筧「ゲーマスもいるから後五人だな」

佳奈「そうですね。では、放課後までにひとを集めてきましょう！えいえいおー」

筧御園「おー」

放課後

筧「生徒会よったら会長と多岐川さんいたから連れてきた」

望月「たまには生徒会の仕事だけでなく遊びもいいでしょう。ﾌﾌｯ、私クイズだ
けでなくこういうのも好きなのよ」

多岐川「皆さん！図書部に集まりすぎです。少しは仕事もしてください！」

玉藻「そういうな多岐川仕事も昨日の放課後しっかりやったじゃないか」

多岐川「そうですけど........自覚の問題です！」

望月「まぁ、葵たまにはいいじゃない」

多岐川「望月さんがそういうなら....」

つぐみ「明日はしっかりやるからね」

佳奈「私は嬉野さんを連れてきましたー！」

嬉野「連れてこられてしまいました☆」

高峰「強そうだな」

筧「ああ、油断したら殺される」

嬉野「あらあら２人とも[ﾋﾟｰｰｰ]とか物騒ですよー。ただ、マシンガンでいたぶるだ
けですから」

御園「私は水結を連れてきた」

芹沢「偶には、千莉とも遊びたいしね」

筧「これで10人か後ひとり欲しいな」

佳奈「大丈夫ですよ、筧さん。私鈴木佳奈にいい考えがあります！」

つぐみ「なぁに？佳奈ちゃん」

佳奈「見ててください！わぁぁぁあぁぁぁぁアァァァァァァァァ」

小太刀「図書部うっさい！」

筧「これで11人だな」

小太刀「人狼？」

筧「知ってるだろ。」

小太刀「知らないわよ。何よ、それ」

筧「これが説明書だ」

小太刀「フムフム....うわ、何これ友達無くしそう」

つぐみ「そんな事ないよ、楽しめるよ」

玉藻「そうだぞ、小太刀。白崎がこう言ってるんだ楽しめるさ」

小太刀「まぁ、いいわよ。やりましょ」

佳奈「では、まずはルールですね。ＧＭ1、人狼２、市民４、狩人1、占い
師1、霊媒師1、狂人1でいいですか？」

望月「狂人を入れるの？」

佳奈「ええ、そっちの方が楽しいですし」

多岐川「別にいいですよそれで、ただし1ゲームだけにしてくださいね。生徒
会の仕事があるので」

高峰「はいよ、葵ちゃん。じゃあＧＭ決めようぜ」

玉藻「ジャンケンは時間かかるからくじ引きにしよう」

高峰「俺がＧＭか....」

筧「不満か？」

高峰「いや、ＧＭってあんまやること無いじゃん」

佳奈「私は最後までしゃべれて好きですよ。１番悲惨なのは初めの朝に死ぬ人で
す....」

筧「今回は人少ないから朝死ぬのは無しでいいんじゃないか？」

高峰「そうだな、じゃあ始めるぞ。っとその前に人狼の相談は携帯でやれな」

筧「そうだな」

高峰「良し。じゃあカードを配るぞ」

筧(俺が人狼か、それでもう一人は小太刀か)ﾁﾗｯ

小太刀「....」

筧(初心者がいきなり人狼ってこわいな)

