承太郎「ヨッシーアイランド?」 (108)
乱立してたらごめんなさい。
??「はあ……はあっ……どこへ逃げたんだ、あの魔法使いはッ!」
私はコウノトリ。
天国から赤ちゃんを両親の元へ運ぶという仕事をしている。
今回私は、なぜか最初から赤と緑の帽子を被っている双子の男の子を運ぶことになった。
ところが………
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412777484
??「ハッハッハッハァッ!!その赤ちゃんは頂いてくよォ〜〜〜ん!!」
雲の間から現れた謎の魔法使いに赤ちゃんをスられてしまったのだ。
というわけで現在追跡中である。
コウノトリ「クソッ!なんとか兄の方は守れたが……弟をなんとしても取り戻さなければ……予定日の二週間後までに届けないと停職になってしまうッ!」
??「へへへ……お前らいたぞぉ!ひっとらえろぉ!!」
コウノトリ「な、なんだお前達はッ!?はっ、あの魔法使いの手下共だな!?離せッ!!」
??「へへ、悪いけどよォ〜、あの赤ちゃん達を届けさせる訳にはいかねえのよォン!」
コウノトリ「なんだと!?ふざけるなよ貴様らッ!!離せ!!はな、ああっ!」
??「あッ!!こいつ落としやがったッ!!」
??「この野郎ッ!!カメック様に突き出してやらァッ!!」
コウノトリ「ぐあああああああッ!!」
コウノトリ「はっ!……へへ、クソッ……たれ……ども、が…………………」
よかった。
兄は生きている。
どうやら下の島に向かって落ちているようだ。
あの島には確か、優しい恐竜の一族が住んでいるはず………
頼んだぞ……私は、気絶する………
〜どこかの島の砂浜〜
??「………………はっ!」
??「ここはどこだ?確か、『DIO』を倒した後、あいつの館でノートを見つけて……『異世界へ行く方法』というのが書いてあって」
??「たまたま、ノートに書かれている条件と俺たちの状況が合致していて…周りの風景が光だして……」
??「はっ、そうだ!じじい、起きろ。おい、じじいッ!!『ジョセフ・ジョースター』ッ!!」
ジョセフ「うーん………はっ、承太郎ッ!無事じゃったかッ!ここはどこじゃ!?」
承太郎「やれやれ……それがわかれば苦労はねーぜ。花京院達はどこだ?」
※花京院、アヴドゥルは生存している設定
ジョセフ「調べてみよう、わしの『スタンド』で……『隠者の紫(ハーミットパープル)』ッ!!」
ジョセフ「ふう…砂の粒で『念写したぞ』。近くにいるみたいじゃ」
承太郎「よし、急ぐぞ」
人いねえな
??「ジョースターさん!!」
ジョセフ「おお、アヴドゥル!無事でよかった、花京院とポルナレフはどこだ?」
アヴドゥル「彼らにはそこのジャングルを探検してもらっています。調べてみたのですが………」
アヴドゥル「どうやら、ここは『絶海の孤島』のようでして」
何でこのクロスを思いついた
ジョセフ「何ィィィィィィ!?」
アヴドゥル「海にも奇妙な魚がおりまして…ほら」
承太郎「これは……魚、フグか?」
プクプク「ピチピチ」
ジョセフ「……それはイカなのか?」
ゲッソー「ゲソォ」
アヴドゥル「さっきも高圧の水を口から吐き出す魚を見かけました、どう考えてもこの島の生態系は普通ではありません、奇妙です」
??「おーい、みんなー!!」
アヴドゥル「花京院、ポルナレフ、戻ったか。承太郎達が目覚めたぞ」
花京院「はあ、とりあえず果物を確保しました。変な猿と獲得しながら」
ポルナレフ「おい、ほっほひへふれよ(おい、ちょっと見てくれよ)」
承太郎「何言ってるんだてめえ」
花京院「ポルナレフ、さっきのスイカまだ飲み込んでなかったのかッ!!」
ポルナレフ「ひひはは、ひひはは(いいから、いいから)」
プッ!
ププププププッ!!
