まどか「まどカニバリズム?」 (133)


1話:具材の中にあった、ような……
2話:腕はとっても美味しいなって
3話:もう何も不味くない
4話:あの子も、この子も、あるんだよ
5話:罪悪感なんて、あるわけない
6話:ほむほむ絶対美味しいよ
7話:親友の頭部と向き合えますか?
8話:あたしって、ほんと川越シェフ
9話:さやかの、あたしが残さない
10話:もう誰にも渡さない
11話:最後に残った五臓六腑
12話:わたしの、最高の食材

まどか『ほむらちゃんとの体の相性を調べてみる』


まどか(というわけで今日はほむらちゃんを自宅に誘ってみました)

ほむら「……」ソワソワ

まどか(ほむらちゃんが悪魔(笑)になってから初めてのお誘いという事で、ほむらちゃんはなんだかずっとソワソワしっぱなしです)

ほむら(どうしよう…もしまどかが今日の会話で記憶を戻したら…いや、何を弱気になってるの暁美ほむら、私にミスなどありえないわ)ファサァ

まどか(恐らくこんなことを思ってるほむらちゃんですが、記憶なんて転校してきたその日に思い出したことを未だに知らない辺り、ほむらちゃんほむほむとしか言いようがないドジっ子振りは健在のようです。ほむらちゃん可愛い!ペットにしたい!)ウエヒヒ


まどか(そんな私だけの可愛い可愛いほむらちゃんですが、なんと私の記憶を奪ったのは私に対する愛が理由らしいです!
    これはもう結婚しか有り得ません!ほむらちゃんと結婚したい!子供欲しい!どちらかと言うとその過程しかいらない!)

まどか(ということで、今日は私とほむらちゃんの体の相性が良いかどうか試してみます!
    相性って大事ですよね!拒否反応起こしたら結婚どころじゃありません!)

まどか(ほむ奴隷ことQBも説得(物理)して協力してもらいました!準備万端です!)

まどか(それっじゃあいきましょう鹿目まどか!)


まどか「ほ、ほむらちゃん、ご飯作ったんだけど、ちょっと味見してくれるかな?」オドオド

ほむら「え?え、ええ、別に構わないわよ?」

まどか(おおっと!ほむらちゃん突然のお誘いにハトがRPG-7喰らったような顔です!)

まどか「やった!ちょっと待っててねほむらちゃん!」

まどか(まあほむらちゃんが断るなんてことはしないだろうし、すぐに用意したものを持ってきます。
     もし断ったらそのままほむらちゃんを具材にしてましたウエヒヒ)


まどか「こ、これなんだけど、どうかな…?」アザトク

ほむら「あら、ハンバーグね。凄いわまどか、あなた良いお嫁さんになるわよ」ニッコリ

まどか「お、お、お嫁さんっ…!」プシュー

まどか(笑顔でそう言うほむらちゃんは凄く美人で…パンツがエントロピーを凌駕しました)


