おじさん「おちん棒はいかがかな~?」 (23)

ぼく「わぁいおちん棒だぁ」

おじさん「好きなあじをえらんでね」

めろん
ちょこ
いか
いちご
きかんげんてい :せいえきつきかるぴすあじ

ぼく「じゃあきかんげんていので~」

おじさん「はい345円ね」ボロンッ

ぼく「わぁい」チャリン

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ぼく「ちゅぱちゅぱ」

ぼく「ぺろぺろ」

ぼく「おいし~」

おじさん「おじさんのかるぴすだすよ~ちゃんと奥までくわえてね(ゝ。∂)」

ドピュピュピュピュー

ぼく「ふぐぅ、お、おいひぃ」

おじさん「ちゃぁんと、ぜんぶのんでね!(-^〇^-)」

ぼく「ごちそうさまでしたぁ!」

おじさん「ありがとう、またきてね(^_^)」

-----40年後

俺「おじさん、元気かな...」

俺「あれから40年...あのときのおじさんは見た目60歳以上だったし...」

俺「...」ウルウル

俺「また、あの辺に行ってみようかな」

俺「確か...この辺で......」

オチンボウ-ハァ-イカガカナァ-??

俺「!!この声!」

タタタ...

俺「お、おじさん!?」

おじさん?「おや、大人の方だね。どうしたのかな?」

俺「違う...声はおじさんそっくりだけど...顔が...違う...」

おじさん?「?」

飯食うか

おじさん?「あっ、まさか君...」

俺「...っ!」ナミダポロポロ
タタタ...


タタタ...
俺「っはぁ、はぁっ...やっぱり、....おじさんは、もう...」

???「おーい!」

俺「...?」

おじさん?「はぁはぁ...やっと追い付いた...足速いな君...」

俺「...あの?いったい...」

おじさん?「ま、ついてこい」

俺「???は、はい...」

おじさん?「僕は、あの人の、おじさんの息子だよ」

俺「あっ、だ、だから声が似てるのか...な、なんだかすみません」

おじさん?「いいよ、いいよ。気にすんな」

俺「やっぱり...似てますね」

おじさん?「ん?」

俺「よく見るとやっぱり似てないですけど...でも、雰囲気とかは、似てます」

おじさん?「そうかぁ?んなこと言われたの初めてだわ」

俺「そうですか...あ、あと...」

おじさん?「ん?」

俺「あなたのお父さん...おじさんは、元気ですか?」

おじさん「おぅ、なんだかんだで100近いが元気だぞ」

俺「!ほ、ほんとですか!?」

おじさん「ほんとだよ....また、会いたいか?」

俺「会いたいです!!おじさんのおちん棒、また食べたいです!」

おじさん?「よし、じゃあ行くか」

おじさん?「おーい、親父ー!帰ったぞー!あと来客!!」

おじさん「ぉ?」フラフラ

俺「あ、あの、こんにちは。覚えてますか、あなたがおちん棒を現役で販売していたときの常連の、俺です。」

おじさん「....」

俺「覚えてないですか?」

おじさん「んむ...」

俺「....まあ、何年も経ちますし...」

おじさん「ぁ、まてまて、今、思い出すから」

おじさん「思い出したぞ......俺くん、だね。ごめんね。お久しぶりだね(^_^)」ニコニコ

俺「おじさん...!!」

おじさん?「なぁ、この俺って子親父のおちん棒食いたいんだってよ」

俺「きかんげんていのせいえきつきかるぴすあじが...食べたいです」

おじさん「100近い年寄りに無理難題を押し付けるとはの...」

俺「す、すみません」

おじさん「ま、やってみるか」

俺「!ありがとうございます!!」

おじさん「ほっ」ヌリヌリ

おじさん「よっと」ギンギン

俺(!す、すごい...職人技だ!)

おじさん「ふぅ、ほら、お食べ(ゝ。∂)」ボロンッ

俺「あ、いただきます!あー」

おじさん「345円、だよ」

俺「いただきます...あーん、んぐ...」チュパチュパ

おじさん「どうだ?」

俺「お、おいひぃれす...///(´∀`*)」

おじさん「ほうら、ちゃんと奥までいれて」

俺「んぐ」

おじさん「さ、だすよ」

ドピュピュ...

俺「ぷはぁ...おいしいれす...ごくん」

おじさん「よかったねぇ(^O^)☆」

俺「今日は、ありがとうございました。」

おじさん「いーの、いーの!また来てな!」

俺「はい!」



でも、俺がおじさんに生きて会えることはなかった。

おじさんは俺がこの街を去った一週間後、眠るように息を引き取ったらしい。

そして

オチンボゥハイカガナ~?

男の子「あ、おちん棒屋さんだ!」




俺「いらっしゃい!」


俺は、おじさんの味を伝えるため街を飛び出す。

おしり☆

みんなありがとう
おつかれ

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