくれるのはハニーなの!」ギュー

P「こら、急に抱きつくな」

春香「あはは、そうだね。美希にもちゃんとお礼言わなきゃ。美希、ありがとう」

真「うん。美希、どうもありがとう」

雪歩「えへへ。美希ちゃん、ありがとう。大事にするね」

やよい「美希さん、ありがとうございます!」ガルーン

美希「喜んで貰えてミキも嬉しいの」

春香「あはは…。あれ、何か紙が入ってますよ?プロデューサーさん」ガサガサ

P「ん、どれどれ…腕輪の説明書?」

P「何々……『メガリングの使用法』?なんだこりゃ」

…アレ?ミキサンノユビワ、ナンダカヒカッテマセンカ?

ホントダ…ナニカナマコトチャン?

サァ…ワカンナイケド?

P「なになに…『メガリングとメガストーンが呼応している時…』」

P「『メガシンカと唱える事で…』メガシンカ?」

ビカ-----!!

?「なーーーーーのーーーーー!!」

P「!!な、何だ!!」

律子「どうしたの!!」

雪歩「わ、分かりません!急に美希ちゃんが!!」

やよい「ぴかーって!光り出したんですー!」

春香「ま、まさかこれって……!?」

真「春香、何か心当たりがあるの!」

春香「美希のパワーがめざめた…と云う事は…」

春香「……これが、覚醒!!」

P「いや、覚醒ってこう言う事だったか!?」

律子「バカ言ってないで、何とかして下さいプロデューサー!」

P「いや、何とかって言われても…」

春香「プ、プロデューサーさん!プロデューサーさんの腕輪も光ってますよ!?」

P「なに!?本当だ!じゃあ、これを外せば…!」カチャカチャ

P「どうだ…!?」カチャ!

美希「…なーー……のーー………」シュー

律子「も、戻った…?」

ちょっとアイマスのチアリング上映見て来ました

このあとプリキュア最速見るのでそれまでもう少し投下します

春香「美希、大丈夫?」

やよい「美希さん…?」

美希「……大丈夫なの。でも、何か疲れちゃったのー…」クテー

雪歩「美希ちゃん、こっちのソファーで休んだら?」

真「そうだね。ほら美希、こっちに…」

美希「うー、真クン抱っこして運んでなのー」クテー

真「えぇ!?しょ、しょうがないな…もう…」ヨイショ

美希「楽チンなのー」

雪歩「……」<●><●>

春香「…雪歩?その死んだ魚みたいな目は止めようか…?」

P「しかし、何だったんだ…」

律子「プロデューサー、さっき説明書がどうとか言ってませんでしたか?」

P「あそうか!えっと、何々…?」

P「『メガシンカとは、進化を越えた進化の形である。』

『メガシンカはメガストーンとメガリングの装着者との間に強い絆がある時可能となる。』

『メガシンカした者は強力な力を得る事ができるが、身体への負担が大きく疲労してしまう事が有る為、力のコントロールが必要である。』……か」

春香「絆…信頼関係…つまりは好感度…!」

春香「プ、プロデュー…!」

真「美希、ちょっと指輪を外しておいてくれる?」

美希「えっうん、分かったの」ヒョイ

真「プロデューサー!もう一度、腕輪を着けてみて下さい」

雪歩「ま、真ちゃん?」

真「何だか分からないし、もう一度試してみましょうよ。疲れるだけなら問題無いでしょう?」

P「いやしかしだな…」

真「大丈夫ですよ!
僕なら体力には自信がありますし、それにプロデューサーの事は…し、信頼、してますから…」テレリ///

春香「…クッ!」

P「……あぁもう、分かったよ!キツくなったら、ちゃんと言うんだぞ」

真「へへっ、やーりぃ!分かってますよ!…じゃあ、お願いします!」カチャ

P「よし…どうだ?」カチッ

ピカー----!!