ほむら「それじゃあ貰うわね、いただきます」パクッ

まどか「ど、どうかな?」オソルオソル

ほむら「…ええ、とても美味しいわ。特にこのお肉、今まで食べたことのない食感よ」

まどか「うわわ!やっぱり私のほむらちゃん!分かってくれるんだね!」パアァ


ほむら「(私の…?)え、ええ。いったい何のお肉を使ったの?」

まどか「ティヒヒヒ!実は、この部分でした!」ワキバラチラッ

ほむら「ちょっと、まどか何をして……え?」

まどか「だから、私の、この抉れた左わき腹の部分のお肉だよっ!」ニコッ


ほむら「え、え、え、あの、え、え?」

まどか「やっぱりビックリした?でもほむらちゃんが美味しく食べてくれてなによりだよ!」

ほむら「ま、まどか、変な冗談は止めましょう?ほら、ど、どういう仕組み、なの?」

まどか「むむー!まだ信じてくれないのー?じゃあほら、触ってみて!」ホムラノテグイ

ほむら「え、あ、やめ」

まどかの左わき腹「」ビチョ

ほむら「い、いやあああ!」


まどか「ほ、ほむらちゃん?さすがにその反応は傷付くかなって」

ほむら「え、え、本物、だったら、私がさっき、く、口にしたの、って」

まどか「うん!抉った私の肉だよ!ちなみに痛みはQBのお陰で全く皆無です!」エッヘン

ほむら「……っぷ」

ほむら「おえぇぇ、っ、おぇ」ビチャビチャ

まどか「」ピクッ


ほむら「おぇ、ぅあ、なん、で、おえぇぇ」

ほむら「ぅあ、はぁ、はぁ、あ、う…まど、か…?」

まどか「ほむらちゃん?どうして吐いたのかな?」


ほむら「そ、んなの、当然、無」

まどか「そんなの当然大丈夫なんだよね!うん、さっきのは事故だよね!」

まどか「もう、ほむらちゃんったら仕方ないなぁ!ほら、あーん」

ほむら「や、やだ、やめむぐっ…おえぇぇぇぇ」ビチャビチャ

ほむら「おえぇぇぇ、がはっ、あ、うあぁぁ」


ほむら「なん、で、こんなこと、するの、まどかぁ」グスッ

ほむら「…まどか?」

まどか「嘘。嘘だ。嘘に決まってる。だって、私とほむらちゃんの相性が悪いわけないのに。
     下味に絡めた血だってちゃんと煮沸消毒して。だから、それで吐くはずが」

ほむら「ま、まどか…」ブルブル


まどか「あっ、そっか、ほむらちゃんはハンバーグが嫌いなんだ。もう、しょうがないなぁ。
     だったら、直接食べさせてあげるよ。ほら、ほむらちゃん、どうぞ」グチョ

