スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC2】 (925)

前スレ

スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」
スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」 - SSまとめ速報
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・ウィンヒル

エルオーネ「ラグナおじちゃん、お客さんだよっ」

エルオーネ「・・・ラグナおじちゃん?」


ラグナ「ぐあああああああああああ!!」


エルオーネ「ラグナおじちゃん!?」


ラグナ「誰かが俺の中で変な歌歌ってるーーーーーーーーーーーッッ!」


エルオーネ「ええっ!?お歌!?」


スコール(えへ、えへへ、えへへへ・・・)

ラグナ「またお前かよ!今度はなんだ!」

スコール(串に刺さったライオン、ライオン、2回も刺されたライオン、ライオン♪)

スコール(今度プレイをする時も~、序盤の終わりで刺され串~)

ラグナ「・・・おい?」

スコール(できれば次回は精製を~~~~~・・・)

スコール(やっぱり刺されました♪ライオンッ♪)

スコール(うへへへへへへwwwwwwww)


ラグナ「・・・なんかあったのか?」

アルティミシア(さっきからずっとこの調子でな・・・)


エルオーネ「ねえラグナおじちゃん・・・」

ラグナ「ああ、すまねえ。お客さんだったな」

エルオーネ「その人・・・誰?」

ラグナ「えっ!?見えるのか!?」

アルティミシア(な・・・!?)

ラグナ「お前等他人から見えんの!?」

アルティミシア(いやそんなはずは・・・おいスコール!どういう事だ!)

スコール(うっかりドローし忘れて~~~・・・鬱になりました♪)

アルティミシア(聞けよ!?)


スコール(なんだよもう・・・人が気持ちよく歌ってるのに・・・)

アルティミシア(あの少女、我々が見えているようだが)

エルオーネ「・・・?」

スコール(おお、それエルねえちゃんじゃん)

アルティミシア(こいつエルオーネなのか!?)

ラグナ「えっ、エル知ってんの?」

スコール(ロリエルオーネ、略してロリエだな)

ラグナ「ナプキンみたいに言うなよ」

アルティミシア(幼少期のエルオーネ・・・)ジー

エルオーネ「ねえラグナおじちゃん・・・」

ラグナ「ん?」

エルオーネ「なんかケダチクみたいな模様のおばさんが見てくるよぉ」

アルティミシア(ケダチ・・・!?)

スコール(ああw言われてみればw)

アルティミシア(こいつ、やっぱりむかつく!)

スコール(さすがエルねえちゃん。ナイス比喩!)グッ!

ラグナ「なんでもいいけど、とりあえず店行こうぜ」


・パブ

キロス「ラグナくん、久しぶり」

ラグナ「キロス!」

アルティミシア(こいつは・・・無事だったのか)

キロス「・・・またか?」

ラグナ「ああ、がっつり来てるぜ」

キロス「バトルが楽しみだ」

ラグナ「あれから一年か~・・・」

アルティミシア(大分時間が空いたようだな)

ラグナ「あの後大変だったんだよ。全身バキバキで命からがら助かってよ」

アルティミシア(ふむ・・・)

ラグナ「そうそうキロス、エルがな、この頭の中の連中が見えるらしい」

キロス「なんだと!?」

ラグナ「そういや俺もお前等の姿知らねえな~。エル、この変な服のおじちゃんに教えてやってくれよ」

キロス「変な服は余計だ」

エルオーネ「え、ん~・・・えっとね」

エルオーネ「羽の生えたケダチクっぽいおばさんと黒いテルみたいな人」

アルティミシア(こいつ!まだ言うか!)

スコール(テルって、オイ)

キロス「・・・とりあえず変な格好なのはわかった」


ラグナ「で、なにがあったんだよ」

キロス「未来で何かあったのか?」

アルティミシア(えっとだな・・・その・・・)

アルティミシア(魔女に挑んで返り討ちにな。それで串刺しの刑に合ってだな・・・)

ラグナ「魔女!?」

スコール(・・・)ズーン

アルティミシア(しかも2回目だ)

ラグナ「よく生きてたなオイ」

エルオーネ「かええりうち?」

キロス「君、世界最強とか言ってなかったか」

ラグナ「魔女に挑むとは、随分はっちゃけてるじゃねえか」

キロス「まさか、アデルか?」

アルティミシア(いや、別の奴だ)

アルティミシア(ちなみにその内一回は私だ)キリ

ラグナ「おまえかい」

キロス「うーむ、穏やかじゃないな・・・」

ラグナ「ああ、だから串がどうのこうの言ってたのか」

エルオーネ「ライオンッライオンッ」

キロス「結構余裕だな」

アルティミシア(いや、余裕と言うか・・・)

スコール(ガンブレードはパクられて~、チョコボ頭がオリジナル~♪)

ラグナ「とりあえずその耳障りな歌をやめろ」

数分後

キロス「そっちはそっちで色々あったようだな」

エルオーネ「元気だしてっ!」

ラグナ「ざまぁ見ろ。俺に嫌がらせしまくった天罰だぜ」

スコール(・・・)ズーン

ラグナ「・・・結構ガチで凹んでるな」

アルティミシア(もう、しっかりしろよ)

ラグナ「こういう時はよ、酒でも飲んでパーッとするといいぜ!」

アルティミシア(未成年なのだが)

ラグナ「構わねえよ。おーいレイン!酒!」

アルティミシア(この適当な所はやはり親子・・・ん?)

スコール(・・・)

アルティミシア(今回は随分大人しいなお前)

スコール(いや、その・・・)


スコール(・・・・)


スタスタスタ


レイン「ラグナ!エルオーネの前ではキチンとした言葉で話してちょうだい!」


ラグナ「おこられちった」

エルオーネ「しゃあね~な~」

アルティミシア(なんだこの女は)

ラグナ「ここのパブのマスターだよ。ボロボロだった俺を看病してくれたんだ」

アルティミシア(ふむ・・・)

レイン「誰としゃべってんのあんた」

キロス「妖精さんだな」

ラグナ「ケダチクだろw」

アルティミシア(・・・)イラ

レイン「・・・なんかよくわかんないけど、今日はお客さんが多い日ね」

アルティミシア(パブの女に縁があるなお前は)

キロス「私もしばらくここへいていいだろうか」

レイン「働かざる者食うべからず。それでよければどうぞ」

アルティミシア(全くもって同意だ。どこぞのガンブレード使いに聞かせてやりたい)

スコール(・・・)

アルティミシア(お前に言ってるんだよ。ええ?)

ラグナ「さっきからしゃべってないなこいつ」

キロス「悪魔くんがおとなしくしてる・・・何か企んでいるのか?」

レイン「?」

ラグナ「時たま超タチの悪い奴が俺に憑いてよぉ、俺の体を使って無茶苦茶やるんだよ」

レイン「なにそれ。おばけ?」

ラグナ「おばけよりもっとこええよ。女性に向かってセクハラ発言しまk(ry

スコール(あーーーーーーーーーーーー!あーーーーーーーーーーーーー!あーーーーーーーーー!)

ラグナ「おわっ!?なんだよいきなり!?」

スコール(働かざる者食うべからずなんだろ!?早く仕事いけよ!!)

ラグナ「うるせえな・・・レインが知りたがってるからいいじゃねっかよ・・・」

スコール(はーーーーやーーーくーーーーいーーーけーーーーー!)

レイン「ど、どしたのいきなり」

エルオーネ「ラグナおじちゃんの中の人がはやく仕事いけって」

レイン「そ、そう・・・」


・外

アルティミシア(のどかな村だな・・・)ホノボノ

スコール(ここのオルゴールっぽいBGMが好き)

キロス「非情に素朴な疑問があるのだが」

キロス「あんたはこの村で何をしているのだ?」

ラグナ「この村はよ、働き盛りの男達をみんな戦争に取られちまったんだ」

ラグナ「残ってるのはじいさんばあさん、おとこのこおんなのこチョコボにいぬねこ」

ラグナ「んで気づいただろうけどモンスターが村に入り込んでいる」

ラグナ「で、、そんな村に俺はと~ても世話になった」

ラグナ「だから恩返しって奴だな、これは」

アルティミシア(ほぉほぉ)

ラグナ「だから俺はこの村のモンスター・ハンターよ!」

スコール(いや、警備兵そこにいるから。そいつらにやらせろよ)

アルティミシア(そういえばガ兵が何人か突っ立ってるな)

スコール(非常に素朴な疑問があるのだが。働けよガ兵)

ラグナ「エスタ兵の警戒で忙しいんだとよ」

スコール(やっぱガ兵ってカスだわ)

ラグナ「俺、一応元ガ兵だからな?」

スコール(パパが入れるくらいだもんな)

ラグナ「うっせえよ!外出た途端しゃべりだすんじゃねえ!」

キロス「相変わらずだなこの悪魔くんは」

ラグナ「というわけで村の入り口までパトロール!」

スコール(カスみたいなモンスターしかいねえしなぁここ)

アルティミシア(村までモンスターが入り込むとは。少しズサンすぎないか)

スコール(アデルのせいだな。その辺は)

アルティミシア(アデル?)

スコール(あのゴリマがヒャッハーするからこんな事になってんの)

スコール(お前魔女仲間だろ?注意してやれようざいから)

アルティミシア(あいつは正直苦手だ・・・)

スコール(なんでだよ)

アルティミシア(オラオラ系な感じがちょっと・・・)

スコール(ババアはどっちかって言うと文化系だもんな)

ラグナ「お、さっそくモンスター出現!」

キロス「まぁ、放っておくわけにもいかないか」

スコール(ほら。ババアの息子がきたぞ)

アルティミシア(あんな息子いるか!モンスターだろ!)


【エンカウント】ケダチク


ケダチク「キシャーーー!」


ラグナ「おいでなすったなぐちゅぐちゅ!」

キロス「ぐちゅぐちゅ・・・?」

ラグナ「エルオーネ副隊長が命名なさったコードネームだ!」

スコール(さっき普通にケダチクつってたろ)

ラグナ「いいんだよ!そっちの方がエルっぽくて!」

スコール(ロリコンかよ)

ラグナ「ちげーよ!」

アルティミシア(あの女め。どこがあんな低級モンスターと私が似てると言うのだ・・・)

ラグナ「あーそういやエルが言ってたな」

キロス「何か理由があるのか?」

スコール(このババア、本当にケダチクの模様みたいなメイクしてんの)

ラグナ「ええっ・・・」

キロス「それは・・・」

スコール(このババア、マジでセンス最悪だからな。こいつにコーディネート任せたら耳にでかい貝殻付けさすし)

スコール(あと何故か自分ちに大根の絵飾ってんの。うたた寝とか意味不なタイトル付けて)

ラグナ「お前、どういうアレだよ」

キロス「農家かなにかか?」

アルティミシア(うるさいな!未来ではああいうのが流行ってるんだよ!)

アルティミシア(ほら、モンスターだぞ!はやく退治しろよ!)


ドガガガガ! ズバズバズバ!


ケダチク「ギャワワーーーーー!!」ボォン


テッテレレテーレーレーテッテレー♪


スコール(アルティミシア家の長男が)

アルティミシア(違うと言ってるだろ)


チュンチュンチュン・・

アルティミシア(しかし平和な村だな)

スコール(こんなクソ田舎も悪くない)

アルティミシア(買い物ができないのがネックだが)

スコール(ショップ呼び出しがあるし問題ねーよ)

ラグナ「よっおばちゃん!」

老婆「ラグナさん、すっかり元気になって」

老婆「貴方の様な若い方にはこの村は退屈でしょう」

老婆「そろそろデリング・シティへお帰りになった方がよろしいんじゃなくて?」

アルティミシア(花屋か)

スコール(花粉症になりそうなとこだな)

老婆「花が繰り返し咲くように、人も繰り返して生きるのかしら」

アルティミシア(繰り返してるな確かに)

スコール(微妙に確信を付く事言うんだよなこのババアは。最初隠しボスかと思ったわ)

アルティミシア(絶対違うだろ・・・)

タッタッタッタッタッタ・・・


・花畑

アルティミシア(チョコボ注意の立札だ)

スコール(あー、あったなこんなの)

アルティミシア(チョコボが出るのか?)

スコール(今はいないけどな、子チョコボがここを横切るんだよ)

アルティミシア(花畑に住みついているのか?)

ラグナ「俺はここでチョコボなんて見た事ねーけど」

キロス「まぁ看板があるという事はどこかにいるのだろう」

アルティミシア(ふむ・・・乗れるのか?)

スコール(乗れないんだなこれが。小さいし)

アルティミシア(成長すると旅立って行くのだろう)

スコール(チョコボの癖に乗れないとか、むかつくよな)

アルティミシア(いや、子チョコボなんだろ・・・)

スコール(ムカついたから蹴り飛ばしてやったよ。したらなんかアイテム落としだすの)

スコール(調子こいて蹴りまくってたら親チョコボにおもいっきり吹き飛ばされた。いい思い出だ)

アルティミシア(動物虐待だろそれ)


数分後

アイテム屋「なんだよ!ケガが治ったんならはやく出て行けよ!」

ラグナ「嫌われてんなぁ」

スコール(やっちまおうぜこいつ)

アルティミシア(やめろ)

スコール(パパ、ロクなアイテム売ってないから無視でいいよこいつ)

ラグナ「まぁ、買い出し頼まれたわけじゃないしなぁ」

スコール(潰れちまえ)

タッタッタッタッタッタ・・・・

ラグナ「ゴールイン!パトロール一回目終了!」

ラグナ「隊長と副隊長に報告に戻る!」

アルティミシア(隊長・・・あのパブの女か?)

ラグナ「レインだレイン。俺の命の恩人だ。覚えておけ」

キロス「人の好さそうな女だな。悪い奴に騙されるタイプだ」

アルティミシア(むしろはったおしてきそうだと思うが)

ラグナ「悪い奴・・・」

ラグナ「よしキロス助手!ケダチク助手!本部に戻って計画を練ろう!」

アルティミシア(なんかいつの間にかメンバーに入れられてるのだが)

スコール(いや俺は?)

タッタッタッタッタッタ・・・・

スコール(パパ、道逸れてドローポイント拾っといて)

ラグナ「ドローポイント?なにそれ」

スコール(ジャンクションだよ!前にやったろ!)

キロス「これか?」ピローン

スコール(そうそうそれそれ、いやぁ賢い奴がいて助かるわ)

スコール(それに引き替えこのケダチクハンターは・・・)

ラグナ「うるせえよ!そんなもんなくったって俺は十分モンスターを狩れるんだよ!」

スコール(じゃあアルケオダイノスに挑んで来いよ。ノージャンクションで)

ラグナ「なんだよそれ・・・」


・横道

ラグナ「ちょっと休憩すっか」ドサ

キロス「ここにもドローポイントが」ピローン

アルティミシア(ここは花畑が一望できるな)

スコール(なんかおにぎり食いながら絵でも描きたい気分)

ラグナ「・・・」ボケー

アルティミシア(そういえばひとりいないな)

スコール(あの漁師っぽいおっさんか・・・)

ラグナ「そういえばウォードはどうしたんだよ」

キロス「D地区収容所に再就職が決まったそうだ」

アルティミシア(しゃべれないのにか?)

スコール(だからだろ。ただの清掃員だし)

スコール(あ、そだ。ねえパパ)

ラグナ「あんだよ」

スコール(俺も実はD地区にいるんだよね。今)

ラグナ「えっ!?」

スコール(とっつかまっちゃった。助けに来て)

ラグナ「お前何したの!?」


【説明中】


ラグナ「ガルバディアが魔女に・・・」

キロス「エスタみたいになっているのか・・・」

スコール(ぶち殺そうと思ったのに返り討ちにされちゃったよ・・・)

ラグナ「ああ、それでとっ捕まったのか」

キロス「いやな未来だな・・・」

スコール(・・・)ショボーン

ラグナ「つかアデルはどうなったんだよ」

スコール(えっあのゴリマ?あれはパパが・・・・ふがっ)

アルティミシア(言うな)

スコール(なんで!?)

アルティミシア(未来に影響を及ぼす発言はあまりしない方がイイ。アデルを倒すのはこいつしかいないのだぞ?)

スコール(あ、ああ・・・)


ラグナ「なんだよ!気になるから教えろよ!」

スコール(じゃあ一個だけ教えるわ)

ラグナ「?」

スコール(この先パパはめっちゃ苦労するけど、それ全部ちょんまげのせい)

スコール(俺らにも被害及ぼしてるから、見つけたらちょんまげちょんぎっといて)

ラグナ「ちょんまげってなんだよ」

キロス「ん・・・?」

ラグナ「どうした?」

キロス「なんか花畑に変な影が・・・」


ウゾウゾウゾウゾ・・・・


ラグナ「なんだあれ。目玉?」

キロス「なんかこっちにくるぞ」

スコール(あんな奴いたっけ・・・)

アルティミシア(あれは・・・)


ウゾウゾウゾウゾウゾ・・・・・


ウゾウゾウゾウゾウゾ!!


ラグナ・キロス「いぃ!?」


【エンカウント】カタストロフィー


カタストロフィー「・・・」ジー


ラグナ「何こいつ!?」

キロス「未来のモンスターか!?」

スコール(いやいやいや、しらねーってこんなの!)

スコール(ババア!こいつ何!?お前のしもべじゃねーの!?)

アルティミシア(いや、こいつは・・・)


【アースシェイカー】


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


ラグナ・キロス「おああああああああ!!」ダメージ1300

アルティミシア(古代の・・・)

スコール(また古代シリーズかよ!なんでこの時代にいるんだよ!!)

アルティミシア(私が知るか!しかし古代から生きてたとしたらこの時代に生きてても不思議ではない・・・・・)

スコール(何万年生きてるんだよ!?)

ラグナ「やべえ、ケダチクとは比べものにならねえ・・・」

キロス「悪魔くん!ジャンクションを頼む!」


【ジャンクション構成中】


ラグナ「うっし!バッチコイ!」

キロス「さあこい、目玉!」

カタストロフィー「・・・」ジー

ラグナ「見つめてくんな!」

スコール(あの地震がやべーな・・・)

アルティミシア(ラグナ、レビテトだ!)

ラグナ「おおよ!」

キロス「この魔法はあまりいい思い出はないのだが・・・」フワ


【レビテト】対象者を宙に浮かし地属性の攻撃を無効化する


カタストロフィー「!」


【重力100】レビテトの効果を無効にする


ズゴゴゴゴゴ!


ラグナ「なにぃーーーーー!」ガビーン

スコール(ババァーーーーー!レビテトがかき消されたぞ!?)


【アースシェイカー】


ラグナ・キロス「おああああああああああ!」


ラグナ「き、気持ちわるい・・・」フラフラ

キロス「酔った・・・」フラフラ

スコール(やってる場合じゃねえだろ!回復しろよ!)

ラグナ「え~っと、回復の魔法ってどれだっけ・・・」

スコール(元ガ兵の癖にケアルも知らんのか・・・)

ラグナ「あったあった。これだ」ペカー

スコール(パパ、それライブラ!)


【カタストロフィー】LV?? HP19997

次元のはざまに封印された魔物の一人
地属性を司り、大地を操る魔法を得意とする
そしてレビテト状態の相手には『重力100』で地面に叩き落とす対策を取る


スコール(次元のはざまってなんだ!?)

アルティミシア(それは確かギルガメッシュが・・・)

キロス「レビテトが封じられると言う事か」

ラグナ「おいおいおいなんかヤバクないか」


【アースシェイカー】


ラグナ「うあああああああ!」ダメージ1700

スコール(パパやばいって!HP黄色になってる!)

ラグナ「キロス無事か!?」

キロス「すまん、反射的にレビテトしてしまった」フワ

ラグナ「あーーー!ずりぃ!」

アルティミシア(まずい、レビテトは・・・・くるぞ!)


【重力100】


キロス「ぬおおおおっ!」ズン!

ラグナ「あの野郎・・・いちいちいやらしい事しやがって」

スコール(こいつもしかしてまたリノアがなんかやったの?)

アルティミシア(いや、リノアのあれは火を媒介にした魔法生物、こっちは本物の古代生物だ)

アルティミシア(あの火男とは比べものにならん・・・)

キロス「自分のフィールドに引きずりおろすのか、厄介だな」

ラグナ「あああああもうどうすんだよおおおおお!」

アルティミシア(ラグナ!とにかく回復だ!やられる前に急げ!)

スコール(・・・ちょっと思いついたんだけど)

アルティミシア(なんだ!?)

スコール(パパ、ちょっと耳貸して)


ゴニョゴニョゴニョ・・・


ラグナ「 そ ん な の あ り か ! ? 」


スコール(だってそうじゃん。あいつ地属性なんでしょ?)

ラグナ「ミスったら俺がやべえだろ!」

スコール(その時はクロンボに回復してもらえばいいじゃん)

ラグナ「いや、でも・・・」


スコール(大丈夫だって。見てみ。あいつ超頭悪そうじゃん)

カタストロフィー「・・・」ジー

キロス「ラグナ、なにをボサっとしている!」

スコール(ほらはやく。アースミキサーくるよ)

アルティミシア(アースシェイカーだ)

ラグナ「・・・オラァ!目ん玉野郎!」

ラグナ「こっちだ!」レビテト

キロス「ラグナ、それは!」

【重力100】

ラグナ「おわっとぉ!」ズン!

スコール(ワンモアワンモア~)

ラグナ「オラッ!」レビテト

【重力100】

ラグナ「たあっ!」レビテト

スコール(がんばパパ!)


【重力100】→【レビテト】→【重力100】→【レビテト】→【重力100】→【レビテト】→【重力100】→【レビテト】→・・・・・・・・


ラグナ「何こいつレビテトしか反応しねえ!」

スコール(やっぱりな)

アルティミシア(お前、よくそんな抜け道的な戦法思いつくな)

スコール(だるいのは嫌いなんだ。俺はサクサク重視なんだよ)キリ

キロス「・・・結構バカだな」

スコール(パパ、あのクロンボにオーラかけろっつっといて)

スコール(それで終わり)

ラグナ「キロスゥ!お~らとか言う魔法を使え!」

キロス「オーラ・・・?これか」


【オーラ】キロス


キロス「これは!力が溢れて・・・」キュイーン

スコール(HP19997だっけ?十分だな)

アルティミシア(何をする気だ)

スコール(まぁ見てろって)

キロス「これなら!」

ラグナ「いけーーーーーーー!ぶちかませーーーーーーーーーー!」


【ブラッドペイン】


3534
1315
4154
4141
4217
2514
3510


カタストロフィー「!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・ボォン


ラグナ「すっげーーーー!キロスすっげーーーーーー!」

キロス「ふぅ・・・」

アルティミシア(強いな!)

スコール(俺の連続剣の劣化版だな)

スコール(パクリだパクリ)

アルティミシア(時系列的にこっちが先だからな?)



テッテテレレーレーレーテッテレー♪


アルティミシア(なんとかなったな・・・)

スコール(アホで助かったわ)

キロス「というかなんだあれは」

ラグナ「あんなモンスターこの辺にいねーよ。何?古代って」

スコール(なんか知らないけど古代人が復活したらしい)

ラグナ「え・・・」

スコール(いやマジで。俺らの時代も荒らされまくってるの)

スコール(しかも主導者ジュリアの娘)

ラグナ「マジか・・・」

アルティミシア(ジュリアは今何してるのだ?)

ラグナ「ジュリア・・・一体今どうしてんだ・・・」

キロス「ああ、結婚したぞ」

ラグナ「!?」

キロス「カーウェイって奴とな。知らなかったか?」

スコール(はいでたNTR)

ラグナ「・・・ま、まぁいいじゃねえか!過ぎた事はよ!」

アルティミシア(ラグナ・・・強がっちゃって・・・)ブワッ!

スコール(ババア、それはもういいから)

ラグナ「とりあえず戻ろうぜ!俺もう腹減っちまったよ!」


・花畑

ラグナ「あーあ・・・花がいくつかボロボロになっちまってる」

スコール(さっきの目玉のせいだね)

ラグナ「荒らすなよったく・・・」パンパン

キロス「あんた、毎日こんなパトロールごっこしてるのか?」

ラグナ「ごっこってなんだよ」

キロス「世界を旅するジャーナリストになるんじゃなかったのか?」

キロス「ティンバー・マニアックス、知ってるだろ?そこの編集長と話をしてきた」

キロス「世界の様子を紹介する記事ならいつでも欲しいそうだ」

アルティミシア(なんて気が効く奴だ)

スコール(ほぼ嫁だな)

ラグナ「そりゃすげえ!」

キロス「一度あいさつにいかないとな」

ラグナ「・・・」

タッタッタッタッタッタ・・・・・

ラグナ「あのな、もちっとここにいてもいいよな」ピタ

キロス「取材が必要ってか?手始めにここを紹介するんだろ?」

スコール(さっきの目玉紹介すればいいじゃん)

アルティミシア(あんなもん紹介したらえらい事になるだろ・・・)

ラグナ「ここはダメだ、有名にしちゃダメなんだ」

キロス「悪い奴が来てレインを取られる、か?ラグナ、あんた変わったな」

スコール(・・・)

アルティミシア(そうか、新しい恋を見つけたんだな・・・)ジンワリ

ラグナ「あーーー!モンスターだーーーーー!」ダッ!

キロス「あ、おいまてよ!」ダッ!


数分後


・パブ2階

キロス「どうした?」

ラグナ「いや、レディがお話中だ。出直しだなこりゃ」

アルティミシア(ダメだ!聞け!)

ラグナ「ぬあっ!ババアてめえ!」

キロス「あんたの中の誰かが聞けと命じている」

ラグナ「ひっこんでろ!ババア!」

アルティミシア(新しい恋人はラグナの事をどう思っているのか・・・)ドキドキ

スコール(町内のおばはんかよ・・・)


エルオーネ「ねえ、レインはラグナおじちゃんと結婚しないの?」

アルティミシア(いきなり確信だな!)

レイン「あ~んな男と?痛い痛いってヒィヒィ泣きながらここに運ばれてきて・・・」

レイン「言葉づかいは汚いしすぐに逃げ出そうとするしイビキはうるさいし寝言だって・・・」

アルティミシア(次の相手はツンデレか!そうか、そうきたか・・・)ワクテカ

エルオーネ「でも、エルはラグナおじちゃんだいすきだよ」

エルオーネ「レインとラグナおじちゃんとエルと3人いっしょがいいよ」

アルティミシア(ナイスアシストエルオーネ!さすが未来に名を残すだけある!)

レイン「でもね・・・あの人ほんとうは世界中を見て回ったりしたいと思うのね」

レイン「こんな田舎の村で静かに暮らすなんてできないと思うの。そういうタイプの人、いるのよ」

スコール(・・・)

レイン「なんか腹立ってきちゃった」

アルティミシア(う~ん、この内心とは裏腹な事を言ってしまう素直じゃない感じ・・・)

アルティミシア(いい!すごくいい!)

スコール(お前マジ黙ってろ!)

アルティミシア(お前が黙ってろこのヨゴレが!童貞が大人の恋愛に口出しするな!)

スコール(うるせえよ非モテ!人の親父でカプすんなって何べん言わせんだ!)

ラグナ「あ~もううっさい!お前等黙れ!」

エルオーネ「きらいなの?」

レイン「エルオーネといっしょの気持ちよ」

レイン「あら?」

ラグナ「ぜえ・・・ぜえ・・・」

キロス「収まったか?」

ラグナ「お、大急ぎで帰ってくました~!」

ラグナ「パトロールとモンスター退治の報告をします!」ビシッ!

ラグナ「エルオーネ副隊長が嫌いなぶちゅぶちゅとブンブンを合わせて・・・11匹退治しました!」

ラグナ「後黒い目玉を一匹!」

レイン「目玉?」

エルオーネ「なにそれ~」

ラグナ「新種のモンスターかと思われます!要警戒であります!」

スコール(もうでねーと思うけど)

レイン「じゃあ食事にしましょうか。できたら呼びに行くからひと眠りすると良いわ」

ラグナ「了解であります!」ビシッ!

エルオーネ「ごはんっごはんっ一緒に食べようね~」

エルオーネ「エルとレインとラグナおじちゃんとキロさんとケダチクの5人でごっはん!」

アルティミシア(その名称はやめろというに)

スコール(つか俺入れろよ!?)


・部屋

ラグナ「ん~、メシまでひと眠りすっかな!」

スコール(帰りたくねえ)

ラグナ「なんでだよ。お前にはお前の場所があるだろ」

スコール(いやだって、もうなんかいろいろカオスな事になってるし)

ラグナ「魔女がガルバディアにだもんな・・・」

キロス「ちょっと想像できんが」

スコール(元カノがガイキチになってるしホモに狙われてるし)

ラグナ「ホ、ホモ?」

スコール(臭い息の臭い息がより一層臭くなってるし。ゼルはゼルのまんまだし)

スコール(俺はセルフィたんとちゅっちゅしたいだけなのになんか全然進展しないし・・・)

アルティミシア(その辺はまぁ、お前が悪い)

ラグナ「誰が誰かわかんねえよ」

スコール(あ~~~~もうやだぁ~~~~!戻りたくない~~~~~~!)ジタバタ

キロス「ジュリアの娘か・・・う~ん」

ラグナ「カーウェイのおっさんの娘・・・堅物のイメージしかないんだけど」

キロス「しかし未来が本当に悪魔くんの言う通りになるなら・・・少し調べとくかな」

スコール(暗殺してくれ。報酬出すから)

ラグナ「キロスになに任せてんだよ」

スコール(憂欝だわ。マジで)

ラグナ「なんか色々大変そうだな」

スコール(俺もウィンヒルで毎日だらだらしてたい。代われよパパ)

ラグナ「やだよめんどくせえ。自分でなんとかしろ」

アルティミシア(そうだぞスコール。ラグナは新しい恋を見つけたのだ)

ラグナ「バッカ!レインはそんなんじゃねえよ!」

キロス「かなりわかりやすい部類だと思うが」

アルティミシア(レインとは言ってないが?)ニヤニヤ

ラグナ「もううぜーよ!散れよお前等!俺はひと眠りすっから!」

スコール(ハァ・・・目が覚めたらD地区じゃないどこかでリノアもいなくて・・・)

スコール(ババアもいなくて、でもセルフィたんだけはいて・・・)

スコール(こんな気持ち、なんだこれ)

アルティミシア(ただの怠け癖だな)

スコール(だんご三兄弟の替え歌考えるしかやる事ねーわ)

ラグナ「かわんねーなお前」

スコール(目が覚めたらセルフィたんの膝の上でありますよーに!)

ラグナ「さっさと帰れ!」


グニャアアアアアアア


スコール(ああそうだパパ))

ラグナ「しつけーな。なんだよ」

スコール(レイン大事にしろよ)

ラグナ「お前までなんだよ!?」

スコール(はやいこと素直になったほうがいいよ。二者択一だから)

スコール(意味は自分で考えろ)

ラグナ「いや意味わかんねーから!最後に変な謎残していくな!」

アルティミシア(帰るか・・・)

スコール(D地区マジだりぃ~)

ラグナ「おい待てよ!?おい!待てって!なぁ!」

ラグナ「おいィーーーーーーーーーーーー!!」



ーーーーーーーーーーー


ーーーーーー


ーー・・・・


・・・・・



ガターーーーーン!


スコール「あてっ!」ガン

アルティミシア(ウィンヒルの後のここはキツイな)

スコール「誰だよ今クレーン動かした奴・・・もっと丁寧に動かせよ」イラ


・D地区収容所

ウイーン

看守「時間だ。出ろ」

スコール「・・・」

看守「どうした?立て」

スコール「今クレーンを動かしたのは誰だ」

看守「俺だが?」

スコール「・・・ショラッ!」バキィ!

看守「ごはぁっ!」

スコール「このクソカスが!!お前が乱雑に動かしたせいでちょっと頭ぶつけただろ!」

スコール「たんこぶできたらどうすんだ!?ええ!?」ゲシゲシ

看守「ひぃぃ~~~!すんませんすんません・・・」

スコール「お前何度も言わすなよ!?俺がその気になればこんなクソ収容所建物ごと壊滅できるんだからな!?」

スコール「俺に逃げられるとイデアに粛清されるのはお前等だ!つまりお前等の命は俺が握っているも同然だ!」

スコール「だったらもっと丁重に扱えやァァァァァァァ!!」ドカバキ

看守「すんません!すんません!ほんとマジ気を付けますから・・・」

アルティミシア(立場が逆転している・・・)

ここまで


スコール「で?何の用だよ」

看守「司令官殿がお呼びです・・・」

スコール「ああ、サイファーか」

看守「ご足労願えないでしょうか・・・」

スコール「歩くのがだるい。車いすかなんか用意しろ」

看守「ええっ!ここにそんな物は・・・」

スコール「だったらお前がおんぶすればいいだろ!ショラ!」ドカバキ

看守「ひいい!わかりました!わかりましたから・・・」

・廊下

看守(お、重い・・・)ゼエハァ

スコール「もっとキビキビ歩けよカス。司令官(笑)がお呼びなんだろ」

看守「うう・・・」

スコール「お前知ってると思うけど、あの拷問ごっこもはっきりいって意味ないからな?」

スコール「ガンブレードがなくったって俺にはジャンクションがあるし。正直なんの戦力低下にもなっていない」

スコール「あの電流だってサンダーをジャンクションしてる俺に取ったらただのマッサージタイムだ」

看守「はい・・・」ヨロヨロ

スコール「他の連中だってそうだ。キスティスは武器なんかなくったって息そのものが凶器だ」

スコール「ゼルに至っては元々素手だ。あいつらがその気になればこんな場所即座に脱走できるぞ」

看守「・・・」

スコール「めんどくせ・・・腹減ったからあれ終わったらメシ持ってこい。俺デリングシティホテルの最上級コースしか受け付けないから」

スコール「あとセルフィたんの機嫌を損ねるな。セルフィたんになんかあったら真っ先にお前を殺す」

スコール「セルフィたんが不機嫌にならないように定期的なクレープの配布を忘れるな。もちろん配膳役はムンバだ」

スコール「お前等みたいなむさい連中がこぞってセルフィたんの元へ向かうな。視界に入るな。言葉を交わすな」

スコール「いいな?」

看守(えらい囚人拾っちゃったな・・・)


・拷問部屋

スコール「この十字架っぽいポーズがちょっとオシャレ」ジャラ

アルティミシア(拷問だろ?悠長に構えてていいのか?)

スコール(だからサンダージャンクションしてるから意味ないって)

サイファー「スコール、みじめだな」ザ

スコール「でたなバター犬」

サイファー「何か始まるのか想像できるよな?」

スコール「オ○ニーだろ。いろんな意味で」

サイファー「Seedとはなんだ?イデアが知りたがっている」

スコール(ババアさあ、教えて欲しいならもっとこうやり方があるんじゃないのか?)

アルティミシア(私はサイファーに聞いてこいと言っただけだ。まさかこんな事をしていたとは・・・)

スコール(全然手な付けれてねーじゃん。ちょっとこいつの趣味履入ってるじゃん)

スコール(やっぱオ○ニーだな)

サイファー「答えろ!」


スコール「学園のパソコンに書いてただろ。あ、そうかお前あれ見てないもんな」

スコール「なんてったって掲示板上じゃお前ド変態だもんな(笑)プッワロス」

サイファー「・・・俺はSeedじゃない。Seedになってから知らされる重要な秘密があるんじゃねえのか?」

スコール「あるぞ」

サイファー「なんだ!?」

スコール「風紀委員暗殺作戦だ」

サイファー「なんだと!?」

スコール「Seedはアンチ風紀委員で構成された特殊部隊だ」

スコール「サイファーのコートにクソ引っかけた者に応じて報酬が支払われる」

スコール「その他様々な嫌がらせでもポイントは上がる。そういう意味では俺はランクAだ」

アルティミシア(適当言うなよ)

サイファー「く・・・お前はホネのあるやつリストに入ってるぜ」

スコール「奇遇だな。お前も俺のオールバックヘアーリストに入っている」

アルティミシア(一人しかいないだろ・・・)

サイファー「簡単に話すとは思っていない。だからこれだ」

バリバリバリバリバリバリバリバリ

サイファー「どうだ?話す気になったか?」

スコール「もうちょい右、もっと、ああ行き過ぎ!そこ!そこ!」バリバリバリバリ

スコール「あ~~~気持ちいい~~~」バリバリバリバリ

サイファー「・・・電流を上げろ!」

スコール「ちょっと悪いけど、下半身に集中させてくんない?」

バリバリバリバリバリバリバリバリ

スコール「おおおおおおおおおお!なにこれすごい!すごい刺激!」

サイファー「ハッハッハ!どうだスコール!」

スコール「やべえこんなの知っちゃったらもう普通のに戻れない!!」バリバリバリ

スコール「らめぇーーーーーーー!出ちゃうーーーーーーーーー!」バリバリバリ

サイファー「お前いい加減にしろ!」

スコール「止めんなよ。今ちょっと出そうだったのに」

サイファー「ふん、お前が吐かなきゃ他の連中に吐かせるだけだ」

サイファー「チキン野郎なんて3秒ももたねえぞ」

スコール「あーあいつ早漏っぽいもんな」

サイファー「でも俺はお前が大好きだからこうして一番に来てもらったんだ」

サイファー「俺の晴れ姿、どうだった?」

スコール「お前よりリノアの方が目立ってたけど」

サイファー「・・・」

スコール「いやマジで」


サイファー「俺は魔女の騎士になったんだぞ。ガキの頃からの夢だったんだぜ」

スコール「幼少期から変態だったのか。どこが転換点だ?」

サイファー「なにが変態だ!ロマンティックな夢だ!」

スコール(ババア、本人こう言ってるけど)

アルティミシア(全く覚えていない!)キリ

スコール(哀れだわ・・・)

サイファー「もう気絶しやがったのか?」

スコール(も~こいつマジめんどくせ~よ。元飼い主の口からズバっと言ってやれよ)

アルティミシア(ちょっとカワイソウな気もするが・・・)

スコール(なんでこいつの拷問ごっこに付き合わないといけないんだよ。リノアに交替した方がよっぽど効果あるわ)

アルティミシア(あいつは殺してしまうだろう・・・)

スコール(じゃあ後よろしく)フッ

アルティミシア(えっ!?あ、おい!?起きろよ!)

スコール(・・・おやすみ)

アルティミシア(イヤな事を私に押し付けるな!オイ!起きろって!!)

サイファー「ここは、お前が俺への憎しみをつのらせるシーンなんだぜ?」

アルティミシア(痛いなこいつ・・・)

サイファー「魔女の騎士と悪の傭兵が戦う宿命の物語」

アルティミシア(ものすごくつまらなさそうな物語だな)

サイファー「一緒に楽しもうぜ、スコール」

アルティミシア「・・・恋愛要素は?」

サイファー「あ?」

アルティミシア「恋愛要素はないのかその物語は」

サイファー「・・・ねえよんなもん」

アルティミシア「だからお前はダメなんだ!物語と言ったら必ず恋愛要素が入ってくるだろ!」

アルティミシア「主人公の魔女の騎士と悪役の傭兵!じゃあヒロインは誰だ!」

サイファー「はぁ?」

アルティミシア「アホかぁぁぁぁ!そんなつまらん物語誰が見るのだ!」

アルティミシア「お前は配給会社を潰すつもりか!?」

サイファー「映画化予定してねえよ」

アルティミシア「もうお前だけは・・・大体な、拷問は敵役の仕事だろ」

アルティミシア「どこの世界に捕虜に電流を流す正義の味方がいるのだ。ええ?」

サイファー「・・・」

アルティミシア「物語は起承転結があるだろ!もっと山場をちりばめろ!」

アルティミシア「どうせ幼児向けのバトル漫画ばっかり呼んでいたんだろう!お前はもっと恋愛小説を読め!」

アルティミシア「情報が知りたいなら電流ではなく壁ドンだろうが!このオオバカモノ!」

アルティミシア「つまらないんだよお前の様なB級作家の物語は!著名作家人の本をもっと読み込め!」

アルティミシア「もっと教養をつけろ雑魚専野郎ォーーーー!」

サイファー「・・・電流を流せ!」イラ


アルティミシア「ぐああああああああああ!」バリバリバリバリ

サイファー「その減らず口、黙らせてやる!」

アルティミシア「・・・あ、ほんとだこれマッサージになるな」バリバリバリバリ

サイファー「!?」

アルティミシア「結構気持ちいいなこれ、おい看守、もっと強くしろ」バリバリバリバリ

アルティミシア「あ~もうちょっと上、上、肩の所、あ~~そこ~~~~」バリバリバリバリ

アルティミシア「血流がよくなる~~~~~」バリバリバリバリ


数分後

スコール「ふぁぁ・・・」

アルティミシア(起きたか)

スコール「ババア、サイファー自家製の電気マッサージはどうだった?」

アルティミシア(肩が軽くなった気がした)キリ

スコール「魔女の騎士よりマッサージ屋の方が向いているな」

アルティミシア(サイファーにこんな特技があったとは・・・くそう、私の部下の時のやらせとけばよかった」

スコール「幸子EXって感じだよな」

アルティミシア(幸子?)

スコール「つか」

・D地区収容所

スコール「戻ってきてんじゃん!?チキン野郎は!?」

アルティミシア(別室だろ?)

スコール「いや救援こいよ!?何やってるんだあのチキン!」

スコール「本来は拷問の後に救援が来て脱出するんだよ!なんで戻ってきてるんだ!」

アルティミシア(私に言われても・・・)

スコール「看守ゴルァ!ちょっとこいや!」

看守「え、はい!?何でしょう!」

スコール「チキン野郎は何やってるんだよ!」

看守「チキン・・・あのお仲間さんですか?」

スコール「脱走してないのか!?今どこにいる!」

看守「脱走の報告はないですね・・・」

スコール「はぁ!?お前ちょっとモニター持ってこい!」


看守「持ってきました・・・」

スコール「貸せ!」バッ


スコール「!?」


いい感じの看守「ほら、今月の格闘王」

ゼル「いつも悪いな!差し入れ持ってきてもらっちゃってよ!」

いいい感じの看守「檻の中じゃ退屈だろ。俺らがしてやれるのはこれくらいだ」

キスティス「マッサージまでしてくれるなんて・・・ここほんとに監獄?」

看守「この辺ですか?」ググッ

キスティス「ああっ。そこ!いい!はわぁ~~~・・・」

セルフィ「クレープおいしい~」ハム

ムンバ「ラグナ!」

セルフィ「いつもありがとねっ!」

ムンバ「ラグナ!」


スコール「 な に く つ ろ い で ん だ よ ! 」


看守「え、あ、いやだってあなたが仲間になんかあったら殺すって・・・」

スコール「いやそうだけど!?限度があるだろ!?」

スコール「お前等ここ収容所だぞ!?どこの世界に囚人にいたれりつくせりする収容所があるんだよ!」

看守「このシステムを導入したら脱走率が減りまして・・・」

アルティミシア(なるほどな、押さえつけるのではなく出る気を無くさせる作戦か)

アルティミシア(やるなガルバディア)

スコール「だから一旦入ったら戻ってこれないのか・・・」

看守「囚人のアフターケアがウチの自慢です!」キリ

スコール「じゃねーよ!俺らはここをでないと困るんだよ!」

看守「いや、出させない為にこういう事してるんですけど・・・」

スコール「くそが!!とんだ誤算だぜ!!」

アルティミシア(あの調子じゃ救援はなさそうだな)

スコール「ちっしゃーねーなあいつら・・・・俺が動くしかねえ」

アルティミシア(ん?)

スコール「おい看守、命令だ」

看守「はい?」

スコール「あの配膳役のムンバ・・・あれをあいつらの目の前でボコボコにしろ」

看守「ええっ!?動物虐待じゃないっすか!」

スコール「そうでもしねーとあいつらは動かないんだよ!やれよ!?」

看守「いやいやいや、非人道的すぎますって!」


スコール「・・・」(メガフレア待機中)


看守「ちょ、それはやめて!ここ潰れちゃう!みんな死んじゃう!」

スコール「看守全員に非常警戒令を出せ!みんな死ぬのと囚人が数人いなるのとどっちがマシだ!?」

スコール「天秤にしろ!重要点を考えろカス!」

看守「うう・・・」

スコール「モニター越しに見ているからな!」

看守「・・・」トボトボ

スコール「返事しろゴルァ!」

アルティミシア(お前のような奴を出さない為にこういう場所があるのだよ)


ウイン

ムンバ「・・・」テクテク

コケッ ドベチャァ!

セルフィ「だいじょうぶ~?」

看守達「・・・」

ゼル「お、また差し入れか?」

キスティス「マッサージはさっきやったばかりよ」

看守「おい・・・マジでやるのか」ヒソ

看守「そうでもしないとあの黒ジャン野郎がここにメガフレア放つってよ・・・」ヒソ

看守「とんでもねえ極悪人だな・・・あいつはここから出しちゃダメだろ」ヒソ

ゼル「どうしたんだよ」

セルフィ「なに話してるの~?」

ムンバ「きゅぅ~ん」イテテ

看守「・・・ムンバごめん!」

全員「!?」


ポスッ


ムンバ「きゃわっ!?」ビク

看守「痛くないようにするから!ちょっとだけ耐えてくれ!」


ポスッ ポスッ ポスッ


ゼル「おいなにやってんだよ!」

セルフィ「暴力反対~」

看守「え、あ、いや、これには事情が・・・」

ムンバ「きゅ~ん」ガシ

セルフィ「おーよしよし、痛かったね~」

看守「そんなに痛くしてない・・・」

キスティス「弱い物いじめして、楽しい?」ギロ

ゼル「てめえ!いい加減にしやがれ!」

セルフィ「やっちゃえ~」

キスティス「この子と同じ目にあいなさい!」

看守達「あわわわわ~~~~~~~~~!」


スコール「おっし、第一関門クリア」

アルティミシア(看守達が哀れだ・・・)


スコール「さてと、お次は・・・」

看守「まだなにか!?」

スコール「さっきの拷問部屋つれてけよ。知りたい事全部しゃべってやるから」

看守「ええっ!?」

スコール「こんな囚人いないだろ。情報ゲロするっつってしかも自ら進んで拷問受けようとするなんて」

スコール「超優良囚人だね。わかったらさっさと連れてけよ」

看守「ここじゃだめなんすか?」

スコール「看守は何故と問うなかれ。それがここのルールだ」

看守「そんなルールないっす・・・」

スコール「いいからはやく連れてけゴルァ!」


・拷問部屋

スコール「はい十字架」ジャラ

看守「あの~・・・」

スコール「わかってるよ。何が知りたい?」

看守「えっと・・・Seedの目的を・・・」

スコール「ああ、それね。ズバリ魔女討伐」

看守「ええ!?」

アルティミシア(オィィィィ!言って良いのか!?)

スコール(いやだって今回のイデア魔女じゃないんだろ・・・)

アルティミシア(そ、そうだが・・・)

スコール(じゃあ無問題だ。理屈の上では俺らは関係ない)

アルティミシア(暗殺しようとしたくせに)

看守「それ、マジ情報っすか?」

スコール「マジ。すでにSeedが何人かガルバディアに送り込まれてるだろ」

スコール「あれ全員魔女討伐要員」

看守「ちょっと裏取ります!・・・本当だ、Seedがすでに何人も来てる・・・」ピコピコ

スコール「な?」

看守「こっちとしてはありがたいですけど・・・言っちゃっていいんすか?」

スコール「いーのいーの、俺関係ないし」

アルティミシア(大有りだろ)


スコール「救援くるまで暇だな・・・」

スコール「ついでだ。もっと教えてやるよ」

看守「ええっ!?」

スコール「お前等と会うのはこれが最後だからな。俺からの選別だ」

スコール「ワガママばっか言ってわるかったな」

看守「え、ええ。そりゃあもう高級ディナーだとマッサージだの牢の内装だの・・・」

看守「俺にアンチェインと呼べだの監視カメラでパンツ盗撮しろだの囚人のカード奪ってこいだの」

看守「あなた一人でD地区の予算の半分以上かかってるっす・・・」

スコール「メガフレアよかましだろ」

看守「・・・」

スコール「俺の機嫌がいいうちに聞けよ。何が知りたい?」

看守「そうっすね・・・」


1 ガルバディアの事

2 ガーデンの事

3 D地区の事

ここまで。安価見てから書く

安価↓


スコール「ダンスとか・・・」

看守「ダンス?」

スコール「ダンスパーティーにまぎれこんでターゲットに近づく……そんな任務もあるかもしれない」

アルティミシア(別にそれだけじゃないだろ・・・)

スコール「後学園祭とか・・・カードとか・・・」

看守「・・・普通の学校っすね」

スコール「ああでも、訓練所にはアルケオダイノスがいるぞ」

看守「それやばくないっすか!?」

スコール「どっから捕まえてきたのか俺も知りたいくらいだ」

看守「ガルバディアガーデンにアルケオダイノスとかいませんよ」

スコール「だよな・・・」

スコール「ああそうだ。お前等ガーデンにミサイル撃ちこもうとしてるだろ」

看守「ああ、そんな話ありますね」

スコール「それ当たらないから」

看守「え、なんで?」

スコール「ガーデン動くから」

看守「!?」

スコール「お前等ただの学校と思ってるだろ。あれ正体は移動要塞だからな?」

スコール「いくら座標を合わせても一つも当たらんぞ」

看守「ちょ、めっちゃ重要情報じゃないっすか!」

スコール「マジ。ガルバディアガーデン調べてみ。動くから」

看守「ちょっと、本部!?本部応答願います~~~~~!」

アルティミシア(いいのか?バラシてしまって)

スコール(大丈夫だろ。ミサイル飛んでくる前に動かすんだから)

アルティミシア(対策されてしまうだろ)

スコール(そん時はお前がなんとかしろ)

アルティミシア(お前がやれよ!?)

看守「今問い合わせたら早急に調査するそうです」

スコール「そっちがどうか知らないけど、多分MD層にモンスター住んでるだろうから」

スコール「バラムがそうだった。ガルバディアもその辺注意な」

看守「マジあざっす!!」

アルティミシア(情報漏らし過ぎじゃないか)

スコール(ミサイル如きでやられるのがわりぃんだよ)

スコール(それにガーデンが無くなれば俺の借金も帳消しに・・・)ククク

アルティミシア(貴様!それが狙いか!)

スコール「他なんか聞きたい事ある?」


1 ガルバディアの事

2 D地区の事

安価↓

ごめん、コピペみすったからやりなおす


看守「じゃあガーデンの事を・・・」

スコール「ガーデン?」

看守「ガーデンって普段何してんすか」

スコール(何してたっけ・・・)

アルティミシア(いやお前生徒だろ。授業とか訓練とかあるだろ)

スコール(授業・・・授業・・・え~っと)

スコール「ダンスとか・・・」

看守「ダンス?」

スコール「ダンスパーティーにまぎれこんでターゲットに近づく……そんな任務もあるかもしれない」

アルティミシア(別にそれだけじゃないだろ・・・)

スコール「後学園祭とか・・・カードとか・・・」

看守「・・・普通の学校っすね」

スコール「ああでも、訓練所にはアルケオダイノスがいるぞ」

看守「それやばくないっすか!?」

スコール「どっから捕まえてきたのか俺も知りたいくらいだ」

看守「ガルバディアガーデンにアルケオダイノスとかいませんよ」

スコール「だよな・・・」

スコール「ああそうだ。お前等ガーデンにミサイル撃ちこもうとしてるだろ」

看守「ああ、そんな話ありますね」

スコール「それ当たらないから」

看守「え、なんで?」

スコール「ガーデン動くから」

看守「!?」

スコール「お前等ただの学校と思ってるだろ。あれ正体は移動要塞だからな?」

スコール「いくら座標を合わせても一つも当たらんぞ」

看守「ちょ、めっちゃ重要情報じゃないっすか!」

スコール「マジ。ガルバディアガーデン調べてみ。動くから」

看守「ちょっと、本部!?本部応答願います~~~~~!」

アルティミシア(いいのか?バラシてしまって)

スコール(大丈夫だろ。ミサイル飛んでくる前に動かすんだから)

アルティミシア(対策されてしまうだろ)

スコール(そん時はお前がなんとかしろ)

アルティミシア(お前がやれよ!?)


看守「今問い合わせたら早急に調査するそうです」

スコール「そっちがどうか知らないけど、多分MD層にモンスター住んでるだろうから」

スコール「バラムがそうだった。ガルバディアもその辺注意な」

看守「マジあざっす!!」

アルティミシア(情報漏らし過ぎじゃないか)

スコール(ミサイル如きでやられるのがわりぃんだよ)

スコール(それにガーデンが無くなれば俺の借金も帳消しに・・・)ククク

アルティミシア(貴様!それが狙いか!)

スコール「他なんか聞きたい事ある?」


1 ガルバディアの事

2 D地区の事

安価下


看守「黒ジャンさんめっちゃ物知りっすね」

スコール(まぁ2週目だし)

看守「ガルバディアのネタなんかないんすか」

スコール「えっガルバディア?その辺はお前等の方が詳しいだろ」

看守「僕らSeedじゃないんで世界中飛び回ってるわけではないっすから」

スコール「ガルバディアネタ・・・う~ん」

スコール「・・・お前、オカファン読んでる?」

看守「オカファン?」

スコール「オカルトファンだよ。ガルバディアでも普通に売ってるだろ」

看守「おお!オカルトファンは愛読書っす!」

スコール「ああ、じゃあ取って置きのネタあるわ」

看守「なんすかなんすか!?」ワクテカ

スコール「ここの南東にウィンヒルって村があるだろ」

看守「はい」

スコール「あそこ、UFO出るから」

看守「 マ ジ っ す か ! ? 」

スコール「マジ。エンカウントなしつけないとちょっとめんどいけど」

スコール「まぁ粘ってればその内出るわ。暇なときいってみ」

看守「本部応答願います!本部!」

看守「ウィンヒル周辺にUFOが出るそうです!至急調査の程を!!」

アルティミシア(めちゃくちゃ食いついてるな)

スコール(こういう要素があるから飽きないんだ)

アルティミシア(UFO・・・私もちょっと見て見たいぞ)

スコール(ラグナロク手に入れたら連れてってやるから、それまで待て)

スコール「あー後宇宙人な、エリクサーねだってくる可能性あるから用意しとけっつっとけ」

看守「宇宙人!?本部応答願います!本部!」

看守「宇宙人がエリクサーをねだってくるそうです!至急用意の程を!!」

アルティミシア(何者だその宇宙人は)

スコール(しらね。なんかあっこらへんでドロー作業してたら出くわした)

スコール(俺らがUFO破壊したせいで帰れなくなったっつってたな。ちょっと悪い事をした)

アルティミシア(壊すなよ・・・)


看守「UFOマジ楽しみっす。今度有給とるっす!」

スコール「お前オカルト系好きなんだ」

看守「こんな所にいるとね、そういうのしか娯楽がないんですよ

スコール「ふーん、まぁ閉鎖的な場所だもんな」

看守「収容所ですからね」

スコール「オカルトファン読んでるんなら謎の空飛ぶ列車知ってるだろ」

看守「ありましたね」

スコール「あれ俺持ってるけど」

看守「 マ ジ っ す か ! ? 」

スコール「見る?」

看守「是非!」

スコール「あいよ、じゃあジャンクションすっからちょっとこい」

【グラシャラボラス】→看守

看守「おお・・・これが・・・」

スコール「GFはあまり使わないけどそいつだけはたまに使うんだよな」

アルティミシア(何故だ)

スコール「状態異常が入りやすいから。後ちょっとおもしろい見た目だし」

アルティミシア(グラシャラボラスか・・・こいつも結構自由な奴だからな)

スコール「なんで鉄パイプに反応してんのこいつ」

アルティミシア(部品・・・なんじゃないか?)

スコール「こいつに乗って銀河を旅したいね」

アルティミシア(毒塗れになるぞ)

看守「使ってみたいんですけど・・・ダメっすか?」

スコール「えっいいけど。結構危ないぞ?」

看守「やったー!いでよ!グラシャラボラス!」ペカー

スコール「こっち向けて撃つなよ?あっち向けてやれ」


バァン!


ゼル「スコール!無事か!?」

スコール「あっ」


【果てしなき暴走】


ゼル「ぎええええええええええええええええ!!」


スコール「・・・」

看守「あわ、あわわ、あわわわわ・・・」

スコール(死んだなこいつ・・・)


キスティス「ゼル!?」

セルフィ「GFもってるの~?」

ゼル「 」ピクピク

キスティス「この看守・・・要注意ね!」ビシッ

セルフィ「やられる前にやる~!」ジャキ

看守「ちょっと黒ジャンさん!誤解されてるっす!なんとかして下さいっす!」

スコール「・・・」

看守「黒ジャンさん!」

スコール「ぐああああああああ!!電流を止めてくれえええええええええ!!」

看守「!?」

キスティス「スコール!」

セルフィ「今助ける~!」


【ホーミングミサイル】 【フレア×2】→看守


看守「あんぎゃああああああああ!!」


スコール「・・・」

看守「黒ジャンさん・・・UFO・・・見たかったっす・・・」

スコール「とりあえずGF返せ」ガシャン

看守「エリクサー・・・ちょうだい・・・」ガク

アルティミシア(なんて運のない・・・)

スコール(どっちみちボコボコにする予定だったけど)


セルフィ「スコール!助けにきたよ~」

スコール「セルフィたん!俺、拷問に屈しなかったよ!何もしゃべらなかった!」

セルフィ「おお~えらいえらい~」

アルティミシア(ウソ付けよ。機密情報漏らしまくってただろ)

スコール「セルフィたん・・・マジ会いたかった・・・」

キスティス「スコール無事!?」

スコール「息が臭い、しゃべるな」

キスティス「・・・」

ゼル「 」ピクピク

スコール「とりあえずそのチキンを回復しろ。もうここには用はない」

スコール「二人で脱獄だ!」

看守「 」ピクピク

アルティミシア(さんざん世話になっといて・・・)


ゼル「あててて・・・」

スコール「ひどい目にあった」

アルティミシア(ゼルがな)

ゼル「とにかく脱出しようぜ!ほら!」

【ガンブレード】

スコール「やっぱ俺と言えばこれだよな」ブンブン

ゼル「ちょ、振り回すなよ危ないな」

キスティス「後、これもあなたのじゃない?」

スコール「え?」

【オダインパングル】

アルティミシア(!?)

スコール「ああ、これもガ兵が持ってたの」

アルティミシア(そ、それは別にいらないんじゃないかな)

スコール(なんだよババア。効果ありと知って今更臆したか)

アルティミシア(それに触れてると力が抜けるんだよ!他の奴に持たせろ!)

スコール(虫コナーズみたいだな)

アルティミシア(私は虫じゃない!)

スコール(うるせえよケダチク。ちょうどいい。ここでハメて試してみようぜ)

アルティミシア(な!?バカよせ!やめろ!)

スコール「よっと」ガチャン

アルティミシア(ぐあああああああああああああ!!!)

スコール「・・・」

アルティミシア「・・・なんだ、何もないではないか」ホッ

アルティミシア「下らん物を・・・やはり人間如きが作った物に魔女の力が抑えられるわけがないのだ」

ゼル「・・・」

アルティミシア「ふん、バカらしい。そんなまがい物に頼るのではお前もまだまだだな」

キスティス「・・・」

アルティミシア「ほら、脱出するのだろう?さっさといけよ。チンタラするな」

セルフィ「ねえスコール・・・」

セルフィ「その人・・・だれ・・・?」

アルティミシア「ん?」

スコール「・・・」

アルティミシア「えっスコール、なんでそんな遠くに?」

ゼル「なんだこいつ・・・」

キスティス「モンスター・・・?ではなさそうね」

アルティミシア「・・・」

アルティミシア「 実 体 化 し て る ! ? 」


アルティミシア「ええっ!?なんで!?」

スコール(もしかして・・・これのせいか?)

アルティミシア「おいスコール!どうなっているのだ!?」

スコール「・・・」

アルティミシア「なんとか言えよ!おいスコール!」ブンブン

スコール「・・・アナタダレデスカー ワタシシリマセーン」

アルティミシア「お前!?とぼけるなよ!?スコール!スコール!」

ゼル「めっちゃ名前連呼してるけど」

キスティス「彼女さん?」

スコール「ガイコクノヒトデスカー ワタシガイコクゴハナセマセーン」

アルティミシア「カタコトになってるんじゃない!戻せ!戻せえええええええええええ!」ブンブン

スコール「・・・」ガチャン

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・

アルティミシア(ハッ!)

ゼル「消えた・・・」

セルフィ「すっごい格好だったね~・・・」

アルティミシア(おいスコール!なんだ今の!?)

スコール(知らねえよ!いきなり出てくるんじゃねえよ!)

スコール(見ろ!なんか変な空気になってるじゃねえか!!)

キスティス「GFかしら・・・」

スコール「そ、そう!GF!今のGFだから!」

スコール「乱入型だから突然沸いてくんの!あれだよあれ!セイレーンの親戚みたいなもん!」

スコール「グロい歌で相手のやる気を削ぐの!いやぁ乱入型っていきなりくるから困るよな!」

アルティミシア(もうお前それ捨てろ!ぞれ呪いのアイテムだろ!)

スコール(つかお前見られちゃったじゃん!この先どーすんだよ!)

アルティミシア(知るかァァァァァァ!だからつけるなと言っただろ!!)

スコール(あのちょんまげ!どこまでも俺の邪魔しやがって!!)

アルティミシア(どう説明するのだ!?時間圧縮が始まったらこいつらみんな私の元へくるのだぞ!?)

スコール(あああああラスボスが俺になっちまうぅぅぅぅぅ!!)

キスティス「とりあえず、脱出しない?」


・D地区収容所上層

ゼル「お前、ラグナになってここへきてねーの?」

スコール(パパはD地区来てないけど俺は中普通に知ってるから)

スコール「・・・きてない」

キスティス「じゃあスコールもここの脱出方法は知らないわけね」

アルティミシア(どうやって逃げるのだ)

スコール(お前、もっかい実体化して俺達を運べ。ムンバに変装して)

アルティミシア(バカかお前!?できるわけないだろ!お前はもう金輪際あのパングルに触れるな!)


スコール(くそ、脱出もあるしその件はおいおい考えるしかない・・・)

アルティミシア(そのいらん事しぃの性格直せよ。いつか身を滅ぼすぞ)

スコール(・・・)

セルフィ「どうするの~」

スコール(えっと、前回は確かこっから出て・・・ああそうだ。自動潜航モードで一気に地上まで降りるんだ)

スコール(なんだ。じゃあ潜るまでここで待機してればいいんじゃん)

スコール「てなわけでとりあえず小休止で」

ゼル「なんで!?」

アルティミシア(下にいけばいいのでは?)

スコール(砂で埋まってるんだよ。自動潜航モードで)

スコール(収容所自体がドリルの形になってんだ。その辺は良く考えてるよな)

スコール(その発想はなかったわって感じ。俺の評価は高いぞ)

アルティミシア(なんのだよ)

セルフィ「下に行けば何かあるんじゃないかな~」

スコール「・・・セルフィたんナイスアイデア!俺も今そう思ってた!」

スコール「おし、下へ行こう!おいゼル。お前はクレーン係だ。ここへ残れ」

ゼル「なんで俺だけ!?」

スコール「動かせるのお前しかいないだろ。あくしろよ」

キスティス「ま、まぁ出口見つけたら迎えに行くから・・・」

スコール(つかよく考えたら下にいろいろアイテムあるじゃん。全部とっとこ)

アルティミシア(寄り道してる余裕あるのか?)

スコール(どうせ潜航するまででれねーんだ。いいんだよちょっとくらい)

ゼル「動かすぜ!みんな乗れ!」

ウイーーーーーーーン ガタン


・D地区収容所 最下層

キスティス「向こうに扉があるわね」

セルフィ「いってみよ~」

スコール(砂まみれになるのいやなんだけど)

キスティス「スコール、開けなさい」

スコール「お前がやれ」

キスティス「重そうな扉じゃない・・・あなたがやってよ」

スコール「マイクロミサイルで吹き飛ばせばいいだろ。このターミネーターが」

キスティス「んもぉ・・・わかったわよ」ガシ

キスティス「んぐぐ・・・やっぱ硬い・・・」

スコール(砂まみれになれ!)

ガチャ!

キスティス「ふう、開いたわ」

スコール(えっ)


セルフィ「ここから出られるかも~」

スコール(あれ・・・まだ潜ってないのか?)

キスティス「あれ、ここ・・・みんなちょっときて!」

スコール「どうしたんだよ」

キスティス「ここ、砂漠だったわよね・・・?」

スコール(!?)


・森林

ザワザワザワ・・・サァァァァ・・・・・

スコール「・・・へ?」

セルフィ「いつのまにだね~」

キスティス「緑化運動でもやってたのかしら」

スコール(なわけねーだろあんなクソ広い砂漠・・・何万年かかるんだよ)

セルフィ「とりあえず奥へ進んでみよ~!」

キスティス「ああっ、ちょっとまってセルフィ・・・」

スコール「・・・」スタスタ


数分後

セルフィ「な~んもないよ~?」

キスティス「行けども行けども、木々ばかりね」

スコール(んなアホな・・・ここは砂漠だ。ガルバディアにこんな樹海ねーよ)

アルティミシア(妙だ・・・スコール)

スコール(なんだよ)

アルティミシア(この森・・・時の流れが感じられない)

スコール「ええ!?」

キスティス「不気味な所ね・・・」

スコール「どゆこと?」

アルティミシア(言葉通りの意味だ。この森には時間そのものがない)

アルティミシア(まるで異空間のような・・・)

スコール「・・・戻った方がいい感じか?」

アルティミシア(長居は無用なのは間違いなさそうだ)

キスティス「参ったわね・・・どこかしらここ」

スコール「・・・とりあえず戻らないか」

セルフィ「ここから出れないのかな~」

スコール「ここを進んでも元の場所には戻れなさそうだ・・・ゼルもいるし・・・」

キスティス「そうね、残念だけど他の脱出方法を考えましょう」


ザワァァァァァァァ・・・・


(・・・・・)


スコール「ん?ババアなんか言った?」

アルティミシア(いやなにも)


ザァァァァァァァ・・・・・・ザァァァァァァァ・・・・・・

ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ!!


全員「!?」


スコール(オイ!なんか明らかに気配があるぞ!?)

セルフィ「だれかいるの~?」

キスティス「しっ!何か聞こえる・・・」


(森に囲まれて、静かにお眠り・・・)


(永遠にね!!!)


グワァッ!


全員「!?」


【エンカウント】カロフィステリ


カロフィステリ「フフ・・・どこから迷い込んできたのかしら・・・」

キスティス「な、何者!?」

スコール「青いババア・・・」

セルフィ「森の主~?」

カロフィステリ「この森に迷い込んでいたが最後・・・木々の養分となりなさい!」


【バイオ】→キスティス


キスティス「きゃっ!」(毒)

セルフィ「せんせ~~~!」

スコール(おいババア、こいつ・・・)

アルティミシア(この森の正体が今わかった)

スコール「やべえ!全員、緊急集合!」

【ジャンクション構成中】

スコール「おし!行くぞ!」

キスティス「この・・・お返し!よ」


【ファイラ】


カロフィステリ「フフ・・・」ニヤ


【リフレク】


キスティス「きゃぁっ!」ダメージ800

スコール「リフレクかけてんのか!」

アルティミシア(ライブラができんな・・・)

スコール「だったら物理だろ!オラァ!」ズバッ!

カロフィステリ「うぐっ!」ダメージ5000

スコール「なます切りにされたくなかったらそこどけよ!青ババア!」

カロフィステリ「ぼうや、中々強いじゃない・・・」

カロフィステリ「おいしそうね、あなた!」

スコール「!?」


【ドレイン】


スコール「おおおおおおお!?」ダメージ1000

カロフィステリ「ごちそうさま・・・」カイフク1000

スコール「こ、この野郎!ドレイン持ちか!」


セルフィ「二人とも大丈夫~!?」

スコール「セルフィたんは下がってて!俺とモルボルがなんとかするから!」

セルフィ「アタシもバトルさせてよ~」

カロフィステリ「ボウヤはちょっと厄介そうね・・・少し大人しくしててもらおうかしら」

カロフィステリ「むん!」


【オールド】→スコール


スコール「おああああああ!!」シワシワシワ

キスティス「スコール!?」

セルフィ「ええっ・・・」

スコール「な、なんだ・・・力が・・・」

アルティミシア(あいつ!こんな魔法まで!)

スコール「なんだよ!俺今何されたんだよ!」

アルティミシア(オールド・・・古代の魔物が常用した失われし魔法の一つ・・・)

アルティミシア(効果はその名の通り・・・)

キスティス「ぜ、絶対食らいたくないわ・・・」

セルフィ「うわぁ~・・・」

スコール「え、なに!?俺どうなってんの!?」

アルティミシア(老化だ!)

スコール「 え え っ ! ? 」


【スコール老化中】


スコール「ふざけんなよお前!?なんちゅうもんかけてくれてんだよ!」

カロフィステリ「ボウヤはおとなしくしててね・・・」ニヤ

スコール「俺はただでさえ老け顔と言われてんだぞ!?こんなもんされたらより一層老けるだろが!」

カロフィステリ「いいじゃない。年相応の顔になって」

カロフィステリ「ダンディな男も素敵よ」

スコール「ふざけんなよ青ババア~~~~~!俺はまだ10代だ!」

スコール「グラス持ってワインくゆらす趣味はないんだよ!これ解けよ!?」

カロフィステリ「この子達をあの世に送ったら治してあげるわ」

セルフィ「あ、アタシちょっとキツイかも~・・・」タジ

キスティス「最悪の魔法ね・・・」タジ

スコール「引くなよ!戦えよモルボル!」

アルティミシア(私も絶対食らいたくないな・・・)

スコール「ああ、マジやべえ・・・力が・・・」ガク


女性陣「・・・(ドン引き)」


スコール「いや・・・助けろよ・・・うわ、白髪が・・・」


カロフィステリ「女性にとっては恐怖の魔法ね・・・」フフ

スコール「こ、このババア・・・」シオシオシオ

キスティス「・・・」タジ

セルフィ「・・・」タジ

スコール「完全に・・・引いてるじゃねえか・・・」

カロフィステリ「この程度でたじろぐなんて、所詮人間ね」

カロフィステリ「隙だらけよ。そら!」


【ストップ】


セルフィ「きゃ!?・・・」ピタァ

スコール「セルフィたん!」

キスティス「しまった!・・・」ピタァ

スコール「おまえもかよ!」

カロフィステリ「やっと二人きりになれたわね、ボウヤ・・・」

スコール「まじかよ・・・きめえんだよ!近寄んな痴女!」

カロフィステリ「ふふ、私は渋めの男性が好みなの」

カロフィステリ「かっこいい男は・・・おいしいのよ」

スコール「・・・それはどっちの意味で?」

カロフィステリ「エサとして」ニヤ

スコール「やっぱお前モンスターだよ!」

カロフィステリ「生気をちょうだいな、ダンディなおじさま」

スコール「俺はまだ10代だ~~~~~~!」

カロフィステリ「 」ガパァ


【ドレイン】


スコール「うああああああああああああ!!」ギュイーン

カロフィステリ「いただきまーーーーーーーーーー・・・!?」


【リフレク】


スコール「・・・あれ」カイフク800

カロフィステリ「なんで!?私の方が吸われて・・・」ダメージ800

アルティミシア(気持ち悪いんだよ。さっきから)


スコール「ば、ババア~~~!」

カロフィステリ「どういう事!?この男の中にもうひとり何かが・・・」

アルティミシア(女性にとって最悪の魔法を使いおって・・・お前は老化された女の気持ちがわからんのか!)

カロフィステリ「なによ・・・私以外の女がどうなろうと知らないわよ・・・」

アルティミシア(それがわからんのならお前は女じゃなくて魔物だ!)

スコール「・・・」コソコソ

カロフィステリ「このおばさん・・・あんた何よ!こんなイケメン君に憑りついちゃって!」

アルティミシア(お前におばさん呼ばわりされる筋合いないんだよ!万単位で歳食ってる分際で!)

カロフィステリ「そこまで行ってないわよ!」

アルティミシア(おまえよか若いんだよ!大体どこの世界に青い肌の女がいるのだ!)