真「あ、ひ、光った!光りましたよ!プロデューサー!!」

P「あぁ、こっちもだ。光りだした!」

美希「むー。ハニー、浮気者なの」

やよい「仲良しさんだと光るんですか?」

雪歩「う、うん。そんな感じ、かな…」アハハ<●><●>

春香「雪歩、目!目!!」

律子「…大丈夫なんでしょうね?(主に雪歩が)」

P「よ、よし!真、メガシンカだ!!」

真「う、うわぁーーーーー!!」ビカ-----!!

メガ真「す、凄い!…どんどん力が湧いてくる……!」

メガ真「……はっ!」ドゴン!!

雪歩「きゃあっ!」

春香「ド、ドアが…」

やよい「吹っ飛んじゃいました!」

美希「真君すっごいの」

律子「まーこーとー!」

メガ真「うわぁ、ご、ごめんなさーい!!」シュー…

春香「も、戻った…はっ!プロデューサーさん!次はわた……」

雪歩「プ、プロデューサー!私も、お願いします!」

春香「ゆ、雪歩~~!」

P「……分かった。でも少しだけだぞ」

律子「プロデューサー!?」

P「いや、どっちにしても全員試した方が良いだろう?」ヒソヒソ

律子「まぁ、それは…そうですけど」ハァ

雪歩「…あ、あの、プロデューサー…」

P「ん、あぁ。よし雪歩、着けてみてくれ」

雪歩「は、はい!どうですか…?」パチッ

ピカー----!

雪歩「わ、わ、わ!光りました!プロデューサー!」

P「よし!雪歩、メガシンカ!!」

ビカー----!!

メガ雪歩「わぁっ!ホントだ、凄い力……!ね、ねえ真ちゃん。
今ならあれ、大丈夫かも…良い?」

真「あれ?…あぁ、うん。ちょっと待って雪歩」ガサガサ

春香「なに、どうしたの真?」

真「実は雪歩の訓練用に色々小物を持ち歩いてるんだ」

律子「あぁ、それでそんなバッグを…」

真「まあ、僕のウエイトトレーニングも兼ねてるだけどね」エヘヘ

やよい「わぁ、色々入ってますね」

美希「なんかオモチャも入ってるの」

真「気分転換用のグッズとかも入れてるんだ」

P「それでどうするんだ?」

真「これですよ」

P「…犬の縫いぐるみか」

真「へへ、リアルでしょ。
で、リモコンはプロデューサーが」

P「リモコン?」

真「ええ、良いタイミングで押して下さい」

P「?分かった」

真「よーし。はい!雪歩」バッ

メガ雪歩「ひっ!…うぅー…。だ、大丈夫ですぅ…」

P(良し、スイッチオン)カチッ

<バウワウ!

メガ雪歩「き、きゃあ!」ステン

P「おい!大丈夫か雪歩!」

真「わ!ご、ゴメン!雪歩」

メガ雪歩「だ、大丈夫。ちょっとびっくりしちゃっただけですぅ…」

P「そ、そうか。良かった…」ホッ

メガ雪歩「うぅ、でもメガシンカしてもやっぱりダメでしたぁ…こんな私なんて、穴掘って埋まってますぅ~!!」

P「おい雪歩!その状態で穴なんか掘ったら……!」

メガ雪歩「え?きゃ、きゃあーー!?」ボコン!!

春香「ゆ、雪歩ーー!?」

やよい「落っこちちゃいましたー!」

ウワッ ナンダナンダ!?

ゴ、ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!!