ポルナレフ「ほらすげえだろ!?マシンガンみたいに種を吐き出せるんだ!土の塊も砕いたんだぜェ!」
アヴドゥル「ますます奇妙だな……さて、揃ったところで考えようか、『なぜ我々はこんなところにいるのか』を」
花京院「はっ!思い出したぞッ!!ポルナレフ、全部お前のせいじゃあないかッ!!」
ポルナレフ「何ィ!?」
>>11「獲得」→「格闘」
>>9
実況動画観たら書きたくなりました。
一応SFC版が基本です。
承太郎「……俺も思い出したぜ、ポルナレフ、お前のせいだッ!!」
ポルナレフ「なんだとォ!!そんなに言うなら俺が何をしたのか言ってみやがれドグサレ共がッ!!」
承太郎「ああ、何度でも言うぜ。……あれは、DIOとの戦いの後のことだ。俺たちは念のためDIOの館を訪れた。そして、俺は奴の部屋で一冊のノートを見つけた」
承太郎「そこにとんでもない事が書いてあったのさ」
ジョセフ『…………「異世界へ行く方法」、じゃと?』
承太郎『ああ、前半は奴のくだらねえ美学が書いてあったから省略するぜ。とりあえず方法だけ読み聞かせる』
『1.場所は暑い砂漠の中心
2.時刻は太陽が頭上高く昇る時間
3.スタンド使いが5人その場にいなければならない
4.スタンド使いの最低一人はゲーム機を持っていなければならない
5.全員のスタンドが出現していること
以上5つの条件が満たされる時、異世界への扉が開かれる。』
ジョセフ『なんじゃこりゃあッ!!』
承太郎『俺に言うんじゃあねえ。俺だって馬鹿馬鹿しいと思っているぜ』
ジョセフ『アヴドゥル、こんなものお前の「魔術師の赤(マジシャンズレッド)」で燃やしてしまえッ!!
アヴドゥル『………ジョースターさん、ここってもしかして「砂漠の中心」ではありませんか?』
ジョセフ『へ…………ああっ!!本当じゃッ!!しかも「太陽が高く昇って」おるッ!!』
花京院『…………ジョースターさん、承太郎、アヴドゥルさん。この状況で言いにくいのですが敢えて言わせていただきます』
ポルナレフ『おい俺を忘れるなよッ!!』
花京院『実は……今、僕は……「今、僕はDSを持っている」………ッ!!』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
承太郎『………!』
アヴドゥル『…………!』
ジョセフ『バカもんッ!!なんで人の命をかけた旅におもちゃなど持ってきたんじゃッ!!』
花京院『いやだって、気分転換は必要じゃあないですか。一々敵の襲撃を気にしてたら息が詰まりますよ。テニールの船の自爆装置が作動した時とか潜水艦で「女教皇(ハイプリエステス)」に襲われた時なんか水没しないかヒヤヒヤしましたからね』
ジョセフ『どうでもいいわいッ!!』
ジョセフ『………おい、この流れはまさか』
承太郎『………じじい、今ここにスタンド使いは「俺」、「じじい」、「アヴドゥル」、「花京院」、「ポルナレフ」の「5人」だぜ…………ッ!!』
ジョセフ『OH, MY GOT!!!!!!』
アヴドゥル『し、しかしッ!!「5つ目の条件」さえ合致しなければッ!!』
ポルナレフ『………花京院、異世界行ったらハーレム作れるかな?』
銀の戦車(シルバー・チャリオッツ)
『ギュウィン』
花京院『ポルナレフ何馬鹿事考えているんだッ!!「法皇の緑(ハイエロファントグリーン)」、触手で拘束しろッ!!』
花京院『ジョースターさんッ!!見てないで手伝ってッ!!』
ジョセフ『わかった、ハーミットパープルッ!!』
シュルルルッ
ポルナレフ『離せよてめーらッ!!俺のハーレム計画を邪魔するんじゃあねえッ!!』
承太郎『………「星の白金(スタープラチナ)」。やれやれ、時止めてオラオラさせてもらうぜ』
ポルナレフ『え、ちょ、そりゃないっしょ』
アヴドゥル『お前達ッ!!喧嘩は止めろッ!!このままでは条件を全て満たしてしまうのがわからないのかッ!!』
魔術師『ケアアアアア』
アヴドゥル『あ』
花京院『あ』
ポルナレフ『ナイスだぜアヴドゥルッ!!』
ジョセフ『SON OF A BITCH!!!!!!!』
承太郎『やれやれだぜ………………』
ビッカアアアアアアアアア
ポルナレフ「いや、それはアヴドゥルが悪いだろッ!!お前がマジシャンズレッドを出さなければよォ!!」
アヴドゥル「お前がハーレム計画などと馬鹿なこと言い出すからだッ!!お前のせいだッ!!」
ポルナレフ「じゃあDS持ってきてた花京院はどうなんだよ」
花京院「僕のせいだって言うのか!?ゲームやって何が悪いのだッ!!この便所に吐かれたタンカス共がッ!!」
承太郎「………やれやれ、俺がまとめてオラオラしてやるぜ、『スタープラチナ・ザ・ワールド』ッ!!……『時よ止ま
ジョセフ「落ち着けお前達ッ!!」
おぎゃあ!おぎゃあ!