アルティミシア「お前はモンスターだ!レディを気取るな!」

カロフィステリ「このおばさん・・・お前は殺す!」

アルティミシア「待ってろスコール!今回復してやるから・・・な!?」


【オダインパングル】アルティミシアを実体化する


スコール「行ってこい・・・ババア」ニヤ

アルティミシア「お前~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」

ここまで


アルティミシア「ふざけるなよお前!?回復してやるからお前がやれよ!」

スコール「お前も老化しろ・・・一人はイヤだ・・・」

アルティミシア「絶対にいやだ!あんな魔法食らってたまるか!」

アルティミシア「戻せよ!?そのパングル外せ!今すぐ外せ!」

スコール「あー老化で耳が遠いー」

アルティミシア「~~~~~~~~~!」ピキピキ

スコール「ドキッババア同士の醜い対決・・・実況はワタクシスコール・レオンハートがお送り致します・・・」

スコール「ポロリは・・・いらないですね・・・」

アルティミシア「老化中でも動けるだろ!?せめて手伝えよ!」

カロフィステリ「そうね、一人は寂しい物ね。このおばさんも・・・」

カロフィステリ「醜く老いなさい!」

アルティミシア「ひぃぃぃぃ!くらってたまるか!とぉっ!」バッ!


【隠れる】


スコール「逃げんなよ・・・」

カロフィステリ「おのれおばさん・・・」


ザザザザザ・・・・・


カロフィステリ「どこへいった!?」


【ファイガ】


カロフィステリ「!?」(反射)

スコール「い!?」


チュドォォォォォン!


スコール「おあああああああ!」

アルティミシア「あ、すまん」

スコール「老人労われよ・・・ババア・・・」ダメージ3000

カロフィステリ「そこか!」


【オールド】


アルティミシア「!」(隠れる)


カロフィステリ「影からこそこそと・・・隠れたって無駄よ!お前の魔法は効かないわ!」

カロフィステリ「諦めて老い朽ちていきなさい・・・」

スコール「おい青ババア・・・お前もしかして、魔法タイプか?」

カロフィステリ「そうよ・・・かつての勇者共は私の魔法を恐れてこの森に封じた・・・」

カロフィステリ「ふふ、魔法に関しては私が一番、私は魔女よ!」

スコール「・・・お前、死んだわ」

カロフィステリ「は!?」

スコール「あのババアに魔法で勝負を挑むとは・・・なんて命知らずな」

カロフィステリ「何を言っている!あんな隠れるしか能がないおばさんに何ができる!」

スコール「本物の魔女の力、堪能してこいよ」


【メイルシュトローム】


ギュルルルルル・・・オオオオオオ!!


カロフィステリ「ああああああああ!」ダメージ60%

スコール「ババアーーーー!俺を巻き込むんじゃねえぇぇぇぇーーーー!」ダメージ60%

アルティミシア「隠れてるからよく見えないんだよ!」

スコール「いいだろ後で回復すれば!おとなしく老化しろよ!」

アルティミシア「いやだね絶対!一人で不能になってろ!」

スコール「このババアはマジで・・・」

カロフィステリ「おのれーーーーーー!」


【バイオ】


アルティミシア「!」ガキン


【リフレク】


スコール「ぎえええええええええ!」(老化+毒)

スコール「お、お前・・・わざとだろ・・・」

アルティミシア「反射先にいるお前が悪い」

スコール「俺一歩も動いてねーよ・・・あ・・・まじやべ・・・そろそろ無理」ガク

カロフィステリ「はやくしないとこの男が死ぬわよ!」


アルティミシア「・・・」ザ


カロフィステリ「あら、観念したのかしら」

アルティミシア「おまえ、そんなに強くないな」

カロフィステリ「あ?」ギロ

アルティミシア「相手の魔法はリフレクで反射、そして自分はステータス異常系魔法でじわじわと能力を低下させるか」

アルティミシア「ライブラを使うまでもない。陰湿な老婆の使いそうな戦法だ」

カロフィステリ「なんですって・・・」


アルティミシア「何が魔女だ。お前はちょっと魔法が得意なだけのモンスターだろ」

アルティミシア「どうせ封印されたのもたまたま巻き込まれたとかそんなんだろ。お前如きシラフで十分倒せるわ」

カロフィステリ「だったらやってみろォォォォ!」ビキ

アルティミシア「・・・」ス


【ファイガ】


カロフィステリ「うがあああああああ!」ダメージ6000

カロフィステリ「なんで!?リフレクしてるのに!?」

アルティミシア「魔法の法則その1、リフレクは反射魔法までは防げない」

カロフィステリ「キィイィーーー!」

カロフィステリ「・・・もがっ!?」

アルティミシア「魔法の法則その2、沈黙状態では魔法は使えない」


【サイレス】


カロフィステリ「・・・!」(沈黙)

アルティミシア「この場合沈黙状態でもお前に物理攻撃の類の技があれば問題ないのだが・・・」

カロフィステリ「・・・!」(沈黙)

アルティミシア「ないんだな」


【ディスペル】


カロフィステリ(私のリフレクが・・・)バリーン

アルティミシア「さてと、じゃあ・・・」


【トリプル】


カロフィステリ(なにその魔法!?)

アルティミシア「どれでトドメを刺そうか」

スコール「メ・テ・オ!メ・テ・オ!」

アルティミシア「おっけぃ」キュィィィィン

カロフィステリ「~~~~~~~~~~!」


アルティミシア「遺言はないか」

スコール「いやそいつ今沈黙だから」

アルティミシア「なるほど、ないんだな」

カロフィステリ「~~~~~~~~!」ジタバタ

アルティミシア「さてと・・・」

スコール「グッバイ青ババア!」グッ!

カロフィステリ「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」


【メテオ】×3

3481
3842
4769
2246
3389
4273
2463
3739
2743
4212 

×3


カロフィステリ「ぎええええーーーーーーーー!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・ボォン


アルティミシア「魔法の法則その3、魔女の魔法は威力が5倍だ」キリ

スコール(土下座しといてよかった~・・・)


テッテレレテーレーレテッテレー♪


アルティミシア「・・・」

スコール「はやく回復しろよ・・・パワートゥーザピーポーみたいになっちまうだろ・・・」

アルティミシア「・・・むん!」グイ

スコール「!?」

アルティミシア「もうやはりお前にこれは預けてられん!没収だ!」チャリ

スコール「あ~~~!返せよババア!俺のパングル!」

アルティミシア「お前に預けていたら事あるごとに呼び出されるだろ!ふざけるな!」

アルティミシア「パングルはこの女教官に預けておく!いいな!」

スコール「よかねーよ!またあの青ババアみたいなのが出たらどうすんだ!」

アルティミシア「自分でなんとかしろ!」

スコール「ああっ!臭い息に・・・返せ、返せ~~~~~~~~~!」


・D地区収容所 下層

スコール「ひどい目にあった・・・」

アルティミシア(それを言うのも二回目だな)

キスティス「なんだったのかしらあれ」

セルフィ「地下施設って奴~?」

スコール(いや、多分もう)グイ

ザザザ・・・ドサァ・・・・

スコール(・・・消えたな)

アルティミシア(どこかに繋がってしまったようだな)

スコール(おかしいと思ったんだよこんな砂漠にあんな樹海なんて)

ドガガガガガ! バン!バン!

キスティス「銃撃音?」

スコール(あっ忘れてた)

セルフィ「派手にやってるね~」

アルティミシア(もしかして)

全員「ゼル!」

キスティス「急いで戻りましょう!」

スコール(いやアイテム回収がまだ)

アルティミシア(はやくいけよ!)


ゼル「ぐあっ!」

看守「手こずらせおって・・・」

ゼル「や、やべえ・・・」

スコール「ゼル~~~~~~~~~!」

ゼル「スコール!」

ダダダダダダダダダッ!!

看守「!?」

スコール「ショラッ!」ドロップキック

ゼル「へぶしっ!」バキィ

スコール「あっ間違えた」

アルティミシア(わざとだろ・・・)

看守「ひぃっ!黒ジャン野郎・・・」

スコール「・・・」

看守「あわ、あわわわわ・・・」

アルティミシア(ものすごい恐れられてるな)

スコール「・・・・後ろ」


看守「!?」

バチィン! ブォォン!

看守「はぎゃっ!」

キスティス「ゼル!」

セルフィ「無事だったんだね~」

スコール「手加減したつもりだが」

アルティミシア(お前何もしてないだろ)

ゼル「スコール!ありがと~~~~!」ユサユサ

スコール(ほら、俺に感謝してるじゃん)

アルティミシア(バカだ・・・)

ゼル「スコール~~~~~~~!」ユサユサ

スコール「・・・」

コンッ

スコール「触んなよチキン」

ゼル「 」ヒリヒリ

セルフィ「もう一人でたったと行っちゃうんだから~そんなにゼルが大事?」

ゼル「スコール・・・」

アルティミシア(どうせお前の事だから)

スコール(先に言って階段下でぱんちゅを・・・)

アルティミシア(だと思ったよ・・・)

ドガガガガガガガ!!

全員「うわっ!」

ゼル「これじゃ身動きとれねーぜ!」

スコール「よしゼル、自爆コマンド付けて特攻してこい」

ゼル「ええっ!やだよ死んじゃうじゃん!」

スコール「バラムにお前の銅像建ててやるから」

ゼル「生贄かよ!」

アルティミシア(この状況、どうするのだ)

スコール「いーのいーの。ここで助っ人が入るから」

アルティミシア(・・・?)


ぎゃっ! うわっ! ぐわぁーー!


スコール「あーあ。着やがった」


バゥン! バゥン! クルクル ジャキ


アーヴァイン「・・・」ニヤ

全員「アーヴァイン!」

スコール「このキザな登場がむかつく!」


アーヴァイン「・・・」スタスタスタ

キスティス「た、助けにきてくれたのね・・・」

セルフィ「ありがと~」

スコール(実は一回見捨てようとしたんだよなこいつ)

アルティミシア(えっ)

スコール(俺らがD地区に捕まったって聞いてヘタレたんだよ)

スコール(最初それをしった時はもうほんと・・・)ワナワナ

アルティミシア(いいだろ実際助けに来たんだから)


「なに格好をつけて・・・」


スコール「そして・・・」

ゼル「もう一人いる!」


「いるのだ!」


ゲシッ!


アーヴァイン「はわっ!」ドンガラガッシャーン


スコール「!?」

アルティミシア(おいあいつ!)

全員「ええっ!」




イデア「・・・」コォォ




全員「イデア!?」

スコール(いやリノアは!?)


看守「撃ち方やめ!あの方は・・・」

看守「イデア様!?」

キスティス「な、なぜ・・・」

セルフィ「魔女が~」

ゼル「おいキザ野郎!どういう事だよ!」

アーヴァイン「 」ピヨピヨ

ゼル「伸びてんなよ!?」

スコール「おぃぃぃぃ!なんでお前がここにいるんだよ!?」

イデア「む・・・貴様はあの時の」

スコール「なんでお前がアーヴァインと組んでるんだよ!リノアはどうした!」

イデア「リノア・・・?」

スコール「答えろよ!?」

イデア「・・・はぐれた」

スコール「はぁ!?」

イデア「いきなりどこかへ消えてしまってな。仕方がないからたまたまいたこいつに道案内を頼んだ」

アーヴァイン「 」ピヨピヨ

スコール「断れよ!?」

イデア「親切な奴だ・・・」クックック

アルティミシア(トドメを刺しに来たのか!?)

スコール「だからなんでここにいるんだよ!?俺らを今度こそやっちまおうってのか!?」

イデア「何って、里帰りに来たのだが」


全員「 は ぁ ! ? 」


スコール「お前D地区出身なの!?」

イデア「いや、別にここではないが・・・」

キスティス「ねえもしかして・・・」

セルフィ「さっきの森~?」

イデア「ここも変わったな」

スコール「あの森はこいつのせいか・・・」

アルティミシア(さ、里帰り・・・)

イデア「で、お前等こそなぜここに?」

スコール「しらばっくれるな!お前にやられてとっつかまったんだよ!」

スコール「魔女暗殺計画ここで続きをやってやろうかゴルァ!」

ここまで


イデア「脱走はいいのか?」

スコール「関係ねえよ!」

ゼル「いや関係あるから!」

セルフィ「はやくここから逃げないと~」

イデア「ここはドリル状になっていてな、すでに潜り始めているそうだ」

イデア「速くしないと埋まってしまうぞ」

スコール「しっとるわ!」

アルティミシア(スコール、悔しいがそいつの言う通りだ。速くしないと脱出が・・・)

スコール「ぐぬぬ・・・」

イデア「しかし時がたっても草木一本生えぬとはな・・・さすが我が力よ」

スコール「・・・あ?」

イデア「砂漠がな。ふふ。懐かしい」

イデア「あの老人には・・・肝を冷やされたものだ」

スコール「・・・どういう事だよ」

イデア「この土地はかって大森林だった・・・」

アルティミシア(さっきの樹海か!?)

イデア「ふふふ、まぁ似たようなものだな」

イデア「しかし全ては燃やし尽くされる事になる・・・」

スコール「この砂漠お前がやったのか!?」

イデア「この場所にこのような場所があるのは、なんとも奇妙な因果よ・・・」

スコール「このくそでかい砂漠が・・・」

アルティミシア(信じられんな・・・)


スコール「・・・お前、マジで何しに来たんだよ」

イデア「世界を我が物に・・・それが我が野望よ」

スコール「中身は違ってもイデアはイデアだな・・・」

アルティミシア(世界は私の物だ!ぽっと出の分際ででしゃばってくるんじゃない!)

スコール(土下座の事は黙って置こう)

イデア「少し堅苦しいなここは」

スコール「・・・なんでSeedの事を知りたがるんだよ」

イデア「seed?」

スコール「サイファーに命令しただろお前!俺にSeedの事を聞き出せって!」

イデア「ああ・・・単にSeedとはなんだと思っただけだ」

イデア「訪ねた瞬間どこかへ走り去っていったな。サイファーが何かしたのか?」

スコール(じゃあやっぱり拷問いらねーじゃねえか!あの野郎!)

アルティミシア(張り切っていただけか)

イデア「里帰りの邪魔をしないでもらえないか」

スコール「うっせえよ!世界征服とか俺らの前でほざいといて無事で済むと思うなよ!」ジャキ

アルティミシア(スコール!)

キスティス「だ、脱出が・・・」

スコール「お前等先に言ってろ!俺は今度こそこのババアをぶち殺してやるわ!」

スコール「世界は俺のもんだ!横取りすんな!」

アルティミシア(それも違うからな!?)

全員「 ス コ ー ル ! 」

イデア「また串刺しにされたいのか・・・」

スコール「こいや貝殻ババア!」


【エンカウント】イデア


イデア「こりない奴だな・・・」

スコール「うっせえよ!お前倒してガーデン戦前に終わらせてやるわ!」

アルティミシア(時間の猶予はないんだぞ!?)

スコール「ババア!あいつがなんかの魔法使ったら即座に教えろ!いいな!」

スコール「うおるァァァァ!」ズバッ!

イデア「むん!」プロテス

スコール「オラオラオラオラーーーーーーーー!」

イデア「お前は学習能力がないのか・・・」

【ブリザド】

スコール「どあったぁ!」ダメージ100

スコール「この、またこんなカスみたいな魔法で!」

イデア「だからごり押しはやめろと何度も言ってるだろ」

スコール「うっせえぇぇぇぇ!説教垂れんな!!」

スコール「ウラァァァァァ!」

イデア「まぁ、その闘志だけは認めよう」

ガキィン!ガキィン!ガキィン!

イデア「・・・」

スコール「ババア!あいつの動きはどうだ!?」

アルティミシア(いや、まだ魔法は何も使っていない)

スコール「本当だな!?だったらここで決めちまうぜ!」

【オーラ】

スコール「連続剣くらえやァァァァァ!」

イデア「それは少々危険だな・・・悪いが、対なる魔法を作らせてもらった」

スコール「!?」


【カーズ】特殊技を封じる


アルティミシア(こ、これは!)

スコール「こ、こいつ!カーズだけ抜き出しやがったのか!」(呪)

イデア「すでにあるものだから精製は簡単だったぞ?」

スコール「余計なマネしてんじゃねーよ!」

アルティミシア(簡単な物とはいえ。魔法精製まで・・・)

スコール「だったら魔法だ!ババア!」

【リフレク】

スコール「か~ら~の~!」

【フレア】


ゴポポポポポ・・・ボォォォォォォン!!


スコール「ハッハッハーーーー!さっきババアがやった反射不可魔法だ!」

スコール「これには以下にお前でも対応しきれまい!!」

イデア「ぐぅ・・・」ダメージ6000

スコール「オルアァ!」ズバッ!

イデア「ぐおっ」ダメージ3000

スコール「いける!今度こそ!」

アルティミシア(無抵抗なのが逆に不気味だが・・・)

スコール「関係ねーよ!トドメだ!」

スコール「とりゃァァァァァ!」

イデア「・・・」



ズバッ・・・・!









全員「 ス コ ー ル ! 」


スコール「・・・・えっ」

アルティミシア(こいつら、まだ脱出してなかったのか!)

スコール「お前等まだいたの!?はやく脱出しろよ!」

アルティミシア(ハッ!スコール前!)

イデア「・・・」

スコール「あ、あれ、確実にやっただろ・・・」

ゼル「お前まだ何もしてねーよ!」

キスティス「スコール、時間がないわ!はやく行きましょう!」

スコール「いや、しこたま切り刻んで・・・え?」

スコール「つかカーズ消えてるし・・・なんで?」

アルティミシア(???)

イデア「はやく脱出した方がいいと思うがね」ポンポン

スコール「お前何した!?」

イデア「お前のその闘志、あのじじいを思い出した」

イデア「里帰りもしてみるものだな。懐かしかった。礼を言おう」

スコール「何したんだっつってんだよ!」


イデア「その魔女に聞け」

スコール「ババア!?一体何が起こった!」

アルティミシア(・・・時間が巻き戻った)

スコール「ええっ?」

アルティミシア(時間が巻き戻ったんだよ!戦闘前に!)

スコール「 ま じ か よ ! 」

スコール「そんなのアリか!?」

アルティミシア(私以外にこんな魔法を使える奴がいたとはな・・・)

イデア「もう少し戦術を練ったらどうだ?」

スコール「~~~~!」ピキピキ

アルティミシア(あんな事をされたらいくらダメージを与えても・・・)

スコール「え、永遠に終わらないじゃねえか・・・」

『潜航開始 5分前』

イデア「はやく行った方がいいんじゃないのか?」

セルフィ「スコール~!」

スコール「・・・おい貝殻!こんな魔法使ったらお前も俺を永遠に倒せないんだぞ!?」

スコール「いいのかそれで!?俺は何度でもリベンジしにくるぞ!?」

イデア「別に問題ないが」

スコール「何でだよ!」

イデア「お前らはハナから眼中にない」

スコール「・・・」ピキッ

スコール「 こ ろ す ! ! 」

ゼル「もういいってスコール!ここは一時撤退だ!」ガシッ

キスティス「脱出が優先よ!」

スコール「は、はなせチキン!ああまで言われて黙ってられるか!!」

スコール「お前は殺す!絶対殺す!その汚い貝殻を脳みそごとかち割ってやる~~~~~~~!」ジタバタ

ゼル「もういいから!スコールいい加減にしろ!」

セルフィ「相手してる場合じゃない~」


イデア「忘れ物だ」ポイ

スコール「うわっぷ!」ボス

アーヴァイン「 」ピヨピヨ

イデア「ではさらばだ。・・・NEET?」

スコール「 S E E D だ ボ ケ ェ ! 」

イデア「覚えにくい」

アルティミシア(お前・・・忘れないからな!?)

イデア「そもそもお前は誰だ・・・覚える以前の問題だ」

イデア「奇抜な格好をしていたら覚えてもらえると思うな。モンスターとしか思えん」

アルティミシア(お前に言われたかないんだよ!!)

イデア「まあなんとか覚えておこう・・・悠長にしゃべるゴブリンよ」

アルティミシア(ゴ、ゴブリン・・・)ピキ

アルティミシア(誰がゴブリンだァァァァァ!訂正しろ!このアンモナイトが!!)

イデア「・・・」

ゼル「スコール!もう時間がねーよ!」ズリズリ

キスティス「この・・・じっとしなさい!」グググ

スコール・アルティミシア( い つ か 絶 対 こ ろ す ! )


・D地区収容所 上層

アーヴァイン「んん~・・・・」ムク

スコール「ころす~~~~~!絶対あいつは殺す~~~~~!」

アルティミシア(あいつ!本当ムカツク!なんだあの無礼者は!!)

スコール・アルティミシア(キィ~~~~~~~~~!!)ジタバタ

アーヴァイン「ど、どったの?」

ゼル「なんか魔女に言われたらしい」

キスティス「アウトオブガンチューって言われてたわね」

アーヴァイン「あら~」

スコール「ムキーーーーーーー!」プンスカ

ムンバ「ラグナ!」

スコール「・・・あ?」

ムンバ「ラグナ、オカゲ!ナカ、コンラン!ミナ、ニゲルルルル!」

アルティミシア(所でこいつらは何故ラグナの名を?)

スコール(親子の伏線)

アルティミシア(そ、そうなのか・・・)

スコール「俺からラグナの匂いがするらしい」

ムンバ「ラグナ!」

『リネームカード』を手に入れた

ムンバ「感謝、感謝!」

スコール「いらね・・・」

ムンバ「チカミチ、ツクルルル!」

アルティミシア(近道?)

スコール「これなんだったっけな・・・フロアへの近道だったはずだ」

アルティミシア(今更戻るのか?)

スコール「なわけねーじゃん流れ的に。正直使った事無いわ」

セルフィ「みんなありがとね~」

スコール「次はもっと使えるアイテム持ってこい」


・最上層

ゼル「お~外に出たぜ!」

スコール「まだ埋まってないのか」

ゼル「なんだこりゃ!これじゃ外出ても意味ねえじゃねえか!」

アーヴァイン「僕が入ってきたときはちゃんと入れたんだけどね~」

スコール「だりーなはやく埋まれよ」

キスティス「とりあえず向こうの建物に行きましょう」


タッタッタッタッタ・・・

スコール「・・・」ピタ

アルティミシア(どうしたスコール)

コォォォォォ・・・・・・・

スコール「この砂漠が・・・元々樹海だったんだぜ」

アルティミシア(それか・・・)

スコール「信じられんわ。何者だよあの貝殻」

アルティミシア(古代の魔物というには。少々度が過ぎているな)

スコール(なんかその辺しらねーのかよ)

アルティミシア(魔法はわかるが地理までは・・・)

スコール「・・・だりぃ~」
 

待てー!


スコール「ん?」

ビックス&ウェッジ「待て脱走者!ここから先は行かせん!」

スコール「ああ、忘れてたわ」

アルティミシア(たしか電波塔の・・・)

スコール「お~いみんなちょっときて~!」

スコール「ドローの炊き出しがきたぞ~」

ビックス「何が炊き出した!」

ウェッジ「僕らあんたのせいで降格になったんすよ!?」

スコール「知らんわ。お前等がヘマするからだろ」

スコール「軍人の癖によえーのが悪い。キロスを見習えキロスを」

ビックス「ぐぬぬ・・・」

ウェッジ「とにかくここからは逃がしません!」

スコール「どんだけ舐めプやれば対等に戦えるんだろう・・・」ジャキ

アルティミシア(舐めプはいいからさっさと戦え)


【エンカウント】ビックス&ウェッジ


スコール「全員粗方吸った?」

全員「おっけ~」

スコール「ヘイストゴチ!」

ビックス「また・・・降格だ・・・」ボロ

スコール「つか少佐から二等兵って落ちすぎじゃね」

ウェッジ「ガルバディア軍は厳しいんす・・・」ボロ

スコール「そもそもお前等工兵だろ。戦場でんなよ」

スコール「上層部の配置ミスだな。上がアホだと大変なのは俺もわかるわ」

スコール(だからと言って手加減しないけど)

ビックス&ウェッジ「うう・・・」

スコール「あの貝殻ババアに言っとけ。今度はお前の耳飾りを焼き尽くしてやるってな」

アルティミシア(もいういいだろ。はやく終わらせろ)

スコール「んじゃまぁ乙!」ザシュ


テッテレレテーレーレテッテレー♪


スコール「万能薬8個も落としやがった」

アルティミシア(胃薬に使っているのか?)


ビックス&ウェッジ「・・・」


ゼル「おーいスコールはやくこいよー!」

スコール「んじゃまぁいくか」

スコール「・・・カードパクっとこ」ゴソゴソ

アルティミシア(はやくいけ!)

スコール「・・・」スタスタ

ビーーーーーーーーーーーーーーーッ!

スコール「!?」

グォォォォォォ・・・ギュルルルルルル!!

スコール「やっべえ!始まった!」

アルティミシア(ちんたらしてるからだ!)

スコール「あれ、まだ時間あったろ!?」

セルフィ「スコール~!」

キスティス「走りなさい!!スコール!」

スコール「ハッ!」

ビックス「いい気になりおって・・・簡単に逃がすと思うなよ!?」ポチ

ガタンガタンガタン ウィィィィィィィィン!!

スコール「ちょ、床はやい!動くの速い!」

ビックス「潜航スピードを最大に上げてやった・・・」ニヤ

スコール「てめえーーーーーーーーー!!余計なマネしてんじゃねえーーーーーーーー!!」


アルティミシア(走れ!)

スコール「ああああああああ!!」ドダダダダダダ

グオオオオオオオオオオ!!

スコール「はやすぎるわ!こんなランニングマシンあったらみんな即座に痩せるわ!」

アルティミシア(ま、間に合わない)

スコール「お・・・とりゃァっ!」ガシ

プラ~ン

スコール「エルード!エルード!」カチカチ

ギュルルルルルルルルルルルルル!!

スコール「潜るのはっや!無理!間に合わない!」

アルティミシア(急げ~~~~~~~!)

スコール「握力ゲージが~~~~~!」

アルティミシア(そんなものないだろ!)

ゼル「スコール掴まれ!」

スコール「遠いわ!手伸びろダ○シムみたいに!」

アルティミシア(いくら格闘家だからといって・・・ハッ!)

アルティミシア(スコール!地面が!)

グォォォォォォォォ!!

スコール「あああああああああ詰んだァァァァァァァ!」

ブオオオオオオオオオオオオオオ!!

スコール「プレリュードォォォォォォォヤダーーーーーーーーーーーーー!!」



フッ




ガシ



スコール「・・・?」



リノア「スコール無事?」



全員「リノア!?」


リノア「間に合ったねっ!」

スコール「・・・リノア、会いたかった」

リノア「え、やだこんな所で」ポ

スコール「オルァッ!」ガシ

リノア「!?」

【腕ひしぎ十字固め】

リノア「あだだだだだだだ!」

スコール「ワーーーハハハハ!お前も落ちろ!というかお前だけ落ちろ!」

スコール「完璧に決まっているぞ!?これではお前も簡単に解けまい!」

リノア「いたーーーーーーーい!スコールタップ!タップ!」パンパン

スコール「よくもこんな場所に送り込みやがって!腕へし折れろカスがぁ!!」グググ

セルフィ「スコール何やってんの?」

キスティス「なんかしがみついてるように見えるけど」

スコール「地面にタップしてろ!この諸悪の根源が!!」

リノア「いーーーたーーーー・・・」


リノア「イッッッ!!」


ブォォン!


スコール「い!?」ブオ

ゼル「スコールが飛んでくる!」

キスティス「キャッチして!」

アーヴァイン「おわっとぉ!」

スコール「り、リノアァァァァァァァ!!」

ドンガラガッシャーン

ゼル・スコール・アーヴァイン「 」ピクピク

アルティミシア(ウィンディゴ並みのパワーだな・・・)

リノア「みんな!助けにきたよ!」

セルフィ「リノア~~~~~!」

キスティス「よく無事で・・・」

リノア「説明は後、とかく中に入って!」

リノア「ダッシュダッシュ~~!」


ギュルルルルルルルルルルルッ・・・・・・・・・・ボボォォォォォォォォン・・・・・・・・

ここまで


スコール「ハッ!」


・D地区収容所 ガレージ

スコール「・・・」

アルティミシア(無事か?)

スコール(あのバカ力め・・・)

リノア「今のって結構危なかったよね」

スコール(お前の存在そのものが危ないんだよ)

キスティス「とにかくここを離れましょう」

スコール(くそぅ。またもや抹殺チャンスが)

アルティミシア(卑怯なマネは通用しないようだな)

スコール(このクソアマが・・・)

ゼル「車が二台あるぜ」

セルフィ「あたし、こっちの黄色いのに乗る!」

キスティス「じゃあ私もこっちに乗るわ」スタスタ

スコール「じゃあ俺も」スタスタ

アルティミシア(お・ま・え・は・こっちだろ!)

スコール(ぬあっ!なんでだよ!?)

アルティミシア(流れ見ろよ。どう考えても男女別だろ!)

スコール(しるかァァァ!そんなルールねぇよ!)

スコール(じゃあバトルメンバーを男女に分けないといけないのか!?んなわけあるか!)

スコール(男女差別してんじゃねえぞババァ~~~~~!)

リノア「う~んじゃあアタシも」

スコール「リノア!?てめえ~~~~~!」

リノア「・・・」ニヤ

アーヴァイン「じゃあ僕らはこっちだね」ジュル

スコール「よだれを垂らすな!ホモ野郎!」

ゼル「も~なんでもいいからはやくしようぜ」

ブロロロロ・・・・・・


・ディンゴー砂漠

アルティミシア(なんとか脱出できたな)

スコール(あの貝殻ババアめ・・・覚えてやがれ)

アルティミシア(時にスコール、あの目玉の事だが)

スコール(目玉?ああ、あの地属性の)

アルティミシア(次元のはざまという言葉・・・聞き覚えがあるだろう)

スコール(・・・ない)

アルティミシア(いやあるだろ!ギルガメッシュだよ!)

スコール(あ~なんかそんな事言ってたな)

アルティミシア(あの古代の連中、ギルガメッシュなら何か知っているのではないか?)

スコール(でもあいつはリノアが・・・)

アルティミシア(なんとかしてギルガメッシュを救出せねばな)

スコール(う~ん。どうやってやるんだよ)

アルティミシア(パングルだ。あれをリノアにハメる事ができればあいつは解放されると思うが)

スコール(エンギドゥどうすんだよ)

アルティミシア(情報を聞くだけだ。聞くだけ聞いたらギルガメッシュを返してやればイイ)

スコール(結局返すんじゃねえか)

アルティミシア(仕方ないだろ。ギルガメッシュが自分の意志でジャンクションされているのだから)

スコール(思い切り脅迫だけどな)


キキィーーーー


スコール「何だよ」

キスティス「魔女がガーデンをミサイルで攻撃するんですって!?」

リノア「うん、ダディの部下の人から聞いたの」

スコール(ウソつけ。本人から直接だろ)

アーヴァイン「僕もそれ聞いたよ~。どこからからガーデンの情報もらったみたい 」

ゼル「誰からだよ!」

キスティス「ガーデンにスパイが・・・?」

スコール(サイファーから聞いたのかな)

アルティミシア(お前だろ!全部ゲロしてた癖に!)

スコール「・・・」ポン

アルティミシア(納得してるんじゃないぞ全く・・・ほら、仕切れよ)

スコール「・・・俺達に出来る事は可能な限り早くガーデンに戻って危険を知らせる事だけだ」

キスティス「そうね・・・急がなきゃ」

ゼル「ガーデンがなくなるとか、オレやだぜ!?」

スコール(俺としてはなくなってもらった方が借金が・・・)

アルティミシア(この極悪人が・・・)


セルフィ「ミサイル発射妨害!ミサイル発射阻止!」

スコール「そうだ!ミサイル断固反対!ミサイル基地を素粒子一つ残さず壊滅してやれ!」

ゼル「ガーデン戻れよ!?」

アルティミシア(二手に分かれるのか?)

スコール(あ~めんどくせ。バラムガーデンとかどうでもいいわ)

アルティミシア(お前・・・自分の育った場所だろ)

スコール(いやだってさ、ガルバディアのミサイルなんてたかが知れてるし)

スコール(今から全力で戻って紛争イベント全スルーして速攻メタボボコってMD層まで垂直落下で終了だ)

スコール(途中でカードやってても余裕で釣りがくるね)

アルティミシア(移動する事を知られているのだぞ?)

スコール(アルケオダイノスでも盾にしてればいいだろ。ガルバディアのミサイルなんざよ)

アルティミシア(どこから来るのだその余裕は)

リノア「ミサイルなんとかするぞ作戦実行?セルフィと作戦会議?」

スコール(永遠に作戦会議してたいね。セルフィたんと)

アルティミシア(ミサイル着弾するだろ)

スコール「セルフィたん・・・」

セルフィ「あたしトラビアから転校していたばっかりなんだよ!」

スコール「・・・」

セルフィ「だからトラビアガーデンがピンチだって聞いて黙ってるわけにはいかないのよ!」

アルティミシア(うむ・・・自分の故郷のピンチ、。なんとかせねばなるまいな)

アルティミシア(お前とは大違いだな。ええ?)

スコール(かわいい・・・)

アルティミシア(聞けよ・・・)

セルフィ「だからはんちょ、お願いっ!ミサイル基地潜入作戦!メンバー決めて~」

スコール「そんなの俺とセルフィの二人っきりに決まってるじゃん」

アルティミシア(お前はバラム戻れよ!?)

スコール「えっなんで?」

アルティミシア(なんでって、お前班長だろ?)

スコール(別働隊だっつってんだろババア。バラムにはモルボル返しときゃいいだろ)

スコール(なんならバラム帰還組を妨害してやりたいくらいだね。借金的に考えて)

アルティミシア(セルフィ見習えよお前)

キスティス「スコール、班長なんだからメンバーを決めて」

スコール(だから俺とセルフィの二人っきりだって)

アルティミシア(・・・おいスコール)

スコール「あ?」

アルティミシア(あれ・・・・)

スコール「ん?」


シュゴオオオオオオオオオオオ・・・・・・・・・・・・・・・


アーヴァイン「あのさ・・・ターゲットは最初がトラビアで次がバラムだって聞いたよ」

セルフィ「うそ・・・」ガク

スコール( わ す れ て た ! )


スコール(しまったァァァァァァ!バラムの事しか考えてなかったぁ!!)

アルティミシア(覚えてろよ!わかっててメンバー決めてたんじゃなかったのか!?)

スコール(いやだってトラビアとか俺しらねーし!影薄いんだよあんな田舎ガーデン!)

アルティミシア(私は覚えてたぞ!?なんてったって私がそうさせたんだからな!)

スコール(じゃあお前のせいじゃねえか!)

アルティミシア(今回はあのアンモナイトだろ!!わかってて話を進めていると思ってたわ!このバカモノが!)

スコール(やべェェェェェ!ガーデンはどうでもいいけどセルフィたんが・・・)

スコール「ハッ!」

セルフィ「ごめんな、トラビアのみんな。あたし、なんもできひんかった・・・」

セルフィ「せやけど、みんな無事におってや。また会えるやんね」

セルフィ「会えるやんね・・・」ショボーン

アルティミシア(な、なんだ?急に言葉づかいが・・・)

アルティミシア(あっトラビア弁って奴か。あの地方独特の・・・ほぉほぉなるほど・・・)チュートリアル

スコール「・・・」

アルティミシア(アホが。お前がちんたらしてるせいでミサイルが発射されてしまったではないか)

アルティミシア(お前の様な奴についていくセルフィが可哀想だ。反省しろ黒ジャンが)

スコール「・・・」

アルティミシア(聞いているのか?ド忘れファーコート野郎)

スコール「 ワ ン チ ャ ン 到 来 き た で ! 」

全員「!?」

アルティミシア「 」ビクッ

スコール「セルフィィィ!諦めたらあかんで!諦めたらそこで試合終了やで!」ガシッ

セルフィ「えっ」

スコール「心配しなくてええんゃで!わいがなんとかしたるさかい!」

セルフィ「ええっ!?」

スコール「ミサイルなんて撃ち返してやればええんや!」

セルフィ「そんなんできるん!?」

スコール「わいにまかせとき!」

セルフィ「ていうかなんでトラビア弁なんスコール」

スコール「わいに不可能はないんやで!」

セルフィ「そ、そーなんや」

スコール「 せ や な ! 」

アルティミシア(いつ覚えたんだよ)

スコール「おっしゃーーーー!やったるでーーーーー!」ダダダダダ

アルティミシア(あ、おい!?どうするつもりだ!オイ!?)


ゼル「おいどこいくんだよ!!」

スコール「きええええええええーーーーーーーーーー!!」ダダダダダ

【ヘイスト】

スコール「オオオオオオオオオオ!!」ダダダダダダ

アルティミシア(お、お前まさか!)

スコール(好感度アップチャーーーーンス!)

アルティミシア(迎撃するつもりか!?)

スコール「 せ や な ! 」

アルティミシア(なんてナチュラルなトラビア弁を・・・いやというより、どうするつもりだ!?)

スコール「ヘイストで助走をつけつつの~~~~~~・・・・・・」グググ

スコール「 い っ て こ い ! 」


ブォォン!


【バハムート】


ペカーーーーーー!!

ゴゴゴゴゴ・・・バサァッ!


アルティミシア(そうか、メガフレアで迎撃か!考えたなスコール!)

スコール「えっ」

アルティミシア(えって、違うのか!?)

スコール「 せ や な ! 」

アルティミシア(それはもういいから)


バハムート「グオオオオオオオオ!」バサァッ!


アルティミシア(しかしバハムートなら・・・)

スコール「ゆけ!竜王バハムートォ!そのミサイルを・・・」

スコール「 お 前 が 代 わ り に 浴 び ろ ! 」

アルティミシア( そ っ ち ! ? )


シュゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


バハムート「!?」


カッ!


バハムート「ギエエエエエエエーーーーーーーーーーーー!!」


ボボボボボォォォーーーーーーーーーーーン!!!


パラパラパラパラ・・・・


スコール「よくやった・・・バハムート!」キリ

アルティミシア(知らんぞ。また戦闘になっても)


スコール「持つべきものはGFだなやっぱ」

アルティミシア(あれ、一応竜王だからな?)

スコール「GFは死なないからいいだろ」

アルティミシア(竜王のプライドがだな・・・)

キュイーン

バハムート「・・・・」ボロ

アルティミシア(戻ってきたか)

スコール「ほら、死んでないじゃん」

アルティミシア(バハムートよ、大丈夫か?ほら、これを使え)

【Gポーション】

スコール「おっし、これでセルフィ株爆上げだろ」

アルティミシア(ん・・・どうしたバハムートよ・・・)

スコール「あんだよ」

アルティミシア(・・・メニューを開いてみろ)

スコール「!?」

【バハムートとの相性度】-100

アルティミシア(当然の結果だな)

スコール「ふざけんなよお前!?また海洋人工調査島に封印してやろうか!」

アルティミシア(かなり怒ってるぞ)

スコール「知るかボケェ!毎度毎度召喚する度にクソなげーモーション入れやがって!」

スコール「盾がいやならさっさと撃て!かっこつけたポーズしてんじゃねえぞ!」

スコール「そんなんだから後半になるにつれまともに使ってもらえなくなるんだよ!アビリティ要員の癖に!」

スコール「お前を使うくらいならエデンを使うね!限界突破してない癖に偉そうなクチ聞くな!ボケ!」

アルティミシア(もう少し労わってやれよ・・・)

スコール「死ね!老害GFが!」


・・・・・・・・


リノア「あ、戻ってきた」

スコール「セルフィた~ん、やったよ~!俺トラビアを守ったよ~!」

セルフィ「トラビア、無事なん・・・?」

スコール「ばっちりさ!」グッ

セルフィ「~~~~~」ヘニャ

スコール「ど、どったのセルフィたん!?」

キスティス「腰が抜けたようね」

アルティミシア(無理もない、故郷が壊滅の危機に陥ったのだからな)

スコール(いや、俺の株は?)

アルティミシア(そんな精神状態じゃないんだよ)


セルフィ「トラビアのみんな・・・ほんまよかった・・・」ガク

スコール「俺のおかげでね!」

セルフィ「うう・・・よかったよ~」

スコール「・・・」

アルティミシア(しばらくそっとしといてやれ)

アルティミシア(今の内に分断メンバーを決めておいたらどうだ?)

スコール(パンツ見えてるからしばらくこのまま・・・)

アルティミシア(ちょっとは空気読めよ!)


数分後

ゼル「で、どうすんだよ」

キスティス「バラム報告班、どうする?」

スコール(俺の中ではもう一仕事終わった感じなんだけど)

アルティミシア(バラムも守れよ)

リノア「決をとりま~す!」

スコール「・・・あ?」イラ

リノア「スコールはメンバーを決める!スコールは班長だからバラムへ戻る!」

スコール「は!?」

リノア「この考えに反対の人は手を上げましょう!」

ゼル「異論、ないよな」

アーヴァイン「それでいいんじゃない~?」

スコール「ハイ!ハイ!ハイハイハイ!ハーーーーーイ!」

スコール「大反対だね!なんで俺がバラムに!?」

ゼル「だから班長だろって」

スコール「それはティンバーの作戦の時までだろ!?今は誰がトップとかそういう問題じゃないだろ!」

キスティス「報告は班長の仕事よ」

スコール「じゃあお前がやれよ!?お前元教官だろ!?」

スコール「俺がミサイル基地に行ってはいけない理由はありません!そもそもリノア!勝手にしきんな!」

スコール「お前はこの中で一番部外者だろーが!多数決する権限あると思っているのか!」

リノア「じゃあ誰がメンバー決めんのさ」

スコール「俺とセルフィがミサイル基地を国ごと壊滅させとくから」

スコール「お前等はバラムの図書室でさよならぷるるんでも読んでろ」

アーヴァイン「別に報告に4人もいらないんじゃ~・・・」

スコール「じゃあお前の性癖でも報告してろ!このガチが!」

キスティス「困ったわね・・・」

スコール「俺は意地でもここを動かないからな!?連れ出せるものなら連れ出してみろ!」ジャキ

ゼル「ガンブレードしまえよ!」

スコール「カス共が!文句あるならかかってこいや!」

アーヴァイン「ワガママだね・・・」


セルフィ「はんちょ・・・」

スコール「セルフィたん!」

セルフィ「トラビア守ってくれてありがとね・・・はんちょがいてくれてよかった・・・」

セルフィ「ほんまにありがとう」

スコール(やっぱ株あがってんじゃん!ルートフラグキタコレ!)

セルフィ「アタシ、何もでけへんかった。ミサイル飛んでるの、見てるしかできへんかった」

セルフィ「でもスコールはあたしなんかよりずっと強くて、ミサイルなんて簡単にコテンパンにしてしまうんやもん」

セルフィ「スコールはなんやかんや言ってやる事はちゃんとやってるもん。それはずっと一緒におったアタシらがわかってるよ」

スコール(ガチ嬉しい件)

アルティミシア(ほとんど私のおかげだと思うのだが)

セルフィ「そんなすごい事できるのはスコールしかおらへんから・・・」

セルフィ「だから、そのすんごい力で、バラムのみんなも守って欲しいねん・・・私じゃ力不足やから・・・」

スコール(ぶっちゃけセルフィたんも国家レベルで強いからね?)

アルティミシア(お前のせいで活躍させてもらってないな)

セルフィ「ミサイルはアタシが責任もってなんとかする、でももしアタシが万が一失敗しちゃったら・・・」

セルフィ「スコールに・・・お願いしても、ええ?」

スコール「・・・」

ゼル「なんだかんだで班長はスコールにしかできねえもんなぁ」

アーヴァイン「適任だよね~」

キスティス「私もそう思うわ。スコールはなんだかんだでいつも助けてくれる物」

スコール「・・・」

アルティミシア(よかったな。好き放題してる割には信頼されているようじゃないか)

全員「スコール・・・!」

アルティミシア(私なら出会ったその場で抹殺してるがね。こんなちゃらんぽらん。持つべきものは友だな)

アルティミシア(この空気でもまだセルフィたんと一緒がいい~~~!とダダをこねるつもりか?)

スコール「・・・」

スコール( あ た り ま え だ !)

アルティミシア(・・・)ハァ


スコール(クソッ!考えろ!この空気どうすれば俺はセルフィたんと一緒にいられる・・・!)ワシャワシャ

アルティミシア(もう、観念しろよ)

スコール(同じ事してたら2週目の意味ねーだろ!お前もなんかアイデア出せよ!)

スコール(ハッ!すでにバラムは壊滅済みというのはどうだろう!それで俺らはミサイル基地に復讐に行くんだ!)

スコール(これなら筋は通るぞ!どうだこの理論!)

アルティミシア(まだミサイル発射されてないだろ)

スコール(ああああ!そうだ、バラム行の列車を全て破壊してしまえば!)

アルティミシア(テロるなよ。Seedが)


リノア「もう・・・しょうがないなぁ」


リノア「スコールさんスコールさん、ちょっと」クイクイ

スコール「なんだよ」

リノア「決心がつくもの聞かせてあげる」

スコール「・・・?」

【イヤホン】

リノア「再生するよ~」

ザザッ ザーーーーーーーーー・・・・・ カチッ


 えっと・・・Seedの目的を・・・ 
 ああ、それね。ズバリ魔女討伐


スコール「!?」


 こっちとしてはありがたいですけど・・・言っちゃっていいんすか? 
 いーのいーの、俺関係ないし

 お前等ただの学校と思ってるだろ。あれ正体は移動要塞だからな? 
 ちょ、めっちゃ重要情報じゃないっすか!


アルティミシア(これは・・・)

スコール「お前いつの間に!?」

リノア「まだまだあるよー」


 イデアの代わりにガルバディアは俺が乗っ取ってやる!
 俺が捕まったら速攻で大佐の事ゲロするからな。後関係ない奴何人か巻き添えにするから
 お前もマイクロビキニを着てガーデンをウロついたらどうだ!?
 したらサイファーも盛ってち○ぽつっこんでくれるかもなぁ!!


リノア「あーあ、すんごい事言ってるねw」

スコール「てめえええええ!いつの間にこんなもの!!」

リノア「やる時はやる男、スコールの正体は実はガルバディアのスパイでした」

リノア「こんな事知っちゃったらみんなどう思うだろうね」

スコール「~~~~~~!」ピキピキピキ


リノア「大丈夫だって。仲間なんでしょ。スパイでも信じてついて来てくれるって」

リノア「てなわけでセルフィちゃ~ん、あたしミサイル基地行く~!」

セルフィ「えっ」

リノア「ミサイル基地に~送信用のコントロールパネルがあって~それがガルバディアのネットワークに繋がってるんだよ~」

セルフィ「そうなんだ!」

リノア「軍については私詳しいから~案内するねっ!」

セルフィ「やった~!」

アルティミシア(ネットワークにバラすつもりか!)

スコール「まてえええええええ!リノア!ちょっと待て!!」

リノア「え、何?」

スコール「やめろ・・・それをネットにUPするのはやめろ・・・」

リノア「誰もUPするとは言ってないじゃんw」

スコール「もう言われなくてもわかるんだよ!!お前のこれまでの行動で!」

スコール「一体何が望みなんだ!」

リノア「言われなくったってわかるんでしょ」

スコール「あ!?」


リノア「・・・ごちゃごちゃ言ってねーでさっさとバラム戻れよ」ボソ


アルティミシア(またか・・・)


リノア「グズグズと煩わしいんだよ・・・中古ジャンパー野郎」プッ



スコール「このアマ~~~~~~~~~~~~!!」ピキピキピキピキ

アルティミシア(これからは不用意な発言は控えるんだな)

ここまで


スコール「ぐぬぬ・・・」

アルティミシア(今回ばかりはリノアに同意だ。さっさとメンバーを決めてバラムに戻れ)

リノア「ハイハーイ!じゃあアタシミサイル基地組に立候補しま~す!」

スコール「!?」

リノア「軍備については~アタシちょっとわかるし~」

スコール「そぉぉぉぉい!待て!待て待てまてぇ!」

リノア「え?」

スコール「勝手に決めんなリノアァ!お前はこっちだ!」

リノア「え、でもアタシミサイル基地の方が向いてない?」

スコール「お前から目を放すと何をしでかすかわからないんだよ!!お前はバラム組決定だ!」

スコール「俺のそばから離れるな!!」

キスティス「急に仕切り出したわね」

ゼル「先生に譲るんじゃなかったのかよ」

スコール「班長は俺だ・・・ふしゅるるる・・・!」フーフー

アルティミシア(鼻息立てるなよ。残りの一人は?)

スコール(正直誰でもイイ・・・ん?)


アーヴァイン「・・・」クルクルクル


アルティミシア(なにかこれ見よがしにアピールしてる奴がいるが)

スコール「・・・」

アーヴァイン「・・・」チラッチラッ

スコール「じゃあキスティスで」

アーヴァイン「ええええっ!?」

アーヴァイン「ちょっと待ってくれよスコール!僕の視線、感じてただろ!?」

スコール「わかった上での決定なんだよ、ボケ。こっちみんなホモ」

スコール「ガーデン的に元教官がいた方が色々と都合イイんだよ。お前はお呼びでない」

アーヴァイン「そんなぁ~」

セルフィ「あの~、アタシも先生に来てもらいたいんだけど~」

スコール「!?」

セルフィ「ミサイル組の班長アタシだから~せんせ~いた方が~色々安心できるし~」

キスティス「そうね。スコールは一人でもしっかりしてる物」

キスティス「オーケィセルフィ、私が責任もってサポートします」ビシ


セルフィ「やった~!」

スコール「勝手に決めんなマイクロモルボル!じゃあゼルだ!こっちのパシリ要員だ!」

スコール「ホモはお前らが飼っておけ!!」

ゼル「でもよぉスコール」

スコール「あ!?」

ゼル「このメンツならほら、俺がこっちに着いたら」

ゼル「ちょうどバラム組とガルバディア組でキレイに別れるじゃん」

リノア「あっ、ほんとだ」

キスティス「キレイに別れるわね」

スコール「 あ そ び じ ゃ な い ん だ よ ! 」

スコール「キレイに別れるとか知らねーよ!!なんだよさっきから男女だのバラムだの!」

スコール「そもそも俺もバラム組だ!俺だけはぶんな!」

ゼル「ハブとかじゃなくてお前班長じゃん」

スコール「何お前等!?持ち上げてきた分際で全然俺の言う事聞かねージャン!」

スコール「後何歩譲歩させれば気が済むんだよ!せめてメンバーくらい俺が決めさせろ!」

アーヴァイン「バラムガーデンって僕初めて」

リノア「あたしも~。バラムフィッシュってのが有名らしいわ」

アーヴァイン「お、いいね。おいしそう」

スコール「 あ そ び じ ゃ な い ん だ よ ! 」

スコール「なんで観光気分なんだよ!これは任務だぞ!?わかってるのか!」

ゼル「でもよぉ、そっちは報告しに行くだけじゃん」

スコール「!?」

セルフィ「ミサイルは私が止めるし~」

キスティス「リノアとアーヴァインはバラム初めてみたいだし。ちょうどいいんじゃない?」

キスティス「バラムにはあなたがいるじゃない」

アルティミシア(こいつら目線だとそうだな)

スコール(アホか・・・こっちはこっちで大変なんだよボケ。何が報告だけだ)

スコール(じゃあお前等オイル臭い俺らをみても引くなよ。いままでどおり接しろよ?)

スコール(ちょっとでも鼻をヒクヒクさせたら即座にタイダルウェイブだからな。カスが)

アルティミシア(大海嘯だろ)

セルフィ「キレイに別れたと思うけど~」


リノア「じゃあ決をとりま~す!このメンバーでいいと思う人~!」


全員「ハーイ」


リノア「反対の人~」


スコール「ハイハイ!ハイ!ハーーーーーイ!」


リノア「多数決の結果メンバーが決まりました!」


スコール「ハーーーイ!ハーーーーーイ!」


ゼル「バラムガーデンで会おうぜ!」

セルフィ「いっそげ~~~!」


スコール「ハイハイハイ!ハーーーーーイ!反対です!ハーーーイ!」

アルティミシア(もう決まったんだよ・・・)






【バラムガーデン報告班】スコール リノア アーヴァイン

【ミサイル基地班】セルフィ ゼル キスティス


・駅

ブロロロロロ・・・キキィ

スコール「・・・」

リノア「あ、あの列車使って見ようよ~」

アーヴァイン「バレないようにこっそりね~」

・機関部

リノア「え~い」カチ

ガシャンガシャン・・・シャッシャッシャッシャッシャッシャ・・・・・・!

ガ兵「こら~!貴様ら、何をする!」ダダダダ

リノア「スコール!追いかけてくるよ!」

スコール「・・・」

ガ兵「まて~!」ダダダダダ

ガ兵「ぬおおおおおおおおおお!ガルバディア魂を見せてやる!!」

アーヴァイン「粘るねえ~」

ガ兵「おおおおおおお!」

スコール「・・・助けてくれぇぇぇぇぇぇ!」

全員「!?」

スコール「そこのガ兵!助けてくれ!!俺は今誘拐されそうになってるんだ!!」

ガ兵「ええっ!?」

スコール「ああああやっぱセルフィたんと一緒じゃなきゃイヤだぁぁぁぁぁ!」ガバッ

アーヴァイン「ちょっとスコール!危ないって!」ガシ

リノア「落ちちゃうってば!」ギュ

スコール「はなせ!この、やっぱりイヤだ!」

スコール「頼むぅぅぅぅ!そこのガ兵!手を、手を・・・・!」

ガ兵「・・・オオオオオ待ってろ!今助けてやるからな!!」

スコール「兵隊さーーーーーん!」


ガ兵「おおおおおおおお!!」

ガ兵「おおおおおおお・・・・・・」

ガ兵「ああああぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・」


スコール「 兵 隊 さ ァ ァ ァ ん ! ! 」


兵隊さーーーーーーん さーーーーん サーーーーーーン・・・・・・・・・


アルティミシア(いい加減諦めろよ・・・)


・ミサイル基地

ガ兵「よし、とおれ」

ブロロロロロ・・・・・

セルフィ(なんやねんこの服、かゆっかゆやんか~)

キスティス「定時っていつかしら」

セルフィ「何時でもいいよぉ!とにかく急いでミサイル発射阻止!これしかないんじゃない?」

ゼル「スコール達、大丈夫かなぁ」

キスティス「なんとなくイヤな予感がするのは気のせいかしら」

セルフィ「スコール・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・バラムガーデン 正門

スコール「 」ダラーン

アーヴァイン「ちょっとスコール!自分で歩いてよ!」ズリズリ

リノア「ほら、ガーデン着いたよ!」ズリズリ

スコール「無理、力入んない。ああ~状態異常~」フニャア

アーヴァイン「ちょっと、力抜かないでよ~!」

アルティミシア(せめて立てよ)

ズリズリズリズリ

アーヴァイン「ハァッハァッ!お、おもい~」

リノア「とりあえずは無事でよかったわね」

アーヴァイン「セルフィ達うまくやってくれたのかな~」

スコール「・・・」ダラーン

アーヴァイン「ほらスコール、僕らガーデンの事わかんないから道案内して・・・」

スコール「腹減った。とりあえずバラムフィッシュ食いに行こうぜ」

アーヴァイン「ミサイルが先だよ!」

スコール「あ~だりぃ~」ズリズリ

リノア「えっと、とりあえずシド学園長に会うのが先決ね」

アーヴァイン「生徒の避難もね~」

スコール(だから動くから問題ねって)

スコール「うち歩かれへんねん~だれか貨車もってきてんか~」

アーヴァイン「なんでトラビア弁なのさ!?」

アルティミシア(真面目にやれ)

スコール(だってさぁ、めんどくせえんだよ・・・ほら)


ダダダダダ! 

ワーワー! 

キャーキャー! 

タッタッタッタッタ!


アルティミシア(やけに騒がしいな)

スコール(やっぱりおっぱじまってたか・・・)

アルティミシア(何が起こっている?)

スコール(行けばわかるよ。だから)

スコール「ほら、引きずれよ家臣ども」

リノア「だれが家臣よ」


ワーワー キャーキャー ドタドタドタ


教師「急げ急げ!」

アーヴァイン「えっなにこの騒ぎ」

リノア「避難始まってるの?」

教師「シド学園長を探し出せ!見つけたらバトルで始末してもかまわん!」

教師「いけーーーー!シド学園長を捕まえろーーーー!」

アーヴァイン「え・・・」

リノア「学園長を始末?」

アルティミシア(???)

スコール「この非常時に何をやってんだこのアホ共」

スコール「もうこれミサイル食らっても俺のせいじゃねーな」

アーヴァイン「うわっ!」


【エンカウント】グラッド


リノア「モンスターだ・・・」

アーヴァイン「なんでこんな所にモンスターが!?」

スコール「訓練所のモンスターだよ。よええからちゃっちゃっと倒せよそんな奴」

リノア「スコールも動いてよ!」

スコール「う~ん」ゴロゴロ


バチッ! バァン!


グラッド「ギャーーー」ボォン


スコール「はい乙」

アーヴァイン「ちょっと状況が読み込めないね~」

リノア「訓練所のモンスターが逃げ出したの?」

スコール「先へ進めばわかるからはやくいけよ」

リノア「自分で歩いてよ~~~!」ズリズリ


・カードリーダー前

ダダダッ!

教師「マスター派か学園長派か?」

リノア「えっ」

アーヴァイン「なんて?」

教師「マスター派か学園長派かと聞いている!」

スコール(いきなり言われてわかるわけねーだろアホ教師)

教師「マスターのノーグ様に忠誠を誓うか?」

アルティミシア(マスター・・・たしかこのガーデンの経営者だったか?)

リノア「ちょっとスコール!」

アーヴァイン「どうすればいいのこれ!?」

スコール「ちっっしゃーねーな」ムク

スコール「せんせぇ、オレだよオレ」

教師「お前・・・スコールか!」

スコール「ちゃす」

教師「貴様はマスター派か学園長派か!?」

スコール「愚問じゃないっすかそれ。あんたらにいくら包んだと思ってんの」

教師「・・・失礼した」

教師「よし、急いでシド学園長を探し出せ」

スコール「了解っす!発見次第ボコボコにしとくっす!」

アルティミシア(なんで!?)

スコール(あのメタボ・・・よくもあんなふざけた契約を・・・)ワナワナ

スコール「思い知らせてやります!」

教師「その意気だ!いけぇ!」

スコール「じゃあ早速運んでくれお前等」

アーヴァイン「自分で立ってよ!」


・ガーデン内 1F

ズリズリズリ・・・・・

雷神「あっ」

スコール「やべえ・・・」

風神「!!」ギロォ

スコール(寝たふり寝たふり・・・)zzz

雷神「おまえら確かガルバディアの・・・」

リノア「あなた方はサイファーの・・・」

アーヴァイン「あ~なんか来てたね」

アーヴァイン「てかさ~この状況、どうなってんの?」

雷神「最初はSeed狩りとか言ってたもんよ!」

雷神「今はガーデンが学園長派とマスター派にわかれて戦ってるもんよ!」

アルティミシア(内部紛争か・・・)

風神「貴様!」ギロ

スコール(見てる見てるめっちゃ見てるって)

アルティミシア(起きろよ)

風神「原因不明困惑」

雷神「風紀委員としては泣きたくなるぜよ。今までの苦労がムダムダだかんな!」

スコール(苦労と言う程大した事してねーだろ)

アーヴァイン「Seed狩りってなに?」

リノア「学園長無事なの~?」

雷神「俺たちゃなんも知らねえもんよ」

スコール(愛空わず役に立たねーなこのチョコボール)

アルティミシア(こいつらも戻ったばかりなのだろう)

アーヴァイン「それはまずいね~・・・」

リノア「ここは危険よ!ミサイルが飛んでくるかもしれないの!」

雷神「さっさと逃げ出すもんよ!」

風神「 」ゲシ

雷神「お、おう!一人で逃げちゃ卑怯だもんよ!」

雷神「みんなに知らせるかんな!戦ってる場合じゃないもんよ!」

リノア「ありがとう・・・」

アーヴァイン「恩に着るよ~」

スコール(はやくどっかいけ)


アーヴァイン「おたくらはどっち派なわけ?」

雷神「オレたちゃサイファー派だもんよ!」

風神「・・・」ウンウン

スコール(きめえ~。無所属でいいだろそこは)

雷神「じゃあいくかんな!」

風神「退散!後!」

風神「死ね!」ゲシッ!

スコール「ごふっ!」

タッタッタッタッタッタ・・・・・・・・・・・

リノア「いっちゃった・・・」

スコール「い、いでぇ~~・・・」

アルティミシア(根に持つタイプのようだな)

スコール「あのアマ・・・」

アルティミシア(しかしどうするのだ?これではミサイル回避どころではないが)

スコール「まぁそこは俺の出番だな」ムク

リノア「あ、やっと起きた」

スコール「さっさとMD層いかねーとな・・・こんな烏合の衆共相手にしてる場合じゃねーわ」

アーヴァイン「何か策が?」

スコール「アホ共が。俺はこのガーデンの成績優秀完璧超人だぞ」

スコール「俺が一声あげれば内紛も途端にカード大会だ」

リノア「お~!」

アーヴァイン「顔役なんだねえ」

アルティミシア(そういえばガンブレード使いとして有名だったな)

スコール「ちょっとそこにいろよ」スタスタ


・エレベーター前

スコール「あ~、あっあっあっあ~!」

アルティミシア(呼びかけか)

スコール「俺の完璧かつ的確な指示を見せてやるよ」

アルティミシア(ガーデンを指揮した手腕、見せて見ろ)


スコール「・・・みんな!聞いてくれ!俺だ、スコールだ!」

スコール「ここにミサイルが飛んでくるかもしれない!みんな!争ってる場合じゃないんだ!」


 ざわざわ・・・スコールだ・・・戻ってきたのか・・・ミサイルってなんだ・・・


スコール「頼む!俺を信じて・・・争いをやめてくれーーーーーーーー!」


 ざわざわ・・・争ってる場合じゃない・・・避難・・・スコールを信じて・・・


スコール「あ~ちょろ」コホ

アルティミシア(これで死傷者が出る事もあるまい)

スコール(何回こいつら指揮ったと思ってるんだよ。Seedなめんなよ?)


・・・・・・・・・・・


 ふざけんなボケーーーーーーーーーーー! 

 どの面下げて帰ってきやがった!!


スコール「!?」


 無理矢理カード奪いやがって! お前の言う事なんか信じられるかァーーーーー!


アーヴァイン「ちょ、えっ?」


 年少クラスからカツアゲしてたらしいじゃねえか!最低だなお前!

 何がミサイルだ!そうやってみんな避難した所で空き巣でもやるつもりだろ!


アルティミシア(・・・やってたな)


 帰れーーーーーーーー! 

 死ねーーーーーーーー! 

 老け顔野郎! 黒ジャン! 無駄ベルト!



B u o o o o o o o o o o o o o o o ! ! 



アルティミシア(大ブーイングではないか・・・)

スコール「・・・」


スコール「・・・」

アルティミシア(だから言ったろ。しっぺ返し食うぞって)

リノア「全然ダメじゃん」

アーヴァイン「避難どころじゃないね~」


Boooooooooooooooo!!


スコール「・・・」

スコール「・・・」


スコール「 う る せ え ん だ よ カ ス ど も ! ! 」


スコール「てめえらボケェ!誰のおかげで今まで生き残ってきたと思っている!」

スコール「1ッ週目の時に俺に泣きついてきたのはどこのどいつだ!大きなことから下らん事まで全部俺に押しつけやがって!」

スコール「この恩知らず共が!!お前らが死ね!」


 ついに本性表しやがったな!

 お前の言う事なんざ信じられるかーーーーッ!


スコール「ああいいだろう!お前らがそうくるならこちらもそれなりの姿勢を出してやる!」

スコール「とぉっ!」


シュルルルル スタ


スコール「リノア!アーヴァイン!集合!」

リノア「なによ」

アーヴァイン「どうするのさこの状況」

スコール「いいか、今は学園長派とマスター派が争っている内部紛争の状況だ」

スコール「我々はガルバディアにいたから特に事情を知らない、所謂どちらつかずの第三勢力なわけだ」

リノア「はぁ・・・」

スコール「そこでだ、俺達はこの抗争に割って入り新たな勢力としてガーデン内勢力を塗り替える」

アーヴァイン「それって・・・」

スコール「そうだ」

スコール「 三 つ 巴 の 大 抗 争 だ ! 」

アルティミシア(やってる場合か!?)

スコール「どうせこの抗争を治めないとガーデンは動かせないんだ。説得が無理なら力で押さえつけてやる!」

アルティミシア(プチ世界征服だな・・・)

スコール「カス共が、目には目をだ!」

リノア「じゃあアタシら何派なのさ」

スコール「ナイス質問リノア!我々は学園長派でもマスター派でもない。俺達は、そう・・・」

スコール「 セ ル フ ィ 派 だ ! 」

アルティミシア(本人この場にいないだろ)


スコール「またの名を学園祭実行委員、通称学園祭派だ!」

アーヴァイン「どっちでもいいよもう・・・」

スコール「呼称は好きな方を使え。しかし実行委員のスカウトは忘れるな」

スコール「ノルマはひとり100人スカウトだ。参加しない奴は容赦なくぶった切ってやれ」

アルティミシア(独裁者か)

スコール「クククク・・・カス共が、俺に盾突いた事を後悔させてやる」

スコール「というわけだ。事情は飲みこめたか?」

アーヴァイン「やれやれ、まぁ手段を選んでる場合じゃないね~」ジャキ

リノア「ミサイルが着弾しちゃうよりか、ましか」パンパン

スコール「後ろを見ろ!」

【案内板】

スコール「俺達がいるのはここ、この円の下部に当たる場所だ」

スコール「ガーデンは大きく分けてサイドAとサイドB、東西に別れている」

スコール「各サイドには施設があってそこには長い廊下が連なっている」

スコール「戦闘が激しいのはここだ!」バン!

アーヴァイン「ほぉほぉ・・・ガルバディアより広いね」

スコール「俺達はこれから各施設を落としていく。学園長派とマスター派の争いを発見次第即座に介入」

スコール「そして即殲滅だ!両方とも!」

アルティミシア(殲滅じゃないだろ・・・)

スコール「全ての私設を落としたらシュウ先輩が出てくる。彼女が出てきたら学園長室へのエレベーターが解放される」

スコール「そしてこれを乗っ取り学園長派のボス、シドを討ち取る!MD層行きのキーを奪う!」

スコール「そしてガーデンを起動させ、ミサイルから逃れるのだ!」

スコール「何か質問は!」

リノア「どこから落とすの?」

スコール「近い所から順番に・・・と言いたい所だが、そこは我々セルフィ派」

スコール「我々の本陣は・・・校庭がふさわしい!」

アーヴァイン「あ~、学園祭の準備やってるって言ってたね~」

スコール「第一目標、校庭の奪取。追手は各自状況に応じて殲滅せよ」

スコール「ただし殺しはNGだ。死なない程度に痛めつけてやれ」

リノア・アーヴァイン「りょ~かい!」

スコール「以上!散開!」ダッ

アルティミシア(指示だけは的確だな・・・)


・ガーデン各勢力詳細


【学園長派】シド(トップ)    seed 一般生徒

【マスター派】ノーグ(トップ)  教師 モンスター 一般生徒

【セルフィ派】セルフィ(トップ) スコール リノア アーヴァイン


スコール「キエエエエエエエエエエエエ!!」ダダダダタ

Seed「スコールが動いたぞーーーー!」

一般生徒「止めろ!行かせるな!」

スコール「お前らに俺が止められるか!」グルン


【フェイデッドサークル】

ズゴォッッッッ!! バババババーーーーン!!


『ぐああああああーーーーーーーッ!』


スコール「ハッハッハーーーーー!どけどけどけーーーーーー!!」


止めろーーーー! スコールが暴れ出したぞーーーー!


アーヴァイン「ショッピングモールで買ったこれ、試し撃ちするイイチャンスだね」ジャキ


【グレープショット】

 ハ ゙ ァ ン !

『ぐああああああーーーーーーッ!』


アーヴァイン「おっ、なかなかいい感じー」

スコール「いいぞアーヴァイン!こいつらは頭数だけの雑魚だ!」

スコール「全体攻撃をメインで攻撃しろ!いいな!」

リノア「全体攻撃?トリプル使うの勿体ないな~」

リノア「あ」


【エンカウント】ボム


リノア「・・・」ニヤ


マスター派生徒「モンスターだ!モンスターをスコールにぶつけろ!」

Seed「モンスターに紛れて俺達も!」

スコール「ちぃ、カス共がぁ!」キキィ

アーヴァイン「ちょっと多いね~」


リノア「ちょっとみんなどいてーーーー!」ボスボスボス

スコール「ハッ!」

アーヴァイン「うわっ!」


リノア「大きくな~れ大きくな~れ!」ボスボスボス

ボム「 」ムクムクムク


生徒「 う げ え ! ! 」


リノア「リノア選手、第一投なげました~!」ブオン

生徒「あわわわわーーーー!!」


【じばく】


生徒達「うっぎええええええええええええ!!!」チュドォォォォン!!

リノア「よっしゃ!ストライーク!」

パラパラパラ・・・・


スコール「おし、道は開けたぞーーーー!進めーーーーーーッ!!」


ダダダダダダダダッ!!


・校庭

スコール「キエエエエエエエエエエ!!」シュタ!

教師「ちっ戦力が足りん!」

教師「ハッ、スコール!ちょうどいい所に・・・この先のSeedが邪魔だ!排除しろ!」

スコール「オオオオオオオオオオオ!!」ダダダダダ

教師「スコール!?」

スコール「 邪 魔 だ ! 」

【ラフティバイト】

教師「ぎええええええええええええええ!!」

スコール「またの名を昇竜拳だバカヤロウ!」

アルティミシア(しょーりゅー・・・?)


・校庭 文化祭セット前

スコール「無事か!壊れてないようだな!」

アルティミシア(結構本格的だな)

スコール「セルフィたんが丹精込めて作ったステージ・・・傷一つつけずに守ってみせる!」

アルティミシア(前任者が作ったのじゃないのか?)

スコール「ハッ!」


シュタシュタシュタ!


Seed三人「マスター派か!?」

スコール「・・・」

Seed「マスター派かと聞いている!」

スコール「俺はマスター派でも学園長派でもない・・・」

Seed「!?」

スコール「 セ ル フ ィ 派 だ ! 」

Seed「な・・・!?」

女Seed「第三勢力!?」

スコール「アーヴァイン!」


アーヴァイン「はいはいちょっと動かないでね~」ジャキ


女Seed「しまった!!」グイ


Seed「しまった!人質に・・・」

アーヴァイン「じっとしててね~」

スコール「いきなりSeedか。幸先いいな」

スコール「お前等は運がイイ。お前らは我がセルフィ派の戦力に組み込んでやる」

スコール「俺達の手足となり血反吐吐くまで働け。全ては学園祭の為だ」

Seed「な・・・誰が入るかそんなもん!」

スコール「そんなもん・・・?」

スコール「リノア諜報員!」バッ

リノア「は~い」

スコール「そこのレディがアンデッド志望のようだ」

リノア「まじ?変わってるね~」ボォォ

女Seed「!?」

リノア「・・・」スゥー

女Seed「い、いや!ちょ、やめて!助けて!」ジタバタ

Seed「・・・わかった!入る!入るから辞めてくれ!」

スコール「リノア!」

リノア「ちっ」スッ

Seed「入る・・・入るから彼女を解放しろ・・・」

スコール「よし、ならば忠誠の証としてアーヴァインにキスをしろ」

Seed「ハ!?」

スコール「本当に入る意志があるならばできるはずだ。はやくやれ」

Seed「学園祭と関係ねえだろ!?」

アーヴァイン「ん~~~」ドキドキ

スコール「彼は受けだ。恥をかかせるな」

Seed「いやいやいや!キスと派閥は関係ないだろ!?」

Seed「しかもこいつ男じゃん!」

アーヴァイン「もう、じれったいなぁ」


ガバッ ジュルルルルーーーーーーーーー・・・・

Seed「~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」

アーヴァイン「ぷはっ」


Seed「 」ドサ


アーヴァイン「待つのは嫌いなんだ。僕は激情派だからね」キリ

スコール「一名ごーーーーかっく!!バッ!