真「雪歩ー!大丈夫ー!?」

マ、マコトチャン! ウン、ケガトカハナイケド…

P「だ、大丈夫…みたいだな…」ホッ

美希「びっくりし過ぎて、また疲れたの…」

律子「……ちょっと、たるき亭まで行ってきますね……」

P「…あぁ…頼む…」

――――
―――
――


メガシンカしたけど…姿は変わってない?てっきり真、長髪なるかなと思ったけど

続き投下します

>>38

容姿はあまり考えてなかったです…

なんとなく真はイメージ的に某Zな戦士だったので

P「はぁ…ま、雪歩が無事で良かったよ」

律子「床とドアは無事じゃありませんけどね。
まぁ、修理費はプロデューサー殿から天引くとして……」

P「律子さん!?」

律子「何ですかプロデューサー殿?」

律子「まさか、真と雪歩から徴収しろ、なんて言いませんよね?」ニッコリ

P「ぐ、ぬ、ぬ…。せ、せめて分割で……!」

律子「大丈夫です。ボーナス払いも視野に入れてますから」

P「………」グスン

美希「ハニー、おにぎりあげるから泣かないの」

真「す、済みません…プロデューサー…」

雪歩「ご、ご免なさい…プロデューサー…わ、私穴掘って埋まってますぅー!」

春香「ストップ!ストップ雪歩!それ止め刺しちゃうから!!」

美希「あはっ、やよい何だかキラッキラなの」

メガやよい「うっうー!美希さん!ハイ!」

美希「タッーーチ!なの!」パンッ

ピカッ

美希「あ、あれ?なの」

P「どうした、美希?」

美希「…やよいとハイタッチしたら、疲れてたのが無くなったの」キョトン

P「なに?」

真「ホントに?やよい、僕とも良い?ハイ…!」

メガやよい「タッーチ!」パンッ

ピカッ

真「…うわっ、ホントだ!雪歩もやって貰いなよ!」

雪歩「う、うん…。やよいちゃん、お願いして良い?」

メガやよい「もちろんです!雪歩さん、ハイ…!」

雪歩「た、タッーチ!」パンッ

ピカッ

雪歩「わぁ!ホントに疲れが無くなっちゃいましたぁ!」

メガやよい「皆さん元気になって良かったですー!」シュー

P「やよいは大丈夫か?」

やよい「はい、大丈夫ですよ!」

真「…これって……」

春香「?どうしたの真?」

真「うん。ねぇプロデューサー」

P「なんだ、真?」

真「このメガシンカって要するに、僕達の特徴的な部分がパワーアップした、って事じゃないんですか?」

春香「どう言う意味?」

雪歩「あ!うん、そんな感じ!私穴を掘る時、いつもよりスゴく簡単に掘れたよ」

真「でしょ!僕も軽く蹴っただけでドアが吹き飛んだし」

P「………」グスン

真「あぁっ!ご、ご免なさい!プロデューサー!!」

雪歩「うぅー、わ、私やっぱり穴掘って埋まってますぅー!」

春香「いや雪歩!だからそれ止め刺しちゃうってば!」

美希「でもミキは良く分かんなかったの」

真「まぁ、美希の時は皆慌ててたからね」

真「そして、やよいはハイタッチで皆の疲れを消した…」

P「…なるほど、つまりいやしのはどう…『回復能力』って事か?」

真「えぇ、僕はローキックでドアが…。
『攻撃翌力』かな?それに雪歩は…」

美希「んー『あなをほる』?」

律子「また随分ピンポイントな能力ね…『貫通力』って所かしら」

P「なるほどな……良し、律子お前もやって見てくれ」

律子「へ…わ、私もですか!?」

律子「あ…で、でも私じゃ、その、光らないかもしれませんよ…?」

P「ん?そんな事無いだろう?俺は律子の事、信頼してるぞ?」

美希「律子…さん、ちゃっちゃとやるの。どーせ、ピカーってなるんだし」

律子「」キッ

律子「うぅー。わ、分かりましたよ…。…光らなくても知りませんからね…」パチッ

ピカーーーーー

春香「あ光った」

真「光ったね」

雪歩「光ってます」

やよい「律子さんも仲良しさんです」

美希「とりあえずこれでハニーの5股は確定なの」

P「おい何言ってんだ美希」

律子「いいから早くして下さい!!」

P「おお、そうだった。よし、律子。メガネシンカ!!」

ビカーーーーー!!

