希「カップリング」絵里「100の質問?」 (308)

希「うん、この前にこっちに教えてもらったんよ」

希「それで、えりちと2人でやってみたいなって思ってん♪」ニコッ

絵里「っ――////し、質問に答えていけばいいのね?」

希「せやせや。あ、そういえばにこっちが『これに答えていくうちに相手の意外な一面が見られて
親密度が大幅アップするのよ!』って言うとっt-」

絵里「希。時間がもったいないわ。早く始めましょ」キリッ

希(うわあ、一瞬でめちゃかしこそうな顔に)

希「ほんなら、早速質問スタートや!!」

絵里「おー!」


・のぞえりです

・1つの質問にかかる会話の数が多めです

・設定はいろいろ無視して>>1が勝手につくっているところがあります

・絵里が若干PKEです

・↑4つがダメなかたはブラウザバックをお願いします、


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1あなたの名前を教えてください

絵里「絢瀬絵里よ」

希「東條希やで♪」

2 年齢は?

絵里「17歳、希も同じね」

希「せやね~」

3 性別は?

絵里「女ね」

希「同じくやね」

4 貴方の性格は?

絵里「もちろん、かしこい!かわいい!エリーチカよ!!」ドヤァ

希「うーん、ウチはあんまり深く悩んだりしないタイプ、かなあ」

絵里(スルー!?)

希「ん?えりち、どないしたん?」

絵里「う、ううんなんでもないわ」

絵里(最近はPKEだのなんだのってネタにされることの方が多いから開き直ってボケたつもりだったのに)

絵里(希は私のこと、ちゃんとKKEだって思ってくれてるってこと、よね/////)

5 相手の性格は?

希「しっかりしてるようで実はポンコツ!」

絵里「!?」

希「えりち?」

絵里「そんな・・・あなただけは大丈夫って信じてたのに・・・」グスッ

希「うわああ!えりち、なんで泣いてんの!?ウチ、そんなひどいこと言うた!?」

絵里「・・人が傷つくようなことを気付かずに言っちゃうようなバカ希には教えてあげない」プイッ

希「うう・・・えりち、ゴメン・・・」

絵里(なんてね。本当は、希は周りに神経質なくらい気を遣う子だもの)
絵里(自分の周りにいる人たちが絶対に傷ついたりしないように、って)

希「―――?」

絵里(・・その優しさに私は救われてきたし、それは今でもそう)

希「―――――――――――!」

希「――――――――――――・・・・」

絵里(でも今はそれ言うのはやめておきましょ。さっきのお返しよ!って、ん?)

希「えりちが話しかけても返事してくれへん・・。質問5個目で打ち切りってあんまりやん・・・」グスッ

絵里「なんで希が泣いてるのよ!?いいの、希は悪くないの!私が悪かったんだから、だからその、とにかく大丈夫よ!!」

希「えりち・・・ほんまに?怒ってない?」

絵里「本当よ。私はあなたに嘘をついたりしないわ。だからお願い、泣きやんで」

希「・・・そっか。そうやんね。じゃあ次の質問いこか」ニコッ

絵里「!」キュン

6 二人の出会いはいつ?どこで?

絵里「一年生の時に階段で希が声をかけてきたときってことでいいかしら」

希「ウチはそれより前にえりちのこと知っとったけどね~」

7 相手の第一印象は?

絵里「正直、第一印象はあんまりよくなかったのよね。あの頃の私、周りにすごく厳しかったから」

希「まあ、確かにウチのことよく思ってないのは全身から伝わってきとったなあ」

絵里「ごめんなさいね。 ほんと、なんで私あんなに尖ってたのかしら・・・」

希「過去のことはもうええやん?独りで尖ってた昔のえりちあっての今のえりちなんやから」」

絵里「・・そうね。考えても仕方ないことを考えるなんて私らしくないし」

希「その調子、その調子♪」

8 相手のどんなところが好き?

絵里「東條希そのものが好きよ!」

希「おお、スタイリッシュな答え方やね」

絵里「だって、こうでも答えないといちいち好きなところ挙げてたらキリがないでしょ?」

希「照れるやん♪そんなタラシみたいなこと、ヨソで言うたらあかんよ?」

絵里「失礼ね、タラシっていうのは海未みたいなとんでもないレベルを指すのよ?」

絵里「私はあんなこと、とてもじゃないけど人になんか言えないもの」

希「あー、そういえばこの前も告白の後で泣いちゃった女の子に無自覚の追い打ちをかけまくっとてたなあ」

希「ただでさえあの子、緊張して震えとったのにかわいそうに・・・完全にパニックになっとった・・・」

絵里(もっとも、希にならちょっとやってみたかったりするんだけど、どうしてだか私がときめかされてばっかりなのよね・・・)

絵里(ていうか、希も海未ほどではないといえ、かなりタラシレベルが高い気がするわ)

希「?」

9 相手のどんなところが嫌い?

のぞえり「「そんなの(そんなん)あるわけないじゃない(ないやん)!!」」

のぞえり「「」」ハッ

絵里「あ、ありがと・・///」

希「え、えりちこそ・・///」

10 貴方と相手の相性はいいと思う?

絵里「最高ね」

希「そうやね♪」

絵里「もしここがマリア様がみてるかんじの学校だったとしたら、ダントツの得票率でベストスールに選ばれる自信があるわ!」

希(あ、えりち、アレ読んでるんや)

11 相手のことを何で呼んでる?

希「え~りち♪」

絵里「の~ぞみ♪」

12 相手に何て呼ばれたい?

絵里「・・私、1回希のこと、のんたんって呼んでみたかったのよね」

希「のんたん?」

絵里「そう、のんたんよ!かわいいと思わない!?」

希「か、かわいいって・・・。ま、まあえりちが呼びたいんやったらウチはそれでもええけど・・・/////」

絵里「あら、顔が赤いわよ、の~んたん?」

希「う・・・・///////」

13 相手を動物に例えたら何?

希絵里 「「キツネ」「たぬき」」

のぞえり「「え?」」

絵里「・・どうしてキツネなの?」

希「・・それを言うたらえりちこそ」

絵里「いや、>>1がキツネチカとのんたぬのイラストを見てビビッときたことがあるから、っていうだけなんだけど・・・」

希「えりちなに言うてんの!?」

14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?

希「うーん、えりちにはきれいなパワーストーンあげたいなあ」

絵里「パワーストーン?」

希「ウチ、そういうのも好きでよく見るんやけどな、ああいうのってスピリチュアルパワーが他のものより宿りやすいんよ」

絵里「へー、希ってやっぱりそういうのに興味あるのね」

希「うん!他にもいろんな色の石があるからμ’sの皆のこと想いながら見てるとすごく楽しくなるんよ」

希「にこっちやったらピンクオパールやし、穂乃果ちゃんやったらサンストーンで、花陽ちゃんはグリーンアメジスト、とかな」

希「石言葉を調べてみたら、その子にピッタリくるような言葉がよく出てるから、自然と皆の顔が浮かんでくる感じって言うたほうがええかもやけど♪」

絵里「希らしいわね」フフッ

絵里「あ、石言葉ってたとえばどんなのがあるの?」

希「うーんと、分かりやすいところでいうと海未ちゃんがサファイアで、石言葉が『誠実・慈愛・不変』とか」

希「真姫ちゃんがカーネリアンで、石言葉が『頭脳明晰・深い友情』とかかな。あ、これ画像」⊃スマホ

絵里「ああ、なるほど。なんか希の言ってること、分かる気がするわ」

絵里「―あ、ねえ見て希。このラブラドライトって石、なんかラブライブ!に名前が似てるわ!」

希「おー、ほんまやね~。これは気づかんかったわ」

絵里「ところで、希はどの石なの?」

希「ウチ?ウチはな、うーんと、これが気に入ってるんやけど・・・」⊃スマホ

絵里「どれどれ・・・チャロアイト?石言葉が『克服・無条件の愛・精神の安定』・・・」

絵里「ハラショー!希にピッタリよ、それ!」

希「ほんまに?ありがとうな、えりち!」

希「けどウチはやっぱりえりち色の石が一番好きなんやよ」

希「今度綺麗なやつを見つけたらプレゼントするから、期待して待っといてな♪」

絵里「え、ええ、すっごく楽しみにしてるわ」ドキッ

絵里(希ったら、私色が一番好き、だなんて////)

絵里(たまーにそういうことを平気な顔して言ってくるあたり、やっぱり海未に近いものを感じるわ///)

15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?

絵里「もう言っちゃったわね」

希「あ、じゃあウチからリクエストしてええ?」

絵里「いいわよ。希はなにが欲しい?」

希「帽子!」

絵里「帽子?・・ちょっと意外ね」

絵里「希のことだからてっきりあの、神主さんが振ってる棒みたいなやつとか欲しがると思ってたのに」

希「あれは幣っていうんやよ~、ってちゃう!えりちの中のウチのイメージはどうなっとるん!?」

絵里「えっと、たぬきのしっぽと耳つけて、あれ幣っていうの?棒振りながらお祓いしてるかんじかしらね」フリフリ

希「・・聞いたウチがバカやったわ」

絵里「?」

絵里「それで希?なんで帽子が欲しいって言ったの?なにか理由あるんでしょ?」

希「ああ、うん。せやね、ウチこう見えて帽子被るのけっこう好きなんよ」

希「キャスケットとか、ベレーとか、ワークキャップとか、今はかわいいのがいっぱいあるねん」

希「自分で買ったやつはいくつかあるんやけど、せっかくやから1つくらいえりちに選んでほしいなーって思って」

絵里「は、はらしょー/////」

絵里「―じゃなくてっ、そういうことなら喜んで引き受けるわ!」

絵里「希によく似合うやつ、 私がちゃんと選んであげる!」

希「うん!ありがと、ウチも楽しみにしてるな」ニコッ

絵里「あ、じゃあ今度のデートはその買い物にしましょうか。お互いのプレゼントを選んで、最後に交換しましょ」

希「あ、それええやん♪」

16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?

希「ウチはないよー」

絵里「んー、そうね、希にはもうちょっと2人でイチャつく時間を増やしてもらいたいわね」

希「ちょっ、えりち!?」ガタッ

絵里「だって、希ったら学校ではキスも滅多にさせてくれないし、夜だってすぐ恥ずかしがって布団を―」

希「ストップストップストーーップ!」

絵里「――だからぁ、その意外なヘタレ癖が不満といえば不満かしらね?」ニヤッ

希「か、改善の方向で前向きに検討します・・・/////」

17 貴方の癖って何?

希「自分の癖って言われてもなあ・・なかなか自分では気づかれへんもんやん?」

絵里「確かにね~。あ、でも希は『スピリチュアルやん♪』があるじゃないの」モノマネッ

希「う、あれは癖って言うてええもんなん・・・?」

絵里「何言ってるのよ。もう私の『ハラショー』並みに口癖として定着してるじゃない。・・・あ」

希「はい、えりちの癖も無事に見つかりましたー」

18 相手の癖って何?

希「あ、えりちの癖なら他にも知ってるで」

絵里「え、そうなの?」

希「うん、姿勢とか歩き方とか、あと・・振り返り方とかにもえりちは癖があるんよ」

絵里「どういうこと?」

希「うーん、ウチもうまいこと説明できんのやけど」

希「他の子と比べるとえりちのは動作の1つ1つになんか独特な感じがするっていうか」

絵里「あ、もしかしてそれってバレエの影響が残ってるからかも」

絵里「バレエの経験があるかどうかって、歩き方を見れば分かるっていうし」

希「あー、やっぱりそうなんかもねえ。ピシッとしててかっこええからウチは好きなんやけど」ニコッ

絵里「そ、そう?ありがとう////」

19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?

希「んー、これもウチは特にないなあ」

絵里「私も。・・まあ強いて言えば、見るからに辛そうな顔してるくせに素直に辛いって言ってくれないときがあることかしら」

希「うそぉ、ウチ、そんなこと―――」

絵里「あるわよ」ジトッ

希「う」

絵里「まったく・・・、たまにはちゃんと甘えてくれないと私だって寂しいんだからね///」ボソッ

希「えりち・・・/////」

20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?

希「つい楽しくてふざけ過ぎちゃったときとかに、えりちはよく怒るー」

絵里「あら、別に本気で怒ってるわけじゃないのよ?」

希「いやいやぁ、たまーに目が全然笑ってなくて、すっごい怖いときがあるで?」

絵里「そ、そんなことっ!」

希「最近やとほら、凛ちゃんと廊下でサバゲーごっこしてたときとか」

希「お説教の後で凛ちゃん、『えりちゃんが本気で怒ると、背後にロシアンマフィアのボスが見えるにゃー』って言うとったし」

絵里「誰のせいだと思ってるのかしらね?」ニッコリ

希「ごめんなさい」

はよせーやグズ

>>16失礼しました

21 二人はどこまでの関係?

絵里(えっと、たしかこういう時って日本独特の言い方が・・・あ、思い出した)

絵里「希とはCまでよ!」

希「」ゴフッ

希「え、えりち?いったいどこでそんな言葉を覚えたのかな~?」

絵里「どこでって・・・、希が教えてくれたんじゃないの。『東條さんの楽しい日本語 講座やで~』って言って」

希「い、言われてみればそんなことをやったことがあるようなないような・・・」

絵里「いいじゃない、別に間違ってないでしょ?」

絵里「でも、希の日本語講座で覚えた言葉を使うと、にこがよく怒るのよね。なんでかしら」

希(あかん、面白いからって適当に教えてきた日本語のせいでウチに災いが降りかかってくるってカードが・・・・!)

希(しかもかなり近い将来や。・・それを避けるためウチがとるべき手段はただ1つ)

希「はーいここで『新・東條さんの楽しい日本語講座』開講でーす」フクカイチョウモード!

絵里「希?」

希「そうですね、本講からはここにある、川端康成の『雪国』をテキストとして知性ある日本語を学んでいくことにいたしましょう」

絵里「え?え?」

希(ちゃんとした日本語を新しく教えこんで、前の記憶を完全に消してまう作戦や!)

希「『駅長さん、私です、ご機嫌よろしうございます』」
希「『こんなもの、お一ついかがです。祝ひものでございますから、お慰みに一口召し上がつてみたら』」

絵里「・・・・・・」

希「さあ、えりち。今の例文を繰り返して、そのまま暗記するんや!」

絵里「」ポカーン

絵里「急にどうしちゃったのよ・・・」

22 二人の初デートはどこ?

絵里「2人で遊びに行くことは付き合う前からもよくあったけど」

絵里「正式に付き合いだしてからのちゃんとしたデートっていったら、あのときの古書店巡りね」

希「そうやね。けど、初デートに古本屋巡りって・・なんでウチ、そんなことお願いしちゃったんやろ・・・」

絵里「私もそう言われたときはちょっと驚いたけどね」

絵里「でもいいじゃない、私、神田にあんなにたくさん素敵な本屋さんがあるなんて知らなかったし」

絵里「なにより希と2人でゆっくり過ごせて、とっても楽しかったもの」

希「・・・うん。あの日の思い出はウチの大事な宝物の1つやで」

希「1日、手をずっと握っててもらえてて、えりちを隣で感じていられて、すっごく楽しくて・・・ウチ、ほんまに幸せやった」ニコリ

絵里 「・・・!!///////////」プシュー

絵里 (だからそういうのは反則だっていってるじゃないのよ、ばかぁ・・・・・・//////)

23 その時の二人の雰囲気は?

絵里「最初はなんか緊張しちゃってうまく会話できなかったわ」

希「あ、それはウチも。せやけど、あの時はえりちが頑張ってリードしようとしてくれたやん」

絵里「思えば、かなり空回り気味だった気がするけど・・・」

希「ええやないの、おかげでウチもうまいことく肩の力抜けたし」

希「それにぃ、一生懸命になってるえりちは、それだけでかなり可愛かったし?」

絵里「な、なによ!だったら希だって―――」

希「希だって?」

絵里「デートの最後」ジトッ

希「!」

希「や、ほら、アレはまた別の話やん・・・?」

絵里「あら、似たようなものだと思うけど?」

絵里「さすがの私もびっくりよ。まさかあなたがあんな―――」

希「にゃああぁぁぁぁ――――――!!それ言うのだけはやめて―――!!」

絵里「あら、どうして?」

希「・・・恥ずかしいから」ウツムキ

絵里「あらあら」ニヤッ

絵里(これは勝った、勝ったわ。完璧な勝利よ、私!)

