提督「曙と仲良くなりたい」 (333)

加賀「はぁ。なるほど」

提督「冗談だ。通報はやめてくれ」

加賀「そうですか」

提督「……」

加賀「……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412058928

提督「曙とイチャイチャしてみたい」

加賀「すみません。――鎮守府の加賀という者ですが」

提督「……」

加賀「通話中に切るなんて失礼な人ですね」

提督「冗談だから」

加賀「……」

提督「……」

提督「顔を合わせると悪態を付く子とちゃんと話をしてみたい」

加賀「あの……いい加減本題に入ってください」

提督「曙との仲を取り持ってください!」

加賀「……何も土下座しなくても」

提督「少し考えてみてくれ。俺が曙に声をかけたらなんて返すと思う?」

加賀「何よこのクソ提督。でしょうか」

提督「加賀が曙に声をかけたらどうだ?」

加賀「なんでしょうか? 加賀さん」

提督「どこで差が付いたのか……」

加賀「彼女も一航戦のメンバーですから。そして貴方は提督だから仕方ないです」

提督「ということは提督を辞めれば或いは……」

加賀「そうですか。今までありがとうございました」

提督「じょ、冗談だからな?」

加賀「はぁ……」

提督「……」

加賀「でも五航戦と比べるとまだ良いのでは?」

提督「どういうことだ?」

加賀「曙は五航戦と口すら聞きません」

提督「嘘だろ?」

加賀「本当ですよ。それに元を辿れば曙が提督を嫌うのも彼女達の所為ですから」

提督「……相変わらず五航戦には厳しいな」

加賀「五航戦の不甲斐なさを一航戦のせいにされたのは許せません」

提督「……」

加賀「……」

加賀「加賀ぁ……」

提督「大人が情けない声出さないでください」

加賀「それに曙と仲良くなる作戦とか考えてるのですか?」

提督「え、作戦?」

加賀「……」

提督「……」

加賀「流石に呆れました」

提督「加賀ぁ……」

加賀「もう諦めた方がいいのでは?」

提督「そこをなんとか……」

加賀「……もういっそのこと、彼女を秘書艦にすれば良いかと」

提督「それはちょっと……」

加賀「何か問題でも?」

提督「一日中罵られるのは心が折れる」

加賀「はぁ……」

提督「……」

加賀「そもそも罵られるのは慣れてるのでは?」

提督「え……?」

加賀「毎日毎日私に罵られてるではないですか」

提督「え?」

加賀「……」

提督「……え?」

提督「もしかして、加賀……さんって俺の事嫌いなの?」

加賀「さぁ、どうでしょうか」

提督「……」

加賀「……提督、好きの反対は無関心ですよ」

提督「興味がないってことか! チクショウ!」

加賀「冗談はともかく」

提督「冗談……なの?」

加賀「曙と仲良くなりたいなら、秘書艦に据えるのが1番だと思います」

提督「……加賀がそう言うのなら」

加賀「まぁ望みは薄いと思いますが」

提督「1番の作戦なのに薄いのかよ!」

加賀「それでは呼んできますのでしばらくお待ちを」

提督「ちょっと!? 心の準備が――待って、加賀さぁーん!」

曙「私が秘書艦? 本気?」

提督「ああ」

加賀「これは私からの推薦でもあります。頼めますか?」

曙「うぅ、加賀さんがそこまで言うなら……」

加賀「ありがとう。曙」

曙「きょ、恐縮です!」

加賀「私も時間が出来れば様子を来ますから」

曙「本当ですか!」

加賀「えぇ」

曙「やったぁ。あっ……何見てんのよ」

提督「……」

加賀「……はぁ」

加賀「せっかく私がお膳立てしていたのに、貴方は何やっていたのですか?」

提督「それは……その」

加賀「ただ座わるだけなら案山子でも出来ますよ」

提督「……申し訳ない」

加賀「曙と仲良くなる気があるのですか?」

提督「それは勿論だ。イメージトレーニングでは完璧だった」

加賀「その結果は?」

提督「加賀にデレる曙が可愛くて言葉を失っていた」

加賀「……」

提督「無言で受話器を取らないでくれ」

提督「……そろそろ12時か」

曙「そうね」

提督「なぁ、お腹空かないか?」

曙「そうね」

提督「ならこの書類が終わったらご飯食べに行かないか?」

曙「そうね」

提督「二言はないな? 言質は取ったぞ? 指切りげんまん――」

曙「……なんで触るの? ウザイなぁ」

提督「」

加賀「提督。失礼します」

曙「あ、加賀さん」

加賀「どう? 提督と仲良くしてた?」

曙「……それよりこの後お昼どうですか?」

加賀「構いませんが、赤城さんも一緒にいいですか?」

曙「赤城さんもですか!? 勿論です!」

加賀「提督、こちらの書類にサインをよろしいですか?」

提督「ああ、勿論いいぞ」

加賀「……随分ご機嫌ですね」

提督「そうか? ほら出来たぞ」

加賀「ありがとうございます」

加賀「曙、少し遅れるから先に赤城さんと合流してください。部屋にいるはずですから」

曙「はい! わかりました!」

提督「さて、そろそろご飯にしようか」

曙「そう。好きにすれば?」

提督「……え?」

曙「それじぁ私はご飯食べてくるから」

提督「え?」

曙「お先に失礼します」

提督「……え?」

曙「クソ提督! 戻ってきたわよ!」

提督「そうか……」

曙「……?」

提督「……」

提督「今日はお疲れ様。もうあがっていいぞ」

曙「……失礼します」

提督「……はぁ」

加賀「……昼間とは天地の差ですね」

提督「加賀か?」

加賀「はい。昼間は嬉しそうだったのに、どうしたのですか?」

提督「……」

加賀「まぁ貴方の事ですから、些細な事で彼女の逆鱗に触れたのでしょう」

提督「いや……」

加賀「……聞くだけなら聞きますよ」

提督「好きの反対は無関心って、本当だったんだな」

加賀「……?」