メガネ律子「?特に変化無い様な…?」

春香「変化ないね」

真「そうだね」

雪歩「変わってないです」

やよい「いつもの律子さんです」

美希「ネが多いの」

P「すまん律子、間違えた」ハッハッハ

メガネ律子「…プロデューサー、後で覚えてなさいよ……」プルプル

P「…よ、よし律子!メガシンカ!!」

ビカーーーーー!!

メガ律子「!?確かに、凄い……でも…」

P「どうした律子?」

メガ律子「私、何がパワーアップしてるんでしょうか?」

真「え、うーん。律子だから…」

美希「メガネとか」

メガ律子「メガネから離れなさい!
あと真、そこに居ると危ないわよ」

真「え?」

春香「それってどう言う…わ!わ!わ!」トットット

真「ちょっ、春香!?」

ツルッ ドシーン!

雪歩「真ちゃん、春香ちゃん!?」

やよい「二人とも、大丈夫ですか?」

春香「あいててて…ご、ごめんね真。つまずいちゃって…」

真「あはは…平気、平気。春香こそ怪我は無い?」

春香「う、うん。大丈夫」

美希「春香のころがる、なの」

メガ律子「もぉ、だから言ったのに」

P「…律子、今何で分かったんだ?」

メガ律子「え?何でって…」

P「春香が転ぶ前に、真に危ないって言っただろう」

雪歩「あ、そう言えば」

やよい「ホントです」

メガ律子「言われて見れば…あれ、何で分かったのかしら…?」

P「うーん…」

P「!そうだ。真、さっきのバッグ貸してくれ」

真「?ええ、良いですけど」

P「えーと…あった。よし律子、これやって見てくれ」ヒョイ

メガ律子「え、ルービックキューブ?良いですけど…?」

カシャカシャカシャ、カシャ

メガ律子「…!で、出来ました…」

真「す、スゴい!あっという間に六面揃っちゃった!」

雪歩「うわぁ凄いです、律子さん!」

やよい「スッゴク早かったです~!」パチパチ

春香「プロデューサーさん。これって…」

P「多分、律子はみらいよち…無自覚にだけど、分析や計算による先読みを行ってるんだろうな」

P「つまり、それらをひっくるめた『知力』がアップしてるんだと思う」

メガ律子「なるほど…『知力』ですか…」フムフム

P「あと、多分メガネからはかいこうせんが出る」

メガ律子「出る訳無いでしょう!!」

ビー----ム!!

ドゴー--ン!

P「うおっ!壁がっ!?」

律子「………」シュー

春香「…出ちゃいましたね」

真「…出ちゃったね」

雪歩「…出ちゃいましたぁ」

やよい「…出ちゃったですぅ」

美希「…これがホントのメガネビームなの」

P「どっちかと言うとラスターカノンだったな」

律子「……プロデューサー」

P「はい?」

律子「壁の修理費も足しておきますから」

P「いやぁぁあーーーーー!!」

春香「プロデューサーさんしっかりして下さい!叫び声が乙女になってますよ!!」

美希「ハニー以外と美声なの」

真「ま、まぁこれで皆の能力は分かりましたよね」

春香「!わ、私がま…」

雪歩「あ、真ちゃん。まだだよ」

春香(…雪歩!うぅ、ありがとう…!)

雪歩「まだ美希ちゃんが分かって無いよ」

春香「」のワの

美希「そうなのハニー。ミキの能力も分かって無いの」

P「ああ、そうか」

春香(味方は…ここに味方はいないのか……!)ドン!

P「どうした春香」

春香「どうもしませんよ!美希!美希の能力ですよね!えーと何かなー!」シクシク

やよい「美希さんの力ですか…えーと」

雪歩「0.93秒で寝れるとか」

美希「のび太くんじゃないの」

真「天井に布団を敷いて寝れるとか」

美希「ハットリくんでもないの!」

春香「おにぎりをどんぶりで20杯食べれるとか」

美希「オバQでもないの!なんで皆して藤子先生押しなの!」

春香「いやなんとなく」テヘ

美希「悪意しか…あくのはどうしか感じないの」ジトー

P「何で今言い直したんだ…しかし詳しいな美希?」

美希「まぁ、キライではないの」

やよい「私も好きですよー」ウッウー

律子「どんな脱線してるんですかプロデューサー」

律子「そんなの、もう一度やれば良いじゃないですか」

P「まあ、そりゃそうか。
よし、美希。もう一度メガシンカだ」

ビカーーーーー!!