リノア「おめでと~!」パチパチパチ

スコール「お前はどうする?」


クラブ「・・・・」


スコール「あ、お前はそういえばCC団だったな」

クラブ「・・・・」

リノア「しゃべんないねこの人」

スコール「こいつはそういう奴だ。いいだろう。お前は特別だ」

スコール「カード5枚で手を打ってやる。もちろんレアカードだ」

クラブ「・・・」

スコール「はやくしろ!」

クラブ「・・・・」

【グラナルド】【シュメルケ】【アバドン】【ドルメン】【オイルシッパー】

スコール「おしおし、お前も合格だ」ヒラヒラ

クラブ「・・・」

リノア「仲間が増えるよっ!」

アーヴァイン「やったねスコール!」

女Seed「ちょっと!もういいでしょ!早く解放しなさいよ!」

スコール「では最後に・・・」

【死の宣告】

3人「!?」

スコール「時間を延ばした特別版だ。放置しててもまず死ぬことはない」

スコール「ただし我らを裏切るマネをしたら永遠に解除しないからな!いいな!」


Seed「てめえ・・・」

女Seed「この卑怯者・・・」

クラブ「・・・」


【セルフィ派のテリトリー】校庭


スコール「 陥 落 ! 」ビシッ

リノア「次はどこいくの?」

スコール「お前等、バラムにはバラムフィッシュともう一つ名物品があるぞ」

アーヴァイン「ちょっとお腹空いたかも~」

スコール「俺が食わせてやる!行くぞ!」

スコール「 次 は 食 堂 だ ! 」


ダダダダダダダ・・・・・・・・・・・・・・


女Seed「いっちゃった・・・」

Seed「とりあえずここ警備いとけばいいのか?」

クラブ「・・・」


・食堂

ガツガツパクパクモグモグ・・・・・・・・

リノア「なにこれ、おいしい~!」モムモム

アーヴァイン「ガルバディアガーデンにこんなのなかったよ~」パクパク

スコール「食堂のパンは長蛇の列が並ぶほど人気なんだ!」ガツガツガツガツ

スコール「全て食い尽くしてやれ!!」ゴックン

ガツガツパクパクモグモグ・・・・・・・・

生徒「てめえーーーーーーー!俺らの貴重な食料をーーーーーー!!」

生徒「返せ!それしか備蓄がないんだぞーーーーーー!!」

スコール「・・・くうか?」ス

生徒「え?」

スコール「俺らの仲間に入れば分けてやる」

生徒「・・・」ゴク

生徒「馬鹿よせ!罠だ!」

スコール「飢え死にしたければ好きにしろ。俺らが全部食切るから」モッシャモッシャ

生徒「・・・・下さい!」

生徒「あ!お前~!」

リノア「はいどーぞ」ス

生徒「・・・うま~い!」

スコール「俺らの仲間になれば食い物に困る事はないぞ!」

生徒達「・・・」


もう我慢できねーーーーーーーー!くれーーーーーーー!わけてくれーーーーーーーーー!


アーヴァイン「はいはい押さないで~」

リノア「まだパンはいっぱいあるからね~!」

スコール「 陥 落 ! 」


【セルフィ派のテリトリー】校庭 食堂


・駐車場

生徒「学園長のホログラフでいつまで騙し通せるか・・・」

ドガァッ・・・・・!!

スコール「・・・」

生徒「げ、スコール!」

スコール「・・・のか」

生徒「え、なに?」

スコール「セルフィのホログラフはないのか!!」

生徒「いやセルフィ関係ないじゃん」

スコール「 カ ス ど も が ! 」


【ブラスティングゾーン】

ドドドォォォォォォォン!!!!!


スコール「次会うまでに作成しとけ!制服バージョンでな!」


【セルフィ派のテリトリー】校庭 食堂 駐車場


・図書室

スコール「ルビが振ってないからダメーーーーー!」ビリッ

図書委員「ちょっと!本を・・・」

スコール「次はBL本でも置いてろ!アーヴァインの為に!」


・訓練施設

マスター派生徒「へっへっへ・・・」

女Seed「ドジったわ・・・」

幼女「ふえ~ん・・・」

マラソン少年「あっちいけ~」

ガシ

マスター派生徒「だれだ!?」

スコール「・・・・」

マスター派生徒「げえ!スコール!」

女Seed「助けに来てくれたの!?」

スコール「アーヴァイン、お前から見てこいつはどうだ?」

アーヴァイン「ん~・・・」ジロジロ

マスター派生徒「な、なんだよ!」

アーヴァイン「ギリでアリ!」

スコール「 く っ ち ま え ! 」

ブチューーーーーーーーーーー! ジュルルルルル・・・・・ チューーーーーーー

幼女「うわ~・・・」

マラソン少年「・・・」

女Seed「みちゃだめ!」バッ!


・保健室

リノア「カドワキ先生おられますかぁ~?」

カドワキ先生「あんただれ!?」

リノア「怪我人連れてきました~」

ドチャァ!!


 いてえ・・・ た、たすけて・・・ 体中が悲鳴を・・・


カドワキ先生「こんなにたくさん・・・一体どうしたってんだい?」

リノア「なんかモンスターに~襲われたみたいで~」


 嘘つけよ・・・ お前が俺らを・・・ 必要以上に・・・


リノア「へっぷし」ゲシ


 ぎえええええええええええええええ!!


カドワキ先生「・・・」

リノア「あっごめんなさいなんか最近風邪気味で」グリグリ

カドワキ先生「・・・お大事に」

リノア「まだまだいっぱいいますから運んできますねっ」


・案内板前

【セルフィ派のテリトリー】校庭 食堂 駐車場 図書室 訓練施設 保健室

スコール「粗方落としたな」

リノア「らくしょーらくしょー!」ブイ

アーヴァイン「ここカッコイイ人多いね」ホッコリ

アルティミシア(よくやるよ。本当に)

スコール「さて、そろそろシュウ先輩来る頃だが・・・」


教師「この裏切り者がーーーー!」


スコール「ん?」

教師「スコール!お前はマスター派だろ!何をやっているのだ!」

スコール「・・・」ポリポリ

リノア「おめでたい人だね」

教師「!?」

リノア「スコールがセンコーの言う事なんて聞くわけないじゃんw」

アーヴァイン「自由な人だからねえ」

教師「貴様!Seed試験の前はあんなにへりくだっていた分際で!」

リノア「なんか言いだしたよこの人」

スコール「給食費と賄賂を勘違いしてんだよこいつ」

教師「何が給食費だーーーーーーーーーーッ!」


教師「この・・・許さんぞ貴様ァーーーーーーッ!」

ピーーーーーーーーーーッ!

スコール「とかいいつつ結局モンスターに頼るって言う」


【エンカウント】アルケオダイノス


アルケオダイノス「ギャオーーーーーーーーー!!」


スコール「・・・」

教師「ワーハハハハ!以下に貴様でもこのモンスターには太刀打ちできまい!」

アーヴァイン「でか~」

リノア「恐竜じゃん」

教師「ゆけ!アルケオダイノス!裏切り者を殲滅しろーーーーーッ!!」

スコール「・・・」


『しばらくお待ちください』


ガツガツガツガツ・・・ゴリュッゴリュッ!!・・・・モシャモシャモシャモシャ・・・・ゴックン


『スコールの力が1上がった』


スコール「ごっそーさん」ゲップ

教師「 」

スコール「マスターに言っといてよせんせぇ。アルケオダイノスは天然物に限るって」

教師「・・・うわーーーーーーーーーーー!!」ダダダダダ

アーヴァイン「逃げるよ」

スコール「別にいいんじゃね」

リノア「あ、ちょっと待って」ガシ

教師「!?」

リノア「せんせーさぁ、この辺に『ほこら』あるのしらない?」

教師「ほ、ほこら!?そんなもの知らん!離せ!はなせーーーーーー!」ジタバタ

スコール「・・・?」

リノア「・・・言いたくなるまでアタシが遊んであげよっか」ボソ

教師「!?」

アーヴァイン「どこいくの~?」

リノア「ちょっとトイレの場所をね~、はい先生、後ろ向いて~、案内して・・・」ズリズリ

ゴキッ! メキメキメキ・・・ ガンガンガン! バキバキバキ・・・

教師「 」ボロ

リノア「ホントに知らなかったでやんの」ベチャァ

スコール(またかい)

アルティミシア(何を探っている・・・?)


・学園長室

シュウ「学園長はここにいて下されば大丈夫ですから」

シド「手間かけさせますね」


Seed「た、大変だーーーーーーーーーッ!」バッ!


シュウ「何事だ!」

Seed「第三勢力の介入だ!ものすごい勢いで勢力を増大してる!」

シド「第三勢力・・・?」

シュウ「・・・詳しく聞かせてちょうだい」

Seed「学園祭派だとか名乗ってガーデン内で好き勝手暴れてやがる!俺達の手におえない!」

シュウ「学園祭派・・・?ダナーはもう卒業したでしょ」

Seed「本当なんだ!校庭を根城に次々と各施設を陥落して・・・」

シュウ「首謀者は?」

Seed「あいつだ!あいつが帰って来たんだ!ガンブレードを持った額にキズのある男・・・」

シド「それって・・・」

シュウ「スコール!?」



スコール「オラオラオラーーーーーーー!!お前も学園祭実行委員に入れーーーーーーッ!」ドカバキ


うわーーーーー! きゃーーーーーー! い、いやだーーーーーーーーーッ!



Seed「これがつい数分前の映像です!」

シュウ「・・・」

シド「何をやっているんですかスコールは・・・」

シュウ「・・・状況はわかりました。ここからは私が直接指揮を取ります」

Seed「お願いします!もう俺達の手には負えません・・・」

シド「スコールが相手ですよ。どうするんです?」

シュウ「・・・勢力の中心メンバーは?」

Seed「スコール以外は知らない奴だ!青い服の女に銃使いの男!」

Seed「しかもこの銃使いはホモだ!片っ端からキスしまくってるんだ!」

シュウ「ホ、ホモ・・・」

シド「強敵ですね・・・」


シュウ「わかりました。マスター派に伝えてちょうだい」

シュウ「我々とマスター派は一時休戦。この未知の脅威に対し共同戦線を張ります」

Seed「マ、マスター派と・・・」

シュウ「現時刻を持って一時休戦、通称『学園祭派』を連携して叩く」

シュウ「勢力拡大方法はわかる?」

Seed「脅迫だ!死の宣告をかけて働かないと解除しないだとか、食堂のパンを食べつくすだとか!」

シュウ「・・・なるほど」

シド「どうするんです?策はあるのですか?」

シュウ「・・・」

シュウ「まずはマスター派のモンスターを一体ずつ出して。決して複数体同時に出さない事」

シュウ「Seed各員も同様。出くわしたらまず逃げる事を最優先に」

シュウ「一般生徒は2Fに避難。多少魔法が使える者のみを数人ほど集めて」

シュウ「そしてその後は・・・」ゴニョゴニョゴニョ




スコール「オラーーーーーーーーー!実行委員入れゴルァーーーーーーーー!!」

生徒「いでででで!わかった!わかった入るから・・・」

スコール「アーヴァイン!」グイ

アーヴァイン「はい加入の儀式」ブチュー

生徒「 」ドサ

スコール「よし!そろそろ大多数が入ったな!」

アーヴァイン「セルフィ帰ってきたらビックリするだろうなぁ~」

リノア「・・・ねえスコール、気づいてる?」

リノア「さっきから人気が少ないよ・・・?」

スコール「そういえば・・・連中、どこかに逃げやがったか?」

アーヴァイン「モンスターもちょびちょびとしか現れないねえ」

リノア「さっきモンスター送り込んできた人、Seedだったよ」

リノア「もしかしてさ、学園長派とマスター派が手を組んだんじゃないかな」

アーヴァイン「ありえるね~」

アルティミシア(お前等の方がよっぽど脅威だものな)

スコール「こんな事ができるのは・・・」


ザザーーーーーピーーーーガガーーーーーーーーー


『学園祭派に次ぐ、学園祭派に次ぐ』


スコール「やっぱり!シュウ先輩か!」


『我々は現在マスター派と共同戦線を張り、各地散開している』

『我々の根城は学生寮だ。我々を叩きたくば学生寮にこられたし』


スコール「学生寮!忘れていた!」

アーヴァイン「あ~、寮なら人がいっぱい入れるね~」

リノア「そこに集結してるわけだねっ」

スコール「上等だ・・・シュウ先輩ゴルァ!!お望み通り今からそっちへ行ってやる!!」

スコール「首を長くして待ってやがれ!お前等全員実行委員強制加入だからな!!」

スコール「ハッハッハッハッハーーーーーー!行くぞ野郎共!」ダッ!


ーーーーーーーーーーーー


シュウ「かかったわ!みんな、準備はイイ!?」

生徒達「おーけいです!」

Seed達「準備万端だ!」

シュウ「さあ来なさい・・・スコール!」


ーーーーーーーーーーーー


・学生寮

スコール「トルァァッ!!」ザッ

スコール「シュウ先輩どこだゴルァ!」

リノア「ところでさあ、男子寮と女子寮どっちなの?」

スコール「ハッ!しまったどっちだ!!」

アーヴァイン「どっちかわかんないね~」

スコール「分断か!?野郎~~~~~、なめたマネを!」

アーヴァイン「じゃあ僕は男子寮を探ってみるよ」

リノア「じゃあアタシは女子寮かな?」

スコール(ハッ!これは女子寮を探る千載一遇のチャンスでは!?)

スコール(ババァーーー!緊急事態だ!女子寮への立ち入りを許可しろ!)

アルティミシア(もう、好きにしろよ)

スコール「オラーーーーーーーーーーー!」ダダダダダダ

リノア「あ、ちょっとまってよ!」


ーーーーーーーーーーーー


Seed「一名分断成功!」

シュウ「スコールは!?」

生徒「女子寮へと進みました・・・」

シュウ「あの変態野郎・・・」


・女子寮

スコール「ここが・・・女子寮・・・」

スーハースーハー

スコール「ああ~いいにおひがする~~・・・・・・・」スーハースーハー

リノア「先へ進まなくていいの?」

スコール「ハッそうだ!シュウ先輩ゴルァーーーーーーーーー!!」ダダダダダ

リノア「もう、慌ただしいねえ」

リノア「ん?」

『青い服の女性の方へ』

リノア「なにこれ。・・・あ~~これ~~~~~!」

リノア「ガーデンの制服じゃん!何?くれるの?」

リノア「やった~~~、ありがと~~~~!」


ーーーーーーーーーーーーーーーー


Seed「もう一名、分断成功!」

シュウ「よし!スコールの冷静さを削ぐわよ!」

シュウ「プランB,決行!」

生徒「了解!」


ーーーーーーーーーーーーーーーー


スコール「オラァーーーーーーーーー!」ダダダダダダ

スコール「オラァーーー・・・・ん?」ピタ

『とある女子の日記』

スコール「・・・」パラパラ

アルティミシア(当然のように読むなよ)


『今日は~ガルバディアガーデンの男子と合コンだったんだけど~一人超イケメン君がいて~

 しかも軍に就職が決まったエリートさん!これは逃す手はないっしょー!

 てなわけで積極的にアタックしてたら、酔った勢いでお持ち帰りされちゃいましたー!テヘ♪』


スコール「・・・」

スコール「 ビ ッ チ が ! 」ビリィ!

スコール「死ねよブス!お前の様な奴がいるから合コンが廃るんだ!!」

スコール「俺がそのエリート君を国ごと壊滅させてやるわ!!」ファイラ

アルティミシア(燃やすなよ、人の日記を)

スコール「あーーーー気分わりぃーーーーイライラするーーーーーーーー!」

スコール「さっさと出てこいシュウ先輩ゴルァーーーーーーー!!」

アルティミシア(あれ、リノアがいないぞ?)


ダダダダダダダ・・・・・・・


スコール「キエエエエエエエエ!!」ダダダダダd

スコール「ハッ!」

【部屋割り表】

スコール「・・・」

【716号室 セルフィ・ティルミット】

スコール「・・・」ニマァ

アルティミシア(おい、まさか)

スコール「 チ ャ ン ス 到 来 ! 」

アルティミシア(バカ!なんとか先輩の所へ行くのだろう!?)

スコール「この機会の逃してどうやってセルフィたんの部屋に入るんだよ!ボケ!」

スコール「よっしゃーーーーーーー!!入ってやる!いっぱいクンカしてやるーーーーーーー!!」

アルティミシア(お前、ミサイルの事忘れてるだろう)


ダダダダダ・・・・!!


スコール「 こ こ だ ! 」キキィ

スコール「716号室・・・間違いない・・・」

アルティミシア(ほんとに入るんだな)

スコール「開けるぞ・・・」ドキドキ


キィ・・・・・ 


バターーーーーーーーーン!!


スコール「これがセルフィたんのおへ・・・や!?」


【モップ】【バケツ】【ブラシ】【洗剤】【ゴミ袋】


スコール「なにこれ・・・」

アルティミシア(どう見ても掃除用具入れだな)






シュウ「今だ!かかれーーーーーーーーーーー!」



スコール「!?」


シュウ「奥に押し込んで捕えるのよ!」

生徒達「おりゃーーーー!」ガシ

スコール「な!?は、はなせモブ共!!」ジタバタ

生徒達「おとなしくしろーーーーーーー!」

シュウ「魔法班、前へ!」

Seed達「」キュィーン

シュウ「ありったけのST魔法をぶつけなさい!」

シュウ「いけーーーーー!」


【サイレス】

【ブライン】

【スロウ】

【スリプル】

【バイオ】


スコール「うががーーーーーーーーーー!」

スコール(もがっ!?)

生徒「サイレスが入った!」

シュウ「後もう一押し!」

スコール(ババア!何やってんだよ!エスナで助けろ!)

アルティミシア(バカバカしいんだよ・・・もう・・・)

スコール(ババアーーーー!裏切る気かーーーーー!!)

【ブライン】

スコール(うわっ!)クラヤミ

生徒「ブラインも入った!」

シュウ「アイテムが使えないように手を抑えて!」

スコール(ま、前がみえね~~~~~~!)

シュウ「とどめよ!総員スリプル発射!!」


【スリプル】【スリプル】【スリプル】【スリプル】

【スリプル】【スリプル】【スリプル】【スリプル】

【スリプル】【スリプル】【スリプル】【スリプル】


スコール(ち、ち、ち、ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!)


ちくしょーー! ちくしょー・・・ チクショー・・・・・ ショー・・・ ・・・・・・・・・・


テッテレレテーレーレテッテレー♪


シュウ「ミッションコンプリート!」

アルティミシア(お疲れ様)

ここまで


・案内板前

スコール「ハッ!」

ズラッ! ジロジロジロ・・・

アルティミシア(やっと起きたか)

ザッ

シュウ「随分派手に暴れたわね。スコール」

スコール「・・・」

シュウ「悪いけど、拘束させてもらったわよ。何か言う事があるんじゃなくて?」

スコール「・・・」

アルティミシア(何か言えよ、敗北者)

スコール「~」スゥー

スコール「○○○ーーーーーーーーーーーッッ!!」

シュウ「!?」

スコール「○○○!!【ピー】!!(とても卑猥な言葉)!!」

シュウ「ちょ、やめなさい!年少クラスの子もいるのよ!」

スコール「○○○ーーーーーーーーーーッ!!」

アルティミシア(気が触れたか?)

シュウ「スコール!!」

スコール「SeedSeedSeed!!なぜ俺の自由にさせない!」

アルティミシア(私のセリフをパクるなよ・・・)


リノア「も~うるさいなぁ、何をでかい声で叫んでんのよ」ザ


スコール「!?」


アーヴァイン「君、往生際の悪さは世界一だね」ザ


アルティミシア(あの姿は・・・)

【ガーデン制服(女子)】リノア

リノア「どう?ガーデンの制服もらっちゃった~!似合う?」

アルティミシア(ああ、着替えてたからいなかったのか)

スコール「リノアてめぇーーーーー!何を悠長にコスプレしてやがんだァーーーーー!!」

リノア「えーだってアタシガーデン生じゃないからこの服着る機会ないし~」

リノア「結構スカート丈短いねこれw」

アーヴァイン「ガーデンの制服は男女ともどこかが短いのさっ」

スコール「あーーーーー!!てめえそれ!!」

アーヴァイン「ん?」

【ガーデン制服(男子)】アーヴァイン

スコール「 そ れ 俺 の だ ろ ! 」


アーヴァイン「さっき男子寮に入った時にね~、拝借させてもらったよ~」

スコール「もらったよじゃねーよ!人の部屋勝手に入んな!」

アーヴァイン「いいからいいから~~~」クンクン

スコール「 匂 い を 嗅 ぐ な ! 」

アルティミシア(敗因は幹部の暴走か・・・)


 ざわざわ・・・ざわざわ・・・


リノア「取り囲まれちゃってるね~」

アーヴァイン「ガルバディアガーデンより人数多いね」

スコール「つかなんでお前等捕まってないんだよ!なんで俺だけ!?」

シュウ「あなたがたは一体誰?」

アーヴァイン「僕はガルバディアガーデンの狙撃手で~」

リノア「私はスコールのクライアントで・・・」

シュウ「なるほど・・・」

スコール「てっめえらァァァァ!裏切る気かァーーーーー!」

シュウ「で、ガルバディアのお二方が遠路はるばるバラムになんの御用?」

リノア「そうそう、みんな、聞いて!」バッ

リノア「ここにバラムのミサイルが飛んでくるかも知れないの!」


全員「!?」


シュウ「それ、本当!?」

アーヴァイン「本当だよ~、魔女が報復活動に乗り出したんだ~」

アーヴァイン「僕らはそれを伝える為に来たんだよ~」

リノア「みんなが知ってるゼル、セルフィ、キスティスはバラムを救う為にミサイル基地に潜入してるの!」

リノア「争ってる場合じゃないのよ!みんな、早く逃げて!」


 ざわざわ・・・・まじかよ・・・ここにミサイルが!?


アルティミシア(おいしい所を取られてしまったな)

スコール(あのアマ・・・でしゃばりやがって)

アーヴァイン「僕らはバラムの生徒じゃないから~内部事情とか知らなかったんだよ~」

アーヴァイン「手段を選んでる場合じゃなかったんだよ~」

リノア「みなさん、手荒な事をしてごめんさい・・・でも私は、みんなを助けたくてっ!」


 ざわざわ・・・そうか・・・そんな事情が・・・確かにそれしかないよな・・・・


アルティミシア(こういう演技させたら天下一品だなこいつは)

スコール(つかオレ同じ事言ったからな!?)


シュウ「なるほど、二人にはそんな事情が・・・」

シュウ「二人はバラムの事、知らないもんね・・・じゃあやっぱり今回の首謀者って」ジロ

スコール「だから最初に俺が言ったろ!話聞けよその他大勢共が!!」

スコール「折角助けようとしてやったのに恩を仇で返すマネしやがって!低脳共が!!」

スコール「もうやっぱお前等死ねよ!ミサイルの盾になれ!バラムの一部として生きていけ!雑草と一緒に!」


 ふざけんなてめえーーーーー!全然関係ない事ばっかやってただろーーーーーー!

 カードを奪う意味はあったのかーーーーー!! あのキスはなんだーーーーーー!!


スコール「シャラップゴミ共!解放されたらもっかい蜂起起こしてやるわ!!」ガルルルル


Boooooooooooooo!!


チーン ウイーン スタスタスタ・・・・


シド「やれやれ・・・騒々しいですね」


アルティミシア(あっ)

シュウ「学園長!」

スコール「あーーーーーッ!てめえメタボーーーーーッ!」

アーヴァイン「この人がバラムの学園長なんだ」

リノア「シドさんおひさしぶり~」

シド「おや、君は確か森のフクロウの・・・」

スコール「会いたかったぜメタボ!!てめえよくもあんなふざけた奴隷契約に署名してくれたなぁーーーー!」

スコール「お蔭で俺ら散々な目にあったぜ!強制ダイエットの覚悟はできてるんだろうな!?」

シド「ど、奴隷契約?なんですそれは・・・」

スコール「しらばっくれんな!森のフクロウとの契約書見たぞ!!」

スコール「てめえリノアの脅しに屈して血文字でサインしてたじゃねえか!このヘタレメタボメガネ!」

アーヴァイン「脅し?」

リノア「何言ってんのスコール」

スコール「このアマ・・・契約書だ!契約書を出せ!」

リノア「はいはい・・・」ペラ

スコール「!?」

リノア「これのどこが脅しなのかな?」


「森のフクロウさんへ

 皆さんとSeedの派遣契約の期間はティンバーの独立までです。
 Seedを有効に使ってぜひ目的を果たしてください
 なお、本件は例外的な契約でありますからSeedに欠員が生じても補充はえきません。
 他言も無用に願います

  署名 バラムガーデン学園長 シド・クレイマー 


シド「おお、これですこれ。確かに私が署名した契約書ですよ」

シュウ「ティンバー独立までですか・・・」

アルティミシア(これはこれで結構な契約だが)

スコール「あれ?なんで?」

リノア「・・・」

アルティミシア(ハッ!おいスコール、裏!)

スコール「!?」ペラ

【スケルトン素材】

スコール「こ、このアマ!こんな物まで!」

アルティミシア(例の脅迫文はもう・・・消されているな)

リノア「保険って奴?」ボソ

スコール「!?」

アルティミシア(お前が途中で逃げ出さない為にか・・・)

スコール「てめえェェェェ!どこまで俺の邪魔すれば気が済む!」

リノア「ちゃんと働いてほしかったからねw」

スコール「ぐぎぎ・・・」

シド「時にスコール、ミサイルが飛んでくると言うのは本当ですか?」

スコール「あ?本当だよ。今ゼル達がミサイル基地に潜入してるわ」

スコール「だがあいつらはミサイル発射を阻止まではできない」

スコール「あいつらがやるのはせいぜい誤差を最大にする程度だ。このままボサっとしてたら命中するのは確実だな」

シド「そうですか・・・」


 ざわざわ・・・どうすんだよ・・・はやく避難しなきゃ・・・ざわざわ・・・


リノア「シドさんはどうするの~?」

シド「私はここで最後までがんばりますよ。ここは私の家みたいな物ですからね」

スコール(もう、いいからさっさとMD層のキー出せよ)

シド「皆さんは避難を開始してください。私は一つ試してみたい事があるのです」

スコール「MD層だろ。行ってやるからあくしろよ」

シド「知ってたんですか・・・」

スコール「お前はコレステロールの心配でもしてろ」

アーヴァイン「MD層って何?」

シド「シェルター時代の物です。ガーデンは元々シェルターだったのです」

シド「MD層の最深部に行けばシェルター時代の制御装置があるのです。それが何かはわかりませんが・・・」

シド「ミサイルくらいは防げるかもしれません。それに賭けてみようと言う訳です」

スコール「だりぃ~」ゴロゴロ


シュウ「こらスコール!学園長に向かってなんて口の聞き方なの!」

シド「はは、だりぃ、ですか。キスティスの報告通りですね」

スコール「・・・あ?」

シド「自分の考えや気持ちを整理したり伝えたりするのは苦手なようですね」

スコール(何報告してんだよあのモルボル)

アルティミシア(ただめんどくさがってるだけなのに・・・)

アーヴァイン「そこに行けば何とかなるかもって事~?」

リノア「急がなきゃ!」

シド「頼みましたよ、スコール」

スコール「あ、やっぱ学園長が行ってください。MD層臭いんで」

シュウ「お前が行けよ!」


・エレベーター

ウイーーーーーーーーーン・・・・・・

スコール「狭いんだよ。近寄んな」グイ

アーヴァイン「いいからいいから~」スス

スコール「あ~もうだりぃ~。大体シェルター時代の設備を放置するなっての・・・」

リノア「どこまで降りるのかな~」


バチンッ!


全員「!?」


リノア「停電だ!」

スコール「言ってる側からこれかよ」

アーヴァイン「・・・」サワサワ

スコール「どさくさに紛れて触ってくんな!見えてるんだよ!」

リノア「どっかに出るところあるんじゃない?」

スコール「ったくオンボロが・・・」ガコ


・MD層 上層

スコール「ウッ!」

アーヴァイン「すっごい臭いね~・・・」

スコール(いつ来てもたまらない臭いだな・・・)

リノア「古い工場みたい~」

スコール「あ、そうそうお前等、ここの敵は全部炎が弱点だから」

スコール「オイルまみれだから火近づけると引火するの。アホだよな」

アーヴァイン「そうなんだ~」

スコール「炎属性のジャンクションをつけてれば全員一撃だが、だからと言ってサクサク殺すなよ」

スコール「やりすぎると後々めんどい事になるからな。レベル的な意味で」

リノア「りょうか~い」

アーヴァイン「イフリートいるし問題ないね~」

スコール「あ~くせえ。やっぱモルボル連れてくるべきだったわ」

カンカンカンカン・・・・・

アルティミシア(サビがすごいな)

スコール(せめて清掃くらいしろよな。清掃費用ケチりやがって)

アルティミシア(私のしもべならこんな風になるまで放置しないぞ)

スコール(お前んちは素材からしてきたねーだろ)

アルティミシア(な!?クラシックと言え!)

スコール(魔○村だな)


アーヴァイン「スコール、これ~」


【バルブ】


スコール(これか・・・ガチで硬いんだよな)

アルティミシア(ただのバルブだろ?)

スコール(サビててカッチカチなの。これ一人で開けれた奴いるのかね)

アルティミシア(ほう、ではあいつにやらせたらどうだ?)


リノア「?」


スコール「あっそうか。リノア。やれ」

リノア「ええっ!?」

スコール「パーティーメンバーで一番の力持ちなんだろ。やれよ」

アーヴァイン「リノア一人はキツいんじゃないかな~」

スコール「いーのいーのこいつ軍人の娘だから。というわけでやれ。10秒以内な」

スコール「指が腱鞘炎になるまで連打しろ。いいな?」

アルティミシア(3人でやればいいだろ・・・)


リノア「もう、しょうがななぁ~。いくよ!」ガシ

スコール「ハイハイハイ~リノア氏の~ちょっといいとこ見て見たい~」ペシペシ

アルティミシア(座るなよ)

アーヴァイン「ホントに大丈夫~?」


リノア「せーのっ!」グイ







バキッ




スコール「あっ」





・エレベーター前


スコール「スコール探検隊、任務失敗の為ただ今戻って参りました」ビシ



全員「 何 や っ て ん だ バ ッ キ ャ ロ ー ー ! ! 」


スコール「いやマジで。これもんっすわ」カランカラン

シュウ「なにこれ、バルブ?」

スコール「このアマがへし折りやがった。これでもうこれ以上先へ進めねえ」

リノア「ごごごごめんなさい!まさかあんな簡単に折れると思ってなくて!」

シド「さ、サビで劣化してたんですかね・・・」

スコール「いや、単なるバカ力」


 ざわざわざわ・・・おい・・・どうすんだよ・・・やばくないか・・・


シド「の、望みは絶たれたわけですか・・・」ガク

スコール「つかこれだけじゃなくて中全体がサビサビだったぞ。ちゃんとメンテしとけよ」

スコール「ガーデンの授業で機械の整備とかあんだろが。何のための授業だよ。ボケ」

スコール「は~あ、これだから無能な上司はイヤなんだ」ヤレヤレ

シド「・・・」ションボリ

アルティミシア(ちょっと言いすぎだろ)

スコール(いや、これは前から思ってた事だからな。良い機会だから言わせてもらった)

スコール(俺、前回はあそこの下層でガラスにヘッドダイビングかましたんだからな?梯子が外れてさ。当然の権利だわ)

アルティミシア(そ、それは痛いな・・・)

全員「どうしよう・・・」

スコール「はーあめんどくせ。オイル臭いから風呂入ってくるわ」

アルティミシア(やってる場合か!?)

スコール(D地区からノンストップでここまで来たんだぞ?疲れたんだよ。休憩させろよ)

アルティミシア(・・・お前のその余裕はどこから来るのだ)

スコール(あ?んなもんまたバハムートでもぶつけときゃいいだろ)

アルティミシア(できるかバカモノ!絶対出たくないって言ってるぞ!)

スコール(いやでも盾役はあいつしかいねーじゃん。ケツアクコァトルは薄いしトーマスは呼んだらどっかいくし)

スコール(エデンは基本ヒッキーだし。それ以外の連中はそもそも飛べねーだろ)

アルティミシア(う、うーん。しかし・・・)

スコール(わかったよもう・・・)

スコール「リノア!」

リノア「はい?」

スコール「あいつ呼べ。あいつにミサイルぶった切ってもらおう」

リノア「あいつ?」

スコール「ギルガメッシュだよ!あいつならなんとかできんだろ!」

リノア「あ~」ポン

スコール「ポンじゃねーよ!あくしろよ」

リノア「でもさ~、ギルガメッシュは・・・」

スコール「!?」

【GF ギルガメッシュ】HP 0

リノア「何度も身代わりにしちゃったからね~」

スコール「 回 復 し と け よ ! 」


アルティミシア(おいおいおい、いよいよどうするんだ?)

スコール(ち・・・かくなる上は・・・ババア!お前しかいない!)

アルティミシア(え!?)

スコール(ババア!お前の魔力ならミサイル如き紙飛行機同然だろ!?)

アルティミシア(いやまぁそうだが)

スコール(このままガーデンが壊滅したら時間圧縮まで戻れねーぞ!?手助けしろよ!)

アルティミシア(どうやってだよ)

スコール(実体化すりゃいいだろが!!あのバングルで!!)

アルティミシア(・・・お前、本当に記憶障害が進んでいるのか?)

スコール「!?」


 (バングルはこの女教官に預けておく!いいな!)


スコール「・・・」

アルティミシア(バングルは遠くガルバディアの地だな)


スコール「・・・」


スコール「・・・」


スコール「 ど う す り ゃ い い の ! ? 」


全員「!?」ビクッ


スコール「あああああああああ詰んだァァァァァァ!!」ガバッ!!

スコール「もう打つ手がないィィィィ!動かせないィィィィ!」


スコール「おーーーーーしーーーーまーーーいーーーーーだーーーーーーーーーッ!!」


 スコールが慌てふためいている・・・え、もしかしてマジで終わり? 本気でもう終わりか・・・・?


スコール「シド学園長、今までお世話になりました」ペコ

シド「はい?」

スコール「とんずらっ!」ダッ!

アルティミシア(ちょっとまてーーーーーー!お前だけ逃げるなよ!!)グググ

スコール(あああああ!離せババアァァァァァ!もうゲームオーバー確定なんだよ!!)

スコール(もうMD層いけねーじゃん!バルブ開かねーじゃん!どうすんのこれ!?どーすんのオレ!)

アルティミシア(何か別の手を考えるしかないだろ!)

スコール「んなもんねえよおおおおおおお!!アァァァァァァァァ!!」


全員「・・・」


 うわーーーーーーーーーー!

 キャーーーーーーーーーー!

 ミサイルが振ってくるぞーーーーーー!

 逃げろーーーーーーーーーーーーー!!


ダダダダダダダダダ!!


シュウ「ちょっとみんな!落ち着いて!!」

スコール「みんな速く逃げろーーーーーーー!みんな死んじまうぞォーーーーーー!!」

シュウ「焚き付けんな!!」


うわーーーーー!キャーーーーー!ヒィイーーーーー!


シド「わ、私はここに残りますよ!」

リノア「ダメよシドさん!ガーデンはまた作ればいいけどシドさんは一人なのよ!」

スコール「GFもだろ!お前マジ何で死んだまま放置させてんの!?鬼畜か!」

リノア「だってショッピングさせてくれなかったじゃ~ん」

アルティミシア(切り刻んだのはお前だろ)

スコール「つかホモは!?ホモどこいった!?」

アルティミシア(そういえばさっきから見てないな)

スコール「ハッ!」


『リユニオンが始まったので約束の地へ行きます。探さないで下さい

                                           キニアス』



スコール「 逃 げ や が っ た ! 」ビリィ!

スコール「あのホモ野郎ォーーーー!誰よりも真っ先にヘタレやがった!!」

アルティミシア(もう・・・どいつもこいつも・・・)

シュウ「みんな!落ち着いて!お願いだから・・・落ち着いて・・・」

スコール「ああああーーーーーーー!誰か究極召喚用意しろォーーーーーー!」ワシャワシャ

アルティミシア(なんだよ究極召喚って)


うわーーーーー!

キャーーーーー!

ヒィイーーーーー!


リノア「・・・あるかも」

シド「へ!?」

リノア「ガーデンを動かす方法・・・あるかもしれない」

シュウ「それホント!?」

リノア「ちょっと待って!えっと・・・ダンスパーティーで一回ここに来たから・・・その時サイファーの・・・」ブツブツ

スコール「ノォ~~!ノォ~~!」

リノア「スコールうっさい!・・・たしか・・・あの時は・・・・」ブツブツ

リノア「シドさん、メインのコンピューターって、どこにある?」


シド「メインコンピューターですか・・・学園長室にありますが・・・」

リノア「そこに連れてって!なんとかなるかもしれない!」

シュウ「ホント!?」

リノア「後何人か手伝いが欲しい。えーっと・・・」

スコール「マキナはエボンの教えに反してるんだぞガルバディアーーーーーーーーーッ!」

アルティミシア(なんなんだよエボンって!)

リノア「・・・不安だけどスコール」

アルティミシア(ほら、読んでるぞ!)グイ

スコール「ああああーーーーー!ユウナレスカ様ァーーーーー!」ズリズリ

リノア「えっと・・・後は・・・」

ニーダ「俺に何かできる事はないかい!?」

リノア「あなたは・・・」

ニーダ「僕はニーダ、スコールと同期のSeedだ」

ニーダ「ガーデンのピンチ、黙っちゃいられないよ!」

リノア「スコールの同期の人・・・ありがとう!」

シュウ「同期なのに・・・」

スコール「素敵~だ~ね~!ふ~たり手を取り道明寺~!花より男子~!」ゴロゴロ

アルティミシア(バカ!逆だ!)

シュウ「この違い・・・」


・学園長室

シド「一体何を・・・?」

リノア「これをパソコンにつなげて・・・よし!接続完了!」

リノア「ニーダさんは空を見てて。ミサイルが肉眼で見れるようになったら教えて!」

ニーダ「了解!」

リノア「シュウさんはみんなの避難先導!パニック状態をなんとかして!」

シュウ「了解よ!」

リノア「スコールは・・・」

スコール「そうだ。ヴェグナガンを使おう」(提案)

アルティミシア(お前、もしかしてコンフュかかった?)

リノア「とりあえず黙ってて!」


リノア「いっくよ~~~~!」

ウイン

リノア「・・・」ス


アルティミシア(あ、おい、リノアが何かやってるぞ)

スコール(ネトゲか)

アルティミシア(違うだろ・・・というより、何かを入力してるような)


リノア「・・・」


カタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・

カタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・


カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ!!


アルティミシア(おわ!?)

ニーダ「タイピングはええ~・・・」

スコール「何やってんだ!?」


カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ



リノア「多分こっち・・・ガーデンの動力部・・・そこからさらに階層を奥へ・・・」ブツブツ


カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ


アルティミシア(私はパソコンはさっぱりわからん。ああいうのってなんていうのだ?)

スコール(そういえばネットワークを乗っ取ったって言ってたな・・・)

アルティミシア(ノットリング?)

スコール(なんだその安直なネーミング!あれは俗にいう・・・)

シド「 ハ ッ キ ン グ で す か ! 」


リノア「緊急事態だから許してね!」

スコール「一回やってるもんな」

ニーダ「えっ」


カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ


リノア「ん~・・・こっちは前に入った掲示板・・・じゃなくて・・・別のトコ・・・」

シド「いけそうですか?」

リノア「シェルター時代の物だからどこかでローカルネットワークが繋がってると思うんだけど・・・」

リノア「入口が見当たらないなぁ・・・」カタカタカタ

スコール「スパイかあいつは」

アルティミシア(段々オルガンを弾いてるように見えてきた)

スコール「あ~確かに」

アルティミシア(あのような小さな箱で何を解析できるのだか、さっぱりわからんよ)

スコール「未来のエロゲ楽しみにしてたのにババアのせいで・・・」


リノア「 」ピタ


リノア「ナイスヒントスコール!ちょっと来て!」

スコール「え、なに?」

リノア「ねえおばさん・・・ガーデンにライブラかけてくんない・・・?」ボソ

アルティミシア(えっ)

リノア「おばさんのライブラならさぁ・・・大きな建物でも隅々まで解析できるっしょ?」ボソ

アルティミシア(ああ、お前今ライブラしてるのか)

リノア「そゆこと」

アルティミシア(なるほど、その箱は自力でやるライブラみたいな物か)

アルティミシア(イメージが沸いたよ。それなら容易い・・・)

スコール「俺関係ねーじゃん」

リノア「スコールもエロゲの裏コマンドとか使うでしょ」カタカタ

スコール「俺はわかってて敢えて使わない!」キリ

リノア「どうでもいい」カタカタ


【ライブラ】バラムガーデン


ピロリロピロリロ・・・・・・

リノア「おおおーーーー!さっすがおばさん!」

アルティミシア(これでいいか?)

リノア「じゅーぶん!」カタカタ

スコール「なんとかなりそうだな。終わったら起こして」ゴロン

アルティミシア(寝るな!)


シュゴゴゴゴォォォォーーーーーーーーー・・・キランッ!


ニーダ「ハッ!来た!ミサイルだ!」

リノア「あともうチョイ!」カタカタ

スコール(~)zzz

アルティミシア(あれか・・・)


ゴォォォォォォーーーーーーーーー・・・・・!!


リノア「ちょっと本気出すわ」


カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ


シド「ミサイルが来ましたよ!」

ニーダ「まだなの!?」

リノア「これじゃない・・・これじゃない・・・こっち!」

カチッ


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・


リノア「ビンゴ!」

リノア「みんな、どこかに捕まって!ガーデンが浮上するよ!」

スコール「・・・・」zzz

アルティミシア(ん?何か床が光っているぞ?)

スコール「・・・」zzz

アルティミシア(おい、何か光が広がっているぞ)

スコール「・・・」zzz


シュゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!


スコール「ファブラノヴァッ!!」ズドン!

アルティミシア(何か生えてきたぞ!?)

スコール「こ、腰打った!腰打った・・・強烈に・・・!」ピクピク


グオングオングオン・・・ゴゴゴゴゴゴゴ!

シュウ「何この地響き!」

 うわーーーーー! ガーデンが浮いてるーーーー!

シュウ「ええっ!?」

 あれ・・・ ガーデン動いてない・・・? ガーデン動いてる!?

シュウ「なんとかなったの・・・?」


リノア「あーつかれたー」ドサ

ニーダ「やった!ミサイルから離れていく!」

シド「よくやってくれました・・・本当にありがとう!」

リノア「いいってことよー!」ブイ


・コクピット

スコール「腰が・・・」ピクピク

アルティミシア(まだやっているのか・・・ほら見ろ。なんとかなったぞ)

スコール「・・・?」


シュゴォーーーーーーーーーーー! ボォン ボォォォォォォォン!!


アルティミシア(ミサイルが着弾したな。間一髪で回避できた)

スコール「なんだよ、遠隔操作できるんじゃねえか・・・」

リノア「よっこらせ」グイ

スコール「リノア・・・」

リノア「とりま。おつ!」

スコール「乙じゃねえよ・・・元はと言えばお前がバルブへし折るのが原因だろ・・・」

リノア「責任取ったからいいじゃんw」

スコール「つか遠隔操作できたんなら・・・俺らMD層行く意味なかったな」

リノア「まぁ、一番いいのは直接行って動かす事だし。あくまで裏技だよ」

スコール「・・・」



モワモワモワモワ・・・・


シュゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!



ニーダ「あ、あれ?」

シド「どうしました?」

ニーダ「ええ・・・ウソだろ・・・・」

ニーダ「 ミ サ イ ル が 追 っ て き て い る ! ! 」

スコール「 な に ぃ ! ? 」


リノア「えっウソ!?」

シュゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

アルティミシア(本当だ・・・追尾式か?)

スコール「ハァ!?もういいってガーデン動いたんだから!」

リノア「あのミサイルにそんな機能なかったと思うけど・・・」

リノア「あ」


 (お前等ただの学校と思ってるだろ。あれ正体は移動要塞だからな?)


リノア「・・・スコールのせいだね」

スコール「ハァ!?なんでそこで俺なんだよ!

リノア「スコール、ガーデンの事バラしてたでしょ」

スコール「・・・」

アルティミシア(またもやお前のせいでみんなが・・・)

スコール「 ま じ か よ ! 」

スコール「ああああああーーーーーーーーーー!ガルバディアの分際で余計な事してんじゃねえェーーーーーーーー!」

アルティミシア(だから言ったんだ。情報を得れば対策するに決まってるだろ)

ザザッ

スコール「追ってくんなよミサイルの癖に!ここまで来てそれはないってェェェェェェ!!」

リノア「スコールさんスコールさん」

スコール「あんだよ!?」

リノア「マイク・・・入ってるよ」

スコール「!?」


『追ってくんなよミサイルの癖に!ここまで来てそれはないってェェェェェェ!!』


 失敗・・・失敗だ・・・ミサイルが追ってきてる・・・

 うわーーーーーーーー!キャーーーーーーーーーーーー!

 助けてくれーーーーーーーーーーー!!


シュウ「あのバカ・・・」


スコール「 マ イ ク 切 れ よ ! ! 」


リノア「これについてたんだね」コンコン

スコール「指揮用の奴か・・・オラ!」マイクオフ

アルティミシア(下は今頃阿鼻叫喚だろうな)

リノア「う~ん、こりゃ詰んだかな?」

スコール「お前最後までやり遂げろよ!?諦めんなよ!」

リノア「無理だって。こんな裏技使っても回避できないって事はもうそういう運命だったんだよ」

リノア「見てよこれ。あー指がいたーい。腱鞘炎だー」ギュ

スコール「なんとかならんのか!?」

リノア「ムリムリ、このガーデン武装とかないじゃん」

リノア「ビームでもあったらまた何とかなったかもしれないんだけどねー」

スコール「あるかんなもん!ホ○イトベースじゃあるまいし!」

リノア「とりまアタシ逃げるわw」

スコール「はぁ?!」

リノア「だってミサイル食らいたくないし。アンジェロに乗って全力ヘイストでダッシュしたらギリ逃げ切れるかな?」

スコール「俺も載せてけよ!!」

リノア「アンジェロがしんどいじゃん」

スコール「お前パワーなら100人乗っても大丈夫だろ!?担げ!全校生徒担げ!」

リノア「w」


シュゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


リノア「ミサイルきたから私行くわ!」

スコール「あ、おい待て!ぐあっ、腰が・・・」

アルティミシア(ここまで来てか・・・)

シュウ「終わりなの・・・?」ガク

ニーダ「Seedになったばっかりなのにーーーーーーーーーー!!」

シド「イデア・・・すまない・・・」



 うわーーーーーーー! 終わりだーーーーーーーー!死ぬーーーーーーーーーー!!



ゴウンゴウンゴウン・・・・




シュゴゴゴゴォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!





 『はいはい、諦めるのはまだ早いよ~』ザザ


全員「!?」


アーヴァイン「ガーデンがまさか移動式だったなんてね~、知らなかったよ~」ザザ


スコール「アーヴァイン!?アーヴァインか!」

アーヴァイン「無線機お借りしたよ~、みんな聞こえてる~?」

リノア「まだいたんだあのホモ」

アーヴァイン「みんな聞いて~、あれはガルバディアのミサイルBAG0003Aって言うんだ~」

アーヴァイン「座標入力式だからそんなに命中精度は高くないよ~、授業で習ったんだ~」

シド「ああ、彼はガルバディアガーデンの生徒でしたね」

アーヴァイン「何故か知らないけど、追尾機能が付いてるね~、でも、ドントウォーリーさ」

アーヴァイン「要はセンサーを潰せばいいんだ~。ミサイルそのものは無理だけど一部分だけなら~・・・」

シュウ「え・・・まさか」


アーヴァイン「・・・」ジャキ


シュゴォォーーーーーーーーー!!


アーヴァイン「ママ先生じゃないなら・・・僕にもできる!」ジャキ


アルティミシア(狙撃するつもりだ!)

スコール「まじか・・・」


ミサイル「 」ギョロギョロ


アーヴァイン(あれか・・・)


ニーダ「可能なのか!?かなりの数だぞ!?」


アーヴァイン(その辺は素人だねえ・・・連なったミサイル群は一発落とせば誘爆して周りも巻き込んでいくのさ)

アーヴァイン(問題はどのミサイルを落とせば全部巻き込めるか・・・だけどね~)


シュゴゴゴゴォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


アーヴァイン「・・・・」


フォンッ フォンッ

シュゴゴゴゴォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


アーヴァイン「・・・」


ォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・






キランッ





アーヴァイン「!」



【アーマーショット】



 パ ァ ン !




ミサイル「 」バリィン!


ザザッ ザザザッ


ザザザザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・・・・


ミサイル「・・・」ヒュウウウウン


カンッ


カンカンカンッ








カッ






ボォォォォォォォォォォォォン!!!


ボォォォォォォォォォォォォン!!! 

ボォォォォォォォォォォォォン!!! 

ボォォォォォォォォォォォォン!!!



ボ ボ ボ ボ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !


パラパラパラ・・・・



アーヴァイン「yeah!」グッ!



スコール「マジで・・・やりやがった・・・」

アルティミシア(大したものだな)

リノア「やるじゃんホモ」

ニーダ「た、助かった・・・・」ヘタ

シド「是非来年のSeed試験を受けて頂きたいですねえ」


シュウ「助かった・・・の?」


 ざわざわ・・・ざわざわ・・・


アーヴァイン「なんとかなったよ~」


シーン・・・・・・


 やったぜーーーーーーーーーーーーー!!

 ありがとうホモーーーーーーーーーー!!

 受け野郎ーーーーーーーーーーーーー!!

 ホモさーーーーーーーん!!


アーヴァイン「いやぁ~照れるねえ~」


 ホーモ! ホーモ! ホーモ! ホーモ! ホーモ・・・・・・・・・


リノア「一件落着!」ビシ

スコール「・・・」

アルティミシア(お前、一切何もしてないな)

ここまで


数時間後

・スコールの自室

スコール「・・・」ゴロ

アルティミシア(動き始めてから結構経つな)


(あの後・・・辛くもミサイルから逃れた俺達は、操縦方法がわからないまま風の向くまま直進し続けている。

 途中バラムの街に突っ込みそうになったが、コクピットのボタンを適当に押しまくったらなんとか回避できた。

 しかし直撃を免れた代わりに今度は海に落ち、そのまま大海原を波任せ風任せで進み続けている。

 マスター派と学園長派の内紛もこの混乱でうやむやになり、生徒達は各々の生活に戻って行った・・)


スコール「・・・」


(リノアとアーヴァインはガーデンを救出した功労者として特別にガーデンでの行動が認められている

 リノアは持前の演技力で生徒達に愛想を振りまき、さんざん痛めつけていたにも関わらず評判は上々だ

 アーヴァインも同様、ガーデン各地を気の向くままに放浪し続けている。

 途中イケメンを見つけたらセクハラをしているようだが、キスは無理でもおさわり程度なら許されているようだ)


アルティミシア(海綺麗だな)


(そうして何も変化がないまま時間だけが過ぎて行った。みんな内心では今後どうなるのかが気になるようだ

 俺はこの先どうなるかを知っているが・・・魔女を敵に回し、危うく命を落としかけたんだ。無理もない)


(俺はと言うと、ガーデンを混乱に陥れた主犯として拘束されそうになったが

 功労者のリノアとアーヴァインが必死でみんなを説得してくれた為、なんとか俺は有罪判決にならずに済んだ

 しかしその代わり、今まで奪ったカードを全て奪い返された。必死で抵抗したが圧倒的兵力に

 なす術もなくやられるしかなかった。どさくさに紛れて元から持ってたレアカードをパクっていった奴がいた

 こいつは見つけ出して後でアルケオダイノスのエサにしてやろうと思う) 


スコール「・・・」


(一応自由は確保されたが、その代わり保護観察処分なる物をを食らった。Seedが逐一俺の動きを監視しているらしい

 階段下で女子のパンツを覗こうとしたが、女子にものすごい警戒心を向けられ誰も俺に近寄らない

 帰り道にマラソン少年に後ろから蹴りを入れられた。ムカついたので反撃しようとしたらSeedに取り押さえられた。

 カードをしようにも誰も相手をしようとしない。みんな俺がレアカードしか使ってこない事を知っているからだ

 唯一クラブだけは相手をしてくれるが、こいつは無口なので無視されているのかOKなのかがわかりづらい)


(現時点での俺のガーデン内の行動はかなり制限されている。ほぼ自由時間はなく、あったとしても監視付き

 最初は無視して暴れまくっていたが、ついさっき呼び出しを食らいシド学園長直々に

 次問題を起こしたらSeedの権限をはく奪する。とまで言われてしまった。何て事だ)


(・・・大失敗だ)


スコール「・・・」

アルティミシア(おいスコール、デッキに連れていけ。海がみたい)


スコール「 つ か な ん で 俺 だ け ! ? 」   


アルティミシア(またか・・・)

スコール「だっておかしいじゃん!?なんで俺だけこんな目に合ってんの!?」

アルティミシア(もう、その話はさんざしただろ。全部お前が巻いた種だ)

スコール「Seedだけに。ってやかましいわ!なんだよ保護観察処分って!ここは少年院か!)

スコール「ふざけんなよカスがァァァァァ!!俺が今まで世界の為にどれだけ苦労してきたと思っている~~~~!」

アルティミシア(2週目なのはお前だけだし・・・)

スコール「俺だけじゃねーだろ!リノアもだろ!あいつだって散々悪党全開だったのになんでうまい事なじんでるんだよ!」

アルティミシア(あいつは一応策を練ってから行動してるからな・・・)

アルティミシア(大体リノアもホモもガーデンを救ったのは事実だろ。お前はむしろ窮地に陥れた側だろ)

スコール「不公平だ~~!不条理だ~~!薄汚れた愚か者共~~~~!」

スコール「黒いガンブレード使いがバラムを焼き尽くすのか!?幻想に幻想を重ねて夢を見ているのは誰だ~~~~!!」

アルティミシア(私の発言をちょくちょく引用するのはやめろ)

スコール「うぐぐ~~~~~!くやしいよ~~~!」ジタバタ

アルティミシア(もう、いいから海に連れていけよ)

スコール「うぐぐ~~・・・・・・・」zzz

アルティミシア(寝るな!海連れて行けよ海!オイ!)


数時間後

アルティミシア(海・・・海・・・海・・・)ブツブツ

スコール「ふあぁ・・・」ムク

リノア「おハロー」ズイ

スコール「おわっ!?てめえいつの間に!」

アルティミシア(ちゃんとノックしてたぞ)

リノア「カギあいてたから~入っちゃったw」

アルティミシア(閉めろよ。不用心だな)

スコール「・・・何の用だよ」

リノア「ガーデン案内してもらおうかなって思って」

スコール「あ?他の連中にでもやらせればいいだろが」

スコール「なんてったってお前はガーデンの救世主様だからな。お前が頼めばみんな二つ返事で案内してくれるだろうよ」

リノア「そうじゃなくってさ~」

リノア「イデアの秘密・・・知りたくない?」ボソ

スコール・アルティミシア「!?」

リノア「せっかくだから散歩でもしながら話そうよ」

アルティミシア(おい、行くしかないだろ)

リノア「大丈夫だって。アタシが入れば監視されないから」

スコール(・・・イデアの秘密って、なんだ?)


・バラムガーデン1F

スコール「だりぃ~」ズリズリ

リノア「もう、ちょっとは自分で歩いてよ!」ズリズリ

アルティミシア(靴すり減るぞ)

生徒「お、リノアじゃんおハロー」

生徒「またスコールがなんかやったの~?」

リノア「おハロー!ちょっと用事があってね~」

生徒「しっかり見張っててくれよな~!そいつ何するかわかんねえからさ~!」

リノア「りょうか~い!」

スコール「死ね・・・カード搾取要員共が・・・」ズリズリ

リノア「もう、しゃんとしなよスコール!」

スコール「なんでお前みたいなもんを・・・案内はセルフィ専用だっつの・・・」

スコール「大体さっき散々各地で暴れ回ったろ・・・今更なんなんだよ・・・」

リノア「あ、カドワキ先生おハロー」

カドワキ先生「お、リノアにスコールじゃないか。シド学園長を見なかったかい?」

スコール「痛風発症して寝込んでます」

リノア「嘘言わないでよwちょっと見てないですね~」

カドワキ先生「そうかい・・・見かけたら保健室に来るように言っといてくれないかい?」

カドワキ先生「あの人働きすぎなんだよ」

スコール「働きすぎな人があんなにぶくぶく太らないと思います」

リノア「もういいから!了解で~す!」

スコール「先生後で湿布ちょうだい。腰強打してガチヤバイから」

カドワキ先生「ケアルでもかけてもらいなよ・・・」

ズリズリ ズリズリ

スコール「・・・」ベチャァ

リノア「あー疲れた。ちょっと休憩」

スコール「休むな。引き連れよリノアカー」

リノア「誰が車よ。地べたに寝転ぶんじゃないの」

スコール「レビテトしろレビテト。俺は一歩も動かんぞ」ベチャァ

リノア「もう・・・」

ダダッ!

教師「生徒NO.41269スコールか?」

スコール「違います」

リノア「いやスコールでしょw」

教師「マスター様がお呼びだ。至急マスタールームまで来なさい」

リノア「マスタールーム?」

教師「そこのエレベーターを下に降りろ。許可は出してある」

リノア「だってさスコール」

スコール「誰が行くかカス。あのでかい乳母車と戯れてろ」

教師「はやくいけ!」

リノア「どうしよっか・・・」


1 先にマスターに会う

2 先にリノアの話を聞く


安価↓


リノア「マスターが呼んでるってさ」

スコール「・・・バックレで」

リノア「バック・・・すいませんちょっと用事があるんで先にそっち済まします」

教師「用事?はやくするのだぞ」

スコール「Seedになった時点でもうお前等に用はないんだよ・・・」ボソ

リノア「スコール!シー!シー!」

教師「?」

スコール「そのダサイイエローハットを取れ。顔と目がわかりにくいんだよ」

リノア「もういいって!いくよ!」ズリズリ


・図書室

アルティミシア(図書室?何の用だ?)

リノア「あーあ、折角案内してもらおうと思ったのに」

スコール「するかカス。お前はもっぺんMD層へいけ。無呼吸で」ズリズリ

リノア「あっ」

アーヴァイン「ねえいいじゃない~ちょっとだけだしさ~」

三つ編みの図書委員「や、やめてください!」

リノア「アーヴァインがナンパしてるよ~」

スコール(いやあいつが口説いてるのは・・・)

キザなSeed「もうしつこいな!こんな人前でできるわけないだろ!」

三つ編みの図書委員「図書室はハッテン場じゃありません!」

アーヴァイン「いいからいいから~」

リノア「ああ、そっち・・・」

スコール「デルタアタックの完成だな」

アルティミシア(三角関係だろ)


・図書室 奥

スコール「・・・」グデー

リノア「ちょっと待っててね」

アルティミシア(本を見せるのか?)

スコール(まさかあいつも腐女子ってオチじゃねーだろうな)

アルティミシア(う、う~んそれはないと思うが・・・)


リノア「あったあった。じゃーん!これだよこれ!」

スコール「?」


【12人の勇者達】


アルティミシア(童話か・・・?)

スコール「絵本じゃねーか」

リノア「むかしむかし、ある所にとってもわる~い魔導士がいました」

スコール「読むなよ。眠くなるだろ」

リノア「わる~い魔導士は世界中で暴れ回り、人間の世界を長年苦しめていました」



『悪の魔導士が世界を混沌に陥れるさなか、立ち上がった12人の勇者がいました

 12人の勇者達は12の武器を使い、悪の魔導士に挑みました。

 悪の魔導士は勇者達の猛攻に窮地に立たされ、いよいよ危なくなったその時です

 悪の魔導士は全てを飲みこむ強大な力を使いました。勇者達はその力にたちまち飲みこまれ、消えて行きました

 勇者を倒して一安心の悪の魔導士。しかしその【力】は悪の魔導士自身も飲みこみました

 そうして残ったのは、【力】と勇者の【武器】だけしかありませんでした、とさ』



リノア「めでたしめでたし・・・」パタン

スコール「後味わるいなオイ!?」

リノア「それはまぁ作者に言ってよ」

アルティミシア(よくある童話だと思うが・・・それが何か?)

リノア「これ。実話らしいよ」

スコール・アルティミシア「え!?」

リノア「マジ。先生言ってたもん」

スコール「どういう事だよ」

リノア「この勇者が使ってた12の武器・・・世界のどこかに本当にあるんだって」

アルティミシア(本当か!)

リノア「さすがに在り処まではわかんないけどねー」

スコール「つかよ、あの貝殻マジで何もんだよ」

スコール「ディンゴー砂漠は私が作ったとかほざいてたぞ、オイ」

リノア「あー、それもマジみたいよ」

アルティミシア(事実なのか・・・)

リノア「なんか癪に障る連中がいたんだって」

スコール「癪に触ってるのは俺の方だ!なんだあの貝殻は!」

スコール「この俺がアウトオブガンチューと言い放たれたんだぞ!?!屈辱以外の何物でもないわ!!」

アルティミシア(私なんてゴブリン呼ばわりされたぞ!)

リノア「ウケるw」

スコール「笑いごとじゃねえんだよ!!」バン!


リノア「でも先生目線だとホントに眼中ないかもね」

スコール「なんでだよ!アルテマウエポンすら半殺しにできるこの俺が!?」

リノア「もっとタチの悪いのと戦ってたから」

スコール「俺よか・・・?信じられんわ。どんなのだよ!」

リノア「聞いた話だからホントがどうかわかんないけどね~」

リノア「4人がかりでスコールのEOHみたいな技ガンガン使ってくるらしいよw」

スコール「!?」

リノア「後なんか意味不明な薬でST耐性無視してくるとか」

アルティミシア(ええっ!?)

リノア「物理攻撃が一切聞かないとか。技盗まれまくるとか、モンスター拉致しまくるとか」

リノア「しまいには死んでも死なない奴が永遠に立ち向かってくるらしいよw」

スコール「・・・」

リノア「部下が皆殺しにされたって憤慨してたな~」

アルティミシア(どっちが化け物だか・・・)

スコール「・・・古代はそんなに殺伐としてるのか?」

リノア「知らないよwあっでも」

リノア「魔法が普通に店で売ってるらしいよ」

アルティミシア( は ぁ っ ! ? )

リノア「疑似じゃなくて本物の方ね」

スコール「それだと魔女の存在意義ねーじゃん」

アルティミシア(あってたまるかそんな事!魔法をまるでポーションみたいに・・・)

リノア「でもまぁ、当時を知る人がそう言ってるし・・・」

スコール「・・・ぼくのかんがえたさいきょうのせかい。って感じだな」

アルティミシア(魔女を舐めるなよ貴様、そんな絵空事が信じられるか)

スコール「完全に盛ってるよな。あの貝殻」

アルティミシア(あいつはきっと普段からそんな事ばかり考えているのだ!)

スコール「きめえ~。リノア相手にふかしこいてんだ」

アルティミシア(哀れな奴だ)

リノア「う~ん、じゃあ・・・信じざるを得ない物、見せて上げようか」ゴソゴソ

スコール「まだあんのかよ・・・もうイイって」


リノア「これこれ」ペラ

スコール「なんだこれ」

アルティミシア(地図?)

http://ff5.ffsky.cn/map/world3.jpg

リノア「これ、先生のいた時代の世界地図ね。こないだ貰ったんだ~」

スコール「へえ、骨董品として高く売れそうだな」

アルティミシア(売るな)

リノア「よーく見て。何か気づかない?」

スコール「なんか黒い穴が何個かあるな」

リノア「それじゃないw」

アルティミシア(違うだろ。左上の大陸がバハムートの顔っぽい。これだな?)

リノア「それは人の主観じゃないかな」

アルティミシア(関係ないのか・・・)ショボーン

スコール「も~なんなんだよ!クイズはいいから答え言えよ!」

リノア「上三分の一くらいかな?手で隠してみ」

スコール「・・・あ?」


アルティミシア( う わ っ ! ! )


リノア「お、さすがおばさん。気づいたね?」

スコール「えっえっ?」

アルティミシア(じ、事実かこれは・・・)ワナワナ

リノア「エスタ大陸なんかは特にわかりやすいね~」

アルティミシア(いや・・・そもそも橋が・・・)

スコール「なんだよババア!わかったんなら答え言えよ!」

リノア「魔法でわかりやすいようにいじってあげれば?」

アルティミシア(・・・こういう事だ)ス

リノア「見比べるとわかりやすいよねー」


【昔】http://ff5.ffsky.cn/map/world3.jpg




スコール「・・・」ゾク

リノア「細かい違いはまぁ、地殻変動って奴かな?」

リノア「セントラは特に月の涙があったからね~」

アルティミシア(上の大陸はどこへいった)

リノア「飲みこんだんじゃないかな」

アルティミシア(何が?)

リノア「先生がw」

アルティミシア(・・・)タラ

スコール「オイ・・・」

リノア「ん?」

スコール「な・ん・で!フィッシャーマンズホライズンがこの時代にあるんだよ!これ何億年前の地図だよ!!」

リノア「億年は言ってないと思うけどw」

スコール「あああああわかんねェーーーー!何が何だかさっぱりわかんねェーーーーー!!」ワシャワシャ

リノア「この橋はねー。なんだったっけ・・・」

リノア「・・・忘れちゃったw」

スコール「 忘 れ ん な ! 」

リノア「だってしょうがないじゃ~ん、ただでさえややこしいのに・・・」

アルティミシア(ではこの黒い穴は・・・)

リノア「お、するどいねおばさん。そうだよ。その穴が・・・」

リノア「絵本に出てきた【全てを飲みこむ力】」

アルティミシア(北に集中している・・・だから北の大陸が無くなったのか・・・)

リノア「セントラとガルバディアは元々一つの大陸だったんだねえ」ウンウン

スコール「オイ待て。じゃあオーベール湖に出てきたガレキの街って・・・」

リノア「ああーあったね。あの場所は確かセントラ大陸のこの辺・・・レナーン平原だったかな?」

リノア「ワオ!ピッタリだね!」

スコール「・・・」

アルティミシア(ピタリと一致するな)


【バル城】


リノア「えっとね、説明がややこしいんだけど」

リノア「先生はこの【全てを飲みこむ力】を手に入れようとしてるわけよ」

リノア「でもかつての勇者に妨害されて力ごと封印されちゃったの」

アルティミシア(よく封印できたな・・・)

リノア「その封印方法がまた壮大でね~」

リノア「世界を二つに割って、間に出来た世界の【狭間】に放り込んだんだって」

アルティミシア(せ、世界を二つに・・・)

リノア「力を狭間に。先生は世界の片割れに。それそれを封印したんだって」

スコール「・・・」

リノア「すごい発想だよねwでもそれで終わる先生じゃなくて」

リノア「封印されてる間も、適当な奴操って封印を解くように仕向けたんだって」

アルティミシア(魔女・・・?)

リノア「ん~、魔女ではないと思うけど。で、まぁ無事封印から脱出した先生は再び世界を統合するわけなんだけど」

リノア「開いた【狭間】に力を取りに行こうとしたら、狭間がなんか変な事になっちゃっててね~」

アルティミシア(変な事?)

リノア「バグってんの。至る所が。だから力が自由に取りだせないって嘆いてるの」

アルティミシア(・・・何故?)


リノア「お前だよ、ババア」ギロ


アルティミシア(!?)

リノア「世界の【狭間】が外部から無理矢理歪められる・・・そんな事できるのお前しかいねーだろ」


アルティミシア( 時 間 圧 縮 か ! )


リノア「も~ほんと余計な事してくれちゃって・・・おかげでこっちはてんやわんやだよ」

リノア「そらそうだわ。全部圧縮されちゃってるんだもんね。時間もなんもかんも、ギューって」

アルティミシア(おお・・・)

リノア「わかった?イデアに先生が憑りついてるのは魔女の力が原因だって知ったから」

リノア「でもイデアの力だけではバグは取れなかった・・・」

アルティミシア(・・・)

リノア「まずはイデア。次はアデル。それでもなんとかならなかったら・・・」

アルティミシア(何とかならなかったら・・・?)








リノア「次はお前だ。魔女アルティミシア」

ここまで


アルティミシア(~~~~~!)ゾゾゾゾ

リノア「スコールにジャンクションしたのは大正解だったね。本来は狭間を伝って直々に城に乗り込む予定だったらしいから」トントン

リノア「こっちとしてもスコールの中に避難されたら、取りだすのに一苦労するし?」

アルティミシア(こ、こいつに助けられたのか・・・)チラ

リノア「アデルの力でなんとかなればいいね。あのゴツイの、結構いいセンいくかもよ?」

アルティミシア(・・・・)

リノア「まぁまだアデルもおばさんも先の話だから、しばらくは無事だって。安心しなよ」

アルティミシア(・・・お前は何故そちら側につく)

リノア「えっ?なんでって、ん~・・・」

リノア「プライベートで~っす!☆」キラ

アルティミシア(・・・)ギリ

リノア「さてと、スコール行くよ~、マスターが呼んでるんでしょ!」

リノア「はやく行かないと怒られちゃうよ~」

スコール「・・・」

アルティミシア(・・・オイ?)

スコール「・・・うへへへ~~、みんな聞いてよ~!このお姉ちゃんついに脳みそが電波に埋まっちゃったよ~」

生徒「はい?」

スコール「さっきから空想の話を俺にぶつけてくるんだ~もうマジ理解できない~もうマヂ無理~」

生徒「・・・絵本作家志望なんじゃないですかね」

スコール「ノンフィクションの絵本?だったら俺を主役にしてよ~ハイパーイケメン完璧超人としてさ~」

スコール「下半身がイカの奴とバトってさ~、巨乳とハッピーエンドになってさ~、花屋が空から見守ってくれてるんだ~」

生徒「すいません意味わかんないっす」

リノア「はやくいくよ~~~!」ズリスリ

スコール「いやっだめっ!ら~ち~ら~れ~る~!」ズリズリ

アルティミシア(こ、こんなのに守られるなんて・・・)


・エレベーター前

アーヴァイン「おや、お二人さん」

リノア「やっほー」

アーヴァイン「二人も呼び出されたの~?」

リノア「なんかマスターって人が用事あるみたいね」

アーヴァイン「ここはマスターと学園長が別々なんだねえ」

スコール「・・・」グデー

リノア「もう・・・また地べたに寝そべって・・・」

アーヴァイン「あいかわらずだね~・・・」


ウイーン チーン

・マスタールーム

アーヴァイン「おわっ!結構豪華!」

リノア「ひろ~い」

スコール「こんな所ばっか金かけやがって・・・」

アルティミシア(マスターとは何者だ?)

スコール(まぁ、行けばわかるよ・・・)


「これだけ言ってもわからないのか!」


アーヴァイン「あの声は・・・」

スコール「お、きたきた」

アルティミシア(?)

スコール「ディスク2の名物、キレるメタボのご乱心だ」

アルティミシア(名物なのかそれは)


「くっ離せ!まだ話は終わっていない!」


アーヴァイン「あっ」

シド「ぐあっ!」ドサ

リノア「シドさん!」

スコール(くるぞ・・・)ワクテカ

アルティミシア(何をそんなに待ち望んでいる?)


シド「金の亡者のクソッタレの大馬鹿野郎!アンタに相談したのが間違いだった!」

シド「Seedはなぁ!未来の為にまかれたタネだ!その未来が今なんだよ!」

シド「それはあんただってわかってるだろうが!!」ギャース


スコール「wwwwwwwww」

アルティミシア(が、学園長・・・?)


シド「過去へ戻れるなら十何年か前の自分に伝えてやりたい!」

シド「ノーグを信じちゃいけない!ノーグは金の事しか考えてないってな!!」バッ


スコール(ああ言ってるぞ。戻してやれよ)

アルティミシア(いや、そんな何人もできないから・・・)


シド「クッソ~~~~~~~!!」

スコール「wwwwwwwww」

アルティミシア(笑ってないで止めろよ)

スコール「とりあえず落ち着けよ、メタボw」ポン

シド「スコール!?」

アーヴァイン「どうしたんだい血相変えて~」

リノア「何かあったの?」

シド「・・・見ていましたか?」

スコール「がっつりと」キリ

シド「大人だからってなんでもガマンできるってわけじゃありません」

スコール「いや、わかるけど耐えろよそこはw」

シド「さあ、戻りましょう!」

スコール「さっそくみんなに言い触らさなきゃ・・・」

アルティミシア(やめろ)

スタスタスタスタ・・・・・・・・・・・

スコール「あーおもろかった」

アルティミシア(何か事情があったのだろう?)