ポルナレフ「…………声?」
アヴドゥル「これは……赤ん坊の泣き声か?」
花京院「赤ん坊………フハハックックックヒヒヒヒヒヒヒヒヒケケケケケケケケケケケノォホホノホォヘラヘラヘラヘラヘラヘラアヘアヘアヘアヘアヘアヘアヘアヘアへ」
アヴドゥル「花京院…………?」
花京院「すみません、思い出し笑いです」
アヴドゥル「お、おう…」
承太郎「俺が見てこよう。もしかしたら親が近くにいるかもしれねえ」
〜数分後〜
ジョセフ「お、戻ってきたぞ」
花京院「どうだった?まさかスタンド使いじゃあないだろうな?……赤ん坊………スタンド……フハハ(以下略)」
ポルナレフ「花京院…………お前本当大丈夫か?」
花京院「問題ない」キリッ
承太郎「やれやれだ………こんな紙が添えてあったぜ」
『天国からの贈り物
命名:マリオ・マリオ
両親:マリオ夫妻、キノコ王国キノコタウン在住
備考:一卵性双生児の兄
弟の名前はルイージ
見分け方は帽子の色
(マリオは赤、ルイージは緑)
担当:コウノトリ』
ジョセフ「コウノトリか………」
承太郎「じじい、どう思う」
ジョセフ「あのノートの方法でここへ来たということはここが異世界ということじゃ、信じるしかなかろう」
ポルナレフ「とりあえず、集落を探そうぜ」
アヴドゥル「そうするか……」
〜茂みの中〜
??「…………あの5人のニンゲンさん………間違いない……長老様に報告しないと!」
to be continued………
今日はここまで
おやすみなさい。
多少コースをはしょるかもしれません
>>23
DS版とつい最近出た3DS版でストーリーがそれぞれ違います。
SFC版とGBA版は同じ内容です。
時系列でいうと
SFC・GBA
↓
3DS
↓
DS
だそうです
〜ジャングルの中〜
花京院「『マリオ』という名前からすると男の子のようだな」
ベビィマリオ「だー、うー」ブルブル
ポルナレフ「ああッ!!こいつ俺の背中にションベンこきやがったッ!!」
アヴドゥル「ポルナレフ、赤ん坊に怒鳴るんじゃあない。オムツは葉っぱで代用するか」
ジョセフ「ふふ……やはり赤ん坊というのはかわいいのう。ホリィや承太郎もとてもかわいかったわい」
承太郎「やめろじじい」
マリオ「お?あう、あうあ」
花京院「どうしたんだマリオ」
マリオ「だっ!だーうー!」
花京院「?……あっちに何かあるのか?」
ポルナレフ「あ、本当だ!野菜のスープのような匂いがする……人だ!この島には人間が住んでいるッ!!」
ポルナレフ「行くぜみんな!早く来ないと置いてくぞ!」スタスタ
アヴドゥル「おいポルナレフ!勝手に走るな!何かあったらどうする!」
ポルナレフ「ぎにゃあああああああああ!!」
ジョセフ「ポルナレフ!?」
アヴドゥル「やれやれ、言わんこっちゃないッ!!」
承太郎「どうした」
ポルナレフ「あ、ありのまま今起こったことを話すぜ……『俺は匂いがする方向に人間がいると思ったら
??「ちょっと!そんなに怖がらないでくださいよぉ!」
ポルナレフ「きょ、きょきょきょ恐竜がいたんだよォ〜〜〜〜〜!!ほらッ!!」
承太郎「なんてやつだ……立って歩き、人語を話してやがる………ッ!」
ジョセフ「まるで映画の『ジュラシック・パーク』みたいじゃのお!」
花京院「少しどころかものすごく方向性的に違うと思いますッ!!」
恐竜「はっ、申し遅れました!僕はこの『ヨッシーアイランド』に太古の昔から住んでいる『ヨッシー一族』の者です!」
ジョセフ「恐竜の一族じゃと!?……祖父が聞いたら驚くじゃろうなあ……」