ほむら「ひっ!いや!やめて!やめてえええええ!」

まどか「ほむらちゃん、もし吐いたら」

ほむら「やめてえ!いやあああ!いやあ痛っ!」

まどか「このまま、このナイフでほむらちゃんの二の腕切り落としてあげるね」ボソッ

ほむら「」ガタガタガタガタ


まどか「はい、ほむらちゃん、あーん」

ほむら「あ、うあ、っ、むぐ、んんん、んっ」ゴクン

まどか「やっぱり!食べられないわけないよね!じゃあどんどん行くねほむらちゃん!」


ほむら「いや、いやぁぁ、もうやだよまどかぁ…」ナミダメ

まどか「そんなこと言わずにさ、ほむらちゃん!ほら、次はもっと新鮮なのあげるね!」

ナイフ「やあ」

まどかの太もも「やあ」

ほむら「」

まどか「ほら、これでここをこうすると、ほら!綺麗に切り取れたでしょ?
    この部分は栄養がたくさんあって…ほむらちゃん、どうしたの?」

ほむら「出して!お願いだからこの部屋から出して!ねえ!お願いまどか!」トビラガンガン

ほむら「やだ!やだああああああああああああ!」

まどか「もう、ほむらちゃんったら、何をそんなに怖がってるの?
私はただ、ほむらちゃんと体の相性を調べてるだけなのに……はい、ほむらちゃん、あーん」

血みどろの肉塊「」


ほむら「絶対いや!いやよ!お願いだからやめて!まどか!まどかぁ!」

まどか「うるさいなぁ…そんなほむらちゃんには無理やり押し込んじゃえ!」

ほむら「やだ!やだあああむぐっ!?……おえぇぇぇ!」

まどか「あーあ、吐いちゃったね、ほむらちゃん。せっかくの食べ物を粗末にするだなんて、ほむらちゃんには、お仕置きが必要だね」クスッ


ほむら「ごめ、ごめんなさい…っ」フルフル

まどか「だぁめ、ほむらちゃん。ほら、おてて出して?」

ほむら「ごめんなさいっ、なんでもするから、だから、だからぁ…」

まどか「むー、そこまで言われてしたら、私嫌われちゃうよね」

まどか「もう、しょうがないなぁ。ほむらちゃん」ニコッ


ほむら「まどか……」ホッ

まどか「でも、それじゃあほむらちゃんの為にならないから」テグイッ

ほむら「えっ」

まどか「やっぱりお仕置きだね」ナイフスパッ


ほむら「……あ」

ほむら「あああああああああああ!いやあああああああああああ!」

まどか「えへへー、ほむらちゃんのおっにっくー♪」ナイフグリグリ

ほむら「痛いいいいい!やだあああああああああああ!あああああああああああああ!」

まどか「あっ、そっか。ほむらちゃん今は魔法少女じゃないから、痛みを軽減できないんだ。
     痛くなってごめんね。でも後ちょっとだけの辛抱だからね?」ナイフグリグリ


ほむら「ああああああ!あ、あ、あ、っあぁ……」プツン

まどか「ありゃりゃ、ほむらちゃん気絶しちゃった?でも、私にとっては都合が良いや」

まどか「それにしても、ほむらちゃんの血はやっぱり美味しいね!」ジュルリジュルリ

まどか「ほむらちゃん、やっぱりほむらちゃんは、私の最高の友達だよっ!」ウエヒヒ


まどか「まだまだ続くよウエヒヒヒ」モグモグ


まどか『さやかちゃんがゾンビと聞いて』


まどか(こんにちは)

まどか(今日も救済、あなたのそばに這いよる概念、鹿目まどかです)

まどか(唐突ですが、私は神様です)

まどか(時空を司る神様なので、色んな世界線の色んな人が見えます)


まどか(ある時は、パパがマミさんとデキてました)

まどか(結果、ママが魔女化しました)

まどか(ある時は、中沢君が早乙女先生を口説いてました)

まどか(結果、産休で先生が来なくなりました)

まどか(ある時は、ワルプルギスの夜をほむらちゃんが倒してました)

まどか(結果、数えきれないほどの武器の窃盗でほむらちゃんは捕まりました)


まどか(そんな、無限にある世界ですが、ほとんど変わらないものもあります)

さやか『奇跡も魔法も、あるんだよ』

まどか(さやかちゃんです)

さやか『あたしって、ほんとバカ』

まどか(すいません、語弊がありました)

まどか(さやかちゃん(笑)です)


まどか(どんな世界線でも、さやかちゃんは親しい友人ポジションです)

まどか(さやかっこいいです)

まどか(そして、事態を次々と悪化させていくプロフェッショナルです)

まどか(さやかすです)

まどか(最終的に魔女化して、杏子ちゃんを道連れに退場します)

まどか(さやかえれという言葉以外見つからないほどの、綺麗な三段落ちです)


まどか(たとえ仁美ちゃんが魔女によって殺されても、上條君をマミさんに寝取られます)

まどか(その腹いせにマミさんを殺して魔女化して杏子ちゃんと爆死です)

まどか(ほむらちゃんが冷たくあしらうのは仕方ないと思いました)


まどか(そんなさやかちゃんですが、ほむらちゃんの魔女結界内で遂に覚醒です)

まどか(力がですか?いいえ、レズにです)

さやか『私がレズぅ!?んなのあるわけないでしょ!もー、まどかったらー!』

まどか(そう言うさやかちゃんの隣には、見間違いがなければ、
     沢山のキスマークを付けた杏子ちゃんがいたと思います)


まどか(さて、枕が長くなりました、それではここで突然本題です)

まどか(さやかちゃんはゾンビらしいです、というか痛くないらしいです)

まどか(後、お肉が比較的柔らかい(私調べ)です)

まどか(というわけで、さやかちゃんのお肉をいただこうかと思います)

早乙女「はい、皆さんおはようございます。今日も暁美さんは体調が少し優れないので学校を休むと本人から連絡がありました。
     皆さんも季節代わりのこの時期、体調を崩すことのないようにね。ところで皆さん、恋人の体調が悪い時は普通、お粥を出しますか?それともりんごのすり身ですか?」

まどか(今日もほむらちゃんは学校をお休みしています。みんな心配しているようですけど、私の家でかんき…看病してるので、まだ当分来ないと思います)ハイ,ナカザワクンッ!