スコール「いやだってさあ、温厚キャラで通してきたあのメタボがあんなに必死になってキレ散らすんだぞ?」

スコール「一見の価値ありだろ。この直前のセーブデータを保存しといてもいいくらいだ」

アルティミシア(やめてやれ・・・)

事務員「お前たちはガルバディアから帰ってきたSeedだな?」

スコール「Seedなの俺だけな」

事務員「マスター・ノーグ様がお呼びだ。来るがいい・・・」

アーヴァイン「何の用なのさ~」

リノア「大事な話?」

スコール「Uターンで帰っていいくらいの下らない話」

スコール「という訳で僕帰りますね」

事務所「はやくこい!」


・セルト・ヒサーリ前

事務員「ノーグ様がお呼びの時は3秒以内に来るように」

スコール「できるわけねーだろ。じゃあど○でもドア用意しとけ」

アルティミシア(3秒て)


ノーグ「フシュルルル・・・・・・3秒・までなーい!」


スコール「いやもう待てよ3秒くらい・・・」

アルティミシア(ツッコミ所だらけだな)


プシューーーーーーーーー・・・・・・・・


リノア「うわ~・・・」

アーヴァイン「人じゃないの・・・?」

スコール(きめえ)

アルティミシア(モンスターか?)

スコール(まぁ、似たようなもん)

ノーグ「フシフルフシフル・・・・おまえ・魔女のごと・報告せよ」

スコール(なんだよフシフルって・・・パラレルパラレルみたいに言うな)

事務員「すみやかに報告だ。結果が先。経過は簡潔にな」

アーヴァイン「スコール・・・」トン

スコール「・・・・・我々は魔女アンモナイトに因縁をつけてフルボッコにされました」

スコール「みんなで貝殻の飾りをきめえと笑ったらブチ切れられました」

スコール「人のファッションを笑うのはよくないなと思いました。これからは気を付けたいです」キリ

リノア「スコール~・・・」

アルティミシア(簡潔過ぎないか)

スコール(似たようなもんだろ)

事務員「誰も感想は聞いていない」

ノーグ「おまえ・バガに・しでる~」

スコール(もう、いちいちおもしろいな)

スコール(笑ってはいけないじゃないんだからさ・・・w)プッ

ノーグ「 な に わ ら っ で る ! 」フシュルルル

スコール「wwwwwwwww」

事務員「スコール・レオンハート!いい加減にしろ!」


アーヴァイン「ちょっと、まずいんじゃないの~?」

スコール「いやだってさ・・・w」

ノーグ「フシュルルル・・・・おまえら・ダマさ~れた!」

ノーグ「ドドンナは・わじの・手下~!」

ノーグ「こざかしい・ドドンナは・いざというときのために・お前達・利用した!」

ノーグ「わじの指示でやったと・言い逃れる為に!!」

ノーグ「こざかしい。こざかしいヤツめ!」

アルティミシア(つまりどういう事だ?)

スコール(あのガルガンチュアな、本来はガルバディア内で魔女を何とかしろってこのモンスターに言われてたの)

スコール(けどそれだとあいつが首謀者になっちゃうじゃん。だからだな)

スコール(たまたま現れた「バラム」ガーデンの俺らを使って、失敗したらノーグのせいって事にしようとしたの)

アルティミシア(悪知恵が働く奴だな・・・・)

スコール(それでこのA級介護老人はだな・・・)

ノーグ「フシュルルルルル!」

ノーグ「Seedの・首・差し出して・魔女に・従うふり・するのだ!」

アーヴァイン「な・・・」

リノア「できるわけないでしょそんな事!」

スコール(ババア的にはどう思う訳よ)

アルティミシア(首を差し出されても・・・なぁ?)

スコール(意味ないよな)

アルティミシア(とりあえずお返しに何か送り返さないといけないな)

スコール(律儀か)

リノア「シドさんが怒るわけだ・・・」ハァ

ノーグ「フジュルルルルル!シドだど!?」

ノーグ「シドのアホが・Seedを魔女討伐に・送り出した!」

ノーグ「失敗したら・どうずる!?このガーデン・終わりだ!」

ノーグ「わじの・ガーデン!わじの・ガーデン・終わりだ!!」

ノーグ「ブジュルルルル!わじの・ガーデンなのにィーーーー!!」

スコール「wwwwwwww」

ノーグ「シドとイデア!あの夫婦!わじのガーデン・乗っ取る気だ!」

ノーグ「ブジュルルルル!ゆ・ゆるぜん~~~~~!」

スコール「あ~もう!いちいちおもしろいなこいつは!w」

アルティミシア(いちいち笑うなよもう)


アーヴァイン「爆笑してる場合じゃないよ~」

リノア「あいつアタシら殺す気よ!」

スコール「やられるわけねーだろあんな介護老人に・・・」

アーヴァイン「バトルの予感?」ジャキ

リノア「くるわよ!」グッ

アルティミシア(ガーデンの経営者がこのような者だったとはな・・・)

スコール(言葉すら満足に話せない介護老人のくせにな。金儲けの腕だけは一級品なの)

アルティミシア(う~む、バカと天才は紙一重と言うが・・・)

スコール(能力値全部金に振っちゃったんだよ。知能とかも全部)

スコール「ん?待てよ?じゃあこいつをうまく騙くらかせば・・・」


ノーグ「ゆるざんん~~~~~~~~~~~~~~!!」


スコール「・・・」ポン!


【エンカウント】ノーグ


リノア「この~!アタシらはそんな簡単にやられないわよ~!」

アーヴァイン「生贄なんてごめんだね!」

ノーグ「おのれ~~~~~!」


スコール「はいみんなストーップ!」パンパン


リノア・アーヴァイン「!?」

スコール「あいつをボコボコにしたい気持ちはわかるけど、ここはちょっと俺に任せてくんね」

アルティミシア(何を・・・)

スコール「ノーグには絶対手を出すな!いいな!」

リノア「なんでよ~!」

アーヴァイン「何か考えが?」

スコール「よっと」グイ

スコール「ノーグ様、ノーグ様、聞こえますか?」

ノーグ「フジュルルルル~~~~!登っでぐるな~~~~!」

スコール「ご安心下さいノーグ様・・・魔女は我々に手を出せません」

ノーグ「!? どういう・ごとだ~」

スコール「今説明しますから、とりあえずこれ開けてください」

ノーグ「・・・はいれ~~」プシューー

スコール「失礼しやっす」ズイ


アーヴァイン「入っちゃったよ!?」

リノア「何考えてるのかな・・・」


・セルト・ヒサーリ内

スコール「冷暖房完備じゃん。めっちゃいい部屋」

ノーグ「フシュルルル・・・おばえ~・せづめいじろ~」

スコール「え~っとですね。我々が暗殺に失敗した魔女はイデアなんですけど」

スコール「マスターはイデア知ってるでしょ?」

ノーグ「じっでる~・シドのアホの・嫁~」

スコール「元々は温厚な人だったでしょ」

ノーグ「フジュルルル・・・・・ぞういえば~」

スコール「なんでイデアが急にダークサイドになったのかって話しなんすけど」

スコール「これには訳があるんす」

ノーグ「!?」

スコール「後継者探しっすよ。イデアは近々魔女じゃなくなるんす」

ノーグ「なんだどぉぉぉぉぉ!!」

スコール「アデルも似たようなことやってたでしょ。で、ですね。その魔女の後継者が・・・・」

スコール「あいつ」


リノア「?」


ノーグ「あ・あの女が~~~い・イデアの後継者~~~・・・?」

スコール「ていうかあいつイデアの片腕ですよ」

ノーグ「なんだどぉぉぉぉぉ!」

スコール「まじっす。魔女のパレード見ました?」

ノーグ「報告ば~・うげでる~・イデアの横に女と男がいだ~」

スコール「それの女の方があいつっす」

ノーグ「お、おお・・・」

アルティミシア(本当なのかそれ・・・)

スコール(いや、嘘に決まってるだろ)

アルティミシア(やっぱりでまかせか・・・)

スコール(いいんだよこんなアホ、バトらなくても口先だけでなんとかなるって)

スコール(それに使い道もあるし・・・)ニヤ

スコール「ちな男の方もうちの生徒っすよ」

ノーグ「な~~~にぃ~~~~!?」

スコール「サイファーって奴っす。ほら、俺ともう一人ガンブレードの・・・」

ノーグ「な~~~~ぜ~~~~~だ~~~~~」

スコール「魔女はバラムに敵対してるどころか完全に味方なんす。リノアは魔女からの大使っす」

スコール「そんな人間をぶち殺して首を送り付けたらどうなるか・・・わかりますよね?」

ノーグ「 お あ あ あ あ あ あ あ ! ! 」

スコール「よかったっすね。ギリで踏みとどまれて」

アルティミシア(よくぞまぁそんなに嘘がポンポンと・・・)


ノーグ「あ~ぶな・かっだ~~~~」

スコール「ちょっと失礼」プシュー

スコール「リノア!適当になんか弱い魔法撃ってこい!」

リノア「え?」

スコール「いいから!はやくしろ!」

リノア「え・・・・じゃあこれ?」

【ファイア】

スコール「うわあああああああああ!魔女の使者が怒ってるぅぅぅぅぅ!!」

ノーグ「ああああああ!!どうずれば・いいのだァァァァ!!」

スコール「ノーグ様が殺すとか言うからですよ!完全におこっすよ!」

ノーグ「わ・わわ・わじはどうずればいい~~~~~!」

スコール「ご安心下さいノーグ様、リノアは俺に惚れてます」

スコール「なので俺が説得したらなんとか怒りは静まるでしょう」

ノーグ「だだ・だっだらはやぐ・説得じろ~~~~~!」

スコール「・・・見返りは?」ニヤ

ノーグ「!?」

スコール「俺学園長派なんで・・・初対面の人の為にそこまでするのはちょっと・・・」

ノーグ「ななな・なぜ~~~~~!」

スコール「いやですから、ノーグ様の為に体を張るには信頼関係がまだ浅いんじゃないかと」

ノーグ「魔女の・大使が・おごっでるのに~~~??」

スコール「こっちだってバトルの可能性があるんです。何か見返りがないととてもじゃないですが・・・」

ノーグ「なにがほじいのだ~~~~??」

スコール「・・・俺、ガーデンに借金があるんですよねえ」ニヤ

ノーグ「・・・」

スコール「つらいなぁ。苦しいなぁ。借金無くならないかなぁ・・・・」

ノーグ「フジュルルルル・・・いぐらだ~~~」

スコール「・・・3億ギルです」ニヤ

アルティミシア( 盛 る な ! )


ノーグ「フジュルルル・・・・・3億ギルで・魔女・怒り・静まる?」

スコール「イエス!静まる!きっと!」グッ!

ノーグ「わ・わがっだ~~、おまえの・借金・わじが・立て替える」

ノーグ「だがら、お前・魔女の大使・ぜっどぐじろ!」

スコール「はいよろこんでェーーーー!」

アルティミシア(お、お前・・・)

スコール(やったぜーーーーー!借金が無くなる所か1億ギルのお小遣いが発生しやがった!)

アルティミシア(なんでこういう事にだけ頭が回るかな・・・・)

スコール(ハッハッハーーー!ボケ老人一人騙くらかすくらい俺にかかったらわけないぜェーーー!)

スコール(最高にいい気分だ!何かお前に買ってやるよ!)

スコール(なんてったっておれの貯金は一億ギルだからな!ハッハッハァーーーー!)

ノーグ「はやぐじろォォォォ!」

スコール「おいっすー」


プシュー シュタ スタスタスタ


スコール「というわけでバトル終わったから」クイ

リノア・アーヴァイン「どういうわけ!?」


テッテテレレーレーレーテッテレー♪


スコール(そういえばなんでリヴァイアサン持ってるのかなこいつ・・・・)

アルティミシア(どこかで拾ったんじゃないのか?)

ここまで


ノーグ「フジュルルルル・・・イデアによろしぐ~~」

アーヴァイン「何が!?」

リノア「ねえスコール、マスターに何言ったの?」

スコール「借金立て替えろって言ったら立て替えてくれた。いい人だ」キリ

リノア「ふ~ん、さっきまで殺すとか首を差し出すとか言って喚いてたのにね」

スコール「あいつは金儲けだけは天才的だからな。魔女を敵に回すと儲けられないと思ったんだろ」

スコール「その不安をお得意の金で解消してやれば、あんな池沼イチコロよ」キリ

リノア「・・・」

アルティミシア(マスター・ノーグ・・・シュミ族のはぐれ者・・・)チュートリアル

スコール(シュミ族はこんなんじゃないけどな)

アルティミシア(手のひらを偉大な物と考え普段は隠すようにしている、か)

スコール(あいつはブンブン振りかざしてたけど)

アルティミシア(なるほど、はみだし者なわけだ)

アーヴァイン「用事終わったんなら~帰ってもおっけぇ~?」

スコール「問題ない。好きなだけホモっててくれ」

アーヴァイン「後もうちょっとで落とせそうなんだ~」

スコール(物理的にか)

アルティミシア(犯罪だそれは)

アーヴァイン「じゃあおっ先~」ウイーン

スコール「マスター、俺の口座今日中に頼むぞ」

ノーグ「フジュルルル・・・魔女も金で買えだ~」

スコール「さて、借金も消えた事だし俺も帰るか」ウーン

アルティミシア(今後どうするのだ?)

スコール「FH着くまで暇だしな・・・メタボに報告したら後はダラダラと逃げたモンスター狩りつつ・・・」

スコール「ああ、ギルガメッシュも何とかしないとな」

アルティミシア(そうだ。あいつは絶対に何か知っている。何とかして救出せねば)

スコール(策練っといて。俺寝るから)

アルティミシア(どれだけ寝るんだよお前)

スコール「はやくこいよエレベーター」ポチポチ


・・・・


ノーグ「 ぎ ゃ あ あ あ あ あ あ あ ! ! 」


スコール・アルティミシア「!?」


ノーグ「あ、あう・・・あぐぅ・・・!」

リノア「さっきからなんなのお前・・・?殺すだのなんだと喚き散らしといてさ」メキメキメキ

リノア「金でなんとかなると知った途端手のひら返しですか?シュミ族だけに?」バキッバキッ

ノーグ「フ、フジュルルル!おまえ・魔女の・片腕~!」

リノア「おまえ?」

ノーグ「わじ、魔女と敵対する気・ない!わじ、魔女の・味方!」

ノーグ「わじのガーデン!わじのつぐった大事なガーデン!魔女に滅ぼされる・絶対にイヤだ!」

リノア「・・・」


リノア「 お 前 っ て 誰 に 向 か っ て 言 っ て ん だ コ ラ ァ ! ! 」


バリィィィィン!


スコール「や、ヤバイ!また始まった・・・!」

アルティミシア(折角評判を上げたのに・・・)


リノア「お前マジ死ねよ!?さっきまで散々威勢のイイ事言ってた癖に!!」ガン!

リノア「首を差し出せば魔女がおとなしくすると思った!?金で魔女が動くと思った!?」グイ

リノア「なわけねーだろカス!!魔女はな、お前の用なゴミを駆除する為にいるんだよッ!」ガン

リノア「グチグチとこんな地下に引きこもってダラけてた分際で、今更のこのこ現れてるんじゃねーよ!」グイ

リノア「大体なんなのお前!?言葉もロクに話せない奴が!でかい乳母車に乗ってないとなにもできない奴が!」ガン!

リノア「そんなどこの誰ともわからないカスに口出しする権限あると思ってるの!?自分はえらいと思ってるの!?」グイ

リノア「なわけねーだろボケ!!お前は人語すら危うい池沼だろ!?命令できるような立場じゃねーだろ!!」ガン!

リノア「そしてわじのガーデンなのに誰もお前の言う事きかねーーーもんなァーーーーーーー!!じゃあお前いる意味ねえなァーーーーーー!!」グイ

リノア「死ねよお前マジで!?死ねって!なぁおい。死ねって言ってるんだよ!いる意味ないから!」

リノア「なあ!聞いてんのか!?なぁって!オイ!」ガン!


リノア「今すぐこの世からいなくなれよォォォォオアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーー!!」グググク


ガン!


・・・


ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ・・・・・・


ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ



ノーグ「 フ ジ ュ ル ル ギ ャ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ !!」


アルティミシア(オイヤバいぞ!止めろ!!)

スコール「ああっ!俺の足長おじさんが~~~~~~!」


リノア「ア`ア`ァ`ア`ァ`ァ`ア`ア`ァ`ア`ア`ア`ァ`ア`ーーーーーーーーーー!!!ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ

ノーグ「ひぎゃあああああーーーーーーー!アアアアアアアーーーーーー!!」ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ


スコール「リノアァァァァ!俺の連帯保証人に手を出すなァァァ!!」ダッ!


リノア「ア”ア”ア”ア”ッッ!!」ブン


スコール「オラーーーーー!」ブオン!


ガキィィィン!


スコール「うあっ!?」ドサ

アルティミシア(なんだ!?何が起こった!)

スコール「何かに弾かれた!何か、よくわからない硬い物に!」

アルティミシア(プロテスか!?)

スコール「いやちがう!もっとこう、硬いけど脆い感じの・・・」


リノア「死ねェェェェェェーーーーーー!この世から消えろ欠陥生物ゥゥゥゥーーーーーー!」ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ

ノーグ「ヒア”------!アッアッ!ア”ギャァーーーーーーーーー!」ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ


スコール「この・・・もう・・・やめろっつてんだよ!」

スコール「これならどうだ!!」


【あんこく】


グオッ

ガキィィィン!


スコール「こ、これもダメか!」

アルティミシア(今度は見えた!GFだ!あいつはGFを呼んだんだ!)


グオオ・・・ボロボロボロ・・・


スコール「岩石の・・・手?」


リノア「ああそうだよ!私は魔女の片腕だよ!世界滅亡の手伝いしてんだよ!!」

リノア「知られたからには生かしちゃおけねーなオイ!?」」メキィ

ノーグ「あうう・・・わじ・言わない・誰にも・いわばい・・・」ドロ

リノア「聞こえねーーーんだよカスがァーーーーーー!まともにしゃべれよオラァーーーーーー!!」メキメキメキ!

ノーグ「ア”ア”ア”ッ! しゃべりばぜ・・・しゃ、しゃべま・・・喋りません・・・」


リノア「 し ゃ べ ん な や ! ! 」ゴシャ!


ボロボボロ・・・

スコール「どけよマドハンド!折角借金が帳消しになるチャンスなんだぞ!!」ガキガキン

アルティミシア(ダメージを身代わりに引き受けるのか・・・こんなGFがいたとは・・・)

スコール「くっそ!カーバンクルやケルベロス見たいな補助系GFか!」ガキンガキン!

アルティミシア(ギルガメッシュだけではなかったのだな・・・)

スコール「じゃあいくつGF持ってるんだよアイツ!?」

アルティミシア(おそらく・・・お前と同じ・・・いや、もっと多いかもしれない・・・)

スコール「 ま じ か よ ! ! 」


リノア「アタシから魔女に言っといてやるよ!バラムには手を出すなってな!!」

ノーグ「!?」

リノア「誰かの首なんていらねーよ!無償だよ!タダだよ!お前と違ってボランティアでな!」

ノーグ「む、無償・・・フジュルルル・・・・」

リノア「お前にはわからねーだろ・・・カス野郎・・・ただ土産はいるよなぁ・・・・そうだなァ・・・」

リノア「・・・ツクリテの手なんて、どう?」ニヤ

ノーグ「!?」


スコール「ヤバイヤバイヤバイヤバイ!」

アルティミシア(くっ、どうすればこいつは消えるのだ!)

スコール「マジでやっべえよババア!あいつ完全にノーグ殺す気だよ!」

アルティミシア(リノアァァァ!もうそのくらいでいいだろォーーーーー!!)


ガシ


メキメキメキッ


ブチブチブチブチブチ・・・!


リノア「シュミ族の・・・偉大な・・・ツクリテの手・・・」メキメキメキ

ノーグ「ア”ア”ア”ッ!ア”ッ!ヒギィィーーーーー!」ブチブチブチ


スコール「ハッ!そうだ!思い出した!」

アルティミシア(どうした!?)


リノア「貢物としては・・・十分な価値が・・・・」ググググ

ノーグ「ア”----ッ!ア”----ッ!ア”-----ッ!!!」ブチブチブチ


スコール「リノア止まれやゴルァァァァァ!」ペカー


リノア「ねえ・・・おじさん・・・お手手を一つ・・・」メキメキメキ


【ヘイスト】→サグト・ヒサーリ


サグト・ヒサーリ「!」(赤)

アルティミシア(なんだ!?色が変わった!)

スコール「主人のピンチだぞ!守れよガラス玉!」


リノア「くーだーさーいー・・・」メキメキメキ


スコール「撃てーーーーーーーーーッ!」



リノア「 な” ッ ッ ッ ! ! 」



【トルネド】



シュゴゴゴゴゴ・・・・シュゴゴゴゴゴォーーーーーーーーーー!!


リノア「!?」

スコール「おあっ!」フワ


シュゴゴゴゴゴォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーッッッ!!


スコール「おあああああああ!」ガン!

アルティミシア(大丈夫か!?)

スコール「お、おお・・・また・・・腰打った・・・」ピクピク


ゴォーーーーーーーーーー・・・・・ シュン・・・シュン・・・


アルティミシア(あれば防衛装置だったのか・・・)

スコール「つかノーグは!?俺の借金!」ガバッ

アルティミシア(あれは・・・ノーグなのか・・・?)

スコール「ハッ!」


【繭】


スコール「クソ・・・変態しやがった・・・」

アルティミシア(変態・・・?)

スコール「シュミ族は死にかけると繭になって変身するんだよ。記憶を全部なくして、ムンバとして」

アルティミシア(記憶を全部・・・)

スコール「一周目の時は結局どのムンバに変身したかわからなかったがな・・・まぁ、会ったとしてもどうでもいいけど」

アルティミシア(なんとまぁ・・・因果な生き物よ・・・)

スコール「んなもんどうでもいいんだよ!リノアはどうなった!」


ガラ・・・・・・フラフラフラ


リノア「・・・」

スコール「ち・・・あわよくば死んでくれたらラッキーだったのに」

アルティミシア(あいつはそんなのでやられるタマじゃないだろ・・・せいぜい少し吹き飛んだだけだ)

スコール「おいキチガイ女、もういいだろ・・・結局またノーグ倒しちまいやがって」

リノア「・・・」

スコール「つか俺の借金どうしてくれんだよ!!せっかく立て替えてもらう約束したのに!!」バッ!

スコール「お前のせいで3億がパーだよ!お前責任もって弁償しろよ!ワンポーカーで稼いで来い!」

アルティミシア(それしかないのかお前は・・・)

リノア「・・・」


リノア「ア”ア”ア”ア”ァ”ア”ア”ァ”ァ”ア”----------ッ!!!」


スコール・アルティミシア「!?」


リノア「ア”-----ッ!ア”-----ツ!ア”------ッ!」


【ファイラ】【サンダガ】【エアロ】


スコール「ちょ、ええっ!?」

アルティミシア(どうしたんだ!?)


リノア「ア””------------------ッ!!」


【フレア】【ブライン】【デスペル】【リジェネ】


アルティミシア(め、めちゃくちゃに魔法を撃ってる・・・)

スコール「何あいつ!?ダミー○ラグが刺さってるの!?」

アルティミシア(なんだそれは!いや待て、あれは・・・)


リノア「ヒ”ア”-----------ッッッ!!」


【クエイク】


スコール「げっ!」

アルティミシア(こんな場所でクエイクを撃ったら・・・)


ゴゴゴゴゴゴ・・・・ グラグラグラグラグラ!!


シド「な、何事です!?」

シュウ「地震・・・・!?


グラグラグラグラグラ! バキバキッ

スコール「ここ海だぞ!?」

アルティミシア(難破するぞ!)


リノア「オ”エ”--------------!!」


アルティミシア(ああ、もう・・・何がしたいんだよこいつは!)

スコール「・・・クッソーーーーーーーーーーーーッ!!」ダッ!

アルティミシア(あ、オイ!?どうするんだ!)


リノア「ア”ア”ア”ア”ア”------------!!」


ガシッ


スコール「はいストーップ!ストーップリノア!ブレイク!ブレイク!」

リノア「ウガーーーーーーーーーーーーーーー!!」

スコール「イエスストップ!ブレイクリノア!ブレイク!ブレイク!ハブアキットカッ!」ギュ

リノア「アガガガガ・・・・」

スコール「イエス・・・ブレイクミスリノア・・・ラマーズ法・・・ヒッヒッフー・・・」

リノア「アウ・・・」ヒッヒッフー

アルティミシア(あやしているのか・・・?)


スコール「イエス・・・オーケイ・・・オーケイミスリノア・・・」ポスポス

リノア「ギギギ・・・」

スコール「よくできました・・・いい子です・・・とても・・・とても・・・」

スコール「はい・・・せーのっ、リ~ノアちゃんはよい子~、リ~ノアちゃんはいい子~」ナデナデ

リノア「うぐぐ・・・」

スコール「おーしおしおし、ドゥドゥドゥ・・・クックドゥドゥドゥー・・・」ス

リノア「う・・・」ヘタ

アルティミシア(・・・)

スコール「そうだリノアちゃん!お歌を歌いましょう!さんはいっ!」

スコール「素敵~だ~ね~ふーたり手を取りあ~る~け~たなら~」パンパン

アルティミシア(またそれか・・・)

リノア「アギギ・・・」

スコール「あっごめんね!お気に召さない!?じゃあこっちにしよう!」

スコール「あて~もなく~さまよっていた~、てがかりもなく探し続けた~」パンパン

アルティミシア(歌・・・?)

リノア「・・・」ガリッ

スコール「あああ!これも違う!はい違う!間違えた!ソーリーミスハーティリー!」

アルティミシア(・・・もしかしてアイズオンミーじゃないのか?)

スコール「・・・」

アルティミシア(というよりどこで知ったんだよ今の歌は)

スコール「・・・」

リノア「アガガガ・・・」

アルティミシア(・・・お前、まさか)

スコール「・・・歌詞わかんない」

アルティミシア( 知 っ と け よ ! )

スコール「メロディは知ってるけど歌詞が・・・・」

アルティミシア(英語くらい知っとけよもう・・・こう歌うんだよ!)

Darling, so there you are With that look on your face
As if you're never hurt As if you're never down
Shall I be the one for you Who pinches you softly but sure
If frown is shown then I will know that you are no dreamer

(あなたはいつもの表情を浮かべていつものところに座っている
決して傷ついたり落ち込んだりしないような表情・・・
あなたをつねってあげましょうか優しく、でもしっかりと
もし痛そうな顔をしたらこれが夢じゃないって分るでしょ)

アルティミシア(とまあこんな感じだ)キリ

スコール「お~」パチパチパチ

アルティミシア(お前ラグナの息子だろ・・・これは知っとけよ。さすがに)

スコール「和田○キ子がカバーしたら覚える」

アルティミシア(誰だよそれは。そして・・・)チラ

リノア「・・・」zzz

アルティミシア(的中か)

スコール「安らかな吐息たててんじゃねーぞ・・・パンドラの箱が」ガク


スコール「もうヤダこの女・・・」

アルティミシア(随分あやし慣れていたな)

スコール「アホが。俺が今まで何万回こいつを鎮めたと思っている」

スコール「こいつがヴァリーする度にファンファーレの裏で俺が必死こいてなだめてるんだ」

スコール「これを機に言っておきたい。いいか?経験値画面の裏ではこんな苦労が巻き起こっているんだ」

スコール「頼むからお前等はもうヴァリーを使うな。ヴァリーメテオがなくても連続剣があるだろ。少しは俺の苦労を考えろ」

スコール「そしてだな、グリーヴァに変な名前をつけるのは辞めろ。恥ずかしい目に合うのはいつも俺だ」

アルティミシア(誰に言ってるんだよ)


スコール「にしても・・・なんで・・・」

アルティミシア(暴走状態だったな)

スコール「こいつまだ魔女じゃないはずなんだけど」

アルティミシア(・・・ただ一つわかるのは)

スコール「わかるのは?」

アルティミシア(キレる度にひどくなっていってるという事だ)

スコール「・・・・」ハァ


数時間後

・スコールの自室

スコール「・・・」ゴロゴロ

アルティミシア(海、キレイだな)


(その後、異変に気付いたシド学園長やSeed達がマスタールームへ駆けつけてくれた為、俺とリノアはあの地獄から救出された

 繭化したノーグを見てほとんどの連中がビビッていたが、シド学園長だけはやっぱりな。と言わんばかりの顔だった

 あれからリノアはおとなしくしている。さっきまの暴走状態が嘘のようにみんなに愛想を振りまいている。いや、それも嘘なんだけど

 俺はと言うとさっき廊下を歩いてたら給料が振り込まれた。もしやと思って口座を即確認したが・・・

 やはりノーグの3億ギルはどこにも振り込まれていなかった。代わりにSeedランクが下がっていた

 せっかくの一攫千金のチャンスだったのに・・・くそぅ)


スコール(・・・嫌いだ) 


【Seedランク】0.01 

【給料】5ギル

ここまで


スコール「もうまじやってらんねー・・・」バフ

アルティミシア(今までの貴様の行動を顧みたら当然の結果だと思うが)

スコール「だりぃなもう・・・どいつもこいつも~」

スコール「うう・・・やっぱりセルフィたんがいないとSeedなんてやる気起きない・・・」

アルティミシア(セルフィ達は無事だろうか)

スコール「無事に決まってるだろ・・・あのハイパーチートオブおぱんちゅ萌えっこが」

スコール「今頃ミサイル基地でガ兵シバキ回してアイアングラッド強奪してるよ・・・」

アルティミシア(け、結構過激だな)

スコール「はぁ・・・セルフィたんに会いたい・・・ガーデン案内したい・・・・」バフ

アルティミシア(もう少しの辛抱だろ。我慢しろ)

アルティミシア(しかし随分遠いな・・・もうそろそろ丸一日経つぞ)

スコール「操縦できねーからな・・・ローギアで動いてるんじゃねえの・・・」

アルティミシア(車とはまた違うと思うが)

スコール「・・・おやすみ」zzz

アルティミシア(またか。いい加減海連れてってくれよ)

シュウ「スコール、いる!?」ガチャ!

アルティミシア(なにか来たぞ)

シュウ「所属不明な船が近づいてくるの!2Fデッキへ行くとわかるわ!」

アルティミシア(事件な感じか)

シュウ「も、もしかしたらガルバディアの船かもしれない!」

シュウ「ま、魔女が報復に来たのかもしれない!」

スコール「・・・」zzz

シュウ「寝てないで行ってよ!」

アルティミシア(お、やっと海行けるのか)


・2Fデッキ

スコール「だりぃなもう・・・」ボリボリ

アルティミシア(正体不明の船が近づいてるらしい)

スコール「あ~・・・忘れてたわ」

アルティミシア(知ってたのか)

スコール「FHの前にもう一個パシリやらされるんだよなぁ・・・」

シュタ シュタタタ!

白いSeed「学園長はいらっしゃいますか!」

アルティミシア(こいつら!Seed!)


スコール「ん・・・学園長?」ネボケ

白いSeed「我々に敵意はありません。我々は魔女イデアのSeed!」

アルティミシア(どういう事だ!?)

スコール「ファンクラブみたいなもん」

アルティミシア(ええっ!?)

白いSeed「シド学園長は・・・」

スコール「今ちょっと号泣してるわ」

白いSeed「号泣!?」

スコール「いや、マジで」

白いSeed「な、何があったんです!?」

アルティミシア(ああ、さっきの・・・)

スコール「そこはまぁ、察してやれよ」

白いSeed「いやしかし、我々にも大事な用が・・・」

スコール「エルオーネ引き取りに来たんだろ。知ってるよ」

白いSeed「え!?」

スコール「はいはいわかりましたよ・・・・連れて来ればいいんでしょ」ポリポリ

白いSeed「な、何者ですかあなたは・・・」

スコール「それはこっちのセリフだ。麻呂みたな帽子被りやがって」

スコール「ガーデンのSeedでよかったとお前等を見ていたら思うわ。心の底から」

白いSeed「・・・」

スコール「エル姉ちゃん今から連れてくるわ。漂白剤と一緒にな」

白いSeed「・・・お心遣い感謝します」


・食堂

スコール「パンうめー」モシャモシャ

アルティミシア(いやエルオーネは!?)

スコール「めんどくせえよもう・・・敵意がないならお前らが自分で呼びに行けって感じだわ」

アルティミシア(臨時の用だろ?)

スコール「ガーデンが安全じゃなくなったからとかそんな事言ってたな」

スコール「てめーの護衛力考えて物言えってんだよ。麻呂ハットが」モシャモシャ

ボヤキ三人組「俺達これからどうなるのかなぁ・・・」

スコール「Seedやめて空賊になろうぜ。この4人で」

ボヤキ三人組「空賊になったらモテルかなぁ・・・」

スコール「モテるモテる。ケツ全開のミニスカ王女様に」

アルティミシア(混ざるなよ)


ボヤキ三人組+スコール「パンうめー」ダラダラ

アルティミシア(エルオーネを引き取りに・・・やはり例の力が関係してるのか)

スコール(だろうな。あれだけはホントになんなのか今でもわかんねえ)

アルティミシア(魔女とはまた異質の力・・・)

スコール「召喚士っぽいよな」

アルティミシア(召喚・・・?)

スコール「な?お前等。エルオーネって召喚士っぽいよな」

ボヤキ三人組「あーあの図書室にいつもいる・・・」

ボヤキ三人組「異界送りしてもらえそうだよな~」

スコール「ほら、同意されてんじゃん」

アルティミシア(GF持ってないだろあいつは)

スコール「パンうめー」ダラダラ

アルティミシア(しかしラグナからしたら召喚士も中々的を得ている表現だろう)

スコール「俺召喚獣かよ」

アルティミシア(ジャンクションされた側からしたら突然降ってきたようなものだからな)

スコール「妖精さん・・・つってたな。次来たら風のささやきでもやってやるか」

アルティミシア(ディアボロスだろお前は)

スコール「ハァ・・・いい加減パパ以外の奴にジャンクションされたいわ」

アルティミシア(できるのか?)

スコール「できる見たいよ。リノアなんてアデルにジャンクションされてたし」

アルティミシア(ああっ!それ私いた!)

スコール「お前、過去に置き去りにされてたもんなw」

アルティミシア(まぁ時間圧縮の為にわざと残ったのだが・・・ん?)

アルティミシア(スコールよ、だったらミサイル基地の連中の様子も見れるのではないか?)

スコール「・・・ハッ!」

アルティミシア(どういう経緯で合流したのか、知るチャンスだろ)

スコール「 バ バ ア お 前 マ ジ 天 才 ! 」

アルティミシア(急げよ。誰かが迎えに行ってるかもしれない)

スコール「ぬおおおおおおおおおお!!エルオーネちょっと待ったァァァァァァ!」ダッ


ズドドドドドドドド・・・・・・


ボヤキ三人組「慌ただしいヤツ・・・」


・図書室

シュウ「いた!エルオーネさん・・・ですよね」

エルオーネ「はい、そうです」

シュウ「迎えが・・・ハッ!」

スコール「 眠 っ て ろ ! 」

【スリプル】

シュウ「と、突然なにを・・・」ガク

スコール「学生寮でのお返しだ!」

エルオーネ「スコール・・・?」

スコール「エル姉ちゃん!」

エルオーネ「スコール・・・どうして彼女を?」

シュウ「・・・」zzz

スコール「エル姉ちゃん!頼む!」ガバッ

エルオーネ「!?」

スコール「頼む!一生のお願い!俺を・・・」

スコール「俺をセルフィにジャンクションしてくれェーーーーーーーーーー!!」


【土下座】


ざわざわ・・・スコール何やってんだ・・・土下座してる・・・ざわざわ・・・・


アルティミシア(やっぱりセルフィか)

スコール「頼むぅ~~~!エルねえちゃ~~~ん!」

スコール「かわいい弟の一生のお願いだ~~~!頼む~~~~!」グリグリ

エルオーネ「ちょ、ちょっと!頭を上げて!」

スコール「たぁ~~~~のぉ~~~~~~むぅ~~~~~!」グリグリ

エルオーネ「・・・事情を説明して」

スコール「セルフィがミサイル基地に行ったまま行方不明なんだ~~~」

スコール「心配だ~~~!不安だ~~~~!会いたくて会いたくて震える~~~!」

エルオーネ「セフィが・・・」

アルティミシア(他の連中はどうでもいいのか)

エルオーネ「・・・わかったわ」

スコール「エルねえちゃん!」

エルオーネ「スコールがガーデンに戻ってきたくらいの時間に飛ばせばいいのね?」

スコール「エルねえちゃ~~~~ん!」

エルオーネ「セフィ達を・・・救ってあげて!」

スコール「イエス!おぱんちゅジャンクション!」

アルティミシア(それはもういいから)


エルオーネ「・・・」キィィィィン

スコール「 」zzz

アルティミシア(はやっ)

エルオーネ「・・・ケダチクのおばさん」

アルティミシア(お前!大人になってもまだそれを言うか!)

エルオーネ「スコールを・・・守ってあげてね?」

アルティミシア(すでに何回も助けてやっているが)

エルオーネ「・・・」

アルティミシア(もう、セルフィの事になったら行動がはやいな・・・オイ待てよ!パンツフェチ野郎!)


グニャァァァァァァ・・・


スコール「・・・・」zzz


ざわざわ・・・スコールどうしたんだ・・・土下座したまま寝てる・・・・なんて格好で寝てんだ・・・ざわざわ・・・



・ミサイル基地


(あっ、ついてない)


セルフィ「あ~つかれた~」

ガ兵「ご苦労だったな。後は外のコントロールパネルで座標データの確認をして終わりだ」

スコール(なんだ。キャリアを押した所か)

アルティミシア(先先いくなよもう。速いんだよ)

スコール(愛するセルフィたんのピンチ、彼氏として黙ってるわけにはいかないだろ)

アルティミシア(いつ付き合ったんだよおまえら)

セルフィ「コントロールパネル!?確信に迫った感じや~!」

スコール(ああ・・・やっぱりセルフィたん超かあいいい・・・)キュンキュン

アルティミシア(とりあえず無事でよかったな)

ゼル「ガンガンぶっ壊してやろうぜ!」

スコール(お前はどうでもい)

アルティミシア(相変わらず極端だな・・・)

セルフィ「せやね。ガンガンいったれ~って感じ!でも」

セルフィ「間違って発射しちゃったらトンデモないことになるよね」

セルフィ「だから、ここはガマンする?ちょこっとだけいじって、ガマンする?」

スコール(CHO-kawaiiィーーーー!ちょこっと!ちょこっとラブ!)

アルティミシア(おい!静かにしてろ!)

セルフィ「なんか頭の中がざわざわする~」

ここまで


ゼル「ちッ、しゃーねーな」

アルティミシア(なにをするつもりだ?)

スコール(ああ、これかぁ・・・)


・コントロールパネル

【目標設定】

【装備確認】

【シュミレーション】


スコール(ミサイルの設定だよ。でもこれもなぁ・・・)

アルティミシア(何か問題が?)

スコール(なんていうか、こう、ああ、ガ軍って本当にバカなんだなって思い知らされるって言うか)

アルティミシア(・・・?)

キスティス「とりあえず目標設定ね」


【目標設定】

1 目標設定

2 着弾誤差修正

3 データ送信


セルフィ「どれを押せばいいの~」

キスティス「目標設定はさすがに変えれないわね」

アルティミシア(ああ、そういえばアーヴァインが座標入力式って言ってたな)

スコール(・・・)


ゼル「じゃあこっちだろ。ええと、着弾誤差修正?」


→ 2 着弾誤差修正


MIN ■■□□□□□□□ MAX


セルフィ「これを上げればいいんだねっ」

キスティス「誤差を目一杯引き上げてやれば・・・」

スコール(これさ、前から思ってたんだけど。『座標修正』の間違いじゃないのか?)

アルティミシア(どういう事だ)

スコール(いやさ、座標修正ならわかるよ?ちょっと散らして広範囲を爆撃するとか、一点集中にするとか)

スコール(でも【誤差】をいじれてどうするんだよ。なんで誤差を最大に設定できるんだよ)

スコール(なんで自分から外れるようにできるんだよ。誤差は最少で固定だろ基本)

アルティミシア(そういえばそうだな)

スコール(ガルバディア軍のアホな所その1だ。しかしこれだけじゃないんだよな)

アルティミシア(まだあるのか)


MN ■■■■■■■■■ MAX


セルフィ「いっぱいにしたよ~」

キスティス「オーケィ。じゃあこれをデータ送信しましょ」

セルフィ「は~い」ポチ


【データ送信完了】


セルフィ「これでOK?」

ゼル「折角だから他の所も見てみようぜ」

キスティス「そうね。ガルバディアのミサイルがどんなのか気になるわ」

セルフィ「じゃあ【装備確認】だねっ」


【装備確認】


スコール(でたよ・・・問題の)

アルティミシア(む、これは)


【ガルバディア陸軍ミサイルランチャー CGR4083B】

【ガルバディア陸軍巡航ミサイル BAG0003A】


ゼル「こりゃ座標入力式のタイプだな・・・・・」

キスティス「さっきやったのはこれの誤差なのね」

アルティミシア(ガーデンに来た奴だな)

スコール(・・・ババア、お前の魔力でボタンちょろっと押せね?)

アルティミシア(それくらいならできるが・・・・何故?)

スコール(いかにガ軍がアホの集団か教えてやるよ。×□を押しながら方向キーを上だ。やってみ)

アルティミシア(・・・?)キュイーン


【ガルバディア軍上等兵(ダンス)】


ゼル「なんだコイツ・・・・このシステム、本当に大丈夫か?」

アルティミシア(・・・)

スコール(これ、お前の統治時代にもあったから)

アルティミシア(こいつら・・・)ピキピキ

スコール(さっきと同じで今度は下だ)

セルフィ「うわっ」


【ガルバディア軍一般兵(ダンス)】


キスティス「・・・・・・・・何考えてるのかしら」

スコール(お前本当に恐怖支配してたの?全力でなめられ倒してるじゃん)

アルティミシア(当時ミサイルの発射が妙に遅いと思ったら・・・)

スコール(ガルバディアじゃなくてエスタに降臨すべきだったな。お前は)

アルティミシア(アホ共が!ちょっと気を許すとすぐこれだ!)

スコール(鬼軍曹みたいなのいねーのかこの軍は)

セルフィ「じゃあもういこっか~」


・司令室

セルフィ「座標入力の報告に来ました~」

士官「そうか・・・・お前達、そこを動くな」

セルフィ「ありゃ?バレてる~」

スコール(後はもう作業だな)

アルティミシア(脱出するだけだな)

スコール(セルフィたんの勇姿を眺めて末代までに伝えよう)

アルティミシア(・・・いつにも増してリアクションが大きいな)


セルフィ「へんし~ん!」


ピカーーーーーーーーーー!


スコール(おおおおーーーー!お着替えタイムキターーーーーーーーー!)

アルティミシア(うわっ!まぶしっ!)

セルフィ「やっと脱げたよ~。この軍服、臭くてかゆくて最悪~」

スコール(もっと乙女に気を遣えよ!童貞だらけの腐れガルバディア軍!)

アルティミシア(軍服の洗濯くらいしろ!)


ゼル「やっちまうか!」

キスティス「そこを通しなさい!」バシ


【エンカウント】ガ兵×2 コマンドリーダー×1


ガ兵「ぐはぁ・・・」ボォン


テッテレレテーレーレテッテレー♪


アルティミシア(はやいな!)

スコール(こいつらに喧嘩を売るとは・・・相手が悪かったな)

キスティス「コントロール装置を手分けして探しましょ」

セルフィ「ミサイル発射阻止~!」

スコール(ババア教えてあげて。左下のコンパネ)

アルティミシア(適当に光らせとくか)チカチカ

セルフィ「ん?なんか光ってる・・・あ~これだ~!」ピコピコ

スコール(ピコピコやってるセルフィたんもかあいいい・・・)ニンマリ

セルフィ「こうしてこうしてっと・・・・はい終わりっ!」

ゼル「後は自爆装置だけだな」

セルフィ「派手にやっちゃお~!」


スコール(奥の部屋の左)

アルティミシア(はいはい)チカチカ

セルフィ「はっけん~!」

セルフィ「ええと、こうしてこうして・・・あり?時間決めないとダメなの~?」


1 10分

2 20分

3 30分

4 40分


アルティミシア(余裕を持って2、30分くらいが適当だろう)

スコール(あまいなババア。それだとむしろ帰って遅くなる)

アルティミシア(何故!?)

スコール(もう正体バレてるから基地内は普通にエンカウントするんだよ。しかしだな)

スコール(残り時間10分を切るとそこの扉が開いて一気に外に出れる)

アルティミシア(詳しいな!)

スコール(Seedなめんなよ?)

セルフィ「どうする~?」

ゼル「余裕を持って2、30分くらいが適当じゃね?」

アルティミシア(あ、私と同じ事言ってる)

スコール(カスが。お前等ならこの先のボスも瞬殺だろ。ちんたらすんなよチキン野郎)


1 10分

2 20分

3 30分

4 40分


安価↓


セルフィ「これでいいや~!」ポチ


○残り時間 10分

キスティス「10分!?短くない?」

セルフィ「何言うてんねんせんせ~!兵士共に逃げるスキ与えへんで~!」

アルティミシア(結構過激だな)

スコール(同意。セルフィたんに完全に同意)

アルティミシア(まぁ、こいつらなら大丈夫か)

スコール(ショートカット誘導しろババア)

アルティミシア(はいはい・・・)チカチカ

セルフィ「あ!あそこ開くみたい~!」

ゼル「もたもたしてねーではやく行こうぜ!」


ダッ!


・ミサイル基地 入口

キスティス「あの開かない扉、ここに繋がってたのね」

ゼル「おえらいさん用のじゃねーの」

セルフィ「なんでもいいよぉ~!脱出脱出!」


・ミサイル基地 駐車場


うわーーーー!自爆するぞーーーー!逃げろーーーーー!


セルフィ「はっしれ~~~~!」ダダダッ


ゴゴゴゴゴ! パカッパカッ


セルフィ「!?」

アルティミシア(うわ!ミサイルが!)


シュゴゴゴゴゴーーーーーーー・・・・・


セルフィ「・・・」

アルティミシア(・・・撃たれてしまったな)

スコール(まぁなんとかなったしいいじゃん)


○残り時間 9分


スコール(セルフィたんは頑張ってたのにチキンとモルボルが足を引っ張るから・・・)

アルティミシア(みんな頑張ってたよ)

ゼル「セルフィ!はやく行こうぜ!」

キスティス「時間がないわ!」


「まて~~~~!」


全員「!?」


分隊長「お前等を生かしておくわけにはいかんのだ!」

分隊長「このままではイデア様に申し訳が立たん!」

スコール(どのクチが言ってんだ)

アルティミシア(遊び半分でやってた癖に・・・)

分隊長「野郎共!準備はいいか!」

操縦士「アイアイサー!」

セルフィ「おっきいのがくるよっ!」

分隊長「いくぞォーーーー!アイアンクラッド、起動!」

ゴゴゴゴゴ・・・


【エンカウント】BGH251F2


スコール(これもなぁ・・・)

アルティミシア(こいつらなら余裕だろ)

スコール(いや、こいつはそこそこ強い)

アルティミシア(ほぉ、やっとまともなのが出てきたか)

スコール(タフなHPに強力な主砲。特殊技狙いでHP落としてると結構危ないな)

アルティミシア(ふむ・・・・)

スコール(でもなぜかブラインが通る)

アルティミシア(えっ機械だろ!?)

スコール(有人だからじゃないか?)

スコール(後プロテスがドローできるから、HPジャンクションさえちゃんとやってればさしたる脅威ではない)

アルティミシア(ドローされるなよもう)

スコール(その辺妙に親切設計なんだよな。それに加えてこのメンツだろ・・・)チラ


セルフィ「みんな!いくよっ!」

キスティス「そこをどきなさい!」

ゼル「オラーーーーーーーーー!」


【スロット】サンダガ×3

【青魔法】電撃

【デュエル】○×←←○○×↑↓↓↓↓↓○ バーニングレイブ


操縦士「た、隊長~~~~!操作がききません~~~!」

分隊長「くっそ~~~~~~!総員、脱出!」


ドガァァァァァン チュドォォォォッォン ボボォォォォォォン!


スコール(もう、本当に容赦ないなw)

アルティミシア(主砲を撃つ前に終わるとは・・・)


テッテレレテーレーレテッテレー♪


セルフィ「こいつが邪魔で出れないよ~!」

ゼル「どこかから出れないのか!?」

キスティス「じ、時間が・・・」

スコール(ババアーーーー!セルフィたんのピンチだ!案内しろ!)

アルティミシア(どこにだよ)

スコール(あのアイアンクラッドの中だよ!あの中に避難してなんとか爆発をやり過ごすんだ!)

アルティミシア(ああ、頑丈そうな見た目だものな)

スコール(いいから誘導しろよ!)

アルティミシア(はいはい・・・)チカチカ


ズン・・・ズン・・・


ゼル「なんだぁ?なんか揺れてねえか?」

キスティス「爆発が始まったのかしら」


ズン・・・ズン・・・!


スコール(・・・なんだこれ)

セルフィ「だんだん近づいてるよ~!」

アルティミシア(地響き・・・?いや、これは・・・)


ぬっ


全員「うわっ!!」


【エンカウント】アイアンクラッド

ここまで


スコール(なにこいつ!?)

アルティミシア(こ、これは・・・)

セルフィ「さらにおっきいのがきた~!」

ゼル「いやでかすぎだろ!?」

スコール(て、鉄巨人?)

アルティミシア(いや・・・間違っているがそう遠くはない)

キスティス「みんな!ボサっとしてないで戦闘準備!」バシッ

ゼル「おっしゃー!行くぜ!!」ダッ


ガチーーーン!


ゼル「か、かってえ・・・」ヒリヒリ

スコール(バカかお前!?鉄巨人に物理は相性最悪だろ!)

アルティミシア(いや、それよりもこいつの場合・・・)


【ふりおろす】カウンター


ブオ・・・ ズドォォォォォン!


ゼル「おああああああああああ!」ダメージ6000

セルフィ「ゼルーーーーーーーーーーー!」


ゼル「 」(戦闘不能)


スコール(ゼ、ゼルが一撃・・・)

アルティミシア(鉄巨人の強化版、と言ったらわかりやすいか)

スコール(・・・あれもか?)

アルティミシア(あれもだ)

スコール(もう・・・いちいちタイムスリップしてくんな)

キスティス「きょ、強敵ね・・・」

セルフィ「物理はNGっぽいねっ!」

キスティス「ヴェリー・グッド!魔法主体で攻撃しましょ!」

スコール(ゼル放置すんなモルボル)

アルティミシア(本気で忘れているな)


【ブリザラ】 【サンダラ】


アイアンクラッド「・・・」ダメージ2000


セルフィ「全然食らってないよ~!」

キスティス「なんて分厚い装甲なのかしら」

スコール(が、ガチやばくないか・・・)

アルティミシア(くそ、こちらの声は伝わらないのか!)

スコール(モルボル!そいつは物理メインだからまずはブラインで命中を下げろ!)

キスティス「だったらこれは!?」


【スロウ】


スコール( ん な も ん ど う で も い い だ ろ ! )

スコール(いい加減にしろマニュアルモルボル!スロウしなくたってそいつは元からおっせーだろが!)

アルティミシア(いや、悪くはない。悪くはないんだが・・・)

スコール(他にやる事あんだろ!?せめてメルトンだろ!)

アルティミシア(教科書的と言うかなんと言うか・・・)


【ロケットパンチ】割合ダメージ二分の一+混乱


セルフィ「きゃああああ!」ダメージ1/2

スコール(あーーーーてめー鉄巨人!セルフィたんになんて事を!!)

スコール(てめーは殺す!大海のよどみでお前の同族を皆殺しにしてやるーーーー!)

セルフィ「・・・うへへへへ~~~~~~w」

スコール(!?)

セルフィ「せんせ~くらえ~w」(混乱)

スコール(セルフィたん混乱しちゃったの!?)

アルティミシア(キスティス!エスナだ!)

キスティス「えっと、このダメージ値とステータス値を割り出した相手の防御力は・・・」

スコール「 計 算 す ん な ! 」

セルフィ「て~い!」ブオン!

キスティス「きゃあっ!セルフィ!?混乱しちゃってるの!?」ダメージ600

スコール(あ~~~もうもどかしい~~~!見ててイライラする~~~~~!)

アルティミシア(マニュアルすぎてワンテンポ遅れているな・・・)

スコール(んなもんどうでもいいから特殊技やれよ!)


キスティス「セルフィ戻って!」(万能薬)

セルフィ「ハッ!あたし何を~・・・」

スコール(俺のもどかしさがオートヘイストだわ・・・・)

アルティミシア(キスティスが持ってるバングルをなんとかセルフィに着けされる事ができれば・・・)

キスティス「これならどう!?」


【グラビデ】


アイアンクラッド「!」ダメージ1/4

スコール(やっと有効打が・・・)

アルティミシア(鉄巨人系には割合ダメージが効果的だが・・・)


【ふりおろす】カウンター


キスティス「きゃああああああああ!」HP0

スコール(・・・モルボルいい加減にしろ)

アルティミシア(さっきプロテスをドローしとけばよかったのに)

セルフィ「せ、せんせ~!」

アルティミシア(ちょっと厳しいな・・・)

スコール(くっそ~~~~~~!俺のセルフィたんがピンチなのに~~~~~!)


【ハリケーン】HPを一桁にする


セルフィ「きゃああああ!」

スコール(うぎぎ・・・鉄巨人マジで絶滅させてやっかんな・・・)

アルティミシア(いや待て。チャンスだ!)

セルフィ「・・・」


【スロット】アレイズ×3


ゼル「あててて・・・」ムク

キスティス「ふ、不覚・・・」ムク

セルフィ「みんな、大丈夫?」


ゼル「あいつマジつええ・・・」

キスティス「分析する暇もないわ・・・」

アルティミシア(この手のはブラインやスロウで妨害しつつ割合ダメージをメインに、HPが減ってきたら総攻撃)

アルティミシア(どうにかしてこれに気づく事が出来ればいいのだが)


セルフィ「・・・イキってんなぁ。こいつ」ピキ


スコール(・・・ヤヴァイ)

アルティミシア(どうした?)

スコール(セルフィたんがバトル中にトラビア弁使い出した・・・)

セルフィ「ほんまええ加減にせえよこいつ。シバくぞお前!」

セルフィ「しゃしゃんなボケ!お前ほんま邪魔やねん!」

キスティス「セルフィ、落ち着いて!」

ゼル「キレてもどーにもなんねーよ!」

スコール(なるんだな、これが・・・)

アルティミシア(イキってるってなんだ?)

セルフィ「いっぺん痛い目みんとわからんようやなぁ~~~~~~!」ピキピキピキー


【スロット】


シャカシャカシャカシャカ・・・


スコール(ま、マジでヤバイ!みんな逃げろ!)

アルティミシア(どうしたんだよ一体!)

スコール(セルフィたんのスロットはな、ランダムな代わりにどんな魔法でも撃てるんだよ!)

アルティミシア(いや知ってるけど。それが?)

スコール(違うんだよババア!あれは実はセルフィたんのその時の気分でターンテーブルが変わるんだ!)

スコール(温厚な時ははフルケアとかウォールとかその辺が出るんだ!けどトラビア弁モードの時は・・・)


セルフィ「ええの出してつかーさいー!あのアホをボッコボコにできるくらい強力なのだしてつかーさいー!」チャカチャカ


スコール(ひいい~~~~!やっぱり神頼みし始めてる~~~~!)

アルティミシア(段々私もやな予感がしてきた・・・)

スコール(こうなったセルフィたんは神がかり的な『引き』を見せるんだ・・・それはもう、どえらいのを)

セルフィ「出ました!☆3つ!!」

スコール(ああああああやっぱり~~~~~~!)


【アルテマ】×3


アルティミシア( )ブッ!


アルティミシア(ア、アルテマだとォォォォ!?)

スコール(ああああ!ミサイル基地ごと吹き飛んでしまうゥゥゥーーー!)

ゼル「いっけーセルフィ!」

キスティス「やってしまいなさい!」

スコール(お前らもやられるんだよ!逃げろ・・・マジで・・・)

アルティミシア(もう遅い・・・)


セルフィ「いてもうたる~~~~~~~~~~~~~ッ!」キュィィィィィン!


スコール(完全に逝ったァーーーーーー!!)



【はなつ】






カッ













 ボ  ン  ッ  !

ここまで


スコール「ハッ!」

アルティミシア(起きたか)


・バラムガーデン 図書室

スコール「・・・」

アルティミシア(まさかアルテマを放つとはな・・・しかも3発も。あれでは塵一つ残るまい)

スコール「・・・」

アルティミシア(あのアイアンクラッドとか言う兵器もそうだ。いかに頑丈と言えど、あんな物を3発も食らっては)

スコール「・・・」

アルティミシア(しかしとんでもないヤツだな・・・まさか、あいつも魔女とか言うオチではないだろうな)

スコール「・・・」

アルティミシア(エルオーネは行ってしまったか。あのSeed共に引き取られて・・・)

スコール「・・・」

アルティミシア(スコール?聞いているのか?)

アーヴァイン「あ、いたいた。お~いスコール~、学園長が呼んでるよ~・・・うわ!」

スコール「・・・」

アーヴァイン「ちょ、ええっ!?なんで土下座してんの~?」

生徒「さっきからずっとこれで・・・」

生徒「いきなりやってきて土下座し出したかと思ったら、そのまま寝ちゃって・・・」

アーヴァイン「う、う~ん、状況がつかめないけど・・・まぁいいや。学園長が呼んでるよ~」

アルティミシア(呼び出しだぞ。起きろよ)

アーヴァイン「・・・スコール?」

スコール「・・・生まれてきてすいませんでした」

アーヴァイン「!?」

スコール「申し訳ありません私の様な物がこの世に生きていて」

アーヴァイン「ちょ、ええっどうしたの!?」

スコール「私は何もできない豚野郎でございます。ガーデンの皆さん本当に申し訳ありませんでした」

アーヴァイン「ちょっとしっかりしてよ!?僕だよ!アーヴァインだよっ!」

スコール「おやおやこれはザー○ンさん・・・今日は如何なさいましたか?」

アーヴァイン「ザー○ン・・・いや、学園長が呼んでいるんだってば~」

スコール「学園長様が・・・・わかりました。ただちに向かいましょう」

アーヴァイン「いや起きてよ!?」

スコール「私の様な者がこのガーデンの地を歩く事など恐れ多くてとても・・・」

スコール「これは私への戒めで御座います。このポーズを一生取り続けみなさんに謝罪し続ける事が私への枷でございます」

アルティミシア(逆に困惑するだろ)

スコール「申し訳ありませんがアーヴァインさん・・・私を運んでいただけませんか?」

スコール「そしてガーデン全土を回ってください。この私の土下座姿をガーデン皆様に・・・」

アルティミシア(結局歩かないんじゃないか!)

アーヴァイン「え~・・・参ったなぁ・・・お~いごめん!誰か滑車貸して~!」


ガラガラガラガラ・・・・


・学園長室

チーン

スコール「申し訳ありませんでした」(土下座)

シド「いきなりなんです!?」

スコール「学園長におかれましては本日もご機嫌麗しく・・・」

シド「え、ええ・・・どうしました?」

アーヴァイン「なんかわかんないけどさ~さっき呼びに行ったらずっとこうでさ~」

チーン

リノア「シドさん来たよ~、うわ!」

スコール「申し訳ありませんでしたドドリノアさん」

リノア「ドド・・・ええっ?何!?」

アルティミシア(もう、とりあえず立てよ)

シド「・・・とりあえず後にしましょうか」

スコール「皆さまの邪魔をして申し訳ありません。ガンブレードですいません。Seedですいません」

シド「・・・気が散るんですが」

【説明中】

アルティミシア(ああ、あっちに行ってる間にぶつかってしまったのか)

アーヴァイン「操縦不能だもんね~」

リノア「FHに突っ込んじゃったんだ」

シド「あなた方はフィッシャーマンズホライズンに上陸して下さい」

シド「そしてエライ人にあってこの騒ぎを騒ぎを謝罪し、我々に敵意がない事を知らせてきなさい」

スコール「承りました。腹切って詫びてきます」(土下座)

シド「逆に迷惑ですからやめなさい」

アルティミシア(重傷だな・・・)


ガラガラガラガラ・・・・


・フィッシャーマンズホライズン(F・H)

スコール「申し訳ありませんでした」(土下座)

見覚えのある男「いきなり!?」

スコール「私めの不注意でございます。みなさまに多大な迷惑をおかけしましてまことに申し訳ございません」

見覚えのある男「いや、そこまで責めてるわけじゃないんだが」

スコール「かくなる上は私がここで自決して・・・」ジャキ

見覚えのある男「オイやめろ!?そこまで怒ってねえって!」

スコール「とめてくれるな~~~~~!死なせてくれ~~~~!」

リノア「スコール!」ガシ

アーヴァイン「まだお偉いさんに会ってないよ!」ガシ

スコール「お離しになって~~~~!いや~~~~!らめぇ~~~~!」ジタバタ

見覚えのある男「えらいのが出てきちゃったな・・・」


アーヴァイン「ごめんね~。今このガーデン操縦不能なんだよ~」

リノア「敵意はないんです・・・私達はガーデンを代表して謝罪しに来ました」

見覚えのある男「そんな事だと思ったよ・・・ほら、駅長はこの先にいるからいっといで」

スコール「では参りましょう。ドドリノアさん、ザーヴァインさん」

アーヴァイン「その変な仇名やめてよ!?」

ガラガラガラ・・・・

アーヴァイン「スコール、リフトに乗るよ~」ガッチャン

リノア「銅像みたいになってるわね・・・」

見覚えのある男2「何こいつ、商売繁盛のアレ?」

スコール「私めは疫病神でございます。生きてるだけで皆様に多大な迷惑をおかけするのでございます」

スコール「本当に申し訳ありませんでした」

見覚えのある男2「いや、うん。わかったからとりあえず立てよ」

アルティミシア(スコールよ、気づいているか?)

スコール(何ですか)

アルティミシア(お前に敬語を使われると気持ち悪いのだが・・・)

アルティミシア(まぁいい。この場所の事だ。この街には魔力に満ち溢れている・・・)

アルティミシア(妙だ・・・ただの街がなぜこれほどの・・・)ピリピリ

スコール(それはそれはようございました)

アルティミシア(・・・真面目に聞けよ)

ガラガラガラ・・・

見た事ある男3「もしかしてあんたらSeedってやつか?」

アーヴァイン「Seedなのはスコールだけだね~」

スコール「申し訳ありませんでした」(土下座)

リノア「もういいって。みんな驚いてるから」

見覚えのある男3「金さえもらえば誰とでもバトルするんだよな。それ、幸せな生き方か?」

スコール「滅相もございません。私はバトルしかできない豚野郎です」

アーヴァイン「ちょっと絡まないでよ~」

リノア「今タダでさえめんどくさいんだから・・・ハッ!」

スコール「本当に申し訳ありませんでしたァァァァァ!二度とバトルができないようにここから飛び降りて・・・!」ズイ

見覚えのある男3「ちょ、悪かった!俺が悪かったからやめろ!」ガシ

アーヴァイン「君イチイチそれをやるつもりかい!?」

アルティミシア(もう・・・はやく先行けよ)

ガラガラガラガラ・・・

アルティミシア(段々魔力が強くなって言っている・・・発生源はあの真ん中の家か?)


・駅長の家

スコール「申し訳ありませんでした」(土下座)

ドープ「いきなりだな!?」

アルティミシア(もう、この反応も見飽きたんだよ)

ドープ「さっそくだが、いつ出ていくのかね?」

アルティミシア(こいつはこいつでいきなりだな)

スコール「この世からですか?」

ドープ「いや、別に死ねと言ってるわけでは・・・」

リノア「スコールちょっと黙っててよ」

アルティミシア(しかし・・・魔力が強いなこの家は・・・)ピリピリ

アーヴァイン「ガーデンが動き出せばすぐにでも出ていくよ~」

リノア「でもガーデンがどういう仕組みで動いているのかもわかってないんです」

ドープ「ならばこの街から技術者を出そう。彼らなら修理や整備ができるはずだ」

リノア「あの・・・どうしてそんなに追い出したがるんですか?」

ドープ「君達は武装集団だ。暴力による解決が基本だろう?我々の主義には合わないのだ」

フロー「私たちは信じているの。話し合いで解決できない事はないってね」

アルティミシア(綺麗事だな。そんなので過ごせれば苦労はせん)

ドープ「暴力は暴力を呼ぶ。だから君達にはここにいへ欲しくないのだ」

アルティミシア(まったく、眠くなるくらいに正しい・・・そう思わんか?スコールよ)

スコール「・・・した」

リノア「あ」

アーヴァイン「またか・・・」

ドープ「?」

スコール「バトル野郎で本当に申し訳ありませんでしたァァァァァァ!」

スコール「カードジャンキーで本当に本当に申し訳ありませんでしたァァァァァァ!」

スコール「皆さまの主義に合うべくバトル野郎を代表して私めが腹を・・・」ジャキ

ドープ「ちょ、やめなさい!」ガシ

フロー「自分を大事にして!」ガシ

スコール「ぬあああああああ!は、離せ!腹を、腹を切るのが武士の務め~~~~~~~~!」

アルティミシア(お前武士じゃないだろ・・・)

リノア「駅長さん手伝って!」ガシ

アーヴァイン「切腹なんて誰も望んでないよ~~~!」ガシ


数分後

アーヴァイン「ほら、追い出されちゃった」

リノア「ガンブレード振り回すからだよ」

スコール「申し訳ありませんでした・・・本当に・・・」ブツブツ

アーヴァイン「とりあえずガーデン戻んなきゃね~」

リノア「スコールここに置いといていいんじゃない?w」

アルティミシア(置物かお前は)


大変だ~~~~~~~~!


全員「!?」


ガガガガガガ、ガルバディア兵が~~~~~~~~~~!!


アーヴァイン「襲撃かい!?」

リノア「何しに来たのかなぁ」

アルティミシア(ああ、そういえば軍を送ったな)

スコール「それもきっと私めのせい・・・本当に申し訳ありません・・・」

リノア「それはもういいから!ほら、いくよ!」

フロー「待ちなさい!」

フロー「ここに来るガルバディア軍はアンタ達を狙ってるんだろ?」

スコール「そうかもしれません・・・本当に申し訳ありません・・・」ブツブツ

フロー「あんた達、責任取りなさい!」

スコール「はい・・・腹切って詫びます・・・」ブツブツ

アルティミシア(そうじゃないだろ!)

アーヴァイン「僕らがなんとかすればいいんだね~」

ドープ「フロー、彼らに任せてはいけない。バトル抜きでは何もできまい」

リノア「そんな言い方・・・」

ドープ「話合えば分かるさ・・・」スタスタスタ

アルティミシア(むかつくなこいつら・・・そんなわけないだろ。どれだけお花畑なのだ)

スコール「この一級謝罪士スコール・レオンハートがガルバディアのみなさんに責任もって謝罪を・・・」ブツブツ

アルティミシア(同調するな!)


・F・H 駅

ガラガラガラガラ・・・

スコール「・・・」ヒリヒリ

アルティミシア(ここの道路ボコボコだからガンガン頭ぶつけてるな)


ドープ「~~~」

ガ兵「~~~~」


リノア「やっぱりほっとけないよね」

アーヴァイン「どんな話をしているのかな~」


ドープ「だから何度も言っただろう?」

ドープ「この街にはリノアなんていないんだ」


リノア「へ?アタシ?」

アーヴァイン「なんでリノアなの~?」


ガ兵「街に火をつけるぞ」

ドープ「本当だ!リノアなんて知らん!」


アーヴァイン「名乗っておけばよかったね~」

リノア「なんか責任感じちゃうんだけど」


ガ兵「娘がいなくても街には火をつける。イデア様の命令だからな」

アルティミシア(イデア・・・何故こんな事を)

ドープ「お願いだ!やめてくれ!」ガシ

ガ兵「あんたからいくか?」グイ

ドープ「うわーーーーー!」ジタバタ


リノア「スコール!」

アーヴァイン「マズイんじゃないの~?」

スコール「わかりました。参りましょうドドリノアさんザーヴァインさん」

スコール「あのガルバディア兵に3人で土下座をするのです!」

アルティミシア(違うだろ!)


ガラガラガラガラ・・・・



ガ兵「何だお前等は!」

リノア「駅長を放しなさい!」

アーヴァイン「ちょっとやりすぎなんじゃないの~」

スコール「すいませんでした」(土下座)

ガ兵「謝りに来たのか戦いに来たのかどっちだ」

リノア「スコール!いい加減にして!」

アーヴァイン「悪いんだけど~やっぱり僕らこれしかできないみたい~」

ドープ「・・・」ドサ

リノア「来るわよ!」


【エンカウント】ガルバディア兵×2 エリート兵×1


スコール「本当に申し訳ありませんでしたァァァァァ!」

ガ兵「!?」ビクッ

リノア「スコールの土下座にびっくりしてる!」

アーヴァイン「隙あり~!」


【アーヴァイン】たたかう

【リノア】たたかう

【スコール】あやまる


ガ兵「ぐああ・・・」ボォン


エリート兵「おのれ~~~~!」

スコール「倒してしまってすいませんでしたーーーーーッ!」

エリート兵「じゃあ攻撃すんな!」

アルティミシア(一応陽動にはなっているな)

リノア「て~い!」バチッ

アーヴァイン「よっと!」バン!


エリート兵「ぐああ・・・」ボォン


テッテレレテーレーレテッテレー♪


スコール「勝ってしまって申し訳ありませんでした」(土下座)

リノア「それ、バトルの度にするつもり?」


ドープ「・・・」

リノア「駅長さん大丈夫?」

アーヴァイン「ああいう話が通じない連中もさ~世の中にはいるんだからさ~」

リノア「だから、私達のような人間もいるんだと思う。駅長さんがじっくり考える事ができるように」

ドープ「・・・」

スコール「バトルしてしまって申し訳ありませんでした」(土下座)

アルティミシア(もう・・・ワンパターンなんだよお前は)


『騒がしいな』


全員「!?」

アーヴァイン「ちょ、ええっ!?」

リノア「なんでいんのw」



イデア「・・・」コォォ



アルティミシア(あーーーーー!あいつ!イデア!!)

アルティミシア(おいスコール起きろ!イデアが来たぞ!)

スコール「・・・」(土下座)

イデア「・・・探したぞ、リノア」

リノア「えっ!」

アーヴァイン「なんでリノアを・・・」

リノア「・・・あ~~れ~~、あやつらないで~(棒)」クルクル

アーヴァイン「リノア!?」

リノア「ちょ、先生まずいって。今ホモとか周りの人間がいっぱいいるんだから」ボソ

アルティミシア(何しにきた・・・)

イデア「そうは言っても・・・お前が急にいなくなったから私は道に迷ってしまったぞ」

リノア「ええっ!ワールドマップ渡したじゃん・・・」

イデア「そうだこの地図。方向が全然違うぞ・・・特に北が」

イデア「進め共進め共何もなかったぞ。段々空気も薄くなってな」

リノア「先生それ北じゃなくて上!」

イデア「あ」ポン

アルティミシア(迷った・・・のか?)

リノア「大体はぐれたってさぁ・・・先生がガンガンワープするからじゃん」

リノア「アタシらワープなんてできないから。それできんの先生だけだから」

イデア「・・・」ポン

リノア「・・・で、用事ってそれだけ?」

イデア「とりあえずお前の居場所を把握しておきたかったからな・・・」

リノア「わかったよもう・・・ほんと過保護なんだから」

リノア「とりま今ガーデン動いた所だから。先生出てくんのもうちょい先」

リノア「それまでガルバディアガーデンでおとなしくしてて。ね?」


イデア「・・・後どれくらいかかりそうだ?」

リノア「順調に史実を追ってるけどさぁ・・・肝心のスコールが邪魔しまくんの」

リノア「結構大変なんだよね。ほら、今も」

スコール「暗殺しようとして申し訳ありませんでした」(土下座)

イデア「・・・」

アルティミシア(イデアに謝るな~~~~!起きろよ!反撃しろ!)

イデア「何故あいつは謝っている・・・・」

リノア「それはこっちが聞きたいんだけど」


イデア「・・・」ス


アルティミシア(うわっ!イデアがこっちきた!)