ヨッシー「ありがとうございます!おっと、早く来てください!この先の村で長老様達があなた方を待っています!」
承太郎「俺たちを待ってるだと?」
ヨッシー「はい!……なぜならあなた達は…………」
ヨッシー「我らヨッシー一族に伝わる『ヨッシー達の救世主となるニンゲン達』だからです!!」
〜ヨッシー達の村〜
ポルナレフ「……………すげえな」
花京院「畑に木造の家や井戸まであるぞ」
アヴドゥル「この壁に彫ってあるのは……文字だろうか?ヒエログリフよりも不可解だ。かなり高い知能を持っているらしい………」
ヨッシー「こちらで長老様がお待ちしております」
ジョセフ「随分でかい建物じゃな、城……いや、神殿か?建築技術に農耕文化、文字に宗教まであるとはな……」
ヨッシー「ここはヨッシー一族の先祖が使っていた遺跡らしいです。あ、長老様!連れて来ました!」
長老「救世主様、よくぞお越しくださった。ああ、難を受けし我らヨッシーを救いたまえ」
承太郎「………その前に一つ聞きたい、俺たちは今のところてめーらについてはほとんど知らねえ。だからいきなり救世主なんて言われても心当たりがない」
長老「………なるほど、それなら着いてきてくだされ」
〜遺跡の奥深くの部屋〜
アヴドゥル「ここは?」
長老「この部屋にはかつて救世主と共にこの島を救ったヨッシーが納められております」
花京院「この建物はピラミッドだったのか……これらは……焼き物?」
長老「この焼き物達は我らヨッシーの生きる要となる物たちを模したものでおります。この丸いのは『フルーツ』、緑色のものは『タマゴ』でございます」
ポルナレフ「な、なあ、長老さん。この人形みたいなやつと生き物みたいなのはなんなんだ?」
長老「この人形は『ヘイホー』という種族。我らヨッシーとは敵対関係にありますが、食べれば優れた栄養源となります」
長老「この生き物は『ポチ』。愚かな生き物ではあるが、我らヨッシーの強力な助けとなる希少な生き物であります」
ポルナレフ「お、おい!ちょっと待て………今、敵を食べると言ったか?」
長老「ええ、この『舌』で」ペロン
ポルナレフ「うわっ!カメレオンかよッ!!」
長老「この壁には救世主様の物語が文字と壁画と共に刻んであります」
ジョセフ「うむ………『災害に悩まされていたヨッシー達が突如現れた5人の人間に救われる』と読み取れるな」
承太郎「んで、俺たちがその救世主だと言いたいのか?」
長老「そこの壁が崩れているでしょう。ここには物語の続きが書かれていたのでございます。それは『救世主達は「そなた達に危機が訪れる時、我らは再びそなた達の前に現れるだろう」と言い残し突如消えてしまった』というものでした」
長老「それを『奴ら』が奪ったのでございます!ああ、なんと悔しく忌々しいこと………!!」
ジョセフ「『奴ら』とはなんなんじゃ?」
長老「………わしがまだ若い頃のことでございました。突然大きな体に鋭い爪と角、トゲの生えた硬い殻を背負った者達が侵入し、我らのこの島を侵略したのでございます!」
長老「それ以来奴らはヨッシー達を苦しめるのでございます。奴らはこの島からヨッシーを絶滅させるつもりなのです………!!」
ポルナレフ「なんてひどい奴らだ…」
花京院「………やるべきことは一つだな」
アヴドゥル「ジョースターさん」
ジョセフ「うむ」
承太郎「……」コクリ
承太郎「よく聞け。俺たち救世主は今こうしててめーらの元へ戻ってきた。その怪物共をこの島から追い出してやる」