提督「加賀は優しいなぁ」

加賀「そうですか?」

提督「なぁ、やっぱり秘書艦に戻ってくれないか?」

加賀「……私は別に構いませんが、曙も可哀想に」

提督「……え?」

加賀「お昼を一緒にした時には一生懸命頑張りますって言っていました」

加賀「それなのに、一日で秘書艦を降ろされた彼女はどう思うでしょうか」

提督「……」

加賀「言えることは今度こそ嫌われますよ」

提督「……!?」

加賀「それでもよろしいのですか?」

加賀「彼女は根が真面目な子です。もしかして仕事中に声をかけたのではありませんか?」

提督「……ああ」

加賀「秘書艦初日で不慣れの中、必死に頑張ってる時に、提督の相手をする余裕が彼女にあるとでも?」

提督「……!」

加賀「それで、どうするのですか? クソ提督」

提督「……」

提督「おはよう。今日も早いな」

曙「……ふん」

提督「曙、挨拶は基本だぞ」

曙「……おはようございます。これで文句ないでしょ」

提督「ああ。そして曙に話がある」

曙「なによ」

提督「よかったら今日のお昼、一緒にご飯を食べないか?」

曙「はぁ!? なんで私がクソ提督とご飯食べないといけないのよ!」

提督「だ、駄目か?」

曙「っ……駄目に決まってるでしょ!」

提督「そうか……か、加賀も楽しみにしてたのに。残念だなぁー」

曙「……だったらなんで加賀さんじゃなくてクソ提督が誘うのよ」

提督「そ、それは……」

曙「……加賀さんがいるなら別にいいわよ」

提督「へ?」

曙「だから! 加賀さんがいるなら一緒にご飯食べてあげるって言ってるの!」

提督「そ、そうか。ならそれで決まりな」

曙「ちょっと! どこに行くのよ!」

提督「あ、あれだ。ちょっとトイレに」

曙「なっ……さっさと行ってこい! このクソ提督ぅー!」

加賀「なるほど。何か言うことはありますか?」

提督「お願いします。加賀様」

加賀「あのですね。私は提督を助ける青い狸では無いのですが……」

提督「助けて加賀エ――」

加賀「――昼は用事があったような、なかったような」

提督「冗談です。ごめんなさい」

加賀「よろしい」

加賀「ところで今日は少し熱いですね」

提督「そうか?」

加賀「ええ、熱いです。こんな日は冷たいデザートが欲しい。そう思いませんか?」

提督「……」

加賀「……そう思いませんか?」

提督「……はい」

加賀「よろしい」

提督「……」

曙「……」

提督「曙、秘書艦には慣れたか?」

曙「そうね」

提督「……」

曙「……」

提督「曙、好きな食べ物は?」

曙「そうね」

提督「ふむ……」

曙「……」

提督「俺のことは好きか?」

曙「そうね」

提督「なるほど……」

曙「……ふぅ」

提督「曙、今日も可愛いな」

曙「そう……え?」

提督「え?」

曙「今、えっ……え!? 」

提督「」

加賀「……随分仲が良くなったのですね」

曙「なってないです!」

提督「はは、ははは……」

加賀「それで、何があったのですか?」

提督「えーと……まぁ、うん」

曙「……」

加賀「……」

提督「待ってくれ加賀! 加賀さん! 加賀様!」

加賀「足を掴まないでください。服が汚れますよ?」

提督「痛い痛い! 引きずらないで!」

加賀「……なるほど、事情は把握しました」

曙「……」

提督「……」

加賀「さて、憲兵隊に……」

提督「待って加賀様ァ!」

加賀「知っていますか? 女性に可愛いと言うのはセクハラになりえます」

提督「どうかご容赦を……」

加賀「どうしますか曙」

曙「……」

加賀「貴方の返答次第ですよ」

曙「……今回だけは」

曙「今回だけは許してあげる。感謝しなさいこのクソ提督」

離席します
探さないでください

赤城「曙ちゃんが秘書艦になってもう一週間ですか」

飛龍「もうそんなに経つんだ」

赤城「早いですねー」

飛龍「ねー」

加賀「……」

赤城「どうしました?」

加賀「いえ、なにか物足りないな。と」

飛龍「秘書艦時代が長かったからしょうがないかも」

加賀「なんというかこう……」

蒼龍「あの、お客さんが来たんだけど……」

提督「……」

赤城「……」

飛龍「……」

蒼龍「……」

加賀「……もう一度お願いします」

提督「曙と仲良くなるために知恵をお貸しください!」

飛龍「えっと、あの……え?」

赤城「提督、それはどういう……」

蒼龍「とりあえず顔を上げて――」

加賀「――なるほど。ですが私達はせっかくの休日を満喫しているところです。申し訳ないですが……」

提督「つまらない物ですがよければ……」

加賀「菓子折り一つですか。では三分間相談に乗りましょう」

提督「短!」

加賀「冗談です。早く顔を上げてください」

加賀「なるほど。話はだいたいわかりました」

赤城「あの……今のままでは駄目なのですか?」

提督「違うんだ。もっとこう……はっ!」

加賀「私の顔に何か?」

提督「なんでもない。もう少しフレンドリーな関係にだな」

加賀「……わかりました。静かに素早くやりましょう」

加賀「提督が曙を嫌いになるように仕向けるのと、提督の記憶を消すの、どっちらがいいですか?」

提督「希望のある選択肢はないのかよ……」

飛龍「だって……ねぇ」

蒼龍「基本に戻って、曙ちゃんにプレゼント……なんてどうでしょう?」

提督「……天才か!?」

蒼龍「まあ、貰って嫌がる人はいないですから」

赤城「そうですか? 嫌いな人からなら……あっ」

飛龍「赤城さん!」

提督「……」

加賀「まぁ、ここは私に任せて下さい」

加賀「提督、気に入らなかったプレゼントは質屋で売られるらしいですよ」

提督「……」

蒼龍「提督!?」

加賀「まあ、冗談はさておき」

飛龍「何を言ったの!?」

加賀「提督、曙が貴方を嫌ってると本当に思っていますか?」

