流子「全部片付いたし安価で何かするか」 (37)

流子「この手であたしは鬼龍院羅暁を、母さんを倒した」

流子「無事卒業式も終わってマコ達と一緒に引っ越しもした」

流子「今日はマコも出かけてるし……暇だ!」

流子「とりあえず↓2でもするかぁ」


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流子「久しぶりに姉さんに会いに行くのも悪くねぇな!」

流子「そういやガッツの尻から出たことを思い出しちまった」

流子「尻の中通ったからあの時のあたしの身体は……やっ、やめようぜこんな思い出」

流子「んじゃちょっくらバイクに跨って姉さんん所に!」

流子「おばさん、おじさん! 行ってきまーす!」


流子「当たり前だけど本能寺町よりも道路の整備は良いよな」

流子「神奈川も案外悪い所じゃないな鮮血……ってもういないんだもんな」

流子「姉さんは変わったかなぁ、女の子らしくなってればいんだけど……って!」

流子「姉さんが何処に居るか知らねえええええええええええええ」

流子「この纒流子一生の不覚……何時まで経っても辿り着かねえわ」

流子「ここは↓2で状況を打開するしかねえ」

大声で皐月の名前を叫ぶ

流子「閃いた>>7だ! 叫べば反応してくれるはずだ」

流子「わけがわかんねぇかも知れないけどいける! 天才だ」

流子「普通の人間なら聞こえないかもしれないがあいつは鬼龍院皐月様なんだ」

流子「こりゃあたしも大学への進路を考えてもいいかもな……すぅー」

流子「鬼龍ゥゥゥウウ院ッッッ! 皐月ィィィイイイイイイイイ!!!!」

流子「……もう一回だ、すぅー」

流子「鬼龍ゥゥゥウウ院ッッッ! 皐月ィィィイイイイイイイイ!!!!」



流子「おかしい……ヒールの音も聞こえないし後光も見えねぇぞ……」



流子「姉さんもちゃんと鞘に収まった、ってことか」

流子「何時迄も「この豚どもがああああああ」とか言えないもんな」

流子「姉さんがちゃんと現実を見てくれて嬉しいぞ」

皐月『纒流子ォォオオオオ!! 路上で叫ぶとは何事だ! 恥を知れこの豚がぁ!!」

流子「何て言われそうで怖かったけどな」

流子「これじゃ何時まで経っても進展しないし↓2でアクセル全開だ!」

流子「そうだ! マコなら知ってるかもな!」

流子「……あたしが知らなくてマコが知っているって結構ショックだな」

流子「ま、まぁ蟇郡とかから聞いてるかもしれないし」

流子「えっとマコ、マコ……あった」

流子「流石に電話は繋がると信じて、と」プルルル

マコ「はい! 何時も元気大盛りてんこ盛り!! 満艦飾マコでぇす!!!」

流子「あぁマコか? あたしだけど」

マコ「私の知り合いに「あたし」って子はいません! 自己紹介してください、新手の詐欺ですか!?」

流子「あ、悪い悪い、ってか番号みれば――」

マコ「あぁ! もしかして「あたし」って名前ですか!? それは大変失礼しました!!」

マコ「ってその声流子ちゃん? どうしたの?」

流子「ん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

マコ「私で解ることならいいけど……って宿題まだやってないよ~進路に響くよ流子ちゃあぁん……」

流子(そういやあたしもやってねえや)

流子「それは後でやるとして皐月の居場所知ってるか?」

マコ「皐月様? 元気にやってると思うよ?」

流子「それはそうだろうけど……邪魔したな」

マコ「もしかして流子ちゃん皐月様に会いに行くの!?」

流子「あぁ、久しぶりに会ってみようかなって」

マコ「私も行く行く行く~! 満艦飾――ワープッ!!」

マコ「いざ皐月様の元へ!!」

流子「う、後ろに現れたぁ!?」

流子「ついてくるのは問題ないけど場所が解らないぞ」

マコ「えぇ!? 地獄の底まで真っ逆さまドライブ!?」

流子「蟇郡の車を思い出すな……」

マコ「でもここの近くに私達の知り合いが住んでるし会いに行って聞いてみようよ!」

流子「それマジか!? で、誰が住んでるんだ?」

マコ「↓2さんだよ、流子ちゃん!」

――とある鉄工所――

蟇郡「ん? 満艦飾に纏ではないか」

マコ「先輩、おひさです!」

流子「へぇ、そういや就職したって言ってたなお前」

蟇郡「ああ、俺も二十歳だからな」

流子(それは理由になるのか?)