メガ美希「なの!」

やよい「うっうー!美希さんキラキラしてキレイですー」

律子「…そうね。美希の場合、存在感…オーラ…?」

メガ美希「…!分かったの!」

P「お、何だ?」

メガ美希「ミキはハニーへの愛がパワーアップ、なの!!」

P「は?」

メガ美希「だからハニーにギュッとすれば分かるの!ハニー!!」

雪歩「み、美希ちゃん!?」

律子「こら、美希!」

ギュッ

ビリビリビリビリビリ-----!!

P「ぎゃーーーーーっっっ!!」

真「…あー…電撃かー…」

春香「…黄色繋がり…かな?」

やよい「…プロデューサーもキラキラしてますねー…」

雪歩「キラキラって言うか、ビリビリだけどね…」

律子「って、美希いい加減放しなさい!
大丈夫ですかプロデューサー!」

P「…やな、かん…じ~…」ドサッ

全員「「「プロデューサー!!」」」

――――
―――
――


P「はっ!!」ガバッ

P「…夢か……」

P「そりゃそうだな。変な夢を見たもんだ」ハハハ

ガチャ

美希「あ、ハニー!」

P「おぉ美希か。…ふふ、今変な夢を見たよ」

美希「夢?」

P「あぁ。俺が美希から10万ボルトを食らった夢なんだ。面白いだろ」

美希「むー、ミキ10万ボルトなんて使ってないの」

P「ははは、そりゃそうだ」

美希「ミキが使ったのはカミナリだったの!」

P「…あれ、これ夢じゃないぞ」

ガチャ

春香「あ、プロデューサーさん!大丈夫ですか」

雪歩「よ、良かったぁ…」

やよい「もう平気ですか?プロデューサー」

真「心配したんですよ」

P「…あぁ、済まないな皆。大丈夫だよ」

律子「本当ですか、もう…あ、それと請求書の見積りです。どうぞ」

P「」<●><●>

春香「ああッ!プロデューサーさんがさっきの雪歩の目に!」

雪歩「わ、私、あんな目してたの!?」

やよい「プロデューサー!?」

真「しっかりしてください!」

美希「律子はハニーに怨みでもあるの!」

P「…あれ…ばあちゃん…何で川の向こうに…ちょっと待って、すぐそっちに逝くから……」

律子「ちょ、それ渡っちゃダメな川ですから!」

美希「ハニー帰って来るの!こっちの水は甘いのー!」

P「…はっ!俺は一体…」

真「か、帰って来た…」

やよい「目も戻りましたぁ…」

雪歩「お婆さんに付いて逝かなくて良かったですぅ…」

P「え、ばあちゃん?実家で元気にしてるけど…?」

律子「じゃあ一体誰に付いて逝こうとしたんですか!?」

春香「何か皆して字が違う気がする…」

美希「とにかくハニーが戻って良かったの。
めでたしめでたし、なの」

春香「…ちょっと待って!皆、まだ忘れている事が有るよ…」

真「忘れている事?」

雪歩「何か有ったかな?」

律子「あ、美希。あんたさっき私に『さん』付けるの忘れてたでしょ?」

美希「そう言えばそうなの。律子…さん」

春香「そう言う細かい事じゃ無くて!さっきまで私達がやってた事ですよ!」

やよい「さっきまでって言うと…」

P「あ、メガシンカの検証…」

春香「はい、プロデューサーさん!天海春香!天海春香がまだです!」

P「お、おう。そうだな、春香がまだだったか…」

春香「はい!だから私も!好感度をお願いします!」

美希「春香がダイレクトアタック仕掛けてきたの」

真「春香メガシンカね、メガシンカ」

雪歩「…でも、春香ちゃんの能力何だろうね」

律子「春香の特徴ねぇ」

やよい「春香さんはお菓子作りが上手ですよ」

美希「春香の場合ドジがパワーアップしたりして」

春香「ちょっと美希、ひどいよー」アハハ

P「………」

春香「…あれ、ちょっとプロデューサーさん?」

真「………」

春香「ま、真?」

雪歩「………」

春香「ねぇ、雪歩?」

やよい「…………」

春香「や、やよい?」

律子「………」

春香「律子さんまで!?」

P「……春香」ポンッ

春香「は、はい!プロデューサーさん」

全員「「「やめとこう?」」」

春香「何でですか!?何で全員一致してるんですか!?」

真「何でって言われても…ねぇ」

雪歩「…うん春香ちゃん、やめとこうよ」

美希「春香、ハニーの経済力はもうゼロなの」

律子「給料三ヶ月分とボーナスだからマイナスですけどね」

P「」<●><●>

P「…あ、ばあちゃん……」

美希「ハニーーー!?そ
っちの水は苦いのー!戻って来るのー!」

――――
―――
――


P「戻って来れた…」

春香「と言う訳でプロデューサーさん、お願いします!」グイグイ

P「分かった、分かったから春香近い近い!」

やよい「うっうー!春香さん頑張ってください!」

春香「うん、ありがとうやよい!私きっと勝って見せるよ」

雪歩「春香ちゃん何と戦うつもりなのかな…」

真「さぁ…」

美希「春香の事はそっとしておいてあげるの」

律子「あんた達、何気に酷いわよね」

P「よし行くぞ春香。メガシンカ!」

ビカー----!

メガ春香「プロデューサーさん!メガシンカですよ、メガシンカ!」

P「で、どうだ春香。変わった所はあるか?」

メガ春香「う、うーん?何だろう…」

美希「ねえねえハニー」

P「何だ美希?」

美希「春香の上に数字が見えるの」

P「えっ?」

\83/

美希「それで少しずつ減ってるの」

\82/

P「…あれって…」

美希「何か嫌ーな予感しかしないの…」

P「律子、律子」チョイチョイ

律子「?何ですか、プロデューサー」

P「」ヒソヒソ

律子「」

律子「ま、真ー」チョイチョイ

真「え、何?律子」

律子「」ヒソヒソ

真「」

真「ゆ、雪歩ぉ…!」チョイチョイ

雪歩「真ちゃん…?」

真「」ヒソヒソ

雪歩「」

雪歩「や、やよいちゃ~ん…」チョイチョイ

やよい「あ、はーい。何ですか雪歩さん」

メガ春香「うーん、全体的に力がみなぎってる感じはするんだけどなぁ…。
あれ、何で皆そんな隅に寄ってるんですか?」\72/

P「あー…春香?ちょっと屋上に逝かないか?」

律子(プロデューサー、字!字!!)