イデア「かわいそうな少年・・・お前は決めなければならない」

スコール「優柔不断で申し訳ありませんでした」(土下座)

イデア「何があった・・・話してみると言い」

アルティミシア(スコールに近寄るな!イデア!)

スコール「・・・」

イデア「どうした?何かあったのだろう?」

イデア「私が聞いてやろう・・・そら、顔を上げよ」

スコール「・・・ママ先生~~~~~~~~!」ガシッ

イデア「ぬおっ」

スコール「セルフィたんが・・・・セルフィたんが~~~~~!」

イデア「セルフィ・・・?」

スコール「鉄巨人・・・ミサイル基地・・・みんな吹っ飛んだ・・・」ヒック

アルティミシア(泣くなよ、敵の大将の前で)

スコール「うわ~~~~~~~ん!」

イデア「まるでわからん。中の者よ、説明せよ」

アルティミシア(だからだな・・・)

【説明中】

イデア「なるほど、愛する者をミみすみす死なせてしまったわけか」

スコール「ママせんせ~~~~!」

イデア「おお、よしよし」

アルティミシア(慰められるなよ、もう)

イデア「場所はどこだ・・・」

アルティミシア(ミサイル基地だよ!お前が命令したんだろ!)

アルティミシア(大体またお前の部下らしき鉄巨人が出てきたぞ!一体何がしたいんだ!お前は!)

イデア「鉄巨人・・・もしや、アイアンクラッドか?」

アルティミシア(やはりお前のか・・・)

イデア「そういえば途中ではぐれたな。散歩させていた途中だった・・・」

アルティミシア( ペ ッ ト か よ ! )


イデア「図体がでかいからすぐ見つかると思ったのが仇になった」

アルティミシア(あんなのを放し飼いにするな・・・)

イデア「気を付けよう」

アルティミシア(おいスコール、アイアンクラッドをミサイル基地に放ったのはやはりこいつだったぞ)

アルティミシア(セルフィの仇はやはりこいつだ!仇を取れ!スコール!)

スコール「・・・」

イデア「ああ、アイアンクラッドの代わりにこいつらがいたな」

イデア「ミサイル基地にいなかったのは・・・なるほど、こいつらが倒してしまったのか」

スコール「!?」

イデア「やるではないか。少し見直したぞ」

イデア「そら、今だしてやる」


ムオ”---ン  バチッ バチッ バチッ


スコール「うわっ!」

アルティミシア(これが・・・例の力とやらか?)

イデア「どこにしまったかな・・・あったあった。これだ」


ベチャッ ボタボタボタッ


セルフィ「・・・」

ゼル「・・・」

キスティス「・・・」



スコール「 セ ル フ ィ た ん ! 」


イデア「アイアンクラッドの行方を聞こうと回収しておいたのだが・・・貴様らのだったのだな」

アルティミシア(助けた・・・のか・・・)


スコール「セルフィたん!セルフィたん!」ユサユサ

アーヴァイン「みんな~~~~!」

リノア「無事だったんだ・・・」

スコール「セ~~~~ルフィ~~~~~~た~~~~~~ん!」


セルフィ「う・・・あれ、スコール?」


スコール「セルフィたん・・・」


セルフィ「あたた・・・ここ、どこ?」


スコール「 セ ル フ ィ た ん ! !  」

スコール「うおおおおおおおおおお!よかった!よかったよぉぉぉぉぉ!」


セルフィ「ほえ!?」

ゼル「あてて・・・」ムク

キスティス「う~ん、何が起こったの・・・?」


スコール「よかったああああああああほんとによかったあああああああああああ!!」


ゼル「スコール!スコールじゃねえか!」

キスティス「どうしてここに!?」


スコール「 お 前 等 は 黙 っ て ろ ! 」

スコール「セルフィィィィィたァァァァァん!!うおぉォォォーーーー!」

アルティミシア(あいつらもねぎらってやれよ・・・)


リノア「じゃあ街に火つける意味ないじゃん」

イデア「狼煙をと思って・・・」

リノア「・・・でかすぎだから」

スコール「ママ先生、ほんとありがとう!本当に、本当にありがとう・・・」

イデア「ん?あ、ああ」

スコール「いや~もうずっと土下座してたから腰がいて~わw」トントン

アルティミシア(ストップがかかったのかと思ったよ)

セルフィ「なんでイデアがいるの~・・・・」

ゼル「うわっ!ほんとだ!」

キスティス「また・・・何しに・・・?」

イデア「貴様らは・・・今はまだか弱い苗木だが」

イデア「鍛えれば立派な大木になるだろう。精進するのだぞ」

スコール「はい!ママ先生!」ビシッ

アルティミシア(なびくなよ)

セルフィ「なんか激励されてる~」

ゼル「なんで!?」

キスティス「意味わかんないわ・・・」

イデア「さて・・・帰るか」

リノア「今度は迷子にならないでよ」

イデア「ガルバディアガーデンで大人しくお前等を待っていよう」

イデア「では、後は頼んだぞ。リノア」

リノア「アイアイサー」

コォォォォ・・・・・・・・・・

アーヴァイン「帰っちゃった・・・・」

キスティス「何しにきたのかしら・・・」

リノア「ああっ」ドサ

アーヴァイン「大丈夫かい!?」

リノア「なんか・・・宣戦布告っぽい事された~」

アーヴァイン「なんだって!」

リノア「世界中を焼き尽くすとか・・・そんな事言ってたよ!」

アルティミシア(ウソつけよ。迷子になっただけとしっかり聞こえてたぞ)

スコール(無事でよかった・・・本当に・・・)

アルティミシア(ん?まぁ助けられたのは事実だな)

スコール「おかえり、セルフィ」

セルフィ「なんかよくわかんないけど~、とりあえずただいまっ!」

スコール「・・・」ホッコリ


アーヴァイン「みんな無事でよかったねえ」

リノア「うんうん」

キスティス「ハッ!スコール、ガーデンは!?」

スコール「みりゃわかんだろボケ。しゃべるな息が臭い」

アルティミシア(折角の再会なのに・・・)

スコール「リノア、アーヴァイン、セルフィたんをガーデンへ案内してくれ」

リノア「りょうか~い」

スコール「疲れているだろうから丁重にな。俺が乗ってた滑車を使ってもいいぞ」

アーヴァイン「それはいらないんじゃないかな~」

スコール「俺はもう少し街の様子を見てくる」

アルティミシア(ん?報告する為か?)

ゼル「何にせよ、みんな無事でよかったな!」

キスティス「そうね・・・戻りましょう。私達のガーデンへ・・・」

セルフィ「かえろ~~~~~!」


タッタッタッタッタ・・・・・・


スコール「さーてと」ゴキゴキ

アルティミシア(どうするのだ?)

スコール「実は俺、この街嫌いなんだよね」

アルティミシア(ええっ!)

スコール「なんかどこ行ってもバトル野郎とか言って差別されてさ~、前からムカついてたんだよ」

アルティミシア(ああ、そんな事言ってたな・・・)

スコール「というわけでだな」

スコール「おいおっさん」

ドープ「命を・・・助けられたな」

スコール「感謝しろよ?」

ドープ「例は言わない」

スコール「・・・」イラ

アルティミシア(言えよそこは)

スコール「まあいい。ただ・・・」


アルティミシア(俺達の事、わかってほしい?)

スコール(いや、そうじゃなくて)

スコール「俺、2周目だから知ってるんだわ」

スコール「あんた、元エスタの職人だろ?」

ドープ「!?」

アルティミシア(そうなのか!?)

スコール「エスタを変えようと一番体を張った男・・・らしい」

ドープ「誰から聞いた・・・」

スコール「それは秘密。でもおっさん、話合いでは解決出来ない事もあるって、一番知ってるのはあんただろ?」

スコール「エスタの説得に失敗して結局ここへ流れ着いたじゃねえか。それでまた話し合いに失敗・・・」

ドープ「・・・」

スコール「ああいう連中みたいに問答無用で切りかかる奴等がきたらどうすんの?話し合う前に死ぬだろ」

スコール「暴力反対って言えば聞こえはいいけど・・・世の中にはああいうキチガイもいんの」

スコール「いきなり後ろから刺してくる奴もいるの。そういう奴は決まって『誰でもよかった』って言うの」

スコール「俺らが会った某ババアなんて自由にさせろとかなんとかいって喚き散らしてるぞ」

スコール「お前、これなんとかできる自信ある?」

アルティミシア(私か?私の事か?)

スコール「死んだら話し合う以前の問題だろ。いい加減学習しろよ」

ドープ「・・・私にもバトルしろと?」

スコール「戦力になんねーだろお前みたいなもんwそうじゃなくて」

スコール「かつてエスタを説得しようとしたお前の行動もまた、バトルだって事だ」

ドープ「・・・」

スコール「イチ技師が国家に立ち向かうとか。お前が一番バトル野郎だろ」

スコール「アホじゃね?できるわけねーだろんなもん。お前も大概だなw」

スコール「というわけで俺達への差別をやめなさい。イラつくから」

スコール「後フローとか言うババアも殴っといて。ファビョりだしてうざいから」

ドープ「・・・」

スコール「君も俺達と同類という事さ。わかった?バトル親父」

アルティミシア(物は言いようだな)

スコール「現実見ろ。落ちこぼれが」

スコール「とりあえず俺達は街の救世主だから、各ショップに半額セールを実施するように」

スコール「ああそうそう、セルフィたんには全面協力。これ鉄則な」

スコール「背いたら俺がこの街焼き尽くすから。いいな?」

アルティミシア(それは・・・)

ドープ「・・・」

スコール「言いたい事言ったし帰るかー」ウーン


スコール「さて、と・・・」

アルティミシア(何にせよみんな無事でよかったな)

スコール「後は釣りじいさんだな」

アルティミシア(釣りじいさん?)

スコール「エスタの元職人長」

アルティミシア(なんでそんな大物が・・・)

スコール「ここ、エスタの元技師が集まってできた街だから」

アルティミシア(ほぉほぉ・・・)

スコール「というわけで行くぞ」


・釣りスポット

スコール「よっじじい」

釣りじいさん「なんじゃな?お前さんは」

スコール「お前等の大好きなバトル野郎だ」

釣りじいさん「ほうほうお主らが・・・バラムに戻る前に時間はおありかな?」

スコール「ねーよんなもん。いいからラスエリよこせ」

釣りじいさん「・・・何故しっとるんぢゃ?」

スコール「二回も説教されてたまるか。いいからよこせ」

スコール「海に突き落とすぞ」

釣りじいさん「わかったわい・・・ほれ」

【ラストエリクサー】

アルティミシア(説教ってなんだ?)

スコール(こいつが駅長の過去を教えてくれたの)

アルティミシア(ほぉ・・・)

スコール(駅長攻めんなとかそんな事を言ってた記憶があるが・・・正直どうでもいい)

アルティミシア(どうでもよくはないだろ)

スコール「あとじじいな、お前の弟子」

スコール「ジャンク屋のじじいに釣り針ひっかけてたけど・・・首つりみたいでグロい」

スコール「笑えないからもっとマシな失敗しろって言っとけ」

釣りじいさん「・・・わかったわい」

スコール「帰るか・・・」


・バラムガーデン 2F教室

スコール「さ~て!」ワクテカ

アルティミシア(何を貼りきっている?)

スコール「フッフッフ・・・セルフィたんが帰って来たからこんな物ができているのだ!」ポチ

スコール「見よ!」


【Make the Garden festival a success!!(みんなで学園祭を盛り上げよう!】


アルティミシア(あ、なんか乙女チックになってる)

スコール「名言、まみむめも生誕の地だ」カチカチ

スコール「ハァ・・・かあいいなぁ・・・」


【実行委員長の公開日記(はぁと】


スコール「・・・」ニヤニヤ

アルティミシア(人の日記をにやつきながら見るな。気持ち悪いな)

スコール「この時代でもうブログを初めているとは・・・さすがセルフィたん」


【久々のガーデンの日1~4】


スコール「あ~~、堪能したぁ~~」

アルティミシア(ん?オイいちばん下)


【ラグナ様ページ】


スコール「・・・」イラ

アルティミシア(とりあえず見て見ないか)


『上手く説明できない縁で知ったラグナさんです。いやいや、ラグナ様と呼ばせて頂きましょう』


スコール「ババア、ハッキングってどうやんの?」

アルティミシア(リノアにきけ)


『かっこいいんだよ~~~~!(賛否両論あるだろうけど)』


スコール「・・・」ピキピキ

アルティミシア(いいだろどうせ時代が違うんだから)


『でもなぜか時々突然豹変しちゃったりするの・・・何か変なのでも食べたのかなぁ?』


スコール「おしおし、俺の妨害工作が効いてるな」


『でもやっぱりラグナ様はかっこいいよぉ~!』


スコール「ガッデムラグナ!ファ○ク!ジーザス・レファール!」ガン!

アルティミシア(落ち着け。時代が違うと言ってるだろ)


スコール「気分わりぃ!これ書いて終わるわ!」


【お友達紹介コーナー】


アルティミシア(これは?)

スコール「セルフィたんのお友達になれた者のみが書き込める神聖なページだ」


『おともだち、できました~!ここにはお友達に直接書いてもらおうと思いま~す!』


スコール「なんて書こうかな・・・とりあえずセルフィ愛してるっと・・・」カタカタ

アルティミシア(直球すぎるだろ)


【エラー】あなたのIDはこのページに書き込む権限がありません


スコール「へ?」

アルティミシア(なんで?)


『あ、そうそう。申し訳ないんですけど~、過去にアクセス禁止処分とかの前科がある人は書き込めませ~ん
 
 荒らされたくないからね。ごめんね~』


スコール「・・・」

アルティミシア(前科、あるんだな)


『どもども、アーヴァイン・キニアスです。スコールの代わりだから喜んで書くよ』


スコール「死ねよ!?なんでトップがお前なんだよ!」

アルティミシア(まぁ、あいつはこういうの好きそうだし)

スコール「イラつくなもう!掲示板荒らして寝る!」

アルティミシア(お前の様なヤツがいるからこういう対策をされてしまうんだよ)


【ガーデンスクウェア】

※休止中です。このコーナーを休止にしなければなならなくなった理由は利用者の皆さんが一番よく知ってると思います
 マナーって難しいですよね。また再開できる事を楽しみにしています


スコール「・・・」

アルティミシア(ここもか・・・)


アルティミシア(お前とリノアに荒らされまくってるもんな)

スコール「まぁ、いいか。どうせ見る機会ほとんどねーし」

アルティミシア(いやに物わかりがいいな)

スコール「いーんだよこんなもん。これよかもっと楽しい事がこの後あるから」

スコール「ハァ・・・楽しみだなぁ・・・イベント」

アルティミシア(イベント?)


・自室

スコール「・・・」ゴロゴロ


(あの後学園長に呼び出され学園長室へと向かった。ガ軍との戦闘についての報告をする為だ

 そこで何をトチ狂ったのかメタボがSeedを本来の姿に戻すと言い始め、魔女討伐に向けて本格的に動き出すと言い出した 

 何故か俺が隊長として指揮を取る事になった。行先や今後の方針は全て俺が決めるらしい。大丈夫か?俺は自重しないぞ?

 とまぁ色々思う事はあるが、ここまでは一周目と同じなのでさして気にはしてなかった。

 が、次のメタボの一言はやはり我慢できずにキレてしまった)


(これは君の運命です。魔女討伐の先陣に立つ事は君の定めなのです)


(俺の人生が最初から決まってたみたいに言わないでくれ!!)


スコール「・・・」イラ


(今思い出しても腹が立つ。言い方がダメだ。わかっていてもピキってしまう

 あのメタボはほんとどうしてくれようか。やはりマスター派に寝返るべきだったのかもしれない)



アルティミシア(運命ねえ・・・まぁ確かに、お前は私と戦いに来た物な)

スコール「・・・そろそろか」

アルティミシア(ん?何がだ)

スコール「クソメタボのせいで気分が台無しだが。まあイイ」

スコール「いくか・・・」

アルティミシア(どこへ?)


・FH 駅長の家前

スコール「・・・」コソコソ

アルティミシア(おおっ、あれは・・・)


【ステージセット】


アーヴァイン「どもども、みなさん」

アーヴァイン「こちらがプロデューサーのセルフィ」

セルフィ「えっへん!よろしく!」

セルフィ「今回のコンサートにはスコールの指揮官就任祝いも兼ねまして」

アルティミシア(コンサート?)

セルフィ「友達として今回の演奏を彼にプレゼントしたいと思っています」

スコール「・・・」ジーン

アルティミシア(いい奴等だな。こんな奴なのに)


キスティス「楽しそうね」

ゼル「・・・・で、演奏者は誰だ?」


アルティミシア(もしかして・・・あいつらか?)

アルティミシア(というより、あいつら楽器はできるのか?)

スコール「セルフィたんが俺の為に用意してくれたコンサート・・・」

アルティミシア(よかったな)

スコール「だが同時に非常にまずいイベントでもある」

アルティミシア(なんでだよ)

スコール「リノアのフラグが立っちまう!それは何としても阻止しなくては!」

アルティミシア(台無しにするつもりか?)

スコール「それはしないけど、どうしようか・・・」コソコソ


キスティス「できるかしら?」

リノア「やってみないとわからないよ」

セルフィ「ま、とにかく楽器と譜面用意したから4人でメンバー組んで」

リノア「おもしろそ~」

セルフィ「あ、ごめんリノアメンバーじゃないの」

リノア「えー、仲間外れ?」


スコール「俺を呼ぶ役か・・・」

アルティミシア(あぁっ!なるほど、そういう事か)


セルフィ「リノアにはもっと大事な役をやってもらうから」

ゼル「で?どーすんだ?楽器をポンと渡されてもなにもできないぜ」


アルティミシア(なんか、楽しそうだな)

スコール(俺は心中複雑な気持ちだ)

アルティミシア(・・・私も混ざりたい。何とかしろ)

スコール(は!?)

アルティミシア(私も混ざりたいと言っている!私にもコンサートさせろ!)

スコール(ふざけんなよ!?お前に楽器渡したらグロいゴスチックな儀式になるだろが!)

スコール(FH全土を鬱に引きづり込む気か!)

アルティミシア(いいだろフラグを阻止しに来たんだから!譜面もセルフィが用意してるだろが!)

アルティミシア(ごちゃごちゃ言ってないで行け!ほら!)グイ

スコール「うわっ!」フワ


ドスン!


スコール「あててて・・・あのババア・・・」


全員「スコール!?」


アーヴァイン「もしかして・・・聞いてた~?」

スコール「・・・いや、たまたま通りかかって」

ゼル「ウソ付けよ。後ろでコソコソ見てただろ」

スコール(バレてた!よりにもよってチキン野郎に!)

セルフィ「あっちゃぁ~」

アルティミシア(スコール!)ギロ

スコール「・・・俺もコンサート、混ざって良いかな」

セルフィ「えっ」

スコール「あきませんか?」

セルフィ「えっ、え~・・・」

キスティス「まぁ、いいんじゃない?」

ゼル「本人やる気になってるしな」

セルフィ「しょうがないな~。わかったよ~」

アルティミシア(よし、第一関門クリアだ!)

スコール(もう・・・しらねーぞババア。責任持てよ)


アルティミシア(譜面を見せろ!)

スコール「・・・セルフィたん譜面見せて」

セルフィ「は~い」ペラ

スコール「これもなぁ・・・」

アルティミシア(何か問題が?)

スコール「少しハメっぽいと言うか、卑怯なイベントと言うか」

アルティミシア(?)

アーヴァイン「とりあえず楽器を選ぼうか~」

スコール(いいかババア。このイベントは8つの譜面から4つ譜面を組み合わせ、正しい曲を選ぶんだ)

スコール(正解は2パターンある。曲はあえて黙っておくが)

スコール(当然だがめちゃくちゃな組み合わせだとアウトだからな?音感センスが問われるイベントだ。しくるなよ?)

アルティミシア(任せろ!)


【譜面】


ギター

サックス

エレキギター

ピアノ

フィドル

フルート

エレキベース

タップ



セルフィ「じゃあとりあえず弾いてみよ~」


【アルティミシア音利き中】


アルティミシア(ほうほうなるほど、これは・・・)

スコール(わかったか?)

アルティミシア(サックス・エレキギター・ピアノ・エレキベース。これはアイズオンミーでは?)

スコール(鋭いなお前!)

アルティミシア(魔女をなめるなよ?ではこれで決まりではないか)

スコール(だが残念、これはハズレだ)

アルティミシア(なんで!?)

スコール(リノアと俺のイベントだからアイズオンミーだと思うだろ?ところがどっこい)

スコール(それをやると何か不穏な空気になる)

アルティミシア(え・・・なんでだよ・・・母親の歌だろ・・・)

スコール(それは知らん。お上に聞け)


スコール(ちな正解はこっち)


【アイリッシュジグ】ギター・フィドル・フルート・タップ


アルティミシア(こんな曲流れてたか・・・?)

スコール(断言する。ない)

アルティミシア(わかるわけないだろこんなの・・・)

スコール(な?卑怯だろ?)

アルティミシア(・・・つまらん)ハァ

スコール(ババア、ちょっと見て)

アルティミシア(なんだよ)


【ピアノ】キスティス


スコール(アン○ェラ・アキ)

アルティミシア( )ブッ!

スコール「なんか歌えモルボル」

キスティス「え・・・弾き語り?」

スコール「教官ならできるだろ。あくしろよ」

キスティス「・・・キ~スミ~グバ~イ~!」ポロロン

スコール(な?)

アルティミシア(ちょっと似てる・・・)

スコール(つかよく考えたら俺楽器できねえよ)

アルティミシア(なんでだよ!Seedだろ!?)

スコール(ダンスはまぁ使えそうだから習ったけど)

スコール(楽器は・・・いるか?ライブハウスに潜入してターゲットを暗殺ってそれどんな状況だよ)

アルティミシア(確かに・・・)

スコール(その辺のムダ授業は全部サボった。どう考えてもいらねーし)

アルティミシア(お前が楽器できなきゃ私がコンサートできないだろ!)

スコール(知るか。じゃあカスタネットでも叩いてろ。身体貸してやるから)

アルティミシア(この私が・・・カスタネット要員など・・・)フルフル

キスティス「重ねたこの手をォォッ!今度はァー!離さなァァァーーーィ!」ポロロン

リノア「うっまw」

セルフィ「さすがせんせ~」

スコール「いつまでやってんだモルボル!熱入れんな!」

アルティミシア(歌か・・・歌なら私も・・・ん・・・歌・・・歌!?)

キスティス「Ah~~~~~・・・・・・・・」

スコール「それ関係ない曲だろ・・・版権的にまずいからやめろ」


アルティミシア( ひ ら め い た ! )


スコール「!?」


アルティミシア(アーヴァインとゼルを呼べ!)

スコール「え、何?」

アルティミシア(はやくしろ!)

スコール「もう・・・わかったから」


ゼル「なんだよ」

アーヴァイン「お呼びかい?」


アルティミシア(うむ、いいだろう)

スコール(何がだよ)

アルティミシア(二人は楽器ができるのだな?)

スコール(みたいだな)

アルティミシア(おしおし)

スコール「で?何指示すればいいの?」

アルティミシア(メイクは私がやるとして・・・楽器も・・・くそっ、あと一人足らない!)

スコール「なんなのもう・・・」

アルティミシア(あと一人足らないんだよ!誰か呼べないのか!?)

スコール(誰をだよ・・・)

アルティミシア(そうだな・・・)


1 サイファー

2 ニーダ

3 シド

ここまで。安価見てから続き核

安価↓


スコール(サイファー!?呼べる分けねえだろ!アイツは今ガ軍の総司令だぞ!?)

アルティミシア(しかしイメージ的にはあいつしかいない)

スコール(何のだよ!)

アルティミシア(何でもいい、何とかしろ!)

スコール(無茶言うなwできるわけねえだろって!)

リノア「呼べるよ」

スコール「!?」

リノア「サイファー、呼べるよ」

スコール「・・・どうやって呼ぶんだよ」

ピポパ

リノア「あ、もしもし?アタシ~リノア~、サイファーいる?」

リノア「そうそう、なんかスコールがサイファー呼んで来いって。いーのいーの」

リノア「抵抗するようならボッコボコにしてOKだから。じゃあよろしく~」ピッ

リノア「くるってさ」

スコール「・・・」


ムォ”ォ”ン バチッ バチッ バチッ・・・


スコール「うわっ!」

ゼル「な、なんだぁ?」

アーヴァイン「これさっきの・・・」

サイファー「イイイイデア~~~!なんで・・・・どうして・・・」

イデア「知らん。連れてこいと言われただけだ」

サイファー「やってる場合じゃないだろ!?今後の方針どうするんだよ!」

イデア「いいからいけ」ゲシ

ベチャ

サイファー「・・・」

イデア「連れてきたぞ」ヌッ

リノア「あざっす~!」

イデア「ではな」ズプズプズプ


スコール( き ち ゃ っ た よ ! )


サイファー「・・・」

ゼル「・・・」

アーヴァイン「・・・」

アルティミシア(よし、揃ったな!)

スコール(それどころじゃねえだろ・・・どうすんだこの空気)

サイファー「・・・おいスコール」

スコール「はい、なんでしょう」

サイファー「そんなに俺との決着が待ち遠しいか?」

スコール「決着って、何回勝ち越してると思ってんだよ」

サイファー「問答無用!相手になってやる!」ジャキ

リノア「あーあ」

スコール「それしかないのかこいつは」

サイファー「いくぞ!」


【エンカウント】サイファー


スコール「あ、勝ったら少しの間いう事聞けって言えばいいんじゃん」ジャキ

リノア「お、名案~」

サイファー「勝てたらな!」グオ

スコール「・・・」


【特殊技】エンド・オブ・ハート


9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999

9999


サイファー「ぎにゃあああああああ!!」


スコール「僕と契約して、コンサート要員になってよ!」


サイファー「・・・」ピクピク

スコール「僕と契約して(ry

ゼル「それはもういいって」

リノア「何気にバラムの面々と絡む最後のチャンスできたね」

サイファー「・・・俺に何しろってんだよ」ムク

スコール「お前楽器できる?」

サイファー「楽器・・・?ああ、風紀委員でバンド組んだりしてたっけ」

リノア「サイファーはその辺器用だからね」

アーヴァイン「ああ、似合いそうだね~」

スコール「俺達な、今からコンサートやるんだよ」

スコール「人手が足らないから手伝え」

サイファー「俺じゃなくてもいいだろ!?」

スコール「プロデューサーがその辺うるさくって」

アルティミシア(適任はお前しかいない!)

リノア「いいじゃん、バラム最後の思い出にさ」

サイファー「・・・」

スコール(ババア、こいつに何させればいいの?)

アルティミシア(とりあえずヘアースタイルチェンジだな。オールバックを下させろ)

スコール「おっけー」ワシャワシャ

サイファー「うわっ!オイ、何すんだ!やめろ!」

スコール「まぁ落ち着け」ワシャワシャ

サイファー「一体何がしてえんだよ!!やめろォォォォォォ!」

数分後

サイファー「・・・」ズーン

スコール「もはやただのいじめだな」

アルティミシア(・・・)カキカキ

スコール(ババア何やってんの?)

アルティミシア(・・・できた!)

スコール「ん・・・譜面?」

アルティミシア(これより各パートを発表する!)


【ギター】 ゼル アーヴァイン

【ベース】サイファー


アルティミシア(完璧だ・・・)

アルティミシア(各々これを本番までに練習しておくように!)

スコール(いや俺は?)

アルティミシア(お前は何もしなくてもいい。寝てろ。というより寝ろ。絶対)

スコール「???」

アルティミシア(安心しろ。モテモテにしてやる)

スコール「なんかよくわからんけど頼んだ」


・自室

スコール「・・・」ゴロゴロ


(あの後結局することが無くなったのでテキトーにその辺をうろつきつつ、ガーデンに帰った

 帰り道では沢山の人に楽しみだとか似合ってるとか言われた。どうやら告知がでたらしい

 何が似合ってるのかさっぱりわからんが、聞いても誰も教えてくれないので夜まで仮眠する事にした

 ババアはうわ言のように「海、キレイ」としか言わない。それも段々カタコトになっている

 グロいファー○ー人形が横にいる用で寝つきが悪い。しかし黙れと言っても黙らないので我慢して寝る事にした)


スコール(・・・気になる)

アルティミシア(ウミ・キレイ・ウミ・キレイ)


・・・・・・・


・・・・・・・


○夜

ホォホォ・・・・・ ホォホォ・・・・・ジージー・・・・

スコール「 」zzz

アルティミシア(寝たか・・・)


ムク


スコール(アルティミシア)「よし、いくか!」


スコール「・・・・・・」zzz


ワァァァァ・・・・・・ キャァァァァァァ・・・・・


スコール(なんだ・・・やけに騒がしいな)


(盛り上がっていきましょーーーーーーーッ!)


ワァァァァァァァ・・・・・ ビカビカビカビカ・・・・


スコール(眩しい・・・目がチカチカする・・・)


(来てくれてありがとうーーーーーーーーッ!)


スコール(うるせーな・・・・・誰だよ耳元ででっかい声だしやがって・・・・)


(この俺・・・スコール・レオンハートが皆さまに向けて・・・・心を込めて歌います・・・)


スコール(スコール・・・スコール・・・?・・・俺!?)


スコール「(ハッ!)


アルティミシア「聞いて下さい・・・Winter again」


スコール( そ れ G L A Y だ ろ ! )


スコール(ババアてめーーーーーーッ!ついにやりやがったな!)

アルティミシア(ふふ、今更起きてももう遅い!)

スコール(そのネタは当時散々言われたんだよ!無口な白い息の人とか厳しくも日々強く生きてる者とか!!)

スコール(大体俺のモデルはスタンド・バイ・ミーの方だ!向こうさんにも迷惑がかかるからやめろ!!)

アルティミシア「いつか二人で行きたいね・・・雪が積もる頃に・・・!」

スコール( 歌 う な よ ! ! )

ワァァァァァ・・・・・

アルティミシア「あなたを思うほど・・・・uh-uh!」

スコール(ハッ!)

サイファー「・・・」ボンボン

アーヴァイン「~♪」キュイーン

ゼル「スコール歌うめ~」ギュワーン

スコール(い、衣装まで!)

アルティミシア「あしあと!を!残してェーーーーーーーー!!」

ワァァァァァァァァァァ・・・・・

アルティミシア(どうだこの集客力!見ろ!人が地平線まで続いているぞ!)

アルティミシア(これが魔女のプロデュースだ!)

スコール(な、何万人いるんだよ・・・)

アルティミシア(20万人は硬いな)

スコール(そんなにいるか!橋落ちるわ!)

アルティミシア(でもほら)

スコール(はうぁ!)

リノア「似てるねw」

セルフィ「スコールかっこいい~~」

キスティス「キャーーーー!キャーーーーーー!」

スコール(・・・・・)

アルティミシア(愛しのセルフィたんが羨望の眼差しで見ているぞ)

スコール(それは俺にじゃないだろ・・・・複雑な気持ちだからやめろ)

アルティミシア「じゃあ次行こうか!」

スコール(次!?)


ワァァァァァァァ・・・・・


チーキュサイゴノヒナッテヨークボウノカタガハズレタラ


ワァァァァァァァ・・・

アーダムトイブニナーレルー


ワァァァァァァァ・・・


ワァァァァァァァ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・


数時間後

スコール「 」ドサ

アルティミシア(あー堪能した)

スコール「堪能した・・・じゃねえよ・・・ボケ・・・結局・・・当時流行った歌全部歌いやがって・・・」ピクピク

スコール「ノドが・・・擦り切れそうだ・・・」

アルティミシア(だらしないヤツめ。そんな事では全国は回れんぞ)

スコール「行くか・・・カスが・・・・二度とゴメンだ・・・・」ピクピク

リノア「おつかれさん」

スコール「・・・」

リノア「ジュース買ってきたよ。飲む?」チャポ

スコール「・・・」ゴキュゴキュ

【ポーション】

リノア「いやはや、盛り上がったね~」

スコール「おかげさまでな・・・全く実感がないが」

アルティミシア(ふふふ、やはり私は天才だな!)

リノア「サイファーはJIRO役だったんだねw」

アルティミシア(いかにも!)キリ

スコール「髪色・・・だけだろ・・・どれだけこき使えば気が済むんだよ・・・」

リノア「あ、サイファー帰ったから」

スコール「言われんでも・・・わかるわ・・・で・・・何しに来たんだよ」

リノア「スコールとおばさん、気づいてると思うけどさー、ここ、魔力強いよね」

アルティミシア(そういえばそうだな。特にこの家を中心に・・・)ピリピリ

リノア「その謎を、教えてあげようかなって」

アルティミシア(知ってるのか!)

リノア「ついて来て」タッ

スコール「・・・?」


・駅長の家

リノア「誰もいないね。よし」

スコール「空き巣かよ」

リノア「まあ似たようなもんwちょっときて」

スコール「?」

リノア「ここ・ここ」ピローン

【ドローポイント】アルテマ

スコール「アルテマ!?なんでここに!?」

アルティミシア(何故こんな民家にアルテマが・・・)

リノア「ここの魔力が貯まって吹き出しちゃったのかも」

スコール「・・・なんかあんのか?ここ」


リノア「えーっと」ガサゴソ

スコール「何してんだよ」

リノア「ここにね・・・古代の遺品があるはずなんだけど・・・あった!」

リノア「これこれ!」ガラ

スコール「!?」

【第二の石版】

スコール「な、なにこれ・・・」

リノア「絵本に書いてた12の武器の手がかりになる奴らしいよ」

アルティミシア(この辺の強い魔力は・・・これが原因か?)

リノア「前に見せた地図、覚えてる?」

スコール「・・・あの大昔にもここあったんだよな」

リノア「厳密にはちょっと違うけどね。昔ここはこの石版を封印してる神殿だったの」

リノア「確認してみ」ペラ

http://ff5.ffsky.cn/map/world3.jpg


アルティミシア(・・・あるな)

リノア「魔力が強いのはその名残かな?まぁ普通に住む分には影響ないと思うけど」

アルティミシア(アルテマが沸くわけだ・・・)

スコール「・・・なんでこんなもん俺らに見せるんだよ」

リノア「へ?」

スコール「そもそも12の武器の在り処がわかんねーだろが。これ見せて何がしたいんだよ」

リノア「ん~、まぁ・・・パワーアップして欲しい?みたいな?」

スコール「んなもんなくったて俺は十分つええよ!なめんな!」

リノア「でもせんせーどころかアタシにすら勝てないじゃーん」

スコール「グギ・・・・」

アルティミシア(スコールを強化して何を企んでいるのだ・・・)

リノア「Seedは何故と問うなかれでしょ」

スコール「うるせーよ!ババアはSeedじゃねえ!」

リノア「これは依頼でーす、クライアントの命令でーす」

スコール「うぜえ・・・」

リノア「ほら、ちゃんと持っといて。無くしちゃだめだよ?」

スコール「おもっ!どうやって保管すんだよこんなもん!」ズン

リノア「それは自分で考えてよ」

スコール「この空き巣野郎・・・」


リノア「んじゃまぁ用事も済んだし、かえろっか」

スコール「この橋渡ってエスタまで逃亡したいわ。マジで」

アルティミシア(石版か・・・何を封印していたのだ・・・・?)


・ステージ

リノア「しかしノリノリだったねえw」

スコール「俺じゃねえよ!このババアが・・・」

アルティミシア(いいだろ受けてたんだから)

スコール「クソが!何がセンキュー函館だ!見事に全部完コピしやがって!」

アルティミシア(それはまぁおまえのおかげでもある)

リノア「いい思い出になったね~」

スコール「次そのネタやってきたらボイコットするからな!いいな!」


(ククククク・・・)


スコール「何笑ってんだよ!」

アルティミシア(私じゃない)


(どれほどの者かと思えば・・・ただの女子供か!)


スコール「・・・あ?」カチン

リノア「なんかうざいのがいるね」

アルティミシア(む・・・この禍々しい魔力は)


(ハッハッハ!このストーカー様が始末してやる!!」



ブブブブブブ・・・・ブォッ!


全員「!!」


【エンカウント】ストーカー


ストーカー「ハッハッハ!石版は渡さん!」

アルティミシア(こいつは!この石版の守護者か!)

スコール「 」ブフッ!

リノア「w」プゲラ

アルティミシア(どうした!?)

ストーカー「ハッハッハ!俺様に恐れおののいたか!?人間よ!」

スコール「なんで裸なんだよwwwwwww」

リノア「きめえwwwww変質者出てきたwwwww」

ストーカー「!?」

スコール「ポーズ取んなよwwwww見せびらかすなwwww」

ストーカー「この・・・・俺様をバカにするなァーーーーー!」


【分身】ストーカー×4


リノア「ふwえwたw」

スコール「くそっw卑怯だぞ半裸マン!俺らを笑わせて動きを止める作戦だな!?」

スコール・リノア「wwwwwwwwww」

ストーカー「おのれ・・・くらえェーーーーー!」


【マインドブラスト】


スコール「おわっ!」


『のうみそを すいとられた!』


ストーカー「ハッハッハ!どうだ効くだろう!」

スコール「・・・別に何ともないけど」

ストーカー「!?」

リノア「のうみそ吸い取るってかなり怖い攻撃のはずなんだけどね」

ストーカー「ええっ!?なんで?どうして?」


アルティミシア(ぐあああああああああ!)


スコール「お前が食らうのかよ!」


リノア「あーそっか、おばさん今ジャンクションしてるから・・・」

スコール「GFは脳みそにいるもんな」

アルティミシア(あたた・・・おのれ・・・ちょこざいなマネを!)ヒリヒリ

スコール「この半裸マン、どうしよっか」

リノア「スコール行ってよ。アタシが攻撃したら見えちゃうじゃん」

スコール「服着ろよw」

ストーカー「くっ!マインドブラストが効かないとは・・・だがしかし!」

スコール「よっと」(たたかう)

ストーカー「ぐあああああ!」ボォン

スコール「よわっ」

リノア「服着てないから防御力低いんだよきっと」


ストーカー「・・・・ハッハッハ!かかったな!?」


スコール「!?」


【ブレイズ】(カウンター)


スコール「おああああああ!」ダメージ644

リノア「スコール大丈夫!?」

スコール「・・・なんだ?段々力が抜けていく・・・」フニャァ


【スリップ】HPが減り続ける


アルティミシア(これも古来の状態異常・・・)

スコール「ホント芸達者だな古代人は」(スリップ中)

リノア「ふむふむ、なるほどー。4体の内一体だけ本物で、偽者を攻撃するとカウンターしてくるわけだねっ」

ストーカー「ハッハッハ!その通りよ!だが貴様らに本体がわかるかな?」

スコール「なんていうか、ステレオタイプな奴だな」

リノア「ほんと、バブル前って感じ」

ストーカー「!?」

スコール「本体がどれかって、そんなのこっちには分析のプロがいるっての」

リノア「てなわけでよろっ」

アルティミシア(あいつだな)ス

ストーカー(本体)「!?」


スコール「あ、HP減るの止まった」HP1

リノア「なんだ。戦闘不能になるわけじゃないんだ」

スコール「わざわざ特殊技出る用にしてくれてありがとさん」ジャキ

ストーカー「そ、そんな・・・この俺が一撃で見破られるなど・・・」ワナワナ

リノア「偽者はアタシがなんとかするからー、さっさとやっちゃいなよ」リフレク

アルティミシア(こちらに好都合な奴だな)


【連続剣】


ストーカー「ひぎゃあああああああああ!!」

スコール「ちっ、フィニッシュブローでなかったでやんの」スタ

リノア「じゃあアタシがしとめま~す」


【ウィッシュスター】


ストーカー「あんぎゃああああああああ!!」

スコール「ちょっと待って後味わるいから!フィニッシュブロー出して終わりにしたい!」

リノア「どぞ~」


【連続剣】


ストーカー「もうやめでええええええええええ!!」


【フェイテッドサークル】


グルンッ ズバァッ! シュゴゴゴゴゴ・・・ ボボォォォォォン!


ストーカー×4「ひあああああああああああああああ!!」


ボォン ボォン ボォン ボォン


テッテレレテーレーレテッテレー♪


スコール「次会う時は服をきな!」キリ

リノア「公然わいせつ~~!」

アルティミシア(イイ身体してたな)


・自室

スコール「よっこらせ」バフ

アルティミシア(慌ただしい一日だったな)

スコール「お前のせいでな。ウォードに続いて俺までしゃべれなくなったらどうする」

アルティミシア(顔をみればわかるだろ)

スコール「わかるか!エスパーか」

アルティミシア(リノアの目的もかなり気になるな)

スコール「もう・・・どうでもいいわ。考えるのめんどい」

アルティミシア(それでいいのかお前は)

スコール「だるいんだよ石版だの伝説の武器だの。俺は骨董品コレクターじゃねえ」

スコール「よっぽどつええもん精製できるってんでもなけりゃ、まるでやる気が起きんわ」

アルティミシア(精製してしまうのも勿体ないような・・・)

スコール(頭脳担当はお前がやれ。めんどい。寝る・・・おやすみ)

アルティミシア(う~ん、どこかに文献が残っていればいいのだが・・・)


石版「・・・・」キラン


・・・・・・・・・・

(ファファファ・・・私のしようとしている事がわかるのか?)

スコール「は?」

(世界を元の形に・・・もどそうとしているのだぞ・・・)

スコール「へえーふーんあっそ」

(そうではない・・・お前達にはわからぬか・・・)

スコール「まずお前が誰かがわからんわ。名を名乗れ」

(クリスタルが・・・砕け散るッ!?)

スコール「じゃあ買い換えろ。もったいね」

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・

スコール「えっなに?」

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・

パリィンパリィンパリィンッ!

・・・・・・・・・・


スコール「ハッ!」


『スコール委員長、至急ブリッジまで来てください!』


アルティミシア(珍しく時間通りに起きたな)

スコール「・・・」

アルティミシア(お呼びだぞ。はやく行け)

スコール「・・・」zzz

アルティミシア(二度寝するな!)


・ブリッジ

スコール「あ~ねみ~」ボリボリ

パチパチパチパチ・・・・・

キスティス「スコール委員長、ごくろうさま!」

スコール「本当にご苦労してんだよ。寝かせろよ」

アルティミシア(委員長?)

シュウ「なんか、肩書合った方がいいでしょ?私とキスティスで決めたわ」

スコール「じゃあせめて大統領とか国王とかその辺にしろ。なんだよ委員長って」

アルティミシア(魔王だろ、お前は)

シュウ「私、ガーデン内のいろいろな物資の補充とかそういう手配をするから」

スコール「じゃあエロ本買ってきて。クリムゾンコミックスな」

キスティス「私はカドワキ先生と手分けして生徒たちの面倒みるわね」

スコール「下のか?下のなのか?」

アルティミシア(もう・・・下ネタから離れろよ)

ニーダ「ようスコール。俺はガーデンの操縦を担当する事になった。よろしく」

スコール「誰?お前。用務員さん?」

アルティミシア(誰だっけ・・・)

キスティス「あ、そうそう。セルフィをちょっと休ませてあげて」

キスティス「色々理由つけてたけど・・・本当はミサイル基地の疲れがどっとでたと思うのね」

スコール「はぁ?!俺にセルフィ抜きで過ごせって言うのか!?」

スコール「お前等生徒の面倒見るんだろ!?今すぐ全快にさせてこい!」

ニーダ「わがまま言うなよスコール」

スコール「だからお前は誰なんだよ!ガーデンが雇った清掃員か!?」

ニード「Seed服着てるだろ・・・」

シュウ「ねえ、チョットバラムに戻ってみない?街を掠めて出てきたっきりどうなったのかわかんないし」

スコール「トドメさしに行くのか。いいだろう」

アルティミシア(街を壊すな街を)

ニーダ「いよいよ出発か!?」

スコール「バラムにトドメ刺しに行くんだろ。あくしろよ」

ピンンポンパンポーン

ニーダ「こちらはブリッジです。まもなくガーデンは移動再開します。総員衝撃に備えてください」

ニーダ「それから、スコール委員長のあいさつがあります」

スコール「ああ、そんなのあったな」

アルティミシア(前回はどうしたんだ?)

スコール(んなもんねーからマイク切れってキレ散らした)

アルティミシア(挨拶くらいできるだろ・・・)

スコール「まぁ、今回は何か言っとくか」


1 下ネタ

2 ド○ゴンボール風

3 ユウナ風


安価↓


スコール「え~っと」ボン

全員「・・・」

スコール「・・・我が名は、ラーサー・ファルナス・ソリドール」

全員「誰!?」

スコール「我々はこれより、ラバナスタへのバハムート落下を阻止すべく、バハムートへ特攻をかける」

アルティミシア(おい!?)

シュウ「どこに!?」

スコール「・・・もう、シンはいません」

スコール「これからは・・・俺達の時代・・・」

スコール「だよね!?」

キスティス「ちょ、やめなさい!」ガシ

シュウ「初陣で何言ってんのよあんた!」ガシ

スコール「たくさん無くしました!たくさん失いました!」

スコール「私の場所に帰るっす!きっかけはキミが映ったスフィア!」キーン

ニーダ「もう黙れよお前!?」ガシ

スコール「う、うわーーーーーッ!で、でもッ!ひ、ひ、一つだけお願いがあります!」ジタバタ

スコール「いなくなってしまった人たちの事・・・時々でいいから・・・!」

ニーダ「マイク!マイク切れ!」


リノア「wwwww」

アーヴァイン「何言ってるんだい・・・?」

セルフィ「・・・」


スコール「百億の鏡のかけら……小さな灯火……捕らわれた……天使の歌声……ゼノ……ギアス!」


スコール「打倒ガーランド!いざゆかん!コーネリアの地へ!!」ジタバタ


スコール「光は・・・我らと共にある!!」


プツッ


スコール「ゼエ・・・ゼエ・・・」

アルティミシア(このバカヤローーーー!片っ端から盛大にパクリやがって!!)

スコール「どんな時でもソルジャーの誇りは手放すな!!」キリッ!

アルティミシア(Seedだろ!?)


シュウ「次、ふざけた放送かけたらデッキから突き落とすからね?」

スコール「完全にすいませんでした」(正座)

アルティミシア(ラーサー・ファルナス・ソリドールって誰だよ)

スコール「ヴェインの弟」

アルティミシア(だからヴェインって誰だよ・・・)


・バラム上空

ニーダ「おい・・・あれ」

ゴゴゴゴゴゴ・・・・・

キスティス「ガルバディア・ガーデン!?」

スコール「あ、来てたの?」

アルティミシア(何の用だ・・・奴らはエルオーネを探しているわけではないはず)

スコール「しらね。バラムフィッシュでも食いに来たんじゃねえの」

シュウ「ちょっとまずくないかな?」

キスティス「行きましょう、スコール!」

スコール「はいはい、バトルメンバーはっと・・・」


【パーティメンバー】ゼル スコール リノア


ゼル「ガルバディアの連中がきてやがんのか!黙ってられねえぜ!」

スコール「ゼルんち行ってエロ本見つけ出すか」

リノア「何しに来たのかな~」

スコール(不本意だがこいつを放置しとくのは危険だ・・・)

アルティミシア(賢明な判断だ)

キスティス「気を付けてね!みんな!」

スコール「行くか・・・」


・バラム

ガ兵「現在この街は魔女イデア様の名のもとに制圧されている!出入り禁止だ!」

スコール「またあいつかよ・・・」

ゼル「ガルバディアがこの街に何の用だ!」

ガ兵「なんだ?お前この街の住人か?」

アルティミシア(前回はどうやって入った?)

スコール(エルオーネの情報持ってるってふかした。したら見事にひっかかりやがった)

スコール(やっぱガルバディアってカスだわ)

アルティミシア(前々からそうだったんだな、お前)


スコール「でも今回はなぁ・・・」

ゼル「ああそうだ!俺はこの街の住人だ!住人は入れてくれたっていいだろ!?」

スコール「エルオーネ誰それ状態だもんな」

ガ兵「ダメだダメだ!誰も入ってはならん!」

スコール「見張りをボッコボコにするわけにもいかんしなぁ」

リノア「ホント何しに来たんだろう」

スコール「お前も知らないんだもんなぁ」

ホテルマン「まだ娘が中にいるんだ~!娘が心配だ・・・」

ホテルマンの妻「せめて!せめて娘に会わせて・・・・」

スコール「・・・」ポン

ガ兵「ダメだと言ったらダメだ!」

ゼル「ぐぬぬ・・・」

リノア「ダメだよゼル、考えなしに暴れたら危険なのはこの街の人たちだよ」

ゼル「ちっくしょう・・・」


スコール「おい」


全員「!?」


ホテルマン「たたた、助けてくれーーー!」


ガ兵「あんた何やってんの!?」

スコール「確かにそいつはこの街の住人だ。だが俺らは関係ない」

スコール「俺らは観光に立ち寄っただけだ。なのにお前等のせいで台無しにされた」

スコール「ムカツクからこの街の住人の首を片っ端から跳ねようと思う。まずはこいつからだ」

ホテルマン「ひいいい~~~~!」

ホテルマンの妻「あなた!!」

ガ兵「ちょ、ええ!?」

スコール「司令官に報告するか?謎の部外者に住人をミスミス殺されてしまいました、と」

スコール「なら次首を吹き飛ばされるのはお前だな」

ガ兵「う・・・」

スコール「トリガーひいちゃおっかなー」ジャキ

ゼル「何やってんだよスコール!おっさん離せよ!」

スコール「ふしゅるるる・・・3秒、までな~い」

アルティミシア(お前が制圧してどうするんだよ・・・)


ガ兵「・・・わかった!わかったから!」

ガ兵「お前らは特別に入れてやる!だからそいつを離せ!」

スコール「・・・」

ガ兵「内緒だぞ・・・司令官殿にバレないようにしろよ・・・?」

スコール「いいだろう」バッ

ホテルマン「ひぃぃ~~~~!」ダッ

ホテルマンの妻「あなた!」

リノア「ものすごい手段使ったね」

スコール「こんなもん梅コースだよ。竹コースではガーデンを突撃させるつもりだった」

ゼル「ったく、ヒヤヒヤするぜ・・・」

リノア「ごめんなさいね、娘さんの様子見てきますから」

ホテルマン「あ、ああ・・・」

スコール「オラどけよ!邪魔だ!」ブン

ガ兵「・・・・・」



・バラム市街

ゼル「かあちゃ~~~ん!」ダッ

リノア「家入ったよ」

スコール「乳離れしろカスが」

アルティミシア(ガ兵だらけだな)

スコール「いいんだよどうどうとしてりゃ。帰って怪しまれない」

スコール「さて、と、じゃあ・・・」

リノア「?」


・バラム 港

スコール「・・・」ゴソゴソ

リノア「どこいくの?」

スコール「えっと、この辺に・・・いた」

情報屋「お、よく見つけましたね」

アルティミシア(誰だコイツは)

スコール「いつのまにか入り込んだ情報屋」

リノア「へえ、こんな場所に」

スコール「おい情報屋、ガルバディアの目的はなんだ。この街に何の用だ」

スコール「教えろ」

情報屋「へへっ、その情報は3万ギルになりますねえ・・・あっしはこれでおまんま食ってるんで」

スコール「・・・」

アルティミシア(ああ、情報屋ってそういう・・・」

スコール「・・・緊急事態につき後で一括請求でいいか?」

情報屋「ツケですか?」

スコール「こいつに請求しといて」ペラ


【請求書 ○○○○○ギル  マスター・ノーグ様】


アルティミシア(もういないだろ!?)

スコール(いいんだよこいつはそんな事知らないんだから)

情報屋「ガーデンの経営者様っすか。おーけい。この人に請求すればいいんですね」

スコール(つか請求書なくったってガーデンでバックれればいいんじゃん)

アルティミシア(何故逃げる事しか考えない・・・)

スコール「というわけで松竹梅全部くれ」

情報屋「あいよ。ガルバディアガーデンの目的はどうやらとある生き物らしい」

スコール「生き物?」

情報屋「この街にしかいない特有の生き物。それを捕獲する為に大がかりな機材を持ち込んで総当たりで探してる」

スコール「エルオーネじゃないけど本当に探し物をしてるのか」

情報屋「魔女イデア直々の命令らしい。今指揮官が自ら街中を駆け巡って探してるよ」

スコール「雷神か・・・」

情報屋「ちなみに司令官はホテルで待機中だ。情報は以上だ」

リノア「あざっす」

スコール「生き物・・・生き物・・・そんなのいたっけ?」

アルティミシア(イデア直々と言うのが気になる)

スコール「とりあえず雷神を探すか・・・」


・駅

スコール「雷神きてない?」

ガ兵「指揮官どのは今ひる・・・パトロール中だ!」

スコール「昼寝中なんだな。ありがとう」

リノア「ゼルはいいの?」

スコール「雷神の回る場所にゼルの家も入ってる。いってみるか」


・ゼルの家

ゼル「かあちゃん!そんな奴の言う事聞く事ないって!」

ディンお母さん「いやでもねぇ・・・一理あるし」

スコール「おいっす」

ゼル「スコール!スコールからもなんとか言ってくれよ!」

リノア「どうしたの?」

ディンお母さん「ん~。実は前からガルバディアが来ること、知ってたんだよね」

スコール「え!?」

アルティミシア(なぜだ?)


ディンお母さん「前々から予約とってたんだよ。あの人ら」

リノア「よ、予約?」

ディンお母さん「ちゃんと場所代も払ってるしねえ・・・」

スコール「・・・ホテルマンは締め出されてたぞ」

ディンお母さん「あの人らは貰った前金で旅行に行ってて・・・」

スコール「・・・日程ミスかよ」

アルティミシア(なんの予約だ?)

ディンお母さん「え~っと、ほら、これ」ペラ


【ガルバディア軍釣り大会inバラム ○月×日(景品あり)】


スコール「釣り大会・・・」

リノア「ああ、じゃあこの街にしかいない生き物って・・・」

ディンお母さん「まさかガーデンごとやってくるとは思わなかったけど」


「おばちゃ~~ん!台所貸して!」


スコール「あっ」

雷神「ぬおっ!スコール!」

ゼル「おい雷神!何やってんだよ!」

雷神「何って、釣れたからさっそく食おうとしてるもんよ」

スコール「・・・これ、お前の入れ知恵だろ」

雷神「そうだもんよ。イデアに釣りの事話したらすっごい興味しめしたもんよ」

雷神「せっかくだからじゃあみんなで行こうって事になったもんよ。いい交流会だもんよ」

スコール「お前が釣りしたかっただけだろ・・・」

リノア「じゃあイデア来てるの?」

雷神「港で釣りしてるもんよ。初めての釣りであたふたしてるもんよ。初々しいもんよ」

リノア「じっとしてろって言ったのに・・・」ハァ

ゼル「まじかよ!行こうぜスコール!」


・バラム 港 奥

スコール「・・・」

わいわい がやがや

ガ兵「イデア様、エサはここに括りつけてこういう結びで・・・」ギュ

イデア「ややこしい」


スコール「 い る し ! 」


スコール「くぉら貝殻ババア!何を悠長に釣りなんてしてやがんだ!」

イデア「あ、いたのか」

ゼル「てめーバラムを占拠してんじゃねーぞ!」

イデア「占拠?」

ガ兵「いえ、前々から予約は通っておりました」

イデア「私もそう聞いているが」

スコール「なんで行く先々に現れるんだよお前!でしゃばりか!」

イデア「そんなのたまたまだろ。知らぬよ」チャポ

ガ兵「お見事イデア様!後はかかるのを待つのみ・・・」

スコール「釣りすんな!」


わいわい がやがや 


ゼル「参ったぜオイ・・・こりゃしばらく終わらねーぞ」

リノア「追い出したらアタシらが悪者じゃん」

アルティミシア(特に何かするわけでもないからな)

スコール「・・・貝殻ババア、提案がある」

イデア「なんだ?」

スコール「俺が勝ったらこの街から出ていけ。だが俺らが負けたら俺が出て行こう」

イデア「バトルか?今はこっちに集中したいのだが」

スコール「ふふ、お前はそのままでイイ。勝負はそう・・・」

スコール「 釣 り で 勝 負 だ ! 」

イデア「ほお・・・」

ゼル「お前、釣りなんてやった事あんの?」

リノア「大丈夫なの?」

スコール「我に勝機あり!竿を貸せ!」ガシ

ガ兵「あ、ちょ」バッ

スコール「ふはははは!ババア!受けるか、尻尾を巻いて逃げるか、どっちだ!?」

イデア「・・・いいだろう」

スコール(バカが!かかりやがった!)

アルティミシア(何か策が?)

スコール(もちろんだ!釣り初心者のババアなぞ、俺の手にかかれば・・・)

イデア「勝敗の決定は?」

スコール「どっちがでかい魚を釣れるかだ!」

イデア「わかった」

スコール「言質取ったからな!行くぞ!」


わいわい・・・Seedとイデア様が釣り勝負・・・ざわざわ・・・


【スコール VS イデア】ルール・釣り


イデア「・・・・」

スコール「フィッシュオーン!」ザパァッ

イデア「・・・」

スコール「またまたフィッシュオーン!」ザパッ

スコール「ハッハッハーーーー大量だぜ!!」ザパザパザパッ

リノア「スコールすごーい!」

ゼル「マジでうめえな・・・」

スコール「いいのかババア?分母は上げておいた方が得だぜ!?」

イデア「・・・」

アルティミシア(いくらなんでも釣れすぎな気が・・・ハッ!)

スコール「・・・」


【GF リヴァイアサン】


スコール「次もよろ!」

アルティミシア(お前~~~~!リヴァイアサンをそんな事に使うんじゃない!!)

スコール(さすが海の主!大量大量!)

アルティミシア(インチキじゃないか!自力でやれよ!)

スコール「ノーグ様ありがとう!」

イデア「・・・」ス

スコール「どうしたババア!もう降参か!?」

イデア「・・・この釣りという物、今完全に理解した」

スコール「今更かよ。もうおせえよ」

イデア「海と言う不可視の世界に導を設け、そこに住まう物をこちらの世界へと誘う遊び・・・」

イデア「違うか?」

スコール「小難しい事言ってわかった気になってるんじゃねえよ。魚釣るだけだよボケ」

イデア「ならば私の得意分野である・・・むん!」

チャポ

スコール「竿振りなおした所で何が変わるんだか・・・」サパッ

ゼル「おいスコール、イデアの竿の先、なんか色が違うくないか?」

リノア「なんか灰色」

スコール「・・・?」

イデア「・・・いでよ。時空の彼方に住まう魔物よ!」


ザッパァァァァァァァァァ!!


全員「!?」


【エンカウント】キングベビーモス


キングベビーモス「GYAAAAAAAAA!!」


スコール「 」

アルティミシア(キングベビーモス・・・)

イデア「一匹釣れたぞ」

スコール「 魚 じ ゃ ね え だ ろ ! 」


キングベビーモス「GYAAAAAAAAA!!」


グオッ! ボォォン! ガラガラガラ・・・


うわーーーーー!きゃーーーー!ひぃいぃぃ~~~!


ゼル「なんか暴れ出したぞ!?」

リノア「ヤバイよスコール!」

スコール「ババアてめーーーーーッ!あんなどえらいもん召喚してんじゃねえぞ!!」

スコール「お前のペットだろ!?責任もってなんとかしろ!」

イデア「さて、次だ」チャポ

スコール「 再 開 す ん な ! 」

セル「ちっくしょーーーー!行くしかないぜ!」

リノア「はやく止めなきゃ!」

スコール「こ、このババア・・・」

アルティミシア(くるぞ!スコール!)


【しゃくりあげる】


スコール「おああああああ!」ダメージ2243

ゼル「スコール!」

スコール「いってえ・・・」ゴフ

アルティミシア(そいつはうかつに攻撃するとメテオが飛んでくるぞ。気を付けろ)

ゼル「オラーーーーーー!」(たたかう)

スコール「言ってるそばから!?」


【メテオカウンター】


スコール「ぎえええええええええええ!」ダメージ1200

リノア「あたた・・・」ダメージ1200

ゼル「くっそ~~!」ダメージ1200

スコール「この野郎・・・」

アルティミシア(死に際のフレアが怖いなこいつは)

ゼル「バラムの海をめちゃくちゃにすんじゃねえ!」

スコール「魚が逃げるだろが・・・クソが・・・」

イデア「・・・」チャポ


スコール「手伝えよお前!?」

アルティミシア(インチキだらけじゃないか・・・)

スコール「この俺の華麗な作戦が・・・ハッ!」

リノア「うかつに攻撃できないね~・・・」


スコール「全員集合!」


ゼル・リノア「!?」

スコール「いいか、まず全員ヘイストをかけて・・・」ゴニョゴニョ


キングベビーモス「GYAAAAAAAAA!!」


スコール「よし、手筈通りに動くぞ!」

ゼル「ば、バラムの港が・・・」

スコール「大丈夫、FHの連中に直してもらえばいいから」ポン

リノア「くるよ!」


キングベビーモス「GYAAAAAAAAA!!」


スコール「 走 れ ! 」


【逃げる】


ダダダダダダダダッ


アルティミシア(オイ!あいつどうにかしろよ!)

スコール「してやるさ・・・ババアごとな!」

アルティミシア(!?)

スコール「出てこい!リヴァイアサン!」パチン


ザッパァァァァァァァァァ!!


イデア「!」


アルティミシア(あれはさっきインチキさせてた・・・)

スコール「本来の役目に戻れ!海の主!」


【大海嘯】


イデア「おわっ」

キングベビーモス「GYAAAAAAAAA!!」ゴポゴポゴポ


スコール「ハッハッハーーー!イデアもろともバラムの美しい海の藻屑となりやがれ!」

アルティミシア(汚い!汚すぎるぞ貴様!)


・バラムの港(半壊)

ガラ・・・・プカプカ・・・

ゼル「み、港が・・・」

スコール「海の近くで使ったから威力マシマシだな」

リノア「何人か巻き込まれた兵士がいるね~」

イデア「で、勝負の行方は?」

スコール「さらっと出てくんな!」

イデア「まさかリヴァイアサンが出てくるとは思わなかった・・・」

アルティミシア(こいつが潜ませてたんだよ。最初から)

イデア「サイズは私の勝ちだな」

スコール「はぁ?!ふざけんな魚だっつったろ!どこの世界にキンベビ吊り上げる漁師がいるんだよ!」

イデア「そうなのか?」

リノア「ベビーモスはちょっと・・・」

スコール「お前、0匹だからノーカンな。そもそも反則負けだから。わかったらとっとと出ていけ!」

イデア「・・・仕方ない。帰るか」

リノア「頼むから、おとなしくしてて」

イデア「暇だ・・・」スタスタスタ

ガ兵「イデア様がお引き取りなさるぞー!」

ガ兵「撤収!撤収~!」

雷神「随分派手にやったもんよ」モシャモシャ

スコール「何食ってんだよチョコボール」

ゼル「ガーデンに戻る気はないのか?」

雷神「俺はサイファーについてくもんよ。俺ら薄っぺらい関係じゃないもんよ。全部肯定するもんよ」

ゼル「それでいいのかよ・・・」

スコール「ホモくさいんだよ。さっさと帰れ」

リノア「ところで風神は?」

雷神「さっき焼いた魚くわしたら急に体調崩して運ばれてったもんよ」モシャモシャ

スコール(それ、バッダムフィッシュだから・・・)

雷神「今度会う時は敵同士だかんな!」

スコール「手加減しないぞ」

雷神「スコールが手加減した事なんてないもんよ。じゃ!」

リノア「いっちゃった・・・」

ゼル「バラムのみんなになんて説明すればいいんだ・・・」

スコール「大丈夫、オラ達にはFHがある」キリ

アルティミシア(大変だなあの連中も)

リノア「シドさんに相談したらなんとかしてくれるよ!いこっ!」

ゼル「ハァ・・・・」


スタスタスタ・・・・・


スコール「・・・」

アルティミシア(お前は戻らないのか?)

スコール「その前にゼルママからゼルのカードぶんどっとかなきゃ」

アルティミシア(ぶんどるな。勝負で勝ち取れ)


「す~ぱ~ミラクルき~~~~~~ック!」


スコール「!?」


ゲシ ザッパァァーーーーーーーーン!!


スコール「ぶわっぷ!なんだ!?」ジャバ

チビ暴れん坊「このやろ~~~~!よくも僕を海に沈めてくれたな~~~~!」

アルティミシア(あ、あいつは・・・)

スコール「てめえーーーーー!覚えてやがったかこの野郎!」ジャバ

チビ暴れん坊「あの後大変だったんだぞ!こんにゃろ!こんにゃろ!」ゲシゲシ

スコール「うわっぷ!やめろ!ジャンパーが重くて沈む・・・」ゴポゴポ

チビ暴れん坊「お前がエラ呼吸覚えてこい~~~~~~」ゲシゲシ

スコール「うわっだれかっ!助けてくれ~~~~~~~~~~!」ジャパジャパ

アルティミシア(海の底で頭冷やして来い)


ゴポゴポゴポ・・・・・・


・バラムガーデン 校庭

生徒「うわっ!」

スコール「ひどい目にあった」ザパァ

アルティミシア(自業自得だな)

セルフィ「どっから現れてんの~」

スコール「いやぁちょっとブリッツボールの練習をね」ハハハ

セルフィ「ブリッツ・・・?」

生徒「なんで私服のままで泳いでるんだよ」

スコール「あ~、くそ、渇くまで制服着るしかねえな」ボタボタ

セルフィ「ところで次はどこいくの~?」

スコール(あ、パンツみえそう)

アルティミシア(見んでいい)

セルフィ「あのね、トラビアガーデン行ってみる?」

スコール(そういえば・・・半壊してないトラビアガーデンって初めてだな)

アルティミシア(故郷が気になるのだろう)

セルフィ「もしかしてって事もあるし~・・・・」

アルティミシア(暇つぶしに来てそうな可能性あるな)

スコール(ったくあのババア・・・)


スコール「というわけで次の行先トラビアな」

キスティス「トラビア・・・あそこのガーデンも動いてるのかしら」

シュウ「まぁアテもないし、行ってみましょ」

スコール「セルフィたんを育んだ大地・・・その恵みに感謝せねば」

アルティミシア(ミサイル食らってないからな。はてさて、どうなっている事やら)


・トラビア上空

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

アルティミシア(ほぉ・・・これは中々雄大な)

スコール(山岳地帯だからな)

アルティミシア(雪が積もって・・・美しい景色だ)

スコール(おかげでクッソ寒いけどな)


・トラビアガーデン

スコール「うおーーーー!めっちゃキレイ!」

アーヴァイン「ミサイル落ちてこなくてよかったねえ」

リノア「スコールのおかげだねっ」

スコール「ふふ、これで俺のポイントも爆上げ・・・・」

セルフィ「アタシ先行くねっ!」

タタタタタタ・・・・・・・

アルティミシア(は、してないようだな)

スコール「・・・」

スタスタスタ

・ガーゴイル像前

スコール「この像から5歩南・・・あった」

【月刊武器8月号】

スコール「イラネ」

アルティミシア(何だ今のは)

スコール「宝探し・・・のつもりらしい」

ペチャクチャペチャクチャ・・・・・

セルフィのともだち「色々大変やったねえ」

セルフィ「トラビアにミサイル振ってこんでよかった~」

アルティミシア(故郷の友人か)

セルフィ「あの人がリーダーやでっ。ミサイルからトラビアを守ってくれてん」

セルフィのともだち「あ、セルフィが世話んなってます」

スコール「こちらこそ、お世話になってます。色んな意味で」

スコール「それはそれはもう・・・お世話に・・・」ホッコリ

セルフィのともだち「はぁ・・・」

セルフィ「気にせんといてな。こういう人やから」


セルフィ「さき運動場で待っといて!アタシ色々挨拶してくるから」

スコール「ああ~、かあいい~・・・」

アルティミシア(中は入れないのか)

スコール「折角だし入ってみるか」

教師「君は・・・何番の生徒じゃったかな?」

スコール「・・・」

教師「ああっ、君はここの生徒じゃないんかぁ。じゃあ入ったらあかんで」

スコール「はぁ?なんでだよ。入れろよ」

教師「あかんて。ここはトラビアガーデン。他校の生徒が入るには学園長を通さんと」

スコール「じゃあ学園長に言ってこいよ。Seed様が来てやったぞって」

教師「何か特別な事情があるわけやないやろ・・・あかんあかん」

スコール「死ね!」

アルティミシア(セルフィの恩師だろ。気を遣えよ)

スタスタスタ・・・・


・ガレージ

スコール「あった」

アルティミシア(これは?)

スコール「ここのパソコン。何故外にあるかは置いといて」

スコール「これを入れればセルフィたんの個人データが・・・」ニヤニヤ

アルティミシア(プライベートだろ。やめろ)

スコール「とりあえず3サイズくらいは知りたいな」ポチ

【COUTION!】個人データバンク

スコール「・・・」ドキドキ

アルティミシア(壊れてないんだろ?そう簡単にうまく行くと思えんが)

ブブー

『あかんでー個人情報やでー見せられへんでーこれ以上進んだらハッキングやでー』

スコール「・・・」

アルティミシア(ほらな)

スコール「・・・」カタカタ

ブブー

『しつこいなぁ。こっから先はアカンて。しつこい奴は嫌われるでーせきゅりち~動かすで~』

スコール「いいから見せろゴルァ!」カタカタカタ

『も~しょうのないやっちゃなぁ。くらえ!』

バチィン!

スコール「おわっ!」

アルティミシア(サンダー・・・?)

『これぞせきゅりち~、スタンガンって奴やー。これ以上やるならもっと痺れさすでー』

スコール「死ねよポンコツ!」ガン!

アルティミシア(八つ当たりするなよ)


スタスタスタスタ・・・・

スコール「にしても・・・」


せやなー GFの召喚やー 今日もさぼりやー せやろかー


スコール「・・・」


セルフィにクマちゃんのぬいぐるみもろたでー 抜け道おしえてもろたー

今年はどこが優勝するんやろなー ムンバでサンバがエエ線いくんちゃうかー


スコール「・・・」


せやなー せやろかー せやかてー あかんてー パンおいしいねん


スコール「・・・鬱になってきた」ガク

アルティミシア(なんだよ突然)

スコール「いけどもいけども見知らぬ言語ばかりで・・・」

アルティミシア(お前トラビア弁話せるだろ)

スコール「話せるよ?話せるけどさあ・・・俺トラビア人じゃないし」

スコール「よそ者感がすごいわけで・・・ホームシックにかかりそうなわけで」

アルティミシア(バラムにきたセルフィも同じだったろ。我慢しろよちょっとくらい)

生徒「あんちゃんどないしたんやー体調悪いんかー」

スコール「ああ、お前等のせいでな」

生徒「病は気からやでーははははー」

スコール「標準語を話せるヤツはいないのか・・・」

アルティミシア(さっさと運動場にいけばいいだろ・・・)


・バスケットコート

キスティス「セルフィが帰ってくるまで待機ね」

スコール「やっと標準語が・・・」

ゼル「魔女ってなんで突然現れたんだろうなぁ」

アーヴァイン「セルフィが頼りに出来る男のよゆ~って奴を身に付けなきゃ~」

スコール「・・・」


10分後

スコール「・・・」

20分後

スコール「オラッ3Pシュート」ポイ

30分後

スコール「食らえエースオブザナルカンドッ」ガン

40分後

スコール「セルフィたんおそくね!?」


キスティス「色々見て回ってるのかしら」

ゼル「友達と話してるんだろーぜ」

スコール「参ったな・・・さすがに暇だ」

セルフィのともだち「あの~バラムのみなさん」

アーヴァイン「どうしたの~」

セルフィのともだち「セルフィ戻ってくるの遅くなりそうやから、適当にウロウロしててとの事です」

アーヴァイン「え・・・」

セルフィのともだち「先にガーデンに戻っててもOK.と」

アーヴァイン「いやいやいや・・・」

アルティミシア(アーヴァインは何故慌てふためいている)

スコール「こいつがここで俺らは実は幼馴染って打ち明けるんだが・・・」

アーヴァイン「そりゃないよ~」

スコール「イベント一個潰れたな」

アルティミシア(あーあ・・・)

スコール「まぁ、言うチャンスはいくらでもあるだろ」ポン

アーヴァイン「じゃあ君から言ってくれないか~・・・」

スコール「あ?てめーで言えボケ。あの弱気なアービンがどういういきさつでホモになったのか事細かに説明願いたいわ」

リノア「暇になっちゃったね」

ゼル「ここ、ガーデン内は入れてくれないからな」

キスティス「まぁ、ガーデンで待機って事でいいんじゃない?」

アーヴァイン「ちょ、え、ええ~・・・」

スコール「俺はここに残ってセルフィの情報を探る」キリ

アルティミシア(帰れよ)


スタスタスタスタ・・・・・・・・・


アーヴァイン「・・・」

スコール「お前はここでディフィンスでも磨いてろって。な?」

アーヴァイン「何分くらいかかりそう~?」

セルフィのともだち「久々の帰郷やから・・・まる一日は潰れるんちゃうかなぁ」

アーヴァイン「がっくし」

スコール「いいだろ別に。ここでファントムシュートでも練習してろ」

アーヴァイン「君はどうするんだよ~」

スコール「あの腐れセキュリティにリベンジしてくる!」キリ

アーヴァイン「またひとりかい~・・・」


・ガレージ

スコール「オラァ!リベンジしにきてやったぜ!」

『またあんたかいなーしつこいなーストーカーなんちゃうかー危険人物やなー』

スコール「悠長にしゃべりやがってボカロがぁ!今度はスタンガンはきかねーぞ!」ジャンクション

『ムダムダ、ムダやてー。あんさんにわてのセキュリティはやぶれまへーん』

スコール「セキュリティを打ち破った暁にはお前の言語回路をオネエ言葉に変えてやるわ!オラッ!」カタカタカタカタ

『あまいわーほんま。角砂糖よりもあまいわー。ああ、そこーくずぐったいー』

スコール「ちっくしょーーーー!個人データはどこだ!」カタカタカタ

アルティミシア(そんなに必死になるなよ)

スコール「うがーーーーーーーー!」カタカタカタ


ポチ


『うえっ!?』

リノア「そこじゃないよ。こっちだよ」

スコール「リノア!」

リノア「見てて」


カタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・・・・・・


ブンッ


【個人データ】セルフィ・ティルミット


スコール「おおおおお~~~~~~~!」

『まさかわいのセキュリティが破られるとは・・・お嬢さん、何者や!?』

リノア「ただの大佐の娘だよ」

『うぐぐ・・・まけたぁ・・・』

スコール「セルフィたんの個人データ・・・ハァハァ」

アルティミシア(そうまでして見たかったのか・・・)

スコール「身長:163cm・・・生年月日:3月3日・・・使用武器、ブラスターエッジ・・・ん?」

スコール「 こ れ お 前 じ ゃ ね ー か ! 」

リノア「改ざんしちゃった」テヘ

スコール「ぐぎぎ・・・おのれリノア・・・」フルフル

『やるなぁ・・・大佐の娘はん・・・』

アルティミシア(というより何しに来た?)