長老「おお………!ありがとうございます救世主様!!」
承太郎「んで?どこに行けばそいつらに会えるんだ?」
長老「奴らは山の向こうにある大きな城に住んでおります。丁度あの赤ん坊が手を伸ばしている方向に」
ジョセフ「なんじゃと?」
マリオ「だーうー……ぴゃうう!ういーじ!ういーじ!」
花京院「ういーじ?ういーじ………ういーじ…………はっ!!」
花京院「ジョースターさんわかりましたッ!!この子は怪物達のいるという城の方向に手を伸ばして『ういーじ』と叫んだ」
花京院「さっきのコウノトリが書いた紙に『ルイージという双子の弟がいる』と書いてある、ルイージくんは奴らに囚われているに違いないッ!!」
ジョセフ「なんじゃと!?赤ん坊を攫うなど許せんことじゃッ!!」
〜翌日・村の出口〜
ポルナレフ「なあ、本当にその赤ん坊も連れてくつもりか?ヨッシー達に預けといた方が安全じゃあないのか?」
アヴドゥル「コウノトリを襲撃してまで攫おうとするということは、この双子は奴らにとってよほどの脅威なのだろう。きっとあの村へ捜しにくるはずだ。そうすると彼らの命が危なくなる」
ポルナレフ「なるほど」
長老「救世主様!これをお持ちくだされ!」
承太郎「なんだこれは?星?」
長老「これは持つ者の身を護る『スターの御守り』ですじゃ。これを持てばきっと何が起きても大丈夫なはず」
承太郎「ありがたくいただくぜ」
ジョセフ「それじゃあみんな!必ずやこの島を救ってみせるからなッ!!」
花京院「ついでにお前の弟も助けてあげるから、ね?」
マリオ「だう!」
一同『いざ!ヨッシーを救う旅へッ!!』
マリオ「だう!」
to be continued……
今日はここまで。
少なくとも『ビッグドンブリの砦』までは今週中に行きたいです。
おやすみなさい
W1-1「タマゴを作って投げろ」
※作りません
ポルナレフ「……何て言って歩き始めたのはいいけどよォ〜〜、何もねーんだな……ん?」
??「ヘイホー、ヘイホー!」
承太郎「…何だあの赤いやつは」
ポルナレフ「あ、あれはッ!遺跡に置いてあった焼き物と同じやつ、あいつが『ヘイホー』だッ!」
花京院「敵と言っていたが…悪いやつには見えないな」
ヘイホー「!!……ホー!!」スタスタ
アヴドゥル「こちらに突進してきたぞ!」
スタプラ「オラァッ!」
ヘイホー「びぇぶっ!」
承太郎「やれやれ、ケガはねえかガキ」
マリオ「きゃっきゃっ♪」
ジョセフ「ふう、危なかったわい」
ポルナレフ「ヒヤヒヤしたぜ…」
??「てめーらッ!!何してくれてんだよ、せっかくその赤ん坊を攫うチャンスだったのによォ〜〜!!」
アヴドゥル「なんだ貴様らは!?」
??「ぐうぇっへっへっへっ!!俺たちゃコカメック軍団さ、クッパ大魔王様(現クッパの父親)に仕える偉大なるブリリアントな大魔法使いカメック様の従順なる部下たちだぜッ!!」
花京院「……なるほど、そのクッパとやらがヨッシー達を苦しめる怪物というわけか」
ポルナレフ「てめーらなんでマリオを攫おうとするんだッ!!」
コカメック1「ぐうぇっへっへっへっへっへっへっへっ!!教えねーよバァカッ!!」
他コカメック『おい1、とっととずらかろうぜ!』
コカメック1「おう!つーわけでまた攫いにくるからなァ!!ケケケケケケケケ………グゲェ!?」
コカメック1「なあっ、ぬがぁっ!なんだこの緑色の…ツタ、体が動かなグゲェ!?い、イバラッ!?で、く、首が締まって、く、くるし
花京院(こいつ、スタンドが見えるのか?)