まどか(ただほむらちゃんは元々病弱なので、不審がられません)ドッチデモイインジャナイカト…

まどか(でも、一人だけ鋭い人がいます)リンゴキライダッタノヨッ!


さやか(悪魔のほむらが、こんなに体調を崩すわけがない…)

さやか(あの悪魔、何か企んでるに違いない。今日家に行ってやる!)

まどか(さやかちゃんです)


まどか(もちろん、いくら私の行為がほむらちゃんの愛情に対する私なりの答えだとしても、
     誰かに見つかると少し厄介なことになるのは分かっています)

まどか(なので、さやかちゃんには無駄な詮索をしないでねってお願いしたのに、
     当の本人はどこ吹く風で私も非常に困ってます。B級映画だと死亡フラグ立ってます)

まどか(と言うことで、さやかちゃんはさやかちゃんらしく退場してもらおうと思います)


まどか「ねえねえさやかちゃん!今日帰りに私の家に寄っていかない?」

さやか「え、どうしたの、まどか。まどかから家に誘うって初めてじゃん」キョトン

まどか「いや、あのね、ほむらちゃん結構休んでるからお見舞いに行きたいんだけど、
     ほむらちゃんって一人暮らしだし不自由してそうだから、何が必要かなって…」

さやか「ははーん。そこでこの女子力高いさやかちゃんに看病のノウハウを教えてもらおう!って魂胆ですなー。看病だなんてまどかもダイタンになったねー!」コノォ

まどか「そ、そんなこと…あるけど…」

まどか(どの世界でも上條君の看病に失敗してきたのに、とは敢えて言いません)

まだ夜の浅い時間に建ててたら間違いなく延びてたと思うが、変態だらけのこの時間帯に建てる辺りよくあんた分かってるよ


さやか「よし、分かった。今日はほむらの看病大作戦だー!」

まどか「さやかちゃんありがとう!」

さやか(まどかがいたら、あの悪魔も動揺するはず)

さやか(そこで円環の力を取り戻して、まどかの記憶も復活させる)

さやか(ナイスタイミングだよ!よくやったまどか!)

まどか(さやかちゃんは絶対に将来詐欺に引っかかると思いました)

>>69
いや単純にv速おーぷんなってから建てるの初めてだから真夜中に建てただけ
明日はほとんどの場所が普通の仕事や学校なのに、見てる人すまないな
まだあるから眠たい人はどんどん無理せず眠って体調を整えてくれ
付き合える人いたら最後まで頼んだ、朝までには終わらせる


まどか(何はともあれ、さやかちゃんを家に呼び出すのに成功です)

さやか「へぇ、まどかの部屋って意外に散らかってるねー」キョロキョロ

まどか「最近掃除してなくて。ちょっとお茶入れてくるから待っててね」パタン


まどか(部屋を出て廊下から観察してると、案の定さやかちゃんは部屋を探索します)

まどか(するとどこからか声が聞こえるので、クローゼットを開けるさやかちゃん)

まどか(そこで、縛られたほむらちゃんと対面するという、思い描いた通りの展開です)