リノア「セルフィちゃん戻ってくるまで暇だからーちょっとデートしなーい?」

スコール「するかカス・・・雪山で置き去りにしてやろうか・・・」

リノア「シュミ族の村、この辺にあったでしょ」

リノア「行って見ない?」

スコール「なんであんなクッソキモイ集団の村に・・・お断りだね!」

リノア「伝説の武器あるよ」

スコール「!?」


リノア「正確にはあるかもしれない。かな?」

スコール「・・・なんでお前がそれを知ってんだよ」

リノア「確証はないけどねー。ある可能性が高いのはあそこかなっていう」

アルティミシア(スコール・・・行け・・・)

スコール「・・・へえへえわかりましたよ。行けばいいんでしょいけば」

リノア「やったー!デートだデート!」

スコール「武器取ったらお前置き去りにして帰るからな」


・トラビアガーデン正門

スコール「勝手に抜け出してるのバレないようにしないとな・・・」ササッ

リノア「さっさといってさっさと帰ってくればいいんだよ」


キスティス「誰にバレないようにするのかしら?」


スコール「げ、モルボル」

リノア「さっそく見つかった・・・」

キスティス「あなた達ねえ・・・確かに今は待機中だけど」

キスティス「待機って自由行動とは違うのよ?わかってる?」

リノア「すんませんw」

スコール「うぜえ」

キスティス「で?どこに行こうとしてたの?」

リノア「シュミ族の村」

キスティス「シュミ族の村?なんであんな辺鄙なところに・・・」

スコール「こいつが連れてけってうるせーんだよ」

キスティス「・・・しょうがない。ガーデンには私が後で報告しとくわ」

キスティス「その代わりあなた達が勝手な行動をしないように、私も引率しますから。いいわね?」

リノア「はーいw」

スコール「村で臭い息吐くなよ」


【バトルメンバー】スコール リノア キスティス


・シュミ族の村

スコール「相変わらずきめー建物」

アルティミシア(これが・・・村?)

スコール「これはガワだけだ。村は地下にある」

アルティミシア(ああ・・・)

シュミ族「・・・・」

キスティス「あら案内人かしら」

スコール「あれは・・・」


シュミ族「ようこそシュミ族の村へ」

シュミ族「村に用がある時は正面のエレベーターで地下に降りてくれ」

キスティス「後ろのドローポイントは何かしら」

シュミ族「ここにあるドローポイントはかなり貴重だ。その為有料なんだが」

シュミ族「使いたい時は言ってくれ」

スコール(これアルテマなんだよな・・・でも)

シュミ族「1回使うごとに5000ギル貰うぞ」

リノア「たかっ」

スコール(くそ・・・借金大王の俺にはそんな大金とても・・・)

スコール「というわけでモルボル、やれ」

キスティス「ええっ!」

スコール「5000ギルくらいあんだろが。やれ」

キスティス「もう・・・一回だけよ。はい」チャリーン

【キスティスはアルテマを8個ドローした】

キスティス「なにこれ・・・すごい魔法ね」

スコール「あとで全部寄こせ。マルチジャンクションしてやっから」

アルティミシア(後で大泣きするからやめとけ)

リノア「さ、いこっか」


・エレベーター

ウイーーーーーーーーーーーーーン・・・・・・・・・・

アルティミシア(深いな)

スコール(地下313mらしい)

アルティミシア(伝説の武器・・・あながち嘘ではなさそうだ)

アルティミシア(ここも魔力が強い・・・)ピリピリ

スコール(金属探知機かお前は)


チーン


・シュミ族の村

スコール「で、どこにあんだよ」

リノア「・・・わかんない」

スコール「はぁ!?あるっつったのはお前だろ!?」

リノア「あるとしたらここって言っただけだよ」

スコール「このアマ・・・」ビキビキ

キスティス「どうしたの?」

リノア「ここにねーレアアイテムがあるんだけど」

リノア「場所がわかんないの」

キスティス「ん~、ではまずはここの長に聞けばいいんじゃないかしら」

スコール「またパシリやらされそうな予感」

アルティミシア(パシリ?)


・長老の家

スコール「おいすー」

おつき「ようこそ、おめおめ来られました」

アルティミシア(おめおめ、て)

スコール(こいつ口わりぃんだよな・・・)

長老「ここに来られたという事はラグナ殿を知っているという事ですな」

アルティミシア(ラグナがここにきたのか?)

スコール「あーわるいけど、ラグナとかどうでもいいから」

スコール「ここになんかレアアイテムあるんだろ?出せ」

おつき「ぶしつけっすね」

スコール「お前に言われたくないんだよ」

長老「レアアイテム・・・はて?なんの事でしょう」

スコール「とぼけんな。俺の探知機がここになんかあるっつってるぞ」

アルティミシア(探知機じゃないぞ。魔女だ)

キスティス「ちょっと、そんな言い方ないじゃない」

長老「ここはツクリテの村。故にアイテムはたくさんあります」

長老「あなた方の欲する物が何かはわかりませんが・・・探知してきたと言う事は、おそらくここにあるのでしょう」

長老「しかしタダで譲るという訳には参りません」

スコール(でたよ・・・)

長老「我々シュミ族は何もしない物には何も与えない風習になっております」

長老「工房にいる者の手伝いをしていただいたらお贈りする事にしましょう」

スコール(やっぱりな)

アルティミシア(手伝いとはなんだ)

スコール(石拾ってこいっつって延々ウロチョロさせられるの)

スコール(個人的にだるいサブイベントワースト1だ)

キスティス「いいじゃないそれくらい。手伝って上げましょうよ」

スコール「じゃお前ひとりでやれ。俺はホテルで休んでるから」

おつき「はよいけっす」

スコール「うるせえ黙れ下っ端」


・工房 ラグナ像

リノア「わっすごい!」

キスティス「ラグナ・・・?」

像を作る者「ほうほう長老がそんな事を・・・なるほど。ではあなた方に手伝ってもらいましょう」

アルティミシア(器用なもんだな)

スコール(自称ツクリテの村だからな)

像を作る者「研究用の石が足らないのでこの村より集めて来て欲しいのですが。やって頂けますか」

スコール「めんどくせえ・・・」

リノア「石を拾ってくればいいんだねっ!」


像を作る者「それでは『影石』『風石』『命石』『水石』『青石』の5石を取ってきてください」

キスティス「なんだ、簡単じゃない」

リノア「さっさと集めちゃおうよ」

像を作る者「ではまずは青石から・・・」

スコール「青石はお前がすでに持ってるだろが」

像を作る者「あ~そうでした!持ってきてたんだっけ!一個クリアーです」

スコール「死ねよ・・・」

像を作る者「ではあと4っつ、お願いしますよ」


スコール「はい貴様ら集合」


リノア・キスティス「?」タ

スコール「石の場所なんだが」


・風石・・・ホテル外の左
・命石・・・崖から木の根が垂れているところ
・影石・・・地上のアルテマのドローポイントの右の方
・水石・・・ツクリテの家の水道


スコール「一人2こずつでちょうどイイだろ。言ってこい」

キスティス「しょうがないわね・・・」

リノア「スコールは?」

スコール「ここで待ってる」

アルティミシア(動けよ)

リノア「じゃあいってくる~」

タッタッタッタッタッタ・・・・・・・・

スコール「・・・おいシュミ族」

像を作る者「はい?」

スコール「この像は・・・ラグナ以外も作れるのか?」

像を作る者「まぁ、写真さえあれば誰だっていけますね」

スコール「・・・こいつの像もお願いできないか」

【セルフィの写真】

像を作る者「女の子ですか・・・」

スコール「頼む、見返りはするから」

像を作る者「はぁ・・・まぁ、ラグナ像の合間に作って置きます」

スコール「着色も頼むぞ」

アルティミシア(ここはそういう村じゃないからな?)



 


数分後

リノア「あったよー!」

キスティス「結構探すのに手間取っちゃったわ・・・」

スコール「な?だりぃだろ?」

像を作る者「お手伝い完了です。では長老の元へ」

スコール「下らないダジャレに付き合わせやがって・・・」

アルティミシア(ダジャレ?)

スコール「シュミ族はある期間でムンバに変身する。ムンバは赤く逆立ったたてがみが特徴」

スコール「だから石はあお かげ いのち かぜ みずの頭文字を取って「あかいかみ」だ」

アルティミシア(・・・どうでもいいな)

スコール「自己顕示欲が強いんだよ。きっと」


・長老の家

長老「我々、シュミ族のために尽力をつくして頂きその感謝の(ry

スコール「はいストーップ」

長老「・・・なんです?」

スコール「おまえ、手のひら見せる気だろ」

おつき「うげ、バレてる」

スコール「お前の汚い手とかどうでもいいから。フローラルの香りがしてもごめんだね」

長老「・・・」ショボーン

おつき「コラ!長老に向かって何て事を!」

スコール「最初に言ったろ。レアアイテムよこせ」

長老「アイテム・・・ですか・・・しかしどれの事を言っているのか」

スコール「おいリノア。そのなんとかの武器ってどんなのなんだよ」

リノア「さあ?」

スコール「さあじゃねーだろ!お前がわからん物を俺が知るはずないだろ!」

キスティス「武器なの?」

長老「武器・・・ですか?そんなのあったかな・・・」

スコール(ババア、わかんねーの?)

アルティミシア(う、うーん。魔力が強いのはわかるのだが)ピリピリ

リノア「あっでも、もしかしてこれになんか書いてるかも」ズン

スコール「うおっ!」

【第二の石版】

スコール「あれ、これ俺の部屋に置いてたはずじゃ・・・」

リノア「鍵空いてたから~、入っちゃったw」

スコール「勝手に人の部屋入んな!この空き巣野郎!」

長老「なんですこれ。石?」

おつき「漬物石っすか」

キスティス「なにこれ?文字らしきものがあるのはわかるけど」

スコール(ババア、これなんて書いてあるかわかる?)


アルティミシア(古代文字だな。ええと)

アルティミシア(二股に・・・別れた・・・フォーク・・・タワー・・・?)

スコール「フォークタワー?」

キスティス「フォークタワーって何かしら」

リノア「そんなのあったっけ?」

スコール「関係なさげじゃね・・・結局取りこし苦労かよ」

アルティミシア(いや待て、まだ書いてある。ふたつ・・・同時に・・・大爆発・・・)

アルティミシア(所々掠れてて読みにくい。もっと近づけ)

スコール「・・・」グイ

グオン!

全員「!?」

ガン!

スコール「あで!」

キスティス「浮いた!?」

リノア「もしかしてビンゴ!?」

スコール「いってえ・・・アゴにモロ入った・・・」ピクピク

おつき「・・・大丈夫っすか」

シャーンシャーン! ペカーーー!

リノア「きゃーーーーーーーー!」

キスティス「ひ、光ってる・・・」

長老「???」

おつき「ちょっともーーーー!なんなんすかこれ!」


『うわーーーーーーーーーーーーー!』


全員「!?」

長老「工房の方だ!」

キスティス「スコール!いくわよ!」ダッ!

スコール「あでで、ちょお待って!足に来てる、足に来てるから」フラフラ


・工房

リノア「どうしたの!?」

像を作る者「びっくりした・・・ラグナ像の後ろのステンドグラスが急に割れて・・・」

キスティス「立てる?破片が飛び散ってるから足元気を付けてね」

像を作る者「あてて・・・」

スコール「な、なにが・・・」

アルティミシア(スコール!ラグナ像の後ろだ!)

スコール「・・・!」


【ファイアビュート】


スコール「む、鞭・・・」

リノア「これが伝説の武器・・・?」

アルティミシア(間違いない、強力な魔力がそれから放たれている)

キスティス「あら、その鞭どうしたの?」

スコール「・・・まさかのモルボル強化?」

リノア「・・・っぽいね」

スコール「・・・モルボル、ちょっとこれ振ってみて」

キスティス「え、いいけど・・・へえ、使いやすそうね」パシ

キスティス「年季入っててしなやかだわ。大事に扱われていたのね」

リノア「さすが鞭マニア」

アルティミシア(そもそも何故鞭を?)

スコール「ドSなんだよきっと。なぁモルボル、このラグナ像的にちょうどいいんじゃね」

像を作る者「ちょっと!作品を傷付けるようなマネはしないで下さい!」

スコール「大丈夫だよ手加減すっから。ほらモルボル、いけ!」


キスティス「・・・はぁ!」ビシッ!


【追加効果】ファイガ


チュドォォォォォォォォン!!


全員「 」


パラパラパラ・・・ボロ・・・・


アルティミシア(ラグナ像が・・・)

像を作る者「・・・」ヘタ

スコール「めっちゃごめん。ハイパーごめん」

リノア「や、ヤバ~・・・」

スコール「つかなにこれ!?ファイガとニコイチなの!?」

アルティミシア(しかもかなりの威力だな・・・疑似魔法のレベルを超えている)

キスティス「・・・」ヘタ

スコール「撃った本人が一番びっくりしてるじゃねえか!やべえだろこれ!」

リノア「で、伝説なわけだ・・・」

スコール「これただの大量破壊兵器だろ!ここでモルボル強化してどうすんだよ!」

アルティミシア(青魔法とセットで使われると手が付けられなくなるな・・・)

スコール「なんてこったーーーーーーーッ!やはりモルボルは連れてくるんじゃなかったァーーーーーーッ!」

スコール「火属性の臭い息とかマジただのガス爆発だろォーーーー!!」

リノア「・・・みんな茫然としてる内に帰らない?」ボソ


スコール「 逃 げ ろ ! 」ダッ!

ここまで


・ビッケ雪原

スコール「ゼエ・・・ゼエ・・・」

リノア「あーびっくりした」

アルティミシア(もうあの村には戻れないな)

スコール(折角のアルテマポイントが・・・クソ・・・)

キスティス「ねえ・・・なんなの?これ・・・」

スコール「え~っとだな、あれだ」

リノア「ものすごい強い武器。魔女討伐に役立つかなって思って・・・」

キスティス「対魔女の武器・・・確かに強力だけど」

キスティス「でもどうしてこれをあなたが?」

スコール「そうだよ。お前まるで知ってるような素振りだったじゃねえか」

リノア「えっ?え~っと、あれよあれ。ダディがそんな事言ってたような~。みたいな?」アセ

アルティミシア(なんとわかりやすいウソを・・・)

スコール(お前のダディがそんなの知ってるわけないだろ・・・)

キスティス「そ、そう。カーウェイ大佐が・・・」

スコール「本当は何なんだよ・・・」ボソ

リノア「え?え~と、12の武器は本来同じ場所にあって」

リノア「そこにまとめて保管されてたんだけど、その保管場所って言うのが?」

アルティミシア(スコール、地図を見て見ろ。ちょうどシュミ族の村に当たる近辺に・・・)

スコール「・・・城があるな」

リノア「そうそこそこ!だからあるとしたらシュミ族の村かな~って」

スコール「先に言えよ・・・」

アルティミシア(あんなのが12個もあったら地形も変わるはずだ)

キスティス「やれやれ、私が付いて行っててよかったわ。こんなとんでもない物・・・」パシ

キスティス「これは私が責任もって保管しておきます。いいわね?」

キスティス「さ、トラビアに帰るわよ」

スコール「・・・しばらく逆らえねーなこりゃ」

アルティミシア(モルボル呼ばわりは控えろ。金輪際)


・トラビアガーデン 正門

キスティス「セルフィはまだ戻らないのかしら」

スコール「くそぉ・・・セルフィたんが他の男といちゃついてたらどうするんだ・・・」ギリ

リノア「それはないと思うよw」

キスティス「しょうがないわね。ガーデンに戻っておきましょ」

リノア「図書室で本読んどこうかな」

スコール「俺は待つ!セルフィの帰りを!」

アルティミシア(アーヴァインはまだ残っているのだろうか)


・・・・・・・・・・・・・・



カッ




ボォォォォォォォォォォォン!!



全員「!?」



アルティミシア(なんだ!?)

キスティス「爆発!?」

スコール「まさかモルボル・・・」チラ

キスティス「なわけないでしょ!私ここにいたじゃない!」」

リノア「いや、これは・・・」



ボォォォォォォォォォォォン!!


ボォォォォォォォォォォォン!!


ボォォォォォォォォォォォン!!



うわーーーーー!きゃーーーー!何事やーーーーーー!!

爆発や!! みんなはよ逃げえーーーーーーーーーー!!



キスティス「まさか、ガルバディアの総攻撃!?」

スコール「ウソだろ!?もうミサイル撃ったじゃん!」

リノア「向こうに行ってみよ!スコール!」


ダダダダダダダダッ


ボォォォォォォォォォォォン!!


スコール「うわっ!」

リノア「至る所で爆発してる・・・・」

キスティス「ど、どうなっているのかしら・・・・」


セルフィ「スコ~~~~~~ル~~~~!」タタタ

スコール「 セ ル フ ィ た ん ! 」

キスティス「セルフィ、何事!?」

セルフィ「わからへんよ~~!突然ガーデンが爆発しだしてっ!」

スコール「セルフィたあああああああん!無事でよかったよォォォォォ!」

リノア「スコールうるさい!ちょっと黙って!」


うわーーーーーきゃーーーーーーーひいーーーーーーー!


ボォォォォォォォォォォォン!!


キスティス「これは・・・バラムに救援を要請しないと!」

リノア「私みんなを呼んでくる!」ダッ!

セルフィ「救助活動いっそげ~~~~~~!」


ゴォォォォォォォォ・・・・・・・・キランッ!


アルティミシア(!)

スコール「どうしたババア!」

アルティミシア(いる・・・この爆発の発生源が!)

スコール「マジか!」

アルティミシア(あっちだ!急げ!)

スコール「キエエエエエエエエエエエエ!」ダダダダダッ

キスティス「あ、ちょっと!」

セルフィ「どこいくの~~~~!?」


・トラビアガーデン ガレージ


ゴォォォォォォォ!!


『火事やでーーーーーー!みんな落ち着いて慌てず行動するんやでーーーー!』

スコール「ボカロ!」ダッ!

『うわっあんたまだおったんかいな!見ての通り火事やで!はよ避難せえ!』

スコール「いや、そうじゃなくて・・・」キョロキョロ

アルティミシア(いるぞ・・・かなり近い)

キスティス「ちょっと、どうしたの!?」

セルフィ「ここ、火の手が強いよォ~~~!はやく逃げなきゃ!」

スコール「ババアどこだよ!」

アルティミシア(ハッ!上だ!)


ブァァァァァァァァァァァァァッッ!!


全員「!?」


『敵襲~~~~~!敵襲やで~~~~~~!』


【エンカウント】すべてをしるもの


スコール「何このでかいじじい!」

キスティス「この老人が・・・首謀者!?」

すべてをしるもの「・・・・」

セルフィ「おどれかボケ~~~~~!トラビアをめちゃくちゃにしたんわ!」

スコール「そうだよセルフィたん!こいつだよ!このじじい最悪だよね!」

セルフィ「シバキ回したる~~~~~~~!」ムキー


【ブリザガ】


スコール「おわったぁ!」ダメージ1367

スコール「野郎!やりやがったな!」

キスティス「スコール大丈夫?!」

スコール「ハッハッハーーーじじい!出るタイミングが悪かったな!」

スコール「つい今しがたモルボルがネオモルボルに生まれ変わった所だ!」

セルフィ「ほえ!?」

スコール「強化された臭い息・・・見せてやれ!」

キスティス「はぁッ!」


【キスティス】たたかう(追加効果、ファイガ)


チュドォォォォォォォン!


すべてをしるもの「・・・・・!」ダメージ6941


セルフィ「せんせーすご!」

キスティス「どう!?」

スコール「じじい!お前も火だるまになるがイイ!」


すべてをしるもの「・・・・!」


スコール「オラァ!トドメだぜ!」ダッ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


キスティス「この老人が・・・首謀者!?」

セルフィ「おどれかボケ~~~~~!トラビアをめちゃくちゃにしたんわ!」

スコール「!?」

セルフィ「シバキ回したる~~~~~~~!」ムキー


【ブリザガ】


スコール「おわったぁ!」ダメージ1367

スコール「あれ、なんかデジャブ!?」

アルティミシア(と、時が巻き戻った・・・)


スコール「え!?それってあの貝殻ババアがやってたヤツかよ!?」

アルティミシア(おそらく同じ魔法だ・・・)

キスティス「この新武器で・・・食らいなさい!」

スコール「モルボル、ストップ!」

キスティス「きゃ!な、なによいきなり!」

スコール「おいおいマジかよそれなら俺ら永遠にこのまま・・・?」

セルフィ「じじい~~~~~~~!」ピキピキ

スコール「セルフィたんもストップ!ちょっと待って!我慢して!」


【ストップ】


スコール「あぎ!?」カキーン

すべてをしるもの「・・・・・」

スコール「こ、このじじい!」

キスティス「おのれ・・・いくわよ!」

スコール「まてモルボル!そいつに攻撃するのはなんかまずい!」

キスティス「・・・・!」ダッ!

スコール「止まれモルボル~~~~!」


【ライブラ】


キスティス「まずは敵の分析からよ!」

スコール「ラ、ライブラかよ・・・」

アルティミシア(マニュアル人間で助かったな・・・)


【すべてをしるもの】HP 16999 弱点 風

フォークタワーの魔法の塔の守護者。その名の通り万物を知り尽くし多彩な魔法を使ってくる
魔法以外は受け付けず、物理攻撃を食らうと「リターン」で時を戦闘開始まで巻き戻す
また、老いた見た目とは裏腹にかなりの剛腕の持ち主



スコール「リターン・・・」

アルティミシア(これが時を巻き戻す魔法か・・・・)

スコール「クッソーーーー!物理がダメなら俺何もできねーじゃんかよ!」

アルティミシア(落ち着け!魔法で攻撃すればいいのだ!)

キスティス「時間を巻き戻すですって・・・?」

スコール「わかったかモルボル!物理は禁止だ!魔法で戦え!」


キスティス「なんて魔法を・・・そんな魔法知らないわ・・・」タジ

アルティミシア(マニュアル人間は未知の物に弱いとよく言うが・・・)

スコール「モルボルひよってんじゃねえ!お前には青魔法があるだろが!」

セルフィ「キィ~~~~~~~~~~~~!!」ピキピキピキ

スコール「セルフィたんは気合い入れすぎだからね!?」


【ファイガ】


セルフィ「きゃああああああ!」ダメージ3567

スコール「ハッ!セルフィたん!じじいてめえ~~~~!殺す!お前は殺す!」

アルティミシア(お前も落ち着けよ!ほら、今ストップ解除してやるから!)

セルフィ「こ、このじじい・・・」ムク


【ハイポーション】


セルフィ「あ、あれ?回復したよ~」カイフク1000


セルフィ大丈夫かーーーーーー!


スコール「!?」

セルフィ「あ!みんな~!」


誰と戦ってんねん!? 誰やそいつ! 消火活動中やで~! そのじじいはなんや!


アルティミシア(セルフィの同級生か・・・)

セルフィ「みんな聞いて!こいつ!こいつがガーデンに火つけよったんよ!!」


なんやとぉーーーーーー! じじいおどれコラァ!! 何してくれとんねん! 殺すぞ!

弁償しろじじい! 首根っこヘシ折ったろか!! ワレしばき回すぞ! おいぼれボケェッ!


BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!


スコール「が、ガラわりぃ~・・・」

アルティミシア(トラビア人・・・独特の言語体系を持ち、仲間意識が非常に強い)

アルティミシア(その代わり短気な物が多く、常に罵詈雑言が絶えない・・・か)チュートリアル


じじい死ねーーーーーーーーーーッ!!ボケーーーーー! カス! 成仏させたろかッ!?


キスティス「セルフィ!こいつは私達がなんとかするから、速く逃げるようにみんなに指示するのよ!」

セルフィ「せや!みんな聞いて!こいつ物理したらアカンねん!だから・・・」

セルフィ「魔法でボコボコにしたれーーーーーーーーーーー!」


まかせとけーーーーーーーーーーーー!!


キスティス「違うでしょ!?」


セルフィ「いてもうたれーーーーーー!」


【ファイア】【ブリザド】【サンダー】【エアロ】【ケアル】【バイオ】【ブライン】


スコール「おいどさくさに紛れて今ケアル入ってたぞ!?」

セルフィ「ええねんええねん!どんどんいったれーーーー!」

アルティミシア(大雑把すぎる・・・)


すべてをしるもの「ぐおおおおおお!」


キスティス「効いてるわ!私も混じるわよ!」


【ファイヤーブレス】


すべてをしるもの「グアアアアアアア!!」


オラーーーーーッ! まだまだいくでーーーー! こんなもんで済む思うなやーーーーッ!


スコール「ボッコボコじゃねえか・・・」

アルティミシア(傍から見ると老人一人を寄ってたかってリンチしてるようにしか見えんな)

スコール「トラビアではそれが日常の風景かも・・・ハッ!」


セルフィ「ええの出してつかーさーい!あのアホを場外ホームランできるの出してつかーさーい!」バサバサ


スコール「 ヤ バ イ ! ! 」

アルティミシア(オィィィィィ!?こんな所でアルテマなんて放たれたら・・・)

スコール「ミサイル基地の二の舞じゃん!ていうがガーデン崩壊の原因セルフィたんになっちゃうじゃん!」

セルフィ「で~ろでろでろ☆3つ!」バサバサ

スコール「モルボル!急げ!早くそいつを仕留めろ~~~~!」

キスティス「いまやってるわよ!」


【レイ・ボム】


すべてをしるもの「グオオオオオ!」


【ケアルラ】


キスティス「回復されたっ!?」

スコール「何やってんだよバカヤローーーーー!急げ!早くしないと・・・」チラ


オラーーーー! じじいーーーー! 老いぼれはひっこんどれ! 年金よこせーーーー!


アルティミシア(ダメだ、完全に頭に血が上っている)

スコール「くっそがァァァァァ!ババア!はやくストップ解けよ!」

アルティミシア(あ、すまん忘れてた)


セルフィ「出ました!☆3つ!」


スコール「!?」


セルフィ「みんなどいてや!いっくで~~~~~~~!」

スコール「なんだ!?今度は何引いた!?」

アルティミシア(アルテマか!?)


【スロット】レビテガ×1


スコール「あああああああああ!終わったァーーーーーーー!アルテマよりタチ悪いの来ちゃったァーーーーーー!」

アルティミシア(なんだあの魔法は・・・?)

スコール「セルフィたんのオリジナル魔法だよ!レビテトの強化版だ!」

アルティミシア(レビテト?大したことなくないか)

スコール「あるよバカ!レビテトは何かを浮かす魔法だろ!?それをしこたま強化したらどうなると思う・・・)


フワァ・・・・フワァフワァフワァ・・・・・・・・!


アルティミシア(なんだ?周りの者が浮き出したぞ・・・)


セルフィがなんかやるでーーー! みんな離れるでーーーー!


キスティス「スコール!何やってるの急いで!」

スコール「ババアさっさとストップ解けよ!」

アルティミシア(ほら、解除したぞ)

スコール「逃げろ~~~~~~~~~!」


ガシ


スコール「!?」

すべてをしるもの「!?」

セルフィ「宇宙の果てまで飛んでこいや~~~~~~~~!」キュィィィィン

スコール「ちょっと待ってセルフィたん俺足引っかかっちゃって(ry


セルフィ「オラァーーーーーーーーーーーッッッ!」バッ!


【はなつ】


スコール「ああああああああああああーーーーーーーーーッ!!!」


ぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


キランッ


テッテレレテーレーレテッテレー♪


セルフィ「みんなー!やったよー!」

キスティス「なんとかなったわね・・・」フウ


さっすがセルフィやー! よぉやったー! おめでとさーーーん!


キスティス「あれ、スコールは?」


リノア「みんな!救援連れてきたわよ!」

ゼル「おわっ!なんだこりゃ!」

アーヴァイン「めちゃくちゃだぁ~・・・」


・トラビアガーデン(半壊)

セルフィ「・・・」

キスティス「モンスターの襲撃にあったのよ。私達がなんとか撃退したんだけど」

ゼル「ひとり・・・たらなくないか」

キスティス「スコールは・・・大丈夫でしょう。きっと」

アーヴァイン「とりあえず救助にはいろっか~」


数10分後

トンカントンカン・・・・・・

生徒「ぼっくらはっせいぎのっしゅうりは~ん」

生徒「このような状況、生徒会だけで一体どうしろと言うのだ!」

生徒「看病疲れでグッタリや・・・」

トンカントンカン・・・・・

ゼル「ガーデンはめちゃくちゃだけど、死人が出てなくてよかったぜ」フウ

リノア「折角ミサイルを逃れたのにね~・・・」

セルフィ「よかった・・・ほんまよかったぁ・・・」

アーヴァイン「なんか一段落したしさ~、運動場に集まらな~い?」


・バスケットコート

キスティス「スコールが戻ってくるまでここで待機しましょ」

セルフィ「スコールどこいったん?」

キスティス「それはあなたが・・・いや、ちょっと鳥になってきたわ」

ゼル「まぁあいつの単独行動は今に始まった事じゃないしな」

リノア「またシュミ族の村にいったのかな」

アーヴァイン「誰かがいなくなるかもしれない。そう考えながら過ごすのって辛いんだよね~」

全員「・・・・」

アーヴァイン(これは・・・チャンス到来かも?)

アーヴァイン「僕が4歳くらいの頃かなぁ。僕、孤児院にいたんだよねぇ~」

【説明中】

ゼル「おい・・・・花火したの、覚えてないか?」

セルフィ「その孤児院・・・石の家?」

キスティス「灯台があって・・・」

アーヴァイン「僕はすぐにわかったよ~、ガルバディアガーデンで会った時からね~」


セルフィ・キスティス「どうして言わないのよ~!」

ゼル「サイファー、俺の天敵だった・・・・」

アーヴァイン「僕は最近までGFをジャンクションしてなかった。だから色んなことをよく覚えてる」

アーヴァイン「まま先生、いつも黒い服で、それはまるで・・・」

全員「イデア・・・」

アーヴァイン「まませんせいの名前はイデア・クレイマー」

アーヴァイン「まませんせいは魔女イデアなんだ」

全員「・・・」

アーヴァイン「どうしてまませんせいがミサイル撃ったり国を乗っ取ったりしたのか」

アーヴァイン「それはきっと僕たちがここで話しててもわからないと思うんだ~」

アーヴァイン「Seedとかガーデンってママ先生が考えたんだろ?」

アーヴァイン「僕がSeedじゃないけど気持ちだけは君達と一緒だ」

アーヴァイン「だからさ~、一度行ってみない?僕らの家、『イデアの家』に」

アーヴァイン「ま、行先を決めるのは我らがリーダーだけどねえ~」

ゼル「スコールはどんなヤツだったっけ」

セルフィ「え~っとぉ・・・」

キスティス「ていうか、遅いわねえ」

アーヴァイン「スコール?スコールはねえ・・・」


ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー・・・・・・



・・・・・・・・・--------ぁぁぁぁぁぁあああ!!



スコール「あああああああーーーーーーーーーッ!」


アーヴァイン「!?」


チュドォォォォォォォォン!!


モクモクモクモク・・・・・・・



スコール「ち、地球は青かった・・・・」ピクピク


全員「スコール!」


スコール「た、ただいま・・・」ピクピク



アーヴァイン「 」ピクピク


アルティミシア(ハァッ!ハァッ!し、死ぬかと思った・・・)

スコール「マジで・・・月の民になる所だった・・・」

アルティミシア(あながち冗談に聞こえん・・・)

キスティス「お、おかえり・・・」

ゼル「随分派手な登場だな・・・」

スコール「ちょおごめん・・・誰かケアルガ的な物かけて・・・」

【ケアルガ】

スコール「ふう」ムク


ボロ・・・・


スコール(あ、トラビアガーデンまた半壊してんじゃん)

アルティミシア(またしても史実と同じになってしまったな)

スコール(折角俺が体張って止めたのに・・・くそぉ)

アルティミシア(体張ったのはバハムートだろ)

セルフィ「え~っと、スコールはぁ~・・・」

スコール「え?何?どしたの?」

キスティス「スコール知ってた?リノア以外みんな、まま先生の孤児だったの」

スコール「あ、もうそれやったんだ」

ゼル「おふくろやオヤジが・・・本当の両親じゃなかったんだ」

キスティス「私は引き取り先でうまくいかなくて・・・」

アルティミシア(ほぉ、これが・・・)

スコール(まぁ、山場だわな)

アルティミシア(なるほど、リノア以外皆同じ場所で育った幼馴染なわけか)

スコール(GFのせいで忘れてたけどな)

ゼル「お前・・・もしかして知ってたのか?」

スコール「え?えっと・・・なんていうか・・・」

アルティミシア(どう説明するのだ?)

スコール「その問いに対する答えはただ一つ」

全員「・・・」

スコール「思い出は優しいから甘えるな!」キリ

アルティミシア(またパクった・・・)

セルフィ「そうだよぉ~!GFに負けないくらい、これからい~ぱい思い出つくればいいんだよっ!」

スコール(同調してるのはポジション的な事かな)

アルティミシア(キレンジャーな感じか)

スコール(つかババアも知ってただろ。イデアにジャンクションしてたんだから)

アルティミシア(そんな記憶あったな。すごいぞイデアの記憶は)

アルティミシア(あの学園長がイデアと夜な夜なあんな事やこんな事を・・・)キャー

スコール(人の思い出を汚すな)


キスティス「みんなでイデアの家に行ってみない?って話ししてたんだけど・・・」

ゼル「いいか?」

スコール(ついにガーデン戦か・・・)

アルティミシア(ワクワクするな)

スコール(ワクワクすんな。俺らは大変だったんだぞ)

スコール(今思えばあの時リノアを崖から突き落としてやればよかった・・・)

アルティミシア(自力で這い上がっただろあいつなら)

アーヴァイン「う、う~ん」ムク

スコール「起きたかホモ野郎」

アーヴァイン「あ、スコール・・・よかったよ。無事話す機会あったよ」

スコール「ホモ化の経緯も話したのか?俺は是非知りたいぞ」


リノア「バトル・・・しなくちゃダメなのかな?他の方法ってないのかな?」


全員「リノア・・・」

スコール(またこいつはこんなタイミングで・・・)イラ

アルティミシア(まぁ、一人だけ部外者だし)

リノア「誰も血を流さなくてすむような、そういう方法・・・」

スコール(ねーよ。お前が生贄になれ。としか思い浮かばないんだが)

ゼル「そりゃできたらいいけど・・・」

キスティス「私達、戦う事でしか自分を守れないの」

セルフィ「味方も・・・ね」

アーヴァイン「そんな僕らでよければさ~」

スコール(お前らが代わりに言うんかい)

アルティミシア(さすがに生贄はダメだろ)


全員「いっしょにいてくれ」


スコール「そして我らの盾となれ」

アルティミシア(空気読めよもう)


リノア「・・・」


セルフィ「あ、見て見て~~~!」

チラ・・・・チラ・・・・

アルティミシア(雪か)

セルフィ「妖精の贈り物だ~~~~!」

スコール(かわいい・・・まじで・・・抱きしめたい)

ゼル「行こうぜ!イデアの孤児院へ!」

セルフィ「どうなってるかなぁ」

アーヴァイン「何かわかるかもね~」

キスティス「まま先生がこうなった原因?」

スコール(首謀者が目の前にいるって言ったらどうなってしまうんだろう)

アルティミシア(もっかいレビテガ食らうぞ)


スタスタスタスタ・・・・・・・


リノア「・・・」

スコール「なんだよ。お前もいけよ」

リノア「このままガーデン戦に直行するの?」

スコール「ん~・・・正直その前にセントラ遺跡寄りたいんだけど」

リノア「ああ、オーディンね」

スコール「サイファーにぶった切られたからな・・・サイファーの癖に・・・」ワナワナ

リノア「ガーデン戦始まったら・・・先生と決戦だよ?大丈夫?」

スコール「ふん、あの貝殻ババア、今度こそ粉砕してくれるわ」

リノア「大丈夫、スコールならきっと勝てるよ」

スコール「あたりめーだ」

アルティミシア(いやに持ち上げるな)

リノア「でもイデアを倒したら・・・」

スコール「イデアを倒したら?」


リノア「本当に大変なのは、これからだからw」


スコール・アルティミシア(!?)

リノア「さーて、ガーデンかえろっと」

スコール「うぉぉぉぉい!待て!それっぽい事を言ってくんじゃねえ!」

アルティミシア(お前は本当に、何を企んでる!?)


リノア「~~♪」スタスタ


スコール「待てリノア!吐け!腹の底から全部吐いていけ~~~~~~!」

ここまで


・バラムガーデン ブリッジ

スコール「・・・」

アルティミシア(リノアめ、一体何を企んでいる・・・)

シュウ「次の目的地は決まった?」

キスティス「孤児院かぁ・・・どうなってるんだろう」

シュウ「灯台ならセントラ大陸の端っこにあったと思うな」

スコール「・・・」

アルティミシア(イデアの家か。私もあの場所には思い入れがある)

アルティミシア(なんてったって我が城があるからな。フフフフ・・・・・)ニヤ

ニーダ「発進するかい?」

キスティス「行きましょう。イデアの家へ」

スコール「次の目的地は、セントラ大陸・・・」

スコール「の真ん中、セントラ遺跡だ」

キスティス「なんで!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・


・セントラクレーター

スコール「あったあった。あそこ」

ニーダ「ここ?こんな所に何の用なのさ」

スコール「オーディンがいるんだよ。いいからいけ」

キスティス「寄り道してる場合かしら」

スコール「うるせーないいんだよ。GFが2体もいるんだから」

アルティミシア(オーディンは知っているがもう一体は・・・?)

スコール(トンベリ)

アルティミシア(あいつGFだったのか!)

スコール(多分、事前情報がないと絶対に取り方わからないと思う)

アルティミシア(よく気付いたな?)

スコール(憂さ晴らしに殺しまくってたらなんか出てきた)

アルティミシア(・・・恨まれるぞ。みんなに)


・セントラ遺跡

アーヴァイン「こんな場所になんの用なのさ~」

スコール「今回は寄り道だけだ。さっさと帰りたいから2班に分けるぞ)

セルフィ「変わった場所だね~」

ゼル「セントラの遺跡・・・か。月の涙で滅んだセントラ文明の名残だろうぜ」

アルティミシア(出たな物知りゼル)

スコール「さっさと行こうぜ」


・セントラ遺跡 下層

スコール(歩くと階段が光るのがちょっとおしゃれ)

アルティミシア(さすがセントラ、ハイセンスだ)

ゼル「ところでよう、さっき聞きそびたんだけど」

ゼル「小さい頃のスコールってどんなヤツだったんだ?」

スコール「!?」

アーヴァイン「スコール?スコールはねぇいつも(ry

スコール「のばらっ!」バキィ!

アーヴァイン「フリオニールッ!?」ドサ

スコール「黙ってろホモ野郎!過去は過去だ!過ぎ去った事を振り返るな!」バッ!

スコール「下らねえ事してねえでさっさと行くぞ!」サッ

ゼル「・・・お~い、生きてるか?」

アーヴァイン「・・・・」ピクピク

アルティミシア(なんで隠すんだよ)

スコール(言えない・・・ガッツリおねショタやってたなんて絶対に言えない・・・)



・セントラ遺跡 中層

スコール「はいじゃあここで2班に別れま~す」パンパン

全員「はーい」

スコール「まず一班が、この梯子を上ってスイッチを押してくださーい」

スコール「するとここから階段が現れまーす。もう片方の班がこれを登って上に行きまーす」

アルティミシア(遠足か)

スコール「スイッチ班は後から追い付いて来てくださーい。いいですかー」

リノア「しっつも~ん!」

スコール「なんですか、リノアさん」

リノア「モンスターとエンカウントしたらどうすればいいですか~!」

スコール「倒すに決まってるだろそんなもん。アホかお前」

リノア「・・・」

スコール「リノアさんは下らない質問をした罰として、スイッチ班に回ってくださ~い」

スコール「後アーヴァイン君もです。先生の過去をほじくり返そうとした罰です」

アルティミシア(何気取りだよ)

アーヴァイン「まあ、いいけど~」

スコール「後セルフィさんは無条件で先生と同じ班です。残りの二人はどうでもいいです」

ゼル「・・・」

キスティス「せめて、最後まで決めてくれない?」

スコール「もうお前等二人スイッチ班にいけ!俺とセルフィが二人でいくから!」

ゼル「じゃあ一人あぶれるだろ」

スコール「セルフィさん、ここの上から一望する景色はキレイですよ」ニッコリ

セルフィ「荒地ばっかりだと思うんだけど~・・・」

アルティミシア(もう、はやく決めろよ)


【スコール班】スコール・ゼル・ゼルフィ


【スイッチ班】リノア・アーヴァイン・キスティス


スコール「ち、余計なのがくっついてきやがった」

アルティミシア(いいだろこいつにうんちくでも語らせとけば)

スコール「まぁ余興にはなるか」

リノア「じゃあいってきまーす!」

スコール(梯子が外れて頭からダイビングしろ)

アルティミシア(無事を祈れよ)


・セントラ遺跡 上層

コォォォォォ・・・・

セルフィ「思ってたよりイイ眺めだね~」

セルフィ「この虹色に光る階段もとってもおっしゃれ~。ガーデンにもこんなのあればいいのにねっ!」

ゼル「こんだけの技術をもったセントラ文明も月の涙で滅んじまったんだよなぁ」

スコール「・・・」サササ

アルティミシア(先導しろよ)

スコール(パンチラチャンス待機)

アルティミシア(どれだけ覗きたいんだよ!先すすめ!)


・扉前

スコール「ゼル、そこのガーゴイル像の目についてる宝石取って」

ゼル「あいよ」パチ

アルティミシア(結構いい所に住んでるな。オーディンの奴)

スコール(どこかだよ。こんなモンスターだらけの荒地)

アルティミシア(ふふ、あいつめいいセンスしてる・・・)

スコール(ママ友かお前等)

セルフィ「悪魔的な銅像~」

スコール(でもまぁ確かに、ちょっとアルティミシア城と似てる気がしなくもない)

スコール「さてみなさん、ついに遺跡の御主人、オーディンさんのお家に訪問しますよ~」

スコール「失礼のないように、行儀よくしましょうね~」

ゼル・セルフィ「はーい」

アルティミシア(だから何気取りだって)


・セントラ遺跡 最上部

スコール「よっと」パチ

『コード 9・8・8・7・2』

アルティミシア(オーディンめ、セキュリティも万全だ。中々いい物件じゃないか・・・)

スコール(物件て)


・扉前

セルフィ「おかえり~」

スコール「さてと、後はそこのガーゴイル像の両目にこの宝石をはめ込んでっと」

アルティミシア(・・・・スコール、気づいているか?)

スコール(え、なに?)

アルティミシア(オーディンは時間にうるさいヤツだ・・・しかしあいつの居城なのにそんな様子がない)

スコール(そういえば、時間制限ないな)

スコール「つかそういえば話しかけられてない。前は入った瞬間なんか偉そうな事言われたのに」

アルティミシア(あの厳格なオーディンがそんなうっかりミスをするとは考えにくいのだが・・・)

スコール(もしかしてバグのせいかな)

アルティミシア(バグ?)

スコール(ここはある一定の期間に立ち寄るとゲームデータそのものがフリーズするっていうとんでもないバグがあるんだよ)

アルティミシア(え・・・)

スコール(新聞にも載ったんだぞ。それはそれはもうエライ騒ぎだった)

アルティミシア(あいつまさか、責任を感じて!?)

スコール(厳格な性格ならありうるな。「こうなったのも一重に我のせい」とか言って)

スコール(自分で自分を斬鉄剣したのかもしれん)

アルティミシア(な、なんて事だ・・・折角のインテリア仲間が・・・)ガク

スコール(だから何なのお前等?主婦友なの?)

ゴォォ! ボウ・・・・ボウ・・・・

セルフィ「わ!なんか数字の炎が現れたよ~!」

ゼル「なんだぁ?どうすりゃいいんだこれ?」

スコール「98872で」

ゼル「なんでそんなに詳しいんだよ・・・っと」シャカシャカ

『コードクリア』


ゴゴゴゴゴ・・・・・


セルフィ「扉があいたよ~」

スコール「とりあえず無事を確認するか」

アルティミシア(オ~ディ~ン!バカなマネはよせ!お前一人の責任じゃなーーーーイッッ!)

スコール(まぁどうせサイファーにぶった切られる運命だけど)


・オーディンの間

全員「うわっ!」


ファサァ・・・・・ヒラヒラ・・・・ヒラ・・・・・


セルフィ「お、お花畑?」

ゼル「キザな野郎だなオーディンってのは」

アルティミシア(・・・・バラ?)

スコール「何あいつ、ベルバラでも読んだの?」

セルフィ「いい匂い~」

ゼル「あ」



スレイプニル「ヒヒーン」テクテク


セルフィ「お馬さんだ~!」

ゼル「え、この馬がオーディン?」

スコール「なわけないだろ・・・こいつはオーディンの愛馬の・・・なんだっけ?」

アルティミシア(スレイプニルだ。しかし肝心の主が見当たらんが・・・)


スレイプニル「・・・」カチャカチャ


ゼル「馬っていうかさぁ。いや、確かに馬なんだけど」

セルフィ「なんかメカメカしいね~」

スコール「おい馬、飼い主はどこ言ったんだよ」

スレイプニル「・・・」モッシャモッシャ

スコール「薔薇食ってんじゃねえよ。ご主人様はどこだって聞いてるんだよ」

スレイプニル「・・・」プイ

スコール「無視かい」


全員「・・・」




「だれだ!」




全員「!?」


「ハッ!お前・・・スコール!?スコールか!?」



ゼル「えっ?」

セルフィ「知り合い~?」



「スコール!私だよ!私を忘れたか!?」



スコール「 げ ッ ッ ! ! 」ブブーッ!


アルティミシア(誰だ・・・?)



「そうか・・・ここは貴様の世界だったのか・・・!」



スコール「・・・なにやってんすか。ねーやん先輩・・・」


全員「ねーやん先輩!?」




バサァッッ・・・!


ファサ・・・・


ファサァ・・・





ライトニング「久しいな。スコール」


スコール「 」

アルティミシア(おい、誰だ?説明しろよ)

ゼル「女の剣士・・・?」

セルフィ「かっこイイ~!」


ライトニング「こいつらはお前の仲間か?スコール」


スコール「・・・はい」

ゼル「スコールが敬語使ってる!?」

セルフィ「珍しい~!」


ライトニング「少し太ったか?ん?」ジロジロ


スコール「・・・かもしれません」

アルティミシア(オイ!誰なんだよこいつは!)

スコール「えっと・・・説明がややこしいんだけど・・・」

スコール「簡単に言うと・・・年上の後輩」

全員「年上の後輩!?」


ライトニング「お前はまだ10代だったな。ついつい忘れそうになるよ」


ゼル「全然後輩って感じじゃねーだろ!」

セルフィ「歴戦の戦士って感じ~」

アルティミシア(というより何の後輩なんだよ)

スコール「えっと・・・なんていうかその・・・すっごく説明が難しいんだけど・・・」

スコール「俺、ある日気づいたら異世界に拉致された事があって・・・」

スコール「そこには俺みたいな奴が大勢いて・・・ああだめだ、細かく思い出せない」

アルティミシア(記憶障害か・・・)

スコール「でもまぁ、そこにいたメンバーの中で唯一覚えてるのがこのライトニングさん」

ゼル「すっげー名前だな!」

セルフィ「アタシセルフィで~す!


ライトニング「ライトでいい」キリ


スコール「それ本名じゃないでしょ・・・ねーやん先輩・・・」ハァ

アルティミシア(何で先輩なんだよ。後輩だろ?)

スコール「俺、このねーやんすっごい苦手で・・・」


ライトニング「なるほど・・・妙な感じがしていたが、それはお前らがいたからか・・・」


スコール「あの剣見てよ・・・ババァ」

アルティミシア(ん?)

スコール「あれ、ブレイズエッジっつって銃に変形できる剣なんだけど」

アルティミシア(あっそれってまさか)

スコール「俺のパクリだろ・・・どう考えても」


ゼル「すっげー剣っすね!」

セルフィ「なんか万能って感じ~!」

ライトニング「ハハ、ホープみたいだなお前等は」

スコール「あの人も特殊技持ってるんだけどさぁ・・・」

アルティミシア(ほぉ)

スコール「シーンドライブっつって、敵に11回くらい連続で斬りかかるんだけど」

アルティミシア(それ・・・)

スコール(エンドオブハートのパクリじゃん・・・完全に・・・)ハァ

ライトニング「ところでお前等は何故ここに?」

スコール「それ、こっちのセリフなんすけど」

ゼル「なんかスコールの指示でさ」

セルフィ「なんかよくわかんないんだけど~GF取りに行くって言いだして~」

アルティミシア(言ってやればいいだろ。俺の技パクんなって)

スコール(それ、言ったよ。忘れもしないわ。あの異世界で)


(あの~、ねーやん先輩)

(なんだ?)

(あの・・・前から思ってたんすけど・・・ちょっと俺と技、被りすぎじゃないかな~って・・・)

(ッッ!?)バキッ!

(え!?ちょ!?ひぎゃああああああああああ!!)


スコール(無言で殴り掛かってくるんだもん・・・)ガクブル

アルティミシア(・・・災難だな)

ライトニング「GF?」

セルフィ「ガーディアンフォースって言って~」

スコール「あ~、ねーやんにそれ言ってもわかんない。召喚獣の事・・・です」

ライトニング「なんでそんなまどろっこしい言い方をしているんだ」

スコール「いや・・・こっちじゃそれが普通だから」

ライトニング「なんだと?」イラ

スコール「・・・こっちじゃ召喚獣をGFって呼びます。ややこしくてすいませんでした」

アルティミシア(お前がここまで怯えるなんて、よっぽどだな)

スコール「あのですね・・・ここにオーディンってGFがいるんだ・・・です」

スコール「で、俺ら今後に備えてそれを取りに来たん・・・です」

スコール「お分かりいただけました?」

ライトニング「オーディン?オーディンはここにいるじゃないか」

スレイプニル「ヒヒーン!」

スコール(そうじゃねえよもォォォォ!全然話伝わってねえよ!!)

アルティミシア(結構天然だな)


【説明中】

ライトニング「ああっ!お前等の方のオーディンか!」

スコール(このねーやんはいちいちもう・・・)

ゼル「でもよぉ、その肝心のオーディンがいないんだよ」

セルフィ「代わりにあなたがいて~」

ライトニング「ふむ・・・」

スコール「あ、あの!僕らもう帰りますね!オーディンいないっぽいので!」

ゼル「おいここまできてかよ!」

セルフィ「諦めるの~?」

スコール「いや、きっと留守中だったんだよ!ほら、ねーやんがいるし!」

スコール「じゃ、失礼しまっす!」ダッ!

ライトニング「待て」

スコール「ッ!」ドキ

ライトニング「お前等の世界のオーディンは・・・どのような奴だ?」

ゼル「スコールしかわかんねえよ」

セルフィ「知ってるんでしょ~?」

スコール「・・・どうでもよくないっすか?」

ライトニング「図に乗るな」ギロ

スコール「・・・どうでもよくないですねはいすいません」

アルティミシア(いちいち威圧してくるなあいつは)

スコール「え~っと、まぁ、力を貸す代わりに俺を倒してみろとか言って」

ライトニング「ほぉ」

スコール「で、倒したら乱入型っつって、バトル時に一定確率で斬鉄剣してくるんす」

スコール「こんな感じっす。お分かりいただけました?」

ライトニング「さすがオーディン、世界が変わっても気高き生き物だ」

スコール「じゃあ失礼しまっす!」ダッ

ゼル「なんでそう帰りたがるんだよ」

セルフィ「折角だからもっとお話ししたいよ~」

スコール「いやもういいから!ねーやんの邪魔しちゃ悪いし!」

ライトニング「いいぞ」

スコール「はい!?」


ライトニング「ここで会ったのも何かの縁・・・いいだろう。お前等に協力してやる」

セルフィ「やった~!」

スコール「いやもういいんで!ほんと結構っす!邪魔しちゃ悪いっす!」

ライトニング「ただし私はオーディンの代わり、ならばオーディンの顔が立つよう・・・そう・・・」

ライトニング「私の力を得たくば・・・私にその力、見せてろ!」ジャキ


ゼル「おっやるか~!」グッ

セルフィ「絶対連れて帰るんだから!」ジャラ


スコール「バカやめろ!お前等の適う相手じゃないんだよ!」

アルティミシア(もう遅い・・・)


ゼル「きやがれバラのねーさん!」

セルフィ「いっくよ~!」


スコール「いう事聞けよ!マジでその人と戦ったらダメなんだってーーーッ!」


ライトニング「 ブ ッ 潰 す ! 」



【エンカウント】ライトニング


スコール「ひぃぃぃ~~~~~~~~!」(逃げられない!)

アルティミシア(おい一人だけ逃げようとするな!)

スコール「無理!絶対ムリ!みんな死んじゃうから!あの人はもう法則そのものが違うから!」

アルティミシア(みっともないなもう・・・裏ボスと考えればなんとかなるだろ!)


ライトニング「 」フッ


セルフィ「え!?」

ゼル「きえ(ry


【ルイン】【たたかう】【フレイムブロウ】【フロストブロウ】【ウエーブフロウ】【ルイン】


ゼル「おわあああああああ!」パリーン


アルティミシア(なんだ!?ゼルから何か割れた感覚が・・・)


ライトニング「終わりにしよう」ス

ゼル「!?」


【シーンドライブ】


28242
34148
17428
22148
21841
37428
27684
27214
28612
18426
28268


ゼル「うっぎええええええええええええええ!!」


全員「 」


ゼル「 」(戦闘不能)


ライトニング「他愛もない」スタ


アルティミシア(お、おお・・・)

セルフィ「うわぁ~・・・」


スコール「だから言ったろ!?あの人は手加減とかそういう発想一切ないから!」

スコール「バトルになったら殲滅することしか頭にないんだよ!破壊神なんだよ!」

アルティミシア(ああ、お前がビビるわけだ・・・)

ライトニング「次はお前だ!スコール!」

スコール「!?」

ライトニング「剣を振りかざし、私を見事手中に収めるとイイ!」

スコール「 無 理 ! ていうかもういらないから!」


ライトニング「ハァッ!」フッ


アルティミシア(ダメだ、もう的になっている・・・)

スコール「イヤだァァァァァァァ!」


シュンッ! シュンッ! シュンッ!


スコール「うう・・・」


シュンッ! シュンッ! シュンッ!


セルフィ「速すぎてみえないよぉ~!」

アルティミシア(どうする!?スコール!!)

スコール「・・・・」


(終わりにしよう!)


スコール「!」


ブアァァッ!



スコール「 ち ょ っ と ま っ た ! ! 」


ライトニング「なんだ!?」ピタ

スコール「ねーやんちょっとは俺の話聞いてよ!?あんた人の話聞か無すぎだよ!」

ライトニング「なんだと・・・」ギロ

スコール「あんた物理法則が俺らと違うジャン!俺ら限界突破なんてないからね!?」

ライトニング「・・・そうなのか?」

セルフィ「9999以上は見た事ないかも~・・・」

スコール「あんた、連続技の意味わかってる!?あれはダメージ上限を数でカバーする為に編み出された物だから!」

スコール「あんたシラフで限界突破してんじゃん!連続技する意味ないじゃん!」

スコール「平均与ダメ2万×11って何!?俺らの世界にそんなダメージないって!」

ライトニング「・・・」

スコール「ひどいよねーやん!俺の仲間をズタボロにしちゃってさぁ!」

スコール「ちょっとは・・・ちょっとはこっちに合わせてよォーーーーーーーーーー!!」ジタバタ

アルティミシア(ただの命乞いじゃないか・・・)


ライトニング「・・・」

スコール「うわーーーーーー!ひどいよ!ひどいよねえやーーーーーーん!」ジタバタ

スコール「ねーやんのせいで俺らゲームオーバーだよォーーーー!セントラフリーズ以上のバグ発生だよぉーーーーー!」ジタバタ

スコール「ねーやんのせいで!ねーやんのせいでディスク2で【THE END】だよぉーーーーー!うわーーーー!」ジタバタ

アルティミシア(もう、じたんだするなよみっともないな)

ライトニング「・・・・わかった」

スコール「!?」

ライトニング「その世界にはその世界の法則がある。確かにその通りだ」

ライトニング「お前の言う通り、お前等の世界に合わせよう」

スコール「・・・」

セルフィ「ほっ」

ライトニング「しかし私は手加減という物が苦手でな・・・どうすればイイ?」

スコール「・・・時間制限」

ライトニング「ん?」

スコール「本来は・・・制限時間内に倒す・・・それで・・・オーディン・・・」ヒック

アルティミシア(泣くな)

ライトニング「わかったよ・・で?どれくらい待てばイイ?」

スコール「30分・・・」

ライトニング「そんなに待てるか!甘ったれるな!」

スコール(本当なのに・・・)

アルティミシア(どこの世界に30分も攻撃を受け続けるボスがいるのだ)

ライトニング「10ターンだ!そこまで言うなら10ターン以内に私を倒せ!」バッ!

ライトニング「それ以上は待たん!10ターンを過ぎれば容赦なく殲滅するからな!」

ライトニング「いいな!?」

スコール「・・・」

ライトニング「返事をしろッ!」グイ

スコール「いででででで!はいわかりました!わかりましたですはい!はいごもっとも!」

アルティミシア(仕切り直し、か)


【エンカウント】ライトニング(2回目)



ライトニング「10!」


セルフィ「ど、どうしよっか~」

スコール「とりあえずゼルにアレイズで・・・んで俺とゼルが特殊技で攻撃しまくるから」

スコール「セルフィたんはサポート魔法メインで・・・」

セルフィ「倒せるかな~」

アルティミシア(10ターンも待ってもらっているんだ。倒せそのくらい)

スコール「逃げたい・・・」


ライトニング「9!」


セルフィ「とりあえずゼルを回復させなきゃ~」

スコール「オーラオーラっと・・・」


ライトニング「8!」


アルティミシア(なんかカウントが速くないか)

ゼル「 」(戦闘不能)


ライトニング「7!」


スコール「え、もう!?」

セルフィ「いそげいそげ~~!」

スコール「ちょっとまって!ウェイト!コンフィグウェイト!」


ライトニング「6!」


【オーラ】スコール


スコール「セルフィたんいそいで!」

セルフィ「ほえ!?アレイズアレイズ~~~!」


ライトニング「5!」


ライトニング「4!3!2!1!」


スコール「ちょ!はや(ry」


ライトニング「0!」


【シーンドライブ】


スコール「うっぎえええええええええええええええええ!!」チュドーン

アルティミシア(せっかちな奴だな・・・)

セルフィ「・・・」


ライトニング「待たせたか?」キリ


アルティミシア(待っとらん)


チュドォォォォォォン!


アーヴァイン「うわっ!」

キスティス「なにごと!?」


スコール「 」(戦闘不能)


リノア「スコール!?」

キスティス「ハッ!中!」


ライトニング「素人が」


アーヴァイン「だ、誰だいそのご婦人は・・・」

セルフィ「えっとぉ~、オーディン・・・?」

キスティス「オーディンそんなのじゃないでしょ!?」


ライトニング「仲間か。しかし何人来ても同じ事」

ライトニング「しょせん悪あがきだ」


キスティス「え~っと、どういう状況なのかしら」

セルフィ「このおねーさん倒せば~、味方になってくれるらしいんだけど~」

セルフィ「超強くて~・・・」


ゼル「 」(戦闘不能)

スコール「 」(戦闘不能)


リノア「スコールが・・・瞬殺?」


ライトニング「続けるか?」


キスティス「この二人が倒されるなんて・・・」

アーヴァイン「参ったね、こりゃぁ」

セルフィ「ちょっと厳しいかも~」


アルティミシア(あれは無理だな。珍しくスコールが正しかった)

リノア「とりあえずスコール!起きてっ!」アレイズ

スコール「も、もうマヂ無理・・・」ムク


ライトニング「ハッ!お前は!」


アルティミシア(ん?)

スコール「・・・?」


ライトニング「 フ ァ ン グ ! ? 」


全員「!?」


リノア「えっ」


ライトニング「ファング!無事だったのか!」ガシ

リノア「え?ちょ、はい?」

ライトニング「ファング!私だ!私を忘れたか!?」

リノア「ごめん、状況がさっぱりわかんない」

アルティミシア(誰かと間違えているのか?)

スコール「何お前?ねーやんと知り合い?」

リノア「そんなわけないじゃんwなんでオーディンがバラの騎士になってんの?」

ライトニング「ファング・・・ファング・・・ん?」

ライトニング「お前、ちょっと顔つきが幼くなったか?」

リノア「え、いや、アタシファングじゃ・・・・」

ガシ

リノア「もがっ!」


スコール「これだ・・・」ギュー


リノア「むぐぐぐっ、もが!?」

スコール「ねーやんに勝つ方法・・・あったぞ!」

アルティミシア(なんだと!?)

スコール「ねーやん!ファングってどんな人!?」

ライトニング「お前がそれを知ってどうする」

スコール「いいじゃん教えてよ!俺らも仲間見せたんだからさあ!」

ライトニング「ファングは私達の中で一番攻撃力が強かった・・・実に優秀なアタッカーだった」

スコール「ほぉほぉなるほど・・・」

ライトニング「ラグナロクに変貌してクリスタルになったと思ったが・・・復活できたのか・・・」

リノア「いやだからアタシファングじゃな(ry

スコール「ねーやん!写真!写真とかないの!?」グイ

ライトニング「あるぞ。ほら」ペラ

http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/h/a/n/hanataresp/ff13_hanatareea193.jpg

キスティス「あ~・・・」

アーヴァイン「なんとなくわかるかも~」

セルフィ「色合いが~」

アルティミシア(服だけだろ!?)

リノア「・・・」

スコール「で!?性格は!?口調は!?」

ライトニング「なんでそんなにファングを・・・まぁイイ。ファングは、そうだな」

ライトニング「一言で言って野性味溢れるヤツだった。いつだって勝気で、男勝りで」

ライトニング「バハムートに乗ってグラン・パルスの大地を悠々と駆け巡るんだ」

ライトニング「懐かしいなぁ・・・」シミジミ

アルティミシア(こいつ・・・本当に天然だな)

スコール「リノアちょっとこいゴルァ!」グイ

リノア「きゃ!?」グイ


スコール「お前等!適当に質問攻めで繋いどけ!」

アーヴァイン「え・・・どこいくの~?」

スコール「パルスのルシにご登場願う」ニヤ

スコール「こい!」

リノア「痛い痛い!引っ張らないで!」


・扉前

スコール「キエエエエエエエ!」ファサファサファサ

リノア「ちょっいやっ!髪がボサる~~!」バサバサ

スコール「ふぬあっ!」ビリッ

リノア「あーーー!アタシの服が・・・・」

スコール「槍!槍!どこかに槍はないか!?」

アルティミシア(下の銅像にそんなのがあった気が)

スコール「ちええええええええええええええ!」ドタタタタタタ


数分後

キスティス「なるほど・・・色々大変だったんですねぇ」

ライトニング「コクーンはパルスのルシを恐れてファルシ毎パージしようとしたんだ」

ゼル「何言ってるのかさっぱりわかんねえ・・・」


スコール「 ね ー や ん ! 」ダン!


ライトニング「どこへ言っていた・・・待ちくたびれたぞ」

ライトニング「では、続きを始めようか」ジャキ


スコール「その前に会わせたい人がいるんだ」ニヤ

アルティミシア(本当に大丈夫か・・・?)

スコール(大丈夫だ。みてろ)

スコール「出てこい!」バッ


ファング「久しぶりだな。元気そうじゃねーか」ザ


全員「写真の人!?」

ライトニング「やはりファング・・・!」

アルティミシア(結構引っかかってるな)


ファング「なんだよ、つれねーな。アタシをほっぽって一人で暴れまわろうってのかい?」


全員「イヤ、似てるけど・・・」

アルティミシア(やはりこいつらにはわかるか)


ライトニング「ファング・・・・本当に久しぶりだ!」


アルティミシア(肝心のお前が何故わからない・・・)


ゼル「おい、あれ・・・」

キスティス「リノア、よね・・・」

ファング(リノア)「ちょっと!本当にこれで大丈夫なの!?」ボソ

スコール「俺とババアのプロデュースでガワは完璧だ。しくったらお前の演技力のせいだ」

スコール「演技は得意だろ。男勝りな口調を維持だ。そしてなんとかねーやんを騙し通せ!」

ファング(リノア)「うう・・・すごい不安だよ・・・」

ライトニング「ヴァニラは来てないのか?」

ファング(リノア)「えっ」

ライトニング「ヴァニラだよ。お前がいると言う事はヴァニラもいるんだろ?」

ファング(リノア)「さっそく難関なんですけど!ヴァニラって何!?アイス!?」

スコール「知るかァァァァ!ペットかなんかだろ!アンジェロみたいなもんだ!多分!」

ファング(リノア)「えっアンジェロなの?・・・あ、そゆこと」

ファング「ヴァニラはあれだぜ。ほら、あれだ」

ファング「どこかその辺でションベンしてら」

ライトニング「 外 で か ! ? 」

ファング(リノア)「・・・なんかしくったくさいんだけど」

スコール「えっ、ペットじゃないの?」

セルフィ「ヴァニラって何~?」

スコール「セルフィたんナイス質問!」

ライトニング「ヲルバ=ダイア・ヴァニラ。こいつの妹みたいなもんだ」

スコール「 妹 か よ ! 」

ファング(リノア)「どーすんのさ!?思いっ切りありえない事言っちゃったんですけど!!」

アルティミシア(妹が野外で用を足すとか・・・)

スコール「やべえぇぇぇぇ!しょっぱなからやっちまった!」

ライトニング「ヴァニラに何があった・・・?」

ファング「あ、いや、あいつここへ来てから犬飼いだしてさ・・・ハハ」

ライトニング「なんだ、ペットか」ホ

スコール「あ、あっぶねえ・・・」

アルティミシア(やはり無茶だろ、この作戦)

ライトニング「コクーンは大丈夫なのか?」

ファング「えっ」

ライトニング「コクーンだよ。お前等がクリスタルになって支えていただろ」

ライトニング「人々はパルスの生活に不安がっている。パージされたも同然だからな」

ライトニング「パルスのファルシも影でルシを増やしているかもしれない。大丈夫なのか?」

ファング(リノア)「全く何言ってるのかわかんない・・・」

スコール「なにこれ古代語?」


アルティミシア(いや・・・どうやらあっちの世界の造語のようだ)

ライトニング「どうなんだ?」

ファング(リノア)「え、え~っと」

アルティミシア(男勝りなんだろ。強気でいいんじゃないのか)

ファング「・・・しらねえよ!」

ライトニング「なに!?」

ファング「アタシらはこっちにくるのに大変だったんだ!コクーンはコクーンでなんとかやるさ!」

ファング「そんなヤワなヤツじゃねえよ!パルスもコクーンルシもパージも!きっと!」

アルティミシア(人名じゃないような気がするが)

ライトニング「・・・それもそうだな」

ファング(リノア)「セーフ!マジギリギリセーフ!」ドキドキ

スコール「心臓にわりぃ・・・」ドキドキ

ゼル「さっきから何やってんだ?」

アルティミシア(待て、こちらが受け身になるからダメなのだ)

アルティミシア(こっちから色々質問してやればイイ。相手が尋ねる隙もなくな)

ファング「・・・お前はなんでここにいるんだ?」

ライトニング「ヴァルハラでな・・・時の乱れを観測したんだ」

ファング「あ?時の乱れ?」

ライトニング「そうだ。とある世界の時空が歪み、時の流れる方向が歪曲されている」

ライトニング「その影響がヴァルハラまで届いているんだ・・・」

ファング「へえ・・・」

ライトニング「原因を解明するべくきてみたら・・・ここにたどり着いた。というわけだ」

スコール「・・・それって」ジロ

アルティミシア(私か・・・)

ファング「なるほど~、時の管理者ってわけかい?出世したなおまえも」

ライトニング「そんな大層な物じゃないさ」

ファング「よく言うぜ」ハハ

スコール「お、なんかいい感じ」

アルティミシア(天然で助かったな)

ライトニング「ところでファング、聞いてくれ」

ファング「んだよ」

ライトニング「女神エトロの影響でヴァルハラから混沌が各地へ雪崩れ込んでいるんだ」

ファング「はぁ?」

ライトニング「もしかしてこの世界の時空歪曲もその影響かもしれない」

ファング「何言ってんだお前」

スコール「ババアは混沌だとよ」

アルティミシア(なんかよくわからんが、ムカツクな)イラ


ライトニング「エトロが危ないんだ!彼女は私達を救った「奇跡」のせいで今、死にかけている!」

ライトニング「ラグナロクになったお前ならわかるだろう!?何か手はないのか!」

ファング(リノア)「この人、またなんか意味わかんない事言い出したよ・・・」

スコール「電波発言のウザさ、身に沁みてわかったか?」

アルティミシア(知らないなら知らないでいいだろ)

ファング「・・・知るわけねえだろ」

ライトニング「なぜだ!?」

ファング「エトロ?とか言うのがなんかピンチらしいけど、それはアタシに関係ないこった」

ライトニング「関係あるだろ!?」

ファング「こっちはこっちで忙しいんだよ。そのエトロさんはお前がなんとかしろよ」

ファング「エトロなんざ知るか!」

ライトニング「・・・お前は本当にファングか?」ジャキ

全員「!?」

ファング(リノア)「ちょ、バレたんだけど!?」

スコール「なんでだよ!いい感じに話進んでただろ!?」

ファング(リノア)「知らないよ!なんかエトロとファングは関係あるとかなんとか!」

ファング(リノア)「そんなのわかるわけないじゃん!ハッキリ言って何言ってるかすらわかんないよ!」

ライトニング「お前は誰だ・・・」ギロ

スコール「怒ってる!やべえ超怒ってるよ!」

ファング(リノア)「なんで!?強気な男勝り口調なんでしょ!?」

アルティミシア(よくわからんがエトロとか言うのがキーワードらしいな)


キスティス「ごめん、さっきから全然話が見えないわ」

ゼル「エトロとかファルシとかパージとか、まるで意味わかんねえよ」

アーヴァイン「おねーさんはヴァルハラって所に住んでる事しかわかんなかったよ~」

セルフィ「あたしも~」


ライトニング「私は女神エトロの守護者だ!エトロのおかげで私たちはコクーンを守る事ができたんだ!」

ライトニング「それを関係ないなど、よく言えたな!?ええ?!」

アルティミシア(なんとなくわかった。要するにこの女騎士とファングとかいう女の恩師らしい)

スコール「かんけーねーとか言ったらそら怒るわな」

ファング(リノア)「そんなの知るわけないじゃん!?」

ここまで


リノア「う・・・」タジ

アルティミシア(終わったな)

スコール「なんてこった・・・」

ライトニング「何者だ!正体を現せ!」ジャキ

ゼル「いやどっからどーみてもリノアじゃん」

キスティス「この人もしかしてボケてるのかしら」

ライトニング「さあ!」ジャキ

スコール(ババア!カンペ!カンペ!)

