少女「誰って失礼ですね!! 隣の県に住んでるのに……」
男「お前は、何をもって俺がお前を知っていると思ったんだ?」
少女「え? お隣さんだからです」
男「確かにお隣さんだが、距離がありすぎると思わない?」
少女「愛さえあれば、距離なんて関係ありません!!」
男「……言って見たかっただけでしょ?」
少女「あ、バレました?」
少女「にしても暗いですね…… あ、停電だからか」
男「てか、何でここにいるの?」
少女「えっと……」
少女「知り合いにバレないように、隣の県で露出プレイしてたら、人に会いそうになったので、
停電になっているであろう家に飛び込んできました」
男「……そう」
少女「あれ? 驚かないんですか? たいていの人なら隣の県で凄く驚くのに」
男「たぶん、現実を逸脱し過ぎて脳の処理が追いついていないと思われる」
少女「ずいぶんと難しい言葉を使うんですね。 中二病ですか?」
男「何故そうなる」
少女「にしても寒いですね。 暖房とかつけないんですか? あ、停電だから無理か」
男「服着れば解決だろ」
少女「あ、そっか~ 頭いい~」
少女「じゃあ、服貸してください」
男「自分の着ろよ」
少女「持ってないから借りたいんです」
男「何で持ってないんだよ?」
少女「露出プレイをするから家においてきました」
男「隣の県なのに? じゃあ、ここまでどうやって来たんだ?」
少女「歩きです」
男「隣の県から!?」
少女「やっぱり、隣の県におどろくんですね」クスッ
少女「寒いので、ちょっとお風呂に入らせてください。
あ、停電だから水しかでないか」
男「暗闇になれてきのか、お前の裸体がうっすらと……」
少女「シルエットだけだからセーフです」
男「お前もしかして男?」
少女「は?」
男「だって膨らみが無ーー」
少女「それ以上口を開くなら、キスで塞ぎますよ?」
男「すみません、腹は膨らんでました」
少女「………」
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