高峰「よし、じゃあ始めるぞ
一日目の朝です。被害者はギザ様です。」

ギザ「ふぉ！」

御園「高峰さん、ギザ様を殺さないでください」

高峰「まあ、いいじゃねーか。続けるぞ。
怪しい人はいません。では5分の話し合いです」

筧「よし、話し合うか」

佳奈「はい、はい、はい！狩人さん私を守って下さい」

望月「あら？鈴木さんは占い師なのかしら？」

佳奈「はいそうです！」

嬉野「ちょっと待ちましょう。私も占い師ですよ鈴木さん？」

玉藻「むむ！占い師が２人だと」

筧「どっちかが人狼でどっちかが本物だな」

多岐川「今回は狂人もいますからその線もありますね」

小太刀「なんだか、めんどくさいわね」

つぐみ「どうしようか？吊るす？」

高峰「つぐみちゃんが言うと破壊力あるな....」

玉藻「ああ、ヒヤッとした」

千莉「どちらか吊るして霊媒師が見ればいいんじゃないですか？」

筧「それだと占い師が確実に消えるからな。キツイな」

小太刀「だったら２人で同じ人占えばいいんじゃない？」

筧「それだと２人とも適当に言っても分からないだろ。そいつがどうだか分からないんだから」

望月「なら、やっぱり吊るしましょう。それで霊媒師に占って貰いましょう」

筧「それしかないか、ならどっちを吊るす？」

芹沢「普通に多数決でいいじゃないんでしょうか」

つぐみ「そうだね、じゃあ話し合いはおしまい」

投票

高峰「投票の結果嬉野さんを吊るしました」

嬉野「皆さん夜道に気をつけてくださいね」

千莉「だって....」

玉藻「１番怪しいからな」

嬉野「ガーーーン」

高峰「じゃあ夜になるぞ、みんな伏せて占い師と騎士と霊媒師は俺に携帯で言っ
てくれ」

小太刀『羊飼いの二人が狼なんて皮肉よねー』

筧『候補だ。で？ルールは大丈夫か』

小太刀『へーきへーき、初心者のふりしてただけ』

筧『....お前すごいな』

小太刀『そんな褒めないでよー、照れるー』

筧『で、誰吊るす？』

小太刀『鈴木でいいんじゃない』

筧『いや、駄目だ。俺が狩人なら守ってる』

小太刀『確かにそーね』

小太刀『なら、会長でいいんじゃない』

筧『どうして』

小太刀『１番頭回るじゃない邪魔よ』

筧『お前悪どいな....』

小太刀『もう、だからそんなに褒めないでよー』

筧『褒めてない、じゃあ望月さんで』

小太刀『おk』

高峰「朝になりました。顔をあげてください。被害者が出ました。被害者は望月さんです」

望月「あら、死んでしまったわ」

多岐川「人狼め！絶対に許さない」

高峰「怪しいのは千莉さんです。」

御園「え？私」

芹沢「だって千莉全然喋らなかったじゃん」

御園「確かにそうだけど....」

高峰「では、話しあいを始めてください」

今日は寝ます

アニメ化楽しみ

御園「あ、私霊媒師なんですけどいいですか？」

小太刀「ちょっと待ちなさいよ！私も霊媒師なんだけど」

白崎「わわわ、また二人」

玉藻「見えた！どちらかが偽物だな」

筧「そりゃそうだろ」

御園「あのー、嬉野さんを見た結果言ってもいいですか？」

芹沢「待って千莉！どちらかが偽物なんだから紙に書いた方がいいんじゃない？」

小太刀「それもそうね」

多岐川「はい、これに書いてください」

佳奈「書いてる間いいですか？私占ったんですけど」

玉藻「ああ、そうだったな言ってみろ」

佳奈「芹沢さんは人狼でした」

芹沢「いや、私は人間だよ」

多岐川「うーん、鈴木さんが人狼か狂人の場合芹沢さんを人狼といえば....どちらもいう可能性がありますね」

白崎「そうだね。芹沢さんを人狼が人狼と言えば市民を吊るせるかもしれないしね」

御園「書き終わりました」

小太刀「私もー」

筧「じゃあ、いっぺんに開けてくれ」

御園、小太刀『『人間』』

筧「２人とも人間か。これじゃあ、どっちが人狼か分からないな」

白崎「でも、嬉野さんが人間っていうのは分かったね」

多岐川「となると、嬉野さんが狂人で鈴木さんが占い師か。鈴木さんが狂人か人狼かですね」

芹沢「私は市民ですから」

筧「市民はもう言った方がいいかもな、俺も市民だ」

白崎「私も市民だよ」

玉藻「........っは、私も市民だボケっとしていた」

小太刀「でも、私の力で鈴木は危ないって分かったから、今回は鈴木を吊るした方がいいんじゃない？」

御園「私の力です。でも、佳奈は悪いけど私もそう思います」

筧「じゃあ、今回吊るすのは鈴木ってことで」

佳奈「えー、ひどいですよ皆さん」

白崎「じゃあ、話し合いはおしまいね」

投票

高峰「投票の結果鈴木さんが吊るされました」

佳奈「うがー」

嬉野「仲良くしましょ☆」

佳奈「うわーん、たすけてーーー」

高峰「夜になりました伏せてください」

筧『なんで、霊媒師に名乗り出たんだ？』

小太刀『そりゃ、楽しいから？』