※マリオシリーズは魔法が普通に存在するので一応スタンドは見えます
花京院「貴様はもう少し周りをよく見た方がいいな。周りの地面にこのハイエロファントの触脚を潜ませておいたのだ!」
ジョセフ「更にわしのハーミットパープルをお前の首に巻きつけた……喋らんのなら首が飛ぶぞ?」
コカメック1「ひいっ!?わかりました話しますッ!!話すから離してくださいッ!!……ゲホッゲホッ」
コカメック1「…………カメック様が占いをしてこんな結果が出たんだよ、『赤色と緑色の双子の兄弟が成長してクッパ一族に災いをもたらす』ってな」
コカメック1「そこで、この島から離れた大陸に暮らすクッパ大魔王様は赤ん坊の誘拐を命じたんだ。大方殺すか洗脳してクッパ帝国の兵士にするつもりなんだろう」
承太郎「ちょっと待て、それならこの島にいるという『クッパ』ってのはなんなんだ?」
コカメック1「ああ、それは多分クッパ大魔王様の第二皇子様だ、第一皇子の甲羅の色が青なせいで帝位継承権はそっちの方が高いらしいがよ。ワガママだけど力はかなり強いぜ」
スタプラ「オラァッ!」
コカメック1「へぶうっ!何しやがる!?情報は教えたじゃあねえか!?」
承太郎「どんな理由があろうとてめーらのすることは許してはおけねえ。消えな。そしてご主人様に伝えろ、『俺たちは赤ん坊を親の元へ届けてみせる』とな」
コカメック1「く……くそお!」
花京院「………なんだか壮大なことになってきたな」
ポルナレフ「ああ、だが赤ん坊を、家族を殺すなど………絶対にダメだ、許しちゃおけねえ」
ジョセフ「とにかく先を急ごう」
その後、一行は………
アヴドゥル「俺には……できない……こんな綺麗な花を燃やすなんてッ!!」
パンジーさん「♪♪♪」
ポルナレフ「た、確かに……」
花京院「甘いぞ、そいつは敵なんだ!」
パンジーさん「♪♪♪………きじゃあああああああ!!」ガブリ
ポルナレフ「ぎにゃああああああああ!」
ア花『ポルナレフゥゥゥゥゥゥゥ!!』
パックンフラワー「ぎゃべびゅびゅびゃあ!」ムシャムシャ
ジョセフ「OH,MY GOD!!!この花ポルナレフを喰ってやがるッ!!」
ポルナレフ@体内『叫んでないで助けてくれッ!!ああっ、胃液がッ!!』
花京院「見ろ承太郎、あのハテナマークのついた雲を!エメラルドスプラッシュをかましたらツタが出てきたぞッ!!」
キラキラ
承太郎「やれやれだぜ……」
紆余曲折の末になんとかゴールへ辿り着いた…………
しかしッ!!彼らはまだ知らない。更なる地獄が待ち受けていることをッ!!
