学生「野球がしたいです、安価先生!!」 [安価] (51)

パワプロくんに影響されてるところが九割をしめる安価スレです。プロ入りまでを描きます。
能力とかイベントとか、影響されまくりですが宜しくお願いします。初安価ssです。

では、まずは主人公を作っていきます。


主人公の名前と性別(日本名でお願いします。) ↓2(このレスの2つ下のレスを採用)

年齢(13歳から18歳まで。つまり、中学生から始めるか高校生から始めるかです。) ↓4

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412519081

*主人公:『佐野 拓海』15歳・女子中学生


主人公の年齢が15ということで、中学二年の秋から始めます。
では始めていきますが、その前に…野球能力を決めましょう。

『拓海』は野手ですか、投手ですか。↓(直下レス)

拓海は投手に決定しました。
では投手ということで、『球速』、『コントロール』、『スタミナ』を決めていきます。

G < F < E < D < C < B < A < S

の中から、お願いします。
Gが一番悪く、Sがとても能力としては良いということです。

『球速』↓

『コントロール』↓2

『スタミナ』↓3

また、得意な変化球を一つ決めます。
スライダーやカーブなど、好きな変化球をどうぞ。↓4

あ、コンマという手もありましたね…申し訳ないです…。
次からその手法を取ります。ご意見有り難うございます。


『球速』…FということでMAX100km/sです。

『コントロール』…B(構えたところに概ね投げれます)

『スタミナ』…S(中々バテず、楽々完投します)

『変化球』…縦のスライダー(Vスライダー)が得意。


安価の結果が出ました。上記の通りです。
では、次のレスより始めていきます。

中学二年の秋、秋の大会。
私達『餡香中学校野球部』は、予選、一回戦にて。
9回裏で1-0。こちらが勝っていた。


拓海「……。」

ツーアウト、ランナー1塁の場面。

捕手「……」サッ

出されたサインは得意球の『Vスライダー』。
この4番を抑えれば、勝ち確定。

拓海「よしっ…」コクッ


スッ


拓海「っ!!」シュッッ!


調子はずっと万全だったし、体力も有り余ってる。
球威も落ちていない。だから、私も勝てるって。


4番打者「…!」


そのときまでは、私も部の皆も確信していた。





カキーン!!





拓海「えっ……?」





そのとき、相手側から歓声が聞こえた。
ランナーは何故か悠々と塁を回って、ホームベースを踏んでいく。

当然だ、それはホームランだから。
それもただのホームランではない。逆転サヨナラホームランなのだから。


拓海「う……そっ」ガックシ


そうして私は――――

拓海「――――ひっ!!」ガバッ

拓海「……ハァ、ハァ…」チラッ

『Am 5:10 』

拓海「またあの夢か……」

私は汗を拭って、ゆっくりと布団から這い出る。

拓海「ヤだなァ…今日は学校も部活も無い、素敵な休日なのに」

拓海「不愉快な朝だ……」


私は部屋を出て、洗面所で顔を洗ってから、リビングに向かった。
家はしんと静まり返っている。私の家族は皆、私以外は朝に弱いから、誰も起きていない。

トーストが出来上がるまでの間、私はボーッと考え事をしていた。

拓海 (早朝にめがさめたけど、ご飯食べたらなにしようかな。 ↓2 でもしようか)

