勇者「勇者だけが使える魔法、安価…?」 (112)

・SS書き慣れてないです

・勇者が安価の魔法使うときだけ指定します。無茶苦茶な安価でもやります

・ドラクエやったことないからそれ系の魔物とか呪文とかは出てきません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369293092

勇者「勇者だけが使える魔法、安価…?ってどんな魔法なんですか」

王さま「番号を指定して唱えるとあら不思議、予測不能の何かが起きるのじゃ」

勇者「はぁ…俗にいうパ○プンテですね」

王さま「どちらかと言えばM○THER2のいのるじゃの」

勇者「どっちでもいいよ」



王さま「さぁ勇者よ、魔王討伐へ旅立つのじゃ!少ないが金銭もやろう!」

勇者は100Gをもらった!


〜平原〜

勇者(安価か…一体どんなことが起こるだろう)

野犬「ぐるるる…!」


野犬が襲ってきた!


勇者「試しに使ってみるか…安価、>>4!!」

武器化

ジャキンジャキン!!

勇者「うおおおぉぉ!?右腕が剣になった!?」

野犬「グゥ……グォオオオ!!」

勇者「この剣になった右腕で…せいっ!」ザシュッ

野犬「ギャンッ!」


野犬はおとなしくなった!


勇者「ふぅ…まさか武器化するなんてな…乱用はできないな」

勇者「っともうすぐ次の町か」


勇者「ボソッ(どうせだから女体化とか起きればよかったのに」

〜第一の村〜


村長「おお、あなたが勇者さまにございますか…」

勇者「…酷い荒らされようですね」

村長「最近盗賊のゴブリンが出てきましてな…ぜひ勇者さまに退治していただきたい」

勇者「なるほど…ゴブリンどもはどこに?」

村長「奴らのアジトは村外れの洞窟です。今まで村のモンが何度か行きましたが…」

勇者「わかりました」

剣士「洞窟までは私が案内しよう」



勇者「ここがゴブリンのアジトか…」

剣士「気をつけろ、中に20人以上はいる」

ゴブリンA「親分!またあの村の奴らが来ましたぜ!」

ゴブリンB「今度は見知らぬヤツも一緒ですぜ!」

親分「ようしテメーら!返り討ちにしてやれ!」


ゴブリンたちが撃退しにきた!


勇者「ざっと10人程度か…」

剣士「こいつらは手下だな。親玉は奥にいるはずだ」

剣士「じゃ、あとは任せたぞ、勇者くん!」

勇者「は!?」

剣士「洞窟の案内までが私の仕事だ!」

剣士「私はもうこのゴブリンどもに返り討ちにされるのはゴメンだ!!」


剣士は逃げ出した!


勇者「おい、ちょ、テメ」

ゴブリンたち「かかれぇっ!!」


「「「うぉおおおおお!!!!」」」


勇者「うわあああああ!!クソッ!安価だ!安価>>11!!!」

剣士「うおっ!?なんだ、体が勝手に」

ゴブリンたち「うわああああ!?!?」

シュイン…キラッ☆

ドンッ!!!!


大女『なんじゃこりゃあ!?』

勇者「…お前…剣士なのか、いやゴブリン…?」

大女『俺は剣士だ!」ゴブリンだ!」

勇者「しかしこれで敵は1体になったと言うわけか…」

大女『待て、何をする気だ!?』

勇者「女になってもデカ女は好みじゃあないっ!!」


勇者の改心の一撃!大女は気絶した!


勇者「悪いな、俺はロリでもお姉さんでも男の娘でもイけるが…」


「ブスに興味はない」

大女「   」ブゥンッ

剣士「うう……」

ゴブリンたち「グフッ…………」


勇者「どうやら戦闘が終わると効果が切れるらしいな…」

勇者「なんだろう…この魔法使ってて結構楽しい…」



親分「どうだー、アホどもには帰ってもらっ…テメェ…」ギロッ

親分「どうやらなかなかデキるみてぇだな…お前ら!」

残りのゴブリンたち「へいっ!親分」

親分「コイツらの手当てをしてやれ!俺は…コイツをぶっ潰す!」


勇者「こいつが親玉か…」

勇者(ヤバい…安価使いてぇ…)

親分「いくぜェクソガキ!!」ブンッ!