??「……………………ガルルルル」
〜クッパ城・カメックの間〜
??「………それで、大切な情報を洩らしたというのか?」
コカメック1「も、申し訳ございませんカメック様ッ!!奴ら奇妙な魔法を使ってきて……太刀打ちできませんでしたッ!!」
カメック「……それは私の魔法よりも強いのか?」
コカメック1「正直『はい』と言わざるを得ません。カメック様の魔法は変身魔法なので……」
カメック「キイイイイイイイイ!!ふざけんなよォッ!!この世で一番の魔法使いは私なんだよッ!!私以上の魔法使いは死ななくてはならないのだっキイイイイイイイイ!!」
コカメック1「カメック様ッ!!どうか落ち着いてください、クッパぼっちゃまが起きてしまいます!!」
カメック「………そうだな、わかった。落ち着こう………『お前の命と引き換えにな』」
コカメック1「へ?……………カメック様、嘘ですよね?………わ、私はあなた様に子供の頃からずっと仕えてきたのですよ!?」
カメック「………情報を洩らしおって、裏切り者は死ぬんだよ。スーパービッグカチカチ、やれ」
??「カシコマリマシタ、カメック様」
コカメック1「あ……あ……そんな、嘘だろ?………やめろ、来るなッ!!死にたくない死にたくないッ!!やめろやめろやめろ嫌だッ!!来るなッ!!嫌だあああああああああッ!!」
〜どこかのワールドの砦〜
??「ふう……なんとか宿は確保したな………にしても、この島はなんなんだ?」
??「マンガ特有の脅威の回復力で退院して、なんとか生き残った奴らとDIOのノートを見たら……俺だけこんな所に」
??「あーあ、心細い。こんな時にJ・ガイルの旦那かネーナでも居てくれたらなあ………2人共殺されたんだった」
??「ちくしょう……寂しいぜ」
???「ボク達ガイレバ寂シクナイヨ!」
??「誰かいるのか!?……ってなんだお前達は!?『皇帝(エンペラー)』ッ!!……き、効かないだとお!?あ、ああ……ひっ!」
to be continued……
今日はここまで。
おやすみなさい
人少ねえな
ここは保守いらないから安価スレでもないのに投下中にレスする人は少ないよ
てか人少ないとか>>1が言いだすとかまってちゃん認定されて余計見てる人減るぞ
>>72
了解しました
>>73
ごめんキツイ言い方になっちゃったね
わりとここってレスはしないけど読んでるって人は多いから頑張って
>>75
ありがとうございます
おやすみなさい
頑張ります
一つだけ気になってることがある
イギーはどうなったの?
>>79
ペット・ショップ戦の後、ジョセフの判断で財団の医療班に預けられました
ケニーG?ティナー・サックス?何それ美味しいの?
W1-2「きょだいワンワンちゅうい」
ポルナレフ「ん?何だこれ、標識?」
『注意!
この先ワンワン多発地帯
頭上注意 』
アヴドゥル「この島は奇妙な生き物ばかりだからな。空から落ちてくる種がいるのだろう」
ポルナレフ「フン!何が来ようと俺がチャリオッツで倒してやる!」
ザク
??「ガルルルルルルルルル……」
花京院「!?ポルナレフ、危ないッ!!」
ポルナレフ「はあ?」
ポルナレフ「ん?なんか急に日が暮れたぞ?」
ジョセフ「ポルナレフッ!上じゃッ!」
ポルナレフ「え?うわあああああああああああああ!!」
ワンワンドスン「ギャオオオオオオオオオン!!」
ポルナレフ「ひいいいいい!!」ササッ
ドッスウウウウウウウウウウウウン
ポルナレフ「あ…あ…地面に穴が…」
アヴドゥル「全く一人で突っ走るんじゃあないッ!!」
ポルナレフ「悪かったよ…」
ワンワンドスン2「ガルルルルル……」
承太郎「また来る、走るぞッ!!」
一同『うおおおおおおおおおおッ!!』
ドッスウウウウウウウウウウウウウン
ワンワン地帯を抜けた一行は……
ジョセフ「ふう……な、なんじゃここは!?足場がないぞ!?」
ポルナレフ「『道』らしきものもねえ!これじゃ進めねえじゃあねえかッ!」
花京院「…………」
承太郎「どうした?」
花京院「なんか、あそこに怪しげな瓶がちょうど5つあるのだが」
アヴドゥル「なになに……『飲むとヘリコプターになれる薬』?」
ポルナレフ「嘘だろ!?」
ジョセフ「いや、異世界だからないとは言い切れん。だが戻れるのか?副作用は?」
カチッ、プシュー
承太郎「まるで瓶入りのコカコーラだな」
ポルナレフ「承太郎、それ飲むのかよ!?」
承太郎「ああ、飲むぜ。いいかポルナレフ、『道』というものは自分で切り開くものだ。見てろ、俺が手本を見せてやる」
ゴクッゴクッ
ビッカアアアアアアアアア
ジョセフ「承太郎………!!」
アヴドゥル「な、なんということだ!本当に『ヘリコプター』になっているッ!!」
花京院「黒いボディに、フロントガラスの所が目になっている、まるで機関車トーマスのようだッ!!」
ポルナレフ「しかもプロペラ付近に帽子までついてやがるぜッ!!」
ブルルルルルルル
承太郎「動きは問題ねえな……ぐわっ!」
ジョセフ「承太郎ッ!!」
承太郎「………敵に当たると高度が下がるみたいだ。てめーらも早く飲め、コーラ味だぞ」
ジョセフ→紫のボディ、動きが遅い
アヴドゥル→赤のボディ、敵に当たってもわりと耐えられる
花京院→緑のボディ、回避スキル高し
ポルナレフ→銀のボディ、速い
ジョセフ「おい、みんな待つんじゃ!」
ポルナレフ「もうちょっとだから頑張れよジョースターさん!」
アヴドゥル「お前が速すぎるんだッ!!」
花京院「全く……おっと」
承太郎「喧嘩しないでさっさと行け」
→スピード、回避スキル、耐久性全て高し
途中、ポルナレフがまたワンワンドスンに潰されそうになりながらもなんとかゴールに辿り着いた一行
※こんな感じではしょりながらいきます
全てのコースを書くわけではないので悪しからず
更に『プチパックンのどうくつ』を抜けると、その先にそびえたつものがッ!
ポルナレフ「なんだこりゃ、城か?」
アヴドゥル「いいや、大きさからして砦だろう。クッパ達が建てたものか」
承太郎「馬鹿馬鹿しい。さっさと回り込んで先へ急ぐぜ」
ギイ……
ジョセフ「花京院!?入るつもりか!?」
花京院「ジョースターさん……こういうものは突破しないといけないんですッ!!」
スタスタスタ
アヴドゥル「待て花京院!単独行動は危険だッ!!さあ、みんなも入ろうッ!!」
承太郎「やれやれだぜ………」
W1-4「ビッグドンブリのとりで」
さて、ビッグドンブリの倒し方について。
承太郎が倒す(慈悲なし)
花京院が倒す(微エロ〔?〕)
の2つの展開があります
どれかを選べば今後の展開が変わるというわけではありません。
どうぞお選びください、風呂に入ってきます
>>95
花京院
【BGM:『砦と城(SFC版)』】
ジョセフ「花京院のやつ……捜せ、必ずこの砦の中にいるはずじゃ!」
ポルナレフ「にしても、随分気味の悪いところだな。DIOの館と同じ雰囲気を感じるぜ」
アヴドゥル「!?ポルナレフ危ないッ!」
アヴドゥルが指差したのはポルナレフの真上!
ポルナレフの頭上に木製の大きな壁が倒れかかろうとしていたッ!!
ポルナレフ「へ?うぎゃあああああ!!」
承太郎「オラオラオラオラオラオラァ!」
壁はスタープラチナのパンチで音をたてて崩れた。
ポルナレフ「サ、サンキュー承太郎」
アヴドゥル「この先も同じような壁が続いているようだ、先を急ごう」
??「おーい、みんなー!」
ジョセフ「花京院!どこじゃ!?」
花京院「天井裏です!天井の一部がエメラルドスプラッシュでも崩せる岩になっていました!触手を垂らします!」
ズイズイ
承太郎「やれやれだぜ……」
アヴドゥル「全く、単独行動はやめろ!ポルナレフじゃああるまいし」
ポルナレフ「おい」
花京院「すみません……ポルナレフのような人間になってしまうところでした」
ポルナレフ「お前らふざけんなよッ!!」
もう一つの岩を崩し、土管から別の部屋へ移動した一行。
ジョセフ「ここはトゲの多いトラップがあるようじゃ、気をつけてよけろよ」
アヴドゥル「あらよっと……この扉、鍵がかかっているぞ」
花京院「どこかで鍵を手に入れなければならないようですね」
承太郎「おい、あそこを見てみろ。あんなところに『大きな花瓶』がある…明らかに怪しくねえか?」
ポルナレフ「もしかしてあの中に…」
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