チーン、と愉快な音を立ててトーストは出来た。
私はそれに先程作った卵焼きを乗せて、頬張る。

拓海「ん、おいひ…」モグモグ

おもむろにリモコンを取り出して、テレビをつける。
何か面白い番組は無いものかとチャンネルを回すが…

拓海「……つ、つまらない!」

興味を引かれる番組は無かった…。





拓海「よっと…」

ランニングシューズの先をトン、と鳴らして、私はドアに手をかけた。
開けると、冷気が玄関に侵入してきた。

拓海「…くしゅん!」ブルルッ

私は身を振るわせながら、

拓海「うー、寒いなぁ。このジャージ寒いよ…」

と一人ぼやいた。
12月の早朝は、非常に寒い…。





拓海「それっ…と」シュッ

私はダーツ盤のような的が描かれた壁に向かって、野球ボールを投げる。
これはコントロールをあげるために作ったものだが、効果はそこそこ、といった感じだ。

【拓海の『コントロール』が少し上がった!】

拓海「……」シュッ

黙々と壁当てを続けていると、後ろから声をかけられた。それは ↓2 だった。

拓海父「よう、拓海」

そこには、同じく白のジャージに身を包んだ父が立っていた。

拓海「お、お父さん…! どうしたのさ、こんな早くに」

拓海父「目が覚めたんだよ、珍しくな。それより、ほれ!」ヒョイッ

私は不意に投げ渡されたモノを見る。
グローブだ。

拓海「これ、私のグローブじゃん…」

拓海父「久々にキャッチボールでもやろう!」

拓海「うん! いいね、やろっ!」

私は満面の笑みで応えた。

父との久々のキャッチボールは、時折父の老いを感じて少し寂しくもなったけど、楽しめた。





『Am 8:10』

拓海「ふぅー…!」ブルブル

外から帰ってきて、私はすぐさま暖かい格好に着替えた。
そして布団にくるまり、外の冷気を忘れようとしていた。

拓海「さ、寒い寒い寒い! 布団から出たくないよ…」

拓海「もうこのままお昼まで寝ちゃおうかな…」

そう思っていた私をひっぱたくように、携帯が鳴った。
それは ↓2 からだった。

チームメイト(捕手)の名前と性別を決めましょう。

名前と性別 ↓

電話の用件も決めます。↓3

拓海「もしもし…」

布団から右手を少しだけ出して携帯を掴むと、さっと布団に引っ込めて、電話に出た。

愛里沙『あ、おいっす拓海! 元気?』

電話の向こうに居る活発な少女は、相も変わらず朝だろうと元気なしゃきしゃきとした声で話す。

拓海「元気じゃないよ…朝からちょっと寒い目にあった」

愛里沙『寒いかなー? あたしは丁度いいくらいだと思うけど…』

私はおかしいでしょ、と突っ込みたかったが、面倒なのでやめた。

愛里沙『それよりさ、今日空いてる?』

拓海「空いてるけど…」

愛里沙『じゃあさ、高校見学に行こうよ! 部活体験も出来るみたい!』

拓海「こ、高校見学ゥ?」

私は何故、と疑問に思った。
確かに私達は来年には受験を控えていて、志望校も絞らなければならないが…。
にしても早すぎると思った。

愛里沙『うん。駄目?』

拓海「だ、駄目というか……早くない? 私達は。そういうのって中三の今頃に行くべきだと思うけど…」

私がそう言うとすぐに愛里沙は返してきた。

愛里沙『それは遅いよっ!』

拓海「っ!」ビクッ

愛里沙『遅い遅いっ! 何事も早いのが一番なんだよ!? 球速も100m走も高校見学も!!』

愛里沙『だから。行くよ!!』

拓海「……うん」


私は、その熱意に。負けた。
じゃあ待ち合わせはバス停で、と電話を切って、支度を始めた。
心なしかそのとき、部屋が暑かった気がした。





ガチャッ

拓海「行ってきます」

そう言って家を出た私は、バス停へ向かった。
家からバス停まで歩いて10分くらいかかる。遠くもなく、近くもない距離だ。
外の冷気に泣きそうになりながらも、バス停に着いた。