24 その時どこまで進んだ?

絵里「言っちゃう?」ニヤニヤ

希「後生やからやめて・・・」

25 よく行くデートスポットは?

絵里「普通だけど、ショッピングモールで一緒に買い物するのが一番多いかしらね」

希「帰りに行くゲームセンターも忘れたらあかんで」

絵里「エアホッケーの決着がいまだにつかないから、帰り道に寄らざるを得ないのよね~」

絵里「今までに何戦くらいやったかしら?」

希「むー、たしか15、6戦くらいはやったと思うで」

希「ま、次でウチが勝負決めたるから、心配せんでも大丈夫やけど?」ニヤリ

絵里「何を言ってるのかしら?勝つのは私に決まってるでしょ?希はせいぜい今の内にスマッシュの練習でもしてなさい!」

希「えりちこそ!寝言は寝て言うから許されるんやよ?勝つのはウ、チ、や!!」

絵里「私よ!」

希「ウチや!」

絵里「私!」

希「ウチ!」

のぞえり「ウー・・・・・」グルルルル

のぞえり「・・・・・」

絵里「クッ」

希「あはは!」

絵里「じゃ、次の日曜日に行きましょうか。無制限一本マッチでお互いすっきりさせましょ」クスッ

希「うん!絶対負けへんでー」

絵里「せいぜい言っときなさい。どうせ勝つのは私なんだから」

のぞえり「「楽しみやね(ね)!」」

26 相手の誕生日。どう演出する?

希「ヒミツ♪」

絵里「え?」

希「だって、考えてること今言っちゃったら演出にならへんやん」

絵里「あ、そっか、それはそうよね」

絵里「 けど、そう言うってことは私の誕生日になにかしてくれるのは確かってことでいいのかしら?」

希「ええよ~、今年はまずえりちを感動で泣かしてみせるで!!」

絵里「ふふっ、俄然誕生日が待ち遠しくなってきたわ」

27 告白はどちらから?

絵里「私からよ!・・・まあ、ずっと待たせてたというか待ってもらってたっていうか・・」
希「えりちはほんまにヘタレさんやったもんな~」クスクス

絵里「な、希!それは言わない約束でしょ!!」

希「え~、そうやったっけ?」

絵里「もう、またそうやってとぼけるんだから・・」

希「・・・せやけどウチ、あのままえりちがなんにも言ってくれんようやったら、親友のままで終わってもええって思ってたんよ・・・?」

絵里「」

絵里「~~~~~!!」

絵里「そんなの認められないわあ!!!!」

希「おお、今日一番の大声が出てるでえりち」

絵里「ふざけないで!親友で終わっててもよかったですって?」

絵里「どうしてそんなこと言えるのよ、あなたは!!」

希(あら、これはかなり怒ってる)

希(ここはひとつまじめにいかんとね・・マジメに・・)ニヤリ

希「・・・怒らんと聞いてくれる?」キリッ

絵里「っ・・・ええ」

希「冗談や♪」テヘッ

絵里「は?」

希「だーかーらっ、ちょっとした冗談やって。ほんまはウチ、どうやったらえりちと付き合えるかってそればっかr―――うぐぁ!?」

絵里「こぉの大バカ―――――――――――――――!!!!!!」ガシッ ギューッ

希「うわぁぁ、えりち、ギブギブ!!ごめん、ウチが悪かったから手を放してー!」ジタバタ

絵里「うるさ~~~い!!問答無用よ!!人の気持ちを弄んでおいて――!」ギリギリ

希『』

28 相手のことを、どれくらい好き?

希「ゴホゴホッ、ごめんえりち、ウチ、もうあかんみたい・・・。大好きやで。愛して、る・・・・」ウッ

絵里「この期に及んでまだふざけるつもりなのね?」ジトッ

希「すみませんでした」

29 では、愛してる?

希「でも、愛してるのはほんま!ほんまやから・・・・」

絵里「もお!!ちゃんと反省してるのね!?」

希「うん、ゴメン・・・もうやらへんから許して・・・・」シュン

絵里「そう。なら今回は特別に許してあげるわ。―――――それと、」
希「?」

絵里「わ、私も希のこと、愛してる、から・・・。大好きよ、希////」

希「えりち・・・・うん!」ニコッ

絵里(昼間っからこういうこと堂々と言うのってやっぱり恥ずかしい////)

絵里(けど、希の笑顔はやっぱりハラショーよ!かわいくて仕方がないわ!)

いったんここで中断します
深夜に少し更新するかもしれません

希の口調が違和感…なんか変だぞ

ことうみでやってたひと?

ちょっと更新します
>>26
すみません・・・>>1は普段関西弁なんですが、自分の口調に合わせるとおかしく
かんじたので変に意識し過ぎているのかもしれません。修正しますね
>>29
ちがいますが、読んでました。楽しみにしてたんですけどね・・・

30 言われると弱い相手の一言は?
絵里「・・一応あるんだけど言わないでおくわ」
希「なんで?」
絵里「これ以上あなたに弱みを握られるわけにはいかないのよ!」
希「ふぅん?ウチはすでにあたりをつけてあるんやで?」
絵里「!」
希「ま、ここで無理に聞きだすんも無粋やし、とりあえず次いこっか」


31 相手に浮気の疑惑が! どうする?

絵里「とりあえず速やかに私の部屋に来て頂いて、嫌疑が晴れるまでじっくり事情を話してもらうことになるわね。もちろんいい加減な返事は許さないわ」
希「」

希(即答な上に、一瞬でえりちの顔から表情が消えた)

希「だ、大丈夫やでえりち!ウチはずっとえりち一筋やもん!」

絵里「ええ、信じてるわ、希♪」

32 浮気を許せる?

絵里「言わずもがなね」

希「そ、そうやね・・・」

33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?

絵里「希のことだから、遅刻するときはそれなりの理由があってのことだろうし別に怒ったりはしないけど・・・」

絵里「そうだ、その日のデートの間で罰ゲームしてもらうっていうのはどうかしら?」

希「罰ゲームって、たとえば?」

絵里「一人称をのんたんにするとか」

希「」

絵里「もしくは希がなにかしゃべるたびに最後に『えりち大好き♪』って付け加えるとかでもいいわね」

希「・・ウチ、これからは一生寝坊なんかせえへん」

絵里「あら、私はむしろ歓迎よ?」

更新しようとしたけど34からの書きためがちょっととんでいたのでここまでです
希の口調に関してはもう一度練り直しますので少し時間が掛かるかもしれませんが、
近いうちにまた更新します
ありがとうございました

見てる方いないと思いますが更新します

34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?

絵里「全部が好きだって先に言っちゃってるのに、こういう質問されると答えづらいじゃない!!」

希「まーまーえりち、落ち着こ?まだ先は長いんやから」

絵里「そ、そうだけど!じゃあ逆に希はなんて答えるのよ」

希「ウチ?ウチは髪を撫でてくれるえりちの手が好き♪」

35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?

希「えりちはこういうのが好きなんちゃう?」セクシーポーズ

絵里「や、やめなさい!私達は仮にも高校生で、しかもスクールアイドルなのよ!?」

希「え~?そんな赤い顔で言ってもあんまり説得力ないで?」

希「えりちってば案外むっつりさんタイプ~」クスクス

絵里「もう突っ込まない・・・」

36 二人でいてドキっとするのはどんな時?

絵里「近づいてきて顔を下から覗き込まれたとき///」

希「そ、そうなんや・・」

絵里「希は?」

希「・・・後ろから急に抱きしめられたとき、とか・・・・」

絵里「あ」

絵里(あのときの・・・)

希「うん・・」

のぞえり「///」

37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?

絵里「・・証拠のメールが残ってるわ」ピッ

絵里「『生物の先生がえりちに渡すプリントがあるって探してたから生物実験室に行って。
   みんなにはウチが遅れるって伝えとくね』」

絵里「それを信じた私がのこのこ実験室に行ってみれば」

絵里「教室は真っ暗に閉め切ってあるわ、床にへんなものを置いて足場を悪くしてあるわ、スピーカーから
変な音は流れてくるわ・・・!」

希「え、えりち~?」

絵里「極めつけに、教卓に置いた人体模型を突然ライトアップしてくるわ!」

絵里「なんなのようもう!あんなことするために嘘つくなんてありえないわ!私がどれだけ怖かったと思ってるのよ!?」

希「ごめん、ごめんてえりち!ほんの出来心でやっただけなんよ~!」

38 何をしている時が一番幸せ?

希「2人でいればいつでもハッピー♪」

絵里「まあ、そうね。誰かと一緒にいるって幸せなことだもの」

絵里(特に希は誰かといたい願望が人一倍強いから)

絵里(2人でいるときでも、私が急にどこかに行こうとしたら無意識に手をつかんできたりするのよね)

絵里(その後で我に返って赤くなるのも含めてすごくかわいいんだけど)

絵里(希には私があげられるだけの幸せをあげたいものね)

39 ケンカをしたことがある?

絵里「たまに・・ていうかわりとしょっちゅうね」

希「現にさっきやっちゃったばかりやもんね~」

40 どんなケンカをするの?

絵里「さっきのエアホッケーの時と同じで、すぐに言い合いになるのよねー」

希「それは、えりちがすぐムキになるからやん」

絵里「希がすぐにからかおうとしてくるからよっ」

41 どうやって仲直りするの?

絵里「言い合いしてるうちに、なんか急に笑えてきてそのまま仲直りしちゃえる」

希「しかも、笑い出すタイミングが毎回おんなじやん?」

希「ウチらの相性は100%ってことやね☆」ピース



42 生まれ変わっても恋人になりたい?

絵里「当然じゃない。希が私以外の誰かとなんて断じて認められないわ」

希「そんなん言われたら照れるやん♪」



43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?

絵里「生徒会の仕事で疲れてるときに、お気に入りのチョコレートをくれる時よ」

希「え?そんな時なん?」

絵里「もちろんそれだけじゃないけどね」

絵里「ただ、そういう気遣いをしてくれるときに特にそう感じるっていう話。―希は?」

希「みんなには絶対見せない顔で笑ってくれる時にウチは感じるかな」ニコッ

絵里「っ///」

44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?

希「えっとね~」

絵里「え、あるの!?」

希「うそうそ、そんなんあるわけないやん?」

絵里「おどかさないでよ、もう・・・」


45 貴方の愛の表現方法はどんなの?

絵里「それは色々よ」

絵里「希が楽しそうだったら一緒に楽しむし、寂しそうだったら抱きしめるし、一生懸命になっていたら応援する」

絵里「そうやって希のことを考えながら私にできることをしてあげるっていうのが、私の愛情表現―って、どうしたの?」

希「ウチ、愛されてるんやなぁ・・・・///」

46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?

希「えりちには死んでほしくないけど、ウチが死んで悲しむえりちも見たくないなあ」

絵里「んー・・・たしかにね。どっちにしたって辛い選択肢には違いないわね。これ、難しいわ」

希「ま、先のことはそのときにならないと分かんないやし、気にせず次いこ?」


47 二人の間に隠し事はある?

絵里「いったいいくつの悪だくみを隠してるのやら・・・」ハァ

希「ウチの信用ゼロやん!えりちに隠し事なんて1つもないで?」シレッ

絵里「どの口が言うのよ、どの口が!」

48 貴方のコンプレックスは何?

絵里「身長はたまに気にするかも」

希「え?えりちは女の子の中やったら結構高い方やん?」

絵里「いや、そうじゃなくて」

絵里「バレエやってた頃は、背は高い方が有利だから、もっともっとって思ってたんだけどね」

絵里「最近は・・・ほら、にこを見てたら、あれはあれでいいものかもしれないなーって思うようになって」

希「ああ・・・」

絵里「小さい子のあの独特のかわいらしさって一体なんなのかしらねぇ・・・」

希(えりちは本気で褒めてるんやろうけど、これはにこっちの耳に入れられへんね)

希(うっかりえりちがにこっちの前で口滑らさないように気をつけとかな)

49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?

絵里「μ’sのメンバーと家族にだけ伝えてあるけど、他は極秘よ」

希「とりあえず卒業するまでは秘密にしとく約束やもんね」

絵里「スクールアイドルのことと生徒会を預かる立場とを考えると、公表はリスクが大きそうだもの」

希「まあ、μ’sのみんなは応援してくれてるし、そんなに大変なことでもないんやけどね♪」


50 二人の愛は永遠だと思う?

絵里「ええ。―これからもよろしくね、希」

希「うん♪こちらこそよろしく、えりち」

~~~~~~~~

絵里「ふーっ、ようやく半分まで来たわね。ちょっと休憩しましょ」

希「えりち、前半でえらいたくさん叫んでたけどノド乾いてない?はい、お水」⊃水

絵里「全部あなたのせいなんだけど」ゴクゴク

希「えー、えりちひどーい」

絵里「後半は私が前半に受けたダメージを倍にして返すから覚悟しときなさい」

希「それはお楽しみやね♪」

今日はここまでです あれ・・・意外と進まなかったなあ

レスくださった方、ありがとうございました
まだ違和感ある!というかたはこれからもご指摘いただけると幸いです

おつ、このまま完結まで頼む
あとsageなりsagaなり入れた方がいいのでは

>>51
完全に忘れてました。ありがとうございます

また、書きためはある程度出来上がっていますので完結まで
問題なくいけると思います

中身の更新は今日の夜からの予定です

SIDや漫画基準だと「~やで?」 「~あかんで」もあるから違和感はない
ただ、アニメ基準だと「~んよ」 「~やん?」が多い気がする

のんたん語は難しいね

お待たせしました。後半の分の更新をはじめます

51 貴方は受け? 攻め?

希「基本はウチがえりちをからかって遊んでる感じやね♪」

絵里(ん?)


52 どうしてそう決まったの?

希「えりちがからかいがいがあるから」

絵里「それって喜んでいいの?褒められてるの?」

希「当たり前やん。えりちの隙の多さは、持って生まれた一種の才能って言っても過言じゃないで?」

絵里「うん、馬鹿にされてるって確信したわ」

53 その状態に満足してる?

希「もちろん♪」

絵里「私としてはもうちょっと希をやりこめる展開を増やしたいところなんだけど」

希「えりちは今が一番輝いてるんやから、このままこのまま~」


54 初エッチはどこで?

のぞえり「「!!??」」

希「な、なんで急にこんな質問が来るん!?」

絵里「私に聞かないでよ!っていうか希はにこから聞いて知ってたんじゃないの!?」

希「にこっちはなんも言ってなかったから、てっきり普通の質問ばっかりやと・・///」

絵里「そう・・・」

絵里(よく見たら、50以降の質問って全部この手のものばかりなのね)

絵里(さっきの受け攻めの質問もやっぱり『そういう意味』でのことだったみたいだし)

絵里(・・・・・・///)

絵里(でもまあ、夜にリードを取ってるのは私だし、これはむしろ前半にさんざんからかわれたことへの逆襲のチャンスになるかも)カシコイ

絵里(そうと決まれば)カワイイ

絵里「初めては希の家でよね~♪」エリーチカ!

希「!?!?え、えりち!?」カァァ

絵里「あらかわいい。そんなに恥ずかしがることないじゃない」

希「う―――・・アカン、ウチもうこの後の質問に不吉な予感しかせえへん・・・////」

55 その時の感想を・・・・

絵里「希のことが愛しくて愛しくて堪らなくなっちゃってもう―――」

希「恥ずかしくて死にそうやったわ・・・」

希(えりち、途中で完全に目が据わってからはウチの言うことが耳に入らんようになっとったし・・・)

56 その時、相手はどんな様子でした?

絵里「ずっと恥ずかしがったままで、目を潤ませて泣きそうになってた希は最高に可愛かったわ!」

希「えりちは完全に変なスイッチ入ってたで・・」


57 初夜の朝、最初の言葉は?

希「えりちのアホ」ボソッ

絵里「起き抜けにそれいきなり言われた時はちょっと傷ついたわ」


58 エッチは週に何回くらいする?

絵里「週末のどっちかにするかしないかってところね」

希「それ以上されたらウチの体がもたへん!」

59 理想は週に何回?

絵里「じゅっかいいじょ―――うぐっ!?」クチフサギ

希「何言うてんの、えりちのアホ!」

希(そういえば、何かの本に『健康な若いロシア女性が求めるHは週に平均16回』とか書いてあった気がする)

希(毎晩2回か、3日に1回ペースとしてもその一晩で5回以上)

希(・・おそロシアや)

希「そんなとこでロシアアピールせんといて・・・」

絵里「希?」


60 どんなエッチなの?

希「もうイヤや――――!!勘弁してやこんな質問~~~~!!!」

絵里「そんな変なことしてるわけじゃないじゃない。私はわりと普通にやってるわよ」

希「そういうことやないんよ・・・・」ガックリ

61 自分が一番感じるのはどこ?

希「・・・・・・」

絵里「・・・で、どこなの?」

希「む、胸、と・・あと耳も・・・・/////」

絵里「ふむ、参考になるわね」メモメモ

希「ちょ、えりちそれ数学の提出ノートやん!なにやってるん!?」

絵里「え?あ、ほんとだ。気づかずにペンで書いちゃったわ」

希「ちょ、ちょっとえりち、それ見せて」

ノートちゅうおう【のぞみは胸と耳が特に感じるらしい→近日中に要確認】

希「」チーン

63 エッチの時の相手を一言で言うと?

希「飢えたオオカミ」ボソッ

絵里「あら、だったら希はかわいい子ヒツジさんね♪」


64 エッチははっきり言って好き? 嫌い?

絵里「だいすk―」ペチン

希「このえりちはもうあかん・・・」

いったんここまでです。続きは深夜になると思います
後半は全体に希の顔が真っ赤で、絵里はそれを見て余裕の微笑みを浮かべている感じですね

また、希の口調に関していろいろとご意見をありがとうございました
>>1も他のssや公式のあれこれをあたってみましたが、基本的に希は問い返すような話し方が多いように感じました

とりあえずは↑のようなかんじですすめていきたいと思っています

お待たせしました
更新いたします

65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?

絵里「どんなシチュエーション?まあ、お風呂上がってから私が誘うくらいで特に考えたことないけど」

絵里「希?あなたも何かしゃべってくれないとダメじゃない。これ2人でやるやつなんでしょ?」

希「分かってて言うんは卑怯や、えりち・・・」


66 やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)

絵里「2人っきりで行った温泉旅行先」

絵里「縁側で2人並んで月を眺めて、いい雰囲気になったところでどちらからとなく甘くて熱いキスを交わすの」

希「あ、それはなんかロマンチックやん」

>>69
>>71に訂正します

65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?

絵里「どんなシチュエーション?まあ、お風呂上がってから私が誘うくらいで特に考えたことないけど」

絵里「希?あなたも何かしゃべってくれないとダメじゃない。これ2人でやるやつなんでしょ?」

希「分かってて言うんは卑怯や、えりち・・・」


66 やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)

絵里「2人っきりで行った温泉旅行先」

絵里「縁側で2人並んで月を眺めて、いい雰囲気になったところでどちらからともなく甘くて熱いキスを交わすの」

希「あ、それはなんかロマンチックやん」

絵里「でしょ?そのあとは私が恥ずかしがる希を抱きかかえて部屋に運んで、ゆっくり浴衣を脱がせていくの」

希「・・・///」

希(ち、ちょっとやってほしいかも//)

絵里「―ね、いいと思わない?」

希「う、うん。えりちにやったらしてほしいな・・・///」

絵里「え」ドキッ

絵里「あ・・じゃあ、お金貯めてどこかに泊まりに行きましょうか。うん、そうしましょ」

希「///」コクン

絵里「っ」

絵里(希ってば、なんて顔してるのよ!?っていうか、今までの流れからして絶対怒ると思ったのに)

絵里(ははーん、さては希。あなた意外と嗜好が少女趣味ね?)

絵里(・・ふーん、そっか、そういうのが好きなんだあ)ニヤニヤ

67 シャワーはエッチの前? 後?

絵里「先にお風呂入って1回したあとにシャワーして、2回目やってからもう1度浴びるから・・・」

希「どっちも後ってことでええんちゃう?」

絵里「そうね。あ、でも土曜日の時は2回目の後を省くこともあるけど」


68 エッチの時の二人の約束ってある?

希「約束って?」

絵里「さあ?相手が嫌がるようなことはしない、とかかしら」

絵里「希?痛いとかイヤとか思ったらすぐ言うのよ?」

希「う、うん。ウチは別に大丈夫やけど・・」

絵里「これからどうなるかは分からないじゃない。だからほら、今のうちに約束」ユビキリ

希(あ―――)

希「うん、わかった。約束やで、えりち」ゲンマン

69 相手以外とエッチしたことはある?

絵里「あるわけないじゃない」

希「まあそうやろうね。常識的に考えてもウチらまだ17歳やし」


70 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?

絵里「賛成の人って、その相手の何を好きになったのかしら?」

希「どういうこと?」

絵里「たとえば私は希を好きになったけど、それは別に今私の目の前にあるその体を好きになった訳じゃないの」

絵里「私が好きになったのは東條希っていう存在なの。東條希の精神って言い換えてもいいけど」

絵里「体はあくまでもそれに付属された現れでしかないもの。そんなものだけ手に入れたとしても虚しくなるのは分かり切ってるでしょ?」

希「えりち・・かしこい。ウチ、感動したで」ジーン

絵里「そう?でも、考えてみれば当たり前の事よ、これ」


71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?

絵里「持てる権力を総動員して犯人を捕まえて再起不能にしてやるわ」キッ

希「こわ・・ちなみに持てる権力を総動員っていうのは具体的にはどんな感じなん?」

絵里「まずは会長権限で生徒全員を犯人捕獲に当たらせるわ」

希「いきなり職権乱用やん」

絵里「非常事態なんだからそれくらい許されてしかるべきよ」

絵里「それから、生徒の中でもμ’sのメンバーには特別に仕事を割り振るわ」

絵里「まず海未は木刀を持って外に出てもらうわ。もちろん発見次第すぐ昏倒させるためね」

絵里「次に凛。凜には足で情報を稼いでもらう。途中で犯人に遭遇したら即アタックよ」

絵里「あ、真姫を忘れてるなんてうっかり。西木野家には全面的に協力してもらわなーーー」ムグッ

希「えりちストップ。真剣に考えてくれてるのはわかったからもうそのへんで」

絵里「え?まだ秋葉原一帯の自治会とか組合とか消防団とかへの手配もあるのよ?」

希「一瞬でそこまで周到に考えられる瞬発力がないと生徒会長は務まらんねんなあ・・・」


72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?

希「前のほうが恥ずかしい・・・///」

絵里「あら、意外ね。てっきり後だと思ってたのに」

希「後になったらなんかもう、考える気力がなくなっちゃうんよ///」

希「前やと緊張してるし、えりちの声もよく聞こえるし、なにされてるのかもわかっちゃうし・・・・////」

絵里「なるほど。希が前半によく私に抱きついてくるのはそういうわけだったんだ」

希「それは言わんといて!!!」マッカ

ここまでー 書くのに時間かかる割になかなか進みませんね・・・
金曜日くらいにはなんとか100までいきたいと思います

お付き合いいただき、ありがとうございました


100と言わず続けてくれて構わんのよ

少しだけ更新します
>>79
その言葉を実は期待していました

73 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?

絵里「親友って、私たちで言えばにこになるのかしら?」

希「そうやね。穂乃果ちゃん達は親友っていうよりはむしろ大事な仲間っていう感じのほうが強いかな」

希「けど、にこっちだけは例外。にこっちはμ’sの仲間である以前に1人の友達って感じやね」

希「ま、ウチはにこっちが1人でアイドル部やってた頃からいろいろ話したりしてたから余計そう思うんかもしれんけど」

絵里「ううん、私も希の言ってること分かる気がする。」

絵里「・・で、そのにこが誘いをかけてきたらどうするかって質問よね」キラッ

希(誤魔化しきれなかった)

希「ウ、ウチはもちろん言って聞かせるで?大体、そんなのにこっちにとってもいいことなはずないやん!」

絵里「まあそうよね。っていうかそんなこと私に言ってくるにこって、なんか想像つかないわ」

希「・・・・・・」

希「そうやね、想像つかへんわ・・・」

74 自分はエッチが巧いと思う?

絵里「え、私?・・・さあ、基準が分からないから答えられないけど」

絵里「希はどう思う?」

希「ウチに振るん!? い、いや、えりちは、かなり、巧い、けど・・・///」ゴニョゴニョ

希(っていうかなに言わすんよ、もう!!)

絵里「あらそう?希にそう言ってもらえるんなら自信持ってもよさそうね」

希(あの涼しげな顔が恨めしいわ・・・)

75 相手はエッチが巧い?

希「・・・・・」

希(えりちのはほんまに巧すぎなんや・・・)

絵里「―――――?」

希(ちょっと強引な時もあるけど、いつでもウチのこと気にかけながら優しく触ってきてくれる手とか)

希(普段の三割増しくらいに甘くて柔らかくなる声、とか///)

絵里「・・・―――――、―――――」

希(それから、熱っぽくなって潤んだえりちの蒼い瞳とk―ってウチ、さっきから何考えてるん!?)

希(・・言えない。こんなんえりちには絶対言えない。恥ずかしすぎやぁ・・・///)

絵里「希!!」

希「はぅ!え、えりち?なに?何か言うた?」

絵里「さっきから話しかけてるのに黙り込んで返事してくれなかったのよ」

希「あ・・ごめん。聞こえてなかった・・」

絵里「まあ、そんなとこだろうと思ってたからいいけどね。大方、自分がいつもどんな風にされてるかとか思い出してたんでしょ?」ニヤリ

希「は!?え、えりち、いつのまにウチの心読めるようになったん!?」

絵里「スピリチュアルね♪」フフン

希(うそ、うそやん・・・。さっきのアレとかコレとか全部えりちにばれて・・・?)

絵里(さっきの乙女反応から判断してカマかけてみたんだけど、大当たりみたいね♪)

希「あ・・ああ・・あ・・・・・//////」カアァァ

絵里「ちょ、ちょっと希?顔の赤さが尋常じゃないわよ?まさか急な熱が出たとかじゃ・・」ピトッ

希「こんなウチのことなんかもう見んといて―――――!!」ダッ

絵里「ちょっと希!?いったいどうしたの!?戻ってきなさーい!!」ダッ

希「散々あんなこと考えといて、今更どんな顔してえりちとしゃべれって言うんよー!?」

絵里「え?」

絵里(あ、まさか希ってば、私が本当に心を読んだって勘違いしてるの?)

絵里(普段の希ならそんな勘違いありえないけど・・今はそれしか心当たりがないわ)

絵里「違うのよ、さっきはただカマをかけただけで希が何を考えてたかなんて私は知らないわ!」ガシッ

希「えりち放して!わたしはもう一生お嫁にいけなくなっちゃったの!はやく家に帰して!!」ジタバタ

絵里(これ、完全に錯乱してるわね。標準語に戻ってるし、そもそも言ってる内容が支離滅裂だし)

絵里「希」ギュッ

希「へぁ?」

絵里「ええ、帰りましょ?私の家、今日は誰もいなくて寂しかったから希が来てくれると嬉しいわ」

希「あ・・・え、えりち・・・?」

絵里「元に戻った?よかったわ、じゃあとりあえず一旦生徒会室に戻りましょう。100まで答え終えてから一緒に帰ればいいから」

希「う、うん・・・」

絵里「それと私、希がお嫁に来てくれるんだったらいつでも大歓迎だからね?」

希「え、あ、ちょ、それは―」

絵里「ほらほら、時間ないんだから急ぐわよ♪」ダッ

希「あー、待ってえりちー置いていかんといて~」ダッ

絵里「はやくしなさーい、先行って待ってるわよ~♪」

76 エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?

絵里「さて、少しは落ち着いた?」

希「うん、落ち着いたけど、そのせいでなおさら恥ずかしくなってきた///」

希「えりち、お願いやからさっきのは忘れて?」

絵里「ええ、忘れてあげる。だからこの質問に正直に答えてね?」

希「えりち、その顔、絶対忘れる気ないやろ・・・」

絵里「それはその通りだけど、穂乃果とか凛とかにことかの前でうっかり口を滑らせない程度の約束ならやぶさかじゃないわ」

希「う」

希(その3人にばらされるのはウチのメンタル的に致命傷や・・いや、他の子もやけど!)

希「あう・・」ガクッ

絵里「交渉成立ね。はいじゃあ、はりきって答えをどうぞ♪」

希「そ、それ、は・・・///」

絵里「それは?」

いったん中断です。希の返しが思いつかなくて・・なにかアイディアあればお願いします

たくさん書いたつもりなのに振り返ってみれば質問数が全然進んでいないのは
どういうことなんでしょう?会話数減らした方がいいですかね・・・

深夜にまた戻ってくると思います

いえ、ニヤニヤが止まらないので会話数はそのままでお願いします(真顔

シンプルな言葉でいいんじゃない?

>>90
ありがとうございます では会話数はこのままで


それと、まだしっくりくる言葉が見つからない&明日に備えて早く寝ないといけないのとで
今夜は更新なしにしたいと思います すみません

そのかわり明日の夜にまとめていけたらいいなあ・・・

眠気が限界です・・・
いくつか書き進めましたのでまた明日

お待たせいたしました
前回の続きからの更新です

絵里「はい、じゃあはりきって答えをどうぞ♪」

希「そ、それ、は・・・///」

絵里「それは?」

希「『希、かわいいわ』って・・・////」コソッ

絵里「え///」ドキィッ

希「名前呼んで褒めてくれるのって、すごい嬉しいやん・・///」

絵里「希・・・///」

希「やから言うのイヤやったんよ~~!」

絵里(い、今のは・・・破壊力が強すぎるわ)

絵里(顔が熱い・・深呼吸して落ち着かなきゃ)スーハー

77 エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?

絵里「声を出すまいとしてるのに体が勝手に反応しちゃうのを止められなくて涙目になっちゃってる顔とか」

絵里「終わった後でクタクタになっちゃってもたれかかってくる時の甘えた顔とか」

絵里「いや、たまに私がやり過ぎたときの拗ねた顔と、イった直後のとろけた顔も捨てがたいわね・・・うーん」ブツブツ

希「ウチが一体なにをしたっていうんや神様・・・」シクシク


78 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?

絵里「私以外と?認められないわ」

希「ウチもそれは考えたくないなぁ」

79 SMとかに興味はある?

絵里「体を縛り上げたり、鎖でつないだりとか・・? それはなんか希を傷つけてるみたいでいやよ」

希「よかった、そのへんの理性はまだちゃんと残ってたんやね」

絵里「な、なによその言い種は!そんなに私が信用できない?」

希「スイッチが入ったえりちは止められへんから怖いんよ・・・」

絵里「」

絵里「・・じゃあ今後いっさいSMはなしね」

希(今一瞬残念そうな顔をしていたように見えたのはウチの気のせいやと思いたい)


80 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?

絵里「寂しいでしょ?」ズバッ

希「!?」ドキッ

希「な、なに言うて―」

絵里「だから、なんだかんだ言っててもいざ私が誘わなくなったら寂しくなるでしょ?って言ってるのよ」

希「」ギクリ

希(やっぱり見透かされてるん?いやいや、そんなわけ・・・)チラッ

絵里「♪」

希(うう・・)

絵里「今日の希は思ってることが顔によく出るわね♪」ダキッ

希「ひゃん!え、え、えりち!?」

絵里「今日の私、希のことならなんでも分かる気がするの☆」

絵里「だからうそついたってダメだからね?ほら正直に言いなさい、さびしくなるんでしょ?」

希「・・そうです」コゴエ

絵里「聞こえな~い」

希「さびしいよ・・・たぶん、えりちが離れていっちゃうような気がしてすごく怖くなると思う・・//」ウツムキ

絵里「希・・・///」

希「こっち見んといて・・///」

81 強姦をどう思いますか?

絵里「認められないわ」

希「許されることやないね」

絵里「ていうか、この質問って入れる意味あったのかしら?」

希「ウチに言われてもなあ」


82 エッチでツライのは何?

希「終わってからしばらく腰が抜けて立てなくなること///」

絵里「そのおかげで私に寄りかかってきてくれるんだから、結果オーライだけど」

絵里(しばらく腕枕してあげたら嬉しそうな顔するし、そうしてたら子供みたいに素直になるのよねー)

83 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?

絵里「どっちかの家でしかしたことないから、別にないわね」

希「学校でしようとかしてもウチ、絶対抵抗するで?」

絵里「私もそこまで言わないわよ。希が嫌がることはしないって約束したばっかりでしょ?」

84 受けの側からエッチに誘ったことはある?

絵里「1回だけ、真っ赤な顔して『えりち、お願い・・・!』って誘ってきてくれたことがあったわね」

希「どうしても体が熱くなるんを抑えられんかったんよ・・・///」

絵里「」キュン

絵里「・・また抑えられなくなったら遠慮せずに言いなさいね。私はいつでも大丈夫だから」

希「」キュン

希「そんな優しい声で言われたらウチ、本気にしてまうやん・・・///」

絵里「それでいいのよ」ニコリ

85 その時の攻めの反応は?

希「えりち、ノリノリやったなあ」

絵里「そりゃあ初めて希から求めてきてくれたんだもの、本当に嬉しかったのよ?」

絵里「それで、いつもよりも丁寧に優しくしてたら途中で希が気を失っちゃってびっくりしたんだっけ」

希「あの日のえりちは本物の王子様やったから///」

絵里「///」


86 攻めが強姦したことはある?

絵里「ありえないわ」

希「それは堪忍や・・」


87 その時の受けの反応は?

絵里「次の質問に行きましょう。残りあと10いくつまで来たわ!」

88 「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?

希「お、王子様のえりちがいい・・」

絵里「そんなによかったのね、あのときの私」

絵里「参考までに教えてほしいんだけど、具体的には普段の私とどういうところが違ってたの?」

希「ええっ、そんなことウチに言わせるん!?」

絵里「だって、教えてくれないと再現できないじゃないの。希のために聞いてるのよ?」

希「うう・・今日何回目なんやろ、この展開・・・」

絵里「ほら、はやくはやく♪」

希「・・ずっとウチの耳に口つけて囁き続けながら触っていってくれたりとか」

希「その手つきも、ものすごく柔らかくて優しかったし」

希「というか、かけてくれる言葉とか視線とか何もかもがもう完全に―」プシュゥ

絵里「なるほどね・・続きは?」

希「も、もう限界・・・///」プルプル


89 相手は理想にかなってる?

絵里「じゃ、希の理想にかなうように今後努力するわね。―早速だけど今晩付き合ってくれる?」

希「はあ!?そんなんしたら明日が―」ガタッ

絵里「希は・・イヤ?」

希「!」ドキ

希「ズルい・・・・・!」

絵里「じゃあ、今夜しましょうね。あ、ついでに胸と耳が感じてることも確認しなきゃ」

希(ウチってこんなに押しに弱かったっけ・・・? なんか自信なくしてくるわ・・ははは)

いったん中断です
ようやく100が見えてきましたね 今夜中にもう一度来ます

遅くなりました
再開いたします

90 エッチに小道具を使う?

絵里「興味はあるんだけど」

希「え」

絵里「なんとなく希が怖がりそうな気がしたから今まで控えてたの」

希「ウチが・・・?」

絵里「ええ。とはいえ、希もだいぶ慣れてきたみたいだからローションくらいは使ってみてもいいかなって思ってるんだけど、どう?」

希(えりち、こういう話の時はガンガン攻めてくるけど、ウチへの気遣いは忘れたことないんよね・・・)

希「うん、まあそれくらいやったら・・」

絵里「じゃあそれも今日やってみましょうね。準備はちゃんとしてあるから♪」

希(あれ、これもしかしてウチ、うまいこと誘導されたん?)

91 貴方の「はじめて」は何歳の時?

絵里「17歳よ」

希「ウチも」


92 それは今の相手?

絵里「もちろん」

希「そうやで」

93 どこにキスされるのが一番好き?

希「首筋と、あとノドも・・・///」

絵里「あ、いつもかわいい顔するものね」

絵里「息が顔にかかるのに弱いのかしら」

希「・・・・!!」

希(あかん、フラッシュバックしてきた)ゾクッ

希(落ち着かないと・・深呼吸深呼吸)スーハー



94 どこにキスするのが一番好き?

絵里「私も首まわりにするのが好きね。希が喘いでるのがよく聞こえるし」

希「」

95 エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?

絵里「・・なんだろ。 名前呼びながら手を握ってあげたり撫でたりしてあげたら嬉しそうな顔するけど」

希「ウチ、ほとんど意識なくなってるからよう分からんよ・・・」

絵里「まったく無いってわけでもないでしょ? 何か嬉しくなる瞬間ってないの?」

希「うーん・・・あ」

希「だんだんえりちの声にも余裕がなくなっていって、掠れ声で一瞬喘いでくれるときは、なんでかすごい嬉しいなあ」

絵里「へ?」

絵里「そ、そうなんだ」

絵里(なんか面と向かって言われると恥ずかしい///)

96 エッチの時、何を考えてる?

希「なんも考えられへんよ・・・」

絵里「私も。 途中までは希のこといろいろ考えながらやってるけど、途中で理性が飛んじゃうと何も考えられなくなるわ」

97 一晩に何回くらいやる?

絵里「一晩あたりなら2回か3回が限界ね」

希「ウチがね」

絵里「なによその言い方。私もさすがに3回やったら疲れちゃってるわよ?」

希「ウソや!ウチが止めんかったら平気な顔して次行こうとするくせに!」

絵里(ギクッ)

絵里「い、いやそれはたまたま希にはそう見えただけよ。私、本当にそこまでの体力は―」

希「・・ほんなら、今日も3回までやで?」ジトッ

絵里「えええっ!―じゃない。 ゴホン、ええ分かったわ3回までよ」

絵里(やられたわ)

98 エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?

絵里「脱がせあいすることが多いけど、基本的に希のは私が脱がせてるわね―あれも恥ずかしい?」

希「き、嫌いじゃないよ///」

絵里「なるほど。 この質問、かなり役に立つわね、確かに希の新しい一面をたくさん発見できたわ!」

希「ウチもなんか今までに出会ったことのないえりちに遭遇してしまった気がしてるで・・・」


99 貴方にとってエッチとは?

絵里「希をより強く感じられるもの、かしら」

希「えりちにウチを全部預けっぱなしにする時間///」

絵里「あら、なんか詩的な表現ね」

希「次いくで!」

100 相手に一言どうぞ

絵里「これからもよろしくね。大好きよ、希♥」

希「・・ウチも大好きやで、えりち」

~~~~~~~~~~~
希「や、やっと終わったぁ・・・・・・!!」ゼーゼー

絵里「なんかすごく楽しかったわ、にこにお礼言っとかなきゃ」

絵里「さてと、じゃあ無事に100まで行けたし、約束通り一緒に帰りましょうか。帰りに夕食の材料も買っていかないといけないし」

希「あ、そうやったね。じゃあ早いとこ学校出よっか」

絵里「ええ。―希はなにが食べたい?」

希「うーんと、牛肉とたまねぎを甘辛く炒めたんがいいなあ」

絵里「結構しぶいのね・・・」

絵里「まあいいわ、じゃああとはご飯炊いて、お味噌汁つくって、それにタコの酢物でも合わせましょうか」

希「おー、立派な和食やん!」

キーンコーンカーンコーンーーー

絵里「あ、ちょうど下校時刻ね」

希「戸締まりオッケーやで」

絵里「じゃ、行きましょうか」

希「うん♪」

おわり

予定と若干ずれましたが、なんとか100まで辿り着くことができました
ここまで読んで下さった方、途中でレスくださった方、どうもありがとうございました

質問編はここまでですが、>>1が自分で書いておきながら気になってしまったエピソードがいくつかあるので
明日からおまけとしてそれらを書いていきたいと思っています

興味のある方はそちらにもお付き合いいただければ幸いです それでは今日はここまでで

皆様、ありがとうございます
最初から読み返した結果、以下のエピソードを書くことにしました

・初デート 古書店巡り編
・初デート デートの終わり編
・初デート その夜編※
・放課後 生物室でドッキリ大作戦
・2人で温泉旅行 ほのぼの湯巡り編(大学生設定)
・2人で温泉旅行 月夜の縁側編※
・希のお誘い※
・告白までのすれ違いあれこれ~告白まで(たぶん長編&シリアスめ)
・提出された数学ノートを見た先生
・東條さんの楽しい日本語講座(小ネタ)
・2人のケンカ(小ネタ)

※はエロの予定ですが、>>1はエロは読むのも書くのも苦手ですので、ほんの軽いものになると思います
過度な期待はしないでください

また、小ネタ2つはある程度思いつきがまとまってからの予定です

順番は未定ですが、もしリクエストがあるようでしたらそれらを参考にして書くつもりです

ちなみに今日は数学ノート編です。のぞえり要素は全然ありませんが、一応本編の後日談になっています

その1 提出された数学ノートを見た先生

生徒「失礼しまーす。先生、数学の課題、クラス分持ってきましたー」

数学教師「おお、ありがとう。机の上に置いといてもらえるか」

生徒「はーい」ドサッ

生徒「失礼しましたー」

数学教師「さてと、じゃあ早い内に点検してSHRまでに返却してやろう」

数学教師「・・・ふむ」

数学教師「たまには出席番号の後ろからやってみるか。いっつも同じだとつまらん」

数学教師「となると、最初は矢澤だな。では早速」ペラッ

数学教師「―――――」ペラ

数学教師「お、今回はちゃんとやってるじゃないか。前は真っ白のノートを提出しやがったから居残り補習させたのがよかったか」

数学教師「このページの問題も全部○だし、こっちも○、発展問題も模範解答通り―って、ん?」

数学教師「―――――」ペラペラ

数学教師「・・・全問正解」

数学教師「しかもよく見ると、最低限式やらグラフやらが3つ以上いるような問題に限って、答えだけしかない」

数学教師「丸写しか」ハァ

数学教師「矢澤よ、先生は悲しいぞ。―ったく、再提出だこんなもん!『丸写しする時間があるならもっと別なことに使え!』っと」カキカキ

コンコン ガラッ

絵里「失礼します、3年の絢瀬です。生徒会の書類ができあがったので持ってきました」

英語教師「あら、ありがとう絢瀬さん。別に急がなくてもよかったのに、それ」

絵里「いえ、時間がある内に片付けておかないと後で困りますから」

英語教師「確かにそうなんだけどね。ま、ご苦労様。あとは先生がやっておくから」

絵里「はい。では失礼します」

数学教師「おい、絢瀬!ちょっとこっち来てくれ」

絵里「? 私になにか?」

数学教師「いや、矢澤を呼んできてほしいんだ。アイツ、今度は解答丸写しで提出してきやがった」ノートヒラヒラ

絵里「あー・・・、分かりました。すぐ呼んできます。私からもよく言っておきますんで」タッ

数学教師「頼んだー・・・さて、じゃあ気を取り直して次のノートに、っと」

>>125
「SHRまでに」→「明日の朝に」に訂正します
これはある日の放課後の話です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数学教師「よし、真ん中まで来たぞ。幸先が悪すぎたからどうなることかと思ったが、他のやつはみんな真面目にやってるな」

数学教師「で、次が東條か。まあ、あいつも大丈夫だろ。要領のいいタイプだし」

数学教師「―――――」ペラ

数学教師「―――――」ペラペラ

数学教師「―――――」パタン

数学教師「一見、一通りまじめに解ききってあるように見える。ところどころ間違いの訂正も入っているし」

数学教師「だが、ところどころ問題をとばしたり、証明を略したりしているな・・・まあ、このぐらいなら許容範囲か」

数学教師「一応、課題の提出に遅れたことはないし、テストも毎回かなりいい点とってくるしな」

数学教師「いいだろ、手抜きの仕方を覚えるのも大事なことだ」

数学教師「さて次・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数学教師「ふう、ようやく最後か。最後は絢瀬だな、これはすぐ終わるだろ」

数学教師「・・そういえば、あいつなかなか帰ってこないな。部活が一緒だからすぐ連れてくるかと思ったが」

数学教師「まあいいや、それよりもこっちが先だ」ペラ

数学教師「――うむ、優秀優秀。矢澤もこれぐらいきれいにノートが作れるようになったらもっとマシな成績に―」ペラリ

ノートちゅうおう【のぞみは胸と耳が特に感じるらしい→近日中に要確認】

数学教師「!!??」ガタッ

英語教師「どうかしたんですか、先生!?」

数学教師「あ、いや、すみません急に・・・ははは」チャクセキ

数学教師(なんなんだコレ!?のぞみって・・東條のことだよな?あれ、これホントどうしたら・・ああ!?)

英語教師(なんか隣で先生が百面相してる・・・。何があったのかしら、面白いけど)ジー

ガラッ
絵里「っ失礼します。3年の絢瀬です!矢澤にこを連れてきました!」

にこ「離しなさいよ!にこは今回ちゃーんとまじめにやったんだから、呼び出される筋合いなんかこれっぽっちもないわよ!!」ジタバタ

絵里「ウソ言いなさい!ウソを! 答えの丸写しなんか見たらすぐ分かるものなのよ!」

にこ「うぐぅっ」

絵里「先生?遅れてすみません、この子ったらずっとこんな感じで、連れてくるのに手こずって―」

数学教師「―いい。矢澤は帰っていい。別の日に補習させる。それより、絢瀬。隣の会議室に来い。話がある」

にこえり「「え??」」

その1 おわり

今日はここまでです ありがとうございました

二週間後に試験があることをすっかり失念しておりました・・・!
おまけの告知をした直後で申し訳ないのですが、しばらく更新ペースが落ちると思います

とりあえず、その2として生物室ドッキリ編の初めらへんを書いているところなので、
今夜中にまた更新しにきます すみません

人いないですかね・・・
その2の更新を始めます

いるとかいないとかいちいち気にしてんじゃねーよ

その2 放課後 生物室でドッキリ大作戦
Prrrrr……
絵里「ん?メール?」
Pi!

『10/6 16:02
 From希
Sb生物実験室に行くのだー!
――――――――――――――――――――――――
生物の先生がえりちに渡すプリントがある
って探してたから生物実験室に行って。
みんなにはウチが遅れるって伝えとくね 』

絵里「生物の先生が?なんだろ、私生物はとってないから、プリントって言われても心当たりがないんだけど」

絵里「・・まあ、探してくれてるみたいだし、早い内に実験室に行ってもらってこよ。練習もあることだし」

テクテク
絵里「・・・・生物実験室ってどこだっけ?」

絵里「マズいわね・・・実験室だからこっちの棟ってことは分かるんだけど、何階のどのあたりなのかがさっぱり分からないわ」

絵里「4階は部室棟だから除外するとして、まずは3階から探してみましょう」テクテク

《3F》
絵里「――――――――――――」テクテク

絵里「――――――――――――」テクテク

絵里「・・・3階じゃないみたいね、2階に行こう」

《2F》
絵里「――――――――――――」テクテク

絵里「・・・ここも違う。でも、化学実験室があるってことはこの下が生物室になってる可能性が高いわ!」

絵里「はっ!気づいたら15分も経ってるじゃない!急がないと!!」タッ

《1F》
絵里「1階・・生物室、生物室は、っと・・・」テクテクテク

絵里「―――――え?見つから・・・ない?」

絵里「・・・落ち着くのよ、絵里。2階にも3階にもなかったんだから、絶対この階に生物室はあるのよ」

絵里「そうよ、こうやって端から1つずつ見ていけば必ず―」
Prrrr....

絵里「!」

絵里「またメール・・・?希からだわ」
Pi!
『10/6 16:26
 From希
Sb大丈夫? 
――――――――――――――――――――――――――――――――
先生にまた出くわしてえりちの居場所聞かれたん
やけど、今どこにおるん?

もしかして生物室の場所がわからんくて迷子になっちゃ
った?
生物室は北棟の1Fの右端よ~★            』



絵里「うっ・・希ったらやっぱり鋭い」

絵里「いや、別に迷子になった訳じゃないのよ?ちゃんと1階にあるってあたりはつけられてたんだし」

絵里「ただ、ちょっと詰めを誤っただけであって、断じて迷子になんか―!」

生徒「――あの、会長?」

絵里「!?」ビクッ

絵里「あ・・な、何かしら?私に何か用?」

生徒「いえ、こんなところで1人でブツブツ言ってらしたので気になって・・・どうも失礼しました」

絵里「そうだったの。いや、別に大したことじゃないのよ、ごめんなさいね」

生徒「いえ、それでは私はこれで」クルッ

絵里「・・・ふう」

絵里「危なかったわ。生徒会長が校内で迷子なんて、人に聞かれたら威厳も何もなくなっちゃうところよ」

絵里「・・・さて。 1階の、右端」テクテク

絵里「あったわ、最初に通ったから見過ごしてたみたいね。・・まあ、とにかく先生に会わなきゃ」

コンコンガラッ
絵里「失礼しま――うわ!?」

ここから希視点と絵里視点とが交互に切り替わります

~Side希~
生物実験室横 生物準備室にて

希「『みんなにはウチが遅れるって伝えとくね』っと」
Pi!ソウシン
希「さーて」トランシーバー スチャッ

希「こちら希、聞こえるか、凛二等兵」ヒソヒソ
ザザッ
凛「感度良好です、希隊長」
ガガッ
希「よーし、今ターゲットがこちらに向かっているはずだ」

希「タイミングを見てこちらから合図を送る。 抜かるなよ?」
ザザッ
凛「了解であります、希たいちょー!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
―15分経過―
希「・・・えりちが来ない」

希「メールを見てないんかな?いや、それやったら今頃屋上に行ってるはずやけど、もしそうなら海未ちゃんから連絡が来るはず」

希「となると・・・」
ガガッ
凛「希たいちょ~?まだですかにゃ~?」

希「うむ、凜二等兵、どうやらターゲットは迷子になって、ここに辿り着けなくなっているようだ」

希「うまく誘導するからそれまでいましばらく待っていろ~」

凛「ええっ、あの絵里ちゃんが学校で迷子!?おもしろすぎだにゃ~、希ちゃ―じゃない、希隊長!」

希「まあ、大方えりちのことやから北棟にあたりをつけたものの、何階なんか分からんと歩き回ってるんやと思うんやけどね」

希「たぶんもうすぐ来るから、もうちょっとだけ待っといてね、凛ちゃん」

凛「うん!こっちはもう準備万端だからね!」

希「よおし、ではくれぐれも待っている間に寝るなよ?寝たら死ぬぞぉ~!」

凛「わっかりましたにゃ~!」
ザザッ
希「―えりちが迷子とはさすがに予想外やったけど」ポチポチ

希「ここまではっきり書いておけば、すぐに来てくれるはず」Pi!ソウシン

凛(絵里ちゃんが学校で迷子・・・ぷくく、あとでかよちんに教えてあげよっと♪)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
―数分経過―
「――――――」
「~~~~~~」
タッタッタッタッ
希(話し声と足音!!やっと来れたんやね、えりち・・・!)グスッ
コンコン ガラッ
絵里「失礼しま――うわ、暗い!!??」

希(掴みは成功や!)グッ

今日はここまでです
次回は絵里視点から(ドッキリ作戦が)始まります

>>137
そうでした、安価もなにもないので関係ないですよね すみません

それではおやすみなさい

更新はじめます

Side絵里


絵里「失礼しま――うわ、暗い!!??」

絵里「暗幕が全部引かれてるの・・・?と、とりあえず先生を呼ばないと・・・」

絵里「せんせ~い?絢瀬です、プリントを―」ガラッ バアン!!

絵里「ひいっ!?」ビクゥッ

絵里「と、扉が勝手に閉まった・・・? 本当に真っ暗じゃない・・と、とりあえず扉は開けとかないと―」ガッ

絵里「あ、あれ・・・?」ガッガッ

絵里「開かない・・・どうして? 私、ついさっきこの扉を開けて中に入ってきたのよ?どうして開かないのよ・・・」

絵里「誰か外で押さえてるの!?開けなさいよ! 誰かそこにいるんでしょ!!」ガンガン

絵里「・・反応なし」

絵里「し、仕方がないわ。ここに先生はいないようだし、とにかく電気をつけてここから脱出する方法を考えないと」

絵里「スイッチは・・あった。これね」パチッ

絵里「え、どうして?つかない・・・・」パチパチ

絵里「ちょっとぉ・・・本格的にマズいじゃないの、この状況・・・・」ガクガク

絵里「だれかぁ~、誰かそこにいないんですかぁ~・・・」




シーン






絵里「も、もっとも、ここで誰か知らない人が出てきてもかえって怖いんだけどね。かくにんよ、かくにん!!」ブルブル

絵里「―そうだ、暗幕!あれを開ければ少しは明るく―」グチャ

絵里「グチャ?」

絵里「い、いまなにか踏んだ気がするけど、いいわ、気にせずに―」グチャリ

絵里「!?」

絵里「――い、いったいなに!?」ヒョイ


(おもちゃの)ヘビ(かなりリアル) 「ヤア」


絵里「」

絵里「きゃああああああああああ!!??」

絵里「へ、ヘビ―――! し、しかもよく見たら床中に・・・・・!!」

絵里(まさか生物の先生が違法で飼育してたのが集団脱走しちゃったとか、―それで先生が慌てて隠そうとこんなことしたとか???)

絵里(そんな・・・もうダメよ・・絶体絶命じゃない・・・・)グスッ

絵里「助けてよ・・・・・のぞみぃ・・・!」カクン

Side希


希「・・・・・・・」

絵里『開けなさいよ!誰かそこにいるんでしょ!!』ガンガン

ザザッ
生徒「聞こえますか?指示通りに実行しておきました」トランシーバー2

希「うまくいったみたいやね。どうもご苦労様♪」ヒソヒソ

生徒「まったく・・・引き戸につっかえ棒をさせるだけでなく、曇りガラスには黒画用紙で徹底遮光とは恐れ入ります」

ザザザッ
希「本気で生徒会長を怖がらせるには、そのくらいの周到さが必要なんよ♪」

希「ま、おかげでうまく行きそうやし、約束はあとでちゃんと守るからね」

生徒「ええ、お願いしますよ。ではまた後日」
ブツッ

希「ふう。――――――――っと、そろそろ部屋を明るくする方法が暗幕を開けることしかないことに気づいて――――」

絵里『きゃああああああああああ!!??』

希「ニシシ、成功成功♪ おもちゃヘビ(かなりリアル)作戦なのだー」

希「リアルって言っても明るいところで見たらすぐ分かるんやけどね、なんせこの薄暗い部屋に一人っきりのえりちなら・・・」

絵里『助けてよ・・・・・・のぞみぃ・・・・』

希(あらら、これは想像以上に怖がってる? なら、ちょっとだけ予定を早めて―)

ガガッ
希「凛二等兵!出番だぞ、用意はいいかぁ!?」ヒソヒソ

凛「はーい、待ちくたびれましたにゃー! ではさっそく―」ポチッ

ご飯の準備があるのでいったん中断です 

誰もいない真っ暗な教室に1人閉じ込められた状況で、パニックに陥りつつあるエリチカ

ちなみにドアを閉めてつっかえ棒をしたのは、ちょっと前に絵里に話しかけた生徒です

ご飯終わりました
再開いたします

Side絵里


絵里「助けて・・・・・希・・・・・!!」ギュッ

絵里「――――――――――――」ブルブル

絵里「―――え?」

絵里「ヘビが、襲ってこない?・・・というより全然、動いてない?」

絵里「・・・・」ソロソロ

絵里「なんだ、ただのおもちゃだったんだ・・・脅かさないでよね」ホー

絵里「って、安心してる場合じゃない! 状況は改善してないのよ、今はとりあえず暗幕を開けて光を―」ジャッ

絵里「!?」

絵里「なに・・・?窓の外に段ボールを貼り付けてあるの・・・?」

絵里「しかもカギはどこも開かないようにしてあるし・・・・」ガチャガチャ





ガガガッ  ガッ



絵里「ひぅ!」ゾクッ

絵里「こ、今度はスピーカー!?」

スピーカー<~~~~~~~♪♪

絵里「この曲、トロイメライ?  なんで?どうして唐突にこんな曲が流れてくるのよ・・・?」ガクガク



♪♪ね~こ~のけがわきぃるぅ~ きふじんのつくるスゥプゥ~ ♪♪

♪♪おーばーさんのいーなくなったじゅうたくぅ~がいに~に~くぅ~♪♪

絵里「な、なんなの? トロイメライに歌詞なんてあったっけ?? それになんなのよこの不気味な歌詞はぁ!?」ガタガタ

♪♪スコーップうれたよ~かなものやさんでーにーほ~ん~♪♪


♪♪だぁれ~もいなくなぁーたじゅうたくがいにひびくナベのお~と~♪♪

ガザッ ザッ ザーッ ブツッ


絵里「切れた・・・怖い・・・もうやだ、私が何をしたっていうのよ・・・? お願い、ここから出してよ・・・」グスッ



パッ

絵里「え―――――?」クルッ

Side希


希「よし、作戦は成功だ!でかしたぞ凛二等兵!」

凛「ありがとうございます、希隊長!ターゲットの様子はどうですか!?」

ガガッ
希「うーむ、そろそろ限界に近づいておるなあ。――凛二等兵、ワシはこれから最後の攻撃を仕掛けて・・・この戦いを終わらせてみせるぞ!」

凛「た、たいちょー!それは危険です!私も同行させてください!!」

希「・・フッ、ありがとよ。だが、この役目を果たすのはワシでなくてはならんのだ」

希「もしワシが戻らなかったら、妻と子に伝えてくれ・・・愛していた、と・・・」

凛「の、希たいちょお~!!」

希「・・・・」ブツッ


希「協力ありがとうね、凛ちゃん」

希「いよいよ大詰めや・・・、覚悟しいや、えりち?」カチリ

今日はここまでです
次回、絵里が恐怖による錯乱のあまり、勝手に昇天しそうになります

それでは、ありがとうございました

少しだけ更新します

気付いてくださった方がいて嬉しかったのですが、前回スピーカーから流れてきた
トロイメライは絶望先生が元ネタです
うた:風浦カフカ(P.N) 

Side絵里





パッ









絵里「え――――――――?」クルッ


























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絵里「     」

絵里「や、ア・・・・・・・・・・・・・・・・」ペタン


絵里「そっか・・・私、ここで死ぬんだ・・・」

絵里「まさかこんなところで死ぬなんて・・・せめて最後に一目だけでもμ’sの皆や家族に会いたかったな・・・」


絵里「お父さんお母さん、亜里沙、穂乃果、海未、ことり、真姫、凛、花陽、にこ――――――」

絵里「希―――――――」

絵里「ごめんね、・・・私、もうみんなに会えないみた・・い・・」パタリ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ちょっと準備があるので抜けています

うまい工夫が思いつかなかったのですが、教卓の上に骨格標本の頭蓋骨&人体模型が
置かれていて下から照らし出されているかんじで脳内補完してください 分かりにくくてすみません


遂に気を失ってしまったエリチカ、どうなる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






(――・・・トだよっ!)



絵里(え?)




(絵―ちゃー、ファ・・トだー!)                    

(・り・・ャン!)


絵里(ここは・・・・・どこ?真っ暗でなにも見えない・・・・)


(エリーーー)

(―――・・さい!―――よ、・・り!)





絵里(・・・・・・誰かが私を呼んでるの? それに、この声って・・・あ――――――)


(絵里ちゃん、ファイトだよ!)               (エリー、早く帰ってきなさいよね。皆あなたを待ってるのよ?)

  
            

                       (絵里ちゃん、はやく来てまた一緒に踊るにゃー!)

                 

           

                                             (絵里チャン! しっかりして!!) 
   



    (わ、私、まだ絵里ちゃんと一緒にアイドルやりたいよぉ・・・!)

                           
 
                                


                                (絵里!あなたは私たちの大切な仲間なのですよ!?勝手に1人でいなくなるなど―)




(さっさと屋上に来なさい!!あんたが宇宙No.1アイドルを待たせるなんて100年はやいのよ!!)
       



   (お姉ちゃん、死んじゃイヤ!いかないで!!)        (((絵里・・・))        (Эличка・・・)









絵里(みんな・・・)



絵里(・・・・戻らなきゃ)

絵里(私にはいるべき場所があって、そこで待ってくれている人たちがいるのよ・・・・)


絵里(でも・・・帰り方なんて、私にはわからない)

絵里(・・・希、あなたならこんな時どうするの? ―ってああ、こんなの聞くまでもないわね)

絵里(涼しい顔して、さっさと帰り道を見つけて笑うのよね、『スピリチュアルやん♪』って・・・)

絵里(はは・・・でも私にはそんな力はないもの・・・あなたがいないと私は道ひとつ見つけられない)


絵里(だから―助けて、力を貸して・・・私はみんなのもとに、あなたの隣に戻りたいの・・・!!)
















(やってみればええやん。特に理由なんて必要ない。やりたいからやってみる。本当にやりたいことって、そんな感じに始まるんやない?)












絵里(・・・・会いたい、会いたいよぉ、まだあなたと一緒にいたいの。希、希、希―――――――――!)


今日はここまでです ありがとうございました










(・・りち―――――――えりち――――――――――えりち・・)








絵里(希の、声・・・来てくれたの・・・?)


絵里(どこ?どこにいるの!?ああ、真っ暗でなにも見えない・・・お願い私を見つけて、私はここよ――!!)





希「えりち!!」ユサユサ


絵里「え、の、のぞみ?」ハッ

希「うん、希やで?それともウチがにこっちに見えるん?・・・ってこんな暗いと見えへんかー」ニッコニッコニー

絵里「のぞみぃっ!!!」ダキッ

希「うわあ!どうしたん、えりち?そんなに怖かったん?」

絵里「ぐすっ・・のぞみ・・・よかった・・私、もう死ぬんだって思ってた・・ひくっ、もう二度とみんなには会えないんだって・・すごく怖かったのよっ・・・」

希「・・・そっか、よく頑張ったね、えりち。えらいえらい」ナデナデ

絵里「・・・・!」ウルッ


絵里「うわあああああああああああんのぞみぃーーーー!!!こわかった、こわかったよぉーーーーーーーーー!!!」

希「うん・・・うん・・・怖かったね・・・よう頑張ったよ、えりち・・・・」ナデナデ

絵里「ううう・・・・」グスッ

希「大丈夫、えりちはもう1人じゃないんやもん」

希「いつでもウチがえりちの側におるからね」

絵里「ん・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


絵里「希ぃ・・・」

希「もう泣きやんだ?」

絵里「うん、もう大丈夫よ」ゴシゴシ

絵里「でも」モギュッ

希「あら?今日はえらい甘えん坊さんやね、えりち」

絵里「またこうしてあなたに会えたんだもの。これくらい許して?」

希「ん、ええよ。好きなだけ甘えて?」

絵里「・・・・・・」ギュー

希「・・けど、暗いままやと危ないから、とりあえず電気つけよっか。―えりち、立てる?」

絵里「え、ダメよ希。ここ、電気つかないのよ。さっき何度も試したんだから」

希「え?」パチッ



パッ



絵里「え・・・?」

絵里「なんで?私が何回やってもつかなかったのに・・・」


絵里「・・それに第一、どうして希がここにいるの?」

希「・・・・・」

絵里「答えて」

絵里「希、あなた何か知ってるわね? 話しなさい、全部!!」ガシッ


希「・・・・・くくっ」

絵里「え?」

希「てってれー!大成功!! 放課後の生物室でえりちにドッキリ大作戦でした――――!!!」バンザーイ

絵里「」

希「ウチ、SHRが終わってからずっと隣の生物準備室におったんよ?いやー、えりちのかわいいところと泣き顔がたっくさん見られてウチは満ぞk―むぎゅ!?」

絵里「反省しなさい謝りなさい私をこんな怖い目に遭わせたことをいますぐにぃ―――――――!!!!!!!」ホッペタムギュー

希「ひはい、ひふぁい、えいち、はなして~~~」ジタバタ

絵里「いいえ、放さないわ!今日という今日はあなたにしっかり罰を受けてもらうんだから!!覚悟はしてるんでしょうねぇ!!!???」ギュー

希「そんふぁあ・・・」

その2 おわり

その3の更新はじめます

予定を少し変更して東條さんの楽しい日本語講座(小ネタ集じゃない)でいきます

その3東條さんの楽しい日本語講座


絵里「希、ちょっと相談があるんだけど聞いてくれない?」

希「なに?なんか悩み事でもあるん?」

絵里「悩み事ってほどでもないんだけど、私1人じゃどうにもできそうにないことだから」

希(えりちが素直に相談してくれるなんて・・・ウチ、感激や・・・)グスッ


希「ん、ええよ、ウチで力になれるんやったらなんでも言って」

絵里「――ありがとう。実はね・・」

希「うん」




絵里「生徒会長としての私のイメージを変えたいのよ!」


希「・・もっかい言って?」


絵里「私って、たぶん初めはみんなに怖がられてたじゃない?」

希「まあ、そうやね。真面目で厳しい会長さんってかんじやったかな」


絵里「それが今では・・・」

希「人が変わったみたいに柔らかくはなったけど、同時にものすごいポンコツっぷりを露呈するようになってる・・・と」

絵里「どうにかしたいのよ」ハァ

希「うーん、ウチは今のままのえりちでいいと思うけど」

絵里「よくないわ!そりゃ、最初の頃の私がいいとは言わないけど、全校生徒からポンコツ扱いされてる生徒会長なんて、それはもはや会長とは言えないわ!」

希「そんな、さすがに全校生徒からなんて言いすぎちゃうん?」

絵里「これが私の思い過ごしならどんなに良かったか! 教えてあげるわ、昨日のことよ――」

~~~~~~~~~~~~~~~~~
―放課後 1年生教室前―



絵里「用事も無事に済んだし、はやく部室に行かないと」タッタッタ

生徒A「ねー、見て!μ’sの新しいPVがアップされてる!」


絵里「!」ピタッ

生徒B「うそ!?さっき見たときは出てなかったのに!」

生徒A「ついさっきのことみたい。 ほら、はやく見ようよ!」

生徒B「うん!ずっとこの日を待ってたんだあ~」


絵里(新しいPV・・・今日発表することになってたやつを、先ににこが上げといてくれたのね)

絵里(せっかくだし、感想を聞かせてもらおうかしら)コソッ

♪~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


生徒AB「「かわい~~~!!」」

生徒A「見た!?園田先輩の投げキッス、毎回ほんと絵になるっていうかハート撃ち抜かれそうになるっていうか~!」

生徒B「ううん、今回のは園田先輩より南先輩の方が光ってたよ!あのタイミングでウインクするのは反則だよぉ!」


生徒A「あー、それわかる!あれはもう、小悪魔の域に達してるよねー」

生徒B「そうそう!」



キャイキャイ 


絵里(なるほど、この2人は海未とことりのファンなのね)



ホラ、ココノリンチャンモカワイイ! トナリノアヤセセンパイチョーセクシー!


絵里(PVのほうも喜んでもらえてるみたいだし、今回も頑張ったかいがあったわ。早速みんなに教えてあげなきゃ)フフッ



生徒B「―――、そういえば絢瀬先輩のウワサ知ってる?」


絵里(え?)


生徒A「あ、知ってる知ってる。なんかすごい速さであちこちに回ってたよねー」


絵里(ちょ、ちょっと待って、私のウワサってなに?私、別に問題なんて起こした覚えないんだけど―)



生徒A「3年生だけ午前の授業のあとに、掃除してSHRして帰る予定になってた日の話でしょ?」

生徒B「そーそー、あの時絢瀬先輩だけ授業終わってから、さっさと荷物持って部活に行っちゃったんだってね。他の3年生は掃除の準備でバタバタしてたから誰も気づかなかったんだってー」


生徒A「それで、掃除が済んでSHRしようとしたら1人だけいなくなってて」

生徒B「東條先輩がなんとか誤魔化そうとしたけど、荷物ごといなくなってるからどうしようもできなくて、結局次の日学年主任の先生に呼び出されんだって」


生徒A「え?私は、3年の体育の先生に呼ばれて2時間正座のままで説教されたって聞いたけど」


生徒B「だから、その体育の先生が3年の学年主任やってるんだって」


生徒A「あ、そうなんだ。あの先生って怒ると口調がすごく丁寧になって逆にすごく怖いらしいよ~」


生徒B「けど、2時間正座っていうのは初めて聞いたよ、ほんとなのかなあ?」


生徒A「んー、さすがにそれはどっかで尾ヒレがついたっぽいけどねー」


絵里(・・・・・・・)ダラダラ

絵里(ど、どうしてあの話が1年生のところまで広まってるの!? それにさっきあの子、あちこちに回ってるって・・・・!)

絵里(たしかにSHRがあるっていう先生の話を聞いてなかった私が悪いんだけど、なんか変な話がくっついてるし・・・)


絵里(ていうか、学年主任に2時間正座で説教されるって、誰が作ったのよそんなホラ話!!)





生徒A「あ、それからさー」


絵里(まだあるの!?)ビクッ

ここまで
日本語講座に入るまでの話がこの先しばらく続きます
 
※ポンコツ注意

続きです


生徒A「音楽室にモーツァルトとかの肖像ポスターが貼ってあるじゃん?」

生徒B「うん、あれがどうかしたの?」


生徒A「なんとね、あれのベートーヴェンの目にLEDを仕込んで光らせようとしてたんだってー!」バーン

生徒B「えええっ、なにそれ初めて聞くんだけど!!」


絵里(・・・・・!!)マッサオ


生徒A「吹奏楽部の友達に聞いたんだけどさ。――まずあのポスターの目の所に穴開けるじゃない?」

生徒B「うんうん。―っていや、その時点でなんか問題ある感じするんだけど・・・」

生徒A「まあ、そうなんだけどね・・・」

生徒A「とにかく目に穴開けて、その裏から先にはんだ付けして作ってたLED回路を貼り付けて、表から見たらベートーヴェンの目が光ってるように見えるようにしようとしてたらしいの」


生徒B「それは・・なんか、かなり・・・」

生徒A「うん・・・」

生徒B「そ、それって一体いつの話なの?」

生徒A「2週間くらい前の日曜日、午後5時頃だって」

生徒B「え?なんでそんな時に? しかもそんなに正確に分かってるの?」


生徒A「うーんとね、順番に説明していくと、まず最初に絢瀬先輩、職員室に音楽室のカギを取りに顔出したんだって」

生徒A「日曜の夕方なんて、先生だってほとんどいないじゃん?その日も残ってたのは3年の英語の先生だけだったの」

生徒A「で、その先生に声かけてカギを取ってから先輩は音楽室に上がった・・・」

生徒B「・・・」ゴクリ


生徒A「それから色々細かい作業してたんだと思うんだけど、なんとその間に先生が絢瀬先輩が上にいることを忘れて帰っちゃったの・・・!」

生徒B「ええっ!!」

生徒A「最後に学校出る先生は、セキュリティーかけて出ないといけないからさ、先輩は知らないうちに学校に閉じこめられたのよ」

生徒A「そして、何も知らない先輩は作業を終えてカギを返しに職員室に戻ろうとした――」

生徒B「・・・・・」ハラハラ


生徒A「ところが、行ってみれば職員室は真っ暗、カギもかけられてて中に入ることもできない」

生徒A「当然、学校の入り口も自動ロックがかかってるから、外に出られない」


生徒A「・・・しかも、このところ5時過ぎたら急に暗くなるのが速くなるじゃない?」


生徒A「つまりね、絢瀬先輩は刻一刻と薄暗くなっていく校舎の中に、たった1人で閉じこめられてしまったってことよ」

生徒B「なにそれ、こわい・・・」


生徒A「それとね」

生徒B「まだなにかあるの!?」


生徒A「うん、学校のセキュリティーシステムが作動する仕組みってさ、要は警報装置につながってるドアを開けることで警備会社に異常が感知されるようになってるの」


生徒B「どういうこと?」


生徒A「まず、英語の先生は絢瀬先輩が音楽室にいる間にセキュリティーのスイッチを入れて学校を出た――これはOK?」

生徒B「うん」

生徒A「スイッチが入った状態で、教室のドアを開け閉めすると警備会社に連絡が―」

生徒B「あっ・・・」


生徒B「でも、セキュリティーを作動させちゃったならなんかサイレンみたいなのが鳴るんじゃないの?CMでそういうのやってなかったっけ?」

生徒A「まさにそれよ。ただでさえ暗い廊下に1人取り残されてる状況だってのに、ふと気づけば事務室の横にある赤いランプがピーピーいいながら点滅してるわけ」

生徒B「ひええ・・・」

生徒A「ま、結局セキュリティーに引っかかったおかげで、飛んできた警備会社の人にすぐ発見されて6時前には解放されたんだって」

生徒A「生徒を残して学校を出た先生にも非があるから大きい問題にはならなかったんだけど」

生徒A「その日の内に教頭先生と音楽の先生には電話が行っちゃって、かなりきつく怒られたって」


生徒B「・・・なんか、そういう話聞くと絢瀬先輩のイメージがだいぶ変わってくるね」


生徒A「うん、私もそう思う。 私らが入学したときって、もっと隙がないっていうかビシッとしてる感じだったよね」


生徒B「そうそう。入学式の時からずっとかっこいいなーって思ってたけど、ちょっと厳しすぎて近寄りがたい感じもしてた!」

生徒A「でも、最近は廊下ですれ違う時もけっこうにこやかだし、μ’sの活動してるときなんてもう、完璧にアイドルの顔だよねー」


生徒B「もともとスタイル抜群な上にものすっごいかわいいし、おまけに歌もダンスもばっちりって、敵なし過ぎるよ・・・」

生徒A「ほんと羨ましい~! でも、やっぱり絢瀬先輩が変わったのって、μ’sに入ったからなんだろうね~」

生徒B「そうだね。まあ、さっきみたいな変なウワサが回ってくるようになったのもそれ以来だし・・・」



生徒A「あ、もう1個思い出した! 放課後の生物室から絢瀬先輩っぽい人が大泣きしてる声が外で部活やってる子のところまで聞こえてたって話―」


絵里(も、もういいわ・・・・貧血で倒れそう・・・・)ヨロッ



ちょっと中断。なかなか本題に入らない・・・・

再開です


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


絵里「―――ということがあったのよ!!」

希「・・・・・」ポカン


希「・・・あの、えりち?」

絵里「なに?」

希「SHRのはともかくとして、後半の話はウチ初耳なんやけど」

絵里「当たり前じゃない、希に仕返ししようとして計画してたことなんだから!」

希「」


希「ウチをおどかすためだけに、わざわざ日曜の夕方に学校に忍び込んで、その挙げ句に閉じこめられたりしたん?」

絵里「人聞きの悪いこと言わないで。閉じこめられたのは私のせいじゃないわ!」

希「つっこみどころ、そこなん!?」

絵里「だいたい私、ずいぶん考えて発光ダイオードの準備もしたのよ?」

絵里「1枚の基板プリントにLED2つと整流子、電池、それから遠隔操作できるようにスイッチも載せなきゃいけなかったんだから、配置に苦労したわ」


希(そういうところはへんにかしこいのになあ)

希(というか、それでウチが怖がるって本気で思ってたんやろか・・・)


希「まあ、ええわ・・・問題はその話が1年生の所までかなり広い範囲に広まってしまってるらしいってことやね?」

絵里「そう!普通ならそんなことありえないわよ!」バンッ

絵里「だっていうのに、ここまで細かいところまで伝わっちゃってるってことは、もうきっと私のイメージなんてボロボロに・・・・」


希「まあまあえりち、そんなに落ち込まんと・・・」ヨシヨシ

絵里「うう・・・とにかく、これで分かってくれた?私はなんとかして自分のイメージを変えなきゃいけないのよ」

希(確かに、ここまでヒドいポンコツエピソードが出回ってるとなると、なにかしら手を打っとく必要はありそうやね)



希(しっかり者の生徒会長さんとポンコツえりちとのギャップを楽しんでいいのは、ウチだけなんやから♪)フフッ


今日はここまでです。ありがとうございました

更新始めます


希「わかった。ウチがしっかりえりちの力になってあげるから安心して?」

絵里「希・・・!」

希「ウチがついてなかったら、次は学校中の火災報知器を鳴らしたりとかしそうやしなあ」

絵里「なっ」

希「否定できへんやろ~?」クスクス

絵里「か、からかわないでよ!私がそんなことするわけないでしょ!」

希「暗い廊下で涙目になってたような人が言うても説得力ないで、えりち」

絵里「な、なんでそんなこと希が知って――あ・・・」

希「えりちのことはなんでもお見通しや♪」

絵里「もう・・・・///」ガクッ


希「ま、冗談はそれくらいにするとして」

希「そうやね、まずは言葉遣いから変えていくのがいいんちゃう?」

絵里「言葉遣い?」

希「そう。ベタなやり方やけど、えりちの場合は大人数が相手なんやから」

希「わかりやすいアピールをしていかないと効果ないやん?」


絵里「なるほど、たしかにそうね」

絵里「全校生徒の前で話す機会もちょくちょくあるし・・・希、ナイスアイディアよ!」グッ

希「そうやろ?もっと褒めてくれてもええんよ?」フフン

絵里「はいはい、うまくいったらたくさんご褒美あげるから」


絵里「それよりまずは、具体的にどんな風に言葉を変えていくかを考えないと」

希「!」ピクッ

絵里「うーん、理想としてはかしこいかわいいイメージに持っていきたいわけよね」

絵里「そうすると、あんまり堅い言葉ばっかり使うわけにはいかないわ・・・」

絵里「だったら思い切ってくだけた口調にしてみるとか?うーん、こんな感じかしら」




絵里『ねえそこの彼女、これから私と生徒会室でお茶しな~い?』キラーン





希「・・・・」

絵里「・・・・」


絵里「・・・なにやってるのかしら、私」

絵里「だめよ、これじゃイメージアップどころかますます威厳を失っちゃうじゃない」

絵里「じ、じゃあ、μ’sの中で威厳を持ってる子をお手本にしてみるとか―――」


絵里「・・・・・・」

希「・・・・」

絵里「いない・・・」

絵里「ことりや花陽はそういうのとはそもそも方向性が違うし、穂乃果と凛に至っては論外よ」


絵里「にこは威厳を作ろうとして見事に失敗してるいい例だから参考にはできないし・・・」

絵里「となると、真姫・海未・希の3人に絞られてくるわね」




絵里『生徒会長の話ぃ?なにそれ、イミワカンナイ!』


絵里『皆さん、おはようございます。今日の集会で皆さんにお伝えしたいのは、ラブアローシュートの効用についてです』

  『え?ラブアローシュートとは何ですか、ですって?』

  『甘い!!あなた方は、そんなことも知らずにこの学園に通っていたというのですか!』

  『いいですか、そもそもラブアローシュートというのはですね―――』



絵里『生徒会長からのスピリチュアルなお知らせやで~』

  『タロット占いの結果によると、今日の数学のテストの大問2は教科書の問題がそのまま出るから要見直し★』

  『みんなで頑張ってテスト乗り切ろ~!のぞみパワーたーっぷり注入!は~いぷしゅっ☆』



絵里「・・・・・・」

希「・・・・・・・」


絵里「全員、威厳って言葉からはほど遠いわね・・・」

絵里「ああもう、いったい私はどうしたらいいの!?」


希「えりち、どうやったらそこまでポンコツなものまねを次々に繰り出せるんや・・・」

絵里「私にもわかんないわよ」グタッ




希(これはもう、絶望的なまでにポンコツ化がすすんでるとみて間違いなさそうやね)

希(・・・えりちのため、ひいてはウチ自身のためにも、ここはまともなアドバイスをするべきなんは分かってる)

希(けど、えりちの今後へのキャスティングボートは今、ウチの手の中にあって)

希(面白い方向に話を持っていけって、さっきからずっとウチの中のスピリチュアルが囁いてるんや!)

希(ここは――――!)


ここまでです

これ以降、希がイメージ改善と称して、変な言葉を教えていく展開になるのですが
その方向性がなかなか決まらないので、アイデア募集をしたいと思います

レスが無かったら・・・893さん語とか武士言葉とか、無難そうなやつでサクッとまとめることになると思います
ご協力お願いいたします

文頭に「ガッデーム」、
後ろに「アタイに触ると痺れるぜ」をつける

もしくは、何を言われても「私エリチカ、
おまえゲロイヌ」とかえす

みなさま、いろいろご意見ありがとうございます!
一応「日本語講座」と題していますので、花魁言葉なんかは面白くなりそうですね・・・

>>1の方でも、もう少し考えてみます


希「えりち、だいぶお困りのようやね」

絵里「ええ…17年生きてきて初めて、日本語の難しさに気付いたわ」

絵里「かしこく見えるような話し方をするのって不可能に近いじゃない!」バンッ

希(別にそれは日本語に限った話じゃないと思うんやけどなあ)


希「そこで!そんなえりちのために『東條さんの楽しい日本語講座』開講や!」

絵里「日本語…講座?」

希「そう。かしこい日本語を使おうと思ったら、それなりの勉強が必要やん?」

希「で、その先生役をウチがやってあげようって話や」

希「だまされたと思ってひとつやってみない~?」

絵里(あの笑顔がなんか気になるんだけど)

絵里(でも希に頼らないとこの状況は打破できないわ)


絵里「そうね…ここは希に任せた方がよさそう」

希「お、やる気になってくれた?」

絵里「ええ、お願いするわ。なんでも教えてちょうだい」

希「よっしゃ、東條さんにバッチリお任せやで!」

希「簡単なテキスト作るから、ちょぉーっと待っててな~♪」カキカキ

絵里「え、ええ。じゃあ、私はその間にこっちの書類を片付けとくから」


希(ふふ、上手いことえりちを言いくるめられた)カキカキ


希(あんなえりちに、こんなえりち……やってもらおうやん!)



日が開いてしまい申し訳ありません
明日、一気に更新します

お待たせしました
更新はじめます



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

希「よしできた!えりち、準備はいい?」

絵里「ええ、バッチリよ!」

希「うむ、よろしい。じゃあ最初は基本事項からやね」

希「基本事項その1!日本語の上級表現で大事なのは、言いたいことを直接的に言わないようにすること!」ビシッ

絵里「おお……いきなり本格的ね」

希「というわけで、まずは慣用表現的なやつをいくつか練習してみよっか」

絵里「ええ、頑張ってマスターしてみせるわ!」

希「例文読むでー」


希「『我こそは武田信玄の亡霊じゃ、もう争いはやめい!ノーモア・関ヶ原合戦じゃ!!』」

絵里「」

希「りぴーとあふたみー♥」

絵里「『わ、我こそは武田信玄の亡霊じゃ、もう争いはやめい!ノーモア・関ヶ原合戦じゃ!』」

希「うまいうまい、やっぱりえりちは素質があるで」ククク

希(あかん、笑わんように口の中噛んどかないと…!)


絵里「…ねえ、今の文章っていったいどんな場面で使うの?」

希「それはもちろん争いごとを止めたいときやん?」


絵里「つまりあの言い方で、間接的なケンカの仲裁ができるってこと?」

希「そうそう!こういうのは日本独特の大事な表現やから、しっかり押さえとかなあかんよ♪」

絵里「ハラショー…わかったわ」

希「それじゃ、次いくで~」



・・・・・・・


希「言葉のリズムを……」

絵里「ああ、俳句とか短歌とか―――」


希「『ばしょうさん すきなたべもの なんですか』」

絵里「『ウニだけど?』」

絵里「………」


・・・・・・・・・・・・


希「そのものズバリを指して言いたくないときに使う隠語をちょっと―――」

絵里「アンパン、シャブ、スピード、アイス―――…」


絵里「美人くりいむ?へえ、そんな言葉が―――」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


希「あとは口調とか語尾を変えてみるのも手や」

絵里「………お呼びかえ?……わっちゃあ嫌よ――――」


絵里「なんでやねん、べらぼうめ!…………」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


希「―――――――――――――」

絵里「――――――……――――」










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


希「は~いここまで!えりち、お疲れ様♪」

絵里「うう…さすがにちょっと疲れたわ」グテッ

希「けどウチが教えたことちゃんと覚えきったやん、えらいでえりち」ナデナデ

希「あとは覚えた知識を実践で試してみるのみやね」

絵里「ええそうね。もともとそのために始めたことなんだし」

希「とりあえず、明日から穂乃果ちゃんにちょっとずつ使っていってみたらいいんちゃう?」

絵里「?μ’sのメンバー以外はダメってこと?」

希「うん。まだ覚えたての言葉ばっかりやし、他の子の前で失敗したときのこと考えたらダメージがおっきいやん?」

希(というか、たぶん取り返しのつかんことになるやろうし)


絵里「ちょっと、怖いこと言わないでよ」

希「ごめんごめん、けどここは安全牌でいくべきやとウチは思うんよ」

絵里「まあ、希がそこまで言うなら……」

希(よっしゃ、これで準備はOKっと)
 
希「それじゃあ健闘を祈ってるで、えりち♪」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

―翌日 朝―



穂乃果「あ、絵里ちゃんだ!おはよー!」

絵里(穂乃果!…早速試してみましょうか)

絵里「あ、おはよう  こんなにはやく どうしたの」

穂乃果(ん?)

穂乃果「え、えっとね! 今日は仕込みの数が多いからって朝早くに雪穂に叩き起こされたの!」

絵里「そうなんだ うみとことりは どうしたの」

穂乃果「」


穂乃果「ことりちゃんの日直の仕事を海未ちゃんが手伝いに行ってる…よ?」

絵里「?」

絵里「どうしたの なにかおかしな ことあった なんだかへんな かおしてるけど」

穂乃果(さっきから絵里ちゃんの話し方がおかしいような……)

穂乃果(でも絵里ちゃんはなんでもない顔してるし、穂乃果の気のせいなのかな?)

穂乃果「ううん、なんでもないよ!あ、穂乃果もそろそろ宿題しに戻らないと!また後でね、絵里ちゃん!!」ダーッ

絵里「あ、行っちゃった」

絵里「心なしか、穂乃果が怪訝そうな顔をしてたように見えたんだけど…」

絵里「ま、とりあえず他のもいろいろ試してみないとね!」


―休み時間―


3年教室



真姫「すみません、絢瀬先輩いらっしゃいますか?」

3年生「うん、いるよ。呼ぼうか?」

真姫「はい、お願いします」

アヤセサーン、ニシキノサンガヨンデルヨー  ハーイ



絵里「お待たせ、どうしたの?」

真姫「どうしたって、これを渡しにわざわざ来てあげたんじゃない」⊃

絵里「それってもしかして……」

真姫「エリーがこの前やりたいって言ってたゲームよ」

絵里「!」


真姫「女子高生がマリオカートとポケモンやりたいって、どういう神経してんだかとは思ったんだけど」

絵里「な!いいじゃない、私そういうのあんまりやったことないから楽しそうだな~って思っただけよ!!」

真姫「別に悪いなんて言ってないでしょ?ただ、高校生にもなってそのチョイスはどうかと思うって言っただけよ」

絵里「余計に悪いって言われてる気がするんだけど…」

真姫「ま、とにかく1回やってみて気に入ったんならあげてもいいから、好きなだけ遊んだらいいわ」

絵里「え、そんなの悪いじゃない。ゲームよ、ゲーム」

真姫「私もともとそういう趣味ないから、返されても正直こ、困るのよね」メソラシ


絵里(このシチュエーション……!)

絵里「――――――」シュッシュッシュ

真姫「エリー?」

絵里「ごっつぁんです!!」パッ

真姫「はぁ?」

真姫(手刀切ってそのセリフって、あなたいつから相撲取りになったのよ!?)

絵里「?」

真姫「…まあいいわ。そろそろチャイムが鳴るから戻らなきゃ」クルッ

真姫「それとエリー、どうでもいいけどあんまり希を調子に乗らせないようにしなさいよね」スタスタ

絵里「え、ええ…じゃあまたあとでね」

絵里「希を調子に乗らせるなって、どういう意味かしら……?」



―お昼休みー


タッタッタ


海未「穂乃果!隠れても無駄です!はやいうちに出てきなさい!穂乃果ぁ!?」

絵里(あら、海未じゃない)

絵里(穂乃果を呼びながら廊下を走り回っている……あの子、またなにか仕出かしたのかしらねえ)

絵里(そうだ!海未には悪いけど、私にもちょっと付き合ってもらおうかしらね)タタタッ

絵里「海未!」


海未「!」

海未「絵里!ちょうどいいところに! このあたりで穂乃果を見ませんでしたkーーー」


絵里「やあやあやあ!遠からん者は音に聞け!近くば寄って目にも見よ!」バーン

海未「はーーーー?」

絵里「我こそは音ノ木にその人ありと言われた絢瀬絵里右衛門なりーー!!」オー!


海未「」





海未「……あの、絵里?」

絵里「なにかしら?」

海未「えっと…いまのはいったい…」

絵里「いまのって、それはもちろんーーー」

絵里(あれ?これって日本の伝統的なあいさつじゃないの?海未なら通じると思ったんだけど)


海未「い、いえ、今はそんなことよりも穂乃果が優先です!」

海未「絵里!このあたりで穂乃果を見かけませんでしたか!?」


絵里「穂乃果?またなにかあったの?」

海未「英語の補習を穂乃果が12回連続でサボったので、先日遂に先生がさじを投げまして……」

絵里「海未が先生役を押しつけられたのね……」

海未「その通りです」ハァ

海未「もちろん強制されたわけではありませんが、任された以上は穂乃果に赤点など取られては困ります!」

絵里(毎度毎度、ほんと大変よねぇ……)



絵里(そうだ、ねぎらいの気持ちを伝えるときにはアレがいいって希がーー!)


絵里「ウォホン!ーーそれは実に大儀であったの、海未」

海未「は?」

絵里「そち1人に苦労が掛かること、つねづね非常に心苦しゅう思っておる」ウム

絵里「しかし、もしやするとこれもそなたと穂乃果との一つの定めというものなのかも知れんの」

絵里「私もできる限りの協力は惜しまぬゆえ、しっかり励むがよいぞ」

海未「は、ははーっ」ヘイフク



海未(あれ?条件反射でついノってしまいましたが明らかにおかしいですよね、この状況)

海未(先程のアレといい、絵里は一体どうしたのでしょうか……)

海未(偶然見かけた時代劇にハマってしまった、とかですかね)

海未(ありえます……しかし今は絵里に時間をとられている場合ではありません!)


海未「そ、それでは私はこれで。穂乃果を探し出さなければいけませんので!」ダッ

絵里「ウム!頑張るのじゃぞ~」





生徒A「ねえ、今絢瀬先輩が園田さんに土下座させてたよね…?」ヒソヒソ

生徒B「しかも園田さん、すぐどっかに走っていっちゃったし…もしかしてパシリ?」

生徒A「やだ、なんか怖い…」





―放課後―


花陽「こ、ことりちゃん…やっぱり恥ずかしいよぉ」

ことり「大丈夫だよ花陽ちゃん!すっごく可愛い♪」

花陽「で、でも、新しい衣装にメイクまでしてもらった状態で校内を歩くなんて…」

ことり「だってみんなに見てもらわないともったいないよ!」

ことり「せっかく花陽ちゃんが言い出してくれたことだしね♪」

花陽「ううう…だ、だからってそんな…」モジモジ

ことり「ほら、はやく行こ!ことりがずっとついててあげるから♪」



絵里「あら」バッタリ

ことり「あ、絵里チャン!」


絵里「ことり…と、そっちの子は?」

ことぱな「「え?」」

花陽「絵里ちゃん、もしかして花陽のこと気づいてないのかな?」コソッ

ことり「う、ううん、どうなんだろう…?」ヒソヒソ

絵里「?」


絵里(隣の子……なんか見覚えがある気はするんだけど)


絵里(衣装らしきものを着てるしメイクもしっかり…ってことは、まさかアイドル部の入部希望者?)


絵里(ことりはずいぶん乗り気みたいに見えるけど…ちょっと試させてもらわなきゃ新加入なんて認められないわ)


絵里(こういう時には圧迫面接ね!)

いったん中断します すみません

深夜に終わりまでいけるかと思います

たびたびすみません
今夜は更新できなくなったので明日の昼に延ばします

ちなみに以下、ポンコツが続きます


絵里「ことり、ずいぶんハクいスケ連れてるじゃないのよ」ズイッ

ことり「え?」キョトン

絵里「そっちの子」ジロリ

花陽「は、はいぃっ!」ビクッ

絵里「あなたが今やろうとしてることの、その重みはちゃんと分かっているんでしょうね?」

花陽「わ、私がしようとしてること……?」

花陽(も、もっとかわいい花陽に変わりたい!ってことりちゃんにお願いしたんだけど……)

花陽(絵里ちゃん、さっきからすごく怖い顔してるよぉ)ガクガク

絵里「あら、ちょっと睨まれたくらいでイモ引く気?」クイッ

花陽「ひっ!」


絵里「その程度じゃこの先やっていけっこないわ。痛い目を見る前にさっさと諦めなさい」


花陽「そ、そんなぁ……」ガーン


ことり「――――――!」サッ


絵里「!」


ことり「絵里ちゃん!どうしてそんなこと言うの!?」


花陽「こ、ことりちゃん?」


ことり「……一生懸命に勇気を出して、もっとかわいくなりたいってことりにお願いしにきてくれたんだよ?」

ことり「その前に、きっとものすごく迷ったんだと思う。でもことりと一緒にいろいろ考えて、こんなにかわいくなったの!」

ことり「それを、そんなに冷たい言い方で切り捨てるなんて…よくないよ!!」


絵里「――――――」



絵里(ことり……そんなにこの子に可能性を感じてるの?)

絵里(ことりの感性は信用できるわ。実際この子、ものすごくかわいいし)

絵里(でもμ’sに入ろうと思うなら、強い精神力だって持ってもらわなきゃ困るのよ!!)キッ


絵里「そうは言うても、ちょっとガンつけられた程度でオドオドしとるようじゃ話にならんじゃろがい!」

ことり「チュン!?」ビクッ


絵里「さあ、はよ指詰めるなり腹切るなりしてわりゃあの覚悟のほどを見せてみんかい!」オラァ


花陽「こ、ここ、ことりちゃあん…」ガクガク


ことり「だ、大丈夫!絵里ちゃん、きっとなにか勘違いしてるんだと思うよ…」マッサオ



花陽(……………)


花陽「う、ううん。花陽、頑張ってみるよ!」

ことり「え?花陽ちゃん?」


花陽「絵里ちゃん」キリッ

絵里「なに?」


花陽「は、花陽はμ’sのみんなと、それからμ’sを応援してくれる人たちのためにも、もっとかわいい花陽になりたいのォ!!!」


ことえり「「!!」」


ことり「花陽ちゃん……」


絵里「え?」

ことぱな「「?」」


絵里「は、花陽だったの?あなた……」


ことぱな「「………」」


ことぱな「「ええっ!!」」


絵里「ご、ごめんなさい。てっきりことりが新メンバー候補でもつれてきたのかと思って…」


ことり「な、なんだぁ、そんなことだったんだあ……」

花陽「び、びっくりしたよぉ……」ヘナヘナ

絵里「ごめんなさい、本当に気がつかなかったの!」

花陽「う、ううんいいよ、絵里ちゃんは別に悪くないから…」

ことり「そうだよ!絵里ちゃんが見間違えちゃうくらい、花陽ちゃんの変身計画がうまくいったってことだもんね♪」


絵里「ハラショー…そういうことだったのね」

花陽「う、うん。実はそうなの……」


絵里「花陽、自信持ちなさいよ。私、さっきこの子なら新メンバーにしてもいいって思ったんだから」

花陽「ほんとに…? 絵里ちゃん、ありがとう!」ウルッ

ことり「よかったねえ」ニコニコ










新聞部A「普通に青春してるだけじゃない」

新聞部B「あ、あれ?さっき確かに広島弁で怒鳴ってる生徒会長の声が……」

新聞部A「怒鳴るどころか、なんかほのぼのしてるじゃないのよ。ったく、ガセネタつかんでくるなんて修行不足にもほどがあるっての」

新聞部B「で、でも!レコーダーで録音したのがちゃんとーーー!」カチッ



『…―――腹切るなりしてわりゃあの覚悟のほどを見せてみんかい!』


新聞部B「」



―放課後 その2―




職員室前     【会議中 廊下では静かに】ハリガミ






凛「………………」タタタタッ

凛「………」キョロキョロ


凛「ヤツは……どこだ…」


希「ここだぁ!」バッ

凛「な!?」クルッ



のぞりん「「―――!!」」チャッ



希「…腕を上げたな、凛二等兵」

凛「くっーーー」


凛「どうして、どうして私たちを裏切ったのですか、希隊長……!」


希「……知りたいか?」

凛「っ……!」


希「そうか」フッ


希「ならば、ワシを倒して力づくで聞き出してみるがいい」サッ


凛「!」


希「早撃ちで勝負―――!」ジャキ


希「10歩歩き終わってから振り向いて撃ちあう」


希「言っておくが、加減はせんぞ?」


凛「わかりました……」コクン





のぞりん「――――――」ゴクリ



希「1!」ザッ


凛「2!」ザッ


希「3!」


凛「4!」


希「5!」


凛「6!」


希「7!」


凛「8!」


希「9……!」グッ



のぞりん「「10―――――!」」


希「いくぞぉっ」バッ

凛「にゃあああああーーーー!!」バッ




バァン








希「―――――くっ」





ドサリ





凛「の、希隊長!!」ダッ


希「ごほっ、ハアハア……ははは、負けてしまった、か…。本当に強くなったな…凛、にとう、へい…」

凛「希…隊長!しっかりしてください!」


凛「振り向いたのは、希隊長が一瞬はやかったのに…どうして…」グスッ


希「そんなことはない…お前が、ただ強くなったというだけの話さーーー」


凛「……!」

凛「―――教えてください、希隊長。なぜ私たちを裏切ったのですか」


希「!」


希「ああ、約束は約束だ…教えてやる。それはn―――」




体育教師「さっきからなにを騒いどるんじゃコラァ!!」ガラッ


のぞりん「」


体育教師「なんやえらい廊下がやかましい思たら…」

体育教師「お前ら、ワシらが職員会議しとる横で一体なにをしとったんじゃ、なにを」アアン?


凛「の、希ちゃん、マズいにゃ!この先生、キレたらヤクザなんだよ!」ガタガタ


希(なんとかして切り抜けな…!)


体育教師「おら、さっさと答えんかい、ワレ!!」

凛「にゃあ!」ビクッ


体育教師「学校にエアガンなんぞを持ち込み、あろうことか廊下でバトルごっこ!」

体育教師「俺がここに勤めて10年になるが、んなことは初めてだわ!!」シナイバシン


体育教師「しかも東條!お前生徒会のーーー」スッ


希(今や!)ダッ


希「全軍退却~~~~!」タタタター


凛「ええっ!待って、置いてかないでよ希ちゃーん!!」ダッ


体育教師「あ!おいコラ待て!!話はまだ終わっとらんだろうが!待たんかーーっ!!」ドドドドッ









~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



絵里「―――――――で。どうしてその後に無関係の『私が』大目玉をくらうハメになったのでしょうね、星空さん、東條さん?」


凛「えっと、それはぁ……」


凛(あのあと捕まっちゃった希ちゃんが手品みたいに、絵里ちゃんが悪いって話にすりかえたからなんだけど…)チラッ

希(他にごまかし方を思いつかんくって、つい……)テヘ

凛(でも、凛も一緒になって絵里ちゃんのせいにしちゃったから正直には言えないにゃあ…)


絵里「まったく」


絵里「突然職員室に呼び出されたと思ったら、全学年の先生に囲まれて」フフフ


絵里「訳も分からないまま1時間近くも吊し上げられたんですよ?」


絵里「しかもエアガンだの廊下で大騒ぎだの、まったく身に覚えのない罪状でねーーーー」ゴゴゴ


凛(け、敬語がこわいにゃ!)ガタガタ

希(字面にしたら海未ちゃんみたいやけど、なんか全然ちゃう……!)ゾクゾク


絵里「さすがの私も心が折れるかと思ったわ…このエリーチカが人前で泣くところだったのよ!!」


のぞりん((えっ))


凛「絵里ちゃん、職員室で泣きそうになっちゃったの…?」


希「先生に怒られて涙目のえりち……」


のぞりん「「それは見たかった(にゃ)!!」」



絵里「…………」プチッ


絵里「絶対に許さないわよ、2人とも!!!!!」ドカーン

凛「にゃあ!?」


絵里「ええもうかんっぜんに怒ったわ!!!!――特に希!!」


希「ウ、ウチが何か……?」


絵里「分かってるとは思うけど、週末は絶対寝かしてあげないんだからそのつもりでいるのよ!!!」ズビシッ


凛「えっ…////」


希「ダ、ダレカオタスケ~」






―放課後 その4―



にこ「絵里、悪いんだけど今晩うちに泊まってチビ達の相手してやってくれない?」


絵里「こころちゃん達の相手?別にかまわないけど、なにかあったの?」


にこ「今日はママが夜勤で帰って来れないのに、こころが友達を泊める約束しちゃったのよ」


絵里「ああ、それで人手が足りなくなっちゃったのね」


にこ「そう。早めに寝かしつけるつもりなんだけど、それまで私1人でチビたちをちゃんと見てられるか分かんないから」


絵里「もちろんOKよ、私でいいならいくらでも使ってちょうだい」


絵里(今日は希を放っておくつもりだったし、ちょうどいいわ)


にこ「ありがと、助かるわ。じゃあ、帰りにご飯の材料買っていきましょ」


絵里「なにつくるの?」


にこ「みんなで楽しく食べられるものにしたいから、お鍋がいいわね」


絵里「ハラショー、私もお鍋大好きよ!」


にこ「あんたの好みは聞いてないわよ!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



―矢澤家―


にこ「ただいま~」ガチャッ


こころ「お帰りなさい、お姉様!」タタタッ


おともだち一同『おかえりなさーい!!』ダダダッ


にこ「みんな元気がいいわね!なにして遊んでたの?」


ここあ「さっきまで外でおにごっこしてたんだよー!」

こころ「とっても楽しかったです!」


にこ「そっかあ、じゃあいい子でにこにーを待ってくれてたみんなにいいお知らせがあるニコ☆」


にこ「今日は特別に絵里お姉ちゃんに来てもらったニコ☆」チョイチョイ


絵里「こんにちは~」


ここあ「わーい、絵里お姉ちゃんだ!あいたかったよ~」ダキッ


絵里「久しぶりね、ここあちゃん。あ、前よりちょっと重くなった?」ヒョイ


ここあ「うん!ここあは毎日成長してるんだって!にこにーが教えてくれたよ!」ニコニコ


絵里「そうね、きっとここあちゃんはにこにーよりずっと大きくなるわよ♪」

にこ「―――さ、さあ!みんなお腹すいたでしょ~?にこにー特製のスペシャルお鍋つくるからみんなも手伝うニコ☆」


チビ’s『はーーい!!!』