ほむら「」グタ

さやか「え……ほむ、ら……?」

ほむら「あ、あぁ、あなた、だったのね…」

ほむら「全く、どうして、あなたが、ここに、ごほっ!」ビチャ


さやか「ちょ、ちょっとほむら!なんでここに!?ってか大丈夫なの!?」

ほむら「この様子で、大丈夫なのは、あなたくらい、よ……」ニノウデチラ

さやか「うっ……!あ、あんた、何があって……」

ほむら「分からないわ、いきなり、まどかに……ひっ!?」ビクゥ


さやか「……?」

ほむら「あ、ああ、ごめんなさい!ごめんなさい!やだ!やだあああ!もう許してええ!」

さやか「ちょ、ほむら!?あんたいったい」ウシロチラッ

まどか「扉|<●>」ジーッ

さやか「っ、きゃあああああああああ!?」


まどか「あーあ、見つかっちゃったね」テクテク

さやか「ま、まどか……?」

ほむら「」ガクガク

まどか「ダメだよさやかちゃん、人の家のクローゼット勝手に開けちゃ」


まどか「でも、ほむらちゃんはもっとダメだよね」

まどか「あれほど見つかっちゃダメだって言ったのに」

ほむら「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!!」

まどか「はい、じゃあお仕置きだね」グイッ

ほむら「やだああああ!やだああああああああ!」


ほむら「美樹さやか!ねえ!助けて!お願い!お願いだから助けて!さやかああああ!」

さやか「ちょっとまどか!?あんたほむらに何する気なの!?」

まどか「何って……お仕置きだよ?」ナイフシャキーン

さやか「なっ……!」


ほむら「ねえ、お願い、まどか、それ以上したら、私、死んじゃうから…」ガチガチ

まどか「死んじゃうの?うーん…」

まどか「でもやっぱり、だーめ」スパッ

ほむら「ああああああああああああ!うああああああああああああああああ!」チドボドボ

さやか「」カエリチバシャー

まどか「うん、やっぱりこれだけ血も少なかったら、口の中が汚れないね」モグモグ

さやか「」


まどか「うん、やっぱりこれだけ血も少なかったら、口の中が汚れないね」モグモグ

さやか「」

ほむら「痛い……痛いよぉ……助けてぇ、誰かぁ……ああぁぁぁぁぁぁ……」ヒンシ

さやか「ちょ、ちょっと!ほむら大丈夫!?ねえ!ねえったら!?」ハッ

さやか「まどか!あんた自分が何したか分かってんの!?」


まどか「何って……ほむらちゃんとの体の相性調べてるだけだよ?」

さやか「体の……っ!?こんなのただの虐待じゃない!ふざけんじゃないわよ!」

まどか「落ち着いてさやかちゃん?ほら、ほむらちゃんが怖がってる」

ほむら「あぁぁ、嫌、もう嫌ぁぁ……ぅあああ……」メウツロ

さやか「ほむら、大丈夫。もう大丈夫だから、落ち着いて」クルッ


まどか「もう、ダメだよさやかちゃん」スッ

包丁「こんにちは」

まどか「こんな状況で目を離しちゃったら」ポイッ

包丁「目指せアキレス腱」

さやか「えっ?」

包丁「到着」グサッ


さやか「……あ」フラッ

さやか「ぎゃああああああああああああああ!」ジタバタ

まどか「あーあ、これでさやかちゃん歩けなくなっちゃったね」ウェヒヒ

さやか「あああああああああああああ!うわあああああああああああああああ!」


まどか「でも、さやかちゃんが悪いんだよ」ホウチョウヒッコヌク

まどか「私とほむらちゃんの関係を、何も知らないくせに虐待だなんて言うから」ガスッ

さやか「ぎっ!?や、やめ、まどかもうやめぎゃああああああ!」

まどか「確かに私も、最初ほむらちゃんの反応見て、そうなのかなって思ったの」ガスッ ガスッ


まどか「だけど、思わず、私のためにっていつも言ってくれたのに、結局は自分のお願いしか
     ほむらちゃんは構わないの?私のお願いはどうでも良いの?って聞いちゃったんだ。
     そうしたら、ハッて顔して、ならまどかの望みに合わせるわって、微笑んでくれて。
     今もこうして苦しんでるけど、それでもほむらちゃんは優しいから、絶対に最後まで
     私のわがままに付き合ってくれるんだよ。それは、ずっとずーっと、ほむらちゃんを
     見てきた私しか知らないことなのに。私達だけの関係なのに。なのにさやかちゃん、
     それを虐待だなんて、あんまりだよ。ねえ、さやかちゃん。あんまりだと思わない?
     ねえ!答えてよさやかちゃん!」ガスッ ガスッ ガスッ ガスッ ガスッ ガスッ ガスッ