筧『はー、いい感じに削れてたから言わなくて良かったのに』

小太刀『まぁまぁ、考えがあるのよ。勝つより楽しい方がいいじゃない』

筧『そうか、で今回やるのは桜庭で決定だな』

小太刀『ええ、完全に狩人よね』

筧『罠かもしれないがそんな嘘はつけないだろう』

小太刀『素直そうもんねー』

筧『お前と違ってな』

小太刀『あんたも同じようなものよ』

筧『じゃおしまいで』

高峰「朝になりました。今回の犠牲者は桜庭さんです」

桜庭「わたしか！」

高峰「怪しいのは小太刀さんと御園さんです」

小太刀「私もかー」

高峰「では、話し合って下さい」

白崎「取り敢えず霊媒師に佳奈ちゃんの結果を聞こうよ」

御園『人間』

小太刀『人狼』

芹沢「割れましたねー」

多岐川「うーん、もし鈴木さんが人狼なら人狼は後一人でいうメリットが
ありませんよね」

白崎「どういうこと？」

多岐川「えーと、鈴木さんが人狼ならあと人郎は1人じゃないですか。そうすると２人吊るしても間に合って人間の勝ちです」

芹沢「でも、鈴木さんが人間だったら人狼は2人いるからいいんじゃない？もし、ここで間違って人間を吊るしちゃったら」

筧「残る人間は3人夜に1人殺されるから人狼の勝ちか」

白崎「そっか、でも千莉ちゃんが狂人で小太刀さんが本物でも辻褄は合うよね」

多岐川「とすると、霊媒師のどちらかを吊るせば2分の1。残る市民を吊るしたら４分の１で負けるかもしれない」

芹沢「これは、霊媒師のどちらかを吊るした方が良いかもね」

白崎「そうだね、じゃあ話し合いはおしまい」

投票

高峰「投票終了。吊るされたのは小太刀さんね」

小太刀「わたしーゴメンねー」

多岐川「....ん？」

高峰「では夜になります」

筧(よし、食いついた。後は御園をやるだけ)

高峰「朝になりました。犠牲者は御園ちゃんです」

御園「ま、そうですよね」

佳奈「千莉！こっちの世界へようこそ」

御園「疑ってごめん佳奈ー」

高峰「では、話し合いを始めてください」

多岐川「多分小太刀は人狼ですね」

芹沢「そうだよね。千里も死んじゃったし」

筧「そうすると、ここで人狼を当てないと俺たちの負けか」

白崎「そうだね。わたし達の負けだね」

多岐川「白崎さん？私たちですか」

白崎「うん、そうだよ」

多岐川「さっき私みてしまったんですよ」

多岐川「小太刀さんがあなたをみてごめんって言ったところを」

白崎「え？そうなの」

多岐川「とぼけても無駄ですよ。あなたが望月さんを殺した犯人です」

芹沢「私にはそういう多岐川さんが怪しいと思うな」

筧「確かにそう見えるな」

白崎「私は誰だかわからないな」

筧「仕方ない、投票をしてしまおう」

投票

高峰「吊るされたのは白崎さんです。よって人狼の勝ちです！」

小太刀「筧いえーーーい！」

筧「いえーい」

ﾊﾟﾁﾝ

多岐川「え？筧さんが人狼だったのですか！」

筧「そうだよ、ありがとうな多岐川」

小太刀「あんたなら乗ってくれると思ったわよ」

望月「本当に筧くんはこう言うのがうまいですね」

白崎「あーあ、私死んじゃった」

多岐川「すいません、白崎さん！」

小太刀「私の演技最高だったでしょ筧」

筧「ああ、完全にやったもんな」

佳奈「というか、この二人相手に勝てる気がしません」

嬉野「私は行けますけど早々に死んじゃいましたしー」

高峰「と言うか小太刀人狼やったことはるだろ。あれは初心者にはできない」

小太刀「えーバレたー」

玉藻「なに！そこから嘘だったのか」

白崎「小太刀に勝てる気がしないよー」

芹沢「同感です」

御園「私も....」

佳奈「胸ですか！胸に悪の心が詰まってるんですか！」

御園「佳奈うるさい」

多岐川「それより皆さん、こんな時間です」

白崎「本当だ帰らないとね」

小太刀「じゃ、筧帰ろうか」

佳奈「そこまで持っていきやがりますか....」

御園「小太刀さんがなんで一緒に帰る必要あるんですか」

小太刀「だって家となりだしー。筧、晩御飯カレーにする？」

玉藻「なに！二人はそんな関係なのか」

筧「違うよ、ほら小太刀も冗談行ってないで帰るぞ」

小太刀「えー、私たちが何度も同じ部屋で夜を明かしたことをもっと話したいのにー」

筧「....」

佳奈「あっ！筧さんが黙りましたよ」

御園「本当なんですか、筧さん」

白崎「本当なの筧くん」

玉藻「そこは聞いときたいな筧」

筧「」ﾀﾞｯ

佳奈「逃げましたよ！追いましょう」

図書部女性「」ﾀﾞｯ

小太刀「図書館ではお静かにー」

多岐川「あなたがそれを言いますか」ﾊｧ

小太刀「いいじゃないの」

嬉野「じゃ私もお暇しましょう。小太刀ちゃんは明日のシフト忘れないでね」

小太刀「げっ、そうだった」

望月「わたし達も帰りましょうか葵」

多岐川「はい！望月さん」