アルティミシア(ええっ!?知らんよ、私は・・・)

スコール(なんでこんな事に・・・くそう)

アルティミシア(見た目だけ似せても中身まで似るわけじゃないだろ)

アルティミシア(見ず知らずの人間に似せようとしたお前が悪い)

スコール(リノア南無三)チーン

リノア(フォローしてよ!?)

ライトニング「面倒だ、叩き斬る」ジャキーン

スコール(リノアァァァ!ごまかせ!なんとかしてごまかせ!)

リノア(どうやって!?)

スコール「しらばっくれろ!ゴネて推し通せ!」

リノア「そんな空気じゃないんですけど!?」

ライトニング「覚悟しろ・・・」ジャリ

リノア「う、うう・・・」


リノア「・・・」ダラダラ

スコール「・・・・」ダラダラ


ライトニング「何か言いたいことはないか?偽者」

リノア「・・・」


リノア「 う る ッ せ え ん だ よ ボ ケ ェ ! 」


全員「!?」

アルティミシア(あ、キレた)

リノア「ごちゃごちゃとわけのわかんねー事ばっか言いやがってコノヤロー!なんでアタシが叩き斬られないといけないんだよ!」

リノア「なにファルシって!?ルシ!?パージ!?エトロ!?意味わかんない事ばっか言いやがってボケ!」

リノア「さっきから何言ってるかさっぱりわかんねーんだよ!!いい加減にしろ!このオスカル女!」

スコール(何やってんだよ!ねーやん煽るなよ!)

アルティミシア(元々お前がやらせたんだろ・・・)

リノア「あああもううぜェェェェェ!ほんとうざいお前!」ワシャワシャ

リノア「上等だよお前!?斬れるもんなら斬ってみろ!」

リノア「てめえの身の心配をしときな!」

スコール(お、終わった・・・)ガク

アルティミシア(変な小細工するからだ)


全員「・・・」

リノア「かかってこいやゴルァ!」ガルルルル

ライトニング「・・・ぷっ」

リノア「何笑ってんだベルバラ野郎ォ!」

ライトニング「変わらないな・・・お前は」

スコール「えっ」

ライトニング「妙におとなしくて不安だったのだが・・・いつものお前で安心したよ」

アルティミシア(いつもこんな感じなのか!?)

スコール(怖すぎだろ・・・ねーやんの仲間ってこんなのばっかりなの?)

ライトニング「そういえばお前はクリスタルになっていたから、最近の事は知らないんだな」

ライトニング「セラがヒストリアクロスを介して時詠みの力に目覚めたんだ」

スコール(また意味わかんない事言い出した・・・)

アルティミシア(もっとこう、わかりやすい言い方はないのか)

ライトニング「セラが時空腋曲に巻き込まれるかもしれない・・・」


アーヴァイン「お取込み中の所悪いんだけどさ~」


スコール「ホモ!?」

アーヴァイン「その、GFには記憶障害という物があってね~。脳の中に居場所を作るから記憶が無くなって行くんだ~」

アーヴァイン「そのせいで僕ら、幼馴染なのに最近まで知らなかったんだよ~」

ライトニング「記憶が・・・無くなる・・・?」

アーヴァイン「だからさ~、そのエトロとかいうの?よくわかんないけどさ~」

アーヴァイン「その人、何か事情があるみたいだし~、忘れてても全然不思議じゃないんじゃないかな~」

ライトニング「それは本当なのか・・・?」

スコール「うんガチ!ホントガチ!そしてそいつはガチホモ!」

スコール(ナイッスフォローホモ!お前はホモからガチホモに昇格だ!!)

アルティミシア(大して変わってないじゃないか・・・しかし記憶障害は本当の事だもんな)


ライトニング「そういえば・・・セラ以外は私の事を忘れていた・・・」

ライトニング「そうか・・・エトロが消えかけている・・・その影響が・・・」ブツブツ


スコール「全然違うけどなんか納得してるっぽいからいいか」

リノア「・・・なんこれ」

スコール「中二病こじらすとこうなるんだよ。覚えとけ」


スコール「リノア、大体のキャラはわかった。そろそろ仕上げに入るぞ」

リノア「えっ?」

スコール「この通りに言え。強い口調でな」ペラ

リノア「いつのまに台本なんて作ったのよ」

スコール「ねーやんとバトルなんてまっぴらごめんなんだよ。はよ」

リノア「・・・」コホン


ファング「よぉライト、悪いがアタシはこっちに着くぜ」


ライトニング「なに!?」

ファング「こっちの方がおもしろそうだからな。こっちもほっとけねえだろ」

ライトニング「・・・」

ファング「こいつらには世話になった。みんなに恩をかえさねーとな」

ファング「それにアタシは年下のガキらをいじめる趣味はねー。ただし」

ファング「お前が立ちはだかるのなら容赦はしねえ・・・その時は・・・覚悟しやがれ!」

ライトニング「・・・」


スコール「リノア!もう一押し!」

ファング「・・・手加減なしだ!」


ライトニング「・・・わかったよ」


全員「!!」

ライトニング「悪かったよ。少し大人げなかった」

スコール(やった!ねーやんが謝ってる!)

アルティミシア(なんでこんな茶番に引っかかるんだよ・・・)

ライトニング「お前等はまだまだ甘い・・・私が、鍛えてやる」

スコール「けっこうです」キッパリ

ライトニング「お前等がピンチの時はすぐさま駆けつけ殲滅してやる」

ライトニング「ただし、呼ばれても行けるかどうかはわからんがな」

スコール(その辺は本来のオーディンと一緒だな)

アルティミシア(結局乱入型になるわけか)

ライトニング「ほら」


【フラグメント】


ライトニング「それを持ってろ。私がお前等の場所を知る為の物だ」

スコール「おっけいっす!」

セルフィ「味方になってくれるの?やったー!」ピョン

ライトニング「ヴァイルピークスを思い出すな」

スコール(はやく帰ってくれないかな・・・)

アルティミシア(コラ!しー!)


ライトニング「そう簡単にくたばらないさ 無駄に頑丈だからな」

スコール(あんたのせいでくたばりそうになったんんだよ)

ライトニング「ではさらばだ。また会おう」


ライトニング「ハァッ!」バシッ!


スレイプニル「ヒヒィィィィィン!」バッ


パカラッ パカラッ パカラッ パカラッ パカラッ・・・・


リノア「つ、疲れた・・・」ガク

キスティス「何者なの、あの人は・・・」

セルフィ「かっこよかったよぉ~!」

ゼル「マジ殺されると思ったぜ」

アーヴァイン「凛々しい人だったね~」

スコール「~~~~」ヘニャ

アルティミシア(とんでもない先輩だな。いや、後輩か)

スコール「まだ心臓バックバクだわ・・・」ドキドキ

アルティミシア(ある意味斬鉄剣だな。あいつも)

スコール「冷や汗が止まらねえ・・・」ダラダラ

アルティミシア(・・・よっぽど怖かったんだな)

キスティス「さ、帰りましょう。ガーデンへ」


スタスタスタ・・・・


アルティミシア(ところでスコールよ、件の異世界の事だが)

スコール(なんだよ)

アルティミシア(その異世界、銀髪のロングヘアーの男がいなかったか?身の丈ほどあるロングソードを持った・・・)

スコール(・・・いた!)

スコール(えっ何?ババアも知ってるの?)

アルティミシア(さっきの女神だの混沌だので思い出した。私もうろ覚えだが・・・)

アルティミシア(ええと、誰かにいきなり呼ばれた記憶が・・・)

スコール(そうなんだよ・・・なんか女神とか名乗るババアにいきなり拉致されて・・・)

スコール(なんだっけ・・・え~っと、なんかウル○ラマンみたいな名前の奴・・・)

アルティミシア(私もだ。2回くらい変身しそうなドスの聞いた声の・・・)


スコール・アルティミシア(なんだっけ・・・)



セルフィ「何やってんの~、いくよ~!」



スコール・アルティミシア(まぁ、いいか・・・)



【入手】GF オーディン(乱入型)


・バラムガーデン 自室

スコール「めんどくせえ」

アルティミシア(どうしたいきなり!?)

スコール(ついにきちまったよ・・・ガーデン戦)

アルティミシア(いよいよだな)

スコール「あーもうまじやだ~。指揮とかなんとかマジめんどくせえよ~」

アルティミシア(ここが大きな転換点になるのだぞ?後少しじゃないか)

スコール「うう・・・もうセントラに居を構えてセントラガーデンとしてやってこうよ・・・」

アルティミシア(人気ないだろここは)


『スコール君、至急ブリッジに来てください!』


アルティミシア(ほら、来たぞ)

スコール「も~~~~!マジめんどくせえよ~~~~~~~~~~!」

アルティミシア(ディスク2の最後だろ!行けよ!)グイ

スコール「ヤダぁーーーーー!めんどいィ~~~~~~!」ズリズリ


・ブリッジ

ニーダ「見てくれよ、スコール」

スコール「体調悪いんで早退していいですか」

アルティミシア(どこにだよ)


ウイーン カチャ カシャ ジーーーーーーーー・・・・・・・・・・・



【ガルバディアガーデン】



スコール「いるし・・・」

アルティミシア(ついにきたな)

スコール「サ○ビーみたいな色しやがって・・・」

ニーダ「どうなるんだと思う?」

アルティミシア(向こうも気づいてるはずだ)

スコール「メガ粒子砲的なのないの?」

ニーダ「なんだよそれ。ねーよ」

スコール「じゃあ白旗で」

ニーダ「ダメだろそれ!」

アルティミシア(真面目にやれ!)


アルティミシア(戦闘は避けられないぞ。思い出せ、前回のガーデン戦を)

スコール(前回はえ~っと、そうだ。ガ軍のバイク部隊が乗り込んでくるんだ)

スコール(そして一波二波と立て続けに・・・負傷者がいっぱいでて・・・)

アルティミシア(向こうの手の内はわかってるんだ。楽だろ?)

スコール「・・・・」

ニーダ「あれには魔女が乗ってるんだろ?最終決戦か?」

アルティミシア(仲間と一緒に私の元へ乗り込んできただろ。あの闘志を思い出せ)

アルティミシア(お前は指揮官だ。まずみんなに指示を出せ。それが指揮官の役目だ)

アルティミシア(言っておくがここでまたふざけた演説をしてみろ。お前ここから叩き落とすからな)

スコール(なんでお前がそんなに気合い入ってるの・・・)

アルティミシア(イデアが古代人だからだろ!私はお前を無事時間圧縮まで送り届けないといけないんだよ!!)

スコール(あっなるほど)ポン

アルティミシア(ったく・・・ほら、指示を出せよ)


スコール「・・・こちらスコールだ」ザザ


1 自分のこと

2 ガーデンの進路

3 食堂のパンの事

4 セルフィのホームページの事

5 我が名は、ラーサー・ファルナス・ソリドール



安価↓3つ ダブリはノーカン


スコール「・・・我が名は、ラーサー・ファルナス・ソリドール」

アルティミシア(またそれか・・・)

スコール(いいだろ雰囲気出るんだから)

アルティミシア(なりきるのはいいがちゃんとやれよ?)

スコール「以後、艦隊は我が指揮下となる!」

ニーダ「もうなってるよ」

スコール「これが最後の闘いだ!ジャッジ共を殲滅するぞ!」

アルティミシア(・・・伝わるのか?)


スコール「闘いはもう、終わりました・・・」


アルティミシア(オイ!?)

ニーダ「これからだろ!?」


スコール「私たちはもう・・・自由です!」


アルティミシア(この腐れ黒ジャンゴルアァ!真面目にやれと再三に渡って言ったろがぁ!!)ピキピキピキ

スコール「お願いです・・・戦いをやめてください・・・」ヒック


ビッ ガガーーーー ザザ


ニーダ「スコール!ガルバディアガーデンから通信だ!」

スコール「えっ」

アルティミシア(なんだと!?)

ニーダ「繋ぐぞ!」ポチ


『アルケイディア軍ダルマスカ方面第12艦隊旗艦アレキサンダー、艦長のジャッジ・ザルガバースだ』ザザ

『我々はこれより、ラバナスタへのバハムート落下を阻止すべく・・・バハムートへの特攻を敢行する』ザザ


スコール「 の っ て き た ! 」

アルティミシア(アホばかりかガルバディアの連中は・・・)


『このままでは魔法障壁がもたない。そうなればラバナスタは全滅する』ザザ


スコール「破片を撃てとおっしゃるか!?」


『・・・はいはい、命を粗末にするのは流行らないよ~』ザザ


スコール「バルフレア!?一体どこにいるんだ!」

アルティミシア(もう、何やってんだよお前等・・・)


『シュトラールはいい飛空艇だろう?』ザザ


スコール「あなた!あなた一体何をしているのかわかってるの!?」ザザ


『主人公は絶対に・・・しなないの・さっ』ザザ


スコール「お願いバルフレア!はやく・・・バハムートを脱出して!」

ニーダ「・・・いつまで続くのこれ」


『ヴァン シュトラールを預けたぞ。必ず取りに・・・ぬおっ!』ザザ

『イデア!一体何やってるんだよ!!』ザザ


アルティミシア(サイファー!?)


『向こうがラーサーとか言ってくるから・・・』ザザ

『どうせスコールだろ!?あいつはアホだからほっとけよ!相手にするな!』ザザ


スコール「・・・」


『・・・オイ・・・スコール!・・・ザザ・・・これからお前等をぶっ潰してやるからな!覚悟しておけ!』

『ほらイデア!・・・・ピーガガ・・・勝手に司令室に入るな!・・・ザザー・・・俺はガブラスじゃねえよ!』


プツンッ


スコール「 バ ル フ レ ア  ー ー ー ー ー ッ!」

アルティミシア(・・・気が済んだか?)


スコール「応答しろガルバディアガーデン!まだユウナの演説やってねーよ!」ザザ

アルティミシア(もういいだろ!遊びにわざわざ付き合ってくれたんだ!)

アルティミシア(そろそろ本格的に指揮をしろ!向こうも本腰入れてくるぞ!)


ゴゴゴゴゴゴ・・・・


ニーダ「接近してるぞ!スコール、指示を!」

スコール「・・・」

アルティミシア(急げ!)

スコール「えっと・・・」

スコール「これから俺達はガルバディアガーデンとの戦闘に入る・・・」

アルティミシア(やっとか・・・)

スコール「その前に俺の事を知ってもらいたい・・・本当の、俺の事・・・」

全員「・・・・」

スコール「俺、本当はスコールじゃないんだ・・・」

アルティミシア(!?)

スコール「みんな、今までありがとう。それに・・・ごめんなさい」

スコール「俺、スコールにはなりきれませんでした。俺は失敗作だからナンバーがありません」

スコール「シド学園長、ナンバー下さい。ニーダ君、いつか本当のスコール君に会えるとイイですね」

ニーダ「ちょ・・・ええ?」

スコール「セフィロス!?セフィロス!?俺持ってきました!学食のパン持ってきました!」

スコール「どこですセフィロス!?どこですか!?」キョロキョロ

アルティミシア(・・・)

スコール「ザックスーーーー!エアリスが待ってるーーー!忘れないーーーー!」

スコール「あの子!当たり前の空を怖いって言ってたんだぁーーーーー!」

アルティミシア(・・・)

スコール「その翼俺にもくれよ!アーーーーンジーーーーールーーーーーー!!」

アルティミシア(・・・)

スコール「俺・・・英雄になれた・・・かな?」


ビキッ


【サンダラ】


スコール「ぎえええええええええええええええ!!」バリバリバリバリ


アルティミシア(このクソボケがぁァァァァァ!何故真面目にやらないのだ!ええ!?)

アルティミシア(何がアンジールだよこのドアホウ!もういい、お前には任せておけん!私がやるからお前は寝てろ!)

アルティミシア(お前は壊れたリールをガビガビやってろよ!お前は本当に失敗作だよ!!このエセソルジャーが!!)

アルティミシア(死ね!!後輩に夢を託してろ!!)


スコール「 」プシュゥゥゥゥゥ

ここまで


スコール「 」プスプス

ニーダ「お~い・・・生きてるかぁ~?」


スコール「」ムク


ニーダ「おわっ!なんだ無事だったのか」

スコール(アルティミシア)「マイクを・・・」


ザザ


アルティミシア「・・・これは緊急放送だ。よく聞いてくれ」

アルティミシア「これから我々はガルバディアガーデンとの戦闘に入る」

アルティミシア「剣接近戦検定2級以上は駐輪場で、MG検定3級以上は2Fデッキでそれぞれ待機」

アルティミシア「各自ウォームアップを怠らないように」

アルティミシア「やつらはここに乗り込んでくる。侵入ルートは校庭と正門だ」

アルティミシア「よってこれらの守備を固めろ。敵襲に備える」


ざわざわ・・・スコールが真面目に指揮してる・・・ざわざわ・・・珍しい・・・


アルティミシア「第ニ派が過ぎれば次は2Fから乗り込んでくる。最初はバイクで、次はパワードスーツでだ」

アルティミシア「乗り込んでくるのはガーデン生ではないく現役の軍人だ。各自消耗が激しいだろうが、機敏な動きで対応してくれ」

ニーダ「詳しいな!?」

アルティミシア(なんてったって私がやらせたからな)

アルティミシア「出席番号末尾が8の生徒は年少クラスの世話を忘れるな」

アルティミシア「キスティス、ゼル、セルフィ、ブリッジに集合してくれ」

アーヴァイン「おいおい、なんで僕は呼ばれないんだ~!」

アルティミシア(あ、忘れてた)

ウイーーーーン・・・

アーヴァイン「僕だって仲間だろ~?」

アルティミシア「すまん。素で忘れてた」

キスティス「で、私たちはどうすればいいの?」

アルティミシア「わた・・・俺達が手分けして他の生徒の指揮を取る。ゼルが来たら分担を決める」

セルフィ「あ、ゼルはきっと眠ってるんだよ。全然寝てないって言ってたもん」

アルティミシア「叩き起こせ。寝ぼけているようなら少々ひっぱたいてもかまわん」

アルティミシア「各地を回りつつ校庭の様子を見に行く。ついてこい」

セルフィ「あれ、スコールが真面目に指揮してるよ~?」

キスティス「やっぱり、やる時はやるのよ」

アーヴァイン「さっきまでさんざんふざけてたのにね~」

アルティミシア「行くぞ!」


・2F

アルティミシア「カテゴリーは?」

男子生徒「MG検定一級です」

アルティミシア「持ち場はこの先のデッキだ。急げ」

男子生徒「ありがとうございます!」

アルティミシア「君達は?」

女子生徒「ファイア隊レベル1です」

男子生徒「同じくファイア隊レベル1見習いです」

女子生徒「私は救護班A隊です」

アルティミシア「君達はデッキへ。女の子は守備隊だ。下へ」

生徒×3「わかりました!」

アルティミシア「ふう・・・少し厳しいかもな」

キスティス「スコールが・・・真面目に指揮をしているわ・・・」フルフル

セルフィ「せんせーの指導のおかげだね~」

アルティミシア「よし、次は1Fだ」


・1F

わいわい・・・ざわざわ・・・・

アルティミシア「ふむ、こちらの準備は万端だな」

男子生徒「正門前、準備完了です」

アルティミシア「ここは敵の攻撃が厳しいぞ。気張っていけ」

男子生徒「はい!」

アルティミシア「急げよ!みんな!」

男子生徒「スコールのくせに頼もしいな」ボソ


・校庭

アルティミシア(あっ)

ゼル「みんないいか!」

ゼル「この戦いが最後だぜ!何が何でも勝利だぜ!」

アルティミシア「なんだ、ちゃんと起きてるじゃないか」

セルフィ「張りきってるね~」

キスティス「ゼルもSeedだからね」

アルティミシア「敵の侵入が最も激しいのはここだ。侵入手段は先ほど述べた通り、バイクでの強行突破だ」

アルティミシア「だが臆する事はない。我々には魔法、GF,Seed、そしてガーデンの結束がある」

アルティミシア「ガルバディア軍、おそるるに足らず。バラムの力、見せてやれ!」バッ!


全員「 オ オ ッ ! 」


キスティス「う、うまい・・・」

セルフィ「別人みたい~」

アルティミシア(別人なんだよ)


ゼル「おうスコール!ここは任せてくれ!」

アルティミシア「お前が入れば安心だな」

ゼル「へへ、俺も一応Seedだからよぉ」

アルティミシア「その意気だ。派手に暴れてやれ」

ゼル「よっしゃ!」

アルティミシア(スコールならどうしただろう・・・どうせ敵のバイクを奪ってバイク戦とかやり出すんだろうな・・・)

ゼル「あのよぉ」

アルティミシア「ん?」

ゼル「お前、指輪してたよな?それ、俺にくれ。いや、貸してくれるだけでイイ」

アルティミシア「なぜだ」

ゼル「理由は言えねえ」

アルティミシア(・・・まぁいいか。こいつもゼルのTボードを勝手に売り払ったしな)

アルティミシア「ほら、やるよ」チャリ

ゼル「え!?いやいや、貸してくれるだけでいいんだけど!」

アルティミシア「いいよもう。受け取れ」

ゼル「やったーーー!気前いいなお前!」

アルティミシア「金に困ったらそれ売ってもいいぞ」

ゼル「え、それはしねえよ」

アルティミシア「構わん。まぁ、大事に使えよ」

ゼル「感謝するぜ、スコール!」

ゼル「おっし!俺にここは任せろ!」

アルティミシア「・・・所でリノアはどこだ」


『スコール!ブリッジに戻ってきてくれ!』


アルティミシア「きたか」


・ブリッジ

ニーダ「見ろ!」


ゴォォォォォォォォ・・・・・・・・・


サイファー「・・・・」


ニーダ「向こうはサイファーが指揮してるぞ!やつら、正面から来る気だ!」

アルティミシア「サイファーの考えそうな事だな。あいつは突撃しか能がないアホウだ」

アルティミシア「どうせ空いている場所から片っ端に突っ込んでくるんだろう。アホの考えそうな事だ」

ニーダ「さすがライバル、詳しいな!」

アルティミシア「ライバルと言うか、元飼い主としてだな」

ニーダ「か、飼い主?」

アルティミシア「ふん、アホが。いいだろう受けて立ってやる」

アルティミシア「身も心もズタボロになるまで完封してやる」

アルティミシア「このまま進め!」


・ガルバディアガーデン


サイファー「・・・」


ブオンブオンブオン・・・・・・


サイファー「・・・」

サイファー「・・・GO!」


ブォォォォォォォォォォン!!



キュルルルルル!キョカカカカカ!


ブォンッ!




・ブリッジ

アルティミシア「今だ!全力後退!」

ニーダ「退くのか!?」

アルティミシア「いいんだよ。やれ」

ニーダ「全力後退~~~~~!」グググ


バイク兵「・・・!?」


ゴゴゴゴゴ・・・


バイク兵「ちょ、後退してる!?」

バイク兵「だめだ届かない!うわぁぁぁぁぁぁ!」


ブオォォォンン! ヒュゥゥーーーーーーー・・・・・


サイファ「なにぃぃぃ~~~~~~!」ガビーン



ニーダ「お、落ちてった・・・」

アルティミシア「今ので何割か減ったな」

キスティス「動きを知り尽くしてる・・・」

アルティミシア「しかし無事届いたのも何名かいるだろう。そこは守備隊に任せる」

アルティミシア「さて、第一波は以上だ。次は全速全身。向こうに近づけ」

ニーダ「了解!全速全身~~!」グググ


アルティミシア「さて、次は正面だな」

アルティミシア「敵は周囲を迂回。その後に正門から突撃してくる」

アルティミシア「これは我々が何とかしよう。お前は敵の動きを見張っていろ」

アルティミシア「そして私が合図したらもう一度全速全身だ。いいな?」

ニーダ「了解!」

アルティミシア「行こうか」

セルフィ「は~い!」

キスティス「急ぎましょ!」


・1F 正門


ゴゴゴゴゴゴ・・・グオッ!


シュウ「敵旋回!」

アルティミシア「やはりな」

キスティス「突っ込んでくるわよ!」

アルティミシア「問題ない。予想の範囲内だ」

アルティミシア「守備隊、前へ!」


ザッ


アルティミシア「合図はわた・・・俺が出す。構え!」


バッ


グォォォォォォォッ!


セルフィ「突っ込んでくるよ~!」

アルティミシア「今だ!てぇーーー!」


【エアロ】×人数分


ブォォォォォォォォォォォォ!!


ガ兵「突風だーーーーー!」

ガ兵「ダメだ!風圧で近寄れません!」

サイファー「ええい!気合いだ!出力を上げろ!」


アルティミシア「アホが。体当たり仕返してやる」

アルティミシア「ニーダ!」


ニーダ「おりゃーーーー!」グググ


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


ガ兵「うわわわわ!バラムガーデンが突っ込んでくる!」

ガ兵「ひぃぃぃ~~~~~~!」ダッ

サイファー「おい待て!逃げるな!オイ!!」


サイファー「!?」グワ


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・


ズドォォォォォォォォン!! グラグラグラグラ!


サイファー「ぎにゃあああああ!」


アルティミシア「頭を使えよ。単細胞」トントン


アルティミシア「つまらん。サイファーが相手では本当につまらん」


おりゃーーーー!とぉーーーー!くらえーーーーーー!


ガ兵「ぐあああああああ!」


アルティミシア「分断が効いたな。完全にこちらが押している・・・」チラ

シュウ「スコール、やるじゃない!」

アルティミシア「ふん、このわた・・・俺を誰だと思っている」

ゼル「大変だァーーーーーッ!」ダッ

アルティミシア「ん?」

ゼル「スコール!リノアが!リノアが!」

アルティミシア「リノア!?いたのか!」

ゼル「私も戦うって参加したんだ!でもよぉ・・・」

アーヴァイン「地割れに巻き込まれて落ちちゃいそうなんだよ~!」

アルティミシア「く、しまった・・・あいつを忘れていた・・・」

アーヴァイン「かなりまずいぜ~!」


ニーダ「スコール聞こえるか!教室が襲われている!」

ニーダ「あそこは年少クラスがいるんだ。はやくなんとかしてやらないと!」


アルティミシア「くそっ・・・いつの間に・・・」


(う、う~ん)


アルティミシア「ハッ!まずいッ!」


ガチャンッ


スコール「あててて・・・ここ、どこだ?」

ズドォォォォンン! グラグラグラ・・・

スコール「おわったぁ!な、なんだぁ!?」コケ

スコール「あれ?ガルバディアガーデン・・・もうガーデン戦始まってんの!?」

ゼル「スコール!リノアが!」

スコール「えっ」

アーヴァイン「冷たいぜ、スコール!」

スコール「・・・」ポン

【状況把握】

スコール「 千 載 一 遇 の チ ャ ン ス ! 」

スコール「オラァァァァァァァ!待ってろリノアァァァァァ!!」ドタタタタタタ

シュウ「ちょっとスコール!どこへ!?」

キスティス「指揮がまだ残ってるわよ!」

スコール「キエエエエエエエエエ!!」ダダダダダダ

アルティミシア(くそ、折角善戦していたのに・・・)


・校庭

リノア「スコールおっそいなぁ・・・」プラプラ


キエエエエエエエエエエエエ!


リノア「お、キタキタ」

スコール「リノアァァァァ!」バッ!

リノア「えっ!?」

スコール「 死 に 晒 せ ! 」

【ブレイバー】

アルティミシア(バカ!こんな所で大ジャンプをしたら・・・)

リノア「・・・アフォ?」

ヒョイ

スコール「うわあああああああああああ!」ガラガラガラ

リノア「・・・自殺しに来たの?」

スコール「た、助けてくれぇーーーーーーーッ!」プラプラ

リノア「人の技パクるからだよw」

スコール「バカヤローーーー!リノアッ!CMに採用されたこの大技を躱すなんて!」

リノア「はいはいあの二人に出会わなければ運命は変わっていた」

リノア「よっこらせっと」グイ

スコール「てめえ!やっぱり自力で上がれるんじゃあねえか!」

リノア「スコール、あの時アタシを見捨てたよねw」

スコール「うるせえええええ!年少クラスの救助でてんやわんやだったんだよ!」

スコール「なんだかんだで助けに来たろうがッ!根に持ってんじゃねえ!」

リノア「別に根に持ってないけどさぁ・・・まぁ、同じ気持ちは味わって欲しいよね」

アルティミシア(ハッ!スコール、後ろ!)

スコール「!?」


ズドォォォォォン! グラグラグラ!


スコール「おあああああああ!」ガラガラガラ

リノア「どお?超こわいっしょw」

スコール「見てねえで助けろよ!飛べ!白マテリア使え!」

リノア「ないよそんなのw」

アルティミシア(バカヤロウ・・・肝心な時に起きやがって・・・)


リノア「あーあー、こちらスコール、ニーダ聞こえるか」ザザ


スコール「!?」


リノア「ガーデンはこれより全速全身、ガルバディアガーデンに何度も体当たりだ」ザザ


アルティミシア(そんな事したら・・・!)


リノア「そうだ、相手が落ちるまで何度もだ」ザザ

リノア「決して特攻の手を緩めるな。いいな?」ザザ

スコール「てめええええ!器用に人の声色使ってんじゃねえぞォ!怪盗○ッドかお前は!」

リノア「結構めちゃくちゃ言ってるのにすんなり信じてくれて意外」

アルティミシア(私が戦果を挙げたから・・・くそっ!)

リノア「あ、後ろ」

スコール「!?」


ズドォォォォォン! グラグラグラ!


スコール「ひいいいいいいいいい!」ガシィ!

リノア「ほら、速く登ってこないと」

ゴゴゴゴ・・・・

スコール「せめてガーデン止めろよ!登るに登れないだろうが!」

リノア「はいはいあんよがじょうず~」パシパシ

スコール「キィィィィィ~~~~~!」ピキピキ

リノア「アンジール呼べば?w」

スコール「うるせえ黙ってろこのガーネット・コピーが!!」

リノア「それはアタシが先じゃ~ん」ムク

アルティミシア(ハッ!スコールまた!)


ゴゴゴゴゴゴ!


スコール「ひぃぃぃぃ~~~~!もう一発きたらやべえだろ!」

スコール「もう持たねえよ!俺じゃなくて取っ手が!」

リノア「スコールさぁ、大体想像付くと思うけど」

リノア「そろそろアタシ、先生の所に帰るね」

スコール「!?」

リノア「ティンバーの作戦の時みたいに、接近したところをピョーンって」

リノア「できたらいいな?みたいな?」

スコール「できるかボケ!落ちろ!星の中心まで落ちろ!」

リノア「あーそうそう、これありがとね」チャリ

スコール「あーーーーーーッ!」

【指輪】

スコール「俺の指輪!なんでお前が持ってるんだよ!?」

アルティミシア(・・・)

リノア「ゼルに貰ったの。ゼルはスコールに頼んだらくれたって言ってたけど」

スコール「んなもんやった覚えねえよ!いつの間に・・・ハッ!」

アルティミシア(・・・・)ドキドキ

スコール「 バ バ ァ お ま え か ! 」

アルティミシア(ジェネシスってアリスマゼルっぽいよな)

スコール「 ご ま か す な ! 」 


アルティミシア(ええいうるさいな!いいだろ指輪くらい!)

アルティミシア(お前が勝手に売り払ったTボードを弁償したと思えばいいだろが!)

スコール「ざっけんなボケェェェェ!あの指輪はお気に入りなんだよ!!」

スコール「せめてほかの物にしろよ!モルボルの触手とかクモの糸とか!」

アルティミシア(誰がそんな物貰って喜ぶのだ!じゃあお前もゼルになにか貰えばいいだろ!)

スコール「あいつは格闘バカだからサンドバッグとかそんなんしかねえだろがァァァァ!」

リノア「お二人さん、お二人さん」

リノア「仲良く喧嘩するのもいいけど、そろそろ登る事を考えたほうがよろしいんじゃなくて?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!


スコール「ハッ!そうだねーやん!助けてねーやん!」サッ

【フラグメント】

リノア「それ、どうやって使うの?」

スコール「・・・」

スコール「 ど う や っ て 使 う の ! ? 」

アルティミシア(そもそも使用アイテムなのか!?)

スコール「クリスタル的な物じゃねえのかよ!真の姿を現すとかそんな感じの!」

リノア「とりまそろそろ行くわ」

スコール「あ!待てリノア!待てよ!せめてロープ的なものを・・・」


リノア「あうう~セフィロスが呼んでる~」スタスタスタ


スコール「までやァァァァーー!リノアァァァァァーーーーッ!!」


アルティミシア(スコーーーーール!後ろォーーーーーーーーーーー!!)


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!


キュラキュラキュラキュラキュラキュラ・・・・


グォォォォォォォォォォォ!!




スコール「ア”ア”ア”ア”ア”ア”------ッ!」






ド ゴ ォ ッ !

正直になる前は(震え声


・バラムガーデン1F廊下

リノア「さーてと」ウーン


ブオンブオンブオン!

チュドォォォォン! ドガァァァァン!

キンッ キンッ キンッ  ボワァッ!


うわーーーーーーー!きゃーーーーー!止めろーーーーー!


ドゴォォォォォォォ! グラグラグラグラグラ・・・・・


リノア「おーおー、戦闘が激化してますな」


ブオォン!


リノア「きゃっ!」ブワ

バイク兵「ここにもいたか!」キキィ

リノア「すいませーん!アタシ部外者なんで通してくださーい!」

バイク兵「こいつも仕留める!」ブオン

リノア「・・・話聞けよ」


【メルトダウン】


バイク兵「ぐぎゃあああああああああああ!」ボォン

リノア「エンカウント率高いなぁ・・・とりあえず上に避難かな」


チュドォォォォン! ドガァァァァン! ブオンブオンブオン!



・2F

リノア「うっわぁ~・・・」

男子生徒「うう・・・俺達のガーデンをめちゃくちゃにしやがって・・・」

女子生徒「いたいよぉ・・・」

リノア「なーむー」チーン


ドゴォォォォォォォ! グラグラグラグラグラ・・・・・


リノア「ん~・・・デッキから飛び乗るかな」

女子生徒「あ、あのっ!」


リノア「ん?」

女子生徒「マークが!あの子がいないの。お願い、探してきて!」

リノア「マークってどんなヤツだっけ」

女子生徒「金髪の年少の子よ!さっきの強襲ではぐれてしまって・・・」

リノア「ああ、あのじたんだが似合う子w」

女子生徒「お願い、探してきて!」

リノア「おまかせあれー!」グッ

リノア(スルーに決まってるだろそんなもん・・・)


ドォォォォォン! ボォォォォォォン! ゴォォォォォン!


・2F デッキ前

マーク「うわーーーーーーん!」ジタバタ

リノア「いるし・・・」

マーク「ピギーーーーーーーーッ!」ジタバタ

リノア「ハァ・・・まあいいか」

リノア「僕、君がマークかな?」

マーク「・・・うん」

リノア「君、マークって言うよりマル○ォイっぽいねw」

マーク「・・・」

リノア「さっきあそこにおねーさんが探してたから。いっといで」

マーク「・・・うん」

リノア「グリフィンドール!」グッ!

タタタタタタタ・・・・・

リノア「・・・さーて、次の接近で飛び乗るかな」


ザザ・・・


リノア「ん?」


『・・・・こちらはスコールだ』


リノア「!?」


『・・・みんな、けがの具合はどうだ?戦いに疲れて立っているのも辛いかもしれないな・・・』

『・・・・でも、聞いてくれ。勝利のチャンスのために力を貸してくれ』


リノア「ど、どうやって生き残ったの?」


『俺達はこれから最後の闘いに向かう。敵の攻撃部隊がやってくる前にこっちから敵陣に乗り込む』

『その為に、このガーデンを向こうにぶつける事にしたんだ』


リノア「それアタシの指示じゃん」


『でかい衝撃に耐えられる準備しといてくれ。まわりに年少クラスの子がいたらよろしく頼む』

『道が開いたらアーヴァイン、キスティス、ゼル、セルフィが先発隊として行動する』

『まだ力の残っている生徒は先発隊をサポートして欲しい』


リノア「あ、やっぱくるわけ?」



『Seedは魔女を倒す為に作られたそうだ。ガーデンはSeedを育てる為に作られた』

『だから、これはガーデンの本当の闘いなんだ』


リノア「・・・」


『キツくて、いやになるような戦いだ。・・・でも後悔はしたくない』

『みんなにも悔いを残して欲しくはない』

『だから、みんなの残っている力全部わた・・・俺に貸してくれ!』


リノア「・・・」


『みんな!オラに元気をわけ・・・もがっ!』


リノア「やっぱりおばさんじゃん・・・」

リノア「ていうかどっから放送してんの?サンドイッチにされた癖に」


『・・・エンファース パセリー エブラーナ パシリー』


リノア「!?」


『エンファース パセリー エブラーナ パシリー』


リノア「ど、どこから・・・」キョロキョロ


『ソーシマリース エンギワリーッス・・・』

『ソーシマリース エンギワリーッス・・・』



 ド ゴ ォ ッ !



スコール「 セ フ ィ ロ ス ! 」


リノア「そ、そうきたか・・・」タラ


キュラキュラキュラキュラ・・・


スコール「ハッハッハーーー!見つけたぞジェノバ!」

リノア「誰がジェノバよ」

アルティミシア(ほんとタイミングよく来てくれた・・・)

ガ兵「・・・・」ボロ


【パワードスーツ(緑)】


リノア「え、じゃあミニゲームやるのアタシ?」

スコール「おいガ兵!あいつだ!あいつがバラム影の支配者だ!」ガシ

ガ兵「絶対関係ないと思うんすけど・・・」

スコール「そういう作戦なんだよ!ほら、行けよ!俺が協力してやるから!」

スコール「あいつを落とせばバラムガーデンは陥落したも同然だ!行け!」

ガ兵「あんたバラムの大将でしょ!?」

リノア「ヤバ~・・・」ス


スコール「チェストーーーー!」グオ!

リノア「キャーーーーーーーーーーー!」ドカ


スコール「ち、避けたか・・・」キュラキュラキュラ

リノア「ど、どうしよう・・・・」


1 辺りを見渡す

2 さっきの女子に助けを求める

3 罵倒してみる


安価↓

ここまで。安価見てから続き書く

3しか選ばないし、選べないし、それ以外は選ぶ気もない(キリッ


リノア「・・・え~いこの卑怯者!素手で戦え~!」

スコール「・・・」キュラキュラキュラ

リノア「ダークマター黒ジャン!全身黒で固めて何気取り!?犯人なの!?」

スコール「・・・」キュラキュラキュラ

リノア「あんたは赤いマント羽織って棺桶で眠ってるのがお似合いよ!50年くらい!」

リノア「女子のパンツばっか覗こうとして、この変態!そんなに好きなら自分で買って自分で履きなさいよ!」

リノア「ライブラ縦回転はできないって何回言ったらわかんだコノヤロー!」


スコール「・・・キエエエエエエエエエエエエエエ!!」


ドゴォッ!


リノア「キャーーーーーーーー!」


スコール「うるせーこのやろォーーー!お前にパンツの浪漫がわかってたまるかぁ!!」

スコール「死に晒せ!!」


ドゴォッ! ドゴォッ! ドゴォッ!


ガ兵「ちょ、やめてください壊れるっす!」

スコール「死ねェーーーーーーー!」


ドゴォッ! ドゴォッ! ドゴォッ!


リノア「おわっ!たっ!とっ!ほぉっ!」スカスカ

アルティミシア(器用に避けるな)

リノア「「え~ちょっと待ってえ!スコール前回どうやって逃げたの!?」

スコール「・・・年少クラス担当の女子に助けを求めた」

リノア「ハッさっきの子!・・・お~い!さっきの女し(ry


スコール「スキありゃあああああああああああああ!」グオッ


ドゴォッ!


リノア「キャーーーーー!ウソ教えてんじゃないわよ!!」

スコール「ドララララララーーーーーッ!」


ドゴォッ! ドゴォッ! ドゴォッ!


リノア「くぅッ!マジどうすればいいの・・・」

スコール「後少しァ!」グオッ

リノア「・・・ハッ!」


【非常用スイッチ】


リノア「・・・」ス

スコール「死に晒せリノアァーーーーーーーーーーーー!」グオオオ!

リノア「きやがれダークファーコート!」


パチ


ガクンッ


スコール「!?」


ブオオオオオオオオオオオッ!


リノア「やっぱり!これが正解だったんだ!」

スコール「おあああああああああああ!」

ガ兵「うああああああああああああ!」


バサッ バサッ バサッ ゴロゴロゴロ・・・・・


バッ!



・空中

リノア「あ、あっぶな~い」

スコール「ぐぎ・・・この野郎どうしても直接落とされたいようだな・・・」

リノア「えっ」

スコール「見よ!」


○パンチ ×キック □ガード


リノア「・・・マジ?」

スコール「ガ兵行くぞ!二人であいつをここから叩き落とすぞ!」

ガ兵「あんたも敵ですからね!?」

スコール「キエエエエエエエエエエエエエ!!」


【スコール】■■■■■■

【リノア】 ■■■■■■■■■■■■

【ガ兵】  ■■■


スコール「ハイヤァァァァァ!」○○×○×

リノア「キャーーーーー!」□

アルティミシア(うわっ!オイ、下!)


ブオンブオンブオン!

チュドォォォォン! ドガァァァァン!

キンッ キンッ キンッ  ボワァッ!

ワーーーーーーー!! ウオーーーーーーーーーー!!



アルティミシア(ものすごい大乱闘じゃないか・・・)

リノア「これ何無双?」

スコール「よそ見してんじゃねえ!」

リノア「ッ!」


△ 必殺拳


リノア「キャーーー!」 ■■■■■■■■■□□□

スコール「おっしゃ入ったぁ!」

リノア「何それ!?そんなコマンドなかったじゃん!」

スコール「ハッハッハ!隠しコマンドだバカヤロウ!!」

リノア「ずる~い!」

ガ兵(完全に蚊帳の外だ・・・)

スコール「ここで終わらせてくれるわ!食らえぇッ!」


○××○○×○××○×××


リノア「うう・・・ちょっと厳しいかも・・・」□

アルティミシア(押している・・・)

スコール「ミニゲーム初体験のお前にはわかるまい!この戦いのコツが!」

リノア「何よコツって!」

スコール「・・・パンチは隙が小さく相手の攻撃を中断しやすいぞ」

リノア「えっまじ?てぇ~い!」○

スコール「 逆 だ バ カ ! 」×

リノア「ぐへえっ!?」■■■■■■■■□□□□

スコール「ガ兵!お前も攻撃しろよ!」

ガ兵「・・・あんた卑怯すぎっすよ」


リノア「あたたたた・・・」

スコール「ハッハッハ!リノアァ!いいのか悠長にしてて!」

スコール「このイベントは時間制限付きだ!あそこを見ろ!」


ゴゴゴゴゴゴ・・・グワングワングワン


リノア「うわっ!ガーデンのリングが!」

スコール「あそこに流れるまでどちらかが倒れなければ、仲良く3人共オジャンだ!」

スコール「いいのかそれで!?ええ!?」

リノア「・・・マジ大ピンチじゃん」

ガ兵「うわわわわ~~~!じゃあ速く倒してくださいよぉ!」

スコール「任せろ!俺はこのアクションを知り尽くしている!」

スコール「このアマに万が一の勝ち目はナァァァァイ!」ビシッ

リノア「はぁ・・・わかった。ちょっと本気だす」

スコール「今更もう遅いわ!ちぇええええええええええ!!」○


ガキィン!


スコール「・・・いでぇぇぇーーーー!拳が、俺の拳が・・・」ジンジン

アルティミシア(ハッ!あれは!)

リノア「・・・」ニヤ


【アースウォール】


スコール「ノーグの時のマドハンド!」

リノア「剣なしでこの鉄壁の防御が破れるかな?」

スコール「ち、ちくしょー・・・!」ヒリヒリ

リノア「え~っと・・・キックの方が動作が速いんだっけ?」

スコール「ヤバイ!緊急ガード!」ガシ

リノア「おりゃ~!」×


バキ!


ガ兵「ぐへあッ!」■■□

スコール「鉄壁のガードならこっちにもあるぞ!この野郎!」

リノア「・・・鉄壁ではないと思うんだけど」


スコール「ちええええええええ!」○○×○××

リノア「おりゃおおりゃおりゃおりゃお~~~~~!」××○×○○


ガキン!ガキン!ガキン!

バキ! バキ! バキ!


ガ兵「へぶぅ!のぶぁ!オニオンナイッ!」□□□

ガ兵「うう・・・デリングシティに帰りたい・・・」ズル

スコール「落ちるな!回復!」ケアル

ガ兵「まだやるの!?」■■■

リノア「う~ん・・・お互い決め手がないね」

スコール「クックック・・・本当にそう思うか・・・」

リノア「え!?」

スコール「ガルバディア兵よ、お前にGFの真の力を教えてやる・・・」

ガ兵「GF・・・?」

スコール「受け取れ!」ガチャン


【サボテンダー】→ガルバディア兵


ガ兵「これがGF・・・なんか、変な感覚っすね」

リノア「な、何を?」

スコール「そろそろタイムミリットだ!グランドフィナーレにしてやる!」

スコール「そして俺は晴れて、セルフィたんルートへと突き進むのだ!」ハッハッハ

リノア「なんかヤバイ!ゴーレム!」ギュ

スコール「そのGF、これも防げるかな!?」

アルティミシア(お前、まさか・・・)


スコール「ふん!」ガシ

ガ兵「いででででで!頭掴まないで!」


スコール「コォォォォォ・・・・」グググ


リノア「!?」



スコール「 逝 っ て こ い ッ ! 」



ガ兵「!?」




【じばく】





ガ兵「ギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」

ガ兵哀れすぎだろww

ガ兵「ギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」


ボンッ ボボボッ カンッ 


ヒュゥゥゥゥゥーーーーーーーーーー・・・・・・・・・・


ズドォォォォン!



モクモクモクモク・・・・・・・




リノア「 」(戦闘不能)



タッタッタッタッタ!


アンジェロ「わん!」



【アンジェロリバース】



リノア「ハッ!」


アンジェロ「ハッハッハ・・・・」

リノア「アンジェロ・・・ありがとう」ヨシヨシ

アンジェロ「くぅ~ん」ハッハッハ

リノア「それにしても・・・危なかったぁ」

リノア「まさかあそこまでやるなんて・・・つう!いたたたたた」ズキ

リノア「ほんと、無茶苦茶だわ。あの黒ジャン」


ヒュゥゥーーーーー・・・・


リノア「ん?」


チュドォォォォォォォォン! ドゴォォォォォ!


パラパラパラ・・・


リノア「さっきのパワードスーツ・・・?」


リノア「 ゲ ッ ! 」


モクモクモクモク・・・ブワッ



スコール「リ~ノ~ア~・・・」ユラ


リノア「い、生きてたんだ」

スコール「・・・」

アルティミシア(ここは・・・うわっ!)


チュドォォォォォン!ドガァァァァァ!


ワーーーーーーーー!! キャーーーーーーーー!!


ガキンガキンガキンッ キンキンッ ボォン!


ワーーーーーワーーーーー・・・・


リノア「両陣営の激戦区、だね・・・」


ボァンッ! ゴォォォォォ!


アルティミシア(危ないな!ファイアが飛んできたぞ)

スコール「・・・」ボォォ

リノア「あのースコールさん、ニブルヘイム見たいになっちゃってますけど」

スコール「・・・」ユラァ

リノア「・・・おハロー」ヒラヒラ

スコール「・・・」


ジャキ


スコール「リノアァァァァ!」バッ!

リノア「うげっ!やっぱり来た!」


スコール「シャアアアアアアアアアアアアア!!」ダダダダダダ


リノア「や、ヤバ~!とんずらっ!」ダッ!


スコール「までゴルァァァァァァ!!」


ダダダダダッ!!


・激戦区

リノア「ひぃぃぃ~~~~~!」

スコール「までやァァァァァリノアァァァァァァ!」


生徒「おりゃー!うわっとぉ!」ドサ

生徒「くっそー!ガルバディア軍め!・・・うわっ!」


リノア「うわったっとぉ!」ピョンッ

リノア「ごめんね!今急いでるから!」ダッ


生徒「・・・リノア?」


キエエエエエエエエエエエエ!


生徒「おわっ!」

スコール「 邪 魔 だ !」


【ラフティバイト】


生徒「うっぎえええええええええ!」

アルティミシア(今の味方だぞ!?)

スコール「逃がすかァァァァァァ!までええええええええええ!」ダダダダダ


ダダダダダダダッ!


ヒュゥゥゥゥゥン ボガァァァァァン!


リノア「うわっとぉ!せ、戦闘が激しすぎるっ!」

リノア「げっ!」


スコール「シャラッ!」ペカー


【果てしなき暴走】


グラシャラボラス「グオオオオオオオオオ!」


リノア「そこまでやる!?」


グラシャラボラス「 」シュポポポポポーーー!


リノア「ひぃぃぃぃ~~~~~~!」ダッ!


シュッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴ!!


リノア「魔列車みたいになってる~~~~~~~~~!」


ダダダダダダダダッ!


グラシャラボラス「オオオオオオ・・・・・」シュゴゴゴゴゴゴ!


リノア「ひ、轢かれるっ!」

リノア「くっそ~!かくなる上は!」


ピィーーーーー!


リノア「アンジェロッ!」

アンジェロ「ガウッ!」ズザ

リノア「ちょっと重いけど、なんとか耐えてねっ!」ズシ

アンジェロ「アオーーーン!」

リノア「いっけーーー!全力疾走!!」


ダダダダダダダダ!!


グラシャラボラス「オオオオオオ・・・・!」シュゴゴゴゴゴゴ!


リノア「がんばって!追いつかれたら終わりだよ!」

アンジェロ「ハッハッハッハッハッハッハッ・・・・・」


シュゴゴゴゴゴゴ・・・・・・


オオオオオオオ・・・・・



リノア「なんとか逃げ切った・・・かな?」


チュドォォォォンン!!


リノア「うわっ!またなんか飛んできた!」

リノア「アンジェロ~!ここは危険よ!はやくガルバディアガーデンまで突っ切っちゃって!」

アンジェロ「ガウッ!」


モワモワモワモワ・・・


ブォォォォン!


リノア「ん、バイクの音・・・」


ブワッ!


リノア「!!」


スコール「ヒャッハーーーーーーーーー!ついに追いついたぜリノアァァァ!」


【バイク(ガルバディア軍用)】


リノア「スコール!?何そのバイク!」

アルティミシア(やると思ったよ・・・)

スコール「覚悟はいいか・・・」ジャキ

リノア「それって・・・」


□ 左を攻撃 ○ 右を攻撃


リノア「ミッドガルじゃん!」

スコール「オラオラオラーーーー!俺にとって戦場はゴールド・ソーサーだぜぇぇ!」

リノア「ひぃぃぃぃ~~~!」


ダダダダダダダダッ!


ブオンブオンブォォォォォォォォン!!


リノア「アンジェロ~~~~!」


スコール「シャラッ!」○

リノア「おわっったぁ!」スカ


ブルゥゥン!


リノア「回り込んだわよ!」

スコール「こっちだボケェ!」□

リノア「ひいっ!」スカ

スコール「野郎!器用に避けやがって!」

アルティミシア(リノアが珍しく防戦一方だな・・・)

リノア「アンジェロ!直線はダメ!」

リノア「戦場を突っ切るわよ!行け!」

ダッ!


ワーーーーーー!! キャーーーーーーーー!!

ガキンガキンガキンッ キンキンッ ボォン!


スコール「逃がすか!までやァァァァァ!!」キキィーーーーー!!


ブォォォォォォォォォン!!


ガキンガキンガキンッ キンキンッ ボォン!


リノア「ハイヤ~!」バシッ


うわっ!なんだ!?犬!?


リノア「ごめんねちょっと通してね~~!」


シュタッ! タタタッ! シュタシュタッ!


ブ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 


うわーーーーーー!バイクが突っ込んできたァーーーーー!



スコール「どけゴルァァァァァ!」ジャキ!


○□○□○○□○□○○○□□・・・・


全員「うっぎえーーーーーーーーーーーー!」



スコール「オラオラオラーーーーーッ!斬られたくなければ道を譲れェーーーー!」

アルティミシア(戦局を混乱させるなよ・・・)


シュタッ! タタタッ! シュタシュタッ!

ブ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !

○□○□○○□○□○○○□□・・・・


リノア「もう・・・無差別に振り回して・・・」

スコール「うっがーーーーーーーーーーッ!」ピキピキピキ


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・


リノア「アンジェロ!ガーデンの入口が見えた!」

リノア「もう少しよ!がんばって!」

スコール「地獄の入口に変えてくれるわ!!」グイ


ブ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !


ダダダダダダダダダッッ!!


リノア「~~~~~~!」ダダダダダッ

スコール「キエエエエエエエエエエ!!」ブンブン


アルティミシア(これは・・・追いつけるかもしれんぞ!?)

スコール「元よりここで逃がすつもりはない!」

スコール「リノア覚悟ォーーーーーーーーーーー!!」ジャキ

リノア「くっそ~、あとちょっとなのに・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・


ニーダ「みんな!これよりガーデンを突撃させる!衝撃に備えてくれ!!」ザザ


スコール「なにぃ!?」

アルティミシア(そうか!ゼル達がこっちに乗り込んでくるんだ!)

リノア「それアタシらもヤバイんですけど!?」


スコール「・・・だったらぶつかる前に仕留めりゃいいだろがぁ~~~~~!」

リノア「しつこ・・・アタシが何やっても無関心だったくせにこういう時だけ・・・」


スコール「セルフィルートは命がけだぜ!」



ブ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !


ダダダダダダダダダッッ!!



リノア「アンジェロ・・・あそこまで飛ぶよ!」グッ

スコール「待てェーーーーーーーーーーー!」

リノア「せ~~の!」


グォッ!



アルティミシア(飛んだ!)

スコール「俺も続くぞ!ババア!」グワァン!

アルティミシア(どうやって飛ぶんだよ!?)

スコール「ガ軍がやったのと同じ事をすればいいだろが!」

アルティミシア(ジャンプ台なんてないだろ!?)

スコール「そこでこいつだ!」ペカー


【ダイアモンドダスト】


カキーーーーーン!! パキパキパキ・・・


アルティミシア(氷のジャンプ台・・・考えたな!)

スコール「オルァァァァ!」ブォォン!


ゴゴゴゴゴゴ・・・ ドォォォン!!


スコール「!?」グラグラ

アルティミシア(特攻が始まったか・・・!)

スコール「ちょ、待ってババア!今ので滑った!ハンドルが効かない!」

アルティミシア(・・・ええっ!)


キュルルルルル!


スコール「いやちょまじでw氷だから余計に!」キュルキュル

アルティミシア(なんとか立て直せよ!?ここで転んだら・・・)

スコール「特攻止めさせろ!揺れて操作しにくいんだよ!」

アルティミシア(どうやってだよ!特攻すると言ったのはお前だろ!?)

スコール「それはお前が勝手に言いだしただけだろがぁーーーーーーーーッ!」


ツルッ


スコール・アルティミシア「!?」


ズザザザザザーーーーーーーー!!


スコール「ひあああああああ!擦れる!俺のジャンパーが擦れりゅぅぅぅぅ!」

アルティミシア(スピードが減らん!氷だからか・・・)


ズリュリュリュリュリュ!!


アルティミシア(うわっ!オイ!先端が途切れてるぞ!)

スコール「この体制でジャンプしたらやべえだろォーーーーーーーーー!!」


フワッ


スコール・アルティミシア「アアアアアアーーーーーーーーーーーー!!」


【ガルバディアガーデン潜入成功】


・ガルバディアガーデン 裏口

ゼル「うぉーっし!敵陣に乗り込んだぞ!」

キスティス「さあ覚悟はいいわね?」

セルフィ「みんながんばろ~!」


ーーーーーーーぁぁぁぁぁ


アーヴァイン「ん?何か聞こえない~?」


ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・



ああああああああああああああああああ!!


全員「!?」


チュドォォォォォンン!! ガラガラガラ・・・・


スコール「お、おお・・・」ピクピク


全員「スコール!?」


スコール「だ、誰かケアルガ的な物かけて・・・」

アルティミシア(またこののパターンか・・・)


【ケアルガ】


スコール「あてて・・・」ムク

キスティス「一体いつの間に・・・」

ゼル「毎回どっかから飛んでくるなお前」

スコール「くっそ、リノアが・・・」

セルフィ「そういえばリノアどうなったの~!」

スコール「逃げられた・・・ここに」

ゼル「リノアここにいんのかよ!」

キスティス「はやく助けないと!」

スコール「いや殺しに来たんだけど」

セルフィ「いっそげ~!」

スコール「あ、おいちょお待って・・・」

アルティミシア(スコール、そいつも回復しとけ)


アーヴァイン「 」(戦闘不能)


・ガルバディアガーデン 廊下

ゼル「道が分かれてるぜ」

セルフィ「ロックがかかってて進めないよ~」ブブー

スコール(そうだ、確かここは結構めんどくさい構造になってたな・・・)

アルティミシア(ロック?)

スコール(ガルバディアのガーデン生を見つけ出してキーを貰わないといけないんだ。確か3人いたはず)

スコール(でもそれを見つけるのが結構めんどくて・・・ええと、どこだったかな)

キスティス「どうしましょう」

アーヴァイン「ここは僕、詳しいからね~、案内するよ~」

スコール(・・・まぁ、しらみつぶしに探せばいいか)

スコール「2班に分けるぞ」


【1班】スコール・セルフィ・アーヴァイン

【2班】キスティス・ゼル


スコール「セルフィたんは絶対こっち。これは譲れないから」キリ

ゼル「俺ら二人だけなんだけど」

スコール(不本意だが案内役としてホモを入れておこう・・・)

キスティス「アーヴァインがいないと道がわかんないわ」

スコール「手探りで探せよ。世界は謎に満ちているっつーの」

ゼル「でもよぉ、ここ敵兵いるだろ?」

スコール「ちっうるせーな。これ貸してやるから我慢しろ」

【GF ディアボロス】

スコール「エンカウントなしつけとけば散策しやすいだろ」

キスティス「まぁ、私は何度か来た事あるから少しだけなら覚えてるけど・・・」

スコール「じゃあ決まりだな。俺らはこっち。お前等はあっち」

スコール「で、ロック解いたらホールで集合な。遅れんなよ」

セルフィ「いそご~!」



・ガルバディアガーデン 2F

スコール「あっ」

雷神「おまえら!」

風神「!!」ギロォ

スコール(やべ・・・)

セルフィ「なんでいるの~?」

雷神「サイファーを止めてくれだもんよ!もうわけわかんないもんよ!」

風神「・・・困惑」

スコール「じゃあ運動場にでも縛り付けとけ。ペインでもかけて」

アルティミシア(どういう事だ・・・?)


風神「・・・依頼」

雷神「元のサイファーがいいもんよ・・・」

スコール「ババアがめちゃくちゃにしたもんな」

アルティミシア(え?いや、特に何かした記憶はないが・・・)

セルフィ「引き返せないんだよ~」

雷神「速く行くもんよ。全て終わらすもんよ」

スコール「サイファーの人生終わらせてくるわ」

アーヴァイン「殺しちゃまずいよ~」

スコール「つかお前等カードキーしらね?」

雷神「・・・さっきそこで生徒を見たもんよ」

アーヴァイン「あっちは学生寮だね~」

スコール「ふーん」

風神「・・・疲労」

スコール「風神が殴り掛かってこない・・・」

アルティミシア(サイファーの事で疲れたんだろう)

スコール「・・・ちっぱい」ボソ

バキィ!

風神「死ね!」

スコール「結局蹴るんかい・・・」ヒリヒリ

アルティミシア(余計な事を言うからだ)


・学生寮

男子生徒「ま、まって!僕は敵じゃないよ!」

スコール「どうでもいいからキーよこせ」

男子生徒「奴等いきなり授業中にここを占拠したんだ!」

スコール「キーよこせっつってんのが聞こえねーのか・・・」ジャキ

アーヴァイン「話くらい聞いてあげようよ~」

スコール「あくしろよゴルァ!」ガン!

男子生徒「わ、わかったよ!ほら!」

【カードキー1 ゲット】

スコール「ったく、シャドー○セスかっての」

男子生徒「ていうかお前、ここの・・・」

アーヴァイン「ここでの一晩は忘れられないねぇ・・・」ジュル

男子生徒「・・・はやく行ってくれ」

アルティミシア(ここでもなんかやったみたいだな)


・アイスホッケー場

セルフィ「こんな場合じゃなければスケートしたかったよね~」

スコール「ここでミニゲームができると思ってたのに・・・」

アルティミシア(場合が場合だろ。やってる場合か)

スコール「リメイクしたら是非追加してほしいね。ブリッツボール的な感じで」

アルティミシア(バラムに似たようなの作ればいいだろ)


・グラウンド

スコール「しっかしスポーツ施設の多い所だな」

アーヴァイン「軍は体育会系だからね~」

セルフィ「集団行動って奴だね~」

アーヴァイン「僕はそれが嫌いでいっつもサボってたよ」

スコール「ハミってたの間違いだろ」

アーヴァイン「それは言わないでくれよ~」

スコール「ミニゲーム入れとけよ。使えねえガーデンだな」


・ホール

ゼル「お、きたか」

キスティス「遅かったじゃない」

セルフィ「そろそろ魔女の所に着くかなぁ?」

アーヴァイン「いるとしたら3Fだね~」

スコール「・・・あれ」

アルティミシア(どうした?)

スコール「ケルベロスがいない・・・」

アルティミシア(そういえばいたな・・・何しに来たのかは知らないが)

スコール(あれお前が呼んだんじゃないの?)

アルティミシア(なんか気が付いたらいたんだよ。エサやったら居座り出したんだ)

アルティミシア(頭がみっつあるから食事が大変だったよ)

スコール(地獄の番犬犬扱いすんな)

キスティス「エレベーターはロックがかかってたわ。カードキーを後一つ見つけないと」

スコール(結構強くて戦闘が楽しいんだけどな・・・まぁいいか)


ウゾウゾウウゾウゾ・・・・・


スコール「ん?」

ゼル「なんだありゃぁ」

セルフィ「ここの人~?」

アーヴァイン「あんな人、ここにいたかなぁ?」


老人「・・・」


スコール「何このきったねえじじい。迷い込んだ乞食?」

アーヴァイン「え、いや、そんな人入れないよ・・・」

ゼル「なんか近寄ってくるぞ」


老人「・・・」ウゾウゾウゾ


ゼル「・・・おいじいさん。なんか用か?」ザ

老人「・・・」

ゼル「なんか言えよ」

スコール「うぜえ。ぶったぎっちまおうぜこいつ」

キスティス「やめなさい」


老人「・・・」ボソボソ

ゼル「ん?何?」


老人「・・・消えろ」


ゼル「!?」


【サークル】


ゼル「 」フッ


キスティス「え!?」

セルフィ「ゼルが消えたよ!」

アルティミシア(あ、あれは!)

スコール「じじい・・・何もんだ」ジャキ

アーヴァイン「ゼルをどこにやったのさ~!」


老人「・・・」ウゾウゾウゾ


スコール「なんか言えよゴルァ!」ジャキ

キスティス「おじいさん!何者!?」ス

アルティミシア(まずいッ!キスティスを止めろ!)

スコール「え」


老人「・・・」ス


【サークル】


キスティス「 」フッ


スコール「こいつもかよ!」


老人「・・・」ウゾウゾ

スコール「なんだ!?一体何された!?」

アルティミシア(あいつは老人じゃない!モンスターだ!)

スコール「え?!モンスター!?」

アーヴァイン「モンスターなの!?」

セルフィ「そうは見えないけど~」

アルティミシア(古代に生きた人に化けるモンスターだ・・・相手を消し飛ばす魔法を得意とする)

スコール「じゃああいつらはどうなるんだよ!?」

アルティミシア(あいつを倒すしかないな・・・)


スコール「よくわからんけど、敵って事か!」ジャキ

アーヴァイン「悪いけど、ここは関係者以外立ち入り禁止だよ」ジャキ

セルフィ「二人をかえせ~!」


老人「・・・」


アルティミシア(くるぞ!)


【エンカウント】アルテ・ロイテ


アルテロイテ「・・・」

スコール「じじい・・・覚悟はできてるんだろうなぁ~!」

アルティミシア(消される前に速く仕留めろ!)

スコール「言われなくても!オラァッ!」ズバッ!

アーヴァイン「やれやれ、老人をいたぶるのは趣味じゃないけど」バン!

セルフィ「あっちいけ~!」ブオン!


【たたかう】×3


アルテロイテ「!!」ガク


スコール「ザコじゃんこいつ」

アーヴァイン「見た目通りだね~」

スコール「カスが!手間取らせやがって!」

スコール「オラァッ!トドメだじじいィーーーーーッ!」グオッ


アルテロイテ「 」


ベキベキベキベキ


スコール「!?」


アルテロイテ「グオオオオオオオオ!!」


アルテ ロイテが正体を現す!


【変身】ジュラエイビス


スコール「うげ!」


【ブレスウィング】


スコール「おあああああああああああ!」ダメージ1823

セルフィ「突風だ~!」ダメージ1643

アーヴァイン「ど、ドラゴンになった・・・」1253


ジュラエイビス「ギャオーーーーーーッ!」


【ミールストーム】パーティ全員のHPを一桁にする


スコール「や、やべえええええええ!」

セルフィ「大ピンチ~!」

アーヴァイン「見た目通りだね~・・・」


ジュラエイビス「グルルルルル・・・」


アルティミシア(特殊技だ!特殊技で一気に畳み込め!)

スコール「言われなくても!」ジャキ


キランッ


スコール「ん?」


ヒラ・・・・ヒラ・・・ヒラ・・・・


セルフィ「あ、バラだ~」

アーヴァイン「これって~・・・」

スコール「 げ ッ ! 」


ブワァッ!


ライトニング「共に行こう!」


スコール「 」

セルフィ「おねーさまー!」

アーヴァイン「あっら~、バラの騎士の登場だ」


ライトニング「彼に任せよう・・・ハッ!」バリーン


スレイプニル「ヒヒィィィィン!」


ウイーン カチャカチャ ガッチャン ブワァッ!


【変身】スレイプニル→オーディン


スコール「そうなってたの!?」

アルティミシア(変身というか変形だな)


ライトニング「全て斬り倒せ!」


【連閃】【天臨】【烈破】【絶影】


ジュラエイビス「ぐああああああああ!」ダメージ9534

ライトニング「終わりにしよう・・・」ジャキ


【シーンドライブ】


ジュラエイビス「ぎえええええええええええ!!」ボォン

ライトニング「また会おう!」キリ


スコール(お前が仕留めるんかい・・・)


ライトニング「情けないぞスコール。この程度の敵にそこまでやられるとは」

スコール「今から反撃しようとしてたんすけど」

ライトニング「言い訳するなッ!」バキィ!

スコール「へかとんっ!」ドサ

アルティミシア(瀕死の相手に手を出すなよ・・・)

アーヴァイン「助かったよ~ありがとう~」

セルフィ「さっすがおねーさまだねっ!」

ライトニング「修行が足らんぞ。お前ら」

スコール(本当に乱入してきやがった・・・)

アルティミシア(まぁ、元々のオーディンもこんな感じだろ)

スコール(もうねーやんがやればいいんだよ。イデアもアデルも全部・・・)

ライトニング「おまえらもうちょっとレベルを上げろ。なんだその貧弱なレベルは」

スコール「いやレベル連動性なんであげちゃうとまずいんすけど」

ライトニング「怠けるな!」バキィ!

スコール「あだまんっ!」ドサ

アルティミシア(頭固いな・・・)

スコール「本当なのに・・・」ヒリヒリ

ライトニング「やれやれ・・・世話のかかる」フゥ

スコール「頼んでねえよ・・・」ボソ

ライトニング「何か言ったか?」ギロ

スコール「・・・助けて頂いてありがとうございました」

セルフィ「ありがと~おね~さま~!」

ライトニング「困った時はいつでも呼べ」キリ

セルフィ「は~い!」

ライトニング「また会おう!」キリ

アーヴァイン「縁があれば会いましょ」

スコール「セルフィたんが百合に目覚めるからはやく帰れ」ボソ

【サンダガ】

スコール「ぎええええええええええ!」バリバリバリバリバリ

ライトニング「聞こえてるんだよ!軟弱者が!」

スコール「 」プスプスプス

セルフィ「アレイズしとかなきゃ~」


数分後

ゼル「あーびっくりした」

キスティス「ものすごい魔法ね・・・なにかしらあれ」

アーヴァイン「何にせよ無事でよかったよ~」

セルフィ「あ、あれ~!」

【カードキー3 ゲット】

スコール「あの恐竜じじいが持ってたのか・・・」

アルティミシア(と、言う事は・・・)


全員(いよいよ魔女との決戦!)


スコール「だりぃ~」


・エレベーター前

スコール(ああ、めんどい・・・)

キスティス「みんな、準備はいい?」

全員「もっちろんっ!」

キスティス「さ、スコール。ロックを解除して頂戴」

スコール(会いたくねえ・・・あの貝殻ババア・・・)

アルティミシア(なんでだよ)

スコール(なんか色々めんどくさそう・・・)

アルティミシア(ここまで来て何言ってるんだよ!行けよ!)

スコール(しらねーぞ・・・どうなっても)

【ロック解除】

スコール「・・・」

キスティス「行きましょう、スコール」

ゼル「ガーデンの恨み~!」

セルフィ「絶対仇とるんだからっ!」

アーヴァイン「リノアも助けなきゃね~」

スコール「・・・」ハァ


ウイーーーーーーーーーーン・・・・・・・・


チーーン

・ガルバディアガーデン マスタールーム


ガガッガガガッガガガガガッ!

ドッドッドッドッドッド・・・・


イデア「あ~いい~、これすごくいい~。そこ、そこ~」ドドドド

サイファー「いい加減マッサージ機から離れてくれよ・・・」

スコール(ほらな)

アルティミシア(思いっきりくつろぎやがって!)

全員「・・・・」

イデア「ああ~いい~」ドッドッド

スコール(なんちゅう体制してんだよこのババア・・・)

サイファー「ほらイデア、敵が乗り込んできたぞ!」

イデア「ん?ああ、お前等か」ドッドッド

イデア「シュトラールに乗って来たのか?あれはいい船だろう」

スコール「ねえよ。自力で特攻してきたんだよ」

イデア「楽しかったな。主人公ごっこは」ドッドッド

スコール「・・・まぁな」ポッ

アルティミシア(乗るな)

サイファー「なんだよ、久しぶりに母校に行こうと思ってたのによ」

スコール「うっさいボケ。お前は眼中にない」

スコール「リノアはどこだ」

イデア「リノア?ここには来てないが」ドッドッド

スコール「しらばっくれんな。ここに逃げ込んだぞ」

イデア「いたようないなかったような・・・いる。いない、いる、いない」プチプチ

スコール「花占いすんな!そしてその機械止めろ!ドカドカうるせーんだよ!」

イデア「・・・」ドッドッド

サイファー「お前、まま先生倒しに来たのか?ガキの頃の恩は忘れたのか?」

スコール「アホが。そいつはまま先生じゃねーよ」

サイファー「え!?じゃあ誰だよ!」

スコール「使い捨ての駒にそこまで教えるヤツいねーだろ」

スコール「大体まま先生知ってるんならどう考えても性格が違うだろうが。見りゃわかんだろ」

スコール「そんなんだから落第生なんだよ。お前は」

サイファー「・・・」

スコール「お前らのせいでガーデンがめちゃくちゃになってんだ。さっさと辞めろ」

スコール「もうお前等には勝ち目はない。修理費用も弁償しろ」

サイファー「まだ決まったわけじゃねえだろ」

スコール「だから・・・俺らがここに乗り込んだ時点でガルバディア的には負けだろって」

スコール「俺らが一般兵やホッケー部員ににやられると思うか?ここで自給自足で20年は生活できる自信あるわ」

サイファー「・・・」


イデア「なにかあったのか?」

スコール「はぁ!?今バトル中だろが!ガーデン同士の!」

イデア「あ、それが所謂ガーデン戦とやらか」

スコール「・・・お前なんだと思ってたんだよ」

イデア「なにか揺れるなと思っていたら・・・これじゃなかったのか」ドッドッド

スコール「スイッチ入れんな!」

イデア「サイファー、こんな事やってたのか。何かウロウロしているなと思ったら・・・」ドッドッド

サイファー「・・・」

アルティミシア(こいつが勝手に突っ走っただけか・・・・)

スコール「かっこつけが。いい迷惑なんだよボケ」

キスティス「サイファー、もうやめなさい」

セルフィ「風神と雷神も前のサイファーがイイって言ってたよぉ~」

ゼル「どこまで暴走すりゃ気が済むんだよお前は!」

アーヴァイン「魔女の使いパシリで満足なのかい?」

サイファー「・・・」

スコール「とりあえずガーデンの修理代弁償しろ。な?お前も借金まみれになれ」

サイファー「・・・」

スコール「お前、敵。だからお前は俺にとってモンスターと同じ。わかる?」

アルティミシア(それはさすがに・・・)

サイファー「・・・」


サイファー「だまれだまれだまれ~~~~~~~~~~~~!!」ブンブンブン!


アルティミシア(ほら、キレた)

サイファー「モンスターと同じだぁ!?俺は騎士だ!魔女イデアの騎士だ!」

サイファー「群れて襲い掛かるモンスター、そりゃお前等だ~~~~~!」ブンブン

スコール「だだこねんなよ・・・みっともないな」

アルティミシア(お前が追いつめるからだろ)

スコール(一番ひどい事言ってたの、ババアお前だからな?)

アルティミシア(なんか言ったっけ・・・)

スコール(役立たずと一言、バッサリ切り捨ててたろうが)

アルティミシア(それはただ思った事を言っただけだ)キリ

スコール(だからそれがひどいんだっつってんだよ)

サイファー「モンスター退治だ!」

スコール「ヘイストドローの時間が来たな」

イデア「お、何か始まるぞ」ムク

サイファー「新しい俺の力・・・見せてやる!」


【エンカウント】サイファー


サイファー「さあて、モンスター共を退治するか!」

スコール「根に持ってるんじゃねえよカスが」

スコール「つかさ、お前タイマンですら負けた癖に3対1でどうやって勝つつもりなの?」

サイファー「・・・さあかかってこいザコ共!決定的な実力の差を教えてやるよ!」

スコール「何も考えてなかったんだな・・・」ハァ

アルティミシア(その辺がサイファーだな)

スコール「わあったよ。ほれ」

サイファー「!?」

スコール「みんなちょっと下がってて。俺一人でやるわ」

全員「ええっ!?」

イデア「ほぉ・・・」

サイファー「てめえ!どこまでナメれば気が済む!」

スコール「お前如き一人でも十分なんだよ」

スコール「まずタイマンで善戦するようになってから複数戦に挑め、な?」

サイファー「この・・・後悔するなよ!」ギリ

スコール「はやく生まれ変わった新しい力(笑)見せろよ」

サイファー「言われなくてもやってやらぁ!そら!」


グニャアアアアア


スコール「もがっ!ふがふがふがっ!」(沈黙)

スコール(なんだぁ!?急に喋れなくなったぞ!?)

アルティミシア(ジャンクション耐性を無視した沈黙・・・本当に強化されたようだ)

スコール(まじかよ!強制沈黙だ!?)

スコール(この野郎・・・まず魔法を封じにかかったか!)

サイファー「・・・」

スコール(・・・サイファー?)

サイファー「・・・もがっ!ふがふがふがっ!」(沈黙)

スコール「 お 前 も 沈 黙 し て ん じ ゃ ね え よ ! 」

アルティミシア(これも古代魔法・・・その場にいる全員を強制沈黙状態にする・・・)

スコール(自分もかかってたら意味ねえだろ!?だったらST攻撃にサイレス付けてた方がよっぽどマシじゃねえか!)

アルティミシア(変な魔法ばかり教えおって、イデアめ・・・)

イデア「・・・」ボケー

スコール(ハァ・・・沈黙しちまったらお得意の始末剣ができねえだろって)

アルティミシア(あれはまずファイアを唱える必要があるからな)

スコール(つか沈黙してたって魔法使えるし)

アルティミシア(なんだと!?)

スコール(これこれ)

【オーラストーン】


サイファー「!!」

スコール(アホなのかな?サイファーは)オーラ

アルティミシア(もう、楽にしてやれ)

スコール(あいよ)ジャキ

サイファー「~~~~~~!」

スコール(よっこらせっと)


【特殊技】エンド・オブ・ハート


9999
9999
9999
9999
9999
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9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999

9999



サイファー「ぎにゃあああああああ!!」

スコール(これももう何度目だよ・・・)


サイファー「なぜだ!何故お前に勝てない!」ガク

スコール「あ、沈黙解けた」

イデア「はやいな・・・」

スコール「お前さぁ、もっと真面目に育てろよ。自分の特殊技自分で封じさせてどうする」

イデア「・・・」ポン

スコール「・・・お前先生だろ」

アルティミシア(適当感が随所に見られるな)

ゼル「おいスコール、次は・・・」

キスティス「まま先生・・・」

アーヴァイン「う~ん、ついにこの時が来ちゃったか~・・・」

セルフィ「あまり気乗りはしないけど~・・・」

スコール「という訳で最後はお前だ。覚悟はいいか?」

イデア「・・・」

スコール「今度こそその貝殻カチ割ってやるわ!ゴルァ!」ジャキ

イデア「・・・」


ピルルルルルル


イデア「あ、ちょっと待て。PHSが・・・」

スコール(PHSて・・・)

アルティミシア(時代を感じると言うかなんと言うか)

イデア「私だ・・・リノアか?」

スコール「!?」

イデア「ああ。サイファーは予定通り敗れた。もう少し粘ってくれると思ったが」

イデア「賭けは私の負けか。まぁイイ。次はカードとやらで勝負しよう」

アルティミシア(賭け・・・?)

スコール「貝殻ババア!リノアはどこだ!」

イデア「スコールが何か言ってるぞ・・・ん?下?」

イデア「わかった。すぐ向かう」ピッ

イデア「という訳で急用ができた。またな。NEETの諸君」

スコール「Seedだ。いい加減覚えろ!」


イデア「・・・」ズプズプズプ


スコール「あ!おい待て!貝殻ババア!」ダッ


ドポォン・・・


スコール「ち、逃がしたか・・・」

セルフィ「沈んでっちゃった・・・」

ゼル「リノアがいるのか!?」

キスティス「速く後を追いましょう!」

スコール「この下は・・・大講堂か」

スコール「行くぞ。あの貝殻ババアめ。そのままコンクリの狭間に埋めてくれるわ!」

アーヴァイン「場所は僕が案内するよ~」

サイファー「お前等・・・まま先生には勝てないな・・・」

スコール「あ、そうそうサイファー」

スコール「俺らオーディン取ったから、今の内に斬鉄剣返し練習しといた方がいいぞ」

サイファー「・・・」

スコール「後もっと使える魔法持っといて。ドローするから」

サイファー「・・・」

スコール「とりま乙!寝てろ!」

アルティミシア(なにかカワイソウだ)

スコール(哀れになる程の弱さがな)


ウイーーーーン・・・・・・・・・


サイファー「・・・」ギリ


・2F

アーヴァイン「大講堂はあっちだよ~」

スコール「知っとるわ!キエエエエエエ!」ダダダダダ

キスティス「ああちょっと!先先行かないでよ!」


・大講堂

スコール「ババアーーー!リノアーーーー!どこだぁーーーーー!」


シーーーーーン・・・


スコール「まだ来ていないのか・・・?」


ディーノス・・・ クロゼ・・・


アルティミシア(いや、いる・・・)


ディーノス・・・ イノゼ・・・


パキパキパキッ


アルティミシア(ハッ!上だ!)

スコール「!?」


バ リ ィ ィ ィ ィ ィ ン ! ! 


スコール「どあったぁ!!」


パラパラパラ・・・


ヒュゥゥゥゥーーーーーーー・・・・・


グルン・・・グルン・・・グルン・・・


イデア「む・・・お前だけか」スタ

スコール「バッキャローーー!上のモニターカチ割って落ちてくるんじゃねー!」

スコール「見ろ!破片がめっちゃ落ちてきたじゃねえか!目に刺さったらどうすんだ!」

イデア「降りるのがめんどくさかったから・・・」

スコール「もっと掃除係りの気持ちも考えろ!このアンモ野郎!」

イデア「すまん」

アルティミシア(謝るなよ。ボスの癖に)

スコール「で!?リノアはどこなんだよ!」

イデア「大講堂と聞いていたが・・・いないな」キョロキョロ

スコール「なんで先生の癖に待ち合わせブチられてんだよ!お前舐められてるんじゃねえの!?」

イデア「・・・そうなのか?」

スコール「天然か!」

アルティミシア(リノアめ・・・一体どこへ)


リノア「呼んだ?」ヒョコ


スコール「 で や が っ た ! 」

イデア「そこにいたのか」

リノア「いやさぁ、スコールに追いかけまわされてヘトヘトだったのw」

イデア「仲睦まじいな」

リノア「殺す気で追いかけまわされたけどねw」

スコール「当たり前だボケェ!俺はてめえら二人を抹殺しにきたんだよ!」

スコール「大体お前等の目的はなんだよ!何しに来た!つか誰だ!ええ!?」

イデア「言ってなかったのか?」

リノア「どうせ理解できないっしょ」

イデア「ふむ・・・」

スコール「む、ムカツク!その小馬鹿にした態度が最高にムカツク!」

リノア「じゃあ説明してもらいなよ」

スコール「!?」

イデア「勇者共は私を封印すべく世界を二つに割りクリスタルの力を用いて第一世界の封印地へしかし私はタイクーン王を(ry

スコール「意味不明。黙れ」

アルティミシア(早速かい)


イデア「まぁ、こればかりは仕方がない」

リノア「超ややこいもんね」

スコール「めんどくせえから世界征服って事にしとけ」

イデア「まぁ、それでもよい」

スコール「魔王が。じゃあ世界の半分よこせよ」

イデア「すでに半分はないのだが」

アルティミシア(あの地図か・・・)

イデア「4戦士の猛攻を掻い潜り折角これからと言う時に・・・」

イデア「随分と無粋なマネをしてくれたじゃないか。ええ?」

アルティミシア(・・・お前等の都合など知るか)

イデア「まさか時そのものを歪めるとはな。それはさすがにこの私でもできぬ事」

リノア「魔女ってすげーわ」

アルティミシア(知るかァァァァァ!それはこちらのセリフだ!)

アルティミシア(折角これから全ての時間を圧縮しようと言う時に余計なチャチャを入れよって!)

アルティミシア(邪魔なんだよお前!私の傀儡だったくせに!引っ込んでろポット出が!)

リノア「お~ば~さ~ん」

アルティミシア(ああん!?)ギロ

リノア「これなーんだ」ピラ


ヒラ・・・・ヒラヒラ・・・ヒラ・・・


スコール「写真・・・?」パシ

アルティミシア(!!)


【アルティミシア城(半壊)】


スコール「これ・・・お前らがやったの?」

イデア「留守だったのでな・・・」

リノア「だから最初はおばさんがターゲットだったんだって」

イデア「お前のおかげで当初の計画が大幅にずれたよ」ハァ

リノア「帰る場所を潰しとけば、その内追い詰めれるじゃん?」

スコール「まぁ元からボロかったけどだな・・・ん?」


アルティミシア( )


スコール「・・・ババア?」


アルティミシア( )


スコール「・・・放心してら」


リノア「ままま、保険だよ保険」

イデア「アデルとか言う魔女を奪った方が速そうだと途中で気づいたのでな」

スコール「・・・そろそろ正体を明かせよ」

イデア「ん?」

スコール「どう考えてもお前イデアじゃねーだろがッ!いい加減名を名乗れ!ボケッ!」

イデア「それはだな・・・」


リノア「はいストップー」


スコール「!?」

リノア「ダメじゃん先生、簡単に教えちゃあ」

イデア「・・・」

リノア「こういう時は、こう言うんだよ」

リノア「教えて欲しくば力付くで聞けって・・・」ニヤ

イデア「なるほど」ポン

スコール「うぜええええええ!うぜえ!最高にうぜえ!」ピキピキ

スコール「じゃあお望み通り、体に聞いてやるわッ!ボケェ!」ジャキ!

イデア「短気な奴だな・・・」

リノア「口に出さないだけで結構感情豊かだからねえこの人」

リノア「おや?」


ゼル「おい!先先行くなよ!」

セルフィ「魔女がいるよ~!」

キスティス「り、リノア・・・」

アーヴァイン「いよいよ山場だね~!」


イデア「・・・」ポリポリ

キスティス「まま先生・・・?」

イデア「あ、あれは!」

キスティス「・・・・?」

イデア「ファイアビュート・・・何故あいつが!?」

リノア「シュミ族の村って所にあったの」

イデア「クーザーのあった場所・・・そうか、残っていたか・・・」

リノア「多分他のも残ってるんじゃないかな?多分だけど」

イデア「ふむ・・・あれらを使われると厄介だな」

リノア「さすが伝説だよねー」


ゼル「リノアが魔女と話してる・・・」

セルフィ「なんで~?」

スコール「・・・・そろそろ気づいたらどうだ?」

アーヴァイン「えっ」

スコール「お前等全員騙されてたんだよ!あいつは最初からずっとあっち側だ!」

セルフィ「うそぉ!?」

キスティス「そんな・・・」

スコール「お前等覚えてるだろ!暗殺作戦の時にダディがボッコボコにされてたの!」

スコール「あれやったのあいつだ!」

アーヴァイン「それマジ!?」

ゼル「そういえばあそこの近くにモンスターの死骸が・・・」

スコール「あれもあいつだ・・・必要以上に傷だらけだったろ?」

スコール「あいつは誰かをいたぶるのが趣味の極悪残虐最低女なんだよ!ずっと正体を隠してただけだ!」

スコール「おかしいと思わなかったか!?今まで不審な行動はいくつかあったろ!」

スコール「そのまま騙されたままでいるといつかお前等寝首をかかれるぞ!いい加減見抜け!」

ゼル「まじかよ・・・」

セルフィ「そんな~・・・」

キスティス「ずっと騙してたの・・・?」

アーヴァイン「仲間だと思ってたのに・・・」


リノア「あ、なんかバレたくさい」

イデア「いいのか?」

リノア「べっつにぃ~。問題なしッ」

イデア「ふむ・・・」

リノア「先生こそ、イデアにもう用はないんじゃない?」

イデア「そうだな・・・」

リノア「まぁ最後にドカンとやってきなよ。トリボスとして」

イデア「どこか懐かしい感覚がする・・・あやつらとは似ても似つかぬが」


サイファー「う・・・」


リノア「あ、あんたまだいたのw」

サイファー「俺は魔女イデアの騎士だ・・・」

サイファー「俺がいる限り、イデアには指一本触れさせない」

イデア「惚れてるのか?」

リノア「自分の夢にね」


スコール「だーーーもうしつけーな!おとなしく寝てろよお前は!」

サイファー「もう引けねえんだよ!」


イデア「まぁ、いいか・・・」

リノア「いってらっ!」


スコール「行くぞ貝殻ババア!今度こそ終わりにしてやる!」

ゼル「うう・・・やりずれえ・・・」グッ

セルフィ「でもやる時はやらなきゃ~!」ジャラ

アーヴァイン「参ったね・・・どうも」ジャキ

キスティス「まま先生・・・なんで・・・」


スコール「オラァァァァァ!」


イデア「試してやろう・・・全員・・・」



【エンカウント】イデア&サイファー

ここまで


サイファー「俺がいる限り・・・イデアには指一本・・・」フラフラ

スコール「まずこいつをなんとかしないといけないんだが・・・」

サイファー「うぐっ!」

スコール「すでに瀕死だし・・・なんか哀れだわ、もう」

スコール(ババアさぁ。どうするよこれ。またエンハー食らわす?)

スコール(・・・ババア?)

アルティミシア( )ポカーン

スコール(まだ放心してやがんのか・・・いいだろ元からボロかったんだから)


サイファー「オラァーーー!」ズバッ!


スコール「全然効いてないしなぁ」ダメージ100

ゼル「サイファー・・・哀れだぜ」

セルフィ「なんでそこまでするの~?」

サイファー「俺はもう、負けるわけにはいかねえんだ!」

スコール「・・・」ポリポリ


【特殊技】エンド・オブ・ハート


9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999
9999

9999



サイファー「ぎにゃあああああああ!!」

スコール「めんどくせえ。いいから寝てろ」


スコール「あっヘイストドローするの忘れた」

イデア「容赦ないな・・・」

スコール「ノージャンクションでやっとイイ勝負できるくらいだな」

イデア「ふむ・・・」

アーヴァイン「まま先生・・・」

キスティス「優しい顔、黒い髪・・・私、あこがれてた・・・」

イデア「慕われていたんだなこの女は」

スコール「お前が空気読めるならわかると思うけど、完全にやっちまうモードだからな?」

スコール「まま先生の死をを乗り越える!とかそんな感じの事言い出す感じだから」

イデア「しかしそう易々とやられるわけにはいかん・・・」

イデア「むんっ!」

スコール「!?」


【アストラルパンチ】イデアのたたかう


スコール「あで!」ダメージ5

セルフィ「きゃ!」ダメージ8

ゼル「おわっ!」ダメージ3

キスティス「あうっ!」ダメージ4

アーヴァイン「おっとぉ!」ダメージ4


イデア「どうだ・・・」

スコール「 よ わ く ね ! ? 」

セルフィ「ちょっとびっくりした~」

ゼル「ゴムのボールぶつけられた感じだな」

イデア「むう・・・」

スコール「何お前!?前よりさらに弱くなってるじゃん!」

スコール「いい加減舐めプはいいから、真面目にやれよ!屈辱だわ!」

イデア「真面目にやっているのだが」

スコール「ま、まじ・・・?」

キスティス「スコールどいて!」ペカー


【ライブラ】


イデア レベル?? HP 2000 

真の目的を達成する為、ガルバディアガーデンを率いて世界各地を回る魔女
魔力がほとんど残っておらず、魔法がほぼ使えない


スコール「 よ わ っ ! 」


スコール「何お前!?サイファー以下じゃん!」

イデア「そんなに弱いのかあいつは・・・」

キスティス「魔法が使えないって・・・」

ゼル「魔女なのに!?」

スコール「それただの女じゃん!ただ変な格好したおばはんじゃん!」

イデア「割と気に入ってるがな」

スコール「じゃあD地区の時の時を巻き戻す魔法は・・・」

イデア「無理だな」

スコール「・・・何しに来たの?お前」

イデア「トリを飾ってこいと言われたから・・・」

アーヴァイン「スコール~・・・」

セルフィ「もしかして、チャンス?」

スコール「いやチャンスだけど・・・これじゃあ一撃で死ぬだろ・・・」

イデア「さあこいっ」キリ

スコール「やる気出すなよ・・・弱いくせに」

セルフィ「ど、どうしよっか~・・・」

ゼル「参ったなこりゃ・・・楽っちゃあ楽だけど」

アーヴァイン「誰かがトドメを刺すことになっちゃうね~」

キスティス「余計にやりづらいわ・・・・」

スコール「ギリギリの所で勝つとかそういうバトル展開を想像してたんだけどな・・・」

イデア「臆したか?」

スコール「なんでそんなに自信満々なんだよ。自分のステ見ろよ」

イデア「・・・」

スコール「はぁ・・・わかった。俺がやるよ」

全員「スコール!?」

スコール「お前等やりにくいだろ。俺が代わりにやってやる」

イデア「くるか・・・?」

スコール(この後イベントがあるからな・・・なんとかダメージ量を調整して倒さないと本当にやっちまう)

スコール(予想外だクソ・・・ケダチクをカード化するよりめんどくせえ)

イデア「さぁ・・・こい!」


スコール「・・・」スゥー


ジャキ


スコール「 行 く ぞ ! 」


スコール「オラァァァァァァァ!」ダダダダダダッ


イデア「ハァァァァァ・・・・」


リノア「お、ついにきた!?」


全員「・・・」


ダダダダダダダ・・・・・


バッ!


スコール「キエエエエエエエエエエエエ!」


リノア「逝ったァ~~~!」


イデア「・・・!」


スコール「オラァァァァァァァ!」ブオン!















イデア「・・・助けて」









スコール「!?」









ズバッ・・・・・・!


イデア「ああっ・・・・・」グラ


フラ・・・フラ・・・フラ・・・


全員「やった!?」


イデア「・・・」ドサ


スコール「 バ バ ア ! 」ガシ

ゼル「まま先生~~~~!」

キスティス「まま先生!しっかりして!」

アーヴァイン「正気に戻ってよ~~~~!」

セルフィ「せんせ~~~~・・・」


イデア「 」(戦闘不能)


スコール「おいババア待て!お前今一瞬正気に戻っただろ!」

全員「え!?」

スコール「土壇場で助け求めてきやがって!あんな場面で止められるわけねーだろ!?」

スコール「ババア!おいババア!バ~~~~バ~~~~ア~~~~!!」ユサユサ


クス・・・・・クス・・・・・クス・・・・


全員「!?」


リノア「かつての恩師を一刀両断っすか・・・・みなさんまじパネーっす」クスクス

全員「リノア!」

リノア「石の家って何?親を殺して一人前とかそういう戦闘民族的なあれなの?w」

スコール「リノアァァァァァ!てめえの仕業か!一体どうなってんだよ!」

リノア「どうって、見たまんまですけど」

スコール「あ!?」

リノア「まま先生はかつての子供達に切られて哀れ冷たい死の淵に・・・なんか詩人って感じぃ」

ゼル「お前・・・本当にあっち側なのか・・・?」

セルフィ「今までずっと一緒だったのに~!」

リノア「まぁ、一仕事終えてくれてサンキューって言っとくわ」

キスティス「ど、どうしてなの・・・」

アーヴァイン「リノア~、僕ら仲間だろ~?」

リノア「わざわざイデアをぶった切ってくれてありがとう。これでやっとこさ元に戻れるわ」

スコール「何言ってんだよゴルァ!!お前マジいい加減にしろよ!」

スコール「一体何がしたいんだ!?ええ!?これ以上混乱させるのは辞めろ!!」

リノア「てなわけで戻っていい?先生」


構わん


全員「!?」


シュゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・


モワモワモワモワ・・・・・・


スコール「な、なんだよ・・・」

セルフィ「なんか集まってる~!」

キスティス「影・・・煙?」


シュンシュンシュンシュン・・・


シュゥゥゥゥゥゥゥーーーーーー!!


『あたりを まりょくが つつみだす!』


全員「!!」




ムオー”ン・・・




ふう・・・








エクスデスソウル「随分手間取った物だな・・・ファファファ・・・」







アーヴァイン「だ、だれ!?」

ゼル「ア”----もうどうなってんだよぉ~~~!意味わっかんねえよ!!」ワシャワシャ



エクスデスソウル「ファファファ・・・現世に姿を現すのは久方ぶりよ・・・」


スコール「だだだだ誰だオラァーーーー!!何だお前は!?鉄巨人か!?」


エクスデスソウル「鉄巨人・・・?心外だな・・・」

エクスデスソウル「私は鉄ではなくて『木』であったのに・・・ファファファ」


スコール「そのきめえ笑い声をやめろ!!お前がまま先生に憑りついてたヤツか!」


エクスデスソウル「いかにも・・・イデア、中々卿をそそる女であった・・・」


スコール「ババア起きろ!ついにイデアが正体を現したぞ!ババア!」

アルティミシア( )ポカーン

スコール「いつまで呆けてんだよボケェ!!見ろ!なんか鉄巨人の親戚みたいな奴が来たぞ!!」


エクスデスソウル「もしやと思って少しヒヤリとしたが・・・関係なさそうで安心した・・・」

スコール「何がだよ!?」

エクスデスソウル「クリスタルの4戦士の子孫・・・または生まれ変わりかと思ったが・・・」

スコール「クリスタルってなんなんだよ!ボケ!まずはその暑苦しい甲冑を脱げ!」

エクスデスソウル「クリスタルを知らぬ時点で・・・ファファファ・・・・」

エクスデスソウル「やはりお前らは論外だよ・・・ファッファッファ!」

スコール「ムカツク!イデアの時よりムカつくぞコイツ!」ピキピキ

全員「・・・」タジ

スコール「呆けてんじゃねえぞ!いいだろここでやっちまえば!」

エクスデスソウル「私をか・・・?お前如きが?」

スコール「このガス生命体がァァァァァ!俺は黒幕をそのまま逃がすほど甘くないぜ!!」ジャキ

エクスデスソウル「元気な小僧だな・・・元気の種類が違うが・・・ファファファ」

スコール「その個性を出そうと必死な笑い方を矯正してくれるわ!オラァッ!」


【エンカウント】エクスデスソウル


スコール「死に晒せボケェェェァァァァァァ!!」ダダダダダッ!

エクスデスソウル「いい機会だ。剣技の扱い方を教えてやろう・・・」

スコール「連続剣くらえやぁぁぁぁ!!」

エクスデスソウル「・・・」ジャキ


【ソードダンス】


スコール「うぐあああっ!?」

エクスデスソウル「無を食らうがイイ!」


バシュッ! バシュッ! バシュッ!


エクスデスソウル「這いつくばれぃ!」


【ブラックホール】


スコール「おあああああああああああ!」


ズドォォォン! ドドドドドド・・・・


スコール「ぐぎ・・・重い・・・」ゴゴゴゴゴ

エクスデスソウル「まだまだだな・・・ファファファ」


全員「スコール!」

スコール「剣・・・使えたのかよ・・・」ガク

エクスデスソウル「魔法だけが能じゃないよの。ファッファッファ・・・」

ゼル「ど、どうすりゃいいんだよ・・・」

アーヴァイン「あれは・・・キツイね~」

スコール「うぐっ・・・おいモルボル・・・」

キスティス「!?」

スコール「あれだ・・・あの鞭・・・あれなら効く・・・はずだ・・・」

キスティス「どういう事!?」

スコール「伝説の・・・武器らしい・・・対あいつ用の・・・」

キスティス「魔女用のじゃなかったのね・・・」

スコール「お前の・・・それなら・・・何とかなるかもしれない・・・」

キスティス「・・・わかったわ!」

スコール「セルフィたん・・・ごめんちょっと回復して・・・」

セルフィ「わかった~!」

エクデスソウル「ファイアビュートか・・・果たしてこの身に当てれるかな?」

ゼル「せんせぇ!行くぞ」

アーヴァイン「僕らが補助するよ~!」

キスティス「みんな!行くわよ!」


エクスデスソウル「無駄だ・・・お前等にそれは扱えん・・・」



【エンカウント】エクスデスソウル(2回目)


エクスデスソウル「むん!」ブンッ

ゼル「消えた!?」

アーヴァイン「どこなの!?」

エクスデスソウル「こっちだ」


【ホーリー】


ゼル「ぐあああああああああ!」ダメージ4547


キスティス「ゼル!」

アーヴァイン「そこだぁ!」バン!

エクスデスソウル「遅い・・・」miss


エクスデスソウル「ずあっ!」

アーヴァイン「ああっ!」ダメージ1098


ブンッ ブンッ ブンッ


ゼル「は、はええ・・・」

アーヴァイン「あれは狙撃できないね~・・・」

スコール「・・・」


【ディアボロス】→キスティス


キスティス「GF!?突然何!?」

スコール「アルテマ・・・持ってたろ・・・臭い息・・・」

スコール「それを・・・命中にジャンクションしろ・・・」

キスティス「・・・ありがとう!」ガチャン

エクスデスソウル「ほう・・・くるか、女」

キスティス「みんな、サポートしてちょうだい!」バシ!

ゼル「おおよ!」

アーヴァイン「せめて盾にならないとね~!」

エクスデスソウル「無常な物だな・・・ファファファ」


ゼル「オラァ!」

エクスデスソウル「おそい・・・」miss


アーヴァイン「そこ!」バンッ!

エクスデスソウル「どこを狙っている?ファファファ」miss


【メルトン】


エクスデスソウル「なに!?」(体力0)

セルフィ「・・・」ビシ!


エクスデスソウル「女・・・お前がいたか・・・!」

スコール「ナイス不意打ち・・・セルフィたん・・・」

キスティス「そこよ!」

エクスデスソウル「むぅ!?」


グルン グルン グルン


キスティス「ハァッ!」


バ チ ィ ン !


【追加効果】ファイガ


エクスデスソウル「しまっ・・・」


キュゥゥゥゥ・・・・ ズドォォォォォォォン!!


エクスデスソウル「ぐおーーーーーーーーーーーッ!」ボォン


パラパラパラパラ・・・・


モワモワモワモワ・・・・


キスティス「やったの・・・?」

ゼル「やったぜ!跡形もなく消し飛んだ!」

アーヴァイン「すっごい威力だね~・・・」

セルフィ「やった~!さすが先生っ!」ピョン

スコール(あ、パンツ見えた・・・)


テッテテレレーレーレーテッテレー♪


キスティス「はぁ・・・はぁ・・・」

ゼル「これで終わったのかよ・・・」

セルフィ「スコール~」

スコール「あてて・・・くそ、あの鉄巨人め・・・」

アーヴァイン「ところでまま先生は?」


全員「いない!」


スコール「くそ、どこに連れて行きやがった!」





リノア「こっち」


全員「 リ ノ ア ! 」

リノア「いやはや、さすが伝説の武器だねえ・・・先生を粉みじんにしちゃうなんて」

スコール「残念だったなリノアァ!これでお前の企みも終わりだな!」

リノア「なんで?」

スコール「お前のお師さんはもういねーんだよ!俺らに武器を与えたのが仇になったな!」

スコール「バカが!自分で自分を追い込むマネしやがって!」

スコール「お前は今度こそ殺す!お前も粉みじんにしてくれるわ!」

リノア「粉みじんって、誰が?」

スコール「だーかーらぁ!お前のせんせ(ry


ブワァァァァァァァ!!


全員「!?」


リノア「あっ」


モワモワモワモワ・・・・


エクスデスソウル「ファファファ・・・やるではないか・・・」シュウウウウウ


キスティス「え、なんで!?」

ゼル「お前は吹き飛んだはずだろ!?」

スコール「何で生きてるんだよ!」

リノア「本体ならよかったのにね~」

アーヴァイン「ほんた・・・・い?」


エクスデスソウル「これは私が生み出した精神体・・・よって、本体が生きている限り無限に復活する・・・」

エクスデスソウル「ファファファ、しかしまさか一つやられるとは思わなかった・・・見直したよ、お前達」

スコール「む、無限・・・だ・・・?」

キスティス「じゃあどうすればいいのよ・・・」ガク

エクスデスソウル「・・・何か勘違いしているようだが」

エクスデスソウル「私はお前等には用はない・・・お前らが手を出さない限り、こちらからは何もしない」

ゼル「どういう事だよ」

エクスデスソウル「我が野望にお前等は特に関係ないからな・・・その男以外は」

スコール「・・・ババアか」

エクスデスソウル「そうだ。ジャンクションか・・・万が一に備え研究しとかねばなるまい。ファファファ」

スコール「・・・お前の本体、どこにいるんだよ」

エクスデスソウル「次元の狭間」

スコール「・・・どこだよそれ」


エクスデスソウル「私に気を取られてていてもいいのか?」

全員「!?」

エクスデスソウル「リノアよ、その力・・・貴様に今、返そう!」


リノア「おっけ~!」


イデア「・・・」


全員「まま先生!!」

スコール「や、やばい!あいつ・・・」

セルフィ「どうなるの~!?」

ゼル「なんだよ・・・まま先生に何する気だよ・・・」

エクスデスソウル「ファファファ・・・サイファーと違ってあいつは優秀だ。実に優秀だ・・・」

エクスデスソウル「これ以上優秀になってどうするつもりなのか・・・ファファファ、将来が楽しみだ」

スコール「 魔 女 化 す る 気 か ! 」


リノア「・・・・」ブツブツブツ


スコール「野郎ォーーーーーー!させるかァーーーーー!」ダダダダダッ

エクスデスソウル「じっとしてろ」


【ブラックホール】


スコール「おあああああああああああ!!」

ゼル「う、動けね~~~!」

セルフィ「お、重い~~~~!」

エクスデスソウル「見届けよ、貴様らの仲間が人間を超越した存在になる様を・・・!」



リノア「~~~~~」ブツブツブツブツ

イデア「 」フワァ


全員「 リ ノ ア ァ ァ ァ ァ ! ! 」







カ ッ


ーーーーーーーーーーーーーー


(う・・・・)


ーーーーーーーーーーーーーー


(なんだ・・・何が起こった・・・)


ーーーーーーーーーーーーーー


(まぶし・・・・何もみえねえ・・・)


ーーーーーーーーーーーーーー


(・・・・)


ーーーーーーーーーーーーーー



リノア「・・・」


(リノア・・・?)


リノア「・・・」スタスタスタ


(オイ待て・・・どこへ行く気だ・・・)


リノア「・・・」クル


(・・・・?)


リノア「・・・」チョンチョン


(ん・・・?何?)


リノア「・・・」ダッ


(走るな・・・待て・・・)

(魔女に・・・なっちまったのか・・・?)



ぐあああああああああああああ!


(!?)


魔女を舐めるなよ!!お前~~~~~~~!


スコール(ハッ!)


エクスデスソウル「・・・ ご ふ っ ! 」


アルティミシア「きっさま~~~~~!よくも、よくも私の城を~~~~~!」ビキビキビキビキ

スコール( バ バ ア ! )


エクスデスソウル「き、貴様・・・表に出れたのか!」

アルティミシア「そうでなけりゃこんなアホがここまでやってこれるわけないだろ!ボケ!」

アルティミシア「私の本は!?中庭の噴水は!?パイプオルガンは!?絵画は!?」

アルティミシア「就寝前にワインを飲むのが日課だったのだぞ!!どうしてくれるのだ貴様~~~~~!!」ブチブチブチ

エクスデスソウル「ワ、ワイン・・・?」


アルティミシア「 死 に 晒 せ ! 」


【アルテマ】


スコール(あ~~~!それ俺がジャンクションしてるアルテマ!)


カッ


ホ ゙ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! !


エクスデスソウル「うごぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」ボォン

アルティミシア「弁償させる!お前には全部弁償させる~~~~~!」ビキビキビキ

スコール(ワインにそこまでキレるなよ・・・)


アルティミシア「キイィーーーーー!死ね!死ねよお前!お前の家も燃やしてやる~~~!」ジタバタ

スコール(とりあえず体返せ)

アルティミシア「うぐぐ・・・私のワイン・・・」ガク

スコール(どれだけワインに愛着あるんだよ。んな事より大事な事あるだろ)

アルティミシア「・・・どうなったのだ一体」

スコール(やっぱり聞いてなかったか・・・ほら)


イデア「 」(戦闘不能)


アルティミシア「イ、イデア!一体何が・・・」

スコール(イデアにジャンクションしてたんだよさっきのが)

アルティミシア「ち・・・しまった全力で殺してしまった」

スコール(発狂しすぎなんだよ・・・ちな今のは分身で本体は別にいるらしい)

アルティミシア「ほぉ・・・本物を我が手で抹殺するチャンスができたわけだ」ビキビキ

スコール(それでだな。リノアなんだが)

アルティミシア「ああ」

スコール(魔女化しちまった)

アルティミシア「 な に ぃ ! ? 」


スコール(イデアから継承したっぽい)

アルティミシア「なんだとォ!?何故黙って見ていたのだ!」

スコール(いや、お前がサクっと殺したあれ、俺らにとっては強敵だから・・・)

アルティミシア「も~何やってんだよお前は!パンツばっかり見てないでもう少し強くなれよ!」

スコール(・・・ドーピングしとくわ)

アルティミシア「ほら行くぞ!リノアの後を追うのだ!」

スコール(その前に)

アルティミシア「あ」


・大講堂(半壊)


ゼル「 」(戦闘不能)

アーヴァイン「 」(戦闘不能)

キスティス「 」(戦闘不能)

セルフィ「 」(戦闘不能)



スコール(ババアがアルテマぶっぱなすから・・・)

アルティミシア「うるさいな!回復すればいいのだろうが!」

スコール(お前のせいでアレイズがガンガン減ってくわ)


【アレイズ】×4


アーヴァイン「「う・・・」

ゼル「ど、どうなった・・・?」

セルフィ「なんかボロボロ~・・・」

キスティス「あいつはどうなったの!?」

スコール(ママ先生は生きてるのか?)

アルティミシア(死んではいない。魔女の力を無くして気絶しているだけだ)

スコール(後回しだな・・・それより)

スコール「リノアの後を追おう」

ゼル「どこいったんだよ」

アルティミシア(魔女になったのは本当のようだ・・・感じる・・・上だ・・・)

スコール「どう見てもあれだろ」


【壁に空いた大穴】


ゼル「うおっなんだありゃ!」

アルティミシア(・・・)

スコール「アルテマのせいだな、完全に」


キスティス「あれを伝って上にいったのね」

セルフィ「いそご~!」

アーヴァイン「リノアに理由を聞かなくっちゃ・・・」

スコール「どんな理由があろうがもう抹殺リスト入り確定だけどな」

アルティミシア(いるぞ。まだここから離れていない。急げ!)


・ガルバディアガーデン カタパルト

スコール(バイクが飛んできた所か・・・)

セルフィ「あ、あれ~!」

全員「!!」


ヒュゥゥゥゥゥ・・・・




リノア「・・・」




スコール「リノア・・・」

キスティス「ねえ、リノア・・・どうしてなの?」

アーヴァイン「僕らこう見えても仲間と思ってたんだぜ~」

セルフィ「リノアが敵なんて、やだよ~!」

ゼル「なんとか言えよ!リノア!」


スコール「・・・」


ジャキ


全員「スコール!」


スコール「残念だったなリノア。ここまでだ」

スコール「正体がみんなにバレた以上これで心置きなくお前を殺れるわけだ」


リノア「・・・」


スコール「しかもただでさえタチわりぃのに、魔女化までしやがって・・・」

スコール「お前は絶対生かしちゃおけねえ。絶対にここで殺す」


リノア「・・・」


スコール「なんか言えよゴルァ!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・


全員「!?」


ゼル「なんだ!?地震!?」

キスティス「すごい揺れ・・・どうしたの!?」


ゴゴゴゴゴゴ・・・・


セルフィ「わ!みんなあれ見て~!」

アーヴァイン「なにか高度が下がってないかい・・・」


リノア「・・・」プッ


スコール「何笑ってんだゴルァ!!絶対お前だろ!お前何したんだよ!!」

リノア「いやさぁ・・・やっぱ魔女の力は扱いにくいなぁって・・・」

スコール「あん!?」

アルティミシア(ち、違う!高度が下がってるのではない・・・)


ゴゴゴゴゴゴ・・・・


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


アルティミシア(何かに引きずり込まれてる!)

スコール「ええ!?何に!?」

リノア「ガルバディアガーデン・・・ガーデン戦の後消えるじゃん」

リノア「あれ、どこ行ったんだと思う?」

スコール「あ?知るか!?どっかその辺の山奥とかでで安置されてんだろ!」

リノア「あれはね・・・役目を果たしたから消えるの」

リノア「この世界から・・・ね」

スコール「・・・?」

リノア「魔女化したら一人でもできるかもって思ったんだけど、失敗だわ」

リノア「おとなしく先生に任せとけばよかった~・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


リノア「ごめ、バラムも巻き込んじゃったw」


全員「!?」


【デジョン】次元のはざまに引きずり込む


・バラムガーデン


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

グラグラグラグラ・・・・


ニーダ「ななななんだぁ!?か、舵が効かない!」

カドワキ先生「一体どうしたってんだい!?」

シュウ「スコール達・・・もしかしてしくった!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


生徒「たたた大変だぁ~~~~!」

シュウ「何事!?」

生徒「し、沈んでる!両ガーデンが・・・沈んでる!!」

シュウ「ええ!?」


うわーーーーーーー!沈んでるーーーーー!早く避難しろーーーーーーー!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!



リノア「無駄に広くなっちゃったぁ・・・」

スコール「て、てめえ・・・」

アルティミシア(どこに引きずり込んでいるのだ!?)

リノア「わかんない」

スコール「わかんないじゃねえだろボケ!失敗したなら止めろよ!」

リノア「止め方もわかんない。けど・・・とりま成功はしてるみたいだね」

リノア「こりゃ沈むまで止まりませんな、うん」

スコール「ま、まじかよ・・・」ガク

キスティス「バラムが・・・」

ゼル「沈んでく・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!



スコール「・・・わかった。じゃあ」

スコール「助けられないなら、バラムの仇を今の内に取っとくわ」

リノア「えっ諦めんの?」

スコール「お前殺してお前の首をバラム代わりにするっつってんだよ!」

リノア「小さすぎでしょw」

スコール「うるせええええええええ!おとなしくやられろォォォォ!」

リノア「・・・」ポリポリ

セルフィ「リノア~なんでこんな事するの~・・・」

アーヴァイン「みんな死んじゃうんだぞ!?いいのかい!?それで!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


リノア「・・・」


スコール「リノア、お前はたった今俺ら全員を敵に回した」

スコール「例えどこへ逃げようが俺らは地の果てまで追いかけまわして必ずお前を仕留めるぞ」

スコール「諦めろ。おとなしくここで俺らに葬られろ」


リノア「・・・」


アルティミシア(私の城をよくも・・・私も全面的に協力するぞ)

アルティミシア(時間圧縮の世界にはお前という存在はかけらも残らず消える事となる・・・)

アルティミシア(ワインの恨み、思い知れっ!)ピキーン


リノア「・・・」


ゼル「リノア!」

キスティス「リノア・・・」

セルフィ「リノア~!」

アーヴァイン「リノアっ!」


スコール「なんか言えゴルァ!!」


リノア「・・・」



クル



全員「!!」



リノア「我が名は・・・魔女【アルティミシア】・・・」

リノア「遠い未来から・・・世界を滅ぼす為にやってきた・・・!」



アルティミシア( ふ ざ け る な よ お 前 ェ ー ー ー ! ! )


アルティミシア(あいつ~~~~!私に濡れ衣を被せるつもりだ!!)

スコール「か、考えやがったなリノア・・・」

アルティミシア(そうじゃないだろ!止めろ!何としても止めろ~~~!!)


リノア「我が名は魔女・・・ア~ル~ティ~ミ~シア~・・・」


アルティミシア( 連 呼 す る な ! ! )


キスティス「ま、魔女アルティミシア・・・?」

ゼル「な、なんだよそれ・・・」

アーヴァイン「それってもしかしてさぁ~・・・」

セルフィ「リノアも乗っ取られてるって事!?」


アルティミシア(ちっが~~~う!断じて違う!!私はここにいるだろお前等!信じるな!)

スコール(お前の声あいつらに聞こえないから・・・クッソ、そうきやがったか!)

スコール(あれなら何しても全部ババアのせいって事に・・・)

アルティミシア(なんでそうなるのだ!私はなにもやってないだろ!!濡れ衣だぁ~~~~!)


リノア「何故魔女の邪魔をする・・・何故私の自由にさせないッ!」バッ


アルティミシア(うぎぎ・・・私の発言まで・・・)ギリ

スコール「や、やられたわ・・・あいつマジで頭イイ・・・」

アルティミシア(感心してる場合か!何とかしろよ!真実を知るお前が説得すればいいだろ!ええ!?)

スコール(俺、信用ないから・・・)ボソ

アルティミシア( 好 き 勝 手 や っ て る か ら だ ろ ! ! )

アルティミシア(バカヤロォーーーーーーー!!だからあれほど真面目にやれと言っただろォーーーーー!)

スコール「いやだって・・・俺好き勝手やる為に戻って来たし・・・」


リノア「ふふっ、記憶が無くなる?本当のGFの恐ろしさはそんな物ではない・・・」


全員「!?」


リノア「GFの真の恐ろしさ・・・貴様らに教えてやろう・・・」

スコール「ま、まさかあいつグリーヴァまで・・・?」

アルティミシア(そんなバカな!あれはお前のイメージを私が具現化した物だ!あいつが持ってる筈はない!)

リノア「その力・・・見せてやれ!」ペカー


ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 



スコール「・・・なんこいつ?」

アルティミシア(こいつは・・・)

ゼル「で、でけえ・・・」

キスティス「GF・・・なの・・・?」


【エンカウント】ツインタニア

ここまで


【アトミックレイ】平均ダメージ2000~30000


ボッボッボッボッボォォォォォォ!!


全員「うわーーーーーーーーッ!」


スコール「いきなりだな!?」

ゼル「あちちちち!」

キスティス「この・・・お返しっ!」


【ファイアビュート】追加効果ファイガ


ツインタニア「グオオオオオ!」ダメージ2000

キスティス「け、結構固いわね・・・」

ツインタニア「 」ギロォ


【タイダルウェイブ】平均ダメージ1500~2800


ザァァァァァァァ!!


全員「うぐあああっ!」


スコール「ぷはっ!」

セルフィ「もうびしょびしょ~!」

アルティミシア(属性攻撃を使い分けている・・・やっかいな魔獣だな・・・)

リノア「まだまだ、こいつはこんなもんじゃないよー」

全員「!?」


ツインタニア「グオオオオオオオ!!」


【メガフレア】平均ダメージ4000~6000


スコール「まじかよ!!」


ボボボボボッ ズドォォォォォォォォォン!!


全員「ぐわああああーーーーーーーッ!」


ゼル「 」(戦闘不能)

アーヴァイン「 」(戦闘不能)

キスティス「 」(戦闘不能)

セルフィ「 」(戦闘不能)


リノア「やっぱこいつすごいわw」

リノア「おや?」


スコール「うぐ・・・なんだあいつ・・・今メガフレア撃ったぞ・・・」

アルティミシア(本当に隙のないヤツだ・・・)

リノア「おーさすがスコールは生き残ってたね」

スコール「とんでもねえもん呼び出しやがってカスが・・・」

リノア「先生からもっとも信頼されてる魔獣らしいよw」

リノア「てかまだダメージ少ししか与えられてないけど、一人では厳しくないかな?」

スコール「安心しろ、こういう時の為にこんな物がある」スチャ

リノア「あ!」


【転生の炎】PT全員復活+火属性ダメージ


ボォォォォォォ!! キラキラキラキラ・・・・


リノア「フェニックスの羽・・・やるねぃ~」

スコール「ババア!回復手伝え!」


【PT全回復】


ゼル「あ、あっぶねえ・・・」

セルフィ「とんでもないヤツ~!」

スコール「持ち直したぞゴルァ!」

アルティミシア(むん!)


【ライブラ】

ツインタニア LV?? HP 50000  弱点 水、聖なる力

次元城を守る魔獣。見た目通り非常にタフなHPと防御力を誇る
その力は強大でメガフレア・タイダルウエイブ・アトミックレイ等といった強力な技を駆使してくる
しかしツインタニアの真価はパワーを蓄積したのちに起こる、メガフレアをも凌ぐ魔法にある



スコール「メガフレア以上だ・・・なんだよそれ・・・?」

リノア「果たして見られるかな?」

スコール「アホが!撃たせる前にやっちまえばいいだろ!」

リノア「できればね。あ、ほら」


【マインドブラスト】


アルティミシア(ぐああっ!またこれか・・・!)

スコール「ババア!」


ツインタニア「グオオオオ!」(たたかう)

ゼル「おあああああ!」ダメージ900


スコール「なんだよこいつ!行動めっちゃはやい!」

リノア「はやくしないと必殺技きちゃうよん」

アルティミシア(スコール、どうする!?)

スコール「・・・特殊技っきゃねえだろ!」ジャキ

キスティス「弱点を突きつつ、特殊技。どう!?」

セルフィ「さんせ~!」

アーヴァイン「僕はショットで~」

ゼル「俺も!」

スコール「男3人は力任せで特殊技だ!セルフィたんとモルボルはトリプルから弱点を突け!」

スコール「ただし回復役はモルボル!お前のホワイトウィンドだ!いいな!」

全員「オーケー!」

スコール「行くぞ!」

リノア「ふぅ・・・はてさて、どうなるかな?」


ゼル「行くぜぇ!まずは俺から!」


【デュエル】 ○×←←○○×↑↓↓↓↓↓○ バーニングレイブ


ゼル「どうだ!?」

ツインタニア「グオオオオ!」ダメージ5547

ゼル「かてえな畜生・・・」

セルフィ「じゃあ次いきま~す!」


【トリプル】ホーリー×3


ツインタニア「ガアアアアア!」ダメージ4849

セルフィ「うう~、そんなに効いてない感じぃ~?」


アーヴァイン「お~し、じゃあ次は僕が(ry

リノア「残念時間切れw」


【メガフレア】


全員「うわああああああああああ!!」


ゼル「 」(戦闘不能)

アーヴァイン「 」(戦闘不能)

キスティス「 」(戦闘不能)

セルフィ「 」(戦闘不能)


リノア「はい残念また最初からやり直し」

スコール「うぐ・・・この野郎・・・」ガク

リノア「もっかいフェニックス呼べば?」

スコール「言われなくったってやるわボケェ!!」ピッ


【転生の炎】


全員「うう・・・」ボロ

スコール「くっそ・・・立て直すのに精いっぱいだわ・・・」

アルティミシア(あいつの行動が速すぎるんだ・・・見た目に反して機敏な奴め・・・)

リノア「おや?」


『○○○○○のためにパワーアップ!』


全員「!?」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


ツインタニア「・・・」キュィィィン


リノア「あららら、こりゃ時間切れかな?」

リノア「ほら、はやく仕留めないと必殺技きちゃうよ」

ゼル「なんかヤバくないか・・・」

キスティス「ス、スコール!」

スコール「ぐぐ・・・もうこれっきゃねえ!」


スコール「 全 員 特 殊 技 だ !」


リノア「あーあ、やっぱそっちを選んだか」

スコール「オラァァァァァァ!!」


【連続剣】【デュエル】【ショット】


リノア「がんばれー後ちょっとー」


【青魔法】レイ・ボム 【スロット】フレア×3


リノア「いいよいいよーきてるよー」


ツインタニア「・・・・」キュィィィ

スコール「がああああああああ!かてえェーーーー!」

アルティミシア(着実にダメージは蓄積されているはずだ・・・後少しのはずなんだ!)

スコール「つかババア!お前も手伝えよ!?」

アルティミシア(やっとるだろうが!お前等にオーラかけたりヘイストかけたり大忙しなんだよ!)

アルティミシア(お前等5人全員私がやってるんだぞ!?礼くらい言え!バカモノが!)

ゼル「ハァ・・・ハァ・・・なんてタフなんだよ・・・」ハァハァ

アーヴァイン「さすがに・・・バテた・・・指が痛いや」ヒリヒリ

セルフィ「スロット回し過ぎて目が回るよ~」グルグル

キスティス「ちょっと・・・スタミナがキツイわね・・・」ゴホゴホ

スコール「ヘバんな!後1ターン!」


リノア「あっ時間切れだ」


全員「!?」


リノア「~~~♪」パー

スコール「な、なんだよ!?」

リノア「ヒント出してあげよっかなって」

アルティミシア(じゃんけん・・・?)


リノア「ギ」

リノア「ガ」

リノア「フ」

リノア「レ」

リノア「ア」



ツインタニア「 グ オ オ オ オ オ オ ! ! 」


【ギガフレア】


ゴポポポポポポポポ・・・・


ボンッ ボンッ ボンッ


カ ッ


ボボ ボ ボ ボ ォ ォ ォ ォ ォ ! !


ボォン・・・ボォン・・・ボォン・・・


ガラ・・・・


ヒュゥゥゥゥゥ・・・・


ゼル「 」(戦闘不能)

アーヴァイン「 」(戦闘不能)

キスティス「 」(戦闘不能)

セルフィ「 」(戦闘不能)


リノア「・・・」


スコール「 」(戦闘不能)


リノア「あちゃ~、さすがにスコールも耐えれなかったかぁ」

ツインタニア「グオオオオオオ!!」

リノア「おつかれさん。よくやったよ」

リノア「ガルバディアガーデンも必要以上にボロボロ出しねw」

リノア「・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・


うわーーーー!沈むーーーーー!助けてくれぇーーーーー!


リノア「ガーデンももう時期沈む・・・」

リノア「・・・帰ろっか」

ツインタニア「グォォォォ・・・」






アルティミシア「待て」


リノア「え!?おばさん!?なんで・・・」

アルティミシア「お前がスコールを戦闘不能にしてくれたおかげで自由に動かせたよ」

リノア「ハッ!」

【オダイン・バングル】

リノア「・・・自分で付けたんだ」

アルティミシア「ツインタニアか・・・古に存在した伝説の魔獣」

アルティミシア「まさかお前がGFとして持っていたとは思わなかったがな」

リノア「ま、まあね~・・・」

アルティミシア「・・・消える準備はいいか?」

リノア「やっぱそう来る!?」

アルティミシア「我が城を無き者にした報い・・・その身で受けてもらう!」

リノア「や、ヤバ~・・・ツインタニア!」


ツインタニア「グオオオオオオン!」


アルティミシア「どいてろ、豚!」


【GF グリーヴァ】


グリーヴァ「ギャォォォォォ!」


リノア「な、何それ!?」

アルティミシア「ここは、お前の場所じゃない・・・」

アルティミシア「消えろッ!」


【ショックウェーブパルサー】


リノア「うわっ!」


キュィィィ・・・・ カ ッ !!

!
ツインタニア「ォォォォォォォ!?」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・ボ ォ ン ! !


アルティミシア「他愛もない・・・・」


シュゥゥゥゥゥゥ・・・


アルティミシア「リノアがいない・・・どこへ?」


ダダダダダダダダッ!


リノア「ハァッ!ハァッ!・・・・な、なにあれ!?」

リノア「やっぱベテラン魔女は違うわ・・・危なかったぁ~」


アルティミシア「何がだ」


リノア「ッ!?」

アルティミシア「相変わらず逃げ足だけは早いな」

リノア「そ、そちらこそ・・・」ハハ

アルティミシア「私のは足ではない。羽だ」

リノア「そっすか・・・天使みたいっすね」ハハ

アルティミシア「・・・消えろ!」バッ

リノア「やっぱそう来ます!?」


【フレア】


リノア「ひぃぃぃ~~~~~!」ダダダダダッ

アルティミシア「まてぇっ!貴様は、貴様はここで殺ぉす!」ギュオンッ

リノア「ちょっと待ってよ!アタシは魔女になりたてであまりうまく力使えないんだからさぁ!」

アルティミシア「ならば好都合!魔女の力を使いこなす前に・・・消えてもらう!」


【メテオ】


リノア「ヤダァァァァァァァァァァ!」ダダダダダッ


ズドドドドドドドド!


リノア「ハァ・・・ハァ・・・撒いた?」チラ


バサァッ・・・ バサァッ・・・


リノア「Oh・・・」


アルティミシア「・・・」キュィィィ


【メイルシュトローム】


リノア「ひぎぃぃぃぃぃ~~~~!」ギュゥゥゥゥゥゥ


リノア「リアルピンチなんですけど・・・」ゴフ

アルティミシア「消える前にひとつ聞かせろ」スタ

リノア「な、なんすか・・・」

アルティミシア「お前の師匠の本体のいる場所・・・次元の狭間とやらはどうやって行けばいい?」

リノア「・・・」

アルティミシア「はやく答えろ!」

リノア「え、いや、ちょっ!違う!違うの!」

リノア「あそこを自由に行き来できるのは先生だけなの!アタシらは行くとかそういう問題じゃないの!」

リノア「私は先生に連れてこられただけ!これは本当だって!信じてよ!」

アルティミシア「なるほど、どうやら本当のようだな」

リノア「まじまじ!アタシはいつだってマジ!」

アルティミシア「・・・ならばスコール達に情報を送ったのは?」

リノア「へ!?」

アルティミシア「伝説の武器だの古代の地図だの・・・あれらを教えたのはどういう意図だ?」

アルティミシア「答えろ!」

リノア「あれはその、今後の冒険が楽になるかなっていう・・・」

アルティミシア「・・・嘘だな」

リノア「!?」

アルティミシア「グリーヴァ!」


グリーヴァ「グオオオオオオ!」


アルティミシア「本当の事を言え・・・でないともっとも報われない死に方をさせるぞ」

リノア「・・・例えば?」

アルティミシア「あいつにお前の顔面をかじらせるなんてのはどうだ?」

リノア「ノーセンキュー!」

アルティミシア「ならばはやく答えろ!」

リノア「・・・」


グリーヴァ「グルルルル・・・」


リノア「・・・その前にひとついいっすか」

アルティミシア「なんだ?」

リノア「あれ・・・まじで何?あんなGFマジ見たことないんすけど」

アルティミシア「・・・グリーヴァだ」

リノア「グリーヴァ・・・それって・・・」

アルティミシア「ん・・・知っているのか?まぁ、どうでもいい」

アルティミシア「でははやく答えてもらおうか。何故半端に協力する?」

リノア「うるせえお前に関係ねえよババア」

アルティミシア「!?」


リノア「誰が言うかボケwしねっ!」

アルティミシア「貴様・・・どうやら死にたいらしいな・・・」ピキピキ

リノア「あれ見て確信したわ」

リノア「お前に、私は、殺せない」

アルティミシア「なんだと・・・」


リノア「アンジェロ!」ピィー!


アルティミシア「!」


【アンジェロラッシュ】


ターーーーンッ!


リノア「緊急離脱っ!」ゴロゴロゴロ

アルティミシア「ぬあっ!この犬っころ!邪魔だ!」ブン!

リノア「脱出成功っ!」スタ

アルティミシア「・・・一人で私とグリーヴァを相手にするつもりか?」

リノア「ていうかバトるまでもないっていう」

アルティミシア「どういう事だ!?」

リノア「おばさん、自分で言った事思いだしなよ」

リノア「人間に魔女の力が制御できるっけ?」

アルティミシア「突然何を・・・できるわけないだろそんな事」

リノア「ですよね~」

リノア「というわけで脳みその中にお戻りくださいねw」

アルティミシア「ハッ!」


スコール「 」(戦闘不能)


パキッ・・・ピキピキピキ・・・バキッ!


【オダイン・バングル(ひび割れ)】


アルティミシア「バングルが・・・!」

リノア「こんな強力なGF呼ぶからだよw」

アルティミシア「ぬああっ!くそ・・・ち、力が・・・抜ける・・・」シュゥゥゥゥ

リノア「後一歩だったねぇ~、アタシも今回ばかりはヒヤっとしたわ」

リノア「運命はアタシに味方してくれてるのかな?なんつって~」

次で終わり


アルティミシア「お前の・・・目的は・・・なんだ・・・」シュゥゥゥ

リノア「だから力付くで聞けって」

アルティミシア「うぐ・・・おのれリノア・・・」シュゥゥゥゥ

リノア「まぁその内わかるから、それまでガマンガマンっ」


バキバキバキッ


リノア「とりあえずまたスコールの中でじっとしててね」

リノア「またしばらくしたら姿現すから」

アルティミシア「くそ・・・よくも・・・私の城を・・・」

リノア「まだそれ言うの・・・じゃあスコールにワインでも買ってもらいなさいよ」

リノア「ドールに画家もいるし?黒ジャンに連れてってもらいなさい」ウンウン


バキ・・・バキッ


アルティミシア「お、おのれ・・・」


リノア「バックホーム!」ビシッ


アルティミシア「 リ ノ ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ! 」


バ リ ィ ィ ン !


アルティミシア「 あ あ あ あ あ あ あ あ ! 」

リノア「勢いすごっ」


スコール「 」(戦闘不能)


アルティミシア「スコーーーーーーーーーーーーーール!」ピッ

リノア「ん?」


ガチャンッ


シュゥゥゥゥゥゥ・・・・


リノア「戻っちゃった」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


ズプズプズプズプ・・・・


ニーダ「うあああああああ!ダメだ!全然浮上しない!!」

ニーダ「ガーデンの半分が沈んだ!もうこれ以上上げれないよ!」

シュウ「せ、せめてどこかから脱出はできないの!?」

ニーダ「無理だよもう!出力が上がらないんだ!」

カドワキ先生「みんなを3Fに避難させるんだよ!せめて少しでも高い場所へ・・・」

シュウ「みんな!決して外へ出てはダメよ!」


ざわざわ・・・俺達どうなっちゃうんだよ・・・ざわざわ・・・


シュウ「スコール・・・何やってるのよ・・・」


  


おわーーーーー! なんだ!? 爆発か!?


シュウ「どうした!?」

ニーダ「が、ガルバディアガーデンがぶつかってきた!!」

シュウ「な・・・どうして!?」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


ニーダ「うわ!まただ・・・みんな!衝撃に備えろ!」


ト ゙ コ ゙ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン !


シュウ「きゃあっ!」ドサ

ニーダ「いつつ・・・なんなんだよもう・・・!」

シュウ「ま、また来るわ!」


ト ゙ コ ゙ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン !


シュウ「これってもしかして・・・」

シュウ「押し出そうと・・・しているの・・・?」


ト ゙ コ ゙ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン !


ト ゙ コ ゙ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン !


ドゴォォォォォォォン! グラグラグラグラ・・・


リノア「おわわっ!な、なに!?」


ヒラ・・・ヒラ・・・ヒラ・・・


リノア「ん、何これ・・・」ピト

リノア「バラだ・・・って事は!?」


ライトニング「行け!オーディン!あの移動要塞をここから押し出すぞ!」

オーディン「オオオオオオ!」


ドゴォォォォォォォン!

ドゴォォォォォォォン!

ドゴォォォォォォォン!


ライトニング「急げ!あれを沈めるわけにはいかない!」


ドゴォォォォォォォン!

ドゴォォォォォォォン!

ドゴォォォォォォォン!



ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


ズプズプズプズプ・・・・


ライトニング「ダメか・・・ならば作戦変更だ!」

ライトニング「押してダメなら、引いてみろだ!」

ライトニング「ハァッ!」


パカラッ パカラッ パカラッ パカラッ・・・・



リノア「バ、バラのねーさん・・・」

リノア「ほんと、年上キラーだなぁスコールは・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ ギィィィィィ・・・・


スコール「・・・」


ゴォン・・・ ドォン・・・


スコール(う、うるせえな・・・)


スタスタスタスタ


ピタ


リノア「おハロー」


スコール(・・・リノア?)


リノア「おばさん、戻り際にレイズかけてたのね」

リノア「スコールすごいね。なんだかんだでモテモテじゃん」


スコール(うれしか・・・ねえんだよ・・・俺はセルフィたんLOVEだ・・・ボケ・・・)


リノア「まぁ、なんていうか~・・・」

リノア「ここいらでアタシ、パーティー離脱するからw」


スコール(死ね・・・二度と戻ってくんな・・・)


リノア「用事があってさ。アタシ行かなきゃ」

リノア「あ、安心していいよ。バラムガーデンはなんとかなりそうだから」


スコール(どこ・・・いくんだよ・・・)


リノア「行先は・・・言わなくてもわかるよね?」


スコール(エ・・・スタ・・・)


リノア「ちょっとアデル先輩んとこ行ってくっわ」

リノア「後を追いたいなら好きにすればいいけど~、スコール、現時点じゃ全然勝ち目ないよ」


スコール(あのウド巨人・・・絶対殺す・・・)


リノア「かと言って修行してる暇もないと思うしさ。てなわけで」

リノア「短期間で強くなれちゃう方法を、教えちゃいま~す!」


スコール(ハァ・・・?)


リノア「まずこれ、はい」ヒラ


【第三世界の地図】


スコール(・・・)


リノア「ああ後、こいつあげるわ」ガチャン


スコール(・・・!)


【ギルガメッシュ】


リノア「そいつ詳しいから色々教えてもらうといいよ」

リノア「もう、必要ないしw」

スコール(必要・・・ない・・・?)

リノア「イデアも用済みになったし、そろそろ先生が完全復活の秒読み入ったから」

リノア「その暁にはみんな消えちゃうよ。例の力で」

スコール(なんでお前は・・・わかっててそっちに着くんだよ・・・)

リノア「まぁ、アデル次第だけどね~」

リノア「でもめんどくさいなぁ・・・宇宙とか超遠いし・・・」

リノア「あーあ、弟子は大変だわ」

スコール(・・・)


ズズズズズズズ゙・・・・


リノア「あ、やば。そろそろガチで沈む」

リノア「てなわけで、アタシそろそろ行くわ!」

リノア「また会おうね。スコールっ!」ギュ


スコール(待て・・・指輪返せ・・・)



スタスタスタスタスタ・・・・



(待て・・・・リノア・・・・)




ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


ズプズプズプズプ・・・・



・・・・・・・



・・・・・・・



・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・・



(本当に・・・なんとお礼を申し上げたらよいでしょう)


(構わん。お前等の協力も必要だから助けただけだ)


(私達が育てた庭、私達が育てた種・・・ああ、私のかわいい子供達)


(随分苦労したな)


(ええ、それはそれは・・・しかしあなたも)


(ああ、時の歪みの正体はわかった)


(おそらくこれに入れば・・・元凶にたどり着くはずだ)


(行くのですか?この次元の歪みの穴へと行くのですか?どこに通じているかわかりませんよ)


(心配するな。奇跡は私達の得意技だ)


(ではせめて・・・私はあなたの無事を祈りましょう)


(一つ言っておこう。お前は子供を甘やかしすぎだ)


(この先何があろうと耐えれるように・・・厳しく躾けておけ)


(特にこのバカを)


(この子は・・・元からこうですから)


(ふん、甘ったれが)


(前だけ見てろ。過去を振り返るな。そして運命を乗り越えて見せろ)


(そう言っておけ)


(はい・・・確かに)


(行こう。オーディン・・・)


(・・・)


(起きなさい。スコール)



スコール「えっ」


(スコール。キスティス、セルフィ、アーヴァイン、ゼル)



スコール「ハッ!」



・バラムガーデン


イデア「・・・大きくなりましたね」


イデア「・・・強くなりましたね」


イデア「この日を待っていました」


イデア「この日を恐れていました」



全員「まま先生・・・」


イデア「今日は善き日ですか?今日は忌まわしき日ですか?」

イデア「エルオーネは!?私はエルオーネを守りましたか!?」


スコール「・・・」


イデア「みんな・・・無事でよかった・・・」

イデア「・・・ごめんなさい、私の子供達」

イデア「本当の子供の用に思って育ててきたあなた達を私は・・・・」


スコール「・・・」


セルフィ「リノアは~・・・?」


スコール「ハッ!そうだリノア・・・!」

スコール「うぐ!」ズキ


イデア「思う事もあるでしょう。知りたいこともあるでしょう」

イデア「しかし今はよいのです。全てを忘れてお眠りなさい」

イデア「また・・・語らいましょう。時が来れば、語り合いましょう」

イデア「全て話しましょう。この世界に起こった全てを・・・」

イデア「その時まで、お眠りなさい・・・私のかわいい子供達」


スコール「・・・」ガク



(まま先生・・・元に戻ったのか)



(それにここはバラムガーデン・・・無事だったんだな)



(リノアはどこへ行った・・・あいつは一体何を企んでいる?)



(エスタ・・・そしてアデル・・・そしてあのウド巨人・・・)



(魔女を集めている?何の為に?完全復活?世界が消える?)




(・・・めんどうだ。寝よう)





(・・・おやすみ)


イデア「・・・」


ムク


スコール「・・・」フラフラ


スコール「イ・・・デア・・・」


イデア「スコール・・・ではありませんね?」

アルティミシア「・・・よう、先輩」

イデア「・・・初めまして。魔女を継ぐ者」

アルティミシア「まさかこんな時が来るとはな・・・」

イデア「よいのです。私の子供がとんだご無礼を働いたようで・・・」

アルティミシア「無礼所の騒ぎではないわ。こいつのワガママ付き合ったが為に散々な目に合っている」

アルティミシア「お前は一体どんな教育をしているのだ?一般常識のカケラもないチャランポランに育っているぞ」

イデア「・・・」

アルティミシア「聞かせろ。すでに私の知っている過去とは大きく変化している」

アルティミシア「何があった。一体世界に何が起こっている?」

イデア「・・・積る話しがあるのはわかります。逸る気持ちもわかります」

イデア「しかし今は寝かせてあげましょう。戦いを終え、安らぎのゆりかごの中へ・・・」

アルティミシア「・・・」

イデア「私は石の家へと戻っています。かつての思い出の眠る家へと戻っています」

イデア「スコール達が起きたらそうお伝え下さい」

イデア「そこで全てを話しましょう・・・」

アルティミシア「・・・わかった」

イデア「では・・・」


スタスタスタ・・・・


アルティミシア(・・・)


アルティミシア(変わった話し方をする奴だな・・・)



スコール「はわぁ~ん、セルフィたんの太ももスリスリ~」zzz



アルティミシア(・・・夢精するなよ?)




スコール「できた、ライブラ縦回転~」zzz



アルティミシア(するな)


【DISC3に交換して下さい】

多くの・・・数えきれない投稿になりました・・・

たくさんのモラルを失いました・・・たくさんのネタをやらかしました・・・

でも・・・次はもっと・・・いろんな物を失うと思います・・・

誰が死んだかわからないくらい・・・いっぱい殺すと思います・・・

その代わり・・・セルフィ愛してます・・・おしゃべりしてる最中に不意打ちキスしたいです・・・

だから・・・続きはセルフィみたいな髪型の女の子を見かけたら書く・・・


もういっかい流行るよね・・・?外ハネヘアー・・・大丈夫・・・だよねっ!?(切実)

一つだけ・・・お願いがあります・・・このSSを通じて・・・みなさんに伝えたい事があります・・・


それは・・・



出せなかったキャラ(チョコ坊)の事・・・時々でいいから・・・




思い出してください・・・(号泣)







スコール「我が名はラーサー・ファルナス・ソリドール」 【完】



           _、-‐'''`'''''''''ー-、          ,i::i、   ',;;;;;;;;',
         /:::;:;::ヽ:::::::ヽ、::、::`ヽ,        i:','i:i    ',::::::::',
        /::/::::i::'、::、::ヽ、:::ヽ:::ヽ::::'、        '、.,i:'、,  ',::::::::
        /:::::::i、:、:::`'、:、、:ヽ、:ヽ:::ヽ::::'、  i; 、 i,|,  i:','i::i   ' ,'ヽ
        i::::;:::i'i,`、'、'、ヽ、_,,、-:::::`;:::::::::ヽ、i; /i,i::i;  i'、,'、、 ././ヽ
        i:::;::::i_,,,,,、、ヽ、'^,-,-、,、;:、:::ヽ、::::ノ'"ノ:::/   ヽi、;、i  i、::.   
        `i;、::::i./';'ヽ' ` 'ー''´ ヽ::'、ー‐":::::::/     i:,/ /'''、
     `、ヽ、`、:::'-、`´ 、 __   /`::::ヽ、--''"      '、i、,_' _,,''
      ヽ`ーノ:::;;;;;:'、_ ヽ"ノ / |::::ノ'`'ー         'i`'ー、''i'
       ヽ、::::::_、‐'i'' `'-、、-'"   iー、----、        i`''ー-''i、    
        `'''"i_/;、"`;、i;_    ノ'i,::ヽ   `ヽ       i`'ー-‐i;;、
          /"   ヽ:::`、`-、,_ノ"~'、::ヽ.、   `ー、     i`'''''''"i、:
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         i     i'、_,,,i'i__,,,,、-‐i''ー'':i‐'、      ヽi     i、
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          i    i`i.   ', `'i:; i ;i:::::i  `'ー、   ;、    /
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