愛里沙は…


↓コンマ一桁が『奇数』で着ていた。『偶数』でまだ着ていなかった。
ゾロ目で特殊イベント

拓海「……誘っておいて自分はまだ来てないのか」

愛里沙が来るまで、私は冷気に曝されたバス停で待機した。

【拓海の『調子』(行動に影響)が下がった】





愛里沙「やっほー! おまたせ!」

そう言って私を後ろから抱き締めてきた愛里沙を、肘で小突く。

愛里沙「ぐぇっ! お、怒ってる…?」

拓海「……」キッ

私は無言で睨んで抗議する。

愛里沙「あ、あははー…ごめんね?」

笑って誤魔化す愛里沙を他所に、来たバスに乗った。
愛里沙はなおも謝りながら、後ろから乗ってきた。

そうして間もなくバスは発車した。





拓海「ええと。何て高校だっけ? ここ」

愛里沙「ん? 高校の名前なんてどうでもいいじゃん! 部活体験行くよ! 部活体験!!」

拓海「いや、それだけどさ。私達女子だけど、出来るの? 体験…」

私の質問に愛里沙は一瞬表情に戸惑いを表して、

愛里沙「だ、大丈夫でしょっ?」

拓海「……」

などといい加減なことを言った。

まあ、結果から言えば体験は出来たけども…。
よくもまあ、こんなずぼらな人とバッテリー組んでるなあと、自分を褒めたい。





先に来ていた中三生に混ざって私達も学校説明を聞きつつ、校舎を回った。
愛里沙は早く部活体験をさせろ、と煩かった…。



高校を見学している時に何かイベントをお願いします。↓2

眠気で文章が思い浮かばないので、申し訳ないですが今日はここまでです。
また夜に来ますので、その時は宜しくお願いします。




愛里沙「……あっ」ビクッ

拓海「ん?」

廊下を歩いていたら、愛里沙は立ち止まってそのまま固まった。
どうしたんだろう、と私も愛里沙の視線を追う。

そこには……、


拓海「ッ…! あ、あなたは……!」





遅れて申し訳ないです。時間は少ないですが、出来る限り進めていきます。
しょっぱな安価です。

拓海のライバルとなる、予選でホームランを打たれた相手チームの4番を決めます。

ライバルの名前と性別をお願いします。↓2

由伸「……あん? 誰だよ」

その男は、視線に気が付いたのか、こちらに顔を向けてくる。

拓海「くっ……!」プルプル

忘れもしない。あの日、あの音、あの匂い。
冷たい表情を浮かべて私から『打った』男。

由伸「ああ、思い出したわ。ええと? 餡香中のピッチャーだわな?」

愛里沙「きぃぃ! 腹のたつ演技っ!」ジダンダ

愛里沙もたまらず噛みつく。

由伸「なんでキレられなきゃあ、なんねェんだ。ちゃんと思い出しただろうが」


由伸「……女が部員にいるみっともない野球部さんよォ!!」


拓海「なっ……!? お、女が野球をやるなって言うの…?」

由伸「当たり前だろうが。男と比べて体格も劣ってるってのによぉ、有り得ないだろうが!」

愛里沙「煩いわ! あの打席でやっと拓海から『初ヒット』を打てた癖に!! あんたのせいでノーノー逃しただけでなく、勝ちも逃したわっ!」

拓海「……」


そう。あの日、私はノリに乗っていた。
球速や球威こそ男子に負けるが、変化球のキレがとても良かった。
縦スラだけでも抑えられる……この男に打たれる0.1秒前まで、そう思ってた。


由伸「女にそう簡単に抑えられるかよってんだ」

愛里沙「きぃぃぃー!!」

拓海「そ、そんな言い方無いでしょ…!」

チッ、と彼は小さく舌打ちをして、

由伸「……ぐだぐだうっせえな。これだから女は」

拓海「…!」

不意に、真剣な表情になって。

由伸「じゃあよ。一打席勝負でもすれば、後からうだうだ言わねえわな?」

拓海「!!」

愛里沙「た、拓海! これはチャンスだよ!! あのホームランがマグレだったって、証明出来るっ!」

拓海「……」

由伸「どうすんだよ。今決めるんだよ、あくしろよ」


事実、私はあの日から自信を無くした。
野球を辞めたくなって…部活も休みガチになって……。

でも、この勝負に勝てば、戻るかもしれない。
自信をつけて、またマウンドに……!


拓海「――」

私が出した答えは ↓2 だった。




愛里沙「ええと。勝負は一打席勝負で、拓海が打たれたら拓海の負け、この男尊女卑野郎が打てなかったら野郎の負け……」

愛里沙「これで良いよね…?」

愛里沙は私の方を向いて、確認を取る。
私がそれにコクッと頷くと、愛里沙はミットを構えた。

由伸「……つうかこの高校。グラウンドのみならず、ミットもボールもバットも貸してくれるとか。気前良すぎだろうが」

拓海 (たっ、確かに…!)

愛里沙「まあ、そこは私の持ち前のコミュニケーション能力で何とかしたからね」

愛里沙「ふふんっ」

確かに愛里沙の行動力は目を見張るものがある。
豪快で、明快。透き通った偽りのない何かを感じる。

……悪く言えば、馬鹿で単純のずぼらだが。


由伸「けっ」

心底面倒そうな顔をしながら、彼はバッターボックスの左側に立った。
気だるげなオーラが漂うが、それとは別の何かが私を襲った。

拓海 (何だろう……あの日は感じなかった、『何か』が。今こうして冷静にマウンドに立つと、見えてくる……いや、感じる!)

それは、威圧感。投手を飲み込む、強打者特有のあれだ。

由伸「……」

拓海 (体格も良いし、鍛えてるんだろうな…。打たれたら、間違いなく後ろに入りそうな……)

拓海「っ!」ブルッ

そこで私ははっと、気が付いた。思考が逃げていることに。

拓海 (い、いけない! 今は私の自信をつけるための、正念場だ!)ブンブンッ

拓海「……スー」

スーッ、と息を吸って。 ……吐いて。


拓海 (今はただッ……!)


愛里沙「…………」


スッ


私はゆっくりと。構えを取る。


愛里沙 (よしっ! 来て、拓海ッ!)グッ



拓海 (――――愛里沙のミットにッ! 私の球を!!)


シュッッ!



由伸「…!」




↓コンマ一桁が【1,2,3,4】…ストライク。
      【5,6】…打たれるがファウル
      【7,8】…ボール
      【9,0】…ホームラン
更にゾロ目だった場合、特殊イベントが発生します。

拓海「っはぁ…はぁ……」

緊張している。とても。
何せ、バッターを相手にするのは久し振りで、勘なんて忘れている訳で。

拓海「どう…?」

私は愛里沙に恐る恐る確認をする。

愛里沙「……ボールだね」

由伸「…だな。因みにお前がボール連発で俺を歩かせちまったら、それでもお前の負け確定だからな」

拓海「分かってる、分かってるから!」

由伸「そうかい。じゃあ、お次をどうぞっと」

バッターボックスに彼が入る。

拓海「……ッ」

恐い。
心の奥底で、ビビっている自分がいる。だから無意識に球が『逃げた』んだ。

拓海「……次は取るッ!」

勝つ、勝つんだ。絶対……!



シュッッ!



↓コンマ一桁が【1,2,3,4,5】…ストライク
       【6,7】…ファウル
        【8】…ボール
        【9,0】…ホームラン
投球結果により、確率は変動します。

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