勇者「うわっ!あんまり使いすぎるのもよくないとは思うけど…!」


勇者「安価>>18!!」

ksk
もっと近くてもいいのよ?

ksk

すまぬ…上下で好きな方選んでくれ

>>16
安価のタイミングつかめるようにがんばる

>>20
しかし18でいく


親分「うらぁ!!」

勇者「!!(避けられない…これじゃあ…」シュンッ

スカッ


親分「んなっ、避けただと!?」

ゴブリン「親分、上から来ます!気をつけて」

勇者「遅いッ!」ズバッ

勇者「うおおおおおおおお!!!!」

親分「早い…早すぎる…グアアッ!」


親分はおとなしくなった!


勇者「自分が加速する効果か…なんでもアリだな」

勇者「さて」

親分「グッ…俺の負けだ…これからは村は襲わねぇよ…」

ゴブリンたち「親分大丈夫ですか!?」

勇者「ゴブリンの親玉…」

親分「あん?」

勇者「悪事ばっかしてんなよ。そんなにもいい手下どもがいるじゃねぇか」

親分「!!…ああ、そうだな…」

勇者「というわけで改心させてきました」

村長「退治ではなく改心、とな…ふむ。で?」

ゴブリンA「私らは元々農業とか好きなんですよ」

勇者「というわけで、使ってない畑使わせてあげてくれませんか?」

親分「ぶっ壊した村も修理する!だから…頼む!」

村長「ふぅむ…まぁ勇者さまの頼みならばいいでしょう。しっかり村の修理もしてくださいね」

親分「恩に切るぜ、村長さん…!」


村長「勇者さま、この後はやはり炎の神殿へ行かれるのですか?」

勇者「ええ。四天王のいるところで近場はあそこですからね」

村長「ならば今日はゆっくり休みなされ。あそこは完全に魔物の巣窟ですからな」

〜翌日〜

勇者「さて、炎の神殿へ向かうとするか…」

親分「達者でな、クソガキ!」

勇者「もう二度と会えないような言い方はしないでください」



勇者「この山に炎の神殿がある、が山のどこにあるかまではわからない」

勇者「弱ったなぁ…こういうときに安価って使えたりしないのかな」


勇者「ものは試しだ!よし、安価>>27!」

ごめんさっきと安価の位置あんま変わってなかったwww

キュイイイインン…ドォンンッ!!!!

勇者「うわっ山が爆発して吹っ飛んだ!?」

勇者「…そして神殿らしきものだけが残っている…規模おかしいよこれ」

勇者「ま、とりあえずおじゃましまーす」


生きたマグマ「炎将さまぁ〜侵入者です〜」

炎将「侵入者?山を吹っ飛ばして?ククッ、面白い!」

炎将「各員勇者を迎撃せよ!」



勇者「炎の神殿、か…なかは岩とマグマだらけだな」


「ここから先へは!」

「いかせないよ〜」

「勇者ヨ、ココで死ネ!」


勇者「燃えるゾンビに生きたマグマ、それにゴーレムか…」

勇者「だが安価の前では敵ではない!安価>>32!」

しかし、何も起こらなかった!