提督「……!?」

加賀「本当に嫌いなら一週間も持ちませんよ」

提督「……そうだよな。ちょっと出かけてくる」

加賀「行ってらっしゃい」

提督「加賀、ありがとう」

加賀「どう致しまして」

加賀「さて、折角ですから菓子折りでも食べましょうか」

飛龍「ねぇ、本当に大丈夫なの?」

加賀「何がですか?」

飛龍「提督の事です」

加賀「まあ大丈夫でしょう。……たぶん」

飛龍「たぶん!?」

寝ます。おやすみなさい

なんでこの提督土下座ばっかりしているんだろ

艦これとかいう早起きするツールで起きました
おはようございます

EOやってた

提督「曙のプレゼントを買いに来たわけだが……」

漣「5番艦漣!」

潮「ろ、6番艦潮……」

朧「サンバンカンオボロー」

敷波「2番艦敷波!」

綾波「1番艦綾波……」

漣「我ら」

「「綾波型駆逐艦!」」

提督「人選間違えた……」

漣「何を!? ベストチョイスじゃないですかご主人様」

提督「……任せて大丈夫なのか?」

漣「勿論です。ぼのの下着選びなら任せて下さい!」

提督「捕まるわ!」

漣「痛っ!」

朧「まあ馬鹿はともかく、私達は信用して」

漣「誰が馬鹿だー! もっと妹を大切にしろー!」

敷波「漣は少しふざけ過ぎ」

漣「ぶー! ぶー!」

綾波「それで司令官は何を贈るつもりなのですか?」

提督「ぬいぐるみかアクセサリー、小物系がいいと思ったんだが」

提督「曙の好みがわからん」

提督「気に入らないと質屋行きらしいからな。安易に選ぶ事もできないときた……」

綾波「」

敷波「え? 質屋?」

朧「それは誰から聞いたの?」

提督「加賀からだ」

提督「はっ。もしかして加賀に贈った物は既に……」

提督「……」

綾波「司令官さん!?」

しばらくスレッドタイトルを変えてお送りします

翔鶴「曙ちゃんと仲良くしたい!」

瑞鶴「翔鶴姉ぇ……もう諦めたら?」

翔鶴「嫌です! それに曙ちゃんもいつかはわかってくれます」

瑞鶴「はぁ……」

翔鶴「だから瑞鶴。手伝って、ね?」

瑞鶴「パス」

翔鶴「瑞鶴!?」

瑞鶴「他の人に当たってね」

翔鶴「ちょっと瑞鶴!? ドアを開けなさい!」

瑞鶴「早く行かないと時間なくなるよ〜」

翔鶴「瑞鶴!? 瑞鶴!」

翔鶴「あっ、加賀さん」

加賀「……何か用ですか?」

翔鶴「あの、私も曙ちゃんと仲良くなりたいのですけど……」

加賀「諦めなさい」

翔鶴「せめて仲直りだけでも」

加賀「――用事があるので私はこれで」

翔鶴「加賀さん!? 加賀さぁーん!」

曙「……」

翔鶴「曙ちゃん良ければお昼を一緒に」

曙「……遅いわよ」

陽炎「ごめんごめん。妹が多いと収集が大変で」

曙「いいから早く行きましょ」

陽炎「そうね」

翔鶴「あっ……」

曙「……」

陽炎「……いいの?」

曙「……」

翔鶴「それでね。曙ちゃんがね」

扶桑「あら、それは大変でしたねー。ハンカチ使いますか?」

翔鶴「ありがとうございます」

山城「なんでそこまで固執するのかしら。意味が分からないわ」

翔鶴「私が悪いんですぅ。 私のせいで心優しかった曙ちゃんがー」

山城「また始まった。はぁ……不幸だわ」

――END?

>>82
第七駆逐隊は七~十番艦だぞ……

運が悪かったのもあるが、曙が五航戦を守れなくて翔鶴は被弾してるんだから
翔鶴が恨むならまだしも、曙が嫌う理由ってあるの?

>>96
今度余計なことを言うと口を縫い合わせるぞ
以降気をつけます

>>97
ない

曙「おかえりクソ提督」

提督「ただいま。ほら、お土産」

曙「別にいらないわよ」

提督「まぁ、そう言うな」

曙「……はぁ。貰えばいいんでしょ貰えば」

曙「……ありがとう」

提督「今開けてくれるか?」

曙「タンブラーと……ペン?」

提督「タンブラーは姉妹全員分あるから、皆で分けてくれ」

提督「ペンは曙へのプレゼントだ」

提督「いつもお疲れさま」

曙「……」

提督「気に入ってくれたか?」

曙「別に……ただ高かったんじゃないの? これ」

提督「ミキモト? それなりにしたけど、そのぐらい期待しているし、感謝しているってことで」

曙「……馬鹿じゃないの」

提督「加賀さぁーん!」

加賀「なんですか。騒々しい」

飛龍「あっ、おかえりなさい。それでどうでした?」

提督「ばっちり渡してきた。とりあえず質屋行きはないと思う。たぶん」

加賀「そうですか。良かったですね」

提督「それで相談のお礼にこれを」

加賀「菓子折りと……花ですか」

提督「あぁ、受け取ってくれるか?」

加賀「……仕方ありませんね」

提督「そうか。それじゃ俺はこれで」

赤城「ナズナですか」

蒼龍「……やったじゃないですか! 花言葉は確か」

飛龍「あなたに私の全てを捧げます。キャーッ」

加賀「……ナズナって、食べれるんですよね」

飛龍「」

赤城「確かに七草粥の七草として有名ですよね」

蒼龍「」

加賀「流石に食べるのは可哀想なので、部屋に飾るとしますか」

飛龍「……加賀さん。少し顔が赤くないですか?」

加賀「気のせいでは? それにどうせ他の娘の入り知恵ですので」

赤城「確かに顔が赤いですね。風邪ですか?」

加賀「……」

モデルはミキモトのボールペン フラワーだから買えば5k弱ぐらい
質屋に売ると買い叩かれるとこあるからミキモトのでも1〜2kぐらい? 知らんけど

845:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
うーむ……

どうせ雨が降っても振らなくても苦情はくるんだから、無視するのが最善である

みたいな話を自スレを見て思い出した
まぁ、優秀な紳士がいるから誰かが代弁してくれるだろう
2014/10/03(金) 18:09:10.56 ID:wZ72w26B0

>>1は普通にスルーしそう

提督「曙と仲良くなりたい」

加賀「またですか……」

提督「曙と外出したい」

加賀「……」

提督「曙とイチャイチャしたい」

加賀「……そろそろ通報してもいいですか?」

提督「それは堪忍してつかあさい」

加賀「……」

提督「加賀ぁー」

加賀「なんですか? ダメ提督」

提督「最近加賀が冷たい」

加賀「……それでなんですか?」

提督「最近翔鶴から嫌な視線を感じるんだけど、何か知らないか?」

加賀「五航戦の話に興味を持つとでも?」

提督「あー……」

加賀「……」

疲れたので寝ます
明日休みなので起き次第

加賀「……気になるのですか?」

提督「それなりには」

加賀「仕方ありませんね」

提督「……?」

加賀「加賀です。……というわけで私の部屋に来てくれますか?」

提督「……」

瑞鶴「加賀さぁーん!」

加賀「暑苦しい。一々抱きつかないで下さい」

瑞鶴「ごめんごめん。それでなんだっけ?」

瑞鶴「瑞鶴。話がある」

提督「あれ、提督じゃん。なにやってるの?」

瑞鶴「翔鶴姉が?」

提督「ああ。瑞鶴は何か知らないか?」

瑞鶴「たぶん曙関連じゃない?」

提督「……どういうことだ?」

瑞鶴「知らないの? 翔鶴姉、昔からあの子の事大好きだからさ」

瑞鶴「それで最近提督が仲良くなってるから少し嫉妬してるんじゃないかな」

提督「……」

提督「別にそこまで仲良くなってないけど、二人を見るとなぁ」

瑞鶴「……私は嫌われてても別に構わないんだけどね」

瑞鶴「それにかわいそうだと思うけど、私達だって悪くないし」

加賀「……」

提督「……」

瑞鶴「それで加賀さん。話ってそれだけ?」

加賀「ええ。ですのでもう帰っていいですよ」

瑞鶴「え?」

加賀「……」

瑞鶴「……え?」

瑞鶴「冗談……だよね?」

加賀「……」

瑞鶴「お茶飲んでないでちゃんと答えてよ!」

加賀「……来週暇ですか?」

瑞鶴「え? まあうん」

加賀「良かったら今日の埋め合わせにどこか出掛けませんか?」

瑞鶴「え?」

加賀「……」

瑞鶴「え!?」

瑞鶴「本当ですか!?」

加賀「嘘を付く必要はないでしょう。それともやっぱり別の形で――」

瑞鶴「――行く。絶対に行くから!」

瑞鶴「それじゃ失礼するね!」

提督「……」

加賀「……」

提督「なぁ」

加賀「なんですか?」

提督「電話した時に聞けばよかったんじゃないか?」

加賀「……次の機会があればそうします」

加賀さんに懐いてる設定の瑞鶴好き
渋かどこかで見た小ちゃい加賀が瑞鶴に懐く話好き

曙「げっ……馬鹿じゃないの。本当」

陽炎「どうしたの?」

曙「別になんでもないわよ」

陽炎「あれ、そのペンって曙が持ってるかわいいやつじゃ……高っ!」

陽炎「いや待てよ」

陽炎「あーなるほどね。へぇー」

曙「何ニヤニヤしてるのよ」

陽炎「べつにー」

曙「……」

陽炎「それでなに買うか決まった?」

曙「……ふん」

陽炎「司令も喜ぶと思うけどなー」

曙「知らないわよ」

陽炎「はいはい。それで気になったのはあった?」

曙「……あれ」

陽炎「ねじりガラスペン? いいんじゃない?」

陽炎「値段も……あぁ。それなりに高いわね」

陽炎「〜・」

曙「ご機嫌ね」

陽炎「いやいやお姉さん嬉しくて」

陽炎「ついにその気になったのかってね」

曙「誰がお姉さんよ。誰が」

曙「……今日はありがとう」

陽炎「何が?」

曙「……わかってて言ってるでしょ」

陽炎「どうかなー?」

曙「今度何かお礼するわ」

陽炎「へぇー、なんでもしてくれるんだ」

曙「なんでもなんて言ってないでしょ!」

陽炎「冗談冗談。でもそうね」

陽炎「今度は曙から遊びに誘ってくれると嬉しいな。なんてね」

翔鶴「どうしたの瑞鶴? 何か良いことでもあった?」

瑞鶴「まあね。今度加賀さんと出掛ける事になってさー」

翔鶴「加賀さんと!? 」

瑞鶴「うん!」

翔鶴「いいなー。私も行きたい……」

瑞鶴「それでそのきれいな花どうしたの?」

翔鶴「それがごめんなさいって書いてある紙と一緒に部屋の前に置いてあったの」

瑞鶴「ごめんなさい?」

翔鶴「そうなの。何か心当りある?」

瑞鶴「私はないけど、翔鶴姉は?」

翔鶴「私も特には……」

瑞鶴「うーん。何の花だろうこれ」

翔鶴「瑞鶴も私も詳しい方じゃないから……」

瑞鶴「今度二航戦の先輩達に聞いてみる?」

翔鶴「そうね。今度聞いてみましょうか」

ちょっと休憩
探さないでください

青葉「うーん」

衣笠「どうしたの? 青葉」

青葉「いえ、いい写真が撮れたんですけどちょっと問題が……」

衣笠「どれどれ〜」

衣笠「……へぇ〜、あの子こんな顔出来るんだ。それで何が問題なの?」

青葉「問題はそれが翔鶴さん達の部屋の前に置かれてたのと同じでして……」

衣笠「あぁ……」

青葉「下手に突っ込むと司令官どころか加賀さん達にも怒られるからどうしたものかと」

衣笠「うーん。ネガを提督に売りつけるとか?」

青葉「それだ!」

提督「おはよう曙」

曙「……馬鹿じゃないのアンタ」

提督「挨拶だけはしっかりしろ」

曙「おはようございますクソ提督」

提督「よろしい」

曙「……」

提督「それで開口一番どうしたんだ?」

曙「値段よ値段! あのペン調べてみたらかなり高いじゃない!」

提督「言っただろ? 気持ちだって」

提督「どうやら曙も気に入ってくれたようだし、それだけでこっちは満足だよ」

曙「別に気に入ってなん――」

提督「……」

曙「……え、なんで」

提督「まあこの写真はある筋から分けて貰ったのだが、いい笑顔だと思わないか?」

曙「……しなさい。それをこっちに寄越しなさいよ。このクソ提督ぅ!」

提督「まあこの写真は曙にあげるとして、そろそろ今日の業務を始めようか」

提督「まずは掃除から頼めるか? 秘書艦殿」

陽炎「はぁ!? まだ提督に渡してないの!?」

曙「ちょっ、声が大きい!」

不知火「提督がどうかしたのですか?」

陽炎「ああ、大丈夫だから……ね?」

不知火「そうですか」

不知火「……」

曙「……ふん」

陽炎「不知火に悪気があるわけじゃないから、許してあげて」

曙「そうね。どうせ私が悪……ふぁにすんのよ」

陽炎「自虐禁止」

曙「はんたねぇ……」

陽炎「曙も笑うと可愛いのになぁ」

曙「はぁ? いきなり何を言って……」

陽炎「……ねっ、いい笑顔でしょ?」

曙「その写真何処で――」

陽炎「――内緒」

陽炎「悪かったからそろそろ機嫌直してよ。ね?」

曙「知らない」

陽炎「恥ずかしいのはわかるけどさぁ」

曙「……一体どういう目で私を見てるのよ」

陽炎「知りたい?」

曙「……いいわよ別に」

陽炎「ちょっと口が悪くて素直じゃないけど、実は……ふぁにすんのよ」

曙「お返し」

陽炎「ふぉふぉう。ひゃってふれるじゃない」

赤城「お二人とも……食事中に遊び始めるとはいい度胸ですね」

「「ふぇ!?」」

提督「デンドロビウム。花言葉は……ごめんなさいという書き置きから、おそらく真心とかそういう類だろうね」

加賀「それで……どうしてその写真のネガを……?」

提督「やましい気持ちはないから通報だけは勘弁してくれ」

加賀「先に釘を刺さないでください」

提督「……」

提督「これは厄介事の種だからね。青葉も抱えたくなかったんじゃないか?」

加賀「……どういう意味ですか?」

提督「そう睨まないでくれ。それに曙を尊重した結果だよ」

提督「青葉も、俺も」

加賀「……」

加賀「……花言葉。詳しいのですね」

提督「調べればいくらでも出るからね」

加賀「なら、どうして私にナズナを渡したのですか?」

提督「あえて言うなら信頼の証……かな?」

加賀「ド変態」

提督「!?」

加賀「それで、どういう意味なんですか?」

提督「……加賀は鬼畜だなぁ。本人に言わせるつもりか?」

加賀「あなたは乙女ですか」

加賀「花に頼らず、言葉にしてください」

次はちょっと時間かかりそう(ネタを考えてない)

最近sage sagaなのは書く時間を長く取れないから
ホワイトクソ提督ネタは雑談スレで存在を知って取り入れた
ナズナの件はこれ以上余計な事を言うと口を縫い合わせるぞ

>>143
コピペしてくるとは面白い奴だな。気に入った。殺すのは最後にしてやる

不知火「第二艦隊、作戦終了しました」

提督「お疲れ不知火」

不知火「いえ、この程度なら容易いものです」

提督「そうか。それなら次の作戦は期待しててくれ」

不知火「……と言いますと?」

提督「任務の為に出撃を頼みたい。場所はジャム島だ」

不知火「なるほど」

提督「不満か?」

不知火「いえ、十分です。遠征だけでは腕が鈍りますから」

不知火「それでは失礼します」

提督「不知火もう一つだけ。相方1人、希望があるなら言ってくれ」

不知火「了解しました。それでは後ほど……司令の期待に、必ず応えてみせます」

不知火「……」

曙「……なによ」

不知火「……いえ、特に何もありませんが?」

提督「……?」

提督「なぁ、曙」

曙「話してる暇あれば手を動かせば?」

提督「こっちは余裕あるからなぁ」

曙「はぁ!? もしかして自分の分をこっちに押し付けてるんじゃ――」

曙「……」

提督「……」

曙「……ニヤニヤすんな!」

提督「痛っ!」

曙「! ごめ……」

提督「脛を蹴るのは反則だろ」

曙「……自業自得よ」

提督「あのなぁ……」

曙「 なによ」

提督「そうだな。本当は怒らないといけないところだが、質問に正直に答えられたら不問としよう」

曙「……ふん。好きにすれば?」

提督「不知火とは仲が悪いようだが、それは何故だ?」

曙「あんたには関係ない――」

提督「上官に手をあげる。その意味と覚悟は出来ているよな?」

曙「……!」

提督「もう一度聞く。何故不知火と仲が悪いんだ?」

曙「言えるわけないじゃない」

提督「言えない、と?」

曙「そうよ。処罰したいなら好きにすれば?」

提督「……好きに、ね」

憲兵「と言うわけで明日提督が外出の際、警備を強化させていただきます」

加賀「そうですか。わざわざありがとうございます」

加賀「ところで、何故上から呼び出されたのか知っていますか?」

憲兵「どうにも近いうちに大規模な作戦があるとかないとか」

憲兵「各鎮守の提督が一斉に召集されるそうですよ?」

加賀「なるほど。それではお呼びするまで扉の前で――」

『ひゃああ!?』

「「!?」」

加賀「……」

憲兵「ヒッ……す、少し様子見てきます」

加賀「……」

提督「ほら、そこ間違えてるぞ」

曙「知ってるわよ。いちいち口出しすんな!」

提督「すまんすまん。それじゃ修正頼むぞ」

曙「……」

提督「……」

曙「……」

提督「そこじゃなくてその次の行」

曙「……うるさいなぁ」

提督「……」

曙「ひゃああ!?」

提督「……どうした?」

曙「このクソ提督ううう……」

提督「ほら、暴れると膝の上から落ちるぞ?」

曙「後で覚えてなさいよ……」

提督「ほら、後1ページだぞ。がんばれがんば――」

憲兵「……」

提督「……れ?」

提督「ド、ドーモ」

憲兵「ドーモ。テイトク=サン。ケンペイです」

提督「アイエエエエエ!? ケンペイ!? ケンペイナンデ!?」

憲兵「カガ=サン。アノヒトデス」

加賀「……」

提督「違うんだ加賀。これは――」

加賀「――話したいことは色々ありますが……とりあえず正座」

提督「さて、今日は上に顔を出しに行くわけだが……」

曙「早く行けば?」

提督「……心配だ」

曙「はぁ?」

提督「帰りは遅くなるけど本当に大丈夫か?」

曙「……」

提督「俺の分の仕事もしなきゃなんだぞ? 流石に今日の出撃は無しだが、それでも書類とか色々――」

曙「いいからさっさと行ってこい! このクソ提督!」

曙「……」

曙「……」

曙「……」

曙「……」

曙「……流石に静かね」

曙「陽炎や姉さん達には頼みにくいし」

曙「漣は論外として潮にも頼めないし……」

曙「加賀さんみたいに人望があれば――」

『お前のせいだ! 曙!』

曙「……」

曙「……頑張りますか」

曙「お腹すいた。でも全然終わってないし、休んでる暇ないし……」

陽炎「ヤッホー」

曙「!?」

漣「ヘイ、ぼのの」

曙「……誰がぼののよ」

朧「ご飯持ってきたけど、お握りでいい?」

曙「なんで……」

潮「そのしょう――」

漣「はい潮ちゃん静かにしましょうね〜」

陽炎「曙が1人で頑張ってるって聞いたから手伝いにきたわけ」

曙「……ふん。余計なお世話よ」

朧「ほら、私達も手伝うからさっさと食べなさい」

曙「……ありがとう」

『ほら、私達も手伝うからさっさと――』

翔鶴「さて、私達は帰りましょうか」

瑞鶴「いいの? 翔鶴姉」

翔鶴「なにが? 瑞鶴」

瑞鶴「別に、翔鶴姉がいいならいいけどさ」

『ん? なにこれ。なんでおから?』

『ぼのの、おから握りはどう?』

『お前の仕業か!』

瑞鶴「それでもなんか……ムカつく」

まあ、(落ち度ないにも関わらず謝ってるのに無視され続ける姉を見ていたら)そうなるな

提督「遅くなった! 曙大丈夫か!?」

漣「みんな寝ているので静かにしてください。ご主人様」

提督「……なんで漣がここにいるんだ?」

漣「ぼのののお手伝いですよ」

提督「手間取らせて悪いな」

漣「いえいえ。久しぶりでしたから結構楽しかったですし」

提督「久しぶり……か。もうそんなに経つんだな」

漣「はい。あの頃は着任したてで可愛かったんですけどねぇ〜」

提督「悪かったな。可愛くなくなって」

漣「いえいえ、今は今で可愛いですよ?」

漣「――まさかご主人様がこうやって耳元で責められるのが好きな変態さんだったなんて」

提督「誰が変態だ」

漣「うにゃ!? 暴力反対!」

漣「そうだ。はいご主人様」

提督「なんだこれ?」

漣「プレゼントですよ」

提督「プレゼント? 漣が?」

漣「私からじゃないのね」

提督「?」

漣「ご主人様に渡したいけど、渡すのを恥ずかしがってる可愛らしい女の子からですよ」

提督「それで漣が代わりにってわけか」

漣「……そんなところね」

提督「今度その子にはお返ししないとな」

漣「その必要はないのね」

提督「どう言うことだ?」

漣「そのプレゼントがご主人様へのお返しだから――」

漣「ご主人様がお返しのお返しをしたら、今度はお返しのお返しのお返しになるのね」

提督「なるほど。そうなると六人のうち――五人のうちの誰かか」

漣「それじゃ先に失礼するのね」

提督「みんな起きるまでゆっくりしていいんだぞ?」

漣「遠慮するのね」

漣「あっ、そういえばご主人様……曙だけじゃなく、翔鶴さんの事も頼めます?」

提督「……」

漣「……それじゃよろしくなのね」

明日というか今日やります
一週間音沙汰なかったのは別のSS書いてた

曙「……ソ提督」

提督「呼んだか? 曙?」

曙「……ああ帰ってきたのね」

提督「皆は先に帰ったぞ。曙も帰って休んでいいぞ」

曙「うん……そうする」

提督「お休み曙」

曙「お休み……」

提督「……」

提督「……寝ぼけてるみたいだが、まぁ大丈夫か」

提督「それにしても『索敵機、発艦始め!』ね」

提督「弾着観測射撃で重要になるとはいえ、ネーミングなんとかならなかったのだろうか……」

朧「ほら、いい加減起きる」

曙「んん……」

漣「ぼのの、急がないと遅刻するよ」

曙「……わかってる」

朧「わかってるなら一人で起きれるようになってよね」

曙「うん……」

朧「ほら、二度寝しない」

漣「駄目だこりゃ」

曙「あれ?」

漣「どうした〜ぼのの」

曙「別になんでもな――もしかして漣……」

漣「見てるこっちが焦れったいのね」

朧「漣。やれる事とやっていい事は違うから」

朧「でもナイス」

曙「ちょっ!?」

朧「漣が渡してなかったらいつになったことやら」

曙「……うっさい」

潮「拗ねないで、ね?」

曙「拗ねてない!」

ブリーフィングかなり省いてもいいよね?
もう半年前の話で今更だし

提督「――」

曙「……」

提督「聞いてるのか曙」

曙「ん? あっ……」

提督「もう一度言おうか?」

曙「……ふん」

提督「要点だけを言うと妙高と那智を呼んできてくれ」

曙「……妙高さん達を?」

提督「そうだ。少し長くなりそうだから、曙は何か軽く食べてきなさい」

曙「はぁ? 朝食ならもう食べ――」

提督「――命令だ。今日は集中力が欠けてるようだからね」

曙「……」

提督「この後出撃が控えてるんだ。野菜や果物でも食べて、調子を整えておきなさい」

曙「えっ?」

提督「さて、これよりブリーフィリングを開始する」

提督「攻略する海域はサメワニ海域」

提督「元帥殿の情報によると敵の主力艦隊旗艦は重巡リ級改flagshipだそうだ」

瑞鶴「改って言うと加賀さんが言ってた……」

提督「ご明察、ヲ級改flagshipと同じく元のリ級flagshipとは一線を画する強さだそうだ」

瑞鶴「それをこんな艦隊で倒せって言うの?」

那智「……どういう意味だ」

翔鶴「こら、瑞鶴!」

瑞鶴「ふん」

曙「……」

提督「おそらく昼戦で仕留めるのは不可能だろう」

提督「瑞鶴でも、翔鶴でも――加賀でもな」

提督「だからこそ――」

川内「夜戦――でしょ?」

提督「その通り」

川内「……」

提督「気持ちは察するがまだ我慢してくれよ?」

川内「わかってるって」

提督「今回の作戦は第一夜戦から第六夜戦まで想定している」

提督「君達は第一、第三、第五夜戦を担当してもらう」

提督「瑞鶴は残りの二、四、六夜戦担当だが、旗艦である以上情報を頭に叩き込んでくれ」

提督「……装備については既に纏めておいた。今すぐ確認してくれ」

瑞鶴「提督さん。重巡の装備はどういうこと?」

提督「水上機についてか。妙高と那智には事前に話しておいたが、今回の会議で新しい戦術が導入された」

提督「楽しみにするといい。元帥殿の重巡はその戦術で昼戦にも関わらず無傷の敵戦艦を沈めている」

瑞鶴「重巡が!? 嘘でしょ!?」

提督「信じられないならその目で確かめればいい」

提督「これからは索敵能力を上げて、制空権を取る時代になる」

提督「重巡がかつての戦艦と同じ戦果をあげたんだ。ならば戦艦はどれほどの戦果を上げるのだろうな」

「……」

提督「何か意見、質問がある奴はいるか?」

「……」

提督「それでは解散」

瑞鶴「それで提督さん。あの編成はどういうつもり?」

提督「……そのことについてだが、実は瑞鶴に話が――」

加賀「――その前に何故私の部屋に居るんですか二人とも」

瑞鶴「あっ、お邪魔してます」

提督「これには色々と事情が――小破0か。そのまま進撃してくれ」

加賀「しかも作戦行動中ですか……」

加賀「それで、乙女の部屋に無断で入室するとはどういう要件ですか?」

瑞鶴「乙女?」

加賀「あ?……」

瑞鶴「な、なんでもないです」

提督「加賀、曙関連の話って言ったら納得してくれるか?」

加賀「なるほど。それなら仕方ありませんね」

加賀「――と言うと思いましたか?」

提督「痛い痛い!加賀ギブギブ!」

翔鶴「先程はありがとうございました」

那智「この程度気にするな。私達の仕事はお前を護衛することだからな。なっ曙」

曙「はぁ……そうですね」

那智「ほう。私にもそんな口を聞くとは偉くなったな」

曙「ちょっ!? 一々頭を撫でないでください!」

那智「はっはっは。可愛い奴よのぉ」

翔鶴「……? どうかしましたか?」

妙高「今度は皆で守って見せます」

翔鶴「はい。お願いします」

妙高「……それが彼女の為でもありますから」

瑞鶴「はぁ!? あの子が!? 嘘でしょう?」

提督「あの花は彼女が君達に宛てたものだよ」

提督「証拠もあるぞ」

瑞鶴「……意味がわからない」

提督「そうか。瑞鶴は曙の事どんな子だと思う?」

加賀「……」

瑞鶴「生意気で、口の聞き方がなってなくて――妹思いの子」

提督「なるほど」

瑞鶴「それがなんなの?」

提督「瑞鶴はよく見てるなと思って」

加賀「……」

提督「上官に暴言吐くわ、仕事中に上官の話を適当に流して約束を反故するわ」

提督「曙から何度クソ提督と罵られた事か」

瑞鶴「……そこ笑うとこ?」

提督「結局この短期間でわかったことは、真面目だけど不器用で、生意気だけど根は優しい。そんな子だと思うよ曙は」

提督「たぶん曙も謝らないといけないと思ってるのだろう」

提督「だけど今更言い出せなくて、それでも謝罪の気持ちは伝えたい」

提督「だから花言葉でそれとなく伝えようとしたのだろう」

瑞鶴「……」

提督「それに、昔の曙なら俺より瑞鶴の方がよく知っているんじゃないか?」

瑞鶴「……そうね。馬鹿みたいに真面目で、誰よりも一生懸命で……」

瑞鶴「それでも――私は許さない」

瑞鶴「自分の口で翔鶴姉に謝らない限り絶対に」

提督「そこで提案がある」

提督「俺達に協力してくれないか?」

提督「全ては翔鶴と曙の為に」

提督「多少の被害こそ出たものの第一夜戦は成功か」

提督「よくやった。翔鶴」

翔鶴「いえ、随伴艦の皆さんが頑張ってくれたお陰です」

提督「そうか。ところで、新しい戦術をその目で見た感想はどうだ?」

翔鶴「そうですね。頼もしくもあり、少し楽しみと言ったところでしょうか」

翔鶴「重巡洋艦があれほどの戦果を上げられるのなら、戦艦だとどうなるのでしょうか、と」

提督「それは後のお楽しみだな。さて、これから君達最大の仕事は敵の空母から制空権を取ることになるだろう」

提督「君達が仲間と水上機を守ってやってくれ」

翔鶴「はい! わかりました!」

提督「さて、今夜の第二次夜戦は別の隊に出撃してもらう」

提督「今日はゆっくりと休んでくれ」

翔鶴「それでは失礼します」

提督「それと翔鶴」

翔鶴「なんでしょう……?」

提督「……いや、なんでもない。引き止めて悪かった」

翔鶴「はあ……?」

提督「さて曙、今日は部屋に戻って休んでくれ」

曙「あのねクソ提督。自分の仕事がこんなに残ってるのに、投げ出せるわけないでしょ」

提督「……そうか。なら命令するしかないか」

曙「……?」

提督「駆逐艦曙、当作戦が終わるまで秘書艦を解任する。作戦指示があるまでゆっくり休んでくれ」

曙「はぁ!?」

提督「明日はまた夜戦だ。疲れを残すのはベストじゃない」

曙「……それを言うならクソ提督も同じでしょうが」

提督「同じなものか。君達の場合は文字通り命懸けだ」

提督「俺とは懸けるものが違う」

曙「そうね。でも、私達はそのクソ提督の指揮に命を懸けていること忘れんな!」

提督「……」

提督「……ともかく、曙は部屋に戻って休むんだ」

曙「……」

提督「昨日、何故あの編成で出撃させたか気付いてはいるのだろ?」

曙「……」

提督「君が果たすべきはこんな雑務か。それとも彼女を守ることか。どっちだと思う」

曙「……ふん、帰って寝ればいいんでしょ!」

提督「素直な子は好きだぞ」

曙「私はクソ提督なんか大っ嫌い! ばーか!」

提督「曙」

曙「……」ビクッ

提督「明日も頑張ってくれ」

曙「……ばーか」

提督「というわけで加賀、しばらくの間頼む」

加賀「それはいいのですが……」

瑞鶴「〜〜♪」

加賀「なぜあなたがここにいるのですか?」

瑞鶴「まあまあ、私も手伝うからさ。それに今後について色々と話しやすいでしょ?」

加賀「……」

提督「加賀……? なぜ怒ってるのでしょうか?」

加賀「そう言うことではなくて……はぁ」

加賀「瑞鶴、今夜の準備は出来てるの?」

瑞鶴「準備? あっ」

加賀「……はぁ」

提督「加賀、一つ聞いていいかい?」

加賀「なんですか」

提督「どうして瑞鶴に……五航戦に厳しいんだ?」

加賀「……教えませんよ。貴方には特に」

提督「傷付くなぁ……」

加賀「……誰にも言わない。余計な事をしないと言うのなら」

加賀「まぁ、そうですね。教えてもいいですけど」

提督「わかった。約束する」

加賀「本当ですね? 余計な事をしたら提督の提督を削ぎ落としますから」

提督「――提督の提督って何のことですかね」

加賀「さぁ? ナニの事でしょうか」

加賀「この鎮守府の空母の中で、順番を付けるなら誰が一番ですか?」

提督「……」

加賀「勿論、贔屓とか無しにしてです」

提督「……加賀だな」

加賀「各々に順番を付けるならば?」

提督「加賀、大鳳、赤城、飛龍蒼龍、千歳千代田と……」

加賀「もういいです」

加賀「本当なら――五航戦の子達が私の上にいるべきだった」

提督「!?」

加賀「勿論、練度なら誰にも負けるつもりはありません。赤城さんや飛龍さん達にも」

加賀「ただ基本的な性能だけはどうしようもない」

加賀「彼女達は言わば、私達の拡大発展させたバランス型です」

加賀「私に次ぐ搭載機数に、飛龍さん達を超える防御力」

加賀「海軍最大の馬力に長い航行距離……」

加賀「素質は十分なのに、本来の力を発揮できていない。それは何故か……」

加賀「彼女達は、私達に甘えている節があります」

加賀「彼女達はやれば出来る子です。現に昔は……」

提督「昔は……?」

加賀「いえ、なんでもなりません」

加賀「とにかく、練度が低い子に背中を預けられるほど余裕はありません」

加賀「私達は皆、命懸けなのですから」

漣「ただいま〜」

朧「おかえり。今日はあと潮だけか」

曙「……」

漣「おやおや、ぼののがこの時間に居るとは……」

漣「そっか。夜戦で今朝まで出てたんだっけ」

曙「……」

漣「んんー。無防備の寝顔を見るとつい悪戯したくなるのね」

朧「また怒られるわよ?」

漣「怒られて懲りないよ。漣はしつこいから――」

曙「――るさい。クソ提督共……」

漣「……」

朧「本当に懲りないわね。……それ、勿論水性よね?」

漣「おっとと、油性だった。危ない危ない」

漣「何処かに水性のペンない?」

朧「知らないわよ……」

曙「……おはよう」
朧「やっと起きたか」

曙「……今何時?」

朧「ヒトゴーマルマル」

曙「もうそんな時間か」

朧「本当に起こさなくてよかったの?」

曙「うん」

漣「ぼーのの」

曙「誰がぼののよ」

漣「……ありゃ、今日はテンション低くくない? ご主人様に何か言われたりとか?」

曙「別に、いつもこんなものでしょ」

漣「……そうだっけ?」

朧「曙、ご飯でも食べてきたら?」

曙「そうする」

ゴーヤ「あっー! 敵の水上艦を発見!」

曙「……」

イムヤ「ゴーヤァー?」

ゴーヤ「……ふん! 提督の味方はゴーヤの敵でち」

イムヤ「……ごめんね?」

曙「気にしてないから」

ハチ「……ゴーヤ」

ゴーヤ「ゴーヤは知ーらない」

ハチ「この間オリョール最高って言ってたくせに」

ゴーヤ「オリョールの海は暖かい。行くまではとても冷たい。それだけだよ」

イムヤ「ともかく、曙とは関係ない話でしょ。謝りなさい」

イク「それに曙は提督を嫌ってるから、そもそも提督の味方じゃないのね」

ゴーヤ「そうとは限らないよ! 曙は素直じゃないから――」

曙「誰が――」

ゴーヤ「――ともかく、こういう子に限って提督のことが好きだったりするんだよ!」

曙「はぁ!?」

イク「そうなの〜?」

しおい「えっと、曙さんは提督の事が好きなのですか?」

曙「クソ提督の事なんか大っ嫌いよ!」

ゴーヤ「……怪しいでち」

しおい「あーなるほど。そういうことかー」

ハチ「……どういうこと?」

しおい「えっとねー。――っ」

ハチ「――なるほど。ゴーヤ、応援する」

ゴーヤ「……へっ?」

ハチ「早く行こうか。その方が提督も喜ぶ」

ゴーヤ「ちょっと! 引っ張るな! しおいー何吹き込んだー!」

しおい「ないしょだよー」

イク「いいから、早く準備するのね」

ゴーヤ「いーやーでーち」

イムヤ「なんかごめんなさい。また後でね」

曙「あ、うん。……いったいなんなのよ」

曙「別に、クソ提督の事なんか……」

陽炎「……」パクパク

翔鶴「……」パクパクパクパク

赤城「……」ジー

陽炎「あの、よかったら食べますか?」

赤城「何を言っているんですか!」

赤城「夜戦明けで食欲がないのもわかります。ですが今は腹に食べ物を詰め込む時です!」

陽炎「でもこの量はちょっと……」

赤城「大丈夫です。その時のために私達がいます」ジー

蒼龍「こらこら、趣旨間違えてるぞ」



赤城「こほん。陽炎はとにかく私達に遠慮することなくどんどん食べてください」

翔鶴「……」パクパクパクパクパクパク

赤城「ご覧なさい。私達の教育の賜物を」

翔鶴「……ふぇ?」

飛龍「あー、気にしないでどんどん食べていいのよ?」

翔鶴「はい……?」パクパク

飛龍「ん? おーい、あーけぼーのちゃーん」

曙「……?」

翔鶴「……!」ビクッ

飛龍「こっち! こっち!」

曙「……なんですか」

蒼龍「大きな声でごめんね」

飛龍「よかったら一緒にどう?」

翔鶴「……」

陽炎「――曙」

曙「……お言葉に甘えさせてもらいます」

飛龍「それで、あの話って本当なの!?」

翔鶴「あの話……?」

飛龍「そうそれ!」

陽炎「……どれですか?」

蒼龍「あぁ、重巡が戦艦を落としたって話ね」

陽炎「その話なら本当ですよ」

飛龍「ほう。やるじゃんあの二人!」

蒼龍「ねぇ、二人の目から見てどう見えた?」

陽炎「私達ですか? そうですねえ……」

曙「水上機から入電された敵の位置情報を元にした主砲の連続射撃」

曙「クソ提督はそんな事言ってました」

飛龍「ほうほう」

曙「実際見た感じだと、えっと……」

陽炎「……総合的な火力では戦艦に少し劣るけど、命中制度はかなり高いみたい」

龍驤「少し劣る? ふっ……その情報! 少し古いで!」

赤城「龍驤さんも一緒にどうですか?」

龍驤「……また食い物狙いか?」

赤城「――っ!」

龍驤「すまんすまん。まぁ、ウチも混ぜてもらうわ」

蒼龍「それで、どういうことですか?」

龍驤「それやけどな。今日昼の演習で、霧島が大和を討ち取ったわ」

飛龍「!?」ガタッ

龍驤「最初は装備が戦闘機だけで心配しとったけどな〜」

龍驤「なんちゅうの? 革命? 新しい時代が来たって確信したわ」

龍驤「ところで翔鶴、どうかしたん?」

翔鶴「あはは……」

赤城「……」

赤城「……さて、曙さん。少しいいですか?」

飛龍「どうかしたの?」

赤城「少し二人で話したいことがあるので……」

飛龍「ふぅん。まあいいけど」

飛龍「その間に料理が食べ尽くされても怒らないでね?」

赤城「なっ……!」

陽炎「あの良かったら……」

赤城「それは駄目です! 腹に詰めてください! 話はそれからです!」

蒼龍「余ったらちゃんと残しておくから、ね?」

赤城「絶対、絶対ですよ!?」

蒼龍「はいはい」

赤城「……それでは行きましょうか」

曙「あの……」

赤城「なんですか?」

曙「なんでもないです……」

翔鶴「……」

赤城「さて、話してください。翔鶴さんと何があったのか」

曙「……」

赤城「私にも言えませんか?」

曙「そういうわけじゃ……」

曙「……」

赤城「まぁ、無理にとは言いません。話しにくいことはあるでしょう」

赤城「ですが、少なくとも私は貴女の味方のつもりです」

赤城「いつでも相談してくれて構いませんから――」

曙「――あの!」

赤城「なんでしょうか」

曙「……夢に出るんです」

赤城「夢……ですか」

曙「――を守ることができず、多くの人に罵られ、艦隊の隅に追いやられる」

曙「その時の事を忘れるなと言うように、罵声だけが永遠と……」

赤城「……あなたが提督の事をクソ提督と呼ぶのはそれが原因ですか?」

曙「……」

赤城「そうですか」

赤城「……私も、私達もよく夢をみます」

赤城「最強の航空戦隊と言われて慢心していたあの時の事を」

曙「……」

赤城「四人の結末は知っていますね?」

曙「はい」

赤城「夢の終わりはいつも同じです。海上で炎上し、何もできずに空を睨み、目を覚ます」

赤城「私達が日々の鍛練に手を抜かないのも、そのためです」

赤城「MO作戦はまだ終わっていません」

赤城「MIを攻略する際は、提督に進言して四人で出撃するつもりです」

赤城「あの日を繰り返さないように。私達は日々練度を高め、戦術をかき集めています」

赤城「全てはあの日を乗り越えるために」

曙「乗り越える……」

赤城「……少し熱くなりましたね」

赤城「賢い貴女の事です。何をすべきか、私から言う必要はないでしょうが……」

曙「――っ」

赤城「抱きしめられるのは嫌ですか?」

曙「あっ、いえ、べちゅに……」

赤城「……翔鶴さんを守ってあげてください」

曙「――っ!」

赤城「そして一言でもいいので彼女に声をかけてあげてください」

赤城「今度こそ守るから――と」

赤城「それだけで救われるはずです。彼女も、貴女も」

曙「……」ギュウ

赤城「……」

曙「私に少しだけ……」

曙「臆病な私に少しだけ……」

赤城「……胸を張ってください。貴女だって、私達一航戦の一員なのですから」

陽炎「うぅ……」

蒼龍「大丈夫……?」

陽炎「もう無理。食べられない」

飛龍「……でもまだ――」

蒼龍「――まあまあいいじゃない」

翔鶴「大丈夫ですか?」

陽炎「ちょっとお花を積みに……」

翔鶴「付き添いましょうか?」

陽炎「お願いします……」

飛龍「おっ、赤城達が帰ってきたか」

赤城「ただいま〜」

飛龍「何の話してたの?」

赤城「ちょっと思い出話を」

飛龍「思い出? あぁ……」

蒼龍「曙ちゃん早く食べないと食べられちゃうよ?」

曙「……頂きます」パクパクパクパク

飛龍「へぇ、いい食いっぷりじゃない」

赤城「彼女も一航戦ですから、その辺の教育はばっちりです!」

更新ペースが極端に低かったせいだけど、なんで去年実装された(弾着観測射撃の)話をしているのだろうか……

どうでもいいだろうけど、最近ゆーちゃんとケッコンしました(ろーちゃんではない)

ろーちゃんも好きなんですけどね
ただゆーちゃんの肌が焼けていく 過程 というか
その間にあっただろう周りの潜水艦、潜水母艦との絡み
その過程を妄想するのが楽しくて
でも肌が焼けて後の話も結構好きなんですよね

何がいいたいのかと言うと、ろーちゃん用のゆーちゃんはよ!
あっ、今日の更新はないです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月28日 (土) 02:53:00   ID: ALZIFSyu

続き期待してます。

2 :  SS好きの774さん   2015年04月29日 (水) 00:25:28   ID: XpDTdKi3

続きはまだですか?

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