一夏「男は年収1000万ないと駄目なのか」 (76)

一夏「日本の平均的年収が4~500万だから・・・」

一夏「となるとほとんどの男が結婚できないじゃないか!」ビックリ

一夏「う~ん・・・あきらめたほうがよさそうだな」


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シャル「一夏~おはよ~」

一夏「おはようシャル」

シャル「今日はお弁当作ってきたんだ!一緒に食べよ~」

一夏「これ俺の分か?」

シャル「うん!一人分つくるのも二人分つくるのも一緒だからね!」

一夏「サンキュー!昼が楽しみだぜ!」

シャル「えへへ///」

一夏「・・・はっ!」

シャル「どうしたの?」

一夏(そういえばシャルってよく俺に弁当を作ってきてくれるけど)

一夏(前ネットで弁当を作ってくれる女は惚れているって書いてた!)

一夏(じゃあシャルは俺に惚れているのか!?)

シャル「お昼楽しみだね~///」エヘヘ

一夏(これはまさにメスの顔つきですね)

一夏「・・・わるいけどこの弁当返すよ」

シャル「えっ!?ど、どうして!?」

一夏「俺はお前の気持ちにこたえられないんだ」

シャル「どういうこと?」

一夏「すまん!弁当は昼と夜にわけて自分で食べてくれ!」ダダダダ

シャル「あっ!一夏!」

シャル「・・・冷えちゃうよ」グスン

地方だとさらに低くなるんだよなー
泣きたい



一夏「くっ!切ないぜ!俺が1000万以上稼いでいたらこんなことには!」

鈴「おーすっ!あんたこんな所で何頭かかえてんの?」

一夏「ん?知らぬ間に2組の前に来てたのか」

鈴「2組2組とうるさいわねー、そんなのたまたまでしょ!」

一夏(こういうアバズレでも年収とか気にするのかな?)

一夏「なぁ鈴、お前金は好きか?」

鈴「は?いきなり何言ってんのよ?」

一夏「質問に答えてくれよ、金は好きか?」

鈴「下品な質問ね、まぁ嫌いじゃないわよ」

鈴「ていうか嫌いな人はいないでしょ」

一夏「そりゃそうだ」

鈴「まぁでもお金お金って言うのもあんま好きじゃないわね」

鈴「要は生活に必要な適度なお金さえあれば後は不自由しないものでしょ?人間って」

鈴「そういう意味でもお金は嫌いじゃないわね」

一夏「ほー中国人の割にはいいこと言うなー」ウンウン

鈴「ぶっ飛ばすわよあんた」

一夏(じゃあ鈴なら俺と結婚してくれるかな?)