勇者「くらえええっ!!」

燃えるゾンビ「くるぞ!」

ゴーレム「ヌンッ!」グッ


プスン。


燃えるゾンビ「……」

ゴーレム「……」

勇者「……」

生きたマグマ「あれぇ〜?もしかして不発〜?」


燃えるゾンビ「脅かしやがってクソったれが!燃える右フック!!」

勇者「熱ッ!くっそ、不発とかアリかよ!?」

ゴーレム「岩石ノ左ジャブ!」

勇者「痛いっ!!」


生きたマグマ「2人ともがんばれ〜」

親分「おお勇者よ、負けてしまうとは情けない」

勇者「安価が不発しただけだ…次こそは…」

親分「あの変な魔法って不発とかあんのか。なんにせよ、今は休んで、鍛えて、もっかいチャレンジだな」

勇者「うう……」

ゴブリン「親分ーヤケドに利く薬草摘んできましたよー」

親分「おーうクソガキに使ってやってくれィ」



勇者「安価に頼りすぎるのは良くない、か…」

勇者「せめて効果が永続的に続けば…いや、素直に鍛えるか…?」

勇者「…モノは試しだ。戦闘外で、自分に使ったらどうなるんだろう」

勇者「俺はもっとこの魔法を知りたい。使いこなしたい…」


勇者「俺に安価>>38!!」


翼が生まれる

勇者の中でなにかが目覚めた!

勇者は魔力の翼を作り出せるようになった!


勇者「ううっ……体に負担が大きい…けど魔力の翼か…」ハァハァ

勇者「自由に作り出せるみたいだし、消えないな…」

勇者「…ばっか、お前…背中に羽がついてるだろ」



生きたマグマ「あれ〜この間のニンゲンがまたきた〜」

ゴーレム「勇者…今度コソ…潰ス!!」


勇者「かかってこいよ…オレの左目が火を吹くぜ!」


燃えるゾンビ「!! 魔力の翼だと…!?」

ゴーレム「ウオオオオ!!ヤラれる前ニ、殺ル!」


勇者「我が力、受けてみよ!」

「 J O M A N D A !!」

十字架が敵を切り裂く!


燃えるゾンビ「ぐおお…この力は…」

生きたマグマ「炎将さま〜負けてしまいました〜…」

ゴーレム「ユ、うしゃ…ガ……」


勇者「……JOMANDAだからに決まってるだろ?」

勇者「お前が炎の四天王か」

炎将「いかにも…私の部下を倒すとはね…」


勇者「四天王、覚悟!」バッ

炎将「ククッ…その翼、お前を蝕むぞ?」

勇者「…!どういう意味だ」

炎将「その魔力の翼、本来ならば闇堕ちしたものが携えるものだ」

炎将「勇者などが使っていては身を滅ぼす…それも急速にな」

勇者「なっ…!?」

炎将「あとそれJOMANDAじゃねーから。あれK○NMAIだから」


勇者(くっ…この翼も結局奥の手か…ならば)

勇者「今度こそ不発するなよ!安価>>46!!」

天空から真っ白い竜加勢にが来る

炎将「どうした?何も起こらんではないか」

勇者「ぐっ、また不発か……ん?」


「グォオオオオオオ!!!!」


炎将「白竜…貴様が召還したというのか?」

勇者「(もしかしてこれが安価の効果か…!)ああ!そうだ!」

炎将「面白い!貴様ら消し炭にしてくれる!」


炎将は強力な火炎を放った!白竜には効いていないようだ!

白竜の息吹!炎将に致命的なダメージ!


勇者「トドメは俺が!」


勇者の攻撃!炎将は倒れた!


炎将「ムチャクチャだ、こんなやつ…」グフッ

勇者「えっと、ありがとねー白竜」

白竜「キュー…」

炎将「私が倒されても第二第三の四天王が…」

勇者「そいつらはどこにいる?」

炎将「1人はエルフの森、もう1人は海底洞窟…あと1人は行方不明だ」

勇者「そうか…まずはエルフの森に行くか…」


白竜「キュー」


白竜は着いて行きたそうにこっちを見ている。

連れて行きますか?


勇者「でもこんな大きいと目立つしなぁ…」

白竜「……キュゥ!」ポンッ

勇者「縮めるんだ…」


白竜が仲間になった!