さやか「」ブクブク

ほむら「」ガクガクガクガク

まどか「あっ、刺しすぎちゃった」ハッ

まどか「さやかちゃん生きてるー?もう虫の息だね、死んじゃうのかな」

まどか「でも、QBのお陰で生死なんてどうにでもなるし、今はどうでもいいかなって」


まどか「ごめんね、ほむらちゃん。怖がらせちゃって。あーあ、涙で顔が台無しだよぉ」

まどか「ほら、泣き止んで?お腹空いたよね?今日は発奮して焼き肉だよ」

まどか「もう、そんなに暴れて。急がなくても、食材は逃げちゃダメだよ?」シャキーン

まどか「じゃあ、ほむらちゃん。ちょっとだけ痛いけど、我慢してね」ティヒヒ


くぅ疲なんで俺君がホント

の前に今晩申し訳程度の杏さや投下予定
とりあえずお疲れ様でした

誰もヤンデレ攻めまどか書いてくれなかったから自分で書いた、反省はしていない
卒留したらまどカニバリズムさんが救済してくれます


杏さやのは20時とかに投稿するかと
おまけ程度だから7レス1時間で終了予定、それではまた今晩


まどか『おまけ程度の杏さや(上級者向け)だよっ』


杏子「最近さやかが見当たらないんだけど、まどかは何か知ってるか?」モグモグ

まどか「ごめんね、全く分からないかなって」モグモグ

杏子「そっか、あいついないとご飯食べられないからな。本当に助かるよ」モグモグ

まどか「気にしないで杏子ちゃん、お腹減ったらいつでも来てね」ウェヒヒ


杏子「あいつ今日も家出だってさ。ご両親も心配してたのに早く帰れよってな」プンプン

まどか「でもさやかちゃんにもそんな時期があるんじゃないかな」モグモグ

杏子「何か悩んでるんなら、私に言ってくれよな本当」モグモグ

まどか「さやかちゃん、思い込み激しいから。損な性格だね」モグモグ


杏子「なあ、あいつ何か教室で悩んでた?何か追い詰められてなかったか?」モグモグ

まどか「私が見た感じ、そんなことはなかったよ」モグモグ

杏子「本当、いつも自分の気持ち隠しやがって。あの馬鹿」モグモグ

まどか「不器用な性格なんだよ、きっと」モグモグ


杏子「さやかの件、事件性が高くなったってさ。ご両親泣いてた」モグモグ

まどか「まあ二週間もいなくなればそうなるよね」モグモグ

杏子「でも、あいつは魔法少女だから、絶対に死んじゃいない。私は信じてるよ」モグモグ

まどか「じゃあ私も、さやかちゃんを信じるね」モグモグ


杏子「近くの川からさやかの服が見つかったって。それも血だらけで」モグモグ

まどか「そっか、それはもう、ダメかもしれないね」モグモグ

杏子「さやか、なんでだよ……さやかぁ……」グスッ

まどか「大丈夫だよ、きっとさやかちゃんは生きてるから、ね?」モグモグ


杏子「なあ、あいつがいなくなる直前、あんたの家に行ったって聞いたんだけど」モグモグ

まどか「うーん、いつのことだろ?何度かさやかちゃん来てるから……」モグモグ

杏子「まどか、あんた本当に、隠し事してないんだろうな?」モグモグ

まどか「さあ?ごちそうさまでした」ティヒヒ


杏子「おい!やっぱりあんた知ってんだろ!教えろよ!なあ!」カベドン

まどか「もう、しょうがないなぁ。だったら教えてあげるね、さやかちゃんの居場所」

杏子「ホントか!?全く心配掛けやがって!あの馬鹿どこに行ったんだ!?」パァッ

まどか「何言ってるの杏子ちゃん。さやかちゃんは、杏子ちゃんのお腹の中にいるよ?」


くぅ疲感謝なんで俺君本当の本当に終わり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom