小鳥「超絶面倒なプロデューサーさん」(80)

【ある日、事務所】

亜美「あ、兄ちゃん。今ヒマ?」

真美「ヒマなら真美達とゲームしようよー」

p「暇すぎるって訳でもないんだが……いいぞ」

亜美「やったー!んじゃ、これやろう!」

p「どんなゲームなんだ?」

真美「アクションゲームだよ。一杯ある技の中からいくつか装備して、相手を倒していく感じ」

p「よーし、そういうのなら俺は得意だ。早速やるか」

亜美「はいこれゲーム機」

p「ありがとう亜美。じゃあ始めるぞ」

【一時間後】

p「よーし、何とか勝てたな……」

真美「ねぇねぇ兄ちゃん。何でそんな出の遅い技使うの?」

亜美「あとこの技もヒット数は多いけど、威力ないよ?」

p「はぁ……お前ら何も分かってないわ」

亜美(あ、語り出しそう)

真美(地雷踏んだかも)

p「いいか、よく聞いとけよ?」

p「確かに、性能のいい技でタイムアタックしたり、効率良く倒したりすることの面白さも理解できる。だが――!」

p「出の遅い技を当てるのがロマンだろうが!判定強い技でゴリ押しなんて面白みゼロだろうが!」

p「ヒット数あっても威力弱い!?上等だコノヤロウ!ショットガンとか至近距離で当てたら爽快だろうが!」

p「もっと言えばな!発射数がアホみたいに多いのにばらけ過ぎて全く当たらないマシンガンとか大好きなんだよ!」

p「100発一斉掃射して5、6発しか当たらない産廃具合が大好きなんだ!」

亜美「う、うん……そうだね……兄ちゃんの言う通りだよ……」

真美「ごめんね……真美達が間違ってたよ……」

p「いーや!お前らは分かってない!大体、最近のゲームってのはヌル過ぎるんだよ!」

p「チート使っても勝てないような絶望的な敵が全然居ないじゃないか!」

p「聖戦の○譜のア○ヴィスとか見習えよ!最近のゲームはボスが雑魚扱いになってるだろうが!」

p「『初見は死ぬ』ぐらいの調整でちょうどいいんだよ!達成感ゼロだろうが!」

p「何の為にボス戦前にセーブポイントがあると思ってんだ!頭おかしいんじゃねーの!?」

亜美(何の話なんだろう……)

真美(さぁ?真美にも分かんない)

p「聖○伝説3を例に出せば分かると思うが、最強魔法とか書いてあるのってつい使いたくなるだろ!?」

p「エイ○シャントとかデス・ス○ルに威力も消費も劣ってるのに何か使いたくなるだろ!」

p「たとえそれがどんなにクソでも!ロマンってそういう事なんだよ!」

p「ロマンと言えば、男のロマンってドリルってイメージあるけどな――」

亜美(亜美達に男のロマンの話されても……)

真美(全く理解できないよ……)

p「厳密にいえば無駄こそがロマンの真髄なんだよ!効率とかクソ食らえなんだよ!」

亜美「知ってた?真美」

真美「知らないよ、亜美」

p「他にも、最近のはステージをクリアした事にしてとか――」

亜美(今度からアクションはやめとこ……)

真美(何だろ……ジグソーパズルとかならよかったのかな……)

ゲーム編――end

【ある日、楽屋】

千早「あの、プロデューサー。やはりこの撮影は気が進まないんですが……」

p「何故だ?」

千早「だって、私が水着で撮影するなんて……」

p「自信を持て。千早は十分綺麗だし可愛いぞ」

千早「そんな事を言っても、どうせプロデューサーも胸の大きい女性が好みなんでしょう?」

p「は?」

千早(しまった……)

p「はぁ……いいか千早。良く聞いておけよ?」

千早(今すぐ逃げ出したいわ)

p「確かに、女性らしさのアピールポイントが胸である事は疑いようの無い事実だ。それは認めよう……だが!」

p「お前は自分の綺麗さを忘れてるだろ!あのすらっとした体がいいんだろ!」

p「それに、胸だって大きければいいってもんじゃないんだよ!一番大事なのはバランスだろうが!」

p「別に谷間とか出来なくてもいいんだよ!そこに確かに存在する事がいいんだろうが!」

p「それが例え僅かな物であっても『あ、膨らんでるな』って思わせたら勝ちなんだよ!」

千早(褒められてるのかしら……)

p「あとわき腹から胸にかけてのラインとか!芸術的だろうが!」

p「ラインと言えば太ももから尻にかけてのラインも魅力的だろうが!」

千早「あの……分かりましたからもう少しボリュームを下げて……」

p「いーや!分かってないね!大体、それ以外にもうなじとか鎖骨とかアピールポイントは無数に存在するだろ!」

p「お前のその儚げで折れてしまいそうな雰囲気とかすげぇ背徳感あるんだよ!分かってんのか!」

p「大体、芸術品を例に出せば胸だけがアピールポイントにならない事は明白だろうが!」

p「爆乳の彫刻とか見た事ねぇよ!バランス悪いんだよ!」

p「水泳をやってた人間から言わせて貰うとな!流線型が一番美しいんだよ!」

p「まさに機能美だろうが!機能美と言えば日本刀が一番分かりやすい例だが――」

千早(話がスタイルから関係無い所に飛んだわ)

p「あの切るためだけに鍛え上げられた刃の輝きの美しさと言ったらもう!」

p「おっと、話がずれたな。女性らしさに話を戻すと――」

千早(まだ続くのかしら)

p「そもそも千早みたいなお堅い人間が恥じらってる顔こそが最強の武器である事に気付けよ!お前アイドルだろ!」

p「体だけが目的だったらグラビアで顔なんて写さんわ!分かってんのか!」

千早(恥ずかしいわ……)

p「あと、さっきも言ったがうなじは素晴らしいアピールポイントだ」

p「特に千早のような髪の長い人間は常時うなじが見えてる訳ではないからな……」

p「なんて言うか、こう……ありがたみが違うんだよ!」

p「ありがたみと言えば、水着グラビアというのは服のベールを剥がすという意味合いを持つことでありがたみを増している事は想像に難くなく――」

千早(今度からこの手の話題は振らないでおこう……)

スタイル編――end

【ある日、事務所】

伊織「はぁーあ、喉渇いちゃったわ。ちょっとプロデューサー、オレンジジュース持ってきて」

p「今は冷蔵庫にお茶しか入ってないぞ」

伊織「はぁ!?あれほど切らさないように言ってたじゃない!」

p「そんな事言っても無いものは無い」

伊織「じゃあさっさと買ってきなさいよ!もちろん100%のだからね!」

p「分かった分かった。どのメーカーだ?」

伊織「○○って所のよ」

p「は?」

伊織(あ、踏み抜いた……)

p「……100%のって言うからどこのかと思えば……そこのは濃縮還元だろうが!」

p「濃縮還元で元に戻してるだけだから100%!?いーや違うね!」

p「俺はストレートの果汁100%ジュースしか認めてないからな!」

p「その俺に向かって何を言い出すかと思えば……恥を知れ!」

伊織(何でここまで熱くなれるのかしら)

伊織「べ、別に私は濃縮還元だろうと気にしないわよ……?」

p「お前が気にしなくても俺が気にするんだよ!」

p「俺が100%とはいえ濃縮還元のジュースを買ってお前に飲ませてもみろ……」

p「業界中の人間から『やだ、あの人自分のアイドルに濃縮還元のジュース飲ませてる……』『え、嘘?マジキモイんですけど』とか言われるだろうが!」

伊織(言われないわよ!)

p「そもそも、ナチュラルを愛する俺からすれば濃縮還元なんて人間の手が入り過ぎてもはやジュースですらないね!」

伊織(ナチュラルを愛するとか初耳なんだけど)

伊織「て言うか、あんたは濃縮還元のジュースとストレートのジュースの味の違いが分かるの?」

p「ストレートのジュースはナチュラルな味が――」

伊織「するの?」

p「する気がするだろうが!」

伊織(あ、もう反論できないわ)

p「折角、疲れてるだろうから100%ジュース買って来てやろうと思ったのに、お前ときたら濃縮還元の物を挙げる始末……」

伊織(心遣いは凄く嬉しいのに、何で喜べないのかしら)

p「それとも何か?お前の家では濃縮還元のジュースしか飲ませて貰えないのか?」

伊織「いやいや、そんな事ないから」

p「なら何でストレートの100%ジュースを飲まないんだ」

伊織「だから気にしないって――」

p「いやいい。もう何も言うな……」

伊織(会話にならない……)

p「俺が本物のジュースって奴を教えてやるよ」

伊織「だから濃縮還元でいいって――」

p「今からオレンジ買ってきて目の前で絞ってやるからそれを飲みやがれ!あーゆーおーけー!?」

伊織「あ、ありがたく頂くわ……」

伊織(今度からは自分で買っておこう……)

100%編――end

【ある日、事務所】

春香「あ、プロデューサーさん。クッキーどうぞ」

p「ありがとう春香。一つ貰うよ」

春香「どうですか?」

p「うん……美味しいな。だが欲を言えばクッキー以外も食べたいな。最近クッキーばっかりだし」

春香「そう……ですね。今度は別の物作って来ますね」

p「悪いな、わがまま言っちゃって」

春香「いいんですよ。皆もクッキーばっかりじゃ飽きちゃいますし」

p「そうか。今から楽しみだよ」

春香「任せて下さい!」

【数日後】

春香「あのー、プロデューサーさん。ケーキ作ってきたんですけど、食べます?」

p「お、ショートケーキか。一つ貰うよ」

春香「どうぞどうぞ」

p「うん……美味しいけど、ちょっと甘いな。それに、俺ってチョコレートケーキの方が好きなんだよね。ビターだし」

春香「そうなんですか……じゃあ今度はチョコレートケーキにしますね」

p「すまないな。味は良かったぞ」

春香「ありがとうございます」

【更に数日後】

春香「プロデューサーさん。チョコレートケーキですよ、チョコレートケーキ!」

p「おお、作ってくれたのか。一つ貰うよ」

春香「どうですか?」

p「美味しい……が、俺って生クリームが多すぎるとウッとくるんだよね」

p「決して生クリームが嫌いって訳じゃないよ?シュークリームとか好きだし」

春香「はぁ、そうですか」

p「だから今度はチョコレートコーティングのケーキにしてくれないか?」

春香「もうっ!そういうのは先に言って下さい!」

p「わ、悪い……」

春香「もういいですよ……チョコレートコーティングのケーキでいいんですね?」

p「そうしてくれると嬉しい」

春香「じゃあ今度作って来ますから……」

【更に別の日】

春香「プロデューサーさん!」

p「うわっ!?どうしたんだ、大声出して」

春香「チョコレートコーティングのケーキ、作って来ましたから!どうぞ!」

p「何でちょっと喧嘩腰なんだ……?まあいいか、頂きます」

春香「で、どうですか?」

p「美味しいのは美味しいけど、チョコレートが少し足りないような……」

p「うん。やっぱクッキーが一番だな」

春香「もう知りません!」

洋菓子編――end

【ある日、事務所】

雪歩「プロデューサー、お茶どうぞ」

p「ああ、ありがとう雪歩」

雪歩「そうだ。お茶請け持ってきますね」

p「すまないな」

雪歩「いえ。で、何がいいですか?」

p「そうだな……」

雪歩(そういえば春香ちゃんが『プロデューサーさんには徹底的に好みを聞いた方がいいよ』とか言ってたなぁ)

雪歩「プロデューサーって何が好きなんですか?」

p「あ、気になる?」

雪歩(あ、自分から踏んじゃった)

p「まあ、緑茶に合わせるお菓子と言ったらそりゃ和菓子だ」

p「ただ、和菓子は和菓子でも実に多くの種類がある事は雪歩も分かっていると思う」

p「俺の好みで言えば、まずは餡子だが……」

p「いくら餡子が好きだと言っても、金つばはやめて貰いたい。あんなに餡子ばっかりでも困る」

p「そこで饅頭になる訳だが、饅頭でも餡子が多い。と言うか甘過ぎる」

p「なので、甘さ控えめのどら焼きに落ち着くんだ」

雪歩「はぁ……じゃあどら焼き買ってきますね」

p「まあ待て」

雪歩(えぇー……まだあるの……)

p「どら焼きも好きなんだが、外せないのは甘納豆だ」

p「さっき甘いのは苦手だとか言ったじゃないか、と言いたいのは良く分かるが……甘納豆は別だ」

雪歩(そうなんだ……)

p「だからと言って甘納豆ばかりでも飽きるから、ここはういろうも候補に入れて欲しい」

p「ここで重要なのが羊羹ではなくういろうだという事だ」

p「羊羹も決して嫌いではない。いやむしろ、水羊羹なんかはすっきりとしていて好みであると言ってもいいんだが――」

雪歩(漠然としてる……)

p「ういろうには敵わないな。何が敵わないかは上手く説明できんが、とにかく敵わない」

雪歩(感覚で言われても……)

p「さっきはういろうが好きだと言ったが、実はかりんとうも好物で……」

p「特にピーナッツかりんとうが美味い。人によっては黒糖が好きだという人もいるだろうし、まあ俺も好きなんだが……」

p「どちらかと言えばピーナッツだな。蜂蜜の風味が何とも言えん」

雪歩(結局何が好きなんだろう……)

p「ああ、そうだ」

雪歩(まだなの!?)

p「落雁は冗談でもやめてくれよ。あれは飾る物であって食べる物じゃないからな」

p「あと、やめて欲しいお茶請けは煎餅とかおかきだ」

雪歩(お煎餅駄目なんだ……)

p「そもそも、仕事で疲れてる時に何で糖分じゃなくて塩分摂らなきゃいけないんだ」

p「あ、ただし醤油煎餅だけは嫌いじゃないんだ」

雪歩(何が好きで何が嫌いかごちゃごちゃだよ……)

p「ところで雪歩。お茶請けは?」

雪歩「自分で買ってきて下さい」

和菓子編――end

【ある日、事務所】

やよい「あ、プロデューサー。ただいまです!」

p「やよいか。おかえり……ん?」

やよい「どうしたんですか?」

p「その手に持ってる買い物袋は今日の夕飯のか?」

やよい「そうですよー。今日は人参が安くて――」

p「人参だと?」

やよい(飛ぶ地雷って初めて見ました……)

p「何でよりにもよって人参なんだよ。人参って美味しくないだろう」

p「そもそも、何が悲しくてメシ時に甘みがある野菜食べなきゃならないんだ。意味分からん」

p「人参のグラッセとか最たる例だよ。食事舐めてんの?」

やよい「でもでも、人参は栄養があって……」

p「栄養なんてサプリで取れ!人参討つべし!」

p「カボチャもそうだ……あの甘みに腹が立つ!」

p「カボチャの煮付けとかどうやってご飯食べるんだよ!」

やよい(カボチャも栄養あるんだけど、また『サプリで』って言われるんだろうな……)

p「甘いのが食事に合わないとか少し考えれば分かるだろ!」

やよい「そうなんですか?」

p「そうとも!甘いのが許されるのはネギ系だけなんだよ!キャロットパンとかカボチャパンはあっても、玉ねぎパンとか長ねぎパンとかは無いだろ?つまりそういう事だ」

やよい(どういう事なんでしょう……)

p「野菜と言えば……野菜炒めとか頭おかしいだろ!キャベツに火を通すとか正気の沙汰じゃないわ!」

p「野菜がしんなりして美味しい?味覚ぶっ壊れてるだろ!」

p「キャベツに火を通して美味しいのはロールキャベツだけって決まってるんだよ!」

やよい「決まってるんですか?」

p「俺の中ではな」

やよい(よく分かりません……)

p「ただしキャベツの千切りだけはどうあっても許さない。サラダに入れたいならレタス使え!」

p「それと、『キャベツの甘みが~』とか言う奴は頭のネジ飛んでるんじゃないか?たまにちょっと辛いだろうが!」

やよい「野菜嫌いなんですか?」

p「いや?ただ、甘い野菜が嫌いなだけだ」

やよい「あの、じゃあ今度野菜炒め作ってくるので食べてくれませんか?」

p「嫌だ。野菜炒めは俺の嫌いな料理top10に間違いなく入っているからな」

やよい「そう言わずに食べて下さい。きっと好きになりますから!」

p「そこまで言うなら食べないことも無いが……」

やよい「約束ですよ!」

【数日後】

やよい「プロデューサー。作って来ましたよ!」

p「まあ、一応ありがとう」

やよい「食べて下さい!」

p「気は進まないが……頂きます」

やよい「どうですか?」

p「……美味しいだろうが!」

野菜編――end

【ある日、ラーメン屋】

貴音「こうしてあなた様とらぁめんを食べるのも久しぶりですね」

p「そうだな。最近は仕事で忙しかったし」

貴音「しかし楽しみです。ここは近所でも評判の良い店ですから」

p「貴音の紹介にハズレは無いからな。俺も楽しみだよ」

店主「塩ラーメンお待ち!」

貴音「あ、わたくしです」

店主「味噌ラーメンお待ち!」

p「あ、俺です」

貴音「では料理も揃いましたので、頂き――」

p「待て」

貴音(店主殿……貴方が踏んでしまわれたのですね……)

p「何だこれは?何でラーメンにコーンが入ってるんだ?」

p「俺は言ったよね?甘い野菜が嫌いだって」

貴音(確かやよいがそのような事を……)

p「なのに塩っぽいラーメンにコーン?喧嘩売ってんの?」

p「コーンが全てを台無しにしてるだろうが!」

p「大体、コーンって箸じゃ食べにくいんだよ!何で食事時にイライラしなきゃなんないんだ!」

貴音「レンゲを使えばよいのでは?」

p「コーンの為にレンゲを使うって選択が腹立つんだよ!」

p「何でたかがコーン如きの為に俺が持ち換えなきゃいけないんだ!そもそもコーン食べたくないって言ってるだろうが!」

貴音(……先に食べておきましょう)

p「あともやしにも腹が立つ。なに麺のフリして啜られてくるんだよ!喉に詰まるだろうが!」

p「こちとらラーメン食いに来てるんだ!もやし食いに来てるんじゃねぇんだよ!」

貴音「それは聞き捨てなりません。らぁめん二十郎を侮辱しているのですか?」

p「ラーメン二十郎だけじゃなく、ラーメンにもやしを入れる全ての店舗を侮辱してるわ!」

p「ラーメン食いに来てるって言ってるだろうが!」

貴音(もう諦めましょう……)

p「特に、ラーメンにキャベツとかあり得ないね。脳みそ蕩けてるんじゃねぇの?」

p「それと人参入れるって奴が偶にいるけど、そいつはもう生きてる価値ないね」

貴音(反論したいですが……ぐっと堪えなければいつまでも終わりそうにありません……)

p「ラーメンに入っていてもいいのは五つ!」

p「一に麺!二にメンマ!三にネギ!四に卵!五に海苔!」

p「これ以外の物入れてる奴は即刻店畳みやがれ!」

p「ああそうだ、ラーメンと言えば――」

貴音(まだあるのですか!?)

p「カップラーメンで本物志向の物を見ると反吐が出るな」

p「何の為にインスタント買ってると思ってるんだ!本物がいいならラーメン屋に行くわ!」

p「しかも本物志向の商品に限ってさして旨くも無い」

貴音(これはまた難儀な性格ですね……)

p「あと、スーパーで売ってるちぢれ麺ですらない袋ラーメンは今すぐ消滅しろ!」

p「スープも不味い、麺も不味いでどこに価値があるんだ!?」

p「ラーメン食いたいならラーメン屋行くって言ってるだろうが!」

p「そもそも、市販の麺っていうのはどれもこれも大概不味くてだな――」

貴音(飽きないですね……)

【数十分後】

p「出禁食らった……」

貴音「何故わたくしまで……」

ラーメン編――end

【ある日、ファミレス】

真「いいんですかプロデューサー?ご飯奢ってもらっちゃって」

p「いいんだよ。今日の撮影はハードだっただろ?そのご褒美とでも思えばいい」

真「ありがとうございます!どれにしようかな~」

p「なんでもいいぞ」

真「ホントですか!?じゃあ、このエビフライとハンバーグのセットで!」

p「分かった。俺も決まったし店員呼ぶぞ。すいませーん!」

【十数分後】

p「来たな」

真「頂きます!」

真「んー!このエビフライが美味しいです!やっぱりエビはフライに限りますね!」

p「分かってるじゃないか!」

真(エビフライが起爆装置だったか……)

p「海老はフライが旨い。それは最早世の理と言っても過言ではない」

真(間違いなく過言ですよ……)

p「そもそも、海老を煮る奴とか焼く奴とかは全く分かって無い」

p「海老が一番美味しく頂けるのはエビフライだという事を。俺はそれが悲しくて仕方ない」

真(安い悲しみだなぁ)

p「原理までは分からんが、海老は焼くと何故か硬くなる。海老の食感が台無しじゃないか」

p「あと煮るのは論外だ。海老の旨味が全部流れてしまう」

p「それと、海老煎餅を挙げる奴はもう人間ですらないな」

真(人間の定義ってそこ!?)

p「大体、海老煎餅って何だ。海老の要素ほぼ無いじゃないか!」

p「ちょっと赤く色付いてるだけだろ!あれで『海老』煎餅とか名乗るな!おこがましいにもほどがある!」

真(よっぽど海老煎餅嫌いなんだなぁ)

p「そもそも俺は煎餅嫌いって前にも言っただろ!」

真(確か雪歩がそんな事言ってたっけ)

p「あと海老シュウマイも嫌いだ。あれはプリプリし過ぎて気持ち悪いし、味も悪い」

p「どこがと言われると困るが、とにかく海老シュウマイは海老を駄目にしているとしか思えん」

p「そこでエビフライだ。『焼く』ほど硬くならず、『煮る』ほど味が逃げず、『蒸す』ほど気持ち悪くない」

p「まさに完璧な調理法!ただし脂っこいのが玉にキズ」

真(この人のお嫁さんって大変そうだなぁ)

p「フライと言えばだが――」

真(あ、話が飛ぶな)

p「海老の天ぷらも捨てがたい。ただ、『海老の天ぷらは塩で』とか言う人には異議を唱えたい」

p「海老の天ぷらは汁で食べるべきだ。これは天丼が存在する事からも明らかだな」

真(何が明らかなんだろう……)

p「塩派の人は待ったをかけたいだろうが、もう少し聞いてくれ」

p「俺も海老の天ぷらは全て汁で食べたいと言ってる訳じゃないんだ」

真(この人はどこに向かって話してるんだろう……もう目がこっちを向いてないんだけど)

p「じゃあ何かって?よくぞ聞いてくれた!」

真(聞いてないよ)

p「それは川エビの天ぷらだ。あれに限っては塩で食べるのが正しい」

真(何を基準に?)

p「川エビは小さいながら……いや、小さいが故に殻まで食べられるのだ」

p「つまり、より海老の味が濃い状態で食す事が出来る」

p「しかし、小さいので汁につけて食べるとすぐにサクサク感が失われてしまうし、体積に対して表面積も大きいから汁の味で海老の味が消えてしまう……」

p「そこで、塩の出番なのだ!」

真(塩まで長かったなぁ)

p「川エビは少しの塩だけで十分に美味しく食べられるのだ!海老本来の旨味は川エビでこそ味わうべきなのだ!」

p「食べ応えなんかは伊勢海老とかロブスターに丸投げしとけばいい!味なら川エビ食べろ!」

p「それが俺の海老論だ!」

真「……終わりですか?」

p「うん?ああ、真か。すっかり忘れてたよ」

真「忘れないで下さいよ……」

p「さーて、俺も料理食べるか」

p「……冷めてる」

真「そりゃそうですよ」

海老編――end

【ある日、事務所】

美希「やっと帰って来たの~」

響「今日は疲れたな~」

p「二人とも、仕事で疲れただろう。何か食べたいものはあるか?」

美希「ありがとハニー!じゃあねぇ……イチゴババロア!」

p「イチゴババロアだな――イチゴだと?」

響(美希、なんて事をしてくれたんだ……)

美希(わーい……これがホントのハニートラップなの……)

p「美希よ。フルーツの中でもベリー系に目を付けるとは分かっているではないか」

p「ベリー系ではまずメジャーなストロベリー。これは皆も生涯で一度は口にしているフルーツだろう」

p「甘みと仄かな酸味が合わさり、正に果物中の果物と言っても過言ではない……しかし!」

p「俺は敢えてブルーベリーを推したい!」

美希「ミキは別にイチゴでいいよ」

p「シャラップ!お黙りなさい!」

美希「同じ意味だからね?」

響「突っ込むだけ無駄だぞ……」

p「まあいい。俺が何故ブルーベリーを推すかと言えばだが――」

美希「聞いてないんだけどな」

p「それは、ストロベリーに比して甘く、食感も滑らかだからだ」

p「これは俺のイメージだが、一般的なイチゴは体積が大きくなり過ぎていて味が薄いように感じてしまう」

p「一方で、ブルーベリーにおいてはそのような事は無く濃厚な味わいがある――ような気がする」

美希(気がするだけなんだ……)

響(これ、いつ終わるのかな……)

p「イチゴは、何と言うか水分が多すぎるのだ。ドライフルーツにした時のイチゴの大きさがそれを物語っている」

美希(語ってるんだ)

p「ブルーベリーのドライフルーツを見て欲しい。イチゴに比べればその収縮率が如何に小さいものかが分かるはずだ」

p「ところで、もう一つ有名なベリーを忘れている事にお気付きかな?」

響(気付かない振りしてたんだけどなぁ……)

p「そう、クランベリーだ。こちらは酸味に重点を置いている印象を受ける」

p「クランベリーもイチゴのように大きくは無い果物だ。その味の濃厚さは保証しよう」

p「そもそも、俺は酸味が好きなんだが――」

美希「初めて聞いたの」

響「美希、突っ込むだけ無駄だってば」

p「酸味と言えば、俺はミカンと言うのは酸っぱければ酸っぱいほど好きでな」

p「中でもグレープフルーツとかレモンと言った甘くなりようの無い果物が大好きだ」

p「まあざっくり言えば、甘過ぎる果物はngなんだ」

響(勝手にng設定し始めたぞ……)

美希(もう手に負えないの……)

p「それに倣って言えば、バナナに黒い斑点が出ていない真っ黄色な状態じゃないと食べたくない、という拘りがあってな」

p「『あの斑点が出てからが美味しいんだ』と言う人もいるだろうが、どうにもぶにょぶにょし過ぎて糖度も高く、食べる気になれんのだ」

p「つまり、『甘過ぎず、酸味があり、歯応えも良いと三拍子そろっている青い果実が美味い』と言うのが俺の持論だ。酸味が無い果物もあるだろうがな」

響「……終わったか?」

p「まだ聞きたいか?そうかそうか」

美希「響ぃ……」

響「ご、ごめんだぞ……」

p「実は『これだけは許せん!』という果物があってだな」

響(まだあるのか……)

美希(響……恨むよ……)

p「その名をスイカと言うんだ。あいつだけは許せん!」

響(何だか怒り出したぞ……)

美希(もうハニーが分かんないの)

p「何だあれは!そもそも果物かどうかすら怪しいじゃないか!」

p「甘いとか言いながらさして甘くも無く!なんか味の無いタラコみたいなボソボソとした部分もあるし!」

p「あまつさえ塩かけると美味いだと?美味い訳あるか!余計な手間を掛けさせやがって!」

響(スイカに恨みでもあるのかな?)

美希(さぁ?)

p「余計な手間と言えばブドウもそうだ……何でいちいち皮を口から出さなきゃなんないんだ!ミカンを見習え!」

p「あと、ブドウの酸味だけ喉が痛い!」

p「『じゃあマスカットならどうなの?』とか聞く奴いるけどあれもブドウだろうが!日本人なら察しろ!」

響(八つ当たりだよ……)

美希(ブドウもいい迷惑なの)

p「あと嫌いなのはメロンだな。何か飽きる」

p「特別美味い訳でもないのに、何で皆メロンが好きなんだか理解に苦しむね」

響(適当になってきたな)

美希(疲れたのかな?)

p「それと俺はリンゴが嫌いだ。リンゴより梨だろ。常識的に考えて」

p「梨の方が甘いし、瑞々しいし、リンゴに勝ち目なんて無いね」

p「『甘いの苦手なんじゃねぇの?』って思う人もいるだろうけど、梨の甘さは大丈夫なんだよね。あと梨に関しては水分多い方がいい。何でかは説明し辛いけど」

p「リンゴで思い出したけど、パイナップルってそんなに美味しくないよね。あいつなんかトゲトゲしい酸味してるし」

p「俺からしてみれば、偶に酢豚に入ってる厄介者のイメージしかない」

響(なんかプロデューサーに詳しくなっていくな……)

美希(しかも全然嬉しくないの……)

p「ちなみにモモは白桃、黄桃の両方大丈夫だ」

p「『お前スモモ大好きだろ?』とか思った人いるか?大正解!君には花丸あげちゃうぞ!」

美希(花丸よりも解放してくれないかな……)

響(熱入ってるなぁ……頭にもだけど)

p「さらに――」

響「待った!」

p「ん?なんだ、人が気持ちよく喋ってる時に」

響「いやいや……流石に長すぎるから要点をね?」

p「要点?」

美希「結局、ハニーは何が好きなの?」

p「ああ――フルーツ自体、あれば食べる程度にしか好みじゃない」

二人「……何の為の話だったの?」

フルーツ編――end

【ある日、居酒屋】

あずさ「プロデューサーさんと飲むのは久しぶりですね」

p「そうですね。最近何かと忙しかったものですから」

あずさ「何頼みます?」

p「定食食べてから、あとはゆったり飲んだりつまんだりでいいんじゃないですか?」

あずさ「お腹空いてますものね」

p「では注文を……すいませーん!」

【十数分後】

p「お、来ましたね」

あずさ「ええ。じゃあ頂きましょうか」

p「では、乾杯」

あずさ「かんぱ~い!」

p「酔い過ぎないようにして下さいよ?」

あずさ「大丈夫ですよ~。あ、そうだ。プロデューサーさんってミカンとか好きなんですね」

p「ええ。酸っぱいものは好物ですよ」

あずさ「じゃあこの梅干し、あげちゃいます」

p「――それ本気で言ってるんですか?」

あずさ(食べ物=地雷の方程式を忘れてました……)

p「レモンとかグレープフルーツがいけるからって何で梅干しもいけると思うんですか?ちょっとは頭使って下さいよ」

p「そもそも味が違うものを同列に考えるのやめて貰っていいですか?不愉快です」

あずさ(今までの人生で一番理不尽な怒られ方してる気がします……)

p「梅干しの『酸っぱい』は『酸っぱい』じゃないんですよ」

あずさ(じゃあ何なのかしら)

p「あれは『しょっぱい』んです。あずささんはその辺を分かってくれていると思っていたのに……」

あずさ(嬉しくない評価ですね……)

p「確かに俺は酸味好きですよ?でも梅干しだけは駄目なんです」

p「いい機会ですから他にも教えておきますけど、お酢も駄目です。あれは喉が痛い酸味なので」

あずさ(感覚なんですね……)

p「俺はレモン汁をコップ一杯飲む事も可能でむしろ美味しいとすら感じますが、お酢を飲む行為は理解できません」

p「酢の物が美味しいとか……ご飯のおかずにならないんですよ!」

あずさ(レモンの話から遠のきましたね……ならここで)

あずさ「まあまあ、ちくわでも食べて落ち着いて下さい」

p「おっと、すいません……ちくわ?」

あずさ(二個埋まってるなんて聞いてませんよ……)

p「あずささん……俺は練り物が嫌いなんですよ……」

あずさ(この人嫌いな物あり過ぎじゃないかしら)

p「何が悲しくてあんな物食べなきゃなんないんですか。同じ魚なら刺身食べるわって話ですよ」

p「ただし、ちーちくとちーかまは許します。いえ、ちーちくとちーかま以外は許しません。ただし例外でがんもどきはあり」

あずさ(いつから許可制になったんでしょう……)

p「子供達だってちくわをおやつに出されるよりちーちくの方が好きに決まっています」

あずさ(どっちにしても渋い子供達ですね……)

p「まあ言ってしまえばチーズが好きなだけなんですけどね」

あずさ「な、なるほど……プロデューサーさんはチーズが好きなんですね……」

p「あ、ただしブルーチーズ系統は――」

あずさ「いえ!今度チーズの事調べておきますので!今は飲みましょう!」

p「いやぁ、あずささんは理解があるようで嬉しいです。他の子達はあまり興味が無いようでして――」

あずさ(そこまで分かってるならやめてあげて……お願いしますプロデューサーさん……)

酸味&練り物編――end

【ある日、事務所】

p「ふぅ……今日は徹夜になりそうだな」

律子「仕事がこうも立て続けに舞い込んでくるとは思いませんでした」

小鳥「お陰で書類仕事が全く手つかずで残っていたりして……すいません」

p「いえ、音無さんだけで捌ける量じゃありませんでしたから。代わりに、今日で終わらせてしまいましょう」

小鳥「ええ。頑張りますよー!」

律子「私も頑張ります!……それはそうと、夕飯はどうしますか?」

小鳥「あ、私お鍋がいいです!」

p「いいですね。買い出しはどうしましょうか」

小鳥「言い出しっぺの私が行ってきます。二人とも事務仕事頑張ってくださいね?」

律子「それが目当てですか……まあ、お願いします」

p「よし。じゃあ律子と俺で出来るだけ終わらせてしまおうか」

律子「はい」

小鳥「行ってきますね~」

【一時間後、鍋を囲んで事務所】

小鳥「さてさて、そろそろですかね」

律子「もうお腹空いて仕方無いですよ」

p「美味しそうですね……あれ?この具材は……」

律子(ああ、鍋ですからね……)

小鳥(ええ、鍋だもの……一面地雷原みたいなものだったわね……)

p「音無さん。買い出しに行って貰って、料理までして貰った立場の俺が言うのもおこがましいかとは思いますが」

小鳥(そう思うならやめて下さい)

律子(断りを入れるって事は相当長くなるのかしら……)

p「言いたい事が――そうですね、六つあります」

小鳥(やっぱり地雷原だったわ……)

律子(律子……なぜあなたは『鍋』と聞いた時点でストップをかけなかったの……)

p「まず一つ目。人参は嫌いだとあれほど言ったでしょう」

小鳥(あれほどって言うほど聞いてませんけど)

律子(反論は例によって無駄なんでしょうね)

p「鍋に入っていていい野菜は白菜とネギ、キムチ鍋の時のニラともやしのみです」

p「食事に甘い野菜など言語道断。まあ詳細はやよいにでも聞いて下さい」

小鳥(やよいちゃん……おいたわしや……)

律子(あの子、これに一人で向き合ったのね……あ、涙が出てきた)

p「次に二つ目。マロニーとか入れない。あれでどうやってご飯を食えと?」

p「マロニー自体に味も無く、ただポン酢つけて啜るだけの食品……これホントに食品なんですかね?」

小鳥(正真正銘食品です)

律子(突っ込んでは駄目よ、律子……こらえるのよ……)

p「まあ六つもあるのでサクサク行きますが――」

小鳥(え?これ料理番組か何かなの?)

律子(こんな番組プロデューサーは嫌だなぁ……)

p「三つ目。椎茸とか何で入れるんですか。俺が認めるキノコは舞茸とエリンギのみです」

p「ちなみに嫌いなキノコtop3はしめじ、ナメタケ、エノキです。あと、キノコのバター炒めとか論外です。覚えておくように」

小鳥(覚えてどうしろと)

律子(この人、普段何を食べてるんだろう……)

p「そして四つ目。豆腐は焼き豆腐にして下さい。ただし鍋の時のみですが」

p「鍋に焼き豆腐じゃない豆腐を入れる奴は石抱きの刑に処します。豆腐だけに」

p「それと、冷奴で食べる時は絹ごし豆腐を茹でてから冷まして下さいね」

小鳥(だからそれを聞いてどうしろと)

律子(拘りもここまで来ると迷惑だわ……)

p「さらに五つ目。鍋に春菊とか入れない。あれ苦いんですよね」

p「ピーマンは好きですが春菊は嫌いです。春菊は何だか渋味があるような気がします。あくまで気ですが」

小鳥(気なんですか……)

律子(付き合ってたら日が暮れるわ……もう夜だけど)

p「最後の六つ目。つみれとか入れちゃ駄目、ゼッタイ」

p「練り物が嫌いって言いましたよね?そもそも練り物って言うのは――」

小鳥「いえ!後であずささんに聞いておきますので!」

律子「はい!メモも取っておきますので!」

p「そうですか?じゃあこれで――あ」

小鳥(やっぱりねー……七つ目とかあると思っていましたよ、ええ)

律子(こんなに先の読める展開もそうそう無いですよね)

p「言い忘れていましたが七つ目に……鍋の〆にうどん入れるなんてのはあり得ない」

p「今まで白米片手に食べてましたよね?じゃあその白米入れて雑炊にすればいいんじゃないですか?」

p「なのに何でうどん入れるんですか?いい脳外科医紹介しましょうか?」

小鳥(いまさらだけど、これ私宛てなのよね……)

律子(小鳥さんもここまで言われる事はやって無いでしょうに……)

p「そもそも――」

【十数分後】

p「という訳です。まぁ、まだあるにはあるんですが……そろそろ頂きましょうか」

小鳥「ええ……そうですね……」

律子「はい……ちょうどお野菜も煮えたようですし……」

p「よーし!じゃあ頂きます!」

律子(あぁ……プロデューサーって……)

小鳥(超絶面倒くさい……)

鍋編――end

これにて全編完結です。

お楽しみいただければ幸いです。

乙、すごい面白かったわ

ちなみに伊織の100%編は私の嗜好では無いので、私は面倒くさく無い筈……

後、ここに書いた嗜好はあくまで私個人の物であって他人を攻撃する意図は一切ございません。
ああ、こんな人もいるんだな、位に考えて頂けますと嬉しいです。

乙!
完璧超人の人やね
頑張って

>>71
ありがとうございます。あの長編を読んで頂けて嬉しい限りです。

しかし、どうして私が同一人物だと分かったのでしょうか……?

このpは間違いなく嫌われている

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なんのヒントかわかんねーし、
答え出さずにあえてヒントにして人を試してるあたり、
お前はpより嫌われ者だろうな

後sageてねーし

メラクチャ面白かったwwつーかp(≫1)と俺の好みが七割位似てたww(だが梅干しのくだりでテメェは俺を怒らせた………ご飯のお供、おにぎりの王道と言えば間違いなく梅干しだろうが!!しょっぱい?ふざけんなよコラ。そもそも………ry)

ちなみにidは変わってるから使えないぞー
ただ【場所or時間】ってのが特徴的なのとなんとなくだ

p見てて滅茶苦茶イライラしたわ

色々な場面での講釈垂れるのかと思ったけど食い物ばっかだったな
それなら最初から食い物系の流れでまとめた方がよかったかも

えたった?

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