~~~~~~~~~~~~~~~


にこ「はーい、チビちゃん達にはお肉と野菜をいれてもらうニコ~」


ここあ「ここあがやる~!」

友達1「ここあちゃんズルい!私もやりたいよお!」

友達2「アタシもやる~!!」

こころ「静かにしなさい!お姉様が困っているでしょう!?」



ワイワイ キャッキャ




グツグツ


にこ「よーし、もう食べてもよさそうね!――お皿にとってほしい人は~?」


チビ’s『はいはいはいはい!!!』



にこ「おおう…元気いっぱいね。じゃあ絵里、小皿に取るの手伝ってくれる?」


絵里「ええ、任せて♪」

絵里「はい、絵里お姉ちゃんが取ってあげるからね~」


友達1「絵里お姉ちゃん、おねがい!」⊃お椀


絵里「はいはい、ちょっと待っててね♪」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



友達2「そういえば、音楽の先生がもうすぐ結婚するんだって!」モグモグ


こころ「音楽の先生が?誰とするんですか?」


友達2「3組の田中先生とだって!」


友達1「そうなんだあ!おめでとうって言ってあげなきゃいけないね~」


絵里「へえ…学校の先生同士で結婚って本当にあるのね」

にこ「むしろそっちの方が多いでしょ。教師なんて出会いの機会が学校しかないじゃない」モグモグ


絵里「夢も希望もない発言ね……」


ここあ「ねえにこにー、先生達ってけっこんしたらどうなるの?」


にこ「うーん、そうねえ…たぶん音楽の先生の名字が田中先生と同じになったりするニコ」


ここあ「えー!音楽の先生も田中先生になっちゃうの!?」

こころ「小学生にもなってそんなことも知らなかったのですか、ここあ!」ペシン


友達1「ねえ、でも田中先生って4組の先生と仲がいいって女子の間でウワサになってなかったっけ?」


にこえり((!))


絵里「仲がいいって?」


友達1「えっとねー、お休みの日に2人で手をつないで歩いてるのを見たことある子がいたとかねー」


友達1「学校でもよく2人でしゃべってたりするの!」


にこ「へえー…」

にこ(ちょっと話題をそらした方がいいかしらねえ……)

にこ(絵里!)チラッ



絵里「それはなんだか、泥沼の三角関係の気配がするわね!!」


にこ「」


ここあ「どろぬまのさんかくかんけいってな~に~?」


絵里「えっとね、1人の男の人に2人ーーーーーー」


にこ「そんなことよりほら、お肉が煮え過ぎちゃう前にはやく食べるニコ☆」クチフサギ



ここあ「ねえにこにー、教えて教えて!どろぬまのさんかくかんけいってなんなの~?」


にこ「ええ!?えぇっと、それはね~」チラッ


にこ(子供の前でなんてこと言ってんのよ!責任取ってうまいこと誤魔化しなさい!!)テレパシー


絵里(……!)テレパシージュシン


絵里(にこからの念…。『子供達に言ったことを責任取ってうまいこと説明してあげなさい!!』ね!)ジュシンシッパイ


絵里(任せてちょうだい!)グッ


絵里「ここあちゃん、泥沼の三角関係っていうのはね」


ここあ「うんうん!」


絵里「簡単に言うと、音楽の先生と4組の先生と、田中先生との痴情のもつれのことなの」


にこ「」ブフッ


ここあ「よくわかんない……」


絵里「たとえば、最初は田中先生と4組の先生がラブラブだったとするでしょ?」


絵里「でもそれを見た音楽の先生は、自分が田中先生とラブラブしたいから4組の先生にイジワルするようになるのよ」


友達1「イジワルって?」


にこ「ちょ、ちょっとみんな~?」


絵里「うーんそうね、最初はものを隠したり、脅迫メール送ったり…」


絵里「その次に、無言電話をかけたりとか家に侵入したりとか、スキャンダルをばらまいたりとか…」


絵里(――で、合ってたわよね?)


こころ「きょうはく…メール?」


ここあ「すきゃんだるってなあに~?」


にこ「絵里~?もうそろそろその話はやめにするニコ~」ピクピク


絵里「――スキャンダルをばらまくっていうのは、4組の先生の過去の不倫歴とかホスト遊びに使ったお金の額とかをみんなに言っちゃうことよ」


絵里「そうやって最終的には田中先生を寝とっt―――――」


にこ「え~~~~り~~~~!!!いい加減にしなさいってのよこの大馬鹿!!!」ダンッ


絵里「ええ!?なによ、教えろって言ったのはにこじゃないの」


にこ「はあ!?」


ここあ「なんだかむずかしい言葉ばっかりでよくわかんないよおー」


友達2「な、なんか大人ってこわそうだね……」ブルブル


絵里「あ、そうね。最近はホストクラブで入れたドンペリの数まで調べられるってーーーー」


にこ「あんたはもう黙ってなさいっての!!」


絵里「のぞ、みが」コゴエ

にこ「―――――!!希、希ね!!あいつがまた変なこと吹き込んだのね!!」


にこ「まったく、かわいい妹たちの前でそんなことペラペラしゃべるなんてありえないわ!!」


にこ「あんたと希は当分うちの敷居をまたがせないからねぇ!!!」


絵里「ええぇっ!!そんなぁ!!」ガーン




その3終わりです

ひたすら絵里をポンコツにしてしまったので、もう少しかしこいやつをおまけのおまけとして
ちょっとだけ書きます


―とある放課後―


一年生「えへへ、中庭にたくさん咲いてたからもらってきちゃった」


一年生「しばらくは教室に飾っとこうかなあ」テクテク


絵里「急がなきゃ!」ダダッ


一年生「きゃっ!」


ゴツン バタン


一年生「いたた…」


絵里「ご、ごめんなさい、大丈夫ですか!?」


一年生「え、あ、絢瀬先輩!?」ドキッ


絵里「ええ、そうだけど―じゃなくて!あなた、ケガはない?」


一年生「は、はい。私は大丈夫です」


絵里「そう、それはよかった」ニコ

一年生「…///」


絵里「あら」ジッ


一年生「?」


絵里「こんなに綺麗な花、いつ採ってきたの?」


一年生「えっ、えっと中庭に咲いてたのを少しもらってきたんです」


一年生「私、りんどうの花が大好きで。だから教室にしばらく飾っておこうかなって」


絵里「そうだったの」


絵里「りんどうってほんとにいい花ね。私、りんどうがこんなに綺麗とは知らなかったわ」


一年生「は、はあ…」



絵里「―――私、急にりんどうが好きになったわ」フフ


一年生「!」


絵里「それに、あなたもりんどうが好き…道理であなたはりんどうみたいな人ね」


一年生「……!」ドキン


一年生「あの…どうしてそう思われるんですか?」


絵里「さあ、どうしてということはないんだけど。あなたがどこかりんどうみたいな風だからかしらね」


一年生(うそ…そんな…////)



希(えりち、なかなかやりおるなあ)コソッ

本当におしまい。
最後のは野菊の墓のパロディーです

お付き合い頂きありがとうございました

予定ではこのあと、甘酸っぱいあれやこれやを続けるはずでしたが、
おまけであんまり引っ張るのもよくないだろうと思いましたので、ここらで
落とそうと思います。

途中でレスをくださった方、アイデアをくださった方、ここまで読んでくださった方、
本当にありがとうございました

落とす前に誘導は入れてもらえますか?

>>304
まだ話がまとまっていないのでできません…
次スレ立てたときには、これとつながってるよという表示をしておきますので
見かけたら「ああ、あれか」と思っていただければと思います 

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月02日 (日) 21:08:32   ID: Xuk--HQG

のぞえり良いね

2 :  SS好きの774さん   2014年11月21日 (金) 17:32:00   ID: gjKu63NR

なんだこの新婚みたいなカップルは
キュンとするね

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