蟇郡「それでどうしたんだ? 遊びにでも来たのなら茶を用意するが」

マコ「私達は皐月様の居場所が知りたくてそれを聞きにきました」

流子「以下同文」

蟇郡「皐月様だと? 何か用でもあるのか?」

流子「用っつーかなんつーかさぁ……」

マコ「先輩! この世で二人だけの姉妹が会うのに理由はいりますか!? 愛があれば十分じゃないですか!!」

蟇郡「あ、ああ……すまない」

流子「それで蟇郡、皐月の居場所を知っているか? んなら教えてもらいたい」

蟇郡「皐月様に会いたいならば……ん、ちょっと待て」

マコ「待てません!!」

蟇郡「いや、いい。アイツなら知っているかもしれないな」

流子「アイツ? お前が知らないっておかしくないか? まぁいいぜ、アイツって誰だ」

蟇郡「↓2だ、アイツならば知っているだろう」

マコ「蛇崩先輩ですかぁ?」

流子「確かにアイツなら知ってるかもな、サンキュー風紀部委員長」

蟇郡「ああ、礼には及ばんさ」

蛇崩「でもあんた達に教える義理もないわよ」

流子「蟇郡、お前モノマネ上手いなwwwwwww……こんにちは」

蛇崩「こんにちは。久しぶりね転校生に劣等生」

マコ「えええええええええ何で蛇崩先輩が此処に居るんですかぁ!?」

蛇崩「逆に何であんた達も蟇君の所にいるのよ」

流子「皐月に会いに行こうとしてんだけど場所を知らなくてな」

マコ「それで近くに蟇郡先輩が居たんでキキに来ました」

蟇郡「それで都合よくお前が来ていた、分かったか蛇崩?」

蛇崩「まぁ最初からなんとなく予想は出来てたけどね、それで転校生は皐月ちゃんから何も聞いてないの?」

流子「あの時は崩れ落ちる本能寺町から逃げるために時間は無かったからな、簡単な挨拶しかしてねぇ」

蛇崩「じゃ な く て 。今日は本能寺学園第一回同窓生徒襲会よ?」

マコ「えぇ~!? 私それ初耳ですよ、初知りですよ、今知りましたっ!!」

流子「……マジでなんだそれ」

蟇郡「その名の通り卒業後それぞれの進路に進んだ生徒たちが久しぶりに出会う会だ」

流子「いや、そりゃそうだけどよ」

マコ「じゃあ場所は本能寺学園ですか?」

蛇崩「ご名答よ劣等生、って言っても埋め立てられた新しくなった本能寺町だけどね」

蟇郡「しかし纏や満艦飾が知らないとはな」

流子「あたしも驚きだ、まさか姉さんはあたしを忘れてるんじゃ……」

マコ「それはないよ流子ちゃん! それは……って私も忘れられてる!?」

蛇崩「馬鹿ね。転校生と纏は1学年下じゃない」

流子「あ」

マコ「ふぇ」

蟇郡「む」

蛇崩「……馬鹿ばっか」

流子「まあ場所が解れば此方のもんだ! 乱入させてもらうぜ」


マコ「ご馳走だよ流子ちゃん! 何だかよく解らない物なんて無いご馳走だよ!」


蛇崩「ま、あなた達なら他の生徒も皐月ちゃんも歓迎してくれと思うわ」


流子「で、何時だその生徒襲会ってのは」


蟇郡「今日だ、良いタイミングだな纏」


流子「善は急げってな、で、何時からだ」


蛇崩「そうね大体――げっ」


マコ「???」


蛇崩「あと30分よ、しかも此処からだと2時間は掛かるわね」

流子「おま、それ絶対間に合わないだろ!? 何でチンタラしてんだよ馬鹿かぁ!?」


蛇崩「うるさいわね、あんたよりも偏差値高いっての! それにあんた達が時間奪ったようなモンでしょ」


蟇郡「他人のせいにするのは関心しないぞ蛇崩」


蛇崩「蟇君も同罪なんだけど……で、どうするの?」


流子「お前空飛べるだろ、それで運んでくれれば余裕じゃないか?」


蛇崩「極制服は羅暁との戦いで全部無くなったでしょ……探せばあるかもしれないけど」


蟇郡「遅刻は確定だが参加できないわけではないからな」


マコ「んーまぁ行ければ大丈夫です!」


蟇郡「……風紀部委員長としては面目が、な」


蛇崩「しょうがないじゃない、あぁ折角の集まりなのに」


流子「くそ、どうにか間に合う方法はないのか……?」


マコ「閃いたよ流子ちゃん流子ちゃん流子たあああああああああああああん」

マコ「助けを呼ぶの! 皆で呼べば正義のヒーローが来てくれるよ」


流子「おいおい……マコらしいな」


蛇崩「やってみる価値はある、のかしら……まぁいいわ」


蟇郡「やはりお前は特別な力を持っているな満艦飾、それじゃあ行くぞ」


マコ「力一杯元気一杯叫びます!!」


流子(何だか↓2が来そうだな……姉さんに会えるなら誰でもいい、頼む!)

流子「もう何でも誰でもいいから来てくれーーーーーーー!!」


美木杉「僕を呼んだかい纏君!」


流子「呼んでねぇ!!」


マコ「この声は美木杉先生ではないですか! でもあれれ? 見当たらない」


蛇崩「……あの変態にはもう会いたくないし嫌な思い出が蘇るんだけど」


蟇郡「それでも一緒に戦った戦友だからな、で何処に居る?」


美木杉「フハハハハハハハ!!話はスレを追っているから把握しているぞぉ! 本能寺町に行きたいんだな!?」


流子ちゃん「よく解らないけどそうだ、それでいい!」


マコ「空から美木杉先生が降ってくるよー!?」


蛇崩「馬鹿と煙はなんとやら……はぁ」

流子「み、美木杉が乳首を光らせながら落ちてくる!?」


美木杉「ヌーディスト・ビーチは当面の活動は緩やかだが生命繊維はまだ存在するからパンツのゴムは緩めないんだ」


流子「黙ってろ変態!」


マコ「でも先生は私達を助けに?」


美木杉「とーうっ! 素晴らしい着地……そうだ、君たちを皐月君のところまで送ってあげよう」


蟇郡「それは助かる、しかし移動手段は何だ? ヘリか?」


美木杉「そんな美意識の欠片も存在しない乗り物はナンセンスだ。もっと美しい物がある」


蛇崩「美しいね……ってまさか!?」


美木杉「四天王専用DTR! アーンド! 初公開の満艦飾君専用DTR&流子君専用DTR!!」


蛇崩「死ね!」


美木杉「ひどい!?」


蛇崩「アンタは昔やらかした事を現代に押し付けて!」


美木杉「へ? 何を言っているんだ蛇崩君」


蛇崩「全部アンタが黒幕なんじゃないの!? プリキュア恋愛禁止ってなによ! それでも神様なの!?」


蟇郡「落ち着け蛇崩、別人だ」


美木杉「たしかに地球の神と僕は似ているかもしなれいがそれは風評被害だ!」

ちょい中断、20時ぐらいに更新されてなかったら明日の夜には……

美木杉「ブルーのキャラデザが発表された時は正直申し訳ないと思っているさ」


蟇郡「たしかに女児アニメで乳首を発光させるキャラなど許されんからな」


美木杉「でも今は僕が風評被害を受けるとはね……ざぁDTRに早く!」


蛇崩「乗らないって言ってるでしょ!? 大体卒業式の時に壊れたのにまた作りなおしたの?」


美木杉「人間は美を追求する生き物、違うかい?」


蛇崩「あっはい」


蟇郡「しかしこれでも使わんと真剣に間に合わんぞ」

美木杉「心配ご無用、免許がなくても公道を走れるように申請はしてある」


蛇崩「理由それじゃないんだけど」


美木杉「羅暁との戦いに備えるため宝田財閥の力で警察を丸め込んでいてね。晴れて正義のヒーローになれた今も継続中だ」


蛇崩「アンタもう一回爆発すれば生まれ変われるんじゃない?」


美木杉「さぁ文句言ってないで蛇崩君も乗った乗った!」


流子「まとめて繊維喪失ッ!!」


美木杉「あぁああああああああああああ!DTRゥウウウウウウウウ!!」


流子「チッ! 結局時間を無駄にしただけじゃねぇか!」


マコ「美木杉先生使えません!」

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