鈴「で?なんでこんなこと聞いたのよ?」

一夏「いやさ実は「あ、ちょっと待って」

一夏「えっ?」

鈴「よし・・・来い・・・来い!・・・来い!来い!来い!!!」

一夏「そういや耳にイヤホンして・・・ラジオ?」

鈴「・・・よっしゃキターーーーーーーーーーーーーッ!!!」

鈴「やったわ!②-④ー⑧の三連単!万馬券よ!!!」

一夏「け、競馬・・・」サササ

鈴「シャーーーオラァーーーーッ!やっぱ予想屋鈴ちゃんは伊達じゃないのよ!」

一夏「・・・」

鈴「くっくっく!・・・あ、ごめん、で話なんだけど」

シーン

鈴「あれ?一夏?」



一夏「いくらなんでもギャンブル女とは結婚できないな」

一夏「少ない資産を食い尽くされそうだ」ハァ

一夏「やっぱ俺には結婚なんて無理なのかな」

ラウラ「無理ではないぞ?婚姻届を一枚提出すれば可能だ」

一夏「ラ、ラウラッ!聞いてたのか!?」

ラウラ「すまん、聞こえたんだ」

ラウラ「で、結婚なんだが、とりあえずわたしは法律的にもう可能な年齢だが嫁が18になるまでは」

一夏「ちょ、ちょっと待って!なんで俺とラウラが結婚する話になってるんだよ!」

ラウラ「?わたしと結婚するやり方を考えてたのではないのか?」

一夏「べつにラウラに限ったことじゃ ドス

一夏「ひっ」

ラウラ「・・・他に女がいるとでも言うのか?」キラン

一夏「と、とりあえずナイフはしまってくれ!まだ死にたくない!」

ラウラ「大丈夫だ、決して殺さない拷問のやり方は心得ている」ニヤリ

一夏「いやだーーーーーー!こんなの嫌だーーーーーー!」ジタバタジタバタ

ラウラ「お、落ち着け嫁!じょ、冗談だ!」アセアセ

一夏「冗談で人に刃物を向けちゃいけないんだぞ!」

ラウラ「す、すまない」

ラウラ(軍にいたときはうけたのに)ショボン



一夏「ラウラは金とかどうとかじゃなくて猟奇的なんだよな」

一夏「女が金を条件に出すならこっちだって条件を出すくらい女尊男卑の社会でも許されるはず!」

一夏「せめて結婚するなら家庭的な女性がいいな~」

一夏「・・・まぁ俺は一生結婚できないんだけどね」

セシリア「結婚がどうかしまして?」

一夏「セシリア」

一夏(は金持ちの貴族だから年収とか気にしないんだろうな)

一夏(でもこいつは・・・)

一夏「そういえば細菌セシリアの料理を食ってないな」

セシリア「まぁ!これは申し訳ございません!殿方の口から言わせてしまうなど!」

セシリア「わたくし、今すぐ作ってまいりますわ!」ピュー

一夏「・・・」

一夏「これで部屋の害虫駆除問題は解決だな」

一夏「男はつらいよ」

箒「なんだどうした?」

一夏「聞いてくれよ箒!女は男をATMとしか見てないんだぜ?」

一夏「そんな世の中にどう希望を持てっていうんだよ!」

箒「ATM?・・・ああ、なんかそんな言葉をネットで見た気がするな」

一夏「やっぱ男は金だろ?年収1000万以上あれば結婚できるんだけど」

一夏「俺なんか将来せいぜい500万がいい所だ!結婚はもうあきらめたよ!」

箒「・・・お前は馬鹿か?」

一夏「馬鹿って言う方が馬鹿だもんね!この馬鹿!」キー

箒「張り合うな・・・はぁ」

箒「いいか一夏?すべての女が男をお金としてみているわけじゃない」

箒「そりゃあないよりあったほうがいいだろうが」

箒「平均的な生活ができれば不自由なく幸せに暮らせていける」

箒「と、わたしは考えるけどな」

一夏「箒・・・」

一夏「・・・」

一夏「お前も競馬やったりするのか?」

箒「わたしは生まれてこの方剣道以外の趣味を持ったことはない」

箒(競馬?)

一夏「そうか、でも少しは希望が持てたよ!俺でも結婚できるかもしれないってことだよな!」

箒「まぁ・・・そうだな・・・す、少なくともわたしは一夏の言っている条件は楽々とクリアしてだな///」

シーン

箒「・・・あれ?」



一夏(やっぱ世の中捨てたもんじゃないな!箒は嫌だけどああいう考え方の女もいるってわかっただけでも希望が持てるぜ!)

一夏「~♪~♪・・・っとそういえば今日は日直だったな、職員室へ日誌を取りに行くか」

ガラガラガラ

一夏「失礼しまーす」

山田「・・・で、聞いてくれてます?」

千冬「聞いていますよ、その男がバイトだったんですよね?」

山田「そうなんですよ!お見合いでは弁護士だって言っときながら!」

山田「いざ蓋を開ければただの派遣社員ですよ!?信じられます!?」

千冬「でも好みだったんでしょう?」

山田「いくら好みでも将来に不安のある人じゃ・・・」

山田「それに現状わたしの方が稼ぎが上の男の人はやっぱ論外ですね!」

千冬「山田先生より稼ぎが多いって言うのも難しいと思いますよ?」

山田「そうは言いますけど、男の人なら年収1000万以上はないとー」

一夏「・・・」

山田「あら?織斑君?あー今日は日直ですね!はい!日誌です!」

一夏「・・・失礼しますた」

山田「?どうしたんでしょうか?なんだか落ち込んでましたね?」

千冬「・・・」




一夏「・・・」

一夏「・・・」

一夏「・・・」


~屋上

一夏「夢も希望もないんかいーーーーーーーッ!」

一夏「・・・所詮女は男の前では本音は言わない」

一夏「女同士の醜悪な真実を目にした以上、もうこの世に未練はない!」

一夏「一夏くん!いつ死ぬんですか?今でしょ!」ガシ!ヨジヨジ

一夏「さーよーおーなーらーーーー」トゥ!

千冬「待て」ガシィ

一夏「死なせてくれよぉぉぉぉぉぉ!俺はもうこの世で生きていたくないんだよぉぉぉぉぉ!」プラーンプラーン

千冬「ふんっ」ブン

一夏「いでぇ!」ドス!

千冬「とりあえずわけを話してみろ」

一夏「・・・実は」



千冬「・・・はぁ」タメイキ

一夏「な、なんだよ!こっちは真剣なんだぞ!」

千冬「真剣だからこそ馬鹿らしいんだ」

一夏「ば、馬鹿って言ったほうが!」

千冬「なんだ?」ギロ

一夏「ナンデモアリマセン」

千冬「とりあえず年収のことは忘れろ、そんなこと気にしてたらなにもできないだろ」

一夏「でも1000万ないと結婚できないって」

千冬「だれがそんなこと言った?」

一夏「ネットとか」

千冬「ネットに書いてあること鵜呑みにするやつがあるか!」

一夏「でもさっき山田先生も言ってたし!」

千冬「山田先生もべつに1000万にこだわっているわけじゃない、ただ自分の年収より上じゃないと嫌だといっただけだ」

一夏「要は女より稼げば問題ないってことか?」

千冬「べつにそうと限った話じゃないが」

千冬「まぁそう考えても問題はないな」

一夏「なるほど!」ポン

千冬「わかったらもう馬鹿なことは考えるな、さっさと教室に戻れ」

一夏「ありがとう千冬姉!俺!結婚できるよ!」

千冬「・・・」

千冬「もしかしてまたやっかいなことを考えているんじゃないだろうな」

一夏さん越えそうだけどな

実際、年収に拘る女性は「私は理想が高いから結婚してないだけ」と結婚できない自分に対して言い訳にしてる人が相当数いるという……

まあ自分にそれだけの価値が有ると思い込んでる奴ばっかりだけどな
それだけの年収のある相手からすればそんなこと言ってる女は選ぶ価値がないからな




一夏(調べた所女の平均年収は300~400万だった)

一夏「これなら無難に中小企業に入社してもなんとかなりそうだな!」

一夏「なんか安心したら腹がへったな~、食堂にでもいくか」




シャル「・・・」

一夏「お!シャル!」

シャル「・・・一夏」ショボン

一夏「今朝は悪かったな、弁当返しちまって」

シャル「ううん、べつにいいよ」

シャル「ぼくのお弁当・・・食べたくなかったんだよね」グス

一夏「そんなことはない!すごく食べたかったさ!」

シャル「そ、そうなの?」ポカン

一夏「今からでも・・・またもらえるなら・・・いや、すまない!一度返したものをまたくれだなんて!」

シャル「そ、そんなことないよっ!是非食べてよ!まだあるからさ!」

一夏「シャル・・・」ジーン

一夏(俺はなんて幸せものだ!こんないい女が俺のために健気になってくれて)

一夏(将来俺は絶対シャルより稼いでみせるぞ!)

一夏「いただきます!」カパ

モグモグモグ

シャル「・・・おいしい?」

一夏「めっちゃ美味~」トロン

シャル「よかった~」エヘヘ

一夏「・・・おっ!これって・・・アワビ?」

一夏「なんでこんな高級食材が弁当に入ってんの?」モグモグ

シャル「昨日お給料日だったからね、奮発しちゃった!」

一夏「きゅ、給料だとーーーーーーっ!?」

シャル「そうだよ?」

一夏「なんで高校生が給料もらえるんだよ!」

シャル「あれ?一夏知らなかったの?代表候補生になれば国からお給料がもらえるんだよ?」

一夏「なんじゃそりゃ!?」

一夏「い、いくら貰ってんだ?」ワナワナワナ

シャル「お、お金の話はちょっと・・・」

一夏「いいから教えてくれ!俺の将来がかかっているんだ!」

シャル「しょ、将来!?」

シャル(そ、それってぼくと一夏の・・・///)

シャル「が、額面で月2くらい・・・」

一夏「なーんだたったの2万円か」ホッ

シャル「ユーロだけどね」

一夏「・・・」

一夏「2ユーロ?」280円

シャル「2万ユーロ」

一夏「・・・」

一夏「えーっと、ボーナスは?」

シャル「夏冬と決算月」

一夏「何ヶ月?」

シャル「平均3ヶ月くらい・・・ってなんだか恐いよ一夏っ」

一夏「・・・」

カタカタカタ

シャル(電卓で計算しだした)

一夏「年収約6000万」

一夏「・・・」

シャル「あ、あの~」

一夏「ちょっとトイレ」

シャル「い、いってらっしゃいっ」




一夏「おろろろろろろろろろ」ゲボー

一夏「はぁはぁはぁ・・・」

一夏「こ、この壁は高すぎるだろ!」

むしろもらってない一夏がおかしい

>>19
候補生だっけ?

>>20
世界で唯一IS乗れる男に金一銭も出さない国はないだろ普通

よく考えたら身柄の安全の為に各国が手を出せないIS学園に入ったのに外出自由とか意味なくね?

>>21
いや、出さないだろ。出す意味もないし。

>>22
原作はツッコミだすとキリがないから…

メリケンや飯マズの国ならたくさん貰えそうだけど日本は殆ど貰えなさそう
千冬姉がいなかったらミスター・ワンサマー・オリムラになってるに違いない

一夏「思わず逃げ出してきちまったが・・・」

一夏「どんな世の中やねん!女に甘すぎるやろ!」

一夏「俺は知ってるぞ!汗水たらして馬車馬のような社畜どもが!」

一夏「月にせいぜい20万円程度しかもらえないことを!」

一夏「なんて世の中だ!やっぱり死んでやる!」

ラウラ「どうしたのだ嫁よ?死ぬならわたしより先には逝くなよ?」

一夏「ラウラ・・・」

一夏(こいつも代表候補生だったよな)

一夏「あのさ、ラウラって給料いくら貰ってんの?」

ラウラ「給料?知らん」

一夏「知らんってあんた」

ラウラ「実際見たことがないのだ、衣食住は国が提供してくれているからな、金を使うことがない」

一夏(こいつ不細工だったら張ったおしてるな)

ラウラ「なんでそんなことが知りたいのだ?」

一夏「いやまぁ、俺の将来のためというか」

ラウラ「ならばわたしの将来のためでもあるな、いいだろうちょっと待ってろ」

ピッ

prrrr

ラウラ「・・・ああ、至急送信してくれ」

一夏「どこかけてんの?」

ラウラ「・・・来たぞ」スッ

一夏「これ・・・給料明細!?」

一夏「ていうかなんじゃこの額面!?」

ラウラ「いくらあるのだ?」

一夏「基本給40万、特別手当20万、隊長手当て20万・・・・・・・・その他もろもろ合わせて227万!?」

ラウラ「多いのか?少ないのか?」

一夏「ボーナスを考えれば・・・年収4000万前後・・・」

一夏「なんでこんなにもらえるんだよ!」

ラウラ「知らんが5年間ずっと同じだったと思うぞ?」

一夏(5年間一銭も使わず・・・貯金2億以上!?)

一夏「・・・」

一夏「ちょっと失礼」

一夏「おぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ!」オロロロロロロロロロ

ラウラ「だ、大丈夫か嫁!メーデー!メーデー!嫁が吐いた!衛星兵ーーーーーーーーーっ!」

通帳は千冬姉が握っている可能性



一夏「」

コンコン

セシリア「失礼します!一夏さん入りますわよ?」ガチャ

セシリア「お食事作ってまいりましたわ!冷めない内にどうぞ召し上がって下さい!」

一夏「ああ・・・タンスの裏にでも置いておいてくれ」

セシリア「タンスの裏?」

一夏「・・・後で食べるから」

セシリア「はぁ・・・変わった作法ですのね」

コト

一夏(年収1000万・・・どころじゃなかった・・・俺は一体・・・)

一夏「どうすればいいんだあああああああああ!」

セシリア「!?」ビクッ

セシリア「ど、どうなさいましたの!?」

一夏「セシリア・・・いや、わかりきっているな」

セシリア「な、なにがですの?」

一夏(貴族のお嬢様が俺より年収が低いわけがない)

一夏(・・・が)

一夏「セシリアは年収いくらあるんだ?」

セシリア「年収ですか?」

セシリア「・・・あまりお金の話はしたくありませんが」

一夏「一応俺の将来のためなんだ」

セシリア「しょ、将来ですか!?」

セシリア(将来はわたくしと結婚しゆくゆくはオルコット財閥の資産運用をと・・・一夏さん///)

セシリア「わかりましたわ!それでしたら年収とは言わず我がオルコット財閥の全ての資産を一夏さんにお教えしますわ!」

一夏「ふっ・・・容赦ないな」

セシリア「えーっとですね・・・だいたいこのくらいは」


その夜一夏は大量の血を吐いた

ラウラの場合は国の備品扱いで無給な可能性もあるよね。
衣食住は軍隊なら当たり前だが。

年収一千万なきゃ結婚しちゃいけないとか法的に決まっているわけじゃない

でも離婚原因が金銭関係の縺れとかよくあるじゃん。

でも実際、男の矮小なプライドもボロボロよ、嫁の年収が自分の何倍も有るなんて
ヒモになる覚悟のあるひん曲がった奴じゃない限り肩身は狭くなるだろうな

嫁の方が収入あるなら主夫になりゃいいんだよ。




一夏「はぁはぁはぁ・・・死にきれなかったか」ゴボォ

一夏「くっ、せめてもう一撃あれば・・・」フラフラ

鈴「ちょっと一夏!どうしたの!?大丈夫!?」

一夏「お前!代表候補生だったな!」ガシィ!

鈴「そうだけど!ちょっと痛い!力強すぎ!」

一夏「いくら貰ってんだよ!教えてくれよ!」

鈴「痛いって!言ってるでしょ!」パン!

一夏「言えよ!いくらだよ!都内にマンション買えるくらいか!?」

鈴「そんな貰ってるわけないでしょ!っていうかなんでお金の話・・・それよりあんた死にそう」

一夏「俺の未来がかかってるんだよ!」ガーーーー

鈴「み、未来!?」

鈴「・・・なんのことかわからないけど、教えたら医者にいくわよ?」

一夏「いくらだっ!?」

鈴「日本円で月に13万くらい・・・」

一夏「へっ?そんだけ?それだと年収300万以下じゃん?ボーナスは?」

鈴「す、寸志くらいは・・・てか高校生にしちゃ貰ってるほうでしょ!」

一夏「だってシャルは6000万貰ってるって」

鈴「あんたシャルロットにも聞いって6000万!!?なによそれ!ありえないわよ!」

一夏「国によって違うんじゃないか?だって中国だし」

鈴「中国だろうがフランスだろうがそんなに変わるかボケ!一介の高校生にそんな払うわけないでしょうが!」

一夏「そりゃそうか」

一夏(そういやこいつ競馬やってたくらいだしな)

鈴「で、でも6000万って・・・」

鈴(そんなの勝てっこないじゃない!わたしなんかが・・・)ジワァ

一夏「いやぁでも良かったよ」

鈴「なにが良かったのよ!嫌味か!ていうかなんか回復してるし!」

一夏「これで俺も結婚できるってわかったから」

鈴(わ、わたしとシャルロットを比べて良いほうを選ぶ気ね・・・ぅぅぅ)

一夏「じゃあな鈴!ありがとよ!」

タッタッタ

鈴「・・・このままじゃ終わらないわよ」

大穴狙いで一発逆転か?



箒「ん?一夏?どうした?いやにご機嫌じゃないか」

一夏「ちょっといいことがあってな!」

箒「そうか、聞けばお前はなんだか年収のことをずっと気にしてたらしいな」

箒「まぁ男たるもの甲斐性は必要だがそんなに気を詰めることはないぞ?」

箒「女が稼いで男が支えると言うのもあると聞く」

箒「それよりお互い頑張って家庭を守っていくほうがだな」

箒「よりより未来を築いていけると思わないか?」

箒「金で買えるものはたしかに多いが」

箒「お互いの・・・愛情・・・未来までは・・・金では決して変えないだろう」

箒「そして生まれてくる子孫のためにも」

箒「金で買ったものよりも」

箒「お互いが育んだ未来のほうが」

箒「わたしはずっと大切で尊いものだと思うぞ?」

一夏「はいはい」





一夏「さて、これからは俺の将来設計を立てるとするか」

一夏「鈴のやつ、今現在あの給料だと将来でもせいぜい400万前後が関の山だろう」

一夏「俺が卒業して働き出して5年もすりゃ追い抜けるはずだ」

一夏「・・・実家の店はつぶれたんだよなたしか」

一夏「店の手伝いとか楽しそうにやってたな」

一夏「・・・」

一夏「まぁ、定食屋のおやじもわるくないな!」

一夏は国と銭闘するべき

箒一見いい女っぽい発言なんだがこういうタイプ結構下げマンだったりするからな……
無意識で見抜いているのか

せめて、せめて箒にも年収を聞くだけ聞いてやれよ!

なぜ箒をハブるのか

いつものことだろ(錯乱)

自ら全裸晒しておいて問答無用竹刀ラッシュされた恨みかな?

箒って誰だよ

楯無さんと簪ちゃんと結婚しよう

>>44
モップだよ

モップは候補生じゃなかったような

もう名前すらない適当な一般モブでいいんじゃね

>>47
扱いとしては本来は姉が危険人物だからis学園に囲われてる剣道が上手い人。
(設定の上では)国代表クラスの超成績優秀者な英仏独中とは比べ物にならない力量差がある。
具体的にはタッグトーナメントで、量産機に一般レベルの範囲でチューンしただけの仏に雑に一蹴される程度。
束の専用チューン次々世代機のブーストで渡り合ってるだけ。

ただまあ、国とかの都合で家族にも会えない不自由な生活を強いられてるらしいから何らかの手当ては貰っててもおかしくない。ただ、それを超エリートの代表候補生への報酬と同列に扱うかは別問題だが。
余談だけど、代表候補生の専用機は実験機として新兵器を積んでたりするから、あいつらが授業とかで動かす=国への貢献になってるらしいぞ

蘭しかいないな

スポンサーとか探せばいいだろ
男だから話題性もあるし実力もまぁまぁあるから結構貰えるはず

6000万はムリだろうけど

唯一の男性操縦者なんだから広告として企業が囲いたがるよ
商品価値高いし1000万は余裕だろ

ここまで大天使のほほんさんなし…

姉さんの年収も聞いとけよ

>>54
扶養される権利があるから収入いくらだろうと関係ないだろ

まあ最終的に姉さんに吸い込まれるから無駄な心配しなくていいのにな



一夏「さて、あまり気は進まないが・・・今の関係を・・・精算しないとな」



シャル「どうしたの一夏?こんな所に呼び出して」

一夏「・・・実は、大切な話があるんだ」

シャル「た、大切な話!?」

シャル(そ、それって・・・き、期待しちゃってもいいの!?)

シャル「・・・///」ドキドキドキ

一夏「俺達・・・もう終わりにしないか」

シャル「・・・///」ドキドキ

シャル「・・・えっ?」

一夏「すまない、俺の年収が少ない(予定)がためにシャルの気持ちにこたえられなくて!」

一夏「本当に悪いと思っている!」ドゲザァァァ!

シャル「あ、あの・・・ちょっと一夏?」

一夏「何発でも殴られる覚悟はある!好きにしてくれ!」グググ

シャル「な、殴らないよっ!それより話を聞いて!」

一夏「・・・なんだ?」

シャル「あの・・・ぼくたちってその・・・付き合ってったっけ?」

一夏「んにゃ付き合ってない」

シャル「じゃあ終わりもなにもないと思うんだけど・・・」

一夏「でもシャルは俺に惚れているんだろ?」

シャル「うっ!」

シャル「・・・そうだよ」

シャル「・・・・・・」

シャル(なんでこんな時に核心にせまるの!?ええい!もういいや!)

シャル「ぼ、ぼくは一夏のことが好きだよ!大好き!」

シャル「・・・だから、なんのことかわからないけど終わりとかじゃなくって・・・その」

シャル「ぼ、ぼくと付き合ってください!!」

一夏「駄目なんだ!俺にはできないんだ!」

シャル「っ!」ジワ

シャル(ま、まだあきらめちゃ駄目!今は一夏の様子があきらかに変だ!一夏はなにかを誤解してるはず!)

シャル「付き合えないじゃなくて・・・できないの?」

一夏「ああ、俺にはできない!すまない!いくらでも殴ってくれ!」ドゲザァァァァ!

シャル「それもういいから」

シャル「・・・できないってことはさ、できた可能性もあったってことだよね?」

一夏「・・・ああ、淡い期待だったけどな」

シャル「期待・・・してくれてたんだ」

シャル「なら一夏はできればぼくと付き合いたかったってこと?」

一夏「もちろんだ!こんないい女は何度生まれ変わってもそう出会えるもんじゃない!」

一夏「俺はシャルのためならなにを犠牲にしたっていい!そう思ってたさ!」

シャル「一夏///」

シャル「じゃ、じゃあ問題ないよね?」

一夏「駄目なんだ!」

シャル「なんで!」

シャル「・・・そういえば年収がどうとかさっき言ってたね」

一夏「くっ・・・俺の甲斐性がないばかりに・・・ちくしょう!」ドンッ

シャル「甲斐性?一夏はまだ高校生じゃない?お金のことなんて考えなくていいんじゃないの?」

一夏「いや、やはり男が結婚し女の人生を背負うとなるとそれなりの収入がなければその覚悟をしてはいけないと俺は考える」

シャル「でもまだ一夏の年収わからないじゃない」

一夏「一般的な男性はせいぜいが500万円程度の年収が関の山だ」

一夏「そうかんがえると今のうちにその生活水準になれた女性でないと結婚してからの価値観の違いから離婚原因になることは様々な法廷記録から明らかになっているもので」

一夏「やはり結婚相手となる女性の年収よりは多く稼いでいないとその価値観の一致を望むことは難しいわけで」

シャル「一夏!ストップ!」

一夏「はい」

シャル「・・・もしかしてぼくがこの前教えたお金のこと気にしてるの?」

一夏「ああ、俺にはシャルの年収を越えることはできない・・・だからんぐっ!」

…チュ

シャル「・・・えへへ///」

一夏「・・・シャル」

シャル「せ、責任とってよね///」

一夏「お、おれは・・・おれには・・・」

シャル「もう!女にこうまでさせといてまだ言ってるの!」

一夏「シャル・・・」

シャル「一夏色々頭で考えるから駄目なの!」

シャル「そういうのはね!心で決めたらもう手放さないって!そういう気持ちが一番なんだよ?」

チュ

一夏「ん」

シャル「・・・んっ」

シャル「・・・わかった?」

一夏「シャル・・・シャル・・・」

一夏「うおおおおおおおっ!シャルーーーーーーーーっ!」ガバ

シャル「きゃっ!い、一夏!?」ドサ

一夏「好きだああああああああ!シャルーーーーーーーーっ!」

シャル「こ、こらっ!誰かに聞こえちゃう・・・・・・でも・・・うれしいよ一夏っ///」

一夏「ふんがあああああああああ!」




シャル「一夏、準備はできた?」

一夏「ちょっと待ってくれよ!に、荷物が多くてさ!」

シャル「もう、だから荷物は先に送っておこうって言ったじゃない!」

一夏「す、すまん!」

シャル「ふふっ、ほんとしょうがないね一夏は!」

シャル「こんなんじゃいつまでたってもぼくの年収超えることはできないんじゃないの?」

一夏「そりゃおまっ、しょうがないだろ、実際には候補生の給料の他にデュノア社から出てたなんて知らなかったし」

シャル「あはは、一夏が候補生になったときフランスに別荘買ってやる!ってはしゃいでたよね!」

一夏「思い出させるなよ・・・実際手取りで10万ぽっちなんて思いもしなかったんだからよ」


あの後俺とシャルは婚約をした。そして一度フランスへ帰り親と仲直りしたシャルは卒業を期に実家へ帰る約束をした。


一夏「そういえば、親父さん電話じゃえらくご機嫌だったな」

シャル「お父さんも浮かれているんだよ。早く孫の顔を見せろって最近うるさいからね」

一夏「そうか」


今日シャルはフランスへと帰るため空港で飛行機を待っている。


一夏「・・・さみしくなるな」

シャル「あ、もうホームシックにかかってるの?」

一夏「そんなんじゃないよ」

一夏「ただ、俺ももう一人じゃないんだなって」

シャル「そうだね・・・この子のためにも頑張ってもらわないとね!お父さん!」


すでにシャルのお腹の中にはもう一人の家族が身ごもっている


一夏「親父さん、許してくれるかな?」

シャル「どうだろ?電話じゃ上機嫌だったけど・・・一発くらい殴られるかもね?」

一夏「緊張してきた。帰りたい」

シャル「ダーメ!ちゃんと覚悟してきたんでしょ?」

シャル「”責任はとる!”って言ったじゃない?」

一夏「・・・責任は取るさ、一生かけてな」

シャル「・・・一夏///」

一夏「・・・なぁシャル、俺がもしも・・・ん?」

シャル「すぅすぅ」zzz

一夏「寝やがった」

一夏「・・・」

一夏「・・・」

一夏「・・・」


正直俺の年収1000万の夢はまだまだ遠い。

でも俺はこの家族のために頑張っていこうと心から思う。

しかしアベノミクスの三本の矢、成長戦略がどう動くかによって

今後の日本円経済、円の価値がどう動くかが決まってくる。

それに今の幸せは決してお金では買えない。

そうシャルに教えてもらった。

お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードで。

昔見たCMだ。

シャルのカードは・・・アメリカンエエキスプレスのセンチュリオンカード。

いわゆる”ブラックカード”だ。

正直俺の年収1000万の夢(笑)はまだまだ遠い。

でも俺はこの家族のために頑張っていこうと心から思う(爆笑)

シャルのカードはブラックカードだ。

ブラックカードだ。

ブラックカードだ。

ブラックカードだ

ブラックカード

・・・・・・

・・・







壮絶な奪い合いにならないよう、企業間で不可侵協定とか結ばれてそうだよな。

男性で唯一のIS操縦者ってのもプラスだけとは限らんし。
男からすれば同じ性別なのにチヤホヤされてる気にくわない奴、女からすれば男のくせにIS乗って調子こいてる奴。とか思われてるかも。

モップエンドもお願いします

期待して開いたら終わってた

ブラックかよマジぱねぇ
まぁ大企業のご令嬢だしあたり前か

パラジウムカードなるものをあったり

終わるの早すぎだろ!

シャルが持ってるだけで、作ったわけじゃないだろ?

精子売ったら億の値がつきそう
知らない間に子供が増えるだろうけど

歴代最強クラスの競走馬だと種付け1回で数百万だか数千万かかるんだっけ

まあシャルの親父も種馬ゲット出来て喜んでるだけで和解はしてなさそうだな

前から思ってたけど女尊男卑なんだしシャルが代表候補生として世間やらなんやらに父からの扱いが~とか言えばいいんじゃなかろうか

>>73
女尊男卑だとしても金持ってたらそんなこと関係ないから

そもそも父ちゃんてそんなにシャルのこと嫌いなんだっけ?
Wikiだと本妻が嫌ってるから父ちゃんは体面上そうしてるだけとか書かれてるけど
まぁWiki(笑)とか言われそうだけどさ

妾の娘だろ
さぞ自分好みな容姿に違いない

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