ちょっと疲れたから続きはまた夜中に

〜エルフの森〜

勇者「エルフの森に来てみたものの、森に変な気が満ちてるな…」

勇者「すっげー濃い霧かなんかで道がわからんくなっちまった…」


白竜「…キュイ!」

勇者「ん?どうしたチビスケ?…!!」


エルフ「うぅ…」

勇者「傷だらけじゃないないか!早く手当てを…!」



エルフ「助けてくれてありがとう…早く戻らなきゃ…」

勇者「いったい何があったんだ?」

エルフ「先日、風の魔物がやってきて森の神木を汚染してしまったんでし」

エルフ「そして神木の加護を得ているエルフたちも汚染されてしまって…」

勇者「それで森に霧が出てたのか…君は大丈夫なのか?」

エルフ「僕は加護を受けられないんだ。金属の剣を使っているから森から嫌われてる」

勇者「俺の目的もたぶんその風の魔物だし、一緒にいくよ」

エルフ「ホント…?それなら、お願いする」

勇者「ソイツの場所はわかるか?」

エルフ「うん。霧で視界が悪いけど、神木の場所ぐらいはわかる」



「勇者発見!撃退に参ります!」

「先のエルフも同行してる模様!次こそ仕留めます!」

勇者「!!」


汚染植物とヘドロが襲ってきた!


エルフ「こいつらは強いよ!気をつけて!」

勇者「だったら早速くらえ!安価>>69!!」

冷凍ビーム

キュイン!バキバキバキ!!


汚染植物「」カチーン

ヘドロ「」コチーン


勇者「瞬殺…」ドヤ

エルフ「なに今の…エルフでもあんな魔法使えないよ…」

勇者「もしかして安価って最強の魔法なんじゃね」



エルフ「ここが森の広場…神木はあのでっかいヤツ」

勇者「見るからに汚染されてるな…樹の色してねぇ」

風将「そりゃあ私が都合のいい汚染物質放出してるからね」

勇者「なるほどなー。で、お前が四天王の1人か?」

風将「そだーねー風将さんだよー」

勇者「オラッ!」スパッ

風将「おっと」スルッ

風将「私ってば暇なのが大嫌いでねー勇者くん遊ぼうぜー」

風将「殺し合いっていう遊びをさ♪」

勇者「いいけどそんな遊びならすぐに終わると思うぞ」

エルフ「森を元に戻せ!」

白竜「キュィ!」


風将「3対1かー卑怯だなー。なら…」

汚染エルフA「ううぅ…」

汚染エルフB「……」

風将「はーい汚染されたエルフさんたちだよー」


エルフ「汚染エルフは足止めするからその間にアイツを!」

白竜「キュー!!」

勇者「わかった!」

エルフ「みんな、ゴメンっ!!」

白竜「グォォオオオ!!」


エルフの峰打ち!白竜の息吹!

汚染エルフたちは気絶した!


汚染エルフC「……」

汚染エルフD「ァ…ア……」


エルフ「数が多い…!」



勇者「オラァッ!!」ザシュッ

風将「勇者くんさっきから私の分身ばっか切ってて楽しいー?」

勇者「るっせ!!」

風将「はいここでカマイタチ」ズパパパッ

勇者「グッ…クソっ!」

勇者「安価さえあたれば…!!」

風将「さっきから分身ばっかに当ててるもんねー」

風将「どんな強い魔法でも当たんなきゃ意味無し〜」

勇者「逆に当てりゃあいいんだろ!!」

風将「ここら全部巻き込めば当たるかもね」

勇者「全部巻き込んでやるよ!!安価>>76!!」

敵全体に拘束する鎖と攻撃する鎌が襲い掛かる

ジャラジャラジャラ!!

風将「!! 勇者くんは拘束プレイがお好きなのかなー?」

勇者「違ーよ!切り裂けっ!」ザシュッ!

風将「くっ…だげどその程度の斬撃じゃあ…」

勇者「プラス!鎌!!」ヒュンヒュン!!

風将「なっ!?ぐああああっ!!」


勇者「これがホントの鎌イタチってな」

風将「カマイタチって鎌鼬って書くからホントもクソもないよ」

勇者「やかましいわ」

風将「はああ…負けちゃったかー。まあ楽しかったからいいや」

風将「……殺さないの?」

勇者「むしろなんでお前まだ生きてるの」

風将「…さあ?」


白竜「キュー!!」ガバッ

勇者「うわっ!?なんだよいきなり抱きついてきて…」

エルフ「みんな急に倒れちゃって。霧も晴れてきて、神木の色も元通り」

風将「別に除染される条件が私の死とかじゃないからねー」

勇者「そうなのか?」

風将「汚染物質を放出する体力がないからさー。これ放出し続けないとダメなのよ」

エルフ「勇者、ありがとう。おかげでエルフの森を元に戻せたよ」

エルフ「…でも、本来はエルフは人を嫌ってるんだ。みんなの目が覚める前に…」

勇者「わかってる。それぐらい知ってるよ」

エルフ「ゴメンね…僕はそういうの気にしてないんだけど」

勇者「いいよ。俺は勇者としての仕事をしただけさ」


風将「私勇者くん気に入っちゃったし付いていこうかなー?」

勇者「……はい?」

風将「私あのエルフより強いよー?それにほら、この子と違って絶壁じゃないし」チラチラ

エルフ「んなっ!?ちょっと!?!」カチン

風将「はっはっは、見たまえこのナイスバディ」

エルフ「ぐぬぬ」


勇者(正直どの大きさでも守備範囲内だがな)

勇者「さて次は海底洞窟だ」

風将「あーもしもし水将ー?今からそっち行くよー。うん、うん」

勇者「…携帯電話とかあるんだ…」

風将「便利な時代になったもんだねー」※魔法で動くただ通話装置です


勇者「で、どうやって海底まで行くんだ?」

風将「実はここら辺に地下通路があんのよー」


ゴゴゴゴゴ…


風将「れっつごー」

勇者「なんだろう。なんか釈然としない」

風将「やっほー水将」

水将「久しぶり。2週間ぶりかな?……!隣にいるのは勇者じゃない。どういう風の吹き回し?」

風将「風将だけに吹きまわすってか」

水将「真面目に答えて」

風将「なんていうか惚れた?」

水将「そう…じゃあもう敵同士、かな?」

風将「まあ待て、話し合いで解決しようじゃないか」


勇者「俺らの入る余地がない」

白竜「キュー…」

水将「まあ魔王さまを倒すのに私たちと戦う必要なんてないけどね」

勇者「そうなの!?」

風将「そうだよ」

水将「だとしても魔王さまの敵が目の前にいるんだったら潰すまで」


ザバァアア!!


風将「ちょっ流さないでええ」

白竜「キュウゥゥゥ…」

水将「さあ勇者…一騎打ちよ!!」スパァッン


水将は水の刃を放った!


勇者「うわっ結局戦うのかよ!だったら!」

勇者「安価>>86だ!!」

kskst

勇者「ライダー変身!とうっ!」

水将「……」

勇者「ライダーキィィック!!」

水将「アホか貴様は」トンッ


間欠泉だ!飛び込んできた勇者に直撃!


水将「自分から罠にかかるとはな…飛んで水に入るダメな勇者、か」

勇者「くっ…」ポタポタ

水将「風将がいると罠の位置とか知られちゃうからねー」

勇者「罠があるんだったら…飛び込まなきゃいい…」

水将「それこそアホじゃん」スパパパッ

勇者「グハッ…ぐぅ…動けば罠に、じゃなきゃ水の刃か…」

水将「ゆっくり、じっとり、しっとり、ねっとり、と痛めつける」

勇者「やられる前にやる!」ダッ!!

水将「はいアウトー」


間欠泉だ!勇者にダメージ!

勇者「グハッ…くっそおおおおお!!」


間欠泉だ!勇者にダメージ!

間欠泉だ!間欠泉だ!間欠泉だ!


勇者「 」

水将「学習能力のないやつだな」

勇者「ええい!もう一回だ!安価>>95!!」

ギガスラッシュ

勇者「ギガスラアアッシュ!!」ズバッ

水将「っ!!油断した…」

勇者「うおおおおおお!!」

水将「けど、私の罠からは逃れられない!」


水が滝のように降り注ぐ!

勇者「ガッ…ぐっ…ガァッ!!」ドガガガッ

水将「下だと思った?残念、上からでした」


勇者は目の前が真っ暗になった!

勇者「うっ……ううん…」

「勇者くんー起きてー」

勇者「…!! ここは…」

風将「洞窟の地下牢だよー。流されるまま閉じ込められちゃった」

白竜「キュー…」

勇者「出られないのか?」

風将「ムリムリ。ご都合主義の塊だから」



「自分ちょっといいスか?」


勇者「えっ誰」

「隅っこの方に落ちてるビンスよ。違う逆ス」

勇者「……なにこいつ…アメーバ?」

アメーバ「ご名答。拙者アメーバの錦小次郎と申し仕る」

勇者「……」ポイッ

アメーバ「あっちょ捨てないで」

アメーバ「俺をこっから出してくれ!そしたら外に出て鍵を開けてやんよ!!」

勇者「本当か?」

アメーバ「アメーバだから牢屋のスキマくらい楽勝よ!オマケに鍵の形にもなれるぜ!」

風将「なんか怪しいなーコイツ」

アメーバ「旦那信じてくれ頼む」

勇者「…なにもしないよりはマシか。ホラ」キュポン

アメーバ「っしゃ助かったぜ!!早速鍵を…」


ヌルヌルヌル…


アメーバ「と思ったかバカめ!!助けてやんねーよーアホー!!あばよ!!」ヌルヌルヌル

勇者「……予想はしてたけど」



水将「なに抜け出してきてんだこのクソアメーバ」ポイッ

アメーバ「いやあああ戻さないでぇええ牢屋はいやああああビン詰めはいやぁあああ」

風将「なにしてんだコイツ」

アメーバ「わかったわかった。お前らの力が必要だ。しょうがねーから協力してやんよ」

勇者「蒸発させてやろうかテメー」

アメーバ「気体となって貴様らのありとあらゆる部分を犯すぞ」

風将「よし、ビン詰めのまま封印してやろーじゃないか」

アメーバ「ゴメンマジゴメン。今度はちゃんと牢屋開けるからマジ許して」

勇者「次はないぞ」キュポン


ヌルヌルヌル…


アメーバ「と思ったかバカめ!!助けてやんねーよーアホー!!あばよ!!」ヌルヌルヌル

勇者「次はないからな」

アメーバ「……」ヌルヌルヌル

勇者「よーしやればできるじゃねーかクソアメーバ」

アメーバ「ううっ…こんなヤツらにこき使われるなんて…悔しい…」

水将「ほう?4人そろって抜け出してきたか。やはりこうでなくてはな」ニヤリ

勇者「最初から遊んでたってか?」

水将「その通りだ。…そしてここからは本気だ」

アメーバ「そうやって私のこと弄んでたのね!ひどいわ!!」

勇者・水将「お前は黙ってろ」


水将「水の刃よ!切り裂け!!」

アメーバ「あぁんっ」

アメーバ「でもアメーバだから不死身なんすよーwwwww」

勇者「まずはこいつから片付けるか」

水将「奇遇だな。私もそのつもりだ」

アメーバ「アイエエエ!?ナンデ!?」


風将「真空刃ッ!!」スパァン!!

水将「っ!!不意打ちとは卑怯な…」

風将「トラップマスターさんには言われたくねーなー♪」

アメーバ「っしゃーやっちまえー!!」

風将「おっと」スパッ

アメーバ「ギャアアアア!!!」

勇者「次こそお前を倒す!!」

水将「そいつは負け犬の遠吠えかなっ!!」ドバッ

勇者「くっ!!(水流で押し戻される…!)」


白竜「グオオオオオ!!」ブワアアアア

水将「息吹で水流をかき消したか…!なら水の刃っ!」スパァッ

風将「カマイタチ!」


カマイタチは水の刃を相殺した!


風将「勇者!!」

勇者「うおおおおおおお!!!」

水将(突っ込んでくる勇者…そして風将も知らない罠…くらえ!!)


勇者「うらぁあああ!!!」ズバッ!!

水将「グッ!? なんで罠が発動しない!?!」


ヌルッ

アメーバ「ぁぁあああ間欠泉ギンモヂイイイイ」ビチャビチャビチャ

水将「そんなバカな!?!」

勇者「こいつで終わりだッ!安価>>106!!!」

アメーバが美女に

アメーバ「なにこれっ!?なにこれぇっ!?!美少女じゃんメタモルフォーゼじゃん!?」

勇者「なんでテメーにかかってんだよクソアメーバアアアア!!」

アメーバ「こうなりゃヤケクソよ!美少女フラッシュβ!!!」ピカッ

水将「ふざけてんのか貴様は!」ドバッ

勇者「真面目にやれクソが!!!」ズパッ

アメーバ「ギィヤアアアァァ!!」


アメーバ「なんで!?なんで私だけこんな目に…」

アメーバ「怒りと悲しみに身を任せる美少女タックル!!」ドガッ


水将「なっしまっ…!!」グラッ

勇者「チビスケ!あのアメーバも巻き込んでかまわん!撃て!!」

白竜「グオアアアアアァァ!!」ゴオオオオ

水将「うわああああっ!!」

アメーバ「ギャアアアァァッ!!」


風将「トドメは私が!くたばれ軟体生物!!」スパッ!

アメーバ「なんで!?」

水将「くっ…どうして…私の方が強いはず…」

風将「水将ちゃんは強いけど、大事なものを忘れてるよ」

水将「大事なもの…ですって?」

風将「恋はハリケーン」

水将「は…?」

風将「大事な人のためならがんばれる」


勇者「俺いつから大事な人になったんだろう」

アメーバ「なんだろう。釈然としない」イタイ…



勇者「さて、魔王のところへはどうすれば行けるんだ?」

風将「地底大陸…毒沼の先の魔王城ー」

水将「私たち四天王を全員倒せば魔力が解放されて橋がかかる…」

風将「でも土の四天王が行方不明なのよねー。水将アイツの行方しらない?」

水将「知らないわよ、あんなの」


勇者「八方塞、か」

アメーバ「なーそれ飛んでいけばいーんじゃねーの?ま、普通ムリだよなwww」ホジ

水将・風将「!!!」

アメーバ「えっ」

水将「そう…そういうこと考えたことなかった…」

風将「私普段毒沼のうえを浮遊しながら通ってるんだけどよく考えれば…!!」

勇者「飛んでいけるのかよ」

水将「でもどうやって飛んでいくの?」

アメーバ「そうだよな…気球かなんかあるわけじゃねーしな」


白竜「キュイ!」

勇者「チビスケに乗っていこう」

風将「その子…みんな連れて行けるの?」

勇者「今は縮んでるだけで本当はもっとでかいよ」

風将「そうなんだ…」



水将「…魔王さまを倒せばすべてが終わるとは限らないわよ」

風将「そだねー。私みたいな魔物もいるわけだし」

勇者「お前みたいじゃない魔物をどうにかするのが俺の仕事だよ」

アメーバ「おう、お前らがんばれよー」


水将「お前も行けよ!!」
勇者「お前も来いや!!」

アメーバ「えぇっ!?」

水将「なんで私がお前と留守番しなきゃなんないのよ」

勇者「お前ほど鉄砲玉に適任なのはいねーんだよ」

アメーバ「泣いていいかな!?かな!?」

一旦ここら辺でー 次で終わらせる予定
駄文に付き合っていただき本当にありがとうございます次回もよろしくね

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