メガ春香「屋上…ですか?」\65/

律子「えっと…春香の能力が分かるかも知れない…んですよねプロデューサー」

P「あ、ああ。そうなんだ」

メガ春香「えっ、本当ですかプロデューサーさん!」\57/

P「あぁ、だからちょっと屋上へ…」

メガ春香「分かりました!じゃあ、行きましょうプロデューサーさん」\45/

P「いや!ちょっと準備があるんで先に逝って…いや行ってて貰えるか春香。すぐに行くから」

メガ春香「分かりました。じゃあ先に行って待ってますね、プロデューサーさん」ガチャ タッタッタッ…

メガ春香「…うふふ。でも屋上で待ち合わせなんて、なんだかこれから告白されるみたい」\31/

メガ春香「プロデューサーさん、早く来ないかな。すぐ行くって言ってたけど」\27/

メガ春香「それにしてもどんどん力がみなぎってくるなぁ」\21/

メガ春香「なんこう、『だいばくはつ』って感じ――」\15/

――――
―――
――


P「そろそろかな…5」

律子「そうですね…4」

真「大丈夫かな…3」

雪歩「う、うん…2」

やよい「春香さん…1」

美希「どっちにしてももう手遅れなの…0」

//ドカーーーン!\\

全員「「「…やっぱり…」」」

――――
―――
――


P「は、春香ー…?」ガチャ

春香「」チーン

律子「あーあ…」

雪歩「春香ちゃん、しっかりして!」

美希「雪歩、ミキ達は春香の分もしっかり生きていくの…」

春香「いやゴメン美希。勝手に殺さないでくれるかな」

真「大丈夫。春香は皆の心の中でずっと生き続けるよ…」

春香「あれ、真?聞こえてるよね?見えてるよね?」

やよい「わ、私たちは春香さんの事ずっと忘れません!」

春香「やよいも!?」

メガやよい「春香さん!ハイ!」

春香「え?た、タッーチ…!?」パンッ

ピカッ

春香「あ、あれ?」

P「やったぞ!皆の想いが通じたんだ!」

春香「何この寸劇」

美希「ハニープロデュースなの」

律子「プロデューサープロデュースね」

春香「ややこしいよ!」

――――
―――
――


春香「ひ、ひどい目にあった…」

やよい「春香さん、まだ疲れてますか?」

春香「ああいや、体は大丈夫。大丈夫だよやよい、ありがとう…むしろ傷ついてるのは心の方だから…」ジー

P「いやだって春香の上でカウントダウンって…」

美希「爆発する以外あり得ないの」

真「ま、まあまあ春香。こんな所で爆発なんかしてたらビル自体危なかったんだし」

雪歩「そうだよ、プロデューサーさん(のお財布)も助かったんだよ」

P「そ、そうだぞ。春香は皆と俺の(財布の)恩人だ!」

やよい「春香さんありがとうございます!」ガルーン

春香「…い、いやー。そうかなー」テレリ///

美希「春香チョロ過ぎなの」

律子「…しかしこのリングとストーン、かなりの危険物でしたね…」

P「まあ、まともに役に立ったのはやよい位だったしな」

やよい「え、えへへ」///
真「ハザードレベル200位ありそうですしね」

P「誰が判るんだそのネタ」

雪歩「…じゃあやっぱりコレ、外しておいた方がいいですね」

春香「そうだね…」

律子「そうね、皆まとめて仕舞っちゃいましょうか…やよいのは使えそうだけど」

やよい「い、いえ!しょうがないです…」

美希「えーそんなのないの!せっかくハニーから貰ったのに…」シュン

律子「諦めなさい、美希」

P「まあ、残念だけどな。皆にはまた、改めて何かプレゼントするよ」

美希「ホント、ハニー!」

律子「…ま、しばらく先になるでしょうけど」

春香「あはは…。じゃあこれらは封印、と言う事で…」

小鳥「ただいま戻りましたー」ガチャ

P「あれ、音無さん出掛けてたんですか?」

小鳥「お昼がてら外の用事も済ませて来たんですよ。でもおかげで良い物見付けました」

律子「良い物?何ですか」

小鳥「いやーそれが、途中で見付けたストーンショップが閉店セールとかで超大安売りしてて」

小鳥「で、ちょっと覗いて見たらこんな石があったんですよ」

小鳥「ほら、このロザリオに使ってる石『コトリナイト』って言うんですって!しかも1000円!」

小鳥「その上おまけで腕輪まで付いて来たんですよ」

小鳥「で、この腕輪プロデューサーさんにプレゼントしようかなぁと……あれ、皆どうしたの?」

全員「「「」」」

P「…音無さん」

小鳥「はい?」

全員「「「空気、読もう」」」

小鳥「ピ、ピヨ~!?」


~Fin~

と言う訳で終了です

お目汚し失礼しました

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